JP2002344837A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002344837A
JP2002344837A JP2001152251A JP2001152251A JP2002344837A JP 2002344837 A JP2002344837 A JP 2002344837A JP 2001152251 A JP2001152251 A JP 2001152251A JP 2001152251 A JP2001152251 A JP 2001152251A JP 2002344837 A JP2002344837 A JP 2002344837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信装置内に設置されている各部のマイクロ
コンピュータのプログラムを、簡単に変更、または追加
できるようにする。 【解決手段】 ディジタルマイコン41は、自分自身が
使用する制御プログラムの機能を拡張するための機能拡
張プログラムがデマルチプレクサ47から供給されてき
たとき、それをフラッシュメモリ42に記憶させ、制御
プログラムのバージョンアップを行う。また、ディジタ
ルマイコン41は、供給されてきた機能拡張プログラム
に、アナログブロック11のTVマイコン21用の機能拡
張プログラムが含まれていると判定した場合、それをパ
ケットに分割し、転送する。TVマイコン21は、機能拡
張プログラムが全て供給されてきたとき、プログラム記
憶部22に記憶されている制御プログラムのバージョン
アップを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、各
部の機能を容易に拡張できるようにした情報処理装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号や画像信号をディジタル
化し、衛星(BS(Broadcasting Satellite))を介して放送
するディジタル放送が開始されている。このディジタル
放送においては、伝送する信号をディジタル化し、それ
らの信号を多重化することにより、画像信号や音声信号
のみならず、各種のデータの伝送も可能である。
【0003】ところで、この分野においては、どのよう
なサービスを提供できるのかについての模索が続いてお
り、今後、新しい形態のサービスが開始される可能性が
高い。そして、新たなサービスが開始され、そのサービ
スを受けるための新たな機能を追加する場合、受信装置
のプログラムに追加、または変更を加える必要が生じる
ことになる。
【0004】そこで、このような変更を行うために、デ
ィジタル放送波を介して、新たなプログラムをインスト
ール(バージョンアップ)することが各種提案されてい
る。
【0005】ディジタル放送波を介してプログラムをバ
ージョンアップする場合、受信装置においては、受信し
たディジタル放送波からトランスポートストリームが取
得され、トランスポートストリームを構成する個々のパ
ケットのパケットIDにより識別されて、バージョンアッ
プするためのプログラムが抽出される。そして抽出され
たプログラムが、所定の記憶部にインストールされる
(書き換えられる)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、放送波を介してプログラムをバージョンアップさ
せることができるのは、受信装置のうちのディジタル放
送波を処理するマイクロコンピュータ(以下、単に、デ
ィジタルマイコンと称する)のプログラムのみであると
いう課題があった。
【0007】すなわち、上述したようなデコーダには、
現行のNTSC(National Television System Committee)方
式、またはPAL(Phase Alternation by Line)方式のテレ
ビジョン放送波を処理するマイクロコンピュータ(以
下、単に、TVマイコンと称する)もディジタルマイコン
と同様に内蔵されているが、このTVマイコンのプログラ
ムについては、インストールの安全性や、TVマイコンの
負荷などの問題により、テレビジョン放送波から抽出さ
れたプログラムによるバージョンアップを行うことがで
きない。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、TVマイコンを含む、受信装置内のマイコン
のプログラムを、簡単に変更、または追加できるように
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、アナログ放送波の受信信号に対する処理を制御
する第1の制御手段と、ディジタル放送波の受信信号に
対する処理を制御する第2の制御手段と、第2の制御手
段による制御に基づいて、所定の伝送媒体により供給さ
れてきたデータを取得する取得手段と、取得手段により
取得されたデータに、第1の制御手段の機能を拡張する
ための機能拡張プログラムが含まれているか否かを判定
する判定手段と、判定手段により、データに機能拡張プ
ログラムが含まれていると判定された場合、機能拡張プ
ログラムを第1の制御手段に転送する転送手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】第1の制御手段は、転送手段により機能拡
張プログラムが転送されてきたとき、機能拡張プログラ
ムにより、その機能が拡張された制御プログラムに基づ
いて、アナログ放送波の受信信号を処理するようにする
ことができる。
【0011】取得手段は、ディジタル放送波を介して供
給されてきたデータを取得するようにすることができ
る。
【0012】取得手段は、情報処理装置に対して着脱可
能な所定の記録媒体を介して供給されてきたデータを取
得するようにすることができる。
【0013】データは、第1の制御手段の機能を拡張す
るための機能拡張プログラムの他に、第2の制御手段の
機能を拡張するための他の機能拡張プログラムを含むよ
うにすることができる。
【0014】本発明の第1の情報処理装置の情報処理方
法は、アナログ放送波の受信信号に対する処理を制御す
る第1の制御ステップと、ディジタル放送波の受信信号
に対する処理を制御する第2の制御ステップと、第2の
制御ステップの処理による制御に基づいて、所定の伝送
媒体により供給されてきたデータを取得する取得ステッ
プと、取得ステップの処理により取得されたデータに、
第1の制御ステップの処理の機能を拡張するための機能
拡張プログラムが含まれているか否かを判定する判定ス
テップと、判定ステップの処理により、データに機能拡
張プログラムが含まれていると判定された場合、機能拡
張プログラムを第1の制御ステップの処理が実行される
処理部に転送する転送ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0015】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、アナログ放送波の受信信号に対する処理を制御
する第1の制御ステップと、ディジタル放送波の受信信
号に対する処理を制御する第2の制御ステップと、第2
の制御ステップの処理による制御に基づいて、所定の伝
送媒体により供給されてきたデータを取得することを制
御する取得制御ステップと、取得制御ステップの処理に
より取得されたデータに、第1の制御ステップの処理の
機能を拡張するための機能拡張プログラムが含まれてい
るか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処
理により、データに機能拡張プログラムが含まれている
と判定された場合、機能拡張プログラムを第1の制御ス
テップの処理が実行される処理部に転送することを制御
する転送制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明のプログラムは、アナログ放送波の
受信信号に対する処理を制御する第1の制御ステップ
と、ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御す
る第2の制御ステップと、第2の制御ステップの処理に
よる制御に基づいて、所定の伝送媒体により供給されて
きたデータを取得することを制御する取得制御ステップ
と、取得制御ステップの処理により取得されたデータ
に、第1の制御ステップの処理の機能を拡張するための
機能拡張プログラムが含まれているか否かを判定する判
定ステップと、判定ステップの処理により、データに機
能拡張プログラムが含まれていると判定された場合、機
能拡張プログラムを第1の制御ステップの処理が実行さ
れる処理部に転送することを制御する転送制御ステップ
とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】本発明の第2の情報処理装置は、アナログ
放送波の受信信号に対する処理を制御する第1のマイク
ロコンピュータと、ディジタル放送波の受信信号に対す
る処理を制御する第2のマイクロコンピュータと、第2
のマイクロコンピュータによる制御に基づいて、所定の
伝送媒体により供給されてきたデータを取得する取得手
段と、取得手段により取得されたデータに、第1のマイ
クロコンピュータの機能を拡張するための機能拡張プロ
グラムが含まれているか否かを判定する判定手段と、判
定手段により、データに機能拡張プログラムが含まれて
いると判定された場合、機能拡張プログラムを第1の制
御手段に転送する転送手段とを備えることを特徴とす
る。
【0018】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、アナログ放送波の受信信
号に対する処理が制御され、ディジタル放送波の受信信
号に対する処理が制御される。また、ディジタル放送波
の受信信号を処理する処理部からの制御に基づいて、所
定の伝送媒体により供給されてきたデータが取得され、
取得されたデータに、アナログ放送波の受信信号を処理
する処理部の機能を拡張するための機能拡張プログラム
が含まれているか否かが判定される。そして、機能拡張
プログラムが含まれていると判定された場合、機能拡張
プログラムがアナログ放送波の受信信号を処理する処理
部に転送される。
【0019】本発明の第2の情報処理装置においては、
アナログ放送波の受信信号に対する処理が第1のマイク
ロコンピュータにより制御され、ディジタル放送波の受
信信号に対する処理が第2のマイクロコンピュータによ
り制御される。また、第2のマイクロコンピュータによ
る制御に基づいて、所定の伝送媒体により供給されてき
たデータが取得され、取得されたデータに、第1のマイ
クロコンピュータの機能を拡張するための機能拡張プロ
グラムが含まれているか否かが判定される。そして、デ
ータに機能拡張プログラムが含まれていると判定された
場合、機能拡張プログラムが第1のマイクロコンピュー
タに転送される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した情報処
理装置1の構成例を示すブロック図である。
【0021】情報処理装置1は、基本的に、図示せぬア
ンテナにより受信されたテレビジョン放送波の受信信号
を処理するアナログブロック11と、同様に、図示せぬ
アンテナにより受信された、放送衛星や通信衛星からの
電波の受信信号を処理するディジタルブロック12から
構成されている。
【0022】TVマイコン(テレビジョンマイクロコンピ
ュータ)21は、プログラム記憶部22に記憶されてい
る制御プログラムに基づいて、例えば、ICバスなどよ
りなるバス23を介して接続されているアナログブロッ
ク11の各部の動作を制御する。
【0023】また、TVマイコン21は、ディジタルブロ
ック12のディジタルマイコン41と非同期通信により
各種のデータを送受信する。なお、後に詳述するよう
に、プログラム記憶部22に記憶されている制御プログ
ラムの機能を拡張するための機能拡張プログラム(バー
ジョンアッププログラム)も、ディジタルマイコン41
から転送されてくるものである。
【0024】地上波チューナ24は、TVマイコン21か
らの指示に基づいて、図示せぬ地上波テレビジョン放送
用の受信アンテナで受信されたテレビジョン放送波か
ら、所定の番組の映像信号を抽出し、映像信号処理部2
5に供給する。
【0025】映像信号処理部25は、地上波チューナ2
4から供給されてきた、例えば、NTSC方式の映像信号を
取得し、所定のアルゴリズムに基づいて、垂直、水平方
向ともに画像の密度を制御し、高精細な映像データに作
り替える処理を行う。映像信号処理部25は、生成した
映像データを統合画像制御マイコン26に出力する。
【0026】統合画像制御マイコン26は、プログラム
記憶部27に記憶されている制御プログラムに従って、
映像信号処理部25と、ディジタルブロック12のビデ
オデコーダ48から供給されてきた映像データを処理
し、例えば、映像信号処理部25からのNTSC映像と、ビ
デオデコーダ48からのHD(High-Definition)映像と
を、CRT(Cathode Ray Tube)29に同時に表示させるよ
うにする。統合画像制御マイコン26により生成された
映像データは、表示制御部28に出力される。
【0027】表示制御部28は、供給されてきた映像デ
ータをディジタルアナログ変換し、CRT29に設置され
ている偏向ヨーク、または電子銃からの電子ビームの走
査線速度等を制御し、統合画像制御マイコン26から供
給されてきた映像データに対応する映像をCRT29に表
示させる。
【0028】ディジタルブロック12のディジタルマイ
コン41は、ブートROM44に格納されているプログラ
ムに従ってOS(Operating System)を起動する。そして、
ディジタルマイコン41は、フラッシュメモリ42に記
憶されている制御プログラムをRAM(Random Access Memo
ry)43に展開し、バス45を介して、ディジタルブロ
ック12の各部の動作を制御する。
【0029】また、ディジタルマイコン41は、フラッ
シュメモリ42に記憶されている制御プログラム、また
は、プログラム記憶部22に記憶されている制御プログ
ラムに対する機能拡張プログラムがデマルチプレクサ4
7から供給されてきたとき、それをフラッシュメモリ4
2に記憶させ、現在使用している制御プログラムのバー
ジョンアップを行う。
【0030】そして、フラッシュメモリ42に記憶させ
た機能拡張プログラムにTVマイコン21用の機能拡張プ
ログラムが含まれている場合、ディジタルマイコン41
は、それをTVマイコン21に転送する。
【0031】フラッシュメモリ42には、制御プログラ
ムの他に、様々なデータが記憶される。図2は、フラッ
シュメモリ42に記憶されているデータを模式的に示す
図である。
【0032】図に示すように、フラッシュメモリ42
は、レジストリ領域61、固定フラグ領域62、固定プ
ログラムコード領域63、可変プログラムコード領域6
4、および可変フラグ領域65から構成されている。
【0033】レジストリ領域61には、ディジタルブロ
ック12における各種の設定情報が記憶される。例え
ば、レジストリ領域61には、現在選局されているチャ
ンネルの識別情報や、録画予約が設定されている場合、
その録画予約情報などが記憶される。
【0034】ディジタルマイコン41が用いる制御プロ
グラムは、ディジタルブロック12の各部を制御するた
めの基本的なプログラム(コード)である固定プログラ
ムと、例えば、ディジタル放送波を介して供給されてき
たデータにより変更、または拡張が可能なプログラムで
ある可変プログラムから構成されており、この固定プロ
グラムが固定プログラムコード領域63に格納され、可
変プログラムが可変プログラムコード領域64に格納さ
れている。
【0035】そして、固定フラグ領域62には、例え
ば、固定プログラムコード領域63に格納されている固
定プログラムのバージョンを示す情報などが設定され、
可変フラグ領域65には、可変プログラムコード領域6
4に格納されている可変プログラムのバージョンを示す
情報などが設定されている。
【0036】なお、初期状態(ダウンロード等により機
能拡張プログラムが取得される前の状態)において、可
変プログラムコード領域64は、いずれのプログラムコ
ードも記憶されていない空の領域である。
【0037】そして、ディジタルマイコン41は、例え
ば、デマルチプレクサ47から機能拡張プログラムが供
給されてきたとき、それぞれのフラグ(固定フラグ領域
62、または可変フラグ領域65)に設定されている情
報に基づいて、固定プログラム、または可変プログラム
をバージョンアップするか否か(書き換え、または追加
するか否か)を判断する。プログラムコードを書き換え
るディジタルマイコン41の処理については、フローチ
ャートを参照しながら後述する。
【0038】図1の説明に戻り、BS/CS(Broadcasting S
atellite/Communication Satellite)チューナ46は、
ディジタルマイコン41からの指示に基づいて、放送衛
星、または通信衛星から送信され、図示せぬアンテナで
受信された受信信号を取得する。そして、BS/CSチュー
ナ46は、受信信号に対して、復調処理やアナログディ
ジタル変換処理、或いはエラー訂正処理などを施した後
に得られるデータを、パケット単位でデマルチプレクサ
47に出力する。
【0039】デマルチプレクサ47は、衛星を介して送
信される信号が暗号化されている場合、CPU(Central P
rocessing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびR
AM(Random Access Memory)等から構成されているICカ
ード(図示せず)に格納されているキーと解読プログラ
ムを取得し、このキーを利用して、暗号化されているデ
ータを解読する。
【0040】デマルチプレクサ47は、パケットのヘッ
ダに記述されている識別情報に基づいて、必要なパケッ
トを抽出し、それを図示せぬバッファに一旦記憶させ
る。そして、デマルチプレクサ47は、適宜、バッファ
に記憶されているデータを読み出し、暗号化されている
データを解読し、取得したビデオデータをビデオデコー
ダ48に、オーディオデータをオーディオデコーダ49
にそれぞれ出力する。
【0041】また、デマルチプレクサ47は、機能拡張
プログラムのパケット(データ)を抽出したとき、それ
をバス45を介してディジタルマイコン41に供給す
る。
【0042】ビデオデコーダ48は、供給されてきたビ
デオデータを、例えば、MPEG(Moving Picture Experts
Group)2方式によりデコードし、得られたデータをアナ
ログブロック11の統合画像制御マイコン26に出力す
る。オーディオデコーダ49も同様に、供給されてきた
オーディオデータをデコードし、スピーカ30から番組
の音声を出力させる。
【0043】また、ディジタルブロック12には、メモ
リカードスロット50が設けられており、記録媒体とし
てのメモリカード51を装着できるようになされてい
る。
【0044】メモリカード51には、フラッシュメモリ
が内蔵されており、ディジタルマイコン41は、上述し
たようにディジタル放送波を介して機能拡張プログラム
を取得するだけでなく、このメモリカード51を介して
それを取得することもできる。すなわち、情報処理装置
1のユーザが、機能拡張プログラムが格納されているメ
モリカード51をメモリカードスロット50に装着し、
所定の操作をしたとき、デマルチプレクサ47により機
能拡張プログラムが読み出され、ディジタルマイコン4
1に供給される。
【0045】そして、ディジタル放送波を介して取得さ
れた機能拡張プログラムと同様に、メモリカード51か
ら読み出された機能拡張プログラムがフラッシュメモリ
42に書き込まれ、さらに、書き込まれた機能拡張プロ
グラムに、プログラム記憶部22の機能拡張プログラム
が格納されている場合、それがTVマイコン21に転送さ
れる。
【0046】なお、ディジタル放送波を介して機能拡張
プログラムをダウンロードする場合には、その安全性
(信頼性)が問題となるが、メモリカード51を利用す
ることにより、確実に機能拡張プログラムを取得するこ
とが可能となる。従って、メモリカード51から取得さ
れる機能拡張プログラムにより、フラッシュメモリ42
に記憶されている制御プログラムの可変プログラムだけ
でなく、ディジタルマイコン41が基本的な処理を行う
ための固定プログラムをバージョンアップさせることも
できる。
【0047】次に、情報処理装置1の動作について説明
する。
【0048】始めに、図3のフローチャートを参照し
て、ディジタル放送波を介して機能拡張プログラムをダ
ウンロードし、制御プログラム(可変プログラム)を書
き換えるディジタルマイコン41の処理について説明す
る。
【0049】ステップS1において、ディジタルマイコ
ン41は、デマルチプレクサ47からパケット単位の機
能拡張プログラムが供給されてきたか否かを判定し、供
給されてきたと判定するまで待機する。そして、ディジ
タルマイコン41は、ステップS1で、機能拡張プログ
ラムが供給されてきたと判定した場合、ステップS2に
進み、フラッシュメモリ42の可変プログラムコード領
域64に可変プログラムが既に記憶されているか否かを
判定する。
【0050】すなわち、上述したように、ディジタル放
送波を介して情報処理装置1の制御プログラムをバージ
ョンアップする場合、制御プログラムのうちの可変プロ
グラムのみ、書き換えることが可能である。
【0051】そして、ステップS2において、ディジタ
ルマイコン41は、可変プログラムコード領域64に可
変プログラムが記憶されていないと判定した場合、後述
するステップS3、およびステップS4の処理をスキッ
プし、ステップS5に進む。
【0052】一般的に、フラッシュメモリ42の書き込
み速度は、バス45のデータの最大転送速度より遅いた
め、ステップS5において、ディジタルマイコン41
は、供給されてきた機能拡張プログラムをRAM43に一
時的に保存し、それを所定のタイミングでフラッシュメ
モリ42に供給し、書き込みを行う。
【0053】そして、ディジタルマイコン41は、ステ
ップS6において、ダウンロードされた機能拡張プログ
ラムの書き込みが終了したか否かを判定し、終了したと
判定するまでステップS5に戻り、機能拡張プログラム
の書き込みを繰り返し実行する。ディジタルマイコン4
1は、機能拡張プログラムの書き込みが終了したと判定
したとき、可変フラグ領域65に記述されている可変プ
ログラムのバージョン等の情報を書き換え、その後、処
理を終了させる。
【0054】一方、ステップS2において、ディジタル
マイコン41は、可変プログラムコード領域64に可変
プログラムが記憶されている(過去にディジタル放送
波、またはメモリカード51を介して、機能拡張プログ
ラムが取得されている)と判定した場合、デマルチプレ
クサ47から供給されてきた機能拡張プログラムのバー
ジョンと、可変プログラムコード領域64に既に記憶さ
れている可変プログラムのバージョンを比較する。
【0055】すなわち、ディジタルマイコン41は、デ
マルチプレクサ47から供給されてきたパケットのヘッ
ダ等に記述されている機能拡張プログラムのバージョン
と、可変フラグ領域65に設定されている可変プログラ
ムのバージョンとを比較する。
【0056】ステップS3において、ディジタルマイコ
ン41は、デマルチプレクサ47から供給されてきた
(今回ダウンロードした)機能拡張プログラムが、既に
記憶されている可変プログラムよりも新しくない(古
い)と判定した場合、ダウンロードされた機能拡張プロ
グラムをフラッシュメモリ42に書き込むことなく、処
理を終了させる。
【0057】一方、ディジタルマイコン41は、ステッ
プS3で、ダウンロードした機能拡張プログラムが、既
に記憶されている可変プログラムよりも新しいと判定し
た場合、ステップS4に進み、可変プログラムコード領
域64に既に記憶されている可変プログラムを消去し、
ステップS5以降の処理において、可変プログラムを書
き換える。
【0058】すなわち、ディジタルマイコン41は、ス
テップS5において、デマルチプレクサ47から供給さ
れてきた機能拡張プログラムをRAM43に一時的に保存
し、それを所定のタイミングで読み出し、フラッシュメ
モリ42の可変プログラムコード領域64に書き込む。
また、ディジタルマイコン41は、可変プログラムコー
ド領域64に格納されている可変プログラムを書き換え
るとともに、可変フラグ領域65に記述されている可変
プログラムのバージョン情報等も書き換える。
【0059】これにより、フラッシュメモリ42に格納
されている制御プログラムのバージョンアップが行わ
れ、ディジタルマイコン41(ディジタルブロック1
2)の機能が拡張される。
【0060】なお、以上においては、可変プログラムが
フラッシュメモリ42に既に記憶されている場合、先に
記憶されている可変プログラムを一度消去した後に、新
たに取得された可変プログラムが書き込まれるとした
が、ダウンロードした可変プログラムの書き込みが完了
し、正常に起動するまで、先に記憶されている可変プロ
グラムを所定のメモリに保存させておくようにしてもよ
い。これにより、フラッシュメモリ42に書き込みを行
っている最中に、他の処理が割り込まれ、その書き込み
が正常に行われずに、機能を喪失するといったことを抑
制することができる。
【0061】また、バージョンアップをするときに、先
に記憶されている制御プログラムを他のメモリに保存し
ておく処理は、後述するTVマイコン21等の他のマイコ
ンにより用いられる制御プログラムの書き換えを行うと
きにも適用できる。
【0062】次に、図4のフローチャートを参照して、
メモリカード51を介して取得した機能拡張プログラム
により、制御プログラムを書き換えるディジタルマイコ
ン41の処理について説明する。
【0063】ステップS21において、ディジタルマイ
コン41は、デマルチプレクサ47から機能拡張プログ
ラムのパケットが供給されてきたか否かを判定し、供給
されてきたと判定するまで待機する。
【0064】そして、情報処理装置1のユーザが、機能
拡張プログラムが格納されているメモリカード51をメ
モリカードスロット50に装着し、所定の操作を行った
とき、デマルチプレクサ47により機能拡張プログラム
が読み出され、ディジタルマイコン41に供給される。
【0065】ステップS21において、ディジタルマイ
コン41は、機能拡張プログラムのパケットがデマルチ
プレクサ47から供給されてきたと判定したとき、ステ
ップS22に進み、フラッシュメモリ42に記憶されて
いる固定プログラムに対する機能拡張プログラムが供給
されてきたか否かを判定する。
【0066】すなわち、上述したように、メモリカード
51により制御プログラムをバージョンアップする場
合、制御プログラムの可変プログラムだけでなく、固定
プログラムもバージョンアップすることができる。
【0067】ディジタルマイコン41は、ステップS2
2において、固定プログラムに対する機能拡張プログラ
ムが供給されてきたと判定した場合、ステップS23に
進み、供給されてきた機能拡張プログラムは、現在使用
している固定プログラムより新しいか否かを判定する。
【0068】具体的には、ディジタルマイコン41は、
供給されてきたパケットのヘッダに記述されている機能
拡張プログラムのバージョンと、固定フラグ領域62に
設定されている固定プログラムのバージョンとを比較
し、機能拡張プログラムが現在使用している固定プログ
ラムより新しいか否かを判定する。
【0069】ステップS23において、ディジタルマイ
コン41は、機能拡張プログラムが、現在使用している
固定プログラムよりも新しくない(古い)と判定した場
合、その処理を終了させ、新しいと判定した場合、ステ
ップS24に進み、現在使用している(固定プログラム
コード領域63に記憶されている)固定プログラムを消
去する。
【0070】そして、ステップS25に進み、ディジタ
ルマイコン41は、供給されてきた機能拡張プログラム
をRAM43に一時的に保存し、所定のタイミングでそれ
をフラッシュメモリ42に供給し、機能拡張プログラム
を書き込む。
【0071】ディジタルマイコン41は、ステップS2
6において、機能拡張プログラムの書き込みが終了した
か否かを判定し、終了したと判定するまで、ステップS
25の処理を繰り返し実行する。そして、ディジタルマ
イコン41は、ステップS26において、機能拡張プロ
グラムの書き込みが終了したと判定した場合、処理を終
了させる。また、ディジタルマイコン41は、機能拡張
プログラムの書き込みが終了したとき、固定フラグ領域
62に記述されている固定プログラムのバージョン等の
情報を必要に応じて書き換える。
【0072】一方、ステップS22において、ディジタ
ルマイコン41は、固定プログラムに対する機能拡張プ
ログラムが供給されてきていない(可変プログラムに対
する機能拡張プログラムが供給されてきた)と判定した
場合、ステップS27に進む。
【0073】ステップS27乃至ステップS31の処理
は、図3を参照して説明したステップS2乃至ステップ
S6の処理と同様の処理である。
【0074】すなわち、ステップS27において、可変
プログラムが可変プログラムコード領域64に既に記憶
されているか否かが判定され、記憶されていないと判定
された場合、ステップS30に進み、供給されてきた機
能拡張プログラムが可変プログラムコード領域64に格
納される。
【0075】一方、ステップS27において、可変プロ
グラムが可変プログラムコード領域64に既に記憶され
ていると判定された場合、ステップS28において、新
たに取得された機能拡張プログラムが、既に記憶されて
いる可変プログラムより新しいか否かが判定される。そ
して、機能拡張プログラムが、既に記憶されている可変
プログラムより新しいと判定されたときに、メモリカー
ド51を介して取得された機能拡張プログラムがフラッ
シュメモリ42に書き込まれ、可変プログラムのバージ
ョンアップが行われる。また、可変プログラムがバージ
ョンアップされるとともに、可変フラグ領域65に記述
されている各種の情報も書き換えられる。
【0076】以上のような処理により、メモリカード5
1を利用して、ディジタルマイコン41が使用する可変
プログラムだけでなく、固定プログラムも、その機能を
拡張させることができる。
【0077】図5および図6は、ディジタルマイコン4
1とTVマイコン21が機能拡張プログラムを取得する概
念を示す図である。
【0078】図5は、ディジタルマイコン41、および
TVマイコン21が機能拡張プログラムを取得していない
状態を示す図であり、それぞれのマイコンが制御プログ
ラムをRAMに展開することにより、図に示すように、デ
ィジタルマイコン41には、機能ブロックとしてのプロ
グラム取得部41Aとメモリ領域41B(RAM43)が
構成され、TVマイコン21には、メモリ領域21Aが構
成される。
【0079】なお、ディジタルマイコン41のメモリ領
域41Bには、バージョン1.0のディジタルマイコン
用制御プログラムが展開され、TVマイコン21のメモリ
領域21Aには、バージョン1.0のTVマイコン用制御
プログラムが展開されている。
【0080】図6は、ディジタルマイコン41が、例え
ば、ディジタル放送波を介して、機能拡張プログラムを
取得した状態の例を示す図であり、プログラム取得部4
1Aにより機能拡張プログラムが取得され、それがメモ
リ領域41Bに格納されている。そして、ディジタルマ
イコン用制御プログラムが、バージョン1.0から、バ
ージョン1.1にバージョンアップされている。
【0081】なお、バージョン1.1のディジタルマイ
コン用制御プログラムには、バージョン1.1のTVマイ
コン用制御プログラムが含まれているものの、後述する
ような処理により、ディジタルマイコン41からの転送
が行われていないため、TVマイコン21の制御プログラ
ムは、バージョン1.0のまま保持されている。
【0082】図6において、プログラム取得部41Aが
取得する機能拡張プログラムは、ディジタルマイコン用
制御プログラムをバージョンアップさせるものに、TVマ
イコン用制御プログラムをバージョンアップさせるもの
が含まれているとしたが、単に、TVマイコン用制御プロ
グラムのみをバージョンアップさせるものであるように
してもよい。
【0083】この場合、例えば、プログラム取得部41
Aが取得した機能拡張プログラムにより、ディジタルマ
イコン用制御プログラムはバージョンアップされずに、
バージョン1.0のまま保持される。そして、それに含
まれているバージョン1.1のTVマイコン用制御プログ
ラムが、後述する転送処理によりTVマイコン21に転送
され、TVマイコン用制御プログラムがバージョン1.0
からバージョン1.1にバージョンアップされる。
【0084】次に、図7のフローチャートを参照して、
TVマイコン21に対して機能拡張プログラムを転送する
ディジタルマイコン41の処理について説明する。な
お、この処理は、図3、または図4を参照して説明した
処理により、ディジタルマイコン41が機能拡張プログ
ラムを取得した後に実行される。
【0085】従って、図7の処理は、新たにバージョン
アップされた制御プログラムに従って実行されるもので
ある。
【0086】ステップS41において、ディジタルマイ
コン41は、TVマイコン21から電源をオフとすること
が通知されたか否かを判定する。例えば、ユーザが電源
をオフすることを指示したとき、その指示は、TVマイコ
ン21に入力される。そして、図8のフローチャートを
参照して後述するように、TVマイコン21は、電源をオ
フすることの許可をディジタルマイコン41に対して要
求し、要求に応じて許可されたときに、図示せぬ供給回
路を制御し、電源の供給を遮断する。
【0087】ディジタルマイコン41は、ステップS4
1で、電源をオフすることが通知されたと判定するまで
待機し、通知されたと判定した場合、ステップS42に
進む。そして、ディジタルマイコン41は、ステップS
42で、図3または図4の処理により取得した機能拡張
プログラムに、TVマイコン21用の機能拡張プログラム
が含まれているか否かを判定する。
【0088】ディジタルマイコン41は、ステップS4
2で、TVマイコン21用の機能拡張プログラムが含まれ
ていないと判定した場合、ステップS48に進み、TVマ
イコン21に対して電源の供給を遮断することを許可
し、処理を終了させる。
【0089】一方、ステップS42において、ディジタ
ルマイコン41は、取得した機能拡張プログラムに、TV
マイコン21用の機能拡張プログラムが含まれていると
判定した場合、ステップS43に進み、TVマイコン21
用の機能拡張プログラムの転送を開始する。
【0090】すなわち、ステップS43において、ディ
ジタルマイコン41は、フラッシュメモリ42に記憶さ
れているTVマイコン21用の機能拡張プログラムを読み
出し、それを所定のデータ長のパケットに分割し、TVマ
イコン21に順次転送する。
【0091】ステップS44において、ディジタルマイ
コン41は、パケットを受信したことがTVマイコン21
から通知されてきたか否かを判定し、通知されてきてい
ない、または正常に受信できなかったことが通知された
とき、ステップS45において、エラー処理を行った
後、ステップS48に進み、それ以降の処理を実行す
る。
【0092】一方、ステップS44において、ディジタ
ルマイコン41は、パケットを受信したことがTVマイコ
ン21から通知されたと判定した場合、ステップS46
に進み、機能拡張プログラムを構成する全てのパケット
を受信したことが通知されたか否か(TVマイコン21用
の機能拡張プログラムの転送が終了したか否か)を判定
し、全てのパケットを受信したことが通知されたと判定
するまで、ステップS43に戻り、それ以降の処理を繰
り返し実行する。
【0093】そして、ディジタルマイコン41は、ステ
ップS46において、機能拡張プログラムを構成する全
てのパケットを受信したことがTVマイコン21から通知
されてきたと判定した場合、ステップS47に進み、取
得した機能拡張プログラムに含まれている、TVマイコン
21用の機能拡張プログラムを消去し、メモリ領域を確
保する。
【0094】その後、ステップS48において、ディジ
タルマイコン41は、TVマイコン21に対して電源を遮
断することを許可し、処理を終了させる。
【0095】以上においては、機能拡張プログラムの転
送は、TVマイコン21とディジタルマイコン41との間
で送受信されるデータ量が少なく、機能拡張プログラム
をより確実に転送できる、電源をオフするタイミングで
開始されるとしたが、確実に転送できるタイミングであ
り、TVマイコン21等の負荷が過負荷とならないような
タイミングであれば、いずれのタイミングでもよい。
【0096】次に、図8のフローチャートを参照して、
転送されてきた機能拡張プログラムに基づいて、制御プ
ログラムを書き換えるTVマイコン21の処理について説
明する。
【0097】ステップS61において、TVマイコン21
は、図示せぬ入力部からの出力に基づいて、電源をオフ
とすることがユーザから指示されたか否かを判定し、オ
フすることが指示されたと判定するまで待機する。一
方、TVマイコン21は、ステップS61で、電源をオフ
することが指示されたと判定した場合、ステップS62
に進み、電源をオフすることをディジタルマイコン41
に通知する。
【0098】この通知に応じて、ディジタルマイコン4
1においては、TVマイコン21用の機能拡張プログラム
がフラッシュメモリ42に格納されているか否かが判定
され、機能拡張プログラムが格納されていると判定され
た場合、その機能拡張プログラムを構成するパケットの
転送が開始される。
【0099】ステップS63において、TVマイコン21
は、ディジタルマイコン41から転送されてきたパケッ
トを受信し、所定のバッファメモリに一時的に保存す
る。
【0100】そして、TVマイコン21は、ステップS6
4に進み、パケットを受信したことをディジタルマイコ
ン41に通知する。
【0101】ステップS65において、TVマイコン21
は、機能拡張プログラムを構成する全てのパケットの受
信を完了したか否かを判定し、全てのパケットを受信し
たと判定するまで、ステップS63に戻り、それ以降の
処理を繰り返し実行する。
【0102】TVマイコン21は、ステップS65で、機
能拡張プログラムを構成する全てのパケットの受信を完
了したと判定した場合、ステップS66に進み、転送さ
れてきた機能拡張プログラムは、プログラム記憶部22
に現在記憶されている制御プログラムよりも新しいか否
かを判定する。
【0103】TVマイコン21は、それぞれのプログラム
に設定されているバージョン情報を参照し、ステップS
66において、転送されてきた機能拡張プログラムが、
プログラム記憶部22に記憶されている制御プログラム
よりも新しいと判定した場合、ステップS67に進み、
プログラム記憶部22に記憶されている制御プログラム
を消去する。
【0104】そして、TVマイコン21は、ステップS6
8に進み、ディジタルマイコン41から転送されてきた
機能拡張プログラムをプログラム記憶部22に記憶し、
制御プログラムのバージョンアップを行う。
【0105】一方、ステップS66において、TVマイコ
ン21は、転送されてきた機能拡張プログラムが、プロ
グラム記憶部22に記憶されている制御プログラムより
も古いと判定した場合、ステップS67、およびステッ
プS68の処理をスキップし、ステップS69以降の処
理を実行する。
【0106】ステップS69において、TVマイコン21
は、パケットの受信が完了したことをディジタルマイコ
ン41に通知する。
【0107】パケットの受信を完了したことが通知され
ることに応じて、ディジタルマイコン41は、TVマイコ
ン21用の制御プログラムを消去し、電源をオフするこ
とをTVマイコン21に対して許可する(図7のステップ
S47,S48の処理)。
【0108】ステップS70において、TVマイコン21
は、電源をオフすることが許可されたか否かを判定し、
許可されたと判定するまで待機する。そして、TVマイコ
ン21は、ステップS70で、電源をオフすることが許
可されたと判定した場合、ステップS71に進み、図示
せぬ供給回路を制御し、電源の供給を遮断する。
【0109】図9は、TVマイコン21とディジタルマイ
コン41が、機能拡張プログラムを構成するパケットを
含む、各種のデータを送受信する処理を説明するフロー
チャートであり、図7および図8のフローチャートを参
照して説明した処理と基本的に同様の処理である。
【0110】すなわち、ステップS101において、TV
マイコン21は、ユーザから電源をオフすることが指示
されることに応じて、その許可をディジタルマイコン4
1に対して要求する。
【0111】そして、ディジタルマイコン41は、ステ
ップS81において、要求を受信することに応じて、TV
マイコン21用の機能拡張プログラムを読み出し、それ
をパケットに分割して、転送を開始する。ディジタルマ
イコン41は、ステップS82において、機能拡張プロ
グラムを構成する第1のパケット(パケット1)をTVマ
イコン21に転送する。
【0112】ステップS102において、パケット1を
受信したTVマイコン21は、ステップS103に進み、
ディジタルマイコン41に対して、パケット1を受信し
たことを通知する。そして、それ以降(ステップS84
乃至ステップS108)、TVマイコン21とディジタル
マイコン41との間では、パケットの転送と、転送され
てきたパケットを受信したことの通知が交互に行われ
る。
【0113】この例においては、TVマイコン21用の機
能拡張プログラムは、13個のパケットに分割されて順
次転送されるとされており、TVマイコン21は、ステッ
プS108において、その最後のパケット(パケット1
3)を受信したとき、そのバージョンを確認する。そし
て、TVマイコン21は、現在使用している制御プログラ
ムよりも、ディジタルマイコン41から転送されてきた
機能拡張プログラムの方が新しいと判定したとき、ステ
ップS109において、それをプログラム記憶部22に
書き込む。
【0114】TVマイコン21は、制御プログラムの書き
込みを行った後、ステップS110において、最後のパ
ケットを受信したことをディジタルマイコン41に通知
する。
【0115】ディジタルマイコン41は、ステップS8
9において、最後のパケットを受信したことがTVマイコ
ン21から通知されてきたとき、ステップS90で、転
送が完了したTVマイコン21用の機能拡張プログラムを
消去し、ステップS91で、TVマイコン21の電源をオ
フすることを許可する。そして、その後、ディジタルマ
イコン41は、処理を終了させる。
【0116】TVマイコン21は、ステップS111で、
電源をオフすることの許可を受信したとき、ステップS
112に進み、電源の供給をオフとする。その後、処理
は終了される。
【0117】以上のような処理により、ディジタルブロ
ック12においてダウンロードされた機能拡張プログラ
ムに基づいて、アナログブロック11に設けられている
TVマイコン21が利用する制御プログラムのバージョン
アップを行うことが可能となる。
【0118】図10は、機能拡張プログラムがディジタ
ルマイコン41からTVマイコン21に対して転送される
概念を示す図である。
【0119】図に示すように、プログラム取得部41A
により取得され、ディジタルマイコン41のメモリ領域
41Bに格納されたディジタルマイコン用制御プログラ
ムに、TVマイコン21用の機能拡張プログラムが含まれ
ている場合、図7乃至図9を参照して説明した処理によ
り、TVマイコン21用の機能拡張プログラムがTVマイコ
ン21に転送される。TVマイコン21においては、転送
されてきた機能拡張プログラムに基づいて、メモリ領域
21Aに格納されている制御プログラムのバージョンア
ップが行われる。
【0120】なお、図10は、ディジタルマイコン41
により取得されたバージョン1.1のディジタルマイコ
ン41用の機能拡張プログラムに、バージョン1.1の
TVマイコン21用の機能拡張プログラムが含まれている
場合の例とされており、その機能拡張プログラム転送さ
れることにより、メモリ領域21Aに格納されているTV
マイコン21用の制御プログラムが、バージョン1.1
にバージョンアップされている。
【0121】以上においては、ディジタルマイコン41
からTVマイコン21に対して、機能拡張プログラムが供
給される場合について説明したが、同様の処理により、
アナログブロック11に設けられている様々なマイコン
の制御プログラムをバージョンアップさせることもでき
る。
【0122】例えば、統合画像制御マイコン26が利用
する制御プログラムを、同様の処理によりバージョンア
ップさせることができる。統合画像制御マイコン26の
制御プログラムをバージョンアップさせる場合、TVマイ
コン21は、ディジタルマイコン41から転送されてき
た機能拡張プログラムに、さらに、統合画像制御マイコ
ン26用の機能拡張プログラムが含まれているか否かを
判定し、含まれていると判定したとき、所定のタイミン
グで、それを統合画像制御マイコン26にバス23を介
して転送する。
【0123】統合画像制御マイコン26においては、転
送されてきた機能拡張プログラムのバージョンと、プロ
グラム記憶部22に記憶されている制御プログラムのバ
ージョンが比較され、機能拡張プログラムの方が新しい
と判定されたとき、転送されてきた機能拡張プログラム
により、制御プログラムが書き換えられる。
【0124】また、統合画像制御マイコン26とディジ
タルマイコン41が所定のバスにより接続されている場
合、ディジタルマイコン41から、直接、統合画像制御
マイコン26に機能拡張プログラムが転送されるように
してもよい。
【0125】なお、上述した例においては、TVマイコン
21の制御プログラムは、ディジタルマイコン41から
転送されてきた機能拡張プログラムにより、全て書き換
えられるとしたが、一部のプログラムコードのみを変更
するようにしてもよいし、一部のプログラムコードのみ
を追加するようにしてもよい。
【0126】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。この場合、例えば、情報送信装置
1は、図11に示されるようなパーソナルコンピュータ
により構成される。
【0127】図11において、CPU81は、ROM82に記
憶されているプログラム、または、記憶部88からRAM
83にロードされたプログラムに従って各種の処理を実
行する。RAM83にはまた、CPU81が各種の処理を実行
する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0128】CPU81、ROM82、およびRAM83は、バ
ス84を介して相互に接続されている。このバス84に
はまた、入出力インタフェース85も接続されている。
【0129】入出力インタフェース85には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部86、CRT,LCD(Liquid
Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにス
ピーカなどよりなる出力部87、ハードディスクなどよ
り構成される記憶部88、モデム、ターミナルアダプタ
などより構成される通信部89が接続されている。通信
部89は、ネットワークを介しての通信処理を行う。
【0130】入出力インタフェース85にはまた、必要
に応じてドライブ90が接続され、磁気ディスク91、
光ディスク92、光磁気ディスク93、或いは半導体メ
モリ94(メモリカード51)などが適宜装着され、そ
れから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に
応じて記憶部88にインストールされる。
【0131】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムを
インストールすることで、各種の機能を実行することが
可能な、図11のパーソナルコンピュータに、ネットワ
ークや所定の記録媒体を介してインストールされる。
【0132】この記録媒体は、図11に示すように、装
置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために
配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク
91(フロッピディスクを含む)、光ディスク92(CD
-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital V
ersatile Disk)を含む)、光磁気ディスク93(MD(登
録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ
94などよりなるパッケージメディアにより構成される
だけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ
に提供される、プログラムが記録されているROM82
や、記憶部88に含まれるハードディスクなどで構成さ
れる。
【0133】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0134】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および方
法、並びにプログラムによれば、アナログ放送波の受信
信号に対する処理を制御し、ディジタル放送波の受信信
号に対する処理を制御する。また、ディジタル放送波の
受信信号を処理する処理部からの制御に基づいて、所定
の伝送媒体により供給されてきたデータを取得し、取得
したデータに、アナログ放送波の受信信号を処理する処
理部の機能を拡張するための機能拡張プログラムが含ま
れているか否かを判定する。そして、機能拡張プログラ
ムが含まれていると判定した場合、機能拡張プログラム
をアナログ放送波の受信信号を処理する処理部に転送す
るようにしたので、受信装置内に設置されている各部の
マイコンのプログラムを、簡単に変更、または追加する
ことができる。
【0135】本発明の第2の情報処理装置によれば、第
1のマイクロコンピュータがアナログ放送波の受信信号
に対する処理を制御し、第2のマイクロコンピュータが
ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する。
また、第2のマイクロコンピュータによる制御に基づい
て、所定の伝送媒体により供給されてきたデータを取得
し、取得したデータに、第1のマイクロコンピュータの
機能を拡張するための機能拡張プログラムが含まれてい
るか否かを判定する。そして、機能拡張プログラムが含
まれていると判定した場合、機能拡張プログラムを第1
のマイクロコンピュータに転送するようにしたので、第
1のマイクロコンピュータのプログラムを、簡単に変
更、または追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1のフラッシュメモリに記憶されるデータの
例を示す模式図である。
【図3】ディジタルマイコンの処理を説明するフローチ
ャートである。
【図4】ディジタルマイコンの他の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】ディジタルマイコンとTVマイコンの動作の概念
を示す図である。
【図6】ディジタルマイコンとTVマイコンの他の動作の
概念を示す図である。
【図7】ディジタルマイコンのさらに他の処理を説明す
るフローチャートである。
【図8】TVマイコンの処理を説明するフローチャートで
ある。
【図9】TVマイコンとディジタルマイコンの処理を説明
するフローチャートである。
【図10】ディジタルマイコンとTVマイコンのさらに他
の動作の概念を示す図である。
【図11】パーソナルコンピュータの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置, 11 アナログブロック, 12
ディジタルブロック, 21 TVマイコン, 22
プログラム記憶部, 26 統合画像制御マイコン,
27 プログラム記憶部, 41 ディジタルマイコ
ン, 42 フラッシュメモリ, 43 RAM, 46
BS/CSチューナ, 47 デマルチプレクサ, 50
メモリカードスロット, 81 CPU, 82 ROM,
83 RAM, 84 バス, 85 入出力インタフ
ェース, 86 入力部, 87 出力部, 88 記
憶部, 89 通信部, 90 ドライブ, 91 磁
気ディスク, 92 光ディスク, 93 光磁気ディ
スク, 94 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 EA00 EB09 5C025 BA27 DA01 5K061 AA03 AA09 BB06 BB07 BB10 DD00 FF01 FF11 GG09 JJ06 JJ07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ放送波の受信信号に対する処理
    を制御する第1の制御手段と、 ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する第
    2の制御手段と、 前記第2の制御手段による制御に基づいて、所定の伝送
    媒体により供給されてきたデータを取得する取得手段
    と、 前記取得手段により取得された前記データに、前記第1
    の制御手段の機能を拡張するための機能拡張プログラム
    が含まれているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記データに前記機能拡張プログ
    ラムが含まれていると判定された場合、前記機能拡張プ
    ログラムを前記第1の制御手段に転送する転送手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御手段は、前記転送手段に
    より前記機能拡張プログラムが転送されてきたとき、前
    記機能拡張プログラムにより、その機能が拡張された制
    御プログラムに基づいて、前記アナログ放送波の受信信
    号を処理することを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記取得手段は、前記ディジタル放送波
    を介して供給されてきた前記データを取得することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記取得手段は、前記情報処理装置に対
    して着脱可能な所定の記録媒体を介して供給されてきた
    前記データを取得することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記データは、前記第1の制御手段の機
    能を拡張するための前記機能拡張プログラムの他に、前
    記第2の制御手段の機能を拡張するための他の機能拡張
    プログラムを含むことを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 アナログ放送波の受信信号に対する処理
    を制御する第1の制御ステップと、 ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する第
    2の制御ステップと、 前記第2の制御ステップの処理による制御に基づいて、
    所定の伝送媒体により供給されてきたデータを取得する
    取得ステップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記データ
    に、前記第1の制御ステップの処理の機能を拡張するた
    めの機能拡張プログラムが含まれているか否かを判定す
    る判定ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記データに前記機能
    拡張プログラムが含まれていると判定された場合、前記
    機能拡張プログラムを前記第1の制御ステップの処理が
    実行される処理部に転送する転送ステップとを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 アナログ放送波の受信信号に対する処理
    を制御する第1の制御ステップと、 ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する第
    2の制御ステップと、 前記第2の制御ステップの処理による制御に基づいて、
    所定の伝送媒体により供給されてきたデータを取得する
    ことを制御する取得制御ステップと、 前記取得制御ステップの処理により取得された前記デー
    タに、前記第1の制御ステップの処理の機能を拡張する
    ための機能拡張プログラムが含まれているか否かを判定
    する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記データに前記機能
    拡張プログラムが含まれていると判定された場合、前記
    機能拡張プログラムを前記第1の制御ステップの処理が
    実行される処理部に転送することを制御する転送制御ス
    テップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取
    り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. 【請求項8】 アナログ放送波の受信信号に対する処理
    を制御する第1の制御ステップと、 ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する第
    2の制御ステップと、 前記第2の制御ステップの処理による制御に基づいて、
    所定の伝送媒体により供給されてきたデータを取得する
    ことを制御する取得制御ステップと、 前記取得制御ステップの処理により取得された前記デー
    タに、前記第1の制御ステップの処理の機能を拡張する
    ための機能拡張プログラムが含まれているか否かを判定
    する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記データに前記機能
    拡張プログラムが含まれていると判定された場合、前記
    機能拡張プログラムを前記第1の制御ステップの処理が
    実行される処理部に転送することを制御する転送制御ス
    テップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 アナログ放送波の受信信号に対する処理
    を制御する第1のマイクロコンピュータと、 ディジタル放送波の受信信号に対する処理を制御する第
    2のマイクロコンピュータと、 前記第2のマイクロコンピュータによる制御に基づい
    て、所定の伝送媒体により供給されてきたデータを取得
    する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記データに、前記第1
    のマイクロコンピュータの機能を拡張するための機能拡
    張プログラムが含まれているか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により、前記データに前記機能拡張プログ
    ラムが含まれていると判定された場合、前記機能拡張プ
    ログラムを前記第1のマイクロコンピュータに転送する
    転送手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
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