JP2002297667A - 文書閲覧装置 - Google Patents

文書閲覧装置

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JP2002297667A
JP2002297667A JP2001097629A JP2001097629A JP2002297667A JP 2002297667 A JP2002297667 A JP 2002297667A JP 2001097629 A JP2001097629 A JP 2001097629A JP 2001097629 A JP2001097629 A JP 2001097629A JP 2002297667 A JP2002297667 A JP 2002297667A
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Naoyuki Yoda
直之 余田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ容易にリンク先の概要を理解するこ
とを可能とする文書閲覧装置を提供する。。 【解決手段】 取得部102は、指示されたリンク先の
HTMLファイルをHTMLファイル記憶部104又は
通信部103を介して取得する。フィルタリング部10
6は、HTMLファイルが指定語リスト内の指定語を含
むか否かを調べる。HTMLファイルが指定語を含む場
合には、要約文作成部108が出現頻度の多い語を含む
重要文からなる要約文を作成する。また、HTMLファ
イルが外国語で作成されている場合には、翻訳文作成部
109が要約文の翻訳文を作成する。音声合成処理部1
10が、要約文又は要約文の翻訳文の音声を合成して音
声データを生成する。音声発生部111は、生成された
音声データから音声を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーリンク属
性を有する文書を閲覧するブラウジング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットが急速に普及し、
WWW(World Wide Web)上のページ
を、自由に閲覧することができる。WWWでは、ページ
内にリンクが設定されており、リンク先のページを順次
辿ることにより、必要とする情報を入手することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ページ内の
リンクを有する部分には、通常見出しが表示されている
が、見出しを見ただけでは、リンク先のページがユーザ
にとって必要とするものか否かを理解することができな
い。そのため、ユーザは、実際にリンク先のページを取
得して表示してみなくてはならない。
【0004】しかしながら、表示したページを一々読ん
で内容を理解しなければ、必要か否かの判断ができない
のは煩わしさに耐えない。特に、携帯端末では、画面が
小さいので、見づらい。また、リンク先のページに画面
表示を切替えたことにより、そのページが不必要なら前
のページに戻って、他のリンク先を試さなければなら
ず、煩雑である。
【0005】そこで、本発明は、迅速かつ容易にリンク
先の概要を理解することを可能とする文書閲覧装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、他の文書にリンクされた項目を有する文
書を閲覧するための文書閲覧装置であって、表示された
文書内でリンクを有する項目のいずれかの選択を受付け
る手段と、前記選択された項目をリンク元とするリンク
先の情報を取得する手段と、前記取得したリンク先の情
報を表示する代わりに、当該情報の要約文を作成する要
約作成手段と、前記要約文の音声データを生成する音声
生成手段と、前記生成された音声データより音声を発生
する音声発生手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る
音声付きブラウジング装置100の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、音声付きブラウジング装
置100は、入力部101と、取得部102と、通信部
103と、記憶部104と、表示部105と、フィルタ
リング部106と、指定語リスト記憶部107と、要約
文作成部108と、翻訳文作成部109と、音声合成処
理部110と、音声発生部111と、音声ファイル記憶
部112と、音声ファイル読み出し部113と、音声フ
ァイルリンクリスト記憶部114と、指定語設定部11
5と、ジャンル別用語リスト記憶部116とから構成さ
れる。
【0008】入力部101は、ユーザから、表示画面上
のポインタ位置に対応したリンク先のHTMLファイル
の取得要求を受付ける。入力部101は、2回クリック
が入力された場合には、リンク先のHTMLファイルを
取得して表示する要求として受付け、1回クリックした
場合には、リンク先のHTMLファイルを取得してその
要約を音声で発生する要求として受付ける。図2(a)
は、HTMLファイルを表示した画面を示す。図2
(b)は、HTMLファイルの構造を示す。同図に示す
ように、各見出しには、リンクが付けられている。ユー
ザは、各見出し位置にポインタ位置を合わせることによ
って、リンク先のHTMLファイルの取得を要求する。
【0009】取得部102は、入力が1回クリックの場
合には、リンク先のHTMLファイルと対応する音声フ
ァイルがすでに作成されているか否かを音声ファイルリ
ンクリストにより調べる。取得部102は、すでに作成
されている場合には、音声ファイル読み出し部113に
音声ファイルの読み出しを指示し、未だ作成されていな
い場合には、以下の処理を行う。
【0010】すなわち、取得部102は、指示されたリ
ンク先のHTMLファイルがHTMLファイル記憶部1
04に記憶されている場合には当該HTMLファイルを
読み出し、HTMLファイル記憶部104に記憶されて
いない場合には通信部103を指示してリンク先にアク
セスして当該HTMLファイルを取得させ、取得したH
TMLファイルをHTMLファイル記憶部104に格納
する。そして、取得部102は、入力が1回クリックの
場合に、取得したHTMLファイルをフィルタリング部
106に送り、入力が2回クリックの場合に、取得した
HTMLファイルを表示部105に表示させる。
【0011】図3(a)は、見出し(A)のリンク先の
news1.htmlの内容を示す。見出し(A)が選
択された場合に、このHTMLファイルが取得される。
図3(b)は、見出し(B)のリンク先のnews7.
htmlの内容を示す。見出し(B)が選択された場合
には、このHTMLファイルが取得される。通信部10
3は、リンク先にアクセスしてHTMLファイルを取得
する。
【0012】HTMLファイル記憶部104は、取得し
たHTMLファイルを記憶する。表示部105は、HT
MLファイルを表示する。ジャンル別用語リスト記憶部
116は、ジャンルごとの用語を集めたジャンル別用語
リストを記憶する。図4は、ジャンル別用語リストの例
を示す。同図に示すように、ジャンル別用語リストに
は、各ジャンル(スポーツ、映画、株式&マネー)で、
よく使用される用語が登録されている。
【0013】指定語設定部115は、ユーザに好みもジ
ャンルを指定させて、当該ジャンルに対応する用語をジ
ャンル別用語リスト記憶部116から読み出して、指定
語リスト記憶部107に登録する。指定語リスト記憶部
107は、フィルタリング処理で持ちられる指定語リス
トを記憶する。
【0014】図5は、指定語リストの例を示す。同図に
示すように、「株式&マネー」が好みのジャンルとして
指定されたことにより、このジャンルの用語がジャンル
別用語リストから読み出されて登録されている。フィル
タリング部106は、HTMLファイル中の語句に指定
語リスト内の指定語に該当するものがあるか否かを調べ
る。フィルタリング部106は、HTMLファイル内の
語句に指定語に該当するものがない場合には、音声合成
処理部110にリンク先は好みのジャンルではない旨の
音声データを音声発生部111に送らせる。一方、フィ
ルタリング部106は、HTMLファイルの語句に指定
語リスト内の指定語に該当するものがある場合には、当
該HTMLファイルを要約文作成部108に送る。
【0015】要約文作成部108は、フィルタリング部
106より送られたテキストより要約文を作成する。す
なわち、要約文作成部108は、HTMLファイル内の
語句のうち、出現頻度の高い語句を含む文を重要文と
し、当該重要文からなる要約文を作成する。図6は、要
約文の例を示す。第1文が重要文として特定され要約文
とされている。
【0016】翻訳文作成部109は、外国語の要約文を
和文に翻訳する。音声合成処理部110は、要約文又は
要約文の翻訳文を表音文字に変換した後(言語処理)、
その表音文字を音声波形に変換して(波形処理)音声デ
ータを生成する。音声合成処理部110は、生成したデ
ータを音声発生部111に送るとともに、生成した音声
データからなる音声ファイルを音声ファイル記憶部11
2に格納し、当該音声ファイルとHTMLファイルとの
対応関係を音声ファイルリンクリスト記憶部114に登
録する。また、音声合成処理部110は、フィルタリン
グ部106からの指示により、HTMLファイルが指定
語を含まない場合に、リンク先は好みのジャンルではな
い旨の音声データを音声発生部111に送る。
【0017】音声発生部111は、送られてくる音声デ
ータより、音声を発生する。図7は、発生される音声の
例を示す。図7(a)では、指定したリンク先が好みの
ジャンルの場合に、リンク先のHTMLファイルの要約
文の音声が発生されている。図7(b)では、指定した
リンク先が好みのジャンルでないため、その旨の音声が
発生されている。
【0018】音声ファイル記憶部112は、音声合成処
理部110で作成された音声ファイルを記憶する。音声
ファイル読み出し部113は、取得部102からの指示
で音声ファイル記憶部112から音声ファイルを読み出
して、当該音声ファイル内の音声データを音声発生部1
11に送る。
【0019】音声ファイルリンクリスト記憶部114
は、音声ファイルリンクリストを記憶する。図8は、音
声ファイルリンクリストの例を示す。音声ファイルリン
クリストは、HTMLファイルと、当該HTMLファイ
ルの要約文の音声ファイルとの対応関係を定めている。 (動作)本実施の形態に係る音声付きブラウジング装置
の動作を示す。図9は、音声付きブラウジング装置の動
作手順を示すフロチャートである。
【0020】まず、入力部101に1回クリックが入力
された場合には、取得部102は、指定されたHTML
ファイルに対応する音声ファイルが音声ファイルリンク
リストに登録されているかどうかを調べる。そして、取
得部102は、音声ファイルが音声ファイルリンクリス
トに登録されている場合には、音声ファイル読み出し部
113を指示する。音声ファイル読み出し部113は、
音声ファイル記憶部112から音声ファイルを読み出し
て、当該ファイル内の音声データを音声発生部111に
送って、音声を発生する。そして、終了指示が入力され
ていないなら、ステップS301からの処理が繰り返さ
れる(ステップS301、S302、S303、S30
4、S305)。
【0021】一方、取得部102は、音声ファイルが音
声ファイルリンクリストに登録されていない場合には、
指定されたHTMLファイルがすでに取得済みでHTM
Lファイル記憶部104に記憶されているかどうかを調
べる。そして、取得部102は、すでに取得している場
合には、HTMLファイル記憶部104から当該HTM
Lファイルを読み出し、未だ取得していない場合には、
通信部103を指示してリンク先にアクセスして当該H
TMLファイルを取得するように指示し、取得したHT
MLファイルをHTMLファイル記憶部104に格納す
る(ステップS306、S307、S308、S30
9)。
【0022】次に、フィルタリング部106は、HTM
Lファイルが指定語リスト内の指定語を含むか否かを調
べる。フィルタリング部106は、HTMLファイルが
指定語を含まない場合には、音声合成処理部110に、
リンク先は好みのジャンルではない旨の音声データを音
声発生部111に送って、音声を発生させる(ステップ
S310、S311)。
【0023】一方、HTMLファイルが指定語を含む場
合には、要約文作成部108が出現頻度の多い語を含む
重要文からなる要約文を作成する(ステップS31
2)。また、HTMLファイルが外国語で作成されてい
る場合には、翻訳文作成部109が要約文の翻訳文を作
成する(ステップS313、S314)。次に、音声合
成処理部110が、要約文又は要約文の翻訳文の音声を
合成して音声データを生成する(ステップS315)。
そして、音声合成処理部110は、音声データからなる
音声ファイルを音声ファイル記憶部112に格納し、当
該音声ファイルとHTMLファイルとの対応関係を音声
ファイルリンクリストに登録する(ステップS31
6)。
【0024】そして、音声合成処理部110は、生成し
た音声データを、音声発生部111に送り、音声発生部
111は、当該音声データから音声を発生する(ステッ
プS317)。一方、入力部101に2回クリックが入
力された場合には、取得部102は、指定されたHTM
Lファイルがすでに取得済みでHTMLファイル記憶部
104に記憶されているかどうかを調べる。そして、取
得部102は、すでに取得している場合には、HTML
ファイル記憶部104から当該HTMLファイルを読み
出し、未だ取得していない場合には、通信部103を指
示してリンク先にアクセスして当該HTMLファイルを
取得するように指示し、取得したHTMLファイルをH
TMLファイル記憶部104に格納する(ステップS3
18〜S322)。
【0025】そして、取得部102は、取得したHTM
Lファイルを表示部105に送り、表示部105は、当
該HTLMファイルの内容を表示する(ステップS32
3)。 (要約文作成の処理手順)本実施の形態に係る要約文作
成部108による要約文作成の動作を示す。図10は、
要約作成の処理手順を示すフロチャートである。
【0026】まず、要約文作成部108は、フィルタリ
ング処理から送られたリンク先のHTMLファイルのテ
キスト全体を形態素解析する(ステップS201)。次
に、要約文作成部108は、形態素解析されたテキスト
から主要語を抽出する。図11は、抽出される主要語の
例を示す。同図に示すように、助詞、かっこがきの語が
除かれて、名詞はそのままで、形容詞や動詞は語尾が修
正されて主要語として抽出されている(ステップS20
2)。
【0027】次に、要約文作成部108は、抽出された
主要語を出現頻度テーブルに追加する。図12は、出現
頻度テーブルを示す。同図に示すように、主要語に対し
て、その出現した文の番号及び出現頻度を表わしている
(ステップS203)。次に、要約文作成部108は、
関連語テーブルを用いて出現頻度テーブルを修正する。
図13は、関連語テーブルを示す。関連語テーブルは、
類似する意味を有する語のグループを表わす。要約文作
成部108は、同一のグループに属する関連語のすべて
の頻度を合計して、合計値を新たな頻度とする。図14
は、関連語展開後の出現頻度テーブルを示す。同図に示
すように、「株」、「株式会社」、「前場」、「東
証」、「証券」、「株価」は、グループ1に属するの
で、これらの関連語の頻度が合計された値が新たな頻度
となる(ステップS204)。
【0028】次に、要約文作成部108は、出現頻度テ
ーブルから出現頻度が最多の主要語を特定し、その主要
語を含む文を重要文として特定する。出現頻度が最多の
主要語が複数個ある場合には、これらの主要語を最も多
く含む文を重要文として特定する。図15は、特定され
た重要文を示す。第1文が重要文として特定されている
(ステップS205)。
【0029】次に、要約文作成部108は、リンク先の
HTMLファイルのテキスト全体のスタイルを特定す
る。図16は、特定されたテキストスタイルの例を示
す。第2文から、文体は、「である」であり、時制は、
「過去」であることが特定されている(ステップS20
6)。次に、要約文作成部108は、ステップS206
で特定されたテキストスタイルに基づいて、ステップS
205で特定された重要文のスタイルを修正して要約文
とする。図6は、修正された重要文を示す。第1文の文
末に「した。」が追加されている(ステップS20
7)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る音声付き
ブラウジング装置では、要約文作成部108が取得した
リンク先の要約文を作成し、音声合成処理部10が要約
文の音声データを作成し、音声発生部111が音声を発
生するので、取得したリンク先の情報を表示することな
く、リンク先の概要を迅速かつ容易に取得することがで
きる。 (変形例) (1)フィルタリング処理について 本実施の形態では、フィルタリング処理によって、取得
したHTMLファイルのうち、一定のものについてのみ
要約が作成されたが、取得したHTMLファイルのすべ
てについて要約を作成するものとしてもよい。
【0030】また、ユーザに好みのジャンルを指定させ
ることにより、そのジャンルでよく使用される用語をフ
ィルタリング処理のための指定語リストに登録したが、
ユーザに直接指定語を指定させることにより、指定語リ
ストを作成するものとしてもよい。また、取得したHT
MLファイルの語句のうち、指定語リスト内の指定語に
該当するものが1つでもある場合のみ、その要約文を作
成したが、これとは逆に、指定語リストに暴力的、過激
又は猥褻な語を登録しておき、取得したHTMLファイ
ルの語句のうち、指定語リスト内の指定語に該当するも
のがまったくない場合のみ、その要約文を作成するもの
としてもよい。
【0031】本実施の形態では、取得したリンク先の情
報が指定語リスト内の指定語を含まない場合には、好み
のジャンルでない音声を発生させるものとしたが、何の
音声も発生しないものとしてもよい。 (2)自動探索について 本実施の形態では、ユーザがリンク元の項目を選択する
ことにより、リンク先のHTMLファイルの要約が作成
されて、その要約文の音声が発生されるものとしたが、
これに限定されるものではない。
【0032】すなわち、表示されているHTMLファイ
ルに含まれるリンクのすべてについて、そのリンク先の
HTMLファイルを自動的に取得して、当該HTMLフ
ァイルにフィルタリング処理を行って、指定語リスト内
の語句を含む場合のみ要約文を生成して、その要約文の
音声を発生させるものとしてもよい。また、要約文の音
声発生中には、ユーザがどの項目の要約かを識別できる
ように、リンク元の項目の表示箇所を点滅表示等で他の
項目と識別できる態様で表示するものとしてもよい。
【0033】さらに、複数の階層にわたって、自動的に
リンク先のファイルを取得して、音声発生するととも
に、音声発生中に、リンク元が表示中のページと異なる
場合には、表示するページを切替えてリンク元の項目の
表示箇所を点滅表示等するものとしてもよい。 (3)要約対象について 本実施の形態では、リンク先のHTMLファイルがテキ
ストから構成されるものとして説明したが、これに限定
するものではない。例えば、HTMLファイルがイメー
ジデータを含む場合であっても、イメージデータととも
にそのイメージの意味を表わしたコメント文(表示され
ない文)が含まれている場合には、そのコメント文から
要約文を作成するものとしてもよい。あるいは、イメー
ジデータ中に文字列がイメージとして含まれている場合
には、文字認識処理により、イメージデータから文字列
を取出して、その文字列から要約文を作成してもよい。 (4)要約文の作成方法について 本実施の形態での要約文の作成方法は、一例であり、こ
れに限定されるものではない。例えば、リンク先のHT
MLファイルの主要語だけでなく、リンク元の見出し文
の主要語についても、その頻度を出現頻度テーブルに加
算するものとしてもよい。また、その際に、見出し文の
主要語については、テーブルへ加算する数値を、リンク
先の主要語よりも数倍大きくしてもよい。また、重要文
は、1つとしてが、複数個にしてもよい。 (5)外国語の要約文の作成について 本実施の形態では、先に要約してから、要約文の翻訳文
を作成したが、先に翻訳してから、翻訳文の要約文を作
成してもよい。 (6)ブラウジング対象について 本実施の形態では、WWW上のページのブラウジングに
ついて説明したが、これに限定するものではなく、広く
ハイパーリンク属性を持つ文書のブラウジングにも適用
することができる。 (7)適用機器 本実施の形態の音声出力付ブラウジング装置は、携帯電
話等の携帯端末であってもよいし、パソコンであっても
よい。 (8)音声データの格納について 本実施の形態では、一度作成したリンク先の要約の音声
データは、再利用のため音声ファイルとして記録するも
のとしたが、これに限定するものではない。音声データ
を記録することなく、常にリンク先の要約の音声データ
を作成するものとしてもよい。
【0034】
【発明の効果】上記目的を達成するために、本発明は、
他の文書にリンクされた項目を有する文書を閲覧するた
めの文書閲覧装置であって、表示された文書内でリンク
を有する項目のいずれかの選択を受付ける手段と、前記
選択された項目をリンク元とするリンク先の情報を取得
する手段と、前記取得したリンク先の情報を表示する代
わりに、当該情報の要約文を作成する要約作成手段と、
前記要約文の音声データを生成する音声生成手段と、前
記生成された音声データより音声を発生する音声発生手
段とを備えたことを特徴とする。
【0035】これにより、取得したリンク先の情報を表
示して見せるのではなく、その情報の要約の音声を発生
して聞かせることができるので、リンク先の概要を迅速
かつ容易に取得することができる。ここで、前記要約作
成手段は、前記取得した情報が外国語で作成されている
場合には、要約された翻訳文を作成することを特徴とす
る。
【0036】これにより、取得したリンク先の情報が外
国の文章の場合に、翻訳された要約文を聞くことができ
るので、リンク先の情報を誰もが容易に理解することが
できる。ここで、前記文書閲覧装置は、さらに、語句リ
ストを記憶する手段と、前記取得した情報中の語句のう
ち、語句リストに含まれる語句があるか否かを判定する
手段とを備え、前記要約作成手段は、語句リストに含ま
れる語句がある場合のみ、前記取得した情報の要約文を
作成することを特徴とする。
【0037】これにより、仕事、趣味などの興味ある分
野で多用される語句を語句リストに登録すれば、リンク
先の情報がこれらの語句を含まない場合には、要約文の
音声が発生されないので、不必要な要約を聞かないで済
むことができる。ここで、前記文書閲覧装置は、さら
に、語句リストを記憶する手段と、前記取得した情報中
の語句のうち、語句リストに含まれる語句がないか否か
を判定する手段とを備え、前記要約作成手段は、語句リ
ストに含まれる語句がない場合のみ、前記取得した情報
の要約文を作成することを特徴とする。
【0038】これにより、語句リストに、過激、暴力
的、猥褻な語句を登録すれば、リンク先の情報がこれら
の語句を含む場合には、要約文の音声を聞かないで済む
ので、気分を害することを防止することができる。ここ
で、前記文書閲覧装置は、さらに、音声データを記憶す
る第1の記憶手段を備え、前記音声生成手段は、生成し
た音声データを第1の記憶手段に格納し、前記取得手段
は、前記選択された項目をリンク元とするとリンク先の
情報に対応する音声データが前記第1の記憶手段に記憶
されている場合には、前記第1の記憶手段から当該音声
データを読み出し、前記音声発生手段は、前記読み出さ
れた音声データより音声を発生することを特徴とする。
【0039】これにより、一度生成された音声データを
再利用することができるので、同じリンク先が再び選択
された場合に、要約文及びその音声データを作成する処
理を省くことでき、本装置の応答性を向上させることが
できる。また、本発明は、ハイパーリンク属性を有する
文書を閲覧するための文書閲覧装置であって、語句リス
トを記憶する手段と、表示された文書内の各リンク元の
項目とリンクしている各情報を取得する手段と、前記取
得した各情報中の語句のうち、語句リストに含まれる語
句があるか否かを判定する手段と、語句リストに含まれ
る語句があると判定された各情報の要約文を作成する要
約作成手段と、前記要約文の音声データを生成する音声
生成手段と、前記生成された音声データより音声を発生
する音声発生手段と、前記音声発生中に、当該音声のも
ととなるリンク元の項目の表示態様を変更する手段とを
備えたことを特徴とする。
【0040】これにより、ページ内に複数のリンク先が
ある場合に、それらのリンク先の情報を自動的に取得し
て、取得したリンク先の情報中の語句に語句リストに登
録されているものがある場合に、要約文の音声が発生さ
れるとともに、リンク元の項目が他の項目と識別できる
ように表示されるので、リンク先の概要を迅速かつ容易
に取得することができるとともに、そのリンク先のリン
ク元となるページ内の項目がどれかを容易に把握するこ
とができる。
【0041】また、本発明は、他の文書にリンクされた
項目を有する文書を閲覧するためにコンピュータを、表
示された文書内でリンクを有する項目のいずれかの選択
を受付ける手段と、前記選択された項目をリンク元とす
るリンク先の情報を取得する手段と、前記取得したリン
ク先の情報を表示する代わりに、当該情報の要約文を作
成する要約作成手段と、前記要約文の音声データを生成
する音声生成手段と、前記生成された音声データより音
声を発生する音声発生手段として機能させるためのブラ
ウザプログラムである。
【0042】これにより、取得したリンク先の情報を表
示して見せるのではなく、その情報の要約の音声を発生
して聞かせることができるので、リンク先の情報の概要
を迅速かつ容易に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】音声付きブラウジング装置100の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図2(a)は、HTMLファイルを表示した画
面を示し、図2(b)は、HTMLファイルの構造を示
す。
【図3】図3(a)は、見出し(A)のリンク先の内容
を示し、図3(b)は、見出し(B)のリンク先の内容
を示す。
【図4】ジャンル別用語リストの例を示す。
【図5】指定語リストの例を示す。
【図6】要約文の例を示す。
【図7】発生される音声の例を示す。
【図8】音声ファイルリンクリストの例を示す。
【図9】音声付きブラウジング装置の動作手順を示すフ
ロチャートである。
【図10】要約作成の処理手順を示すフロチャートであ
る。
【図11】抽出される主要語の例を示す。
【図12】出現頻度テーブルを示す。
【図13】関連語テーブルを示す。
【図14】関連語展開後の出現頻度テーブルを示す。
【図15】特定された重要文を示す。
【図16】特定されたテキストスタイルの例を示す。
【符号の説明】
100 音声出力付ブラウジング装置 101 入力部 102 取得部 103 通信部 104 HTMLファイル記憶部 105 表示部 106 フィルタリング部 107 指定語リスト記憶部 108 要約文作成部 109 翻訳文作成部 110 音声合成処理部 111 音声発生部 112 音声ファイル記憶部 113 音声ファイル読み出し部 114 音声ファイルリンクリスト記憶部 115 指定語設定部 116 ジャンル別用語リスト記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/21 570 G06F 17/21 570D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の文書にリンクされた項目を有する文
    書を閲覧するための文書閲覧装置であって、 表示された文書内でリンクを有する項目のいずれかの選
    択を受付ける手段と、 前記選択された項目をリンク元とするリンク先の情報を
    取得する手段と、 前記取得したリンク先の情報を表示する代わりに、当該
    情報の要約文を作成する要約作成手段と、 前記要約文の音声データを生成する音声生成手段と、 前記生成された音声データより音声を発生する音声発生
    手段とを備えたことを特徴とする文書閲覧装置。
  2. 【請求項2】 前記要約作成手段は、前記取得した情報
    が外国語で作成されている場合には、要約された翻訳文
    を作成することを特徴とする請求項1記載の文書閲覧装
    置。
  3. 【請求項3】 前記文書閲覧装置は、さらに、 語句リストを記憶する手段と、 前記取得した情報中の語句のうち、語句リストに含まれ
    る語句があるか否かを判定する手段とを備え、 前記要約作成手段は、語句リストに含まれる語句がある
    場合のみ、前記取得した情報の要約文を作成することを
    特徴とする請求項1記載の文書閲覧装置。
  4. 【請求項4】 前記文書閲覧装置は、さらに、 語句リストを記憶する手段と、 前記取得した情報中の語句のうち、語句リストに含まれ
    る語句がないか否かを判定する手段とを備え、 前記要約作成手段は、語句リストに含まれる語句がない
    場合のみ、前記取得した情報の要約文を作成することを
    特徴とする請求項1記載の文書閲覧装置。
  5. 【請求項5】 前記文書閲覧装置は、さらに、 音声データを記憶する第1の記憶手段を備え、 前記音声生成手段は、生成した音声データを第1の記憶
    手段に格納し、 前記取得手段は、前記選択された項目をリンク元とする
    とリンク先の情報に対応する音声データが前記第1の記
    憶手段に記憶されている場合には、前記第1の記憶手段
    から当該音声データを読み出し、 前記音声発生手段は、前記読み出された音声データより
    音声を発生することを特徴とする請求項1記載の文書閲
    覧装置。
  6. 【請求項6】 ハイパーリンク属性を有する文書を閲覧
    するための文書閲覧装置であって、 語句リストを記憶する手段と、 表示された文書内の各リンク元の項目とリンクしている
    各情報を取得する手段と、 前記取得した各情報中の語句のうち、語句リストに含ま
    れる語句があるか否かを判定する手段と、 語句リストに含まれる語句があると判定された各情報の
    要約文を作成する要約作成手段と、 前記要約文の音声データを生成する音声生成手段と、 前記生成された音声データより音声を発生する音声発生
    手段と、 前記音声発生中に、当該音声のもととなるリンク元の項
    目の表示態様を変更する手段とを備えたことを特徴とす
    る文書閲覧装置。
  7. 【請求項7】 他の文書にリンクされた項目を有する文
    書を閲覧するためにコンピュータを、 表示された文書内でリンクを有する項目のいずれかの選
    択を受付ける手段と、 前記選択された項目をリンク元とするリンク先の情報を
    取得する手段と、 前記取得したリンク先の情報を表示する代わりに、当該
    情報の要約文を作成する要約作成手段と、 前記要約文の音声データを生成する音声生成手段と、 前記生成された音声データより音声を発生する音声発生
    手段として機能させるためのブラウザプログラム。
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Cited By (5)

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US10831344B2 (en) 2016-01-04 2020-11-10 Advanced New Technologies Co., Ltd. Page positioning method and apparatus for erroneous input information

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