JP2002353645A - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

Info

Publication number
JP2002353645A
JP2002353645A JP2001161651A JP2001161651A JP2002353645A JP 2002353645 A JP2002353645 A JP 2002353645A JP 2001161651 A JP2001161651 A JP 2001161651A JP 2001161651 A JP2001161651 A JP 2001161651A JP 2002353645 A JP2002353645 A JP 2002353645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
gutter
cover member
gap
sections
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001161651A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsuhiro
智 松廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001161651A priority Critical patent/JP2002353645A/ja
Publication of JP2002353645A publication Critical patent/JP2002353645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー部材に多少の水かかかっても電子部材
を濡らすことがない電子機器の筐体を提供する。 【構成】 カバー部材1の上側角部に放熱孔群1aが形
成されている。この放熱孔群1aの形成箇所は電源回路
基板4の取り付け位置に対応する。シールドケース2の
上面には樋状部2aが形成されている。この樋状部2a
はシャーシ13の側面に向かって下り傾斜し、当該側面
を乗り越えて下方に折り曲げられている。この乗り越え
部位がアール面(曲面)を有することにより、カバー部
材1の角部内面との間に通気用隙間10が確保される。
シャーシ3の側面には通気口3aが形成されている。こ
の通気口3aによって電源回路基板4の配置空間は通気
用隙間10及び樋状部2aの溝を経て前記放熱口群1a
に通じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、VTRなど
の電子機器の筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、VTRなどの電子機器の筐体
は、電子部材が組み込まれるシャーシと、このシャーシ
を覆うカバー部材とから成るのが一般的である。そし
て、上記カバー部材の上面には、電子部材が発する熱を
機外に排出するために放熱孔群が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、コップからこぼれた水がカバー部材にかかると、水
が放熱孔群から機器内に入り込み、電子部材を濡らして
しまうことがある。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、カバー部
材に多少の水がかかったとしても電子部材を濡らすこと
がない電子機器の筐体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明における電子機
器の筐体は、上記の課題を解決するために、電子部材が
組み込まれるシャーシと、前記電子部材を覆うようにし
て前記シャーシに取り付けられるシールドケースと、前
記シャーシを覆うカバー部材とから成る電子機器の筐体
において、前記カバー部材の少なくとも上面には放熱孔
群が形成されており、前記シールドケースには前記放熱
孔群の形成位置に対応して樋状部が形成されており、こ
の樋状部はシャーシの側面に向かって下り傾斜して当該
側面を乗り越え、且つこの乗り越え部位がアール面又は
カット面を有することでカバー部材の角部内面との間に
通気用隙間を確保し、この樋状部の乗り越え部位に干渉
しない位置の前記シャーシの側面に通気口が形成されて
おり、この通気口によって電子部材の配置空間は前記通
気用隙間及び樋状部の溝を経て前記放熱口群に通じるよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0006】上記の構成であれば、例えばコップからこ
ぼれた水がカバー部材にかかり、放熱孔群から機器内に
入り込んでも、電子部材を覆うシールドケースには前記
放熱孔群に対応して樋状部が形成されているため、この
樋状部によって水の進入は阻止されることになる。そし
て、この樋状部はシャーシの側面に向かって下り傾斜し
て当該側面を乗り越えるように形成されているので、水
はシャーシ外へと導かれることになる。一方、シャーシ
の側面に形成された通気口によって電子部材の配置空間
が前記通気用隙間及び樋状部の溝を経て前記放熱口群に
通じるから、かかる筐体の放熱性が確保される。
【0007】前記樋状部の立ち上げ部とカバー部材の内
面との間には、当該内面にできた水滴の移動を阻止する
大きさの空隙が形成されているのがよい。ここで、樋状
部の立ち上げ部とカバー部材の内面との間が密着してい
ると、通気性において不利となり、大きく開いている
と、防水性において不利となる。従って、上記のごと
く、樋状部の立ち上げ部とカバー部材の内面との間には
水滴の移動を阻止する大きさの空隙が形成されているの
がよい。
【0008】樋状部の立ち上げ部とカバー部材の内面と
の間に空隙を持つ構成においては、シールドケースにそ
の樋状部に隣接して通気口を形成しておくのがよい。こ
れにより、前記シールドケースの通気口及び前記空隙を
経て放熱孔群に通じる通気路が形成されることになり、
放熱性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態におけ
る電子機器の筐体を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0010】図1及び図2に示すように、シャーシ3内
には電源回路基板4やその他の回路基板7・8が装着さ
れる。そして、シャーシ3のフロント側にはフロントカ
バー5が装着され、背面側には電源スイッチ6が設けら
れる。シールドケース2は前記電源回路基板4を覆うよ
うにしてシャーシ3内に配置される。カバー部材1はシ
ャーシ3全体を覆うように当該シャーシ3に装着され
る。
【0011】カバー部材1の角部には、その上面から側
面のなかほどにかけて放熱孔群1aが4箇所形成されて
いる。これら放熱孔群1aの形成箇所は前記電源回路基
板4の取り付け位置に対応する。シールドケース2の上
面には、放熱孔群1aの幅に対応した溝を有して放熱孔
群1aに対面する樋状部2aが形成されている。
【0012】この樋状部2aはシャーシ13の側面に向
かって下り傾斜し、当該側面を乗り越えて下方に折り曲
げられた形状を有している。この乗り越え部位(折り曲
げ部位)は、図5にも示しているように、比較的大きな
アール面(曲面)を有している。これにより、この乗り
越え部位とカバー部材1における角部内面との間に通気
用隙間10が確保されることになる。また、前記樋状部
2aの両側に形成された立ち上げ部とカバー部材1の内
面との間には、2mm幅の隙間11が形成されている。
また、シールドケース2には、樋状部2aに隣接させて
略四角形状の通気口2bが形成されている。
【0013】樋状部2aの乗り越え部位に干渉しない位
置の前記シャーシ3の側面には略逆三角形状の切欠きか
ら成る通気口3aが形成されている。この通気口3aに
よって電源回路基板4の配置空間は通気用隙間10及び
樋状部2aの溝を経て前記放熱口群1aに通じることに
なる。
【0014】かかる構成により、例えばコップからこぼ
れた水がカバー部材1にかかってしまい、図3に示して
いるごとく、水滴Aが放熱孔群1aから機器内に入り込
んだとしても、シールドケース2には前記放熱孔群1a
の幅に対応した溝を有して放熱孔群1aに対面する樋状
部2aが形成されいるため、水滴Aの進入は樋状部2a
によって遮られる。そして、この樋状部2aはシャーシ
3の側面に向かって下り傾斜して当該側面を乗り越える
ように形成されているので、水滴Aはシャーシ3外へと
導かれることになる。一方、図4に示しているごとく、
シャーシ3の側面には通気口3aが形成されており、こ
の通気口3aによって電源回路基板4の配置空間が通気
用隙間10及び樋状部2aの溝を経て放熱口群1aに通
じるこになり、通気性(放熱性)が確保される。
【0015】また、樋状部2aの立ち上げ部とカバー部
材1の内面との間には隙間11が形成されているため、
この隙間11によって電源回路基板4の配置空間は樋状
部2aに通じ、この樋状部2aを経て放熱口群1aに通
じるこになり、通気性(放熱性)が一層良好になる。こ
こで、一般に雨となって滴下してくる水滴の直径は2m
m程度であることが知られている。従って、この実施形
態のごとく、隙間11の幅を2mm程度としておくこと
により、かりにカバー部材1の天板内面を伝って樋状部
2aの溝外へ伝っていこうとする水滴Aがあるとして
も、上記隙間11に至ったときには前記立ち上げ部に接
してその表面張力により移動が阻止されるかたちとな
り、基板側へと流れこむことはない。
【0016】なお、樋状部2aの立ち上げ部とカバー部
材1の内面との間に隙間11を形成することで空隙を確
保したが、隙間11ではなく、小孔が形成された板や網
状体を介在させることで空隙を確保してもよい。また、
樋状部2aの乗り越え部位に比較的大きなアールを持た
せて通気用隙間10を持たせたが、乗り越え部位にカッ
ト面(面取りのように形成した平面)を持たせてもよい
ものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、例えばコップからこぼれた水がカバー部材にかか
り、放熱孔群から機器内に入り込んだとしても、樋状部
が形成されいるため、水の進入は遮られることになる。
そして、この樋状部はシャーシの側面に向かって下り傾
斜して当該側面を乗り越えるように形成されているの
で、水はシャーシ外へと導かれることになる。一方、シ
ャーシの側面には通気口が形成されており、この通気口
によって電子部材の配置空間が通気用隙間及び樋状部の
溝を経て放熱口群に通じるので、通気性(放熱性)が確
保される。また、樋状部の立ち上げ部とカバー部材の内
面との間に水滴の移動を阻止する大きさの空隙を有する
構成であれば、この空隙による通気性を確保しつつカバ
ー部材の天板内面を伝ってくる水滴の進入防止を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の電子機器筐体を示した組
み立て斜視図である。
【図2】図1においてシールドケースをシャーシに装着
した状態の組み立て斜視図である。
【図3】図1の電子機器筐体の要部を示す一部破断の斜
視図である。
【図4】図1の電子機器筐体の要部を示す一部破断の斜
視図である。
【図5】図1の電子機器筐体の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 カバー部材 1a 放熱口群 2 シールド部材 2a 樋状部 2b 通気口 3 シャーシ 3a 通気口 4 電源回路基板 10 通気用隙間 11 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部材が組み込まれるシャーシと、前
    記電子部材を覆うようにして前記シャーシに取り付けら
    れるシールドケースと、前記シャーシを覆うカバー部材
    とから成る電子機器の筐体において、 前記カバー部材の少なくとも上面には放熱孔群が形成さ
    れており、前記シールドケースには前記放熱孔群の形成
    位置に対応して樋状部が形成されており、この樋状部は
    シャーシの側面に向かって下り傾斜して当該側面を乗り
    越え、且つこの乗り越え部位がアール面又はカット面を
    有することでカバー部材の角部内面との間に通気用隙間
    を確保し、この樋状部の乗り越え部位に干渉しない位置
    の前記シャーシの側面に通気口が形成されており、この
    通気口によって電子部材の配置空間は前記通気用隙間及
    び樋状部の溝を経て前記放熱口群に通じるように構成さ
    れたことを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器の筐体におい
    て、前記樋状部の立ち上げ部とカバー部材の内面との間
    には、当該内面にできた水滴の移動を阻止する大きさの
    空隙が形成されていることを特徴とする電子機器の筐
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子機器の筐体におい
    て、シールドケースにはその樋状部に隣接して通気口が
    形成されていることを特徴とする電子機器の筐体。
JP2001161651A 2001-05-30 2001-05-30 電子機器の筐体 Pending JP2002353645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001161651A JP2002353645A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 電子機器の筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001161651A JP2002353645A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 電子機器の筐体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002353645A true JP2002353645A (ja) 2002-12-06

Family

ID=19004894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001161651A Pending JP2002353645A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 電子機器の筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002353645A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056447A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Kenwood Corp 電子機器
US7944696B2 (en) 2008-04-10 2011-05-17 Fujitsu Ten Limited Electronic apparatus
JP2017208476A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 ファナック株式会社 電子機器
CN108508982A (zh) * 2017-02-23 2018-09-07 广达电脑股份有限公司 机箱

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7944696B2 (en) 2008-04-10 2011-05-17 Fujitsu Ten Limited Electronic apparatus
JP2010056447A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Kenwood Corp 電子機器
JP2017208476A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 ファナック株式会社 電子機器
CN107404815A (zh) * 2016-05-19 2017-11-28 发那科株式会社 电子设备
CN107404815B (zh) * 2016-05-19 2019-04-12 发那科株式会社 电子设备
CN108508982A (zh) * 2017-02-23 2018-09-07 广达电脑股份有限公司 机箱
CN108508982B (zh) * 2017-02-23 2021-02-02 广达电脑股份有限公司 机箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3125345U (ja) パワーサプライ
JP2000323878A (ja) 電子機器の冷却構造
KR20050024672A (ko) 디스플레이 장치
JP6584547B2 (ja) 電子制御装置
US5892654A (en) Apparatus for improved air flow through a computer chassis
US20090002945A1 (en) Fan Aspirated Sensor
JP2002353645A (ja) 電子機器の筐体
JP6508915B2 (ja) 盤用除湿器
JPH0969595A (ja) 電子機器ユニット
KR100730124B1 (ko) 플라즈마 표시 장치
JP3598995B2 (ja) 電子制御ユニットの筐体構造
JP3622415B2 (ja) 制御ユニット
JPH09274003A (ja) ガス検出装置
JP4157109B2 (ja) 保護カバーの取付構造
JPH0461520B2 (ja)
JP4193676B2 (ja) 電子機器の防水換気構造
JPH11330748A (ja) 電子機器の放熱構造
GB2314920A (en) A watertight casing and heat dissipation device
JP2000161716A (ja) 空気調和機の室外機
JP2007076521A (ja) 電気接続箱の位置決め構造
JP2000012985A (ja) プリント基板
JPH1187960A (ja) 電子部品の放熱実装構造
JPH11224989A (ja) 筐 体
JP2636320B2 (ja) 放熱器
JP4636835B2 (ja) 表示装置