JP2008259034A - 受信装置及びプリセット設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送局の各地域毎の中継局地に割り当てられた周波数の情報を記憶していないユーザであっても簡易、迅速且つ確実にプリセット登録を行えるようにすること。
【解決手段】この受信装置は、複数のエリアと地域とを対応付けて管理するエリア・地域情報管理テーブル3aと、上記地域ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理するプリセット局情報管理テーブル3bと、上記エリアごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する中継局情報管理テーブル3cとを記憶する記憶部3と、地域からエリアの設定を行うエリア・地域設定機能2aと、機能2aにより設定された地域に対応するプリセット登録を行なうプリセット局設定機能2bと、プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する中継局設定機能2cを有する制御部1を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばラジオ放送波等を受信する受信装置等に係り、特に放送局の各地域に対応した中継局地及びその周波数の情報をプリセット登録する機能を備えた受信装置及びプリセット設定方法に関する。
従来、ラジオ放送波やワンセグ放送波を受信する受信装置の中には、使用する地域に対応する周波数の情報をプリセット登録する機能を備えたものがある。このような受信装置は、各地域で選局可能な周波数の情報をデータテーブルで保持している。
このような受信装置では、ユーザにより所望とする地域が選択されると、当該地域で選局可能な周波数をプリセット登録する。このプリセット登録については、ユーザがデータテーブルに係る表示を参照してマニュアルで選択する場合と、受信装置の制御部がデータテーブルをスキャンして受信できる周波数を自動的に選択する場合とがある。
ここで、例えば特許文献1では、受信地の近傍の都市からの放送波を受信したときの受信感度の最も高い放送波を指定し、この指定された放送波が含まれる放送波群を構成する各放送波の周波数をプリセット記憶する技術が開示されている。
特開2002−232266号公報
しかしながら、前述したマニュアルで選択する手法では、ユーザがデータテーブルの中から使用場所で受信できる周波数を一つ一つ確認しながら登録する必要がある。
また、前述した自動的に選択する手法では、受信する場所を移動した際には再びスキャンをしなければ最適のプリセット状態にはならず、また受信状況によっては正確にスキャンできない場合もある。いずれの場合も、設定に時間を要し効率的ではない。
さらに、このプリセット登録した周波数を呼び出すためには、聞きたい放送局が割り当てられているプリセット番号を選択することになるが、通常の表示手段ではプリセット番号と受信周波数しか表示されないため、ユーザは放送局毎にプリセット番号と周波数の割り当てを記憶しておかなければならない。しかしながら、ユーザは、一般的にはそのような割り当てを把握していない場合が多いことから、受信が良好な周波数をプリセット登録するのに手間と時間を要していた。
そこで、本発明は、放送局の各地域毎の中継局地に割り当てられた周波数の情報を記憶していないユーザであっても、簡易、迅速且つ確実にプリセット登録を行えるようにすることを課題とする。
本発明の第1の観点による受信装置は、記憶手段が複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルと、上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルと、上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルと、を記憶している。そして、制御手段が、上記第1のテーブルを参照して小地域識別情報から広域識別情報の設定を行う第1の機能と、上記第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行う第2の機能と、上記第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する第3の機能とを有する。
したがって、小地域識別情報に対応するプリセット登録がなされ、広域識別情報に基づいて、プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の更新がなされる。
本発明の第2の観点による受信装置は、操作入力手段が操作入力を受け付け、記憶手段が、複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルと、上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルと、上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルとを記憶する。表示手段は、設定のための画面を表示し、制御手段は、上記第1のテーブルを参照して小地域識別情報の設定を上記表示手段にて促し、上記操作入力手段の入力に基づいて小地域識別情報から広域識別情報の設定を行う第1の機能と、上記第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行う第2の機能と、上記第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部の更新を上記表示手段にて促し、上記操作入力手段の入力に基づいて当該中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する第3の機能と、を有する。
したがって、表示手段を介してユーザにプリセット登録などが促され、操作入力手段の操作入力を受けて、小地域識別情報に対応するプリセット登録がなされ、広域識別情報に基づいて、プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の更新がなされる。
本発明の第3の観点によるプリセット設定方法は、受信装置において、放送局の周波数をプリセットする設定方法であって、複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルを参照して小地域識別情報から広域識別情報の設定を行い、上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行い、上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する。
したがって、小地域識別情報に対応するプリセット登録がなされ、広域識別情報に基づいて、プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の更新がなされる。
本発明によれば、放送局の各地域毎に割り当てられた中継局地の周波数の情報を記憶していないユーザであっても、簡易、迅速且つ確実にプリセット登録を行えるようにする受信装置及びプリセット設定方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の実施の形態(以下、単に実施の形態と称する)について詳細に説明する。
先ず、図1には本発明の一実施の形態に係る受信装置の構成を示し説明する。
この図1に示されるように、この受信装置は、制御プログラム2に基づいて全体の制御を司る制御部1と、記憶部3、表示部4、操作入力部5、受信部6、復調部7、音声出力部8からなる。受信部6は、ラジオ放送波等を受信するためのアンテナ6aを備え、記憶部3には、エリア・地域情報管理テーブル3a、プリセット局情報管理テーブル3b、中継局情報管理テーブル3cが格納されている。
ここで、制御部2は例えば制御手段として機能し、記憶部3は例えば記憶手段として機能し、表示部4は例えば表示手段として機能し、操作入力部5は例えば操作入力手段として機能する。更に、エリア・地域情報管理テーブル3aは例えば第1のテーブルとして機能し、プリセット局情報管理テーブル3bは例えば第2のテーブルとして機能し、中継局情報管理テーブル3cは例えば第3のテーブルとして機能する。
尚、制御プログラム2も、当該記憶部3に格納されており、制御部1は当該記憶部3から制御プログラム2を読み出し実行する。そして、制御部1は、当該制御プログラム2に基づいて動作を行うことで、エリア・地域設定機能2a、プリセット局設定機能2b、中継局設定機能2cを奏することとなる。
このような構成において、この受信装置は、PLL(Phase Locked Loop)シンセサイザ方式を採用している。このPLL方式は、デバイスの周波数を調節する電子回路を用いるもので、設定された基準周波数や入力信号に対して出力信号の周波数を一致させる。
このPLL方式による受信装置能は、受信部6が備えている。例えばラジオ放送波の受信時には、制御部1は、放送局の周波数の情報を記憶部3から読み出し、当該周波数の情報に従ってPLLの電子回路(可変分周回路)の分周比をセットし、当該周波数の情報に対応したラジオ放送波を、アンテナ6aを介して受信し、放送信号を出力する。復調部7は、放送信号の変調方式に応じた復調処理を行って音声信号を生成する。この音声信号は音声出力部8に送出され、増幅された後、音声として出力される。
また、制御部1は、制御プログラム2を実行することで、エリア・地域設定機能2aを奏する。この場合には、制御部1は、詳細は後述するエリア・地域情報管理テーブル3aを参照することでエリア・地域設定の為の情報を表示部4に表示し、操作入力部5の操作による設定を促し、当該操作入力部5の操作入力を受けてエリア・地域設定を行う。
更に、制御部1は、制御プログラム2を実行することで、プリセット局設定機能2bを奏する。この場合には、制御部1は、詳細は後述するプリセット局情報管理テーブル3bを参照することでプリセット局設定のための情報を表示部4に表示し、操作入力部5の操作による設定を促し、当該操作入力部5の操作入力を受けてプリセット登録を行う。
そして、制御部1は、制御プログラム2を実行することで、中継局設定機能2cを奏する。この場合には、制御部1は、詳細は後述する中継局情報管理テーブル3cを参照することで中継局設定のための情報を表示部4に表示し、操作入力部5の操作による設定を促し、当該操作入力部5の操作入力を受けて中継局設定を行う。すなわち、エリア・地域設定機能2aによれば、当該エリアに割り当てられた都道府県(都市)から広域識別情報としてのエリアを設定することができる。プリセット局設定機能2bによれば、設定された地域に好適なプリセット登録を行うことができる。そして、中継局設定機能2cによれば、設定されたプリセット登録の内容を更新することができる。
尚、この実施の形態に係る受信装置を、例えば、テレビ放送波、特にワンセグ放送波等といった他のメディア放送を受信可能としたり、携帯電話機や音楽プレイヤ等の機能を複合的に備えるように構成したりしてもよいことは勿論である。
次に、図2には、図1の受信装置の構成を更に具現化して示し説明する。
この図2に示されるように、この実施の形態に係る受信装置は、アンテナ11と、チューナ部12、中間周波増幅回路(IF)13、復調回路14、増幅回路15、スピーカ16、CPU(Central Processing Unit)17、ROM(Read Only Memory)19、RAM(Random Access Memory)20、プリセットメモリ21、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ23、LCD24、キー操作部27を備えている。
CPU17は、制御バス25を介して、ROM19、RAM20、プリセットメモリ21と通信自在となっている。さらに、このCPU17は、I/O(Input/Output)ポート18、22、26、並びに制御バス25を介して、チューナ部12、LCDコントローラ23、キー操作部27の各部と通信自在となっている。
ここで、図1の各構成と図2の各構成との関係を説明すると、アンテナ11及びチューナ部12は、図1のアンテナ6a及び受信部6に相当し、復調回路13は図1の復調部7に相当し、増幅回路15及びスピーカ16は図1の音声出力部8に相当し、LCDコントローラ23とLCD24は図1の表示部4に相当し、キー操作部27は図1の操作入力部5に相当し、CPU17は図1の制御部1に相当し、ROM19、RAM20、プリセットメモリ21は図1の記憶部3に相当する。但し、これに限定されない。
このような構成において、ROM19には、CPU17において実行される各種のプログラムや、各種の処理において必要なデータが記憶されている。RAM20は、各種処理の作業領域として用いられる。また、前述したエリア・地域情報管理テーブル3a、プリセット局情報管理テーブル3b、中継局情報管理テーブル3cもROM19に格納されている。プリセットメモリ21は、プリセット番号毎に領域が割り当てられており、プリセット登録された情報を対応する領域に格納するものである。
また、LCD24は、例えば、プリセットメモリ21に記憶された選局に関するプリセット登録の情報に基づいて、後述するが中継局地と周波数等を対応付けて表示したり、あるいは、警告メッセージ等の各種のガイダンスメッセージを表示したりする。これらの表示はI/Oポート22を通じてCPU17の制御を受けるLCDコントローラ23を通じてLCD24に表示するようにされる。従って、ユーザは、LCD24に表示された各種画面を参照することでプリセット登録の情報等を確認することができ、キー操作部27を操作することで、所望とする地域やプリセット登録の情報を更新等することができる。更新されたプリセットの情報は、プリセットメモリ21に記憶される。
アンテナ11により受信された放送信号は、チューナ部12に供給される。このチューナ部12は、ユーザによる例えばキー操作部27の操作に応じたCPU17からの選局情報に基づいて、目的とする放送局の放送信号を選局し、選局した放送信号を中間周波信号に変換する。この中間周波信号は、中間周波増幅回路13を通じて、復調回路14に供給される。前述したとおり、チューナ部12は、所謂PLLシンセサイザ方式のチューナの構成とされ、CPU17から、選局情報としてPLLデータ、即ちPLLループの可変分周回路の分周比のデータの供給を受け、目的とする放送局の放送信号を選局する。
従って、CPU17は、プリセットメモリ21に記憶されている情報、例えば、その放送局の周波数情報に基づいて、当該放送チャンネルを選局するための分周比のPLLデータを形成し、これをチューナ部12に供給する。復調回路14は、選局された放送信号の変調方式に応じた復調処理を行って音声信号を形成し、増幅回路15に供給する。増幅回路15は、この音声信号を増幅し、これをスピーカ16に供給する。これによりスピーカ16からは、音声信号に応じた音声(ラジオ放送)が出力される。
次に、図3には受信装置の外観構成を示し説明する。
この図3に示されるように、受信装置100には、LCD画面101と音量ボタン102、電源ボタン103、TV/ラジオボタン104、画面/バンドボタン105、ジョグレバー107、設定ボタン107、スピーカ108、インジケータ109が配設されている。以下、各部101乃至109について、更にその機能を説明する。
先ず、LCD画面101には、後述する各種オペレーション画面が表示される。音量ボタン102は、スピーカ108から出力される音声の音量を調整するものである。電源ボタン103は、電源のON/OFFを設定するものである。TV/ラジオボタン104はTVとラジオの出力切り替えを行うものである。画面/バンドボタン105は、画面の表示を切り替えるものである。ジョグレバー106は、放送局の選局や画面上のカーソルの移動、決定の操作をするものである。尚、後述する画面の遷移は、このジョグレバー106の操作に基づく制御信号をCPU17が受けることで切り替えられる。設定ボタン107は、例えば設定メニューをLCD画面101に表示するものである。スピーカ108は音声出力をするものである。そして、インジケータ109は、電源のオン時、充電中を示唆するものである。尚、これら各部101乃至109のうち、音量ボタン102、電源ボタン103、TV/ラジオボタン104、画面/バンドボタン105、ジョグレバー106、設定ボタン107は、キー操作部27に概念上含まれる。
ここで、図4乃至図6を参照して、エリア・地域情報管理テーブル3a、プリセット局情報管理テーブル3b、中継局情報管理テーブル3cについて詳細に説明する。
図4は、エリア・地域情報管理テーブル3aの一例を示している。
この実施の形態に係る受信装置では、放送局の数を考慮して、各都道府県(都市)、つまり地域を14のエリアに分けている。すなわち、「北海道」、「東北1」、「東北2」、「関東1」、「関東2」、「中部」、「東海」、「北陸」、「近畿1」、「近畿2」、「中国」、「四国」、「九州1」、「九州2」の14エリアである。エリア・地域情報管理テーブル3aは、これら14のエリアと各エリアに含まれる地域とを対応付けて管理している。例えば、「札幌」、「函館」、「旭川」、「帯広」、「釧路」、「北見」、「室蘭」の7つの地域であれば、エリア「北海道」が対応付けられて管理されている。
図5(a)乃至(c)は、プリセット局情報管理テーブル3bの一例を示している。
この実施の形態に係る受信装置では、プリセット局情報管理テーブル3bが、各地域(各都道府県(都市))毎に、プリセット番号に初めに登録すべき放送局/中継局地と周波数の情報を対応付けて管理している。例えば、図5(a)は地域「宮城」についてのプリセット登録に係る情報について、図5(b)は地域「山形」についてのプリセット登録に係る情報について、図5(c)は地域「福島」についての各プリセット登録に係る情報を管理するプリセット局情報管理テーブルである。具体的には、例えば地域「宮城」については、図5(a)に示されるように、プリセット番号「1」に放送局/中継局地「NHK・FM/仙台」、周波数「82.5(MHz)」が対応付けられて管理されている。
図6は、中継局情報管理テーブル3cの一例を示している。
この実施の形態に係る受信装置では、中継局情報管理テーブル3cが、広域識別情報としてのエリアごとに、プリセット番号と放送局名、中継局地、周波数の情報を対応付けて管理している。例えば図6に示したのは、エリア「東北2」についてFMバンドの放送局の全周波数を収めた中継局情報管理テーブルである。
例えば、プリセット番号「2」の放送局名「Date fm」については、中継局地として「仙台」、「気仙沼」、「白石」、「志津川」、「鳴子」の5つがあり、それぞれの周波数が「77.1(MHz)」、「81.3(MHz)」、「81.4(MHz)」、「84.1(MHz)」、「84.1(MHz)」であることが、同テーブル3cから判る。
ここで、図6の中継局情報管理テーブル3cでは、親局と同じ周波数の中継局地は管理から外している。これは、中継局地を設定するまでもなく、親局の周波数で受信が可能となるからである。その一方、プリセット番号「2」、放送局名「Date fm」の「志津川」と「鳴子」のように親局と違う周波数の中継局地は複数あっても全て管理の対象に入れることにした。これは、互いの中継局地が離れた所にある可能性がある為である。
さらに、親局を除き世帯数の多い順に並べることで、当該テーブル3cを参照して生成された画面にてユーザが中継局地を選択し易くなるような便宜を図っている。例えば、NHKについては、複数の都道府県にまたがって中継局地を管理している為、地域毎に該当するものを区分し、更に世帯数の多い順に並べることで、当該テーブル3cを参照して生成された画面にてユーザが中継局地を選択し易くなるようにしている。
以下、図7のフローチャート及び図8の画面遷移図を参照して、本発明の一実施の形態に係る受信装置によるエリア指定プリセット登録の処理について説明する。
処理を開始すると、LCD24にメニュー一覧画面200が表示され、「地域指定登録」についても選択項目の一つとして表示される(ステップS1)。
続いて、CPU17は、ユーザによりキー操作部27が操作されて、「地域指定登録」が選択されたか否かを判断する(ステップS2)。
このステップS2において、CPU17は、「地域指定登録」が選択されていない、つまり他の項目が選択されたものと判断した場合には(ステップS2をNoに分岐)、他の処理へと移行する。一方、CPU17は、「地域指定登録」が選択されたものと判断した場合には(ステップS2をYesに分岐)、選択可能な地域一覧画面201をLCD24に表示する(ステップS3)。この画面201では、「北海道/札幌」から「沖縄」まで全ての地域が選択項目として表示される。
続いて、CPU17は、キー操作部27の操作により、選択項目の中から所望とする地域が選択され決定されたか否かを判断する(ステップS4)。このステップS4にて、CPU17は、地域が決定されなかったものと判断した場合、即ち「戻る」が選択された場合には(ステップS4をNoに分岐)、ステップS1に戻り上記処理を繰り返す。
一方、CPU17は、地域が決定されたものと判断した場合には(ステップS4をYesに分岐)、地域指定登録がなされ、その確認画面202がLCD24に表示される(ステップS5)。即ち、CPU17は、プリセット局情報管理テーブル3bを参照し、選択された地域に対応するプリセット登録を行う。
このプリセット登録では、プリセットメモリ21の各プリセット番号に対応した領域に放送局/中継局地、及び周波数の情報を格納する。画面202では「プリセットリスト1 宮城に設定します」との旨が確認の意味で表示される。
続いて、CPU17は「確定」がなされたか否かを判断し(ステップS6)、「確定」がなされたと判断した場合(ステップS6をYesに分岐)、ステップS1に戻り、上記処理を繰り返す。一方、CPU17は「取消」がなされたと判断した場合(ステップS6をNoに分岐)、ステップS3に戻り、上記処理を繰り返す。つまり、ステップS6にて「確定」がなされたことを確認することで、地域指定登録を完了する。
このような一例に処理により、ユーザはラジオ放送波を受信したいエリア、更には地域を選ぶ画面201に入り、地域(つまり、都道府県(都市))を選択する。この時点で受信装置では、プリセット局情報管理テーブル3bで管理されているプリセット登録に係るデータがプリセットメモリ21に登録される。
尚、テレビ放送波、特にワンセグ放送波など、他のメディア放送にも地域選択等がある場合には、上記の操作をすることで同時に設定することが可能となる。
さらに、基本的にはエリア・地域情報管理テーブル3aを参照し、地域(都道府県(都市))が含まれるエリアにある放送局の親局をプリセットするのだが、各放送局について選択した都道府県庁所在地(都市)で受信可能な中継局地に割り当てられた周波数をプリセットするため、同じエリア内でも選択した地域(つまり都道府県(都市))により、プリセット内容は異なる。この点、従来技術では「エリア」でのみ対応する放送局、周波数をプリセット登録していたので、例えば、山形でNHK・FMを受信しようとしても、初期値が仙台(宮城)の周波数82.5(MHz)であったため、中継局を山形の82.1(MHz)に設定し直さなければならなかった。しかしながら、本実施の形態に係る受信装置では、各地域毎にプリセット局情報管理テーブル3bを有しており、CPU17が選択された地域についてのプリセット局情報管理テーブル3bを参照して登録を実行しているので、選択された地域に好適な放送局、中継局地、周波数がプリセット登録される。
次に、図9のフローチャート及び図10の画面遷移図を参照して、本発明の一実施の形態に係る受信装置による中継局設定の処理について説明する。
処理を開始すると、メニュー一覧画面300をLCD24に表示する(ステップS11)。この例では、画面300では、「中継局設定」等を選択項目として表示し、ユーザにキー操作部27(ジョグレバー106)の操作による選択を促す。続いて、CPU17は選択項目である「中継局設定」が選択されたか否かを判断する(ステップS12)。
このステップS12において、選択項目「中継局設定」が選択されていない、つまり他の選択項目が選択されたものと判断した場合には(ステップS12をNoに分岐)、CPU17は他の処理へ移行する。一方、選択項目「中継局設定」が選択されたものと判断した場合には(ステップS12をYesに分岐)、CPU17は、選択可能な中継局一覧に係る画面301をLCD24に表示する(ステップS13)。この実施の形態では、中継局設定の処理を開始する直前に放送局名「Date fm」を受信していた場合を例示しているので、画面301においては、当該放送局名「Date fm」に対応する選択可能な中継局地及び周波数を表示する。
この点、従来の受信装置では周波数選局画面としてプリセット番号と周波数しか表示しておらず、更新のためにはユーザはプリセット番号と周波数(中継局)の割り当てを記憶していなければならなかったが、この実施の形態に係る受信装置では、中継局地及び周波数を合わせて表示することが可能となるので、ユーザに利便性を提供できる。即ち、より詳細には、この実施の形態に係る受信装置によれば、受信したい放送局のプリセット番号や周波数を知らずとも中継局地の設定を簡易且つ迅速に行うことが可能となる。
続いて、ユーザがキー操作部27を操作して、画面301に表示されている中継局地から所望とするものを選択するよう促し(ステップS14)、選択がなされると当該選択に従ってプリセットメモリ21の記憶内容を更新し、中継局設定の確認画面302をLCD24に表示し(ステップS15)、ステップS11に戻り、つまりメニュー一覧に係る画面300の表示に戻り、上記処理を繰り返すことになる。
このような一例の処理により、例えば仙台から離れた宮城県北地域で「Date fm」を聞きたい場合、初期プリセットは親局(仙台)の77.1(MHz)であるため受信できない可能性があるが、中継局設定に入り、ユーザは中継局地の一覧から受信したい地域に近い中継局地を選ぶことで、簡単に周波数をプリセットすることができる。即ち、中継局地と周波数とを同時に表示することにより、受信したい地域に一番近い中継局地を選ぶことで、簡単に最良の受信状態が得られることとなる。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザは受信したい放送局のプリセット番号や周波数を知らずとも放送局名で選局ができ、さらに好適な中継局の周波数が分からない場合でも表示された中継局地を参照して好適な周波数を簡単に選ぶことができる。これにより、ユーザは「放送局が間違っているのでは?」、「周波数が間違っているのでは?」という疑問を持つことなく安心してラジオを聴くことができるようになる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、受信強度の情報を更に用いてプリセット登録を行うようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る受信装置の構成図。 図1の受信装置の構成を更に具現化して示した構成図。 図1の受信装置の外観構成図。 エリア・地域情報管理テーブル3aの一例を示す図。 (a)乃至(c)は、プリセット局情報管理テーブル3bの一例を示す図。 中継局情報管理テーブル3cの一例を示す図。 本発明の一実施の形態に係る受信装置による地域指定登録の処理について説明するフローチャート。 本発明の一実施の形態に係る受信装置による地域指定登録の処理について説明する画面遷移図。 本発明の一実施の形態に係る受信装置による中継局設定の処理について説明するフローチャート。 本発明の一実施の形態に係る受信装置による中継局設定の処理について説明する画面遷移図。
符号の説明
1…制御部、2…制御プログラム、2a…エリア・地域設定機能、2b…プリセット局設定機能、2c…中継局設定機能、3…記憶部、3a…エリア・地域情報管理テーブル、3b…プリセット局情報管理テーブル、3c…中継局情報管理テーブル、4…表示部、5…操作入力部、6…受信部、6a…アンテナ、7…復調部、8…音声出力部

Claims (4)

  1. 複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルと、上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルと、上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルと、を記憶する記憶手段と、
    上記第1のテーブルを参照して小地域識別情報から広域識別情報の設定を行う第1の機能と、上記第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行う第2の機能と、上記第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する第3の機能とを有する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 操作入力を受け付けるための操作入力手段と、
    複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルと、上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルと、上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルと、を記憶する記憶手段と、
    設定のための画面を表示する表示手段と、
    上記第1のテーブルを参照して小地域識別情報の設定を上記表示手段にて促し、上記操作入力手段の入力に基づいて小地域識別情報から広域識別情報の設定を行う第1の機能と、上記第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行う第2の機能と、上記第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部の更新を上記表示手段にて促し、上記操作入力手段の入力に基づいて当該中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新する第3の機能と、を有する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 上記プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部の更新を上記表示手段にて促すときには、選択し得る複数の中継局地の名称及びその周波数の組み合わせの情報を合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 受信装置において、放送局の周波数のプリセット設定方法であって、
    複数の広域識別情報と小地域識別情報とを対応付けて管理する第1のテーブルを参照して小地域識別情報から広域識別情報の設定を行うステップと、
    上記小地域識別情報ごとに、放送局、中継局地、及びその周波数の情報を対応付けて管理する第2のテーブルを参照して小地域識別情報に対応するプリセット登録を行うステップと、
    上記広域識別情報ごとに、放送局名、複数の中継地及びその周波数の情報を対応付けて管理する第3のテーブルを参照して当該プリセット登録された中継地及びその周波数の情報の少なくとも一部を更新するステップを有する
    ことを特徴とするプリセット設定方法。
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