JP2002351736A - 文書データ処理装置、サーバ装置、端末装置、及び文書データ処理システム - Google Patents

文書データ処理装置、サーバ装置、端末装置、及び文書データ処理システム

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JP2002351736A
JP2002351736A JP2002061132A JP2002061132A JP2002351736A JP 2002351736 A JP2002351736 A JP 2002351736A JP 2002061132 A JP2002061132 A JP 2002061132A JP 2002061132 A JP2002061132 A JP 2002061132A JP 2002351736 A JP2002351736 A JP 2002351736A
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JP2002061132A
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Hiroyuki Tada
浩之 多田
Shunichi Takeuchi
俊一 竹内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • G06F16/94Hypermedia
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F16/955Retrieval from the web using information identifiers, e.g. uniform resource locators [URL]
    • G06F16/9558Details of hyperlinks; Management of linked annotations

Abstract

(57)【要約】 【課題】 HTMLなどの構造記述言語で記述され
た文書データの携帯電話などの資源が限られた装置への
提供において、ユーザが容易に所望の文書データを閲覧
できるようにすること。 【解決手段】 本発明は、分割した文書データの各ペー
ジに他のページへのリンクを示すリンク情報を付加する
と共に、このリンク情報に他のページの見出し、他のペ
ージにおける先頭の語句、あるいは他のページを代表す
る語句を付与するようにしたものである。また、本発明
は、分割された文書データの各ページに付与されたリン
ク情報の語句の長さ、文字の色、あるいは文字の大きさ
などを、リンク情報に対応する他のページのデータ量に
応じて変化させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造記述言語で記
述された文書データを処理するための文書データ処理装
置、サーバ装置、端末装置及び文書データ処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及とあいまっ
て、WWW(World WideWeb)によるHT
ML(HyperText Markup Langu
age)等の構造記述言語によって記述されたコンテン
ツ(文書、画像及び音声などのマルチメディアデータ)
の流通が急速に進んでいる。
【0003】HTMLは、W3C(World Wid
e Web Consortium)が標準化を行って
おり、HTML4.01の規格に関しては、W3CのW
WWページ内のhttp://www.w3.org/
TR/html401/に記述されている。
【0004】次に、HTMLの記述について図42を用
いて説明する。図42は、HTMLの記述例を示す図で
ある。
【0005】図42に示すように、HTMLは、HEA
Dタグ、TITLEタグ、HTMLタグ、およびBOD
Yタグなどを定義することによって文書の構造化が行え
る。また、HTMLは、図中4201に示すように、<
A HREF>で示されるハイパーテキストリンクタグ
(HYPERTEXT LINK TAG)(以下、単
にリンクタグと呼ぶ)を用いて、他のHTMLファイ
ル、画像ファイル、または音声ファイルにリンクを張る
ハイパーテキストを実現できることに特徴がある。
【0006】また、WWWは、HTMLで記述されたコ
ンテンツ(文書、画像及び音声などのマルチメディアデ
ータ)を格納しているサーバと、サーバに格納されてい
るマルチメディアデータの取得を要求するクライアント
が共にネットワークで接続されたシステムに対応する仕
組みである。そして、WWWは、このシステムにおい
て、クライアントからサーバへのデータ要求の送信と、
サーバからクライアントへの要求に応じたデータの送信
とを、HTTP(HyperText Transpo
rt Protocol)の下で行う仕組みである。な
お、HTTPの規格に関しては、RFC2616に記載
されている。
【0007】また、サーバ、クライアント共にワークス
テーションあるいはパソコンなどの汎用コンピュータに
よって実現される。また、サーバとなるコンピュータ上
ではHTTPのサーバプログラムが実行されている。一
方、クライアントとなるコンピュータ上ではHTTPを
用いて通信を行い、HTMLを解釈してデータの表示を
行うHTMLブラウザプログラムが実行されている。
【0008】次に、WWWの動作について、図43を用
いて説明する。図43は、WWWを実現するシステムの
ブロック図である。
【0009】まず、ユーザはクライアント4320の入
力部4321より所望するHTMLコンテンツのURL
(Uniform Resource Locator
s)を指定することで、HTMLコンテンツを要求す
る。URLは、ネットワーク上のリソースの識別子に関
する規格であり、RFC1738に記載されている。
【0010】入力部4321から入力された要求は、デ
ータ要求送信部4322によりネットワーク4330を
通じてサーバ4310に送信される。
【0011】サーバ4310は、文書データ要求受信部
4311において、クライアント4320から送られて
きた要求を受信する。次に、サーバ4310は、データ
取得部4312において、要求されているHTMLコン
テンツをデータベース4313より取得する。そして、
データ取得部4312は、取得したHTMLコンテンツ
をデータ送信部4314に送る。文書データ送信部43
14は、受け取ったHTMLコンテンツをネットワーク
4330経由でクライアント4320に送信する。
【0012】クライアント4320は、データ受信部4
323において、要求したHTMLコンテンツを受信す
る。そして、クライアント4320は、データ表示部4
324において、受信したHTMLコンテンツを表示す
る。
【0013】例えば、クライアント4320が図42に
示したHTMLコンテンツを受信したとすると、データ
表示部4324は<BODY>4218と</BODY
>4220で囲まれた「こんにちは」という文字列42
19を表示するべき内容として解釈する。そして、デー
タ表示部4324は、「こんにちは」という文字列42
19を表示する。また、データ表示部4324は、図中
4201で示される<A HREF>と</A>で囲ま
れた「2」という文字をリンク付けされたテキストとし
て解釈する。そして、データ表示部4324は、「2」
という文字を表示する。 データ表示部4324が、図
42のHTMLコンテンツを解釈して表示した例を図4
4に示す。
【0014】また、WWWの普及と共に携帯電話やPH
Sなどによるモバイルコンピューティング環境の普及も
急速に進んでいる。
【0015】そのような背景の元、携帯電話という、資
源が限られた装置に対する情報提供サービスとして、N
TTドコモが運営する「iモード」やKDDIが運営す
る「EZweb」やJ−PHONEが運営する「J−S
KY ウェブ」などが出現している。
【0016】「iモード」、「EZweb」及び「J−
SKY ウェブ」に関する情報は、それぞれ、htt
p://www.nttdocomo.co.jp/i
/index.html、http://www.a
u.kddi.co.jp/ezweb/index.
html、http://www.j−phone−e
ast.com/p_and_s/sds/jskyw
eb/start.htmから入手可能である。
【0017】しかし、そのようなサービスにおいて、サ
ーバから情報提供サービスを享受する携帯端末装置は、
情報の表示可能サイズや解像度などに制限がある。よっ
て、携帯端末装置は、情報の取得や情報の表示に制限が
生じる。そのため、サーバは、1つのコンテンツを複数
のコンテンツに分割し、分割したコンテンツと共に分割
したコンテンツ間を関連つけるリンクを携帯端末装置の
ユーザに提供するようにしている。現在、このような、
コンテンツ提供手法がいくつか考案されている。
【0018】例えば、特開平10−143498号公報
には、HTMLを用いて記述された文書データをページ
単位に分割し、分割した各ページに他のページへのリン
クを示す情報(以下、リンク情報という)に他のページ
のページ番号を付加する手法が記載されている。
【0019】また、特開平11−175426号公報に
は、オリジナルのコンテンツを複数のページに分割し、
分割した各ページに他のページへのリンク情報として前
後のページ及び先頭のページと最後尾のページを付加す
る手法が記載されている。また、この公報には、ユーザ
が表示したいページ番号を入力するための入力欄を表示
画面に設けたり、あるいはスクロールバーを表示しスク
ロールバーによって表示するページの変更を実現したり
する手法が記載されている。
【0020】さらに、特開2000−76473号公報
には、文書データをセクション単位にページ分割し、分
割した各ページの見出しだけを集めたインデックスペー
ジを生成し、ユーザがインデックスページに記述された
見出しから所望の見出しを選択することで所望する内容
のページを表示する手法が記載されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−143498号公報及び特開平11−17542
6号公報に記載の手法では、リンク情報に他のページの
内容に関する情報がない。このため、ユーザが所望する
内容のページをリンク情報から選択するのは困難である
という課題がある。
【0022】また、特開2000−76473号公報に
記載された手法では、セクション毎に分割されたページ
の見出しによって各ページの内容に関する情報は得られ
る。しかし、ユーザが他のページを表示するためには、
一旦インデックスページを表示する必要があり、操作が
煩雑になるという課題がある。
【0023】さらに、上述したいずれに手法において
も、リンク情報に対応するリンク先のページのデータ量
に関する情報が欠如している。よって、ユーザがあるペ
ージを表示しようとした際に、そのページのデータ量が
リンク情報からわからず、そのページがユーザの端末の
能力に適合したデータ量のものかわからない。このた
め、ユーザが、あるページが表示するのに適切であるか
判断できないので、表示するのに適切なページを選択す
るのが困難であるという課題がある。
【0024】本発明の目的は、文書データが分割されて
いる場合であっても、ユーザが文書データの閲覧を容易
にできるようにすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
を解決するために、分割した文書データの各ページに他
のページへのリンクを示すリンク情報を付加すると共
に、他のページの見出し、他のページにおける先頭の語
句、あるいは他のページを代表する語句を付与するよう
にした。
【0026】これにより、文書データを閲覧するユーザ
は、各ページに付与されたリンク情報である他のページ
の見出し、先頭の語句、あるいは他のページを代表する
語句から、他のページの内容を容易に把握できる。この
結果、ユーザは、現在閲覧しているページから他のペー
ジの情報を把握できるので、容易に他のページの内容を
得ることができる。よって、文書データが分割されてい
たとしても、ユーザは分割された文書データの閲覧を容
易にできる。
【0027】また、本発明では、分割された文書データ
の各ページに付与されたリンク情報の語句の長さ、文字
の色、あるいは文字の大きさなどを、リンク情報に対応
する他のページのデータ量に応じて変化させる。
【0028】これにより、文書データを閲覧するユーザ
が、リンク情報の語句の長さ、文字の色、あるいは文字
の大きさなどから分割された各ページのデータ量を判断
できる。これにより、ユーザが、あるページが表示する
のに適切であるか判断でき、表示するのが適切なページ
を選択するのが可能になる。この結果、ユーザは文書デ
ータを容易に閲覧することができる。
【0029】また、本発明では、文書データの提供を受
ける端末装置に文書データを格納するキャッシュを設
け、分割された他のページがキャッシュに存在する場合
にキャッシュに存在する他のページへのリンク情報の語
句の長さ、文字の色、あるいは文字の大きさなどを変化
させる。
【0030】これにより、文書データを閲覧するユーザ
は、リンク情報の語句の長さ、文字の色、あるいは文字
の大きさなどから、リンクされている他のページがキャ
ッシュに存在するかどうか判断できる。この結果、ユー
ザがキャッシュに蓄積されている他のページを選択して
表示させることができる。この結果、ユーザは、文書デ
ータを容易に閲覧できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様にかかる文書
データ処理装置は、1つの文書データを分割した複数の
分割文書データの夫々から前記分割文書データの特徴を
表す情報を抽出する特徴抽出部と、ある前記分割文書デ
ータに他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク
情報を付加すると共に前記リンク情報に前記特徴抽出部
が抽出した前記他の分割文書データの特徴を付加するリ
ンク付加部と、を具備した構成を採る。
【0032】この構成により、分割した文書データの各
ページに他のページへのリンク情報として他のページの
内容を示す情報を記述できる。これにより、文書データ
を閲覧するユーザは各ページに付与されたリンク情報か
ら、他のページの内容を容易に把握できる。また、ユー
ザは、現在閲覧しているページから他のページの情報を
把握できるので、容易に他のページの内容を得ることが
できる。よって、文書データが分割されていたとして
も、ユーザは分割された文書データの閲覧を容易にでき
る。
【0033】本発明の第2の態様は、第1の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記分割文書データの
特徴を表す情報は、前記分割文書データの見出しであ
る。
【0034】これにより、リンク情報に採用する他のペ
ージの内容を示す情報として、他のページの見出しを用
いることができる。見出しは、各ページの特徴を現す情
報であるので、リンク情報が他のページの内容を正確に
現すようになる。この結果、ユーザが他のページの内容
を正確に把握できる。
【0035】本発明の第3の態様は、第1の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記分割文書データの
特徴を表す情報は、前記分割文書データの先頭の語句で
ある。
【0036】これにより、文書データを閲覧するユーザ
は各ページに付与されたリンク情報から、他のページの
内容を容易に把握できる。
【0037】本発明の第4の態様は、第1の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記分割文書データの
特徴を表す情報は、前記分割文書データの内容に最も多
く記載されている文字列である。
【0038】これにより、文書データを閲覧するユーザ
は各ページに付与されたリンク情報から、他のページの
内容を容易に把握できる。また、内容のキーワードは、
各ページの特徴を最も良く現す語句である可能性が高い
ので、リンク情報が他のページの内容を正確に現すよう
になる。
【0039】本発明の第5の態様にかかる文書データ処
理装置は、1つの文書データを分割した複数の分割文書
データにおける夫々のデータ量を確認するデータ量確認
部と、ある前記分割文書データに他の前記分割文書デー
タへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に前記リ
ンク情報に前記他の文書データを示す文字列を前記デー
タ量確認部が確認した前記他の分割文書データのデータ
量に応じて変化させて付加するリンク付加部と、を具備
した構成を採る。
【0040】この構成により、分割した文書データの各
ページに他のページへのリンク情報の記述を、対応する
ページのデータ量に応じて変えることができる。これに
より、文書データを閲覧するユーザが、リンク情報の記
述から分割された各ページのデータ量を判断できる。こ
の結果、ユーザが、あるページが表示するのに適切であ
るか判断でき、表示するのが適切なページを選択するの
が可能になる。この結果、ユーザは文書データを容易に
閲覧することができる。
【0041】本発明の第6の態様は、第5の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記リンク付加部は、
前記分割文書データのデータ量に応じて前記文字列の長
さを変化させる。
【0042】これにより、リンク情報として記述する文
字列の長さを対応するページのデータ量に応じて変化さ
せるようにできる。これにより、ユーザはリンク情報の
文字列の長さから、視覚的に他のページのデータ量を把
握できる。
【0043】本発明の第7の態様は、第5の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記リンク付加部は、
前記分割文書データのデータ量に応じて前記文字列の色
を変化させる。
【0044】これにより、ユーザがリンクを示すテキス
トの色もしくは濃淡を見ることで、対応するページのデ
ータ量を認識できる。
【0045】本発明の第8の態様は、第5の態様にかか
る文書データ処理装置において、前記リンク付加部は、
前記分割文書データのデータ量に応じて前記文字列のフ
ォントの大きさを変化させる。
【0046】これにより、ユーザがリンクを示すテキス
トの大きさを見ることで、対応するページのデータ量を
認識できる。
【0047】本発明の第9の態様にかかる文書データ処
理装置は、文書データを複数の分割文書データに分割す
る分割部と、ある前記分割文書データに他の前記分割文
書データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に
前記リンク情報に前記他の分割文書データを示す文字列
を付加するリンク付加部と、前記分割部に対して前記文
書データを所定の大きさで再分割することを指示する分
割リンク情報を付加すると共に前記分割リンク情報に前
記文書データを分割する前記所定の大きさを示す文字列
を付加する分割リンク付加部と、を具備した構成を採
る。
【0048】この構成により、分割の変更を指示する分
割変更リンク情報に、分割方法の内容を記述することが
できる。これにより、文書データを閲覧するユーザが、
分割変更リンク情報の記述から分割方法を知ることがで
きる。この結果、ユーザは適切に文書データの分割を行
うことができる。
【0049】本発明の第10の態様にかかるサーバ装置
は、端末装置からネットワーク経由で文書データの要求
を受け取る要求受信部と、前記要求に対応する文書デー
タを分割した複数の分割文書データの夫々から前記分割
文書データの特徴を表す情報を抽出する特徴抽出部と、
ある前記分割文書データに他の前記分割文書データへの
リンクを示すリンク情報を付加すると共に前記リンク情
報に前記特徴抽出部が抽出した前記他の分割文書データ
の特徴を付加するリンク付加部と、前記リンク情報が付
加されたリンク付き文書データを前記端末装置に送信す
る送信部と、を具備した構成を採る。
【0050】本発明の第11の態様にかかるサーバ装置
は、端末装置からネットワーク経由で文書データの要求
を受け取る要求受信部と、前記要求に対応する文書デー
タを分割した複数の分割文書データの夫々におけるデー
タ量を確認するデータ量確認部と、ある前記分割文書デ
ータに他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク
情報を付加すると共に前記リンク情報に前記他の文書デ
ータを示す文字列を前記データ量確認部が確認した前記
他の分割文書データのデータ量に応じて変化させて付加
するリンク付加部と、前記リンク情報が付加されたリン
ク付き文書データを前記端末装置に送信する送信部と、
を具備した構成を採る。
【0051】本発明の第12の態様にかかるサーバ装置
は、端末装置からネットワーク経由で文書データの要求
を受け取る要求受信部と、前記要求に対応する文書デー
タを分割した複数の分割文書データに他の前記分割文書
データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に前
記リンク情報に前記他の分割文書データを示す文字列を
付加するリンク付加部と、前記分割部に対して前記文書
データを所定の大きさで再分割することを指示する分割
リンク情報を付加すると共に前記分割リンク情報に前記
文書データを分割する前記所定の大きさを示す文字列を
付加する分割リンク付加部と、前記リンク情報および前
記分割リンクが付加されたリンク付き文書データを前記
端末装置に送信する送信部と、を具備した構成を採る。
【0052】本発明の第13の態様にかかる端末装置
は、ユーザからの文書データの要求を受け付ける入力部
と、第10の態様に記載のサーバ装置に対してネットワ
ーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、前記サー
バ装置から送信されてきた前記要求に対応する前記リン
ク付き文書データを受信する受信部と、受信した前記リ
ンク付き文書データを解析し、前記リンク付き文書デー
タの内容と共に前記リンク情報に付加された前記特徴を
表示する表示部と、を具備した構成を採る。
【0053】本発明の第14の態様にかかる端末装置
は、ユーザからの文書データの要求を受け付ける入力部
と、第11の態様に記載のサーバ装置に対してネットワ
ーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、前記サー
バ装置から送信されてきた前記要求に対応するリンク付
き文書データを受信する受信部と、前記リンク付き文書
データの内容と共に前記リンク情報に付加された特徴を
前記データ量に応じて変化させて表示する表示部と、を
具備した構成を採る。
【0054】本発明の第15の態様にかかる端末装置
は、ユーザからの文書データの要求を受け付ける入力部
と、第12の態様に記載のサーバ装置に対してネットワ
ーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、前記サー
バ装置から送信されてきた前記要求に対応するリンク付
き文書データを受信する受信部と、前記リンク付き文書
データの内容と共に前記リンク情報に付加された前記他
の分割文書データを示す文字列および前記分割リンク情
報に付与された前記所定の大きさを示す文字列を表示す
る表示部と、を具備した構成を採る。
【0055】本発明の第16の態様にかかる端末装置
は、ひとつの文書データを複数に分割した分割文書デー
タを作成し、ある前記分割文書データに他の前記分割文
書データへのリンクを示すリンク情報に前記他の分割文
書データを示す文字列を付加したリンク付き文書データ
を送信するサーバ装置に前記文書データの要求を送信す
る要求送信部と、前記サーバ装置から送信された前記要
求に対応する前記リンク付き文書データを受信する受信
部と、前記送信された前記リンク付き文書データを保持
するキャッシュ部と、前記送信されたリンク付き文書デ
ータにリンクする前記リンク先分割文書データが前記キ
ャッシュ部に存在するかどうかを確認するキャッシュ確
認部と、前記キャッシュ部に存在する前記リンク先分割
文書データへの前記リンク情報に付加された前記文字列
と前記キャッシュ部に存在しない前記リンク先分割文書
データへの前記リンク情報に付加された前記文字列とを
変えて表示する文書データ表示部と、を具備した構成を
採る。
【0056】この構成により、分割されたページがキャ
ッシュ部に存在する場合にキャッシュ部に存在するペー
ジへのリンク情報の記述形態を変化させることができ
る。これにより、文書データを閲覧するユーザは、リン
ク情報の記述形態の違いから、リンクされている他のペ
ージがキャッシュ部に存在するかどうか判断できる。こ
の結果、ユーザがキャッシュ部に蓄積されている他のペ
ージを選択して表示させることができる。よって、ユー
ザは、文書データを容易に閲覧できる。
【0057】本発明の第17の態様は、第16の態様に
かかる端末装置において、前記文書データ表示部は、前
記キャッシュ部に存在する前記リンク先分割文書データ
への前記リンク情報に付加された前記文字列と前記キャ
ッシュ部に存在しない前記リンク先分割文書データへの
前記リンク情報に付加された前記文字列との色を変えて
表示する。
【0058】これにより、ユーザは、リンクを示す文字
列から、視覚的にキャッシュ部に存在するページを認識
できる。
【0059】本発明の第18の態様は、第16の態様に
かかる端末装置において、前記文書データ表示部は、前
記キャッシュ部に存在する前記リンク先分割文書データ
への前記リンク情報に付加された前記文字列と前記キャ
ッシュ部に存在しない前記リンク先分割文書データへの
前記リンク情報に付加された前記文字列との長さを変え
て表示する。
【0060】これにより、ユーザは、リンクを示す文字
列から、視覚的にキャッシュ部に存在するページを認識
できる。
【0061】本発明の第19の態様は、第16の態様に
かかる端末装置において、前記文書データ表示部は、前
記キャッシュ部に存在する前記リンク先分割文書データ
への前記リンク情報に付加された前記文字列と前記キャ
ッシュ部に存在しない前記リンク先分割文書データへの
前記リンク情報に付加された前記文字列とのフォントの
大きさを変えて表示する。
【0062】これにより、ユーザは、リンクを示す文字
列から、視覚的にキャッシュ部に存在するページを認識
できる。
【0063】本発明の第20の態様は、第10の態様に
記載のサーバ装置と、第13の態様に記載の端末装置
と、を具備したことを特徴とする文書データ処理システ
ムである。
【0064】本発明の第21の態様は、第11の態様に
記載のサーバ装置と、第14の態様に記載の端末装置
と、を具備したことを特徴とする文書データ処理システ
ムである。
【0065】本発明の第22の態様は、第12の態様に
記載のサーバ装置と、第15の態様に記載の端末装置
と、を具備したことを特徴とする文書データ処理システ
ムである。
【0066】本発明の第23の態様は、1つの文書デー
タを分割した複数の分割文書データの夫々から前記分割
文書データの特徴を表す情報を抽出し、ある前記分割文
書データに他の前記分割文書データへのリンクを示すリ
ンク情報を付加し、前記リンク情報に前記他の分割文書
データの特徴を付加することを特徴とした文書データ処
理方法である。
【0067】本発明の第24の態様は、1つの文書デー
タを分割した複数の分割文書データにおける夫々のデー
タ量を確認し、ある前記分割文書データに他の前記分割
文書データへのリンクを示すリンク情報を付加し、前記
リンク情報に前記他の文書データを示す文字列を前記他
の分割文書データの前記データ量に応じて変化させて付
加することを特徴とした文書データ処理方法である。
【0068】本発明の第25の態様は、文書データを複
数の分割文書データに分割し、ある前記分割文書データ
に他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク情報
を付加し、前記他の分割文書データを示す文字列を付加
し、他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク情
報を付加し、前記分割部に対して前記文書データを所定
の大きさで再分割することを指示する分割リンク情報を
付加し、前記分割リンク情報に前記文書データを分割す
る前記所定の大きさを示す文字列を付加することを特徴
とする文書データ処理方法である。
【0069】本発明の第26の態様は、文書データを送
信する際に前記文書データを複数に分割した分割文書デ
ータを作成し、ある前記分割文書データに他の前記分割
文書データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共
に前記リンク情報に前記他の分割文書データを示す文字
列を付加して送信するサーバ装置に対し、前記文書デー
タの要求を送信し、前記サーバ装置から送信された前記
要求に対応する前記分割文書データを受信し、前記送信
された分割文書データにリンクする前記他の分割文書デ
ータのうちキャッシュ部に存在する前記他の分割文書デ
ータへの前記リンク情報に付加された前記文字列と前記
キャッシュ部に存在しない前記他の分割文書データへの
前記リンク情報に付加された前記文字列とを変えて表示
することを特徴とした文書データ処理方法である。
【0070】本発明の第27の態様は、コンピュータ
に、1つの文書データを分割した複数の分割文書データ
の夫々から前記分割文書データの特徴を表す情報を抽出
させ、ある前記分割文書データに他の前記分割文書デー
タへのリンクを示すリンク情報を付加させ、前記リンク
情報に前記他の分割文書データの特徴を付加させること
を特徴としたプログラムである。
【0071】本発明の第28の態様は、コンピュータ
に、1つの文書データを分割した複数の分割文書データ
における夫々のデータ量を確認させ、ある前記分割文書
データに他の前記分割文書データへのリンクを示すリン
ク情報を付加させ、前記リンク情報に前記他の文書デー
タを示す文字列を前記他の分割文書データの前記データ
量に応じて変化させて付加させることを特徴としたプロ
グラムである。
【0072】本発明の第29の態様は、コンピュータ
に、文書データを複数の分割文書データに分割させ、あ
る前記分割文書データに他の前記分割文書データへのリ
ンクを示すリンク情報を付加させ、前記リンク情報に前
記他の分割文書データを示す文字列を付加させ、他の前
記分割文書データへのリンクを示すリンク情報を付加さ
せ、前記分割部に対して前記文書データを所定の大きさ
で再分割することを指示する分割リンク情報を付加さ
せ、前記分割リンク情報に前記文書データを分割する前
記所定の大きさを示す文字列を付加させることを特徴と
するプログラムである。
【0073】本発明の第30の態様は、コンピュータ
に、文書データを送信する際に前記文書データを複数に
分割した分割文書データを作成し、ある前記分割文書デ
ータに他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク
情報を付加すると共に前記リンク情報に前記他の分割文
書データを示す文字列を付加して送信するサーバ装置に
対し前記文書データの要求を送信させ、前記送信された
分割文書データにリンクする前記他の分割文書データの
うちキャッシュ部に存在する前記他の分割文書データへ
の前記リンク情報に付加された前記文字列と前記キャッ
シュ部に存在しない前記他の分割文書データへの前記リ
ンク情報に付加された前記文字列とを変えて表示させる
ことを特徴としたプログラムである。
【0074】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を用いて説明する。
【0075】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
ついて、添付図面を参照して説明する。
【0076】まず、本発明の実施の形態1にかかる文書
データ処理システムの構成について図1を用いて説明す
る。図1は、実施の形態1にかかる文書データ処理シス
テムの構成を示すブロック図である。同図において、デ
ータ処理装置であるサーバ装置110、端末装置120
は、インターネットなどのネットワーク130に接続さ
れている。
【0077】サーバ装置110には、文書データを管
理、保存するデータベース113が設けられている。デ
ータベース113に格納された文書データは、例えばH
yperText Markup Language、
即ち、HTMLなどの構造記述言語で記述された文書デ
ータである。
【0078】また、サーバ装置110には、端末装置1
20から送られてきた、文書データの送信要求を受信す
る文書データ要求受信部111が設けられている。文書
データ要求受信部111は、受信した要求を、サーバ装
置110に設けられた文書データ取得部112に送る。
【0079】文書データ取得部112は、受信した要求
に従ってデータベース113より文書データを取得し、
サーバ装置110に設けられた文書データ分割部114
に送る。
【0080】文書データ分割部114は、文書データ取
得部112から送られてきた文書データを分割し、サー
バ装置110に設けられた文書データ特徴抽出部115
に送る。
【0081】文書データ特徴抽出部115は、分割され
た文書データの各ページの特徴を抽出し、分割された文
書データと共にサーバ装置110に設けられた文書デー
タ移動リンク付加部116に送る。
【0082】文書データ移動リンク付加部116は、分
割された文書データの各ページに他のページへのリンク
を示すリンク情報を付加し、サーバ装置110に設けら
れた文書データ送信部117に送る。文書データ移動リ
ンク付加部116が、分割された文書データの各ページ
に付加するリンク情報は、文書データ特徴抽出部115
が抽出した各ページの特徴である。
【0083】文書データ送信部117は、分割された文
書データの各ページにリンク情報が付与された文書デー
タを、ネットワーク130を介して端末装置120に送
信する。
【0084】一方、端末装置120は、ユーザ端末であ
り、例えばパーソナルコンピュータ等の汎用マシンを用
いて実現される。
【0085】端末装置120には、ユーザからの入力を
受け付ける入力部121が設けられている。入力部12
1は、ユーザからの入力を、端末装置120に設けられ
た文書データ要求送信部122に送る。
【0086】文書データ要求送信部122は、入力部1
21から送られてきた入力情報に対応した文書データの
要求を、ネットワーク130を介してサーバ装置110
に送信する。
【0087】また、端末装置120には、サーバ装置1
10に対して要求した文書データを受信する文書データ
受信部123が設けられている。文書データ受信部12
3は、画像表示手段である文書データ表示部124に送
る。
【0088】文書データ表示部124は、ブラウザとし
ての機能を有し、受信した文書データを解析し表示でき
る形態に変換し、画面に表示する。
【0089】図2は、サーバ装置110及び端末装置1
20をコンピュータにより実現した場合のハードウェア
構成を示す図である。
【0090】サーバ装置110をコンピュータで実現し
た場合、CPU200がメモリ201に格納されたプロ
グラムを実行することにより、文書データ分割部11
4、文書データ特徴抽出部115、および文書データ移
動リンク付加部116の機能をする。また、CPU20
0がメモリ201に格納されたプログラムを実行し、ネ
ットワークインターフェース202を使用することで、
文書データ要求受信部111および文書データ送信部1
17としての機能をする。また、CPU200がメモリ
201に格納されたプログラムを実行し、入出力インタ
ーフェース203を使用することで、文書データ取得部
112としての機能をする。
【0091】メモリ201はROM、RAM等の幾つか
の記憶媒体で構成されており、プログラムはROMに記
憶される。RAMはCPU200がプログラムの記述に
基づいた処理を実行する際の作業エリアとなる。
【0092】同様に、コンピュータを用いた端末装置1
20は、CPU210がメモリ211に格納されたプロ
グラムを実行し、ネットワークインターフェース215
及び入出力インターフェース213を使用することで、
文書データ要求送信部122および文書データ受信部1
23の機能を実現する。また、CPU210がメモリ2
11に格納されたプログラムを実行し文書データ表示部
214を使用することで、文書データ表示部124の機
能を実現する。また、メモリ211はROM、RAM等
の幾つかの記憶媒体で構成されており、プログラムはR
OMに記憶される。RAMはCPU210がプログラム
の記述に基づいた処理を実行する際の作業エリアとな
る。
【0093】実施の形態1にかかる文書データ処理シス
テムは、ユーザが端末装置120の入力部121から例
えばUniform Resource Locato
rs、即ち、URL等の識別子を指示することにより、
サーバ装置110のデータベース113に格納された例
えばHyperText Markup Langua
ge、即ち、HTML等の構造記述言語で記述された文
書データを要求するものである。そして、これに対し、
サーバ装置110が端末装置120からの要求に対応し
た文書データを、端末装置120に送信するものであ
る。
【0094】以下、実施の形態1にかかる文書データ処
理システムの動作について図3のフローチャートを用い
て説明する。
【0095】まず、端末装置120は、ユーザが要求す
る文書データの情報を入力部121から入力し(S30
1)、入力された要求をサーバ装置110に送信する
(S302)。そして、端末装置120は、サーバ装置
110から送られてくる文書データが受信するのを待つ
(S303)。
【0096】これに対し、サーバ装置110は、文書デ
ータ要求受信部111において、端末装置120から送
られてきた文書データの送信要求を受信する(S30
4)。次に、文書データ取得部112が、端末装置12
0が要求する文書データをデータベース113から取得
する(S305)。
【0097】文書データ取得部112がデータベース1
13から取得した文書データの例を図4に示す。図4に
示す文書データ400は、HTMLで記述されている。
【0098】次に、文書データ分割部114が、文書デ
ータ取得部112が取得した文書データを分割する(S
306)。文書データ分割部114は、文書データの分
割を、例えば図4に示す見出しタグであるH1タグ40
1a〜401cを区切りにして行う。そして、文書デー
タ分割部114は、分割された文書データの各ページが
HTMLの文法に合うように、不足しているタグを付加
する(S307)。文書データ分割部114が、図4に
示す文書データを分割した例を図5に示す。
【0099】図5に示すように、図4に示す文書データ
400は3つのページ500〜502に分割される。ペ
ージ500にはH1タグ401aからH1タグ401b
の間のデータが、ページ501にはH1タグ401bか
らH1タグ401cの間のデータが、ページ502には
H1タグ401c以降のデータが記述されている。
【0100】次に、文書データ分割部114は、分割し
た各ページ500〜502を、文書データ特徴抽出部1
15に送る。そして、文書データ特徴抽出部115は、
各ページ500〜502の特徴を抽出する(S30
8)。実施の形態1では、各ページ500〜502の特
徴として、各ページ500〜502の見出しを採用す
る。具体的には、各ページ500〜502の特徴とし
て、<H1>〜</H1>の間に記述されたテキストを
採用する。
【0101】例えば、文書データ特徴抽出部115が、
見出しタグであるH1タグ401a〜401cの内容を
各ページの特徴として抽出すると、図5の各ページ50
0〜502の特徴は、それぞれ図中801a〜801c
に示す“国土”、“気候”、“人口”となる。
【0102】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページ500〜502と文書データ特徴抽出
部115によって抽出された各ページの特徴801a〜
801cを、文書データ移動リンク付加部116に送
る。そして、文書データ移動リンク付加部116は、分
割された各ページ500〜502に他のページへのリン
クを示すリンク情報を付加する(S309)。このと
き、文書データ移動リンク付加部116は、他のページ
へのリンク情報として、リンクを示すリンクタグである
<A href>〜</A>の間に、他のページの特徴
801を付加する。
【0103】図6に、図5のページ500に他のページ
へのリンク情報を付加した文書データの例を示す。図6
からわかるように、文書データ900には、ページ50
1へのリンクを示すリンクタグ901aと、ページ50
2へのリンクを示すリンクタグ901bが記述されてい
る。また、リンクタグ901aの中には、ページ501
の特徴である“気候”801bがリンク情報として記述
されている。また、リンクタグ901bの中には、ペー
ジ502の特徴である“人口”801cがリンク情報と
して記述されている。
【0104】また、図7に要求された文書データと分割
された各ページとの関係を図示する。1001で記され
る文書データは図4の文書データ400に対応するもの
であり、1002で記される文書データは図5のページ
500に対応するものであり、1003で記される文書
データは図5のページ501に対応するものであり、1
004で記される文書データは図5のページ502に対
応するものである。文書データ1002には、自身の特
徴を示すテキスト1004aに加えて、リンク情報とし
て文書データ1003へリンク付けされたテキスト10
04bおよび文書データ1004へリンク付けされたテ
キスト1004cが記述されている。また、文書データ
1003には、自身の特徴を示すテキスト1005bに
加えて、リンク情報として文書データ1002へリンク
付けされたテキスト1005aおよび文書データ100
4へリンク付けされたテキスト1005cが記述されて
いる。また、文書データ1004には、自身の特徴を示
すテキスト1006cに加えて、リンク情報として文書
データ1002へリンク付けされたテキスト1006a
および文書データ1003へリンク付けされたテキスト
1006bが記述されている。
【0105】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンクが付加された各ページを、文
書データ送信部117に順次送る。まず、文書データ送
信部117は、分割された文書データの先頭のページに
リンク情報を付加した文書データ900を端末装置12
0に送信する(S310)。
【0106】これに対し、端末装置120は、文書デー
タ受信部123において、サーバ装置110から送信さ
れた分割されたページを受信する(S311)。そし
て、文書データ受信部123が、受信したページを文書
データ表示部124に送る。そして、文書データ表示部
124は、送られてきたHTMLで記述されたページを
解析し、画面に表示する(S312)。このように、ユ
ーザが要求した文書データの先頭ページを表示する。
【0107】例えば、端末装置120の文書データ表示
部124は、図6に示すページを図8に示すように表示
する。文書データ表示部124に表示されるページ10
00には、自身の内容を示す部分1001と、自身の特
徴を示すテキスト1002aに加えて、ページ501へ
リンク付けされたテキスト1002bおよびページ50
2へリンク付けされたテキスト1002cが表示されて
いる。
【0108】次に、ユーザが他のページの閲覧を希望
し、ユーザが端末装置120の入力部121より他のペ
ージへのリンク情報を選択することによって他のページ
の表示を要求すると(S313)、文書データ要求送信
部122がサーバ装置110に対して他のページの要求
を送信する(S302)。
【0109】ここでは、ユーザがリンク情報として“気
候”1002bというページ501に対するリンクを示
すテキストを選択して、他のページの要求を行った場合
のサーバ装置110の動作について説明する。
【0110】サーバ装置110は、その要求を文書デー
タ要求受信部111によって受信し(S304)、文書
データ取得部112が、要求されているページの元とな
っている文書データをデータベース113より取得する
(S305)。
【0111】次に、文書データ分割部114が、取得し
た文書データを分割する(S306)。分割は、始めと
同様に見出しタグであるH1タグを区切りにして行い、
分割された各ページがHTMLの文法に合うように不足
しているタグを付加する(S307)。図5に文書デー
タを分割した例を示す。
【0112】次に、文書データ分割部114は、分割し
たページ500〜502を文書データ特徴抽出部115
に送る。そして、文書データ特徴抽出部115は、ペー
ジ500〜502の特徴を抽出する(S308)。ここ
でも、文書データ特徴抽出部115は、見出しタグであ
るH1タグ401a〜401cの内容を各ページ500
〜502の特徴として抽出する。具体的には、各ページ
500〜502の特徴は、それぞれ図中の801a〜8
01cに示す“国土”、“気候”、“人口”となる。
【0113】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページ500〜502の
特徴801a〜801cを、文書データ移動リンク付加
部116に送る。そして文書データ移動リンク付加部1
16は、分割された各ページに他のページへのリンクを
付加する(S309)。
【0114】図9に、図2の501のページにリンク9
01〜902を付加した文書1200を示す。図9から
わかるように、文書データ1200には、ページ500
へのリンクを示すリンクタグ1201aと、ページ50
2へのリンクを示すリンクタグ1201bが記述されて
いる。また、リンクタグ1201aの中には、リンク情
報として、ページ500の特徴である“国土”1202
が記述されている。また、リンクタグ1201bの中に
は、ページ502の特徴である“人口”801cが記述
されている。
【0115】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンク情報を付加した文書データ1
200を、文書データ送信部117に送る。そして、文
書データ送信部117は、端末装置120から要求され
た分割されたページを、端末装置120に送信する(S
310)。
【0116】端末装置120は、文書データ受信部12
3において、サーバ装置110から送信された分割され
たページを受信する(S311)。
【0117】文書データ受信部123は、受信したペー
ジを文書データ表示部124に送り、文書データ表示部
124はユーザが要求したページを表示する(S31
2)。
【0118】文書データ表示部124が、図9に示した
ページを表示した図を図10に示す。文書データ表示部
124に表示されるページ1300には、自身の内容を
示す部分1301と、自身の特徴を示すテキスト130
2bに加えて、リンク情報としてページ500へリンク
付けされたテキスト1302aおよびページ502へリ
ンク付けされたテキスト1302cが記述される。
【0119】また、端末装置120は、ユーザが他のペ
ージへのリンクを示す“人口“や”国土“を選択した場
合であっても、S310〜S313の処理を繰り返すこ
とにより、他のページを同様に表示することができる。
【0120】以上説明したように実施の形態1によれ
ば、分割した文書データの各ページに他のページへのリ
ンク情報として他のページの内容を示す情報を記述でき
る。これにより、文書データを閲覧するユーザは各ペー
ジに付与されたリンク情報から、他のページの内容を容
易に把握できる。また、ユーザは、現在閲覧しているペ
ージから他のページの情報を把握できるので、容易に他
のページの内容を得ることができる。よって、文書デー
タが分割されていたとしても、ユーザは分割された文書
データの閲覧を容易にできる。
【0121】また、実施の形態1によれば、リンク情報
に採用する他のページの内容を示す情報として、他のペ
ージの見出しを用いることができる。見出しは、各ペー
ジの特徴を現す情報であるので、リンク情報が他のペー
ジの内容を正確に現すようになる。この結果、ユーザが
他のページの内容を正確に把握できる。
【0122】なお、実施の形態1では、リンク情報に採
用する他のページの内容を示す情報として、他のページ
の見出しを使用したが、他のページにおける実体の先頭
の語句を使用しても良い。この場合は、実体を示すタグ
である<body>〜</body>の間に記述された
テキストの先頭の語句を抽出すれば良い。
【0123】また、リンク情報として、<body>〜
</body>の間に記述されたテキストの先頭から所
定数の文字を抽出する形態であってもよい。
【0124】また、実施の形態1では、リンク情報に採
用する他のページの内容を示す情報として、他のページ
の見出しを使用したが、他のページにおける内容のキー
ワードを使用しても良い。この場合は、実体を示すタグ
である<body>〜</body>の間に記述された
テキストに含まれる語句の中から最も使用されている語
句を内容のキーワードとして使用する。内容のキーワー
ドは、各ページの特徴を最も良く現す語句である可能性
が高いので、リンク情報が他のページの内容を正確に現
すようになる。
【0125】なお、実施の形態1では、文書データを記
述する言語としてHTMLを使用したが、他のページへ
のリンク情報を記述できる言語であればいかなる言語で
あっても良い。
【0126】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、ユーザがリンク先のページのデータ量を把握できる
ようにするために、リンク情報の記述を対応ページのデ
ータ量に応じて変えるようにしたものである。
【0127】以下、実施の形態2にかかる文書データ処
理システムについて添付図面を用いて詳細に説明する。
まず、実施の形態2にかかる文書データ処理システムの
構成について図11を用いて説明する。図11は、実施
の形態2にかかる文書データ処理システムの構成を示す
ブロック図である。
【0128】同図において、サーバ装置1110、端末
装置120は、インターネットなどのネットワーク13
0に接続されている。特に、実施の形態2の文書データ
処理システムは、サーバ装置1110の構成が実施の形
態1の文書データシステムと異なる。
【0129】具体的には、サーバ装置1110は、分割
した各ページデータ量に応じた数の文字列を各ページの
特徴としてタグ以外のデータの先頭から抽出し、この特
徴をリンク情報として使用するようにしたものである。
これにより、文書データを閲覧するユーザが、分割され
たページのデータ量をリンク情報から把握でき、どのペ
ージを表示するか選択することができるというものであ
る。
【0130】以下、サーバ装置1110の構成について
説明する。なお、既に説明した文と同一の部分には同一
の符番を付与する。
【0131】サーバ装置1110には、文書データ分割
部114が分割した文書データの各ページのデータ量を
確認する文書データ量確認部1115が設けられてい
る。文書データ量確認部1115は、確認した各ページ
のデータ量をサーバ装置1110に設けられた文書デー
タ特徴抽出部1116に出力する。
【0132】文書データ特徴抽出部1116は、分割さ
れた文書データの各ページの特徴を抽出し、分割された
文書データと共にサーバ装置1110に設けられた文書
データ移動リンク付加部1117に送る。文書データ特
徴抽出部1116は、各ページのデータ量に応じて、特
徴として抽出する文字列の長さを変える。具体的には、
文書データ特徴抽出部1116は、各ページのデータ量
が多いほど、特徴として抽出する文字列の長さを長くす
る。
【0133】文書データ移動リンク付加部1117は、
分割した各ページに他のページへのリンク情報を付加す
る。文書データ移動リンク付加部1117が、分割され
た文書データの各ページに付加するリンク情報は、文書
データ特徴抽出部1116が抽出した各ページの特徴で
ある。
【0134】端末装置120は、実施の形態1の端末装
置と同じであるので。説明を省略する。
【0135】また、サーバ装置1110および端末装置
120をコンピュータで実現すると、図2に示すように
なる。CPU200が、メモリ201に格納されたプロ
グラムを実行することにより、文書データ分割部11
4、文書データ量確認部1115、文書データ特徴抽出
部1116、および文書データ移動リンク付加部111
7の機能を実現している。なお、同様にコンピュータを
用いた端末装置120については、実施の形態1と同じ
なので説明を省略する。
【0136】実施の形態2にかかる文書データ処理シス
テムは、ユーザが端末装置120の入力部121から例
えばURL等の識別子を指示することにより、サーバ装
置1110のデータベース113に格納されたHTML
等の構造記述言語で記述された文書データを要求するも
のである。そして、これに対し、サーバ装置1110が
端末装置120からの要求に対応した文書データを、端
末装置120に送信するものである。
【0137】以下、実施の形態2にかかる文書データ処
理システムの動作について図12のフローチャートを用
いて説明する。
【0138】まず、サーバ装置1110は、文書データ
要求受信部111において、端末装置120から送られ
てきた文書データの送信要求を受信する(S120
1)。次に、文書データ取得部112が、端末装置12
0が要求する文書データをデータベース113から取得
する(S1202)。
【0139】文書データ取得部112がデータベース1
13より取得した文書データの例を図13に示す。図1
3に示す文書データは、HTMLで記述されている。な
お、図13では、説明の簡略化のため文字列に記号を使
っているが、実際には意味のある文字列が記述されてい
る。
【0140】次に、文書データ分割部114が、取得し
た文書データを分割する(S1203)。文書データ分
割部114は、文書データの分割を、例えば図13に示
す段落タグであるPタグ1601a〜1601cを区切
りにして行う。そして、文書データ分割部114は、分
割された文書データの各ページがHTMLの文法に合う
ように不足しているタグを付加する(S1204)。文
書データ分割部114が、図13に示した文書データを
分割した例を図14に示す。
【0141】図14に示すように、図13に示す文書デ
ータは3つのページ1400〜1402に分割される。
図中1403に示すようにページ1400にはPタグ1
601aのデータが、図中1404〜1407に示すよ
うにページ1401にはPタグ1601bのデータが、
図中1408、1409に示すようにページ1402に
はPタグ1601cのデータが記述されている。
【0142】次に、文書データ分割部114は、分割し
た各ページ1400〜1402を、文書データ特徴抽出
部1116に送る。そして、文書データ特徴抽出部11
16が、各ページ1400〜1402のBODYタグの
内容からタグを除いたデータ量を確認する(S120
5)。
【0143】例えば、図14に示した各ページ1400
〜1402の中で、1403、1404、1405、1
406、1407、1408、1409が、S1205
において、文書データ特徴抽出部1116がデータ量を
確認する条件に合致する部分である。この例では、1文
字を2バイトとし、ページ1400には44バイト分の
データ量の文字列、ページ1401には224バイト分
のデータ量の文字列、ページ1402には116バイト
分のデータ量の文字列が記述されている。
【0144】次に、文書データ量確認部1115は、分
割された各ページと確認した各ページ1400〜140
2のデータ量を、文書データ特徴抽出部1116に送
る。そして、文書データ特徴抽出部1116は、各ペー
ジのBODYタグの内容からタグを除いたデータの先頭
から、データ量に応じた文字列を各ページ1400〜1
402の特徴として抽出する(S1206)。
【0145】具体的には、文書データ特徴抽出部111
6は、各ページ1400〜1402のBODYタグの内
容からタグを除いたデータの先頭から、各ページ140
0〜1402におけるデータ量の10分の1の小数点以
下を4捨5入したバイト数に相当する文字列を各ページ
の特徴として抽出する。例えば、図14のページ140
0〜1402の特徴は、それぞれ4バイト分の文字列
“○○”1501、22バイト分の文字列“□□□□□
□□□□□□”1502、“12バイト分の文字列“◇
◇◇◇◇◇”1503となる。
【0146】次に、文書データ特徴抽出部1116は、
分割された各ページ1400〜1402と抽出した各ペ
ージの特徴1501〜1503を文書データ移動リンク
付加部1117に送る。そして、文書データ移動リンク
付加部1117は、分割された各ページ1400〜14
02に他のページへのリンク情報を付加する(S120
7)。このとき、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンクを示すリンク情報として、リ
ンクを示すリンクタグである<A href>〜</A
>の間に、文書データ特徴抽出部1116が抽出した他
のページの特徴を付与する。
【0147】図15に、図14の1400のページにリ
ンク情報を付加した例を示す。図15からわかるよう
に、文書データ1800には、ページ1400の特徴で
ある“○○”1501に加え、ページ1401へのリン
クを示すリンクタグ1504と、ページ1402へのリ
ンクを示すリンクタグ1505が記述されている。ま
た、リンクタグ1504の中には、ページ1401の特
徴である“□□□□□□□□□□□”1502が記述さ
れている。また、リンクタグ1505の中には、ページ
1402の特徴である“◇◇◇◇◇◇”1503が記述
されている。
【0148】次に、文書データ移動リンク付加部111
7は、他のページへのリンク情報が付加されたページを
文書データ送信部117に送る。そして、文書データ送
信部117は分割された文書データを端末装置120に
送信する(S1208)。この場合は、文書データ送信
部117は、分割された先頭の文書データ1800を端
末装置120に送信する。
【0149】一方、端末装置120は、サーバ装置11
10から送信された先頭のページの文書データ1800
を、文書データ受信部123により受信する。
【0150】文書データ受信部123は、受信した文書
データ1800を文書データ表示部124に送る。そし
て、文書データ表示部124は、受信した文書データ1
800を解析し、ユーザに対して表示する。
【0151】図16に、図15に示した文書データ18
00を端末装置120の文書データ表示部124で表示
した例を示す。文書データ表示部124に表示されるペ
ージ1601には、自身の内容を示す部分1604と、
自身の特徴を示すテキスト1605に加えて、ページ1
401へリンク付けされたテキスト1602およびペー
ジ1402へリンク付けされたテキスト1603が表示
されている。
【0152】次に、ユーザが端末装置120の入力部1
21より他のページへのリンクを選択することによって
他のページの表示を要求すると、文書データ要求送信部
122はサーバ装置1110に対して他のページの要求
を送信する。ここではユーザが“□□□□□□□□□□
□”というリンク1602を選択してページの要求を行
ったとする。
【0153】サーバ装置1110は、その要求を文書デ
ータ要求受信部111により受信し(S1201)、要
求されているページの元となっている文書データを文書
データ取得部112によりデータベース113より取得
する(S1202)。
【0154】次に、文書データ分割部114が、文書デ
ータ取得部112が取得した文書データを分割する(S
1203)。分割は、始めと同様に見出しタグであるP
タグを区切りにして行い、分割された各ページがHTM
Lの文法に合うように不足しているタグを付加する(S
1204)。図14に文書データを分割した例を示す。
【0155】次に、文書データ分割部114は、分割し
た各ページ1400〜1402を文書データ量確認部1
115に送る。文書データ量確認部1115は、各ペー
ジ1400〜1402のBODYタグの内容からタグを
除いたデータ量を確認する(S1205)。図14に示
したページ1400のデータ量は44バイト、ページ1
401のデータ量は224バイト、ページ1402のデ
ータ量は116バイトとなる。
【0156】次に、文書データ量確認部1115は、分
割された各ページと確認した各ページのデータ量を、文
書データ特徴抽出部1116に送る。文書データ特徴抽
出部1116は、データ量に応じた文字列を各ページの
特徴として、各ページのBODYタグの内容からタグを
除いたデータの先頭から抽出する(S1206)。ここ
でも、文書データ特徴抽出部1116は、各ページ14
00〜1402のBODYタグの内容からタグを除いた
データの先頭から、各ページ1400〜1402におけ
るデータ量の10分の1の小数点以下を4捨5入したバ
イト数に相当する文字列を各ページの特徴として抽出す
る。図14のページ1400〜1402の特徴は、それ
ぞれ“○○”1501、“□□□□□□□□□□□”1
502、“◇◇◇◇◇◇”1503となる。
【0157】次に、文書データ特徴抽出部1116は、
分割された各ページ1400〜1402と抽出した各ペ
ージの特徴1501〜1503を文書データ移動リンク
付加部1117に送る。そして、文書データ移動リンク
付加部1117は、分割された各ページに他のページへ
のリンクを示すリンク情報として、各ページの特徴15
01〜1503を付加する(S1207)。
【0158】図17に、図14の1401のページにリ
ンクを付加した例を示す。図17からわかるように、文
書データ2000には、ページ1401の特徴である
“□□□□□□□□□□□”1702に加え、ページ1
400へのリンクを示すリンクタグ1704と、ページ
1402へのリンクを示すリンクタグ1705が記述さ
れている。また、リンクタグ1704の中には、ページ
1400の特徴である“○○”1701が記述されてい
る。また、リンクタグ1705の中には、ページ140
2の特徴である“◇◇◇◇◇◇”1703が記述されて
いる。
【0159】次に、文書データ移動リンク付加部111
7は、他のページへのリンクが付加された各ページを文
書データ送信部117に送る。そして、文書データ送信
部117は端末装置120から要求された分割されたペ
ージを、端末装置120に送信する(S1208)。
【0160】端末装置120は、サーバ装置1110か
ら送信された分割されたページの文書データ2000
を、文書データ受信部123により受信する。
【0161】文書データ受信部123は、受信したペー
ジを文書データ表示部124に送る。そして、文書デー
タ表示部124は、受信した文書データ2000を解析
し、ユーザに対して表示する。
【0162】図18(a)に、図17に示したページを
文書データ表示部124が表示した表示例を示す。文書
データ表示部124に表示されるページ2101には、
自身の内容を示す部分2102と、自身の特徴を示すテ
キスト2104に加えて、ページ1400へリンク付け
されたテキスト2103およびページ1402へリンク
付けされたテキスト2105が表示されている。
【0163】以上説明したように実施の形態2によれ
ば、分割した文書データの各ページに他のページへのリ
ンク情報の記述を、対応するページのデータ量に応じて
変えることができる。これにより、文書データを閲覧す
るユーザが、リンク情報の記述から分割された各ページ
のデータ量を判断できる。この結果、ユーザが、あるペ
ージが表示するのに適切であるか判断でき、表示するの
が適切なページを選択するのが可能になる。この結果、
ユーザは文書データを容易に閲覧することができる。
【0164】また、実施の形態2によれば、リンク情報
として記述する文字列の長さを対応するページのデータ
量に応じて変化させるようにできる。これにより、ユー
ザはリンク情報の文字列の長さから、視覚的に他のペー
ジのデータ量を把握できる。
【0165】なお、実施の形態2では、リンク情報とし
て記述する文字列の長さを対応するページのデータ量に
応じて変化させるようにしたが、リンク情報として記述
する文字列のフォントの大きさを対応するページのデー
タ量に応じて変化させるような記述をしても良い。これ
により、文書データ表示部124には、図18(b)に
示すページ2106ように、リンクを示すテキスト21
07〜2109のフォントの大きさを対応するページの
データ量に応じて変化させるようにできる。この結果、
ユーザがリンクを示すテキストの大きさを見ることで、
対応するページのデータ量を認識できる。
【0166】なお、サーバ装置1110から端末装置1
20にリンク先のページのデータ量に関する情報を送信
し、端末装置120側でこのデータ量に関する情報に応
じてリンクを示すテキストの表示サイズを変えるように
しても良い。
【0167】また、リンク情報として記述する文字列の
色や濃淡をページのデータ量に応じて変化させるような
記述をしても良い。これにより、文書データ表示部12
4には、図18(c)に示すページ2110ように、リ
ンクを示すテキスト2111〜2113の色もしくは濃
淡を対応するページのデータ量に応じて変化させるよう
にできる。この結果、ユーザがリンクを示すテキストの
色もしくは濃淡を見ることで、対応するページのデータ
量を認識できる。
【0168】なお、サーバ装置1110から端末装置1
20にリンク先のページのデータ量に関する情報を送信
し、端末装置120側でこのデータ量に関する情報に応
じてリンクを示すテキストの色もしくは濃淡を変えるよ
うにしても良い。
【0169】なお、実施の形態2では、リンクを示すテ
キストとしてリンク先のページの内容を示す文字列を用
いたが、リンクを示すテキストとしてリンク先のページ
の内容を示す文字列を用いなくても良い。
【0170】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
は、実施の形態1に文書データの分割の大きさを指定す
るリンク情報を付加する文書データ分割変更リンク付加
部を付加し、文書データを閲覧するユーザがページの分
割の大きさを変えることができるようにしたものであ
る。
【0171】以下、実施の形態3にかかる文書データ処
理システムについて説明する。まず、実施の形態3にか
かる文書データ処理システムの構成について図19を用
いて説明する。図19は、実施の形態3にかかる文書デ
ータ処理システムの構成を示すブロック図である。な
お、既に説明した部分と同一の部分には同一の符番を付
与する。
【0172】図19において、サーバ装置1910、端
末装置120は、インターネットなどのネットワーク1
30に接続されている。実施の形態3の文書データ処理
システムは、サーバ装置1910の構成が実施の形態1
の文書データシステムと異なる。
【0173】以下、サーバ装置1910の構成について
説明する。サーバ装置1910には、要求された文書デ
ータを分割する文書データ分割部1914が設けられて
いる。文書データ分割部1914は、端末装置120か
ら送られてくる分割変更の指示に応じて分割の変更も行
う。
【0174】また、サーバ装置1910には、分割され
た文書データの各ページに、文書データを新たに分割し
直す場合に分割の大きさを指定するリンク情報を付加す
る文書データ分割変更リンク付加部1917が設けられ
ている。
【0175】端末装置120は、実施の形態1の端末装
置と同じであるので。説明を省略する。
【0176】また、サーバ装置1910および端末装置
120をコンピュータで実現すると、図2に示すように
なる。CPU200が、メモリ201に格納されたプロ
グラムを実行することにより、文書データ分割部191
4、および文書データ分割変更リンク付加部1917の
機能を実現している。なお、同様にコンピュータを用い
た端末装置120については、実施の形態1と同じなの
で説明を省略する。
【0177】実施の形態3にかかる文書データ処理シス
テムは、ユーザが端末装置120の入力部121から例
えばURL等の識別子を指示することにより、サーバ装
置1910のデータベース113に格納されたHTML
等の構造記述言語で記述された文書データを要求するも
のである。そして、これに対し、サーバ装置1910が
端末装置120からの要求に対応した文書データを、端
末装置120に送信するものである。
【0178】以下、実施の形態3にかかる文書データ処
理システムの動作について図20のフローチャートを用
いて説明する。
【0179】まず、サーバ装置1910は、端末装置1
20からの文書データの送信要求を文書データ要求受信
部111によって受信する(S2001)。次に、文書
データ要求取得部112が、端末装置120が要求する
文書データをデータベース113より取得する(S20
02)。
【0180】図21にデータベース113より取得した
文書データの例を示す。図21に示す文書データ240
0は、HTMLで記述されている。なお、図21では、
説明の簡略化のため文字列に記号を使っているが、実際
には意味のある文字列が記述されている。また、1文字
は2バイトのデータ量を持つ。
【0181】次に、文書データ分割部1914が、取得
した文書データを分割する(S2003)。文書データ
分割部1914は、文書データの分割を、例えばBOD
Yタグの内容からタグを除いたデータを固定のバイト数
ごとに区切って行う。そして、文書データ分割部191
4は、分割した各ページがHTMLの文法に合うように
不足しているタグを付加する(S2004)。図22
に、図21に示した文書データを上述した条件で128
バイトごとに分割した文書データ例を示す。
【0182】図22に示すように、図21に示す文書デ
ータ2400は3つのページ2200〜2202に分割
される。図中2203に示すようにページ2200には
図21に示すBODYタグの内容からタグを除いた部分
2401を128バイトに分割した先頭のデータ220
3が、図中2204に示すようにページ2201には図
21に示すBODYタグの内容からタグを除いた部分2
401を128バイトに分割した2番目のデータ220
4が、図中2205に示すようにページ2203には図
21に示すBODYタグの内容からタグを除いた部分2
401を128バイトに分割した3つ目のデータ220
5が、記述されている。
【0183】次に、文書データ分割部1914は、分割
した各ページ2200〜2202を文書データ特徴抽出
部115に送る。そして、文書データ特徴抽出部115
は、各ページ2200〜2202の特徴を抽出する(S
2005)。
【0184】例えば、文書データ特徴抽出部115が、
各ページ2200〜2202のBODYタグの内容から
タグを除いたデータの先頭から8バイトの文字列を各ペ
ージ2200〜2202の特徴として抽出すると、各ペ
ージ2200〜2202の特徴は、それぞれ“○○○
○”2301、“△△△△”2302、“◎◎◎◎”2
303となる。
【0185】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページ2200〜220
2の特徴2301〜2303を、文書データ移動リンク
付加部116に送る。そして、文書データ移動リンク付
加部116は、実施の形態1の処理と同様に、分割され
た各ページ2200〜2202に他のページへのリンク
を示すリンク情報を付加する(S2006)。
【0186】図23に、図22のページ2200にリン
ク情報を付加した例を示す。図23からわかるように、
文書データ2300には、ページ2200の特徴である
“○○○○”2301に加え、ページ2201へのリン
クを示すリンクタグ2304と、ページ2202へのリ
ンクを示すリンクタグ2305が記述されている。ま
た、リンクタグ2304の中には、ページ2201の特
徴である“△△△△”2302が記述されている。ま
た、リンクタグ2305の中には、ページ2202の特
徴である“◎◎◎◎”2303が記述されている。
【0187】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンクが付加された各ページを文書
データ分割変更リンク付加部1917に送る。そして文
書データ分割変更リンク付加部1917は分割された各
ページに、新たに文書データを分割する場合に分割の大
きさを指定するリンク情報を付加する(S2007)。
【0188】図23に示したページに分割の大きさを指
定するリンク情報2401、2402を付加した文書デ
ータ例を図24に示す。文書データ2400は、図23
に示す文書データ2300に、分割の大きさを指定する
リンク情報2401、2402が付与されている。ま
た、リンク情報2401には、分割の大きさを示す記述
2403と、リンク情報2401の内容を示す“分割を
小さく”という記述2405がなされている。また、リ
ンク情報2402には、分割の大きさを示す記述240
4と、リンク情報2402の内容を示す“分割を大き
く”という記述2406がなされている。
【0189】このように、リンク情報2401、240
2の中に夫々の内容を示す記述2405、2406を付
加することで、ユーザがこれらのリンク情報2401、
2402がどのような分割をするものか知ることができ
る。
【0190】次に、文書データ分割変更リンク付加部1
917は、分割の大きさを指定するリンク情報が付加さ
れた各ページを文書データ送信部117に送る。そし
て、文書データ送信部117は、分割された文書データ
の先頭のページを端末装置120に送信する(S200
8)。
【0191】一方、端末装置120は、文書データ受信
部123において、サーバ装置1910から送信され
た、分割された先頭ページの文書データ2300を受信
する。
【0192】文書データ受信部123は、受信した文書
データ2300を文書データ表示部124に送る。そし
て、文書データ表示部124は、受信した文書データ2
300を解析し、ユーザに対して表示する。
【0193】図24に示したページを文書データ表示部
124で表示した表示例を図25に示す。文書データ表
示部124に表示されるページ2500には、自身の内
容を示す部分2501と、自身の特徴を示すテキスト2
502に加えて、ページ2201へリンク付けされたテ
キスト2503およびページ2202へリンク付けされ
たテキスト2503が表示されている。さらに、ページ
2500には、文書データの分割の変更を小さくするよ
うに指示するテキスト2505と、文書データの分割の
変更を大きくするように指示するテキスト2506が表
示されている。
【0194】次に、ユーザが端末装置120の入力部1
21から分割の大きさを指定するリンクを示すテキスト
2505、2506を選択することによって分割の大き
さの変更を要求すると、文書データ要求送信部122は
サーバ装置1910に対して分割の大きさ変更の要求を
送信する。ここでは、ユーザが“分割を大きく”250
5というテキストを選択して分割の大きさの変更要求を
行ったとする。
【0195】サーバ装置1910は、文書データ要求受
信部111において、その要求を受信する(S200
1)。そして、文書データ取得部112が、要求されて
いるページの元となっている文書データをデータベース
113より取得する(S2002)。
【0196】次に、文書データ分割部1914は、取得
した文書データを分割する(S2003)。分割は、始
めと同様にBODYタグの内容からタグを除いたデータ
を固定のバイト数ごとに区切って行う。この場合は、文
書データ分割部1914は、ユーザからの分割の大きさ
の変更要求に基づいた固定バイト数でBODYタグの内
容からタグを除いたデータを分割する。ここでは、ユー
ザから分割の大きさの変更要求により、固定バイト数が
200バイトに指定されたとする。
【0197】そして、文書データ分割部1914は,取
得した文書データを200バイトごとに分割した後に、
分割した各ページがHTMLの文法に合うように不足し
ているタグを付加する(S2004)。
【0198】図21に示した文書データを上述した条件
で200バイトごとに分割した文書データ例を図26に
示す。図26に示すように、図21に示す文書データ2
400は2つのページ2600、2601に分割され
る。図中2602に示すようにページ2600には図2
1に示すBODYタグの内容からタグを除いた部分24
01を200バイトに分割した先頭のデータ2602
が、図中2403に示すようにページ2601には図2
1に示すBODYタグの内容からタグを除いた部分24
01を200バイトに分割した2番目のデータ2603
が記述されている。
【0199】次に、文書データ分割部1914は、分割
した各ページ2600、2601を文書データ特徴抽出
部115に送る。そして、文書データ特徴抽出部115
は、分割された各ページ2600、2601の特徴を抽
出する(S2005)。ここでも、文書データ特徴抽出
部115は、各ページ2600、2601のBODYタ
グの内容からタグを除いたデータの先頭から8バイトの
文字列を各ページの特徴として抽出する。例えば、図2
3の2600、2601の各ページの特徴は、それぞれ
“○○○○”2701、“×××◎”2702となる。
【0200】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページの特徴を文書デー
タ移動リンク付加部1916に送る。そして文書データ
移動リンク付加部1916は、分割された各ページ26
00、2601の他のページへのリンク情報にこの特徴
2701、2702を付加する(S2006)。
【0201】図27に、図26の2600のページにリ
ンク情報を付加した例を示す。図27からわかるよう
に、文書データ2700には、ページ2600の特徴で
ある“○○○○”2701に加え、ページ2601への
リンクを示すリンクタグ2703が記述されている。ま
た、リンクタグ2703の中には、ページ2601の特
徴である“×××◎”2702が記述されている。
【0202】次に、文書データ移動リンク付加部117
は、他のページへのリンク情報が付加された各ページを
文書データ分割変更リンク付加部1917に送る。そし
て文書データ分割変更リンク付加部1917は、上述し
た処理と同様に、分割された各ページに分割の大きさを
指定するリンク情報を付加する(S2007)。
【0203】図28に、図27に示したページに分割の
大きさを指定するリンク2801、2802を付加した
文書データ例2800を示す。文書データ2800は、
図27に示す文書データ2700に、分割の大きさを指
定するリンク2801、2802が付与されている。ま
た、リンク2801には、分割の大きさを示す記述28
03と、リンク2801の内容を示す“分割を小さく”
2805という記述がなされている。また、リンク28
02には、分割の大きさを示す記述2804と、リンク
2802の内容を示す“分割を大きく”2806という
記述がなされている。
【0204】次に、文書データ分割変更リンク付加部1
917は、分割の大きさを指定するリンク情報が付加さ
れた各ページを文書データ送信部117に送る。そし
て、文書データ送信部117は、新たに分割された文書
データの先頭のページを端末装置120に送信する(S
2008)。一方、端末装置120は、サーバ装置19
10から送信された分割された先頭のページの文書デー
タ2800を、文書データ受信部123により受信す
る。
【0205】文書データ受信部123は、受信した文書
データ2800を文書データ表示部124に送る。そし
て、文書データ表示部124は、受信した文書データ2
800を解析し、ユーザに対して表示する。
【0206】図29に、図28に示したページを文書デ
ータ表示部124で表示した表示例を示す。文書データ
表示部124に表示されるページ2900には、自身の
内容を示す部分2901と、自身の特徴を示すテキスト
2902に加えて、ページ2601へリンク付けされた
テキスト2903およびページ2602へリンク付けさ
れたテキスト2903が表示されている。さらに、ペー
ジ2900には、文書データの分割の変更を小さくする
ように指示するテキスト2905と、文書データの分割
の変更を大きくするように指示するテキスト2906が
表示されている。
【0207】そして、ユーザは、ページ2900を見
て、所望のページを表示させるテキストを指示したり、
所望の分割をするテキストを指示したりして、所望の文
書データを取得する。
【0208】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、分割の変更を指示する分割変更リンク情報に、分割
方法の内容を記述することができる。これにより、文書
データを閲覧するユーザが、分割変更リンク情報の記述
から分割方法を知ることができる。この結果、ユーザは
適切に文書データの分割を行うことができる。
【0209】(実施の形態4)本発明の実施の形態4
は、文書データを蓄積および管理するサーバ機能を持つ
装置と、文書データを分割し、分割した文書データの特
徴を抽出し、そして抽出した特徴を分割した文書データ
に他のページへのリンク情報として付加する文書データ
編集機能を持つ装置とを、分けて具備したものである。
【0210】以下、本発明の実施の形態4にかかる文書
データ処理システムについて説明する。まず、実施の形
態4にかかる文書データ処理システムの構成について図
30を用いて説明する。図30は、実施の形態4にかか
る文書データ処理システムの構成を示すブロック図であ
る。なお、既に説明した部分と同一の部分には同一の符
番を付与する。
【0211】図30において、中継装置3010、サー
バ装置3020、端末装置120は、インターネットな
どのネットワーク130に接続されている。
【0212】中継装置3010には、端末装置120か
ら送られてきた文書データの要求を受信する文書データ
要求受信部3011が設けられている。文書データ要求
受信部3011は、受信した文書データの要求を、中継
装置3010に設けられた文書データ要求送信部301
2に送信する。そして、文書データ要求送信部3012
は、受信した文書データの要求をサーバ装置3020に
転送する。
【0213】また、中継装置3010には、サーバ装置
3020から送られてきた文書データを受信する文書デ
ータ受信部3013が設けられている。文書データ受信
部3013は、受信した文書データを文書データ分割部
114に送る。
【0214】また、中継装置3010には、文書データ
分割部114、文書データ特徴抽出部115、文書デー
タ移動リンク付加部116、文書データ送信部117が
設けられている。文書データ分割部114、文書データ
特徴抽出部115、文書データ移動リンク付加部11
6、および文書データ送信部117については、実施の
形態1で説明したので詳細な説明を省く。
【0215】一方、サーバ装置3020には、中継装置
3010あるいは端末装置120から送られてきた、文
書データの要求を受信する文書データ要求受信部302
1が設けられている。文書データ要求受信部3021
は、受信した文書データの要求をサーバ装置3020に
設けられた文書データ取得部3022に送る。
【0216】文書データ取得部3022は、受信した文
書データの要求に対応する文書データをデータベース1
13から取得し、サーバ装置3020に設けられた文書
データ送信部3024に送る。また、データベース11
3については、既に説明したので、説明を省略する。
【0217】文書データ送信部3024は、文書データ
取得部3022から送られてきた文書データを中継装置
3010あるいは端末装置120に送信する。
【0218】また、端末装置120については、既に説
明したものと同様の構成を採る。端末装置120は、ユ
ーザの操作に従い、中継装置3010に対して文書デー
タの要求を送信し、要求した文書データを受信して、そ
の文書データを表示することが可能になっている。
【0219】図31は、中継装置3010をコンピュー
タにより実現した場合のハードウェア構成を示す図であ
る。
【0220】CPU200がメモリ201に格納された
プログラムを実行することにより、文書データ分割部1
14、文書データ抽出部115、および文書データ移動
リンク付加部116の機能をする。また、CPU200
がメモリ201に格納されたプログラムを実行し、ネッ
トワークインターフェース202を使用することで、文
書データ要求受信部3011、文書データ要求送信部3
012、文書データ受信部3013、および文書データ
送信部117としての機能をする。
【0221】実施の形態4にかかる文書データ処理シス
テムは、ユーザが端末装置120の入力部121から例
えばURL等の識別子を指示することにより中継装置3
010に対して文書データの要求をするものである。そ
して、中継装置3010が端末装置120から送られて
きた要求に対応した文書データをサーバ装置3020か
ら得て、この文書データに所定の処理を施して端末装置
120に送信するものである。
【0222】以下、実施の形態4にかかる文書データ処
理システムの動作について、図32、図33のフローチ
ャートを用いて説明する。図32は中継装置3010の
動作のフローチャートであり、図33はサーバ装置30
20の動作のフローチャートである。
【0223】まず、中継装置3010は、端末装置12
0から送られてきた文書データの要求を文書データ要求
受信部3011によって受信し(S3201)、受信し
た要求を文書データ要求送信部3012によってサーバ
装置3020に転送する(S3202)。
【0224】これに対し、サーバ装置3020は、中継
装置3010から送信された文書データの要求を文書デ
ータ要求受信部3021によって受信し(S330
1)、文書データ取得部3022が要求されている文書
データをデータベース113から取得する(S330
2)。文書データ取得部3022がデータベース302
3から取得した文書データの例を図4に示す。
【0225】次に、文書データ取得部3022は、取得
した文書データを文書データ送信部3024に送る。そ
して、文書データ送信部3024は、文書データを中継
装置3010に送信する(S3303)。
【0226】これに対し、中継装置3010は、サーバ
装置3020より送信された文書データを文書データ受
信部3013によって受信し(S3203)、文書デー
タ受信部3013が受信した文書データを文書データ分
割部114に送る。そして、文書データ分割部114が
文書データを分割する(S3204)。文書データ分割
部114は文書データの分割を、実施の形態1と同様
に、例えば見出しタグであるH1タグを区切りにして行
う。そして、文書データ分割部114は、分割した各ペ
ージがHTMLの文法に合うように、各ページに不足し
ているタグを付加する(S3205)。図4に示した文
書データを分割した例を図5に示す。
【0227】次に、文書データ分割部114は、分割し
た各ページを文書データ特徴抽出部115に送る。そし
て、文書データ特徴抽出部115は、分割された各ペー
ジの特徴を抽出する(S3206)。例えば、見出しタ
グであるH1タグの内容を各ページの特徴として抽出す
ると、図5の各ページ500〜502の特徴は、それぞ
れ“国土”、“気候”、“人口”となる。
【0228】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページの特徴を、文書デ
ータ移動リンク付加部116に送る。そして、文書デー
タ移動リンク付加部116は、分割された各ページに他
のページへのリンク情報を付加する(S3207)。図
6に、図5のページ500にリンク情報を付加した例を
示す。
【0229】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンク情報が付加された各ページを
文書データ送信部117に送る。そして、文書データ送
信部117は分割された文書データの先頭のページを端
末装置120に送信する(S3208)。
【0230】これに対し、端末装置120は、中継装置
3010から送信された分割されたページを、文書デー
タ受信部123により受信する。次に、文書データ受信
部123は、受信したページを文書データ表示部124
に送る。そして、文書データ表示部124は、受信した
ページを解析し、ユーザに対して表示する。
【0231】図8に、図6に示したページを文書データ
表示部124で表示した表示例を示す。
【0232】次に、ユーザが端末装置120の入力部1
21より他のページへのリンクを選択することによって
他のページの文書データを要求すると、文書データ要求
送信部122は中継装置3010に対して他のページの
要求を送信する。ここではユーザが“気候”というリン
クを選択してページの要求を行ったとする。
【0233】中継装置3010は、その要求を文書デー
タ要求受信部3011によって受信し(S3201)、
受信した要求を文書データ要求送信部3012によって
サーバ装置3020に転送する(S3202)。サーバ
装置3020は、中継装置3010から送信された要求
を文書データ要求受信部3021によって受信し(S3
301)、文書データ取得部3022が要求されている
文書データをデータベース113から取得する(S33
02)。
【0234】次に、文書データ取得部3022は、取得
した文書データを文書データ送信部3024に送り、文
書データ送信部3024は文書データを中継装置301
0に送信する(S3303)。
【0235】中継装置3010は、サーバ装置3020
より送信された文書データを文書データ受信部3013
によって受信し(S3203)、受信した文書データを
文書データ分割部114により分割する(S320
4)。文書データ分割部114は、上述した方法と同様
に、文書データの分割を見出しタグであるH1タグを区
切りにして行う。そして、文書データ分割部114は、
分割した各ページがHTMLの文法に合うように不足し
ているタグを付加する(S3205)。図5に分割した
文書データ例を示す。
【0236】次に、文書データ分割部114は、分割し
た各ページを文書データ特徴抽出部115に送る。そし
て、文書データ特徴抽出部115は、各ページの特徴を
抽出する(S3206)。文書データ特徴抽出部115
は、各ページの特徴を、上述した方法と同様に、見出し
タグであるH1タグの内容を各ページの特徴として抽出
する。図5の各ページ500〜502の特徴は、それぞ
れ“国土”、“気候”、“人口”となる。
【0237】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページの特徴を、文書デ
ータ移動リンク付加部116に送る。そして、文書デー
タ移動リンク付加部116は、分割された各ページに他
のページへのリンク情報を付加する(S3207)。図
9に、図5のページ501にリンク情報を付加した例を
示す。
【0238】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンク情報が付加された各ページを
文書データ送信部117に送る。そして、文書データ送
信部117は、端末装置120から要求された分割され
たページを、端末装置120に送信する(S320
8)。
【0239】端末装置120は、中継装置3010から
送信された分割されたページを、文書データ受信部12
3により受信する。
【0240】文書データ受信部123は、受信したペー
ジを文書データ表示部124に送り、文書データ表示部
124がユーザに対して受信したページを表示する。
【0241】図10に、図9に示したページを文書デー
タ表示部124で表示した表示例を示す。
【0242】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、文書データを蓄積および管理するサーバ機能を持つ
サーバ装置3020と、文書データを分割し、分割した
文書データの特徴を抽出し、そして抽出した特徴を分割
した文書データに他のページへのリンク情報として付加
する文書データ編集機能を持つ中継装置3010とを、
分けることができる。
【0243】(実施の形態5)本発明の実施の形態5
は、入力した文書データを分割し、分割した文書データ
の特徴を抽出し、そして抽出した特徴を分割した文書デ
ータに他のページへのリンク情報として付加し出力する
文書データ処理装置に関するものである。
【0244】以下、実施の形態5にかかる文書データ処
理装置の構成について、図34を用いて説明する。図3
4は、実施の形態5にかかる文書データ処理装置のブロ
ック図である。なお、既に説明した部分と同一の部分に
は同一の符番を付与する。
【0245】文書データ処理装置3400には、他の装
置から送られてきた文書データの入力を受け付ける文書
データ入力部3401が設けられている。文書データ入
力部3401は、入力した文書データを文書データ処理
装置に設けられた文書データ分割部114に送る。
【0246】また、文書データ処理装置3400には、
文書データ分割部114、文書データ特徴抽出部11
5、および文書データ移動リンク付加部116が設けら
れている。文書データ分割部114、文書データ特徴抽
出部115、および文書データ移動リンク付加部116
については、実施の形態1で説明したので詳細な説明を
省く。
【0247】また、文書データ処理装置3400には、
文書データ移動リンク付加部116から出力された文書
データを他の装置に出力する文書データ出力部3405
が設けられている。
【0248】図35は、文書データ処理装置3400を
コンピュータにより実現した場合のハードウェア構成を
示す図である。
【0249】CPU200がメモリ201に格納された
プログラムを実行することにより、文書データ分割部1
14、文書データ抽出部115、および文書データ移動
リンク付加部116の機能をする。また、CPU200
がメモリ201に格納されたプログラムを実行し、入出
力インターフェース3501を使用することで、文書デ
ータ入力部3401および文書データ出力部3405と
しての機能をする。
【0250】以下、実施の形態5にかかる文書データ処
理装置3400の動作について、図36のフローチャー
トを用いて説明する。図36は文書データ処理装置34
00の動作のフローチャートである。
【0251】まず、文書データ処理装置3400は、他
の装置から送られてきた文書データ入力部3401によ
って文書データの入力を受け付ける(S3601)。図
4に、文書データ入力部3401が入力を受け付けた文
書データの例を示す。
【0252】次に、文書データ入力部3401は、入力
した文書データを文書データ分割部114に送る。文書
データ分割部114は、入力を受け付けた文書データを
分割する(S3602)。文書データ分割部114は、
文書データの分割を、例えば見出しタグであるH1タグ
を区切りにして行い、分割された各ページがHTMLの
文法に合うように不足しているタグを付加する(S36
03)。図4に示した文書データを分割した例を図5に
示す。
【0253】次に、分割データ分割部114は、分割し
た各ページを文書データ特徴抽出部115に送る。そし
て、文書データ特徴抽出部115は、各ページの特徴を
抽出する(S3604)。例えば、見出しタグであるH
1タグの内容を各ページの特徴として抽出すると、図5
の各ページ500〜502の特徴は、それぞれ“国
土”、“気候”、“人口”となる。
【0254】次に、文書データ特徴抽出部115は、分
割された各ページと抽出した各ページの特徴を、文書デ
ータ移動リンク付加部116に送る。そして、文書デー
タ移動リンク付加部116は分割された各ページに他の
ページへのリンク情報を付加する(S3605)。図6
に、図5のページ500にリンク情報を付加した例を示
す。また、図7に要求された文書データと分割された各
ページとの関係を図示する。
【0255】次に、文書データ移動リンク付加部116
は、他のページへのリンク情報が付加された各ページを
文書データ出力部3405に送る。そして、文書データ
出力部は、分割された文書データの先頭のページを、他
の装置に対して出力する(S3606)。
【0256】以上説明したように、実施の形態5によれ
ば、他の装置から送られてきた文書データを分割し、分
割した文書データの特徴を抽出し、そして抽出した特徴
を分割した文書データに他のページへのリンク情報とし
て付加し、他の装置に対して出力できる。
【0257】(実施の形態6)本発明の実施の形態6
は、文書データの提供を受ける端末装置に文書データを
格納するキャッシュ部を設け、分割されたページがキャ
ッシュ部に存在する場合に、このページへのリンク情報
の記述形態を変化させるものである。
【0258】以下、実施の形態6にかかる文書データ処
理システムについて添付図面を用いて詳細に説明する。
まず、実施の形態6にかかる文書データ処理システムの
構成について図37を用いて説明する。図37は、実施
の形態6にかかる文書データ処理システムの構成を示す
ブロック図である。なお、既に説明した部分と同一の部
分には同一の符番を付与する。
【0259】サーバ装置110、端末装置3720は、
インターネットなどのネットワーク130に接続されて
いる。
【0260】サーバ装置110の構成については、実施
の形態1と同様の構成なので説明を省略する。
【0261】端末装置3720は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等の汎用マシンを用いて実現される。端末装
置3720には、入力部121と、文書データ要求送信
部122が設けられている。
【0262】また、端末装置3720には、サーバ装置
110から送られてきた文書データを受信する文書デー
タ受信部3723が設けられている。文書データ受信部
3723は、受信した文書データを端末装置3720に
設けられたキャッシュ部3724および文書データ解析
部3725に送る。
【0263】キャッシュ部3724は、受信した文書デ
ータを保存する記憶手段である。
【0264】文書データ解析部3725は、受信した文
書データを解析し、文書データのリンク情報などを得
る。そして、文書データ解析部3725は、解析結果を
端末装置3720に設けられた文書データ表示部372
7およびキャッシュ確認部3726に送る。
【0265】キャッシュ確認部3726は、文書データ
解析部3725が得たリンク情報に対応する文書データ
がキャッシュ部3724にあるかどうかを確認する。そ
して、キャッシュ確認部3726は、この確認結果を文
書データ表示部3727に送信する。
【0266】また、文書データ表示部3727は、文書
データ解析部3725から送られて来た文書データを、
キャッシュ確認部3726の確認結果に従って表示す
る。
【0267】図38は、端末装置3720をコンピュー
タにより実現した場合のハードウェア構成を示す図であ
る。
【0268】コンピュータを用いた端末装置3720
は、CPU210がメモリ211に格納されたプログラ
ムを実行し、ネットワークインターフェース215及び
入出力インターフェース213を使用することで、文書
データ要求送信部122、文書データ受信部3723、
文書データ解析部3725、およびキャッシュ確認部3
726の機能を実現する。また、CPU210がメモリ
211に格納されたプログラムを実行し表示部214を
使用することで、文書データ表示部3727の機能を実
現する。
【0269】以下、端末装置3720の動作について、
図39のフローチャートを用いて説明する。
【0270】まず、ユーザが端末装置3720の入力部
121から例えばURL等の識別子を指示することによ
り、サーバ装置110のデータベース113に格納され
た例えばHTML等の構造記述言語で記述された文書デ
ータを要求する。次に、文書データ要求送信部122
は、入力された要求をサーバ装置110に対して送信す
る(S3901)。
【0271】これに対し、サーバ装置110は端末装置
3720から送られてきた要求を文書データ要求受信部
111によって受信し、文書データ取得部112が要求
されている文書データをデータベース113より取得す
る。
【0272】そして、文書データ分割部114が取得し
た文書データを分割する。次に、文書データ特徴抽出部
115が分割した文書データの各ページの特徴を抽出す
る。次に、文書データ移動リンク付加部117は、分割
された各ページに、抽出された他のページの特徴をリン
ク情報として付加し、文書データ送信部117に送る。
そして、文書データ送信部117がこのリンク情報が付
加された文書データを端末装置3720に送る。
【0273】文書データ送信部117が送信する文書デ
ータの例を図40に示す。図40からわかるように、文
書データ4300には、他のページへのリンクを示すリ
ンク情報であるリンクタグ4301a、4301bが記
述されている。また、リンクタグ4301a、4301
bの中には、他のページの特徴である“気候”4302
a、“人口”4302bが記述されている。
【0274】次に、端末装置3720は、サーバ装置1
10から送信された文書データを、文書データ受信部3
723により受信する(S3902)。
【0275】文書データ受信部3723は、受信した文
書データを、キャッシュ部3724に送り、文書データ
の識別子と対応付けて保存する(S3903)と共に、
文書データ解析部3725に送る。
【0276】文書データ解析部3725は、送られてき
た文書データを解析し(S3904)、文書データ内に
他の文書データへのリンクがあるか否かを判断する(S
3905)。
【0277】そして、文書データ解析部3725は、S
3905において、文書データ内に他の文書データへの
リンク情報があると判断した場合には、リンクされてい
る他の文書データの識別子をキャッシュ確認部3726
に送る。
【0278】次に、キャッシュ確認部3726は、送ら
れてきた識別子に対応する文書データがキャッシュ部3
724に存在するかどうかを確認する(S3906、S
3907)。
【0279】そして、S3907において、キャッシュ
確認部3726がキャッシュ部3724にリンク情報に
対応する文書データが存在すると判断した場合は、その
識別子を文書データ表示部3727に通知する(S39
08)。
【0280】次に、文書データ表示部3727は、文書
データ解析部3725から送られた文書データとキャッ
シュ確認部3726から送られた確認の結果に従い、リ
ンク情報に記述されている他ページの内容を示す文字列
を大きく表示する(S3909)。
【0281】一方、S3907において、キャッシュ確
認部3726がキャッシュ部3724にリンク情報に対
応する文書データが存在しない判断した場合は、その文
書データに対応する識別子を文書データ表示部3727
に通知する。
【0282】そして、文書データ表示部3727は、文
書データ解析部3725から送られた文書データとキャ
ッシュ確認部3726から送られた確認の結果に従い、
リンク情報に記述されている他ページの内容を示す文字
列を普通の大きさで表示する(S3910)。
【0283】図41に、図40に示したページを端末装
置3720の文書データ表示部3727に表示したペー
ジを示す。
【0284】文書データ表示部3727に表示されるペ
ージ4102には、自身の内容を示す部分4104と、
自身の特徴を示すテキスト4103に加えて、他のペー
ジへリンク付けされたテキスト4100と、4101と
が表示される。図からわかるように、テキスト4100
は通常の大きさに表示されたテキスト4101より大き
く表示されている。
【0285】つまり、テキスト4100にリンクされて
いる文書データはキャッシュ部3724に存在し、テキ
スト4101にリンクされている文書データはキャッシ
ュ部3724に存在しないということを示している。
【0286】以上説明したように実施の形態6によれ
ば、分割されたページがキャッシュ部3724に存在す
る場合にキャッシュ部3724に存在するページへのリ
ンク情報の記述形態を変化させることができる。これに
より、文書データを閲覧するユーザは、リンク情報の記
述形態の違いから、リンクされている他のページがキャ
ッシュ部3724に存在するかどうか判断できる。この
結果、ユーザがキャッシュ部3724に蓄積されている
他のページを選択して表示させることができる。よっ
て、ユーザは、文書データを容易に閲覧できる。
【0287】また、実施の形態6では、キャッシュ部3
724に存在するページへのリンクを示すテキストを、
キャッシュ部3724に存在しないページへのリンクを
示すテキストよりも大きくするようにできる。これによ
り、ユーザは、リンクを示すテキストから、視覚的にキ
ャッシュ部3724に存在するページを認識できる。
【0288】なお、実施の形態6では、キャッシュ部3
724に存在するページへのリンクを示すテキストをキ
ャッシュ部3724に存在しないページへのリンクを示
すテキストよりも大きくしたが、キャッシュ部3724
に存在するページへのリンクを示すテキストの長さをキ
ャッシュ部3724に存在しないページへのリンクを示
すテキストよりも長くしても良い。また、キャッシュ部
3724に存在するページへのリンクを示すテキストの
色や濃淡を変えるようにしても良い。また、キャッシュ
部3724に存在するページへのリンクを示すテキスト
に網掛けをしても良い。
【0289】なお、実施の形態6では、リンクを示すテ
キストとしてリンク先のページの内容を示すテキストを
用いたが、リンクを示すテキストとしてリンク先のペー
ジの内容を示すテキストを用いない形態であっても良
い。
【0290】なお、実施の形態1から実施の形態6で
は、データベース113に分割されていない文書データ
が蓄積されていて文書データ分割部114で分割する形
態で説明したが、データベース113に予め所定の大き
さに分割された文書データを蓄積しておく形態であって
も良い。
【0291】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザが
携帯電話等の資源の限られた端末装置からサーバ装置あ
るいは中継装置に文書データを要求した場合に、サーバ
装置あるいは中継装置が要求された文書データを分割
し、分割した各ページに、他のページのリンクを示すテ
キストとして他のページから抽出した見出しなどの特徴
を付加することができる。これにより、ユーザがリンク
付けされた他のページの特徴を元に他のページへの移動
の必要性を判断することができる。この結果、ユーザ
が、文書データの閲覧を快適にできるという有利な結果
が得られる。
【0292】また、本発明によれば、ユーザが携帯電話
等の資源の限られた端末装置からサーバ装置あるいは中
継装置に文書データを要求した場合に、サーバ装置ある
いは中継装置が要求された文書データを分割し、分割し
た各ページに他のページのリンクを示すテキストとして
他のページから抽出した見出しなどの特徴特徴を各ペー
ジのデータ量に応じて変化させて付加することができ
る。これにより、ユーザがリンク付けされた他のページ
のデータ量に関する情報を元に他のページへの移動の必
要性を判断することができる。この結果、ユーザが文書
データの閲覧を快適にするという有利な結果が得られ
る。
【0293】また、本発明によれば、ユーザが携帯電話
等の資源の限られた端末装置からサーバ装置あるいは中
継装置に文書データを要求した場合に、サーバ装置ある
いは中継装置が要求された文書データを分割し、分割し
た各ページに分割の大きさを指定するためのリンクを付
加することができる。これにより、ユーザが分割の大き
さを指定することができ、ユーザの文書データの閲覧を
快適にするという有利な結果が得られる。
【0294】また、本発明によれば、端末装置がサーバ
装置あるいは中継装置から文書データを取得した場合
に、取得した文書データをキャッシュに保存すると共に
取得した文書データにリンクされている他の文書データ
がキャッシュに存在するかどうかを確認し、他の文書デ
ータがキャッシュに存在する場合は他の文書データへの
リンクを示すテキストの表示を変化させることができ
る。これにより、ユーザがリンク先の文書データを閲覧
する場合に、リンクを示すテキストから、サーバ装置あ
るいは中継装置から文書データを取得する必要があるか
どうかを知ることができる。この結果、ユーザが文書デ
ータの閲覧を快適にできるという有利な結果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる文書データ処理
システムの構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1にかかるサーバ装置および端末装
置のハードウェア構成図
【図3】実施の形態1の文書データ処理システムの動作
を示すフローチャート
【図4】HTMLの記述例を示す図
【図5】図4に示したHTML文書を分割した例を示す
【図6】実施の形態1にかかる分割した他のページへの
リンクを付加した例を示す図
【図7】元のHTML文書と分割されたHTML文書の
関係を示す図
【図8】図6に示したHTML文書の表示例を示す図
【図9】実施の形態1にかかる分割した他のページへの
リンクを付加した例を示す図
【図10】図9に示したHTML文書の端末装置側の表
示例を示す図
【図11】本発明の実施の形態2にかかる文書データ処
理システムの構成を示すブロック図
【図12】実施の形態2のサーバ装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図13】HTMLの記述例を示す図
【図14】図13に示したHTML文書を分割した例を
示す図
【図15】実施の形態2にかかる分割した他のページへ
のリンクを付加した例を示す図
【図16】図15に示したHTML文書の表示例を示す
【図17】実施の形態2にかかる分割した他のページへ
のリンクを付加した例を示す図
【図18】(a) 図17に示したHTML文書の表示
例を示す図 (b) 図17に示したHTML文書のその他の表示例
を示す図 (c) 図17に示したHTML文書のその他の表示例
を示す図
【図19】本発明の実施の形態3にかかるシステムの構
成を示すブロック図
【図20】実施の形態3のサーバ装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図21】HTMLの記述例を示す図
【図22】図21に示したHTML文書を分割した例を
示す図
【図23】実施の形態3にかかる分割した他のページへ
のリンクを付加した例を示す図
【図24】図23に示したHTML文書に分割の大きさ
を指定するリンクを付加した例を示す図
【図25】図24に示したHTML文書の表示例を示す
【図26】図21に示したHTML文書を分割した例を
示す図
【図27】実施の形態3にかかる分割した他のページへ
のリンクを付加した例を示す図
【図28】図27に示したHTML文書に分割の大きさ
を指定するリンクを付加した例を示す図
【図29】図28に示したHTML文書の表示例を示す
【図30】本発明の実施の形態4にかかるシステムの構
成を示すブロック図を示す図
【図31】実施の形態4にかかるシステムのハードウェ
ア構成を示すブロック図
【図32】実施の形態4の中継装置の動作を示すフロー
チャート
【図33】実施の形態4のサーバ装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図34】本発明の実施の形態5にかかるシステムの構
成を示すブロック図
【図35】実施の形態5にかかるシステムのハードウェ
ア構成を示すブロック図
【図36】実施の形態5の文書データ処理装置の動作を
示すフローチャート
【図37】本発明の実施の形態6にかかるシステムの構
成を示すブロック図を示す図
【図38】実施の形態6にかかるシステムのハードウェ
ア構成を示すブロック図
【図39】実施の形態6の端末装置の動作を示すフロー
チャート
【図40】HTMLの記述例を示す図
【図41】図40に示したHTML文書の表示例を示す
【図42】HTMLの記述例を示す図
【図43】WWWを実現するシステムのブロック図
【図44】図42に示したHTML文書の表示例を示す
【符号の説明】
110、1110、1910、3020 サーバ装置 111、3011、3021 文書データ要求受信部 112、3022 文書データ取得部 113 データベース 114、1914 文書データ分割部 115、1116 文書データ特徴抽出部 116、1117 文書データ移動リンク付加部 117、3024 文書データ送信部 120、3720 端末装置 121 入力部 122、3012 文書データ要求送信部 123、3723 文書データ受信部 124、3727 文書データ表示部 130 ネットワーク 200、210 CPU 201、211 メモリ 202、215 ネットワークインターフェース 203、213、3501 入出力インターフェース 212 入力部 214 表示部 1115 文書データ量確認部 1917 文書データ分割変更リンク付加部 3010 中継装置 3400 文書データ処理装置 3401 文書データ入力部 3405 文書データ出力部 3724 キャッシュ部 3725 文書データ解析部 3726 キャッシュ確認部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NA05 QA06 RB01 RB23 RB32 VC01 5B082 HA05 HA08

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの文書データを分割した複数の分割
    文書データの夫々から前記分割文書データの特徴を表す
    情報を抽出する特徴抽出部と、ある前記分割文書データ
    に他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク情報
    を付加すると共に前記リンク情報に前記特徴抽出部が抽
    出した前記他の分割文書データの特徴を付加するリンク
    付加部と、を具備したことを特徴とした文書データ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記分割文書データの特徴を表す情報
    は、前記分割文書データの見出しであることを特徴とし
    た請求項1記載の文書データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記分割文書データの特徴を表す情報
    は、前記分割文書データの先頭の語句であることを特徴
    とした請求項1記載の文書データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記分割文書データの特徴を表す情報
    は、前記分割文書データの内容に最も多く記載されてい
    る文字列であることを特徴とした請求項1記載の文書デ
    ータ処理装置。
  5. 【請求項5】 1つの文書データを分割した複数の分割
    文書データにおける夫々のデータ量を確認するデータ量
    確認部と、ある前記分割文書データに他の前記分割文書
    データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に前
    記リンク情報に前記他の文書データを示す文字列を前記
    データ量確認部が確認した前記他の分割文書データのデ
    ータ量に応じて変化させて付加するリンク付加部と、を
    具備したことを特徴とした文書データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記リンク付加部は、前記分割文書デー
    タのデータ量に応じて前記文字列の長さを変化させるこ
    とを特徴とした請求項5記載の文書データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記リンク付加部は、前記分割文書デー
    タのデータ量に応じて前記文字列の色を変化させること
    を特徴とした請求項5記載の文書データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記リンク付加部は、前記分割文書デー
    タのデータ量に応じて前記文字列のフォントの大きさを
    変化させることを特徴とした請求項5記載の文書データ
    処理装置。
  9. 【請求項9】 文書データを複数の分割文書データに分
    割する分割部と、ある前記分割文書データに他の前記分
    割文書データへのリンクを示すリンク情報を付加すると
    共に前記リンク情報に前記他の分割文書データを示す文
    字列を付加するリンク付加部と、前記分割部に対して前
    記文書データを所定の大きさで再分割することを指示す
    る分割リンク情報を付加すると共に前記分割リンク情報
    に前記文書データを分割する前記所定の大きさを示す文
    字列を付加する分割リンク付加部と、を具備したことを
    特徴とする文書データ処理装置。
  10. 【請求項10】 端末装置からネットワーク経由で文書
    データの要求を受け取る要求受信部と、前記要求に対応
    する文書データを分割した複数の分割文書データの夫々
    から前記分割文書データの特徴を表す情報を抽出する特
    徴抽出部と、ある前記分割文書データに他の前記分割文
    書データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に
    前記リンク情報に前記特徴抽出部が抽出した前記他の分
    割文書データの特徴を付加するリンク付加部と、前記リ
    ンク情報が付加されたリンク付き文書データを前記端末
    装置に送信する送信部と、を具備したことを特徴とする
    サーバ装置。
  11. 【請求項11】 端末装置からネットワーク経由で文書
    データの要求を受け取る要求受信部と、前記要求に対応
    する文書データを分割した複数の分割文書データの夫々
    におけるデータ量を確認するデータ量確認部と、ある前
    記分割文書データに他の前記分割文書データへのリンク
    を示すリンク情報を付加すると共に前記リンク情報に前
    記他の文書データを示す文字列を前記データ量確認部が
    確認した前記他の分割文書データのデータ量に応じて変
    化させて付加するリンク付加部と、前記リンク情報が付
    加されたリンク付き文書データを前記端末装置に送信す
    る送信部と、を具備したことを特徴とするサーバ装置。
  12. 【請求項12】 端末装置からネットワーク経由で文書
    データの要求を受け取る要求受信部と、前記要求に対応
    する文書データを分割した複数の分割文書データに他の
    前記分割文書データへのリンクを示すリンク情報を付加
    すると共に前記リンク情報に前記他の分割文書データを
    示す文字列を付加するリンク付加部と、前記分割部に対
    して前記文書データを所定の大きさで再分割することを
    指示する分割リンク情報を付加すると共に前記分割リン
    ク情報に前記文書データを分割する前記所定の大きさを
    示す文字列を付加する分割リンク付加部と、前記リンク
    情報および前記分割リンクが付加されたリンク付き文書
    データを前記端末装置に送信する送信部と、を具備した
    ことを特徴とするサーバ装置。
  13. 【請求項13】 ユーザからの文書データの要求を受け
    付ける入力部と、請求項10記載のサーバ装置に対して
    ネットワーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、
    前記サーバ装置から送信されてきた前記要求に対応する
    前記リンク付き文書データを受信する受信部と、受信し
    た前記リンク付き文書データを解析し、前記リンク付き
    文書データの内容と共に前記リンク情報に付加された前
    記特徴を表示する表示部と、を具備したことを特徴とし
    た端末装置。
  14. 【請求項14】 ユーザからの文書データの要求を受け
    付ける入力部と、請求項11記載のサーバ装置に対して
    ネットワーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、
    前記サーバ装置から送信されてきた前記要求に対応する
    リンク付き文書データを受信する受信部と、前記リンク
    付き文書データの内容と共に前記リンク情報に付加され
    た特徴を前記データ量に応じて変化させて表示する表示
    部と、を具備したことを特徴とした端末装置。
  15. 【請求項15】 ユーザからの文書データの要求を受け
    付ける入力部と、請求項12記載のサーバ装置に対して
    ネットワーク経由で前記要求を送信する要求送信部と、
    前記サーバ装置から送信されてきた前記要求に対応する
    リンク付き文書データを受信する受信部と、前記リンク
    付き文書データの内容と共に前記リンク情報に付加され
    た前記他の分割文書データを示す文字列および前記分割
    リンク情報に付与された前記所定の大きさを示す文字列
    を表示する表示部と、を具備したことを特徴とした端末
    装置。
  16. 【請求項16】 ひとつの文書データを複数に分割した
    分割文書データを作成し、ある前記分割文書データに他
    の前記分割文書データへのリンクを示すリンク情報に前
    記他の分割文書データを示す文字列を付加したリンク付
    き文書データを送信するサーバ装置に前記文書データの
    要求を送信する要求送信部と、前記サーバ装置から送信
    された前記要求に対応する前記リンク付き文書データを
    受信する受信部と、前記送信された前記リンク付き文書
    データを保持するキャッシュ部と、前記送信されたリン
    ク付き文書データにリンクする前記リンク先分割文書デ
    ータが前記キャッシュ部に存在するかどうかを確認する
    キャッシュ確認部と、前記キャッシュ部に存在する前記
    リンク先分割文書データへの前記リンク情報に付加され
    た前記文字列と前記キャッシュ部に存在しない前記リン
    ク先分割文書データへの前記リンク情報に付加された前
    記文字列とを変えて表示する文書データ表示部と、を具
    備したことを特徴とした端末装置。
  17. 【請求項17】 前記文書データ表示部は、前記キャッ
    シュ部に存在する前記リンク先分割文書データへの前記
    リンク情報に付加された前記文字列と前記キャッシュ部
    に存在しない前記リンク先分割文書データへの前記リン
    ク情報に付加された前記文字列との色を変えて表示する
    ことを特徴とした請求項16に記載の端末装置。
  18. 【請求項18】 前記文書データ表示部は、前記キャッ
    シュ部に存在する前記リンク先分割文書データへの前記
    リンク情報に付加された前記文字列と前記キャッシュ部
    に存在しない前記リンク先分割文書データへの前記リン
    ク情報に付加された前記文字列との長さを変えて表示す
    ることを特徴とした請求項16に記載の端末装置。
  19. 【請求項19】 前記文書データ表示部は、前記キャッ
    シュ部に存在する前記リンク先分割文書データへの前記
    リンク情報に付加された前記文字列と前記キャッシュ部
    に存在しない前記リンク先分割文書データへの前記リン
    ク情報に付加された前記文字列とのフォントの大きさを
    変えて表示することを特徴とした請求項16に記載の端
    末装置。
  20. 【請求項20】 請求項10記載のサーバ装置と、請求
    項13記載の端末装置と、を具備したことを特徴とする
    文書データ処理システム。
  21. 【請求項21】 請求項11記載のサーバ装置と、請求
    項14記載の端末装置と、を具備したことを特徴とする
    文書データ処理システム。
  22. 【請求項22】 請求項12記載のサーバ装置と、請求
    項15記載の端末装置と、を具備したことを特徴とする
    文書データ処理システム。
  23. 【請求項23】 1つの文書データを分割した複数の分
    割文書データの夫々から前記分割文書データの特徴を表
    す情報を抽出し、ある前記分割文書データに他の前記分
    割文書データへのリンクを示すリンク情報を付加し、前
    記リンク情報に前記他の分割文書データの特徴を付加す
    ることを特徴とした文書データ処理方法。
  24. 【請求項24】 1つの文書データを分割した複数の分
    割文書データにおける夫々のデータ量を確認し、ある前
    記分割文書データに他の前記分割文書データへのリンク
    を示すリンク情報を付加し、前記リンク情報に前記他の
    文書データを示す文字列を前記他の分割文書データの前
    記データ量に応じて変化させて付加することを特徴とし
    た文書データ処理方法。
  25. 【請求項25】 文書データを複数の分割文書データに
    分割し、ある前記分割文書データに他の前記分割文書デ
    ータへのリンクを示すリンク情報を付加し、前記他の分
    割文書データを示す文字列を付加し、他の前記分割文書
    データへのリンクを示すリンク情報を付加し、前記分割
    部に対して前記文書データを所定の大きさで再分割する
    ことを指示する分割リンク情報を付加し、前記分割リン
    ク情報に前記文書データを分割する前記所定の大きさを
    示す文字列を付加することを特徴とする文書データ処理
    方法。
  26. 【請求項26】 文書データを送信する際に前記文書デ
    ータを複数に分割した分割文書データを作成し、ある前
    記分割文書データに他の前記分割文書データへのリンク
    を示すリンク情報を付加すると共に前記リンク情報に前
    記他の分割文書データを示す文字列を付加して送信する
    サーバ装置に対し、前記文書データの要求を送信し、前
    記サーバ装置から送信された前記要求に対応する前記分
    割文書データを受信し、前記送信された分割文書データ
    にリンクする前記他の分割文書データのうちキャッシュ
    部に存在する前記他の分割文書データへの前記リンク情
    報に付加された前記文字列と前記キャッシュ部に存在し
    ない前記他の分割文書データへの前記リンク情報に付加
    された前記文字列とを変えて表示することを特徴とした
    文書データ処理方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータに、1つの文書データを
    分割した複数の分割文書データの夫々から前記分割文書
    データの特徴を表す情報を抽出させ、ある前記分割文書
    データに他の前記分割文書データへのリンクを示すリン
    ク情報を付加させ、前記リンク情報に前記他の分割文書
    データの特徴を付加させることを特徴としたプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 コンピュータに、1つの文書データを
    分割した複数の分割文書データにおける夫々のデータ量
    を確認させ、ある前記分割文書データに他の前記分割文
    書データへのリンクを示すリンク情報を付加させ、前記
    リンク情報に前記他の文書データを示す文字列を前記他
    の分割文書データの前記データ量に応じて変化させて付
    加させることを特徴としたプログラム。
  29. 【請求項29】 コンピュータに、文書データを複数の
    分割文書データに分割させ、ある前記分割文書データに
    他の前記分割文書データへのリンクを示すリンク情報を
    付加させ、前記リンク情報に前記他の分割文書データを
    示す文字列を付加させ、他の前記分割文書データへのリ
    ンクを示すリンク情報を付加させ、前記分割部に対して
    前記文書データを所定の大きさで再分割することを指示
    する分割リンク情報を付加させ、前記分割リンク情報に
    前記文書データを分割する前記所定の大きさを示す文字
    列を付加させることを特徴とするプログラム。
  30. 【請求項30】 コンピュータに、文書データを送信す
    る際に前記文書データを複数に分割した分割文書データ
    を作成し、ある前記分割文書データに他の前記分割文書
    データへのリンクを示すリンク情報を付加すると共に前
    記リンク情報に前記他の分割文書データを示す文字列を
    付加して送信するサーバ装置に対し前記文書データの要
    求を送信させ、前記送信された分割文書データにリンク
    する前記他の分割文書データのうちキャッシュ部に存在
    する前記他の分割文書データへの前記リンク情報に付加
    された前記文字列と前記キャッシュ部に存在しない前記
    他の分割文書データへの前記リンク情報に付加された前
    記文字列とを変えて表示させることを特徴としたプログ
    ラム。
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