JP2002346507A - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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JP2002346507A
JP2002346507A JP2001159114A JP2001159114A JP2002346507A JP 2002346507 A JP2002346507 A JP 2002346507A JP 2001159114 A JP2001159114 A JP 2001159114A JP 2001159114 A JP2001159114 A JP 2001159114A JP 2002346507 A JP2002346507 A JP 2002346507A
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Shinya Okumura
信也 奥村
Yoshihiko Takishita
芳彦 瀧下
Atsushi Kitaguchi
篤 北口
Keihan Ishii
啓範 石井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理媒体の含水率を精度良く検出することによ
り、処理媒体に生息する微生物の活動環境を好適なもの
とすることができる生ごみ処理機を提供する。 【解決手段】生ごみの分解処理を行う生ごみ処理機にお
いて、微生物を混入した処理媒体及び生ごみを受け入れ
る処理槽10と、この処理槽の外周側側面に設けた処理
槽加熱手段42と、処理槽10の長手方向側面に処理槽
加熱手段42からほぼ等距離Aとなるように配設され、
処理媒体の含水率を検出する複数の含水率センサ37と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店、食品加工
業者等で発生する生ごみを分解処理する生ごみ処理機に
係わり、特に処理媒体に生息する微生物の活動環境を好
適なものとすることができる生ごみ処理機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】生ごみ処理機とは、家庭、飲食店等で発
生する生ごみを分解処理するものであり、通常、処理槽
内に投入した生ごみを処理槽内攪拌手段で微生物を混入
した処理媒体とともに攪拌し、処理媒体の発酵作用によ
り生ごみを気体と水とに分解処理ることによって生ごみ
を減量化させるようになっている。
【0003】このような生ごみ処理機として、例えば特
許第3121501号公報に記載のように、処理槽内の
処理媒体に生息する微生物の生息環境を好適なものとす
るために、微生物を混入した処理媒体の含水率を検出す
る含水率検出手段を設け、この含水率検出手段の検出値
が適正範囲となるように含水率調整手段により含水率を
調整するものが既に提唱されている。
【0004】この従来技術における含水率検出手段は、
サーミスタ等の温度検出手段と、カーボン抵抗体等の検
出器加熱手段とで構成され、検出器加熱手段により温度
検出手段に加熱して、その温度上昇度から処理媒体の含
水率を検出するものである。例えば、温度検出手段の周
囲において、処理媒体の含水率が高く水分が多く存在す
る場合、温度検出手段からの放熱が大きくなるため、検
出器加熱手段により加熱しても温度検出手段の温度上昇
度は比較的小さくなる。すなわち、温度検出手段の周囲
の処理媒体の含水率によって、温度検出手段からの放熱
度合(処理媒体の熱伝導率)が異なり、加熱による温度
検出手段の温度上昇度に差が生じるため、この温度上昇
度を基に処理媒体の含水率を検出するようになってい
る。
【0005】なお、上記従来技術には、含水率検出手段
を単にサーミスタで構成し、その温度により電気抵抗値
が異なる特性を利用して、含水率検出手段にかかる電圧
値を検出することにより含水率を検出する例も開示され
ている。この例も、周囲の含水率によって放熱度合が異
なることにより、変化する含水率検出手段の温度を基に
処理媒体の含水率を検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下のような課題が存在する。すなわち、上
記従来技術は、前述のように、含水率検出手段の温度を
基に周囲の処理媒体の含水率を検出するものである。こ
の場合、処理槽内には、処理媒体の他にも生ごみが存在
しており、例えば、含水率検出手段の周囲に生ごみが存
在すると、通常、生ごみは処理媒体に比べて多量の水分
を含んでいるため、含水率検出手段から生ごみへの放熱
が大きくなり、処理媒体との間で熱交換を行う場合より
も含水率検出手段の温度が下がってしまう。その結果、
上記従来技術では、実際の処理媒体の含水率よりも高い
値が検出されてしまう可能性があり、処理媒体の含水率
を精度良く検出することが困難であった。
【0007】本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、処理媒体の含水率を精度良く検
出することにより、処理媒体に生息する微生物の活動環
境を好適なものとすることができる生ごみ処理機を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、生ごみの分解処理を行う生ごみ処
理機において、微生物を混入した処理媒体及び生ごみを
受け入れる処理槽と、この処理槽の外周側側面に設けた
処理槽加熱手段と、前記処理槽の長手方向側面に前記処
理槽加熱手段からほぼ等距離となるように配設され、前
記処理媒体の含水率を検出する複数の含水率検出手段と
を備える。
【0009】本発明においては、含水率検出手段を複数
設けたので、これら複数の含水率検出手段の検出結果の
平均値を例えば制御手段等で算出することにより、正確
な処理媒体の含水率を検出することができる。すなわ
ち、仮にある含水率検出手段の周囲に生ごみが存在し、
その含水率検出手段が比較的高い生ごみの含水率を検出
してしまったとしても、本発明においては、他の含水率
検出手段の検出結果との平均値を算出するので、算出し
た含水率は、実際の処理媒体の含水率に近似され、処理
媒体の含水率の検出精度を向上させることができる。
【0010】また、含水率検出手段を、温度検出手段
と、この温度検出手段を加熱する検出器加熱手段とで構
成した場合、この検出器加熱手段により一定時間加熱し
た際の温度検出手段の温度上昇度から、周囲の処理媒体
の含水率を検出することができる。すなわち、周囲の処
理媒体の含水率によって処理媒体の熱伝導率が異なるた
め、温度検出手段から周囲への放熱度合が変化して上記
加熱による温度検出手段の温度上昇度に差が生じる。上
記の含水率検出手段は、この温度上昇度を基に処理媒体
の含水率を検出することができる。
【0011】ここで、処理槽内部の処理媒体を適宜加熱
するために、処理槽の外周側側面には処理槽加熱手段が
設けられている場合が多く、仮に、含水率検出手段によ
る検出時にこの処理槽加熱手段を停止させたとしても、
余熱などによりその検出環境に影響を与える場合がある
が、本発明においては、複数の含水率検出手段を処理槽
の長手方向側面に対し、処理槽加熱手段からほぼ等距離
となるように設けた。これにより、処理媒体の含水率を
検出する際、処理槽加熱手段による熱影響の差を少なく
する、あるいは、ほとんど無くすことができ、これによ
っても、精度良く処理媒体の含水率を検出することがで
きる。
【0012】以上のように、本発明においては、処理媒
体の含水率を精度良く検出することができるので、検出
した含水率に応じて、例えば処理媒体に給水する給水手
段や処理槽加熱手段を適宜作動させ、含水率検出手段の
検出結果が適正範囲内となるよう、処理媒体中の水分量
を適切に調整することができる。これによって、処理媒
体に生息する微生物の活動環境を好適なものとすること
ができる。
【0013】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記複数の含水率検出手段は、ほぼ等間隔に配置されて
いる。
【0014】(3)上記目的を達成するために、また本
発明は、生ごみの分解処理を行う生ごみ処理機におい
て、微生物を混入した処理媒体及び生ごみを受け入れる
処理槽と、この処理槽内の前記処理媒体を攪拌する処理
槽内攪拌手段と、前記処理槽の前記処理槽内攪拌手段の
回転軸方向両側側面に前記回転軸を中心とする軸心円上
にほぼ等間隔に配設され、前記処理媒体の含水率を検出
する複数の含水率検出手段とを備える。
【0015】(4)上記(1)乃至(3)のいずれか1
つにおいて、好ましくは、前記複数の含水率検出手段
は、温度検出手段及びこの温度検出手段を加熱する検出
器加熱手段を備え、この検出器加熱手段の加熱による温
度検出手段の温度上昇度により前記処理媒体の含水率を
検出する。
【0016】(5)上記(1)乃至(4)のいずれか1
つにおいて、また好ましくは、前記複数の含水率検出手
段の検出結果の平均値を算出する制御手段を備える。
【0017】(6)上記(1)乃至(5)のいずれか1
つにおいて、また好ましくは、前記複数の含水率検出手
段は、前記処理槽の内壁面に設けられている。
【0018】(7)上記(1)乃至(5)のいずれか1
つにおいて、また好ましくは、前記複数の含水率検出手
段は、前記処理槽の外壁面に設けられている。
【0019】(8)上記(1)乃至(7)のいずれか1
つにおいて、好ましくは、前記処理槽内の前記処理媒体
に給水する給水手段をさらに設ける。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の生ごみ処理機の一
実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
の生ごみ処理機の一実施の形態の全体構造を表す正面
図、図2はその上面図である。これら図1及び図2にお
いて、1は微生物により投入された生ごみを分解処理す
る生ごみ処理機本体、2はこの生ごみ処理機本体1から
の排気に含まれる臭気を除去する脱臭ユニット(図2参
照)で、この脱臭ユニット2は、生ごみ処理機本体1の
背面側(図2中上側)に位置し、例えばフレキシブルホ
ース等により構成された吸気ホース3(図2参照)及び
排気ホース4(図2参照)を介して生ごみ処理機本体1
と接続している。なお、これら吸気ホース3及び排気ホ
ース4の両端は、それぞれ生ごみ処理機本体1及び脱臭
ユニット2の上面に回動可能に設けた継ぎ手3a,3b
及び継ぎ手4a,4bに差し込まれている。5はこれら
吸気ホース3及び排気ホース4を保護するホースカバー
である。
【0021】6は生ごみ処理機本体1の正面側(図2中
下側)に設けられ、投入口7(後述の図5参照)を開閉
する開閉蓋、8は例えば電動モータ等により構成され、
この開閉蓋6を開閉駆動する駆動装置で、生ごみ処理機
本体1内に生ごみや処理媒体(例えばおがくず等の微生
物を混入した媒体)を投入するときには、生ごみ処理機
本体1正面に設けた操作盤9により適宜開閉蓋6の開閉
操作を行い、前記投入口7を介して生ごみ処理機本体1
内に投入するようになっている。なお、この生ごみの投
入作業への配慮として、生ごみを略バケツ状のリフト容
器に受け入れ、その容器を地面と前記投入口7との間を
昇降させるとともに、上昇時(投入口7の高さまで容器
を持ち上げたとき)には、受け入れた生ごみを投入口7
に投入するようにリフト容器を傾倒させる投入リフト装
置が別途用意される(後述の図14参照)。この投入リ
フト装置の操作も上記操作盤9により行われ、投入リフ
ト装置のリフト容器の上記昇降及び傾倒の動作と前記開
閉蓋6の開閉動作を連動させる操作と、これらの動作を
別々に行う操作の両方の操作ができるようになってい
る。
【0022】また、図2に示すように、独立に構成され
た前記脱臭ユニット2の幅寸法(図2中左右方向寸法)
は、生ごみ処理機本体1の奥行き寸法(図2中上下方向
寸法)とほぼ等しくなっており、上記した継ぎ手3a,
3b及び4a,4bを適宜回動させ、吸気ホース3及び
排気ホース4の配管経路を変更することにより、図3に
示したように、脱臭ユニット2を生ごみ処理機本体1の
幅方向一方側(図3中左側)に配置する等、生ごみ処理
機本体1及び脱臭ユニット2の配置を設置場所のレイア
ウトに応じて変更できるようになっている。
【0023】図4は図2中IV−IV断面による断面図、図
5はこの図4中V−V断面による断面図で、ともに生ご
み処理機本体1の内部構造を詳細に表す図である。これ
ら図4及び図5において、先の図1乃至図3と同様の部
分には同符号を付し説明を省略する。これら図4及び図
5において、10は生ごみ処理機本体1内に設けた概略
半円形の側面を有する箱状の処理槽で、この処理槽10
は、例えばその長手方向(図4中左右方向)両側で生ご
み処理機本体1の底面としての上プレート11上に支持
部材12を介して支持され、また表面が断熱材により覆
われている。
【0024】13は処理槽10内に設けられ生ごみ及び
処理媒体を適宜攪拌する処理槽内攪拌手段である。この
処理槽内攪拌手段13は、その両端が処理槽10長手方
向(図4中左右方向)の略半円形の側面に軸受14,1
4を介して回転自在に支持され略水平に配設された回転
軸15と、この回転軸15に対し所定の間隔で配設され
た略円盤状のプレート16と、このプレート16に対し
ボルト17a及びナット17bにより放射状に取付けら
れ、それぞれ先端にパドル18を設けた多数の攪拌翼1
9とで構成されている。
【0025】20は処理槽内攪拌手段13の回転軸15
の一方側(図4中左側)に設けたスプロケット、21は
前記上プレート11上の処理槽10の一方側(図4中左
側)に設けた例えば電動モータからなる駆動装置、22
はこの駆動装置21の出力軸21aの端部に設けたスプ
ロケットで、駆動装置21の駆動力が前記スプロケット
20,22間に掛け回されたチェーン23により前記回
転軸15に伝達され、前記処理槽内攪拌手段13が図5
中矢印の方向に適宜回転駆動するようになっている。な
お、この駆動伝達構造に関しては、例えばスプロケット
20,22をともにプーリに置き換え、これらをベルト
で連結する等、他の構造としても構わない。また、パド
ル18は、図4に示すように略「V」字形状のプレート
で構成されており、処理槽内攪拌手段10が図5中矢印
で示した回転方向に攪拌する際、攪拌による処理媒体の
細粒化を抑制しつつも生ごみと処理媒体とが均一に混ざ
り合うように配慮されている。
【0026】24は処理槽10の上部に設けられ、前記
吸気ホース3からの吸気(外気)を処理槽10内に取り
入れる吸気口、25は同様に処理槽10の上部に設けら
れ、処理槽10内で生ごみの発酵分解時に発生する臭気
を伴うガスや水蒸気等を排気とともに処理槽10外に排
出し、前記排気ホース4に導く排気口である。26はこ
の排気口25に設けられ、処理槽10内から例えば細粒
化された処理媒体等の浮遊物が処理槽10外に排出され
るのを防止するフィルタで、例えば電動モータ等により
構成された振動機27により適宜振動を与えられ、稼動
時間の経過に伴いその網目に堆積した浮遊物等を振るい
落とすことにより、フィルタ26の交換やメンテナンス
等に対する負担が軽減されるよう配慮されている。
【0027】28は処理槽10の幅方向(図4中左右方
向)略中央下部に設けた処理媒体排出口(図示せず)を
開閉する開閉蓋で、定期的に(例えば半年に1度)処理
槽10内の処理媒体を交換する際には、この開閉蓋28
を開け(図5中2点鎖線で示した状態)、処理媒体排出
口を介して使用済みの処理媒体を処理槽10外に排出す
るようになっている。このとき、処理槽10外には、生
ごみ処理機本体1のボディとしての本体カバー29が存
在するため、上記の処理媒体排出の際には、図1に示す
本体カバー29正面の扉30を開けて処理槽10の開閉
蓋28を開閉するようになっている。なお、図1におい
て、31は前述の処理槽内攪拌手段13の駆動装置21
等のメンテナンスを行うための点検扉である。
【0028】図4及び図5に戻り、32は本実施の形態
の生ごみ処理機の各機構の動作を制御する制御装置(詳
細は後述)で、前記上プレート11上の処理槽10の幅
方向他方側(図4中右側)に架台33を介して支持され
ている。詳細は適宜後述するが、本実施の形態の生ごみ
処理機に備えられた各作動装置及びセンサ類等は、この
制御装置32を介して前記操作盤9と電気的に接続して
いる。
【0029】34は上プレート11を重量検出手段とし
ての複数(この例では4つ)のロードセル35を介して
支持する下プレート、36はこの下プレート34を地面
から支持する複数(この例では4つ)の脚で、前記ロー
ドセル35により生ごみ処理機本体1の全体重量(厳密
には下プレート34、脚36及びこれらロードセル35
自体の重量を除いた重量)を適宜検出し、前述の制御装
置32により、このロードセル35から随時出力される
検出結果を基に処理槽10内の収容物(すなわち生ごみ
及び処理媒体)の重量の変化を算出するようになってい
る。
【0030】37は処理槽10内の処理媒体(厳密には
処理槽10の収容物、すなわち処理媒体及び生ごみの混
合物)の含水率を適宜検出する熱伝導式の含水率センサ
で、その検出結果を前記制御装置32に出力するように
なっている。この含水率センサ37は、図5に示すよう
に、処理槽10の略半円形の長手方向(図4中左右方
向)側面に前記処理槽加熱ヒータ42(詳細は後述)か
らほぼ等しい距離Aとなるように複数(この例では長手
方向両側面に4つづつ、合計8つ)ほぼ等間隔に配設さ
れている(言いかえれば、処理槽10の処理槽内攪拌手
段13の回転軸15方向両側側面にその回転軸15を中
心とする軸心円上にほぼ等間隔に配設されている)。こ
のとき、処理槽内攪拌手段13は、攪拌時、図5中矢印
方向に回転するため、処理槽内攪拌手段13の回転軸1
5方向から見ると、処理槽10内の処理媒体は全体的に
処理槽内攪拌手段13の回転方向に偏って分布する場合
がある。したがって、各含水率センサ37は、処理媒体
の確実に存在する範囲(例えば処理槽10の下方領域)
内に設けることが望ましい。
【0031】図6は、この含水率センサ37の構造を表
す図4中矢印VI方向から見た図である。この図6におい
て、含水率センサ37は、その温度により電気抵抗値が
変化する特性のサーミスタ37aと、このサーミスタ3
7aを加熱するセンサヒータ37bと、例えばエポキシ
樹脂などにより構成され、サーミスタ37a及びセンサ
ヒータ37bを固定する基盤37cとで構成されてい
る。このような構造の含水率センサ37は、センサヒー
タ37bによりサーミスタ37aを一定時間加熱した際
のサーミスタ37aの温度上昇度から、周囲の処理媒体
の含水率を検出するようになっている(後述)。
【0032】ここで、図7は、サーミスタ37aの加熱
時間と温度上昇度との相関関係を表す図である。この図
7に示す3本の曲線は、それぞれ含水率の異なる処理媒
体が周囲に存在する場合において、センサヒータ37b
により所定時間t加熱したときのサーミスタ37aの温
度上昇度を表している。この図から分かるように、含水
率αの処理媒体が周囲に存在する場合よりも、含水率
α(>α)の処理媒体が周囲に存在する場合の方
が、またそれよりも含水率α(>α)の処理媒体が
周囲に存在する場合の方が温度上昇度が小さい。これ
は、周囲の処理媒体の含水率αが高くなると、周囲に存
在する水分が多く処理媒体の熱伝導率がそれだけ高くな
るため、サーミスタ37aから周囲への放熱が大きくな
り、サーミスタ37aの温度が上昇しにくいめである。
【0033】すなわち、周囲の処理媒体の含水率によっ
て、サーミスタ37aの温度上昇度に差が生じ、これに
よりサーミスタ37aの電気抵抗値も周囲の処理媒体の
含水率によって変化することになる。この電気抵抗値
は、例えば、サーミスタ37aに所定の電流を通電し、
これにかかる電圧値から検出することができ、制御装置
32は、このサーミスタ37aの加熱前後の電気抵抗値
の変化(すなわち温度上昇度)を基に、所定の換算式に
従って処理媒体の含水率を算出するようになっている。
【0034】図8は、前記の制御装置32による処理媒
体の含水率算出の手順を表すフローチャートである。こ
の図8に示すように、制御装置32は、まずステップ1
で、十分に安定した温度状態における各含水率センサ3
7のサーミスタ37aの加熱前の電気抵抗値Rを測定
し、これら測定した各電気抵抗値Rを基に各サーミス
タ37aの初期温度Tを算出する。このときの制御装置
32における演算処理は、繁雑防止のため特に図示しな
いが、例えば内蔵したROM等に予め格納された所定の
演算式等により内臓のCPU等で行われ、また、算出し
た初期温度TはRAM等に記憶される。ステップ2で指
令信号を出力して各センサヒータ37bを所定時間t作
動させる。このとき、所定時間tは制御装置32に内臓
のタイマ(図示せず)によりカウントされ、CPU等か
ら各センサヒータ37bへの指令信号が出力される。そ
して、ステップ3において各サーミスタ37aの加熱後
の電気抵抗値Rを測定し、ステップ4へ移る。このス
テップ4では、例えば、各サーミスタ37aを一定の熱
量で加熱しても、初期温度Tが著しく異なる場合、実際
にはほぼ同一の含水率であっても、サーミスタ37aの
温度上昇度に差が生じるため、先に測定し記憶しておい
た初期温度Tを基に適切な換算式を選定する。なお、こ
の換算式として、予め複数の式が例えばROM等に格納
されており、CPU等により初期温度Tに対応した換算
式を選定する。ステップ5に移り、選定した換算式に加
熱後の電気抵抗値Rを代入して各含水率センサ37に
より検出された含水率αを算出し、ステップ6でそれら
の平均値を算出する。この場合も演算処理はCPUによ
り行われる。以上説明したような手順で、含水率センサ
37により処理媒体の含水率を検出するようになってい
る。
【0035】図4及び図5に戻り、38は処理槽10内
の処理媒体に給水する給水装置(繁雑防止のため図5に
のみ図示)で、この給水装置38は、その先端が処理槽
10内に突出したノズル39と、このノズル39に例え
ば水道等から水を導くホース40と、このホース40の
途中に設けた例えばソレノイド駆動式の電磁弁88(後
述の図14参照)とで構成されている。前記した制御装
置32は、前述のように算出した処理槽10内の処理媒
体の含水率が所定の値を下回ったとき、指令信号を出力
して上記した給水装置38の電磁弁88のON/OFF
を切り換え、処理媒体の含水率が適正な範囲となるよう
に処理槽10内に適宜給水するようになっている。この
とき、制御装置32は、給水装置38に指令信号を出力
する際、前記処理槽内攪拌手段13の駆動装置21にも
指令信号を出力し、給水により場所によって処理媒体の
含水率が偏ることを防止するようにするとよい。
【0036】41は処理槽10の略半円形の長手方向
(図4中左右方向)両側側面に設けた温度センサ(図5
参照)で、処理媒体(厳密には処理槽10の収容物、す
なわち処理媒体及び生ごみの混合物)の温度を適宜検出
し、この検出結果を前記制御装置32に出力するように
なっている。また、42は処理槽10の外周下部側に設
けた複数の処理槽加熱ヒータで、この処理槽加熱ヒータ
42は、例えばプレート状の電熱ヒータ等により構成さ
れている。制御装置32は、前記温度センサ41からの
検出結果により処理槽10内の処理媒体の温度を算出
し、この算出結果に応じて、処理槽10内の処理媒体温
度が適正な範囲に保たれるよう、指令信号を出力して上
記複数の処理槽加熱ヒータ42のON/OFFを制御す
るようになっている。また、制御装置32は、前述のよ
うに算出した処理媒体の含水率が、所定の値を超えた場
合、指令信号を出力して上記処理槽加熱ヒータ42を作
動させて、処理媒体の含水率が適正な範囲となるよう
に、処理媒体の水分を蒸発させるようになっている。こ
のとき、制御装置32は、温度センサ41あるいは含水
率センサ37の検出結果に応じて、作動する処理槽加熱
ヒータ42の枚数を制御することにより、処理槽10へ
の伝熱量を制御するようになっている。
【0037】図1及び図2に戻り、43は生ごみ処理機
本体1及び脱臭ユニット2の上面に複数(この例ではそ
れぞれ4づつ)設けた吊り管で、本実施の形態の生ごみ
処理機の設置及び撤去等の際、例えばクレーン等により
生ごみ処理機本体1及び脱臭ユニット2をそれぞれ吊り
上げられるように配慮したものである。
【0038】図9は前述の脱臭ユニット2の全体構造を
表す図2中矢印IX方向から見た正面図で、図1及び図2
と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。この図
9において、44は脱臭ユニット2のボディとしての本
体カバーで、その前面(図9中紙面直交方向手前側、図
2で言えば上側)は、内蔵した各機構のメンテナンス等
のために開閉可能に構成された開閉扉45となってい
る。
【0039】図10は図2中X−X断面による断面図、
図11はこの図10中XI−XI断面による断面図である。
これら図10及び図11において、先の各図と同様の部
分には同符号を付し説明を省略する。これら図10及び
図11において、46は脱臭ユニット2の本体カバー4
4内の雰囲気を外気として取り入れる取入口で、この取
入口46から取り入れられた外気は、熱交換器47及び
吸気ダクト48(図11参照)を介し、さらに前記継ぎ
手3b及び吸気ホース3を介して生ごみ処理機本体1の
処理槽10内に導かれるようになっている(図4参
照)。
【0040】49は前記排気ホース4(図2参照)及び
これに接続する前記継ぎ手4b(図2参照)を介して生
ごみ処理機本体1の処理槽10から導出された前記排気
を熱交換器47に導く排気ダクトである。前記熱交換器
47は、この種として公知のものであり、繁雑防止のた
め特に図示しないが、例えば、その内部に、比較的低温
の外気を通す管路と、この管路の外周部に処理槽10内
の発酵熱により比較的高温となった処理槽10からの排
気を通す管路とをジグザグに延設している。これによ
り、前述のように水蒸気を含み多量の水分を含んだ処理
槽10からの排気を冷却し、排気中に含まれる水分を適
度に除去するようになっている。
【0041】50はこの熱交換器47の下流側に接続さ
れ熱交換器47により適度に水分を除去された排気を内
部に設けた電熱器等で構成された排気ヒータ51(図1
1参照)により加熱する加熱ダクトである。なお、52
はこの加熱ダクト50の一方側(図11中左側)に設け
た排水口で、上述したように熱交換器47により除去さ
れた排気中の水分は、この排水口52からホース53を
介して容器54に導かれる。また、特に図示しないが、
この容器54に導かれた水分は図示しない排水口を介し
て脱臭ユニット2外に排出されるようにしてもよいし、
適宜容器54を取り出して貯まった水分を抜き取るよう
にしてもよい。
【0042】55はターボブロア等で構成された排気フ
ァンで、この排気ファン55は、内部にインペラ(図示
せず)等を備え、このインペラの回転により前記加熱ダ
クト50からダクト56(図11参照)を介して導入さ
れた排気を強制的に下流側へ送り込むようになってい
る。57は例えば電動モータ等により構成され、排気フ
ァン55の図示しないインペラを回転駆動させる駆動装
置である。また、この排気ファン55により強制的に送
り込まれた排気は、ダクト58を介して脱臭槽導入ダク
ト59に導かれるようになっている。なお、繁雑防止の
ため特に図示しないが排気ヒータ51の下流側に接続し
た前記ダクト56には排気温度を検出する温度センサが
設けられており、その検出結果が所定の値を超えた場
合、前述の制御装置32(図4参照)により排気ヒータ
51の熱量、あるいはON/OFFを制御するようにな
っている。これにより、排気温度が過剰に高温になるこ
とを防止し安全面に配慮がなされている。
【0043】図12は図10中XII−XII断面による断面
図、図13は図10中XIII−XIII断面による断面図で、
先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略す
る。これら図12、図13及び先の図10において、6
0は前記脱臭槽導入ダクト59から導入された排気に含
まれる臭気を除去する脱臭装置で、この脱臭装置60
は、複数(この例では3つ)の脚61により地面に支持
された脱臭ユニット2のベースフレーム62上に固定し
た概略箱型形状の媒体容器63を備えている。この媒体
容器63内には、前記処理槽10内の処理媒体と同一媒
体である脱臭媒体が内包され、前記脱臭装置60は、こ
の脱臭媒体に排気を通過させ脱臭媒体に混入した微生物
により排気に含まれる臭気成分を分解し脱臭を行うもの
である。また、媒体容器63内において、脱臭媒体は媒
体容器63内に設けた網64上に載置されており、この
網64の下方には、脱臭媒体から染み出た余分な水分
や、脱臭媒体を介して臭気を取り除かれた排気を導出す
る空間が確保されている。
【0044】65は媒体容器63内の脱臭媒体を適宜攪
拌する複数(この例では3つ)の脱臭媒体攪拌手段で、
この脱臭媒体攪拌手段65は、両端が軸受66,66に
より回転自在に支持された回転軸67と、この回転軸6
7に放射状に設けられ、それぞれ先端に概略プレート状
のパドル68を備えた複数の攪拌翼69とで構成されて
いる。
【0045】70はこれら脱臭媒体攪拌手段65を駆動
させる駆動装置、71はその出力軸(図示せず)に設け
たスプロケット(図12参照)で、このスプロケット7
1は、脱臭媒体攪拌手段65の回転軸67の一端にそれ
ぞれ設けらたスプロケット72とチェーン73を介して
接続している。このとき、図12に示すように、このチ
ェーン73は相隣接する脱臭媒体攪拌手段65が互いに
逆方向に回転するように、隣接するスプロケット72間
において襷掛けされている。なお、この駆動伝達構造に
関しては、例えばスプロケット71,72をともにプー
リに置き換え、これらをベルトで連結する等、他の構造
としても構わない。また、前述の回転軸67の軸受66
は、媒体容器63の外壁に突出させた支持部材74上
に、媒体容器63幅方向(図10中左右方向)両側に来
るように立設した架台75により支持されている。ま
た、媒体容器63幅方向一方側(図10中右側)の架台
75は、図12に示すように略「h」字状に形成されて
おり、前記駆動装置70は、この「h」字状の架台75
の上部に設けた支持プレート76により支持されてい
る。
【0046】77は媒体容器63側面に設けた含水率セ
ンサ(図13参照)で、媒体容器63内の脱臭媒体の含
水率を適宜検出し、この検出結果を前記制御装置32
(図4参照)に出力するようになっている。なお、この
含水率センサ77は、前述の含水率センサ37と同様、
熱伝導式としてもよいし、例えばマイクロ波式、誘電率
検出式等、他の公知のセンサにより構成してもよい。ま
た、78は媒体容器63内の脱臭媒体に給水する給水装
置で、この給水装置78は、媒体容器63内に設けたノ
ズル79と、このノズル79に例えば水道等から水を導
くホース80(図10参照)と、このホース80の途中
に設けられた例えばソレノイド駆動式の電磁弁89(後
述の図14参照)とで構成されている。上記した制御装
置32は、上記含水率センサ77からの検出結果により
媒体容器63内の脱臭媒体の含水率を算出し、この算出
結果に応じて、指令信号を出力して上記した給水装置7
8の電磁弁89のON/OFFを切り換え、脱臭媒体の
含水率が適正な範囲となるように媒体容器63内に適宜
給水するようになっている。このとき、制御装置32
は、給水装置78に指令信号を出力する際、前記脱臭媒
体攪拌手段65の駆動装置70にも指令信号を出力し、
給水により場所によって脱臭媒体の含水率が偏ることを
防止するようにするとよい。
【0047】81は同様に媒体容器63の側面に設けた
温度センサ(図13参照)で、媒体容器63内の脱臭媒
体の温度を適宜検出し、この検出結果を前記制御装置3
2に出力するようになっている。このとき、上記制御装
置32は、この温度センサ81からの検出結果により媒
体容器63内の脱臭媒体の温度を算出し、この算出結果
に応じて、媒体容器63内の脱臭媒体温度が適正な範囲
に保たれるよう、指令信号を出力して上記排気ヒータ5
1(図11参照)の熱量あるいはON/OFFを制御す
るようになっている。なお、この媒体容器63内の脱臭
媒体を交換する際、使用済みの脱臭媒体は、処理槽10
内に補填し、処理媒体として引き続き使用することがで
きる。
【0048】82はその上流側が媒体容器63下部に確
保された前述の空間に接続したダクトで、脱臭装置60
で臭気が取り除かれた排気を下流側に接続した紫外線殺
菌ユニット83に導くようになっている。84はこの紫
外線殺菌ユニット83内に複数設けた例えば紫外線ラン
プ等により構成された公知の殺菌灯、85はこの紫外線
殺菌ユニット83の上部に設けられ、先端が脱臭ユニッ
ト2外に突出した排気筒で、上記のように脱臭装置60
で臭気が除去された排気を、最終的に紫外線殺菌ユニッ
ト83を通過させ殺菌処理した上で排気筒85から大気
放出するようになっている。
【0049】なお、紫外線殺菌ユニット83とその上流
側のダクト82との接続部分にはフィルタ86が設けら
れており、例えば細粒化された脱臭媒体等が排気ととも
に大気放出されることを防止するようになっている。ま
た、87は前記媒体容器63内において、前記網目64
よりもさらに目の細かい網目状の受け皿で、前記網64
の目から落下した一部の脱臭媒体を受け止めこの受け皿
87ごと抜き取ることができるようになっており、媒体
容器63内の清掃等のメンテナンス作業への配慮がなさ
れている。さらに、前述した給水装置38,78に水道
水を導くホース40,80における電磁弁88,89の
上流側には、公知の構造の流量計90(後述の図14参
照)が設けられており、電磁弁88,89に導かれる水
の流量を検出し、前記制御装置32に出力するようにな
っている。
【0050】上記構成の本実施の形態の生ごみ処理機に
おいて、前記処理槽加熱ヒータ42が、特許請求の範囲
各項記載の処理槽の外周側側面に設けた処理槽加熱手段
を構成し、前記含水率センサ37が、処理槽の長手方向
側面に処理槽加熱手段からほぼ等距離となるように配設
され、処理媒体の含水率を検出する複数の含水率検出手
段を構成する。
【0051】また、この含水率センサ37を構成する前
記サーミスタ37aが、温度検出手段を構成し、前記セ
ンサヒータ37bが、温度検出手段を加熱する検出器加
熱手段を構成する。
【0052】さらに、前記制御装置32が、複数の含水
率検出手段の検出結果の平均値を算出する制御手段を構
成し、前記給水装置38が、処理槽内の処理媒体に給水
する給水手段を構成する。
【0053】次に、上記構成の本実施の形態の生ごみ処
理機の動作を説明する。ここで、図14は、本実施の形
態の生ごみ処理機の全体構成を表すブロック図であり、
先の各図と同様の部分に相当する部分には同符号を付し
説明を省略するとともに、必要に応じて先の各図を参照
する。この図14において、生ごみの分解処理を行う場
合には、まず操作盤9の所定のスイッチを操作し、投入
蓋6を開け発酵分解処理対象となる生ごみを、投入口7
(図5参照)を介して処理媒体を収容した処理槽10内
に投入する。このとき、前述したように、作業者は投入
する生ごみを投入リフト装置のリフト容器に入れ、上記
操作盤9により所定の操作を行うと、この操作に応じて
制御装置32が、投入リフト装置のリフト容器の昇降及
び傾倒、そして開閉蓋6の開閉の動作を指令する指令信
号を投入リフト装置のモータ及び開閉蓋6の駆動装置8
に出力する。
【0054】次に、操作盤9の所定のスイッチを操作し
て生ごみ処理機の運転を開始すると、制御装置32は、
処理槽内攪拌手段13を適宜回転駆動させ、投入された
生ごみを処理媒体とともに適宜攪拌することによって、
処理媒体に混入された微生物と生ごみとの接触頻度を確
保し、生ごみを分解処理する。このとき、制御装置32
は、格納したプログラムに順じ、例えば1〜3rpm程
度の所定回転数で毎時1〜2分間程度、あるいは適宜操
作盤9の操作に応じ、適宜処理槽内攪拌手段13の駆動
装置21に指令信号を出力する。また、生ごみの投入を
検知(具体的には、例えばリミットスイッチによる投入
蓋6の開閉検知や、前記ロードセル35による処理槽1
0の重量変化の検知等)して、その際に所定回転数で上
述したような駆動条件で駆動制御するようにしてもよ
い。さらに、図14に示したようにインバータを介し、
駆動装置21をインバータ制御するようにしてもよい。
【0055】またこのとき、処理槽10内の微生物の好
適な活動環境を確保するために、処理媒体の温度及び含
水率をそれぞれ温度センサ41及び含水率センサ37に
より検出し、制御装置32は、これら検出結果に応じて
処理槽加熱ヒータ42及び給水装置38(図5参照)の
電磁弁88に指令信号を出力し、適宜処理媒体に加熱及
び加湿をする。
【0056】一方、この処理槽10内の処理媒体に混入
された微生物に新鮮な酸素を供給するために、取入口4
6から取り入れた外気を、前記の熱交換器47、吸気ダ
クト48、及び吸気ホース3等を介して処理槽10内に
導入し、また生ごみの分解処理に伴い処理槽10内で発
生するガス等を排気として排気口25(図4参照)から
処理槽10外に導出し、処理槽10内の換気を行う。こ
のとき、上記攪拌により細粒化された処理媒体等の処理
槽10内の浮遊物はフィルタ26(図4参照)により捕
集され、フィルタ26に堆積した浮遊物は適宜振動機2
7によりフィルタ26が加振されることで振るい落とさ
れる。なお、この振動機27の駆動制御は、排気風量を
検出する風力計や、含水率センサ37、温度センサ41
(あるいは処理槽10内の雰囲気温度を検出する別の温
度センサ)等の検出結果を基に判断される状態量の変化
に応じ、制御装置32によりフィルタ26に目詰まりが
発生していると推測される場合に振動機27を駆動する
ようにしてもよいし、操作盤9により適宜操作するよう
にしてもよい。
【0057】処理槽10外に導出された排気は、排気ホ
ース4を介して脱臭ユニット2内に導かれ、その後、排
気ダクト49を介して熱交換器47に流入し、相対的に
低温の外気と熱交換することにより冷却され、含有する
水分を取り除かれる。この凝結した水分は、前述したよ
うに排水口52(図11参照)、ホース53(図11参
照)を介して容器54(図11参照)に排水される。
【0058】熱交換器47を通過して水分を除去された
排気は、加熱ダクト50を通過する際、排気ヒータ51
により加熱された後、排気ファン55により脱臭装置導
入ダクト59を介して積極的に脱臭装置60に送り込ま
れ、脱臭装置60内の脱臭媒体に混入された微生物によ
り含有する臭気を分解除去される。このとき、制御装置
32は、脱臭媒体攪拌手段65を適宜回転駆動させ、脱
臭媒体を適宜攪拌することによって、脱臭媒体の含水率
を均一にするとともに、脱臭媒体の通気性を確保するこ
とにより、脱臭媒体に混入された微生物の活動環境を良
好にするとともに、排気の圧力損失を低減する。その
際、制御装置32は、格納したプログラムに順じ、例え
ば1〜3rpm程度の所定回転数で半日に1度の間隔で
1〜2分間程度、あるいは適宜操作盤9の操作に応じ、
適宜脱臭媒体攪拌手段65を駆動させる指令信号を駆動
装置70に出力する。またこのとき、脱臭媒体内の微生
物の好適な活動環境を確保するために、制御装置32
は、それぞれ温度センサ81及び含水率センサ77によ
り検出された脱臭媒体の温度及び湿度に応じ、排気ヒー
タ51及び給水装置78(図10参照)の電磁弁89に
指令信号を出力し、適宜脱臭媒体に加熱及び加湿をす
る。
【0059】そして、脱臭装置60を通過して臭気を除
去された排気は、ダクト82を介して紫外線殺菌ユニッ
ト83に流入し、殺菌処理されて最終的に排気筒85を
介して大気放出される。なおその際、上記攪拌により細
粒化された脱臭媒体等の脱臭装置60内の浮遊物はフィ
ルタ86(図10参照)により捕集され生ごみ処理機外
への飛散が防止される。
【0060】以下に、本実施の形態の生ごみ処理機にお
ける上記構成により得られる効果を説明する。本実施の
形態においては、含水率センサ37を複数(この例では
合計8つ)設けたので、これらの検出結果の平均値を制
御装置32で算出することにより、正確な処理媒体の含
水率を検出することができる。すなわち、仮にある1つ
の含水率センサ37の周囲に生ごみが存在し、その含水
率センサ37が比較的高い生ごみの含水率を検出してし
まったとしても、本実施の形態においては、他の(7つ
の)含水率センサ37の検出結果との平均値を算出する
ので、算出した含水率は、実際の処理媒体の含水率に近
似され、処理媒体の含水率の検出精度を向上させること
ができる。
【0061】また、本実施の形態においては、含水率セ
ンサ37を、サーミスタ37aと、このサーミスタ37
aを加熱するセンサヒータ37bとで構成し、このセン
サヒータ37bにより一定時間加熱した際のサーミスタ
37aの温度上昇度から、サーミスタ37aの周囲の処
理媒体の含水率を検出する構成とした。すなわち、前述
したように、サーミスタ37a周囲の処理媒体の含水率
によって処理媒体の熱伝導率が異なるため、センサヒー
タ37bから周囲への放熱度合が周囲の処理媒体の含水
率によって変化し、これにより生じるサーミスタ37a
の温度上昇度を基に処理媒体の含水率を検出する構成で
ある。
【0062】ここで、本実施の形態においては、処理槽
10内部の処理媒体を適宜加熱するために、処理槽10
の外周側側面には処理槽加熱ヒータ42が設けられてい
る。このため、仮に、含水率センサ37による含水率検
出時にこの処理槽加熱ヒータ42を停止させたとして
も、処理槽加熱ヒータ42による余熱等が含水率センサ
37の検出環境に影響を与える場合がある。具体的に
は、例えば、処理槽10内の処理媒体には、この処理槽
加熱ヒータ42との位置関係によって温度差が生じてお
り、位置によっては各含水率センサ37(サーミスタ3
7a)の加熱前の初期温度が異なる場合がある。すなわ
ち、センサヒータ37bにより一定の熱量で各サーミス
タ37aを加熱したとしても、各サーミスタ37aの初
期温度が異なると、実際には各サーミスタ37aの周囲
の処理媒体の含水率がほぼ同じであっても、その温度上
昇度に差が生じるため、制御装置32により各温度上昇
度から同一の換算式を用いて処理媒体の含水率を換算す
ると、各含水率センサ37の検出結果が著しく異なって
しまう可能性がある。この場合、精度良く各サーミスタ
37aの温度上昇度を基に含水率を算出するためには、
それぞれ初期温度に応じて用いる換算式を変更する必要
があり、制御装置32による含水率算出の手順が複雑と
なる。
【0063】以上のように、本実施の形態のように、処
理媒体の熱伝導率によりその含水率を検出する含水率セ
ンサ37を複数設ける場合、処理槽加熱ヒータ42によ
る熱影響がその検出結果にまともに影響しないよう、そ
のサーミスタ37aの加熱前の初期温度がほぼ等しくな
るように、取付け位置に配慮する必要がある。
【0064】そこで、本実施の形態においては、先の図
5に示したように、各含水率センサ37を処理槽10の
長手方向側面に対し、処理槽加熱ヒータ42からほぼ等
しい距離Aとなるように設けた。これにより、処理媒体
の含水率を検出する際、処理槽加熱ヒータ42による熱
影響の差が少なくなり、これによっても、精度良く処理
媒体の含水率を検出することができる。また、上記のよ
うに各含水率センサ37を処理槽加熱ヒータ42から等
距離となるように設けたので、各含水率センサ42のサ
ーミスタ37aの初期温度がほぼ等しくなり、各サーミ
スタ37aの温度上昇度を、同一の換算式を用いて含水
率に換算することができ、制御手順も簡単となる。
【0065】以上のように、本実施の形態においては、
処理媒体の含水率を精度良く検出することができるの
で、検出した含水率に応じて、例えば処理媒体に給水す
る給水装置38や処理槽加熱ヒータ42を適宜作動さ
せ、含水率センサ37の検出結果が適正範囲内となるよ
う、処理媒体中の水分量を適切に調整することができ
る。これによって、処理媒体に生息する微生物の活動環
境を好適なものとすることができる。
【0066】なお、以上本実施の形態において、各含水
率センサ37を等間隔に配置する構成としたが、各含水
率センサ37間の間隔は不揃いでも構わず、要は処理槽
加熱ヒータ42からの距離がほぼ等しく配置されていれ
ばよい。
【0067】本発明の生ごみ処理機の変形例を図15
(a)及び図15(b)を用いて説明する。図15
(a)及び図15(b)は、それぞれ本発明の生ごみ処
理機の変形例における含水率センサ37の処理槽10に
対する取付状態を表す図で、先の各図と同様の部分には
同符号を付し説明を省略する。ここで、先の図4に示し
たように、上記一実施の形態においては、含水率センサ
37を処理槽10の内壁面に設けた。この場合、含水率
センサ37、特にそのサーミスタ37aが、直接処理媒
体に接触するため感度に優れている反面、直接処理媒体
に接触するため、例えば処理槽内攪拌手段13により処
理媒体が攪拌されるとき等に含水率センサ37に力が加
わるため、長く使用すると劣化する可能性がある。
【0068】そこで、本変形例においては、図15
(a)及び図15(b)に示したように、含水率センサ
37を処理槽10の外壁面に設けている(図中、1点鎖
線でハッチングを施した部分は処理媒体をあらわす)。
なお、図15(b)においては、処理槽10の壁面に設
けた貫通孔10Aとほぼ同様の大きさでかつ同形状の樹
脂板91に含水率センサ37を固着し、樹脂板91を貫
通孔10Aに嵌め込み、樹脂板91の外部に設けた取付
版92を介してビス93等により、含水率センサ37が
処理槽10外部に来るように固定している。この場合、
含水率センサ37は樹脂板91に取付けられているた
め、例えばステンレス等により構成された処理槽10か
らの伝熱影響による含水率検出精度の低下を抑制するこ
とができるというメリットもある。
【0069】これらの変形例においては、処理槽10の
壁面(図15(b)においては、樹脂板91)を介して
サーミスタ37a(図6参照)から処理媒体に放熱さ
れ、上記一実施の形態と同様、センサヒータ37bの加
熱によるサーミスタ37aの温度上昇度を基に処理媒体
の含水率を算出するようになっている。その他の構成は
上記一実施の形態と同様である。これら変形例のよう
に、処理槽10の外壁面に含水率センサ37を設けた場
合においても、上記一実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0070】なお、以上において、処理槽10をその長
手方向側面が略半円状の容器とし、処理槽内攪拌手段1
3を1つ有する生ごみ処理機を例にとって説明したが、
これに限られず、例えば、処理槽内攪拌手段を複数有
し、その処理槽としてこれら複数の処理槽内攪拌手段の
回転軌跡に沿うように形成されたトラフ容器を有する生
ごみ処理機としても構わない。また、処理槽内攪拌手段
13の回転軸15を略水平に配設した構成を例にとって
説明したが、これにも限られず、略垂直の回転軸を有す
る処理槽内攪拌手段を備えた生ごみ処理機に本発明を適
用してもよい。要するに、処理槽加熱ヒータから等距離
となるように、含水率センサを複数設ければ、上記一実
施の形態及び変形例と同様の効果を得ることができる。
【0071】また、以上においては、含水率センサ37
を処理槽内攪拌手段13の回転軸15を中心とする1つ
の軸心円上に設けたが、例えばこの1つの軸心円上に加
え、これと同心円となる他の軸心円上にさらに含水率セ
ンサ群を設け、これら多重軸心円上に設けたさらに多数
の含水率センサの平均値を算出する構成としても構わな
い。この場合、それら円ごと(すなわち、処理槽加熱ヒ
ータ42からの距離ごと)の含水率センサ群にそれぞれ
異なる換算式を適用してやれば精度良く含水率を算出す
ることができる。
【0072】また、本発明は、処理槽10内の処理媒体
の含水率センサ37を例にとって説明したが、脱臭装置
60の脱臭媒体の含水率センサ77においても同様に適
用することができる。この場合、脱臭媒体への加熱は主
に排気ヒータ51により行われるため、例えば排気ヒー
タ51により加熱され比較的高温となった排気が直接あ
たる排気上流側の脱臭媒体表面から等距離となるよう
に、含水率センサ77を複数設ければよい。
【0073】さらに、以上において、生ごみを生ごみ処
理機本体1に投入する際、開閉蓋6を開閉駆動させる構
成としたが、これに限られる必要もなく、例えば人力で
開閉する構成としても構わない。さらに、排気の脱臭を
行う脱臭ユニット2を生ごみ処理機本体1と独立して構
成する構造としたが、これにも限られず、脱臭ユニット
2と生ごみ処理機本体1を一体的に構成しても構わな
い。これらの場合も同様の効果を得る。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、含水率検出手段を複数
設けたので、これら複数の含水率検出手段の検出結果の
平均値を算出することにより、処理媒体の含水率を実際
の値に近似させることができ、また、この複数の含水率
検出手段を処理槽の長手方向側面に対し、処理槽加熱手
段からほぼ等距離となるように配置したので、処理媒体
の含水率を検出する際、処理槽加熱手段による熱影響の
差を少なくするか、ほとんど無くすことができるので、
精度良く処理媒体の含水率を検出することができる。
【0075】このように、処理媒体の含水率を精度良く
検出することができるので、検出した含水率に応じて、
例えば処理媒体に給水する給水手段や処理槽加熱手段を
適宜作動させ、含水率検出手段の検出結果が適正範囲内
となるよう、処理媒体中の水分量を適切に調整すること
ができる。したがって、処理媒体に生息する微生物の活
動環境を好適なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態の全体構
造を表す正面図である。
【図2】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態の全体構
造を表す上面図である。
【図3】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態における
脱臭ユニットを生ごみ処理機本体の幅方向一方側に配置
した場合の全体構造を表す上面図である。
【図4】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成す
る生ごみ処理機本体の詳細な内部構造を表す図2中IV−
IV断面による断面図である。
【図5】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成す
る生ごみ処理機本体の詳細な内部構造を表す図4中V−
V断面による断面図である。
【図6】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態に備えら
れた含水率検出手段の構造を表す図4中矢印VI方向から
見た図である。
【図7】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態に備えら
れた温度検出手段の加熱時間と温度上昇度との相関関係
を表す図である。
【図8】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態に備えら
れた制御手段による処理媒体の含水率算出の手順を表す
フローチャートである。
【図9】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成す
る脱臭ユニットの全体構造を表す図2中矢印IX方向から
見た正面図である。
【図10】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成
する脱臭ユニットの詳細な内部構造を表す図2中X−X
断面による断面図である。
【図11】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成
する脱臭ユニットの詳細な内部構造を表す図10中XI−
XI断面による断面図である。
【図12】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成
する脱臭ユニットの詳細な内部構造を表す図10中XII
−XII断面による断面図である。
【図13】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態を構成
する脱臭ユニットの詳細な内部構造を表す図10中XIII
−XIII断面による断面図である。
【図14】本発明の生ごみ処理機の一実施の形態の全体
構成を表すブロック図である。
【図15】本発明の生ごみ処理機の変形例における含水
率検出手段の処理槽に対する取付状態を表す図である。
【符号の説明】
10 処理槽 13 処理槽内攪拌手段 15 回転軸 32 制御装置(制御手段) 37 含水率センサ(含水率検出手段) 37a サーミスタ(温度検出手段) 37b センサヒータ(検出器加熱手段) 38 給水装置(給水手段) 42 処理槽加熱ヒータ(処理槽加熱手段)
フロントページの続き (72)発明者 北口 篤 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 石井 啓範 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D004 AA03 BA04 CA15 CA18 CA22 CA42 CB01 CB28 CB31 CC03 DA01 DA06 DA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ごみの分解処理を行う生ごみ処理機にお
    いて、 微生物を混入した処理媒体及び生ごみを受け入れる処理
    槽と、 この処理槽の外周側側面に設けた処理槽加熱手段と、 前記処理槽の長手方向側面に前記処理槽加熱手段からほ
    ぼ等距離となるように配設され、前記処理媒体の含水率
    を検出する複数の含水率検出手段とを備えることを特徴
    とする生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の生ごみ処理機において、前
    記複数の含水率検出手段は、ほぼ等間隔に配置されてい
    ることを特徴とする生ごみ処理機。
  3. 【請求項3】生ごみの分解処理を行う生ごみ処理機にお
    いて、 微生物を混入した処理媒体及び生ごみを受け入れる処理
    槽と、 この処理槽内の前記処理媒体を攪拌する処理槽内攪拌手
    段と、 前記処理槽の前記処理槽内攪拌手段の回転軸方向両側側
    面に前記回転軸を中心とする軸心円上にほぼ等間隔に配
    設され、前記処理媒体の含水率を検出する複数の含水率
    検出手段とを備えることを特徴とする生ごみ処理機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項記載の生ご
    み処理機において、前記複数の含水率検出手段は、温度
    検出手段及びこの温度検出手段を加熱する検出器加熱手
    段を備え、この検出器加熱手段の加熱による温度検出手
    段の温度上昇度により前記処理媒体の含水率を検出する
    ことを特徴とする生ごみ処理機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項記載の生ご
    み処理機において、前記複数の含水率検出手段の検出結
    果の平均値を算出する制御手段を備えたことを特徴とす
    る生ごみ処理機。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項記載の生ご
    み処理機において、前記複数の含水率検出手段は、前記
    処理槽の内壁面に設けられていることを特徴とする生ご
    み処理機。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれか1項記載の生ご
    み処理機において、前記複数の含水率検出手段は、前記
    処理槽の外壁面に設けられていることを特徴とする生ご
    み処理機。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか1項記載の生ご
    み処理機において、前記処理槽内の前記処理媒体に給水
    する給水手段をさらに設けたことを特徴とする生ごみ処
    理機。
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