JP2002347612A - 鉄道用貨物車両及び鉄道貨物輸送方法 - Google Patents

鉄道用貨物車両及び鉄道貨物輸送方法

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JP2002347612A
JP2002347612A JP2001154784A JP2001154784A JP2002347612A JP 2002347612 A JP2002347612 A JP 2002347612A JP 2001154784 A JP2001154784 A JP 2001154784A JP 2001154784 A JP2001154784 A JP 2001154784A JP 2002347612 A JP2002347612 A JP 2002347612A
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Koji Kadota
浩次 門田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅配便等のきめ細かな集配システムと長距離
間を大量輸送できる鉄道用貨物輸送の長所をそれぞれ取
り入れて、一般消費者向け小口貨物輸送を効率良く行な
う鉄道用貨物車両及び鉄道貨物輸送方法を提供する。 【解決手段】 積み下すべき荷物があることを表示する
表示器を備えた鉄道用貨物車両1に、下車駅名を判別す
る識別票3及び駅と荷物積載容器30との識別名を照合
する比較判定装置12を備えた荷物積載用容器30を積
み込み、荷物積載用容器30に取付けられた比較判定装
置12により到着駅から発信される識別名と荷物積載用
容器30に取付けられた識別票3の識別名とを照合し、
到着駅に下すべき荷物積載用容器30がある場合には下
すべき荷物積載用容器30があることを鉄道用貨物車両
1に取付けた表示器4、5、7で表示する鉄道用貨物車
両及び鉄道貨物輸送方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪付きの荷物積
載用容器を用いて拠点間輸送を行なう鉄道用貨物車両及
び鉄道貨物輸送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、宅配便等の一般消費者向け小口貨
物輸送は、各荷主から集荷した荷物を営業所経由で支店
などの輸送拠点に集結し、該支店で宛先拠点(支店)別
に区分した後、それぞれの支店向けのトラックに積載さ
れて輸送され、担当営業所経由で宛先に届けられてお
り、その配送手順の一例は図4に示すとおりである。図
4において、荷主13から受領した荷物は集配トラック
により営業所14に集められる。該営業所14に集めら
れた荷物は営業所14を巡回するトラックによりA支店
15に集められる。A支店15に集められた荷物は方面
別仕分け16が行われ、A方面、B方面またはC方面等
の方面別の荷物カゴ2に入れられる。該荷物カゴ2はA
方面、B方面、C方面等の方面別のトラック23に積載
されて配送を担当する支店へ運ばれる。A支店からB支
店に運ばれてきた荷物カゴ2は、配達区域別仕分け20
が行われて巡回トラックにより営業所21に配送され、
集配トラックにより荷物の宛先22に届けられる。ま
た、他の支店間の配送手順も前記と同様である。
【0003】ところが前記した輸送方法では、トラック
の積載効率が悪く配送コスト低減が容易になし得ない状
態にある。そこで、トラック輸送の効率化を図るため
に、特開平11−250398号公報には、2つのトラ
ック発進支店の荷物をこの間に位置する中継支店に集荷
させる往路輸送と、中継支店の荷物をトラック発進支店
に向けて出荷させる復路輸送を行なわせることを特徴と
する貨物収集配達輸送方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
輸送方法では支店間の長距離輸送をトラックに依存して
いるため、交通渋滞等により予定時間に確実に到着する
という定時性を確保することが極めて困難である。そこ
で、定時性を確保するために支店からの出発時間を早め
ると集荷締切時間を早めなければならないため顧客サー
ビスが低下する。
【0005】一方、コンテナを用いた鉄道用貨物列車に
よる輸送が実施されているが、現在の鉄道コンテナは、
東京〜大阪、東京〜福岡などの遠距離のコンテナ・ター
ミナル間で大量の貨物を一括輸送することを目的とした
ものであり、中距離間の各都市に分布した支店間輸送に
は適していない。すなわち、トラック輸送の代替手段と
して鉄道用貨物列車を用いる場合には、支店に相当する
中距離間の鉄道駅毎に鉄道用貨物列車を停車させ、荷物
の積み降ろしを行う必要がある。しかしながら、鉄道用
のコンテナは5〜10トン程度の重量があるため、鉄道
用貨物車両への積み降ろし作業には、フォークリフト、
トップリフター或いはリーチスタッカー等の荷役用重機
を鉄道駅毎に配置しなければならない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、宅配便等のきめ細かな集配システムと長距
離間を大量輸送できる鉄道用貨物輸送の長所をそれぞれ
取り入れて、一般消費者向け小口貨物輸送を効率良く行
なう鉄道用貨物車両及び鉄道貨物輸送方法を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1では、重機を用いずに荷物の荷下
ろしを行なう手段として、車輪付きの荷物積載用容器を
積載する空間を有する鉄道用貨物車両であって、前記荷
物積載用容器の出入口が一方又は両側面にあり、前記出
入口の開口面積が側面面積の50〜100%である鉄道
用貨物車両としている。
【0008】また、請求項2では、鉄道用貨物車両内へ
の搬入を効率良く行なうために、前記荷物積載用容器の
下部に取付けた車輪の案内ガイドを前記鉄道用貨物車両
の床面に設けており、請求項3では、鉄道用貨物車両の
走行中に前記荷物積載用容器が振動等により移動して、
容器同士が接触して破損することを防ぐために、前記車
輪を固定する手段を前記床面に設けた鉄道用貨物車両と
している。
【0009】請求項4では、前記鉄道用貨物車両を複数
台連結して走行するとと共に、荷物積み下ろし駅におい
て当該車両を単独で走行可能とさせるために、一部又は
全部の車輪に分散して走行用の動力が供給される鉄道用
貨物車両としている。
【0010】荷物積み下ろし駅において、荷物積載用容
器の取り出しを容易とするために、請求項5では、前記
荷物積載用容器の出入口が、上下方向にスライドする扉
で構成されている鉄道用貨物車両としている。また、請
求項6では、前記荷物積載用容器の出入口が、一端を支
点として上下に展開する扉で構成されており、請求項7
では、前記扉の一部又は全部に荷物積み下し用スロープ
が形成されている鉄道用貨物車両としている。
【0011】到着駅に積み下すべき荷物があるか否かを
容易に判別するために、請求項8では、到着駅から発信
される識別名と鉄道用貨物車両に積載した荷物積載容器
に取付けられた識別名とを照合する比較判定装置と、該
比較判定装置により前記到着駅に下すべき荷物積載容器
がある場合に、下すべき荷物積載容器があることを表示
する表示器を車両本体に設けた鉄道用貨物車両としてい
る。
【0012】また、請求項9では、鉄道用貨物車両に積
載した荷物積載容器に取付けられた比較判定装置によ
り、到着駅から発信される識別名と前記荷物積載容器に
取付けられた識別名とを照合して、前記到着駅に下すべ
き荷物積載容器がある場合には、下すべき荷物積載容器
があることを該荷物積載容器に取付けた表示器で表示す
る荷物積載容器を積載している鉄道用貨物車両としてい
る。
【0013】また、請求項10では、荷物積み下ろし時
間の短縮化を図るために、到着駅から発信される識別名
と鉄道用貨物車両に積載した荷物積載容器に取付けられ
た識別名とを照合する比較判定装置と、該比較判定装置
により前記到着駅に下すべき荷物積載容器がある場合
に、前記荷物積載容器を積載した場所の扉を開口する開
口装置を設けた鉄道用貨物車両としている。
【0014】また、請求項11では、積み下すべき荷物
があることを表示する表示器を備えた鉄道用貨物車両
に、下車駅名を判別する識別票及び駅と荷物積載容器と
の識別名を照合する比較判定装置を備えた荷物積載用容
器を積み込み、該荷物積載容器に取付けられた比較判定
装置により到着駅から発信される識別名と前記荷物積載
容器に取付けられた識別票の識別名とを照合し、前記到
着駅に下すべき荷物積載容器がある場合には下すべき荷
物積載容器があることを該鉄道用貨物車両に取付けた表
示器で表示することを特徴とした鉄道貨物輸送方法とし
ている。
【0015】また、請求項12では、鉄道用貨物車両
に、下車駅名を判別する識別票、下すべき荷物があるこ
とを表示する表示器及び駅と荷物積載容器との識別名を
照合する比較判定装置を備えた荷物積載用容器を積み込
み、該荷物積載容器に取付けられた比較判定装置により
到着駅から発信される識別名と前記荷物積載容器に取付
けられた識別票の識別名とを照合し、前記到着駅に下す
べき荷物積載容器がある場合には下すべき荷物積載容器
があることを該荷物積載容器に取付けた表示器で表示す
ることを特徴とする鉄道貨物輸送方法としている。
【0016】さらに、請求項13では、前記荷物積載容
器に取付けられた比較判定装置により、到着駅から発信
される識別名と前記荷物積載容器に取付けられた識別タ
グの識別名とを照合し、前記到着駅に下すべき荷物積載
容器がある場合に、前記荷物積載容器を積載した鉄道用
貨物車両の該当個所の扉を開口することを特徴とする鉄
道貨物輸送方法としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明するが、本発明はこれら実施形態に何ら限定される
ものではなく適宜変更して実施が可能である。図1は本
発明の第1実施形態の一例を示す概略斜視図である。同
図において、1は鉄道用貨物車両であり、側面は上下に
スライド可能なシャッター式の扉8で構成されているの
で、当該駅で下ろすべき車輪付きの荷物積載用容器30
は他の荷物積載用容器30に邪魔されることなく、積み
下ろしが可能である。また、前記鉄道用貨物車両1の進
行方向に向かって両側に扉が設けられている場合には、
両側から同時に荷物の積み下ろしができるので、さらに
短時間で前記荷物積載用容器30の積み下ろしが可能と
なる。前記荷物積載用容器30の底部は回転自在な車輪
6で支持されているので、前記鉄道用貨物車両1から人
手で引き出し又は押し込みが可能となり、フォークリフ
ト等の荷役用機械を用いることなく、鉄道用貨物車両1
から積み下ろしすことができる。
【0018】鉄道用貨物車両1には、到着した駅の識別
名と各荷物積載用容器30の下ろすべき駅の識別名の比
較判定装置12が取り付けられている。該比較判定装置
12は駅に到着すると、駅の識別名を表す信号を駅に設
置された発信装置11から受け取る。一方、各荷物積載
用容器2には行き先、降車駅を記した識別票3が備えら
れており、前記比較判定装置12からの問い合わせに対
し、予め識別票3に記録されているその荷物積載用容器
30が下ろされるべき駅の識別名を回答する。比較判定
装置12は、到着駅と識別票の識別名を比較して、両者
が一致する場合には鉄道用貨物車両1に取り付けられた
電灯等の信号機5が点灯し、下ろされるべき荷物積載用
容器30があることが表示される。この表示方法として
は、例えば、荷物積載用容器30に取り付けられた電灯
等の信号機4の点灯、または駅設備に取り付けられた電
灯等の信号機7の点灯であってもよい。また、荷物積載
用容器30を積み込んだ鉄道用貨物車両1が駅に到着し
たときに、該当する荷物積載用容器30に設けられた信
号機4を点灯させれば、間違いなく所定の鉄道用貨物車
両1に積み込むことができる。
【0019】図1において、2両目の鉄道用貨物車両1
は、側面の扉の上部扉9は上方に開き、下部扉10は下
方へ開く構造の一例を示している。下方に開いた下部扉
10は荷物積載用容器30を積み下ろしするためのスロ
ープを兼ねているので、鉄道用貨物車両1と駅ホーム間
との隙間および段差が無くなり、より少ない力で荷物を
積み下ろしすることが容易となる。
【0020】前記識別票3は、無線通信、光通信又はバ
ーコード等を用いて非接触で機械的にその内容を読みと
れる手段を用いたものである。なお、比較判定機装置1
2を用いずに作業者が目視で読みとって下ろすべき荷物
積載カゴを判断する場合では、前記識別票3は作業者が
容易に読みとって判断できるような印刷物、発光ダイオ
ード又は液晶等による文字又は記号による表示標識など
を用いればよい。
【0021】前記信号機4、5および7は、電球、発光
ダイオードなどの信号灯の点灯、消灯、点滅、あるいは
液晶による文字又は記号の表示、金属またはプラスチッ
ク製の表示板の反転或いは突出などが考えられる。
【0022】図2は本発明の実施形態において、到着駅
の識別名と、各荷物積載用容器30に付けられた下ろす
べき駅の識別名が、一致しているかどうかを判定する手
順を示したフローチャートである。同図において、a1
は処理のスタートを示している。a2では荷物積載用容
器(カゴ)を下ろす駅の識別名を表す信号を受信する。
一方、a3では到着した駅の識別名を表す信号を受信す
る。a4では前記2つの識別名、すなわち、荷物積載用
容器(カゴ)を下ろす駅と到着した駅を比較し、両者が
一致するかどうかを判定する。前記2つの識別名が一致
する場合はa5に進み、下ろすべき荷物積載用容器があ
ることおよびその位置を信号機に表示する。前記2つの
識別名が一致しない場合にはa6に進み、全ての荷物積
載用容器について判定したかどうかを調べる。全ての荷
物積載用容器について判定処理が終わっていない場合に
はa7に進み、次のカゴの処理に進む。全てのカゴにつ
いて判定が終了するとa8のエンドに進み、処理が終了
する。
【0023】比較判定装置12は、マイクロコンピュー
タなどを用いて構成することができる。また、該比較判
定装置12および識別名を表す信号を受信する装置を、
各荷物積載用容器30に設置するか、各鉄道用貨物車両
1に設置するか、各積み下ろし駅に設置するかは、信号
機4,5又は7の設置場所との関係等に基づいて判断す
ればよい。なお、各荷物積載用容器2に前記比較判定装
置12を設置する場合には、各比較判定装置12は特定
の荷物積載用容器30について判定すればよく、a6お
よびa7は不要となる。
【0024】図3は本発明の第1実施形態の一例におけ
る荷物の流れを示す系統図である。同図において、各荷
主13から集配トラックにより荷物が集荷され、営業所
14に集められる。各営業所に集められた荷物はさら
に、各営業所を巡回する巡回トラックによりA支店15
に集められる。A支店15に集められた荷物は、配達す
る方面別に仕分け16が行われ、搬送用の車輪付きの荷
物積載用容器30に入れられる。荷物積載用容器30は
人手で移動可能な寸法、重量に形成されている。また荷
物積載用容器30には輸送先の支店や荷下ろし駅名を記
録した識別票3が付けられて、A貨物駅17までトラッ
ク等で運ばれる。A貨物駅17には、前記荷物積載用容
器30をフォークリフト等の荷役機械を用いずに積み込
むことが可能な鉄道用貨物車両1が発着している。各荷
物積載用容器30の下ろすべき目的駅に対応した鉄道用
貨物車両1が到着すると、対応する荷物積載用容器30
の信号機4が点灯して積むべきことが表示され、人手に
より鉄道用貨物車両1に積み込まれる。
【0025】一方、鉄道用貨物車両1に積まれていたA
貨物駅17を目的地とする荷物積載用容器30は、信号
機4、5、又は7等により下ろされるべきであることが
表示され、人手によりA貨物駅17に下ろされる。ま
た、B貨物駅18でも同様にしてB貨物駅18を目的と
する荷物積載用容器30が下ろされる。下ろされた該荷
物積載用容器30は、B支店19までトラックなどで運
ばれ、配達区域別仕分け20が行われ、巡回トラックに
より宛先22の担当であるB2営業所21に配送され、
各荷物の宛先22に集配トラックで届けられる。なお、
A支店15とA貨物駅17又はB支店19とB貨物駅1
8が同一の敷地あるいは隣接している場合は、荷物積載
用容器を人力で直接移動させることが可能であり、この
間をトラック等によって運ぶ必要は無くなる。
【0026】
【発明の効果】本発明による鉄道用貨物車両及び鉄道貨
物輸送方法によれば、宅配便等の小口配送の荷物を、宛
先支店毎にまとめた荷物積載用容器に入れ、これを直接
積み込み可能な鉄道用貨物車両を用いて鉄道輸送を行う
ことにより、短時間で駅での積み降ろしを行うことがで
きるようになる。したがって、従来、トラック輸送に頼
っていた支店間輸送を鉄道輸送に置き換えることがで
き、定時性を確保できるとともに、短時間で支店間の荷
物の輸送が可能となる。
【0027】また、各荷物積載用容器の識別票に記録さ
れた下ろされるべき駅の識別名と、到着した駅の識別名
を比較判定し、下ろすべき荷物積載カゴを信号機等によ
り表示することにより、間違いなく目的駅で下ろすこと
ができる。これにより、荷下ろし駅の間違い等が無くな
り、輸送の効率化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の一例において、到着駅の識
別名と、各荷物積載用容器に付けられた下ろすべき駅の
識別名が、一致しているかどうかを判定する手順を示し
たフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態の一例における荷物の流れを
示す系統図である。
【図4】従来の配送手順を示す系統図である。
【符号の説明】
1 鉄道用貨物車両 3 識別票 4、5、7 信号機 6 車輪 8 扉 9 上部扉 10 下部扉 11 発信装置 12 比較判定装置 30 荷物積載用容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B61D 37/00 B61D 37/00 G 47/00 47/00 Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪付きの荷物積載用容器を積載する空
    間を有する鉄道用貨物車両であって、前記荷物積載用容
    器の出入口が一方又は両側面にあり、前記出入口の開口
    面積が側面面積の50〜100%であることを特徴とす
    る鉄道用貨物車両。
  2. 【請求項2】 前記荷物積載用容器の下部に取付けた車
    輪の案内ガイドを前記鉄道用貨物車両の床面に設けたこ
    とを特徴とする請求項1の鉄道用貨物車両。
  3. 【請求項3】 前記荷物積載用容器を固定する手段を前
    記床面に設けたことを特徴とする請求項1の鉄道用貨物
    車両。
  4. 【請求項4】 前記鉄道用貨物車両において、一部又は
    全部の車両に分散して走行用の動力が供給されているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鉄道用
    貨物車両。
  5. 【請求項5】 前記荷物積載用容器の出入口が、上下方
    向にスライドする扉で構成されていることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の鉄道用貨物車両。
  6. 【請求項6】 前記荷物積載用容器の出入口が、一端を
    支点として上下に展開する扉で構成されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鉄道用貨物車
    両。
  7. 【請求項7】 前記扉の一部又は全部に荷物積み下し用
    スロープが形成されていることを特徴とする請求項6記
    載の鉄道用貨物車両。
  8. 【請求項8】 到着駅から発信される識別名と鉄道用貨
    物車両に積載した荷物積載容器に取付けられた識別名と
    を照合する比較判定装置と、該比較判定装置により前記
    到着駅に下すべき荷物積載容器がある場合に、下すべき
    荷物積載容器があることを表示する表示器を車両本体に
    設けたことを特徴とする鉄道用貨物車両。
  9. 【請求項9】 鉄道用貨物車両に積載した荷物積載容器
    に取付けられた比較判定装置により、到着駅から発信さ
    れる識別名と前記荷物積載容器に取付けられた識別名と
    を照合して、前記到着駅に下すべき荷物積載容器がある
    場合には、下すべき荷物積載容器があることを該荷物積
    載容器に取付けた表示器で表示する荷物積載容器を積載
    していることを特徴とする鉄道用貨物車両。
  10. 【請求項10】 到着駅から発信される識別名と鉄道用
    貨物車両に積載した荷物積載容器に取付けられた識別名
    とを照合する比較判定装置と、該比較判定装置により前
    記到着駅に下すべき荷物積載容器がある場合に、前記荷
    物積載容器を積載した場所の扉を開口する開口装置を設
    けたことを特徴とする請求項8〜9のいずれかに記載の
    鉄道用貨物車両。
  11. 【請求項11】 積み下すべき荷物があることを表示す
    る表示器を備えた鉄道用貨物車両に、下車駅名を判別す
    る識別票及び駅と荷物積載容器との識別名を照合する比
    較判定装置を備えた荷物積載用容器を積み込み、該荷物
    積載容器に取付けられた比較判定装置により到着駅から
    発信される識別名と前記荷物積載容器に取付けられた識
    別票の識別名とを照合し、前記到着駅に下すべき荷物積
    載容器がある場合には下すべき荷物積載容器があること
    を該鉄道用貨物車両に取付けた表示器で表示することを
    特徴とする鉄道貨物輸送方法。
  12. 【請求項12】 鉄道用貨物車両に、下車駅名を判別す
    る識別票、下すべき荷物があることを表示する表示器及
    び駅と荷物積載容器との識別名を照合する比較判定装置
    を備えた荷物積載用容器を積み込み、該荷物積載容器に
    取付けられた比較判定装置により到着駅から発信される
    識別名と前記荷物積載容器に取付けられた識別票の識別
    名とを照合し、前記到着駅に下すべき荷物積載容器があ
    る場合には下すべき荷物積載容器があることを該荷物積
    載容器に取付けた表示器で表示することを特徴とする鉄
    道貨物輸送方法。
  13. 【請求項13】 前記荷物積載容器に取付けられた比較
    判定装置により、到着駅から発信される識別名と前記荷
    物積載容器に取付けられた識別票の識別名とを照合し、
    前記到着駅に下すべき荷物積載容器がある場合に、前記
    荷物積載容器を積載した鉄道用貨物車両の該当個所の扉
    を開口することを特徴とする請求項11〜12のいずれ
    かに記載の鉄道貨物輸送方法。
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