JP2006039890A - 情報処理装置および情報更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストをかけることなく、しかも迅速、かつ、正確に、必要な機能の追加や変更をできるようにする。
【解決手段】フロント/エンド部1がチューナ部11や他のインターフェース141、142、143を通じてフラッシュROM23、NVRAM32の設定データについての更新データを受け付けたことをCPU12が判別すると、その更新データが通信バスを通じてフラッシュROM23、NVRAM32に供給するようにし、MCU21、31によって、フラッシュROM23、NVRAM32の更新の対象となる設定データを更新し、機能の拡張や追加を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、デジタルテレビ受像機、STB(Set-Top Box)やIRD(Integrated Receiver/Decoder)などと呼ばれるケーブルテレビ放送や衛星放送の受信機、パーソナルコンピュータ、その他の各種の電子機器であって、予め設定された情報を用いて、映像信号や音声信号等の情報信号の処理を行う情報処理装置、当該情報処理装置において用いる情報更新方法に関する。
近年、インターネット環境のブロードバンド化が進むに伴い、或いは、家庭内の有線/無線の接続技術が進んでくるのに従い、従来、デジタルテレビ放送の受信機やテレビ受像機などの電子機器に求められていた機能に加えて、インターネット接続機能、機器間接続機能といった新たな機能が求められるようになってきた。また、インターネットや機器間のネットワーク上を、ストリーミング動画データやHD(High Definition)デジタル映像データ等、従来にはなかった様々な形式のコンテンツがやり取りされるようになってきた。
更に、放送メディアに目を向けても、従来の地上波アナログ放送に加え、CS(Communication Satellite)デジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送、110度CSデジタル放送、地上波デジタル放送等が開始され、放送受信機等の電子機器に求められる処理可能とすべきメディアの種類の数は、爆発的に増大してきている。また、放送のデジタル化に伴い、電子機器は従来に比べ、高機能化せざるを得ない状況になってきている。
このような状況下において、デジタル放送の受信機等の電子機器がエンドユーザーの手に渡り、各家庭等において利用が開始された後において、当該電子機器の機能を拡張したり、より使い勝手のよいものにしたりするために、電子機器のメモリーに格納された機能プログラムを変更したり、あるいは、新たなプログラムを追加したりすることができれば便利である。
しかし、プログラムの変更や追加のために、ユーザーが使用している電子機器をメーカーのサービスセンターに持ち込んで、あるいは、サービスマンが各ユーザー宅を訪問して、電子機器のプログラムを変更したり追加したりすることは、ユーザーの手を煩わせたり、迅速に対応することができない場合もあり、好ましくない。また、ユーザーに過大な経済的な負担を強いることも避けたい。
そこで、後に記す特許文献1には、既にユーザーによって購入されて利用されているデジタル放送受信機等の機能の拡張や追加のために、デジタル放送により変更するプログラムや追加するプログラムを放送により配信し、これを受信したデジタル放送受信機において、自機のメモリーに記憶されているプログラムを新たに受信したプログラムに置き換えたり、新たに受信したプログラムを当該メモリーに追加記録して実行できるようにしたりする技術が開示されている。
また、後に記す特許文献2には、所定の記録媒体に変更するプログラムや追加するプログラムを記録しておき、この記録媒体を介して、デジタル放送受信機等のメモリーに記録されているプログラムを変更するようにしたり、あるいは、新たなプログラムを追加したりできるようにする技術が開示されている。
これら特許文献1、特許文献2に記載の技術を用いることによって、既にユーザーによって使用されているデジタル放送受信機などの電子機器のプログラムを比較的に簡単に修正したり、追加したりして、電子機器の機能を拡張したり、追加したりすることができるようにしている。
なお、上記の特許文献は以下の通りである。
特開2002−344837号公報 特開2002−312175号公報
ところが、電子機器の機能の拡張や追加の場合に、修正や追加の対象となるプログラム量は、数十メガバイト単位と比較的に大量である場合が多い。つまり、デジタル放送受信機などの電子機器が高機能化し、用いられるソフトウェアが増大している。このため、プログラムのダウンロードに時間がかかったり、プログラムの修正や追加を受ける電子機器に記憶容量の大きなワークメモリーが必要になったりする場合があり、電子機器のプログラムの変更や追加を、迅速かつ正確に行うことができないといったことが発生する可能性がある。
また、デジタル放送受信機などの電子機器の中には、実現すべき各機能に応じて、好適なCPU(Central Processing Unit)およびソフトウェアを複数用いたシステムが実現されるようになってきている。このように、複数のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する。)を用い、これら複数のマイコンで処理を分担したり、また、複数のマイコンが協動したりすることにより、多種多様な機能を、1つのマイコンに負荷を集中させることなく的確に実現できるようにしている。
しかし、複数のマイコンを用いることは、プログラムも多くなるし、また、複数のマイコンを矛盾なく協調動作させるために、各マイコンにおいて実行させるプログラムが複雑になる場合もある。このため、各マイコンで実行されるプログラムの変更や追加を行うことは、広範囲に影響を及ぼすことになり、却って好ましくない場合もあると考えられる。
以上のことにかんがみ、この発明は、電子機器に対して、プログラムの変更や追加ができない、あるいは、プログラムの変更や追加を行うことが好ましくないような場合において、コストをかけることなく、しかも迅速、かつ、正確に、必要な機能の追加や変更をできるようにする情報処理装置および情報更新方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明は、既にユーザーの手元にあって使用されている各種の電子機器において、プログラムの修正や追加を行わなくても、例えばプログラムにおいて用いられる変数やパラメータ、あるいは、各種の設定データを変更したり、追加したりするだけで、それに応じて例えば映像信号や音声信号等の情報信号を処理することによって、新たな態様で情報を提供するなどということが可能である点に着目してなされたものであり、大量のプログラムをダウンロードすることもないようにしたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明の情報処理装置は、
自機において実行する処理に用いる各種の設定データを記憶保持する書き換えが可能な不揮発性の記憶手段と、
外部からのデータの提供を受け付ける受付手段と、
前記受付手段を通じて、前記記憶手段に記憶されている情報の内のプログラム以外の設定データの更新データを受け付けたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記更新データを受け付けたと判別した場合に、前記更新データを前記記憶手段に対して供給するようにする供給手段と、
前記供給手段により供給するようにされた前記更新データにより、前記記憶手段に記憶保持されている前記設定データを更新する更新手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明の情報処理装置によれば、各種の設定データが記憶保持される不揮発性の記憶手段が設けられており、受付手段を通じて当該記憶手段の設定データについての更新データを受け付けたことが判別手段により判別されると、その更新データが供給手段により前記不揮発性の記憶手段に供給するようにされ、これが更新手段によって用いられて、当該不揮発性の記憶手段の設定データが更新される。
これにより、自機において実行する処理に用いる設定データであって、不揮発性の記憶手段に記憶されている設定データのみを、簡単に、かつ、正確に更新し、更新された新たな設定データを用いて処理を行うことにより、新たな設定情報(条件)にしたがって処理されて得られる情報を新たな態様で提供したりするなどのことができる。すなわち、不揮発性の記録媒体の設定データを容易にかつ確実に更新して、機能の拡張や追加を行うことができるようにされる。
また、請求項2に記載の発明の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置であって、
少なくとも、前記受付手段と、前記判別手段と、前記供給手段とを備え、外部からのデータの供給を受けて自機において処理可能なようにする機能を有するフロント/エンド部と、
前記記憶手段と、前記更新手段とを備え、前記フロント/エンド部からの信号を処理する機能を有する少なくとも1つ以上のバック/エンド部と
からなり
1つ以上の前記バック/エンド部のそれぞれの前記更新手段は、供給された更新データの内、自己宛の更新データを用いて、前記記憶手段の設定データを更新するものであり、
1つ以上の前記バック/エンド部の内、後段に他のバック/エンド部が接続されたものは、自己宛て以外の前記更新データを後段の前記他のバック/エンド部に転送する転送手段を備えることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明の情報処理装置によれば、フロント/エンド部の判別手段により、自己の受付手段を通じて更新データが受け付けられたと判別された場合に、供給手段を通じて更新データが後段のバック/エンド部に供給される。バック/エンド部においては、更新手段により、自己に供給された更新データの内の自己用(自己宛て)の更新データが用いられ、記憶手段の設定データが更新される。そして、自己用以外の更新データは、転送手段により後段のバック/エンド部に転送される。
これにより、複数のバック/エンド部が直列的に接続されている場合であっても、各バック/エンド部に対して、そのバック/エンド部用の更新データを確実に提供して、当該バック/エンド部の記憶手段の設定データを確実に更新することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明の情報処理装置は、請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記バック/エンド部が複数個存在する場合には、後段のバック/エンド部用の更新データが、前段のバック/エンド部用の更新データに含まれるというように多重構造となっている前記更新データを処理することを特徴とする。
この請求項3に記載の発明の情報処理装置によれば、更新データは、1番目のバック/エンド部用の更新データに2番目のバック/エンド部用の更新データが含まれ、n−1番目のバック/エンド部用の更新データの中にn番目のバック/エンド部用の更新データが含まれるというように、更新データは、バック/エンド部の数分の多重構造(n重構造)とされている。
これにより、Nを1以上の整数とすれば、各バック/エンド部の更新手段は、自機用の更新データ(N)を用いて更新処理を行うとともに、転送手段は、自機用以外の更新データ(N+1)を後段のバック/エンド部に転送するというように、各バック/エンド部において、同様のアルゴリズムで更新データの抽出、更新、転送といった処理を行うことができるようにされ、ソフトウェアの開発効率をよくすることができる。
また、請求項4に記載の発明の情報処理装置は、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記更新手段は、
前記更新データを用いて前記記憶手段の設定データを更新する場合に、更新前の前記設定データを損なうことなく、前記更新データを前記記憶手段に記録する記録制御手段と、
更新前の前記設定データを無効化する無効化手段と、
更新後の設定データとなる記録済みの前記更新データを有効化する有効化する有効する有効化手段と
からなることを特徴とする。
この請求項4に記載の発明の情報処理装置によれば、更新手段は、記録制御手段と無効化手段と有効化手段とからなるものであり、まず、記録制御手段により、更新対象の設定データに影響を及ぼすことがないように、更新データが記憶手段に記録され、無効化手段によって更新対象の設定データが無効化された後に、記録制御手段によって記憶手段に記録された更新データが設定データとして有効化手段により有効となるようにされる。
このように、更新手段は更新データを単に上書きするというものではなく、記録と無効化と有効化とを段階的に行うことにより、例えば、停電などの影響を受けて正常に更新処理を行うことができなかった場合に、更新処理を適正にやり直すなどのことができるようにされ、信頼性の高い装置を実現することができるようにされる。
この発明によれば、プログラムの変更や追加を行うことなく、処理に用いられるために不揮発性の記録媒体に記憶保持されている設定データを更新することにより、機能の拡張や追加を実現することができるようにされる。設定データの更新は、基本的には、多くても数十キロバイト程度の更新データを供給できればよいので、迅速に設定データの更新を行って、機能の拡張や追加、性能の改善、向上などを行うようにすることができる。
また、フロント/エンド部に対して、不揮発性の記録媒体を有するバック/エンド部が複数個接続されている場合であっても、各バック/エンド部の記録媒体の設定データを確実に更新することができる。
また、更新データをバック/エンド部の数に応じた多重構造とするっことで、各バック/エンド部において実行するソフトウェアの共通化を促進することができる。また、少なくとも更新処理が正常に完了するまでの間、設定データと更新データとの双方を保持できる仕組みを採用することにより、信頼性を高めることができる。
以下、図を参照しながら、この発明による装置、方法の一実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態においては、この発明による装置、方法をデジタルテレビ受信機に適用した場合を例にして説明する。また、説明を簡単にするため、主に映像信号の処理系について説明し、音声信号の処理系についての説明は省略することとする。
[デジタルテレビ受信機の構成と動作]
図1は、この実施の形態のデジタルテレビ受信機の構成を説明するためのブロック図である。図1に示すように、この実施の形態のデジタルテレビ受信機は、フロント/エンド部(F/E部)1、第1バック/エンド部(第1B/E部)2、第2バック/エンド部(第2B/E部)3を備えたものである。
フロント/エンド部1は、デジタル衛星放送の受信アンテナAT1と、地上デジタル放送の受信アンテナAT2とが接続されたチューナ部11、CPU12、RAM13、ブリッジ14、フラッシュROM15、ROM16を備えるとともに、外部インターフェースとして、外部メモリースロット141、USB(universal Serial Bus)インターフェース142、Ether(登録商標)インターフェース143を備えたものである。
ここで、RAM13は、各種の処理において、主に作業領域(ワークエリア)として用いられるものである。フラッシュROM15は、主にプログラム格納用ROMとして用いられるものであるが、処理に必要となる各種のデータも記憶保持するものである。また、フラッシュROM15は、いわゆる書き換え可能な不揮発性メモリー(NVRAM:Non Volatile RAM)としても用いられ、処理に用いられる各種の設定データなども記憶保持するものである。ROM16は、基本的に必要になる種々のデータ、例えば文字フォントデータなどを記憶保持するものである。
また、ブリッジ14は、フロント/エンド部1内の各部とCPU12とを接続するとともに、フロント/エンド部1のCPU12と、バック/エンド部2、あるいは、各インターフェースを通じて接続される外部機器とを接続する機能を有するものである。CPU12は、各種のプログラムを実行する主体であり、後述もするように、受信選局した放送信号から目的とする放送番組の映像データや音声データを分離抽出する機能を有するとともに、この実施の形態のデジタルテレビ受信機の各部を制御するものである。
また、第1バック/エンド部2は、MCU(Micro controller Unit)21、RAM22、フラッシュROM23を備えたものであり、第2バック/エンド部3は、MCU31、NVRAMここではEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)32、パネルドライバ33を備えたものである。
ここで、第1バック/エンド部2のMCU21は、プログラムの実行主体であり、この例の場合には、フロント/エンド部1からのデータ圧縮されている映像データの伸張処理やフォーマット変換処理などを行って、再生用の映像データを形成するものである。RAM22は、各種の処理において、主に作業領域として用いられるものである。フラッシュROM23は、フロント/エンド部1のフラッシュROM12と同様に、主にプログラム格納用ROMとして用いられるものであるが、いわゆる書き換え可能な不揮発性メモリー(NVRAM)としても用いられ、各種の設定データなども記憶保持するものである。
また、第2バック/エンド部3のMCU31は、プログラムやデータが記憶保持されたROMおよび作業領域として用いられるRAMが内蔵され、パネルドライバ33を制御し、映像を形成する映像信号に対して種々の調整処理を施すなどの機能を有するものである。第2バック/エンド部3のNVRAM32は、処理に必要になる各種のデータを記録保持するものである。
そして、図1に示すように、フロント/エンド部1のCPU12と第1バック/エンド部2のMCU21とがデータ線で接続されるとともに、第1バック/エンド部2のMCU21と第2バック/エンド部3のパネルドライバ33とがデータ線で接続されて、映像データの伝送を行うことができるようにしている。また、フロント/エンド部1のCPU12と、第1バック/エンド部のMCU21と、第2バック/エンド部3のMCU31とは、相互に、例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)仕様のいわゆる通信バスによって接続され、制御信号などの各種の情報を送受することができるようにしている。
そして、フロント/エンド部1のチューナ部11は、図示しないがこの実施の形態のデジタルテレビ受信機のキー操作部やリモートコマンダ(リモコン)を通じて受け付けたユーザーからの指示入力に応じて、CPU12により形成され、通信バスおよびブリッジ14を通じて供給される選局制御信号に基づいて、目的とするデジタル放送信号を受信選局し、この受信選局したデジタル放送信号をCPU12に供給する。
CPU12は、フラッシュROM15に記憶保持されている所定の処理プログラムを実行して、チューナ部11からのデジタル放送信号であって、複数の放送番組の映像データや音声データなどが多重化されている当該デジタル放送信号からユーザーによって指示された目的とする放送番組の映像データを分離、抽出し、この抽出した映像データを第1バック/エンド部2のMCU21に供給する。
第1バック/エンド部2のMCU21は、これに供給されたデータ圧縮されている映像データを伸張処理し、所定のフォーマットに変換して、これを第2バック/エンド部3のパネルドライバ33に供給する。パネルドライバ33は、これに供給された映像データに対して、NVRAM32に記憶保持されたデータにしたがって詳細な調整処理を行って、後段の映像表示素子に供給するアナログ映像信号を形成する。パネルドライバ33において形成されたアナログ映像信号は、後段の映像表示素子に供給され、当該映像表示素子の表示画面に放送番組の映像が表示されることになる。
なお、用いられる映像表示素子としては、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機ELパネル(Organic Electroluminescence Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)などの各種の映像表示素子を用いることができる。
このように、この実施の形態のデジタルテレビ受信機は、デジタル放送信号を受信選局するとともに、受信選局したデジタル放送信号から目的とする放送番組のデータを抽出する機能を有するフロント/エンド部1と、フロント/エンド部1からの映像データの伸張処理やフォーマット変換を行って再生用の映像データを形成する第1バック/エンド部2と、映像データに対して詳細な調整処理を行う第2のバック/エンド部3とが協動することにより、デジタル放送信号により提供されるテレビ放送番組の視聴を行うことができるようにしている。
また、この実施の形態のデジタルテレビ受信機は、映像データの複数の映像処理モードを備えている。例えば、ダイナミックモード、スタンダードモード、AVProモードなどであり、各映像処理モード毎に、処理して映像表示素子の表示画面に表示する映像の特性(映像調)が異なるようにしている。
この実施の形態のデジタルテレビ受信機においては、例えば、ダイナミックモードは、鮮鋭度が高く、画像の動きを鋭く表示するように映像データを処理するモードであり、スタンダードモードは一般に自然な映像と感じるような平均的な映像を表示するように映像データを処理するモードであり、AVProモードは、より詳細に映像データについて調整し、細部まで高精度の映像を表示できるように映像データを処理するモードである。
そして、各映像処理モードは、色相、彩度、輝度、鮮鋭度、ガンマ値、その他、映像についての種々の調整項目についての値(設定データ)が異なるようにされている。これらの設定値は、第1バック/エンド部2のフラッシュROM23、第2バック/エンド部3のNVRAM32に記憶保持するようにされている。そして、予め用意された複数の映像表示モードの中から、ユーザーは、目的や好みに応じて、目的とする映像処理モードを選択して利用することができるようにしている。
そして、この実施の形態のデジタルテレビ受信機がエンドユーザーの手に渡り、使用が開始された後において、新たな映像処理モードを拡張したり、あるいは、新たな映像処理モードを追加したり、また、各処理モードで用いる映像調整用の設定データの一部を変更したりする必要が生じる場合がある。このような場合には、各映像処理モードに対応した処理を行う処理プログラムを書き換えることにより対応することも可能である。
しかし、プログラムを書き変える場合、大量のプログラムを書き変える必要がある場合には、時間もかかるし、また、例えば、フロント/エンド部1のフラッシュROM15に書き換え用のプログラムを受け付けて一時記憶することができる程度の比較的に大きな空きエリアが必要になる。
そこで、プログラムを書き換える場合にかかるような大きな負荷をデジタルテレビ受信機にかけることなく、この実施の形態のデジタルテレビ受信機においては、各映像処理モードの実行時において用いられる映像処理用の設定データであって、フラッシュROM23やNVRAM32に記憶保持されている設定データを変更したり、追加したりすることにより、手間や時間をかけることなく、また、確実に、映像処理モードの拡張、追加、変更を行うことができるようにしている。
具体的には、以下に詳述するように、この実施の形態のデジタルテレビ受信機においては、設定データを更新するための更新データの供給を受けて、目的とするNVRAMに記憶されている設定データの更新を行うことができるようにしている。なお、この実施の形態のデジタルテレビ受信機は、(1)チューナ部11により受信選局されるデジタル放送信号を通じて、(2)外部メモリースロット141に装着された外部メモリーから、あるいは、(3)USBインターフェースを通じて、(4)Ether(登録商標)インターフェースを通じて、更新データの提供を受けることができるようにされている。
すなわち、チューナ部11、外部メモリースロット141、USBインターフェース142、Ether(登録商標)インターフェース143のそれぞれが、更新データを受け付ける受付手段としての機能を実現するようにしている。これらの受付手段としての機能を有するいずれかの部分を通じて受け付けた更新データは、フロント/エンド部1のフラッシュROM15に一時記憶される。この更新データを後段の第1バック/エンド部2、第2バック/エンド部3に供給し、NVRAMとしても用いられるフラッシュROM22、NVRAM32に記憶保持されている設定データを更新するようにしている。
[更新データのパケット構造]
図2は、上述したように、チューナ部11、外部メモリースロット141、USBインターフェース142、Ether(登録商標)インターフェース143のいずれかを通じてこの実施の形態のデジタルテレビ受信機に供給され、フロント/エンド部1のCPU12の制御によりフラッシュROM15に記憶保持されて用いられるようにされる更新データの構造について説明するための図である。
この実施の形態において、図2(A)に示すように、フロント/エンド部1のフラッシュROM15は、128メガバイトの記憶容量を有し、そのうち4キロバイト分を更新データの一時記憶領域として確保するようにしている。フラッシュROMなどに記録保持されている処理プログラムを書き換える場合、すなわち、更新対象が処理プログラムである場合には、通常、数十メガバイト単位の記憶領域が必要である。
しかし、この実施の形態のデジタルテレビ受信機の場合には、従来は更新の対象としていないバック/エンド部のNVRAMの設定データを更新するようにしているので、必要な一時記憶領域の容量は、処理プログラムを更新する場合の数千分の1から、多くても数百分の1程度と極めて少ない容量で対処することが可能である。したがって、設定データを更新するために記憶容量の大きなメモリーを搭載する必要もなく、また、更新処理を複数回にわたって行うようにするなどの必要もないようにしている。
そして、フロント/エンド部1のフラッシュROM15に確保された更新データ一時記憶用の領域に格納される更新データは、この実施の形態においては、図2(B)に示す構造を有するものである。更新データは、図2(B)に示すように、当該更新データの全体にかかる情報として、(1)Valid/inValid情報、(2)マイクロID(供給先)、(3)バージョンID、(4)エンドコードを有している。
(1)Valid/inValid情報は、更新データの有無を識別するための情報である。(2)マイクロID(供給先)は、この更新データの全体を供給すべき最初のバック/エンド部である第1バック/エンド部2を識別するための情報であり、換言すれば供給先IDといえるものである。(3)バージョンIDは、更新データに含まれるパケット全体のバージョンを示すものである。(4)エンドコードは、当該更新データの終了を示すものである。
そして、(3)バージョンID以下に、各バック/エンド部に供給されるべきパケットが続いている。各パケットは、マイクロID(バック/エンド部の識別情報)と、直前のマイクロIDによって指示されるバック/エンド部用の更新データと、チェックサムとからなっている。なお、この実施の形態において、第1バック/エンド部2のマイクロIDは、0x01であり、第2バック/エンド部3のマイクロIDは、0x02である。この場合の「0x」は、以降の数字が16進数表現であることを示している。
そして、この実施の形態においては、図2(B)に示したように、第1バック/エンド部(図2においては、第1B/Eと記載。)2用のパケットとして、PK(1)〜PK(n)までのn個が用意され、第2バック/エンド部(図2においては、第2B/Eと記載。)3用のパケットとして、PK(n+1)〜PK(n+m)までのm個が用意されている場合を示している。
このように、この実施の形態のデジタルテレビ受信機において用いられる更新データは、全てのバック/エンド部に供給されるべき更新データパケットを含んでいる。そして、詳しくは、後述もするが、(2)のマイクロID(供給先)によって、この更新データの全体を供給する最初のバック/エンド部が指示され、供給先のバック/エンド部においては、自己用(自己宛て)の更新データパケットを用いてNVRAM等の設定データを更新するとともに、自己用以外の更新データパケットは、後段に続くバック/エンド部に供給するようにしている。
なお、ここでは、フロント/エンド部1のフラッシュROM15の記憶容量を128メガバイトとし、そのうちの4キロバイト分の領域を更新データの一時記憶用の領域として確保するものとして説明したが、これに限るものではない。フロント/エンド部1のフラッシュROMの記憶容量は、システムの要件に応じて、好適な容量のものを選択することができ、128メガバイト以外の容量であっても、何ら差し支えはない。また、更新データの一時記憶領域として確保する領域は、バック/エンド部側のシステム要件、フロント/エンド部側のシステム要件や、更新デー量等を鑑みて決定するものであり、4キロバイトに限るものでももちろんない。
また、各バック/エンド部用の更新データパケットのデータ量は、例えば、32バイトであるが、これに限ることなく、システムの要件などに応じて、種々の値とすることが可能である。
[フロント/エンド部1からの更新データの転送シーケンス]
次に、図2に示した構造を有する更新データを転送するフロント/エンド部1の動作について説明する。図3は、フロント/エンド部1が更新データを後段のバック/エンド部に転送する処理を説明するためのフローチャートである。
この図3に示す処理は、例えば、このデジタルテレビ受信機のキー操作部やリモコンを通じてユーザーからのコマンドを受け付けてシステム全体が起動状態へ遷移した後、システム全体がシャットダウンシーケンスに入った際に以下に説明するようにCPU12によって実行される。なお、図3に示す処理が終了すると、CPU12は、シャットダウンシーケンスを続行し、システム全体はスタンバイ状態に遷移することになる。
そして、フロント/エンド部1のCPU12が図3に示す処理を実行すると、まず、フラッシュROM15の更新データの一時記憶領域の(1)Valid/inValidエリアを確認し、更新データが存在するか否かを判断する(ステップS101)。ステップS101の判断処理において、更新データが存在すると判断したときには、CPU12は、(2)マイクロID(供給先)がバック/エンド部2のマイクロIDと一致しているか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102の判断処理において、(2)マイクロID(供給先)がバック/エンド部2のマイクロIDと一致していると判断したときには、CPU12は、更新データの(3)バージョンIDが新しいか否かを判断する(ステップS103)。このステップS103の判断処理は、例えば、前回、更新に用いた更新データのバージョンIDをフラッシュROM12の所定のエリアに保持しておくなどし、これと、フラッシュROM12の更新データの(3)バージョンIDと比較することにより判別することが可能である。
ステップS103の判断処理において、更新データの(3)バージョンIDが新しいと判断したときには、当該更新データを用いて、第1バック/エンド部2のフラッシュROM23の設定データ、第2バック/エンド部3のNVRAMの設定データを更新する必要があると判断して、CPU12は、更新データのパケットPK(1)〜パケットPK(m)までのパケットを含むバージョンIDからエンドコードまでのデータを第1バック/エンド部2に転送する(ステップS104)。
そして、更新データの受信完了応答が第1バック/エンド部2から送信されてくるまで待ち状態となり(ステップS105)、更新データの受信完了応答が第1バック/エンド部2から送信されてきたと判断した場合に、この図3に示す処理を終了する。
また、ステップS101の判断処理において、更新データは存在しないと判断した場合と、ステップS102の判断処理において、更新データの(2)マイクロID(供給先)が第1バック/エンド部2のマイクロIDと一致しないと判断した場合と、ステップS103の判断処理において、更新データの(3)バージョンIDが新しくないと判断した場合とにおいては、いずれの場合もその更新データを用いて設定データを更新する必要はないので、この図3に示す処理を終了する。
このように、フロント/エンド部1のCPU12は、後段の第1バック/エンド部のフラッシュROM23の設定データや第2バック/エンド部のNVROM32の設定データを更新するための更新データが供給されてフロント/エンド部1のフラッシュROM15に記憶されている場合に、図3に示す処理を実行して、更新データを後段のバック/エンド部に転送することができるようにしている。
なお、ここでは、図3に示した更新データの転送シーケンスをシステムのシャットダウンシーケンスの際に実行するものとして説明したが、これに限るものではない。フロント/エンド部1が更新データを受け付けて、フラッシュROM15に格納した直後に行うようにしてもよいし、システム起動語、システムに電源が投入された状態の適宜のタイミングにおいて実行するようにしてもよい。もちろん、ユーザーからの更新指示入力がされた場合に実行するようにすることも可能である。
[バック/エンド部における更新処理]
次に、上述したように、フロント/エンド部1から転送されてきた更新データに基づいて、第1バック/エンド部2において行われるフラッシュROMに記憶保持されている設定データの更新処理について説明する。
図4は、第1バック/エンド部1がフロント/エンド部1から提供を受けた更新データとその利用に付いて説明するための図である。なお、図4において、第1バック/エンド部は第1B/Eと、第2バック/エンド部は第2B/Eと略記している。
図4(A)は、フロント/エンド部1から第1バック/エンド部2に転送され、第1バック/エンド部2のRAM22に格納された更新データの構造を示している。すなわち、第1バック/エンド部2のRAM22には、上述もしたように、フロント/エンド部1のフラッシュROMに格納された更新データの内、(3)バージョンIDから(4)エンドコードまでの全てのデータが転送されて格納される。
したがって、第1バック/エンド部2には、図4(A)に示したように、第1バック/エンド部用の更新データパケットPK(1)〜PK(n)までと、第2バック/エンド部用の更新データパケットPK(n+1)〜PK(m)までのm個の更新データパケットが転送されてきて、その全てをRAM22に一時記憶する。
そして、第1バック/エンド部2のMCU21は、図4(B)に示すように、図4(A)に示したRAM22に格納した更新データの内、自己用(第1バック/エンド部2用)の更新データパケットPK(1)〜PK(n)までを抽出し、その抽出した各パケットの第1バック/エンド部データ1〜nを用いて、自己のフラッシュROM23に記憶保持されている設定データを更新する。
また、第1バック/エンド部2のMCU21は、フロント/エンド部1から提供されRAM22に格納した更新データ(図4(A))の内、図4(C)に示すように、第2バック/エンド部3のマイクロIDが付加された第2バック/エンド部3用の更新データパケットPK(n+1)〜PK(n+m)を抽出し、これに(3)バージョンIDを先頭に付加し、(4)エンドコードを末尾に付加して第2バック/エンド部3用の更新データを形成し、これを第2バック/エンド部3に転送する。
このように、フロント/エンド部1からの更新データの内、第2バック/エンド部3用の更新データは、第1バック/エンド部2を介して第2バック/エンド部3に供給され、これを用いて、第2バック/エンド部3においても、自己のNVRAM32に記憶保持している設定データを更新することができるようにしている。
次に、第1バック/エンド部2においての更新処理について、図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。図5は、第1バック/エンド部2において実行されるフラッシュROM23の設定データの更新処理を説明するためのフローチャートである。この図5に示す処理は、図4(A)に示したフロント/エンド部1からの更新データが第1のバック/エンド部2のRAM22に格納され、受信完了応答を第1バック/エンド部2からフロント/エンド部1に送信した後に実行される。すなわち、フロント/エンド部1において実行される図3に示した処理に引き続き、第1バック/エンド部2において実行される処理である。
バック/エンド部2のMCUは、図5に示す処理を実行すると、自己用の各更新パケットのチェックサムが正しいか否かを判断する(ステップS201)。ステップS201の判断処理において、正しいと判断したときには、MCU21は、RAM22上において、このRAM22に格納された更新データの内、自己用の更新データ(第1バック/エンド部用データ)1〜nを抽出してこれをファイル化する(ステップS202)。この場合、第1バック/エンド部用データ1〜nを格納情報とするファイル(×××.eep)が形成される。
そして、ステップS202の自己用の更新データのファイル化処理が正常終了したか否かを判断する(ステップS203)。ステップS203の判断処理において、正常終了したと判断したときには、NVRAMとして用いられるフラッシュROM23に記憶保持されている更新対象の設定データファイルのファイル名をバックアップ用のファイル名に変更する(ステップS204)。この場合のステップS204の処理は、フラッシュROM23上の更新対象の設定データファイルのファイル名×××.eepを×××.bakに変更するものであり、フラッシュROM23上の更新対象の設定データファイルを無効化する処理に相当する。
この後、第1バック/エンド部2のMCU21は、ステップS204の処理が正常終了したか否かを判断し(ステップS205)、正常終了したと判断したときには、ステップS202においてRAM22上に形成した第1バック/エンド部用データ1〜nを格納情報とするファイル×××.eepをフラッシュROM23に書き込む(ステップS206)。このステップS206の処理は、第1バック/エンド部用データ1〜nを格納情報とするファイル×××.eepをフラッシュROM23上の正規の設定データとして有効化する処理である。
そして、MCU21は、ステップS206の処理が正常に終了したか否かを判断する(ステップS207)。ステップS207の判断処理において、正常に終了したと判断したときには、MCU21は、バージョンIDを更新し(ステップS208)、この図5に示す処理を終了する。
また、ステップS201の判断処理においてチェックサムが正常でないと判断した場合には、更新データが正確に転送されてきていないので、この図5に示す処理を終了する。また、ステップS203、ステップS205、ステップS207のそれぞれにおいて、それらの直前の処理が正常に終了していないと判断した時には、更新処理が正常に行われていないので、この図5に示す処理を途中終了することになる。
そして、この図5に示した処理の場合、例えば、停電等でデジタルテレビ受信機がダウンする等で、更新処理が完結する前に中断せざるを得ない場合は、シーケンスを抜ける(Exit Sequence)ことになる。もし、NVRAM上の更新対象のファイルのファイル名を×××.bakと変更したところで、システムがダウンした場合、その後、システムが復帰してブート(Boot)した際には、第1バック/エンド部2のプログラムは、ファイル×××.eepが無いことを認知し、次に、ファイル×××.bakを探し、ファイル×××.bakが見つかると、そのファイルについて×××.eepというようにファイル名の拡張子を変更して、更新対象のファイル×××.eepを復旧することにより、更新対象のファイル×××.eepが無効化されることにより論理的に消滅してしまうことによりシステムを破綻させることがないようにしている。
また、図5に示した処理が途中終了してしまった場合には、バージョンIDが更新されておらず、システムが再びシャットダウンシーケンスに遷移しようとする際に、フロント/エンド部1から再び更新データが配信され、前回失敗した更新処理を同じ更新データを用いて再度実行することができるようにされ、設定データの更新を確実に行うことができるようにされる。
なお、この場合の更新処理の再実行は、シャットダウンシーケンスへの遷移時を利用して実行するようにしたが、更新処理を途中終了したことを認識している第1バック/エンド部2からフロント/エンド部1へ明示的に設定データの更新処理の再実行(Retry)を行うように要求(Request)して行うという方法をとることももちろん可能である。また、この場合は、更新処理の再実行を無限に繰り返さず、再実行を試みる回数について最大回数(制限回数)を規定することにより、必要以上に繰り返し更新処理を再実行してしまうことを防止し、システムの健全性を確保することができる。
また、図5を用いて説明した設定データの更新処理においては、フラッシュROM23に記憶保持されている設定データは、ファイル形式で記憶保持されているもの、すなわちファイルシステムを用いて設定データが管理されている場合を例にして説明したが、これに限るものではない。EEPROMやNOR型フラッシュROMなどのアドレス指定によるアクセスを行うNVRAMを用いる場合にも適用可能である。
この場合には、ファイル単位での更新ではなく、アドレス指定による物理領域単位での更新処理となる。したがって、この場合、NVRAM(EEPROM)上に、更新データ書込み用の領域をあらかじめ用意しておき、作業領域として用いられるRAM上に用意される更新データを、用意された更新データの書き込み領域に書き込むようにし、書き込みが終了した場合にバージョンIDを更新するようにすればよい。
この場合には、次回、システム起動遷移時に、第1バック/エンド部2のCPU12において実行されるプログラムにより、更新データ書込み用の領域に更新データを見つけた場合に、更新データの内容に基づいて、更新対象の設定データの記憶領域(更新前データの領域)を書き換える、といった方法を取ることが出来る。もちろん、更新対象の設定データを予め用意されるバックアップエリアに退避した後、更新対象の設定データを更新データによって上書きするように処理することも可能である。
したがって、例えば、図6Aに示すように、ファイルシステムを用いて記録データを管理しているフラッシュROMなどの記録媒体に記録されている設定データを変更する場合には、ファイル名を用いてファイル単に設定データを更新することが可能である。
例えば、図6Aに示すように、各種の表示処理モードで用いられる設定データとして、×××.dynamic.eep、×××.standard.eep、×××.AVPro.eep、○○○.dynamic.eep、○○○.standard.eep、○○○.AVPro.eepがある場合、上述もしたように、ファイル×××.dynamic.eepを指定するようにして更新すれば、ファイル×××.dynamic.eepだけを更新データで更新することが可能である。
この場合のフラッシュROM内のイメージを概念的に示せば、図6Bに示したように、ファイル×××.dynamic.eepによって区別されるエリアの設定データだけが書き換えられ、他のファイルのデータに影響を及ぼすことなく、設定データの更新を行うことができる。
そして、アドレスを指定してアクセスを行うNVRAMの場合であって、例えば、図7に示すように、記号wtで示す書き換え対象エリアの記号wbで示す書き換え対象ビットだけを書き換えたい場合には、書き換え対象ビットwbの値だけが異なる書き換え対象エリアwtの更新データを用意し、これを用いて書き換え対象エリアwtのデータを書き換えることにより、書き換え対象ビットwbの更新を行うことができる。すなわち、1ビット単位のデータについてもその更新を行うことができる。
[第2バック/エンド部においての更新処理]
そして、この実施の形態のデジタルテレビ受信機において、第1バック/エンド部2は、図3(C)を用いて説明したように、第2バック/エンド部3用の更新データを形成して第2バック/エンド部3に転送する。これにより、第2バック/エンド部2は、第1バック/エンド部2を介して供給されるフロント/エンド部1からの第2バック/エンド部用の更新データを得て、自己のNVRAM32の設定データを更新することができる。
すなわち、上述もしたように、この実施の形態のデジタルテレビ受信機の第1バック/エンド部2は、自己のフラッシュROM23の設定データの更新が完了すると、続いてRAM22に展開されている更新データから第2のバック/エンド部3のマイクロID(この例では、0x02)のパケットを集め、先頭に(2)バージョンID、最後に(4)エンドコードを付けて図3Cに示した第2のバック/エンド部用の更新データを形成し、これを第2のバック/エンド部2に通信バスを介して転送する。これにより、第1バック/エンド部2からの更新データを受信した第2バック/エンド部3においては、第1バック/エンド部2における更新処理と同様にして、第2バック/エンド部3のNVRAMの設定データを更新することができる。
なお、第2バック/エンド部3のNVRAM32がアドレスを指定してアクセスを行うものである場合には、図7を用いて説明したように、更新対象の設定データエリアを更新データを用いて書き換えることにより、当該更新対象の設定データを更新することができる。
また、ここでは、フロント/エンド部1の後段に2つのバック/エンド部(第1バック/エンド部2、第2バック/エンド部3)が設けられている場合を例にして説明したが、バック/エンド部の数は2つである場合に限るものではない。n個のバック/エンド部が直列的に接続されたシステムにもこの発明を適用することができる。
すなわち、複数個のバック/エンド部のそれぞれにおいて、更新データの提供を受けた場合には自己用の更新データを抽出して自己のNVRAM等の設定データの更新を行うとともに、自己用以外の更新パケットを後段のバック/エンド部に転送する処理を行うようにしておくことにより、複数のバック/エンド部が直列的に接続されて構成されているシステムにおいても、各バック/エンド部のNVRAMなどのメモリーに記憶保持されている設定データの更新を行うことが可能である。
このように、第1バック/エンド部2のフラッシュROM23の設定データや、第2バック/エンド部のNVRAM32の設定データを更新することにより、所定の映像処理モードで用いる設定データを変更したり、追加したりし、これに基づいて映像データを処理し、新たな態様の映像を提供することができる。
また、既に設定されている設定データを更新するだけでなく、追加することにより、新たな映像処理モードを追加し、これを利用できるようにすることができる。
[更新データのデータ構造のまとめ]
また、図2(B)を用いて説明したように、フロント/エンド部1が外部から提供を受ける更新データは、(1)Valid/inValid、(2)マイクロID、(3)バージョンID、(4)エンドコードが配置されており、これらは、第1バック/エンド部2への配信シーケンスに関わるものとなっている。(1)〜(4)以外は、フロント/エンド部1のCPU12で実行されるプログラムからは、中身を知る必要はなく、単なるデータ列として、第1バック/エンド部2へ配信するべきデータということになる。
一方、第1バック/エンド部21においては、図4Aに示したように、(3)バージョンIDから(4)エンドコード迄を受信する。上述もしたように、(4)エンドコードはパケット(更新データ)の終了を判断するのに用い、(3)バージョンIDはNVRAMの設定データの更新が完了した段階で付け替えるバージョンの番号として用いる。
第1バック/エンド部2のCPU12は所定のプログラムを実行することにより、マイクロIDが第1バック/エンド部2のもの(=0x01)を元にして、第1バック/エンド部用データ1〜nを抽出し、それ以外のマイクロIDを有するデータに付いては、全く中身を知る必要はなく、単なるデータ列として、先頭に(3)バージョンID、最後尾に(4)エンドコードが付けられ、第2のバック/エンド部3に配信される。
このように、例えば、j−2番目のバック/エンド部に配信されてきた更新データは、図4を用いて説明した様に、(3)バージョンID + データ列 + (4)エンドコードで構成され、j−2番目のバック/エンド部は、自己に供給された更新データから自己用のマイクロIDが付加されたパケットを抽出し、その他のj−1番目以降のバック/エンド部のマイクロIDが付加されたパケットに付いては、その中身を確認するなどの処理を行うことなく、同様の構成で後段のバック/エンド部に転送することができるようにしている。
換言すれば、フロント/エンド部1から送出される更新データには、その後段に続く全てのバック/エンド部に対する更新データパケットが含まれ、フロント/エンド部1から更新データの提供を受けた第1バック/エンド部2から送出される更新データには、その後段に続く全てのバック/エンド部に対する更新データが含まれるというように、更新データが送出される回路部分に続くバック/エンド部の数に応じた多重構造となっており、各バック/エンド部においては、自己用の更新データパケットを抽出して更新を行うようにするとともに、自己用以外の更新データパケットを後段のバック/エンド部に転送することが簡単に行うことができるようにしている。
なお、上述の実施の形態のデジタルテレビ受信機においては、第1バック/エンド部2と第2バック/エンド部3のフラッシュROMまたはNVRAMの設定データを更新するものとして説明したが、これに限るものではなく、フロント/エンド部1のフラッシュROMに記憶保持されている設定データを更新することももちろん可能である。
また、上述した実施の形態においては、映像データを処理する場合に用いる設定データを更新するものとして説明したが、これに限るものではなく、各種の設定データを更新し、機能の拡張や追加を行うようにすることができる。
したがって、例えば、映像処理系の複数のバック/エンド部と、音声処理系の複数のバック/エンド部とを有するというように、複数の処理系が存在し、そのそれぞれにおいて、複数のバック/エンド部が直列的に接続されている場合には、その個々の処理系に対して、この発明を適用することができる。この場合には、フロント/エンド部1が、自己のフラッシュROM15に格納された更新データは、どの処理系に対するものかを判断し、対応する処理系の最初のバック/エンド部に更新データを転送するようにすればよい。その後の処理は、上述した第1バック/エンド部2、第2バック/エンド部3においての処理と同様である。
また、上述した実施の形態においては、フロント/エンド部1においての更新データのダウンロードを、チューナ部11、外部メモリースロット141、USBインターフェース142、Ether(登録商標)インターフェース143のいずれかを経由して提供された更新データを用いて、各部のフラッシュROMやNVRAMの設定データを更新するものとして説明したが、これに限るものではなく、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver-Transceiver)インターフェースやその他一般的に用いられている各種のインターフェースを通じて、更新データの提供を受け、これを用いるようにすることが可能である。
また、上述した実施の形態においては、デジタルテレビ受信機にこの発明を適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。外部から更新データの提供を受けるための少なくとも1つ以上のインターフェースを備え、1つ以上のバック/エンド部が直列的に接続された構成を有する種々の電子機器、例えば、テレビ受像機、STB、IRD、DVD(Digital Versatile Disc)の再生機や記録再生機、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)などの再生機や記録再生機、VTR(Video Tape Recorder)、パーソナルコンピュータなどの種々の情報処理装置に適用することが可能である。
この発明の一実施の形態が適用されたデジタルテレビ受信機を説明するためのブロック図である。 実施の形態のデジタルテレビ受信機に提供される更新データを説明するための図である。 実施の形態のデジタルテレビ受信機のフロント/エンド部からバック/エンド部への更新データの転送処理について説明するためのフローチャートである。 バック/エンド部に転送された更新データと更新に用いる更新データおよび後段のバック/エンド部に転送する更新データについて説明するための図である。 バック/エンド部においての更新処理の一例を説明するためのフローチャートである。 ファイルシステムによって管理されているメモリーに記憶保持されている設定データの更新について説明するための図である。 アドレス管理されているメモリーに記憶保持されている設定データの更新について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…フロント/エンド部、11…チューナ部、12…CPU、13…RAM、14…ブリッジ、15…フラッシュROM、16…ROM、141…外部メモリースロット、142…USBI/F、143…Ether(登録商標)I/F、2…第1バック/エンド部、21…MCU、22…RAM、23…フラッシュROM、3…第2バック/エンド部、31…MCU、32…NVRAM(EEPROM)、33…パネルドライバ

Claims (8)

  1. 自機において実行する処理に用いる各種の設定データを記憶保持する書き換えが可能な不揮発性の記憶手段と、
    外部からのデータの提供を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて、前記記憶手段に記憶されている情報の内のプログラム以外の設定データの更新データを受け付けたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記更新データを受け付けたと判別した場合に、前記更新データを前記記憶手段に対して供給するようにする供給手段と、
    前記供給手段により供給するようにされた前記更新データにより、前記記憶手段に記憶保持されている前記設定データを更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    少なくとも、前記受付手段と、前記判別手段と、前記供給手段とを備え、外部からのデータの供給を受けて自機において処理可能なようにする機能を有するフロント/エンド部と、
    前記記憶手段と、前記更新手段とを備え、前記フロント/エンド部からの信号を処理する機能を有する少なくとも1つ以上のバック/エンド部と
    からなり
    1つ以上の前記バック/エンド部のそれぞれの前記更新手段は、供給された更新データの内、自己宛の更新データを用いて、前記記憶手段の設定データを更新するものであり、
    1つ以上の前記バック/エンド部の内、後段に他のバック/エンド部が接続されたものは、自己宛て以外の前記更新データを後段の前記他のバック/エンド部に転送する転送手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記バック/エンド部が複数個存在する場合には、後段のバック/エンド部用の更新データが、前段のバック/エンド部用の更新データに含まれるというように多重構造となっている前記更新データを処理することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記更新手段は、
    前記更新データを用いて前記記憶手段の設定データを更新する場合に、更新前の前記設定データを損なうことなく、前記更新データを前記記憶手段に記録する記録制御手段と、
    更新前の前記設定データを無効化する無効化手段と、
    更新後の設定データとなる記録済みの前記更新データを有効化する有効化する有効する有効化手段と
    からなることを特徴とする情報処理装置。
  5. 自機において実行する処理に用いる各種の設定データを記憶保持する書き換えが可能な不揮発性の記憶手段を備えた情報処理装置において、前記記憶手段の設定データを更新する情報更新方法であって、
    外部からのデータの提供を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップを通じて、前記記憶手段に記憶されている情報の内のプログラム以外の設定データの更新データを受け付けたか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記更新データを受け付けたと判別した場合に、前記更新データを前記記憶手段に供給するようにする供給ステップと、
    前記供給ステップを通じて供給された前記更新データにより、前記記憶手段の設定データを更新する更新ステップと
    を有することを特徴とする情報更新方法。
  6. 請求項5に記載の情報更新方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記受付ステップと、前記判別ステップと、前記供給ステップとを実行し、外部からのデータの供給を受けてこれを自機において処理可能にする機能を有するフロント/エンド部と、
    前記記憶手段を備え、前記更新ステップを実行することができるとともに、前記フロント/エンド部からの信号を処理する機能を有する少なくとも1つ以上のバック/エンド部と
    からなっており、
    1つ以上の前記バック/エンド部の前記更新ステップにおいては、供給された更新データの内、自己宛の更新データを用いて、前記記憶手段の設定データを更新し、
    1つ以上の前記バック/エンド部の内、後段に他のバック/エンド部が接続されたものにおいては、前記更新ステップに加えて、自己宛て以外の前記変更データを後段の前記他のバック/エンド部に転送する転送ステップを有することを特徴とする情報更新方法。
  7. 請求項6に記載の情報更新方法であって、
    前記バック/エンド部が複数個存在する場合には、後段のバック/エンド部用の変更データが、前段のバック/エンド部用の変更データに含まれるというように多重構造となっている前記変更データを処理することを特徴とする情報更新方法。
  8. 請求項5または請求項6に記載の情報更新方法であって、
    前記更新ステップにおいては、
    前記変更データを用いて前記記憶手段の設定データを更新する場合に、更新前の前記設定データを損なうことなく、前記変更データを前記記憶手段に記録する記録ステップと、
    更新前の前記設定データを無効化する無効化ステップと、
    更新後の設定データとなる記録済みの前記変更データを有効化する有効化ステップと
    を行うことを特徴とする情報更新方法。
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