JP2002347598A - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

Info

Publication number
JP2002347598A
JP2002347598A JP2001160610A JP2001160610A JP2002347598A JP 2002347598 A JP2002347598 A JP 2002347598A JP 2001160610 A JP2001160610 A JP 2001160610A JP 2001160610 A JP2001160610 A JP 2001160610A JP 2002347598 A JP2002347598 A JP 2002347598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
pressure reducing
detecting means
electromagnetic
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001160610A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Sasaki
義文 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001160610A priority Critical patent/JP2002347598A/ja
Publication of JP2002347598A publication Critical patent/JP2002347598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキパッドとディスクロータとの間のク
リアランスを確実に確保し、引きずりの発生を防止す
る。 【解決手段】 ブレーキペダル16が開放状態であり且
つアクセルペダルがオン状態となったときに、規定値C
THで規定される期間、電磁流入弁42を閉状態、電磁流
出弁44を開状態にし、さらにモータ49を駆動してポ
ンプ48を駆動する。その後、電磁流出弁44を閉状態
に切り換えポンプ48を停止させる。ポンプ48を駆動
することによって、ホイルシリンダ22RL〜22RR
内の作動流体圧が減圧され、ピストン33は強制的に引
き戻されることになり、電磁流出弁44を閉状態に切り
換えることによってこの減圧状態が維持されるから、ピ
ストン33の移動に伴って移動するブレーキパッド32
とディスクロータ31との間のクリアランスが確保さ
れ、ブレーキ引きずりが回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンチスキッド
制御装置に関し、特に、ブレーキパッドの引きずりを低
減するようにしたアンチスキッド制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪と共に回転するディスクロー
タにブレーキパッドを押し付けて制動力を発生させるよ
うにしたブレーキ装置においては、制動用シリンダによ
って、ブレーキペダルの踏み込み量に応じた押圧力をブ
レーキパッドに与えることによって、ブレーキパッドが
ディスクロータに作用し、制動力が発生するようになっ
ている。
【0003】このような方式のブレーキ装置において
は、ブレーキペダルを踏み込んでいない状態でブレーキ
パッドがディスクロータに接した状態となる引きずりが
生じると、これはすなわち燃費の低下につながるため、
ブレーキパッドとディスクロータとの間のクリアランス
を確保するようにしている。このクリアランスを確保す
る方法としては、例えば図2に示すように、制動用シリ
ンダのシリンダボディ34に形成された、ピストン33
を摺動可能に支持するシリンダ孔35の内周に、その周
方向に沿って無端環状の断面矩形形状のシール溝37を
形成し、ここに環状且つ断面矩形形状のピストンシール
38を設けている。そして、ピストン33の移動に伴っ
て変形したピストンシール38が、元の形状に戻ろうと
する力を利用してピストン33の先端及びディスクロー
タ31を挟んでピストン33と対向する位置に設けたブ
レーキパッド32と、ディスクロータ31との間のクリ
アランスを確保するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、ピストンシール38の変形を利用してクリアラ
ンスを確保するようにした方法にあっては、ブレーキパ
ッド32とディスクロータ31との間のクリアランスを
確実に確保することは困難であり、少量ではあるが引き
ずりが発生してしまう場合があって、車両の燃費効率が
悪化するという問題がある。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、ブレーキパッドと
ディスクロータとの間のクリアランスを確実に確保し、
引きずりの発生を防止することの可能なアンチスキッド
制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るアンチスキッド制御装置
は、ディスクロータにブレーキパッドを押圧して制動力
を発生するようにしたブレーキ装置と、供給される作動
流体の流体圧に応じてピストンを移動させることにより
前記ディスクロータと前記ブレーキパッドとの間の距離
を変化させる制動用シリンダと、マスタシリンダの作動
流体を前記制動用シリンダに供給するための供給用流路
に介挿され当該流路を開閉する電磁流入弁と、前記制動
用シリンダの作動流体を前記マスタシリンダに帰還させ
るための帰還用流路に介挿され当該流路を開閉する電磁
流出弁と、当該電磁流出弁と前記マスタシリンダとの間
に設けられ前記制動用シリンダの作動流体を前記マスタ
シリンダ側に帰還させるためのポンプと、を備えたアン
チスキッド制御装置において、ブレーキペダルが非操作
状態であるときに、前記電磁流入弁を閉状態、前記電磁
流出弁を開状態にし、且つ前記ポンプを駆動する減圧操
作を行う減圧手段、を備えることを特徴としている。
【0007】この請求項1に係る発明では、ブレーキペ
ダルが非操作状態であるときに、電磁流入弁を閉状態に
してマスタシリンダの作動流体を制動用シリンダに供給
するための供給用流路を閉じ、且つ電磁流出弁を開状態
にして制動用シリンダの作動流体をマスタシリンダ側に
帰還するための帰還用流路を開いた状態でポンプが駆動
される。つまり、制動用シリンダの作動流体がポンプに
よって強制的にマスタシリンダ側に帰還されることに伴
って制動用シリンダの作動流体圧が減圧され、ブレーキ
パッドとディスクロータとの距離が増加する方向にピス
トンが移動するから、ブレーキパッドとディスクロータ
との間のクリアランスが確保されることになって、ブレ
ーキ引きずりの発生が回避される。
【0008】また、請求項2に係るアンチスキッド制御
装置は、車両が加速傾向にあるかどうかを検出する加速
傾向検出手段を備え、前記減圧手段は、前記加速傾向検
出手段で車両が加速傾向にあることを検出したとき、前
記減圧操作を行うことを特徴としている。この請求項2
に係る発明では、加速傾向検出手段によって、車両が加
速傾向にあるかどうかが検出され、車両が加速傾向にあ
るときに、減圧手段による減圧操作が行われる。
【0009】したがって、車両が加速傾向にないときつ
まりブレーキペダルの踏み込みが行われると予測される
ときには減圧操作が行われないから、ブレーキペダルが
踏み込まれた時点で、制動用シリンダの作動流体圧が減
圧された状態となることが回避される。よって、制動力
不足となることが回避される。また、請求項3に係るア
ンチスキッド制御装置は、前記加速傾向検出手段は、車
速を検出する車速検出手段を備え、前記減圧手段は、前
記車速検出手段で検出される車速の変化量が零を含む正
値であるとき、前記減圧操作を行うようになっているこ
とを特徴としている。
【0010】この請求項3に係る発明では、車速検出手
段で検出された車速の変化量が零を含む正値であると
き、つまり、車速が加速方向に変化しておりブレーキペ
ダルの踏み込みが行われないであろうと予測されるとき
に減圧手段による減圧操作が行われる。したがって、ブ
レーキペダルが踏み込まれた時点で、制動用シリンダの
作動流体圧が減圧された状態となることが回避され、制
動力不足となることが回避される。
【0011】また、請求項4に係るアンチスキッド制御
装置は、前記加速傾向検出手段は、ブレーキペダルが開
放されているかどうかを検出するブレーキ検出手段と、
アクセルペダルが操作されているかどうかを検出するア
クセル検出手段と、を備え、前記減圧手段は、前記ブレ
ーキ検出手段で前記ブレーキペダルが開放され且つ前記
アクセル検出手段でアクセルペダルが操作されたことを
検出したとき、前記減圧操作を行うようになっているこ
とを特徴としている。
【0012】この請求項4に係る発明では、ブレーキ検
出手段によってブレーキペダルが開放されているかどう
かが検出され、アクセル検出手段によってアクセルペダ
ルが操作されているかどうかが検出される。そして、ブ
レーキペダルが開放され、且つアクセルペダルが操作さ
れているときに、減圧手段による減圧操作が行われる。
【0013】したがって、ブレーキペダルが踏み込まれ
た時点で、制動用シリンダの作動流体圧が減圧された状
態となることが回避され、制動力不足となることが回避
される。また、請求項5に係るアンチスキッド制御装置
は、前記減圧手段は、前記減圧操作を予め設定した所定
時間行い、前記減圧操作後、前記電磁流出弁を閉状態に
切り換えると共に前記ポンプを停止させる保圧手段、を
備えることを特徴としている。
【0014】この請求項5に係る発明では、減圧手段に
よる減圧操作が予め設定した所定時間行われ、この所定
時間の減圧操作後、電磁流出弁が閉状態に切り換えられ
て制動用シリンダからマスタシリンダ側への帰還用流路
が閉じられると共にポンプが停止される。したがって、
所定時間の減圧操作後、電磁流入弁及び電磁流出弁が閉
じられた状態となり、制動用シリンダの作動流体圧が保
圧されることになるから、ピストンの移動が停止され、
必要以上にポンプを駆動しなくてもディスクロータとブ
レーキパッドとの間のクリアランスが維持されることに
なる。
【0015】また、請求項6に係るアンチスキッド制御
装置は、車両が減速傾向にあるかどうかを検出する減速
傾向検出手段を備え、前記減圧手段は、前記減圧操作
後、前記減速傾向検出手段で車両が減速傾向にあること
を検出したとき、前記電磁流入弁、前記電磁流出弁及び
前記ポンプを前記減圧操作前の状態に復帰させる復帰手
段を備えることを特徴としている。
【0016】この請求項6に係る発明では、減速傾向検
出手段によって車両が減速傾向にあるかどうかが検出さ
れ、減圧手段による減圧操作後、つまり、制動用シリン
ダの作動用流体圧が減圧されている状態で、減速傾向検
出段で減速傾向にあることが検出されたときには、電磁
流入弁、電磁流出弁及びポンプは減圧操作前の状態に復
帰される。
【0017】したがって、車両が減速傾向にあると検出
された時点で減圧操作前の状態に切り換えられ、制動用
シリンダの作動流体圧は、減圧された状態から減圧操作
前の作動流体圧に復帰することになるから、その後ブレ
ーキペダルが踏み込まれた場合であっても、ブレーキペ
ダルのストロークロス等が発生することはない。さら
に、請求項7に係るアンチスキッド制御装置は、前記減
圧手段は、前記ポンプを断続的に駆動するようになって
いることを特徴としている。
【0018】この請求項7に係る発明では、減圧操作時
に駆動されるポンプは、断続的に駆動されるから、ポン
プの作動音による運転者の不快感を低減することが可能
となる。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るアンチスキッド
制御装置によれば、ブレーキペダルが非操作状態である
ときに、制動用シリンダの作動流体圧を強制的に減圧
し、ブレーキパッドとディスクロータとの距離が増加す
る方向にピストンを移動させるようにしたから、ブレー
キパッドとディスクロータとの間のクリアランスを確実
に確保することができ、ブレーキ引きずりの発生を確実
に回避することができる。
【0020】また、請求項2に係るアンチスキッド制御
装置によれば、車両が加速傾向にあるときに、減圧操作
を行うようにしたから、ブレーキペダルが踏み込まれる
等、車両が加速傾向でない場合に、減圧操作による制動
力不足となることを回避することができる。また、請求
項3に係るアンチスキッド制御装置によれば、車速の変
化量が零を含む正値であるときに減圧手段による減圧操
作を行うようにしたから、ブレーキペダルが踏み込まれ
る等、車速の変化量が零を含む正値でない場合に、減圧
操作による制動力不足となることを回避することができ
る。
【0021】また、請求項4に係るアンチスキッド制御
装置によれば、ブレーキペダルが開放され、且つアクセ
ルペダルが操作されているときに、減圧操作を行うよう
にしたから、ブレーキペダルが踏み込まれている場合
に、減圧操作による制動力不足となることをより確実に
回避することができる。また、請求項5に係るアンチス
キッド制御装置によれば、減圧操作を所定時間行って制
動用シリンダの作動流体圧を減圧した後、この作動流体
圧を維持するようにしたから、ポンプを停止した状態で
あってもディスクロータとブレーキパッドとの間のクリ
アランスを維持することができ、必要以上にポンプを駆
動させなくてもすむようにすることができる。
【0022】また、請求項6に係るアンチスキッド制御
装置によれば、減圧手段による減圧操作後に、減速傾向
検出段で減速傾向にあることを検出したときには、電磁
流入弁、電磁流出弁及びポンプを減圧操作前の状態に復
帰させるようにしたから、この時点で制動用シリンダの
作動流体圧を減圧操作前の作動流体圧に復帰させること
ができ、その後のブレーキペダルの踏み込み時に、ブレ
ーキペダルのストロークロスが発生することを確実に回
避することができる。
【0023】さらに、請求項7に係るアンチスキッド制
御装置によれば、ポンプを断続的に駆動するようにした
から、ポンプの作動音による運転者の不快感を低減する
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したアンチ
スキッド制御装置の一例を示す概略構成図である。図
中、10は車両に搭載されたディスクブレーキ装置、1
2はこのディスクブレーキ装置10に対するアンチスキ
ッド制御装置を示す。
【0025】前記ディスクブレーキ装置10は、ブレー
キペダル16、マスタシリンダ18と、前左〜後右車輪
20FL〜20RRのホイルシリンダ22FL〜22R
Rとを備えている。前記アンチスキッド制御装置12
は、車輪20FL〜20RRの回転状況を検出する車輪
速センサ24FL〜24RRと、これら車輪速センサ2
4FL〜24RRからの検出信号VFL〜VRRに基づき制
動時のアンチスキッド制御を指令するコントローラ26
と、このコントローラ26の出力する制御信号S MR、S
AV、SEVによって前輪両側のホイルシリンダ22FL、
22FRの液圧を個別に、後輪両側のホイルシリンダ2
2RL、22RRの液圧を一括して調整するアクチュエ
ータ28FL、28FR、28Rと、を備えている。
【0026】前記ホイルシリンダ22FL〜22RR
は、図2に示すように、車輪20FL〜20RRと一体
に回転するディスクロータ31をブレーキパッド32で
両側から挟み込むことにより制動力を発生させるように
した公知のディスクブレーキ装置の一部を構成してい
る。そして、ホイルシリンダ22FL〜22RR内の作
動流体圧を調整することによってピストン33が移動
し、これによってピストン33の先端及びシリンダボデ
ィ34に取り付けられたブレーキパッド32のディスク
ロータ31に対する押圧力が変化することによって、ホ
イルシリンダ22FL〜22RRの作動流体圧に応じた
制動力が発生するようになっている。
【0027】一方、アクチュエータ28FL、28F
R、28Rのそれぞれは、公知のアクチュエータと同様
に、例えば図3に示すように、マスタシリンダ18とホ
イルシリンダ22FL〜22RRとの間に接続された電
磁流入弁42と、ホイルシリンダ22FL〜22RRに
接続された電磁流出弁44と、この電磁流出弁44の出
力側に接続されたリザーバタンク46及び作動流体回収
用のオイルポンプ48と、オイルポンプ48及びマスタ
シリンダ18間に接続されたダンパ室50と、ダンパ室
50とオイルポンプ48との間に接続されたオイルポン
プ48の吐出側からマスタシリンダ18側への流れを許
容する逆止弁52と、オイルポンプ48の吸込側に接続
されたオイルポンプ48側への流れを許容する逆止弁5
4と、を備えている。
【0028】なお、前記逆止弁54の設定圧は、大気圧
(1Kg/cm2)よりも小さい値(例えば0.4Kg/cm2)程
度に設定される。前記電磁流入弁42は、マスタシリン
ダ18からの作動流体をホイルシリンダ22FL〜22
RRに供給する供給流路55に配設されている。また、
電磁流出弁44は、ホイルシリンダ22FL〜22RR
内の作動流体を、リザーバタンク46、オイルポンプ4
8、逆止弁52及びダンパ室50を介してマスタシリン
ダ18に帰還させる帰還流路56に配設されている。
【0029】そして、前記コントローラ26は、前記車
輪速センサ24FL〜24RRからの検出信号VFL〜V
RRに基づき公知の手順にしたがって各アクチュエータ2
8FL、28FR、28Rの電磁流入弁42及び電磁流
出弁44を開閉制御し、また前記オイルポンプ48を駆
動するためのモータ49を駆動制御して制動時のアンチ
スキッド制御を行うと共に、ブレーキペダル16の踏み
込み状態を検出するブレーキセンサ58の検出信号
B 、図示しないアクセルペダルの踏み込み状態を検出
するアクセルセンサ60の検出信号SA に基づいて、各
ホイルシリンダ22FL〜22RRにおけるブレーキパ
ッド32と、ディスクロータ31との間のクリアランス
を確保するためのクリアランス確保処理を行う。
【0030】なお、前記モータ49としては、例えばブ
ラシレスモータ等の耐久寿命の長いものが望ましい。。
次に上記実施の形態の動作を説明する。コントローラ2
6では、各車輪速センサ24FL〜24RRの検出信号
FL〜VRRをもとに公知のアンチスキッド制御処理を実
行し、必要に応じて各アクチュエータ28FL〜28R
の電磁流入弁42、電磁流出弁44の開閉制御及びモー
タ49の駆動制御を行うと共に、ブレーキセンサ58及
びアクセルセンサ60の検出信号SB ,SA に基づい
て、車両が制動状態から加速又は定速走行に移行したと
判定されるときには、図4に示すクリアランス確保処理
(減圧操作)を行う。
【0031】すなわち、コントローラ26では、例えば
ブレーキセンサ58の検出信号SB及びアクセルセンサ
60の検出信号SA を監視し、ブレーキペダル16が踏
み込み状態から開放状態に切り替わり且つアクセルペダ
ルが踏み込み状態のときクリアランス確保処理を開始す
る。このクリアランス確保処理は、例えば10msec
程度の定周期で実行される。
【0032】そして、まず、ブレーキセンサ58の検出
信号SB をもとにブレーキペダル16が開放状態である
かどうかを判定する(ステップS2)。そして、ブレー
キペダル16が開放状態であるときにはステップS4に
移行し、アクセルセンサ60の検出信号SA をもとに、
図示しないアクセルペダルが開放状態であるかどうかを
判定する。そして、アクセルペダルが踏み込まれている
状態であるときにはステップS6に移行し、カウンタの
カウント値CがC=CTHであるかどうかを判定する。な
お、カウント値Cは起動時にはC=0に設定されてい
る。また、前記規定値CTHは、シリンダボディ34のサ
イズ、オイルポンプ48やモータ49の性能など各種諸
元によって決定される値であって、ホイルシリンダ22
FL〜22RRの作動流体圧を減圧し且つピストン33
を、このピストン33に取り付けられたブレーキパッド
32とディスクロータ31との間のクリアランスを十分
確保可能な位置に移動させることの可能な値に設定され
る。
【0033】そして、ステップS6でカウント値CがC
=CTHでない場合には、ステップS6からステップS8
に移行し、カウント値CをC=C+1に更新した後、ス
テップS10に移行し、電磁流入弁42を閉状態、電磁
流出弁44を開状態に切り換え、且つ、モータ49を駆
動しオイルポンプ48を駆動させる。そして、メインプ
ログラムに戻る。
【0034】一方、カウント値CがC=CTHである場合
には、ステップS6からステップS12に移行し、クリ
アランス維持処理を行う。つまり、各アクチュエータユ
ニット28FL〜28Rの電磁流入弁42を閉状態に維
持し、電磁流出弁44を閉状態に切り換え、且つ、モー
タ49を停止させ、クリアランスを維持する。そして、
メインプログラムに戻る。
【0035】また、前記ステップS2の処理でブレーキ
ペダル16が開放状態でないとき、また、ステップS4
の処理でアクセルペダルが踏み込み状態でないときに
は、ステップS16に移行し、電磁流入弁42を開状
態、電磁流出弁44を閉状態に切り換え、且つモータ4
9を停止させる。そして、カウント値CをC=0にリセ
ットする。そして、これによって、クリアランス確保処
理を終了する。
【0036】したがって、今、ブレーキペダル16が踏
み込まれて制動状態にある状態では、コントローラ26
では、図4のクリアランス確保処理は行わず、クリアラ
ンスの確保或いはクリアランス維持のための処理は行わ
ない。この状態から、ブレーキペダル16が開放状態に
切り替わると、コントローラ26では、ブレーキペダル
16が踏み込み状態から開放状態に切り替わったことか
ら、図4に示すクリアランス確保処理を実行する。
【0037】そして、ブレーキペダル16が開放状態で
あるからステップS2からステップS4に移行し、この
とき、アクセルペダル16が踏み込まれていない場合に
は、ステップS4からステップS16に移行し、図5の
時点t1 に示すように、電磁流入弁42を開状態、電磁
流出弁44を閉状態、またモータ49を停止状態にす
る。ブレーキペダル16が開放状態であるときには、ア
ンチスキッド制御処理において電磁流入弁42或いは電
磁流出弁44の切り替えは行われず、電磁流入弁42は
開状態、電磁流出弁44は閉状態であり、またモータ4
9は停止状態であるから、現状を維持することになる。
【0038】なお、図5において、(a)は電磁流入弁
42の開閉状態、(b)は電磁流出弁44の開閉状態、
(c)はモータ49の駆動/停止状態を表す。この状態
から、時点t2 で図示しないアクセルペダルが踏み込ま
れると、ステップS4からステップS6に移行し、起動
時にはカウント値CはC=0であるから、ステップS6
からステップS8に移行し、カウント値Cを“1”だけ
インクリメントする。次いで、ステップS10に移行
し、電磁流入弁42を閉状態、電磁流出弁44を開状態
に切り換え、モータ49を駆動する。
【0039】これによって、オイルポンプ48が駆動さ
れ、このとき、電磁流入弁42は閉状態、電磁流出弁4
4は開状態であるから、ホイルシリンダ22FL〜22
RR内の作動流体が電磁流出弁44、リザーバタンク4
6、逆止弁54、オイルポンプ48、逆止弁52、ダン
パ室50を介してマスタシリンダ18に帰還されること
になる。
【0040】そして、ブレーキペダル16が開放状態で
あり且つアクセルペダルが踏み込まれているときには、
カウント値CがC=CTHとなるまでは、ステップS6、
ステップS8、ステップS10の処理を繰り返すから、
継続してモータ49が駆動されて、オイルポンプ48に
よって、ホイルシリンダ22FL〜22RR内の作動流
体がマスタシリンダ18に帰還されることになる。
【0041】そして、時点t3 でカウント値CがC=C
THとなると、ステップS6からステップS12に移行
し、電磁流入弁42は閉状態のまま、電磁流出弁44を
閉状態に切り換え、さらにモータ49を停止させる。こ
れによって、ホイルシリンダ22FL〜22RR内の作
動流体圧が保圧されることになる。つまり、図5の時点
2 でアクセルペダルが踏み込まれ、ブレーキペダル1
6が開放状態アクセルペダルが踏み込み状態となると、
この時点から規定値CTHに相当する期間T1 が経過する
までの間、電磁流入弁42は閉状態、電磁流出弁44は
開状態に維持され、さらに、モータ49が駆動されて、
ホイルシリンダ22RL〜22RR内の作動流体圧の減
圧が行われ、期間T1 が経過した時点t3 で、電磁流出
弁44を閉状態に切り換え、モータ49を停止させるこ
とによって、ホイルシリンダ22RL〜22RR内の作
動流体圧が保圧されることになる。
【0042】ここで、オイルポンプ48によってホイル
シリンダ22FL〜22RR内の作動流体を排出し、作
動流体圧を減圧することによって、ピストン33は、そ
の先端に取り付けられたブレーキパッド32が、ディス
クロータ31から離れる方向に移動することになる。そ
して、前記規定値CTHは、前記ホイルシリンダ22FL
〜22RRの作動流体圧を減圧し且つピストン33を、
このピストン33に取り付けられたブレーキパッド32
とディスクロータ31との間のクリアランスを十分確保
可能な位置に移動させることの可能な値に設定されてい
るから、カウント値CがC=CTHとなった時点t3 で、
ディスクロータ31とブレーキパッド32との間のクリ
アランスは十分確保されることになる。そして、ブレー
キペダル16が開放状態であり且つアクセルペダルが踏
み込まれている状態、すなわち車両が加速或いは定速走
行状態にあるときには、ディスクロータ31とブレーキ
パッド32との間のクリアランスはこの状態に維持され
ることになるから、ブレーキパッド32がディスクロー
タ31に接触することに起因してブレーキ引きずりが生
じることはない。
【0043】そして、このアクセルペダルが踏み込まれ
た加速あるいは定速走行状態から、時点t4 でアクセル
ペダルが開放状態、又はアクセルペダルが開放されブレ
ーキペダル16が踏み込まれた状態となると、ステップ
S2又はステップS4からステップS16に移行し、電
磁流入弁42を開状態に切り換え、電磁流出弁44を閉
状態に維持し、さらにモータ48を停止状態に維持し、
つまり、減圧操作を行う前の時点t1 と同じ状況に復帰
させ、カウント値CをC=0にリセットする。
【0044】ここで、電磁流入弁42を開状態、電磁流
出弁44を閉状態とすることによって、ホイルシリンダ
22RL〜22RR内に作動流体が供給され、ホイルシ
リンダ22RL〜22RR内の作動流体圧が減圧操作を
行う前の状態に戻り、マスタシリンダ圧と同等の圧とな
り、ピストン33は、ホイルシリンダ22RL〜22R
Rの減圧を行う前の初期クリアランス位置に戻ることに
なる。よって、この状態から、ブレーキペダルが踏み込
まれた場合であっても、ブレーキペダル16のペダルス
トロークロスやノックバックの発生を回避することがで
きる。
【0045】また、このように、既存のアンチスキッド
制御用のユニットを用いることによって、ブレーキ引き
ずりを防止することができるから、効果的である。ま
た、上記実施の形態においては、ブレーキペダル16が
開放状態であり、且つ図示しないアクセルペダルが踏み
込み状態であるときにのみ、ホイルシリンダ22RL〜
22RRの減圧を行い、アクセルペダルが開放された時
点で、ホイルシリンダ22RL〜22RRの増圧を行う
ようにしているから、車両が加速傾向にないと判定され
た時点で、ピストン33が初期クリアランス位置に復帰
することになり、制動状態に移行した場合のブレーキペ
ダル16のペダルストロークロスをより確実に防止する
ことができる。
【0046】また、所定時間ポンプ48を駆動して減圧
した後に、ポンプ48を停止し保圧状態にするようにし
たから、ポンプ48が駆動されることに伴う作動音の発
生を短期間に抑えることができる。また、クリアランス
確保処理を10msec程度の定周期で行っており、ア
クセルペダルが開放状態となった時点で電磁流出弁44
を切り換えホイルシリンダ22RL〜22RRの増圧を
行う場合であっても、一般的にアクセルペダルからブレ
ーキペダルへの踏み替え時間は0.5秒程度であるた
め、電磁流出弁44が切り替わりホイルシリンダ22R
L〜22RRが増圧し終えるまでに要する切り換え時間
は、車両諸元によっても異なるが20msec程度とみ
なすことができ、これは、前記踏み替え時間に比較して
短いから、ブレーキペダル16の引っ掛かりなどが生じ
ることはない。
【0047】なお、上記実施の形態においては、ブレー
キペダル16が開放状態となり、且つアクセルペダルが
踏み込まれたときに、電磁流入弁42及び電磁流出弁4
4を切り換え、モータ49を駆動してホイルシリンダ2
2RL〜22RRの減圧を開始するようにした場合につ
いて説明したが、これに限るものではなく、例えば、車
速を検出する車速検出手段を設け、この車速検出手段で
検出される車速の変化量が零又は正値であって加速する
傾向にあると判定されるときに、減圧を開始し、加速傾
向でなくなったと判定されるときに増圧して初期の状態
に復帰させるようにすることも可能である。
【0048】また、例えば、アンチスキッド制御処理が
実行されていないとき、つまりブレーキペダル16が踏
み込まれていないときにのみ、ホイルシリンダ22RL
〜22RRの減圧を行うようにすることもできる。ま
た、上記実施の形態においては、規定値CTHに相当する
期間、モータ49を継続して駆動するようにした場合に
ついて説明したが、モータ49の駆動音を低減させる目
的で、例えば、断続的に駆動するようにしてもよい。
【0049】また、上記実施の形態においては、ブレー
キパッド32によってディスクロータ31をその両側か
ら挟み込むことによって、制動力を発生させるようにし
たディスクブレーキ装置に適用した場合について説明し
たが、これに限るものではなく、ホイルシリンダを用い
てブレーキパッドをディスクロータに押しつけるように
したディスクブレーキ装置であれば適用することがで
き、この場合も上記と同等の作用効果を得ることができ
る。
【0050】また、上記実施の形態において、カウント
値Cの規定値CTHを、車両諸元に基づいて設定するよう
にした場合について説明したが、モータ48の仕様によ
っては、モータ48の吐出圧不足が生じる場合がある
が、このような場合には、モータ48を大型化しその吐
出圧性能を向上させるようにすればよい。なお、上記実
施の形態において、ホイルシリンダ22RL〜22RR
が制動用シリンダに対応し、図4のクリアランス確保処
理が減圧手段に対応し、図4のステップS2からステッ
プS4に移行してステップS4を実行する処理が加速傾
向検出手段に対応し、ブレーキセンサ58がブレーキ検
出手段に対応し、アクセルセンサ60がアクセル検出手
段に対応し、図4のステップS16の処理が保圧手段に
対応し、図4のステップS2及びステップS4の処理が
減速傾向検出手段に対応している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したアンチスキッド制御装置の一
例を示す概略構成図である。
【図2】ディスクブレーキ装置の一例を示す概略構成図
である。
【図3】アクチュエータの一例を示す概略構成図であ
る。
【図4】クリアランス確保処理の処理手順の一例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の動作説明に供するタイミングチャート
である。
【符号の説明】
10 ディスクブレーキ装置 12 アンチスキッド制御装置 16 ブレーキペダル 18 マスタシリンダ 20FL〜20RR 車輪 22FL〜22RR ホイルシリンダ 24FL〜24RR 車輪速センサ 26 コントローラ 28FL、28FR、28R アクチュエータ 31 ディスクロータ 32 ブレーキパッド 33 ピストン 34 シリンダボディ 42 電磁流入弁 44 電磁流出弁 46 リザーバタンク 48 オイルポンプ 49 モータ 50 ダンパ室 52、54 逆止弁 58 ブレーキセンサ 60 アクセルセンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータにブレーキパッドを押圧
    して制動力を発生するようにしたブレーキ装置と、 供給される作動流体の流体圧に応じてピストンを移動さ
    せることにより前記ディスクロータと前記ブレーキパッ
    ドとの間の距離を変化させる制動用シリンダと、 マスタシリンダの作動流体を前記制動用シリンダに供給
    するための供給用流路に介挿され当該流路を開閉する電
    磁流入弁と、 前記制動用シリンダの作動流体を前記マスタシリンダに
    帰還させるための帰還用流路に介挿され当該流路を開閉
    する電磁流出弁と、 当該電磁流出弁と前記マスタシリンダとの間に設けられ
    前記制動用シリンダの作動流体を前記マスタシリンダ側
    に帰還させるためのポンプと、を備えたアンチスキッド
    制御装置において、 ブレーキペダルが非操作状態であるときに、前記電磁流
    入弁を閉状態、前記電磁流出弁を開状態にし、且つ前記
    ポンプを駆動する減圧操作を行う減圧手段、を備えるこ
    とを特徴とするアンチスキッド制御装置。
  2. 【請求項2】 車両が加速傾向にあるかどうかを検出す
    る加速傾向検出手段を備え、 前記減圧手段は、前記加速傾向検出手段で車両が加速傾
    向にあることを検出したとき、前記減圧操作を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のアンチスキッド制御装置。
  3. 【請求項3】 前記加速傾向検出手段は、車速を検出す
    る車速検出手段を備え、前記減圧手段は、前記車速検出
    手段で検出される車速の変化量が零を含む正値であると
    き、前記減圧操作を行うようになっていることを特徴と
    する請求項2記載のアンチスキッド制御装置。
  4. 【請求項4】 前記加速傾向検出手段は、ブレーキペダ
    ルが開放されているかどうかを検出するブレーキ検出手
    段と、 アクセルペダルが操作されているかどうかを検出するア
    クセル検出手段と、を備え、 前記減圧手段は、前記ブレーキ検出手段で前記ブレーキ
    ペダルが開放され且つ前記アクセル検出手段でアクセル
    ペダルが操作されたことを検出したとき、前記減圧操作
    を行うようになっていることを特徴とする請求項2記載
    のアンチスキッド制御装置。
  5. 【請求項5】 前記減圧手段は、前記減圧操作を予め設
    定した所定時間行い、前記減圧操作後、前記電磁流出弁
    を閉状態に切り換えると共に前記ポンプを停止させる保
    圧手段、を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載のアンチスキッド制御装置。
  6. 【請求項6】 車両が減速傾向にあるかどうかを検出す
    る減速傾向検出手段を備え、 前記減圧手段は、前記減圧操作後、前記減速傾向検出手
    段で車両が減速傾向にあることを検出したとき、前記電
    磁流入弁、前記電磁流出弁及び前記ポンプを前記減圧操
    作前の状態に復帰させる復帰手段を備えることを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載のアンチスキッド制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記減圧手段は、前記ポンプを断続的に
    駆動するようになっていることを特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載のアンチスキッド制御装置。
JP2001160610A 2001-05-29 2001-05-29 アンチスキッド制御装置 Pending JP2002347598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160610A JP2002347598A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 アンチスキッド制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160610A JP2002347598A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 アンチスキッド制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002347598A true JP2002347598A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19003994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001160610A Pending JP2002347598A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 アンチスキッド制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002347598A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871728B2 (en) 2003-04-10 2005-03-29 Advics Co., Ltd. Vehicle brake device
JP2010089626A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置における引きずり防止方法
JP2011506187A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 アイピーゲート・アクチェンゲゼルシャフト 適応的に制御可能なブレーキライニングクリアランスを伴うブレーキシステム
JP2015085834A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ダイハツ工業株式会社 車両のブレーキ装置
KR101612268B1 (ko) * 2010-08-23 2016-04-14 현대모비스 주식회사 전동 브레이크 장치의 드래그 토크 조정 장치 및 방법
CN115123161A (zh) * 2022-06-24 2022-09-30 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车辆的控制方法、车辆以及存储介质
CN115123161B (zh) * 2022-06-24 2024-04-19 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车辆的控制方法、车辆以及存储介质

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871728B2 (en) 2003-04-10 2005-03-29 Advics Co., Ltd. Vehicle brake device
JP2011506187A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 アイピーゲート・アクチェンゲゼルシャフト 適応的に制御可能なブレーキライニングクリアランスを伴うブレーキシステム
US8864244B2 (en) 2007-12-21 2014-10-21 Ipgate Ag Brake system with adaptively controllable brake lining clearance
JP2010089626A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置における引きずり防止方法
KR101612268B1 (ko) * 2010-08-23 2016-04-14 현대모비스 주식회사 전동 브레이크 장치의 드래그 토크 조정 장치 및 방법
JP2015085834A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ダイハツ工業株式会社 車両のブレーキ装置
CN115123161A (zh) * 2022-06-24 2022-09-30 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车辆的控制方法、车辆以及存储介质
CN115123161B (zh) * 2022-06-24 2024-04-19 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车辆的控制方法、车辆以及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1777132B1 (en) Brake control system and brake control method
JP2001191903A (ja) 制動トルク制御装置
JP2001513046A (ja) 液圧式車両ブレーキシステム
JP4333190B2 (ja) 車両用制動装置
JP3528415B2 (ja) 制動圧力制御装置
US7537294B2 (en) Vehicle braking system with active hydraulic brake force assistance and control method for the same
JP2002347598A (ja) アンチスキッド制御装置
JPH0880822A (ja) ブレーキ装置
JP3787223B2 (ja) 車輪ブレーキ圧制御装置
JP2000344072A (ja) ブレーキノイズ検出方法およびブレーキノイズ防止装置
JPH07156770A (ja) 制動力制御装置
JP2004276679A (ja) 車両用ブレーキ鳴き制御装置
JP5874218B2 (ja) 加減速度制御装置、加減速度制御方法
JPH1191521A (ja) ブレーキ装置
JP2007245984A (ja) ブレーキ制御装置
JP2000118373A (ja) 制動力制御方法および制動力制御装置
KR100457213B1 (ko) 브레이크부스터를 이용한 제동성능 향상장치
JP2006027453A (ja) 電磁制御弁制御装置およびブレーキ液圧制御装置
WO2013094593A1 (ja) ブレーキ制御装置
JP2756507B2 (ja) 車両のトラクション制御方法
JPH1134836A (ja) アンチロックブレーキ制御装置
CN110816496B (zh) 车辆用制动系统
JP2000211493A (ja) ブレ―キ力制御装置
JP3661259B2 (ja) 倍力装置
JP4437889B2 (ja) ブレーキ制御装置