JP2002352606A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2002352606A
JP2002352606A JP2001152831A JP2001152831A JP2002352606A JP 2002352606 A JP2002352606 A JP 2002352606A JP 2001152831 A JP2001152831 A JP 2001152831A JP 2001152831 A JP2001152831 A JP 2001152831A JP 2002352606 A JP2002352606 A JP 2002352606A
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illumination
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JP2001152831A
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Yasuyuki Oyagi
康之 大八木
Shiro Miki
志郎 見木
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Koizumi Sangyo Co Ltd
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Koizumi Sangyo Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、店舗等の室内空間における、床面照明
用の照明器具と、壁面照明用の照明器具とは、それぞれ
別個に構成されていたので、照明器具の設置台数が多く
なり、照明器具の費用、設置時の施工費用、及び照明用
の電気代等が増加することとなっていた。 【解決手段】 複数のランプを具備し、天井面に設置さ
れる照明装置100において、一部のランプを壁面照明
用ランプ52に構成し、他部のランプを床面照明用ラン
プ51に構成し、該壁面照明用ランプ52を、照明器具
100における、該照明器具100が設置される空間の
壁面側112とは反対側の端部に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のランプを具
備し、天井面に設置される照明装置に関し、特に、壁面
を照射するランプと、床面を照射するランプとが一体的
に装着される照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、店舗等の空間においては、陳
列される商品の特徴、価値、情報を顧客に正しく伝達さ
せるため等の照明として、床面へ向けて光を照射する床
面照明に加えて、壁面を照射する壁面照明を用いること
が行われている。床面照明は、床面部分を中心に空間内
を広い範囲で照らす照明であり、店舗空間の基本的な明
るさを得るために必要な照明である。この床面照明は、
店舗等の空間の床面や壁面の下部を照射することが可能
であるが、壁面の上下中央部や上部は充分に照射するこ
とができないため、壁面の上下中央部や上部は、壁面を
照射する壁面照明を用いて照明することとしている。一
方、壁面照明は、店舗等の壁面や壁面に設置される陳列
棚を照明して、商品フェイスの照度を高めて商品の展示
効果を上げるとともに、店内の明るさ感を高めて来客の
誘引効果を向上させる等、大きな影響力を有している。
このように、床面照明と壁面照明とは、商品の展示効果
の向上等を図ることが必要とされる店舗では、通常、そ
の両方共使われており、それぞれ天井面の適宜箇所に設
置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、店舗等の
空間の環境照明としては、床面照明と壁面照明とが併用
されているが、床面照明用の照明器具と、壁面照明用の
照明器具とは、それぞれ別個に構成され、設置されてい
た。従って、壁面の上下中央部や上部の照明を行う際に
は、室内の空間を全体的に照明する床面照明用の照明器
具に加えて、壁面を照明する壁面照明用の照明器具が別
途必要となって照明器具の設置台数が多くなり、照明器
具の費用、設置時の施工費用、及び照明用の電気代等が
増加することとなっていた。そこで、本発明において
は、床面照明と壁面照明との両方を行う場合にも、照明
器具の設置台数を増加させずに、低コストで照明を行う
ことができる照明装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決すべく、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、請求項1記載の発明においては、複数のラン
プを具備し、天井面に設置される照明装置であって、一
部のランプが壁面を照射し、他部のランプが床面を照射
する。
【0005】また、請求項2記載の発明においては、前
記照明器具の壁面照明用ランプは、照明器具における、
該照明器具が設置される空間の壁面側とは反対側に配置
される。
【0006】また、請求項3記載の発明においては、前
記照明器具において、壁面照明用ランプの配光を壁面照
明用反射板により行い、床面照明用ランプの配光を床面
照明用反射板により行い、該床面照明用反射板は、壁面
照明用反射板と同等又はそれ以上の光の拡散性を有す
る。
【0007】また、請求項4記載の発明においては、前
記ランプは、複数の蛍光管を並設して構成されるコンパ
クト蛍光ランプに構成され、壁面照明用ランプを傾斜し
て配置した。
【0008】また、請求項5記載の発明においては、前
記ランプが装着される器具本体は、床面照明用ランプが
装着される照明器具本体に、壁面照明用ランプが装着さ
れる壁面照明用本体を着脱可能に付設して構成される。
【0009】また、請求項6記載の発明においては、床
面照明用ランプの光の一部を、壁面に向けて照射した。
【0010】また、請求項7記載の発明においては、前
記照明器具において、壁面照明用ランプは、床面照明用
ランプよりも下方に配置される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面より説明する。図1は本発明の照明器具を示す斜視
図、図2は同じく照明器具を示す底面図、図3は同じく
照明器具を示す側面断面図、図4は照明器具の照射範囲
を示す図、図5は床面照明を行う照明器具と壁面照明を
行う照明器具とを別個に構成した場合の照射範囲を示す
図、図6は床面照明用ランプ及び壁面照明用ランプを器
具本体に対して着脱する際における、床面照明用ランプ
及び壁面照明用ランプの回動状態を示す図、図7は床面
照明用本体及び床面照明用本体に付設される壁面照明用
本体を示す側面断面図、図8は照明器具を天井面に埋込
設置した状態を示す側面断面図、図9は照明器具を天井
面に直付け設置した状態を示す側面断面図、図10は照
明器具の別実施例を示す底面図、図11は同じく照明器
具の別実施例を示す側面断面図、図12は図10及び図
11に示す照明器具の照射範囲を示す図である。
【0012】まず、照明器具の概略構成について説明す
る。図1乃至図3に示すように、本照明器具100は、
器具本体1と、該器具本体1に装着され床面を照射して
床面照明を行うための床面照明用ランプ51と、器具本
体1に装着され壁面を照射して壁面照明を行うための壁
面照明用ランプ52と、該ランプ51・52からの照射
光を配光するための床面照明用反射板21及び壁面照明
用反射板22等とにより構成されている。
【0013】器具本体1は床面照明用ランプ51が装着
される床面照明用本体11と壁面照明用ランプ52が装
着される壁面照明用本体12とで構成され、該床面照明
用本体11は、上方に位置する埋込部11aと下方に位
置する露出部11bとで構成されている。床面照明用ラ
ンプ51及び壁面照明用ランプ52には、例えば、複数
の蛍光管51a・52aを並設するとともに、該蛍光管
51a・52aを口金51b・52bにて保持して構成
されるコンパクト蛍光ランプが用いられている。床面照
明用本体11には、複数の床面照明用ランプ51が水平
方向に並設して装着され、壁面照明用本体12には壁面
照明用ランプ52が装着されている。該壁面照明用本体
12は床面照明用本体11に着脱可能に付設され、該床
面照明用本体11の一側に配置されている。また、壁面
照明用ランプ52は、床面照明用ランプ51よりも下方
に配置されている。
【0014】各床面照明用ランプ51間には床面照明用
反射板21が配設され、壁面照明用ランプ52の配設部
周辺には壁面照明用反射板22が設けられている。床面
照明用反射板21は、床面照明用ランプ51からの照射
光を略下方へ配光して床面を照明するように構成されて
いる。また、床面照明用反射板21は、床面照明用ラン
プ51の長手方向に対する垂直方向から照明器具100
を見た場合における、視線方向の光をさえぎるグレア防
止機能を有している。該床面照明用反射板21は、例え
ば、その表面を白色に着色されており、床面照明用ラン
プ51からの照射光を、ある程度拡散しながら配光する
ため、広範囲に床面を照明することが可能となってい
る。
【0015】また、壁面照明用反射板22は、壁面照明
用ランプ52からの照射光を、照明器具100の他側方
(照明器具100における壁面照明用ランプ52の配設
側とは反対側)へ配光して、壁面を照明するように構成
されている。該壁面照明用反射板22は、例えば、その
表面が鏡面仕上げされており、壁面照明用ランプ52か
らの照射光は、壁面照明用反射板22により鏡面反射さ
れて、照明器具100の他側方へ集中的に配光されるこ
ととなる。
【0016】即ち、床面照明用反射板21は、壁面照明
用反射板22よりも大きな光の拡散性を有しており、該
床面照明用反射板21によって反射された光は、壁面照
明用反射板22によって反射された光よりも、広範囲に
空間を照射することとなる。尚、床面照明用反射板21
は、その表面の着色を白色以外の色とすることも可能で
あり、壁面照明用反射板22よりも大きな光の拡散性を
有していればよい。また、床面照明用反射板21の光の
拡散性と壁面照明用反射板22の光の拡散性とを同等に
構成することもできる。
【0017】前記壁面照明用ランプ52は床面に対して
傾斜して配置されており、該壁面照明用ランプ52を構
成する複数の蛍光管52aが、それぞれ斜上方と斜下方
とに位置している。該壁面照明用ランプ52の傾斜角度
θは任意の角度に設定することが可能である。
【0018】また、壁面照明用ランプ52用の壁面照明
用反射板22は、壁面照明用ランプ52の周囲に配置さ
れる主反射部22aと、該主反射部22aから床面照明
用ランプ51側へ延出される補助反射部22bとで構成
されている。壁面照明用ランプ52からの照射光は、主
反射部22aにより照明器具100の他側方へ配光さ
れ、補助反射部22bは、壁面照明用ランプ52に隣接
する床面照明用ランプ51からの照射光の一部を反射し
て、照明器具100の他側方へ配光するように構成され
ている。
【0019】本例の場合は、主反射部22aによる壁面
照明用ランプ52からの光の壁面への照射位置よりも、
補助反射部22bによる床面照明用ランプ51からの光
の壁面への照射位置が低位置となるように設定されてい
る。このように、壁面照明用ランプ52からの光を主反
射部22aにより壁面へ向けて照射するとともに、該壁
面照明用ランプ52に隣接する床面照明用ランプ51か
らの光の一部をも壁面へ向けて照射し、両者の照射位置
を互いに異ならせることで、壁面を広範囲にわたって照
明することができるようにしている。また、壁面照明用
ランプ52からの光の照射方向と、床面照明用ランプ5
1からの光の照射方向とを重複させることで、壁面の照
度を高めることも可能である。
【0020】以上の如く構成される照明器具100は、
図4に示すように店舗等の室内空間における天井面11
1に設置される。この場合、該照明器具100は、壁面
照明用ランプ52が、照明器具100における、空間内
の壁面112とは反対側の端部に配置されるように設置
される。このように、天井面111に設置された照明器
具100は、図4に示す如く、複数の床面照明用ランプ
51により、床面110及び壁面112の下部の範囲1
12aを照明し、壁面照明用ランプ52により、壁面1
12の上下中央部から上部にかけての範囲112bを照
明している。
【0021】即ち、照明器具100により壁面112の
下部から上部にかけてまでの範囲を照明することができ
るため、例えば、壁面112に構成される棚113を全
体的に明るく照明することが可能となっている。このよ
うに、壁面112を全体的に、特に壁面112の上下中
央部から上部にかけての範囲112bを明るく照射する
ことにより、壁面112や棚113上に載置される商品
等の照明を効果的に行うことができる。これにより、床
面照明用ランプ51での床面照明によって空間内をほぼ
一様且つ均一に照明し、店舗室内等の空間イメージや雰
囲気を形成するとともに、壁面照明用ランプ52での壁
面照明によって壁面や壁面に設置される陳列棚を照明し
て、商品フェイスの照度を高めて商品の展示効果を上げ
るとともに、店内の明るさ感を高めて来客の誘引効果を
向上させることを可能としている。
【0022】そして、本照明器具100においては、床
面照明を行う床面照明用ランプ51と、壁面照明を行う
壁面照明用ランプ52とが一体的に具備されているの
で、図5に示すように、床面照明用の照明器具200と
壁面照明用の照明器具201とを、それぞれ別個に構成
して天井面111に設置した場合に比べて、照明器具の
設置台数を減少することができ、照明器具自体の費用、
設置時の施工費用、及び照明用の電気代等を削減するこ
とができる。
【0023】また、照明器具100においては、壁面照
明用ランプ52が該照明器具100における反壁面11
2側端部に配置されているので、例えば壁面照明用ラン
プ52を照明器具100における壁面112側端部に配
置した場合に比べて、壁面112との間隔を大きくする
ことができ、壁面照明用ランプ52による壁面112の
照射範囲を広く確保することができるとともに、壁面1
12への照射位置の選択の自由度を高めることが可能と
なる。
【0024】また、照明器具100には、照射光をある
程度拡散しながら配光することができる床面照明用反射
板21と、照射光を特定の方向へ集中的に配光すること
ができる壁面照明用反射板22といったように、互いに
光の拡散度合いが異なる複数の反射板が設けられている
ため、広範囲に均一な照射を行う照明と、特定の方向へ
集中して照射する照明といったように、性質が異なる照
明を一つの照明器具100にて行うことが可能となって
いる。
【0025】また、壁面照明用ランプ52は、前述の如
く、床面照明用ランプ51よりも下方に配置されている
ため、該壁面照明用ランプ52からの光を側方へ向けて
照射する場合にも、照射光が隣接する床面照明用ランプ
51や床面照明用反射板21により遮られることがな
く、該壁面照明用ランプ52により壁面112の上部ま
で照明することが可能となっている。
【0026】さらに、壁面照明用ランプ52は、並設さ
れる複数の蛍光管52aが壁面112側を向くような姿
勢で傾斜配置されているので、該壁面照明用ランプ52
から壁面112へ向けて照射される光量を多くすること
ができ、壁面112の照度を高めることができる。
【0027】また、床面照明用ランプ51及び壁面照明
用ランプ52は、その口金部51b・52bを、それぞ
れ床面照明用本体11及び壁面照明用本体12に設けら
れるソケット53に嵌合させるとともに、その蛍光管5
1a・52aの部分をホルダ26により保持すること
で、照明器具100に装着されている。そして、床面照
明用ランプ51及び壁面照明用ランプ52の照明器具1
00に対する着脱は、図6に示すように、該ランプ51
・52を、口金部51b・52bを中心として回動して
行うように構成され、例えば取り外す場合には、ランプ
51・52を回動してホルダ26から蛍光管51a・5
2aを取り外した後に、口金部51b・52bを各照明
用本体11・12から脱抜するようにしている。
【0028】このように、壁面照明用ランプ52を照明
器具100に対する着脱は、蛍光管52aの部分を回動
して行うように構成されているが、例えば並設される複
数の蛍光管52aが直上下に配置されるように壁面照明
用ランプ52を床面に対して垂直に配置した場合は、該
蛍光管52aを回動すると、隣接する床面照明用ランプ
51と該蛍光管52aとが干渉して、着脱が行いにく
い。これに対し、本照明器具100においては、壁面照
明用ランプ52を斜め方向に傾斜させて配置しているの
で、隣接する床面照明用ランプ51と干渉することな
く、容易に着脱を行うことが可能となっている。また、
壁面照明用ランプ52を傾斜配置することで、照明器具
100の薄型化を図ることが可能となる。
【0029】また、本照明器具100の器具本体1は、
図5に示す床面照明用の照明器具200に用いられる器
具本体と同様に構成される床面照明用本体11に、壁面
照明用ランプ52が装着可能な壁面照明用本体12を着
脱可能に取り付けて構成している。従って、本照明器具
100を構成する場合には、床面照明用本体11を床面
照明用の照明器具200と共用することができ、壁面照
明用本体12のみを新たに構成すればよいので、部品点
数を削減して、低コスト化を図ることが可能となってい
る。また、床面照明用本体11を床面照明用の照明器具
200と共用することで、本照明器具100と床面照明
用の照明器具200とで、該照明器具100・200が
埋込設置される、後述の埋込孔111aをも共通化する
ことができ、照明器具100を設置する際の施工費用を
減少することも可能である。
【0030】尚、本照明器具100は、通常、図8に示
すように、床面照明用本体11の埋込部11aを、天井
面111に形成される埋込孔111aに埋め込み、露出
部11bのみを天井面111に露出させて設置される
が、天井面111に埋込孔111aを開口して埋込設置
することが困難な場合には、図9に示すように、天井面
111に埋込孔111aを形成せずに、床面照明用本体
11の埋込部11aを天井面111に直付けすることも
可能である。
【0031】本照明器具100の天井面111への設置
は、天井裏に垂下される照明用ボルト132により床面
照明用本体11を支持することで行われている。また、
床面照明用本体11内には、床面照明用ランプ51及び
壁面照明用ランプ52の点灯装置102等が収納されて
いる。
【0032】また、照明器具100は、3本の床面照明
用ランプ51と1本の壁面照明用ランプ52とを具備し
ているが、次に示す照明器具150の如く、床面照明用
ランプ51及び壁面照明用ランプ52を、それぞれ一本
具備した構成とすることもできる。
【0033】図10、図11に示す照明器具150は、
照明器具100の場合と同様に、器具本体61と、該器
具本体61に装着される床面照明用ランプ51及び壁面
照明用ランプ52と、該ランプ51・52からの照射光
を配光するための床面照明用反射板71及び壁面照明用
反射板72等とにより構成されている。
【0034】照明器具150の場合、床面照明用反射板
71は床面照明用ランプ51と壁面照明用ランプ52と
の間に配設され、壁面照明用反射板72は壁面照明用ラ
ンプ52の周囲に設けられている。また、壁面照明用ラ
ンプ52は、照明器具100の場合と同様に、床面照明
用ランプ51の下方に配置されるとともに、壁面112
側へ向けて傾斜配置されており、床面照明用ランプ51
は床面照明用本体61aに装着され、壁面照明用ランプ
52は壁面照明用本体61bに装着されている。
【0035】照明器具150のその他の構成は、照明器
具100と同様に構成され、図12に示すように、床面
照明用ランプ51により床面110及び壁面112の下
部の範囲を照明するとともに、壁面照明用ランプ52に
より、壁面112の上下中央部から上部にかけての範囲
を照明が可能となっている。
【0036】このように、本発明の照明器具100・1
50は、床面照明用ランプ51と壁面照明用ランプ52
とを少なくとも一本ずつ具備していればよく、該床面照
明用ランプ51及び壁面照明用ランプ52の本数は問わ
ない。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成とすること
で、次のような効果を奏する。まず、請求項1の如く、
複数のランプを具備し、天井面に設置される照明装置
を、一部のランプが壁面を照射し、他部のランプが床面
を照射するように構成することで、床面照明用の照明器
具と壁面照明用の照明器具とを、それぞれ別個に構成し
て天井面に設置した場合に比べて、照明器具の設置台数
を減少することができ、照明器具自体の費用、設置時の
施工費用、及び照明用の電気代等を削減することができ
る。
【0038】更に、請求項2の如く、前記照明器具の壁
面照明用ランプは、照明器具における、該照明器具が設
置される空間の壁面側とは反対側に配置されるので、例
えば、壁面照明用ランプを照明器具における壁面側端部
に配置した場合に比べて、壁面との間隔を大きくするこ
とができ、壁面照明用ランプによる壁面の照射範囲を広
く確保することができるとともに、壁面への照射位置の
選択の自由度を高めることが可能となる。
【0039】更に、請求項3の如く、前記照明器具にお
いて、壁面照明用ランプの配光を壁面照明用反射板によ
り行い、床面照明用ランプの配光を床面照明用反射板に
より行い、該床面照明用反射板は、壁面照明用反射板と
同等又はそれ以上の光の拡散性を有するので、床面照明
用反射板により広範囲に均一な照射を行う照明と、壁面
照明用反射板により特定の方向へ集中して照射する照明
といったように、性質が異なる照明を一つの照明器具に
て行うことが可能となっている。
【0040】更に、請求項4の如く、前記ランプは、複
数の蛍光管を並設するとともに、該蛍光管を口金にて保
持して構成されるコンパクト蛍光ランプに構成され、壁
面照明用ランプを傾斜して配置したので、壁面照明用ラ
ンプから壁面へ向けて照射される光量を多くすることが
でき、壁面の照度を高めることができる。また、隣接す
る床面照明用ランプと干渉することなく、壁面照明用ラ
ンプを容易に着脱することが可能となり、照明器具の薄
型化を図ることもできる。
【0041】更に、請求項5の如く、前記ランプが装着
される器具本体は、床面照明用ランプが装着される照明
器具本体に、壁面照明用ランプが装着される壁面照明用
本体を着脱可能に付設して構成されるので、照明器具を
構成する場合には、床面照明用本体を床面照明用の照明
器具と共用することができ、壁面照明用本体のみを新た
に構成すればよいので、部品点数を削減して、低コスト
化を図ることが可能である。また、床面照明用本体を床
面照明用の照明器具と共用することで、本照明器具と床
面照明用の照明器具とで、該照明器具が埋込設置され
る、天井面の埋込孔をも共通化することができ、照明器
具を設置する際の施工費用を減少することが可能とな
る。
【0042】更に、請求項6の如く、床面照射用ランプ
の光の一部を、壁面に向けて照射したので、壁面照明用
ランプからの光の照射方向と床面照明用ランプからの光
の一部の照射方向とを、互いに異ならせることで、壁面
を広範囲にわたって照明することが可能となる。また、
壁面照明用ランプからの光の照射方向と、床面照明用ラ
ンプからの光の照射方向とを重複させることで、壁面の
照度を高めることも可能である。
【0043】更に、請求項7の如く、前記照明器具にお
いて、壁面照明用ランプは、床面照射用ランプよりも下
方に配置されるので、壁面照明用ランプからの光を側方
へ向けて照射する場合にも、照射光が隣接する床面照明
用ランプにより遮られることがなく、該壁面照明用ラン
プにより壁面の上部まで照明することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具を示す斜視図である。
【図2】同じく照明器具を示す底面図である。
【図3】同じく照明器具を示す側面断面図である。
【図4】照明器具の照射範囲を示す図である。
【図5】床面照明を行う照明器具と壁面照明を行う照明
器具とを別個に構成した場合の照射範囲を示す図であ
る。
【図6】床面照明用ランプ及び壁面照明用ランプを器具
本体に対して着脱する際における、床面照明用ランプ及
び壁面照明用ランプの回動状態を示す図である。
【図7】床面照明用本体及び床面照明用本体に付設され
る壁面照明用本体を示す側面断面図である。
【図8】照明器具を天井面に埋込設置した状態を示す側
面断面図である。
【図9】照明器具を天井面に直付け設置した状態を示す
側面断面図である。
【図10】照明器具の別実施例を示す底面図である。
【図11】同じく照明器具の別実施例を示す側面断面図
である。
【図12】図10及び図11に示す照明器具の照射範囲
を示す図である。
【符号の説明】
1 器具本体 11 床面照明用本体 12 壁面照明用本体 21 床面照明用反射板 22 壁面照明用反射板 51 床面照明用ランプ 52 壁面照明用ランプ 100 照明器具 110 床面 111 天井面 112 壁面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のランプを具備し、天井面に設置さ
    れる照明装置であって、一部のランプが壁面を照射し、
    他部のランプが床面を照射することを特徴とする照明器
    具。
  2. 【請求項2】 前記照明器具の壁面照明用ランプは、照
    明器具における、該照明器具が設置される空間の壁面側
    とは反対側に配置されることを特徴とする請求項1に記
    載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記照明器具において、壁面照明用ラン
    プの配光を壁面照明用反射板により行い、床面照明用ラ
    ンプの配光を床面照明用反射板により行い、該床面照明
    用反射板は、壁面照明用反射板と同等又はそれ以上の光
    の拡散性を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 前記ランプは、複数の蛍光管を並設して
    構成されるコンパクト蛍光ランプに構成され、壁面照明
    用ランプを傾斜して配置したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 前記ランプが装着される器具本体は、床
    面照明用ランプが装着される照明器具本体に、壁面照明
    用ランプが装着される壁面照明用本体を着脱可能に付設
    して構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    の何れかに記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 床面照明用ランプの光の一部を、壁面に
    向けて照射したことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    の何れかに記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記照明器具において、壁面照明用ラン
    プは、床面照明用ランプよりも下方に配置されることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の照明
    器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218922A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Daiwa House Industry Co Ltd 店舗のled照明構造

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