JP2002345600A - 乾燥笹充填物 - Google Patents

乾燥笹充填物

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JP2002345600A
JP2002345600A JP2001160937A JP2001160937A JP2002345600A JP 2002345600 A JP2002345600 A JP 2002345600A JP 2001160937 A JP2001160937 A JP 2001160937A JP 2001160937 A JP2001160937 A JP 2001160937A JP 2002345600 A JP2002345600 A JP 2002345600A
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dried bamboo
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内部に乾燥笹で形成した芯材をおくことによ
り、一緒に入れられた乾燥笹の小片が芯材の葉先に係止
されて片寄りがなく、精神安定、鎮静作用や消臭、抗菌
作用を有し、また、適度な堅さ、通気性、吸湿性を有す
る乾燥笹充填物を提供する。 【解決手段】 乾燥笹充填物は、乾燥笹3を複数枚重ね
た笹束を少しずつずらしながら、所定大の台5の一面
に、葉先が自由端となるように、両縁から折り曲げて挟
み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精神安定、鎮静作
用や消臭、抗菌作用を有する笹を乾燥して収容した乾燥
笹充填物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自然素材を充填したものとし
て、袋にソバ殻やもやし殻を充填した枕や、真綿や羽根
を充填した布団等が知られている。これは一日の生活時
間のおよそ1/3を占めている睡眠が、健康維持やスト
レス解消に極めて効果が高いことから、少しでも快適な
睡眠を得るために、日常生活の中で、天然素材を用いた
ものが身体に良いとされているからである。特に、充填
物として自然に在する笹を乾燥させて、これを内部に単
に敷き詰めた枕や、座布団、布団等が知られている。こ
れは、笹の葉から発散する葉緑素臭が大脳に作用して大
脳の安定時に多量に見られるα波を多量に出させること
から熟眠に効果があるされている。また、笹の葉は、旧
来から神殿への捧げものの下に敷いたりして、その食物
防腐効果を利用することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の枕や布団等のように、天然乾燥笹を単に敷き詰
めただけでは、弾力性に欠け、頭や脚を乗せた際にも、
安定性や装着性が悪いものであった。そこで、天然乾燥
笹を小片化して、これを内部に充填することが考えられ
たが、今度は、使用しているうちに、充填物が、一方に
片寄るという欠点を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たもので、内部に乾燥笹で形成した芯材をおくことによ
り、一緒に入れられた乾燥笹の小片が芯材の葉先に係止
されて片寄りがなく、精神安定、鎮静作用や消臭、抗菌
作用を有し、また、適度な堅さ、通気性、吸湿性を有す
る乾燥笹充填物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る乾燥
笹充填物は、乾燥笹を複数枚重ねた笹束を少しずつずら
しながら、所定大の台の一面に、葉先が自由端となるよ
うに、両縁から折り曲げて挟み込む過程と、乾燥笹を複
数枚重ねた笹束を少しずつずらしながら、台の他の面
に、葉先が自由端となるように、両縁から折り曲げて挟
み込む過程と、台を抜き取る過程と、台が抜き取られた
複数の笹束の所定位置を逢着する過程により形成された
芯材と、比較的小さくカットされた乾燥笹小片と、中位
の大きさにカットされた乾燥笹中片と、比較的大きめに
カットされた乾燥笹大片とが混在した適量の乾燥笹混在
片と、比較的小さくカットされた乾燥笹小片と、前記芯
材と、前記乾燥笹混在片と、前記乾燥笹小片が収容され
る所定大の袋とからなり、前記袋には、芯材を収容し、
芯材の両面中央部分に前記乾燥笹混在片を収容し、芯材
の縁付近には前記乾燥笹小片を収容してなることを特徴
とする。
【0006】本願請求項2に係る発明は、前記請求項1
に記載の乾燥笹充填物に係り、前記乾燥笹充填物は、枕
としたことを特徴とする。本願請求項3に係る発明は、
前記請求項1に記載の乾燥笹充填物に係り、前記乾燥笹
充填物は、座布団としたことを特徴とする。本願請求項
4に係る発明は、前記請求項1に記載の乾燥笹充填物に
係り、前記乾燥笹充填物は、布団としたことを特徴とす
る。本願請求項5に係る発明は、乾燥笹充填物に係り、
乾燥笹を複数枚重ねた笹束を少しずつずらしながら、所
定大の台の一面に、葉先が自由端となるように、両縁か
ら折り曲げて挟み込む過程と、乾燥笹を複数枚重ねた笹
束を少しずつずらしながら、台の他の面に、葉先が自由
端となるように、両縁から折り曲げて挟み込む過程と、
台を抜き取る過程と、台が抜き取られた複数の笹束の所
定位置を逢着する過程により形成された芯材と、前記芯
材を収容する所定大の袋とからなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る乾燥笹充填物について、図面を参照して詳細に説明す
る。まず、第1の実施の実施の形態として、乾燥笹充填
物を枕に利用した例について説明する。図1は、本願発
明の乾燥笹充填物としての枕1の概略構成図であり、図
1中、2は、乾燥笹を充填するための袋、3は、前記袋
2に充填する所定大の乾燥笹であり、4は、前記乾燥笹
3の片寄りを防止するために、乾燥笹で形成された芯材
である。
【0008】袋2は、本実施の形態では、ポリエステル
等の強靱な布材で形成された袋であり、縦約35cm程
度、横約55cm程度の大きさに形成されている。ま
た、一側部には開閉口2aが設けられ、開閉部材として
ファスナー2bが取り付けられており、ここから乾燥笹
3を充填物として出し入れする。この袋2は、例えば、
比較的目の粗いレース状の布で袋を形成し、乾燥笹3の
通気性を良くし、乾燥笹3の香りが散布されやすいよう
に配慮したものである。
【0009】枕1に充填する乾燥笹3は、本実施の形態
では、長さ約30cm程度、幅約7〜10cm程度と、
比較的大振りな乾燥笹を使用している。笹は、葉緑素、
多糖体等の有効成分が豊富に含まれており、古くから漢
方薬としての効用が知られいる。また、笹に含まれてい
るクロロフィリンには防腐作用や抗菌作用、消臭作用が
あり、例えば、鮨や、ちまき、団子等を乾燥笹で包むこ
とにより保存食として利用されている。
【0010】また、笹の芳香は、精神安定作用や鎮静作
用があり、ストレスを和らげて精神の安定、血圧や脈動
を安定化し、疲労を和らげるといった効用を有してい
る。さらに、笹には、リグニン(高等植物の導管・繊維
などの細胞壁間の中間層に蓄積される高分子重合体:岩
波書店発行「広辞苑」から引用)が多く含まれているこ
とから、細胞間の結合が強く、乾燥後も粉化しにくい性
質を有している。
【0011】このような効能を有する笹を枕1の充填物
として使用するために、本実施の形態では、笹を低温で
急速乾燥して乾燥笹3とし、堅く太い葉脈を有する根本
を数cm取り除き、比較的小さな1cm幅程度にカット
した乾燥笹小片3aと、2cm幅程度にカットした乾燥
笹中片3bと、4cm幅程度にカットした乾燥笹大片3
cを作成する。また、これらカットした乾燥笹3のみ
を、袋2に充填すると、頭の重さや睡眠中の頭部の動き
に伴って、前記袋2の中で乾燥笹3が縁周辺に片寄るこ
とから、乾燥笹3を用いた芯材4を形成してこれと共に
充填する。
【0012】図2は、乾燥笹3による芯材4を作成する
過程の説明図であり、図3は、芯材5の説明図である。
図2、図3中において、3は、乾燥笹、5は、芯材4を
形成する過程で使用する台としてのベニヤ板、6は、乾
燥笹3を縫着する糸である。ベニヤ板5は、本実施の形
態では、縦30cm、横50cmの大きさからなり、芯
材4を作成する過程での台である。この大の大きさは、
この寸法に限定されるものではないが、収納される笹の
葉の量、収納する袋の大きさ等を勘案すると、袋を平面
上にしておいた際に、その縁から5cm程度小さいもの
の方が作業性や、その後の使用性が優れたものとなる。
【0013】芯材4は、乾燥笹3を4枚程度重ねた束を
1組にし、これを少しずつずらしながら葉先がベニヤ板
5の縦方向中央付近となるように折り曲げて、該ベニヤ
板5の横方向の両縁を挟み込むように配置し、クリップ
等を用いて仮止めしておく(図2(a)参照)。つぎ
に、この芯材4を裏返し、同様に乾燥笹3を4枚程度重
ねた束を1組にし、これを少しずつずらしながら該ベニ
ヤ板5の横方向の両縁を挟み込むように折り曲げて配置
する(図2(b)参照)。このとき、ベニヤ板5の縁と
乾燥笹3の折り曲げた部分との間に1cm程度の隙間を
持たせておく。
【0014】そして、一縁を残して乾燥笹3を配置した
縁付近の周囲を、木綿等の糸6で逢着する。逢着されて
いない一縁から、ベニヤ板5を抜き取り、その縁を糸6
で逢着し、さらに、芯材5の横方向を3カ所程度逢着す
ると、図3に示すような芯材4が出来上がる。この芯材
4は、縦方向略中央付近に、乾燥笹3の尖った先端が自
由端として配置され、枕1に充填される乾燥笹小片3
a、乾燥笹中片3b、乾燥笹大片3cをほどよく係止す
るものである。したがって、この自由端に各片3a,3
b、3cが係止され、全体を横にしたり、縦にしたり、
斜めにした場合でも、内部に充填された乾燥笹片3a、
3b、3cが内部で片寄りを生じることがない。
【0015】つぎに、乾燥笹3と芯材4を、袋2に充填
する様子について、図4を参照して説明する。まず、乾
燥笹小片3aを適量と、乾燥笹小片3a、乾燥笹中片3
b、乾燥笹大片3cを混ぜ合わせた乾燥笹混在片を適量
(例えば、枕の場合、800g程度)用意する。
【0016】つぎに袋2に設けられたファスナー2bを
開き、開閉口2aから芯材4を入れる(図4(a)参
照)。つぎに、乾燥笹小片3aを、開閉口2a以外の袋
縁付近であるA位置に適量入れる(図4(b)参照)。
袋2に乾燥笹小片3aを入れ終わると、前記乾燥笹混在
片を、芯材5の両面側B位置に適量入れる(図4(c)
参照)。そして、袋2の開閉口2a付近であるC位置に
乾燥笹小片3aを適量入れて(図4(d)参照)、ファ
スナー2bを閉じると、本願発明の乾燥笹充填物として
の枕1となる。
【0017】すなわち、充填物である乾燥笹3は、袋2
の縁付近(位置A、位置C)には、乾燥笹小片3aが充
填され、中央付近(位置B)に乾燥笹混在片を充填する
ことにより、前記芯材5の両面に設けられた乾燥笹の葉
先による自由端部分に、乾燥笹混在片の各々が係止され
て、袋2の一方に片寄ることがなくなると共に、充填し
た乾燥笹の落ち着きが良くなり、また、使用者の好みや
体型に基づいて乾燥笹の量を加減すれば、より快適に使
用することができる。また、使用後にあっては、1時間
程度日光にさらすことによって、乾燥状態を復元させ、
枕の大きさを元に戻し、また、乾燥笹特有の臭いを元に
戻すことができる。
【0018】上記第1の実施の形態では、乾燥笹の充填
物として、乾燥笹を充填した枕について説明したが、つ
ぎに、第2の実施の形態として、乾燥笹を充填した布団
(特に敷き布団)について説明する。すなわち、上記第
1の実施の形態で説明した乾燥笹充填物の袋の大きさ
を、例えば、縦横50cmの正方形に形成し、上記枕と
同様に芯材と所定大の大きさにカットした乾燥笹を充填
すると、座布団として使用することができる。また、日
常生活において該座布団を当てたり外したり、また他の
部屋へ持ち運ぶことや片付けたりと、頻繁に移動するこ
とが多々あるが、乾燥笹混在片と共に前記芯材を入れる
ことにより芯材の両面の乾燥笹の自由端部分に、乾燥笹
混在片の各々が係止されて、片寄りがなくなり、常に快
適に使用できる。さらにこのような座布団を使用する
と、乾燥笹の鎮静効果により、ストレス解消や疲労を和
らげることができる。
【0019】図5は、第2の実施の形態に係る乾燥笹充
填物としての敷き布団10の説明図である。敷き布団
は、通常、幅100cm、長さ200cmの大きさから
なる。そのため、例えば、1枚の袋を分割し、その中に
前記枕と同様に乾燥笹を充填した充填物を入れる。すな
わち、図5において、11は、外袋、12は、所定大の
乾燥笹充填物である。
【0020】外袋11は、上記第1の実施の形態と同様
に、ポリエステル等の強靱なレース状の布を用い、例え
ば、幅100cm、長さ200cmの大きさからなる1
枚の袋である。この外袋11は、長手方向両縁部に開閉
口11a、11bを設け、上記第1の実施の形態と同様
に開閉口11a、11bに開閉可能なファスナーを取り
付ける。また、本第2の実施の形態では、外袋11の上
下の布を合わせ、幅方向略中央D位置を逢着し、つぎ
に、長手方向を4分割にして、E位置、F位置、G位置
を逢着すると、該外袋11が8分割されて、袋部13
a、13b、13c、・・・、13hが形成される。
【0021】つぎに、前記袋部13a、13b、・・
・、13hに収容される大きさの乾燥笹充填物12を、
上記第1の実施の形態と同様に作成する。例えば、前記
袋部13a、13b、・・・、13hの1つの大きさ
が、縦横50cmとなるため、乾燥笹充填物12は、縦
横45cmの袋を8枚と、縦横40cmの芯材を8枚用
意する。そして、乾燥笹を1cm程度にカットした乾燥
笹小片を適量用意し、乾燥笹を1cm程度にカットした
乾燥笹小片と、2cm程度にカットした乾燥笹中片と、
4cm程度にカットした乾燥笹大片を混ぜ合わせた乾燥
笹ミックスを適量用意し、袋に充填して、乾燥笹充填物
12を8個作成する。
【0022】そして、これらの乾燥笹充填物12のうち
4個を開閉口11aから袋11に収容し、残りの4個の
乾燥笹充填物12を開閉口11bから袋11に収容し、
開閉口11a、11bに設けられたファスナーを閉じる
と、本願発明の乾燥笹充填物による敷き布団10とな
る。このような敷き布団10は、上記枕と同様に、芯材
とともに乾燥笹が充填された乾燥笹充填物を複数用いて
いるため、睡眠中の寝返りや、片付ける場合にも、乾燥
笹片が片寄ることなく快適に使用することができる。
【0023】このように、乾燥笹3を充填した枕1、敷
き布団10によると、乾燥笹が有する防腐作用や抗菌作
用、消臭作用により衛生的であるとともに、乾燥笹の芳
香により、体内組織が沈静して快適な睡眠を得ることが
できる。また、当該枕1を、個人差もあるが1〜2ヶ月
使用すると、頭部や身体の重量による加圧や発汗により
厚みが少なくなった場合にも、1〜2時間天日干しを行
うことにより、乾燥笹の効果が損なわれることなく、元
の状態に戻り、形や発散する臭いさえ、快適な枕1、敷
き布団10として繰り返し使用することができる。
【0024】なお、上記実施の形態では、乾燥笹4を充
填する袋2として、ポリエステル等のレースからなる布
材を使用して説明したが、乾燥笹3を充填し、その効果
が得られれば、袋2は綿や絹であってもよく、その材質
は特に限定しない。また、上記実施の形態では、乾燥笹
充填物として、枕、布団について説明したが、ソファに
置くクッションでもよい。この場合、クッションは立て
ておくが、乾燥笹とともに芯材が入れられているため、
乾燥笹が下方に片寄ることがなく使用できる。なお、本
実施の形態においては、乾燥笹充填物12として、大、
中、小にカットした笹の葉小片を心材4の周辺に充填す
るようにしたが、夏用の布団、座布団として、これらの
小片を充填させない、心材4と袋だけの扁平な布団、座
布団としても良い。笹の葉小片が存在しないので、使用
する者の体重による凹凸が生じなく、特に夏には、身体
と布団、座布団との間に適度の隙間ができ、涼しい寝具
とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の乾燥笹充
填物によると、乾燥笹を用いて中央部分に乾燥笹の葉先
が自由端となるように形成された芯材を作成し、この芯
材の回りに他の乾燥笹片を充填するようにしたため、芯
材の乾燥笹の端部に他の乾燥笹片が程良く係止されて片
寄りを防止できる。これにより、乾燥笹片が係止され、
全体を横にしたり、縦にしたり、斜めにした場合でも、
内部に充填された乾燥笹片が内部で片寄りを生じること
がなくなるといった利点がある。
【0026】また、乾燥笹を袋に充填して枕や布団に形
成したため、乾燥笹が有する消臭、抗菌、鎮静効果のあ
る天然素材により「ささやき夢枕」、布団として、ぐっ
すりと快適な睡眠が得られる。また、乾燥笹が充填され
た袋に開閉口を設け、ファスナーで簡単に開閉を行うこ
とができるため、袋内に充填された乾燥笹の出し入れが
容易で、枕の高さや布団の厚みを好みの高さに調節する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る乾燥笹充填物
(枕)の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る乾燥笹充填物の芯
材を作成する過程の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る乾燥笹充填物の芯
材の説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る乾燥笹充填物に、
乾燥笹を充填する様子の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る乾燥笹充填物
(敷き布団)の説明図である。
【符号の説明】
1・・乾燥笹充填物(枕) 2・・袋 2a・・開閉口 2b・・ファスナー 3・・乾燥笹 3a・・乾燥笹小片 3b・・乾燥笹中片 3c・・乾燥笹大片 4・・芯材 5・・ベニヤ板(台) 6・・糸 10・・乾燥笹充填物(敷き布団) 11・・外袋 12・・乾燥笹充填物 13a、・・・、13h・・袋部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/00 B65D 77/00 B 77/26 77/26 Z Fターム(参考) 3B096 AA01 AB09 AC16 AD04 3B102 AA00 AB03 AB09 BA06 3E067 AA11 AB99 AC03 BA17A BB05A BC10A CA03 EC31 FA01 FC01 4C080 AA03 BB02 BB05 CC01 HH05 JJ03 KK08 LL02 MM31 4H011 AA02 BA01 BB22 DA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥笹を複数枚重ねた笹束を少しずつず
    らしながら、所定大の台の一面に、葉先が自由端となる
    ように、両縁から折り曲げて挟み込む過程と、乾燥笹を
    複数枚重ねた笹束を少しずつずらしながら、台の他の面
    に、葉先が自由端となるように、両縁から折り曲げて挟
    み込む過程と、台を抜き取る過程と、台が抜き取られた
    複数の笹束の所定位置を逢着する過程により形成された
    芯材と、 比較的小さくカットされた乾燥笹小片と、中位の大きさ
    にカットされた乾燥笹中片と、比較的大きめにカットさ
    れた乾燥笹大片とが混在した適量の乾燥笹混在片と、 比較的小さくカットされた乾燥笹小片と、 前記芯材と、前記乾燥笹混在片と、前記乾燥笹小片が収
    容される所定大の袋とからなり、 前記袋には、芯材を収容し、芯材の両面中央部分に前記
    乾燥笹混在片を収容し、芯材の縁付近には前記乾燥笹小
    片を収容してなることを特徴とする乾燥笹充填物。
  2. 【請求項2】 前記乾燥笹充填物は、枕としたことを特
    徴とする前記請求項1に記載の乾燥笹充填物。
  3. 【請求項3】 前記乾燥笹充填物は、座布団としたこと
    を特徴とする前記請求項1に記載の乾燥笹充填物。
  4. 【請求項4】 前記乾燥笹充填物は、布団としたことを
    特徴とする前記請求項1に記載の乾燥笹充填物。
  5. 【請求項5】 乾燥笹を複数枚重ねた笹束を少しずつず
    らしながら、所定大の台の一面に、葉先が自由端となる
    ように、両縁から折り曲げて挟み込む過程と、乾燥笹を
    複数枚重ねた笹束を少しずつずらしながら、台の他の面
    に、葉先が自由端となるように、両縁から折り曲げて挟
    み込む過程と、台を抜き取る過程と、台が抜き取られた
    複数の笹束の所定位置を逢着する過程により形成された
    芯材と、前記芯材を収容する所定大の袋とからなること
    を特徴とする乾燥笹充填物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104523081A (zh) * 2015-02-03 2015-04-22 万里程 一种夹扣、一种包含囊芯物的生活用品及其制造方法
CN104545167A (zh) * 2015-02-03 2015-04-29 万里程 一种弹簧夹、一种包含囊芯物的生活用品及其制造方法
CN105151378A (zh) * 2015-06-24 2015-12-16 英科聚(厦门)网络有限公司 一种凉茶包及其制作方法

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