JP3237619B2 - 文書表示装置および文書表示方法並びに文書表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文書表示装置および文書表示方法並びに文書表示プログラムを記録した記録媒体

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JP3237619B2
JP3237619B2 JP23687798A JP23687798A JP3237619B2 JP 3237619 B2 JP3237619 B2 JP 3237619B2 JP 23687798 A JP23687798 A JP 23687798A JP 23687798 A JP23687798 A JP 23687798A JP 3237619 B2 JP3237619 B2 JP 3237619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーテキスト
文書の表示方法及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイパーテキストは、異なる複数の文書
をハイパーリンク(以下、リンクと記載する。)により
関連付けることが可能な文書記述方式である。代表的な
ハイパーテキストとしては、HTML(Hyper Text Mar
kup Language)文書があり、HTML文書を表示する手
段としては通常Webブラウザが用いられる。HTML
文書中では、リンクは <A href=“L1.html”>これはリンクで
す</A> のように記述され、通常、<A></A>で囲まれた文
字列(以下、リンクテキストと記載する。)はWebブ
ラウザでは下線を付けて表示される。
【0003】従来では、このリンクをユーザがマウス等
でクリックすることにより、リンクの参照先のHTML
文書(この例では、hrefで指定されたL1.htm
l)へジャンプし、参照先の文書がWebブラウザ上に
表示される。したがって、Webブラウザでの一つの標
準的な操作パターンは、(1)HTML文書中で次に表
示すべきページへのリンクを探し、(2)そのページへ
実際に遷移する、というものになる。また、Webブラ
ウザは、HTML文書内に含まれるHTMLタグの解析
に基づき、HTML文書中に記述された全てのデータ
(リンクも含む)を表示するものである。
【0004】しかし、HTML文書が大きい場合、コン
ピュータの限られたスクリーンスペースでは、文書全体
を一度に表示することはできない。この場合、ユーザは
文書をスクロールして自分が必要とするリンクを探す必
要があるが、これは手間のかかる作業である。特に、携
帯端末のようにスクリーンサイズが小さい端末では、高
い頻度でスクロールが必要となる。また、スクリーンサ
イズが小さい端末では、文書中の狭い領域しか表示され
ないため、目的のリンクを探すのが困難である。
【0005】この問題を解決するための従来の手法とし
ては、ハイパーテキスト文書中に含まれるリンクのみを
表示する手法がある。しかし、スクリーンサイズが小さ
い端末では、ハイパーリンクのみを表示したとしても、
全てのリンクを一度に表示することはできず、ユーザは
目的のリンクをスクロールして探さなければならない場
合が多い。通常、ユーザは文書中の全てのリンクを必要
とすることはないため、不要なリンクを省略しユーザが
必要とするリンクのみを表示する方がより望ましい。
【0006】また、ニュース記事のように繰り返しアク
セスする文書であれば、ユーザがHTML文書中で必要
とするハイパーリンクをあらかじめ指定しておき、指定
されたリンクのみを表示する方法も利用可能である。こ
れにより、文書中で目的のリンクを探す手間を省くこと
ができ、また、スクロール操作自体も減らすことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示手法におけ
る第一の問題点は、リンクテキストだけを表示しても、
そのリンクを利用すべきかどうかを判断できないことで
ある。例えば、図6に示すハイパーテキスト文書におい
てリンクのみを表示したとすると図14のようになる。
しかし、図14の状態では、1401〜1403のリン
クの内どれが「政治ニュース(図6)」のものであるか
を判断することができない。また、1407のリンク
(図6の607に対応)の参照先は、1週間に一度更新
されるものであるが、本来このリンクの前行にあった日
付情報を見ないと更新されているかどうかがわからな
い。
【0008】第二の問題点は、ユーザが文書中で必要と
するリンクのみを表示する場合は、それらのリンクをユ
ーザ自身が指定しなければならないことである。文書ご
とにユーザが指定するのはかなり面倒な作業である。
【0009】ここで、本発明の目的は、上述の従来技術
の問題点に鑑み、ユーザ自らが文書中で必要とするリン
クを指定しなくても、必要なリンクのみを表示し、なお
かつ、それらのリンクを利用すべきかどうかを判断可能
な文書表示装置及び文書表示方法を実現することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザがハイ
パーテキスト文書内でリンクを利用した履歴に基づき、
ユーザが必要とするリンクのみを集め、さらに、そのリ
ンク参照先の内容を説明するデータをハイパーテキスト
文書内から抽出し、リンクとリンクに関連するデータを
合わせて表示する。
【0011】具体的には、(1)ハイパーテキスト文書
上でのユーザのハイパーリンクの利用履歴を記憶し保持
する履歴記憶部105、(2)履歴記憶部105に履歴
を格納する履歴記憶手段106、(3)ユーザが過去に
利用したリンクに対応するリンクを最新の文書から検索
するリンク検索手段107、(4)リンク検索手段10
7で検索されたリンクの参照先の内容を説明するデータ
を最新の文書中から抽出する関連データ抽出手段10
8、(5)リンク検索手段107で検索されたリンクの
リンクテキストと、関連データ抽出手段108で抽出さ
れた関連データを用いて新たに文書を生成する文書生成
手段109から構成される。
【0012】さらに詳しくは、ユーザがブラウズしたハ
イパーテキスト文書ごとに、その文書中でユーザがリン
クを利用した履歴を履歴記憶手段106が履歴記憶部1
05に記憶しておく。より具体的には、ユーザが利用し
たリンクを文書中で検索するための検索キーを記憶して
おく。過去に利用したリンクのみを表示するようにユー
ザから要求があった場合、リンク検索手段107におい
て、履歴記憶部105に記憶された検索キーを使って最
新の文書からリンクを検索し、次に、関連データ抽出手
段108において、検索されたリンクの参照先の内容を
説明する箇所を最新の文書中から抽出する。この後、文
書生成手段109において、検索されたリンクのリンク
テキストとそのリンクの説明文として抽出された関連デ
ータを用いて文書を再構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】(構成の説明)次に、本発明の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】まず、本実施の形態における本発明の構成
図を図1に示す。この図1を参照すると、本発明の第1
の実施の形態は、プログラム制御により動作するデータ
処理装置104と、データを記憶する記憶装置103
と、マウスやキーボードに代表される入力装置101
と、情報を表示する表示装置102を含んで構成され
る。
【0015】記憶装置103は、履歴記憶部105を備
えている。履歴記憶部105は、図2に示すように、ハ
イパーテキスト文書内でユーザが利用したことがあるリ
ンクを文書内で検索するための検索キーとなる情報を記
憶する。図2に示される検索キーのリストは、ハイパー
テキスト文書ごとに記憶される。検索キーとしては、同
一名の文書中でユーザが過去に利用したリンクに対応す
るリンクを、更新された最新の文書中で見つけることが
できるものであればその形式は問わない。例えば、リン
クテキストやリンクの参照先を検索キーとして利用する
ことが可能である。また、「Internet Scrapbook:例示
プログラミングによるWebブラウジング(インタラク
ティブシステムとソフトウェアV、レクチャーノート/
ソフトウェア学、近代科学社、Vol.18、1997、pp.191-1
98)」に記載されるように、リンクの前行と先頭行と次
行のテキストおよび文書構造パターンを検索キーとして
利用することが可能である。
【0016】データ処理装置104は、履歴記憶手段1
06と、リンク検索手段107と、関連データ抽出手段
108と、文書生成手段109を備えている。
【0017】履歴記憶手段106は、ハイパーテキスト
文書においてユーザがリンクを利用した場合に、そのリ
ンクが過去に利用されたことがないものであれば、その
リンクを検索するための検索キーを履歴記憶部105に
新たに追加する。過去に利用したかどうかは、後述のリ
ンク検索手段107が履歴記憶部105に格納された検
索キーを用いてユーザが今回利用したリンクを検索でき
るかどうかによって判断する。
【0018】リンク検索手段107は、履歴記憶部10
5に格納された検索キーを用いて最新のハイパーテキス
ト文書から対応するリンクを検索する。例えば、履歴記
憶部105にリンクテキストとリンク参照先が検索キー
として格納されている場合は、そのリンクテキストとリ
ンク参照先が共にマッチするリンクを検索する。また、
検索キーとしてリンクの前行と先頭行と次行のテキスト
および文書構造パターンが格納されている場合には、
「Internet Scrapbook:例示プログラミングによるWe
bブラウジング(インタラクティブシステムとソフトウ
ェアV、レクチャーノート/ソフトウェア学、近代科学
社、Vol.18、1997、pp.191-198)」に記載されている部
分マッチング方式により、対応するリンクを検索するこ
とが可能である。
【0019】関連データ抽出手段108は、リンク検索
手段107で検索されたハイパーリンクの参照先の内容
を説明すると思われるデータを最新の文書中から抽出す
る。本発明の実施の形態では、検索されたリンクの直前
の記事見出しH1と直後の見出しH2を特定し、H1か
らH2の直前までを抽出結果とする。記事見出しの特定
は、本出願人が本発明以前に特許出願した特願平10−
064719号;情報配信システム及び方法に記載の文
字サイズ、文字色、文字の太さにより見出しを判別する
方法などが利用可能である。
【0020】文書生成手段109は、関連データ抽出手
段108で抽出されたデータを結合し、新たなハイパー
テキスト文書を生成し、表示装置102に表示する。
【0021】(動作の説明)次に、図4と図5を参照し
て、本発明の実施の形態の動作について説明する。本発
明では、ユーザがハイパーリンクを利用した履歴を記録
する履歴記録処理と、記録された履歴に基づき文書を整
形する文書整形処理がある。
【0022】まず、図4を参照して履歴記録処理につい
て説明する。最初に、ハイパーテキスト文書Dにおい
て、ユーザがリンクLjを利用して、別のページへ遷移
したとする (ステップ401)。この場合、本発明で
は、履歴記録処理を行う(ステップ402〜404)。
まず、リンク検索手段107において、履歴記憶部10
5に記憶された検索キーKi(1<=i<=n)によ
り、文書D中のリンクを検索する(ステップ402)。
検索キーKi(1<=i<=n)中にリンクLjを検索
可能なものがあれば(ステップ403)、そのまま処理
を終了する。なければ(ステップ403)、履歴記憶手
段106において、Ljを検索するための検索キーKj
を生成し、履歴記憶部105に記憶する。
【0023】次に、図5を参照して文書整形処理につい
て説明する。この処理は、過去に利用したリンクに関連
する情報のみを表示するように、ユーザが表示モード変
更を指示した場合に行われる。まず、リンク検索手段1
07において、前回ユーザがブラウズした時点とは内容
が変更された最新の文書D’(ただし、文書名は前回と
同一とする)から、履歴記憶部105に格納された検索
キーKiを用いて、ユーザが過去に利用したリンクLi
に対応するリンクLi’を検索する(ステップ50
2)。Li’が検索されれば(ステップ503)、次
に、関連データ抽出手段108において、Li’の直前
にある記事見出しH1iを特定し(ステップ504)、
さらに、Li’の直後にある記事見出しH2iを特定し
(ステップ505)、H1iとH2iの間にあるデータ
を関連データRiとする(ステップ506)。ステップ
503において、Li’が検索されなかった場合は、ス
テップ504〜506の処理は行わない。
【0024】図5のステップ502〜506の処理を、
履歴記憶部105に格納された全ての検索キーKi(1
<=i<=n)に対して行い、ここで抽出された全ての
関連データRi(1<=i<=n)を、文書生成手段1
09において結合し(ステップ509)、新たなハイパ
ーテキスト文書を生成し、表示装置102に表示する。
【0025】[第1の実施の形態の第1の変形例]次
に、本発明の第1の実施の形態の第1の変形例について
説明する。前記の第1の実施の形態では、文書生成手段
109において、関連データ抽出部108で抽出された
データをそのまま結合して文書を生成する。これに対
し、第1の変形例では、リンク検索手段107により検
索されたリンクのみを結合して新たに文書を生成する。
リンクをフォーカスしたり、リンク上にマウスカーソル
を移動することにより、チップヘルプを用いて、関連デ
ータ抽出手段108で抽出された関連データを表示す
る。
【0026】[第1の実施の形態の第2の変形例]次
に、本発明の第1の実施の形態の第2の変形例について
説明する。前述の第1の実施の形態では、履歴記憶部1
05に、ユーザが利用したリンクに対する検索キーのみ
を記録したが、本変形例では、図3に示すように、履歴
記憶部105にリンクの利用回数もあわせて記憶する。
したがって、履歴記憶手段106においては、ユーザが
利用したリンクが過去に利用されたものであれば、その
リンクに対応する検索キーの利用回数に1を加える。過
去に利用されたことがないものであれば、新規に履歴記
憶部105に検索キーと利用回数“1”を登録する。リ
ンクの利用回数を記録することにより、文書生成手段1
09では、利用回数でリンクをソートして文書を生成す
ることが可能である。また、利用回数が多かったリンク
の上位n個(nは自由に設定可能)のみで文書を生成す
ることも可能である。これにより、携帯端末などスクリ
ーンサイズの小さい端末においても、より効率よく文書
ブラウズを行うことが可能となる。
【0027】[第1の実施の形態の第3の変形例]次
に、本発明の第1の実施形態の第3の変形例について説
明する。第3の変形例は、上記の実施の形態とは、文書
生成手段での文書生成方法が異なる。ここでは、利用回
数が多いリンクの上位n個のリンクテキストを元のハイ
パーテキスト文書の先頭や末尾に挿入する。これらのリ
ンクがフォーカスされた際に、チップヘルプを用いてそ
のリンクの関連データを表示する。これにより、表示モ
ードの変更を行わなくても、通常よく使うリンクを少な
い操作で優先して利用可能となる。
【0028】
【実施例】次に、本発明の第1の実施の形態について、
具体的な実施例を用いて説明する。この実施例では、図
6〜図10を参照しながら説明する。
【0029】図6はある時点でのハイパーテキスト文書
「文書1」の状態を示すものである。図6の601〜6
07はリンクであり、リンクテキストはそれぞれ「ニュ
ースリスト」、「ニュースリスト」、「ニュースリス
ト」、「東京」、「名古屋」、「大阪」、「運勢を見
る」である。また、リンク参照先はそれぞれ“L1.h
tml”、“L2.html”、“L3.html”、
“L4.html”、“L5.html”、“L6.h
tml”、“L7.html”であるとする。また図9
は、この時点での履歴記憶部105の状態を示すもので
ある。リンクの検索キーとしては、リンクテキストとリ
ンク参照先を用いている。
【0030】まず、ユーザが図6に示すハイパーテキス
ト文書のリンク607を利用したとする(ステップ40
1)。次に、リンク検索手段107は、図9に示す履歴
記憶部105に登録されている検索キーを用いてリンク
607を検索可能かどうかをチェックする(ステップ4
02)。この場合、履歴記憶部105に記憶されている
検索キーであるリンクテキスト「ニュースリスト」とリ
ンク参照先“L2.html”が、ユーザが利用したリ
ンク607のリンクテキスト「運勢を見る」とリンク参
照先“L7.html”には一致しない。また同様に、
履歴記憶部105に記憶されている検索キーであるリン
クテキスト「ニュースリスト」とリンク参照先“L3.
html”も一致しない(ステップ403)。そこで、
履歴記憶手段106は、リンク607を検索するための
検索キー「運勢を見る」と“L7.html”を履歴記
憶部105に記憶する(ステップ404)。その結果、
履歴記憶部105は図10に示す状態になる。
【0031】次に、ハイパーテキスト文書「文書1」の
内容が変更されて図7の状態になったとする。図7のリ
ンク701〜707のリンク参照先はそれぞれ“L1.
html”、“L2.html”、“L3.htm
l”、“L4.html”、“L5.html”、“L
6.html”、“L7.html”である。ここで、
過去に利用したリンクに関連する情報のみを表示するよ
うに、ユーザが表示モード変更を指示したとする。ま
ず、リンク検索手段107は、図10に示される履歴記
憶部105に記憶された1番目の検索キーを用いて、図
7の文書中のリンクを検索する(ステップ502)。そ
の結果、リンクテキストとリンク参照先が共に一致する
リンク702が検索される(ステップ503)。次に、
関連データ抽出手段108は、太字でかつ文字サイズが
大きいテキストである708がリンク702の直前の記
事見出しであると特定し(ステップ504)、また、テ
キスト709をリンク702の直後の見出しであると特
定する(ステップ505)。したがって、記事見出し7
08から記事見出し709の前の行までが、リンク70
2に対する関連データとなる(ステップ506)。
【0032】以下、同様に、図10の履歴記憶部105
に記憶された2番目の検索キーにより、リンク703が
検索され、記事見出し709と記事見出し710の間に
あるデータが関連データとなる。さらに、図10の履歴
記憶部105に記憶された3番目の検索キーにより、リ
ンク707が検索され、記事見出し711と記事見出し
712の間にあるデータが関連データとなる。ここまで
の処理で抽出された3個の関連データを結合し(ステッ
プ509)、結果として図8に示す文書が生成される。
【0033】次に、本発明の第1の実施の形態の第2の
変形例および第3の変形例について、具体的な実施例を
用いて説明する。この実施例では、図6、図7、図11
〜図13を参照しながら説明する。
【0034】ここでは、履歴記憶部105に検索キーと
共にリンクの利用回数もあわせて記憶するものとする。
図12は、図6に示すハイパーテキスト文書「文書1」
に対する、ある時点での履歴記憶部105の状態を示す
ものである。ここでユーザが図6において、リンク60
7を利用したとする。リンク607は、履歴記憶部10
5に記憶された3番目の検索キーにより検索されるた
め、その利用回数に”1”を加える。その結果、履歴記
憶部105は図13に示す状態となる。
【0035】図6の文書の内容が変更されて図7の状態
になってから、ユーザが「文書1」にアクセスしたとす
る。ここでは、履歴記憶部105に記憶された検索キー
のうち利用回数が多いもの2個を用いて、ハイパーテキ
スト文書中のリンクを検索し、検索されたリンクを元の
文書の先頭に挿入するものとする。すなわち、履歴記憶
部105の1番目と3番目の検索キーにより、検索され
るリンク702とリンク707が文書の先頭に図11に
示すように挿入される。図11において、リンク707
がフォーカスされた場合には、図11に示すようにチッ
プヘルプ1101により、関連データを表示する。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、表示対象となるリンク
の前後にある記事見出しを特定し、それらの記事見出し
の間にあるデータをそのリンクの参照先の内容を説明す
る関連データとしてあわせて表示する。そのため、その
リンクを利用すべきかどうかを判断することが可能であ
る。
【0037】また、本発明によれば、ハイパーテキスト
文書内でユーザが利用したリンクのリストやその利用回
数を自動的に記憶しておく。そのため、ユーザは文書内
で自分が必要とするリンクを自ら指定せずとも、普段か
ら利用しているリンクのみを表示することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における一構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における履歴記憶装
置に格納されるデータを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例にお
ける履歴記憶装置に格納されるデータを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態における動作を説明する
フローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態における動作を説明する
フローチャートである。
【図6】ハイパーテキスト文書の例を示す図である。
【図7】ハイパーテキスト文書の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態及び実施例におけるハイパ
ーテキスト文書の表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態及び実施例における履歴記
憶部の状態を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態及び実施例における履歴
記憶部の状態を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態及び実施例におけるハイ
パーテキスト文書の表示例である。
【図12】本発明の実施の形態及び実施例における履歴
記憶部の状態を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態及び実施例における履歴
記憶部の状態を示す図である。
【図14】従来技術における表示例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−114631(JP,A) 特開 平9−204438(JP,A) 特開 平4−274536(JP,A) 特開 平5−265678(JP,A) C MAGAZINE,日本,ソフト バンク株式会社,1996年 4月 1日, 第8巻第4号,p102−109,CSNW 199800185014 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイパーテキスト文書中でユーザが利用し
    たハイパーリンクを検索するための検索キーとなる情報
    を記録しておき、該検索キーを用いてユーザが過去に利
    用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文書中
    で検索し、この検索されたリンクとそのリンクの参照先
    の内容を説明するデータを表示することを特徴とする文
    書表示装置。
  2. 【請求項2】ハイパーテキスト文書中でユーザが利用し
    たハイパーリンクを検索するための検索キーとなる情報
    とそのハイパーリンクの利用回数を記録しておき、記録
    しておいた検索キーのうち利用回数が多い上位n個(n
    はあらかじめ定めておいた整数)を用いてユーザが過去
    に利用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文
    書中で検索し、検索されたリンクとそのリンクの参照先
    の内容を説明するデータを表示する文書表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の文書表示装置におい
    て、検索されたリンクのみを表示しておき、そのリンク
    がフォーカスされた際にリンクの参照先の内容を説明す
    るデータを表示することを特徴とする文書表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2の文書表示装置におい
    て、検索されたリンクを元のハイパーテキスト文書内に
    まとめて挿入し、そのリンクがフォーカスされた際にリ
    ンクの参照先の内容を説明するデータを表示することを
    特徴とする文書表示装置。
  5. 【請求項5】ハイパーテキスト文書中でのユーザのハイ
    パーリンクの利用履歴を記憶しておき、この利用履歴を
    参照してユーザが過去に利用したリンクに対応するリン
    クを最新の文書から検索し、この検索されたリンクの参
    照先の内容を説明する箇所を該文書から抽出を行い、該
    検索されたリンクと該抽出された該リンクの参照先の内
    容を説明する箇所を表示すること特徴とする文書表示装
    置。
  6. 【請求項6】ハイパーテキスト文書中でのユーザのハイ
    パーリンクの利用履歴を記憶し保持する履歴記憶部と、 前記履歴記憶部に履歴を格納する履歴記憶手段と、 前記履歴記憶部を参照してユーザが過去に利用したリン
    クに対応するリンクを最新の文書から検索するリンク検
    索手段と、 前記リンク検索手段で検索されたリンクの参照先の内容
    を説明する箇所を最新の文書中から抽出する関連データ
    抽出手段と、 前記リンク検索手段で検索されたリンクのリンクテキス
    トと前記関連データ抽出手段で抽出された該リンクの参
    照先の内容を説明する箇所を用いて新たに文書を生成す
    る文書生成手段と、 から構成されることを特徴とする文書表示装置。
  7. 【請求項7】前記履歴記憶部で記憶される利用履歴とし
    て、該ハイパーリンクの利用回数も含み、 該リンク検索手段は、前記履歴記憶部に記憶されている
    該利用回数を参照し、利用回数が多い上位n個(nはあ
    らかじめ定めておいた整数)を用いてユーザが過去に利
    用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文書か
    ら検索することを特徴とする請求項6に記載の文書表示
    装置。
  8. 【請求項8】ハイパーテキスト文書中でユーザが利用し
    たハイパーリンクを検索するための検索キーとなる情報
    を記録しておき、該検索キーを用いてユーザが過去に利
    用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文書中
    で検索し、この検索されたリンクとそのリンクの参照先
    の内容を説明するデータを表示することを特徴とする文
    書表示方法。
  9. 【請求項9】ハイパーテキスト文書中でユーザが利用し
    たハイパーリンクを検索するための検索キーとなる情報
    とそのハイパーリンクの利用回数を記録しておき、記録
    しておいた検索キーのうち利用回数が多い上位n個(n
    はあらかじめ定めておいた整数)を用いてユーザが過去
    に利用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文
    書中で検索し、検索されたリンクとそのリンクの参照先
    の内容を説明するデータを表示する文書表示方法。
  10. 【請求項10】請求項8または9の文書表示方法におい
    て、検索されたリンクのみを表示しておき、そのリンク
    がフォーカスされた際にリンクの参照先の内容を説明す
    るデータを表示することを特徴とする文書表示方法。
  11. 【請求項11】請求項8または9の文書表示方法におい
    て、検索されたリンクを元のハイパーテキスト文書内に
    まとめて挿入し、そのリンクがフォーカスされた際にリ
    ンクの参照先の内容を説明するデータを表示することを
    特徴とする文書表示装置。
  12. 【請求項12】ハイパーテキスト文書中でのユーザのハ
    イパーリンクの利用履歴を記憶しておき、この利用履歴
    を参照してユーザが過去に利用したリンクに対応するリ
    ンクを最新の文書から検索し、この検索されたリンクの
    参照先の内容を説明する箇所を該文書から抽出を行い、
    該検索されたリンクと該抽出された該リンクの参照先の
    内容を説明する箇所を表示すること特徴とする文書表示
    方法。
  13. 【請求項13】ハイパーテキスト文書中でのユーザのハ
    イパーリンクの利用履歴を記憶し保持する履歴記憶部に
    履歴を格納する第1のステップと、 前記履歴記憶部を参照してユーザが過去に利用したリン
    クに対応するリンクを最新の文書から検索する第2のス
    テップと、 前記第2のステップで検索されたリンクの参照先の内容
    を説明する箇所を最新の文書中から抽出する第3のステ
    ップと、 前記第2のステップで検索されたリンクのリンクテキス
    トと前記第3のステップで抽出された該リンクの参照先
    の内容を説明する箇所を用いて新たに文書を生成する第
    4のステップと、 を含むことを特徴とする文書表示方法。
  14. 【請求項14】前記履歴記憶部で記憶される利用履歴と
    して、該ハイパーリンクの利用回数も含み、 前記第2のステップでは、前記履歴記憶部に記憶されて
    いる該利用回数を参照し、利用回数が多い上位n個(n
    はあらかじめ定めておいた整数)を用いてユーザが過去
    に利用したハイパーリンクに対応するリンクを最新の文
    書から検索することを特徴とする請求項13に記載の文
    書表示方法。
  15. 【請求項15】ハイパーテキスト文書中でのユーザのハ
    イパーリンクの利用履歴をコンピュータの記憶装置に記
    憶させる履歴記憶機能と、 前記履歴記憶機能によって記憶された該利用履歴を参照
    してユーザが過去に利用したリンクに対応するリンクを
    最新の文書から検索するリンク検索機能と、 前記リンク検索機能によって検索されたリンクの参照先
    の内容を説明する箇所を最新の文書中から抽出する関連
    データ抽出機能と、 前記リンク検索機能によって検索されたリンクのリンク
    テキストと前記関連データ抽出機能によって抽出された
    該リンクの参照先の内容を説明する箇所を用いて新たに
    文書を生成する文書生成機能と、 をコンピュータに実現することを特徴とする文書表示プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】前記履歴記憶機能によって記憶される利
    用履歴として、該ハイパーリンクの利用回数も含み、 該リンク検索機能は、前記履歴記憶機能によって記憶さ
    れている該利用回数を参照し、利用回数が多い上位n個
    (nはあらかじめ定めておいた整数)を用いてユーザが
    過去に利用したハイパーリンクに対応するリンクを最新
    の文書から検索することを特徴とする請求項15に記載
    の文書表示プログラムを記録した記録媒体。
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