JP2002353779A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002353779A
JP2002353779A JP2001154201A JP2001154201A JP2002353779A JP 2002353779 A JP2002353779 A JP 2002353779A JP 2001154201 A JP2001154201 A JP 2001154201A JP 2001154201 A JP2001154201 A JP 2001154201A JP 2002353779 A JP2002353779 A JP 2002353779A
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frequency
group
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memory
receiving
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Takashi Okumura
孝 奥村
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ラジオ放送等の放送を受信
する受信装置において、受信周波数を記憶するメモリ機
能を、より快適に利用できるようにすることである。 【解決手段】 本発明に係る受信装置1は、メモリ機能
によってグループ用メモリ部4内に複数の受信周波数を
記憶し、入力部8における操作によって指定された受信
周波数の放送をPLLチューナー部5によって受信する
受信装置である。グループ用メモリ部4においては、複
数の受信周波数が複数のグループに分けて記憶されてお
り、入力部8における操作によってグループが選択され
ると、制御部2は、選択されたグループ内のメモリ内容
を表示部9に表示し、さらに該グループ内の所定の受信
周波数が入力部8によって選択されると、制御部2は、
選択された受信周波数の放送をPLLチューナー部5に
よって受信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ放送等の放
送を受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオ放送の受信装置には、受信
周波数を記憶するメモリ機能が搭載されていた。このメ
モリ機能により記憶される周波数は、予め出荷時に記憶
される場合の他、ユーザーの操作により登録される場合
があった。
【0003】例えば、メモリ機能によって5つの周波数
を記憶可能な受信装置においては、ユーザーの操作によ
り指定された受信周波数に1〜5の番号を付して記憶し
ていた。これにより、ユーザーは1〜5の番号を指定す
る操作だけで受信周波数を設定することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置におけるメモリ機能は、単に指定された周波数
に番号を付して記憶するだけであったため、一台の受信
装置を複数のユーザーが使用する場合、メモリ機能で記
憶した内容を他のユーザーに変えられてしまう可能性が
あるという問題があった。また、メモリ機能で記憶され
た受信周波数の中に、特定の時間帯しか受信できない受
信周波数が含まれていた場合、ユーザーは、時間帯を考
慮して受信可能な周波数を自分で探さなければならず、
操作の利便性が損われるという問題があった。
【0005】本発明の課題は、ラジオ放送等の放送を受
信する受信装置において、受信周波数を記憶するメモリ
機能を、より快適に利用できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、以下のような特徴を備えている。
なお、以下に示す手段の説明中、括弧内に実施の形態に
対応する構成要素の名称と図面参照符号を例示する。
【0007】請求項1記載の発明は、1又は複数の受信
周波数をそれぞれ含んでなる複数のグループを記憶する
周波数記憶手段と、この周波数記憶手段に記憶された複
数のグループのうちいずれかのグループを選択するグル
ープ選択手段と、このグループ選択手段により選択され
たグループに含まれる受信周波数のうちいずれかの受信
周波数を選択する周波数選択手段と、この周波数選択手
段により選択された受信周波数の放送を受信する受信手
段と、を備えることを特徴としている。
【0008】また、請求項5記載の発明は、受信周波数
を設定する周波数設定手段と、この周波数設定手段によ
り設定された受信周波数を記憶するとともに、該受信周
波数に対応づけて該受信周波数が記憶された時刻を記憶
する周波数記憶手段と、この周波数記憶手段に記憶され
た受信周波数のうち、現在時刻に最も近い時刻に前記周
波数記憶手段に記憶された受信周波数を選択する周波数
選択手段と、この周波数選択手段により選択された受信
周波数の放送を受信する受信手段とを備えることを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、本
発明の実施の形態における受信装置の構成、及び動作に
ついて説明する。
【0010】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の形態における受信装置1の構成を示すブロック図で
ある。同図に示すように、受信装置1は、制御部2、メ
モリ部3、グループ用メモリ部4、PLL(Phase Lock
ed Loop)チューナー部5、AMP(アンプ)6、スピ
ーカー7、各種操作キー等を備える入力部8、及び、液
晶表示パネル等を備える表示部9の各部により構成され
る。
【0011】なお、グループ用メモリ部4は請求項1に
記載の周波数記憶手段に対応し、PLLチューナー部5
は請求項1に記載の受信手段に対応し、入力部8は、請
求項1に記載のグループ選択手段、及び、周波数選択手
段に対応する。
【0012】受信装置1においては、入力部8が備える
キーの操作に基づき、制御部2の制御に従って、図示し
ないアンテナ及びPLLチューナー部5により特定の周
波数の放送が受信される。そして、PLLチューナー部
5により受信された放送の音声はAMP6により増幅さ
れ、スピーカー7から出力される。また、制御部2は、
PLLチューナー部5によって受信中の周波数や放送局
名等を、適宜、表示部9の画面上に表示させる。
【0013】また、制御部2は、計時動作を行う時計機
能を有しており、適宜、現在の月日及び時刻を示す情報
を表示部9やグループ用メモリ部4へ出力する。
【0014】メモリ部3は、予め指定された複数の受信
周波数を記憶する。メモリ部3に記憶された受信周波数
のうちいずれかが入力部8における操作によって指定さ
れると、制御部2は、PLLチューナー部5を制御し
て、指定された受信周波数の放送を受信させる。なお、
メモリ部3には、出荷時に複数の受信周波数が記憶され
ている構成としても良いし、若しくは、入力部8におけ
る操作により指定された受信周波数を記憶する構成とし
ても良い。
【0015】グループ用メモリ部4は、複数の受信周波
数をグループ毎に記憶する。ここで、グループ用メモリ
部4内のデータの構成について、図2を参照して説明す
る。図2(a)及び(b)は、グループ用メモリ部4に
記憶されるデータの構成を模式的に例示する図である。
【0016】図2(a)及び(b)に示すように、グル
ープ用メモリ部4に記憶されるデータはグループという
単位毎にまとめられる。各グループには、グループ番
号、ユーザー情報、及び、メモリ時間の各情報が設定さ
れ、さらに、複数のメモリ番号と、各メモリ番号に対応
づけられた受信周波数とが設定される。
【0017】グループ番号は、グループ用メモリ部4内
にグループが生成される際に、各グループに付される番
号である。また、ユーザー情報は、各グループを登録し
たユーザーを示す情報であり、図2(a)に示す例では
「雄貴」、図2(b)に示す例では「千弘」というユー
ザーの氏名が、ユーザー情報として設定されている。
【0018】メモリ時間は、入力部8における操作によ
ってグループ用メモリ部4内に各グループが生成された
日時を示す情報である。図2(a)に示す例では「00.
3.17.15:30」と設定されており、これは、図2(a)に
示すグループが、2000年3月17日の午後3時30
分に作成されたことを示している。
【0019】さらに、図2(a)及び(b)に示す例で
は、1〜40の40個のメモリ番号に対応づけて、40
通りの受信周波数を登録できるようになっている。これ
らメモリ番号に対応づけられる受信周波数は、入力部8
における操作により、ユーザーが登録するものであり、
ユーザーの操作によって適宜変更や消去が可能である。
また、図2(a)及び(b)に示す例においては、メモ
リ番号はいずれも1〜40であり、また、図2(a)に
示すグループのメモリ番号2には周波数「90.00MHz」が
対応づけられており、図2(b)に示すグループのメモ
リ番号2には周波数「80.20MHz」が対応づけられてい
る。つまり、異なるグループの間では、同じメモリ番号
であっても、異なる受信周波数が対応づけられている。
【0020】なお、図2(a)に示す例では、メモリ番
号1〜40の受信周波数として様々な周波数帯の受信周
波数が登録されているが、AM放送、FM放送、TV放
送のように、バンド毎に異なるグループとして登録する
ことも可能であり、また、グループ内でバンド別に受信
周波数を設定することも可能である。
【0021】次に、本第1の実施の形態における動作を
説明する。図3は、受信装置1におけるメモリ選択処理
を示すフローチャートである。受信装置1が動作してい
る状態において、入力部8における操作により、グルー
プ用メモリ部4に記憶された受信周波数の選択処理が開
始されると、制御部2は、まず、現在選択されているグ
ループのメモリ内容を表示部9に表示させる(ステップ
S11)。ここで、メモリ内容とは、各グループに登録
されたメモリ番号や、各メモリ番号に対応づけられた受
信周波数の他、グループ番号、ユーザー情報、メモリ時
間を指す。
【0022】例えば、図2(a)に示すグループ番号1
のグループが選択された状態では、表示部9には、1〜
40のメモリ番号や、メモリ番号1〜40に対応づけて
グループ1に登録された受信周波数、或いは、グループ
番号を示す「1」という数字や、ユーザー情報としての
ユーザーの氏名等が表示される。なお、ここで、表示部
9の画面上における表示形式は任意である。
【0023】そして、入力部8によってグループの選択
操作が行われた場合(ステップS12;Yes)、制御
部2は、選択されたグループのメモリ内容をグループ用
メモリ部4から読み出して(ステップS13)、ステッ
プS11に戻る。なお、このステップS12〜S13に
示す処理は、請求項1に記載のグループ選択手段の機能
に対応する。
【0024】一方、入力部8における操作がグループの
選択操作でなかった場合(ステップS12;No)、制
御部2はステップS14に移行する。ステップS14で
は、入力部8における操作で受信周波数が選択されると
(ステップS14)、選択された受信周波数を確定し
て、該受信周波数の放送をPLLチューナー部5によっ
て受信させる(ステップS15)。なお、このステップ
S14〜S15に示す処理は、請求項1に記載の周波数
選択手段の機能に対応する。
【0025】以上のように、本発明の第1の実施の形態
における受信装置1においては、選択可能な受信周波数
を、グループ毎に、メモリ番号に対応づけて記憶するの
で、同一のメモリ番号に対して、グループ毎に異なる受
信周波数を登録することができる。すなわち、グループ
を選択した上で受信周波数を選択することによって、多
数の受信周波数が登録されていても、混乱無く、所望の
受信周波数を簡単に選択することができる。
【0026】これにより、例えば、複数のユーザーが1
台の受信装置1を使用する場合、ユーザー毎に異なるグ
ループを設定し、各ユーザーは、それぞれ自分が管理す
るグループに所望の受信周波数を登録することができ
る。この場合、各ユーザーは自分が管理するグループの
メモリ内容を自分専用として使用することができ、他の
ユーザーがメモリ内容を変更しても、影響を受けること
がない。従って、本第1の実施の形態における受信装置
1を用いれば、複数のユーザーが使用する場合であって
も、受信周波数のメモリ機能を快適に利用できる。
【0027】特に、各グループには、グループ番号やユ
ーザー情報といった各グループに固有の情報が付されて
いる。これらの情報は識別が簡単なため、ユーザーは、
現在設定中のグループがどのグループであるかを容易に
把握でき、また、自分が使用するグループを選択する操
作も簡単である。これにより、グループに係る操作の利
便性を向上させることができる。
【0028】さらに、受信周波数の選択に際しては、グ
ループが選択された上で受信周波数の選択が行われるの
で、グループ内でのメモリ番号は、グループ間で共通の
番号を使用することができる。例えば、異なるグループ
で、それぞれメモリ番号1に異なる受信周波数が登録さ
れていても、混同される恐れはない。このため、全体と
しては多数の受信周波数が登録されている場合であって
もメモリ番号を少なくすることができ、操作の利便性を
向上させることができる。
【0029】なお、本第1の実施の形態における受信装
置1においては、グループ用メモリ部4のメモリ内容に
はメモリ時間として日時を示す情報を設定できるものと
したが、本発明はこれに限定されず、各グループに登録
されたメモリ番号毎に時刻を設定することも可能であ
る。以下、この例について、第2の実施の形態として説
明する。
【0030】[第2の実施の形態]図4は、本発明の第
2の実施の形態におけるグループ用メモリ部4に記憶さ
れるデータの構成を模式的に例示する図である。なお、
本第2の実施の形態において、グループ用メモリ部4内
の構成を除く各部の構成は、上記第1の実施の形態と同
様であり、その構成及び動作についての説明は省略す
る。
【0031】なお、本第2の実施の形態において、グル
ープ用メモリ部4は、請求項5に記載の周波数記憶手段
に対応し、入力部8は、請求項5に記載の周波数設定手
段、及び周波数選択手段に対応する。
【0032】上記第1の実施の形態と同様に、グループ
用メモリ部4に記憶されるデータはグループ単位でまと
められており、各グループにはグループ番号、ユーザー
情報及びメモリ時間が設定され、メモリ番号に対応づけ
て受信周波数が登録されている。さらに、本第2の実施
の形態におけるグループ用メモリ部4内のグループに
は、メモリ番号に対応づけられた各受信周波数が登録さ
れた時刻を示す登録時刻が設定されている。この登録時
刻は、ユーザーによる入力部8の操作によって受信周波
数が登録された際に設定される。図4に示す例におい
て、メモリ番号1の受信周波数の登録時刻は「15:30」
となっている。この登録時刻は、メモリ番号1の受信周
波数「80.00MHz」が登録された時刻が午後3時30分で
あることを示している。
【0033】図5は、本第2の実施の形態において受信
装置1により実行されるメモリ登録処理を示すフローチ
ャートである。図5に示すメモリ登録処理では、入力部
8における操作によってメモリ番号及び受信周波数が設
定されると(ステップS21)、制御部2は、時計機能
が動作中であるか否かを判別する(ステップS22)。
なお、ステップS21に示す処理は、請求項5に記載の
周波数設定手段の機能に対応する。
【0034】ステップS22で、時計機能が動作中であ
る場合、制御部2は、時計機能により計時されている現
在時刻を取得し(ステップS23)、ステップS21で
設定されたメモリ番号及び受信周波数とともに、ステッ
プS23で取得した時刻をグループに登録し、グループ
用メモリ部4に記憶させる(ステップS24)。
【0035】また、ステップS22で、時計機能が動作
していない場合、制御部2は、入力部8の操作によって
入力された時刻、若しくは、データ「0」を、ステップ
S21で設定されたメモリ番号と受信周波数に対応づけ
て登録し、グループ用メモリ部4に記憶させる(ステッ
プS25)。なお、ここでデータ「0」とは、時刻が設
定されていないことを示すデータである。
【0036】次いで、本第2の実施の形態において実行
されるメモリ選択処理を、図6のフローチャートに基づ
き説明する。
【0037】図6に示すメモリ選択処理で、制御部2
は、まず、時計機能が動作中であるか否かを判別する
(ステップS31)。ここで、時計機能が動作中でない
場合、制御部2は、入力部8の操作によって選択される
受信周波数を確定し、該受信周波数の放送をPLLチュ
ーナー部5によって受信させる(ステップS33)。
【0038】一方、ステップS31において、時計機能
が動作中である場合は、時計機能により計時される現在
時刻を取得して、グループ用メモリ部4に記憶されたメ
モリ内容の登録時刻を検索し、登録時刻が現在時刻に最
も近い受信周波数を選択して、該受信周波数の放送をP
LLチューナー部5によって受信させる(ステップS3
2)。なお、このステップS32に示す処理は、請求項
5に記載の周波数選択手段の機能に対応する。
【0039】なお、以上の図6に示すメモリ選択処理
は、現在選択中のグループに関して実行されるものであ
るが、図3に示すメモリ選択処理と同様に、グループ選
択操作に応じた処理を合わせて行うことも勿論可能であ
る。
【0040】以上のように、本発明の第2の実施の形態
における受信装置1によれば、受信周波数を登録するメ
モリ登録処理において、入力部8の操作により受信周波
数が登録される時刻を、登録時刻として受信周波数に対
応づけてグループ用メモリ部4に記憶する。そして、受
信周波数を選択するメモリ選択処理においては、登録時
刻が現在時刻に最も近い受信周波数、すなわち、現在時
刻に最も近い時刻に登録された受信周波数が選択され
る。
【0041】例えば、限られた時間帯にしか受信できな
い周波数での放送であっても、その受信周波数がメモリ
登録された時は、受信可能であったはずである。つま
り、受信周波数がメモリ登録された時刻に近い時刻で
は、該受信周波数での放送を受信できると考えられる。
従って、本第2の実施の形態における受信装置1によれ
ば、限られた時間帯にしか受信できない受信周波数につ
いて、受信できない時間帯に選択してしまって無音状態
やエラーを招くことがない。これにより、ユーザーは受
信可能な時間帯を気にする必要がなく、手軽にメモリ機
能を利用することができる。
【0042】さらに、制御部2は、メモリ登録処理及び
メモリ選択処理のいずれにおいても、時計機能が動作中
でない場合も動作可能である。従って、時刻設定の狂い
等によって時計機能が正常に動作していない場合であっ
ても受信装置1を使用することが可能である。
【0043】なお、以上の実施の形態における記述内容
は、本発明に係る受信装置の好適な例を示すものであ
り、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
本実施の形態では、受信周波数を記憶するための記憶部
としてメモリ部3及びグループ用メモリ部4を備える構
成としたが、これに限らず、メモリ部3及びグループ用
メモリ部4の機能を兼ねる1個の記憶部のみを備える構
成としても良いし、図1に示す各部の具体的な実装形態
は任意である。
【0044】また、図2(a)及び(b)や図4に示す
データ構成についても、本発明の趣旨を損なわない範囲
において任意に変更可能であり、その他の具体的な構成
等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0045】さらに、上記実施の形態における受信装置
1を、RDS(Radio Data System)やRBDS(Radio
Broadcast Data System)に対応するチューナーやエン
コーダを備える構成とした場合、グループ用メモリ部4
に記憶される各グループのメモリ内容に、RDSデータ
若しくはRDBSデータを含ませることも可能である。
すなわち、図7に示すように、グループ用メモリ部4に
記憶される各グループに登録される受信周波数に対し、
各受信周波数の放送局名等のデータを対応づけて登録す
ることも可能である。
【0046】このように、本実施の形態によれば、グル
ープを分けることによって多数の受信周波数を記憶させ
ることができ、さらに、多数の受信周波数の中から所望
の受信周波数を容易に選択することができる。また、本
発明に係る一台の受信装置を複数のユーザーが使用する
場合であっても、ユーザー毎にグループを分けて使用す
れば、受信装置に記憶させた受信周波数の記憶内容を他
のユーザーによって変更されたりする恐れが無く、複数
のユーザーでも手軽に、快適に利用できる。
【0047】また、本発明によれば、現在時刻に最も近
い時刻に記憶された受信周波数が選択される。限られた
時間帯にしか受信できない周波数での放送であっても、
その受信周波数が記憶された時は受信可能であったはず
であるから、受信周波数が記憶された時刻に近い時刻で
は、該受信周波数での放送を受信できると考えられる。
従って、限られた時間帯にしか受信できない受信周波数
について、受信できない時間帯に選択してしまって無音
状態やエラーを招くことがないので、ユーザーは受信可
能な時間帯を気にする必要がない。これにより、本発明
に係る受信装置は、特定の時間帯しか受信できない受信
周波数を記憶した場合であっても快適に利用できる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、受信装置において、
受信周波数を記憶するメモリ機能を、より快適に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における受信装置1
の構成を示すブロック図である。
【図2】(a)及び(b)は、図1のグループ用メモリ
部4に記憶されるデータの構成を模式的に例示する図で
ある。
【図3】図1の受信装置1により実行されるメモリ選択
処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態における受信装置1
が有するグループ用メモリ部4に記憶されるデータの構
成を模式的に例示する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における受信装置1
により実行されるメモリ登録処理を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における受信装置1
により実行されるメモリ選択処理を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の実施の形態における受信装置1におい
て、グループ用メモリ部4に記憶されるメモリ内容にR
DSデータを含んだ場合のデータの構成を模式的に例示
する図である。
【符号の説明】
1 受信装置 2 制御部 3 メモリ部 4 グループ用メモリ部 5 PLLチューナー部 6 AMP 7 スピーカー 8 入力部 9 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数の受信周波数をそれぞれ含んで
    なる複数のグループを記憶する周波数記憶手段と、 この周波数記憶手段に記憶された複数のグループのうち
    いずれかのグループを選択するグループ選択手段と、 このグループ選択手段により選択されたグループに含ま
    れる受信周波数のうちいずれかの受信周波数を選択する
    周波数選択手段と、 この周波数選択手段により選択された受信周波数の放送
    を受信する受信手段と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記周波数記憶手段は、前記各グループに
    固有の識別情報を各グループに付して記憶することを特
    徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記周波数記憶手段は、前記各グループに
    共通する複数の識別符号を、前記各グループに含まれる
    各受信周波数に対応づけて記憶することを特徴とする請
    求項1または2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記周波数記憶手段は、前記受信周波数を
    記憶するとともに、各受信周波数が記憶された時刻を各
    受信周波数に対応づけて記憶するものであり、 前記周波数記憶手段に記憶された受信周波数のうち、現
    在時刻に最も近い時刻に前記周波数記憶手段に記憶され
    た受信周波数を選択する周波数選択手段と、 この周波数選択手段により選択された受信周波数の放送
    を前記受信手段によって受信させる受信制御手段とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】受信周波数を設定する周波数設定手段と、 この周波数設定手段により設定された受信周波数を記憶
    するとともに、該受信周波数に対応づけて該受信周波数
    が記憶された時刻を記憶する周波数記憶手段と、 この周波数記憶手段に記憶された受信周波数のうち、現
    在時刻に最も近い時刻に前記周波数記憶手段に記憶され
    た受信周波数を選択する周波数選択手段と、 この周波数選択手段により選択された受信周波数の放送
    を受信する受信手段とを備えることを特徴とする受信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744783B1 (ko) 2005-12-19 2007-08-02 엘지전자 주식회사 채널의 자동 검색 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100744783B1 (ko) 2005-12-19 2007-08-02 엘지전자 주식회사 채널의 자동 검색 방법

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