JP2008197787A - Webコンテンツ提供装置、Webコンテンツ提供方法およびプログラム - Google Patents

Webコンテンツ提供装置、Webコンテンツ提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことを可能にするWebコンテンツ提供装置およびWebコンテンツ提供方法を提供する。
【解決手段】選択情報格納手段12は、利用者の嗜好を示す嗜好情報を格納する。レイアウト解析手段13は、Webページを複数のブロックに分割すると共に、ブロックごとにブロックのタイトル文字列および内部情報を抽出し、ブロックごとに、タイトル文字列および内部情報を有するブロック情報を作成し保持する。ブロック抽出手段14は、嗜好情報を用いて、複数のブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する。メニューページ作成手段15は、抽出されたブロック情報内のタイトル文字列をメニュー項目とし、メニュー項目がメニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成する。表示・読み上げ制御手段16は、そのメニューページの出力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Webコンテンツ提供装置、Webコンテンツ提供方法およびプログラムに関する。
インターネットの普及に伴い、WWW(World Wide Web)サーバ上に格納され、HTML(Hyper Text Markup Language)文書形式で記述されたWebページを、利用者がWebブラウザにより閲覧する環境が普及しており、WWWサーバは、様々な情報発信手段として活用されている。
これらの情報に視覚障害者がアクセスするための技術として、Webコンテンツの表示・読み上げ装置が開発されている。
従来のWebコンテンツの表示・読み上げ装置の一例としては、日本IBM社の製品である「ホームページ・リーダー」がある。
しかし、従来のWebコンテンツの表示・読み上げ装置は、Webページの頭から、シーケンシャルに記載内容を読みあげていくため、読み上げを開始してから目的の情報にたどり着くまでに時間がかかり、アクセス効率が悪いという問題点があった。
このような問題を解決するための技術が、特許文献1(特開2006−155593号公報)に記載されている。
特許文献1には、Webページのレイアウト構造を解析し、文書構造に従って、ブロック、および、それぞれのブロックのタイトル文字列を抽出する技術が記載されている。また、特許文献1には、この技術の音声読み上げ装置への応用に関する記載がある。
特許文献1に記載の技術を用いて、各ブロックのタイトル文字列を各ブロックの内部コンテンツへのパイパーリンクとして列挙したメニューページを構成することにより、メニューページを通して目的の情報へ効率よくアクセスすることが可能となる。
図10は、従来のWebコンテンツの表示・読み上げ装置を示したブロック図である。
図10において、レイアウト解析手段82は、第1入力手段81により入力もしくは選択されたURLで示されるWebページを、WWWサーバ87から獲得する。
レイアウト解析手段82は、当該Webページのレイアウトを解析して、当該Webページを複数ブロックに分割する共に、各ブロックのタイトル文字列、および、各ブロックの内部コンテンツ(例えば、ブロックに含まれる内部情報)を抽出し、ブロックごとに、タイトル文字列と内部コンテンツとをまとめてブロック情報群を生成し、保持する。
なお、各ブロック情報は、同一ブロックから抽出されたタイトル文字列および内部コンテンツを有する。
メニューページ生成手段83は、レイアウト解析手段82が生成したブロック情報群を利用して、各ブロックのタイトル文字列をメニュー項目とし、各メニュー項目をそのメニュー項目に対応するブロックの内部コンテンツへのハイパーリンクとするメニューページを生成する。
表示・読み上げ制御手段84は、メニューページ生成手段83が作成したメニューページの内容を出力手段86から出力する。具体的には、表示・読み上げ制御手段84は、メニューページを出力手段86で表示し、また、メニューページの内容を頭から順次音声データに変換し、その音声データに応じた音声を出力手段86から出力する。なお、出力手段86は、ディスプレイとスピーカとを含む。
また、表示・読み上げ制御手段84は、第2入力手段85にてメニューページ内のメニュー項目が選択されると、そのメニュー項目にリンクしている内部コンテンツを、レイアウト解析手段82から読み出し、その内部コンテンツを出力手段86から出力する。
特開2006−155593号公報
しかしながら、従来のWebコンテンツの表示・読み上げ装置は、以下の問題を有していた。
具体的には、読み上げられるWebページの情報量が膨大で構造が複雑であった場合、レイアウト解析して分割されるブロック数が多くなる。
このため、利用者が必要としない情報に関するメニュー項目が数多く並び、利用者が必要とする情報にたどり着くまで時間が長くなる可能性が高くなる。
本発明の目的は、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことを可能にするWebコンテンツ提供装置およびWebコンテンツ提供方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のWebコンテンツ提供装置は、利用者の嗜好を示す嗜好情報を格納する格納手段と、Webページを複数のブロックに分割すると共に、前記ブロックごとに当該ブロックのタイトル文字列および当該ブロック内に示された内部情報を抽出し、前記ブロックごとに、当該タイトル文字列および当該内部情報を有するブロック情報を作成し保持するブロック情報作成手段と、前記嗜好情報を用いて、複数の前記ブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段にて抽出されたブロック情報内の前記タイトル文字列をメニュー項目とし、前記メニュー項目が当該メニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成するメニューページ作成手段と、前記メニューページ作成手段にて作成されたメニューページの出力を制御する制御手段と、を含む。
また、本発明のWebコンテンツ提供方法は、格納手段を含むWebコンテンツ提供装置が行うWebコンテンツ提供方法であって、利用者の嗜好を示す嗜好情報を前記格納手段に格納する格納ステップと、Webページを複数のブロックに分割すると共に、前記ブロックごとに当該ブロックのタイトル文字列および当該ブロック内に示された内部情報を抽出し、前記ブロックごとに、当該タイトル文字列および当該内部情報を有するブロック情報を作成し保持するブロック情報作成ステップと、前記嗜好情報を用いて、複数の前記ブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出されたブロック情報内の前記タイトル文字列をメニュー項目とし、前記メニュー項目が当該メニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成するメニューページ作成ステップと、前記メニューページの出力を制御する制御ステップと、を含む。
上記発明によれば、Webページから抽出されたブロック情報は、嗜好情報を用いることによって、利用者の嗜好に応じたものに絞り込まれる。このため、利用者が必要としない可能性が高いメニュー項目をメニューページから削除可能になる。よって、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
なお、前記制御手段は、前記メニューページ内のメニュー項目のいずれかを示す選択情報を受け付けた場合、当該選択情報に示されたメニュー項目にリンクする内部情報を前記ブロック情報作成手段より取得して出力し、前記格納手段は、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目に関する情報と、当該メニュー項目が抽出されたWebページのURLと、を有する過去選択情報を、前記嗜好情報として格納し、前記抽出手段は、前記過去選択情報に基づいて、前記複数のブロック情報の中から、前記出力すべきブロック情報を抽出することが望ましい。
上記発明によれば、過去選択情報を用いることにより、ブロック情報作成手段が作成したブロックが過去に選択されたか否かを判定可能になる。このため、過去に選択されなかったブロックのメニュー項目(利用者が必要としない可能性が高いメニュー項目)を除外したメニューページを作成可能になり、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
また、前記ブロック情報作成手段は、所定条件にしたがって前記複数のブロックのそれぞれに番号を付与し、前記ブロックごとに、前記タイトル文字列と、前記内部情報と、前記番号と、前記Webページ上の位置と、を有する前記ブロック情報を作成し、前記複数のブロック情報を、当該複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持し、前記過去選択情報は、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目であるタイトル文字列が抽出されたWebページのURLと、当該タイトル文字列と、当該タイトル文字列に対応するブロックの番号と、当該ブロックのWebページ上の位置と、当該ブロックの前の番号のブロックのタイトル文字列である前タイトル文字列と、当該ブロックの後の番号のブロックのタイトル文字列である後タイトル文字列と、を有し、前記抽出手段は、前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報の中で、前記過去選択情報内のタイトル文字列を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内の番号と前記過去選択情報内の番号との差が第1所定値以内にある場合にのみ抽出し、前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報の中で、前記前タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、前記後タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、の間の番号を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内のWebページ上の位置と前記過去選択情報内のWebページ上の位置との差が第2所定値以内にある場合にのみ抽出することが望ましい。
多くのWebページは時間の経過に伴い更新される。
このため、更新によって、過去に選択されなかったメニュー項目の表記が、過去に選択されたメニュー項目と同じ表記に変更される可能性がある。一方、更新によって、過去に選択されたメニュー項目の表記が、過去に選択されていないメニュー項目の表記に変更される可能性がある。なお、各ブロック間の位置関係は、大きく変わる可能性は低いと考えられる。
上記発明によれば、過去に選択された可能性の高いブロックのメニュー項目とともに、過去に選択されたときから表記が変わってしまったメニュー項目も、メニューページに載せることが可能になる。
したがって、利用者が必要としない可能性が高いブロック情報を除外したメニューページを作成可能になり、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことを可能になる。
また、前記格納手段は、前記嗜好情報として、さらに、前記利用者の嗜好を示すキーワードを格納し、
前記抽出手段は、さらに、前記キーワードを含むタイトル文字列を有するブロック情報を、前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報から抽出することが望ましい。
上記発明によれば、利用者の好みを示すキーワードを用いて、ブロック情報が抽出される。このため、利用者が必要とする可能性が高いメニュー項目のみをメニューページに載せることができ、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
本発明によれば、利用者が目的の情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のWebコンテンツ表示・読み上げ装置を示したブロック図である。
図1において、Webコンテンツ表示・読み上げ装置100は、Webコンテンツ提供装置の一例であり、第1入力手段11、第2入力手段17、出力手段18および複数のWWWサーバ19に接続されており、選択情報格納手段12、レイアウト解析手段13、ブロック抽出手段14、メニューページ生成手段15、および、表示・読み上げ制御手段16を含む。
なお、図1では、WWWサーバ19が2台しか示されていないが、WWWサーバ19の数は2台に限らず適宜変更可能である。
第1入力手段11および第2入力手段17は、利用者によって操作されるキーボード等の入力装置である。出力手段18は、ディスプレイとスピーカとを含む。WWWサーバ19は、種々のWebページを格納している。
選択情報格納手段12は、格納手段の一例であり、利用者の嗜好を示す嗜好情報を格納する。
レイアウト解析手段13は、ブロック情報作成手段の一例であり、第1入力手段11により入力もしくは選択されたURLで示されるWebページをWWWサーバ19から獲得する。
レイアウト解析手段13は、Webページのレイアウトを解析して、Webページを複数ブロックに分割すると共に、ブロックごとに、そのブロックのタイトル文字列およびそのブロック内に示された内部情報(以下「内部コンテンツ」と称する。)を抽出する。
レイアウト解析手段13は、ブロックごとに、タイトル文字列および内部コンテンツを有するブロック情報を作成し、それらブロック情報を保持する。
レイアウト解析手段13は、複数のブロック情報を、それら複数のブロック情報の元となったWebページのURLに関連づけて順番に保持する。
例えば、レイアウト解析手段13は、所定条件(例えば、Webページに対応するHTML文書での出現順)にしたがって、複数のブロックのそれぞれに番号(以下「項番」と称する。)を付与し、ブロックごとに、タイトル文字列と、内部コンテンツと、項番と、Webページ上の位置(以下「ブロック座標」と称する。)と、を有するブロック情報を作成する。
レイアウト解析手段13は、それら複数のブロック情報を、それら複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持する。
図2は、レイアウト解析手段13に保持されたブロック情報の一例を示した説明図である。
なお、レイアウト解析手段13は、例えば、解析部とメモリとを有し、その解析部が上記処理を実行し、そのメモリが、図2に示したように、それら複数のブロック情報を、それら複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持する。
ブロック抽出手段14は、抽出手段の一例であり、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中から、出力すべきブロック情報(利用者の嗜好に応じたブロック情報)を、選択情報格納手段12内の嗜好情報を用いて抽出する。
メニューページ作成手段15は、ブロック抽出手段14にて抽出されたブロック情報を参照し、そのブロック情報内のタイトル文字列をメニュー項目とし、そのメニュー項目がそのメニュー項目に対応する内部コンテンツへのハイパーリンクとなっているメニューページを作成する。
表示・読み上げ制御手段16は、制御手段の一例であり、メニューページ作成手段15にて作成されたメニューページの出力を制御する。具体的には、表示・読み上げ制御手段16は、出力手段18内のディスプレイでメニューページを表示し、メニューページに示された内容を出力手段18内のスピーカから音声で出力する。
表示・読み上げ制御手段16は、メニューページの読み上げが行われている途中で、第2入力手段17からメニュー項目のいずれかを示す選択情報を受け付けた場合、その選択情報に示されたメニュー項目にリンクする内部コンテンツをレイアウト解析手段13から取り出し、その内部コンテンツを、内部コンテンツページとして、出力手段18から出力(表示および読み上げ)する。
なお、選択情報格納手段12は、過去に選択情報にて示されたメニュー項目に関する情報と、そのメニュー項目が抽出されたWebページのURLと、を有する過去選択情報を、嗜好情報として格納する。
例えば、過去選択情報は、過去に選択情報にて示されたメニュー項目であるタイトル文字列が抽出されたWebページのURLと、そのタイトル文字列と、そのタイトル文字列に対応するブロックの項番と、そのブロックのブロック座標と、そのブロックの前の項番のブロックのタイトル文字列である前タイトル文字列と、その選択情報にて示されたメニュー項目に対応するブロックの後の項番のブロックのタイトル文字列である後タイトル文字列と、を有する。
図3は、過去選択情報の一例を示した説明図である。
また、選択情報格納手段12は、嗜好情報として、さらに、利用者の好みを示すキーワードを格納する。
ブロック抽出手段14は、過去選択情報に基づいて、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する。
例えば、ブロック抽出部14は、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中で、過去選択情報内のタイトル文字列を有し、かつ、過去選択情報内のURLと同一のURLと関連する、ブロック情報については、そのブロック情報内の項番と過去選択情報内の項番との差が第1所定値以内にある場合にのみ抽出する(図2および図3参照)。
また、例えば、ブロック抽出部14は、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中で、過去選択情報内の前タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の項番と、過去選択情報内の後タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の項番と、の間の項番を有し、かつ、過去選択情報内のURLと同一のURLと関連する、ブロック情報については、そのブロック情報内のブロック座標が示す位置と過去選択情報内のブロック座標が示す位置との差が第2所定値以内にある場合にのみ抽出する(図2および図3参照)。
なお、第1所定値および第2所定値としては、任意の値が設定可能である。
また、ブロック抽出手段14は、嗜好情報であるキーワードを含むタイトル文字列を有するブロック情報を、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報から抽出する。
図4は、Webコンテンツ表示・読み上げ装置100の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照して、Webコンテンツの表示・読み上げ装置100の動作を説明する。
レイアウト解析手段13は、第1入力手段11により、入力もしくは選択されたURLを獲得し、当該URLのWebページをWWWサーバ19から獲得する(ステップS10)。
続いて、レイアウト解析手段13は、獲得したWebページを解析して、Webページを複数ブロックに分割すると共に、ブロックごとにブロック情報を作成し保持する(ステップS11)。
例えば、レイアウト解析手段13は、Webページを表示するためのHTML文書について、HTMLタグの構造と位置関係を用いることによって、Webページを表示要素(ブロック)に分割する。
レイアウト解析手段13は、各ブロックから、HTMLタグの種類判定ルールと、スタイル判定ルールと、内容判定ルールとに基づいて、タイトル文字列を抽出する。
HTMLタグの種類判定ルールとしては、例えば、タグの種類がh1〜h6である、タグの種類がaddressである、タグの種類がem、strong、dfn、code、samp、kbd、var、cite、abbr、acronymでない、タグの種類がimgである、というルールが使用される。
スタイル判定ルールとしては、例えば、文字列が非表示でない、文字列が背景色または背景イメージを持つ、文字列の幅、高さ、アスペクト比が所定の値以下である、文字列がアニメーションを持たない、というルールが使用される。
内容判定ルールとしては、タグで区切られたエリア内部にテキストを持つ、内部のテキストが複数行でない、文字サイズが一定値以上である、文字サイズが文書内の使用頻度において所定の割合以下のサイズである、というルールが使用される。
なお、Webページのレイアウトを解析して、ブロックとタイトル文字列を抽出する技術は公知技術であるので、その詳細は省略する。
続いて、レイアウト解析手段13は、各ブロックについて、HTML構文上の出現順に項番を付与し、また、ブロックの実レイアウト上の座標(ブロック座標)を獲得する。
レイアウト解析手段13は、ブロックごとに、タイトル文字列と、内部コンテンツと、項番と、ブロック座標と、を有するブロック情報を作成し、それら複数のブロック情報を、それら複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持する。
続いて、ブロック抽出手段13は、ステップS11により作成したブロック情報群と、選択情報格納手段12から取り出した、当該URLのWebページ内で過去に読上げを行ったブロックに関する過去選択情報およびメニュー抽出キーワードとを使用して、メニューページのメニュー項目として利用するブロック情報群を抽出する(ステップS12)。
抽出条件の1例としては、以下のようなルールを適用する。
ブロック抽出手段13は、ステップS11により作成されたブロック情報群の中から、
(1)選択情報格納手段12内に、レイアウト解析手段13が保持しているURLに関連づけられた過去選択情報が存在しない場合は、全てのブロック情報。
(2)タイトル文字列が、過去選択情報に含まれるブロックのタイトル文字列と一致するブロックのブロック情報。但し、両者のブロックの項番の差分が、指定された規定値以上の場合は除外する。なお、この規定値は適宜変更可能である。
(3)タイトル文字列は一致しないが、そのブロックの前後のブロックのタイトル文字列が、前タイトル文字列と後タイトル文字列に一致するブロックのブロック情報。但し、両者のブロックの座標値の差分が、規定値以上の場合は除外する。
(4)タイトル文字列が、メニュー抽出キーワードで示される文字列と部分一致するブロックのブロック情報。
の条件のいずれかを満たすブロックを抽出する。
メニューページ生成手段15は、ステップS12で抽出されたブロック情報群を参照し、各ブロックのタイトル文字列をメニュー項目名とし、また各メニュー項目をそのメニュー項目に対応するブロックの内部コンテンツへのハイパーリンクとするメニューページを生成する(ステップS13)。
表示・読み上げ制御手段16は、メニューページ生成の完了に伴い、当該メニューページの表示と音声による読み上げを実施する(ステップS14)。
表示・読み上げ制御手段16は、選択情報を用いて第2入力手段17によりメニュー項目が選択されたかをチェックする(ステップS15)。
ステップ15において、メニュー項目を読み上げ中に、第2入力手段17によりメニュー項目の選択の指示があった場合、表示・読み上げ制御手段16は、レイアウト解析手段13内に保持されたブロック情報群の中の、選択が行われたメニュー項目に対応するブロック情報に、メニュー項目の読上げを行うようにそのメニュー項目が選択されたことを登録する(ステップS17)。
表示・読み上げ制御手段16は、選択されたメニュー項目に対応する内部コンテンツを、レイアウト解析手段13より獲得し、当該ブロックの内部コンテンツページを作成する(ステップS18)。
表示・読み上げ制御手段16は、ステップS18により作成されたブロックの内部コンテンツページの表示と音声による読み上げを実施する(ステップS19)。
表示・読み上げ制御手段16は、第2入力手段17によりページ中のハイパーリングが選択されたかをチェックする(ステップS20)。
ステップS20において、表示・読み上げ制御手段16が内部コンテンツページの読み上げを実行中に、第2入力手段17によりコンテンツ内のハイパーリンクの選択が指示された場合、レイアウト解析手段13は、その時点で選択されたブロック情報群を、図3に示すように過去選択情報として選択情報格納手段12に格納し(ステップS21)、表示・読み上げ制御手段16は、ハイパーリンクで示されるURLをレイアウト解析手段13に渡し、当該URLに関する処理がはじめから繰り返えされる。
ステップ20において、ハイパーリングが選択されず、内部コンテンツページの音声読み上げが終了した場合、表示・読み上げ制御手段16は、ステップS14のメニューページの表示・読み上げの処理に戻る。
表示・読み上げ制御手段16は、第2入力手段17により「終了」が選択されたかをチェックする(ステップS16)。
ステップ16において、表示・読み上げ制御手段16が、メニュー項目の音声読み上げ実行中もしくは実行後に「終了」の選択を検知した場合、レイアウト解析手段13は、その時点で選択されたブロック情報群を、図2に示したように、過去選択情報として選択情報格納手段12に格納する(ステップS22)。ステップS16で、終了が選択されなかった場合は、表示・読み上げ制御手段16は、ステップ14に戻り、メニューページの表示・読み上げ処理を繰り返す。
(具体例)
次に、本発明の具体的な実施例について図5、図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
図5は、レイアウト解析手段13が、与えられたURLのWebページを解析し、そのWebページをブロック群へ分割した一例を示すイメージ図である。
図5において、それぞれの矩形がブロックを示し、テキスト文字列が、そのテキスト文字列に対応するブロックのタイトル文字列を示している。ここで、利用者は初めてそのWebページのURLへアクセスしたとする。
ブロック抽出手段14は、選択情報格納手段12から、該当URLの過去選択情報を獲得しようとするが、そのURLに対しては今回がはじめてのアクセスであるため、過去選択情報は存在しない。そのため、ブロック抽出手段14は、全てのブロック情報を、メニュー項目を作成するためのブロック情報として抽出する。
メニューページ生成手段15は、ブロック抽出手段14が抽出した、メニュー項目を作成するためのブロック情報群を参照し、メニューページを生成する。
図6は、メニューページ生成手段15が生成した、全てのブロック情報をメニュー項目を作成するために利用したメニューページのイメージ図である。
今回、利用者はメニューページ経由で「お知らせ」、「9/10のトピックス」、「今日の天気」、「買う」のブロックの内部コンテンツの表示と読み上げを指示し、「終了」を選択したとする。
表示・読上げ制御手段16は、利用者がメニュー項目を選択するごとに、そのメニュー項目に対応するブロック情報が選択されたことを、レイアウト解析手段13へ通知する。
レイアウト解析手段13は、「終了」が選択された時もしくは異なるURLに遷移する時に、表示および音声読上げが実行されたブロックの情報を、過去選択情報として選択情報格納手段12へ格納する。
図7は、選択情報格納手段12に格納される過去選択情報のイメージ図である。
後日、利用者が同一のURLのWebページにアクセスしたとする。
図8は、レイアウト解析手段13がその時のWebページからブロック抽出を行った結果の一例を示したイメージ図である。
ブロック抽出手段14は、選択情報格納手段12から過去選択情報およびメニュー抽出キーワードを獲得する。
今回、図7に示される過去選択情報と、メニュー抽出キーワードとしては、「株価」および「ニュース」が獲得されたとする。
ブロック抽出手段14は、過去選択情報を順番に確認していく。
ブロック抽出手段14は、レイアウト解析手段13が分割したブロック情報を見ると、タイトル文字列が「お知らせ」のブロックが存在し、その項番も過去選択情報の項番と同じであるため、「お知らせ」ブロックのブロック情報を、メニュー項目用のブロック情報として抽出する。
過去選択情報の「9/10のトピックス」のブロックは、レイアウト解析手段13が分割したブロック情報には存在しない。しかしながら、「9/17のトピックス」のブロックに関しては、過去選択情報の「9/10のトピックス」と、ブロック座標が同じで、かつ前後のブロックのタイトル文字列が「入会」および「ニュース」と同じであるため、ブロック抽出手段14は、「9/17のトピックス」ブロックのブロック情報を、メニュー項目用のブロック情報として抽出する。
タイトル文字列が「今日の天気」のブロックが存在し、その項番も過去選択情報の項番と大きなずれ(例えば、5以上)がないため、ブロック抽出手段14は、「今日の天気」ブロックのブロック情報を、メニュー項目用のブロック情報として抽出する。
タイトル文字列が「買う」となったブロックが2つ存在するが、図8において左側の「買う」ブロックの項番は「3」であり、図8において右側の「買う」ブロックの項番は「14」であり、右側の「買う」ブロックに関して、その項番は過去選択情報の項番と大きなずれ(例えば、5以上)がないため、ブロック抽出手段14は、右側の「買う」ブロックのブロック情報を、メニュー項目用のブロック情報として抽出する。
また、ブロック抽出手段14は、メニュー抽出キーワードの「株価」、「ニュース」に部分一致するタイトル文字列を持つブロックを選択し、「今日のニュース」ブロックのブロック情報を、メニュー項目用のブロック情報として抽出する。
メニューページ生成手段15は、ブロック抽出手段14より、メニュー項目用として抽出されたブロック情報を獲得し、そのブロック情報に基づいてメニューページを生成する。
図9は、今回生成されたメニューページのイメージ図である。なお、メニューページ中には、全てのブロック情報をメニュー項目とするメニューページを構成するためのハイパーリンクである「全部表示」のようなメニュー項目が追加されてもよい。
このようにして、過去に読み上げを行ったブロック情報である過去選択情報と、メニュー抽出キーワードを用いて、メニューページ中のメニュー項目数を削減することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、過去に選択を行った過去選択情報およびメニュー抽出キーワードを使用して、メニューページに使用するメニュー項目の絞込みを行い、メニュー項目の数を削減しているので、音声読み上げを行った場合に、早く目的の情報のメニュー項目まで到達できることである。
(他の実施形態)
上記実施形態では、主にWebページの音声読上げに関して述べたが、本発明によれば一度に表示もしくは読上げるページ内の情報量を少なくすることが可能であるため、本発明のWebコンテンツ提供装置は、携帯電話やPDAなどの小型端末を利用したWebページ閲覧や、ディスプレイ上へのWebページの拡大表示などの技術に応用することができる。
(発明を利用しようとする例)
Webページにより発信される情報に、視覚障害者がアクセスするための技術の一つとして、Webページコンテンツ表示・読み上げ装置が開発されている。また、Webページコンテンツ表示・読み上げ装置は、操作方法が「メニュー項目の選択」だけに単純化されるため、肢体(上肢)不自由者が効率よくWebページにアクセスするための方法としても有効である。
本実施形態によれば、ブロック抽出手段14は、嗜好情報を用いることによって、メニューページ上のメニュー項目を絞り込む。このため、利用者が必要としない可能性が高いメニュー項目をメニューページから削除可能になる。よって、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
本実施形態では、ブロック抽出手段14は、過去選択情報に基づいて、複数のブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する。
この場合、過去選択情報を用いることにより、レイアウト解析手段13が作成したブロックが過去に選択されたか否かを判定可能になる。このため、過去に選択されなかったメニュー項目(利用者が必要としない可能性が高いメニュー項目)を除外したメニューページを作成可能になり、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
本実施形態では、ブロック抽出手段14は、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中で、過去選択情報内のタイトル文字列を有し、かつ、過去選択情報内のURLと同一のURLと関連する、ブロック情報については、そのブロック情報内の番号と過去選択情報内の番号との差が第1所定値以内にある場合にのみ抽出する。
また、ブロック抽出手段14は、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報の中で、前タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、後タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、の間の番号を有し、かつ、過去選択情報内のURLと同一のURLと関連する、ブロック情報については、そのブロック情報内のWebページ上の位置と過去選択情報内のWebページ上の位置との差が第2所定値以内にある場合にのみ抽出する。
この場合、過去に選択された可能性の高いブロックのメニュー項目とともに、過去に選択されたときから表記が変わってしまったメニュー項目も、メニューページに載せることが可能になる。
したがって、利用者が必要としない可能性が高いブロック情報を除外したメニューページを作成可能になり、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことを可能になる。
また、本実施形態では、ブロック抽出手段14は、さらに、利用者の好みを示すキーワードを含むタイトル文字列を有するブロック情報を、レイアウト解析手段13内の複数のブロック情報から抽出する。
この場合、利用者が必要とする可能性が高いメニュー項目のみをメニューページに載せることができ、利用者が必要な情報へ素早くたどり着くことが可能になる。
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、Webコンテンツ表示・読み上げ装置100が、プログラムしたがって動作するコンピュータによって実現されてもよい。
この場合、選択情報格納手段12、レイアウト解析手段13、ブロック抽出手段14、メニューページ生成手段15、および、表示・読み上げ制御手段16は、Webコンテンツ表示・読み上げ装置100の動作を規定するプログラムを読み取り実行するコンピュータによって実現される。
本発明の一実施形態のWebコンテンツ表示・読み上げ装置を示したブロック図である。 ブロック情報の一例を示した説明図である。 過去選択情報の一例を示した説明図である。 Webコンテンツ表示・読み上げ装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 ブロック群に分割されたWebページの一例を示すイメージ図である。 メニューページのイメージ図である。 選択情報格納手段12に格納される情報のイメージ図である。 ブロック群に分割されたWebページの一例を示すイメージ図である。 メニューページのイメージ図である。 従来のWebコンテンツの表示・読み上げ装置を示したブロック図である。
符号の説明
100 Webコンテンツ表示・読み上げ装置
11 第1入力手段
12 選択情報格納手段
13 レイアウト解析手段
14 ブロック抽出手段
15 メニューページ生成手段
16 表示・読み上げ制御手段
17 第2入力手段
18 出力手段
19 wwwサーバ

Claims (9)

  1. 利用者の嗜好を示す嗜好情報を格納する格納手段と、
    Webページを複数のブロックに分割すると共に、前記ブロックごとに当該ブロックのタイトル文字列および当該ブロック内に示された内部情報を抽出し、前記ブロックごとに、当該タイトル文字列および当該内部情報を有するブロック情報を作成し保持するブロック情報作成手段と、
    前記嗜好情報を用いて、複数の前記ブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段にて抽出されたブロック情報内の前記タイトル文字列をメニュー項目とし、前記メニュー項目が当該メニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成するメニューページ作成手段と、
    前記メニューページ作成手段にて作成されたメニューページの出力を制御する制御手段と、を含むWebコンテンツ提供装置。
  2. 請求項1に記載のWebコンテンツ提供装置において、
    前記制御手段は、前記メニューページ内のメニュー項目のいずれかを示す選択情報を受け付けた場合、当該選択情報に示されたメニュー項目にリンクする内部情報を前記ブロック情報作成手段より取得して出力し、
    前記格納手段は、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目に関する情報と、当該メニュー項目が抽出されたWebページのURLと、を有する過去選択情報を、前記嗜好情報として格納し、
    前記抽出手段は、前記過去選択情報に基づいて、前記複数のブロック情報の中から、前記出力すべきブロック情報を抽出する、Webコンテンツ提供装置。
  3. 請求項2に記載のWebコンテンツ提供装置において、
    前記ブロック情報作成手段は、所定条件にしたがって前記複数のブロックのそれぞれに番号を付与し、前記ブロックごとに、前記タイトル文字列と、前記内部情報と、前記番号と、前記Webページ上の位置と、を有する前記ブロック情報を作成し、前記複数のブロック情報を、当該複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持し、
    前記過去選択情報は、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目であるタイトル文字列が抽出されたWebページのURLと、当該タイトル文字列と、当該タイトル文字列に対応するブロックの番号と、当該ブロックのWebページ上の位置と、当該ブロックの前の番号のブロックのタイトル文字列である前タイトル文字列と、当該ブロックの後の番号のブロックのタイトル文字列である後タイトル文字列と、を有し、
    前記抽出手段は、
    前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報の中で、前記過去選択情報内のタイトル文字列を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内の番号と前記過去選択情報内の番号との差が第1所定値以内にある場合にのみ抽出し、
    前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報の中で、前記前タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、前記後タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、の間の番号を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内のWebページ上の位置と前記過去選択情報内のWebページ上の位置との差が第2所定値以内にある場合にのみ抽出する、Webコンテンツ提供装置。
  4. 請求項2または3に記載のWebコンテンツ提供装置において、
    前記格納手段は、前記嗜好情報として、さらに、前記利用者の嗜好を示すキーワードを格納し、
    前記抽出手段は、さらに、前記キーワードを含むタイトル文字列を有するブロック情報を、前記ブロック情報作成手段内の複数のブロック情報から抽出する、Webコンテンツ提供装置。
  5. 格納手段を含むWebコンテンツ提供装置が行うWebコンテンツ提供方法であって、
    利用者の嗜好を示す嗜好情報を前記格納手段に格納する格納ステップと、
    Webページを複数のブロックに分割すると共に、前記ブロックごとに当該ブロックのタイトル文字列および当該ブロック内に示された内部情報を抽出し、前記ブロックごとに、当該タイトル文字列および当該内部情報を有するブロック情報を作成し保持するブロック情報作成ステップと、
    前記嗜好情報を用いて、複数の前記ブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出されたブロック情報内の前記タイトル文字列をメニュー項目とし、前記メニュー項目が当該メニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成するメニューページ作成ステップと、
    前記メニューページの出力を制御する制御ステップと、を含むWebコンテンツ提供方法。
  6. 請求項5に記載のWebコンテンツ提供方法において、
    前記メニューページ内のメニュー項目のいずれかを示す選択情報を受け付けた場合、当該選択情報に示されたメニュー項目にリンクする内部情報を出力する出力ステップをさらに含み、
    前記格納ステップでは、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目に関する情報と、当該メニュー項目が抽出されたWebページのURLと、を有する過去選択情報を、前記嗜好情報として格納し、
    前記抽出ステップでは、前記過去選択情報に基づいて、前記複数のブロック情報の中から、前記出力すべきブロック情報を抽出する、Webコンテンツ提供方法。
  7. 請求項6に記載のWebコンテンツ提供方法において、
    前記ブロック情報作成ステップでは、所定条件にしたがって前記複数のブロックのそれぞれに番号を付与し、前記ブロックごとに、前記タイトル文字列と、前記内部情報と、前記番号と、前記Webページ上の位置と、を有する前記ブロック情報を作成し、前記複数のブロック情報を、当該複数のブロック情報の元となったWebページのURLと関連づけて保持し、
    前記過去選択情報は、過去に前記選択情報にて示されたメニュー項目であるタイトル文字列が抽出されたWebページのURLと、当該タイトル文字列と、当該タイトル文字列に対応するブロックの番号と、当該ブロックのWebページ上の位置と、当該ブロックの前の番号のブロックのタイトル文字列である前タイトル文字列と、当該ブロックの後の番号のブロックのタイトル文字列である後タイトル文字列と、を有し、
    前記抽出ステップでは、
    前記作成された複数のブロック情報の中で、前記過去選択情報内のタイトル文字列を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内の番号と前記過去選択情報内の番号との差が第1所定値以内にある場合にのみ抽出し、
    前記作成された複数のブロック情報の中で、前記前タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、前記後タイトル文字列をタイトル文字列として有するブロック情報内の番号と、の間の番号を有し、かつ、前記過去選択情報内のURLと関連する、ブロック情報については、当該ブロック情報内のWebページ上の位置と前記過去選択情報内のWebページ上の位置との差が第2所定値以内にある場合にのみ抽出する、Webコンテンツ提供方法。
  8. 請求項6または7に記載のWebコンテンツ提供方法において、
    前記格納ステップでは、前記嗜好情報として、さらに、前記利用者の嗜好を示すキーワードを格納し、
    前記抽出ステップでは、さらに、前記キーワードを含むタイトル文字列を有するブロック情報を、前記複数のブロック情報から抽出する、Webコンテンツ提供方法。
  9. コンピュータに、
    利用者の嗜好を示す嗜好情報を格納する格納手順と、
    Webページを複数のブロックに分割すると共に、前記ブロックごとに当該ブロックのタイトル文字列および当該ブロック内に示された内部情報を抽出し、前記ブロックごとに、当該タイトル文字列および当該内部情報を有するブロック情報を作成し保持するブロック情報作成手順と、
    前記嗜好情報を用いて、複数の前記ブロック情報の中から、出力すべきブロック情報を抽出する抽出手順と、
    前記抽出されたブロック情報内の前記タイトル文字列をメニュー項目とし、前記メニュー項目が当該メニュー項目に対応する内部情報とリンクしたメニューページを作成するメニューページ作成手順と、
    前記メニューページの出力を制御する制御手順と、を実行させるためのプログラム。
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