JP2002351892A - 商標検索システム及び商標出願支援システム - Google Patents
商標検索システム及び商標出願支援システムInfo
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Abstract
の様々な形態を提供する。 【解決手段】 インターネットに代表されるコンピュー
タネットワークに接続されて備えられるサーバーシステ
ムであって、利用者端末から送信される一又は複数のキ
ーワードに基づき商標情報データベースに記憶されてい
る商標情報データの中からデータを抽出するためのデー
タベース検索プログラムを備え、利用者が検索を行い、
あるいは一又は複数の利用者からなるグループに属する
利用者が接続するための利用者端末からアクセス可能な
記憶領域が前記のサーバーシステムに設けられ、アクセ
スした利用者を認証する処理と、利用者が利用者端末に
おいて発明の構成要素や商標書類の内容を入力する処理
と、入力された構成要素や商標書類の内容を送信する処
理と、サーバーシステムにおいて前記の記憶領域に発明
案件ごとに記憶させる処理とを行い、一又は複数の利用
者が発明を行い商標書類を作成する。
Description
バーシステム、商標情報検索・配信サーバーシステム、
書類作成支援サーバーシステムに関する。特に、複数の
異なる商標情報データベースや、言語の異なるデータベ
ース、データ形式の異なるデータベースを同時に検索
し、あるいは定期的に配信を受け、さらにはグループの
複数の構成員が共同で検索をし、あるいは配信を受ける
ことが可能な検索サーバー及び検索・配信サーバーに関
する。
イン名情報を検索するための技術としては様々なものが
開発されている。一方、商標情報・ドメイン名情報は膨
大な量が存在し、また商標情報を提供するデータベース
も複数存在するが、言語の異なるデータベース、データ
形式の異なるデータベースなどが存在する。これらを同
時に検索することができれば、より漏れのない検索を行
うことができる。一方、検索に際しては、適切な検索キ
ーワードの選択や、検索キーワードの組合せによる検索
式の設定などを行わないと、検索から漏れる商標情報が
生じる恐れがある一方、検索キーワードを広くすれば、
検索により抽出される商標情報も増大し、関係のない商
標情報が抽出される確立も高くなるため、検索の効率は
悪くなる。
ては、例えば、特開平10−312396号「データベ
ースシステムおよびデータベースデータベース検索プロ
グラム12を記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体」においては、1つのデータベースを検索するだけ
で、他のデータベース中にある関連するデータをも自動
的に引き出して、データ検索に要する時間と、手間とを
大幅に削減するための技術が開示されている。この発明
は、特許データベース〜図面データベースに対し、新た
なデータを登録する毎に、管理コンピュータによって、
特許データベース、会社データベース、図面データベー
スに登録されている各データ間の関連情報を抽出して、
関連キー情報ファイルの内容を更新し、検索キーが入力
されたとき、指定されたデータベースから、前記検索キ
ーに対応するデータを読み出すとともに、関連キー情報
ファイルに登録されている関連キー情報に基づき、他の
データベースから前記検索キーに関連するデータを読み
出す、というものである。しかしながら、この発明にお
いては、「特許情報、会社情報などを管理するデータベ
ースシステム」とあるように、入出力装置に接続された
単一のデータベースシステムに記憶されている、特許デ
ータベース、会社データベース、図面データベースなど
の複数のデータベースを、検索キーを付与することによ
り管理することを開示しているにすぎない。
ース検索支援装置」においては、対象出願の該当商標を
検索する場合、その類似商標及び類似度を自動的に検
索、演算し表示できるようにした商標データベース検索
支援装置を提供するための技術が開示されている。この
発明は、対象出願の商標情報とデータベースファイルの
商標情報とを比較し、類似商標及びその類似度を自動的
に演算し、これを表示手段に表示する類似度演算手段を
設ける、というものである。この発明においては対象出
願の特許情報という、検索される対象との比較対照とな
る元の文書データがあらかじめ存在し、元の文書データ
から適切な検索キーワードを抽出するというものであ
る。新規なアイディア等を考案し、まだ元の文書データ
が存在しないか、完全な形態では存在しない場合には用
いることのできない技術であり、とりわけ新規な発明を
行う者にとっては利用価値の少ないものである。また、
類似特許及びその類似度を自動的に演算・表示は有効で
はあるものの、類似殿演算はキーワードの出現個数によ
っているために、例えばキーワードが商標請求の範囲に
記載されている発明の必須の構成要素であるか否か、と
いった考慮はなされていない。さらに、使用された検索
キーワードと同義又は類似であるが異なるキーワードが
用いられている場合には、単に使用された検索用キーワ
ードの出現個数に頼ったのでは、検索結果に漏れや誤り
が生じてしまう恐れがある。
法、及びそのシステム」においては、検索の精度を高く
維持させつつ、再現率を向上させられるようにするため
の技術が開示されている。この発明は、コンピュータ
は、データベースから特許文献(一次情報)を読み出
し、書誌的事項や索引語等の二次情報を抽出して補助記
憶装置に記憶させる。ユーザは、表示装置を見ながら、
キーボードやポインティングデバイスを用いて検索式を
入力する。その検索式で論理和近接演算子によって索引
語の共出現の仕方が規定されていると、コンピュータ
は、その演算子で指定された文章範囲を照合単位とし
て、入力された索引語を文献から抽出した索引語と照合
する。その結果、元々一致すべきと定めた数の索引語、
及びユーザが一致すべきと別に指定した索引語が共に一
致した索引語を抽出した文献を、少なくとも適合文献と
して選択する、というものである。また特開平9−25
9139号「文書資料知的検索システム」においては、
キーワード検索する際、シソーラスの関連度を検索者に
意識させずに、システム内部で更新、管理することが
で、シソーラスの関連度をより検索者の意図の近い形で
ダイナミックに変更することができる技術が開示されて
いる。この発明は、予め定義され、かつ利用者が指定可
能なシソーラスと登録データとの関係を蓄積するシソー
ラスデータベースと、フリーワードと登録データとの関
係を蓄積するフリーワードデータベースとを有する特許
文書、技術文書、資料等を対象としたキーワード検索を
行う文書資料知的検索システムにおいて、シソーラスと
シソーラスの関連性を、シソーラスとシソーラスではな
いが、利用者がシソーラスとともに対象データに与えた
キーワードで共通概念を有する連想語として保存する連
想語データベースを有することを特徴とする文書資料知
的検索システム、である。
おいては、検索精度をより高める技術が開示されてい
る。前者においては、複数の検索語を用いて、検索対象
となる文章範囲を指定して検索することにより、文章内
の位置関係を選択した検索が可能である。また2つ以上
の検索後の出現順序などを指定した検索が可能である。
しかしながら、使用された検索キーワードと同義又は類
似であるが異なるキーワードが用いられている場合に
は、検索結果に漏れや誤りが生じてしまう恐れがある。
また、文章中の位置関係も、文章の属性、例えば商標請
求の範囲、発明の詳細な説明などを指定することはでき
ず、検索キーワードが商標請求の範囲に記載されている
発明の必須の構成要素であるか否か、といった考慮はな
されていない。次に、後者においては、シソーラスデー
タベース、連想語データベース、同義語・類義語データ
ベース等を用いることにより、検索論理式を自動学習に
より作成・修正することが開示されている。しかしなが
ら、連想語、同義語、類義語を広く検索で抽出すること
としても、例えば特許請求の範囲、発明の詳細な説明な
どを指定することはできず、検索キーワードが特許請求
の範囲に記載されている発明の必須の構成要素であるか
否か、といった考慮はなされていない。一方、単純に検
索キーワードを広くすれば、検索により抽出される特許
情報も増大し、関係のない商標情報が抽出される確立も
高くなるため、検索の効率は悪くなる。
共に、さらに本発明の検索サーバーシステム、検索・配
信サーバーシステムにおいては、複数の異なる特許情報
データベースや、言語の異なるデータベース、データ形
式の異なるデータベースを同時に検索し、あるいは定期
的に配信を受け、さらにはグループの複数の構成員が共
同で検索をし、あるいは配信を受けることが可能な検索
サーバー及び検索・配信サーバーを提供することを目的
とする。
課題を解決することをも目的とする。従来、発明を行う
工程における技術としては、例えば特許第290552
7号「電子媒体による出願依頼受付システム」において
は、下記の発明が開示されている。すなわち、「電子媒
体による出願依頼受付システムであって、コンピュータ
と、該コンピュータとオンラインで情報の授受を行なう
複数の端末機とを備え、前記端末機は、予め定められた
一定のフォーマットを有する電子化された明細書原稿用
紙データおよび出願依頼書用紙データを格納する記憶媒
体と、前記記憶媒体に格納される明細書原稿用紙データ
を読み出して、この明細書原稿用紙に文書入力を行なう
と共に、前記記憶媒体に格納される出願依頼書用紙デー
タを読み出して、この出願依頼書用紙のフォーマットに
したがって必要事項の入力を行なうためのワードプロセ
ッシング手段と、図面を電子的に作成する手段と、前記
入力された明細書原稿、図面および出願依頼書を、オン
ラインで前記コンピュータに送信する手段とを備え、前
記コンピュータは、前記オンラインで送信された明細書
原稿、図面および出願依頼書を受領して、記憶する手段
と、記憶されている明細書原稿および出願依頼書を読み
出して、表示する手段と、表示された明細書原稿および
出願依頼書にエラーがないことを確認した旨の入力を受
け付ける手段と、前記明細書原稿および出願依頼書につ
いて、予め定めた書誌的事項の入力を受け付けて、入力
されたデータを登録する手段とを備え、前記記憶媒体
は、前記一定のフォーマットを有する電子化された明細
書原稿用紙データおよび出願依頼書用紙データとして、
前記端末機の表示画面上に、それぞれ文字を入力するた
めの複数の空欄領域と、それぞれの空欄領域を区画する
と共に、それ自体への文字の入力を行わせない区画領域
とを表示させ、前記各空欄領域の直前に位置する各区画
領域の一部には、その次に位置する空欄領域に関する注
意事項として表示される文字が予め入力され、前記空欄
領域のうち、一部の空欄領域については、当該領域の大
きさを文字数によって制限すると共に、枠を表示させる
情報を有し、前記空欄領域のうち、領域の大きさが制限
されない領域の少なくとも一部については、出願明細書
として記載すべき項に対応して区画され、それぞれを区
画する直前の区画領域に予め入力されている文字は、当
該項を表わす情報を構成するものを記憶していることを
特徴とする出願依頼受付システム」である。
て出願依頼書用紙のフォーマットをオンラインで送信す
るものであり、文字を入力するための複数の空欄領域
と、それ自体への文字の入力を行わせない区画領域とを
表示させる。しかしながら、この発明は、社内における
発明の届け出を目的とするシステムであって、外部の者
との作業の連携を行うものではない。
承認システム、発明届出承認方法および発明届出承認用
プログラムを記録した記録媒体」においては、「第1、
第2および第3のコンピュータが通信ネットワークを介
して接続された発明届出承認システムにおいて、前記第
1のコンピュータは、発明者が作成した商標出願用明細
書の原稿データを入力する原稿作成手段と、該原稿作成
手段により入力された原稿データと該原稿データを特定
するための発明届出情報とを前記第2のコンピュータに
送信する登録手段と、前記登録手段により送信された原
稿データを特定するための発明届出情報を含む承認依頼
通知を前記発明者の上司宛に行う承認依頼手段とを備
え;前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュー
タから送信される原稿データと該原稿データを特定する
ための発明届出情報とを対応づけて記憶する記憶手段を
備え;前記第3のコンピュータは、前記上司宛の前記承
認依頼通知に含まれる発明届出情報に基づいて対応する
原稿データを前記記憶手段から読み込んで表示する表示
手段と、前記表示された原稿データを確認した前記上司
の指示に応答して、該表示された原稿データと対応づけ
て承認済情報を前記記憶手段に記憶させる承認手段とを
備えたことを特徴とする発明届出承認システム」が開示
されている。しかしながら、上記発明は、単に社内にお
ける発明届出の承認を行うためのシステムである。
ンピュータネットワークを用いて共同作業を行うことは
多くなり、遠隔地同士での情報送受信や、同一企業内な
どにはとらわれない複数の組織や個人同士での情報送受
信、異業種同士での情報送受信、異なる専門分野同士で
の情報送受信、あるいはこれらの情報送受信による共同
作業の必要性、効率化の必要性は拡大の一途を辿ってい
る。また、商標出願を行い、あるいは商標出願を行うた
めに代理人に依頼(ドメイン名の取得の依頼を含む)す
るための説明文書を作成するためには、一定の書式やフ
ォーマットに則った文書にまとめることが望まれる。
同士での共同作業、遠隔地同士での情報送受信や、同一
企業内などにはとらわれない複数の組織や個人同士での
情報送受信、異業種同士での情報送受信、異なる専門分
野同士での情報送受信、あるいはこれらの情報送受信に
よる共同作業を行うシステムが実現できれば好ましい。
書類を作成する段階においてはもちろんのこと、弁理士
のような代理人が商標書類を作成、修正等する場合にお
いても、操作性の向上がされるならば、便宜である。
め、請求項1に記載の発明においては、インターネット
に代表されるコンピュータネットワークに接続されて備
えられ、商標情報データベースを検索するためにコンピ
ュータネットワークに接続する利用者端末からアクセス
するサーバーシステムであって、前記のサーバーシステ
ムは、利用者端末から送信される一又は複数のキーワー
ドに基づき商標情報データベースに記憶されている商標
情報データの中からデータを抽出するためのデータベー
ス検索プログラムを備え、前記の商標情報データベース
に記憶されている商標情報データは、データを抽出する
ためのXML等のタグ情報を含み、複数のデータベース
において共通のタグ情報を用いることにより、前記の検
索プログラムが複数の出願情報データベース、登録情報
データベース、ドメイン名情報データベース等の複数の
商標情報データベースの検索を行うと共に、利用者が利
用者端末において、必要とするデータを抽出するための
タグ情報を指定することにより、前記の共通のタグ情報
により必要データを検索・抽出し、抽出されたデータを
含むファイルを生成して利用者端末に送信可能なことを
特徴とする、商標情報検索サーバーシステムであること
を特徴としている。
に記載の発明においては、請求項1に記載の発明におい
て、前記の商標情報データは、商標の出願情報・登録情
報・ドメイン名情報等の内容の要約を示す文字データフ
ァイル、画像データファイル、音声データファイル、動
画像データファイルの内の一又は複数を含み、前記の各
ファイルごとに前記のタグ情報を含み、利用者が利用者
端末において、必要とするデータを抽出するためのタグ
情報を指定することにより、前記の共通のタグ情報によ
り必要データを検索・抽出し、抽出されたデータ及びデ
ータファイルへのハイパーリンク情報を含むファイルを
生成して利用者端末に送信可能なことを特徴とする、請
求項1に記載の商標情報検索サーバーシステムであるこ
とを特徴としている。
に記載の発明においては、請求項1又は2に記載の発明
において、前記のタグ情報は、商標、指定商品又は指定
役務、出願人、権利者、代理人、出願日、商標登録番
号、ドメイン名、ドメイン登録者情報、その他の情報を
含むデータ項目を指定するためのタグ情報であって、利
用者が利用者端末において、必要とするデータを抽出す
るためのタグ情報を指定することにより、前記の共通の
タグ情報により必要データを検索・抽出し、抽出された
データを含むファイルを生成して利用者端末に送信可能
なことを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載
の商標情報検索サーバーシステムであることを特徴とし
ている。
に記載の発明においては、請求項1〜3に記載の発明に
おいて、前記の複数のデータベースにおいて共通のタグ
情報は、複数のデータベースにおいて異なって設定され
ているタグ情報を、商標情報検索サーバーシステムが備
える商標情報データベース情報管理手段において解釈し
た上で、複数のデータベースにおいて共通するデータ項
目のデータを検索・抽出可能にしたことを特徴とする、
請求項1〜3のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システムであることを特徴としている。
に記載の発明においては、請求項1〜4に記載の発明に
おいて、前記の商標情報検索サーバーシステムは、利用
者が閲覧するファイルのレイアウトを指定するためのレ
イアウト指定手段を備え、利用者が利用者端末におい
て、所望のレイアウトを指定することにより、前記の共
通のタグ情報により必要データを検索・抽出し、抽出さ
れたデータを含むファイルを生成して利用者端末におい
て所望のレイアウトにより閲覧可能なことを特徴とす
る、請求項1〜4のいずれかに記載の商標情報検索サー
バーシステムであることを特徴としている。
に記載の発明においては、請求項1〜5に記載の発明に
おいて、前記のタグ情報には、商標情報に関する一又は
複数のキーワードを設定するためのタグ情報が含まれて
おり、利用者が入力・送信した一又は複数のキーワード
ごとに、前記のタグ情報を参照して検索を行うことを特
徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の商標情報検
索サーバーシステムであることを特徴としている。
に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明に
おいて、前記の複数のデータベースは、複数のサーバー
が提供する商標出願データベース、ドメイン名情報デー
タベースを含み、前記の共通のタグ情報により、商標及
びドメイン名を検索・抽出して取得可能か否かを判定す
るための情報が得られることを特徴とする、請求項1〜
6のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステムで
あることを特徴としている。
に記載の発明においては、請求項7に記載の発明におい
て、ドメイン名情報データベースには、複数のトップレ
ベルドメインを含むドメイン名情報に関するデータベー
スが含まれることを特徴とする、請求項7に記載の商標
情報検索サーバーシステムであることを特徴としてい
る。
に記載の発明においては、請求項1〜8に記載の発明に
おいて、前記の複数のデータベースは、複数のサーバー
が提供する商標出願データベース、商標登録データベー
ス、未登録商標データベースを含み、前記の共通のタグ
情報により検索・抽出が可能なことを特徴とする、請求
項1〜8のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシス
テムであることを特徴としている。
0に記載の発明においては、請求項1〜9に記載の発明
において、前記の商標情報データベースには、周知商標
データベースが含まれることを特徴とする、請求項1〜
9のいずれかに記載の商標検索サーバーシステムである
ことを特徴としている。
1に記載の発明においては、請求項10に記載の発明に
おいて。前記の周知商標データベースには、商標事件判
決、不正競争事件判決、ドメイン紛争判決等の判決デー
タベースが含まれることを特徴とする、請求項10に記
載の商標検索サーバーシステムであることを特徴として
いる。
2に記載の発明においては、請求項1〜10に記載の発
明において、前記の商標情報データベースには、普通名
称データベース、慣用商標データベース、氏名・名称デ
ータベース、簡易標章データベース、識別不可能データ
ベース等の商標登録要件ごとに設けられた複数のデータ
ベースが含まれており、商標情報の検索を行った際に、
商標登録要件ごとの検索結果が抽出されることを特徴と
する、請求項1〜10のいずれかに記載の商標検索サー
バーシステムであることを特徴としている。
3に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、商
標情報データベースを検索するためにコンピュータネッ
トワークに接続する利用者端末からアクセスするサーバ
ーシステムであって、前記のサーバーシステムは、利用
者端末から送信される一又は複数のキーワードに基づき
商標情報データベースに記憶されている商標情報データ
の中からデータを抽出するためのデータベース検索プロ
グラムと、さらに入力・送信されたキーワードと同一又
は類似概念の複数のキーワード等を記憶するキーワード
変換テーブルとを備え、送信された一又は複数のキーワ
ードごとに、前記のキーワード変換テーブルを参照し
て、当該キーワードと同一又は類似概念の複数のキーワ
ードを抽出し、抽出されたすべてのキーワードに基づ
き、前記の検索プログラムが複数の出願情報データベー
ス、登録情報データベース、ドメイン名情報データベー
ス等の複数の商標情報データベースの検索を行い、デー
タの検索・抽出が可能なことを特徴とする、商標情報検
索サーバーシステムであることを特徴としている。
4に記載の発明においては、請求項13に記載の発明に
おいて、前記のキーワード変換テーブルに記憶されるキ
ーワードと同一又は類似概念の複数のキーワードは、第
一の言語によるキーワードと、同一又は類似概念の第二
の言語によるキーワードであって、送信された一又は複
数のキーワードごとに、キーワード変換テーブルから当
該キーワードと同一又は類似概念の複数のキーワードを
抽出し、抽出されたすべてのキーワードに基づき、前記
の検索プログラムが、異なる言語のデータベースを含む
複数の出願情報データベース、登録情報データベース、
ドメイン名情報データベース等の複数の商標情報データ
ベースの検索を行い、データの検索・抽出が可能なこと
を特徴とする、請求項13に記載の商標情報検索サーバ
ーシステムであることを特徴としている。
5に記載の発明においては、請求項13又は14に記載
の発明において、前記のキーワード変換テーブルは、図
形を示す概念を文字データとして記憶するデータを含
み、文字をキーワードとしてデータを検索することによ
り、図形商標の検索が可能なことを特徴とする、請求項
13又は14のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システムであることを特徴としている。
6に記載の発明においては、請求項13又は14に記載
の発明において、前記のキーワード変換テーブルは、立
体を示す概念を文字データとして記憶するデータを含
み、文字をキーワードとしてデータを検索することによ
り、立体商標の検索が可能なことを特徴とする、請求項
13又は14のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システムであることを特徴としている。
7に記載の発明においては、請求項1〜16に記載の発
明において、前記の送信されたキーワードに基づき、ド
メイン名情報データベースを含む商標情報データベース
に記憶されている商標出願・登録データの中からデータ
を抽出する処理は、送信された一又は複数のキーワード
ごとに、前記の分離判定ルールテーブルを参照して、検
索キーワードを分割し、分割された個々のキーワードに
基づきデータの検索を行うことを特徴とする、請求項1
〜16のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステ
ムであることを特徴としている。
8に記載の発明においては、請求項17に記載の発明に
おいて、前記の分離判定ルールテーブルに記憶されるル
ールには、検索対象となる商標にスペースが含まれるか
否か、改行が含まれるか否か、特定文字が含まれるか否
か、特定文字列が含まれるか否か、大文字と小文字の切
替が含まれるか否か、平仮名とカタカナの切替が含まれ
るか否か、アルファベットと日本文字との切替が含まれ
るか否か、の条件の内の一又は複数の条件が含まれるこ
とを特徴とする、請求項17に記載の商標情報検索サー
バーシステムであることを特徴としている。
9に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、法
人情報データベース又は個人情報データベース等を検索
するためにコンピュータネットワークに接続する利用者
端末からアクセスする法人情報等検索サーバーシステム
と、一又は複数の商標情報データベースを検索するため
の商標情報検索サーバーシステムとにより構成されるシ
ステムにおいて、前記の法人情報等検索サーバーシステ
ムは、利用者端末から前記の法人情報データベース又は
個人情報データベース等に記憶されているデータの中か
らデータを抽出するための法人情報等データベース検索
プログラムを備えると共に、前記の商標情報検索サーバ
ーシステムと連携し、前記の法人情報等検索サーバーシ
ステムが利用者端末から送信される法人情報等の検索要
求データを受信し、検索要求データに基づいて法人情報
等を検索し抽出する際に、前記の検索要求データに含ま
れる会社名等の法人又は個人を識別する検索キーワード
を抽出し、法人又は個人を識別する検索キーワードを検
索キーとする商標情報検索要求データを生成し、前記の
商標情報データベースにおいて、生成された商標情報検
索要求データを前記の法人情報等検索サーバーシステム
から受信する処理と、受信した商標情報検索要求データ
に基づき、前記の法人又は個人を識別する検索キーワー
ドを検索キーの主キーとして設定すると共に、必要に応
じ検索キーワード等の他の検索条件を設定するためのフ
ァイルを生成する処理と、生成されたファイルを前記の
法人情報等検索サーバーシステムに送信する処理を行う
ことにより、前記の法人情報等データベース検索プログ
ラムが利用者端末に対し送信する検索結果データには、
商標情報検索サーバーシステムが一又は複数の商標情報
データベースを検索してデータを抽出するためのデータ
が含まれることを特徴とする、商標情報検索サーバーシ
ステムであることを特徴としている。
0に記載の発明においては、請求項19に記載の発明に
おいて、前記の法人情報等検索サーバーシステムが利用
者端末から送信される法人情報等の検索要求データを受
信し、検索要求データに基づいて法人情報等を検索し抽
出する際に、前記の検索要求データに含まれる会社名等
の法人又は個人を識別する検索キーワードを抽出し、法
人又は個人を識別する検索キーワードを検索キーとする
商標情報検索要求データを生成し、前記の商標情報デー
タベースにおいて、生成された商標情報検索要求データ
を前記の法人情報等検索サーバーシステムから受信する
処理と、受信した商標情報検索要求データに基づき、前
記の法人又は個人を識別する検索キーワードを検索キー
の主キーとして設定すると共に、商標情報検索サーバー
システムにおいて、一又は複数の商標情報データベース
を検索してデータを抽出し、必要に応じ検索キーワード
等の他の検索条件を設定するためのファイルを生成する
処理と、生成されたファイルを前記の法人情報等検索サ
ーバーシステムに送信する処理を行うことにより、前記
の法人情報等検索プログラムが抽出した結果を利用者端
末に対し送信するデータには、抽出された法人又は個人
を識別する検索キーワードに基づき、商標情報検索サー
バーシステムにおいて、一又は複数の商標情報データベ
ースの検索を行い、抽出された結果を表示させるための
データが含まれることを特徴とする、商標情報検索サー
バーシステムであることを特徴としている。
1に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、商
標情報データベース等を検索するためにコンピュータネ
ットワークに接続する利用者端末からアクセスする、第
一の商標情報検索サーバーシステムと、一又は複数の商
標情報データベースを検索するための第二の商標情報検
索サーバーシステムとにより構成されるシステムにおい
て、前記の第一の商標情報検索サーバーシステムは、利
用者端末から前記の商標情報データベースに記憶されて
いるデータの中からデータを抽出するためのデータベー
ス検索プログラムを備えると共に、前記の第二の商標情
報検索サーバーシステムと連携し、利用者端末から前記
の第一の商標情報検索サーバーシステムに対し検索要求
を送信し、検索要求を受信した前記の第一の商標情報検
索サーバーシステムは前記の第二の商標情報検索サーバ
ーシステムに前記の検索要求を送信し、第二の商標情報
検索サーバーシステムにおいて、一又は複数の商標情報
データベースを検索してデータを抽出し、抽出されたデ
ータを前記の第一の商標情報検索サーバーシステムに送
信し、前記の第一の商標情報データベース検索プログラ
ムが利用者端末に対し送信する検索結果データには、第
二の商標情報データベースから受信した検索結果データ
が含まれることを特徴とする、第二の商標情報検索サー
バーシステムに係る商標情報検索サーバーシステムであ
ることを特徴としている。
載の発明においては、請求項21に記載の発明におい
て、前記の第二の商標情報検索サーバーシステムは、請
求項1〜20のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システムであることを特徴とする、請求項21に記載の
第二の商標情報検索サーバーシステムに係る商標情報検
索サーバーシステムであることを特徴としている。
3に記載の発明においては、請求項21又は22に記載
の発明において、検索対象となる一又は複数の商標情報
データベースの範囲を利用者が指定可能であると共に、
検索対象となるデータ内の検索範囲を利用者が指定可能
であることを特徴とする、請求項21又は22のいずれ
かに記載の第二の商標情報検索サーバーシステムに係る
商標情報検索サーバーシステムであることを特徴として
いる。
4に記載の発明においては、請求項1〜23に記載の発
明において、前記の一又は複数の商標情報データベース
を検索してデータを抽出する商標情報検索サーバーシス
テムは、他のデータベースシステム運営者などの事業者
からの検索要求に基づく処理を行った場合には、事業者
ごとに課金するための課金情報を算出する課金情報処理
手段と、算出された課金情報を記憶する課金情報記憶手
段とを備えることを特徴とする、請求項1〜23のいず
れかに記載の第二の商標情報検索サーバーシステムに係
る商標情報検索サーバーシステムであることを特徴とし
ている。
5に記載の発明においては、請求項1〜23に記載の発
明において、前記の一又は複数の商標情報データベース
を検索してデータを抽出する商標情報検索サーバーシス
テムが、他のデータベースシステム運営者などの事業者
が運営する商標情報データベースからのデータを検索・
抽出した場合には、データの検索・抽出履歴を商標情報
検索サーバーシステム又は他のデータベースシステムに
おいて記憶管理し、他のデータベースシステム運営者な
どの事業者に対し支払うべきデータ利用料金情報を管理
することを特徴とする、請求項1〜23のいずれかに記
載の第二の商標情報検索サーバーシステムに係る商標情
報検索サーバーシステムであることを特徴としている。
6に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、商
標情報データベースを検索するためにコンピュータネッ
トワークに接続する利用者端末からアクセスするサーバ
ーシステムであって、前記のサーバーシステムは、利用
者端末から送信される一又は複数のキーワードに基づき
商標情報データベースに記憶されている商標情報データ
の中からデータを抽出するためのデータベース検索プロ
グラムを備え、利用者端末から前記のサーバーシステム
にアクセスしてデータベース検索プログラムを起動する
処理と、データベース検索プログラムが検索キーワード
の入力を行うキーワード入力手段を表示する処理と、利
用者端末において一又は複数の検索キーワードを入力
し、利用者を識別するデータ、及び代理人を指定するデ
ータと共に前記のサーバーシステムに送信する処理とを
行い、前記の検索プログラムが一又は複数の出願情報デ
ータベース、登録情報データベース、ドメイン名情報デ
ータベース等のデータベースの検索を行い、検索した結
果を利用者が指定した代理人が備える代理人端末に送信
し、送信される検索結果データには、代理人によるコメ
ントや意見、鑑定結果等を入力するためのコメントフィ
ールドが設けられており、代理人がコメントや意見、鑑
定結果等を入力する処理と、入力されたコメントや意
見、鑑定結果等を認証する処理と、前記の利用者端末に
対し送信することを特徴とする、商標情報検索サーバー
システムであることを特徴としている。
7に記載の発明においては、請求項26に記載の発明に
おいて、代理人が入力するコメントや意見、鑑定結果等
は、抽出された商標情報ごとに入力するためのコメント
フィールドが設けられることを特徴とする、請求項27
に記載の商標情報検索サーバーシステムであることを特
徴としている。
8に記載の発明においては、請求項27に記載の発明に
おいて、代理人端末において入力するコメントや意見、
鑑定結果等は、商標登録要件ごとに入力するためのコメ
ントフィールドが設けられることを特徴とする、請求項
30又は31のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システムであることを特徴としている。
9に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、商
標情報データベースを検索するためにコンピュータネッ
トワークに接続する商標審査機関端末からアクセスする
サーバーシステムであって、前記のサーバーシステム
は、利用者端末から送信される一又は複数のキーワード
に基づき商標情報データベースに記憶されている商標情
報データの中からデータを抽出するためのデータベース
検索プログラムを備え、商標審査機関端末から前記のサ
ーバーシステムにアクセスしてデータベース検索プログ
ラムを起動する処理と、データベース検索プログラムが
検索キーワードの入力を行うキーワード入力手段を表示
する処理と、商標審査機関端末において一又は複数の検
索キーワードを入力し、前記のサーバーシステムに送信
する処理とを行い、前記の検索プログラムが一又は複数
の出願情報データベース、登録情報データベース、ドメ
イン名情報データベース等のデータベースの検索を行
い、検索した結果を前記の商標審査機関端末に送信し、
送信される検索結果データには、審査機関によるコメン
トや意見、鑑定結果等を入力するためのコメントフィー
ルドが設けられており、商標審査機関においてコメント
や意見、調査結果等を入力する処理と、入力されたコメ
ントや意見、調査結果等を認証する処理と、商標出願人
が備える利用者端末に対し送信することを特徴とする、
商標情報検索サーバーシステムであることを特徴として
いる。
0に記載の発明においては、請求項29に記載の発明に
おいて、商標審査機関端末において入力するコメントや
意見、調査結果等は、抽出された商標情報ごとに入力す
るためのコメントフィールドが設けられることを特徴と
する、請求項29に記載の商標情報検索サーバーシステ
ムであることを特徴としている。
1に記載の発明においては、請求項29又は30に記載
の発明において、商標審査機関端末において入力するコ
メントや意見、鑑定結果等は、商標登録要件ごとに入力
するためのコメントフィールドが設けられることを特徴
とする、請求項29又は30のいずれかに記載の商標情
報検索サーバーシステムであることを特徴としている。
2に記載の発明においては、請求項29〜31に記載の
発明において、前記の商標情報データベースは、商標審
査機関が備える商標情報データベースであることを特徴
とする、請求項29〜31のいずれかに記載の商標情報
検索サーバーシステムであることを特徴としている。
3に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、商
標情報データベースを検索するためにコンピュータネッ
トワークに接続する利用者端末からアクセスするサーバ
ーシステムであって、前記のサーバーシステムは、利用
者端末から送信される一又は複数のキーワードに基づき
商標情報データベースに記憶されている商標情報データ
の中からデータを抽出するためのデータベース検索プロ
グラムを備え、利用者端末から前記のサーバーシステム
にアクセスしてデータベース検索プログラムを起動する
処理と、データベース検索プログラムが検索キーワード
の入力を行うキーワード入力手段を表示する処理と、利
用者端末において一又は複数の検索キーワードを入力
し、利用者を識別するデータと共に前記のサーバーシス
テムに送信する処理と、サーバーシステムにおいて利用
者の一回のキーワード送信ごとに検索キーワードを記憶
する処理とを行い、前記の検索プログラムが一又は複数
の出願情報データベース、登録情報データベース、ドメ
イン名情報データベース等の複数の商標情報データベー
スの検索を行い、検索した結果を利用者が指定した所定
時期又は所定期間ごとに利用者端末に対し配信すること
を特徴とする、商標情報検索・配信サーバーシステムで
あることを特徴としている。
4に記載の発明においては、請求項33に記載の発明に
おいて、利用者端末に配信される検索結果は、検索対象
となったデータベース及びデータの範囲、検索キーワー
ド、検索による抽出件数、抽出されたデータへのハイパ
ーリンク情報を含む商標調査報告書であることを特徴と
する、請求項33に記載の商標情報検索・配信サーバー
システムであることを特徴としている。
5に記載の発明においては、請求項33又は34に記載
の発明において、利用者端末に配信される検索結果に
は、検索結果が含む商標情報データの商標が異議申立期
間内であるか否かが判別可能なデータが含まれることを
特徴とする、請求項33又は34のいずれかに記載の商
標情報検索・配信サーバーシステムであることを特徴と
している。
6に記載の発明においては、インターネットに代表され
るコンピュータネットワークに接続されて備えられ、コ
ンピュータネットワークに接続する利用者端末からアク
セスするサーバーシステムであって、一又は複数の利用
者からなるグループに属する利用者が接続するための利
用者端末からアクセス可能な記憶領域が前記のサーバー
システムに設けられ、アクセスした利用者を認証する処
理と、利用者が利用者端末において発明の構成要素や商
標書類の内容を入力する処理と、入力された構成要素や
商標書類の内容を送信する処理と、サーバーシステムに
おいて前記の記憶領域に発明案件ごとに記憶させる処理
とを行い、作成された商標書類を代理人が備える代理人
端末に送信し、商標出願書類の作成依頼をすることが可
能なことを特徴とする、書類作成支援サーバーシステム
であることを特徴としている。
7に記載の発明においては、請求項36に記載の発明に
おいて、利用者が利用者端末において商標や商標書類の
内容を入力し、送信する処理は、商標や商標書類の内容
の入力を行う入力手段を表示する処理と、利用者端末に
おいて商標や商標書類の内容を入力し、前記のサーバー
システムに送信する処理であって、表示される前記の入
力手段は、商標や指定商品又は指定役務などの項目ごと
に入力フォームが設けられるものであることを特徴とす
る、請求項36に記載の発明支援サーバーシステムであ
ることを特徴としている。
面により詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施
形態の基本的なシステムの構成を示すシステム構成図で
ある。図1において、符号1は商標情報検索サーバーシ
ステム、2は商標情報データベース、3は利用者端末を
示している。また4及び5はインターネットに代表され
るコンピュータネットワークを示す。
表されるコンピュータネットワークに接続されて備えら
れ、商標情報データベース2を検索するためにコンピュ
ータネットワークに接続する利用者端末3からアクセス
するサーバーシステムである。ここでコンピュータネッ
トワークには、インターネットをはじめとして、専用線
により接続されたネットワーク形態や、企業内LAN、
企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。またここ
で用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線通信
の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoothな
どを用いた形態を含む。
るための利用者端末3としては、通常、パーソナルコン
ピュータやワークステーションなどのコンピュータ端末
が用いられる。コンピュータ端末は、制御手段、記憶手
段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。また
インターネットに代表されるコンピュータネットワーク
に接続詞、データの送受信を行う機能を備え、ブラウザ
や電子メールソフトウェア、ワードプロセッサなどのア
プリケーションプログラムや、オペレーティングシステ
ム(OS)を備えることが通常の形態である。この他、
利用者端末3には、インターネット等に接続可能なブラ
ウザ機能を搭載した携帯電話をはじめとする無線通信端
末、携帯情報端末や、インターネットTV、ゲーム機
器、テレビ会議システム、その他のネットワーク接続機
能を備えた家電製品などの機器を広く含む。
は、アプリケーションサーバー、データベースサーバ
ー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要に応じ
メールサーバー、その他の各種装置により構成される。
これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設けられ
る形態や、物理的に複数の装置からなる形態、あるいは
ネットワークを介して接続される物理的に複数の装置か
らなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現され
るならば、様々な形態を含む。本発明のサーバーシステ
ムには、記憶手段、制御手段、入力手段、出力手段、表
示手段などが備えられ、その構成は図2及び図3に示す
通りである。図2は本発明の1つの実施形態をあらわす
サーバーシステムの構成を示したものである。CPU、
RAM、ROM、HDD、CRT、システム制御手段等
を有し、クライアントコンピュータからデータを受信す
る受信手段、クライアントコンピュータにデータを送信
する送信手段、クライアントコンピュータからのリクエ
ストによりデータベース上のデータを検索する検索手
段、クライアントコンピュータからのデータを保存して
おく記憶手段、クライアントコンピュータへ時間情報を
送信するため時間を算出する計算手段、利用者の携帯端
末へダイヤルするためのダイヤルアップ手段、データベ
ース上のデータを出力する出力手段、サーバコンピュー
タやデータベースのメンテナンス等を行うため必要な表
示手段や入力手段などにより構成される。
ステム1の第1の実施形態における、サーバーシステム
の基本的な構成を示す機能ブロック図である。図3にお
いて、符号7はデータ送受信手段を、19は入出力イン
ターフェースを17は制御手段を示している。また13
は利用者情報記憶手段、18は利用者情報認証手段を示
している。16は検索要求データ検知手段、15は検索
要求データ記憶手段、10は商標情報データベース情報
管理手段、11は検索検索キーワード抽出・解釈手段1
1を、14はタグ情報抽出・解釈手段、12は商標情報
データベース検索プログラムを示している。
から送信される一又は複数のキーワードに基づき商標情
報データベース2に記憶されている商標情報データの中
からデータを抽出するためのデータベース検索プログラ
ム12を備えている。図4は、データベース検索プログ
ラム12の機能及び処理の流れを示すデータフローを示
している。データベース検索プログラム12は、アプリ
ケーションサーバーなどに備えられ、下記の機能を備え
ている。利用者端末3から送信された検索要求データを
受信し、一時記憶する機能。検索要求データに含まれる
検索キーワードを抽出する機能。検索要求データに含ま
れるタグ情報を抽出し、解釈する機能。必要に応じ、キ
ーワード変換テーブルを参照し、検索キーワードを変換
する機能。必要に応じタグ情報を、複数のデータベース
ごとに変換する機能。一時記憶されたタグ情報に基づ
き、タグ情報により指定される検索対象データを判定す
る機能。検索対象となるデータベースの範囲等が利用者
端末3から送信されたデータにより指定されている場合
には、検索対象となるデータベースを判定する機能。検
索対象となる複数のデータベースシステムに対し、前記
のタグ情報、検索キーワード等の検索要求データを送信
する機能。検索された結果、複数のデータベースシステ
ムから抽出されたデータを、一時記憶し、必要に応じデ
ータ変換する機能。必要に応じ、指定されたレイアウト
データを取得する機能。複数のデータベースシステムか
ら抽出されたデータを一つの抽出結果データとして収集
し、ファイル生成する機能。前記の抽出結果データを、
利用者端末3からの検索要求データにおいて指定されて
いる検索結果データの送信先である利用者端末3に送信
する機能。必要に応じ、データ検索・抽出履歴を記憶管
理する機能。
検索対象とする商標情報データベース2について説明す
る。商標情報データベース2は、出願情報データベー
ス、登録情報データベース、ドメイン名情報データベー
ス等の複数のデータベースが想定されている。商標情報
データベース2には、本発明の商標情報検索サーバーシ
ステム1が提供する商標情報データベース2や、その他
の事業者等が提供するデータベースシステムを広く含
み、インターネットに代表されるコンピュータネットワ
ークを介して接続される様々な商標情報データベース2
を含む。またこれらのデータベースに記憶される情報
は、商標出願中の公開商標情報や、登録されている商標
公報情報、商標出願書類以外の中間手続などに関する書
類を含むことができる。また特許庁のように審査を行い
商標権を付与する商標審査機関(以下、必要に応じ商標
審査機関という)に対し提出された商標書類以外の、商
標の内容を解説する要約、紹介、抄録等のデータを含
む。また商標出願書類以外の、未登録又は未出願の商標
を含む周知商標・著名商標、企業名、商品名、サービス
名、ブランド名に関するデータ、ドメイン名情報情報デ
ータ、その他の様々な内容を含むことができる。これら
には、国内の情報のほか、海外の情報を含む。
ている商標情報データは、データを抽出するためのXM
L等のタグ情報を含み、複数のデータベースにおいて共
通のタグ情報を用いることにより、前記のデータベース
検索プログラム12が複数の出願情報データベース、登
録情報データベース、ドメイン名情報データベース等の
複数のデータベースの検索を行い、前記の共通のタグ情
報によりデータの検索・抽出が可能なように設定されて
いる。
れる商標情報の一例を示す。また図6は、商標情報デー
タベース2が提供するデータの一例を示す。しかしなが
ら、商標情報データベース2(ドメイン名情報データベ
ース等を含む)には、様々な事業者が様々なデータ内容
・データ形式で提供する形態が存在している。また商標
審査機関が提供する商標情報データベース2において
も、商標公報の画像データベース、テキストデータベー
ス、要約データベースなど様々なデータ内容・データ形
式のデータベースが、用途等に応じ各種存在する。図7
は、複数存在する各種の商標情報データベース2が記憶
するデータ内容・データ形式の一例を示し、データベー
スによっては共通するデータ内容もある場合があるもの
の、データ形式、データ内容には相違がある場合が存在
する。さらにデータ項目によっては、データが存在する
場合と存在しない場合がありうる。
のタグ情報を含み、複数のデータベースにおいて共通の
タグ情報を用いることにより解決する。また、複数のデ
ータベースにおいて共通のタグ情報には、複数のデータ
ベースにおいて異なって設定されているタグ情報を、商
標情報検索サーバーシステム1において解釈した上で、
複数のデータベースにおいて共通するデータ項目のデー
タを検索・抽出可能にするシステムをも含む。なおタグ
情報としては、XMLのタグ情報などが知られている
が、本発明のシステムにおいては必ずしもXMLのタグ
に限定されるものではなく、タグ情報により指定される
検索対象データを判定する機能、検索対象となるデータ
ベースの範囲等が利用者端末3から送信されたデータに
より指定されている場合には、検索対象となるデータベ
ースを判定する機能、検索要求データに含まれる検索キ
ーワードを抽出する機能、必要に応じ、キーワード変換
テーブルを参照し、検索キーワードを変換する機能、必
要に応じ、指定されたレイアウトデータを取得する機
能、複数のデータベースシステムから抽出されたデータ
を一つの抽出結果データとして収集し、ファイル生成す
る機能などが実現できるならば、XML以外のタグ情
報、識別子等を用いることができる。
施形態をとることができる。図8は、商標情報データベ
ース2に記憶される商標情報のデータの一例を示し、デ
ータにタグ情報を設定することにより、データ構造を定
義する。またデータを抽出する際に、タグを指定し、指
定されたタグ情報により定義されるデータを抽出するよ
うなデータ操作ができる。図8においては、XML文書
形式の商標情報データの一例を示したが、XML宣言、
DTD(文書型定義)、XML文書の本体である要素が
含まれている。DTDは、XML宣言に続いて記述する
ことができるほか、外部ファイルに記述して、その所在
をURIで指定することもできる(外部DTD)。ここ
で定義される内容の例としては、個々の要素の定義、要
素間の関係や構造の定義、外部にあるDTDやデータの
参照、画像データや音声データなど非XMLデータの参
照、などがあげられる。
の第一の実施形態においては、XML等のタグ情報を用
いたデータ構造を採用するため、DTDで定義された文
書本体の要素は、階層構造をとることができる。例え
ば、商標情報データベース2Aにおいては、
ース2Bにおいては、
号という要素がない場合がありうる。しかしこの場合に
も、「出願人」という要素により、商標情報データベー
ス2A及びBからのデータの抽出等が可能である。
は、
人」であり、一方商標情報データベース2Bにおいて
は、
ある場合がありうる。この場合には、「商標出願人」と
「出願人」との要素名を、タグ情報変換テーブルを設け
るなどして対応させておくことにより、商標情報データ
ベース2A及びBからのデータの抽出等が可能である。
あるいは、一方が「ドメイン名登録所有者」であった場
合には、「ドメイン名登録所有者」と「出願人」との要
素名を、タグ情報変換テーブルを設けるなどして対応さ
せておくことにより、商標情報データベース2A及びB
からのデータの抽出等が可能である。
テム1の第一の実施形態においては、XML等のタグ情
報を用いたデータ構造を採用するため、下記のようなデ
ータ構造を採用することができる。なお、データ構造は
ここに示す形態以外にも様々な形態を用いることがで
き、あるいは複数のそれぞれの商標情報データベース2
において異なる形態を採用することもある。またXML
の仕様が変更されることなどもある。さらに同様の機能
が実現できるXML以外の形態をも本発明においては想
定しているため、ここに示すのは一例であって、これに
限定されるものではない。
を付加することができる。
のような通常の要素のタグ情報とすることでもよい。
ィックスの挿入、インデックスの挿入、リンクのアンカ
ー位置の挿入などに利用することができる。3例えば、
テム1の第1の実施形態の基本的な処理の流れについて
説明する。なおここに示す処理の流れは、代表的な形態
を示す一例であって、これに限定されるものではない。
図9、図10、及び図11は、本発明の商標情報検索サ
ーバーシステム1の第1の実施形態における、基本的な
処理の流れの一例を示す図である。
ネットに代表されるコンピュータネットワークに接続し
(S100)、接続が確立する(S101)。URLの
入力などにより利用者端末3から商標情報サーバーシス
テムにアクセスを行うが(S102)、これは例えば本
発明のサーバーシステムが提供する商標検索WEBサイ
トのメニュー画面ページなどである。次に、利用者に対
する課金処理を行う場合や、会員登録などを行う形態を
とる場合などには、利用者の認証処理を行い(S10
3)、認証処理が正常に行われると(S104)、検索
が可能になる(S105)形態をとることができるが、
必ずしも認証処理は必須ではない。
が(S105)、これは例えば、図12のような画面で
ある。図12においては、複数のデータベース検索が一
括して行えるシステムにおいて、利用者が検索対象とな
るデータベースを選択可能にしている。また検索キーワ
ードの指定は、and検索、or検索を様々に組合せて
指定できるようにされている。さらに検索キーワードの
類義語を、検索キーワード変換テーブルを参照して含め
ることにより、幅広い検索キーワードで漏れのない検索
を行えるようにしている。さらに検索結果として必要な
データの詳細指定や、検索結果の受信方法などを選択可
能にしている例である。
索要求に含まれる検索条件の指定や選択を行うが、利用
者はタグ情報などを意識しないで指定や選択・入力がで
きるようにすることが望ましい。ここで選択・指定等さ
れる情報は、例えば、検索対象となる商標情報データベ
ース2を複数の中から選択するための情報や、抽出され
る検索結果に含まれるデータ内容やデータ形式、データ
項目を指定するための情報などであり、その他の情報を
含むこともできる。図13は、検索に用いるタグ情報の
指定や、検索要求に含まれる検索条件の指定等の処理の
流れの一例を示すフローチャートである。
タグ情報や検索要求の条件を指定等するが(S10
6)、検索を行う商標情報データベース2が複数ある場
合にリスト表示を行う(S1060)。ここで、利用者
にデータベース利用に対する課金処理がなされる場合に
は、複数のデータベースを同時に利用することにより、
料金負担が増える場合がある。そこで図13において
は、有料データベースである場合には(S1061)、
料金確認等を行えるようにしている(S1062)。ま
た商標情報データベース2ごとに抽出可能なデータのサ
ンプル等を確認できることが望ましく、確認を行う場合
には(S1063)、サンプルデータ等の確認を行う
(S1064)。次に、複数の商標情報データベース2
のリストから、検索対象に含める商標情報データベース
2を選択する(S1065)。一例としては図12の画
面においてチェックボックスにチェックを入れるような
形態である。
記憶手段に一時記憶され(S1066)、次に、検索結
果において抽出させるデータ項目やデータ形式等のリス
ト表示を行い(S1066)、選択を行う。なお、検索
対象とするデータベースの選択と、抽出させるデータ項
目の選択と、後述する検索結果受信方法の選択、その他
必要に応じ行う検索条件等の選択は、必ずしも図13に
おける順序である必要はない。図12においてはこれら
を同一の画面において入力フォームにより指定可能にし
ている。データ項目の選択は、商標出願の書誌的事項、
商標出願書類の内容などから選択できるようにすること
が可能である。また商標、ドメイン名、権利の有効期限
などから選択することもできる。すべてのデータ項目を
同時に表示させることが、かえって表示を判りづらくす
ることもあるため、これらは詳細表示をするか否かを利
用者に選択させて(S1068)、詳細リストを表示さ
せる場合にはその表示を行うことができる(S106
9)。
選択を行う(S1070)。次に、検索結果は検索を実
行して、WEBサイト上に表示されるようにすることが
できるが、電子メールで受信するなどの方法をとること
もできるので、受信方法の選択をさせることができる
(S1071)。これらの選択・指定を行う一例を図1
2において示している。ここで指定・選択等されたデー
タは、商標情報検索サーバーシステム1に送信を行うま
での間は、利用者端末3において一時記憶される。
テム1の別の実施形態としては、請求項13に記載の発
明のように、利用者が前記のキーワード変換テーブルを
参照するか否かを指定して、参照することを指定された
場合には、入力・送信した一又は複数のキーワードごと
に、前記のキーワード変換テーブルを参照して検索を行
うステップを経る実施形態をとることができる。
は、入力・送信されたキーワードと同一又は類似概念の
複数のキーワードを記憶するキーワード変換テーブルを
備えている。キーワード変換テーブルは、データベース
サーバーなどの記憶装置に備えられるデータベースであ
って、関係データベースなどにより実現され、検索キー
ワードの同義語、類義語、連想語、関連後などを、キー
ワードごとに記憶するものである。例えば、商標情報の
検索を行う際に、一例として、検索キーワードとして
「ドメイン名」を選定し、検索を行った場合には、両者
を含む検索結果が抽出されるが、検索対象となる商標情
報においては、別の同義語、類義語などが用いられてい
るためにこのままでは漏れが生じるおそれがある。例え
ば「ドメイン名」の同義語又は類義語として、「ドメイ
ンネーム」などがあり、さらに広くは「domain」「doma
in name」などが存在する。
とに関連付けておくために、これらを前記のキーワード
変換テーブルにあらかじめ記憶させておき、利用者が検
索キーワードを入力し、キーワード変換テーブルを用い
て同義語、類義語等を検索キーワードに含めるか否かを
選択できるようにする。同義語や類義語等を含めるか否
かの指定方法は、例えば図12においては、「類義語を
含めて検索する」のチェックボックスにチェックを入れ
るか否かにより指定するようにしている。また、「同義
語」「類義語」「関連語」などの別にチェックボックス
を設けるなどして、チェックを入れるか否かにより指定
するようにすることもできる。このようにすれば、不用
意に検索キーワードの数が増えることを防止することが
できる。
いては、キーワードを入力するS109においては、類
義語等を含めるためにキーワード変換テーブルを利用す
ること(図12におけるチェックボックスにチェックを
入れること)を指定するのみであり、キーワードを送信
し(S110)、検索を実行する際において、キーワー
ド変換テーブルを利用する検索要求の条件があった場合
には(S122)、キーワード変換テーブルを参照して
類義語等のキーワードを抽出するようにしている(S1
24)。
S109において、類義語等を含めるためにキーワード
変換テーブルを利用すること(図12におけるチェック
ボックスにチェックを入れること)を指定し、次いで、
キーワードを送信する(S110)前の段階において、
キーワード変換テーブルを参照して類義語等のキーワー
ドを抽出することができる。この場合には、検索実行前
に利用者が類義語等のキーワードを商標情報検索データ
ベースが備えるキーワード変換テーブルから取得して、
どのような同義語・類義語などが抽出されたのかを確認
し、不要な語があれば削除等することが可能なようにで
きるという利点がある。このような処理の流れを示すフ
ローチャートが図14である。
面が表示され(S1072)、商標情報データベース2
に記憶されたXML文書等のタグ情報に含まれるキーワ
ード又は商標情報全文から検索する場合や(S107
4)、商標請求の範囲等のデータ項目ごとにキーワード
を検索する場合があり(S1073及び図16)、デー
タ項目ごとに検索キーワードを入力する場合には、図1
6におけるような詳細指定画面を表示する(S107
5)。検索キーワード入力すると(S1076)、利用
者端末3において検索キーワードが一時記憶される(S
1077)。次いで、同義語・類義語等を含めるか否か
を指定するが(S108)、含めること場合には前記の
チェックボックスにチェックを入れるなどして指定する
(S109)。検索要求を送信する前の段階で、商標情
報検索サーバーシステム1のキーワード変換テーブルを
参照する場合には、図示しないが、例えばキーワード変
換テーブル参照ボタンを押すなどして、入力したキーワ
ードの類義語等を抽出する要求を送信する(S109
1)。商標情報検索サーバーシステム1において検索
し、同義語・類義語等を抽出し(S1092)、利用者
端末3に送信することにより利用者端末3に表示され、
望ましくは自動的に検索キーワード入力フォームにキー
ワードとして追加されることが望ましい。このようにし
て類義語等のキーワードを利用者が確認し、必要に応じ
不要なキーワード等を削除するなどして(S109
3)、検索キーワードとして、利用者が入力したキーワ
ードと共に利用者端末3において一時記憶される(S1
094)。
は、商標、商標の称呼、指定商品又は指定役務、ドメイ
ン名等のデータ項目ごとにキーワードを検索する場合が
ある(S1073)。データ項目ごとに異なるキーワー
ドを用いて検索を行う方法としては、検索対象が商標出
願書類であれば、法令等で定められる所定の識別符号
(カッコ)をデータ文書中から検知することにより、文
書中の検索範囲を識別することが可能である。またデー
タ項目ごとにフィールドを設けたデータベースに商標情
報を記憶させておくことにより、データ項目ごとのデー
タ抽出を行うことができる。ただしこうした場合には、
複数の商標情報データベースを一括して検索する場合に
は、個々の商標情報データベースごとにデータ項目が同
一に設定されていればよいが、そうでない場合には、検
索対象となるデータベース相互の各データ項目同士を対
応づけておく必要がある。
検索要求に必要なデータの入力が利用者端末3において
完了すると、検索を実行するために検索ボタンを押すな
どしてデータを商標情報検索サーバーシステム1に送信
する(S110)。商標情報検索サーバーシステム1に
おいて検索要求のデータを受信し(S111)、データ
ベースデータベース検索プログラム12が起動し(S1
12)、また受信した検索要求データは一時記憶される
(S113)。利用料金の算出等をする場合には、利用
者ごとの検索・抽出履歴を記憶管理する(S114)。
は、検索要求データ検知手段が、受信したデータを検知
して、検索要求データ記憶手段に一時記憶する。タグ情
報抽出・解釈手段が、検索要求データに含まれるタグ情
報を抽出(S115)し、タグ情報・検索要求の条件指
定等を解釈を行う(S116)。解釈されるデータの内
容は、前記のような、検索対象とする商標情報データベ
ース2や、抽出対象とするデータ項目、類義語等の検索
をするか否かのデータ、検索結果の利用者の受信方法を
指定するデータ、などである。これらのデータに基づ
き、検索対象となるデータベースを判定し(S11
7)、また抽出対象となるデータ項目をタグ情報から解
釈する(S118)。複数の各商標情報データベース2
ごとに異なるデータ項目などのタグ情報が設定されてい
る場合には、解釈に際して変換が必要になるため(S1
19)、商標情報データベース情報管理手段10に記憶
管理される、各データベースごとのタグ情報相互の対応
づけを定めるタグ情報変換テーブルを参照する(S12
0)。
を抽出し(S121)、キーワード変換テーブルを利用
するという指定のデータが含まれている場合には(S1
22)、キーワード変換テーブルを参照し(S12
3)、類義語キーワード等を抽出する(S124)。検
索キーワードに対応する同義語、類義語等を抽出する処
理を経て、次に同義語、類義語等を含むキーワード群を
用いて商標情報データベース2の検索を行うことによ
り、送信された一又は複数のキーワードごとに、前記の
キーワード変換テーブルを参照して、当該キーワードと
同一又は類似概念の複数のキーワードを抽出し、抽出さ
れたすべてのキーワードに基づき、前記のデータベース
検索プログラム12が複数の出願情報データベース、登
録情報データベース、ドメイン名情報データベース等の
複数のデータベースの検索を行い、データの検索・抽出
が可能になる。ただし前記の図15のフローチャートの
ように、あらかじめキーワード入力の際に利用者端末3
において類義語等のキーワードを取得している場合に
は、この処理を行わずに次に進む。
又は複数の商標情報データベース2に対して検索要求を
送信する(S125)。各商標情報データベース2にお
いて検索を実行し(S126)、検索結果データを商標
情報検索サーバーシステム1において受信する(S12
7)。複数の商標情報データベース2から抽出された検
索結果データを一つのデータファイルとして商標情報検
索サーバーシステム1において一時記憶する(S12
8)。
要求により指定されているか否かを、受信した検索要求
データから、前記のタグ情報抽出・解釈手段が判定する
(S129)。レイアウト情報が指定されている場合に
は、レイアウト指定ファイルを参照し、(S130)、
指定されていない場合にはあらかじめ定められる所定の
レイアウト情報に従って、HTMLファイル、XHTM
Lファイルなどの検索結果ファイルを生成する(S13
1)。次に、指定された(又はあらかじめ定められる)
検索結果送信方法に従い、検索結果ファイルを利用者端
末3に送信し(S132)、利用者端末3において検索
結果が表示される(S133)。電子メールによる送信
等の別の方法が指定されている場合には、指定方法によ
り利用者端末3に送信する。
いて補足説明する。商標情報データベース2に記憶され
るデータとしてXMLを用いた場合には、XML文書は
データの内容と、文書の書式を定義するデータ(スタイ
ルシート)を別ファイルとして管理することができる
が、スタイルシートによりXML文書を利用者端末3に
おいて表示するためには、WEBブラウザがスタイルシ
ートに対応している必要があり、対応するWEBブラウ
ザも登場している。一方、XML文書をHTML文書に
変換してファイルを生成するようにすれば、より多くの
WEBブラウザに対応が可能である。その方法(XML Tra
nsformations)を用いて、XML文書をどのように変換
するかをXSLスタイルシートやXSLTスタイルシー
ト等に記述する。ここで、検索結果ファイルを生成する
(S131)際には、サーバでXML文書をHTML文
書に変換する方法と、利用者端末3においてXML文書
をHTML文書に変換する方法とをとることができる。
前者によれば、サーバ側でXML文書とXSLスタイル
シートやXSLTスタイルシート等とを読み込み、XS
LスタイルシートやXSLTスタイルシート等を用いて
サーバにおいてXML文書をHTML文書に変換し、次
いで利用者端末3に送信し、表示させる。後者によれ
ば、サーバが生成したXML文書を利用者端末3に送信
し、利用者端末3においてXML文書内にて指定される
XSLスタイルシートやXSLTスタイルシート等の所
在に基づいてサーバ側にXSLスタイルシートやXSL
Tスタイルシート等を要求し、サーバ側から受信し、次
いで、利用者端末3においてXSLスタイルシートやX
SLTスタイルシート等を用いてXML文書をHTML
文書に変換し、表示させる。
末3において商標情報検索サーバーシステム1にアクセ
スし、あらかじめ書式を定義して記憶されている一又は
複数のスタイルシートから選択して、スタイルシートに
基づく書式のテンプレートの確認等を行い、検索要求を
送信することができる。このようにすれば所望の書式テ
ンプレートを選択して、選択した書式により検索結果デ
ータを受信することができる。以上により、本発明の商
標情報検索サーバーシステム1の第1の実施形態を実現
することができる。
標出願データベースを用いることにより、様々なデータ
ベース検索・データ抽出のためのシステムを提供するこ
とができる。第一に、請求項7に記載の発明において
は、前記の複数のデータベースは、複数のサーバーが提
供する商標出願データベース、ドメイン名情報データベ
ースを含み、前記の共通のタグ情報により、商標及びド
メイン名を検索・抽出して取得可能か否かを判定するた
めの情報が得られる。例えばドメイン名を申請すれば取
得可能である場合でも、商標権は既に他社に取得されて
いる場合があり、またその逆の場合がある。これを効率
的な方法で、双方が取得可能なものを検索する場合など
に、この実施形態を採用することができる。また後述す
る本発明の実施形態によれば、検索された結果、取得可
能な商標の出願依頼を弁理士などが備える代理人端末に
送信し、取得可能なドメイン名の申請依頼を申請代行業
者などが備える代理人端末に送信することができる。あ
るいは検索結果にコメントなどを挿入して、商標及びド
メイン名の検索調査結果を報告することができる。請求
項8に記載の発明においては、ドメイン名情報データベ
ースには、複数のトップレベルドメインを含むドメイン
名情報に関するデータベースが含まれる。すなわ
ち、「.com」「.net」「.jp」などのドメイ
ン名を検索対象とする。
は、前記の複数のデータベースは、複数のサーバーが提
供する商標出願データベース、商標登録データベース、
未登録商標データベースを含み、前記の共通のタグ情報
により検索・抽出が可能なことを特徴とする。また請求
項10に記載の発明においては、前記の商標情報データ
ベースには、周知商標データベースが含まれる。さらに
請求項11に記載の発明においては、前記の周知商標デ
ータベースには、商標事件判決、不正競争事件判決、ド
メイン紛争判決等の判決データベースが含まれる。例え
ば、商標を出願して商標権を取得したい場合や、侵害、
権利抵触の判定などをする場合、その他の場合におい
て、未登録商標であっても周知・著名な商標と同一又は
類似商標の場合には、他人は商標を取得できないなどの
商ひゅとうろク要件が存在する。あるいは周知商標や、
これと類似する紛らわしいドメイン名などを使用すると
不正競争に該当したりする場合が存在する。さらに、請
求項12に記載の発明においては、前記の商標情報デー
タベースには、普通名称データベース、慣用商標データ
ベース、氏名・名称データベース、簡易標章データベー
ス、識別不可能データベース等の商標登録要件ごとに設
けられた複数のデータベースが含まれており、商標情報
の検索を行った際に、商標登録要件ごとの検索結果が抽
出される。これは例えば、本願出願時現在の商標法第3
条各項・各号、商標法第4条各項・各号に対応するよう
なデータベースをそれぞれ設けるような形態である。本
実施形態によれば、商標検索を行った際に、そのデータ
の抽出結果として、商標法第何条第何項第何号により拒
絶理由通知の引用商標とされる商標があるか否かを、商
標登録要件ごとに抽出して得ることができる。また後述
する本発明の実施形態によれば、検索された結果、取得
可能な商標の出願依頼を弁理士などが備える代理人端末
に送信し、取得可能なドメイン名の申請依頼を申請代行
業者などが備える代理人端末に送信することができる。
あるいは検索結果にコメントなどを挿入して、商標及び
ドメイン名の検索調査結果を報告することができる。あ
るいは商標審査機関端末において、検索結果にコメント
などを挿入して、商標の拒絶理由通知等を作成すること
ができる。
求項15に記載の発明においては、前記のキーワード変
換テーブルは、図形を示す概念を文字データとして記憶
するデータを含む。図形を示す概念の文字データは、例
えば「丸」「白丸」「楕円」「波模様」「人間」「旗」
などである。文字をキーワードとしてデータを検索する
ことにより、図形商標の検索が可能なことを特徴とす
る。請求項16に記載の発明においては、前記のキーワ
ード変換テーブルは、立体を示す概念を文字データとし
て記憶するデータを含む。立体を示す概念の文字データ
は、例えば「円柱」「ボール」「壜」「人形」「看板」
などである。文字をキーワードとしてデータを検索する
ことにより、立体商標の検索が可能なことを特徴とす
る。
は、前記の送信されたキーワードに基づき、ドメイン名
情報データベースを含む商標情報データベースに記憶さ
れている商標出願・登録データの中からデータを抽出す
る際に、送信された一又は複数のキーワードごとに、前
記の分離判定ルールテーブルを参照して、検索キーワー
ドを分割し、分割された個々のキーワードに基づきデー
タの検索を行う。例えば「インターネット商標検索Sy
stem」という商標を出願する際に、「インターネッ
ト商標検索」という登録商標が存在していた場合に、
「インターネット商標検索」と「System」とが分
離観察されて、両者は類似すると判断される場合があ
る。この場合に、「インターネット商標検索Syste
m」という検索キーワードを入力して検索すると、商標
検索サーバーシステムにおいて、分離判定テーブルに記
憶されているルールデータを参照して、ルールデータに
従い、例えば「インターネット商標検索」と「Syst
em」とに分離して、これらを検索キーワードとして検
索を行う。あるいはこれら及び「インターネット商標検
索System」を検索キーワードとして検索を行う。
一例として、請求項18に記載したように、前記の分離
判定ルールテーブルに記憶されるルールには、検索対象
となる商標にスペースが含まれるか否か、改行が含まれ
るか否か、特定文字が含まれるか否か、特定文字列が含
まれるか否か、大文字と小文字の切替が含まれるか否
か、平仮名とカタカナの切替が含まれるか否か、アルフ
ァベットと日本文字との切替が含まれるか否か、などの
条件があげられる。
いては、タグ情報等を用いてきめ細かな検索要求指定に
基づく実施例を示したが、複数の商標情報データベース
2を一括検索でき、データベースの選択は利用者の任意
であることから、初心者用の簡易なわかりやすいデータ
ベースと、専門的な商標書類等のデータベースとを組み
合わせ、さらにキーワード変換テーブル等を組み合わ
せ、さらに検索画面において簡易な表示と詳細表示とを
使い分けるなどの方法を用いることにより、初心者には
システムの詳細を意識させずに簡易な操作で検索を可能
にすると共に、専門的な検索も可能なように構築するこ
とができる。
においても利用することができるキーワード変換テーブ
ルの、別の実施形態について補足説明をする。請求項1
4に記載の発明においては、キーワード変換テーブルに
記憶されるキーワードと同一又は類似概念の複数のキー
ワードは、第一の言語によるキーワードと、同一又は類
似概念の第二の言語によるキーワードであって、送信さ
れた一又は複数のキーワードごとに、前記のタグ情報に
より参照されるキーワード変換テーブルから、当該キー
ワードと同一又は類似概念の複数のキーワードを抽出
し、抽出されたすべてのキーワードに基づき、前記のデ
ータベース検索プログラム12が、異なる言語のデータ
ベースを含む複数の出願情報データベース、登録情報デ
ータベース、ドメイン名情報データベース等の複数のデ
ータベースの検索を行い、データの検索・抽出が可能な
ことを特徴とする。日本語によりキーワードを入力し、
キーワード変換テーブルを参照することにより、英語や
他の言語のキーワードに変換され、また必要に応じ英語
や他の言語の同義語、類義語、関連語等を抽出してキー
ワードに含めることができる。海外の商標情報データベ
ースや、ドメイン名情報データベースの検索を行う際に
有効である。さらに、複数のキーワード変換テーブルを
組み合わせて使用することができる。さらに、このよう
なキーワード変換テーブルを簡易検索においても用いる
ようにすれば、通常の簡易検索よりはキーワードの選択
等において漏れのない検索を行ったり、あるいは海外の
商標情報データベース2検索を行ったりすることができ
る。また標準で検索を行うように設定されているキーワ
ード変換テーブルを複数設定しておくことにより、通常
の簡易検索よりはさらに漏れのない検索を行うことがで
きる。
ステムの第2の実施形態について説明する。請求項19
に記載の発明は、インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、法人情報デー
タベース又は個人情報データベース等を検索するために
コンピュータネットワークに接続する利用者端末3から
アクセスする法人情報等検索サーバーシステムと、一又
は複数の商標情報データベース2を検索するための商標
情報検索サーバーシステム1とにより構成されるシステ
ムである。図15は、本実施形態のシステム全体のシス
テム構成を示す。
報・企業情報、会社の信用照会情報・財務情報、個人情
報などのデータベースを提供する事業者等が運営管理す
るデータベースなどを想定している。このような場合に
前記の事業者等は、法人情報等データベースを検索しデ
ータを抽出するための法人情報等検索サーバーシステム
を独自に備える形態が通常であり、利用者端末3からア
クセスする利用者に対しデータを提供する。提供される
データの内容を一例で示せば、会社概要、事業内容、取
引銀行、株主情報、役員情報、連結会社情報、財務情
報、各種指標、株価情報、採用情報、その他の様々な情
報である。本実施形態においてはこうしたデータ内容に
は必ずしも限定されないが、こうしたデータを検索・抽
出する利用者は、商標情報検索サーバーシステム1にア
クセスするのではなく、商標情報検索サーバーシステム
1及び商標情報データベース2を提供する事業者等とは
異なる事業者等が運営管理し、法人情報等検索サーバー
システムにアクセスし、他の事業者のシステムにアクセ
スしていることを意識することなく商標情報データベー
ス2からのデータ検索・抽出を可能にする。また法人情
報等データベースを提供する事業者等は、独自に商標情
報データベース2を構築することなくデータ提供サービ
スを行うことができ、自社のサービスの一環として利用
者に提供することができる。すなわち本実施形態におい
ては、前記の法人情報等検索サーバーシステムは、利用
者端末3から前記の法人情報データベース又は個人情報
データベース等に記憶されているデータの中からデータ
を抽出するための法人情報等データベースデータベース
検索プログラム12を備えると共に、前記の商標情報検
索サーバーシステム1と連携し、商標情報検索サーバー
システム1を利用させてもらう形態である。
な処理の流れの一例を示すフローチャートである。初め
に、利用者端末3からインターネットに代表されるコン
ピュータネットワークに接続し(S200)、接続が確
立すると(S201)、URLの入力などにより法人情
報等検索サーバーシステムにアクセスする(S20
2)。利用料金が課金される形態や会員制システムなど
の形態においては、利用者の認証を行い(S203)、
認証処理が正常になされると(S204)、会社情報や
個人情報等の検索を行うためのメニュー表示がなされる
(S205)。利用者は、検索したい企業名、個人名、
その他の検索キーワードを入力し(S206)、法人情
報等データベースに記憶されているデータを検索するた
めの検索条件等を入力する(S207)。
テムに対し、検索キーワードや検索条件等のデータを送
信し(S208)、法人情報等検索サーバーシステムに
おいうてこれらの検索要求データを受信する(S20
9)。ここで、検索要求データに基づいて法人情報等を
検索し抽出する際に、前記の検索要求データに含まれる
会社名等の法人又は個人を識別する検索キーワード、す
なわち法人名称や個人名等を抽出し(S211)、連携
する商標情報データベース2を検索する際の主キーに設
定する。一方、法人情報等データベースに記憶されてい
る法人情報の検索を行う(S210)。
株式会社」のように法人名や個人名を特定して検索キー
ワードに設定し法人情報等データベースへの検索要求を
送信した場合には、商標情報データベース2を検索する
ための主キーは一意に設定できる。また、利用者が例え
ば「○○株式会社」か「株式会社○○」か不明な場合の
ような場合において、「?○○?」のように法人名や個
人名を特定して検索キーワードに設定し法人情報等デー
タベースをした場合にも、商標情報データベース2を検
索するための主キーを設定することはできる。しかしな
がら、利用者が例えば「東京都」and「情報処理業」
を検索キーワードとして設定し、法人情報等データベー
スへの検索要求を送信した場合には、商標情報データベ
ース2においてこうしたキーワードに基づく出願人や権
利者等の抽出に対応していなければ、商標情報を検索す
るための主キーを設定することができない。
ベースに記憶されている法人情報等のデータの検索を先
行して行い(S210)、法人情報等を抽出し(S22
0)、抽出された法人情報等から企業名・個人名等の法
人又は個人を識別する検索キーワード、すなわち法人名
称や個人名等を抽出し(S211)、連携する商標情報
データベース2を検索する際の主キーに設定する。あら
かじめ法人名称等が指定されている場合には、S21
0,S220をS211、S212に先行して処理する
必要はなく、同時進行することができる。
ードを検索キーとする商標情報検索要求データを生成す
るが(S213)、この検索要求は、法人情報等検索サ
ーバーシステムが連携する商標情報検索サーバーシステ
ム1に対して行うものである。生成された検索要求デー
タは、商標情報検索サーバーシステム1に対し送信され
(S214)、商標情報検索サーバーシステム1におい
て受信される(S215)。商標情報検索サーバーシス
テム1においては、受信した検索要求データに基づき、
検索キーの主キーとして設定し(S216)、必要に応
じ検索キーワード等の他の検索条件を設定するためのフ
ァイルを生成する処理を行う(S217)。
ル、XHTMLファイル、XMLファイルなどの法人情
報等検索サーバーシステムが提供する法人情報等WEB
サイトにおいて表示されるファイル、又は表示されるフ
ァイルのデータソースとなるファイルである。法人情報
等WEBサイトにおいて表示されるファイルの一例を図
25に示す。生成されたファイルは、法人情報等検索サ
ーバーシステムに送信され(S218)、法人情報等検
索サーバーシステムにおいて受信する(S219)。S
220で抽出された法人情報と、商標情報検索サーバー
システム1から受信したデータとを統合して(S22
1)、法人情報等WEBサイトにおいて表示されるファ
イルが生成される(S222)。法人情報等検索サーバ
ーシステムにおいて生成されるファイルは、一例として
は図19に示すようなものである。法人情報等データベ
ースから抽出されたデータと共に、保有商標情報などの
商標情報を閲覧するためのハイパーリンクが張られた例
を示しており、一例としてはここをクリック等すること
により、検索画面が表示されるようにすることができる
が、あるいは別の一例としてはここをクリック等するこ
とにより、会社名等を検索キーとして商標情報データベ
ース2の検索が行われる形態をとることもできる。法人
情報等検索サーバーシステムにおいて生成されたファイ
ルは利用者端末3に送信され(S223)、利用者端末
3において表示される(S224)。このようにして、
法人情報等データベースデータベース検索プログラム1
2が利用者端末3に対し送信する検索結果データには、
商標情報検索サーバーシステム1が一又は複数の商標情
報データベース2を検索してデータを抽出するためのデ
ータが含まれることにより、法人情報等検索サーバーシ
ステムにアクセスした利用者が、他の事業者のシステム
にアクセスしていることを意識することなく商標情報デ
ータベース2からのデータ検索・抽出を可能にする。
項20に記載の発明のように、前記の商標情報データベ
ース2において、生成された商標情報検索要求データを
前記の法人情報等検索サーバーシステムから受信する処
理と、受信した商標情報検索要求データに基づき、前記
の法人又は個人を識別する検索キーワードを検索キーの
主キーとして設定すると共に、商標情報検索サーバーシ
ステム1において、一又は複数の商標情報データベース
2を検索してデータを抽出し、必要に応じ検索キーワー
ド等の他の検索条件を設定するためのファイルを生成す
る処理と、生成されたファイルを前記の法人情報等検索
サーバーシステムに送信する処理を行う形態をとること
ができる。前記のS211において法人名称等を抽出
し、商標情報データベース2検索のための検索主キーに
設定し(S212)、検索要求データを生成して(S2
13)商標情報検索サーバーシステム1に送信した際に
(S214)、商標情報検索サーバーシステム1におい
ては商標情報データベース2の検索を行い、抽出された
商標情報の件数や、抽出された商標情報の詳細表示の所
在(URL等)のデータを抽出して、抽出されたデータ
を含むファイルを生成し法人情報等検索サーバーシステ
ムに送信する(S219)。
果の商標情報件数などを表示させることができる。生成
されたファイルは、法人情報等検索サーバーシステムに
送信され(S218)、法人情報等検索サーバーシステ
ムにおいて受信する(S219)。S220で抽出され
た法人情報と、商標情報検索サーバーシステム1から受
信したデータとを統合して(S221)、法人情報等W
EBサイトにおいて表示されるファイルが生成される
(S222)。法人情報等検索サーバーシステムにおい
て生成されるファイルは、一例としては、法人情報等デ
ータベースから抽出されたデータと共に、保有商標情報
などの商標情報検索結果を閲覧するためのハイパーリン
クが張られた画面などであり、一例としてはここをクリ
ック等することにより、検索画面が表示されるようにす
ることができるが、あるいは別の一例としてはここをク
リック等することにより、商標情報データベース2の検
索結果である商標情報リスト表示などが行われる形態を
とることもできる。法人情報等検索サーバーシステムに
おいて生成されたファイルは利用者端末3に送信され
(S223)、利用者端末3において表示される(S2
24)。このようにして、法人情報等データベースデー
タベース検索プログラム12が利用者端末3に対し送信
する検索結果データには、抽出された法人又は個人を識
別する検索キーワードに基づき、商標情報検索サーバー
システム1において、一又は複数の商標情報データベー
ス2の検索を行い、抽出された結果を表示させるための
データが含まれることにより、法人情報等検索サーバー
システムにアクセスした利用者が、他の事業者のシステ
ムにアクセスしていることを意識することなく商標情報
データベース2からのデータ検索・抽出を可能にする。
に代表されるコンピュータネットワークに接続されて備
えられ、法人情報データベース又は個人情報データベー
ス等を検索するためにコンピュータネットワークに接続
する利用者端末3からアクセスする法人情報等検索サー
バーシステムと、一又は複数の商標情報データベース2
を検索するための商標情報検索サーバーシステム1とに
より構成されるシステムを別の実施形態に応用する実施
形態について説明する。すなわち、本発明の商標情報検
索サーバーと連携する、他の事業者等が運営するデータ
ベースシステムは法人情報等データベースに限定される
ものではなく、例えば他の事業者が運営管理する商標情
報データベース2において、データベース検索プログラ
ム12等のシステムとして本発明の商標情報検索サーバ
ーを利用することができる。図20は、本実施形態のシ
ステム全体のシステム構成を示す。
載の、インターネットに代表されるコンピュータネット
ワークに接続されて備えられ、商標情報データベース2
a等を検索するためにコンピュータネットワークに接続
する利用者端末3からアクセスする、第一の商標情報検
索サーバーシステム1aと、一又は複数の商標情報デー
タベース2bを検索するための第二の商標情報検索サー
バーシステム1bとにより構成されるシステムである。
第一の商標情報検索サーバーシステム1aは、利用者端
末3から前記の商標情報データベース2aに記憶されて
いるデータの中からデータを抽出するためのデータベー
スデータベース検索プログラム12を備えると共に、前
記の第二の商標情報検索サーバーシステム1bと連携し
ている。
索サーバーシステム1aに対し検索要求を送信し、検索
要求を受信した前記の第一の商標情報検索サーバーシス
テム1aは前記の第二の商標情報検索サーバーシステム
1bに前記の検索要求を送信し、第二の商標情報検索サ
ーバーシステム1bにおいて、一又は複数の商標情報デ
ータベース2を検索してデータを抽出し、抽出されたデ
ータを前記の第一の商標情報検索サーバーシステム1a
に送信し、前記の第一の商標情報データベース検索プロ
グラム12が利用者端末3に対し送信する検索結果デー
タには、第二の商標情報データベース2bから受信した
検索結果データが含まれることを特徴とする、第二の商
標情報検索サーバーシステムに係る商標情報検索サーバ
ーシステムである。図21及び図22は、本実施形態の
基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートであ
る。処理の詳細は、実施例2における法人情報等検索サ
ーバーシステムを第一の商標情報検索サーバーシステム
1aに置き換え、法人情報等データベースを第一の商標
情報データベース2aに置き換え、商標情報検索サーバ
ーシステム2を第二の商標情報検索サーバーシステム2
bに置き換え、商標情報データベース2を第二の商標情
報データベース2bに置き換えた形態であるので省略す
る。第一の商標情報データベースの検索プログラム12
が利用者端末3に対し送信する検索結果データには、抽
出された検索キーワードに基づき、第二の商標情報検索
サーバーシステム1bにおいて、一又は複数の商標情報
データベース2bの検索を行い、抽出された結果を表示
させるためのデータが含まれることにより、第一の商標
情報検索サーバーシステム1aにアクセスした利用者
が、他の事業者のシステム(第二の商標情報検索サーバ
ーシステム1b)にアクセスしていることを意識するこ
となく商標情報データベース2からのデータ検索・抽出
を可能にする。また第一の商標情報データベース2aを
提供する事業者等は、より広い範囲の、あるいは別個の
データ形式・内容の商標情報データベース2bを構築す
ることなくデータ提供サービスを行うことができ、自社
のサービスの一環として利用者に提供することができ
る。
二の商標情報検索サーバーシステム1は、請求項1〜2
0のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステムで
あることとすることができる。また、検索対象となる一
又は複数の商標情報データベース2の範囲を利用者が指
定可能であると共に、検索対象となるデータ内の検索範
囲を利用者が指定可能であることとすることができる。
テム1においては、複数の商標情報データベース2を検
索することが想定されるが、これらのデータベースは複
数の別個のデータベース提供事業者等が運営管理し、ま
た有料データベース提供事業者などはそれぞれ契約した
顧客等に対して利用料金の課金処理を行うことも実施さ
れている。このような形態において、データベース提供
事業者が別のデータベース提供事業者が保有するデータ
を利用する場合や、データベース提供事業者が保有する
データを相互に利用する場合には、課金処理を事業者間
で適切に行う必要が生じる。このような処理を行うた
め、請求項24に記載の発明においては、商標情報デー
タベース2を検索してデータを抽出する商標情報検索サ
ーバーシステム1は、他のデータベースシステム運営者
などの事業者からの検索要求に基づく処理を行った場合
には、事業者ごとに課金するための課金情報を算出する
課金情報処理手段と、算出された課金情報を記憶する課
金情報記憶手段とを備える。図23は、本実施形態にお
ける商標情報検索サーバーシステム1の構成を示す機能
ブロック図である。図21及び図22の例でいえば、S
309において、利用者端末3からアクセスした第一の
商標情報検索サーバーシステム1aにおいて検索要求デ
ータが受信され、第一の商標情報検索サーバーシステム
1aにおいて第二の商標情報検索サーバーシステム1b
に対する検索要求データが生成される(S313)。検
索要求データが送信され(S314)、第二の商標情報
検索サーバーシステム1bにおいて検索要求データが受
信される(S214)。このとき、第二の商標情報検索
サーバーシステム1bにおいては、検索要求データ検知
手段が検索要求データを検知して、検索要求データ記憶
手段に一時記憶すると共に、タグ情報抽出・解釈手段及
び検索検索キーワード抽出・解釈手段11が検索キーワ
ードや検索条件を抽出・解釈して、データベース検索プ
ログラム12にデータが引き渡され検索が実行される。
検索の実行回数や検索要求に含まれる検索対象データの
データ量、あるいは検索の結果抽出されたデータ数など
から、課金される常勤などを課金処理手段が算出し、利
用者(この場合には第一の商標情報検索サーバーシステ
ム1a、あるいは第一の商標情報検索サーバーシステム
1aを利用する利用者)ごとに、算出された課金情報を
課金情報記憶手段に記憶する。
は、商標情報データベース2を検索してデータを抽出す
る商標情報検索サーバーシステム1が、他のデータベー
スシステム運営者などの事業者が運営する商標情報デー
タベース2からのデータを検索・抽出した場合には、デ
ータの検索・抽出履歴を商標情報検索サーバーシステム
1又は他のデータベースシステムにおいて記憶管理し、
他のデータベースシステム運営者などの事業者に対し支
払うべきデータ利用料金情報を管理することを特徴とす
る。この場合には、上記の例とは逆に、第二の商標情報
検索サーバーシステム1bが課金処理をされる側とな
り、課金情報を第二の商標情報検索サーバーシステム1
bが記憶管理する形態である。もちろん他のデータベー
スシステム運営者などにおいて同時に課金情報を記憶管
理することでもよい。第二の商標情報検索サーバーシス
テム1bから、他のデータベースシステムに対し検索を
行った場合であるので、図10の例でいえば、S125
において他の商標情報データベース2に対して検索要求
を送信し、検索が実行され(S126)、検索結果デー
タを受信した際に、検索の実行回数や検索要求に含まれ
る検索対象データのデータ量、あるいは検索の結果抽出
されたデータ数などから、課金される料金などを課金処
理手段が算出し、他のデータベース運営事業者ごとに、
算出された課金情報を課金情報記憶手段に記憶する。
システム1のいずれの実施形態においても、複数の商標
情報データベース2に対する検索実行を行った場合に
は、同じ商標情報についてのデータが重複して抽出され
ることが当然に想定される。例えば商標情報について
は、商標公報などを元に作成したデータを、複数のデー
タベース事業者などがそれぞれの商標情報データベース
2に記憶させ蓄積させることは当然に考えられるからで
ある。このような場合には、出願番号、商標番号などの
重複する値のない値などをキーとして、重複データを排
除する処理が行われる。図10において、例えばS12
7で受信した商標情報のデータがあった場合には、S1
28において複数の商標情報データベース2から抽出さ
れたデータを統合する際に、重複データを排除すること
ができるが、この場合にはどの商標情報データベース2
のデータを優先して採用するかを定めるルールを設けて
おく必要がある。この優先ルールは、利用者からの検索
要求を受信した商標情報検索サーバーシステム1の運営
者が同時に商標情報データベース2Aを有しており、さ
らに他の事業者が運営する商標情報データベース2Bか
らの情報を検索・抽出してデータ重複が起きた場合に
は、商標情報データベース2Aのデータを優先するよう
にあらかじめ標準で定めておくことができる。また利用
者が検索対象となる商標情報データベース2の範囲を指
定する際に、指定を行うようにすることもできる。また
商標情報データベース2A及びB双方のデータを利用者
が受信するように設定することもできる。さらに、商標
情報データベース2から抽出するデータは、XMLのタ
グ情報などを用いて指定することができるが、商標情報
データベース2Aにおいて商標第○○○号の商標、指定
商品又は指定役務が記憶されておりそれらのデータが抽
出され、一方商標情報データベース2Bには商標第○○
○号の商標内容の解説の文字データ、画像データ、音声
データが記憶されており抽出された場合には、同じ商標
番号のデータであっても重複しないデータ内容、データ
形式のものが存在しているので、それらの中から利用者
が抽出することを希望し指定しているデータを、双方の
データベースから抽出してデータ統合をした上で利用者
端末3に送信すればよい。利用者は必要とするデータが
得られれば、データソースがどの商標情報データベース
のものであるかは、利用料金などに差異が出なければ問
わないと考えられるからである。
サーバーシステム1の第4の実施形態について説明す
る。請求項26は、インターネットに代表されるコンピ
ュータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デ
ータベース2を検索するためにコンピュータネットワー
クに接続する利用者端末3からアクセスするサーバーシ
ステムである。前記のサーバーシステムは、利用者端末
3から送信される一又は複数のキーワードに基づき商標
情報データベース2に記憶されている商標情報データの
中からデータを抽出するためのデータベース検索プログ
ラム12を備えている。図24に本発明のシステムが用
いられる基本的なシステム構成を示す。インターネット
に代表されるコンピュータネットワークに接続されて、
弁理士、弁護士などが備える代理人端末が設けられてい
る。本実施形態の処理においては、基本的な検索実行処
理はこれまでに述べた実施形態と共通するが、利用者端
末3から前記のサーバーシステムにアクセスしてデータ
ベースデータベース検索プログラム12を起動する処理
と、データベースデータベース検索プログラム12が検
索キーワードの入力を行うキーワード入力手段を表示す
る処理と、利用者端末3において一又は複数の検索キー
ワードを入力し、利用者を識別するデータ、及び代理人
を指定するデータと共に前記のサーバーシステムに送信
する処理とを行う。すなわち、検索要求データには、代
理人端末を指定するデータが含まれており、検索の結果
データを含むファイルを生成して送信する際に、商標情
報検索サーバーシステム1から代理人端末にまず送信さ
れる。データベース検索プログラム12が一又は複数の
出願情報データベース、登録情報データベース、ドメイ
ン名情報データベース等のデータベースの検索を行い、
検索した結果を利用者が指定した代理人が備える代理人
端末に送信する。
Lファイル、XHTMLファイルなどの検索結果データ
を含むデータファイルには、代理人によるコメントや意
見、鑑定結果等を入力するためのコメントフィールドが
設けられている。図25は、コメントフィールドが設け
られた検索結果データを含むデータファイルの一例を示
す。また、抽出された商標情報のデータを代理人が閲覧
して確認し、抽出されたデータ中の不要なデータを削除
するためのチェックボックスが設けられた例を示す。上
記のような検索結果データを含むデータファイルは、商
標情報データベース2に記憶されている商標情報データ
と、書式情報を記憶するデータとに基づき商標情報検索
サーバーシステム1においてファイル生成されるもので
ある。代理人がコメントや意見、鑑定結果等を入力する
処理と、入力されたコメントや意見、鑑定結果等を認証
する処理と、前記の利用者端末3に対し送信する。この
場合には、代理人端末から利用者端末3に対しHTML
ファイル形式などで直接送信されてもよいが、あるい
は、代理人端末において入力し、商標情報検索サーバー
システム1に送信し、送信されたデータファイルと、商
標データベースに記憶されている商標情報データと、書
式情報を記憶するデータとに基づき商標情報検索サーバ
ーシステム1においてファイル生成され、利用者端末3
に送信することもできる。図26は、商標情報検索サー
バーシステム1においてファイル生成され、利用者端末
3に送信されるファイルの一例を示す。請求項27に記
載の発明においては、代理人が入力するコメントや意
見、鑑定結果等は、抽出された商標情報ごとに入力する
ためのコメントフィールドが設けられる商標情報検索サ
ーバーシステム1である。さらに請求項28に記載の発
明においては、代理人が入力するコメントや意見、鑑定
結果等は、新規性フィールド、進歩性フィールド、産業
上の利用性フィールド、先願フィールドなどの商標要件
ごとに入力するためのコメントフィールドが設けられる
ことを特徴とする。コメントフィールドに代理人が入力
を行い、送信ボタンを押すと、インターネット等のコン
ピュータネットワークに接続して入力されたコメントが
検索結果データを含むデータファイルに記述され、利用
者端末3に送信されて表示されるようになる。具体的に
は利用者端末3にHTML形式等の電子メールなどで送
信される形態や、あるいはHTMLファイル、XHTM
Lファイル等のファイルが生成されて商標情報検索サー
バーシステム1に送信され記憶されるとともに、その旨
及びデータファイルの所在を示すURL等が利用者端末
3に対し通知される形態などである。
下記に示す。図27は、商標情報検索サーバーシステム
1の第7の実施形態におけるシステム構成を示す。請求
項29に記載の発明は、インターネットに代表されるコ
ンピュータネットワークに接続されて備えられ、商標情
報データベース2を検索するためにコンピュータネット
ワークに接続する商標審査機関端末からアクセスするサ
ーバーシステムである。前記のサーバーシステムは、利
用者端末3から送信される一又は複数のキーワードに基
づき商標情報データベース2に記憶されている商標情報
データの中からデータを抽出するためのデータベース検
索プログラム12を備えている。本実施形態の処理にお
いては、基本的な検索実行処理はこれまでに述べた実施
形態と共通するが、商標審査機関端末から前記のサーバ
ーシステムにアクセスしてデータベースデータベース検
索プログラム12を起動する処理と、データベースデー
タベース検索プログラム12が検索キーワードの入力を
行うキーワード入力手段を表示する処理と、商標審査機
関端末において一又は複数の検索キーワードを入力し、
商標審査機関端末を識別するデータ、及び商標出願人等
の利用者端末3を指定するデータと共に前記のサーバー
システムに送信する処理とを行う。すなわち、検索要求
データには、商標審査機関端末を指定するデータが含ま
れており、検索の結果データを含むファイルを生成して
送信する際に、商標情報検索サーバーシステム1から商
標審査機関端末にまず送信される。データベース検索プ
ログラム12が一又は複数の出願情報データベース、登
録情報データベース、ドメイン名情報データベース等の
データベースの検索を行い、検索した結果を商標審査機
関が備える商標審査機関端末に送信する。
Lファイル、XHTMLファイルなどの検索結果データ
を含むデータファイルには、商標審査機関によるコメン
トや意見、審査結果等を入力するためのコメントフィー
ルドが設けられている。上記のような検索結果データを
含むデータファイルは、商標情報データベース2に記憶
されている商標情報データと、書式情報を記憶するデー
タとに基づき商標情報検索サーバーシステム1において
ファイル生成されるものである。商標審査機関がコメン
トや意見、審査結果等を入力する処理と、入力されたコ
メントや意見、審査結果等を認証する処理と、前記の利
用者端末3に対し送信する。この場合には、商標審査機
関端末から利用者端末3に対しHTMLファイル形式な
どで直接送信されてもよいが、あるいは、商標審査機関
端末において入力し、商標情報検索サーバーシステム1
に送信し、送信されたデータファイルと、商標情報デー
タベース2に記憶されている商標情報データと、書式情
報を記憶するデータとに基づき商標情報検索サーバーシ
ステム1においてファイル生成され、利用者端末3に送
信することもできる。図28は、商標情報検索サーバー
システム1においてファイル生成され、利用者端末3に
送信されるファイルの一例を示す。請求項30に記載の
発明においては、商標審査機関端末において入力するコ
メントや意見、審査結果等は、抽出された商標情報ごと
に入力するためのコメントフィールドが設けられる商標
情報検索サーバーシステム1である。さらに請求項31
に記載の発明においては、商標審査機関端末において入
力するコメントや意見、鑑定結果等は、新規性フィール
ド、進歩性フィールド、産業上の利用性フィールド、先
願フィールドなどの商標要件ごとに入力するためのコメ
ントフィールドが設けられることを特徴とする。コメン
トフィールドに商標審査機関が入力を行い、送信ボタン
を押すと、インターネット等のコンピュータネットワー
クに接続して入力されたコメントが検索結果データを含
むデータファイルに記述され、利用者端末3に送信され
て表示されるようになる。具体的には利用者端末3にH
TML形式等の電子メールなどで送信される形態や、あ
るいはHTMLファイル、XHTMLファイル等のファ
イルが生成されて商標情報検索サーバーシステム1に送
信され記憶されるとともに、その旨及びデータファイル
の所在を示すURL等が利用者端末3に対し通知される
形態などである。
テム1を用いて、利用者が指定した所定時期に検索結果
を利用者端末3に対し配信したり、又は所定期間ごとに
利用者端末3に配信したりすることができる。本発明の
商標情報検索・配信データベースシステムの第1の実施
形態について説明する。請求項33に記載の発明は、イ
ンターネットに代表されるコンピュータネットワークに
接続されて備えられ、商標情報データベース2を検索す
るためにコンピュータネットワークに接続する利用者端
末3からアクセスするサーバーシステムである。前記の
サーバーシステムは、利用者端末3から送信される一又
は複数のキーワードに基づき商標情報データベース2に
記憶されている商標情報データの中からデータを抽出す
るためのデータベースデータベース検索プログラム12
を備えている。また、利用者情報記憶手段においては、
利用者ID、利用者の電子メールアドレスなどの利用者
情報と、検索・配信要求の案件ごとに、検索キーワー
ド、検索条件、配信方法や配信条件などのデータが記憶
される。利用者が利用者端末3から送信し、登録したこ
れらの情報に基づき、利用者が指定した所定時期に検索
結果を利用者端末3に対し配信したり、又は所定期間ご
とに利用者端末3に配信したりする処理を行う。本実施
形態の基本的な処理の流れは下記の通りである。また図
29は本実施形態の基本的な処理の流れを示すフローチ
ャートである。なお検索実行処理の詳細については、こ
れまでに述べた処理と共通するため詳細は省略する。初
めに、利用者端末3からインターネットに代表されるコ
ンピュータネットワークに接続し(S501)、前記の
サーバーシステムにアクセスしてデータベース検索プロ
グラム12を起動する(S502)。次にデータベース
検索プログラム12が検索キーワードの入力を行うキー
ワード入力手段を表示する(S503)。キーワード入
力手段、具体的にはHTMLファイル、XHTMLファ
イルなどに設けられた入力・送信フォームなどを利用し
て、利用者端末3において一又は複数の検索キーワード
を入力し、利用者を識別するデータと共に前記のサーバ
ーシステムに送信する。入力・送信するデータは、前記
のような利用者ID、利用者の電子メールアドレスなど
の利用者情報と、検索・配信要求の案件ごとに、検索キ
ーワード、検索条件、配信方法や配信条件などのデータ
である。なお利用者情報はあらかじめ登録をしておけ
ば、毎回登録をする必要はない。検索・配信要求の案件
を指定し(S504)、利用者端末3において一又は複
数の検索キーワードを入力し(S505)、次いで検索
条件、配信方法や配信条件などのデータを入力する(S
506)。利用者を識別する利用者情報と共に前記のサ
ーバーシステムに送信し(S507)、サーバーシステ
ムにおいて案件ごとに検索キーワード・配信条件を記憶
する(S508)。どのデータベースを検索するか、ど
のデータ項目を抽出するかなどの検索条件や、検索結果
のレイアウト、配信方法、配信条件などを記憶する。登
録されたデータに基づき、利用者情報記憶手段を参照し
て、データベースデータベース検索プログラム12が検
索を行い(S509)、前記のデータベース検索プログ
ラム12が一又は複数の出願情報データベース、登録情
報データベース、ドメイン名情報データベース等の複数
のデータベースの検索を行い、検索(S510)した結
果のファイルを生成して(S511)、利用者が指定し
た所定時期又は所定期間ごとに利用者端末3に対し配信
する(S512)。
ーシステムの第2の実施形態について説明する。請求項
34に記載の発明においては、利用者端末3に配信され
る検索結果は、検索対象となったデータベース及びデー
タの範囲、検索キーワード、検索による抽出件数、抽出
されたデータへのハイパーリンク情報を含む商標調査報
告書であることを特徴とする。次に、請求項35に記載
の発明においては、利用者端末3に配信される検索結果
には、検索結果が含む商標情報データの商標が異議申立
期間内であるか否かが判別可能なデータが含まれること
を特徴とする。異議申立期間が商標掲載公報発行日から
起算される制度下において、商標情報データに含まれる
商標掲載公報発行日を示すタグ情報から発行日データを
抽出し、検索・配信を行う現在の日付を取得して、両者
を比較し、異議申立が可能な商標掲載公報発行日から所
定期間内の商標情報データであるか否かを判定し、判定
結果により表示文字色を変化させたり、あるいは異議申
立可能な商標情報と異議申立不可能な商標情報を分類し
て抽出したりすることができる。
は、これまでに述べた商標情報検索・配信システムにお
いて、複数の利用者からなるグループに属する利用者が
接続するための利用者端末3からアクセス可能な記憶領
域が前記のサーバーシステムに設けられたシステムであ
る。本実施形態においては、アクセスした利用者を認証
する処理と、利用者が利用者端末3において検索キーワ
ードを入力する処理と、入力された検索キーワードを前
記の記憶領域に記憶させる処理とを行い、入力されたキ
ーワードに基づき、前記のデータベース検索プログラム
12が一又は複数の出願情報データベース、登録情報デ
ータベース、ドメイン名情報データベース等の複数のデ
ータベースの検索を行い、検索した結果を利用者が指定
した所定時期又は所定期間ごとに、グループに属する複
数の利用者端末3に対し配信する。図30は、利用者情
報記憶手段の本実施形態における構成の一例を示す。本
実施形態においては、下記の処理を行う。アクセスした
利用者を認証する処理と、利用者が利用者端末3におい
て検索キーワードを入力する処理と、入力された検索キ
ーワードを前記の記憶領域に記憶させる処理とを行い、
前記のデータベース検索プログラム12が一又は複数の
出願情報データベース、登録情報データベース、ドメイ
ン名情報データベース等の複数のデータベースの検索を
行い、入力された構成要素となる複数のキーワードが検
索対象とどれだけマッチングするかを判定し、商標可能
性又は商標侵害可能性の判定となる検索結果を抽出し、
グループに属する複数の利用者端末3に対し送信可能な
ことを特徴とする。図31及び図32は、本実施形態の
基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートであ
る。
ついて説明する。なおここで案件とは、例えばグループ
において共同で商標情報の調査をしたりする場合の対象
案件や、グループで共同で技術開発や発明を行っている
場合の対象案件を指し、グループの記憶領域において複
数の案件の検索についての情報を記憶できるようにして
いるものである。初めに、利用者端末3においてインタ
ーネットに接続し(S600)、接続が確立し(S60
1)、商標情報検索サーバーシステム1にアクセスする
(S602)。利用者の認証が行われ、(S603)、
利用者情報及びグループ情報を参照して認証処理が正常
にされると(S604)、前記の記憶領域へのアクセス
が許可される。検索を行う案件が登録されているかを判
定し(S605)、登録されている場合には次へ進み、
登録されていない場合には案件を登録し(S606)、
案件ごとのIDが発行される(S607)。利用者端末
3において案件を指定し(S608)、検索メニュー表
示され(S609)、検索キーワード入力を入力し(S
611)、検索条件・配信条件を入力する(S61
2)。
更・削除した場合には、記憶領域に記憶される検索キー
ワードが更新されて再検索されるようにすることもでき
る。あるいは、前記の記憶領域にあらかじめ記憶された
複数の検索キーワードの中からいずれかの検索キーワー
ドを選択して、検索を行うことが可能なようにすること
もできる。こうした場合には、キーワード、検索条件を
追加・変更・削除するかを指定する(S611) 次に、キーワードや検索条件が指定されたら、データを
送信し(S613)、商標情報検索サーバーシステム1
において検索要求データが受信される(S614)。前
記の記憶領域に、送信された検索要求データが記憶され
る(S615)。商標情報検索サーバーシステム1にお
いては、検索条件・配信条件を参照し(S616)、検
索・配信を行う指定日付になったか否かを判定し(S6
17)、指定日付に商標情報を検索し(S618)、一
又は複数の商標情報データベース2から商標情報を抽出
し(S619)、抽出されたデータを商標情報検索サー
バーシステム1において統合する(S620)。次いで
配信条件を参照し(S621)、配信する際のレイアウ
トやファイル形式などを判定して、それに従い商標情報
検索サーバーシステム1においてファイル生成し(S6
22)、商標情報検索サーバーシステム1から利用者端
末3に送信し(S623)、利用者端末3において検索
結果が表示される(S624)。
テム及び検索・配信サーバーシステムについて詳細に説
明したが、本発明においては、必要なデータ項目を商標
情報データから抽出したり、請求項などのデータ項目ご
とにキーワードを設定したり、キーワード変換テーブル
を用いたり、その他様々な手順を組み合わせているため
に、発明の創造や、代理人とのやりとり、あるいは商標
調査や審査などの様々な局面において有効な利用ができ
る。
ターネットに代表されるコンピュータネットワークに接
続されて備えられ、コンピュータネットワークに接続す
る利用者端末からアクセスするサーバーシステムであっ
て、一又は複数の利用者からなるグループに属する利用
者が接続するための利用者端末からアクセス可能な記憶
領域が前記のサーバーシステムに設けられる。アクセス
した利用者を認証する処理と、利用者が利用者端末にお
いて商標や商標書類の内容を入力する処理と、入力され
た構成要素や商標書類の内容を送信する処理と、サーバ
ーシステムにおいて前記の記憶領域に案件ごとに記憶さ
せる処理とを行い、作成された商標書類を代理人が備え
る代理人端末に送信し、商標出願書類の作成依頼をする
ことが可能なことを特徴とする。図33は、本実施形態
の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
ットに接続し(S1100)、接続が確立して(S11
01)、発明支援サーバーシステム8にアクセスし(S
1102)、利用者の認証処理がなされる(S110
3)。認証処理が正常にされると(S1104)、商標
書類データを代理人端末に送信するための送信フォーム
が表示される(S1108)。商標出願書類の作成依頼
をする案件を選択し、商標書類データのファイルが添付
されるが、必要に応じデータ変換が行われる(S110
9)。代理人を選定している場合には次へ進み、選定し
ていない場合には(S1110)、リストから選択し
(S1111)、またグループに追加することもできる
(S1112)。グループに追加されれば利用者IDが
発行され、グループの記憶領域にアクセスできるので、
商標書類データ本体を送信しなくても、利用者ID等の
アクセスに必要なデータを送信することでもよい。次に
選定した代理人端末を送信先に指定して(S111
3)、送信メニューを選択すると(S1114)、送信
されるファイルが生成されて(S1115)、送信処理
が完了する(S1116)。
れば、複数の異なる商標情報データベース2や、言語の
異なるデータベース、データ形式の異なるデータベース
を同時に検索し、あるいは定期的に配信を受け、さらに
はグループの複数の構成員が共同で検索をし、あるいは
配信を受けることが可能な検索サーバー及び検索・配信
サーバーを提供することができる。
企業内などにはとらわれない複数の組織や個人同士での
情報送受信、異業種同士での情報送受信、異なる専門分
野同士での情報送受信、あるいはこれらの情報送受信に
よる共同作業、効率化が可能なシステムを提供すること
ができる。さらに、ビジネス分野の発明者と、システム
関連の発明者との共同作業や、提携企業同士での共同作
業など、遠隔地同士での情報送受信や、同一企業内など
にはとらわれない複数の組織や個人同士での情報送受
信、異業種同士での情報送受信、異なる専門分野同士で
の情報送受信、あるいはこれらの情報送受信による共同
作業により発明及び商標書類の作成が可能なシステムを
提供することができる。これらは形式上、書式上の効率
化を図る以外にも、商標書類の内容作成の効率化を図る
ことができるシステムである。本発明においては、グル
ープの複数の構成員が共同で発明することを支援し、商
標書類を作成、修正等を行うことが可能な発明支援サー
バーシステム8を提供することができる。
構成を示すシステム構成図である。
ステムの構成を示す図である。
1の実施形態における、サーバーシステムの基本的な構
成を示す機能ブロック図である。
の機能及び処理の流れを示すデータフローを示す図であ
る。
の一例を示す図である。
例を示す図である。
記憶するデータ内容・データ形式の一例を示す図であ
る。
のデータの一例を示す図である。
1の実施形態における、基本的な処理の流れの一例を示
す図である。
第1の実施形態における、基本的な処理の流れの一例を
示す図である。
第1の実施形態における、基本的な処理の流れの一例を
示す図である。
面イメージ図である。
含まれる検索条件の指定等の処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
を示すフローチャートである。
複数の商標情報データベース2を検索するための商標情
報検索サーバーシステム1とにより構成されるシステム
の一例を示すシステム構成図である。
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
ファイルの一例を示す図である。
成されるファイルの一例を示す図である。
ース2において、データベース検索プログラム12等の
システムとして本発明の商標情報検索サーバーを利用す
る実施形態のシステム構成図である。
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
索サーバーシステム1の構成を示す機能ブロック図であ
る。
システム構成を示す図である。
ータを含むデータファイルの一例を示す図である。
ァイル生成され、利用者端末3に送信されるファイルの
一例を示す図である。
施形態におけるシステム構成図である。
ァイル生成され、利用者端末3に送信されるファイルの
一例を示す図である。
すフローチャートである。
成の一例を示す図である。
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
端末に送信し、商標出願書類の作成依頼をすることが可
能な本実施形態の基本的な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
トワーク 7 データ送受信手段 8 発明支援サーバーシステム 9 利用者情報記憶手段 10 商標情報データベース2情報管理手段 11 検索検索キーワード抽出・解釈手段 12 データベース検索プログラム 14 タグ情報抽出・解釈手段 15 検索要求データ記憶手段 16 検索要求データ検知手段 17 制御手段 18 利用者情報認証手段 19 入出力インターフェース 20 商標書類作成支援プログラム 21 データ編集履歴保持手段 22 データ編集手段
Claims (37)
- 【請求項1】 インターネットに代表されるコンピュー
タネットワークに接続されて備えられ、商標情報データ
ベースを検索するためにコンピュータネットワークに接
続する利用者端末からアクセスするサーバーシステムで
あって、前記のサーバーシステムは、利用者端末から送
信される一又は複数のキーワードに基づき商標情報デー
タベースに記憶されている商標情報データの中からデー
タを抽出するためのデータベース検索プログラムを備
え、前記の商標情報データベースに記憶されている商標
情報データは、データを抽出するためのXML等のタグ
情報を含み、複数のデータベースにおいて共通のタグ情
報を用いることにより、前記の検索プログラムが複数の
出願情報データベース、登録情報データベース、ドメイ
ン名情報データベース等の複数の商標情報データベース
の検索を行うと共に、利用者が利用者端末において、必
要とするデータを抽出するためのタグ情報を指定するこ
とにより、前記の共通のタグ情報により必要データを検
索・抽出し、抽出されたデータを含むファイルを生成し
て利用者端末に送信可能なことを特徴とする、商標情報
検索サーバーシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記の
商標情報データは、商標の出願情報・登録情報・ドメイ
ン名情報等の内容の要約を示す文字データファイル、画
像データファイル、音声データファイル、動画像データ
ファイルの内の一又は複数を含み、前記の各ファイルご
とに前記のタグ情報を含み、利用者が利用者端末におい
て、必要とするデータを抽出するためのタグ情報を指定
することにより、前記の共通のタグ情報により必要デー
タを検索・抽出し、抽出されたデータ及びデータファイ
ルへのハイパーリンク情報を含むファイルを生成して利
用者端末に送信可能なことを特徴とする、請求項1に記
載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の発明において、
前記のタグ情報は、商標、指定商品又は指定役務、出願
人、権利者、代理人、出願日、商標登録番号、ドメイン
名、ドメイン登録者情報、その他の情報を含むデータ項
目を指定するためのタグ情報であって、利用者が利用者
端末において、必要とするデータを抽出するためのタグ
情報を指定することにより、前記の共通のタグ情報によ
り必要データを検索・抽出し、抽出されたデータを含む
ファイルを生成して利用者端末に送信可能なことを特徴
とする、請求項1又は2のいずれかに記載の商標情報検
索サーバーシステム。 - 【請求項4】 請求項1〜3に記載の発明において、前
記の複数のデータベースにおいて共通のタグ情報は、複
数のデータベースにおいて異なって設定されているタグ
情報を、商標情報検索サーバーシステムが備える商標情
報データベース情報管理手段において解釈した上で、複
数のデータベースにおいて共通するデータ項目のデータ
を検索・抽出可能にしたことを特徴とする、請求項1〜
3のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の発明において、前
記の商標情報検索サーバーシステムは、利用者が閲覧す
るファイルのレイアウトを指定するためのレイアウト指
定手段を備え、利用者が利用者端末において、所望のレ
イアウトを指定することにより、前記の共通のタグ情報
により必要データを検索・抽出し、抽出されたデータを
含むファイルを生成して利用者端末において所望のレイ
アウトにより閲覧可能なことを特徴とする、請求項1〜
4のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項6】 請求項1〜5に記載の発明において、前
記のタグ情報には、商標情報に関する一又は複数のキー
ワードを設定するためのタグ情報が含まれており、利用
者が入力・送信した一又は複数のキーワードごとに、前
記のタグ情報を参照して検索を行うことを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載の商標情報検索サーバー
システム。 - 【請求項7】 請求項1〜6に記載の発明において、前
記の複数のデータベースは、複数のサーバーが提供する
商標出願データベース、ドメイン名情報データベースを
含み、前記の共通のタグ情報により、商標及びドメイン
名を検索・抽出して取得可能か否かを判定するための情
報が得られることを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
かに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、ドメイ
ン名情報データベースには、複数のトップレベルドメイ
ンを含むドメイン名情報に関するデータベースが含まれ
ることを特徴とする、請求項7に記載の商標情報検索サ
ーバーシステム。 - 【請求項9】 請求項1〜8に記載の発明において、前
記の複数のデータベースは、複数のサーバーが提供する
商標出願データベース、商標登録データベース、未登録
商標データベースを含み、前記の共通のタグ情報により
検索・抽出が可能なことを特徴とする、請求項1〜8の
いずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項10】 請求項1〜9に記載の発明において、
前記の商標情報データベースには、周知商標データベー
スが含まれることを特徴とする、請求項1〜9のいずれ
かに記載の商標検索サーバーシステム。 - 【請求項11】 請求項10に記載の発明において。前
記の周知商標データベースには、商標事件判決、不正競
争事件判決、ドメイン紛争判決等の判決データベースが
含まれることを特徴とする、請求項10に記載の商標検
索サーバーシステム。 - 【請求項12】 請求項1〜10に記載の発明におい
て、前記の商標情報データベースには、普通名称データ
ベース、慣用商標データベース、氏名・名称データベー
ス、簡易標章データベース、識別不可能データベース等
の商標登録要件ごとに設けられた複数のデータベースが
含まれており、商標情報の検索を行った際に、商標登録
要件ごとの検索結果が抽出されることを特徴とする、請
求項1〜10のいずれかに記載の商標検索サーバーシス
テム。 - 【請求項13】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デー
タベースを検索するためにコンピュータネットワークに
接続する利用者端末からアクセスするサーバーシステム
であって、前記のサーバーシステムは、利用者端末から
送信される一又は複数のキーワードに基づき商標情報デ
ータベースに記憶されている商標情報データの中からデ
ータを抽出するためのデータベース検索プログラムと、
さらに入力・送信されたキーワードと同一又は類似概念
の複数のキーワード等を記憶するキーワード変換テーブ
ルとを備え、送信された一又は複数のキーワードごと
に、前記のキーワード変換テーブルを参照して、当該キ
ーワードと同一又は類似概念の複数のキーワードを抽出
し、抽出されたすべてのキーワードに基づき、前記の検
索プログラムが複数の出願情報データベース、登録情報
データベース、ドメイン名情報データベース等の複数の
商標情報データベースの検索を行い、データの検索・抽
出が可能なことを特徴とする、商標情報検索サーバーシ
ステム。 - 【請求項14】 請求項13に記載の発明において、前
記のキーワード変換テーブルに記憶されるキーワードと
同一又は類似概念の複数のキーワードは、第一の言語に
よるキーワードと、同一又は類似概念の第二の言語によ
るキーワードであって、送信された一又は複数のキーワ
ードごとに、キーワード変換テーブルから当該キーワー
ドと同一又は類似概念の複数のキーワードを抽出し、抽
出されたすべてのキーワードに基づき、前記の検索プロ
グラムが、異なる言語のデータベースを含む複数の出願
情報データベース、登録情報データベース、ドメイン名
情報データベース等の複数の商標情報データベースの検
索を行い、データの検索・抽出が可能なことを特徴とす
る、請求項13に記載の商標情報検索サーバーシステ
ム。 - 【請求項15】 請求項13又は14に記載の発明にお
いて、前記のキーワード変換テーブルは、図形を示す概
念を文字データとして記憶するデータを含み、文字をキ
ーワードとしてデータを検索することにより、図形商標
の検索が可能なことを特徴とする、請求項13又は14
のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項16】 請求項13又は14に記載の発明にお
いて、前記のキーワード変換テーブルは、立体を示す概
念を文字データとして記憶するデータを含み、文字をキ
ーワードとしてデータを検索することにより、立体商標
の検索が可能なことを特徴とする、請求項13又は14
のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項17】 請求項1〜16に記載の発明におい
て、前記の送信されたキーワードに基づき、ドメイン名
情報データベースを含む商標情報データベースに記憶さ
れている商標出願・登録データの中からデータを抽出す
る処理は、送信された一又は複数のキーワードごとに、
前記の分離判定ルールテーブルを参照して、検索キーワ
ードを分割し、分割された個々のキーワードに基づきデ
ータの検索を行うことを特徴とする、請求項1〜16の
いずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項18】 請求項17に記載の発明において、前
記の分離判定ルールテーブルに記憶されるルールには、
検索対象となる商標にスペースが含まれるか否か、改行
が含まれるか否か、特定文字が含まれるか否か、特定文
字列が含まれるか否か、大文字と小文字の切替が含まれ
るか否か、平仮名とカタカナの切替が含まれるか否か、
アルファベットと日本文字との切替が含まれるか否か、
の条件の内の一又は複数の条件が含まれることを特徴と
する、請求項17に記載の商標情報検索サーバーシステ
ム。 - 【請求項19】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、法人情報デー
タベース又は個人情報データベース等を検索するために
コンピュータネットワークに接続する利用者端末からア
クセスする法人情報等検索サーバーシステムと、一又は
複数の商標情報データベースを検索するための商標情報
検索サーバーシステムとにより構成されるシステムにお
いて、前記の法人情報等検索サーバーシステムは、利用
者端末から前記の法人情報データベース又は個人情報デ
ータベース等に記憶されているデータの中からデータを
抽出するための法人情報等データベース検索プログラム
を備えると共に、前記の商標情報検索サーバーシステム
と連携し、前記の法人情報等検索サーバーシステムが利
用者端末から送信される法人情報等の検索要求データを
受信し、検索要求データに基づいて法人情報等を検索し
抽出する際に、前記の検索要求データに含まれる会社名
等の法人又は個人を識別する検索キーワードを抽出し、
法人又は個人を識別する検索キーワードを検索キーとす
る商標情報検索要求データを生成し、前記の商標情報デ
ータベースにおいて、生成された商標情報検索要求デー
タを前記の法人情報等検索サーバーシステムから受信す
る処理と、受信した商標情報検索要求データに基づき、
前記の法人又は個人を識別する検索キーワードを検索キ
ーの主キーとして設定すると共に、必要に応じ検索キー
ワード等の他の検索条件を設定するためのファイルを生
成する処理と、生成されたファイルを前記の法人情報等
検索サーバーシステムに送信する処理を行うことによ
り、前記の法人情報等データベース検索プログラムが利
用者端末に対し送信する検索結果データには、商標情報
検索サーバーシステムが一又は複数の商標情報データベ
ースを検索してデータを抽出するためのデータが含まれ
ることを特徴とする、商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項20】 請求項19に記載の発明において、前
記の法人情報等検索サーバーシステムが利用者端末から
送信される法人情報等の検索要求データを受信し、検索
要求データに基づいて法人情報等を検索し抽出する際
に、前記の検索要求データに含まれる会社名等の法人又
は個人を識別する検索キーワードを抽出し、法人又は個
人を識別する検索キーワードを検索キーとする商標情報
検索要求データを生成し、前記の商標情報データベース
において、生成された商標情報検索要求データを前記の
法人情報等検索サーバーシステムから受信する処理と、
受信した商標情報検索要求データに基づき、前記の法人
又は個人を識別する検索キーワードを検索キーの主キー
として設定すると共に、商標情報検索サーバーシステム
において、一又は複数の商標情報データベースを検索し
てデータを抽出し、必要に応じ検索キーワード等の他の
検索条件を設定するためのファイルを生成する処理と、
生成されたファイルを前記の法人情報等検索サーバーシ
ステムに送信する処理を行うことにより、前記の法人情
報等検索プログラムが抽出した結果を利用者端末に対し
送信するデータには、抽出された法人又は個人を識別す
る検索キーワードに基づき、商標情報検索サーバーシス
テムにおいて、一又は複数の商標情報データベースの検
索を行い、抽出された結果を表示させるためのデータが
含まれることを特徴とする、商標情報検索サーバーシス
テム。 - 【請求項21】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デー
タベース等を検索するためにコンピュータネットワーク
に接続する利用者端末からアクセスする、第一の商標情
報検索サーバーシステムと、一又は複数の商標情報デー
タベースを検索するための第二の商標情報検索サーバー
システムとにより構成されるシステムにおいて、前記の
第一の商標情報検索サーバーシステムは、利用者端末か
ら前記の商標情報データベースに記憶されているデータ
の中からデータを抽出するためのデータベース検索プロ
グラムを備えると共に、前記の第二の商標情報検索サー
バーシステムと連携し、利用者端末から前記の第一の商
標情報検索サーバーシステムに対し検索要求を送信し、
検索要求を受信した前記の第一の商標情報検索サーバー
システムは前記の第二の商標情報検索サーバーシステム
に前記の検索要求を送信し、第二の商標情報検索サーバ
ーシステムにおいて、一又は複数の商標情報データベー
スを検索してデータを抽出し、抽出されたデータを前記
の第一の商標情報検索サーバーシステムに送信し、前記
の第一の商標情報データベース検索プログラムが利用者
端末に対し送信する検索結果データには、第二の商標情
報データベースから受信した検索結果データが含まれる
ことを特徴とする、第二の商標情報検索サーバーシステ
ムに係る商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項22】 請求項21に記載の発明において、前
記の第二の商標情報検索サーバーシステムは、請求項1
〜20のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステ
ムであることを特徴とする、請求項21に記載の第二の
商標情報検索サーバーシステムに係る商標情報検索サー
バーシステム。 - 【請求項23】 請求項21又は22に記載の発明にお
いて、検索対象となる一又は複数の商標情報データベー
スの範囲を利用者が指定可能であると共に、検索対象と
なるデータ内の検索範囲を利用者が指定可能であること
を特徴とする、請求項21又は22のいずれかに記載の
第二の商標情報検索サーバーシステムに係る商標情報検
索サーバーシステム。 - 【請求項24】 請求項1〜23に記載の発明におい
て、前記の一又は複数の商標情報データベースを検索し
てデータを抽出する商標情報検索サーバーシステムは、
他のデータベースシステム運営者などの事業者からの検
索要求に基づく処理を行った場合には、事業者ごとに課
金するための課金情報を算出する課金情報処理手段と、
算出された課金情報を記憶する課金情報記憶手段とを備
えることを特徴とする、請求項1〜23のいずれかに記
載の第二の商標情報検索サーバーシステムに係る商標情
報検索サーバーシステム。 - 【請求項25】 請求項1〜23に記載の発明におい
て、前記の一又は複数の商標情報データベースを検索し
てデータを抽出する商標情報検索サーバーシステムが、
他のデータベースシステム運営者などの事業者が運営す
る商標情報データベースからのデータを検索・抽出した
場合には、データの検索・抽出履歴を商標情報検索サー
バーシステム又は他のデータベースシステムにおいて記
憶管理し、他のデータベースシステム運営者などの事業
者に対し支払うべきデータ利用料金情報を管理すること
を特徴とする、請求項1〜23のいずれかに記載の第二
の商標情報検索サーバーシステムに係る商標情報検索サ
ーバーシステム。 - 【請求項26】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デー
タベースを検索するためにコンピュータネットワークに
接続する利用者端末からアクセスするサーバーシステム
であって、前記のサーバーシステムは、利用者端末から
送信される一又は複数のキーワードに基づき商標情報デ
ータベースに記憶されている商標情報データの中からデ
ータを抽出するためのデータベース検索プログラムを備
え、利用者端末から前記のサーバーシステムにアクセス
してデータベース検索プログラムを起動する処理と、デ
ータベース検索プログラムが検索キーワードの入力を行
うキーワード入力手段を表示する処理と、利用者端末に
おいて一又は複数の検索キーワードを入力し、利用者を
識別するデータ、及び代理人を指定するデータと共に前
記のサーバーシステムに送信する処理とを行い、前記の
検索プログラムが一又は複数の出願情報データベース、
登録情報データベース、ドメイン名情報データベース等
のデータベースの検索を行い、検索した結果を利用者が
指定した代理人が備える代理人端末に送信し、送信され
る検索結果データには、代理人によるコメントや意見、
鑑定結果等を入力するためのコメントフィールドが設け
られており、代理人がコメントや意見、鑑定結果等を入
力する処理と、入力されたコメントや意見、鑑定結果等
を認証する処理と、前記の利用者端末に対し送信するこ
とを特徴とする、商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項27】 請求項26に記載の発明において、代
理人が入力するコメントや意見、鑑定結果等は、抽出さ
れた商標情報ごとに入力するためのコメントフィールド
が設けられることを特徴とする、請求項27に記載の商
標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項28】 請求項27に記載の発明において、代
理人端末において入力するコメントや意見、鑑定結果等
は、商標登録要件ごとに入力するためのコメントフィー
ルドが設けられることを特徴とする、請求項30又は3
1のいずれかに記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項29】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デー
タベースを検索するためにコンピュータネットワークに
接続する商標審査機関端末からアクセスするサーバーシ
ステムであって、前記のサーバーシステムは、利用者端
末から送信される一又は複数のキーワードに基づき商標
情報データベースに記憶されている商標情報データの中
からデータを抽出するためのデータベース検索プログラ
ムを備え、商標審査機関端末から前記のサーバーシステ
ムにアクセスしてデータベース検索プログラムを起動す
る処理と、データベース検索プログラムが検索キーワー
ドの入力を行うキーワード入力手段を表示する処理と、
商標審査機関端末において一又は複数の検索キーワード
を入力し、前記のサーバーシステムに送信する処理とを
行い、前記の検索プログラムが一又は複数の出願情報デ
ータベース、登録情報データベース、ドメイン名情報デ
ータベース等のデータベースの検索を行い、検索した結
果を前記の商標審査機関端末に送信し、送信される検索
結果データには、審査機関によるコメントや意見、鑑定
結果等を入力するためのコメントフィールドが設けられ
ており、商標審査機関においてコメントや意見、調査結
果等を入力する処理と、入力されたコメントや意見、調
査結果等を認証する処理と、商標出願人が備える利用者
端末に対し送信することを特徴とする、商標情報検索サ
ーバーシステム。 - 【請求項30】 請求項29に記載の発明において、商
標審査機関端末において入力するコメントや意見、調査
結果等は、抽出された商標情報ごとに入力するためのコ
メントフィールドが設けられることを特徴とする、請求
項29に記載の商標情報検索サーバーシステム。 - 【請求項31】 請求項29又は30に記載の発明にお
いて、商標審査機関端末において入力するコメントや意
見、鑑定結果等は、商標登録要件ごとに入力するための
コメントフィールドが設けられることを特徴とする、請
求項29又は30のいずれかに記載の商標情報検索サー
バーシステム。 - 【請求項32】 請求項29〜31に記載の発明におい
て、前記の商標情報データベースは、商標審査機関が備
える商標情報データベースであることを特徴とする、請
求項29〜31のいずれかに記載の商標情報検索サーバ
ーシステム。 - 【請求項33】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、商標情報デー
タベースを検索するためにコンピュータネットワークに
接続する利用者端末からアクセスするサーバーシステム
であって、前記のサーバーシステムは、利用者端末から
送信される一又は複数のキーワードに基づき商標情報デ
ータベースに記憶されている商標情報データの中からデ
ータを抽出するためのデータベース検索プログラムを備
え、利用者端末から前記のサーバーシステムにアクセス
してデータベース検索プログラムを起動する処理と、デ
ータベース検索プログラムが検索キーワードの入力を行
うキーワード入力手段を表示する処理と、利用者端末に
おいて一又は複数の検索キーワードを入力し、利用者を
識別するデータと共に前記のサーバーシステムに送信す
る処理と、サーバーシステムにおいて利用者の一回のキ
ーワード送信ごとに検索キーワードを記憶する処理とを
行い、前記の検索プログラムが一又は複数の出願情報デ
ータベース、登録情報データベース、ドメイン名情報デ
ータベース等の複数の商標情報データベースの検索を行
い、検索した結果を利用者が指定した所定時期又は所定
期間ごとに利用者端末に対し配信することを特徴とす
る、商標情報検索・配信サーバーシステム。 - 【請求項34】 請求項33に記載の発明において、利
用者端末に配信される検索結果は、検索対象となったデ
ータベース及びデータの範囲、検索キーワード、検索に
よる抽出件数、抽出されたデータへのハイパーリンク情
報を含む商標調査報告書であることを特徴とする、請求
項33に記載の商標情報検索・配信サーバーシステム。 - 【請求項35】 請求項33又は34に記載の発明にお
いて、利用者端末に配信される検索結果には、検索結果
が含む商標情報データの商標が異議申立期間内であるか
否かが判別可能なデータが含まれることを特徴とする、
請求項33又は34のいずれかに記載の商標情報検索・
配信サーバーシステム。 - 【請求項36】 インターネットに代表されるコンピュ
ータネットワークに接続されて備えられ、コンピュータ
ネットワークに接続する利用者端末からアクセスするサ
ーバーシステムであって、一又は複数の利用者からなる
グループに属する利用者が接続するための利用者端末か
らアクセス可能な記憶領域が前記のサーバーシステムに
設けられ、アクセスした利用者を認証する処理と、利用
者が利用者端末において発明の構成要素や商標書類の内
容を入力する処理と、入力された構成要素や商標書類の
内容を送信する処理と、サーバーシステムにおいて前記
の記憶領域に発明案件ごとに記憶させる処理とを行い、
作成された商標書類を代理人が備える代理人端末に送信
し、商標出願書類の作成依頼をすることが可能なことを
特徴とする、書類作成支援サーバーシステム。 - 【請求項37】 請求項36に記載の発明において、利
用者が利用者端末において商標や商標書類の内容を入力
し、送信する処理は、商標や商標書類の内容の入力を行
う入力手段を表示する処理と、利用者端末において商標
や商標書類の内容を入力し、前記のサーバーシステムに
送信する処理であって、表示される前記の入力手段は、
商標や指定商品又は指定役務などの項目ごとに入力フォ
ームが設けられるものであることを特徴とする、請求項
36に記載の発明支援サーバーシステム。
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