JP2004046607A - ブラウザ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クライアント端末202の一部を構成するブラウザ装置201は、コンテンツ種別判別装置211がコンテンツの種別を判別し、パーサ選択・取得装置212が内蔵のパーサ以外についてはモジュール提供用サーバ204から必要なパーサをダウンロードする。表示用データ生成装置選択・取得装置216もタグツリーの要素の表示に必要な装置が無い場合には同様にダウンロードによって取得する。これにより、新たなマークアップ言語によるコンテンツも表示装置217で表示可能である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はウェブページを閲覧するためのブラウザ装置に係わり、特に複数のマークアップ言語に対応可能なブラウザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの進展と共にウェブページの閲覧の要求も大きく変化している。この結果、単に文字や画像が表示されれば良かった初期の時点から、各種の要求が取り入れられてブラウザ(Browser)装置が高度化すると共に、要求の多様化に対応して多くのブラウザ装置が登場している。これに応じて各種のマークアップ言語が提案されている。ここでマークアップ言語とは、テキストにタグを付ける(マークアップする)ことでシステムや文章等の定義付けを行う言語をいう。
【0003】
マークアップ言語としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機に使用されているコンテンツ記述言語が良く知られている。これらのうちの代表的なものはHTML(Hyper Text Markup Language)やWML(Wireless Markup Language)である。これらの言語は、コンテンツの書式や、配布形態が異なっている。たとえばHTMLは配布形態がテキストデータであるのに対して、WMLではバイナリデータとして配布する。このようにコンテンツの書式や、配布形態の相違から、それぞれのコンテンツ記述言語で記述されたコンテンツを表示するためには、それぞれ対応したブラウザ装置を用意する必要がある。そこで、パーソナルコンピュータのように比較的大容量のメモリを備える装置では、複数のブラウザ用ソフトウェアをインストールしておき、これらを使い分けることが行われている。
【0004】
しかしながら、ブラウザ装置やマークアップ言語が次々と提案されている昨今では、最新のブラウザ装置を購入しても、その装置に対応しない書式や配布形態のシステムや文章等の定義付けを行う言語が次々と登場し、コンテンツの表示に不都合が発生する場合が生じる。そこで、最新のブラウザ用ソフトウェアを追加してブラウザ装置を常に最新の状態に保ったり、古いブラウザ用ソフトウェアを最新のものに置き換えるといった作業が常に必要となる。また、コンテンツ記述言語の仕様がバージョンアップされる場合にも、これに迅速に対応する必要がある。
【0005】
更に、携帯電話機のようにそのサイズの制約から、メモリの搭載に大きな制限が存在する装置も多い。このような装置では、多数のアプリケーションを搭載することが困難であり、いずれか1種類のコンテンツ記述言語に対応したブラウザ用ソフトウェアをインストールすることが通常である。この場合には、その1種類のコンテンツ記述言語以外のコンテンツ記述言語で記述されたコンテンツを閲覧することができないという問題がある。
【0006】
そこで、この通信端末と接続したサーバ側が、通信端末側が対応しているコンテンツ記述言語に合わせて、表示しようとするコンテンツのコンテンツ記述言語を変換することが提案されている。この提案では、変換後のコンテンツをサーバがその通信端末に送信することで、各種のコンテンツの閲覧を可能にしている。
【0007】
しかしながら、この提案された手法によるとサーバ側がコンテンツ記述言語の変換作業を行う必要があるので、その分だけ処理の負荷がかかるという問題がある。また、このようなサービスを行わないサーバを使用する場合で携帯電話機のようにアプリケーションソフトウェアの入れ換え自体が困難な装置の場合には、そのコンテンツ記述言語に対応させるために通信端末ごと交換を行わなければならなかった。これではユーザ側の負担が増加してしまうという問題がある。
【0008】
図4は、後者の携帯電話機等の比較的メモリの容量が少ないブラウザ装置についての問題を解決するための提案を示したものである。特開2001−292270号公報に開示されたこの提案では、ブラウザ装置としての通信端末101が、図示しないインターネット網上のサーバと接続されたネットワークインタフェース部102と、ユーザとのインタフェースをとるユーザインタフェース部103を備えている。コンテンツ取得部104は、ユーザインタフェース部103からコンテンツの取得要求を受けると、ネットワークインタフェース部102を用いてコンテンツを受信しこれをコンテンツ種別判別部105に転送するようになっている。コンテンツ種別判別部105はコンテンツの先頭部分を参照して、これがHTMLあるいはWMLで記述されたものであるかをその固定パターン(マジックナンバ)で判別する。
【0009】
コンテンツ種別判別部105の出力側にはHTMLパース部106とWMLパース部107が接続されている。コンテンツ種別判別部105は受信したコンテンツがHTMLで記述されていると判別したときにはこれをHTMLパース部106に転送し、WMLで記述されたものであると判別したときにはWMLパース部107に送出する。HTMLパース部106は、取得したコンテンツに記述されたHTMLタグから、文字の大きさ、文字の表示色、文字の配置、画像の表示等の表示属性を解析し、表示部に表示するためのコンテンツの表示情報や動作情報として解釈して、その解釈結果をコンテンツ表示部108に送出するようになっている。WMLパース部107は、取得したコンテンツに記述されたWMLトークンを解析し、1画面分の表示データである“カード”単位に文字の大きさ、文字の表示色、文字の配置、画像の表示等の表示属性を含め、表示部に表示するためのコンテンツの表示情報や動作情報として解釈して、その解釈結果をコンテンツ表示部108に送出するようになっている。コンテンツ表示部108は、これらHTMLパース部106あるいはWMLパース部107から受け取った解釈結果に従って文字や画像等の情報を表示するようになっている。
【0010】
一方、特開2001−175377号公報では、現在のブラウザの機能が優れているにもかかわらず、初心者が使いにくいという点に鑑みて、ユーザの要求特性に合ったユーザインタフェースを再構築する技術を開示している。この技術では、アクティブエックスコントロールが画面のある一部分をクリックし、そこに入った指示によって他のファイルやサイトへジャンプできるハイパーテキストマークアップランゲージと所定のブラウザとの相互作用を通じてアクティブブラウザの駆動に必要な情報を設定するようにしている。またアクティブブラウザの駆動に必要なエンジンファイルをサーバからダウンロードしてユーザのコンピュータに設置して駆動するようになっている。この技術によれば、サーバからエンジンファイルの必要なデータをダウンロードして情報を構成した後、アクティブブラウザを駆動させてユーザの要求特性に合うようにウェブブラウザの形態および機能を再構成できるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このうち後者の特開2001−175377号公報では単にユーザインタフェースを改善しようとするものであり、特定のブラウザで表示できなかったマークアップ言語が表示できるようになったものではない。これに対して前者の特開2001−292270号公報に開示された提案では、コンテンツがHTMLで記述されている場合であってもWMLで記述されている場合であっても、その表示部で表示することができる。
【0012】
しかしながらこの提案では、図4にも示したように予めブラウザ装置にHTMLパース部106とWMLパース部107を用意している。これらのパース部106、107はそれぞれHTMLあるいはWMLについてのプログラミング言語の構文解析を行う機能を持っている。したがって、HTMLあるいはWML以外のコンテンツ記述言語を使用したコンテンツに対しては、ブラウザに表示することができない。すなわち、すでに説明した従来技術と同様に新たなマークアップ言語に対処することができないという問題がある。
【0013】
そこで本発明の目的は、新たなマークアップ言語が出現してもこれに対応してコンテンツを表示することのできるブラウザ装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)表示の対象となるコンテンツの種別を判別するコンテンツ種別判別手段と、(ロ)このコンテンツ種別判別手段によって判別された種別のコンテンツを解析してその表示のための表示データを生成する解析・表示データ生成手段が自装置に備わっているかどうかを判別する解析・表示データ生成手段存在有無判別手段と、(ハ)この解析・表示データ生成手段存在有無判別手段がその種別のコンテンツを解析して表示データを生成する解析・表示データ生成手段が存在しないと判別したときネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得する解析・表示データ生成手段取得手段と、(ニ)解析・表示データ生成手段存在有無判別手段がその種別のコンテンツを解析して表示データを生成する解析・表示データ生成手段が存在しないと判別したとき、この解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を少なくとも用いて該当するコンテンツについての表示データを生成する表示データ生成手段とをブラウザ装置に具備させる。
【0015】
すなわち請求項1記載の発明では、コンテンツ種別判別手段が表示の対象となるコンテンツの種別を判別し、解析・表示データ生成手段存在有無判別手段が、このコンテンツ種別判別手段によって判別された種別のコンテンツを解析してその表示のための表示データを生成するための解析・表示データ生成手段が自装置に備わっているかどうかを判別する。そしてその結果、必要な解析・表示データ生成手段が自装置に備わっていないと判別した場合には、解析・表示データ生成手段取得手段がネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得するようにしている。そして、表示データ生成手段は、この解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を少なくとも用いて該当するコンテンツについての表示データを生成する。少なくとも用いることにしたのは、自装置に予め用意されている解析・表示データ生成手段取得手段が存在するときにはこれも使用してよいからである。表示の対象となるコンテンツの種別を判別した結果、表示データを生成するための解析・表示データ生成手段が自装置に備わっている場合には、解析・表示データ生成手段取得手段を特に使用することなく該当するコンテンツについての表示データを生成することができることは言うまでもない。
【0016】
請求項2記載の発明では、(イ)表示の対象となるコンテンツの種別をそのコンテンツを表わしたコンテンツデータの所定位置に存在するデータ列によって判別するコンテンツ種別判別手段と、(ロ)このコンテンツ種別判別手段によって判別された種別のコンテンツを解析するパーサが自装置に備わっているかどうかをデータ列と対応付けて判別するパーサ存在有無判別手段と、(ハ)このパーサ存在有無判別手段が自装置にパーサが存在しないと判別したときネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得するパーサ取得手段と、(ニ)このパーサ取得手段によって取得したパーサを用いてコンテンツを解析し、タグの親子関係を表わしたタグツリーデータを生成するコンテンツ解析手段と、(ホ)このコンテンツ解析手段によって得られたタグツリーデータのツリーの各要素を用いて画面の表示のための表示データを生成する表示用データ生成装置が自装置にすべて備わっているかどうかを判別する表示用データ生成装置存在有無判別手段と、(ヘ)この表示用データ生成装置存在有無判別手段によって、コンテンツの表示に必要な表示用データ生成装置が自装置に備わっていないものがあると判別された場合にはネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得する表示用データ生成装置取得手段と、(ト)この表示用データ生成装置取得手段によって取得された表示用データ生成装置を少なくとも使用してタグツリーデータから画面の表示のための表示データを生成する表示データ生成手段とをブラウザ装置に具備させる。
【0017】
すなわち請求項2記載の発明では、コンテンツ種別判別手段が表示の対象となるコンテンツの種別をそのコンテンツを表わしたコンテンツデータの所定位置に存在するデータ列によって判別することにしている。これにより、全く新しいコンテンツの種別が登場してもその種別自体を判別することが可能である。したがって、データ列とコンテンツの解析のためのパーサを対応付けて管理しておけば、該当するパーサが自装置に備わっているかどうかを判別することができる。パーサ存在有無判別手段が自装置に存在しないと判別したときパーサ取得手段がネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得することで、新たなコンテンツの種別に対応することができる。コンテンツ解析手段は、パーサ取得手段によって取得したパーサを用いてコンテンツを解析し、タグの親子関係を表わしたタグツリーデータを生成することになる。表示用データ生成装置存在有無判別手段は、得られたタグツリーデータのツリーの各要素を用いて画面の表示のための表示データを生成する表示用データ生成装置が自装置にすべて備わっているかどうかを判別する。一部のタグツリーデータに対応する表示用データ生成装置が自装置に備わっていないような場合には、表示用データ生成装置取得手段がネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得することができる。したがって、コンテンツの表示のために必要なパーサや表示用データ生成装置が欠けているような場合にもネットワークで補うことでコンテンツの表示が可能になる。コンテンツ自体もネットワークで得られる場合が多いので、両者の連携は良好に行うことができ、コンテンツの提供者側も郵送等の特別な配布手段を必要としない実益がある。
【0018】
請求項3記載の発明では、請求項1記載のブラウザ装置が、解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積する取得手段蓄積手段を具備することを特徴としている。
【0019】
すなわち請求項3記載の発明では、解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積することにしているので、比較的古くなったブラウザ装置であっても解析・表示データ生成手段として最新のものまで備えることができ、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかも解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、解析・表示データ生成手段を提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【0020】
請求項4記載の発明では、請求項1記載のブラウザ装置が、解析・表示データ生成手段取得手段によって解析・表示データ生成手段を取得するのに連動させて最近使用していない解析・表示データ生成手段を削除する解析・表示データ生成手段一部削除手段を具備することを特徴としている。
【0021】
すなわち請求項4記載の発明では、解析・表示データ生成手段取得手段が新たな解析・表示データ生成手段を次々と取得して保存しても陳腐化して使用されなくなる場合がある。そこで過去に取り込んだものや最初から用意されていた解析・表示データ生成手段のうちで最近使用していないものについては新たな解析・表示データ生成手段の取得に連動して削除することにしている。これにより、メモリ容量を節約することができるだけでなく、必要な解析・表示データ生成手段を検索する処理も高速化する。
【0022】
請求項5記載の発明では、請求項2記載のブラウザ装置が、パーサ取得手段によって取得したパーサを再利用可能に蓄積するパーサ蓄積手段を具備することを特徴としている。
【0023】
すなわち請求項5記載の発明では、パーサ取得手段によって取得したパーサを再利用可能に蓄積するので、比較的古くなったブラウザ装置であっても、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかもパーサを再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、パーサを提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【0024】
請求項6記載の発明では、請求項2記載のブラウザ装置が、表示用データ生成装置取得手段によって取得した表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積する表示用データ生成装置蓄積手段を具備することを特徴としている。
【0025】
すなわち請求項6記載の発明では、表示用データ生成装置取得手段によって取得した表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積するので、比較的古くなったブラウザ装置であっても、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかも表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、表示用データ生成装置を提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
【0027】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0028】
図1は本発明の一実施例におけるブラウザ装置の構成を表わしたものである。このブラウザ装置201はクライアント端末202の内部に備えられている。クライアント端末202はコンテンツを提供するコンテンツサーバ203および各種モジュールを提供するモジュール提供用サーバ204と接続されている。これらの接続は有線であっても無線であっても構わない。コンテンツサーバ203およびモジュール提供用サーバ204はインターネット上に配置されているもので、ここでは代表的に1つずつ示しているが、単数である必要はない。
【0029】
ブラウザ装置201の内部には、コンテンツサーバ203から提供されたコンテンツの種別を判別するコンテンツ種別判別装置211と、このコンテンツ種別判別装置211によって判別されたコンテンツの種別に応じて、コンテンツの表示に必要なパーサの選択あるいは取得を行うパーサ選択・取得装置212と、第1〜第Pのパーサ2131〜213Pを備えている。ここでパーサとは、構文解析ルーチンなどと呼ばれることもあり、ソースコードの単語列から、その文の意味を解釈するものをいう。パーサ選択・取得装置212はコンテンツ種別判別装置211の判別したコンテンツの種別に対応するパーサがこのブラウザ装置201自体に備えられていないことを判別したときには、モジュール提供用サーバ204から必要なパーサをダウンロードするようになっている。これにより取得した新たなパーサは、パーサ選択・取得装置212に送られる。このため、第1〜第Pのパーサ2131〜213Pにおける数値Pは、パーサの取得が新たに行われるたびにカウントアップされるようになっており、固定値ではない。
【0030】
第1〜第Pのパーサ2131〜213Pの出力側には、これらいずれかのパーサ213によって構文解析されたコンテンツを表示する表示用データを生成するための第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dを選択したり、取得するための表示用データ生成装置選択・取得装置216が配置されている。表示用データ生成装置選択・取得装置216の出力側には第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dの入力側が配置されており、これらの出力側にはコンテンツ等の表示を行う表示装置217が配置されている。また、表示用データ生成装置選択・取得装置216は前記したモジュール提供用サーバ204と接続されており、ここから必要な表示用データ生成装置を生成するためのモジュールをダウンロードするようになっている。
【0031】
なお、本実施例のブラウザ装置201はパーソナルコンピュータ等の情報処理端末として構成されたクライアント端末202の一部として構成されている。そこで、クライアント端末202に搭載された図示しないCPU(中央処理装置)が、同じく図示しないハードディスク等の記憶媒体に格納された制御用のプログラムを実行することでブラウザ装置201の主要部分を機能的に実現している。
【0032】
このブラウザ装置201で所望のコンテンツを閲覧する場合を次に説明する。ユーザは、クライアント端末202の図示しない入力装置を使用してコンテンツを閲覧するための操作を行って、所望のコンテンツサーバ203にアクセスする。そして、そのコンテンツを表示するためにコンテンツの取得を行うことになる。
【0033】
図2はブラウザ装置がコンテンツを取得した以後の動作を示したものである。コンテンツを取得すると、図1に示したコンテンツ種別判別装置211が取得したコンテンツの種別を判別する(ステップS301)。コンテンツ種別判別装置211は、取得したコンテンツの先頭部分を参照する。従来から、HTMLまたはコンパクトHTMLで記述されたコンテンツを除く他のコンテンツには、そのコンテンツの先頭4バイトに、それぞれ種別ごとに予め決められた固定パターン、いわゆるマジックナンバが配置されている。たとえば、WMLで記述されたコンテンツの場合、コンテンツの先頭から“0x000x020x000x7F”が配置されている。コンテンツ種別判別装置211は、取得したコンテンツの先頭の4バイトをコンテンツ種別情報mとしてパーサ選択・取得装置212に送出する。
【0034】
パーサ選択・取得装置212内には、図1に示すようにコンテンツ種別対応テーブル221が配置されている。コンテンツ種別対応テーブル221は、このブラウザ装置201に備えられている第1〜第Pのパーサ2131〜213Pとコンテンツ種別情報mの対応をとったテーブルである。パーサ選択・取得装置212はこのコンテンツ種別対応テーブル221を検索することで、コンテンツの表示に必要なパーサがブラウザ装置201に格納されているかどうかを判別する(ステップS302)。
【0035】
図3は、コンテンツ種別対応テーブルの一部を表わしたものである。コンテンツ種別対応テーブル221には、第1のパーサから順にパーサが登録されており、それぞれに対応してコンテンツ種別情報m1、m2、……とそれぞれのパーサの最終使用年月日が書き込まれている。パーサ選択・取得装置212はコンテンツ種別情報mをキーワードとしてパーサ213の検索を行う。
【0036】
なお、本実施例ではコンテンツ種別対応テーブル221に第1〜第Pのパーサ2131〜213Pのそれぞれの最終使用年月日を書き込むことにしている。これは、パーサ213の総数Pが非常に多くなったときにこれを整理する必要が生じたときに役立てるものである。すなわち最終使用年月日が最も古いパーサ213を削除することで検索対象を絞り、メモリの節約を図ることができる。一度削除されたパーサ213でも、それが必要になったときには本実施例の場合には次に説明するように、モジュール提供用サーバ204からパーサモジュールをダウンロードすることができる。
【0037】
すなわち、図2のステップS302でパーサ選択・取得装置212がコンテンツ種別対応テーブル221を検索した結果として対応するパーサ213が存在しなかった場合には(N)、コンテンツの先頭に記された固定パターンに対応するパーサモジュールをモジュール提供用サーバ204からダウンロードする(ステップS303)。そして、これをコンテンツ種別対応テーブル221に登録し(ステップS304)、そのモジュールのパーサ213を使用して該当するコンテンツのパース処理を行う(ステップS305)。パース処理とは、コンテンツの構文解析を行って、タグツリーを生成する処理である。タグツリーのデータ構造の仕様は予め定められており、各パーサ2131〜213Pはその仕様に沿って、コンテンツの中のタグを解釈し、それぞれのタグの親子関係を表わしたタグツリーデータを出力するようになっている。
【0038】
各パーサ2131〜213Pの出力するタグツリーデータは、モジュール提供用サーバ204から新たにダウンロードしたパーサ213も含めて、いずれも共通のデータフォーマットに従ったタグツリーデータを出力するようになっている。これにより、パーサ213をどれに置き換えても、表示用データ生成装置215での表示用データの生成に影響を及ぼすことはない。
【0039】
このようにしてコンテンツのパース処理が行われたら、次に図1に示した表示用データ生成装置選択・取得装置216が第1〜第Pのパーサ2131〜213Pのいずれかで生成したタグツリーデータのツリーの各要素を順に読み込む。そして、ブラウザ装置201内に既に備わっているそれぞれ異なるタグ専用の処理を行うための第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dの中に、そのツリーの要素のタグの処理に必要な装置が存在するかどうかを判別する(ステップS306)。
【0040】
そのツリーの要素のタグの処理に必要な装置が存在しない場合には(N)、モジュール提供用サーバ204から、必要な表示用データ生成装置215としてのモジュールをダウンロードする(ステップS307)。ダウンロードした表示用データ生成装置215は第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dの一部としてブラウザ装置201内に格納することで、より多くのツリーの要素に対応できるようになる。
【0041】
このように、表示用データ生成装置選択・取得装置216はタグツリーデータのツリーの各要素の選択がすべて処理が終了するまでは(ステップS308:N)、第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dの選択と追加的な表示用データ生成装置215のダウンロードを繰り返す(ステップS306〜S308)。
【0042】
このようにして表示用データ生成装置215の選択がすべて終了したら(ステップS308:Y)、これらの表示用データ生成装置215を使用して、現在処理中のタグツリーのツリー要素のタグ情報から、ブラウザ装置201が図示しない画面の表示を行うのに必要な表示データの生成が行われる(ステップS309)。表示データは、画面に表示するテキストやイメージについてのデータと、これらを画面のどの位置に表示するかを示す(x,y)座標等から構成されている。この表示データの形式も、新たにダウンロードされた表示用データ生成装置215を含んだ第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dで共通のフォーマットとなっている。これにより、第1〜第Dの表示用データ生成装置2151〜215Dを適宜選択しながら使用しても、統一的な表示データ生成処理が実行される。
【0043】
以上の処理で所望のコンテンツについての表示データの生成が行われたら、表示装置217(図1)はこの生成された表示データを読み込んでクライアント端末202の画面上にコンテンツを表示することになる(ステップS310)。
【0044】
なお、本実施例では1つのコンテンツを表示するための表示用データ生成装置215をすべて用意して、その後に表示データを生成したが、表示用データ生成装置215を順次選択あるいはダウンロードしながら表示データを生成し、1ページ分あるいは1つのコンテンツについての表示データの生成が終了した時点で表示処理を行うようにしてもよい。
【0045】
以上説明した実施例ではコンテンツサーバ203とモジュール提供用サーバ204を独立させたが、これらの一部または全部を統合してもよい。たとえば特殊なコンテンツを提供するコンテンツサーバ203が、その表示に必要なモジュールを同時に提供する等である。また、本実施例ではモジュール提供用サーバ204がパーサ213と表示用データ生成装置215の2種類のモジュールを提供するようにしたが、これらをそれぞれ別のサーバが提供することも可能である。
【0046】
また、実施例ではモジュール提供用サーバ204の商業的利用について特に説明しなかったが、これを利用する者に課金したり、広告収入を得るといった使用法も可能である。
【0047】
更に実施例では固定パターン(マジックナンバ)がコンテンツの先頭に記述されているものとして説明したが、コンテンツ中のタグの中に記述されていてもよいし、コンテンツ受信時の通信ヘッダ中等の他のデータ中に記述されていてもよい。これらの場合にも本発明を同様に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、コンテンツの表示に際して必要な解析・表示データ生成手段が自装置に備わっていないと判別した場合には、解析・表示データ生成手段取得手段がネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得するので、共通利用の場であるネットワーク上の格納手段を完備するだけで、既存のブラウザ装置をあらゆるコンテンツに対応させることができ、またその運営のコストも非常に安価なものとすることができる。
【0049】
また請求項2記載の発明によれば、コンテンツの表示のために必要なパーサや表示用データ生成装置が欠けているような場合にもネットワークで補うことでコンテンツの表示が可能になる。コンテンツ自体もネットワークで得られる場合が多いので、両者の連携は良好に行うことができ、コンテンツの提供者側も郵送等の特別な配布手段を必要としない実益がある。
【0050】
更に請求項3記載の発明によれば、解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積することにしたので、比較的古くなったブラウザ装置であっても解析・表示データ生成手段として最新のものまで備えることができ、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかも解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、解析・表示データ生成手段を提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【0051】
また請求項4記載の発明によれば、解析・表示データ生成手段取得手段が新たな解析・表示データ生成手段を次々と取得して保存しても陳腐化して使用されなくなる場合がある。そこで過去に取り込んだものや最初から用意されていた解析・表示データ生成手段のうちで最近使用していないものについては新たな解析・表示データ生成手段の取得に連動して削除することにしている。これにより、メモリ容量を節約することができるだけでなく、必要な解析・表示データ生成手段を検索する処理も高速化する。
【0052】
更に請求項5記載の発明によれば、パーサ取得手段によって取得したパーサを再利用可能に蓄積するので、比較的古くなったブラウザ装置であっても、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかもパーサを再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、パーサを提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【0053】
また請求項6記載の発明によれば、表示用データ生成装置取得手段によって取得した表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積するので、比較的古くなったブラウザ装置であっても、最新のものと同様の機能を果たすことができる。しかも表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積するので、過去にアクセスしたコンテンツと同一種別のコンテンツについては直ちに再生が可能であり、表示用データ生成装置を提供するサーバ側の負担も軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブラウザ装置の構成を表わしたブロック図である。
【図2】本実施例のブラウザ装置がコンテンツを取得した以後の動作を示した流れ図である。
【図3】本実施例におけるコンテンツ種別対応テーブルの一部を表わした説明図である。
【図4】従来提案されたブラウザ装置を示したブロック図である。
【符号の説明】
201 ブラウザ装置
202 クライアント端末
203 コンテンツサーバ
204 モジュール提供用サーバ
211 コンテンツ種別判別装置
212 パーサ選択・取得装置
213 パーサ
215 表示用データ生成装置
216 表示用データ生成装置選択・取得装置
217 表示装置
221 コンテンツ種別対応テーブル
Claims (6)
- 表示の対象となるコンテンツの種別を判別するコンテンツ種別判別手段と、
このコンテンツ種別判別手段によって判別された種別のコンテンツを解析してその表示のための表示データを生成する解析・表示データ生成手段が自装置に備わっているかどうかを判別する解析・表示データ生成手段存在有無判別手段と、この解析・表示データ生成手段存在有無判別手段がその種別のコンテンツを解析して前記表示データを生成する解析・表示データ生成手段が存在しないと判別したときネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得する解析・表示データ生成手段取得手段と、
前記解析・表示データ生成手段存在有無判別手段がその種別のコンテンツを解析して前記表示データを生成する解析・表示データ生成手段が存在しないと判別したとき、この解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を少なくとも用いて該当するコンテンツについての表示データを生成する表示データ生成手段
とを具備することを特徴とするブラウザ装置。 - 表示の対象となるコンテンツの種別をそのコンテンツを表わしたコンテンツデータの所定位置に存在するデータ列によって判別するコンテンツ種別判別手段と、
このコンテンツ種別判別手段によって判別された種別のコンテンツを解析するパーサが自装置に備わっているかどうかを前記データ列と対応付けて判別するパーサ存在有無判別手段と、
このパーサ存在有無判別手段が自装置に前記パーサが存在しないと判別したときネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得するパーサ取得手段と、
このパーサ取得手段によって取得したパーサを用いて前記コンテンツを解析し、タグの親子関係を表わしたタグツリーデータを生成するコンテンツ解析手段と、
このコンテンツ解析手段によって得られたタグツリーデータのツリーの各要素を用いて画面の表示のための表示データを生成する表示用データ生成装置が自装置にすべて備わっているかどうかを判別する表示用データ生成装置存在有無判別手段と、
この表示用データ生成装置存在有無判別手段によって、コンテンツの表示に必要な表示用データ生成装置が自装置に備わっていないものがあると判別された場合にはネットワーク上の対応する格納手段からこれを取得する表示用データ生成装置取得手段と、
この表示用データ生成装置取得手段によって取得された表示用データ生成装置を少なくとも使用して前記タグツリーデータから前記画面の表示のための表示データを生成する表示データ生成手段
とを具備することを特徴とするブラウザ装置。 - 前記解析・表示データ生成手段取得手段によって取得した解析・表示データ生成手段を再利用可能に蓄積する取得手段蓄積手段を具備することを特徴とする請求項1記載のブラウザ装置。
- 前記解析・表示データ生成手段取得手段によって解析・表示データ生成手段を取得するのに連動させて最近使用していない解析・表示データ生成手段を削除する解析・表示データ生成手段一部削除手段を具備することを特徴とする請求項1記載のブラウザ装置。
- 前記パーサ取得手段によって取得したパーサを再利用可能に蓄積するパーサ蓄積手段を具備することを特徴とする請求項2記載のブラウザ装置。
- 前記表示用データ生成装置取得手段によって取得した表示用データ生成装置を再利用可能に蓄積する表示用データ生成装置蓄積手段を具備することを特徴とする請求項2記載のブラウザ装置。
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