JPH11175346A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体

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JPH11175346A
JPH11175346A JP9347601A JP34760197A JPH11175346A JP H11175346 A JPH11175346 A JP H11175346A JP 9347601 A JP9347601 A JP 9347601A JP 34760197 A JP34760197 A JP 34760197A JP H11175346 A JPH11175346 A JP H11175346A
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JP
Japan
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program
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Application number
JP9347601A
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English (en)
Inventor
Yoko Matsuura
陽子 松浦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US10/039,149 priority patent/US6684328B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本プログラムのインストールに失敗して
も、装置を起動することができるようにする。 【解決手段】 プログラムメモリ35には、起動のため
の処理を行う起動プログラムを含む基本プログラムを記
憶させる開始アドレスとして、2つのブートアドレス#
1および#2が設定されており、基本プログラムは、そ
のインストールが行われるごとに、ブートアドレス#1
と#2とが交互に選択され、その選択されたアドレスに
記憶される。一方、装置の起動時においては、プログラ
ムメモリ35に記憶されたコンピュータプログラムのエ
ラーが検出され、その検出結果に基づいて、ブートアド
レス#1または#2のうちのいずれか一方が選択され
る。そして、その選択されたアドレスから記憶されてい
る基本プログラムが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに提供媒体に関し、特に、例え
ば、コンピュータなどを正常に起動することができるよ
うにする情報処理装置および情報処理方法、並びに提供
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータは、例えば、電源が投入さ
れると、所定のアドレスから記憶されている、起動のた
めの処理を行うコンピュータプログラム(以下、適宜、
起動プログラムという)を実行し、これにより、例え
ば、OS(Operating System)の立ち上げ等を行う。そ
して、コンピュータは、そのOSの制御の下で、各種の
アプリケーションプログラムの実行が可能な状態とな
る。
【0003】ここで、起動プログラムが記憶されている
アドレス(起動プログラムを実行するために、コンピュ
ータ(より正確には、その内蔵するCPU(Central Pr
ocessing Unit))が、最初にアクセスするアドレス)
を、以下、適宜、ブートアドレスという。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、衛
星放送を受信するためのIRD(Integrated Receivera
nd Decoder)を制御するためのコンピュータプログラム
については、起動プログラムも含めて、放送局側から書
き換えたい場合がある。ここで、コンピュータプログラ
ムを書き換える手法としては、書き換え対象のコンピュ
ータプログラムを、例えば、衛星その他の伝送媒体を介
して伝送したり、フロッピディスクその他の記録媒体に
記録して配送する方法がある。
【0005】しかしながら、コンピュータプログラムを
書き換える場合においては、例えば、ユーザによる予期
せぬ操作や、停電その他に起因して、その書き換えに失
敗することがある。そして、最悪のケースでは、起動プ
ログラムの書き換えに失敗し、この場合、装置を起動す
ることが困難となる。
【0006】そこで、ブートアドレスを、2以上設け、
最新の起動プログラムが記憶されているもの(以下、適
宜、最新ブートアドレスという)を記憶しておき、起動
プログラムを書き換える場合には、いま最新ブートアド
レスとなっているブートアドレス以外を、新たに最新ブ
ートアドレスとして、その最新ブートアドレスに、新た
な起動プログラムを記憶させる方法が考えられる。
【0007】この場合、新たな起動プログラムへの書き
換えが失敗したとしても、古い起動プログラムが記憶さ
れているので、それを実行することで、装置を起動する
ことができる。
【0008】しかしながら、ブートアドレスを複数設け
る場合においては、その中の最新ブートアドレスとする
ものを記憶しておく、例えば、不揮発性のメモリが必要
となる。そして、起動プログラムの書き換え時には、そ
のメモリに最新ブートアドレスとして記憶させるブート
アドレスも書き換える必要があり、ブートアドレスの書
き換えに失敗した場合には、新しい起動プログラムの書
き換えに成功しても、古い起動プログラムによって装置
が起動されるか、あるいは、最悪のときには、装置を起
動することが困難となる。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、装置を、常時、正常に起動することがで
きるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、起動のための処理を行うコンピュータプログ
ラムである起動プログラムを、第1または第2のアドレ
スから記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたコン
ピュータプログラムのエラーを検出するエラー検出手段
と、エラー検出手段によるエラーの検出結果に基づい
て、第1または第2のアドレスのうちのいずれか一方を
選択する選択手段と、選択手段によって選択されたアド
レスから記憶されている起動プログラムを実行する実行
手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の情報処理方法は、起動の
ための処理を行うコンピュータプログラムである起動プ
ログラムを、第1または第2のアドレスから記憶する記
憶手段に記憶されたコンピュータプログラムのエラーを
検出し、コンピュータプログラムのエラーの検出結果に
基づいて、第1または第2のアドレスのうちのいずれか
一方を選択し、その選択されたアドレスから記憶されて
いる起動プログラムを実行することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の提供媒体は、起動のため
の処理を行うコンピュータプログラムである起動プログ
ラムを、第1または第2のアドレスから記憶する記憶手
段に記憶されたコンピュータプログラムのエラーを検出
し、コンピュータプログラムのエラーの検出結果に基づ
いて、第1または第2のアドレスのうちのいずれか一方
を選択し、その選択されたアドレスから記憶されている
起動プログラムを実行する処理を行うためのコンピュー
タプログラムを提供することを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置において
は、記憶手段は、起動のための処理を行うコンピュータ
プログラムである起動プログラムを、第1または第2の
アドレスから記憶し、エラー検出手段は、記憶手段に記
憶されたコンピュータプログラムのエラーを検出するよ
うになされている。選択手段は、エラー検出手段による
エラーの検出結果に基づいて、第1または第2のアドレ
スのうちのいずれか一方を選択し、実行手段は、選択手
段によって選択されたアドレスから記憶されている起動
プログラムを実行するようになされている。
【0014】請求項6に記載の情報処理方法において
は、起動のための処理を行うコンピュータプログラムで
ある起動プログラムを、第1または第2のアドレスから
記憶する記憶手段に記憶されたコンピュータプログラム
のエラーを検出し、コンピュータプログラムのエラーの
検出結果に基づいて、第1または第2のアドレスのうち
のいずれか一方を選択し、その選択されたアドレスから
記憶されている起動プログラムを実行するようになされ
ている。
【0015】請求項7に記載の提供媒体においては、起
動のための処理を行うコンピュータプログラムである起
動プログラムを、第1または第2のアドレスから記憶す
る記憶手段に記憶されたコンピュータプログラムのエラ
ーを検出し、コンピュータプログラムのエラーの検出結
果に基づいて、第1または第2のアドレスのうちのいず
れか一方を選択し、その選択されたアドレスから記憶さ
れている起動プログラムを実行する処理を行うためのコ
ンピュータプログラムを提供するようになされている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0017】即ち、請求項1に記載の情報処理装置は、
コンピュータプログラムを実行することにより、所定の
処理を行う情報処理装置であって、起動のための処理を
行うコンピュータプログラムである起動プログラムを、
第1または第2のアドレスから記憶する記憶手段(例え
ば、図4に示すプログラムメモリ35など)と、記憶手
段に記憶されたコンピュータプログラムのエラーを検出
するエラー検出手段(例えば、図4に示すシステムモニ
タ33や、図11に示すプログラムの処理ステップS1
2,S14など)と、エラー検出手段によるエラーの検
出結果に基づいて、第1または第2のアドレスのうちの
いずれか一方を選択する選択手段(例えば、図4に示す
システムモニタ33や、図11に示すプログラムの処理
ステップS16乃至S18など)と、選択手段によって
選択されたアドレスから記憶されている起動プログラム
を実行する実行手段(例えば、図4に示すCPU32な
ど)とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の情報処理方法は、コンピ
ュータプログラムを実行することにより、所定の処理を
行う情報処理方法であって、起動のための処理を行うコ
ンピュータプログラムである起動プログラムを、第1ま
たは第2のアドレスから記憶する記憶手段(例えば、図
4に示すプログラムメモリ35など)に記憶されたコン
ピュータプログラムのエラーを検出し、コンピュータプ
ログラムのエラーの検出結果に基づいて、第1または第
2のアドレスのうちのいずれか一方を選択し、その選択
されたアドレスから記憶されている起動プログラムを実
行することを特徴とする。
【0019】請求項7に記載の提供媒体は、起動のため
の処理を行うコンピュータプログラムである起動プログ
ラムを、第1または第2のアドレスから記憶する記憶手
段(例えば、図4に示すプログラムメモリ35など)に
記憶されたコンピュータプログラムのエラーを検出し、
コンピュータプログラムのエラーの検出結果に基づい
て、第1または第2のアドレスのうちのいずれか一方を
選択し、その選択されたアドレスから記憶されている起
動プログラムを実行する処理を行うためのコンピュータ
プログラムを提供することを特徴とする。
【0020】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0021】図1は、本発明を適用した放送システム
(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物をい
い、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わな
い)の一実施の形態の構成例を示している。
【0022】放送局側では、送信装置1において、番組
としてのディジタルビデオデータおよびディジタルオー
ディオデータが、例えば、MPEG(Moving Picture E
xperts Group)エンコードされ、スクランブルされる。
さらに、送信装置1では、番組としてのディジタルデー
タ、その他の必要なデータを配置したMPEGトランス
ポートストリーム(以下、適宜、TSという)が構成さ
れ、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keyin
g)変調される。
【0023】ここで、送信装置1においてTSに配置さ
れる番組のデータ以外のデータとしては、例えば、ユー
ザ側の受信装置5で実行されるコンピュータプログラム
などがある。なお、送信装置1では、1のトランスポン
ダに対して、例えば、6番組分などのデータが多重化さ
れたTSが構成される。また、ここでは、コンピュータ
プログラムを送信するのに、例えば、1のPID(Pack
et Identification)が割り当てられるものとする。
【0024】送信装置1では、TSを変調した変調信号
がアップコンバートとされ、アンテナ(パラボラアンテ
ナ)2から、電波として送信される。
【0025】アンテナ2からの電波は、衛星3で受信さ
れ、図示せぬトランスポンダにおいて、増幅その他の必
要な処理が施された後、送信される。衛星3からの電波
は、ユーザ(視聴者)側のアンテナ(パラボラアンテ
ナ)4で受信され、ダウンコンバートされた後、例え
ば、IRD(Integrated Receiver and Decoder)やS
TB(Set Top Box)などでなる受信装置5に供給され
る。
【0026】受信装置5では、まず、アンテナ4からの
信号の選択が行われる。即ち、衛星3は、一般には、複
数のトランスポンダを有しており、アンテナ4では、そ
の複数のトランスポンダから送信されてくる電波が受信
され、ダウンコンバートされる。従って、アンテナ4か
ら供給される信号には、その複数のトランスポンダから
のものが含まれているため、受信装置5では、複数のト
ランスポンダに対応する信号から、いずれか1のトラン
スポンダに対応するものが、ユーザが行うチャンネルの
選択操作にしたがって選択される。
【0027】さらに、受信装置5では、選択された信
号、即ち、QPSK変調された信号が、QPSK復調さ
れ、その結果得られるTSがデスクランブルされ、デス
クランブル後のTSから、ユーザが選択したチャンネル
のトランスポートパケット(以下、適宜、TSパケット
という)が抽出される。そして、そのTSパケットに配
置されているデータが、MPEGデコードされ、その結
果得られる画像が、モニタ6に供給されて表示される
(音声は、図示せぬスピーカから出力される)。
【0028】また、受信装置5は、必要に応じて、コン
ピュータプログラムが配置されたTSパケットを抽出
し、それを、ダウンロード、インストールする(取り込
む)。そして、受信装置5では、そのインストールされ
たコンピュータプログラムが実行されることで、各種の
処理が行われる。即ち、これにより、受信装置5では、
例えば、受信装置5を構成する各ブロックの制御は勿
論、上述のデスクランブル処理や、そのデスクランブル
処理に用いるキーを獲得する処理、さらには、課金に関
する処理などが行われる。
【0029】ここで、受信装置5では、デスクランブル
が行われると、その番組の視聴に対する課金に関する処
理、即ち、例えば、視聴履歴を作成する処理なども、必
要に応じて行われる。その処理の結果得られる課金情報
は、例えば、公衆網7などを介して、送信装置1に送信
され、送信装置1では、この課金情報に基づいて、課金
が行われる。
【0030】次に、図2は、図1の送信装置1の構成例
を示している。
【0031】バージョン情報付加回路11には、ユーザ
に配信すべきコンピュータプログラムとしての基本プロ
グラムや、アプリケーションプログラムが入力されるよ
うになされている。
【0032】ここで、アプリケーションプログラムは、
例えば、基本プログラムと依存関係を有し、基本プログ
ラムの制御の下で動作するようになされている。
【0033】そして、本実施の形態では、基本プログラ
ムは、ブート部とロード部と呼ばれる2つのコンピュー
タプログラムから構成されている。ブート部は、コンピ
ュータその他の装置(ここでは、受信装置5)の基本的
な制御を行うためのもので、例えば、起動プログラム
や、BIOS(Basic Input/Output System)、OSな
どを含む。ロード部は、コンピュータプログラムをイン
ストールするためのもので、いわゆるインストーラに相
当する。なお、ロード部は、アプリケーションプログラ
ムに含めても良い。この場合、基本プログラムは、ブー
ト部だけで構成されることになる。
【0034】バージョン情報付加回路11は、そこに入
力される基本プログラムやアプリケーションプログラム
に、そのバージョンを記述し、MUX(マルチプレク
サ)12に出力するようになされている。
【0035】MUX12は、バージョン情報付加回路1
1の出力と、スクランブラ14の出力とを多重化してT
Sを構成し、変調回路15に供給するようになされてい
る。MPEGエンコーダ13には、一般の番組を構成す
るディジタルビデオデータおよびそれに付随するディジ
タルオーディオデータとしての番組データが供給される
ようになされている。そして、MPEGエンコーダ13
は、そこに入力される番組データをMPEGエンコード
し、スクランブラ14に出力するようになされている。
スクランブラ14は、MPEGエンコーダ13の出力
を、必要に応じてスクランブルし、MUX12に供給す
るようになされている。
【0036】変調回路15は、MUX12が出力するT
Sを、例えば、QPSK変調し、その結果得られる変調
信号を、アップコンバータ16に出力するようになされ
ている。アップコンバータ16は、変調回路15からの
変調信号をアップコンバートし、アンテナ2に供給する
ようになされている。
【0037】コントローラ17は、送信装置1を構成す
る各ブロックを制御する他、各種の処理、即ち、例え
ば、モデム18から供給される情報を処理して、番組の
視聴に対する課金のための処理などを行うようになされ
ている。モデム18は、公衆網7を介して、受信装置5
から送信されてくる課金情報その他を受信し、コントロ
ーラ17に供給するようになされている。
【0038】次に、その動作について説明する。
【0039】番組データは、MPEGエンコーダ13に
入力され、そこで、MPEGエンコードされて、スクラ
ンブラ14に供給される。スクランブラ14では、MP
EGエンコーダ13の出力がスクランブルされ、MUX
12に供給される。
【0040】一方、バージョン情報付加回路11には、
ユーザに配信すべき基本プログラムやアプリケーション
プログラムが入力される。そして、バージョン情報付加
回路11では、入力された基本プログラムやアプリケー
ションプログラムに、そのバージョンが記述され、MU
X12に出力される。
【0041】MUX12では、バージョン情報付加回路
11の出力と、スクランブラ14の出力とが多重化さ
れ、TSが構成される。このTSは、変調回路15に供
給され、そこで、QPSK変調される。その結果得られ
る変調信号は、アップコンバータ16を介して、アンテ
ナ2に供給され、電波として送信される。
【0042】なお、受信装置5から、公衆網7を介し
て、通信リンクの確立の要求があった場合には、その要
求は、モデム18で受信され、これにより、送信装置1
と受信装置5との間の通信リンクが確立される。そし
て、送信装置1と受信装置5との間で、必要なデータが
やりとりされる。即ち、例えば、受信装置5から課金情
報が送信されてくると、それは、モデム18で受信さ
れ、コントローラ17に供給される。この場合、コント
ローラ17では、その課金情報に基づいて、番組の視聴
に対する料金の算出が行われる。
【0043】次に、図3は、図1の受信装置5の構成例
を示している。
【0044】フロントエンド部21には、アンテナ4で
受信され、ダウンコンバートされた信号が供給されるよ
うになされている。そして、フロントエンド部21は、
アンテナ4からの信号を受信し、その受信信号に対し
て、所定の受信処理を施して、その結果得られるTS
を、DMUX(デマルチプレクサ)22に供給するよう
になされている。DMUX22は、そこに供給されるT
Sを構成するTSパケットの中から、PIDなどを参照
することで、必要なTSパケットを抽出するようになさ
れている。そして、DMUX22において抽出されたT
Sパケットのうち、一般の番組に関するものはデスクラ
ンブラ23に、コンピュータプログラムに関するものは
情報処理部25に、それぞれ供給されるようになされて
いる。
【0045】デスクランブラ23は、DMUX22から
のTSパケット(のペイロード)に配置された番組デー
タをデスクランブルし、MPEGデコーダ24に供給す
るようになされている。MPEGデコーダ24は、デス
クランブラ23の出力をMPEGデコードし、そのデコ
ード結果を出力するようになされている。
【0046】情報処理部25は、DMUX22からのT
Sパケットを受信し、そこに配置されているコンピュー
タプログラムをダウンロード、インストールするように
なされている。さらに、情報処理部25は、そのインス
トールしたコンピュータプログラムを実行することで、
受信装置5を構成する各ブロックの制御、その他の各種
の処理を行うようになされている。
【0047】以上のように構成される受信装置5では、
一般の番組を視聴する場合には、フロントエンド部21
において、アンテナ4からの信号が受信され、ユーザが
図示せぬリモコン(リモートコマンダ)を操作すること
により選択したチャンネルに対応した周波数帯域の受信
信号が選択される。さらに、フロントエンド部11で
は、その選択された受信信号に対して、QPSK復調そ
の他の必要な処理が施され、これによりTSとされ、D
MUX22に供給される。DMUX22では、フロント
エンド部21から供給されるTSから、ユーザの選択し
たチャンネルに対応するPIDを有するTSパケットが
抽出され、デスクランブラ23に供給される。デスクラ
ンブラ23では、DMUX22の出力がデスクランブル
され、MPEGデコーダ24に供給される。MPEGデ
コーダ24では、デスクランブラ23の出力がMPEG
デコードされ、これにより、ユーザが選択したチャンネ
ルで放送されている番組の画像が表示されるとともに、
対応する音声が出力される。
【0048】また、DMUX22では、フロントエンド
部21から供給されるTSから、コンピュータプログラ
ムの配信のために割り当てられたPIDを有するTSパ
ケットも抽出される。このTSパケットに配置されたコ
ンピュータプログラムは、情報処理部25に供給され
る。
【0049】情報処理部25は、既にインストールされ
ているコンピュータプログラムを実行することで、受信
装置5を構成する各ブロックを制御しており、DMUX
22から、新たにコンピュータプログラムを受信する
と、それをインストールする。そして、情報処理部25
は、例えば、次回の電源投入後、あるいはリセット後
は、その新たなコンピュータプログラムを実行すること
で、各種の処理を行う。
【0050】次に、図4は、図3の情報処理部25の構
成例を示している。
【0051】I/F(Interface)31は、DMUX2
2からのTSパケットを受信し、そこに配置されている
コンピュータプログラムを、テンポラリバッファ37に
供給するようになされている。CPU32は、プログラ
ムメモリ35に記憶されたコンピュータプログラムを実
行することで、受信装置5を構成する各ブロックの制
御、その他の各種の処理を行うようになされている。
【0052】システムモニタ33は、CPU32のエラ
ーを検出し、その検出結果に基づいて、プログラムメモ
リ35にあらかじめ設定されている2つのブートアドレ
ス#1または#2のうちのいずれか一方を選択するよう
になされている。そして、システムモニタ33は、次回
の装置の起動時においては、その選択したブートアドレ
ス(以下、適宜、選択ブートアドレス)から、コンピュ
ータプログラムが実行されるように制御を行うようにな
されている。また、システムモニタ33は、リセット回
路34に、CPU32をリセットして、装置を起動し直
すように要求するようにもなされている。
【0053】リセット回路34は、システムモニタ33
の要求にしたがって、CPU32をリセットするように
なされている。
【0054】プログラムメモリ35は、例えば、フラッ
シュメモリなどの不揮発性のメモリで構成され、CPU
32が実行するコンピュータプログラムを記憶するよう
になされている。ここで、プログラムメモリ35には、
2つのブートアドレス#1,#2が設定されている。即
ち、本実施の形態では、例えば、図5に示すように、ア
ドレス0H(Hは、16進数を表す)がブートアドレス
#1とされ、プログラムメモリ35のアドレス空間を二
分するアドレス800・・・0Hがブートアドレス#2
とされている。
【0055】なお、ここでは、プログラムメモリ35に
は、あるバージョンの基本プログラムと、その基本プロ
グラムの制御の下で動作可能なアプリケーションプログ
ラムとが、既に記憶(インストール)されているものと
する。
【0056】RAM(Random Access Memory)36は、
プログラムメモリ35に記憶されたコンピュータプログ
ラムのうち、CPU32が実行すべきものをロードする
ようになされている。即ち、CPU32は、実行すべき
コンピュータプログラムを、プログラムメモリ35から
読み出し、RAM35上に展開して実行するようになさ
れている。但し、CPU32には、プログラムメモリ3
5に記憶されたコンピュータプログラムを、RAM36
に展開することなく実行させることも可能である。テン
ポラリバッファ37は、I/F31を介して供給される
コンピュータプログラムを一時記憶するようになされて
いる。モデム38は、公衆網7を介して、送信装置1
(モデム18)との間の通信制御を行うようになされて
いる。
【0057】なお、I/F31,CPU32、プログラ
ムメモリ35、RAM36、テンポラリバッファ37、
モデム38、は、データバスDを介して、相互に接続さ
れており、これらの間では、このデータバスDを介し
て、データのやりとりが行われる。
【0058】また、CPU32は、プログラムメモリ3
5、RAM36、テンポラリバッファ37それぞれと、
アドレスバスAを介して接続されており、CPU32か
ら、プログラムメモリ35、RAM36、テンポラリバ
ッファ37それぞれに対して、データを記憶させるアド
レス、あるいはデータを読み出すアドレスは、このアド
レスバスAを介して供給されるようになされている。さ
らに、CPU32は、プログラムメモリ35、RAM3
6、テンポラリバッファ37に対して、チップセレクト
信号CSを供給するようになされており、このチップセ
レクト信号CSによって、データの読み書きをする対象
を選択するようになされている。
【0059】また、CPU32からプログラムメモリ3
5に対するアドレスバスAのうちのMSB(Most Signi
ficant Bit)に対応する接続線は、システムモニタ33
を介して、プログラムメモリ35に接続されている。シ
ステムモニタ33は、CPU32からのアドレスのMS
Bを処理し、その処理の結果得られる選択信号(ビッ
ト)Sを、アドレスのMSBとして、プログラムメモリ
35に与えることで、上述のブートアドレスの選択を行
うようになされている。
【0060】さらに、CPU32が出力するチップセレ
クト信号CSは、システムモニタ33にも供給されるよ
うになされている。また、CPU32は、例えば、正常
動作しているときには、所定周期のパルスであるタイマ
アウト信号を、システムモニタ33に出力するようにな
されている。そして、システムモニタ33は、CPU3
2からのチップセレクト信号CSが正常でない場合や、
タイマアウト信号が送信されてこない場合は、CPU3
2が正常動作していない(エラーを起こしている)と認
識するようになされている。
【0061】次に、その動作について説明する。
【0062】装置の電源が投入されると、CPU32
は、プログラムメモリ35に記憶された基本プログラム
のうちの必要な部分を実行し、さらに、その基本プログ
ラムの制御の下、必要なアプリケーションプログラムを
実行することで、受信装置5を構成する各ブロックの制
御その他の処理を行う。
【0063】そして、上述したようにして、DMUX2
2から、コンピュータプログラムが供給されると、それ
は、I/F31で受信され、テンポラリバッファ37に
供給されて記憶される。
【0064】テンポラリバッファ37にコンピュータプ
ログラムが記憶されると、CPU32は、プログラムメ
モリ35に記憶された基本プログラムの中のロード部を
実行し、これにより、テンポラリバッファ37に記憶さ
れたコンピュータプログラムを、ダウンロード、インス
トールする処理(以下、適宜、インストール処理とい
う)を行う。なお、ここでは、新たなバージョンの基本
プログラムおよびアプリケーションプログラムが、送信
装置1から送信され、テンポラリバッファ37に記憶さ
れたとする。
【0065】図6のフローチャートは、インストール処
理の詳細を示している。
【0066】インストール処理では、まず最初に、ステ
ップS1において、プログラムメモリ35のブートアド
レス#1と#2にアクセスがなされ、それぞれに基本プ
ログラムが記憶されているかどうか、即ち、プログラム
メモリ35の中に、基本プログラムが2つあるかどうか
が判定される。ステップS1において、プログラムメモ
リ35の中に、基本プログラムが2つ記憶されていない
と判定された場合、即ち、ブートアドレス#1または#
2のうちのいずれか一方にしか、基本プログラムが記憶
されていない場合、ステップS2に進み、基本プログラ
ムが記憶されていない方のブートアドレスが取得され、
ステップS4に進む。
【0067】また、ステップS2において、プログラム
メモリ35の中に、基本プログラムが2つ記憶されてい
ると判定された場合、即ち、ブートアドレス#1および
#2の両方に、基本プログラムが記憶されている場合、
ステップS3に進み、その2つの基本プログラムの中に
記述されているバージョンを比較することで、最新の基
本プログラムが認識される。さらに、ステップS3で
は、その最新の基本プログラムが記憶されていない方の
ブートアドレスが取得され、ステップS4に進む。
【0068】ステップS4では、テンポラリバッファ3
7に記憶された基本プログラムおよびアプリケーション
プログラムが、プログラムメモリ35にダウンロードさ
れ、ステップS2またはS3で取得されたブートアドレ
スから記憶(インストール)され、インストール処理を
終了する。
【0069】インストール処理によれば、テンポラリバ
ッファ37に記憶された基本プログラムおよびアプリケ
ーションプログラムは、次のように、プログラムメモリ
35にインストールされる。
【0070】即ち、図5で説明したように、本実施の形
態では、ブートアドレス#1または#2は、プログラム
メモリ35のアドレス空間を二分するように、アドレス
0Hまたはアドレス800・・・0Hに、それぞれ設定
されている。
【0071】従って、テンポラリバッファ37に記憶さ
れた基本プログラムおよびアプリケーションプログラム
のデータ量が、プログラムメモリ35の容量の1/2以
下であれば、例えば、図7に示すように、プログラムメ
モリ35は、ブートアドレス#1または#2それぞれか
ら、基本プログラムおよびアプリケーションプログラム
が記憶された状態となる。この場合、ブートアドレス#
1または#2のうちのいずれか一方から記憶されている
基本プログラムおよびアプリケーションプログラムは、
インストール処理の前にプログラムメモリ35に既に記
憶されていた2組の基本プログラムおよびアプリケーシ
ョンプログラムのうちの新しいもの(新しいバージョン
のもの)であり、ブートアドレス#1または#2のうち
の他方から記憶されている基本プログラムおよびアプリ
ケーションプログラムは、インストール処理によりイン
ストールされたものである。
【0072】図7に示すように、プログラムメモリ35
に、2組の基本プログラムおよびアプリケーションプロ
グラムが記憶されている場合において、ブートアドレス
#1または#2のうちの、例えば、ブートアドレス#2
から記憶されているものの方が、ブートアドレス#1か
ら記憶されているものよりも新しいときには、次に、イ
ンストール処理が行われると、その2組の基本プログラ
ムおよびアプリケーションプログラムのうちの古いバー
ジョンのものに対応するブートアドレス、即ち、ここで
は、ブートアドレス#1から、新しい基本プログラムお
よびアプリケーションプログラムが記憶される(上書き
される)。
【0073】従って、この場合、プログラムメモリ35
は、新旧2つのバージョンの基本プログラムおよびアプ
リケーションプログラムが記憶された状態となる。
【0074】これに対して、テンポラリバッファ37に
記憶された基本プログラムおよびアプリケーションプロ
グラムのデータ量が、プログラムメモリ35の容量の1
/2より大であれば(但し、プログラムメモリ35の容
量以下であることが必要である)、インストール処理に
より、プログラムメモリ35は、最新のバージョンの基
本プログラムおよびアプリケーションプログラムだけが
記憶された状態となる。
【0075】即ち、例えば、プログラムメモリ35に、
図7に示したように、2組の基本プログラムおよびアプ
リケーションプログラムが記憶されている状態におい
て、ブートアドレス#1または#2のうちの、例えば、
ブートアドレス#2から記憶されているものの方が、ブ
ートアドレス#1から記憶されているものよりも新しい
ときに、テンポラリバッファ37に、プログラムメモリ
35の容量と同一のデータ量の基本プログラムおよびア
プリケーションプログラムが記憶され、インストール処
理が行われると、その基本プログラムおよびアプリケー
ションプログラムは、図8に示すように、プログラムメ
モリ35のブートアドレス#1から、ブートアドレス#
2を越えて、最終アドレスFF・・・FHまでに記憶さ
れ(上書きされ)、これにより、プログラムメモリ35
は、最新のバージョンの基本プログラムおよびアプリケ
ーションプログラムだけが記憶された状態となる。
【0076】なお、図8に示した状態において、テンポ
ラリバッファ37に、プログラムメモリ35の容量の1
/2より大のデータ量、即ち、例えば、その容量と同一
のデータ量の、新たな基本プログラムおよびアプリケー
ションプログラムが記憶され、インストール処理が行わ
れた場合には、その基本プログラムおよびアプリケーシ
ョンプログラムは、プログラムメモリ35のブートアド
レス#2から記憶されていく。そして、この場合、最終
アドレスFF・・・FHに到達した後は、再び、先頭ア
ドレス0Hに戻って、インストール処理が行われる。即
ち、本実施の形態では、プログラムメモリ35は、いわ
ゆるリングバッファと同様に構成されている。
【0077】以上から、図7および図8のいずれの場合
においても、インストールの失敗に起因して、装置が動
作不能となることを防止することができる。
【0078】即ち、例えば、図7で説明したようにし
て、ブートアドレス#2から、新しいバージョンの基本
プログラムおよびアプリケーションプログラムをインス
トールしている途中で、図9に示すように、そのインス
トールに失敗することがある。図9では、新しいバージ
ョンの基本プログラムのインストールには成功している
が、新しいバージョンのアプリケーションプログラムの
インストールに失敗している。このように、少なくと
も、基本プログラムのインストールに成功していれば、
それを実行することで、装置を起動することができるか
ら、大きな問題はない。
【0079】また、図9において、仮に、新しいバージ
ョンの基本プログラムのブート部のインストールに失敗
したとしても、ブートアドレス#1には、古いバージョ
ンの基本プログラムが記憶されている。従って、この場
合には、ブートアドレス#1から実行を開始すること
で、古いバージョンによるものではあるが、装置を起動
することができる。
【0080】さらに、例えば、図8に示した状態におい
て、ブートアドレス#2から、新しいバージョンの基本
プログラムおよびアプリケーションプログラムのインス
トールが開始され、図10に示すように、その途中で、
インストールに失敗しても、やはり、ブートアドレス#
1には、古いバージョンの基本プログラムが記憶されて
いるから、少なくとも、装置を起動することはできる。
【0081】なお、以上においては、新しい基本プログ
ラム(特に、起動プログラム)のインストールが完了す
るまでは、プログラムメモリ35中に、古い基本プログ
ラムを残しておく必要があるので、その上書き防止のた
めに、ブートアドレス#1と#2とは、少なくとも、起
動プログラムが含まれる基本プログラムのデータ量(起
動プログラムが、基本プログラムの先頭に記述されてい
る場合には、起動プログラムのデータ量)に対応する分
だけ離れていることが必要である。
【0082】従って、基本プログラムおよびアプリケー
ションプログラムの全体のデータ量が、プログラムメモ
リ35の容量以下であるという条件を満足するように、
基本プログラムおよびアプリケーションプログラムを作
成し、あるいはプログラムメモリ35を構成するのと同
時に、本実施の形態では、基本プログラムのデータ量
が、プログラムメモリ35の容量の1/2以下であると
いう条件を満足するように、基本プログラムを作成し、
あるいはプログラムメモリ35を構成する必要がある。
【0083】次に、図4のCPU32は、電源投入後、
あるいはリセット後、基本プログラムの中のブート部を
実行し、装置(ここでは、受信装置5)を、動作可能な
状態に起動するが、このとき、情報処理部25において
行われるブート処理について、図11のフローチャート
を参照して説明する。
【0084】ブート処理では、まず最初に、ステップS
11において、プログラムメモリ35に設定されている
ブートアドレス#1または#2のうちの、例えば、ブー
トアドレス#1から記憶されているコンピュータプログ
ラムが、CPU32によって実行される。
【0085】ここで、ブートアドレス#1に、基本プロ
グラムのブート部が記憶されていない場合、あるいは記
憶されていても、ステップS11において実行される部
分にエラーがある場合には、CPU32は正常動作せ
ず、エラー状態となるが、CPU32が、このようなエ
ラーを起こしているかどうかは、後述するステップS1
2において、コンピュータプログラムにエラーがあるか
どうかとあわせて判定される(CPU32がエラーにな
っている場合については、後述する)。
【0086】ブート部には、コンピュータプログラムの
コードをチェックするためのコードチェックプログラム
が含まれており、ブートアドレス#1に、正常なブート
部が記憶されている場合には、ステップS11におい
て、コードチェックプログラムが、CPU32によって
実行され、これにより、ブートアドレス#1から記憶さ
れている基本プログラムのコードがチェックされる。
【0087】ここで、図2のバージョン情報付加回路1
1では、基本プログラム、ロード部、アプリケーション
プログラムに、そのバージョンが記述される他、例え
ば、各コンピュータプログラムを情報ビットとして、そ
の情報ビットに対するECC(Error Correct Code)も
計算されて記述されるようになされている。そして、ス
テップS11や後述するステップS13,S19におけ
るコンピュータプログラムのコードのチェックは、例え
ば、そこに記述されているECCに基づいて行われるよ
うになされている。
【0088】ステップS11におけるチェックが終了す
ると、ステップS12に進み、ブートアドレス#1から
記憶されている基本プログラムにエラーがあるかどうか
が判定される。ステップS12において、ブートアドレ
ス#1から記憶されている基本プログラムにエラーがな
いと判定された場合、ステップS13に進み、ステップ
S11でCPU32により実行されたコードチェックプ
ログラムの下で、コードアドレス#2から記憶されてい
る基本プログラムのコードがチェックされ、ステップS
14に進む。
【0089】ステップS14では、ブートアドレス#2
から記憶されている基本プログラムにエラーがあるかど
うかが判定される。ステップS14において、ブートア
ドレス#2から記憶されている基本プログラムにエラー
がないと判定された場合、即ち、ブートアドレス#2か
ら、正常な基本プログラムが記憶されており、従って、
ブートアドレス#1および#2のいずれからも、正常な
基本プログラムが記憶されている場合、ステップS15
に進み、CPU32は、ブートアドレス#1または#2
から記憶されている基本プログラムそれぞれに記述され
ているバージョンを比較し、ステップS16に進む。
【0090】ステップS16では、CPU32は、ステ
ップS15の比較結果に基づいて、ブートアドレス#1
または#2それぞれから記憶されている正常な2つの基
本プログラムのうち、最新のバージョンのものに対応す
るブートアドレスを選択し、ステップS19に進む。即
ち、ブートアドレス#1または#2から記憶されている
正常な2つの基本プログラムのバージョンが、例えば、
それぞれ1.0または1.1であった場合、バージョン
1.1の基本プログラムに対応するブートアドレス#2
が選択される。
【0091】また、ステップS14において、ブートア
ドレス#2から記憶されている基本プログラムにエラー
があると判定された場合、即ち、ブートアドレス#2か
ら、基本プログラムが記憶されていないか、あるいは記
憶されていても正常なものでない場合、ステップS17
に進み、CPU32は、ブートアドレス#1または#2
のうち、エラーのない基本プログラムが記憶されている
方に対応するブートアドレス#1を選択し、ステップS
19に進む。
【0092】一方、ステップS12において、ブートア
ドレス#1から記憶されている基本プログラムにエラー
があると判定された場合、ステップS18に進み、CP
U32は、ブートアドレス#2を選択して、ステップS
19に進む。即ち、ブートアドレス#1からのインスト
ールに失敗し、基本プログラムにエラーがある場合に
は、ブートアドレス#2からは、正常な基本プログラム
が記憶されているはずであり、ステップS18では、そ
のブートアドレス#2が選択される。
【0093】ステップS19では、CPU32におい
て、ステップS16乃至S18で選択されたブートアド
レス(以下、適宜、選択ブートアドレスという)から記
憶されている基本プログラムに対応するアプリケーショ
ンプログラム(選択ブートアドレスから記憶されている
基本プログラムに続けて記憶されているアプリケーショ
ンプログラム)のコードがチェックされ、ステップS2
0に進む。
【0094】ステップS20では、選択ブートアドレス
から記憶されている基本プログラムに対応するアプリケ
ーションプログラムにエラーがあるかどうかが、CPU
32によって判定(検出)される。ステップS20にお
いて、アプリケーションプログラムにエラーがあると判
定された場合、即ち、そのアプリケーションプログラム
のインストールに失敗している場合、ステップS21に
進み、CPU32は、モデム38を制御することによ
り、公衆網7を介して、送信装置1に対し、インストー
ルに失敗したアプリケーションプログラムを要求する。
そして、例えば、送信装置1から、その要求したアプリ
ケーションプログラムが、衛星3を介して送信され、テ
ンポラリバッファ37に記憶されるのを待って、あるい
は、公衆網7を介して送信され、モデム38で受信され
るのを待って、ステップS22に進む。ステップS22
では、送信装置1から送信されたアプリケーションプロ
グラムがインストールされ、ステップS11に戻る。
【0095】一方、ステップS20において、アプリケ
ーションプログラムにエラーがないと判定された場合、
ステップS23に進み、選択ブートアドレスから記憶さ
れている基本プログラムのブート部を構成する起動プロ
グラムが実行され、これにより、装置が正常に起動され
て、処理を終了する。
【0096】以上のように、ブートアドレス#1または
#2からそれぞれ記憶されているコンピュータプログラ
ムにエラーがあるかどうかを検出し、そのうちのいずれ
か一方について、エラーが検出された場合には、ブート
アドレス#1または#2のうちの、エラーが検出されな
かった方を選択し、いずれについても、エラーが検出さ
れなかった場合には、最新の基本プログラムが記憶され
ている方を選択して実行するようにしたので、常に、装
置を正常に起動することができる他、新旧2つの正常な
基本プログラムが混在している場合には、新しい方を、
優先的に実行することができる。
【0097】ところで、プログラムメモリ35に記憶さ
れたコンピュータプログラムのうち、ステップS11に
おいて実行される部分にエラーがある場合には、CPU
32は正常動作せず、暴走して、エラー状態となるが、
このように、CPU32がエラーを起こしていること
は、上述したように、CPU32が出力するチップセレ
クト信号CSやタイマアウト信号に基づいて、システム
モニタ33で検出される。
【0098】システムモニタ33は、CPU32がエラ
ーとなっていることを検出すると、リセット回路34を
制御し、これにより、CPU32をリセットする。
【0099】さらに、システムモニタ33は、CPU3
2がリセット後に出力するアドレスのMSBを、リセッ
ト前に反転して出力していれば、そのままプログラムメ
モリ35に出力し、リセット前にそのまま出力していれ
ば、反転してプログラムメモリ35に出力する。
【0100】ここで、CPU32は、ブート処理を行う
とき、その内蔵するプログラムカウンタのアドレスに、
例えば、00・・・0Hをセットするようになされてい
る。従って、システムモニタ33において、CPU33
が出力するアドレスのMSBがそのまま出力される場合
には、プログラムメモリ35には、アドレス00・・・
0H、即ち、ブートアドレス#1が供給され、CPU3
3が出力するアドレスのMSBが反転されて出力される
場合には、プログラムメモリ35には、アドレス80・
・・0H、即ち、ブートアドレス#2が供給される。
【0101】従って、例えば、図11のステップS11
において、ブートアドレス#1から記憶されているコン
ピュータプログラムが、CPU32によって実行され、
これにより、CPU32が暴走した場合には、リセット
後、ブートアドレス#2から記憶されているコンピュー
タプログラムが、CPU32によって実行され、図11
に示したブート処理が行われることになる。また、これ
により、ブートアドレス#2から記憶されているコンピ
ュータプログラムが、CPU32によって実行される状
態となっている場合において、その後のインストールの
失敗により、CPU32が、ブートアドレス#2から記
憶されているコンピュータプログラムを実行することに
より暴走したときには、リセット後、ブートアドレス#
1から記憶されているコンピュータプログラムが、CP
U32によって実行され、図11に示したブート処理が
行われるようになる。
【0102】従って、ブートアドレス#1または#2の
うちのいずれか一方に、正常な基本プログラムが、少な
くとも記憶されている限りは、装置を正常に起動するこ
とが可能となる。
【0103】さらに、ブートアドレス#1または#2か
ら記憶されているコンピュータプログラムのいずれか一
方を実行し、エラーが生じた場合には、他方のブートア
ドレスから記憶されているコンピュータプログラムを実
行するようにしたので、ブートアドレス#1または#2
のうちのいずれか一方を、起動時に選択すべきアドレス
として、不揮発性のメモリなどに記憶しておかずに済
む。
【0104】なお、本実施の形態では、送信装置1にお
いて、基本プログラムおよびアプリケーションプログラ
ムの両方を、一度に送信し、受信装置5において、これ
らを一度にインストールするようにしたが、基本プログ
ラムだけや、アプリケーションプログラムだけ、さらに
は、ブート部だけや、ロード部だけを送信してインスト
ールするようにすることも可能である。
【0105】また、本発明の適用範囲は、図1に示した
ようなディジタル衛星放送を受信する受信装置に限定さ
れるものではなく、コンピュータプログラムをロードし
て実行する、あらゆる装置に適用可能である。
【0106】また、プログラムメモリ35に記憶された
コンピュータプログラムのうち、図11のステップS1
1で実行される部分にエラーがない場合におけるブート
アドレス#1または#2の選択は、CPU32自身に、
その出力するアドレスを制御させることで行わせるよう
にしてもよいし、システムモニタ33に、上述したよう
にCPU32が出力するアドレスのMSBを制御させる
ことで行わせるようにしてもよい。
【0107】さらに、受信装置5に実行させるコンピュ
ータプログラムは、衛星回線、インターネット、その他
のネットワークを介して伝送することで提供する他、フ
ロッピーディスク、CD-ROMディスク、その他の記録媒体
に記録して提供することができる。
【0108】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置および請
求項6に記載の情報処理方法、並びに請求項7に記載の
提供媒体によれば、起動のための処理を行うコンピュー
タプログラムである起動プログラムを、第1または第2
のアドレスから記憶する記憶手段に記憶されたコンピュ
ータプログラムのエラーが検出され、その検出結果に基
づいて、第1または第2のアドレスのうちのいずれか一
方が選択される。そして、その選択されたアドレスから
記憶されている起動プログラムが実行される。従って、
第1または第2のアドレスのうちのいずれか一方への起
動プログラムのインストールに失敗しても、装置を起動
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放送システムの一実施の形態
の構成例を示す図である。
【図2】図1の送信装置1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の受信装置5の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の情報処理部25の構成例を示すブロック
図である。
【図5】図4のプログラムメモリ35のメモリマップを
示す図である。
【図6】インストール処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】プログラムメモリ35に、2組の基本プログラ
ムおよびアプリケーションプログラムが記憶されている
状態を示す図である。
【図8】プログラムメモリ35に、1組の基本プログラ
ムおよびアプリケーションプログラムが記憶されている
状態を示す図である。
【図9】インストールに失敗した状態のプログラムメモ
リ35を示す図である。
【図10】インストールに失敗した状態のプログラムメ
モリ35を示す図である。
【図11】ブート処理を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 アンテナ, 3 衛星, 4 ア
ンテナ, 5 受信装置, 6 モニタ, 7 公衆
網, 11 バージョン情報付加回路, 12MUX,
13 MPEGエンコーダ, 14 スクランブラ,
15 変調回路, 16 アップコンバータ, 17
コントローラ, 18 モデム, 21 フロントエ
ンド部, 22 DMUX, 23 デスクランブラ,
24MPEGデコーダ, 25 情報処理部, 31
I/F, 32 CPU,33 システムモニタ,
34 リセット回路, 35 プログラムメモリ,36
RAM, 37 テンポラリバッファ, 38 モデ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータプログラムを実行すること
    により、所定の処理を行う情報処理装置であって、 起動のための処理を行うコンピュータプログラムである
    起動プログラムを、第1または第2のアドレスから記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたコンピュータプログラムのエ
    ラーを検出するエラー検出手段と、 前記エラー検出手段によるエラーの検出結果に基づい
    て、前記第1または第2のアドレスのうちのいずれか一
    方を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択されたアドレスから記憶され
    ている前記起動プログラムを実行する実行手段とを備え
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記エラー検出手段は、前記記憶手段の
    前記第1または第2のアドレスからそれぞれ記憶されて
    いるコンピュータプログラムのエラーを検出し、 前記選択手段は、 前記第1または第2のアドレスから記憶されているコン
    ピュータプログラムのうちのいずれか一方について、エ
    ラーが検出された場合には、前記第1または第2のアド
    レスのうちの、エラーが検出されなかった方を選択し、 前記第1または第2のアドレスから記憶されているコン
    ピュータプログラムのうちのいずれについても、エラー
    が検出されなかった場合には、前記第1または第2のア
    ドレスのうちの、最新の前記起動プログラムが記憶され
    ている方を選択することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記起動プログラムには、そのバージョ
    ンが記述されており、 前記選択手段は、前記バージョンに基づいて、最新の前
    記起動プログラムを認識することを特徴とする請求項2
    に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2のアドレスは、少なくと
    も、前記起動プログラムのデータ量に対応する分だけ離
    れていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記エラー検出手段は、前記実行手段の
    エラーも検出することを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータプログラムを実行すること
    により、所定の処理を行う情報処理方法であって、 起動のための処理を行うコンピュータプログラムである
    起動プログラムを、第1または第2のアドレスから記憶
    する記憶手段に記憶されたコンピュータプログラムのエ
    ラーを検出し、 前記コンピュータプログラムのエラーの検出結果に基づ
    いて、前記第1または第2のアドレスのうちのいずれか
    一方を選択し、 その選択されたアドレスから記憶されている前記起動プ
    ログラムを実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 起動のための処理を行うコンピュータプ
    ログラムである起動プログラムを、第1または第2のア
    ドレスから記憶する記憶手段に記憶されたコンピュータ
    プログラムのエラーを検出し、 前記コンピュータプログラムのエラーの検出結果に基づ
    いて、前記第1または第2のアドレスのうちのいずれか
    一方を選択し、 その選択されたアドレスから記憶されている前記起動プ
    ログラムを実行する処理を行うためのコンピュータプロ
    グラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP9347601A 1997-12-17 1997-12-17 情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体 Pending JPH11175346A (ja)

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US09/212,369 US6412082B1 (en) 1997-12-17 1998-12-15 Method and apparatus for selecting computer programs based on an error detection mechanism
KR1019980055566A KR100611515B1 (ko) 1997-12-17 1998-12-17 정보처리장치,정보처리방법및컴퓨터프로그램제공매체
US10/039,149 US6684328B2 (en) 1997-12-17 2002-01-04 Method and apparatus for determining compatibility of computer programs
KR1020060012891A KR100607842B1 (ko) 1997-12-17 2006-02-10 정보 처리 장치 및 정보 처리 방법

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