JP2002346250A - 回転式電気かみそり - Google Patents

回転式電気かみそり

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JP2002346250A
JP2002346250A JP2001152997A JP2001152997A JP2002346250A JP 2002346250 A JP2002346250 A JP 2002346250A JP 2001152997 A JP2001152997 A JP 2001152997A JP 2001152997 A JP2001152997 A JP 2001152997A JP 2002346250 A JP2002346250 A JP 2002346250A
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rib
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locking
rotary electric
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Goichi Kawafune
郷一 川舩
Takeshi Nakano
毅 中野
Seisan Uchiyama
聖参 内山
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Izumi Products Co
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/14Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the rotary-cutter type; Cutting heads therefor; Cutters therefor
    • B26B19/145Cutters being movable in the cutting head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/14Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the rotary-cutter type; Cutting heads therefor; Cutters therefor
    • B26B19/141Details of inner cutters having their axes of rotation perpendicular to the cutting surface

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外刃枠に刃押さえ板を簡単に脱着可能として
回転式電気かみそりの操作性を良好にする。脱着機構の
構成を簡素化して製造コストの低減化を図る。 【解決手段】 内刃及び外刃を備える刃ユニット部を支
持する刃押さえ板32を外刃枠30に脱着可能に取り付
けた回転式電気かみそりにおいて、前記刃押さえ板32
を外刃枠30に脱着する脱着機構として、前記外刃枠3
0に設けられた枠部30bの連結部30cと、前記刃押
さえ板32に設けた挿通孔に回動自在に取り付けた係止
つまみ70との一方に、三角筒状に形成され側面に係止
孔62が形成されたリブ60が設けられ、他方に、前記
リブ60に挿入可能に形成され、かつリブに挿入された
状態でリブに対して相対的に回動されて前記係止孔62
にコーナー部が係合して保持される係止突起723が設
けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転式電気かみそり
に関し、より詳細には回転式電気かみそりの内刃及び外
刃を支持する刃押さえ板を外刃枠に脱着自在に取り付け
る構成を特徴とする回転式電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】回転式電気かみそりには種々のタイプの
製品が提供されているが、図6は3個の回転刃を備えた
回転式電気かみそりの例を示す。この回転式電気かみそ
りは、中心が正三角形の頂点の位置となる配置で3つの
刃ユニット部22、22、22を備えた刃ヘッド部20
を本体ケース10の上部に脱着自在に装着したものであ
る。各々の刃ユニット部22は外刃24、外刃ケース2
6、内刃等を備え、図示例の回転式電気かみそりでは外
刃枠30に対して刃ユニット部22が任意の向きに可動
となっている。
【0003】図7、8は、従来の回転式電気かみそりに
おける刃ヘッド部20の内部構成を示す説明図であり、
刃ユニットを支持した刃押さえ板32を外刃枠30に脱
着自在に取り付ける構成部分を示す。図7に示す従来例
は、刃ユニット部22を支持した刃押さえ板32を外刃
枠30にねじ止めして取り付ける構成としたものであ
る。すなわち、刃押さえ板32にねじ34を回動自在に
取り付け、外刃枠30の内面にねじ34が螺合する雌ね
じ36を設け、ねじ34を回して刃押さえ板32を外刃
枠30に取り付けるようにしたものである。
【0004】外刃枠30は本体ケース10に嵌合する側
面枠30aに、刃ユニット部22、、22、22が挿入
される3個の円形の刃ユニット穴が設けられた枠部30
bが連結して形成される。雌ねじ36は枠部30bの中
央の連結部30cに配置される。ねじ34も雌ねじ36
の配置に対応して、刃押さえ板32の中央に配置されて
おり、刃ユニット部22を装着した刃押さえ板32を外
刃枠30にねじ止めすることにより、刃ユニット部22
が刃押さえ板32に支持された刃ヘッド部20が形成さ
れる。この刃ヘッド部20を本体ケース10の上部に装
着することによって図6に示す状態となる。
【0005】図8は、刃押さえ板32を外刃枠30に脱
着自在に取り付ける他の例を示す。この例では、刃押さ
え板32に止め板38を回動自在に設け、外刃枠30の
内面にリブ40を立設し、リブ40の先端に設けた係止
部40aと止め板38とを係合可能に設けている。図8
(b)に示すように、係止部40aは平面形状が三角形状
に形成され、止め板38には係止部40aが挿入可能な
三角形状の係止孔38aが設けられている。刃押さえ板
32を外刃枠30に取り付ける際には、外刃枠30と刃
押さえ板32を位置合わせして係止部40aを係止孔3
8aから突き出すようにし、その状態で止め板38を係
止位置に回動することによって刃押さえ板32を外刃枠
30に係止することができる。また、刃押さえ板32を
外刃枠30から外す際には、止め板38を解放位置に回
動し係止部40aと止め板38の係止孔38aとの係合
を解除することによって刃押さえ板32を外刃枠30か
ら外すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】回転式電気かみそりで
刃押さえ板32を外刃枠30に脱着自在に取り付ける構
成としているのは、外刃枠30から刃押さえ板32を取
り外して内刃を交換するといったことができるようにす
るためである。したがって、刃押さえ板32を外刃枠3
0に脱着する脱着機構としては、脱着操作ができるだけ
簡単にできること、機構が複雑にならないといったこと
が求められる。この点で、図7に示すねじ34を用いて
刃押さえ板32を外刃枠30にねじ止めする方法の場合
は、脱着操作の際にねじ34を回して締め付けたり、緩
めたりする操作をしなくてはならず、ワンタッチで脱着
することができないため操作が煩わしいという問題があ
る。
【0007】一方、図8に示す止め板38を使用する方
法の場合は、止め板38を半周程度回動するだけでワン
タッチで脱着できることから、操作が簡単であるという
利点はあるものの、外刃枠30から長くリブ40を延出
させる形態となることからリブ40の強度および成型性
の点で問題となる。そこで、本発明はこれらの問題点を
解消すべくなされたものであり、その目的とするところ
は、刃押さえ板を外刃枠にワンタッチで脱着することが
できて刃押さえ板を外刃枠に脱着する操作が良好になる
とともに、簡易な構成にでき、省スペース化を図ること
ができて電気かみそりの操作性を良好にすることができ
る回転式電気かみそりを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、内刃及び外
刃を備える刃ユニット部を支持する刃押さえ板を外刃枠
に脱着可能に取り付けた回転式電気かみそりにおいて、
前記刃押さえ板を外刃枠に脱着する脱着機構として、前
記外刃枠に設けられた枠部の連結部と、前記刃押さえ板
に設けた挿通孔に回動自在に取り付けた係止つまみとの
一方に、三角筒状に形成され側面に係止孔が形成された
リブが設けられ、他方に、前記リブに挿入可能に形成さ
れ、かつリブに挿入された状態でリブに対して相対的に
回動されて前記係止孔にコーナー部が係合して保持され
る係止突起が設けられていることを特徴とする。
【0009】また、前記外刃枠に刃ユニット部を装着す
る3個の刃ユニット孔が設けられて枠部が3個に分岐し
て延出する連結部に、側面を前記刃ユニット孔の内側面
に沿わせて前記リブが設けられ、前記係止つまみの先端
に前記係止突起が設けられていることを特徴とする。ま
た、前記リブの底面に、前記係止突起を弾性的に押圧す
る弾発スプリングが設けられ、前記係止つまみに、刃押
さえ板から係止つまみを抜け止めするストッパが設けら
れていることを特徴とする。また、前記外刃枠に刃ユニ
ット部を装着する3個の刃ユニット孔が設けられて枠部
が3個に分岐して延出する連結部に係止突起が設けら
れ、前記係止つまみの係止突起が挿入される先端側に、
前記係止突起に係合するリブが設けられていることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について詳細に説明する。本発明に係る回転式電気かみ
そりは外刃枠30に刃押さえ板32を脱着可能に取り付
ける部分の構成を特徴とする。図1は回転式電気かみそ
りにおける外刃枠30と刃押さえ板32との脱着部分の
構成を示す。刃押さえ板32には3個の刃ユニット部2
2が支持され、刃ユニット部22を支持した刃押さえ板
32を外刃枠30に取り付けることにより、外刃枠30
に刃ユニット部22が装着された刃ヘッド部20が形成
される。刃ヘッド部20は、図6に示すように本体ケー
ス10の上部に脱着自在に装着される。
【0011】なお、実施形態の回転式電気かみそりでは
刃ユニット部22を任意方向に傾動可能とするため、刃
押さえ板32に支持部50を起立させて設け、支持部5
0に支点板52を傾動可能に支持し、さらに支持部50
に対する支点板52の傾動方向とは直交する方向に外刃
固定リング54を傾動可能に支点板52に支持してい
る。支点板52は支持部50に設けたピボット軸により
支持部50に傾動可能に支持され、外刃固定リング54
は支点板52に設けたピボット軸により傾動可能に支持
される。これによって外刃固定リング54、すなわち刃
ユニット部22は任意の方向に傾動可能となる。56は
内刃基台であり、刃ヘッド部20を本体ケース10に装
着した際に本体ケース10側に設けられている内刃駆動
軸が係合する。内刃駆動軸はモータによって回転駆動さ
れ、内刃28が回転駆動されてひげそりができるように
なる。
【0012】本実施形態の回転式電気かみそりにおいて
は、刃押さえ板32を外刃枠30に脱着する機構とし
て、外刃枠30の内側にリブ60を設け、刃押さえ板3
2にリブ60に係合する係止つまみ70を取り付けたこ
とを特徴とする。図2はリブ60と係止つまみ70の構
成を示すため、外刃枠30と係止つまみ70の斜視図を
示したものである。外刃枠30には刃ユニット部22が
挿入される円形の刃ユニット孔30dが、正三角形の頂
点の位置を各々中心として3つ設けられ、刃ユニット孔
30dの境界部である枠部30bが中央で連結して連結
部30cとなっている。リブ60はこの連結部30cに
短い三角筒状に立設するようにして設けられている。リ
ブ60の3つの側面の各々には、係止つまみ70が係合
する係止孔62が形成される。
【0013】連結部30cからは枠部30bが3つに分
岐して延出し、連結部30cの平面形状は三角形状にな
る。リブ60は三角筒の3つの側面を連結部30cの側
面、すなわち各々の刃ユニット孔30dの内側面に沿わ
せるようにして配置し、これによって連結部30cの狭
い領域内に三角筒状に立設可能とした。実施形態ではリ
ブ60の各側面をやや内側に反った曲面形状に形成して
いる。これは刃ユニット孔30dの円弧形状にならって
リブ60の側面形状を形成したことによる。リブ60の
内底面には弾発用のスプリング64が装着される。スプ
リング64は係止つまみ70をリブ60の係止孔62に
確実に係止させるために設けるものである。実施形態で
はリブ60の底面に小さな突起(不図示)を設け、この
突起にスプリング64を外嵌してリブ60の内部にスプ
リング64を取り付けた。
【0014】係止つまみ70は、図2に示すように、先
端部に平面形状が三角形状の係止突起72を設け、基端
部につまみ部74を設けたものである。係止突起72は
側面をリブ60の側面と平行にした状態でリブ60に挿
入可能となる寸法で形成されている。図1に示すよう
に、刃押さえ板32には係止つまみ70を挿通する挿通
孔32aが設けられ、係止つまみ70は挿通孔32aに
挿通されて軸線方向に可動となる。実施形態では、つま
み部74からスリーブ76を延出させ、スリーブ76を
挿通孔32aに挿通している。
【0015】スリーブ76の先端部にはストッパ76a
が設けられており、係止つまみ70が外方に突出しよう
とする際にストッパ76aが刃押さえ板32の内面に当
接して係止つまみ70を抜け止めする。係止つまみ70
を操作しやすくするため、刃押さえ板32とつまみ部7
0との間に弾発スプリングを装着し、刃押さえ板32を
外刃枠30から外した際に、係止つまみ70が刃押さえ
板32から突出するようにすることも可能である。弾発
スプリングを装着した場合も、ストッパ76aによって
係止つまみ70が抜け止めされるから、刃押さえ板32
に係止つまみ70が常時装着された状態となる。
【0016】外刃枠30および係止つまみ70は樹脂成
形によって任意の形状に形成することができる。外刃枠
30は側面枠30a、枠部30bとともにリブ60が一
体形成される。なお、リブ60の側面部分は肉厚が薄く
形成されることと、樹脂自体の柔軟性によって弾性的に
変形可能であり、これによって係止つまみ70との係合
作用が好適になされるようになる。また、係止つまみ7
0も樹脂成形によって所定形状に容易に製造することが
でき、刃押さえ板32に容易に装着することができる。
【0017】図3、4は外刃枠30に刃押さえ板32を
脱着可能に取り付ける際におけるリブ60と係止つまみ
70との係合状態を示す説明図である。図3は外刃枠3
0に刃押さえ板32を取り付けた状態を示したもので、
リブ60に係止つまみ70が係止された状態を拡大して
示す。外刃枠30に刃押さえ板32を取り付ける際に
は、まず、刃押さえ板32に刃ユニット部22を装着し
た状態で係止つまみ70を指で支持しながら刃押さえ板
32を外刃枠30の刃ユニット孔30dと各々の刃ユニ
ット部22とを位置合わせするようにして外刃枠30の
内側に挿入する。外刃枠30に設けられているリブ60
と刃押さえ板32に取り付けた係止つまみ70とは、刃
ユニット孔30dと刃ユニット部22とを位置合わせす
ることによって、互いに対向する位置に位置合わせさ
れ、係止つまみ70の係止突起72がリブ60に当接す
るようになる。
【0018】リブ60と係止つまみ70の係止突起72
とは、図4に示すように、リブ60の側面60aと係止
突起72の側面72aとが略平行になった状態でリブ6
0に係止突起72が挿入できる。したがって、係止つま
み70を指で支持しながら刃押さえ板32を外刃枠30
に嵌めるようにした際に、係止突起72がリブ60の端
面に当接したときは、つまみ部74をわずかに回して係
止突起72とリブ60との干渉を解除し、リブ60に係
止突起72を挿入させる。図4(a)は、リブ60に対し
て係止つまみ70が挿入可能状態の場合である。これに
よって、係止特記72はスプリング64の付勢力に抗し
てリブ60内に挿入される。
【0019】係止つまみ70をリブ60に挿入したとこ
ろで係止つまみ70を軸78の回りで回すことにより、
図4(b)に示すリブ60と係止つまみ70とが係合する
状態となる。この係合状態は、係止つまみ70の係止突
起72がリブ60に対して回転し、係止突起72のコー
ナー部72bがリブ60の側面に設けた係止孔62に入
り込んで係合した状態である。係止突起72が係止孔6
2に係合した状態で係止つまみ70から指を離すと、係
止突起72の端面に当接しているスプリング64の弾発
力によって係止突起72は係止孔62の孔端面に当接す
る位置まで押し戻され、その位置で係止つまみ70とリ
ブ60とが係止されて保持される状態となる。図3に示
す状態がこの状態である。すなわち、係止突起72の端
面にスプリング64が当接し、係止突起72が係止孔6
2に係合した状態で保持され、その状態で刃押さえ板3
2が係止つまみ70のストッパ76aにより抜け止めさ
れて外刃枠30に係止される。
【0020】図4(a)、(b)に示すように、係止つまみ7
0とリブ60との係合は、係止つまみ70に設けた係止
突起72とリブ60に設けた係止孔62とを係合するこ
とによってなされる。図4(a)の状態、すなわちリブ6
0に係止突起72を挿入した状態(解放位置)から係止
つまみ70をまわして、突起72と係止孔62とが係合
する位置(係止位置)まで移動できるのは、係止つまみ
70をまわした際にリブ60の側面部分が係止突起72
のコーナー部72bによって外側に押し広げられるよう
に変形することによる。前述したように、リブ60は樹
脂成形によって弾性を備えているから、係止つまみ70
を回すことでリブ60を変形させながら解放位置から係
止位置へ、係止位置から解放位置へ簡単に係止つまみ7
0を移動させることができる。リブ60および係止突起
72は三角形状に形成されているから、係止つまみ70
を半周程度まわすことで解放位置と係止位置とを交互に
切り換えることができる。
【0021】実際の操作では、リブ60の弾性作用によ
って係止つまみ70はクリック的に回動されるようにな
り、係止つまみ70を回す際に容易に係止状態を知るこ
とができる。本実施形態では、リブ60と係止突起72
とを平面形状で三角形状とし、相互に係合させて脱着機
構を構成しているが、三角形による係合を利用する方法
は、たとえば四角形による係合方法と比較して係止状態
を安定して保持できる点で有効である。実施形態ではリ
ブ60の側面を筒部の内側に若干湾曲させた形状として
いるが、このような湾曲形状とすることで係止状態がさ
らに安定したものとなる。実際の設計にあたっては、係
止つまみ70を回動操作する操作性と係止突起72とリ
ブ60との係止状態の安定性とを考慮してリブ60およ
び係止つまみ70の形状および寸法を設定すればよい。
【0022】なお、上記実施形態では外刃枠30に係止
孔62を備えたリブ60を設け、刃押さえ板32にリブ
60と係合する係止突起72を備えた係止つまみ70を
設けた構成としているが、リブ60の係止孔62と係止
突起72との係合は相対的なものであり、係止突起72
を外刃枠30に設け、リブ60を刃押さえ板32に設け
る構成とすることももちろん可能である。図5は、外刃
枠30に係止突起72を設け、刃押さえ板32にリブ6
0を設けた例である。外刃枠30には短い支持棒を立設
してその端部に三角形状の係止突起72を設け、刃押さ
え板32には係止つまみ70の先端側に三角筒状に形成
したリブ60を設け、リブ60の側面には係止突起72
が係合する係止孔62を設け、リブ60の内側にスプリ
ング64を設ける。
【0023】この例においても係止つまみ70を回すこ
とによって、係止突起72のコーナー部がリブ60の係
止孔62に係合する係止位置と、係止突起72とリブ6
0との係合が解除される解放位置とに切り換えることが
できる。係止つまみ70を押し込み、係止つまみ70を
まわして係止突起72を係止孔62に係合させた状態で
係止つまみ70を離すことにより、スプリング64の弾
性力によって係止突起72とリブ60の係止孔62の内
端面とが係止する位置まで係止つまみ70が突出し、こ
の状態で係止状態が保持される。
【0024】以上説明したように、本実施形態の回転式
電気かみそりでは、外刃枠30と刃押さえ板32との脱
着機構として、三角筒状に形成したリブ60の側面に設
けた係止孔62と係止突起72とを係合させる方法とし
たことによって、係止状態を安定的に保持して確実な脱
着操作を行うことが可能となる。また、リブ60に係止
突起72が挿入された状態でリブ60あるいは係止突起
72の一方を回動して係止状態と解放状態とを切り換え
る構成としたことにより、係止つまみ70を半周程度回
すだけで係止および解放操作を行うことができ、脱着操
作がワンタッチで可能となって操作性がきわめて良好と
なる。
【0025】また、本実施形態では上述したように、外
刃枠30の枠部30bが中央で連結されている連結部3
0cにリブ60を配置しあるいは係止突起72を配置す
る構成とし、リブ60および係止突起72を平面形状が
三角形状に形成されている連結部30cの形状に合わせ
て三角形状としたことで刃ユニット孔30dが近接して
配置された場合でも連結部30cの狭い領域に脱着機構
を形成することが可能になる。これによって刃ユニット
孔30dの配置を設計する際に、脱着機構の配置に妨げ
られずに設計することが可能となる。また、リブ60と
係止突起72とを係合させる構成としたことによって、
リブ60および係止突起72の長さを短くすることがで
きるという利点もある。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る回転式電気かみそりによれ
ば、上述したように、外刃枠に刃押さえ板を簡単に脱着
することができ、これによって回転式電気かみそりの操
作性を良好にすることができる。また、脱着機構の構成
が簡素であり、製造コストの低減化を図って容易に製造
することが可能となる。また、リブおよび係止突起の配
置スペースの省スペース化を図ることができ、外刃枠で
刃ユニット孔が接近して配置されるような場合であって
も容易に脱着機構を構成することが可能になる等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転式電気かみそりのヘッド部の断面図であ
る。
【図2】外刃枠と係止つまみとの構成を示す斜視図であ
る。
【図3】リブに係止つまみを係止した状態の説明図であ
る。
【図4】リブと係止突起の位置関係を示す説明図であ
る。
【図5】リブと係止つまみとの係止方法の他の例を示す
説明図である。
【図6】回転式電気かみそりの外観図である。
【図7】外刃枠と刃押さえ板との脱着機構の従来の構成
を示す説明図である。
【図8】外刃枠と刃押さえ板との脱着機構の従来の構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 本体ケース 20 刃ヘッド部 22 刃ユニット部 24 外刃 28 内刃 30 外刃枠 30a 側面枠 30b 枠部 30c 連結部 30d 刃ユニット孔 32 刃押さえ板 32a 挿通孔 50 支持部 52 支点板 54 外刃固定リング 60 リブ 62 係止孔 64 スプリング 70 係止つまみ 72 係止突起 72a 側面 72b コーナー部 74 つまみ部 76 スリーブ 76a ストッパ 78 軸
フロントページの続き (72)発明者 内山 聖参 長野県松本市大字笹賀3039番地 株式会社 泉精器製作所内 Fターム(参考) 3C056 EA03 EA08 EA11 ED03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内刃及び外刃を備える刃ユニット部を支
    持する刃押さえ板を外刃枠に脱着可能に取り付けた回転
    式電気かみそりにおいて、 前記刃押さえ板を外刃枠に脱着する脱着機構として、前
    記外刃枠に設けられた枠部の連結部と、前記刃押さえ板
    に設けた挿通孔に回動自在に取り付けた係止つまみとの
    一方に、三角筒状に形成され側面に係止孔が形成された
    リブが設けられ、 他方に、前記リブに挿入可能に形成され、かつリブに挿
    入された状態でリブに対して相対的に回動されて前記係
    止孔にコーナー部が係合して保持される係止突起が設け
    られていることを特徴とする回転式電気かみそり。
  2. 【請求項2】 前記外刃枠に刃ユニット部を装着する3
    個の刃ユニット孔が設けられて枠部が3個に分岐して延
    出する連結部に、側面を前記刃ユニット孔の内側面に沿
    わせて前記リブが設けられ、 前記係止つまみの先端に前記係止突起が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  3. 【請求項3】 前記リブの底面に、前記係止突起を弾性
    的に押圧する弾発スプリングが設けられ、 前記係止つまみに、刃押さえ板から係止つまみを抜け止
    めするストッパが設けられていることを特徴とする請求
    項1または2記載の回転式電気かみそり。
  4. 【請求項4】 前記外刃枠に刃ユニット部を装着する3
    個の刃ユニット孔が設けられて枠部が3個に分岐して延
    出する連結部に係止突起が設けられ、 前記係止つまみの係止突起が挿入される先端側に、前記
    係止突起に係合するリブが設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の回転式電気かみそり。
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