以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のシステム構成を示す模式図である。図1に示すように、管理サーバ1、クライアント2、Webサーバ3がインターネット5に接続している。そして、本実施の形態では、インターネットに接続したWebサーバ3に公開されているWebページを「コンテンツ」として扱う。そして、管理サーバ1において、2つのWebページ同士の関係を登録データベース(登録DB)1511に登録して管理する。例えば、図1に示す例では、Webサーバ31に記憶されて公開されているWebページ311を「対象コンテンツ」とした場合に、このWebページ311に関係しているWebページ312を「関係コンテンツ」として、登録DB1511に記憶する。なお、「対象コンテンツに関係しているWebページ」とは、例えば、対象コンテンツを他の言語に翻訳したWebページ(翻訳コンテンツ)、対象コンテンツに対する評価をしているWebページ(評価コンテンツ)、対象コンテンツに対する感想を記載しているWebページ(感想コンテンツ)、対象コンテンツと同じテーマについて記載されたWebページ(同テーマコンテンツ)である。
この登録DB1511への対象コンテンツ及び関係コンテンツの登録は、Webページを閲覧するユーザからの登録依頼により行われる。ユーザはクライアント2を操作して、インターネット5上に公開されているWebページを閲覧し、対象コンテンツに関係するWebページを見つけた際に、「関係コンテンツ」として管理サーバ1への登録の処理を行う。なお、クライアント2は所謂パーソナルコンピュータであり、Webページを閲覧するためのブラウザプログラムが搭載されている。また、例えば、対象コンテンツに関係するWebページ312を作成して、Webサーバ32において公開し、Webページ312の作成者がクライアント2を操作して、Webページ312を登録DB1511に関係コンテンツとして登録してもよい。つまり、Webページ同士が「関係している」か否かの判断はユーザが行い、「関係している」と判断されたWebページがユーザにより管理サーバ1の登録DB1511に登録される。
また、管理サーバ1には依頼データベース(依頼DB)1521が記憶されている。この依頼DB1521は、ユーザがクライアント2を操作して、あるWebページ(依頼コンテンツ)に関係するコンテンツが登録DB1511に登録された際に、それを通知する依頼をした場合に、依頼者の情報や依頼コンテンツに関する情報が記憶される。
次に、図2乃至6を参照して、管理サーバ1について説明する。図2は、管理サーバ1の電気的構成を示すブロック図であり、図3は、管理サーバ1のRAM11の構成を示す模式図である。そして、図4は、管理サーバ1のHDD15に設けられている登録DB記憶エリア151の構成を示す模式図であり、図5は、管理サーバ1のHDD15に設けられている依頼DB記憶エリア152の構成を示す模式図であり、図6は、管理サーバ1のRAM11に設けられているパラメータ記憶エリア110の構成を示す模式図である。
まず、図2を参照して、管理サーバ1の電気的構成について説明する。図2に示すように、管理サーバ1には、管理サーバ1の制御を司るCPU10が設けられ、CPU10には、各種のデータを一時的に記憶するRAM11と、BIOS等を記憶したROM12と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス14とが接続されている。I/Oインタフェイス14には、ハードディスク装置15が接続され、当該ハードディスク装置15には、登録DB記憶エリア151と、依頼DB記憶エリア152と、コンテンツ管理プログラム記憶エリア153と、その他の情報記憶エリア154とが少なくとも設けられている。
なお、登録DB記憶エリア151には登録DB1511が記憶され、依頼DB記憶エリア152には依頼DB1521が記憶されている。そして、コンテンツ管理プログラム記憶エリア153にはCPU10で実行されるプログラムが記憶されており、その他の情報記憶エリア154には、クライアント2のブラウザ画面に表示させる画面のフォームなど、管理サーバ1で使用されるその他の情報が記憶されている。
また、I/Oインタフェイス14には、マウスコントローラ18と、ビデオコントローラ16と、キーコントローラ17と、通信装置19とが接続されている。そして、マウスコントローラ18にはマウス181が接続され、ビデオコントローラ16にはディスプレイ161が接続され、キーコントローラ17にはキーボード171が接続され、通信装置19はインターネット5に接続可能となっている。
次に、図3を参照して、管理サーバ1のRAM11の構成について説明する。図3に示すように、RAM11には、パラメータ記憶エリア110、抽出結果記憶エリア111、出力ページ記憶エリア112、HTMLデータ記憶エリア113、Cookie情報記憶エリア114、インデックス記憶エリア115が少なくとも設けられている。
そして、パラメータ記憶エリア110には、管理サーバ1にインターネット5を介して接続しているクライアントが送信してきたパラメータがセッション毎に記憶されている。抽出結果記憶エリア111には、クライアント2からの指示に応じて登録DB又は依頼DBからエントリ(DBに登録されている1件のデータ)を抽出した結果がセッション毎に記憶される。出力ページ記憶エリア112には、クライアント2のブラウザ画面530のWebページ表示領域532(図19参照)に表示させるページ(出力ページ)に関する情報が記憶される。そして、HTMLデータ記憶エリア113には、出力ページ記憶エリア112に記憶されている情報を、Webページ表示領域532へ出力可能なHTML言語で記載した情報が記憶される。そして、Cookie情報記憶エリア114には、クライアント2のHDD25に記憶させるCookie情報が記憶される。このCookie情報記憶エリア114には、関係情報記憶エリア1141,対象言語情報記憶エリア1142,関係言語情報記憶エリア1143が設けられている。関係情報記憶エリア1141には登録DBに登録するコンテンツの関係を示す情報が記憶されている。対象言語情報記憶エリア1142には、対象コンテンツが記述されている言語を示す情報が記憶されている。関係言語情報記憶エリア1143には、関係コンテンツが記述されている言語を示す情報が記憶されている。インデックス記憶エリア115には、抽出結果記憶エリア111の何番目のデータを関係コンテンツ閲覧ページ512(図11参照)の閲覧対象表示領域5128又は対象コンテンツ閲覧ページ522(図14参照)の閲覧対象表示領域5228に表示させているかを示す値が記憶される。
次に、図4を参照して、管理サーバ1のHDD15に設けられている登録DB記憶エリア151について説明する。図4に示すように、登録DB記憶エリア151には、対象URI欄、関係URI欄、関係欄、対象言語欄、関係言語欄が少なくとも設けられている。この登録DBには関係のある2つのコンテンツに関する情報が登録される。対象URIには対象コンテンツを識別するための識別情報として、対象コンテンツが記憶されている場所を含むURIが記憶される。そして、関係URI欄には、対象コンテンツに関係するコンテンツとして登録される関係コンテンツを識別するための識別情報として、関係コンテンツが記憶されている場所を含むURIが記憶される。そして、関係欄には、対象コンテンツと関係コンテンツとの関係を示す値が記憶され、対象言語欄には、対象コンテンツを記載している言語を示す値が記憶され、関係言語欄には関係コンテンツを記載している言語を示す値が記憶される。なお、図4において1行に記載されている情報のまとまりが1エントリである。さらに、登録DB記憶エリア151には登録日時欄が設けられている。ここには、登録DBにこのエントリが登録された日付が記憶される。なお、図4には特に示さないが、登録DBにはこれら以外の種々のデータ項目、例えば、後述する抽出結果の表示順で用いられるデータ項目が設けられていてもよい。
図4では、2つのエントリが例示されている。1つ目のエントリでは、URIが「http://www.bbbbb.com」であるコンテンツが対象コンテンツとして登録されており、その関係コンテンツのURIとして「http://www.bbbbb.co.jp」が関係URI欄に記憶されている。この2つのコンテンツの関係は「現地版」であり、対象コンテンツの「現地版」のコンテンツが関係コンテンツであることを示している。そして、対象コンテンツは「英語」記載されており、関係コンテンツは「日本語」で記載されている。登録日時は2007年7月2日11:52である。2つ目のエントリは、URIが「http://www.bbbbb.co.jp」であるコンテンツが対象コンテンツとして登録されており、その関係コンテンツのURIとして「http://www.bbbbb.co.jp/youyaku.HTML」が関係URI欄に記憶されている。この
2つのコンテンツの関係は「要約」であり、対象コンテンツの「要約」のコンテンツが関係コンテンツであることを示している。そして、対象コンテンツは「日本語」で記載されており、関係コンテンツも「日本語」で記載されている。登録日時は2007年7月1日の3:24である。
次に、図5を参照して、管理サーバ1のHDD15に設けられている依頼DB記憶エリア152について説明する。図5に示すように、依頼DB記憶エリア152には、依頼URI欄、関係欄、関係言語欄、連絡先欄が少なくとも設けられている。この依頼DBには、あるコンテンツ(依頼コンテンツ)の関係コンテンツが登録DBに登録された際に、ユーザがその通知を受ける依頼をした場合に、依頼毎にエントリが登録される。依頼URI欄には、依頼コンテンツを識別するための識別情報として、依頼コンテンツが記憶されている場所を示すURIが記憶される。そして、関係欄には、依頼コンテンツにどのように関係する関係コンテンツについての登録通知を受けたいかを指定する情報が記憶され、関係言語欄には、登録された関係コンテンツが記載されている言語を指定する情報が記憶される。
図5では、2つのエントリが例示されている。1つ目のエントリでは、URIが「http://www.bbbbb.com」であるコンテンツが依頼コンテンツとされ、この依頼コンテンツを対象コンテンツとして、関係が「翻訳」、関係言語が「日本語」で記載されている関係コンテンツが登録DBに登録された際に、「Inaba@bbbbb.co.jp」へ通知する依頼が記憶され
ている。2つ目のエントリでは、URIが「http://www.bbbbb.com」であるコンテンツが依頼コンテンツとされ、この依頼コンテンツを対象コンテンツとして、関係が「要約」、関係言語が「中国語」で記載されている関係コンテンツが登録DBに登録された際に、「Inaba@bbbbb.co.jp」へ通知する依頼が記憶されている。
次に、図6を参照して、管理サーバ1のRAM11に設けられているパラメータ記憶エリア110について説明する。図6では、簡単のために1つのセッションに対して確保されるパラメータ記憶エリア110を示している。パラメータ記憶エリア110には、クライアント2から送信された要求に記載されていたパラメータが記憶される。実際には、セッションを管理するための情報もこれらのパラメータと共に記憶され、セッション毎に同様の記憶エリアが設けられている。図6に示すように、パラメータ記憶エリア110には、対象URI欄、関係URI欄、関係欄、対象言語欄、関係言語欄、連絡先欄、表示順欄が少なくとも設けられている。対象URI欄には、クライアント2で対象URIとして指定された対象コンテンツのURIが記憶され、関係URI欄には、クライアント2で関係URIとして指定された関係コンテンツのURIが記憶される。そして、関係欄には、クライアント2で指定された対象コンテンツと関係コンテンツとの関係を示す値が記憶される。対象言語欄には、クライアント2で指定された対象コンテンツを記載している言語として指定された値が記憶され、関係言語欄には、クライアント2で指定された関係コンテンツを記載している言語として指定された値が記憶される。そして、連絡先欄には、登録DBへの登録時の通知依頼をする際に通知先のメールアドレスとして指定された値が記憶される。そして、表示順欄には、登録DBに登録されているエントリの一覧を要求されたり(図15、一覧ページ506参照)、登録DBに登録されている対象コンテンツのエントリの検索を要求されたり(図9、関係コンテンツ検索ページ501参照)、登録DBに登録されている関係コンテンツのエントリの検索を要求されたり(図12、対象コンテンツ検索ページ502参照)した場合に、検索結果を表示する順序としてクライアント2で指定された値が記憶される。例えば、登録日時の新しい順、アクセスのあった日時の新しい順、アクセスの回数の多い順である。
図6に示す例は、図4に示した登録DBの1つ目のエントリの登録要求を受けた場合のパラメータ記憶エリア110の状態を示している。対象URI「http://www.bbbbb.com/
」、関係URI「http://www.bbbbb.co.jp/」を関係「現地版」で、対象コンテンツの記
載言語は「英語」で、関係コンテンツの記載言語は「日本語」として登録DBへの登録が依頼されたことを示している。
次に、図7及び図8を参照して、クライアント2について説明する。図7は、クライアント2の電気的構成を示す模式図であり、図8は、クライアント2のRAM21の構成を示す模式図である。まず、図7を参照して、クライアント2の電気的構成について説明する。図7に示すように、クライアント2には、クライアント2の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、各種のデータを一時的に記憶するRAM21と、BIOS等を記憶したROM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス24とが接続されている。I/Oインタフェイス24には、ハードディスク装置25が接続され、当該ハードディスク装置25には、Cookie情報記憶エリア251と、ブックマーク記憶エリア252と、ブラウザプログラム記憶エリア253と、その他の情報記憶エリア254とが少なくとも設けられている。
なお、Cookie情報記憶エリア251にはCookie情報が記憶されており、ブックマーク記憶エリア252にはブックマークに関する情報が記憶されている。なお、Cookie及びブックマークについては後に詳述する。ブラウザプログラム記憶エリア253にはCPU20で実行され、HTML等のマークアップ言語で記述されたページを表示するブラウザプログラムが記憶されており、その他の情報記憶エリア254には、ブラウザプログラムで使用されるその他の情報が記憶されている。
また、I/Oインタフェイス24には、マウスコントローラ28と、ビデオコントローラ26と、キーコントローラ27と、通信装置29とが接続されている。そして、マウスコントローラ28にはマウス281が接続され、ビデオコントローラ26にはディスプレイ261が接続され、キーコントローラ27にはキーボード271が接続され、通信装置29はインターネット5に接続可能となっている。
次に、図8を参照して、クライアント2のRAM21の構成について説明する。図8に示すように、RAM21には、パラメータ記憶エリア211及び送信情報記憶エリア212が設けられている。パラメータ記憶エリア211には、ユーザがブラウザ画面の各種画面(図12〜図18参照)へ入力した種々の値が記憶される。パラメータ記憶エリア211には、対象URI記憶エリア2111、関係URI記憶エリア2112、関係情報記憶エリア2113、対象言語情報記憶エリア2114、関係言語情報記憶エリア2115、連絡先記憶エリア2116、表示順記憶エリア2117が少なくとも設けられている。そして、送信情報記憶エリア212には、管理サーバ1へ送信するhttp要求(POSTメソッドのメッセージボディ部)に記載されるイベント(指定された指示)やパラメータを示す情報が記憶される。
次に、図9乃至図18を参照して、クライアント2のディスプレイ261に表示される画面について説明する。図9は、関係コンテンツ検索ページ501を示す模式図であり、図10は、関係コンテンツ検索結果ページ511を示す模式図であり、図11は、関係コンテンツ閲覧ページ512を示す模式図である。そして、図12は、対象コンテンツ検索ページ502を示す模式図であり、図13は、対象コンテンツ検索結果ページ521を示す模式図であり、図14は、対象コンテンツ閲覧ページ522を示す模式図である。そして、図15は、登録ページ503を示す模式図であり、図16は、確認ページ504を示す模式図である。そして、図17は、依頼ページ505を示す模式図であり、図18は、一覧ページ506を示す模式図である。これらの画面は、ブラウザプログラムを稼動させることにより、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532(図19参照)に表示される。
まず、図9を参照して、関係コンテンツ検索ページ501について説明する。この関係コンテンツ検索ページ501は、対象コンテンツを指定し、その対象コンテンツの関係コンテンツを登録DB1511から抽出させる指示を行うWebページである。図9に示すように、関係コンテンツ検索ページ501には、対象URI入力欄5011,関係選択リストボックス5013,関係言語選択リストボックス5014,検索ボタン5016,閲覧ボタン5017が設けられている。ユーザは、対象URI入力欄5011に対象コンテンツのURIを入力する。そして、関係選択リストボックス5013では、対象コンテンツにどのような関係で関係コンテンツとして登録されている関係コンテンツを抽出したいのかを選択する。そして、関係言語選択リストボックス5014では、抽出したい関係コンテンツを記載している言語を指定する。なお、関係選択リストボックス5013,関係言語選択リストボックス5014のリストには、「指定しない」旨のリスト(選択肢)も含まれており、ユーザは、関係や関係言語を指定せずに関係コンテンツの検索を行うこともできる。関係選択リストボックス5013において「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての関係のエントリが抽出される。関係言語選択リストボックス5014において、「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての言語のエントリが抽出される。
そして、検索ボタン5016がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「関係コンテンツ検索要求」を示す値をイベントとし、対象URI,関係,関係言語をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、検索ボタン5016が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、対象URI入力欄5011に入力されている対象URIを対象URI記憶エリア2111に記憶し、関係選択リストボックス5013で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、関係言語選択リストボックス5014で選択されている言語を示す値を関係言語情報記憶エリア2115に記憶する。なお、リストボックス5013,5014において「指定しない」が選択されている場合には、その旨を示す情報が各記憶エリアに記憶される。そして、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「関係コンテンツ検索要求」であることを示す記述(例えば、「(ButtonSearch=relaSearch)」というような形式で記述される)と、パラメー
タ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
また、閲覧ボタン5017がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「関係コンテンツ閲覧要求」を示す値をイベントとし、対象URI,関係,関係言語をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、閲覧ボタン5017が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、対象URI入力欄5011に入力されている対象URIを対象URI記憶エリア2111に記憶し、関係選択リストボックス5013で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、関係言語選択リストボックス5014で選択されている言語を示す値を関係言語情報記憶エリア2115に記憶する。なお、リストボックス5013,5014において「指定しない」が選択されている場合には、その旨を示す情報が各記憶エリアに記憶される。なお、そして、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「関係コンテンツ閲覧要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
また、関係コンテンツ検索ページ501には、対象コンテンツ検索ページへのリンク591,関係コンテンツ検索ページへのリンク592,登録ページへのリンク593,依頼ページへのリンク594,一覧ページへのリンク595が設けられている。対象コンテンツ検索ページへのリンク591では、「対象コンテンツ検索ページへのリンク」の文字に対象コンテンツ検索ページが張られており、選択されると、関係コンテンツ検索ページ501を表示させるためのhttp要求(GETメソッド)が管理サーバ1へ送信される。関係コ
ンテンツ検索ページへのリンク592では、「関係コンテンツ検索ページへのリンク」の文字に関係コンテンツ検索ページが張られており、選択されると、対象コンテンツ検索ページ502を表示させるためのhttp要求(GETメソッド)が管理サーバ1へ送信される。
登録ページへのリンク593では、「登録ページへのリンク」の文字に登録ページが張られており、選択されると、登録ページ503を表示させるためのhttp要求(GETメソッド
)が管理サーバ1へ送信される。依頼ページへのリンク594では、「依頼ページへのリンク」の文字に依頼ページが張られており、選択されると、依頼ページ505を表示させるためのhttp要求(GETメソッド)が管理サーバ1へ送信される。一覧ページへのリンク
595では、「一覧ページへのリンク」の文字に一覧ページが張られており、選択されると、一覧ページ506を表示させるためのhttp要求(GETメソッド)が管理サーバ1へ送
信される。なお、これらのリンクは他のページ502,511,512,503,505,506にも設けられている。
次に、図10を参照して、関係コンテンツ検索結果ページ511について説明する。この関係コンテンツ検索結果ページ511は、関係コンテンツ検索ページ501で検索ボタン5016が押下された場合に、管理サーバ1から送信されて、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示される画面である。管理サーバ1では、関係コンテンツ検索ページ501で指定された条件で登録DB1511からエントリを抽出した結果を、登録順のリスト形式にされて検索結果表示領域5118に表示させるようなHTMLデータを送信する(図24参照)。
関係コンテンツ検索結果ページ511には、表示順選択リストボックス5115、検索結果表示領域5118及び更新ボタン5119が設けられている。表示順選択リストボックス5115は、検索結果のリストを表示させる順序を表示し、さらに表示順序を変更する場合に表示順序指定することができる。なお、表示順選択リストボックス5115には、初期値の「登録順」が表示される。
そして、表示順選択リストボックス5115では、検索結果表示領域5118に表示されるリストの表示順序を指定することができる。表示順選択リストボックス5115で表示順序を指定すると、パラメータ記憶エリア211の表示順記憶エリア2117に選択された表示順序を示す値が記憶される。そして、クライアント2のCPU20は、更新ボタン5119を選択すると、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「関係コンテンツ更新要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータ(表示順)をパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図11を参照して、関係コンテンツ閲覧ページ512について説明する。関係コンテンツ検索ページ501で閲覧ボタン5017が押下された場合には、管理サーバ1から返送されて、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示される画面である。管理サーバ1では、関係コンテンツ検索ページ501で指定された条件で登録DB1511からエントリを抽出した結果のうち、最も登録順序の新しい関係コンテンツを閲覧対象表示領域5128に表示させるHTMLデータが送信される。この関係コンテンツ閲覧ページ512は、このHTMLデータを表示したものである。
図11に示すように、関係コンテンツ閲覧ページ512には、閲覧中のURI表示欄5121,前候補表示ボタン5126,次候補表示ボタン5127,閲覧対象表示領域5128が設けられている。前候補表示ボタン5126が選択されると、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「関係コンテンツ前候補要求」であることを示す記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。次候補表示ボタン5127が選択されると、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「関係コンテンツ次候補要求」であることを示す記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図12を参照して、対象コンテンツ検索ページ502について説明する。この対象コンテンツ検索ページ502は、関係コンテンツを指定し、その関係コンテンツの対象コンテンツを登録DB1511から抽出させる指示を行うWebページである。図12に示すように、対象コンテンツ検索ページ502には、関係URI入力欄5021,関係選択リストボックス5023,対象言語選択リストボックス5024,検索ボタン5026,閲覧ボタン5027が設けられている。ユーザは、関係URI入力欄5021は、関係コンテンツのURIを入力する。そして、関係選択リストボックス5023では、抽出したい対象コンテンツに対して指定の関係URIで示される関係コンテンツがどのような関係を持っているかを指定する。なお、関係選択リストボックス5023,対象言語選択リストボックス5024のリストには、「指定しない」旨のリスト(選択肢)も含まれており、ユーザは、関係や関係言語を指定せずに対象コンテンツの検索を行うこともできる。関係選択リストボックス5023において「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての関係のエントリが抽出される。対象言語選択リストボックス5024において、「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての言語のエントリが抽出される。
検索ボタン5026がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「対象コンテンツ検索要求」を示す値をイベントとし、関係URI,関係,対象言語をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、検索ボタン5026が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、関係URI入力欄5021に入力されている関係URIを関係URI記憶エリア2112に記憶し、関係選択リストボックス5023で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、対象言語選択リストボックス5024で選択されている言語を示す値を対象言語情報記憶エリア2114に記憶する。なお、リストボックス5023,5024において「指定しない」が選択されている場合には、その旨を示す情報が各記憶エリアに記憶される。なお、そして、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「対象コンテンツ検索要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
また、閲覧ボタン5027がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「対象コンテンツ閲覧要求」を示す値をイベントとし、対象URI,関係,対象言語をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、閲覧ボタン5027が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、関係URI入力欄5021に入力されている関係URIを関係URI記憶エリア2112に記憶し、関係選択リストボックス5023で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、対象言語選択リストボックス5024で選択されている言語を示す値を対象言語情報記憶エリア2114に記憶する。なお、リストボックス5023,5024において「指定しない」が選択されている場合には、その旨を示す情報が各記憶エリアに記憶される。そして、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「対象コンテンツ閲覧要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図13を参照して、対象コンテンツ検索結果ページ521について説明する。この対象コンテンツ検索結果ページ521は、対象コンテンツ検索ページ502において検索ボタン5026が押下された場合に、管理サーバ1から送信されて、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示される画面である。管理サーバ1では、対象コンテンツ検索ページ502で指定された条件で登録DB1511からエントリを抽出した結果を、登録順のリスト形式にされて検索結果表示領域5218に表示させるようなHTMLデータを送信する(図29参照)。
対象コンテンツ検索結果ページ521には、表示順選択リストボックス5215、検索結果表示領域5218及び更新ボタン5219が設けられている。表示順選択リストボックス5215は、検索結果のリストを表示させる順序を表示し、さらに表示順序を変更する場合に表示順序指定することができる。なお、表示順選択リストボックス5215には、初期値の「登録順」が表示される。
そして、表示順選択リストボックス5215では、検索結果表示領域5218に表示されるリストの表示順序を指定することができる。表示順選択リストボックス5215で表示順序を指定すると、パラメータ記憶エリア211の表示順記憶エリア2117に選択された表示順序を示す値が記憶される。そして、クライアント2のCPU20は、更新ボタン5219を選択すると、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「対象コンテンツ更新要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータ(表示順)をパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図14を参照して、対象コンテンツ閲覧ページ522について説明する。対象コンテンツ検索ページ502において閲覧ボタン5027が押下された場合には、管理サーバ1から返送されて、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示される画面である。管理サーバ1では、対象コンテンツ検索ページ502で指定された条件で登録DB1511からエントリを抽出した結果のうち、最も登録順序の新しい対象コンテンツを閲覧対象表示領域5228に表示させるHTMLデータが送信される。この対象コンテンツ閲覧ページ522は、このHTMLデータを表示したものである。
図14に示すように、対象コンテンツ閲覧ページ522には、閲覧中のURI表示欄5221,前候補表示ボタン5226,次候補表示ボタン5227,閲覧対象表示領域5228が設けられている。前候補表示ボタン5226が選択されると、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「対象コンテンツ前候補要求」であることを示す記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。次候補表示ボタン5227が選択されると、クライアント2のCPU20は、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「対象コンテンツ次候補要求」であることを示す記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図15を参照して、登録ページ503について説明し、図16を参照して、確認ページについて説明する。この登録ページ503は、対象コンテンツと関係コンテンツとを管理サーバ1の登録DB1511へ登録するための画面であり、確認ページ504は、対象コンテンツ及び関係コンテンツが記載されている言語をユーザに確認させるためのページである。登録ページ503には、対象URI入力欄5031,関係URI入力欄5032,関係選択リストボックス5033,登録ボタン5035が設けられている。ユーザは、対象URI入力欄5031には、対象コンテンツとして登録したいコンテンツのURIを入力し、関係URI入力欄5032には、関係コンテンツとして登録したいコードのURIを入力する。そして、関係選択リストボックス5033では、2つのコンテンツの関係を指定する。
登録ページ503の登録ボタン5035がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「登録要求」を示す値をイベントとし、対象URI,関係URI,関係をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、登録ボタン5035が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、対象URI入力欄5031に入力されている対象URIを対象URI記憶エリア2111に記憶し、関係URI入力欄5032に入力されている関係URIを関係URI記憶エリア2112に記憶し、関係選択リストボックス5033で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶する。そして、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「登録要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
管理サーバ1では、http要求を受けると、パラメータに記載されている対象URIに存在する対象コンテンツを取得し、関係URIに存在する関係コンテンツを取得する。そして、それぞれのコンテンツに示されている言語の種類を取得する。例えば、コンテンツがHTMLで記載されていれば、HTMLタグのlang属性やXMLのxml:lang属性などで示される言語コードを参照することでコンテンツを記載している言語の種類を検出できる。「<HTML lang="ja">」であれば日本語で記載されていると検出できる。そして、取得した言語をそれぞれ対象コンテンツ言語選択リストボックス5041,関係コンテンツ言語選択リストボックス5042で選択された状態の確認ページ504をクライアント2に表示させる。
そして、図16に示すように、確認ページ504には対象コンテンツ言語選択リストボックス5041,関係コンテンツ言語選択リストボックス5042,確認ボタン5045が設けられている。対象コンテンツ言語選択リストボックス5041では、対象コンテンツを記載している言語を指定することができ、関係コンテンツ言語選択リストボックス5042では、関係コンテンツを記載している言語を指定することができる。前記検出結果に基づいて、対象コンテンツ言語選択リストボックス5041,関係コンテンツ言語選択リストボックス5042に予め表示された言語が正しくないと、ユーザが判断した場合には、リストボックスの他のリストから正しい言語を選択し直すことができる。
確認ページ504の確認ボタン5045がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「確認要求」を示す値をイベントとし、対象言語及び関係言語をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、登録ボタン5035が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、対象コンテンツ言語選択リストボックス5041で指定されている対象言語を対象言語情報記憶エリア2114に記憶し、関係コンテンツ言語選択リストボックス5042で指定されている関係言語を示す値を関係言語情報記憶エリア2115に記憶する。そして、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「確認要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
管理サーバ1では、http要求を受けると、パラメータ記憶エリア110に関係言語情報及び対象言語情報が追加される。そして、パラメータに記載されている対象URI、関係URI、関係、対象言語、関係言語と一致するエントリが、登録DB1511から抽出される。そして、抽出されたエントリのうち、登録順序の最も新しいエントリの関係コンテンツを閲覧対象表示領域5128に表示させた関係コンテンツ閲覧ページ512をクライアント2へ表示させる。もし、エントリがなければ、前記対象URI、関係URI、関係、対象言語、関係言語を登録DBに登録し、関係URIが示す関係コンテンツを閲覧対象表示領域5128に表示させた関係コンテンツ閲覧ページ512をクライアント2へ表示させる。また、この際に、パラメータの対象コンテンツ、関係、対象言語、関係言語での登録の連絡が依頼されている場合には、依頼者の連絡先に登録通知を送信する。
次に、図17を参照して、依頼ページ505について説明する。この依頼ページ505は、対象コンテンツに対して関係コンテンツが登録DBに登録された際に、その通知をしてもらう依頼をする画面である。図17に示すように、依頼ページ505には、対象URI入力欄5051,連絡先入力欄5052,関係選択リストボックス5053,関係言語選択リストボックス5054,依頼ボタン5055が設けられている。ユーザは、関係コンテンツが登録されたことを知りたい対象コンテンツのURIを対象URI入力欄5051に入力する。そして、通知を受けたい関係コンテンツの対象コンテンツとの関係を関係選択リストボックス5053で選択し、通知を受けたい関係コンテンツを記載している言語を関係言語選択リストボックス5054で選択する。そして、連絡先入力欄5052に通知メールの送信先である自身のメールアドレスを入力する。なお、関係選択リストボックス5053,関係言語選択リストボックス5054のリストには、「指定しない」旨のリスト(選択肢)も含まれており、ユーザは、関係を指定せずに対象コンテンツの登録を行うこともできる。関係選択リストボックス5053において「指定しない」リストが選択されている場合には、登録される関係情報に関わらず、指定した対象コンテンツに対する関係コンテンツの登録が通知される。関係言語選択リストボックス5054において「指定しない」リストが選択されている場合には、登録される言語に関わらず、指定した対象コンテンツに対する関係コンテンツの登録が通知される。
そして、依頼ボタン5055がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「依頼要求」を示す値をイベントとし、対象URI,関係,関係言語,連絡先をパラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、登録ボタン5035が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、対象URI入力欄5031に入力されている対象URIを対象URI記憶エリア2111に記憶し、関係URI入力欄5032に入力されている対象URIを対象URI記憶エリア2111に記憶し、関係選択リストボックス5033で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、言語選択リストボックス5044で選択されている言語を示す値を関係言語情報記憶エリア2115に記憶する。なお、関係選択リストボックス5053,関係言語選択リストボックス5054において「指定しない」が選択されている場合には、その旨を示す情報が各記憶エリアに記憶される。そして、連絡先入力欄5052に入力されているメールアドレスを連絡先記憶エリア2116に記憶する。そして、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「依頼要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図18を参照して、一覧ページ506について説明する。この一覧ページ506は、条件を指定して(関係、関係言語、対象言語の選択)、管理サーバ1の登録DB1511に登録されているエントリを抽出し、その一覧を表示させるものである。図18に示すように、一覧ページ506には、一覧ボタン5067,関係選択リストボックス5063,関係言語選択リストボックス5064,対象言語選択リストボックス5065,表示順選択リストボックス5066,一覧表示領域5068が設けられている。ユーザは、関係選択リストボックス5063で抽出したい関係を選択し、関係言語選択リストボックス5064で抽出したい関係コンテンツを記載している言語を選択し、対象言語選択リストボックス5065で抽出したい対象コンテンツを記載している言語を選択する。そして、表示順選択リストボックス5066では、一覧の表示順序(初期値は登録順)を選択する。なお、関係選択リストボックス5063,関係言語選択リストボックス5064,対象言語選択リストボックス5065のリストには、「指定しない」旨のリスト(選択肢)も含まれており、ユーザは、それぞれ指定せずにエントリを抽出し一覧を表示させることもできる。関係選択リストボックス5063において「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての関係のエントリが抽出される。関係言語選択リストボックス5064において「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての関係言語のエントリが抽出される。対象言語選択リストボックス5065において「指定しない」リストが選択されている場合には、管理サーバ1では、全ての対象言語のエントリが抽出される。
そして、一覧ボタン5067がマウス281又はキーボード271の入力により押下されると、「一覧要求」を示す値をイベントとし、関係,関係言語,対象言語を,表示順パラメータとしたhttp要求(POSTメソッド)が管理サーバ1へ送信される。具体的には、ブラウザプログラムの実行によりクライアント2のCPU20は、一覧ボタン5067が押下された時点で、RAM21のパラメータ記憶エリア211をクリアする。そして、関係選択リストボックス5033で選択されている関係を示す値を関係情報記憶エリア2113に記憶し、関係言語選択リストボックス5064で選択されている言語を示す値を関係言語情報記憶エリア2115に記憶、対象言語選択リストボックス5065で選択されている言語を示す値を対象言語情報記憶エリア2114に記憶する。そして、表示順選択リストボックス5066で選択されている表示順を示す値を表示順記憶エリア2117に記憶する。なお、そして、POSTメソッドのメッセージボディ部に、イベントが「一覧要求」であることを示す記述、パラメータ記憶エリア211において値が記憶されているパラメータをパラメータとして指定した記述を書き込んだhttp要求を管理サーバ1へ送信する。
次に、図19を参照して、ブラウザプログラムを稼動させることにより表示されるブラウザ画面530について説明する。ブラウザ画面530には、アドレス入力欄531及びWebページ表示領域532が設けられており、アドレス入力欄531に入力されたURIに存在するWebページ(コンテンツ)がWebページ表示領域532に表示される。また、本実施の形態のブラウザ画面530には、リンクツールバー533に閲覧ボタン534及び登録ボタン535が設けられている。ブラウザプログラムには、予め所定のWebページのURIに名前を付けて登録する、所謂「ブックマーク」や「お気に入り」と言われる機能(本実施の形態では「ブックマーク」という)が搭載されている。また、「ブックマーク」ではWebページのURIだけでなく、javascriptで記述された短いプログラムに名前を付けて記憶させることもできる。これを「bookmarklet」という。
また、本実施の形態のブラウザプログラムには、ブックマークとして登録されている情報のうち、所定のフォルダに記憶されているブックマークの名前をツールバーに表示させる機能が備えられている。本実施の形態では、リンクツールバー533に名前が表示される。図19に示す例では、「閲覧」と表示された閲覧ボタン534、「登録」と表示された登録ボタン535が表示されている。本実施の形態では、これらのブックマークは、bookmarkletととしてjavascriptで記述された短いプログラムが登録されている。なお、こ
のjavascriptの記述は、HDD25のブックマーク記憶エリアに名前と共に記憶されている。
本実施の形態では、名前が「閲覧」のbookmarkletでは、関係コンテンツ検索ページ5
01(図9参照)において閲覧ボタン534が押下された場合と同様の要求が管理サーバ1へ送信される。具体的には、パラメータの「対象URI」として、Webページ表示領域532に表示されているWebページのURI、つまり、アドレス入力欄531に入力されているURIが用いられる。そして、「関係情報」及び「関係言語情報」としては、Cookie情報記憶エリア251に記憶されている関係情報及び関係言語情報が用いられる(図40、クライアント登録ボタン押下処理参照)。
また、名前が「登録」のbookmarkletでは、登録ページ503(図15参照)を表示さ
せる要求が管理サーバ1へ送信される。この際には「関係URI」としてWebページ表示領域532に表示されているWebページのURI、つまり、アドレス入力欄531に入力されているURIが用いられる。そして、「関係情報」としては、Cookie情報記憶エリア251に記憶されている関係情報が用いられる。これにより、登録ページ503の対象URI入力欄5031に送信されたURIがセットされ、関係選択リストボックス5033に関係情報がセットされた状態の登録ページ503がブラウザ画面のWebページ表示領域532に表示される。
さらに、登録ボタン535が押下、指示された場合に、Webページ表示領域532において文字列や画像等がマウスドラッグ等の操作によって予め選択されている場合には、その選択範囲内に存在する他のWebページへのリンクのリンク先のURIのうち最初に出現しているものが「対象URI」として登録ページ503の表示要求と共に送信される(図40、クライアント登録ボタン押下処理参照)。この場合、対象URI欄にリンク先のURIのセットされた状態の登録ページ503がブラウザ画面のWebページ表示領域532に表示される。
次に、図20乃至図37を参照して、管理サーバ1で実施される処理について説明する。図20は、管理サーバ1で実施される管理サーバメイン処理のフローチャートであり、図21は、管理サーバメイン処理の中で実施されるパラメータ記憶処理のフローチャートである。そして、図22は、管理サーバメイン処理の中で実施されるイベント対応処理のフローチャートであり、図23は、図22に示すイベント対応処理の続きである。そして、図24は、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ検索処理のフローチャートであり、図25は、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ更新処理のフローチャートである。そして、図26は、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ閲覧処理のフローチャートであり、図27は、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ前候補処理のフローチャートであり、図28は、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ次候補処理のフローチャートである。そして、図29は、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ検索処理のフローチャートであり、図30は、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ更新処理のフローチャートである。そして、図31は、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ閲覧処理のフローチャートであり、図32は、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ前候補処理のフローチャートであり、図33は、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ次候補処理のフローチャートである。そして、図34は、イベント対応処理の中で実施される登録処理のフローチャートであり、図35は、イベント対応処理の中で実施される確認処理のフローチャートである。そして、図36は、イベント対応処理の中で実施される依頼処理のフローチャートであり、図37は、イベント対応処理の中で実施される一覧処理のフローチャートである。
まず、図20を参照して、管理サーバ1で実施される管理サーバメイン処理について説明する。この管理サーバメイン処理は、管理サーバ1のCPU10がコンテンツ関係管理プログラムを実行することにより行われる処理である。
まず、クライアント2からhttpプロトコルによるhttp要求を受けたか否かの判断が行われる(S1)。http要求がなければ(S1:NO)、繰り返しhttp要求の判断が行われる(S1)。http要求を受けたら(S1:YES)、パラメータ記憶処理が行われる(S2、図21参照)。パラメータ記憶処理では、パラメータとして使用される値がRAM11のパラメータ記憶エリア110に記憶される。ここで、図21を参照して、パラメータ記憶処理について説明する。
図21に示すように、まず、http要求のメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」にパラメータ値があるか否かの判断が行われる(S401)。パラメータ等があれば(S401:YES)、メッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」に記載されているそれぞれのパラメータが、パラメータ記憶エリア110のそれぞれのデータ項目の記憶エリア(対象URI欄、関係URI欄、関係欄、対象言語欄、関係言語欄、連絡先欄、表示順欄)に記憶される(S402)。ここでは、メッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」に記載されているパラメータが上書きされるのみである。例えば、前述したように、「登録要求」のhttp要求であれば、メッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」にパラメータとして、対象URI,関係URI,関係が記載されている。そこで、対象URI欄、関係URI欄、関係欄にのみ受信したパラメータが記憶され、「登録要求」に応じた登録処理(図23,S151、図34参照)では、パラメータとして対象URI及び関係URIが使用される。「登録要求」に次いで「確認要求」が送信されるが、この「確認要求」のhttp要求のメッセージボディ部には、パラメータとして対象言語及び関係言語が記載されている。そこで、対象言語欄及び関係言語欄のみに記憶される。そして、「確認要求」に応じた確認処理(図23,S152、図35参照)では、パラメータとして対象URI,関係URI,関係,対象言語,関係言語が用いられるが、対象URI,関係URI,関係は、「登録要求」のhttp要求のメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」に記載されていたものが使用されることになる。
そして、http要求のメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」のパラメータ値に関係、対象言語及び関係言語の値があり、関係欄、対象言語欄及び関係言語欄に値が記憶されたか否かの判断が行われる(S403)。関係欄、対象言語欄及び関係言語欄に値が記憶されていれば(S403:YES)、本処理は終了し、管理サーバメイン処理へ戻る。一方、http要求のメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」のパラメータ値に関係、対象言語及び関係言語の値がなければ(S403:NO)、http要求のヘッダ部にCookie情報があるか否かの判断が行われる(S404)。Cookie情報があれば(S404:YES)、Cookie情報の示す関係、関係情報及び言語情報がパラメータ記憶エリア110の関係欄、対象言語欄及び関係言語欄にそれぞれ記憶される(S405)。また、Cookie情報がなければ(S404:NO)、予め定められている既定の値(例えば、関係は「翻訳」、対象言語は「英語」、関係言語は「日本語」とする)が初期値としてパラメータ記憶エリア110の関係欄及び言語欄にそれぞれ記憶される(S406)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
次いで、図20に示すように、管理サーバメイン処理では、http要求で指定されているページを表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S3)。次いで、http要求にイベントが存在するか否かの判断が行われる(S4)。具体的には、http要求がPOSTメソッドであり、そのメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」にイベントを示す記載があるか否かの判断が行われる。本実施の形態では、7つのイベントが予め登録されている。「関係コンテンツ検索要求(ButtonSearch=relaSearch
)」、「関係コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=relaUpdate)」、「関係コンテンツ閲
覧要求(ButtonBrowse=relaBrowse)」、「関係コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=relaBefore)」、「関係コンテンツ次候補要求(ButtonNext=relaNext)」、「対象コンテ
ンツ検索要求(ButtonResearch=objSearch)」、「対象コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=objUpdate)」、「対象コンテンツ閲覧要求(ReButtonBrowse=objBrowse)」、「対象コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=objBefore)」、「対象コンテンツ次候補要求(ButtonNext=objNext)」、「登録要求(ButtonRegist=Regist)」、「確認要求(ButtonNext=Conf)」、「依頼要求(ButtonRequest=Request)」、「一覧要求(ButtonList=List)」である。
そして、イベントがあった場合には(S4:YES)、イベント対応処理が行われる(S5、図22参照)。このイベント対応処理では、イベントに対して、それぞれのイベントに対応した処理が行われ、RAM11の出力ページ記憶エリア112にクライアント2へ出力するWebページの情報が記憶される。イベント対応処理については、図22乃至図37を参照して後述する。
次いで、イベント対応処理が終了したら(S5)、S4へ戻り、まだ処理していないイベントがあるか否かの判断が行われる(S4)。本実施の形態では、1つのhttp要求に対して1つのイベントしか記載されていないので、イベントはないと判断される(S4:NO)。また、http要求にイベントがない場合には、S4の判断が最初に行われた時点でイベントがないと判断される(S4:NO)。
イベントがない場合には(S4:YES)、出力ページ記憶エリア112に記憶されている情報に基づいてHTMLデータが作成され、HTMLデータ記憶エリア113に記憶される(S6)。なお、イベントのあるhttp要求に対しては、イベント対応処理にて出力ページ記憶エリア112にクライアント2へ出力するWebページの情報が記憶されており、イベントのないhttp要求に対しては、S3にて要求されたWebページが出力ページ記憶エリア112に記憶されている。そして、Cookie情報が作成される(S7)。具体的には、パラメータ記憶エリア110の関係欄に記憶されている値がRAM11のCookie情報記憶エリア114の関係情報記憶エリア1141に記憶され、対象言語欄に記憶されている値が対象言語情報記憶エリア1142に記憶され、関係言語欄に記憶されている値が関係言語情報記憶エリア1143に記憶される。そして、HTMLデータ記憶エリア113に記憶されているHTMLデータに基づいてhttpレスポンスがクライアント2へ送信される(S8)。このhttpレスポンスのヘッダ部には、Cookie情報記憶エリア114に記憶されているCookie情報が記載される。ここで1つのhttp要求に対する一連の処理が終了し、S1へ戻る。
ここで、図22を参照して、管理サーバメイン処理の中で実施されるイベント対応処理について説明する。まず、イベントが「関係コンテンツ検索要求(ButtonSearch=relaSearch)」であるか否かの判断が行われる(S121)。イベントが「関係コンテンツ検索
要求(ButtonSearch=relaSearch)」であれば(S121:YES)、関係コンテンツ検
索処理が行われる(S141、図24参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「関係コンテンツ検索要求(ButtonSearch=relaSearch)」でなければ(
S121:NO)、イベントが「関係コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=relaUpdate)
」であるか否かの判断が行われる(S122)。イベントが「関係コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=relaUpdate)」であれば(S122:YES)、関係コンテンツ更新処理
が行われる(S142、図25参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
また、イベントが「関係コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=relaUpdate)」でなけれ
ば(S122:NO)、イベントが「関係コンテンツ閲覧要求(ButtonBrowse=relaBrowse)」であるか否かの判断が行われる(S123)。イベントが「関係コンテンツ閲覧要
求(ButtonBrowse=relaBrowse)」であれば(S123:YES)、関係コンテンツ閲覧
処理が行われる(S143、図26参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「関係コンテンツ閲覧要求(ButtonBrowse=relaBrowse)」でなければ(S
123:NO)、イベントが「関係コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=relaBefore)
」であるか否かの判断が行われる(S124)。イベントが「関係コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=relaBefore)」であれば(S124:YES)、関係コンテンツ前候補
処理が行われる(S144、図27参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「関係コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=relaBefore)」でなければ(
S124:NO)、イベントが「関係コンテンツ次候補要求(ButtonNext=relaNext)」
であるか否かの判断が行われる(S125)。イベントが「関係コンテンツ次候補要求(ButtonNext=relaNext)」であれば(S125:YES)、関係コンテンツ次候補処理が
行われる(S145、図28参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
また、イベントが「関係コンテンツ次候補要求(ButtonNext=relaNext)」でなければ
(S125:NO)、イベントが「対象コンテンツ検索要求(ButtonResearch=objSearch)」であるか否かの判断が行われる(S126)。イベントが「対象コンテンツ検索要求(ButtonResearch=objSearch)」であれば(S126:YES)、対象コンテンツ検索処理が行われる(S146、図29参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「対象コンテンツ検索要求(ButtonResearch=objSearch)」でなければ(S126:NO)、イベントが「対象コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=objUpdate」であるか否かの判断が行われる(S127)。イベントが「対象コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=objUpdate」であれば(S127:YES)、対象コンテンツ更新処理が行われる(S147、図30参照)。
また、イベントが「対象コンテンツ更新要求(ButtonUpdate=objUpdate」でなければ(S127:NO)、イベントが「対象コンテンツ閲覧要求(ReButtonBrowse=objBrowse)」であるか否かの判断が行われる(S128)。イベントが「対象コンテンツ閲覧要求(ReButtonBrowse=objBrowse)」であれば(S128:YES)、対象コンテンツ閲覧処理が行われる(S148、図31参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「対象コンテンツ閲覧要求(ReButtonBrowse=objBrowse)」でなければ(S128:NO)、イベントが「対象コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=objBefore)」であるか否かの判断が行われる(S129)。イベントが「対象コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=objBefore)」であれば(S129:YES)、対象コンテンツ前候補処理が行われる(S149、図27参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。また、イベントが「対象コンテンツ前候補要求(ButtonBefore=objBefore)」でなければ(S129:NO)、イベントが「対象コンテンツ次候補要求(ButtonNext=objNext))」であるか否かの判断が行われる(S130)。イベントが「対象コンテンツ次候補要求(ButtonNext=objNext)」であれば(S130:YES)、対象コンテンツ次候補処理が行われる(S150、図28参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
また、イベントが「対象コンテンツ次候補要求(ButtonNext=objNext)」でなければ(S130:NO)、イベントが「登録要求(ButtonRegist=Regist)」であるか否かの判
断が行われる(S131)。イベントが「登録要求(ButtonRegist=Regist)」であれば
(S131:YES)、登録処理が行われる(S151、図34参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。イベントが「登録要求(ButtonRegist=Regist)」でなければ(
S131:NO)、イベントが「確認要求(ButtonNext=Conf)」であるか否かの判断が
行われる(S132)。イベントが「確認要求(ButtonNext=Conf)」であれば(S13
2:YES)、確認処理が行われる(S152、図35参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
また、イベントが「確認要求(ButtonNext=Conf)」でなければ(S132:NO)、
イベントが「依頼要求(ButtonRequest=Request)」であるか否かの判断が行われる(S
133)。イベントが「依頼要求(ButtonRequest=Request)」であれば(S133:Y
ES)、依頼処理が行われる(S153、図36参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。
また、イベントが「依頼要求(ButtonRequest=Request)」でなければ(S133:N
O)、イベントが「一覧要求(ButtonList=List)」であるか否かの判断が行われる(S
134)。イベントが「一覧要求(ButtonList=List)」であれば(S134:YES)
、一覧処理が行われる(S154、図37参照)。そして、管理サーバメイン処理へ戻る。さらに、イベントが「一覧要求(ButtonList=List)」でもなければ(S134:NO
)、管理サーバメイン処理へ戻る。
次に、図24を参照して、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ検索処理について説明する。この関係コンテンツ検索処理は、関係コンテンツ検索ページ501で検索ボタン5016が押下された際に発生したhttp要求のイベント(関係コンテンツ検索要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係言語欄、関係欄からそれぞれ読み出され、読み出された対象URI、関係言語、関係と一致するエントリが登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S42)。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S43)。抽出されたエントリがあれば(S43:YES)、関係コンテンツ検索結果ページ511を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S44)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ検索結果ページ511を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、その検索結果表示領域5118に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの関係URIがエントリの順でリスト形式にされて埋め込まれる。なお、ここで、RAM11の所定の記憶エリアに、関係コンテンツ検索結果ページ511が関係コンテンツ検索要求に応じて出力されたものであることを示す値が記憶される。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、抽出されたエントリがない場合には(S43:NO)、その他の情報記憶エリア154から依頼ページ505を表示するためフォームが出力ページ記憶エリア112に記憶される(S45)。ここでは、パラメータ記憶エリア110の対象URI欄の値が、依頼ページの対象URI入力欄5051に埋め込まれ、関係欄の値が関係選択リストボックス5053で選択されているように埋め込まれ、関係言語欄の値が関係言語選択リストボックス5054で選択されているように埋め込まれる。これは、ユーザが求める関係コンテンツが存在しなかったため、そのような関係コンテンツが登録された際にユーザが通知を受けたい可能性があるので、依頼ページ505を表示させるものである。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、管理サーバ1では、クライアント2からのhttp要求に応じて、登録DB1511からエントリを抽出し、抽出された関係コンテンツの一覧を関係コンテンツ検索結果ページ511としてクライアント2へ返している。したがって、あるWebページを閲覧した際に、そのWebページにどのようなWebページが関係しているかを知ることができる。また、登録DB1511に登録されている関係コンテンツを抽出するので、関係コンテンツに対象コンテンツについての記載がなかったり、対象コンテンツに関係コンテンツの記載がなかったりしても、対象コンテンツに関係する関係コンテンツの存在を知ることができる。
さらに、どのような意味で関係しているのか(翻訳、批評など)を指定することもできるので、求める関係に絞って関係コンテンツを知ることができる。よって、関係コンテンツを閲覧したら、抽出されたコンテンツは関係コンテンツに関係はあるが、求めている関係のコンテンツでなかったということがなく、より早く自分の求めるコンテンツを閲覧することができる。例えば、あるWebページ(英語)の日本語訳のページを探している場合には、関係を「翻訳」と指定すればよい。ここで関係を指定できない場合には、そのWebページの批評をしている英語のページが登録されていると、この批評のページも抽出されてしまう。しかし、関係を「翻訳」と指定すれば、批評のページは抽出されない。
さらに、関係コンテンツを記載している言語も指定することができるので、ユーザは自分が理解できるコンテンツのみを知ることができ、コンテンツを閲覧したが理解できなかったというようなことがない。例えば、あるWebページの(英語)の日本語訳のページを探している場合には、関係言語を「日本語」と指定すればよい。ここで関係言語を指定できない場合には、そのWebページの批評をしている英語のページや翻訳をしているスペイン語のページが登録されている場合には、英語の批評のページやスペイン語の翻訳ページも抽出されてしまう。しかし、関係言語を「日本語」と指定すれば、英語やスペイン語のページは抽出されない。さらに、関係と関係言語の両方を指定できるので、日本語訳のページを探す場合には、関係を「翻訳」、関係言語を「日本語」と指定すれば、端的に求めるページが抽出される。なお、関係言語、関係それぞれ、どちらについても「指定なし」を選択することができる。この場合、全ての関係言語、あるいは全ての関係について検索することになる。
次に、図25を参照して、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ更新処理について説明する。この関係コンテンツ更新処理は、関係コンテンツ検索結果ページ511の更新ボタン5119が押下された際に発生したhttp要求のイベント(関係コンテンツ更新要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の表示順欄から読み出され、パラメータで指定された順序で、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリがソートされる(S221)。そして、抽出されたエントリの関係URIをリスト表示した関係コンテンツ検索結果ページ511を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S222)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ検索結果ページ511を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、その検索結果表示領域5118に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの関係URIがエントリの順でリスト形式にされて埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、関係コンテンツ検索結果ページ511の表示順の変更の指示を受けると、表示順で指定された順序に抽出されたエントリをソートし直した関係コンテンツ検索結果ページ511をクライアント2に表示させる。
次に、図26を参照して、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ閲覧処理について説明する。この関係コンテンツ閲覧処理は、関係コンテンツ検索ページ501で閲覧ボタン5017が押下された際に発生したhttp要求のイベント(関係コンテンツ閲覧要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係言語欄、関係欄から読み出され、読み出された対象URI、関係言語、関係と一致するエントリが登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S62)。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S63)。抽出されたエントリがあれば(S63:YES)、抽出されたエントリが登録日時の新しい順にソートされる(S64)。そして、インデックス記憶エリア115に最初のデータ、つまり最も登録日時の新しいデータを示す「0」が記憶される(S65)。関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S66)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5121に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリのインデックスの示すエントリ(ここでは、番号「0」で、最も登録日時の新しいエントリ)の関係URIが埋め込まれる。なお、本実施の形態では、関係URIはiframeタグで埋め込まれる。なお、ここで、RAM11の所定の記憶エリアに、関係コンテンツ閲覧ページ512が関係コンテンツ閲覧要求に応じて出力されたものであること示す値が記憶される。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、抽出されたエントリがない場合には(S63:NO)、その他の情報記憶エリア154から依頼ページ505を表示するためフォームが出力ページ記憶エリア112に記憶される。ここでは、パラメータ記憶エリア110の対象URI欄の値が、依頼ページの対象URI入力欄5051に埋め込まれ、関係欄の値が関係選択リストボックス5053で選択されているように埋め込まれ、関係言語欄の値が関係言語選択リストボックス5054で選択されているように埋め込まれる。これは、ユーザが求める関係コンテンツが存在しなかったため、そのような関係コンテンツが登録された際にユーザが通知を受けたい可能性があるので、依頼ページ505を表示させるものである。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
したがって、関係コンテンツ検索要求のように、抽出された関係コンテンツの一覧を得るだけでなく、抽出された関係コンテンツを直接閲覧することができる。
次に、図27を参照して、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ前候補処理について説明する。この関係コンテンツ前候補処理は、関係コンテンツ閲覧ページ512の前候補表示ボタン5126が押下された際に発生したhttp要求のイベント(前候補要求)に対応した処理である。
まず、インデックス記憶エリア115の値が「0」であるか否かの判断が行われる(S201)。インデックスが「0」であれば(S201:YES)、それより前のエントリはないので、関係コンテンツ前候補処理は終了して、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。よって、前回表示させたのと同じ関係コンテンツ閲覧ページ512が表示されることとなる。
一方、インデックスが「0」でなければ(S201:NO)、インデックスから「1」減算される(S202)。次いで、前候補を表示した関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S204)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5121に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリのインデックスの示すエントリの関係URIが埋め込まれる。さらに、その関係URIの示す場所に記憶されている関係コンテンツ(Webページ)が取得され、閲覧対象表示領域5128に対応した位置に埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、関係コンテンツ閲覧ページ512に表示されている関係コンテンツの前候補を表示させることができる。
次に、図28を参照して、イベント対応処理の中で実施される関係コンテンツ次候補処理について説明する。この関係コンテンツ次候補処理は、関係コンテンツ閲覧ページ512の次候補表示ボタン5127が押下された際に発生したhttp要求のイベント(次候補要求)に対応した処理である。
まず、インデックス記憶エリア115の値が抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの数に等しいか否かの判断が行われる(S211)。インデックスがエントリの数であれば(S211:YES)、それより後のエントリはないので、関係コンテンツ次候補処理は終了して、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。よって、前回表示させたのと同じ関係コンテンツ閲覧ページ512が表示されることとなる。
一方、インデックスがエントリの数でなければ(S211:NO)、インデックスから「1」加算される(S212)。次いで、次候補を表示した関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S214)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ閲覧ページ512を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5121に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリのインデックスの示すエントリの関係URIが埋め込まれる。なお、本実施の形態では、関係URIはiframeタグで埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、関係コンテンツ閲覧ページ512に表示されている関係コンテンツの次候補を表示させることができる。
次に、図29を参照して、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ検索処理について説明する。この対象コンテンツ検索処理は、対象コンテンツ検索ページ502で検索ボタン5026が押下された際に発生したhttp要求のイベント(対象コンテンツ検索要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の関係URI欄、対象言語欄、関係欄から読み出され、読み出された関係URI、対象言語、関係と一致するエントリが登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S52)。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S53)。抽出されたエントリがあれば(S53:YES)、対象コンテンツ検索結果ページ521を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S54)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から対象コンテンツ検索結果ページ521を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、その検索結果表示領域5218に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの対象URIがエントリの順でリスト形式にされて埋め込まれる。そして、その検索結果表示領域5218に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの関係URIが対象コンテンツ検索結果ページ521が対象コンテンツ検索要求に応じて出力されたものであること示す値が記憶される。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、抽出されたエントリがない場合には(S53:NO)、対象URI欄に記憶されている値がクリアされる(S56)。そして、その他の情報記憶エリア154から登録ページ503を表示するためフォームが出力ページ記憶エリア112に記憶される(S57)。ここでは、関係URI欄の値が、登録ページ503の関係URI入力欄5032に埋め込まれ、関係欄の値が関係選択リストボックス5053で選択されているように埋め込まれる。これは、ユーザが求める対象コンテンツが存在しなかったため、そのような対象コンテンツを登録させるものである。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、管理サーバ1では、クライアント2からのhttp要求に応じて、登録DB1511からエントリを抽出し、抽出された対象コンテンツの一覧を対象コンテンツ検索結果ページ521としてクライアント2へ返している。したがって、あるWebページを閲覧した際に、そのWebページにどのようなWebページが関係しているとされているかを知ることができる。また、登録DB1511に登録されている対象コンテンツを抽出するので、関係コンテンツに対象コンテンツについての記載がなかったり、対象コンテンツに関係コンテンツの記載がなかったりしても、関係コンテンツを「関係するコンテンツ」としている対象コンテンツの存在を知ることができる。
さらに、どのような意味で「関係」しているのかを指定することもできるので、求める関係に絞って対象コンテンツを知ることができる。よって、対象コンテンツを閲覧したら関係はあるが、求めている関係のコンテンツでなかったということがなく、より早く自分の求めるコンテンツを閲覧することができる。例えば、あるWebページ(日本語翻訳)の元々のWebページを探している場合には、関係を「翻訳」と指定すればよい。ここで関係を指定できない場合には、そのWebページが他のページの批評として登録されていると、この批評の対象となっている他のページも抽出されてしまう。しかし、関係を「翻訳」と指定すれば、批評のページは抽出されない。
次に、図30を参照して、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ更新処理について説明する。この対象コンテンツ更新処理は、対象コンテンツ検索結果ページ521の更新ボタン5219が押下された際に発生したhttp要求のイベント(更新要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の表示順欄から読み出され、パラメータで指定された順序で、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリがソートされる(S226)。そして、対象URIをリスト表示した対象コンテンツ検索結果ページ521を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S227)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から対象コンテンツ検索結果ページ521を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、その検索結果表示領域5218に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの対象URIがエントリの順でリスト形式にされて埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、対象コンテンツ検索結果ページ521の表示順の変更の指示を受けると、表示順で指定された順序に抽出されたエントリをソートし直した対象コンテンツ検索結果ページ521をクライアント2に表示させる。
次に、図31を参照して、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ閲覧処理について説明する。この対象コンテンツ閲覧処理は、対象コンテンツ検索ページ502で閲覧ボタン5027が押下された際に発生したhttp要求のイベント(対象コンテンツ閲覧要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の関係URI欄、対象言語欄、関係欄から読み出され、読み出された関係URI、対象言語、関係と一致するエントリが登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S72)。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S73)。抽出されたエントリがあれば(S73:YES)、抽出されたエントリが登録日時の新しい順にソートされる(S74)。そして、インデックス記憶エリア115に最初のデータ、つまり最も登録日時の新しいデータを示す「0」が記憶される(S75)。そして、対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S76)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5221に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリエントリのインデックスの示すエントリ(ここでは、番号「0」で、最も登録日時の新しいエントリ)の対象URIが埋め込まれる。なお、本実施の形態では、対象URIはiframeタグで埋め込まれる。なお、ここで、RAM11の所定の記憶エリアに、対象コンテンツ閲覧ページ522が対象コンテンツ閲覧要求に応じて出力されたものであること示す値が記憶される。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、抽出されたエントリがない場合には(S73:NO)、対象URI欄に記憶されている値がクリアされる(S78)。そして、その他の情報記憶エリア154から登録ページ503を表示するためフォームが出力ページ記憶エリア112に記憶される(S79)。ここでは、パラメータ記憶エリア110の関係URI欄の値が、登録ページ503の関係URI入力欄5032に埋め込まれ、関係欄の値が関係選択リストボックス5053で選択されているように埋め込まれる。これは、ユーザが求める対象コンテンツが存在しなかったため、そのような対象コンテンツを登録させるものである。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
したがって、対象コンテンツ検索要求のように、抽出された対象コンテンツの一覧を得るだけでなく、抽出された対象コンテンツを直接閲覧することができる。
次に、図32を参照して、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ前候補処理について説明する。この対象コンテンツ前候補処理は、対象コンテンツ閲覧ページ522の前候補表示ボタン5226が押下された際に発生したhttp要求のイベント(前候補要求)に対応した処理である。
まず、インデックス記憶エリア115の値が「0」であるか否かの判断が行われる(S206)。インデックスが「0」であれば(S206:YES)、それより前のエントリはないので、前候補処理は終了して、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。よって、前回表示させたのと同じ対象コンテンツ閲覧ページ522が表示されることとなる。
一方、インデックスが「0」でなければ(S206:NO)、インデックスから「1」減算される(S207)。次いで、前候補を表示した対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S208)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5221に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリのインデックスの示すエントリの対象URIが埋め込まれる。さらに、その対象URIの示す場所に記憶されている対象コンテンツ(Webページ)が取得され、閲覧対象表示領域5228に対応した位置に埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、対象コンテンツ閲覧ページ522に表示されている対象コンテンツの前候補を表示させることができる。
次に、図33を参照して、イベント対応処理の中で実施される対象コンテンツ次候補処理について説明する。この対象コンテンツ次候補処理は、対象コンテンツ閲覧ページ522の次候補表示ボタン5227が押下された際に発生したhttp要求のイベント(次候補要求)に対応した処理である。
まず、インデックス記憶エリア115の値が抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの数に等しいか否かの判断が行われる(S216)。インデックスがエントリの数であれば(S216:YES)、それより後のエントリはないので、次候補処理は終了して、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。よって、前回表示させたのと同じ対象コンテンツ閲覧ページ522が表示されることとなる。
一方、インデックスがエントリの数でなければ(S216:NO)、インデックスから「1」加算される(S217)。次候補を表示した対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S218)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から対象コンテンツ閲覧ページ522を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、閲覧中のURI表示欄5221に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリのインデックスの示すエントリの対象URIが埋め込まれる。なお、本実施の形態では、関係URIはiframeタグで埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
以上のようにして、対象コンテンツ閲覧ページ522に表示されている対象コンテンツの次候補を表示させることができる。
次に、図34を参照して、イベント対応処理の中で実施される登録処理について説明する。この登録処理は、登録ページ503で登録ボタン5035が押下された際に発生したhttp要求のイベント(登録要求)に対応した処理である。
まず、対象コンテンツ及び関係コンテンツが取得される(S231)。具体的には、当該セッションにおけるパラメータのうち、対象URI及び関係URIがパラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係URI欄から読み出される。そして、読み出された対象URIの示すページ(コンテンツ)が取得され、対象コンテンツとしてRAM11の所定の記憶エリア(図示外)に記憶される。さらに、関係URIの示すページ(コンテンツ)が取得され、関係コンテンツとしてRAM11の所定の記憶エリア(図示外)に記憶される。そして、対象言語及び関係言語が取得される(S232)。具体的には、取得された対象コンテンツからHTMLタグのlang属性やXMLのxml:lang属性などで示される言語コードが参照され、対象コンテンツを記載している言語が取得され、パラメータ記憶エリア110の対象言語欄に記憶される。そして、取得された関係コンテンツからHTMLタグのlang属性やXMLのxml:lang属性などで示される言語コードが参照され、関係コンテンツを記載している言語が取得され、パラメータ記憶エリア110の関係言語欄に記憶される。次いで、確認ページ504を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S223)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から確認ページ504を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、対象コンテンツ言語選択リストボックス5041でパラメータ記憶エリア110の対象言語欄に記憶されている値が選択され、関係コンテンツ言語選択リストボックス5042でパラメータ記憶エリア110の関係言語欄に記憶されている値が選択されるように埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
次に、図35を参照して、イベント対応処理の中で実施される確認処理について説明する。この確認処理は、確認ページ504で確認ボタン5045が押下された際に発生したhttp要求のイベント(確認要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係URI欄、関係欄、対象言語欄、関係言語欄から読み出され、読み出された対象URI、関係URI、関係、対象言語、関係言語と一致するエントリが、登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S242)。なお、対象URI,関係URI,関係は、「登録要求」のhttp要求のメッセージボディ部あるいは後述する「URLパラメータ部」に記載されており、パラメータ記憶エリア110に記憶されていたものが使用されることになる。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S243)。登録DBから抽出されたエントリがあれば(S243:YES)、ユーザが指定した関係での対象コンテンツと関係コンテンツとはすでに登録DBに登録されているということになるので、そのまま、S248へ進み、対象コンテンツ閲覧処理が行われ、(S248、図26参照)。イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、登録DBから抽出されたエントリがない場合には(S243:NO)、ユーザが指定した関係での対象コンテンツと関係コンテンツとを登録DB1511に登録する必要がある。そこで、パラメータ記憶エリア110から読み出された対象URI、関係URI、関係、対象言語、関係言語が登録DB1511に登録される(S244)。そして、依頼DB1521から、対象URI、関係、関係言語と一致するエントリが抽出され抽出結果記憶エリア111に記憶される(S245)。そして、依頼DBから抽出されたエントリがあれば(S246:YES)、そのエントリの連絡先へ関係コンテンツが登録されたことを示す旨を記載した電子メールが送信される(S247)。そして、S248へ進み、関係コンテンツ閲覧処理が行われる(S248、図26参照)。
また、依頼DBから抽出されたエントリがなければ(S246:NO)、通知しなければならないユーザはないので、そのまま、S248へ進み、関係コンテンツ閲覧処理が行われる(S248、図26参照)。なお、関係コンテンツ閲覧処理では、ユーザが登録した対象コンテンツ、関係、対象言語、関係言語で登録DB1511が抽出され(図26、S62)、登録順序の最も新しいエントリ、つまり、S244で登録したエントリの関係コンテンツを閲覧対象表示領域5128に表示させた関係コンテンツ閲覧ページ512を表示させる処理が行われる(図26、S64〜S66)。
したがって、登録ページ503により登録DB1511をユーザが構築することができる。よって、コンテンツ関係管理システムの提供者が登録DB1511を構築する手間をかけなくてもよい。また、一部の人間だけでなく、コンテンツ関係管理システムのユーザという多数の人間により登録DB1511が構築されるので、登録DB1511もエントリ数が増え、充実したものとなる。
次に、図36を参照して、イベント対応処理の中で実施される依頼処理について説明する。この依頼処理は、依頼ページ505で依頼ボタン5055が押下された際に発生したhttp要求のイベント(依頼要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係欄、関係言語欄、連絡先欄から読み出され、読み出されたパラメータが依頼DB1521の各欄にそれぞれ記憶されて、登録される(S48)。そして、関係コンテンツ検索ページ501を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S49)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から関係コンテンツ検索ページ501を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
したがって、求めるページが登録DB1511に登録されていなくても、依頼ページ505により登録DB1511に登録された際に通知を受けられるように依頼することができる。よって、例えば、あるWebページ(英語)の日本語訳のページを探している場合に、そのような関係コンテンツが登録されていなかった場合には、依頼をしておき、誰かが日本語訳のページを登録DB1511に登録した際にそれを知り、その日本語訳のページを取得することができる。また、自分が作成したWebページを対象コンテンツとして、関係コンテンツが登録された際に通知を受ける登録をしておけば、自分が作成したWebページに関係するコンテンツを手間なく知ることができる。
次に、図37を参照して、イベント対応処理の中で実施される一覧処理について説明する。この一覧処理は、一覧ページ506で一覧ボタン5067が押下された際に発生したhttp要求のイベント(一覧要求)に対応した処理である。
まず、当該セッションにおけるパラメータがパラメータ記憶エリア110の対象言語欄、関係言語欄、関係欄、表示順欄から読み出され、読み出された対象言語、関係言語、関係と一致するエントリが登録DB1511から抽出され、抽出結果記憶エリア111に記憶される(S92)。そして、抽出されたエントリがあるか否かの判断が行われる(S93)。抽出されたエントリがあれば(S93:YES)、抽出結果が表示順で指定されている順序にソートされる(S94)。そして、一覧ページ506を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S95)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から一覧ページ506を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、その一覧表示領域5068に対応した位置に、抽出結果記憶エリア111に記憶されているエントリの対象URI、関係URI、関係、対象言語、関係言語が、エントリ順でリスト形式にされて埋め込まれる。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
一方、抽出されたエントリがない場合には(S93:NO)、空白のページを表示するためフォームが出力ページ記憶エリア112に記憶される(S95)。そして、イベント対応処理へ戻り、管理サーバメイン処理へ戻る。
したがって、ユーザは、対象言語、関係言語及び関係をそれぞれ指定して一覧ボタン5067を押下すれば、指定した条件に合った対象コンテンツと関係コンテンツの関係を抽出してリスト形式で一覧表示することができる。対象言語、関係言語及び関係の選択肢として指定なしを選択することもできる。この場合、指定なしとは全てを意味するので、例えば関係を指定なしとした場合、どのような関係で関係付けられているかに関わらず対象コンテンツと関係コンテンツの関係をリスト形式で一覧表示することができる。また、表示順序も指定することができる。
次に、図38乃至図40を参照して、クライアント2でbookmarkletが選択、指示され
た場合の処理について説明する。図38は、クライアント2のCPU20がブラウザプログラムを実行することにより行われるブラウザ処理のフローチャートである。図39は、ブラウザ処理の中で実施されるクライアント閲覧ボタン押下処理のフローチャートであり、図40は、ブラウザ処理の中で実施されるクライアント登録ボタン押下処理のフローチャートである。
まず、図38を参照して、ブラウザ処理について説明する。まず、閲覧ボタン534が押下されたか否かの判断が行われる(S301)。図19に示したブラウザ画面530に設けられている閲覧ボタン534が押下(例えば、マウス281によるクリック操作、キーボード271の操作により選択され、エンターキーによる確定操作)された場合には(S301:YES)、クライアント閲覧ボタン押下処理が行われる(S311、図39参照)。また、閲覧ボタン534が押下されていなければ(S301:NO)、登録ボタン535が押下されたか否かの判断が行われる(S312)。ブラウザ画面530に設けられている登録ボタン535が押下された場合には(S302:YES)、クライアント登録ボタン押下処理が行われる(S312、図40参照)。また、登録ボタン535が押下されていなければ(S302:NO)、その他処理が行われ、S301へ戻る。なお、その他処理とは、ブラウザ画面530のその他のボタンやメニューに対する指示の入力受付、及び、その入力に応じた処理である。
まず、図39を参照して、クライアント閲覧ボタン押下処理について説明する。この処理は、閲覧ボタン534が押下された際に、ブックマーク記憶エリア252に記憶されているbookmarkletのjavascriptプログラムがCPU20で実行されることにより行われる
処理である。
まず、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示されているWebページのURIが対象URIとしてパラメータ記憶エリア211の対象URI記憶エリア2111に記憶される(S101)。そして、http要求に記載するためのパラメータの記載(http要求のURLに続く「?」記号の後ろであるURLパラメータ部に記載される)が、パラメ
ータ記憶エリア211の対象URI記憶エリア2111に記憶されている対象URIから作成される(S102)。次いで、http要求のヘッダ部に記載するためのCookie情報の記載が、HDD25のCookie情報記憶エリア251の関係情報欄及び関係言語情報欄から、関係情報及び関係言語情報が読み出されて作成される(S103)。そして、「関係コンテンツ検索」を示す値(例えば、「(ButtonSearch=relaSearch)」)をイベントとし、
当該イベントとS102で作成されたパラメータをURLパラメータ部に、S103で作成
されたCookie情報をヘッダ部に記載したhttp要求が管理サーバ1へ送信される(S104)。そして、本処理は終了する。
次に、図40を参照して、クライアント登録ボタン押下処理について説明する。この処理は登録ボタン535が押下された際に、ブックマーク記憶エリア252に記憶されているbookmarkletのjavascriptプログラムがCPU20で実行されることにより行われる処
理である。
まず、ブラウザ画面530のWebページ表示領域532に表示されているWebページのURIが関係URIとしてパラメータ記憶エリア211の関係URI記憶エリア2112に記憶される(S112)。そして、Webページ表示領域532において選択されている領域があるか否かの判断が行われる(S113)。マウス281の操作によりドラッグされて選択されていたり、キーボード271の操作により選択されていたりする領域がある場合には(S113:YES)、その領域内に、Webページへのリンクを示す情報(例えば、aタグ)があるか否かの判断が行われる(114)。リンクを示す情報があ
れば(S114:YES)、選択領域内の最初のリンク情報の示しているURIが対象URIとして、パラメータ記憶エリア211の対象URI記憶エリア2111に記憶される(S115)。そして、S107へ進む。
一方、Webページ表示領域532において選択されている領域がなかったり(S113:NO)、選択領域内のリンクを示す情報がなかったりした場合には(S114:NO)、パラメータ記憶エリア211の対象URI記憶エリア2111に「なし」を示す情報が記憶される(S106)。そして、S107へ進む。
そして、http要求のURLパラメータ部に記載するためのパラメータの記載が、パラメー
タ記憶エリア211の対象URI記憶エリア2111、関係URI記憶エリア2112にそれぞれ記憶されている対象URI,関係URIから作成される(S117)。次いで、http要求のヘッダ部に記載するためのCookie情報の記載が、HDD25のCookie情報記憶エリア251の関係情報欄から、関係情報が読み出されて作成される(S118)。そして、「登録要求」を示す値(例えば、「(ButtonRegist=Regist)」)をイベントとし、
S118で作成されたCookie情報をヘッダ部に記載し、当該イベントとS117で作成されたパラメータをURLパラメータ部に記載したhttp要求が管理サーバ1へ送信される(S
119)。そして、本処理は終了する。
なお、管理サーバ1では、登録ページ503の表示要求を受信すると、管理サーバメイン処理において、http要求ありと判断され(S1:YES)、パラメータ記憶処理において対象URI,関係URI,関係がパラメータ記憶エリア110に記憶される(S2)。そして、パラメータ記憶エリア110の対象URI欄、関係URI欄、関係欄から読み出され、登録ページ503を表示するための情報が出力ページ記憶エリア112に記憶される(S3)。具体的には、その他の情報記憶エリア154から登録ページ503を表示するためのフォームが読み出され、出力ページ記憶エリア112に記憶される。そして、対象URI入力欄5031、関係URI入力欄5032、関係選択リストボックス5033にパラメータ記憶エリア110から読み出された値がそれぞれ埋め込まれる。そして、登録ページ503の表示要求にはイベントはないので(S4:NO)、出力ページ記憶エリア112に記憶されている情報に基づいてHTMLデータが作成され(S6)、Cookie情報が作成され(S7)、HTMLデータ及びCookie情報に基づいて、登録ページ503を表示させるhttpレスポンスがクライアント2へ送信される(S8)。
以上のようにして、クライアント2では、閲覧ボタン534を押下するという簡単な操作だけで、表示されているWebページを対象コンテンツとして、登録DB1511に関係コンテンツとして登録されているコンテンツを抽出させる指示を管理サーバ1へ与えることができる。また、登録ボタン535を押下するという簡単な操作だけで、表示されているWebページを登録DB1511に登録するための登録ページ503を表示させることができる。また、登録ボタン535を押下する前に、Webページ中を選択しておけば、その中に含まれるリンクを示す情報を抽出して、そのリンク先のコンテンツを対象コンテンツに指定することができる。よって、Webページを閲覧している際に、そのWebページにリンクを示す情報が記載されており、リンク先を閲覧したら、登録DB1511に登録したい内容であった場合には、最初に見ていたWebページにおいてリンクを示す情報をドラッグして選択し、登録ボタン535を押下すれば、対象URIも関係URIも入力された登録ページ503が表示されるので、簡単に登録DB1511に登録することができる。
なお、上記実施の形態において、登録ボタン535の押下を受け付けるステップ(S302)が本発明の「登録指示ステップ」に相当する。表示中のWebページのURIを対象URIとして記憶するステップ(S102)が本発明の「対象識別情報取得ステップ」に相当する。図40のクライアント登録ボタン押下処理でドラッグされた領域を抽出するステップ(S113)が本発明の「選択領域抽出ステップ」に相当する。選択領域からリンクを抽出するステップ(S114)が本発明の「他識別情報抽出ステップ」に相当する。http要求(登録画面要求)を管理サーバ1へ送信するステップ(S119)が本発明の「コンテンツ識別情報送信ステップ」に相当する。
なお、本発明のコンテンツ関係管理方法、コンテンツ関係管理装置、コンテンツ関係管理プログラム、コンテンツ関係閲覧方法、コンテンツ関係登録方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施の形態では、各ページ501,502,503,505,506,511,512に設けられている各種ボタン(検索ボタン5016,更新ボタン5119等)が押下された際に、http要求を管理サーバ1へ送信しているが、各種テキスト入力欄(対象URI入力欄5011,関係URI入力欄5021等)への入力値が変更された際や、各種リストボックス(関係選択リストボックス5013等)での選択項目が変更された際にhttp要求を管理サーバ1へ送信するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ブラウザ画面530の登録ボタン535が押下された際に、管理サーバ1へ送信する関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を保管するために、Cookie情報記憶エリア251に関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を記憶している。しかしながら、管理サーバ1へ送信する関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を取得するためにCookie情報を用いなくてもよい。例えば、関係情報、対象言語情報及び関係言語情報のうちの少なくとも一方を入力する画面を表示させ、ユーザに入力させてもよい。また、必ずしも管理サーバ1へ関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を送信しなくてもよい。この場合には、管理サーバ1において適当な関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を選択した登録ページ503をクライアント2へ返せばよい。なお、適当な情報とは、例えば、ランダムに選択されたもの、予め決められた情報である。また、管理サーバ1においてユーザが管理を行い、個々のユーザに対して、デフォルトの関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を登録しておき、ここに登録されている関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を選択した登録ページ503を返してもよい。また、関係情報、対象言語情報及び関係言語情報を選択していない登録ページ503を返してもよい。
また、上記実施の形態では予め定められている関係情報、対象言語情報及び関係言語情報から関係や対象言語や関係言語を選択させているが、ユーザが新たな関係や対象言語や関係言語を登録できるように構成してもよい。この場合には、登録用のページを用意したり、関係情報選択リストボックスの他に関係情報入力用のテキスト入力欄を設けたり、対象言語情報選択リストボックスの他に対象言語情報入力用のテキスト入力欄を設けたり、関係言語情報選択リストボックスの他に関係言語情報入力用のテキスト入力欄を設けたりして、これらに入力された情報を管理サーバ1のHDD15の所定の記憶エリアに記憶させればよい。なお、所定の記憶エリアとは、各ページのHTMLデータを作成する際に、関係情報選択リストボックスや対象言語情報選択リストボックスや関係言語情報選択リストボックスの選択項目を読み出す記憶エリアである。
また、上記実施の形態において、関係コンテンツ検索結果ページ511において更新ボタン5119が押下された際には、管理サーバ1で抽出されたエントリをソートしている。しかしながら、関係コンテンツ検索結果ページ511を表示させるためのレスポンスを管理サーバ1がクライアント2へ送信する際に、表示順を決定するために必要なデータ項目のデータ(例えば、登録日時、アクセス回数)もクライアント2へ送信して、クライアント2でソートを行ってもよい。また、関係コンテンツ検索結果ページ511での初回の表示順を登録順としたが、必ずしも登録順でなく、他の順序であってもよいことは言うまでもない。また、関係コンテンツ検索ページ501に表示順選択リストボックスを設けて、ユーザに検索指示時に表示順を指定させてもよい。なお、対象コンテンツ検索結果ページ521についても同様である。
また、関係コンテンツ検索結果ページ511に関係コンテンツ検索ページ501や対象コンテンツ検索ページ502で入力された情報(対象URI,関係URI,関係,対象言語)を表示させてもよい。なお、対象コンテンツ検索結果ページ521についても同様である。また、関係コンテンツ検索結果ページ511に、次の指示を行うための入力項目(対象URI,関係URI,関係,言語)や検索ボタン、閲覧ボタンを設け、関係コンテンツ検索結果ページ511から続けて検索指示や閲覧指示を行えるようにしてもよい。なお、対象コンテンツ検索結果ページ521についても同様である。また、関係コンテンツ閲覧ページ512に、次の指示を行うための入力項目(対象URI,関係URI,関係,言語)や検索ボタン、閲覧ボタンを設け、閲覧ページから続けて検索指示や閲覧指示を行えるようにしてもよい。なお、対象コンテンツ検索結果ページ521,対象コンテンツ閲覧ページ522についても同様である。
また、上記実施の形態では、登録DB1511に対象言語欄及び関係言語欄を設けて、対象コンテンツを記載している言語や、関係コンテンツを記載している言語の情報を記憶している。しかしながら、対象言語欄及び関係言語欄は必ずしも設けなくともよい。この場合には、ユーザは関係言語を指定して関係コンテンツを検索したり、対象言語を指定して対象コンテンツを検索したりすることはできない。しかし、同一言語のコンテンツ同士で登録DB1511を構築し、サービスを提供する場合には、言語の情報がなくとも関係コンテンツや対象コンテンツの検索に支障はない。例えば、関係が「翻訳」でなく、批評、感想、同テーマ、ニュースソースというようなものである場合に有用である。
また、上記実施の形態では、登録DB1511に関係欄を設けて、対象コンテンツに対して関係コンテンツがどのような関係であるかを記憶している。しかしながら、必ずしも関係欄を設けなくともよい。この場合には、ユーザは関係を指定して関係コンテンツを検索したり、対象コンテンツを検索したりすることはできない。しかし、同一の関係のコンテンツ同士で登録DB1511を構築し、サービスを提供する場合には支障はなく、有用である。