JP2002352752A - 電子放出表示装置及びその製造方法 - Google Patents

電子放出表示装置及びその製造方法

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JP2002352752A JP2001155883A JP2001155883A JP2002352752A JP 2002352752 A JP2002352752 A JP 2002352752A JP 2001155883 A JP2001155883 A JP 2001155883A JP 2001155883 A JP2001155883 A JP 2001155883A JP 2002352752 A JP2002352752 A JP 2002352752A
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Tomoaki Sugawara
智明 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細な表示素子を高輝度で実現できると共
に、劣化が少なく安定して製造可能な電子放出表示装置
及びその製造方法の提供。 【解決手段】 少なくとも基板/裏面電極/強電界ドリ
フト層/薄膜電極を具備する半導体素子(電子放出素
子)からの電子放出現象により真空中に電子を放出させ
て蛍光体を発光させる電子放出表示装置であって、前記
電子放出素子の表面に複数の凹凸を有し、前記強電界ド
リフト層が凹面全面又は凸面全面に形成され、前記薄膜
電極に近接して配線(薄膜電極配線)を有する電子放出
表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体材料を用い
た電子放出素子を有する電子放出表示装置及びその製造
方法に関するものである。また、この電子放出表示素子
は、平面発光装置やディスプレイ装置などに利用される
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、導電性基板上にシリコンからなる半
導体材料を形成し、陽極酸化法により多孔質シリコン層
(強電界ドリフト層)とし、その表面に金属薄膜からな
る薄膜電極を形成した平面型の電子放出素子が提案され
ている。また、この電子放出素子と対向する位置に、蛍
光体とコレクタ電極を備えたガラス基板を配置したディ
スプレイ装置が提案されている。特許第3076561
号、特許第3084280号、特開平9−259795
号公報には電子放射型電子源を利用したディスプレイ装
置が開示されている。図1(e)にこのディスプレイ装
置の構成を示すと、絶縁性基板1の表面にストライプ状
にパターニングされた裏面電極2が形成され、その表面
に陽極酸化法によるポリシリコンで作製された強電界ド
リフト層4、更にその表面に薄膜電極5が裏面電極2と
直行するようにストライプ状に形成され、対向配置され
るガラス基板9にはコレクタ電極7と電子線によって可
視光を発光する蛍光体8が形成されている。
【0003】このディスプレイ装置は、薄膜電極5を裏
面電極2に対して正極として直流電圧を印加すると共
に、薄膜電極5を陰極としてコレクタ電極7との間に直
流電圧を印加することにより薄膜電極5表面から電子を
放出させ蛍光体を発光させるものである。この種のディ
スプレイ装置では、裏面電極2と薄膜電極5をストライ
プ状に形成すると共に互いに直交して配置し、裏面電極
2と薄膜電極5のそれぞれ選択された部分に電圧を印加
することにより、電子が放出又は加速されて選択された
蛍光体(両電極の交差する部分)を発光させる。また、
別の構成のものでは、薄膜電極5及びコレクタ電極7を
ストライプ状に形成すると共に互いに直行して配置し、
薄膜電極5とコレクタ電極7のそれぞれ選択された部分
に電圧を印加することにより、電子が選択された部分
(両電極の交差する部分)から放出されて対向配置され
た蛍光体を発光させる。
【0004】従来の電子放出表示素子の製造方法の一例
を図1により説明する。図1(a)に示すように、絶縁
性基板1の表面にストライプ状の導電体層からなる裏面
電極2を形成する。次に図1(b)に示すように、表面
に数μmのポリシリコン層3を形成する。次に図1
(c)に示すように、陽極酸化処理を行うことによりポ
リシリコン層3を多孔質ポリシリコン層4(強電界ドリ
フト層)とする。より詳しくは、50%のフッ酸水溶液
とエタノールの混合液を電界溶液とし、白金電極を負
極、裏面電極2を正極として、ポリシリコン層3に光を
照射しながら定電流で陽極化し、更に急速熱酸化(RT
O)法を用いてポリシリコン層3を熱酸化することによ
り多孔質ポリシリコン層4(強電界ドリフト層)とす
る。この場合、多孔質ポリシリコン層4は裏面電極2の
ストライプ通りの形状となる。次に図1(d)に示すよ
うに、マスクデポジション法により表面に薄膜電極5を
ストライプ状に形成し、続いてマスクデポジション法に
より薄膜電極5と電気的に接続された薄膜電極配線6を
形成することで電子放出部が完成する。更に、ガラス基
板上に透明電極からなるコレクタ電極7と蛍光体8を設
けた部材を、上記のようにして作製した電子放出素子と
対向させて配置することにより表示素子が完成する。
【0005】しかし、裏面電極2のパターニング後にポ
リシリコン層3を成膜する際、LP−CVD法(減圧化
学気相析出法)を用いると、成膜温度が600〜650
℃と高いため、金属とポリシリコンが反応して膜厚変動
や抵抗値変動が発生するという不具合がある。また、輝
度を上げるためには基板電流(Ips)を上げて電子放
出量を増やす必要があるが、基板電流(Ips)を上げ
ると強電界ドリフト層4での発熱による素子劣化が懸念
される。また、表示を高精細化するためには、裏面電極
2と薄膜電極5のストライプ幅を狭くすることにより1
ビット当りの電子放出面積を小さくする必要があるが、
電子放出面積が小さくなると放出電子が少なくなるため
その分だけ輝度が低下する。更に、薄膜電極配線6は主
にAlからなり、陽極酸化時のフッ酸水溶液及び急速熱
酸化時の高温(約900℃)に耐えられないので、多孔
質シリコン層4を形成した後に成膜する必要がある。し
かし、金属を全面蒸着した後でパターニングすると、エ
ッチング液が多孔質シリコン層4の内部に浸透して電気
特性に影響を与えるという不具合が発生する。そして、
それを避けるため、メタルマスクによるマスクデポジシ
ョン法を採用すると正確なアライメントが出来ず、かつ
メタルマスクの微小な浮きによる線太りが発生するので
微細な加工は不可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高精細な表
示素子を高輝度で実現できると共に、劣化が少なく安定
して製造可能な電子放出表示装置及びその製造方法の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、次の1)〜
9)の発明(以下、本発明1〜9という。)によって解
決される。 1) 少なくとも基板/裏面電極/強電界ドリフト層/
薄膜電極を具備する半導体素子(電子放出素子)からの
電子放出現象により真空中に電子を放出させて蛍光体を
発光させる電子放出表示装置であって、前記電子放出素
子の表面に複数の凹凸を有し、前記強電界ドリフト層が
凹面全面又は凸面全面に形成され、前記薄膜電極に接し
た配線(薄膜電極配線)を有する電子放出表示装置。 2) 薄膜電極配線がシリサイド(ケイ化物)で形成さ
れている1)記載の電子放出表示装置。 3) 裏面電極がシリサイド(ケイ化物)で形成されて
いる1)又は2)記載の電子放出表示装置。 4) シリサイドが、Pd、Pt、Mo、W、Zrの何
れかの金属とのシリサイドからなる2)又は3)記載の
電子放出表示装置。 5) 基板がシリコンで形成され、該基板の表面に異方
性エッチングによる凹凸が形成されている1)〜4)の
何れかに記載の電子放出表示装置。 6) 基板が、表面に凹凸を有するガラスで形成され、
強電界ドリフト層がポリシリコンの陽極酸化により形成
されている1)〜4)の何れかに記載の電子放出表示装
置。 7) 基板が、表面に凹凸を有するセラミックスで形成
され、強電界ドリフト層がポリシリコンの陽極酸化によ
り形成されている1)〜4)の何れかに記載の電子放出
表示装置。 8) 薄膜電極配線をシリサイドで形成した後、該薄膜
電極配線をマスクとして選択的に陽極酸化を行い、強電
界ドリフト層を作製することを特徴とする2)記載の電
子放出表示装置の製造方法。 9) 基板上に金属を成膜・パターニングした後、強電
界ドリフト層となるポリシリコン層を成膜すると同時に
シリサイド化することを特徴とする3)記載の電子放出
表示装置の製造方法。
【0008】以下、上記本発明の実施の態様について詳
しく説明する。本発明1は、単位面積当りの電子放出面
積を大きくすること(開口率拡大)を目的としている。
図2は本発明1の電子放出表示装置の一実施態様を説明
するためのものである。本発明1では、絶縁性基板1の
表面に凹凸が形成され、裏面電極2と強電界ドリフト層
4が凹面全面に形成されており、その表面には薄膜電極
5が形成され、薄膜電極5に接して複数の薄膜電極配線
6が形成されている。なお、7はコレクタ電極、8は蛍
光体、9はガラス基板である。図2からも分かるよう
に、基板1の表面に凹凸を形成することによりチップサ
イズを変えずに表面積を大きくすることが出来、その凹
面又は凸面に強電界ドリフト層4を形成することにより
強電界ドリフト層4の表面積(開口率)が増えることに
なる。単純に考えると、段差の側壁部分の面積が増え、
その全てを強電界ドリフト層4として使用できることに
なる。強電界ドリフト層4は、Siの陽極酸化により作
製することが出来、ポーラス(多孔質)シリコン(P
S)と呼ばれている。陽極酸化は、ランプ照射しながら
フッ酸(HF)+エタノール溶液中で裏面電極2と対向
電極(Ptワイヤ:図示せず)に電圧を印加して、電流
を制御することにより行う。なお、酸化は、酸素雰囲気
中でランプ加熱を行う急速熱酸化(RTO)や、暗所に
おいて硫酸+水溶液中で陽極酸化と同様に裏面電極2と
対向電極(Ptワイヤ:図示せず)に一定電流を流すこ
とによって行う化学的な酸化がある。
【0009】この電子放出表示装置の動作について説明
すると、素子に印加された電圧(Vps)により、電子
が強電界ドリフト層4内部で加速されてホットエレクト
ロンとなり、トンネル効果により薄膜電極5を通過して
真空中に放出され、バイアス(Vb)によりコレクタ電
極7に向かって加速され、蛍光体8に衝突することによ
り発光する。裏面電極2と薄膜電極5はストライプ状
で、互いに直行するように配置されており、それぞれ選
択された部分に電圧を印加することにより、電子は両電
極の交差する部分から放出され、対向配置された蛍光体
を発光させる。
【0010】一例として、裏面電極2のストライプ幅を
32μm、凹部の一辺を30μm、深さを15μm、薄
膜電極配線6の線幅を5μmとすれば、1ビットの占有
面積は約1600μm(40×40μm)となるが、
強電界ドリフト層4の表面積は2700μmとなるの
で開口率は約170%である。これは、平面に作製した
場合(開口部面積:30μm×30μm=900μ
)と比べて強電界ドリフト層4の面積が3倍広くな
っている。つまり、平面型の3倍の明るさを実現できる
ことになる。凹凸形状は前記したものに限らず、側壁を
傾斜させたものでも良い。また、強電界ドリフト層4を
凸表面に形成し、薄膜電極配線6を凹底面に配置しても
良い。
【0011】本発明2は、本発明1における薄膜電極配
線6をシリサイド(ケイカ化物)で形成したものであ
る。薄膜電極配線6は、通常、強電界ドリフト層4、薄
膜電極5を形成した後に蒸着法又はスパッタ法により主
にAl等で形成するが、Alのパターニング時のエッチ
ング液による素子劣化が懸念されるため、一般的にはメ
タルマスクによるマスクデポジション法が採用される。
Alのエッチングは、HPO+HNO+CH
OOH+HOからなる混合液をエッチング液として4
0℃前後に温めて行うが、薄膜電極5は厚さ約10nm
と薄いので、エッチング液に晒されると剥離することが
あり、強電界ドリフト層4はポーラス(多孔質)構造と
なっているため容易にエッチング液が浸透し、残留や化
学的変化を起こすという不具合が発生する。また、メタ
ルマスクによるマスクデポジションは、アライメントの
精度を出し難く、かつマスクの微小な浮きによりAlラ
インの太りが発生するため、微細な構成の電子放出素子
の作製や大量生産には向かない。このような問題に対し
て、シリサイドは、低抵抗かつ耐熱性、耐薬品性に優
れ、陽極酸化工程に耐えられるので好適である。
【0012】本発明2では薄膜電極配線6をシリサイド
により形成するため、陽極酸化工程前に薄膜電極配線6
を形成することが可能となる。つまり、フォトリソグラ
フィ工程による高精細な配線形成ができるため、微細な
電子放出素子の作製や生産性に優れている。前記本発明
1の説明で一例として示した電子放出表示装置の薄膜電
極配線6は線幅が5μmであるが、フォトリソグラフィ
法によるパターニングは容易であり、かつ配線の位置精
度や線幅の精度が高く、このようなことはメタルマスク
によるマスクデポジション法では実現できない。また、
エッチング時には強電界ドリフト層4となる部分はまだ
ポリシリコンの状態であるためエッチング液が浸透せ
ず、素子特性の劣化を気にすることなくプロセスを進め
られる。薄膜電極配線6をシリサイドで形成すると、シ
リサイドは陽極酸化工程においても薬液や熱に対して十
分な耐性を有するため、膜減りや断線のない良好な薄膜
電極配線6を作製することができる。
【0013】本発明3は、本発明1又は2において、裏
面電極をシリサイドで形成したものである。裏面電極2
に求められる物性としては、低抵抗でポリシリコンとの
エッチング選択比が高いことが挙げられる。ポリシリコ
ンとのエッチング選択比が重要な理由は、裏面電極2の
配線を表面から取出すためにポリシリコンをエッチング
してコンタクトホールを開ける必要があり、ポリシリコ
ンエッチング液に対して耐性のない膜(例えば、ドーピ
ングしたポリシリコン)であれば裏面電極2もエッチン
グされてしまうからである。これに対し、シリサイドは
低抵抗で、耐熱性、耐薬品性に優れるため、裏面電極2
に適している。また、裏面電極2をシリサイドとするこ
とにより強電界ドリフト層4の放熱性が向上するという
メリットもある。
【0014】本発明4は、本発明2又は3において、シ
リサイドが、Pd、Pt、Mo、W、Zrの何れかの金
属とのシリサイドからなる電子放出表示装置である。薄
膜電極配線6と裏面電極2をシリサイドによって形成す
る場合、シリサイド膜は、低抵抗で陽極酸化処理時の薬
品に不溶であり、急速熱酸化の熱に耐え得るものでなけ
ればならない。これらの条件を満たすのは、Pd、P
t、Mo、W、Zr等の金属のシリサイド化された膜で
ある。
【0015】本発明5は、本発明1〜4において、基板
をシリコンで形成し、該シリコン基板の表面に異方性エ
ッチングにより凹凸を形成した電子放出表示装置であ
る。シリコンの異方性エッチングは、単結晶シリコンの
結晶面で決まる正確な立体構造、特に面方位性の違いに
よりエッチングレートが違う性質を利用して加工する方
法で、例えば<100>シリコン単結晶基板にマスキン
グを施しKOH溶液でエッチングすることにより、図5
(a)、(b)のような形状を作製することができる。
ここで、(b)は(a)のX−X′断面図である。ま
た、この時の角度θは54.7°で、この面は<111
>面である。マスクの大きさとエッチング時間を調節す
ることにより図5(c)、(d)のような形状も作製で
きるので、電子放出表示素子に利用することが可能とな
る。ここで、(d)は(c)のY−Y′断面図である。
【0016】その製造方法は、まず図6(a)に示すよ
うに、シリコン基板1の表面にマスキング材13を形成
した後、フォトリソグラフィ工程によりパターニングす
る。マスキング材13は、KOH溶液に不溶で絶縁性の
膜であれば良く、SiO、SiON、SiN、Ta
等が挙げられ、これらはスパッタ法により成膜でき
るものである。表面のパターニングの一例を示すと、四
角形マスクの一辺を30μmとし、隣のパターンとの間
隔を10μmとすることにより40μmピッチのマトリ
クスを形成し、四角形マスクの一辺をシリコンウエハー
のオリフラとの角度が45°となるように配置すること
により前記の異方性エッチングを行うことが出来る。し
かし、上記寸法は一例に過ぎず、これに限られるもので
はない。次に、KOH溶液を約90℃に加熱してシリコ
ン基板を深さ15μmとなるようにエッチングすること
により、図6(a)に示すような形状が得られる。この
形状では、平面で作製する場合の約1.4倍の開口率が
得られる。
【0017】次に、一例として、シリコン表面に絶縁膜
14を厚さ1μm形成し、裏面電極2を前記したように
ストライプ状に成膜し、ポリシリコン層3をCVD法に
より厚さ1.5μm成膜する。ポリシリコン層3の膜厚
はあくまで一例であってこれに限らず自由に設計してよ
い。更に、薄膜電極配線6を前記したのと同様にシリサ
イドで形成することにより、図6(b)のようになる。
絶縁膜14の素材としてはSiO、SiN、SiON
等が挙げられ、熱酸化法、CVD法又はスパッタ法によ
り形成できる。次に、ポリシリコン層3をパターニング
することによって、裏面電極2を表面に露出させ、前記
したのと同様にして陽極酸化を行いポリシリコン層3を
強電界ドリフト層4とし、薄膜電極5を形成して図6
(c)に示すような電子放出素子が完成する。図示して
いないが、前記したのと同様、ガラス基板上にコレクタ
電極7と蛍光体8を設けた部材を、電子放出素子と対向
させて配置し、空間を真空にすることにより電子放出表
示装置が完成する。薄膜電極5は、Au、Al、Pt等
の金属を用いて、マスクデポジション法により裏面電極
2と直交し厚さ約10nmとなるように蒸着又はスパッ
タ法で形成する。このように異方性エッチングを用いて
凹凸を作製すると、より正確により微細な形状の凹凸を
形成することが可能となる。
【0018】本発明6は、本発明1〜4において、基板
をガラスで形成し、該ガラス基板の表面に凹凸を形成
し、強電界ドリフト層4はポリシリコン層3を陽極酸化
することにより形成した電子放出表示装置である。ガラ
ス基板表面の凹凸形成はドライエッチングにより行う。
ドライエッチングは、高密度プラズマエッチング装置
(アルバック社製、型番:NLD−800)を用いて、
例えば真空度0.3Pa、アンテナパワー1kW、バイ
アス400Wの条件でCFガスにより行う。この時の
エッチングレートは1μm/minであり、凹形状の側
壁はほぼ垂直に形成することができる。凹形状は垂直な
側壁に限らず、アンテナパワーとバイアスを調整するこ
とにより傾斜させた側壁とすることも可能である。凹形
状寸法は、前記本発明1の説明で一例として示したのと
同様に、開口寸法30μm×30μm、深さ15μm、
凹と凹の間隔10μmとすれば、ピッチ40μmのマト
リクスを作製することができる。この後、前記したのと
同様にして強電界ドリフト層4、薄膜電極5、薄膜電極
配線6等を設けて電子放出素子を作製し、該素子に対向
させて、ガラス基板上にコレクタ電極7と蛍光体8を設
けた部材を配置することにより電子放出表示装置が完成
する。本発明6のように、基板をガラスとすることによ
り大面積化が容易に行えるため、つなぎ込み精度、実装
コスト、又は特性のバラツキなどを抑えることが可能と
なる。
【0019】本発明7は、本発明1〜4において、基板
をセラミックスで形成し、該セラミックス基板の表面に
凹凸を形成し、強電界ドリフト層4をポリシリコン層3
の陽極酸化により形成した電子放出表示装置である。セ
ラミックスは、材料+バインダーを型で成形し高温で焼
成したものであり、プレス成形ができるため大量生産に
向いている。表面に凹凸を形成する場合も、数十μmの
突起加工が可能であるから、本発明1で規定する複数の
凹凸を作製することが可能である。また、ガラスよりも
強度があるので基板を薄くでき、ベリリア等は熱伝導率
に優れているため強電界ドリフト層の放熱にも有利であ
る。その製造方法としては、後述の本発明8で説明する
のと同様の工程を採用すればよい。セラミックスの種類
としてはアルミナやベリリア等を用いることができる。
本発明7のように、基板をセラミックスとすることによ
り大面積化が容易に行えるため、つなぎ込み精度を高め
ることができると共に大量生産に向いている。
【0020】本発明8は、本発明2における薄膜電極配
線6をシリサイドで形成した後に、薄膜電極配線6をマ
スクとして選択的に陽極酸化を行い、強電界ドリフト層
4を作製することを特徴とする製造方法である。一例と
して、図3(a)に示すように、凹凸が形成された絶縁
性基板1の上に裏面電極2をストライプ状に厚さ400
0Å成膜し、次いでポリシリコン層3を厚さ1.5μm
成膜する。更にPt10を厚さ2000Å成膜した後、
Pt10のエッチングマスクとなるSiO11をスパ
ッタ法により厚さ1000Å成膜する。絶縁性基板1は
ガラスからなり、このガラス基板の表面に凹凸を形成す
る。裏面電極2はシリサイドで形成することが好まし
く、シリサイドは幅が32μmのストライプ状とし、凹
面の側壁及び底面を覆うよう形成する。ポリシリコン層
3は、LP−CVD法により、真空度10Pa、温度6
50℃、SiHガス80ccmの条件で厚さ1.5μ
mとなるよう成膜する。Pt10は、スパッタ法によ
り、真空度0.13Pa、パワー300W、Ar5cc
mの条件で成膜する。同じようにPt10のエッチング
マスクとなるSiO11もスパッタ法により厚さ10
00Å成膜する。
【0021】次に図3(b)に示すように、フォトリソ
グラフィー法によりエッチングマスクのSiO11を
パターニングし、このSiO11をマスクとしてPt
10をエッチングする。Pt10のエッチングは王水に
よるウエットエッチングと逆スパッタ法のどちらを用い
ても良い。Pt10のパターンは、図4に示すようにス
トライプ状で裏面電極2と直角方向となるように配置
し、かつ凹部の両肩にかかるようにすると次工程の陽極
酸化時のマスクとすることができる。Pt10をパター
ニングした後、SiO11をウエットエッチングによ
り取り除き、次いで、真空中又はN中にて400〜6
00℃で約1時間加熱し、Pt10をシリサイド化して
薄膜電極配線6とする。Pt10のパターニングは、上
記の方法とは別に、ポリシリコン層3を成膜した後にS
iO11を厚さ1000Å成膜し、フォトリソグラフ
ィー法により薄膜電極配線パターンとなるようにSiO
11の窓開けを行い、Pt10を厚さ2000Å成膜
した後、真空中又はN中にて400〜600℃で約1
時間加熱してシリサイド化することもできる。この時ポ
リシリコン層3とPt10が接触している部分だけがシ
リサイド化されるので、余分なPt10を王水でエッチ
ングした後にSiO11のエッチングを行う。
【0022】次に図3(c)に示すように、陽極酸化法
によりポリシリコン層3を多孔質化して強電界ドリフト
層4を形成する。その後、メタルマスクによるマスクデ
ポジションを行い、Auを厚さ10nm成膜することに
より薄膜電極5を形成して電子放出素子を完成する。薄
膜電極5の材料としてAuを例にとったが、これに限ら
ず、Pt、Al、Ag等を用いてもよい。続いてガラス
基板9上にコレクタ電極7となる透明電極(ITO)を
成膜し、更に蛍光体8を塗布したものを前記電子放出素
子に対向させた後、スぺーサ12を介して一体化し、内
部を10−4〜10−5Pa程度の真空にすることによ
り電子放出表示装置が完成する。本発明8の製造方法で
は、薄膜電極配線6をシリサイドで形成しているので陽
極酸化工程に耐えることができ、薄膜電極配線6をフォ
トリソグラフィー法でパターニング出来るので微細な加
工が可能となる。また、薄膜電極配線6をマスクとして
陽極酸化が行えるので、強電界ドリフト層4の寸法精度
及び位置精度を高めることが出来る。
【0023】本発明9について説明する。通常シリサイ
ド化は、基板にポリシリコンを成膜した後、Pt等の金
属を蒸着し、パターニングマスクとしてSiOやSi
N膜を成膜する。SiO又はSiN膜をパターニング
してPtを逆スパッタ又は王水によりパターニングし、
熱工程(400〜600℃で1時間)を経てシリサイド
化する。電子放出素子とするには、SiOやSiN膜
を除去し、更にシリサイド膜上にポリシリコン層を成膜
した後、陽極酸化工程を経て強電界ドリフト層を形成す
る。このように裏面電極2をシリサイド膜とすることに
より、ポリシリコン層を2度成膜する必要があり、工程
が増えてしまう。これに対し、本発明9は、本発明3の
電子放出表示装置の製造に際し、基板に金属を成膜・パ
ターニングした後、強電界ドリフト層4となるポリシリ
コン層3を成膜すると同時にシリサイド化することを特
徴としている。
【0024】その一例を示すと、絶縁性基板1の表面に
Ptを厚さ2000Å成膜し、パターニングマスクとし
てSiOやSiN膜を厚さ1000Å成膜する。金属
はPtに限らず、Pd、Mo、W、Zrなどの金属でも
良く、スパッタ法や蒸着法により成膜することが出来
る。次にSiO又はSiN膜を裏面電極2の形状にパ
ターニングしてPtエッチングマスクとし、Ptのエッ
チングを行い裏面電極2とする。パターニングマスクの
形態例としては、ストライプ状(例、幅32μm、スペ
ース8μm)を挙げることが出来る。Ptのエッチング
はバックスパッタ法を用いて行うが、王水で煮沸するこ
とによりエッチングすることもできる。次にPt表面の
SiO又はSiN膜をエッチングにより除去し、ポリ
シリコン層3を厚さ1.8μm成膜する。このポリシリ
コン層3はLP−CVD法により真空度10Pa、温度
650℃、SiHガス80ccmの条件で成膜し、そ
の後反応ガスを止めて温度650℃のまま30分間保持
することによりアニールを行う。Pt上にポリシリコン
層3を成膜すると同時にシリサイド化が進行するが、ポ
リシリコン3の成膜時間との兼ね合いでシリサイド膜は
メタルリッチとなっている。
【0025】最後のアニール工程により、より安定なシ
リシリサイド(ジシリサイド)化が起こり、シリサイド
膜厚は3000Åとなる。つまり、ポリシリコン層3の
膜厚を1.5μmに設計しているので、シリサイド化に
必要な膜厚3000Åを余分に成膜しているわけであ
る。また、裏面電極2のコンタクトをとるために、ポリ
シリコン層3の一部をウエットエッチングにより除去し
て、表面に裏面電極2を露出させる。陽極酸化工程によ
りポリシリコン層3を強電界ドリフト層4とし、薄膜電
極5を形成すれば電子放出素子が完成する。更に、ガラ
ス基板9上に透明電極からなるコレクタ電極7と蛍光体
8を有する部材を、前記電子放出素子と対向配置するこ
とにより電子放出表示装置が完成する。本発明9による
製造方法では、シリサイド化のためのポリシリコン成膜
を1回で済ますことができるため、工程の簡略化が実現
できコストを抑えることが可能となる。また、裏面電極
2をシリサイドとすることにより強電界ドリフト層4の
放熱性が向上するため、素子特性が向上する。
【0026】
【発明の効果】本発明1によれば、電子放出素子表面は
複数の凹凸を有しており、強電界ドリフト層が凹面全面
又は凸面全面に形成されると共に、薄膜電極に接して電
極配線を有しているため、高精細な表示素子においても
電子放出面積を広くとれるので、高輝度で劣化の少ない
電子放出表示装置を提供できる。本発明2によれば、薄
膜電極配線をシリサイドで形成しているので、薄膜電極
配線をフォトリソグラフィ工程で作製でき、高精細な電
子放出表示装置を提供できる。本発明3によれば、裏面
電極をシリサイドで形成しているので、膜厚や電気抵抗
の変動の少ない電子放出表示装置を提供できる。本発明
4によれば、シリサイドはPd、Pt、Mo、W、Zr
の何れかの金属とのシリサイドなので、耐薬品性・耐熱
性に優れ、安定したプロセスで製造可能な電子放出表示
装置を提供できる。本発明5によれば、シリコンを基板
とし、凹凸が異方性エッチングで形成されているので、
高精度なパターン化を実現できる。本発明6によれば、
表面に凹凸を有するガラスを基板とし、強電界ドリフト
層をポリシリコンの陽極酸化により形成するので大面積
化が容易である。本発明7によれば、表面に凹凸を有す
るセラミックスを基板とし、強電界ドリフト層をポリシ
リコンの陽極酸化により形成するので、大面積化・大量
生産が容易である。本発明8によれば、薄膜電極配線を
シリサイドで形成した後に、薄膜電極配線をマスクとし
て選択的に陽極酸化を行い、強電界ドリフト層を作製す
る製造方法であるため、プロセスが安定である。本発明
9によれば、基板に金属を成膜・パターニングした後、
強電界ドリフト層となるポリシリコン層を成膜すると同
時にシリサイド化するので、工程が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子放出表示装置の製造方法の一例を示
す図。 (a) 絶縁性基板1の表面に裏面電極2を形成する工
程。 (b) 表面にポリシリコン層3を形成する工程。 (c) ポリシリコン層3を多孔質ポリシリコン層(強
電界ドリフト層)4を形成する工程。 (d) 薄膜電極5と薄膜電極配線6を形成する工程。 (e) 前記工程により作製した電子放出素子に対向さ
せて、ガラス基板9上にコレクタ電極7及び蛍光体8を
設けた部材を配置させる工程。
【図2】本発明1の電子放出表示装置の一実施態様を示
す図。
【図3】本発明8の製造方法の一例を示す図。 (a) 凹凸が形成された絶縁性基板1の上に裏面電極
2及びポリシリコン層3を形成し、次いで、Pt10と
そのエッチングマスクとなるSiO 11を設ける工
程。 (b) SiO11をパターニングし、これをマスク
としてPtをエッチングした後、薄膜電極配線6とする
工程。 (c) ポリシリコン層3を強電界ドリフト層4に変
え、薄膜電極5を形成し次いで、ガラス基板9上にコレ
クタ電極7及び蛍光体8を設けた部材をスペーサ12を
介して一体化し、内部を真空にして電子放出表示装置と
する工程。
【図4】図3に示す製造方法におけるPt10のパター
ンを示す図。
【図5】異方性エッチングによるシリコン基板表面の凹
凸構造を示す図。 (a) <100>シリコン単結晶基板から得られる形
状を示す図。 (b) (a)のX−X′断面図。 (c) (a)においてマスクの大きさとエッチング時
間を変えることにより得られる形状を示す図。 (d) (c)のY−Y′断面図。
【図6】本発明5の電子放出表示装置の製造方法の一例
を示す図。 (a) シリコン基板1の表面をフォトリソグラフィに
よりパターニングする工程。 (b) 絶縁膜14、裏面電極2、ポリシリコン層3、
薄膜電線配線6を設ける工程。 (c) 強電界ドリフト層4、薄膜電極5を設ける工
程。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 裏面電極 3 ポリシリコン層 4 強電界ドリフト層(多孔質ポリシリコン層) 5 薄膜電極 6 薄膜電極配線 7 コレクタ電極 8 蛍光体 9 ガラス基板 10 Pt 11 SiO 12 スペーサ 13 マスキング材 14 絶縁膜 Vb バイアス Vps 素子に印加された電圧
フロントページの続き (72)発明者 近藤 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C036 EE01 EE03 EE14 EF01 EF06 EF09 EG02 EG12 EH04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基板/裏面電極/強電界ドリ
    フト層/薄膜電極を具備する半導体素子(電子放出素
    子)からの電子放出現象により真空中に電子を放出させ
    て蛍光体を発光させる電子放出表示装置であって、前記
    電子放出素子の表面に複数の凹凸を有し、前記強電界ド
    リフト層が凹面全面又は凸面全面に形成され、前記薄膜
    電極と接した配線(薄膜電極配線)を有する電子放出表
    示装置。
  2. 【請求項2】 薄膜電極配線がシリサイド(ケイ化物)
    で形成されている請求項1記載の電子放出表示装置。
  3. 【請求項3】 裏面電極がシリサイド(ケイ化物)で形
    成されている請求項1又は2記載の電子放出表示装置。
  4. 【請求項4】 シリサイドが、Pd、Pt、Mo、W、
    Zrの何れかの金属とのシリサイドからなる請求項2又
    は3記載の電子放出表示装置。
  5. 【請求項5】 基板がシリコンで形成され、該基板の表
    面に異方性エッチングによる凹凸が形成されている請求
    項1〜4の何れかに記載の電子放出表示装置。
  6. 【請求項6】 基板が、表面に凹凸を有するガラスで形
    成され、強電界ドリフト層がポリシリコンの陽極酸化に
    より形成されている請求項1〜4の何れかに記載の電子
    放出表示装置。
  7. 【請求項7】 基板が、表面に凹凸を有するセラミック
    スで形成され、強電界ドリフト層がポリシリコンの陽極
    酸化により形成されている請求項1〜4の何れかに記載
    の電子放出表示装置。
  8. 【請求項8】 薄膜電極配線をシリサイドで形成した
    後、該薄膜電極配線をマスクとして選択的に陽極酸化を
    行い、強電界ドリフト層を作製することを特徴とする請
    求項2記載の電子放出表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 基板上に金属を成膜・パターニングした
    後、強電界ドリフト層となるポリシリコン層を成膜する
    と同時にシリサイド化することを特徴とする請求項3記
    載の電子放出表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2012077558A1 (ja) * 2010-12-07 2014-05-19 シャープ株式会社 電子放出素子、電子放出装置、帯電装置、画像形成装置、電子線硬化装置自発光デバイス、画像表示装置、送風装置、冷却装置、および電子放出素子の製造方法

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