JP2002353814A - Da変換器及びda変換方法 - Google Patents
Da変換器及びda変換方法Info
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Abstract
ル設定データをその値に応じたパルス幅の複数個のパル
ス信号に変換し、個々のパルス信号をローパスフィルタ
によりアナログ電圧に変換する。また、変換対象のアナ
ログ電圧に応じたデジタル設定データをその値に応じた
Hレベル、Lレベルの1個又は複数個のパルス信号に変
換してローパスフィルタによりアナログ電圧に変換す
る。
Description
PWM(パルス幅変調)でアナログ電圧に変換するDA
変換器及びDA変換方法に関する。
に変換する従来のDA変換器として、例えば、実開平3
−53042号公報、実開平6−13231号公報など
に示されている技術が知られている。
C)の構成を示すブロック図、図23は出力されるパル
ス信号を示す図である。図22において、11はリング
カウンタ(CUNT)、12はマグネチュードコンパレ
ータ(COMP)である。
の分解能と等しいbit 数(例では8bit )のリングカウ
ンタ(CUNT)11と、マグネチュードコンパレータ
(COMP)12とを有して構成され、コンパレータ1
2の入力端子A0〜A7には、出力したいレベルに対応
した同じbit 数の設定データDSET が図示しないCPU
等から印加されている。
A変換器は、ディジタル複写機やスキャナー等の原稿読
取部における読取レベルの自動調整の制御等において、
例えば、アナログ信号の直流レベルやAD変換器のフル
スケールレベルやゼロスケールレベルを調整するフィー
ドバック回路に使用するもので、設定データDSET が変
化する時間間隔は、カウンタの繰り返し周期であるPwm
周期に比較して充分に大きな時間間隔を有するものであ
る。
Kを常にカウントし、そのカウント値Q0〜Q7をコン
パレータ12の入力端子B0〜B7に出力する。コンパ
レータ12は、図23(a)に示すように、DSET >カ
ウント値の場合、比較結果として、設定データDSET に
応じたパルス幅のパルス信号Vpwm =Hを出力する。パ
ルス信号Vpwm は、抵抗R、コンデンサCによるRCフ
ィルタにより平滑化され、設定データDSET に応じたレ
ベルのアナログ電圧Vdac として出力される。
28である場合のパルス信号Vpwmとアナログ電圧Vdac
との信号波形をとして、また、設定データDSET =
64である場合のパルス信号Vpwm とアナログ電圧Vda
c との信号波形をとして示している。
設定値DSET との関係は、図22、図23の例の場合、
以下に示す式で表すことができる。
化は実現する分解能(図の例では8bit →1/256)
の1/2以下である必要がある。このためには、 Vpwm=H出力時のVdac変化分 {Vh−Vdac(0)}×{1−exp(−Th/τ)} <(Vh−Vl)/256/2 (式1) Vpwm=L出力時のVdac変化分 {Vl−Vdac(1)}×{1−exp(−Th/τ)} >(Vh−Vl)/256/2 (式2) Vdac(0):Vpwm=Hの直前のVdac Vdac(1):Vpwm=Lの直前のVdac τ:RCフィルター時定数 を満足する必要がある。
Th=Tlが上記式1の最大値、式2の最小値となる。更
に、Vl=0の場合、式1と式2とは等価となり、定常
状態を考えると、 となる。
を使う場合、RCフィルタの時定数τは、 τ>T×128=0.1μs×256×128 ≒3.3ms となる。従って、ゼロからフルスケールまで変化させた
場合の応答時間t(誤差:1/2LSB=1/512)
は、 t=−τ×ln(1/512)=20.6ms となり、非常に長い時間が掛かってしまう。
CPU等を用いずに、簡単な構成で、同等の応答時間で
あれば、PWM型DACのリップル電圧を小さく抑え、
同等のリップル電圧であればフィルタの時定数を小さく
して応答時間を短くすることができるDA変換器及びD
A変換方法を提供することを目的とする。
ないデジタルICに集積化の容易な構成のDA変換器及
びDA変換方法を提供することを目的とする。
に、第1の手段は、設定データをアナログ電圧として出
力するDA変換器において、nビットの設定データの上
位nhビットと基準クロックとが入力され、設定データ
の上位nhビットのデータに応じたパルス幅のPWM信
号とPWM信号の周期を示すPWM周期信号とを発生す
るPWM信号発生部と、 PWM信号発生部からのPW
M信号、PWM周期信号及び設定データの下位nlビッ
トのデータが入力され、各PWM周期に前記設定データ
の下位nlビットのデータに応じたパルス幅を振り分け
た分割PWM信号を生成する端数処理部と、 端数処理
部からの分割PWM信号の平均電圧を求める平滑部とを
備えたことを特徴とする。
として出力するDA変換器において、nビットの設定デ
ータの下位nlビットと基準クロックとが入力され、設
定データの下位nlビットのデータに応じたパルス幅の
PWM信号を発生するPWM信号発生部と、PWM信号
発生部からのPWM信号の振幅を規定する振幅規定部
と、設定データの上位nhビットのデータが入力され、
設定データの上位nhビットのデータに応じたLレベル
を規定するLレベル規定部と、Lレベル規定部で規定し
たLレベルと振幅規定部で振幅が規定されたPWM信号
とを重畳する電圧合成部と、電圧合成部の出力の平均電
圧を求める平滑部とを備えたことを特徴とする。
として出力するDA変換器において、nビットの設定デ
ータの上位nhビットと基準クロックとが入力され、設
定データの上位nhビットのデータに応じたパルス幅の
PWM信号とPWM信号の周期を示すPWM周期信号と
を発生するPWM信号発生部と、 PWM信号発生部か
らのPWM信号、PWM周期信号及び設定データの下位
nlビットのデータが入力され、設定データの下位nl
ビットの状態に応じてnl+1ビットに拡張された多ビ
ットPWM信号を出力する端数処理部と、端数処理部か
らの多ビットPWM信号の状態に応じてHレベルを規定
するレベル規定部と、レベル規定部からのレベル規定さ
れたPWM信号の平均電圧を求める平滑部とを備えたこ
とを特徴とする。
として出力するDA変換器において、nビットの設定デ
ータの中間のnmビットと基準クロックとが入力され、
設定データの中間のnmビットのデータに応じたパルス
幅のPWM信号とPWM信号の周期を示すPWM周期信
号とを発生するPWM信号発生部と、PWM信号発生部
からのPWM信号、PWM周期信号及び設定データの下
位nlビットのデータが入力され、各PWM周期に設定
データの下位nlビットのデータに応じたパルス幅を振
り分けた分割PWM信号を生成する端数処理部と、端数
処理部からの分割PWM信号の振幅を規定する振幅規定
部と、設定データの上位nhビットのデータが入力さ
れ、設定データの上位nhビットのデータに応じたLレ
ベルを規定するLレベル規定部と、Lレベル規定部で規
定したLレベルと振幅規定部で振幅が規定されたPWM
信号とを重畳する電圧合成部と、電圧合成部の出力の平
均電圧を求める平滑部とを備えることを特徴とする。
として出力するDA変換器において、nビットの設定デ
ータの上位nhビットと基準クロックとが入力され、こ
のnhビットのデータに応じた幅のPWM信号とPWM
信号の周期を示すPWM周期信号とを発生するPWM信
号発生部と、PWM信号発生部からのPWM信号、PW
M周期信号及び設定データの中間のnmビットのデータ
が入力され、各PWM周期に設定データの中間のnmビ
ットのデータに応じたパルス幅を振り分けた分割PWM
信号と分割PWM信号の周期を示す分割PWM周期信号
とを生成する第1の端数処理部と、第1の端数処理部か
らの分割PWM信号、分割PWM周期信号及び設定デー
タの下位nlビットのデータが入力され、設定データの
下位nlビットの状態に応じてnl+1ビットに拡張さ
れた多ビットPWM信号を出力する第2の端数処理部
と、第2の端数処理部からの多ビットPWM信号の状態
に応じてHレベルを規定するレベル規定部と、レベル規
定部からのレベル規定されたPWM信号の平均電圧を求
める平滑部とを備えることを特徴とする。
びDA変換方法の実施形態を図面により詳細に説明す
る。
実施形態によるDA変換器の構成を示すブロック図、図
2は本発明の第1の実施形態によるDA変換器のより詳
細な構成を示すブロック図、図3は図1に示すDA変換
器の出力パルス信号の波形を示す図、図4はDA変換器
の出力パルス信号のより詳細な波形を示す図である。図
1、図2において、8はPwm信号発生部、9は端数処理
部、10は平滑部、11aはリングカウンタ(CUN
T)、12aはマグネチュードコンパレータ(COM
P)、13はデータセレクタ(SEL)である。
は、図1に示すように、Pwm信号発生部8と、端数処理
部9と、平滑部10とにより構成されている。Pwm信号
発生部8は、メインクロックMCLKと設定データDSE
T の上位側ビットが印加され、Pwm信号とPwm周期信号
とを生成して、これらの信号を端数処理部9に出力して
いる。端数処理部9は、メインクロックMCLKと設定
データDSET の下位側ビットが印加され、分割Pwm信号
を生成して、この信号を平滑部10に出力している。平
滑部10は、分割Pwm信号を平滑して、アナログ信号を
出力する。
2において、8ビットのカウンタ(CUNT)11aの
下位6ビットの出力とマグネチュードコンパレータ(C
OMP)12aのA>B出力とが、図1でのPwm信号発
生部8を構成し、CUNT11aの上位2ビットと、イ
ンバータゲートINV1、INV2、論理積ゲートAN
D1〜AND3、論理和ゲートOR1及びデータセレク
タ(SEL)13と、COMP12aのA≧B出力と
が、図1での端数処理部9を構成し、抵抗Rと容量Cと
が平滑部10を構成している。
説明する。
を8bit でカウントするCUNT11aの出力Q0〜Q
7のうち、下位6bit の信号Q0〜Q5は、6bit のマ
グネチュードコンパレータ(COMP)12aの入力端
子B0〜B5に入力され、上位2bit の信号Q6、Q7
は、インバータINV1、INV2、ANDゲートAN
D1〜AND3、ORゲートOR1からなるCOMP出
力選択信号発生部14に入力されている。コンパレータ
12aのもう一方の入力端子A0〜A5には、8bit の
設定データDSET の上位6bit の信号D2〜D7が印加
される。
り大きい場合に“H”れべるの“A>B”信号と、A入
力がB入力以上の場合に“H”レベルの“A≧B”信号
をそれぞれCOMP出力選択部(SEL)13のA入
力、B入力の端子に出力する。COMP出力選択部13
は、選択信号端子“SELA”がHレベルのときA入力
を選択し、LのときB入力を選択して図3に示すような
パルス信号Vpwm を出力する。パルス信号Vpwm は、抵
抗R、コンデンサCによるRCフィルタにより平滑化さ
れ、RCフィルタの出力はDA変換器の出力として設定
データDSET に応じたアナログ電圧Vdac を出力する。
M周期(T)を4つに分割した例を示している。図3に
示すように、Tは256×Tmclk(MCLKの周期)で
あり、T1〜T4はTの1/4である64×Tmclkとな
る。また、T1〜T4のHレベルの幅は、それぞれ、 Th1=int(DSET/4) Th2=Th1+int(DSET‘/3)×Tmclk Th3=Th1+int(DSET‘/2)×Tmclk Th4=Th1+DSET‘−int(DSET’/2)*2
×Tmclk (DSET‘=DSET−int(DSET/4)×4 int():少数以下切捨て)であり、Th1〜Th4でのm
ax−minは1×Tmclk以下である。
来技術と比較して、H又はLの幅が約1/4となり、す
なわち、リップル周波数が約4倍となり、アナログ電圧
Vdac でのH幅、L幅中の許容される電圧変化が従来技
術の場合と同じであるので、RCフィルタに必要な時定
数が約1/4で済むことになり、応答時間も約1/4と
することができる。
したが、任意の分割数で実現可能である。但し、DAC
のbit 数をnとした場合、2^(n-1)より分割数が多い
と、前述の構成を実現することができず、また、分割数
として2^m(mはn−1以下の整数)の場合の方が簡単
な構成で実現することができる。なお、「^」は、^以降
がべき指数であることを示す。
る場合のパルス信号Vpwm とアナログ電圧Vdac との信
号波形をとして、また、設定データDSET =64であ
る場合のパルス信号Vpwm とアナログ電圧Vdac との信
号波形をとして示している。
実施形態によるDA変換器の構成を示すブロック図、図
6は本発明の第2の実施形態によるDA変換器のより詳
細な構成を示すブロック図、図7は図1に示すDA変換
器の出力パルス信号の波形を示す図、図8は設定データ
DSET 4〜7のbit 、A>BとVpwm との関係を説明す
る図、図9はDA変換器の出力パルス信号のより詳細な
波形を示す図である。図5、図6において、8aはPwm
信号発生部、15は振幅規定部、16はLowレベル規定
部、17は電圧合成部、11bはリングカウンタ(CU
NT)、12bはマグネチュードコンパレータ(COM
P)であり、他の符号は、図1の場合と同一である。
DA変換器は、メインクロックMCLKと設定データD
SET の下位側のbit が印加され、Pwm信号を生成するP
wm信号発生部8aと、Pwm信号発生部8aからのPwm信
号を受けて振幅規定を行う振幅規定部15と、設定デー
タDSET の上位側のbit が印加され、Lowレベルを規定
してLow電圧を出力するLowレベル規定部16と、振幅
規定部15からの電圧とLowレベル規定部16からのL
ow電圧とを合成する電圧合成部17と、平滑部10とに
より構成される。
6において、4bit のカウンタ(CUNT)と4bit マ
グネチュードコンパレータ(COMP)とが図5でのP
WM信号発生部8aを構成し、buf 0〜buf 3と抵抗R
1〜R8とが図5の振幅規定部15、Lレベル規定部1
6、電圧合成部17を構成し、抵抗Rと容量Cとが平滑
部10を構成している。
説明する。ここで説明する本発明の第2の実施形態は、
DA変換器のbit 数として8bit 、M個のレベルとして
16のレベルの場合を示す。
Kをカウントする4bit のカウンタ(CUNT)11b
の出力は、A入力がB入力より大きいとき“H”レベル
を出力する(A>B)4bit マグネチュードコンパレー
タ(COMP)12bのB入力端子B0〜B3に印加さ
れ、コンパレータ12bのもう一方のA入力端子A0〜
A3には8bit の設定データDSET0〜DSET7の下位4bi
t のDSET0〜DSET3が印加される。
の上位4bit のDSET4〜DSET7は、それぞれ、バッファ
buf 0〜buf 3に接続され、COMPの出力(A>B)
とバッファbuf 0〜buf 3の出力とは、R1〜R8から
なるR−2Rラダーに接続されている。
2bの出力(A>B)とbuf 0〜buf 3の出力レベルと
によって異なり、各々の“H”レベルをVh、“L”レ
ベルをVlとし、DSET4をLSB、DSET7をMSBとし
たDSEThで表すと、A>B=Lの時、Vpwm =(Vh−
Vl)×DSETh/16+VlA>B=Hの時、Vpwm =
(Vh−Vl)×(DSETh+1)/16+Vlとなり、
8bit の設定データDSET の上位4bit でLレベルを規
定し(振幅は一定)、下位4bit でパルス幅変調した図
7に示すような信号となる。
t 値、A>BとVpwm との関係を一覧として示してお
り、また、図9には、設定データDSET =136である
場合のパルス信号Vpwm とアナログ電圧Vdac との信号
波形をとして、また、設定データDSET =72である
場合のパルス信号Vpwm とアナログ電圧Vdac との信号
波形をとして示している。このようなパルス信号Vpw
m は、抵抗R、コンデンサCによるRCフィルターを通
してアナログ電圧Vdac として出力される。
A変換器によれば、従来技術の場合に比較して、Hレベ
ル又はLレベルの間の時間が約1/16となり、Hレベ
ルとLレベルとの差も1/16となるが、許容電圧変化
は変わらないため、必要なRCフィルターの時定数を
(1/16)×(1/16)=1/256と小さなもの
とすることができる。
16として説明したが、他の値でも可能である。但し、
M=2^m(m:0〜n−1の整数、n:DACのビッ
ト数)の方が構成が非常に簡単になる。また、例として
示したM=16や32程度までであれば、アナログ要素
としてのR−2Rラダー抵抗を必要な精度でデジタルI
Cに集積することが容易である。なお、この実施形態
は、アナログ要素としてのR−2Rラダー抵抗をIC内
に集積化することなく、外付けとして構成することもで
きる。
の実施形態によるDA変換器の構成を示すブロック図、
図11は本発明の第2の実施形態によるDA変換器のよ
り詳細な構成を示すブロック図、図12はMPX0〜M
PX3の各出力、A>BとVpwm との関係を説明する
図、図13はDA変換器の出力パルス信号の波形を示す
図である。図10、図11において、9aは端数処理定
部、11cはリングカウンタ(CUNT)、12cはマ
グネチュードコンパレータ(COMP)、18はレベル
規定部であり、他の符号は図1の場合と同一である。
るDA変換器は、メインクロックMCLKと設定データ
DSET の上位側ビットが印加され、Pwm信号とPwm周期
信号とを生成するPwm信号発生部8と、メインクロック
MCLKと設定データDSETの下位側ビットが印加さ
れ、多ビットPwm信号を生成する端数処理部9と、レベ
ル規定部18と、平滑部10とにより構成されている。
11において、4bit のカウンタ(CUNT)と4bit
のマグネチュードコンパレータ(COMP)と図10で
のPWM信号発生部8を構成し、MPX0〜MPX3が
図10での端数処理部9aを構成し、抵抗R1〜R8が
図10でのレベル規定部18を構成し、抵抗Rと容量C
とが平滑部10を構成している。
て説明する。ここで説明する本発明の第3の実施形態
は、DA変換器のbit 数として8bit 、M個のレベルと
して16のレベルの場合を示す。
をカウントする4bit のカウンタ(CUNT)11cの
出力は、A入力がB入力より大きいとき“H”レベルを
出力する(A>B)4bit のマグネチュードコンパレー
タ(COMP)12cのB入力(B0〜B3)に印加さ
れ、COMP12cのもう一方の入力A(A0〜A3)
には、設定データDSET の上位4bit DSET4〜DSET7が
接続されている。また、設定データDSET の下位4bit
DSET0〜DSET3は、マルチプレクサMPX0〜MPX3
のそれぞれに接続されている。MPX0〜MPX3の出
力は、端子SELに接続されたCUNT11cのCO出
力(Q0〜Q3の全てが“H”のとき“H”となる)に
より、CO=Lのとき、A>Bが選択出力され、CO=
Hのとき、DSET0〜DSET3のそれぞれが選択出力された
ものとなる。COMP12cの出力(A>B)とMPX
0〜MPX3の出力とは、R1〜R8からなるR−2R
ラダーに接続されている。
MPX0〜MPX3の出力レベルによって異なり、それ
ぞれの“H”レベルをVh、“L”レベルをVlとし、
MPX0の出力をLSB、MPX3の出力をMSBとし
たMPXで表すと、 CO=Lの場合、 A>B=Lの時、 Vpwm=Vl A>B=Hの時、 Vpwm=Vh CO=Hの場合、 A>B=Lの時、 Vpwm=(Vh−Vl)×MPX/16+Vl A>B=Hの時、 Vpwm=(Vh−Vl)×(MPX+1)/16+Vl となり、設定データDSET の上位4bit でHレベルの幅
が規定されたVl−Vh振幅の信号と、pwm 周期の最後
の単位パルス幅で設定データDSET の下位4bitでHレ
ベルが規定された信号となる。
BとVpwm との関係を一覧として示しており、また、図
13には、設定データDSET =136である場合のパル
ス信号Vpwm 、アナログ電圧Vdac 、リップル電圧Vri
p の各信号波形をとして、また、設定データDSET =
68である場合のパルス信号Vpwm 、アナログ電圧Vda
c 、リップル電圧Vrip の各信号波形をとして示して
いる。このようなパルス信号Vpwm は、抵抗R、コンデ
ンサCによるRCフィルターを通してアナログ電圧Vda
c として出力される。
A変換器によれば、従来技術の場合と比較して、Hレベ
ル又はLレベルの間の時間が約1/16となるが、許容
電圧変化が変わらないため、必要なRCフィルターの時
定数を約1/16とすることができる。
16として説明したが、他の値でも可能である。但し、
M=2^m(m:0〜n−1の整数、n:DACのビッ
ト数)の方が構成が非常に簡単になる。また、例として
示したM=16や32程度までであれば、アナログ要素
としてのR−2Rラダー抵抗を必要な精度でデジタルI
Cに集積することが容易である。
の実施形態によるDA変換器の構成を示すブロック図、
図15は本発明の第4の実施形態によるDA変換器のよ
り詳細な構成を示すブロック図、図16は図1に示すD
A変換器の出力パルス信号の波形を示す図、図17はD
A変換器の出力パルス信号のより詳細な波形を示す図で
ある。図14、図15において、8bはPwm信号発生
部、11dはリングカウンタ(CUNT)、12dはマ
グネチュードコンパレータ(COMP)であり、他の符
号は図1、図5の場合と同一である。
るDA変換器は、メインクロックMCLKと設定データ
DSET の中間のbit が印加され、Pwm信号とPwm周期信
号とを生成するPwm信号発生部8aと、メインクロック
MCLKと設定データDSETの下位側のbit が印加さ
れ、かつ、Pwm信号発生部8aからのPwm信号とPwm周
期信号とを受けて端数処理を行い分割Pwm信号を生成す
る端数処理部9と、この分割Pwm信号を受けて振幅規定
を行う振幅規定部15と、設定データDSET の上位側の
bit が印加され、Lowレベルを規定してLow電圧を出力
するLowレベル規定部16と、振幅規定部15からの電
圧とLowレベル規定部16からのLow電圧とを合成する
電圧合成部17と、平滑部10とにより構成される。
15において、4ビットのカウンタ(CUNT)11d
の下位2bit と2bit マグネチュードコンパレータ(C
OMP)12dとが図14でのPwm信号発生部8bを構
成し、CUNT11dの上位2bit とINV1、INV
2、AND1〜AND3、OR1及びCOMP12dの
A≧B出力と、SEL13とが図14での端数処理部9
を構成し、さらに、buf 0〜buf 3とR1〜R8とが図
14でのLレベル規定部16、振幅規定部15、電圧合
成部17を構成し、抵抗Rと容量Cとが平滑部10を構
成している。
て説明する。ここで説明する本発明の第4の実施形態
は、8bit の設定データDSET の上位4bit をLレベル
規定に使用し、Pwm周期を4分割している例であり、前
述で説明した本発明の第1の実施形態と第2の実施形態
とを組み合わせた構成である。。
をカウントする4bit のカウンタ(CUNT)11dの
出力(Q0〜Q3)の下位2bit は、2bit のマグネチ
ュードコンパレータ(COMP)12dのB入力(B0
〜B1)に印加され、上位2bit は、INV1、INV
2、AND1〜AND3及びOR1によるセレクタ選択
信号発生部に接続されている。また、設定データDSET
は、その上位4bit がbuf 0〜buf 3を通してR−2R
ラダーに印加され、中間の2bit のDSET3〜DSET2がC
OMP12dのもう一方の入力A(A0〜A1)に入力
され、下位2bit のDSET1、DSET0がセレクタ選択信号
発生部に接続されている。COMP12dは、AがBよ
り大きいときに“H”を出力するA>B端子とAがB以
上のとき“H”を出力するA≧B端子とを有し、それぞ
れセレクター(SEL)13のB入力とA入力とに接続
されている。SEL13の選択信号入力端子SELAに
は、選択信号発生部からの出力が印加され、SEL13
は、SELAがHのときにA入力の信号を選択して出力
する。SEL13の出力は、抵抗R1を通してR−2R
ラダーの下位ビット側(R2側)に印加されている。R
−2Rラダーの出力Vpwm は、抵抗R、コンデンサCに
よるRCフィルターに接続されアナログ電圧Vdac とし
て出力される。
C変換器の出力であるVpwm の波形を図16に示してお
り、また、図17には、設定データDSET =136であ
る場合のパルス信号Vpwm 、アナログ電圧Vdac 、リッ
プル電圧Vrip の各信号波形をとして、また、設定デ
ータDSET =72である場合のパルス信号Vpwm 、アナ
ログ電圧Vdac 、リップル電圧Vrip の各信号波形を
として示している。
周期としてが、T=256/16×Tmclk=16×Tmc
lkで、さらに、T1〜T4が、16/4×Tmclk=4×
Tmclkであり、従来技術と比較するとHレベル、Lレベ
ルの保持時間を1/64とすることができる。また、電
圧レベルとしては、従来技術の1/16となり、Hレベ
ル、Lレベルの間の許容電圧変化は変化しないので、R
Cフィルターに必要な時定数を(1/64)×(1/1
6)=1/1024とすることができる。
の実施形態によるDA変換器の構成を示すブロック図、
図19は本発明の第4の実施形態によるDA変換器のよ
り詳細な構成を示すブロック図、図20は図18に示す
DA変換器の出力パルス信号の波形を示す図である。図
18、図19において、9bは端数処理部A、9cは端
数処理部B、11eはリングカウンタ(CUNT)、1
2eはマグネチュードコンパレータ(COMP)であ
り、他の符号は図1、図10の場合と同一である。
るDA変換器は、メインクロックMCLKと設定データ
DSET の上位側ビットが印加され、Pwm信号とPwm周期
信号とを生成するPwm信号発生部8と、メインクロック
MCLKと設定データDSETの中間ビットが印加され、
Pwm信号発生部8からのPwm信号とPwm周期信号とを受
けて分割Pwm信号とPwm周期信号とを生成する端数処理
部A9bと、メインクロックMCLKと設定データDSE
T の下位側ビットが印加され、端数処理部A9bからの
分割Pwm信号とPwm周期信号とを受けて多ビットPwm信
号を生成する端数処理部B9cと、レベル規定部18
と、平滑部10とにより構成されている。
19において、4ビットカウンタ(CUNT)11eの
下位2bit と2bit マグネチュードコンパレータ(CO
MP)12eとが図18でのPwm信号発生部8を構成
し、CUNT11eの上位2bit とINV1、INV
2、AND1〜AND3、OR1、COMP12eのA
≧B出力、及び、SEL13とが図18での端数処理部
A9bを構成し、MPX0〜MPX3が図18での端数
処理部B9cを構成し、さらに、抵抗R1〜R8が図1
8のレベル規定部を構成し、抵抗Rと容量Cとが平滑部
を構成している。
て説明する。ここで説明する本発明の第5の実施形態
は、8bit の設定データDSET の上位4bit でPwm周期
を4分割し、下位4bit に応じたHレベルの単位パルス
幅をPwm信号に追加するようにしたものであり、前述で
説明した本発明の第1の実施形態と第3の実施形態とを
組み合わせた構成である。
をカウントする4bit のカウンタ(CUNT)の出力
(Q0〜Q3)の下位2bit は、2bit マグネチュード
コンパレータ12e(COMP)のB入力(B0〜B
1)に印加され、上位2bit は、INV1、INV2、
AND1〜AND3及びOR1によるセレクタ選択信号
発生部に印加されている。また、設定データDSET は、
下位4bit がMPX0〜MPX3のB入力に、上位2bi
t DSET6〜DSET7がCOMP12eのもう一方の入力A
(A0〜A1)に入力され、中間の2bit DSET4、DSE
T5がセレクタ選択信号発生部に入力されている。COM
P12aの出力は、AがBより大きいときに“H”を出
力するA>B端子と、AがB以上のときに“H”を出力
するA≧B端子とがあり、それぞれセレクター(SE
L)13のB入力、A入力に接続されている。SEL1
3の選択信号入力端子(SELA)には、選択信号発生
部からの出力が印加され、入力端子SELAにHが入力
されたときA入力が選択されて出力される。SEL13
の出力は、抵抗R1を通してR−2Rラダーの下位ビッ
ト側(R2側)に接続されると共に、MPX0〜MPX
3のA入力に接続される。MPX0〜MPX3のSEL
端子には、CUNT11eのCO出力(Q0〜Q3が全
て“H”のとき“H”となる)が接続され、B入力端子
には設定データの下位4bit の各bit が入力され、MP
X0〜MPX3の出力は、R−2Rラダーに接続され
る。R−2Rラダーの出力Vpwm は、抵抗R、コンデン
サCによるRCフィルターに接続されアナログ電圧Vda
c として出力される。
C変換器の出力であるVpwm の波形を図20に示してお
り、ここでは、設定データDSET =136である場合の
パルス信号Vpwm 、アナログ電圧Vdac 、リップル電圧
Vrip の各信号波形をとして、また、設定データDSE
T =68である場合のパルス信号Vpwm 、アナログ電圧
Vdac 、リップル電圧Vrip の各信号波形をとして示
している。
周期がT=256/16×Tmclk=16×Tmclkで、T
1〜T4が16/4×Tmclk=4×Tmclkであり、従来
技術と比較するとHレベル、Lレベルの保持時間を1/
64とすることができ、このため、RCフィルターに必
要な時定数を1/64とすることができる。
よれば、ローパスフィルタに要求される時定数を大幅に
減らすことができるのでDA変換器の応答時間を短くす
ることができる。また、本発明の第2〜第5の実施形態
は、アナログ要素として4bit 〜6bit 程度のR−2R
ラダーを含むが、この程度であれば、デジタルICでも
容易に実現することができるので、容易にデジタルIC
に集積化することができる。
第5の実施形態の効果を説明する図である。図示例は、
DA変換器の分解能を8bit 、マスタクロックを10M
Hz、ローパスフィルタの時定数を従来技術でのリップル
電圧が1/2LSBとなる時定数(3227μs)を基
準とし、さらに、論理レベルVh=5V、Vl=0Vと
して、リップル電圧(LSB)、リップル電圧低減率、
応答速度(μs)、応答速度改善率を示している。な
お、リップル電圧低減率は、同一ローパスフィルタでの
リップル電圧の割合であり、応答速度改善率は、同一リ
ップル電圧でのフルスケール変化(誤差1/2LSB)
の応答速度の割合である。
WM型DA変換器のローパスフィルタに要求される時定
数を大幅に減らすことができるので応答時間を短くする
ことができる。また、本発明によれば、アナログ要素と
して含まれる4bit 〜6bit 程度のR−2Rラダーは容
易にデジタルICでも実現できるので、デジタルICに
集積化することが容易となる。
成を示すブロック図である。
り詳細な構成を示すブロック図である。
を示す図である。
を示す図である。
成を示すブロック図である。
り詳細な構成を示すブロック図である。
を示す図である。
m との関係を説明する図である。
を示す図である。
構成を示すブロック図である。
より詳細な構成を示すブロック図である。
m との関係を説明する図である。
である。
構成を示すブロック図である。
より詳細な構成を示すブロック図である。
形を示す図である。
形を示す図である。
構成を示すブロック図である。
より詳細な構成を示すブロック図である。
の波形を示す図である。
形態の効果を説明する図である。
を示すブロック図である。
ルス信号を示す図である。
(COMP) 13 データセレクタ(SEL) 15 振幅規定部 16 Lowレベル規定部 17 電圧合成部 18 レベル規定部
Claims (10)
- 【請求項1】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換器において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とが入力され、設定データの上位nhビットのデータに
応じたパルス幅のPWM信号とPWM信号の周期を示す
PWM周期信号とを発生するPWM信号発生部と、 PWM信号発生部からのPWM信号、PWM周期信号及
び設定データの下位nlビットのデータが入力され、各
PWM周期に前記設定データの下位nlビットのデータ
に応じたパルス幅を振り分けた分割PWM信号を生成す
る端数処理部と、 端数処理部からの分割PWM信号の平均電圧を求める平
滑部とを備えたことを特徴とするDA変換器。 - 【請求項2】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換器において、 nビットの設定データの下位nlビットと基準クロック
とが入力され、設定データの下位nlビットのデータに
応じたパルス幅のPWM信号を発生するPWM信号発生
部と、 PWM信号発生部からのPWM信号の振幅を規定する振
幅規定部と、 設定データの上位nhビットのデータが入力され、設定
データの上位nhビットのデータに応じたLレベルを規
定するLレベル規定部と、 Lレベル規定部で規定したLレベルと振幅規定部で振幅
が規定されたPWM信号とを重畳する電圧合成部と、 電圧合成部の出力の平均電圧を求める平滑部とを備えた
ことを特徴とするDA変換器。 - 【請求項3】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換器において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とが入力され、設定データの上位nhビットのデータに
応じたパルス幅のPWM信号とPWM信号の周期を示す
PWM周期信号とを発生するPWM信号発生部と、 PWM信号発生部からのPWM信号、PWM周期信号及
び設定データの下位nlビットのデータが入力され、設
定データの下位nlビットの状態に応じてnl+1ビッ
トに拡張された多ビットPWM信号を出力する端数処理
部と、 端数処理部からの多ビットPWM信号の状態に応じてH
レベルを規定するレベル規定部と、 レベル規定部からのレベル規定されたPWM信号の平均
電圧を求める平滑部とを備えたことを特徴とするDA変
換器。 - 【請求項4】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換器において、 nビットの設定データの中間のnmビットと基準クロッ
クとが入力され、設定データの中間のnmビットのデー
タに応じたパルス幅のPWM信号とPWM信号の周期を
示すPWM周期信号とを発生するPWM信号発生部と、 PWM信号発生部からのPWM信号、PWM周期信号及
び設定データの下位nlビットのデータが入力され、各
PWM周期に設定データの下位nlビットのデータに応
じたパルス幅を振り分けた分割PWM信号を生成する端
数処理部と、 端数処理部からの分割PWM信号の振幅を規定する振幅
規定部と、 設定データの上位nhビットのデータが入力され、設定
データの上位nhビットのデータに応じたLレベルを規
定するLレベル規定部と、 Lレベル規定部で規定したLレベルと振幅規定部で振幅
が規定されたPWM信号とを重畳する電圧合成部と、 電圧合成部の出力の平均電圧を求める平滑部とを備える
ことを特徴とするDA変換器。 - 【請求項5】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換器において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とが入力され、このnhビットのデータに応じた幅のP
WM信号とPWM信号の周期を示すPWM周期信号とを
発生するPWM信号発生部と、 PWM信号発生部からのPWM信号、PWM周期信号及
び設定データの中間のnmビットのデータが入力され、
各PWM周期に設定データの中間のnmビットのデータ
に応じたパルス幅を振り分けた分割PWM信号と分割P
WM信号の周期を示す分割PWM周期信号とを生成する
第1の端数処理部と、 第1の端数処理部からの分割PWM信号、分割PWM周
期信号及び設定データの下位nlビットのデータが入力
され、設定データの下位nlビットの状態に応じてnl
+1ビットに拡張された多ビットPWM信号を出力する
第2の端数処理部と、 第2の端数処理部からの多ビットPWM信号の状態に応
じてHレベルを規定するレベル規定部と、 レベル規定部からのレベル規定されたPWM信号の平均
電圧を求める平滑部とを備えることを特徴とするDA変
換器。 - 【請求項6】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換方法において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とにより、このnhビットのデータに応じた幅のPWM
信号とPWM信号の周期を示すPWM周期信号とを発生
し、 前記PWM信号、PWM周期信号及び設定データの下位
nlビットのデータにより、各PWM周期に前記設定デ
ータの下位nlビットのデータに応じたパルス幅を振り
分けた分割PWM信号を生成し、 分割PWM信号の平均電圧を求めて、アナログ電圧とし
て出力することを特徴とするDA変換方法。 - 【請求項7】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換方法において、 nビットの設定データの下位nlビットと基準クロック
とにより、このnlビットのデータに応じた幅のPWM
信号を発生し、 このPWM信号の振幅を規定し 設定データの上位nhビットのデータに応じたLレベル
を規定し、 規定したLレベルの信号と振幅が規定されたPWM信号
とを重畳し、 重畳された出力の平均電圧を求めて、アナログ電圧とし
て出力することを特徴とするDA変換方法。 - 【請求項8】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換方法において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とにより、設定データの上位nhビットのデータに応じ
た幅のPWM信号とPWM信号の周期を示すPWM周期
信号とを発生し、 PWM信号、PWM周期信号及び設定データの下位nl
ビットのデータにより、設定データの下位nlビットの
状態に応じてnl+1ビットに拡張された多ビットPW
M信号を生成し、 多ビットPWM信号の状態に応じてHレベルを規定し、 レベル規定されたPWM信号の平均電圧を求めて、アナ
ログ電圧として出力することを特徴とするDA変換方
法。 - 【請求項9】 設定データをアナログ電圧として出力す
るDA変換方法において、 nビットの設定データの中間のnmビットと基準クロッ
クとにより、設定データの中間のnmビットのデータに
応じた幅のPWM信号とPWM信号の周期を示すPWM
周期信号とを発生し、 PWM信号、PWM周期信号及び設定データの下位nl
ビットのデータにより、各PWM周期に設定データの下
位nlビットのデータに応じたパルス幅を振り分けた分
割PWM信号を生成し、 分割PWM信号の振幅を規定し、 設定データの上位nhビットのデータに応じたLレベル
を規定し、 規定したLレベル信号と振幅が規定されたPWM信号と
を重畳し、 重畳された出力の平均電圧を求めて、アナログ電圧とし
て出力することを特徴とするDA変換方法。 - 【請求項10】 設定データをアナログ電圧として出力
するDA変換方法において、 nビットの設定データの上位nhビットと基準クロック
とにより、設定データの上位nhビットのデータに応じ
た幅のPWM信号とPWM信号の周期を示すPWM周期
信号とを発生し、 PWM信号、PWM周期信号及び設定データの中間のn
mビットのデータにより、各PWM周期に設定データの
中間のnmビットのデータに応じたパルス幅を振り分け
た分割PWM信号と分割PWM信号の周期を示す分割P
WM周期信号とを生成し、 分割PWM信号、分割PWM周期信号及び設定データの
下位nlビットのデータにより、設定データの下位nl
ビットの状態に応じてnl+1ビットに拡張された多ビ
ットPWM信号を出力し、 多ビットPWM信号の状態に応じてHレベルを規定し、 レベル規定されたPWM信号の平均電圧を求めて、アナ
ログ電圧として出力することを特徴とするDA変換方
法。
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