JP2002350250A - センサユニット、センサ取付用袋体およびセンサ取付方法 - Google Patents

センサユニット、センサ取付用袋体およびセンサ取付方法

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JP2002350250A
JP2002350250A JP2002076312A JP2002076312A JP2002350250A JP 2002350250 A JP2002350250 A JP 2002350250A JP 2002076312 A JP2002076312 A JP 2002076312A JP 2002076312 A JP2002076312 A JP 2002076312A JP 2002350250 A JP2002350250 A JP 2002350250A
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JP2002076312A
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English (en)
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Masahiro Kume
昌宏 粂
Yoshinobu Kobayashi
祥延 小林
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Hiroshi Inoue
浩 井上
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの機能を実質的に損なうことなく、セ
ンサの固定強度および取付作業性の向上が図れるセンサ
ユニット、センサ取付用袋体およびセンサ取付方法を提
供する。 【解決手段】 このセンサユニット1は、センサ取付用
袋体2と、感圧センサ10とを備えている。袋体2は、
内部にセンサ10を収容する収容部3aを有する袋状の
袋体本体3と、袋体本体3の外周面の少なくとも一部に
貼着された粘着シートと、粘着シートの外面に剥離可能
に貼着された剥離シートとを備えており、剥離シートを
剥離すると、粘着シートにより袋体2が取付対象の他の
部材に貼着固定できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサの取付構造
に特徴を有するセンサユニット、センサ取付用袋体およ
びセンサ取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセンサ(例えば、感圧センサ)の
取付構造では、センサを取付対象の部材に接着剤等によ
り直接接着固定するのが一般的である。例えば、着座セ
ンサとして機能する感圧センサを座席シートに固定する
際には、感圧センサをクッション部に接着剤で固定する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取付構造では、センサを取付対象の部材に直接接着固定
するようになっているため、センサの材質や形状等によ
っては接着によってセンサの機能が損なわれたり、十分
な固定強度が得られなかったり、また接着固定に手間を
要したりなどの問題がある。例えば、感圧センサ等では
センサの柔軟性がその機能に重要な影響を与える場合が
あるが、接着固定によりセンサの柔軟性が阻害され、セ
ンサ機能が損なわれる場合がある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、実質
的にセンサの材質や形状等によらずに、センサの機能を
実質的に損なうことなく、センサの固定強度および取付
作業性の向上が図れるセンサユニット、センサ取付用袋
体およびセンサ取付方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、センサと、内部に前記センサを収容し
た収容部を有する袋状のセンサ取付用袋体と、を備える
ことを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記センサ取付用袋体は、前
記収容部を形成する袋本本体と、前記袋体本体の外周面
の少なくとも一部に設けられ、前記袋体本体を他の部材
に貼着固定するための貼着層と、を備えるのがよい。
【0007】また、好ましくは、前記貼着層は、前記袋
体本体の外周面に貼着された粘着シートによって構成さ
れ、前記センサ取付用袋体は、前記粘着シートの外面に
剥離可能に貼着された剥離シートをさらに備えるのがよ
い。
【0008】さらに、好ましくは、前記センサは、前記
センサ取付用袋体に設けらえた入口部を介して前記収容
部内に挿入されるのがよい。
【0009】また、好ましくは、前記入口部が、前記収
容部内に前記センサが収容された状態において閉鎖され
ているのがよい。
【0010】さらに、好ましくは、前記入口部が、前記
収容部内に前記センサが収容された状態において開放状
態に保持されているのがよい。
【0011】また、好ましくは、前記センサが、前記収
容部内に遊挿されているのがよい。
【0012】さらに、好ましくは、前記センサが、前記
収容部内にて部分的に固定されているのがよい。
【0013】また、好ましくは、前記袋体本体が、編組
シートまたはフィルムによって構成されているのがよ
い。
【0014】さらに、好ましくは、前記袋体本体の前記
センサを収容した前記収容部が外界から密閉されている
のがよい。
【0015】また、好ましくは、前記センサは、圧力を
検出する感圧センサであるのがよい。
【0016】さらに、好ましくは、前記感圧センサは、
一方向に細長い細長状形状を有し、前記センサ取付用袋
体は、前記感圧センサの形状に対応して長尺形状を有し
ているのがよい。
【0017】また、好ましくは、前記感圧センサは、圧
力印加により柔軟に弾性変形し、弾性変形した際にその
第1の電極部材と第2の電極部材とが互いに電気接触し
て導通することにより圧力を検出するのがよい。
【0018】さらに、好ましくは、前記センサユニット
は、前記感圧センサに沿って前記センサ取付用袋体の前
記収容部内に挿入された弾性部材をさらに備えるのがよ
い。
【0019】また、前記目的を達成するための技術的手
段は、内部にセンサを収容する収容部を有する袋形状を
有し、前記収容部内に前記センサを挿入するための入口
部が設けられていることを特徴とする。
【0020】さらに、前記目的を達成するための技術的
手段は、内部にセンサを収容する収容部を有する袋形状
を有し、前記収容部内に前記センサを挿入するための入
口部が設けられているセンサ取付用袋体を用意し、前記
センサ取付用袋体を取付対象の他の部材に貼着固定する
ことにより、前記収容部に収容された前記センサを前記
他の部材に固定することを特徴とする。
【0021】また、好ましくは、前記センサ取付用袋体
は、前記センサを巻き込むようにして扁平に多層に折り
畳まれたシート部材によって構成されているのがよい。
【0022】さらに、好ましくは、前記シート部材が、
前記センサの全周において少なくも2層以上の重なり度
合いで前記センサを包み込んでいるのがよい。
【0023】また、好ましくは、前記シート部材は編組
シートであるのがよい。
【0024】さらに、好ましくは、前記編組シートに
は、前記編組シートに防水効果を付与する所定の樹脂が
塗布されているのがよい。
【0025】また、好ましくは、前記センサ取付用袋体
の周縁部において、少なくとも1箇所にて機械的固定手
段により各層のシート部材同士が互いに固定されている
のがよい。
【0026】さらに、好ましくは、前記センサユニット
は、硬質の材料によって形成され、前記センサに押圧力
が印加された際に前記センサに圧力を印加し得る位置に
設けられた少なくとも1つの押圧手段をさらに備えるの
がよい。
【0027】また、好ましくは、前記押圧手段は、前記
センサ側に面する部分が凹凸形状を有しているのがよ
い。
【0028】さらに、好ましくは、前記押圧手段は、可
撓性を有する可撓性シートの一部を折り返して固定して
なる折り返し部によって構成されているのがよい。
【0029】また、好ましくは、前記押圧手段は、前記
センサの周囲に位置する前記シート部材の複数の層のう
ちの層と層との間に介装されているのがよい。
【0030】さらに、好ましくは、前記センサユニット
は、前記センサ取付用袋体に設けられ、あるいは前記セ
ンサ取付用袋体に固着された接合用の中間部材に設けら
れ、このセンサユニットを他の部材に接合するための貼
着層をさらに備えるのがよい。
【0031】また、好ましくは、前記センサユニット
は、前記センサ取付用袋体の外縁部に設けられクッショ
ン部材をさらに備え、前記クッション部材がこのセンサ
ユニットを設置すべき設置部の隙間部に挟み込まれるこ
とによりセンサユニットの前記設置部への固定が行われ
るのがよい。
【0032】さらに、好ましくは、前記センサユニット
は、車両の座席シートにおけるシートクッション内部に
配置されるのがよい。
【0033】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <センサ取付用袋体の説明>図1は本発明の第1実施形
態に係るセンサユニットの斜視図であり、図2は図1の
センサユニットの断面図である。なお、図2において、
感圧センサ10の詳細な構成に関しては便宜上図示を省
略している。このセンサユニット1は、センサ取付用袋
体(以後、単に「袋体」という)2と、感圧センサ(セ
ンサ)10とを備えている。
【0034】袋体2は、内部にセンサ10を収容する収
容部3aを有する袋状の袋体本体3と、袋体本体3の外
周面の少なくとも一部に貼着された粘着シート(貼着
層)4と、粘着シート4の外面に剥離可能に貼着された
剥離シート5とを備えている。なお、本実施形態では、
袋体2の入口部3bは、センサ10の挿入後接着剤等に
より貼り合わされて閉鎖される。なお、袋体2は、感圧
センサ10の形状に対応して長尺形状を有している。ま
た、感圧センサ10の袋体2への挿入は、袋体2の取付
対象の他の部材への貼着前であっても、貼着後であって
もよい。さらに、本実施形態では、感圧センサ10は、
袋体2の収容部3a内において、適度な位置変化が可能
なように遊挿されているが、感圧センサ10の長手方向
の一部(両端部等)を接着剤等により袋体2に固定する
ようにしてもよい。
【0035】袋体本体3は、図3に示すように、方形の
編組シート6を中心線Aで2つ折りにしてハッチングを
付した編組シート6の周縁部6aを、その入口部3bを
形成する一辺を残して接着剤7により互いに貼り合わせ
て形成されている。編組シート6の材料としては、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン、綿等の化学繊維お
よび天然繊維、あるいは化学繊維と天然繊維とを組み合
わせた複合繊維等が用いられる。なお、本実施形態で
は、編組シート6により袋体本体2を形成したが、樹脂
等によって形成されるフィルムにより袋体本体3を形成
してもよい。また、袋体本体3を防水性の部材により形
成するのが好ましい。
【0036】粘着シート4は、本実施形態では両面テー
プが用いられ、シート状に形成された袋体2の片側面に
貼着されている。この粘着シート4は、袋体2を取付対
象の他の部材に貼着固定するためのものであり、粘着シ
ート4の外面に貼られている剥離シート5を剥離するこ
とにより、他の部材に貼着できるようになっている。
【0037】<感圧センサの説明>感圧センサ10は、
図4に示すように、弾性導電チューブ(弾性チューブ)
11と、中心電極部材13と、絶縁線状部材15とを備
えている。ここで、本発明の第1および第2の電極部材
には、弾性導電チューブ11および中心電極部材13が
対応している。
【0038】弾性導電チューブ11は、図4に示すよう
に、弾性材料により形成され、周方向の少なくとも一部
の区間が弾性を有する導電部となっている(ここでは、
弾性導電チューブ11の全体が導電ゴムや弾性導電樹脂
等の弾性導電材料により形成されて周方向の全区間が導
電部となっている)。
【0039】中心電極部材13は、図4に示すように、
折曲げ可能な一方向に細長い細長形状を有し、弾性導電
チューブ11内に設けられる。この中心電極部材13
は、図5に示すように、所定の引っ張り強度および折曲
げ変形に対する復元性を有し、少なくとも外周部が弾性
を有する断面円形の細長形状の折曲げ変形容易な中心部
材21と、中心部材21の外周に所定のピッチで螺旋状
に密に横巻きされた導電性の細径の金属線23とを備え
ている。金属線23の材料としては、ニッケル合金、
銅、銅合金、ニクロム、ステンレス等が用いられる。こ
こで、金属線23は、位置ずれ防止等のため、図6に示
すように、その断面の一部(ここでは半分程度)が中心
部材21の表面にめり込むようにして巻き付けられてい
る。
【0040】中心部材21は、図4に示すように、高い
引っ張り強度を有する中心補強部材(テンションメンバ
ー)21aと、その中心補強部材21aの周囲に押出成
形により設けられた弾性材料(ここでは弾性絶縁材料)
からなる弾性層(ここでは弾性絶縁層)21bとを備え
ている。中心補強部材21aの材料としては、引っ張り
強度の強い繊維(アラミド繊維等)を撚り合わせたある
いは束ねたものが用いられる。弾性絶縁層21bの弾性
絶縁材料としては、フッ素ゴム、シリコーンゴム、EP
DM等が用いられる。
【0041】絶縁線状部材15は、少なくともその外周
部が絶縁性を有する細長形状であり、本実施形態では、
金属線と、その金属線の表面にエナメル等の絶縁材が塗
布されて形成された絶縁被膜層とを備えて構成されてい
る。そして、このような絶縁線状部材15は、図7およ
び図8に示すように、中心電極部材13に所定の巻き付
け間隔Dをあけて螺旋状に巻き付けられている。ここ
で、巻き付け間隔D等は、図7および図8に示すよう
に、後述するようにセンサ感度等に合わせて容易に調節
できるようになっている。
【0042】このような感圧センサ10の組み立ては、
中心電極部材13の外周に巻き付け機等によって絶縁線
状部材15を中心電極部材13の長手方向に連続的に巻
き付け、絶縁線状部材15を中心電極部材13と共に弾
性導電チューブ11内に挿入することにより行われる。
【0043】このような構成により、感圧センサ10に
圧力が印加されていない状態では、絶縁線状部材15に
よって中心電極部材13(特に、金属線23)と弾性導
電チューブ11とを離間させて電気的に絶縁されるよう
になっている。
【0044】一方、感圧センサ10に所定強度以上の圧
力が印加されて、弾性導電チューブ11の内部空洞が押
しつぶされるように弾性変形された際には、螺旋状に巻
き付けられた絶縁線状部材15間の隙間部を介して弾性
導電チューブ11と中心電極部材13との電気接触が許
容されるようになっている。この感圧センサ10では、
この弾性導電チューブ11と中心電極部材13との電気
的導通の有無を検出することにより、圧力印加の有無
(あるいは圧力印加状況)を検知するようになってい
る。そして、圧力印加の解除に伴って、弾性導電チュー
ブ11は図4に示す元の形状に復帰し、弾性導電チュー
ブ11と中心電極部材13との電気的接触は解消され
る。
【0045】なお、弾性導電チューブ11および中心電
極部材13の一方側端部には、信号取り出し用のリード
線31(図1参照)の一端部が電気接続され、そのリー
ド線31の他端部には接続コネクタ33(図9参照)が
接続されている。
【0046】ここで、絶縁線状部材15の太さ(中心電
極部材13の長手方向に対する幅W(図7参照)および
中心電極部材13の径方向に対する厚さ)および巻き付
け間隔D等は、圧力印加時に弾性変形して弾性チューブ
11の導電部が中心電極部材13に電気接触するのに必
要な圧力強度、すなわちセンサ感度が所望とするレベル
になるように設定される。例えば、図7の例では、絶縁
線状部材15の太さ(外径)は0.6mmに設定され、
巻き付け間隔Dは約15mmに設定されており、図8の
例では、絶縁線状部材15の太さ(外径)は0.3mm
に設定され、巻き付け間隔Dは約5mmに設定されてい
る。
【0047】このような感圧センサ10の構成により、
中心電極部材13の外周部に絶縁線状部材15を巻き付
け、その絶縁線状部材15を弾性導電チューブ11と中
心電極部材13との間に介装する構成であるため、構造
が簡単であるとともに、巻き付けた絶縁線状部材15を
中心電極部材13とともに弾性導電チューブ11内に容
易かつスムーズに挿入して組み立てを行うことができ、
容易かつ低コストに製造することができる。
【0048】また、中心電極部材13と弾性導電チュー
ブ11との間に絶縁線状部材15が介装されているた
め、感圧センサ10を大きな曲率で湾曲配置しても、中
心電極部材13と弾性導電チューブ11が不用意に接触
して圧力の誤検知が生じることがなく、適切に機能させ
ることができる。
【0049】さらに、絶縁線状部材15の太さ(中心電
極部材13の長手方向に対する幅Wおよび中心電極部材
13の径方向に対する厚さの少なくとも一方)および巻
き付け間隔D等の少なくともいずれか一つを調節するこ
とによってセンサ感度を容易に調節することができる。
【0050】また、絶縁線状部材15を中心電極部材1
3に螺旋状に巻き付けて装着する構成であるため、絶縁
線状部材15を強固に中心電極部材13に装着すること
ができる。このため、感圧センサ10を曲げたり伸ばし
たりしても、絶縁線状部材15が中心電極部材13上で
実質的に位置ずれや形くずれすることなく、絶縁線状部
材15の巻き付け形状を強固に保持することができ、圧
力検出感度を一定に保持することができる等の信頼性の
向上が図れる。
【0051】さらに、絶縁線状部材15は、均一な巻き
付け間隔で精度よく容易に巻き付け装着することができ
るため、圧力検出対象物が感圧センサ10に当接した際
に、絶縁線状部材15がじゃまになって弾性導電チュー
ブ11と中心電極部材13との導通が阻害されることが
実質的になく、小物の圧力検出対象物でも確実に圧力検
出を行うことができるとともに、感圧センサ10の長手
方向に対して実質的に連続的にいずれの位置でも圧力検
出を行うことができる。
【0052】また、絶縁線状部材15の巻き付けは、巻
き付け装置等により中心電極部材13の長手方向に対し
て実質的に任意の長さで連続的に行うことができるた
め、長尺の感圧センサ10を低コストに容易に作成する
ことができる。
【0053】さらに、絶縁線状部材15が心材として金
属線を備えて形成されているため、絶縁線状部材15を
中心電極部材13に巻き付けた際に、金属線の形状保持
特性により絶縁線状部材15の巻き付き形状が保持され
る。このため、接着剤等の固定手段を用いることなく、
巻き付けだけで絶縁線状部材15の固定を強固に行うこ
とができるとともに、湾曲変形に対して適度に腰が強く
かつしなやかに湾曲させることができ、しかも堅牢性を
具備した感圧センサ10を提供できる。
【0054】また、絶縁線状部材15の接着固定等の特
別な端末処理を行わずに中心電極部材13および絶縁線
状部材15を途中で切断しても、切断箇所において巻き
付けた絶縁線状部材15が中心電極部材13から解けて
しまうようなことがなく、取り扱いが容易である。
【0055】さらに、このような絶縁線状部材15を中
心電極部材13に螺旋状に巻き付けることにより中心電
極部材13の腰を強くすることができ、中心電極部材1
3の弾性導電チューブ11への挿入を容易に行うことが
でき、作業性の向上が図れる。
【0056】また、中心電極部材13の端部に信号取り
出し用のリード線を接続した際には、リード線と中心電
極部材13との電気接続部の上から絶縁線状部材15を
密に巻き付けることにより、特別な絶縁部材を設けるこ
となく、前記電気接続部と弾性導電チューブ11を絶縁
することができる。
【0057】さらに、中心電極部材13が、所定の引っ
張り強度および折曲げ変形に対する復元性を有し、少な
くとも外周部が弾性を有する細長形状の中心部材21
と、その中心部材21の外周に螺旋状に横巻きされた導
電性の金属線23とを備えて構成されているため、感圧
センサ10を折曲げ変形させた状態で種々の配設形態に
対応させて容易に配設することができるとともに、機械
的強度が高く、屈曲に対する復元性が高く、耐衝撃性に
優れた感圧センサ10を提供することができる。
【0058】<センサユニットの取付状態の説明>図9
は、図1のセンサユニット1が車両の座席シート41
(ここでは座席シート41の座面)に配設された状態を
示す図である。図9の配設例では、センサユニット1
が、粘着シート4により座席シート41のクッション4
3の上面に貼着固定されている。この場合、センサユニ
ット1は、クッション43とこのクッション43を包む
ように装着される図示しないシートカバーとの間に配設
されることとなる。なお、図9において符号Bは、座席
シート41の前方側を示しており、本実施形態では、感
圧センサ10が座席シート41の前後方向に沿って配設
されている。
【0059】<効果>以上のように、本実施形態によれ
ば、感圧センサ10が袋体2に収容されているため、袋
体2を取付対象の他の部材(ここでは座席シート41の
クッション43)に貼着固定することにより、感圧セン
サ10の材質や形状等によらずに、感圧センサ10の柔
軟性等の機能を実質的に損なうことなく、感圧センサ1
0の固定強度および取付作業性の向上が図れる。例え
ば、クッション43上のセンサユニット1に上下、左
右、斜め方向からの激しい荷重が印加されても、固定状
態を保持することができるようになっている。
【0060】また、袋体本体3の外周面に粘着シート4
が貼着され、その粘着シート4上に剥離シート5が剥離
可能に貼着されているため、剥離シート5を剥離すると
袋体2を取付対象の他の部材(クッション43等)にす
ぐに貼着固定することができ、作業性がよい。
【0061】さらに、感圧センサ10を袋体2の入口部
3bを介して袋体2内に容易に挿入することができる。
【0062】また、感圧センサ10の挿入後は、袋体2
の入口部3bが閉鎖されるため、収容部3a内へのゴミ
等の異物の進入を防止することができる。特に、本実施
形態では、袋体本体3のセンサを収容した収容部3aが
外界から密閉されているため、収容部3a内へのゴミ等
の異物の進入を防止することができる。
【0063】さらに、感圧センサ10が袋体2の収容部
3a内に遊挿されているため、柔軟な弾性変形が機能上
必要な感圧センサ10の柔軟性を保持することができ、
感圧センサ10の機能を損ねることがない。なお、感圧
センサ10を収容部3a内にて長手方向の一部を部分的
に袋体2に固定するようにした場合には、柔軟な弾性変
形が機能上必要な感圧センサ10の柔軟性を保持しつ
つ、収容部3a内での感圧センサ10の固定を行うこと
ができる。
【0064】<第2実施形態>図10は、本発明の第2
実施形態に係るセンサユニットが車両の座席シートに配
設された状態を示す図である。なお、本実施形態に係る
センサユニット1が第1実施形態に係るセンサユニット
1と異なる点は、袋体2の入口部3bが感圧センサ10
の挿入後も開放されたままの状態に保持されている点
と、感圧センサ10の座席シート41に対する配設方向
が異なっている点のみであり、互いに対応する部分には
同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態で
は、図10に示すように、感圧センサ10が座席シート
41の左右方向に沿って配設されている。
【0065】以上のように、本実施形態においても前述
の第1実施形態とほぼ同様な効果が得られる。特に、本
実施形態では、感圧センサ10の挿入後も入口部3bを
開放させたまま保持するため、入口部3bを介して感圧
センサ10の交換等を容易に行うことができるという利
点がある。
【0066】なお、上述の各実施形態では、センサとし
て感圧センサ10を備えるようにしたが、代わりに他の
構成の感圧センサを備えるようにしてもよく、あるいは
温度センサ等の他のセンサを代わりに備えるようにして
もよい。
【0067】また、上述の第1及び第2実施形態の変形
例として、図11に示すように、弾発性を有する長尺状
の少なくと1つ(ここでは1つ)の弾性部材51を、感
圧センサ10に沿ってセンサ取付用袋体2の収容部3a
内におけるセンサ10の片側あるいは両側(ここでは片
側)に挿入するようにしてもよい。
【0068】これによって、圧力が印加されてセンサ取
付用袋体2、感圧センサ10および弾性部材51が押し
つぶされるようにして弾性変形している状態において、
圧力印加が解除された際に、弾性部材51がセンサ取付
用袋体2の収容部3a内を感圧センサ10と共に押し広
げるように復元し、感圧センサ10の復元を補助するよ
うになっているため、感圧センサ10による圧力印加の
解除の検出を迅速に行うことができる。
【0069】また、圧力印加時の応力が感圧センサ10
と弾性部材51とに分散されるため、弾性部材51の存
在により感圧センサ10に強い応力がかかるのを防止す
ることができる。
【0070】<第3実施形態>図12は本発明の第3実
施形態に係るセンサユニットの斜視図であり、図13は
そのセンサユニットの図12におけるA−A断面図であ
る。このセンサユニット1では、図12及び図13に示
すように、センサ取付用袋体2が多層に折り畳まれたシ
ート部材61によって構成されている。袋体2の内部の
収容部3aには、前述の第1の実施形態と同様な感圧セ
ンサ10が収容されている。
【0071】シート部材61は、図14に示すように、
矩形状の編組シート(本実施形態では、ポリエステル布
シート)であり、その編組シートに防水効果を付与する
所定の樹脂(本実施形態では、シリコン樹脂)が塗布さ
れている。そして、シート部材61は、図14の仮想線
B1〜B3に示す折り畳み位置で、感圧センサ10を巻
き込むようにして扁平に多層に折り畳まれている。これ
によって、図13に示すように、シート部材61が、感
圧センサ10の全周において少なくも2層以上(本実施
形態では2層)の重なり度合いでセンサを包み込んでい
る。
【0072】このようにシート部材61によって構成さ
れる袋体2は、図12に示すように、長手方向の両外縁
部の2箇所C1,C2、及び巻き込んだシート部材61
の巻き込み方向の外側の外縁部の2箇所C3,C4に
て、機械的固定手段である金属製のかしめ固定具(本実
施形態ではホッチキスの針)63a〜63eにより各層
のシート部材61同士が互いに固定されている。固定箇
所C2では、かしめ固定具63b,63cにより2箇所
で固定が行われている。図15はかしめ固定具63dに
よる固定箇所C3の固定状態を示す断面図である。な
お、機械的固定手段としてハトメを用いてもよく、ある
いは接着剤を用いてもよい。
【0073】また、本実施形態では、図12に示すよう
に、センサユニット1に押圧力が印加された際に感圧セ
ンサ10に効果的に圧力が印加されるように、押圧部材
65,67が備えられている。この押圧部材65,67
は、図16に示すように、硬質の樹脂材料から形成され
可撓性を有する可撓性樹脂フィルム(可撓性シート)の
先端部を折り返して金属製のかしめ固定具(本実施形態
ではホッチキスの針)69,71により固定することに
より構成されている。その押圧部材65,67の折り返
し固定された折り返し部が、感圧センサ10を押圧する
押圧手段である押圧部65a,67aとなっている。
【0074】このように構成される押圧部材65,67
は、図12に示すように、感圧センサ10の周囲に位置
するシート部材61の複数(ここでは2層)の層のうち
の層と層との間(ここでは内側の層61aと外側の層6
1bとの間)に介装されている。そして、押圧部65
a,67aがシート部材61の内側の層61aを挟んで
感圧センサ10に対向する位置に配置されている。両押
圧部材65,67は、袋体2の長手方向の両側に介装さ
れており、シート部材61の層間に介装された状態でか
しめ固定具63a〜63eによってシート部材61に一
体的に固定されている。この2つの押圧部材65,67
の押圧部65a,67aが位置している部分と、位置し
ていない部分とによって凸部と凹部が形成され、外部か
ら押圧力が印加された際に、この凹凸形状が感圧センサ
10に効果的に押圧力を与えるようになっている。
【0075】ここで、本実施形態では、押圧部材65,
67をシート部材61の層間に介装するようにしたば、
シート部材61によって構成される袋体2の収容部3a
内に押圧部材65,67を配設してもよく、あるいは袋
体2の外側に押圧部材65,67を配設するようにして
もよい。
【0076】また、感圧センサ10を包み込んだ袋体2
の長手方向の両端部には、図12に示すように接合用の
中間部材73,75が固着されている。各中間部材7
3,75は、図17及び図18に示すように、可撓性を
有する所定形状の可撓性樹脂フィルムを2つ折りにした
ものによって構成されており、袋体2の各端部を上下か
ら挟み込むようにその各端部に装着された状態で、かし
め固定具63a〜63cによってシート部材61と一体
に固定されている。
【0077】この中間部材73,75は、このセンサユ
ニット1を他の部材に両面テープや接着剤で固定する際
に、その固定強度を向上させるため、及びセンサユニッ
ト1の端部の保護のためなどに設けられるものである。
すなわち、この樹脂フィルム製の中間部材73,75は
布性のシート部材61よりも両面テープ等を用いた固着
性が優れているため、中間部材73,75の部分を両面
テープ等を用いて他の部材に固着するようにすれば、シ
ート部材61からなる袋体2を他の部材に直接固定する
場合に比して固定強度の向上が図れる。ここで、中間部
材75には、図18に示すようにリード線31を通すた
めの開口部75aが設けられている。
【0078】中間部材75の図12における下面側に
は、両面テープ(貼着層)77が貼着されており、その
貼着層77の表面には、剥離シート79が貼着されてい
る。そして、センサユニット1の設置の際には、その剥
離シート79を引き剥がし、露わになった両面テープ7
7を設置対象の部材(座席シートのシートクッション
等)に貼着するようになっている。
【0079】本実施形態によれば、袋体2が、感圧セン
サ10を巻き込むようにして扁平に多層に折り畳まれた
シート部材61によって構成されているため、柔軟性等
を保持しつつ袋体2の剛性及び弾力性を向上させること
ができる。その結果、センサユニット1の取り扱い性を
向上することができるとともに、押圧力が印加されてセ
ンサユニット1が変形した際等に、押圧力解除時のセン
サユニット1の復元性を向上することができる。
【0080】また、袋体2を構成するシート部材61が
編組シートで構成されているため、柔軟性及び弾力性に
富んだ袋体2を構成することができる。
【0081】さらに、シート部材61を構成する編組シ
ートに防水効果を有する樹脂を塗布することによって、
編組シートに適度な剛性を持たせることができ、袋体2
の剛性及び弾力性をより向上させることができるととも
に、袋体2に防水、防塵及び防油等の効果を付与するこ
とができる。
【0082】また、袋体2の周縁部においてかしめ固定
具63a〜63eにより各層のシート部材61同士が互
いに固定されているため、袋体2の剛性を向上させるこ
とがができる。また、かしめ固定具63a〜63eによ
って押圧部材65,65及び中間部材73,75とシー
ト部材61との固定も同時に行うことができる。
【0083】さらに、センサユニット1に押圧力が印加
された際に、押圧部材65,67の押圧部65a,67
aが感圧センサ10に圧力を印加するようになっている
ため、押圧力の検出感度の向上が図れるとともに、押圧
部65a,67aの配置位置、大きさ、形状等を調節す
ることによりセンサユニット1の感度調節を容易に行う
ことができる。
【0084】また、押圧部65a,67aによって形成
される凹凸形状を調節することによりセンサユニット1
0の感度調節を容易に行うことができる。
【0085】さらに、可撓性樹脂フィルムの先端部を折
り返して固定するだけで押圧手段である押圧部65a,
67aを容易に作製することができる。
【0086】また、硬質の樹脂材料によって形成された
押圧部材65,67がシート部材61の層間に介装され
ているため、押圧部材65,67の押圧部65a,67
aと感圧センサ10との間に介在するシート部材61が
緩和材となり押圧部65a,67aが感圧センサ10に
直接押し付けられて感圧センサ10が劣化するのを防止
することができる。
【0087】さらに、袋体2に樹脂フィルム製の中間部
材73,75が固着されており、この中間部材73の部
分を利用してセンサユニット1の設置対象の他の部材へ
の固着を行うようになっているため、両面テープ77
(あるいは接着剤等)を利用した固着強度の向上が図れ
る。あるいは、中間部材73が設けられた部分は剛性が
増しているため、その部分を利用してセンサユニット1
のシートクッション等への設置作業等を有利に行うこと
ができる。例えば、中間部材73が設けられた部分をシ
ートクッションに設けられた溝部や孔部に押し込んでセ
ンサユニット1の固定を行う場合には、その設置作業
(押し込み作業等)を容易に行うことができる。
【0088】また、中間部材75に貼着された両面テー
プ77によりこのセンサユニット1をシートクッション
等の他の部材に容易に固定することができる。
【0089】ここで、図19は、押圧部材65,67の
変形例を示す斜視図である。この変形例に係る押圧部材
65,67では、樹脂製フィルム81の先端部に、硬質
の樹脂製(UV樹脂等)からなる部材(ここでは角柱部
材)83を接着剤等で接合することにより押圧部65
a,67aが形成されている。
【0090】図20は、押圧部材65,67の他の変形
例を示す斜視図である。この変形例に係る押圧部材6
5,67では、樹脂製フィルム85の片側表面に、所定
間隔で硬質の樹脂製(UV樹脂等)からなる部材(ここ
では角柱部材)87を接着剤等で複数接合することによ
り複数の押圧部65a,67aが形成されている。この
場合、必ずしも2つの押圧部材65,67を用いる必要
はなく、いずれか一方の1つの押圧部材65,67を感
圧センサ10の長手方向に沿って配設するようにしても
よい。
【0091】<第4実施形態>図21は本発明の第4実
施形態に係るセンサユニットの斜視図である。本実施形
態に係るセンサユニット1では、前述の第3実施形態に
係るセンサユニット1の構成を利用して、図21に示す
ように、中間部材75の下面側に両面テープ77により
さらなる中間部材91が貼着されている。この中間部材
91は、ポリウレタン等の発泡性のクッション部材によ
って形成された板状部材であり、この中間部材91を貼
着層(両面テープ、接着剤等)によって設置対象の他の
部材(シートクッション等)に固着することによってセ
ンサユニット1の設置対象への固着が行われるようにな
っている。
【0092】さらに、中間部材75の図21における上
面側には、両面テープ92が貼着されており、その両面
テープ92の表面に剥離シート93が貼着されている。
そして、この剥離リート93を剥離し、露わになった両
面テープ91を用いることによってもセンサユニット1
の固着を行うことができるようになっている。
【0093】特に、クッション部材からなる中間部材9
1を、シートクッションに設けた溝部、凹部、孔部等に
押し込んだ(あるいは嵌め込んだ)状態でセンサユニッ
ト1のシートクッションへの固定を行うことにより、耐
震性等の固定強度の向上が図れる。また、シートクッシ
ョンに設けた溝部等への外部からの異物の侵入も防止す
ることができる。
【0094】<第5実施形態>図22は本発明の第5実
施形態に係るセンサユニットの斜視図である。本実施形
態に係るセンサユニット1では、前述の図21に示す第
4実施形態に係るセンサユニット1の構成を利用して、
図22に示すように、中間部材75の上面側に、その上
面に貼着された両面テープを用いてさらなる中間部材9
5が貼着されている。この中間部材95は、中間部材9
1と同様な材質のクッション部材から構成された板状の
部材である。
【0095】そして、本実施形態では、この上下の中間
部材91,95を利用してセンサユニット1の固定を行
うようになっている。すなわち、図23に示すように、
センサユニット1の中間部材91,95が設けられた部
分を、図23に示すように、このセンサユニット1を設
置すべき設置部の隙間部97に挟み込むことによりセン
サユニット1の前記設置部への固定が行われるようにな
っている。
【0096】<第6実施形態>図24は本発明の第6実
施形態に係るセンサユニットの斜視図である。本実施形
態に係るセンサユニット1では、前述の図21に示す第
4実施形態に係るセンサユニット1の構成を基本とし
て、中間部材73を押圧部98が設けられたものに交換
するとともに、第4実施形態に係る構成から押圧部材6
5を省略している。
【0097】本実施形態に係る中間部材73は、可撓性
を有する樹脂フィルム99の一端部の片側表面に、硬質
の樹脂製(UV樹脂等)からなる部材(ここでは角柱部
材)101を接着剤等で接合することにより押圧部98
が形成されている。そして、この樹脂フィルム99を中
央部で2つ折りにして袋体2の端縁を上下から挟み込む
ようにして袋体2に装着した状態で、かしめ固定具63
aによってシート部材61に固定されている。このと
き、押圧部98を形成する部材101が袋体2に対向す
るような向きで、樹脂フィルム99の装着が行われる。
また、この装着状態において、押圧部98が袋体2を介
して感圧センサ10と対向する位置に配置されており、
このセンサユニット1に外部から押圧力が印加される
と、押圧部98が効果的に感圧センサ10を押圧するよ
うになっている。
【0098】なお、上述の第3実施形態及びその変形例
に係る押圧部材65,67を、上述の第1及び第2実施
形態に適用してもよい。この場合、押圧部材65,67
は袋体2の収容部3a内又は袋体2の外側に配設され
る。
【0099】また、上述の各実施形態に係るセンサユニ
ット1を、車両の座席シートにおけるシートクッション
内部に配置するようにしてもよい。この場合、センサユ
ニット1が、シートクッション内部に配置されるため、
搭乗物が座席シートに着座した際のセンサユニット1の
存在感や違和感を緩和することができるとともに、搭乗
者の着座によるセンサユニット1へ印加される押圧力を
安定させることができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1ないし28に記載の発明によれ
ば、センサがセンサ取付用袋体に収容されているため、
例えばセンサ取付用袋体を取付対象の他の部材に貼着固
定するなどすることにより、実質的にセンサの材質や形
状等によらずに、センサの柔軟性等の機能を実質的に損
なうことなく、センサの固定強度および取付作業性の向
上が図れる。
【0101】請求項2に記載の発明によれば、貼着層に
よりセンサ取付用袋体およびセンサを取付対象の他の部
材に強固に固定することができる。
【0102】請求項3に記載の発明によれば、袋体本体
の外周面の少なくとも一部に粘着シートが貼着され、そ
の粘着シート上に剥離シートが剥離可能に貼着されてい
るため、剥離シートを剥離するとセンサ取付用袋体を取
付対象の他の部材にすぐに貼着固定することができ、作
業性がよい。
【0103】請求項4に記載の発明によれば、センサを
入口部を介してセンサ取付用袋体内に容易に挿入するこ
とができる。
【0104】請求項5に記載の発明によれば、センサ取
付用袋体の入口部が閉鎖されるため、収容部内へのゴミ
等の異物の進入を防止することができる。
【0105】請求項6に記載の発明によれば、センサ取
付袋体の入口部が開放状態に保持されるため、入口部に
よりセンサの交換等を容易に行うことができる。
【0106】請求項7に記載の発明によれば、センサが
収容部内に遊挿されているため、柔軟な弾性変形が機能
上必要なセンサの柔軟性を保持することができる。
【0107】請求項8に記載の発明によれば、センサが
収容部内にて部分的に固定されているため、柔軟な弾性
変形が機能上必要なセンサの柔軟性を保持しつつ、収容
部内でのセンサの固定を行うことができる。
【0108】請求項10に記載の発明によれば、袋体本
体のセンサを収容した収容部が外界から密閉されている
ため、収容部内へのゴミ等の異物の進入を防止すること
ができる。
【0109】請求項11に記載の発明によれば、感圧セ
ンサにはその機能上柔軟な弾性変形が必要なものや、接
着剤による取付対象の他の部材への直接の固定に不向き
なものがあるが、このような感圧センサであっても感圧
センサの機能を損ねることなく、感圧センサの取り付け
を容易にかつ強固に行うことができる。
【0110】請求項13に記載の発明によれば、本発明
に係る感圧センサはその機能上柔軟な弾性変形が必要で
あるが、本発明に係るセンサ取付用袋体を用いることに
より感圧センサの機能を損ねることなく、感圧センサの
取り付けを容易にかつ強固に行うことができる。
【0111】請求項14に記載の発明によれば、弾性部
材が、感圧センサに沿ってセンサ取付用袋体の収容部内
に挿入されており、圧力が印加されてセンサ取付用袋
体、感圧センサおよび弾性部材が押しつぶされるように
して弾性変形している状態において、圧力印加が解除さ
れた際に、弾性部材がセンサ取付用袋体の収容部内を感
圧センサと共に押し広げるように復元し、感圧センサの
復元を補助するようになっているため、感圧センサによ
る圧力印加の解除の検出を迅速に行うことができる。
【0112】また、圧力印加時の応力が感圧センサと弾
性部材とに分散されるため、弾性部材の存在により感圧
センサに強い応力がかかるのを防止することができる。
【0113】請求項15に記載の発明によれば、例えば
センサを収容したセンサ取付用袋体を取付対象の他の部
材に貼着固定するなどすることにより、実質的にセンサ
の材質や形状等によらずに、センサの柔軟性等の機能を
実質的に損なうことなく、センサの固定強度および取付
作業性の向上が図れる。
【0114】請求項16に記載の発明によれば、実質的
にセンサの材質や形状等によらずに、センサの柔軟性等
の機能を実質的に損なうことなく、センサの固定強度お
よび取付作業性の向上が図れる。
【0115】請求項17及び18に記載の発明によれ
ば、センサ取付用袋体が、センサを巻き込むようにして
扁平に多層に折り畳まれたシート部材によって構成され
ているため、柔軟性等を保持しつつセンサ取付用袋体の
剛性及び弾力性を向上させることとができる。その結
果、センサユニットの取り扱い性を向上することができ
るとともに、押圧力が印加されてセンサユニットが変形
した際等に、押圧力解除時のセンサユニットの復元性を
向上することができる。
【0116】請求項19に記載の発明によれば、センサ
取付用袋体を構成するシート部材が編組シートで構成さ
れているため、柔軟性及び弾力性に富んだ袋体を構成す
ることができる。
【0117】請求項20に記載の発明によれば、センサ
取付用袋体を構成する編組シートに防水効果を有する樹
脂を塗布することによって、編組シートに適度な剛性を
持たせることができ、センサ取付用袋体の剛性及び弾力
性をより向上させることができるとともに、センサ取付
用袋体に防水、防塵及び防油等の効果を付与することが
できる。
【0118】請求項21に記載の発明によれば、センサ
取付用袋体の周縁部において、少なくとも1箇所にて機
械的固定手段により各層のシート部材同士が互いに固定
されているため、センサ取付用袋体の剛性を向上させる
ことがができる。
【0119】請求項22に記載の発明によれば、センサ
ユニットに押圧力が印加された際に、押圧手段がセンサ
に圧力を印加するようになっているため、押圧力の検出
感度の向上が図れるとともに、押圧手段の配置位置、大
きさ、形状等を調節することによりセンサユニットの感
度調節を容易に行うことができる。
【0120】請求項23に記載の発明によれば、押圧手
段の凹凸形状を調節することによりセンサユニットの感
度調節を容易に行うことができる。
【0121】請求項24に記載の発明によれば、可撓性
シートの一部を折り返して固定するだけで押圧手段を作
製することができるため、押圧手段を容易に作製するこ
とができる。
【0122】請求項25に記載の発明によれば、硬質の
押圧手段がシート部材の層間に介装されているため、押
圧手段とセンサとの間に介在するシート部材が緩和材と
なり押圧手段がセンサに直接押し付けられてセンサが劣
化するのを防止することができる。
【0123】請求項26に記載の発明によれば、貼着層
によりこのセンサユニットを他の部材に容易に固定する
ことができる。
【0124】請求項27に記載の発明によれば、センサ
取付用袋体の長手方向端部に設けられたクッション部材
を隙間部に挟み込むだけでセンサユニットの固定が行わ
れるため、センサユニットの固定を容易に行うことがで
きる。
【0125】請求項28に記載の発明によれば、センサ
ユニットが、車両の座席シートにおけるシートクッショ
ン内部に配置されるため、搭乗物が座席シートに着座し
た際のセンサユニットの存在感や違和感を緩和すること
ができるとともに、搭乗者の着座によるセンサユニット
へ印加される押圧力を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るセンサユニットの
斜視図である。
【図2】図1のセンサユニットの断面図である。
【図3】センサ取付用袋体に用いられる布シートの平面
図である。
【図4】感圧センサの断面図である。
【図5】図4の感圧センサの中心電極部材の側面図であ
る。
【図6】図5の中心電極部材の要部拡大断面図である。
【図7】絶縁線状部材が中心電極部材に巻き付けられた
状態を示す図である。
【図8】絶縁線状部材が中心電極部材に巻き付けられた
状態を示す図である。
【図9】図1のセンサユニットが車両の座席シートに配
設された状態を示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るセンサユニット
が車両の座席シートに配設された状態を示す図である。
【図11】図1および図2のセンサユニットの変形例の
断面図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係るセンサユニット
の斜視図である。
【図13】図12におけるA−A断面図である。
【図14】センサ取付用袋体を構成するシート部材の折
り畳む前の平面図である。
【図15】かしめ固定具による固定箇所の固定状態を示
す断面図である。
【図16】押圧部材の斜視図である。
【図17】中間部材の斜視図である。
【図18】中間部材の斜視図である。
【図19】押圧部材の変形例を示す斜視図である。
【図20】押圧部材の他の変形例を示す斜視図である。
【図21】本発明の第4実施形態に係るセンサユニット
の斜視図である。
【図22】本発明の第5実施形態に係るセンサユニット
の斜視図である。
【図23】図22のセンサユニットの固定状態を示す断
面図である。
【図24】本発明の第6実施形態に係るセンサユニット
の斜視図である。
【符号の説明】
1 センサユニット 2 センサ取付用袋体 3 袋体本体 3a 収容部 3b 入口部 4 粘着シート 5 剥離シート 6 編組シート 10 感圧センサ 11 弾性導電チューブ 13 中心電極部材 15 絶縁線状部材 41 座席シート 43 クッション 51 弾性部材 61 シート部材 63a〜63e かしめ固定具 65,67 押圧部材 65a,67a 押圧部 73,75 中間部材 77 両面テープ 91 中間部材 92 両面テープ 95 中間部材 97 隙間部 98 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粂 昌宏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 小林 祥延 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 鈴木 茂 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 井上 浩 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサと、 内部に前記センサを収容した収容部を有する袋状のセン
    サ取付用袋体と、を備えることを特徴とするセンサユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記センサ取付用袋体は、 前記収容部を形成する袋本本体と、 前記袋体本体の外周面の少なくとも一部に設けられ、前
    記袋体本体を他の部材に貼着固定するための貼着層と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のセンサユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記貼着層は、前記袋体本体の外周面に
    貼着された粘着シートによって構成され、 前記センサ取付用袋体は、 前記粘着シートの外面に剥離可能に貼着された剥離シー
    トをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のセ
    ンサユニット。
  4. 【請求項4】 前記センサは、前記センサ取付用袋体に
    設けらえた入口部を介して前記収容部内に挿入されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のセ
    ンサユニット。
  5. 【請求項5】 前記入口部が、前記収容部内に前記セン
    サが収容された状態において閉鎖されていることを特徴
    とする請求項4に記載のセンサユニット。
  6. 【請求項6】 前記入口部が、前記収容部内に前記セン
    サが収容された状態において開放状態に保持されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のセンサユニット。
  7. 【請求項7】 前記センサが、前記収容部内に遊挿され
    ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載のセンサユニット。
  8. 【請求項8】 前記センサが、前記収容部内にて部分的
    に固定されていることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載のセンサユニット。
  9. 【請求項9】 前記袋体本体が、編組シートまたはフィ
    ルムによって構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載のセンサユニット。
  10. 【請求項10】 前記袋体本体の前記センサを収容した
    前記収容部が外界から密閉されていることを特徴とする
    請求項2に記載のセンサユニット。
  11. 【請求項11】 前記センサは、圧力を検出する感圧セ
    ンサであることを特徴とする請求項1ないし10のいず
    れかに記載のセンサユニット。
  12. 【請求項12】 前記感圧センサは、一方向に細長い細
    長状形状を有し、 前記センサ取付用袋体は、前記感圧センサの形状に対応
    して長尺形状を有していることを特徴とする請求項11
    に記載のセンサユニット。
  13. 【請求項13】 前記感圧センサは、圧力印加により柔
    軟に弾性変形し、弾性変形した際にその第1の電極部材
    と第2の電極部材とが互いに電気接触して導通すること
    により圧力を検出することを特徴とする請求項12に記
    載のセンサユニット。
  14. 【請求項14】 前記センサユニットは、 前記感圧センサに沿って前記センサ取付用袋体の前記収
    容部内に挿入された弾性部材をさらに備えることを特徴
    とする請求項13に記載のセンサユニット。
  15. 【請求項15】 内部にセンサを収容する収容部を有す
    る袋形状を有し、前記収容部内に前記センサを挿入する
    ための入口部が設けられていることを特徴とするセンサ
    取付用袋体。
  16. 【請求項16】 内部にセンサを収容する収容部を有す
    る袋形状を有し、前記収容部内に前記センサを挿入する
    ための入口部が設けられているセンサ取付用袋体を用意
    し、 前記センサ取付用袋体を取付対象の他の部材に貼着固定
    することにより、前記収容部に収容された前記センサを
    前記他の部材に固定することを特徴とするセンサ取付方
    法。
  17. 【請求項17】 前記センサ取付用袋体は、 前記センサを巻き込むようにして扁平に多層に折り畳ま
    れたシート部材によって構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のセンサユニット。
  18. 【請求項18】 前記シート部材が、前記センサの全周
    において少なくも2層以上の重なり度合いで前記センサ
    を包み込んでいることを特徴とする請求項17に記載の
    センサユニット。
  19. 【請求項19】 前記シート部材は編組シートであるこ
    とを特徴とする請求項17又は18に記載のセンサユニ
    ット。
  20. 【請求項20】 前記編組シートには、前記編組シート
    に防水効果を付与する所定の樹脂が塗布されていること
    を特徴とする請求項19に記載のセンサユニット。
  21. 【請求項21】 前記センサ取付用袋体の周縁部におい
    て、少なくとも1箇所にて機械的固定手段により各層の
    シート部材同士が互いに固定されていることを特徴とす
    る請求項17ないし20のいずれかに記載のセンサユニ
    ット。
  22. 【請求項22】 前記センサユニットは、 硬質の材料によって形成され、前記センサに押圧力が印
    加された際に前記センサに圧力を印加し得る位置に設け
    られた少なくとも1つの押圧手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項1、17ないし21のいずれかに記載
    のセンサユニット。
  23. 【請求項23】 前記押圧手段は、前記センサ側に面す
    る部分が凹凸形状を有していることを特徴とする請求項
    22に記載のセンサユニット。
  24. 【請求項24】 前記押圧手段は、可撓性を有する可撓
    性シートの一部を折り返して固定してなる折り返し部に
    よって構成されていることを特徴とする請求項22に記
    載のセンサユニット。
  25. 【請求項25】 前記押圧手段は、前記センサの周囲に
    位置する前記シート部材の複数の層のうちの層と層との
    間に介装されていることを特徴とする請求項22ないし
    24のいずれかに記載のセンサユニット。
  26. 【請求項26】 前記センサユニットは、 前記センサ取付用袋体に設けられ、あるいは前記センサ
    取付用袋体に固着された接合用の中間部材に設けられ、
    このセンサユニットを他の部材に接合するための貼着層
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、17ないし
    25のいずれかに記載のセンサユニット。
  27. 【請求項27】 前記センサユニットは、 前記センサ取付用袋体の外縁部に設けられクッション部
    材をさらに備え、 前記クッション部材がこのセンサユニットを設置すべき
    設置部の隙間部に挟み込まれることによりセンサユニッ
    トの前記設置部への固定が行われることを特徴とする請
    求項1、17ないし25のいずれかに記載のセンサユニ
    ット。
  28. 【請求項28】 前記センサユニットは、車両の座席シ
    ートにおけるシートクッション内部に配置されることを
    特徴とする請求項1、17ないし27のいずれかに記載
    のセンサユニット。
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