JP2002346594A - 脱窒細菌固定用成形体 - Google Patents

脱窒細菌固定用成形体

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biodegradable
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春夫 白石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性樹脂の分解速度を制御でき、その分
解による不具合を引き起こさず、しかも製造が簡易な脱
窒細菌固定用成形体を提供すること。 【解決手段】 脱窒細菌固定用成形体は、生分解性樹脂
と熱可塑性樹脂を混合し成形して成る。孔部を有する形
状をなす。生分解性樹脂が、ポリエチレンサクシネー
ト、ポリブチレンサクシネートアジペート及びポリヒド
ロキシブチレートなどであり、熱可塑性樹脂が、ポリエ
チレン、ポリプロピレンアイオノマー、ポリスチレン、
AS樹脂、メタクリル樹脂、PVA、塩化ビニル樹脂及
びABS樹脂などである。生分解性樹脂を20〜80
%、熱可塑性樹脂を80〜20%の割合で含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱窒細菌固定用成
形体に係り、更に詳細には、通性嫌気性微生物である脱
窒細菌が着床し棲息するのに適した環境を提供・維持
し、対象水中に含まれる窒素酸化物を有効に低減し除去
するのに用いられる脱窒細菌固定用成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、観賞魚などの飼育水に含まれ
る硝酸塩や亜硝酸塩などの窒素酸化物の低減、除去及び
蓄積防止には、生分解性樹脂製の物品を水槽内の特定箇
所に配置し、これに着床した脱窒細菌が、この生分解性
樹脂を生育・増殖する上での基質や水素供与体とし、且
つかかる窒素酸化物中の酸素を呼吸に用いて窒素ガスや
亜酸化窒素ガスに還元し、大気中に放出することを利用
した方法が採用されている。
【0003】また、特開平10−165177号公報に
は、上述のような生分解性樹脂製物品を用いる方法が、
溶存酸素が存在しないか又は極めて少ない環境で使用し
なければ有効でなく、そのため、かかる環境を水槽内の
一部に形成しなければならない不具合を有していること
を改善すべく、生分解性高分子体を所定サイズの細孔が
複数個穿設された合成樹脂膜で覆った細菌着床具が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術において、生分解性樹脂製物品を配置する
方法にあっては、上述の如き特定環境の形成のみなら
ず、飼育水中で分解した生分解性樹脂が細片となって水
槽中に分散し、水槽の清掃が煩雑になるばかりか、曝気
用のエアストーンや給排管の目詰まりを生ずることがあ
るという課題があり、更には、生分解性樹脂の分解速度
を制御できないため、取り替え時期や清掃時期を頻繁に
目視観察して決定しなければならないという課題もあっ
た。
【0005】一方、上述した細菌着床具においては、生
分解性高分子体を合成樹脂で包囲しなければならず、し
かも、細孔を所定サイズ、即ち毛管引力が作用せず水分
保持力が低く、透水性の良好な孔径で合成樹脂に穿設し
なければならず、製造が煩雑であるという課題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、生分解性樹脂の分解速度を制御でき、その分解によ
る不具合を引き起こさず、しかも製造が簡易な脱窒細菌
固定用成形体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、生分解性樹脂と熱
可塑性樹脂を混練して成形することにより、上記目的が
達成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明の脱窒細菌固定用成形体は、
生分解性樹脂と熱可塑性樹脂を混合し成形して成ること
を特徴とする。なお、この成形体中では、かかる生分解
性樹脂と熱可塑性樹脂がほぼ均一に分散していることが
望ましい。
【0009】また、本発明の脱窒細菌固定用成形体の好
適形態は、孔部を有する形状をなすことを特徴とする。
【0010】更に、本発明の脱膣細菌固定用成形体の他
の好適形態は、上記生分解性樹脂が、ポリエチレンサク
シネート、ポリブチレンサクシネートアジペート及びポ
リヒドロキシブチレートから成る群より選ばれた少なく
とも1種の樹脂であり、上記熱可塑性樹脂が、ポリエチ
レン、ポリプロピレンアイオノマー、ポリスチレン、A
S樹脂、メタクリル樹脂、PVA、塩化ビニル樹脂及び
ABS樹脂から成る群より選ばれた少なくとも1種の樹
脂であることを特徴とする。
【0011】更にまた、本発明の脱窒細菌固定用成形体
の更に他の好適形態は、上記生分解性樹脂を20〜80
%、上記熱可塑性樹脂を80〜20%の割合で含有する
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の脱膣細菌固定用成形体の他
の好適形態は、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、リ
ン酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、
リン酸マグネシウム及び水酸化マグネシウムから成る群
より選ばれた少なくとも1種のものを添加して成ること
を特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、生分解性樹脂と熱可塑性樹
脂とを混合し、この混合物を成形原料として成形を行う
ことにした。従って、製造効率に優れるとともに、所望
の形状を簡易に形成することができる。また、本発明の
脱窒細菌固定用成形体では、熱可塑性樹脂がその骨格を
形成することになるので、生分解性樹脂が水中で分解し
ても、その細片が熱可塑性樹脂の骨格にある程度保持さ
れるので、生分解性樹脂の細片が対象水域に分散放出さ
れることが抑制される。即ち、生分解性樹脂が徐々に消
滅してゆく過程において熱可塑性樹脂の骨格があらわに
なってゆくが、その骨格構造は目減りせず、そのため熱
可塑性樹脂が、フィルターを設置した場合、そのフィル
ターから流出することが有効に防止される。なお、生分
解性樹脂が消費された後には、骨格を形成している熱可
塑性樹脂の構造体が残存するので、この構造体が微生物
の付着固定床としての機能を果たす。
【0014】更に、本発明では、生分解性樹脂と熱可塑
性樹脂との混合比率を適宜変化させることにより、生分
解性樹脂の分解速度を制御することができ、対象とする
水、例えば淡水、塩水及び各種工業廃水などに合致した
分解速度を有する脱窒細菌固定用成形体を得ることがで
きる。更にまた、本発明の脱窒細菌固定用成形体につ
き、孔部を有するような形状に成形すると、この孔部が
嫌気ゾーンを形成することになるので、脱窒細菌を有効
に繁殖させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の脱窒細菌固定用成
形体につき詳細に説明する。なお、本明細書において、
「%」は特記しない限り質量百分率を表すものとする。
上述の如く、本発明の脱窒細菌固定用成形体は、生分解
性樹脂と熱可塑性樹脂を含有して成る。
【0016】ここで、生分解性樹脂としては、種々の生
分解性樹脂を用いることができるが、代表的には、ポリ
エチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジ
ペート又はポリヒドロキシブチレート及びこれらの任意
の組合せを挙げることができる。一方、熱可塑性樹脂と
しても、特に限定されるものではなく、従来公知の各種
熱可塑性樹脂を用いることができ、具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレンアイオノマー、ポリスチレン、
AS樹脂、メタクリル樹脂、PVA、塩化ビニル樹脂又
はABS樹脂及びこれらの任意の組合せを例示すること
ができる。なお、本発明において、生分解性樹脂と熱可
塑性樹脂との好適な組合せとしては、混合時における相
溶性の良好さから、ポリエチレンサクシネートとポリエ
チレンとの組合せを挙げることができる。
【0017】生分解性樹脂と熱可塑性樹脂との混合比率
については、使用する樹脂種とその組合せや、対象とす
る水の種類及び意図する生分解性樹脂の分解速度などに
応じて適宜変更することができ、一義的には定まらない
が、対象水を鑑賞魚類、樹脂の組合せをポリエチレンサ
クシネート−ポリエチレンとした場合、ポリエチレンサ
クシネートを20〜80%、望ましくは50〜60%、
ポリエチレンを80〜20%、望ましくは50〜40%
程度とするのが好適である。この場合、ポリエチレンサ
クシネートが20%未満では、生分解性が悪化すること
があり、80%を超えると、生分解性が良好になり過ぎ
て雑菌が繁殖することがあり、好ましくない。
【0018】上述のように、本発明の脱窒細菌固定用成
形体は、生分解性樹脂と熱可塑性樹脂を必須成分とする
が、必要に応じて、これら以外の各種添加剤を加えるこ
とが可能である。例えば、水酸化カルシウム、酸化カル
シウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグ
ネシウム、リン酸マグネシウム又は水酸化マグネシウム
及びこれらの任意の混合物を添加することができる。こ
れらの添加により、飼育生物に悪影響がある硝化反応の
進行に伴って発生した酸化性の酸を中和することがで
き、対象水のpHを脱窒細菌の脱窒活性に適するpH7
〜8近傍に近づけることが可能になる。また、リン酸塩
などの微量栄養剤や、鉄塩及び銅塩などのミネラル剤を
添加することも可能である。
【0019】なお、本発明の脱窒細菌固定用成形体の形
状は、対象とする水、飼育生物の種類及び生分解性樹脂
の分解速度(即効性、遅効性、使用期限などに対応)な
どに応じて適宜変更できる。例えば、立方体や直方体な
どの多面体、三角柱や四角柱などの角柱、三角錐や四角
錐などの角錐、截頭角錐、円柱、円錐、截頭円錐、球及
び楕円球などの形状を採用することができる。また、脱
窒細菌の育成に適する嫌気ゾーンを早期に形成するに
は、孔部や凹部を有する形状、例えば有底角筒形、有底
円筒形、角筒形及び円筒形、底面が開放された錐形や截
頭錐形、底面及び頂面が開放された截頭錐形などを採用
することが好ましい。特に、貫通孔を有する形状を採用
すると、嫌気ゾーンの早期形成のみならず、脱窒細菌な
どが発生するガスが適当に放出されて成形体内にガスが
溜まったままにならないので、成形体を角筒や円筒など
の形状に成形することが更に好ましい。
【0020】また、本発明の脱窒細菌固定用成形体の用
途は、観賞魚などの水生生物の生育水に限定されるもの
ではなく、脱窒を行う必要がある用途であればよく、淡
水、塩水を問わず、各種廃水処理における脱窒素工程も
その対象となる。
【0021】次に、本発明の脱窒細菌固定用成形体の製
造方法について説明する。上述の如く、本発明の脱窒細
菌固定用成形体は、生分解性樹脂と熱可塑性樹脂を混合
して成形原料を得、これを成形することにより製造され
る。ここで、成形法については、特に限定されるもので
はなく、従来公知の各種成形法、例えば、射出成形や押
出成形を適用することができる。
【0022】また、成形原料の混合温度や成形温度など
についても適宜変更できるが、代表的に、ポリエチレン
サクシネートとポリエチレンのペレットを用いて射出成
形すうる場合には、常温で両者を混合し、80〜120
℃で射出成形するのが適当である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0024】(実施例1)40%のポリエチレンサクシ
ネートペレットと60%のポリエチレンペレットを常温
で5分間混合し、110℃で射出成形し、外形10mm
φ、内径5mmφ及び高さ10mmの円筒形をなす脱窒
細菌固定用成形体を得た。
【0025】(実施例2〜4)ポリエチレンサクシネー
トとポリエチレンとの混合比を、40%−60%(実施
例2)、80%−20%(実施例3)及び20%−80
%(実施例4)とした以外は、実施例1と同様の操作を
繰り返し、各例の成形体を得た。
【0026】(比較例1)ポリエチレンサクシネートの
みを用いた以外は実施例1と同様の操作を繰り返し、実
施例1と同一形状の本例の成形体を得た。
【0027】(比較例2)ポリエチレンのみを用いた以
外は実施例1と同様の操作を繰り返し、実施例1と同一
形状の本例の成形体を得た。
【0028】[性能評価] (1)成形体静置時 図1に示すように、内容積4Lの有底円筒型容器1の内
部に網2,2を張設して容積2.4Lの成形体充填スペ
ースを形成し、この充填スペースに各例の成形体4を約
280個充填した。この容器1の底部から上部へ、ポン
プ3を介して供試水5を循環させ、脱窒率(%)及び脱
窒持続期間(月)を測定した。なお、供試水5には窒素
分(NO−N)が濃度50ppmになるように添加さ
れ、容器1における滞留時間が12時間になるように設
定されており、通水速度は12L/日で線速度は0.4
cm/minである。得られた結果を表1に示す。
【0029】(2)成形体攪拌時 図2に示すように、内容積10Lの有底円筒容器1’に
各例の成形体4を4L充填し、供試水5をポンプ3を介
し、水面近傍に設置したフィルター8を通過させて循環
した。なお、供試水5には上記同様に濃度が100mg
/Lになるように窒素分が添加されており、容器1’に
おける滞留時間は240分、通水速度は60L/日であ
る。モーター6によって攪拌羽根7を60rpmで回転
させながら、脱窒率(%)及び脱窒持続期間(月)を測
定し、得られた結果を表2に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1及び表2に示した結果から、本発明の
範囲に属する実施例1〜4では、良好な脱窒性を示すと
ともに、生分解性樹脂の分解速度が有効に制御されるこ
とが分かる。なお、現時点においては、脱窒処理性の観
点から実施例1が最も良好と言い得る。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、生分解性樹脂と熱可塑性樹脂を混練して成形するこ
ととしたため、生分解性樹脂の分解速度を制御でき、そ
の分解による不具合を引き起こさず、しかも製造が簡易
な脱窒細菌固定用成形体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱窒細菌固定用成形体の性能評価(静置時)を
行うのに用いた装置を示す断面図である。
【図2】脱窒細菌固定用成形体の性能評価(攪拌時)を
行うのに用いた装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 有底円筒容器 1’ 有底円筒容器 2 網 3 ポンプ 4 成形体 5 供試水 5’ 処理水 6 モーター 7 攪拌羽根 8 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/22 C08K 3/22 3/32 3/32 C08L 101/00 C08L 101/00 101/16 ZBP 101/16 ZBP C12N 11/02 C12N 11/02 Fターム(参考) 4B033 NA12 NA20 NB02 NB33 NB68 NC06 ND04 ND20 NE07 4D003 AA01 AA13 CA08 EA01 EA15 EA30 EA38 FA04 FA10 4D040 AA04 AA34 BB42 BB82 4F071 AA14 AA15 AA20 AA22 AA24 AA29 AA43 AA44 AA76 AA77 AB18 AB25 AE17 AF52 AH02 AH19 BA01 BB05 BB06 BC07 4J002 BB03X BB23X BC03X BC06X BD04X BE02X BG05X BN15X CF03W CF18W DE076 DE086 DE236 DH046 GB00 GD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生分解性樹脂と熱可塑性樹脂を混合し成
    形して成ることを特徴とする脱窒細菌固定用成形体。
  2. 【請求項2】 孔部を有する形状をなすことを特徴とす
    る請求項1に記載の脱窒細菌固定用成形体。
  3. 【請求項3】 上記生分解性樹脂が、ポリエチレンサク
    シネート、ポリブチレンサクシネートアジペート及びポ
    リヒドロキシブチレートから成る群より選ばれた少なく
    とも1種の樹脂であり、上記熱可塑性樹脂が、ポリエチ
    レン、ポリプロピレンアイオノマー、ポリスチレン、A
    S樹脂、メタクリル樹脂、PVA、塩化ビニル樹脂及び
    ABS樹脂から成る群より選ばれた少なくとも1種の樹
    脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の脱膣
    細菌固定用成形体。
  4. 【請求項4】 上記生分解性樹脂を20〜80%、上記
    熱可塑性樹脂を80〜20%の割合で含有することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の脱窒
    細菌固定用成形体。
  5. 【請求項5】 水酸化カルシウム、酸化カルシウム、リ
    ン酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、
    リン酸マグネシウム及び水酸化マグネシウムから成る群
    より選ばれた少なくとも1種のものを添加して成ること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の
    脱窒細菌固定用成形体。
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