JP2002344576A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2002344576A
JP2002344576A JP2001142801A JP2001142801A JP2002344576A JP 2002344576 A JP2002344576 A JP 2002344576A JP 2001142801 A JP2001142801 A JP 2001142801A JP 2001142801 A JP2001142801 A JP 2001142801A JP 2002344576 A JP2002344576 A JP 2002344576A
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call
time
message
calling
telephone
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JP2001142801A
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English (en)
Inventor
Natsuyuki Ono
奈津志 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話などで短いメッセージをやり取りす
る場合に、課金されないようにすることを目的とする。 【解決手段】 着信が始まってから何秒間呼出が続いて
いるかを測定する呼出時間測定用タイマー1と、相手の
電話番号を入力するための入力部2と、発呼者番号や呼
出時間を表示する表示部3と、電話の発着呼と通話を実
現する呼制御部4と、既存のプロトコルを利用して呼出
が発生した時に、発呼者番号を識別する発呼者番号識別
部5と、着信が始まってから呼出時間測定用タイマー1
を起動し、着信が終わると呼出時間測定用タイマー1を
停止させ、測定した時間を読み出し、発呼者番号識別部
5から今着信した相手の発呼者番号を読み出して表示部
3に呼出時間と発呼者番号を表示させる制御部10とを
有する電話機。これにより、課金されることなく、ショ
ートメッセージを受け取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などで利
用されるメッセージ交換機能を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSを利用して、メ
ッセージを交換することが一般的になってきている。ま
た、着信時には、相手の電話番号を表示することができ
る端末も当たり前になってきた。さらに、最近では、相
手から着信があった時に、それを記憶し、着信履歴とし
て「何時に、何番の電話番号から電話がかかってきた」
ということを表示できる電話機も出現した。これによ
り、着信を受けた人は、知らないうちに着信があったこ
とを知ることができ、着信先の電話番号を見ることによ
って誰からの着信であったかも分かるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話機では、どんなに短いメッセージを送る時も、電話
会社が規定した送信料、場合によっては受信料も課金さ
れるという問題を有していた。
【0004】例えば、PHSで使われているセンターメ
ールという方式のメールの場合、メールの受信は一旦、
センターに電話をつないで行わなければならない。しか
し、センターにつなぐまでは、メールが来ているかどう
か分からず、最悪の場合は、メールが来ていないという
ことを確認するだけでも、メールの受信者に課金されて
しまう。また、メールを送った側が「今、メールを送っ
たから、センターにつないで受信してください」という
電話をかける、という方法も、一般には行われている
が、これでは送信側にさらに課金されてしまう。すなわ
ち、「メールを送ったから、センターにつないで受信し
て欲しい」という旨を伝えたいだけなのに、従来は、受
信側、あるいは送信側に必要以上に課金されているとい
う問題を有していた。
【0005】また、「1回鳴らして切れば『今夜遅くな
る』の意味」という取り決めをして、課金されないよう
に相手にメッセージを伝える、という方法も行われてい
るが、この場合は、着信側が電話のそばで電話のリンガ
ーが何回鳴動するかを聞いていなければならず、席をは
ずしている間に、上記のような鳴動が起きても、メッセ
ージ受信者は気づくことができず、メッセージを逃して
しまうという問題を有していた。
【0006】本発明は、ショートメッセージ受信者が電
話機のそばで待機していなくても、課金されることな
く、ショートメッセージを受け取ることができる電話機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電話機は、着信が始まってから、何秒間呼出
が続いているか、を測定する呼出時間測定用タイマー
と、相手の電話番号を入力するための入力部と、発呼者
番号や呼出時間を表示する表示部と、電話の発着呼と通
話を実現する呼制御部と、既存のプロトコルを利用して
呼出が発生した時に、発呼者番号を識別する発呼者番号
識別部と、着信が始まってから呼出時間測定用タイマー
を起動し、着信が終わると呼出時間測定用タイマーを停
止させ、測定した時間を読み出し、発呼者番号識別部か
ら今着信した相手の発呼者番号を読み出して表示部に呼
出時間と発呼者番号を表示させる制御部とを有する構成
を備えている。
【0008】これにより、ショートメッセージ受信者が
電話機のそばで待機していなくても、課金されることな
く、ショートメッセージを受け取ることができる電話機
が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、着信が始まってから、何秒間呼出が続いているかを
測定する呼出時間測定用タイマーと、相手の電話番号を
入力するための入力部と、発呼者番号や呼出時間を表示
する表示部と、電話の発着呼と通話を実現する呼制御部
と、既存のプロトコルを利用して呼出が発生した時に、
発呼者番号を識別する発呼者番号識別部と、着信が始ま
ってから呼出時間測定用タイマーを起動し、着信が終わ
ると呼出時間測定用タイマーを停止させ、測定した時間
を読み出し、発呼者番号識別部から今着信した相手の発
呼者番号を読み出して表示部に呼出時間と発呼者番号を
表示させる制御部とを有する電話機としたものであり、
ショートメッセージ受信者が電話機のそばで待機してい
なくても、何番から何秒間の呼出があったか表示部を見
れば分かるので、この呼出時間をショートメッセージと
解釈することができ、このメッセージの受け取りには課
金されることがないという作用を有する。
【0010】具体的には、特定の相手と「XX秒の呼出
だったらYY意味」(例えば、発呼者番号 070−5
418−6343 の相手が3秒呼出して、すぐに切れ
ば、「今夜遅くなる」の意味というように)という取り
決めをしておき、相手がこの取り決めに従って呼出を行
えば、着信側は、表示部に呼び出した相手の発呼者番号
と呼出時間が表示されるため、つまり、上の例では、発
信側が3秒間の呼出の後、呼出を止めると、着信側は
「070−5418−6343 呼出 3秒」の文字が
表示されるので、着信を受けた人は「今夜遅くなる」と
いうメッセージを受けたことが分かる。このように簡単
なメッセージ(ショートメッセージ)の交換を課金なし
で行うことができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に加え、着信が始まった後、所定の時間だけ着信
が継続した後に鳴動を始める無鳴動時間記憶部を設けた
ものであり、発呼者は呼出時間によってメッセージ(シ
ョートメッセージ)を伝えたいだけかもしれないので、
着信が始まってもすぐに鳴動を行わずに、無鳴動時間記
憶部に記憶された時間だけ着信が継続してから、つま
り、ショートメッセージの着信ではなく、本来の「通
話」目的の着信だと言うことが確定した後に、鳴動が始
まるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明に加え、発呼者番号と呼出時間とメッセ
ージとを対応付けて記憶するメッセージ定義テーブルを
備え、このメッセージ定義テーブルの内容である呼び出
し時間とメッセージの対応表を前記表示部に表示する手
段を設けたものであり、表示部にメッセージが表示され
るため、記憶違いによる「メッセージ解釈ミス」が解消
できるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明に加え、呼出時間とメッセージの対応表を相手に
転送するメッセージ定義転送プロトコル転送部を備えた
ものであり、簡単な操作で相手と共有できるという作用
を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に加え、ショートメッセージ着信時に、通常の着
信と異なる着信音でショートメッセージの到着を知らせ
るショートメッセージ着信音記憶部を備えたことによ
り、ショートメッセージを受信した後、着信音によって
ユーザがそれを知ることができるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図16を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による電話機の構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、1は着信が始まってから何
秒間呼出が続いているかを測定する呼出時間測定用タイ
マー、2は相手の電話番号を入力するための入力部、3
は発呼者番号や呼出時間を表示する表示部、4は電話の
発着呼と通話を実現する呼制御部、5は既存のプロトコ
ルを利用して呼出が発生した時に、発呼者番号を識別す
る発呼者番号識別部、10は着信が始まってから呼出時
間測定用タイマーを起動し、着信が終わると呼出時間測
定用タイマーを停止させ、測定した時間を読み出し、発
呼者番号識別部から今着信した相手の発呼者番号を読み
出して表示部に呼出時間と発呼者番号を表示させる制御
部である。
【0018】以上のように構成された電話機について、
その動作を図2を用いて説明する。
【0019】図2は本発明の実施の形態1による電話機
の動作を示すフローチャートである。
【0020】前提として、3秒以内の呼出の場合は「も
うすぐ帰る」、3秒以上の呼出の場合は「今夜遅くな
る」の意味であることが、送信者と受信者の間で取り決
められているものとする。
【0021】ステップ2−1 着信が開始される。このとき、呼制御部4は、電話会社
より着信信号を受け、制御部10に着信が開始されたこ
とを知らせ、鳴動を開始する。また、着信時に、発呼者
番号識別部5は既存のプロトコルを利用して、発呼者番
号を解釈し、これを記憶する。さらに、制御部10は、
呼出時間測定用タイマー1に「タイマーを起動せよ」と
いう旨の命令を与え、呼出時間測定用タイマー1は、呼
出時間の測定を開始する。
【0022】ステップ2−2 呼出が終了する。このとき、呼制御部4は、呼出が終了
したことを検知して、制御部10へ通知する。すると、
制御部10は呼出時間測定用タイマー1に「タイマーを
停止せよ」という旨の命令を与える。
【0023】ステップ2−3 次に、制御部10は呼制御部4に通話が開始されたの
か、それとも通話が開始されずに着信が終わったのかを
問い合わせる。前者の場合は、ステップ2−5へ、後者
の場合はステップ2−4へ進む。ここでは、通話が開始
されずに着信が終わったものとして説明を続ける。すな
わち、ステップ2−4へ進む。
【0024】ステップ2−4 制御部10は、「さっきの呼出は何秒間だったか」を知
るために呼出時間測定用タイマー1から着信継続時間を
読み出す。
【0025】ここでは、呼出は4秒間だったとして説明
を続ける。
【0026】さらに、制御部10は、発呼者番号識別部
5に「さっきの着信は何番からだったか」を問い合わせ
る。その結果として制御部10は、発呼者番号と呼出時
間を表示部3に表示する。
【0027】図3は、本発明の実施の形態1および2に
よる電話機の表示部の様子を示す説明図を示したもので
ある。
【0028】受信者は、この表示をあらかじめ決めてあ
った取り決めと照らし合わせ、本着信が「今夜遅くな
る」の意味だと知ることができる。
【0029】次に「おわり」へ進む。
【0030】また、ステップ2−3で通話が開始された
場合にはステップ2−5へ進む。
【0031】ステップ2−5ユーザは通話を行い、終了
すれば、電話を切る。「おわり」へ進む。
【0032】以上のように、相手が呼出時間を調節する
ことによって簡単なメッセージを伝えることができ、し
かも課金されることはない。
【0033】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2による電話機の構成を示すブロック図である。
【0034】図4において、図1に示した実施の形態1
の構成と異なる点は、ユーザが指定した無鳴動時間を記
憶する無鳴動時間記憶部6を設けたことである。それ以
外の構成については実施の形態1と同様であるので説明
を省略する。
【0035】以上のように構成された電話機について、
その動作を図5を用いて説明する。図5は本発明の実施
の形態2による電話機の動作を示すフローチャートであ
る。
【0036】前提として、3秒以内の呼出の場合は「も
うすぐ帰る」、3秒以上の呼出の場合は「今夜遅くな
る」の意味であることが、送信者と受信者の間で取り決
められているものとする。
【0037】ステップ5−1 着信が開始される。このとき、呼制御部4は、電話会社
より着信信号を受け、制御部10に着信が開始されたこ
とを知らせ、鳴動を開始する。また、着信時に、発呼者
番号識別部5は既存のプロトコルを利用して、発呼者番
号を解釈し、これを記憶する。さらに、制御部10は、
呼出時間測定用タイマー1に「タイマーを起動せよ」と
いう旨の命令を与え、呼出時間測定用タイマー1は、呼
出時間の測定を開始する。
【0038】ステップ5−2 制御部10は呼出時間測定用タイマー1から、着信継続
時間を読み出し、無鳴動時間記憶部6に記憶された時間
と比較して、「指定された無鳴動時間をすでに経過して
いるかどうか」を判定する。すでに経過している場合は
ステップ5−5へ、さもなければステップ5−3へ進
む。ここでは、無鳴動時間記憶部6に5秒と記憶されて
おり、すでに3秒が経過したものとして説明を続ける。
すなわち、ステップ5−3へ進む。
【0039】ステップ5−3 制御部10は着信が終了しているかどうかを呼制御部4
に問い合わせる。着信が終了していればステップ5−4
へ、さもなければ、ステップ5−2へ戻る。ここでは、
ステップ5−2〜ステップ5−3が繰り返され、4秒間
の呼出の後、着信が終了したものとして説明を続ける。
すなわち、ステップ5−4へ進む。
【0040】ステップ5−4 制御部10は、「さっきの呼出は何秒間だったか」を知
るために呼出時間測定用タイマー1から着信継続時間を
読み出す。
【0041】ここでは、呼出は4秒間だったとして説明
を続ける。
【0042】さらに、制御部10は、発呼者番号識別部
5に「さっきの着信は何番からだったか」を問い合わせ
る。その結果として制御部10は、発呼者番号と呼出時
間を表示部3に表示する。
【0043】図3は、本発明の実施の形態1および2に
よる電話機の表示部の様子を示す説明図を示したもので
ある。
【0044】受信者は、この表示をあらかじめ決めてあ
った取り決めと照らし合わせ、本着信が「今夜遅くな
る」の意味だと知ることができる。
【0045】次に「おわり」へ進む。
【0046】次に、ステップ5−2で、5秒以上が経過
した場合について説明する。すなわちステップ5−5に
進む。
【0047】ステップ5−5 制御部10は呼制御部4に対し、鳴動を指示する。その
あと、ユーザは通話を行い、終了すれば、電話を切る。
あるいは、通話が開始される前に発信者が呼出を止めれ
ば、呼制御部4は鳴動を停止する。次に「おわり」へ進
む。
【0048】以上のように、ショートメッセージ着信中
は鳴動することがないので、誤って着信の最中に応答し
てしまい、課金されることを防ぐことができる。
【0049】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3による電話機の構成を示すブロック図である。
【0050】図6において、図1に示した実施の形態1
の構成と異なる点は、発呼者番号と呼出時間に対応付け
て、メッセージを記憶するメッセージ定義記憶テーブル
7を設けことである。それ以外の構成については実施の
形態1と同様であるので説明を省略する。この実施の形
態3の場合、制御部10は、着信が始まってから呼出時
間測定用タイマー1を起動し、着信が終わると呼出時間
測定用タイマー1を停止させ、測定した時間を読み出
し、この時間によってメッセージ定義記憶テーブル7を
検索し、対応するメッセージを読み出し、さらに、発呼
者番号識別部5から今着信した相手の発呼者番号を読み
出して表示部3に表示させる。
【0051】以上のように構成された電話機について、
その動作を図7を用いて説明する。図7は本発明の実施
の形態3による電話機の動作を示すフローチャートであ
る。
【0052】ステップ7−1 着信が開始される。このとき、呼制御部4は、電話会社
より着信信号を受け、発呼者番号識別部5と制御部10
に着信が開始されたことを知らせ、鳴動を開始する。さ
らに、制御部10は、呼出時間測定用タイマー1に「タ
イマーを起動せよ」という旨の命令を与え、呼出時間測
定用タイマー1は、呼出時間の測定を開始する。一方、
発呼者番号識別部5は、規定されたプロトコルに従い、
発呼者番号を受け取り、記憶する。
【0053】ステップ7−2 呼出が終了する。このとき、呼制御部4は、呼出が終了
したことを検知して、制御部10へ通知する。すると、
制御部10は呼出時間測定用タイマー1に「タイマーを
停止せよ」という旨の命令を与える。
【0054】ステップ7−3 次に、制御部10は呼制御部4に通話が開始されたの
か、それとも通話が開始されずに着信が終わったのかを
問い合わせる。前者の場合は、ステップ7−7へ、後者
の場合はステップ7−4へ進む。ここでは、通話が開始
されずに着信が終わったものとして説明を続ける。すな
わち、ステップ7−4へ進む。
【0055】ステップ7−4 制御部10は、「さっきの着信は何秒間だったか」を知
るために呼出時間測定用タイマー1から着信継続時間を
読み出す。
【0056】ここでは、着信は4秒間だったとして説明
を続ける。
【0057】次に、制御部10は、「さっきの着信は何
番からだったか」を知るために発呼者番号識別部5から
発呼者番号を読み出す。ここでは、発呼者番号が070
−5418−6343であったとして説明を続ける。制
御部10は、発呼者番号が070−5418−6343
であり4秒間の着信だった場合、表示すべきメッセージ
がメッセージ定義記憶テーブル7に登録されているか検
索を試みる。図8は本発明の実施の形態3、4および5
による電話機のメッセージ定義記憶テーブルの内容を示
す説明図を示したものである。登録されているメッセー
ジは入力部2を用いてユーザが入力したものである。
【0058】ステップ7−5 制御部10は、メッセージの検索に成功したかどうかを
判断する。成功しない場合は「おわり」へ進む。上の例
では、「今夜遅くなる」のメッセージが条件にマッチす
るので、ステップ7−6に進む。
【0059】ステップ7−6 制御部10は、ステップ7−6で得られたメッセージを
表示部3に表示する。図9は本発明の実施の形態3およ
び5による電話機の表示部の様子を示す説明図を示した
ものである。次に「おわり」へ進む。
【0060】また、ステップ7−3で通話が開始された
場合はステップ7−7へ進む。
【0061】ステップ7−7 ユーザは通話を行い、終了すれば、電話を切る。「おわ
り」へ進む。
【0062】以上のように、相手が呼出時間を調節する
ことによっていくつかのメッセージの中から適当な(相
手が送りたかった)メッセージを表示することができ、
しかも課金されることはない。
【0063】(実施の形態4)図10は本発明の実施の
形態4による電話機の構成を示すブロック図である。
【0064】図10においては、図6に示した実施の形
態3の構成に、メッセージ定義転送プロトコル実行部8
を設けたものである。これは、端末間で専用のプロトコ
ルを準備し、同じプロトコルをサポートする端末同士で
メッセージ定義テーブルを共有できるようにするための
ものである。この実施の形態では、制御部10は、ユー
ザが相手の電話番号を指定してメッセージ定義転送を指
示した場合には、メッセージ定義転送プロトコル実行部
8にその旨を伝え、メッセージ定義記憶テーブル7の内
容をプロトコルに従って転送する。
【0065】以上のように構成された電話機について、
その動作を図11および図13を用いて説明する。図1
1は本発明の実施の形態4による電話機の動作(メッセ
ージ定義転送)を示すフローチャートであり、図13は
本発明の実施の形態4による電話機の動作(ショートメ
ッセージ送信)を示すフローチャートである。
【0066】まず、図11のフローチャートに従って、
メッセージ定義の転送を行う場合の動作を説明する。
【0067】ステップ11−1 ユーザが、入力部2からメッセージ定義を共有したい相
手の電話番号を指定する。
【0068】ステップ11−2 ユーザが、メッセージ定義転送を入力部2から指示す
る。すると制御部10は、相手の電話番号がメッセージ
定義記憶テーブル7に記憶されているかどうか検索を行
う。
【0069】ステップ11−3 制御部10は検索の結果、該当する電話番号が見つかっ
たかどうか判断する。見つかった場合はステップ11−
4へ、さもなければ、「おわり」へ進む。ここではユー
ザは相手として070−5418−6343を指定した
ものとし、メッセージ定義記憶テーブル7の内容は図8
に示す通りだったとして説明を続ける。
【0070】ステップ11−4 制御部10は、見つかったメッセージ定義記憶テーブル
7の該当部分、すなわち「3秒未満−メール送ったよ」
「3〜5秒−今夜遅くなる」「5〜7秒−後で電話し
て」をメッセージ定義転送プロトコル実行部8に渡し、
相手の端末に転送する。
【0071】ステップ11−5 相手は着信を受けると、呼制御部4が着信したことを制
御部10に伝え、さらに、着信が「メッセージ定義転
送」であることが分かるとその旨を制御部10に知らせ
る。制御部10は、メッセージ定義転送プロトコル実行
部8に送られてきたメッセージ定義を解釈するよう要求
し、結果をメッセージ定義記憶テーブル7に書き込む。
このとき、制御部10は、発呼者番号識別部5から相手
の番号を読み出し、メッセージ定義記憶テーブル7の発
呼者番号のフィールドに相手の電話機の電話番号を書き
込む。図12は本発明の実施の形態5による電話機のメ
ッセージ定義記憶テーブルの内容を示す説明図を示して
いる。
【0072】以上のように、相手と同じメッセージ定義
を共有するために、自分の持つメッセージ定義を相手に
転送することができる。
【0073】次に図13のフローチャートに従って、ユ
ーザがショートメッセージを送信する場合の動作を説明
する。
【0074】ステップ13−1 まず、ユーザがショートメッセージを送りたい相手を入
力部2から電話番号を入力することによって指定する。
【0075】ステップ13−2 制御部10は入力された電話番号でメッセージ定義記憶
テーブル7を検索し、該当するメッセージの一覧を表示
部3に表示する。ここでは、相手の電話番号として07
0−5416−5636が入力されたものとし、メッセ
ージ定義記憶テーブル7の内容は図12に示す内容だっ
たとして説明を続ける。また、本発明の実施の形態4に
よる電話機の表示部の様子を示す説明図を図14に示
す。
【0076】ステップ13−3 ユーザは表示部3を見て、送信したいショートメッセー
ジを決め、入力部2によって、選択する。すると、制御
部10は、選ばれたメッセージに対応する呼出時間をメ
ッセージ定義記憶テーブル7から読み出す。上の例では
「3秒未満」となる。
【0077】ステップ13−4 制御部10は、相手の電話番号を指定して、呼制御部4
に発呼を指示する。このとき同時に、呼出時間測定用タ
イマー1を起動する。制御部10は、定期的に呼出時間
測定用タイマーから呼出時間を読み出し、2.5秒(3
秒未満)になるまで呼出を続けた後、呼制御部4に呼出
を停止するよう命令を出す。すると、呼制御部4は呼出
を中止する。このとき、相手側の端末では、本発明の実
施の形態3で示すように、ショートメッセージが表示さ
れる。
【0078】以上のように、相手を指定してメッセージ
ルールの転送を行うことで、相手と同じメッセージを手
軽な操作で(つまり、いちいちメッセージ入力を手入力
せずに)共有でき、かつ、手軽な操作で送りたいメッセ
ージを選択し送信できるので、操作性の良いショートメ
ッセージ送受信機能を提供することができ、しかも課金
されることはないというメリットをもたらすことができ
る。
【0079】なお、本実施の形態では、受信者側のメッ
セージルールを相手に送って、同じルールを送信者側の
端末に記憶させるという例を示したが、逆に、送信者側
が入力したメッセージルールを(つまり、相手を呼び出
すとき、「XX秒の呼出ならYYと解釈せよ」という旨
の内容を送信者側の端末に記憶させておいて、これを)
相手に(つまり、受信者側)に送って共有する、という
方法も考えられるが、本発明の主旨となんら変わりな
い。
【0080】(実施の形態5)図15は本発明の実施の
形態5による電話機の構成を示すブロック図である。
【0081】図15においては、図6に示した実施の形
態3の構成に、ショートメッセージ着信音記憶部9を設
けたものである。この実施の形態5においては、制御部
10は、ショートメッセージの着信の場合に、ショート
メッセージ着信音記憶部9に記憶された音情報を呼制御
部4に渡して着信音を生成させる。
【0082】以上のように構成された電話機について、
その動作を図16を用いて説明する。図16は本発明の
実施の形態5による電話機の動作を示すフローチャート
である。
【0083】ステップ16−1 着信が開始される。このとき、呼制御部4は、電話会社
より着信信号を受け、発呼者番号識別部5と制御部10
に着信が開始されたことを知らせ、鳴動を開始する。さ
らに、制御部10は、呼出時間測定用タイマー1に「タ
イマーを起動せよ」という旨の命令を与え、呼出時間測
定用タイマー1は、呼出時間の測定を開始する。一方、
発呼者番号識別部5は、規定されたプロトコルに従い、
発呼者番号を受け取り、記憶する。
【0084】ステップ16−2 呼出が終了する。このとき、呼制御部4は、呼出が終了
したことを検知して、制御部10へ通知する。すると、
制御部10は呼出時間測定用タイマー1に「タイマーを
停止せよ」という旨の命令を与える。
【0085】ステップ16−3 次に、制御部10は呼制御部4に通話が開始されたの
か、それとも通話が開始されずに着信が終わったのかを
問い合わせる。前者の場合は、ステップ16−7へ後者
の場合はステップ16−4へ進む。ここでは、通話が開
始されずに着信が終わったものとして説明を続ける。す
なわち、ステップ16−4へ進む。
【0086】ステップ16−4 制御部10は、「さっきの着信は何秒間だったか」を知
るために呼出時間測定用タイマー1から着信継続時間を
読み出す。
【0087】ここでは、着信は4秒間だったとして説明
を続ける。
【0088】次に、制御部10は、「さっきの着信は何
番からだったか」を知るために発呼者番号識別部5から
発呼者番号を読み出す。ここでは、発呼者番号が070
−5418−6343であったとして説明を続ける。制
御部10は、発呼者番号が070−5418−6343
であり4秒間の着信だった場合、表示すべきメッセージ
がメッセージ定義記憶テーブル7に登録されているか検
索を試みる。図8は本発明の実施の形態3、4および5
による電話機のメッセージ定義記憶テーブルの内容を示
す説明図を示したものである。登録されているメッセー
ジは入力部2を用いてユーザが入力したものである。
【0089】ステップ16−5 制御部10は、メッセージの検索に成功したかどうかを
判断する。成功しない場合は「おわり」へ進む。上の例
では、「今夜遅くなる」のメッセージが条件にマッチす
るので、ステップ16−6に進む。
【0090】ステップ16−6 制御部10は、ステップ16−5で得られたメッセージ
を表示部3に表示する。図9は本発明の実施の形態3お
よび5による電話機の表示部の様子を示す説明図を示し
たものである。さらに、制御部10はショートメッセー
ジ着信音記憶部9に記憶された音情報を呼制御部4に送
り、ショートメッセージが届いたことを伝える着信を鳴
らさせる。次に「おわり」へ進む。
【0091】また、ステップ16−3で通話が開始され
た場合、はステップ16−7へ進む。
【0092】ステップ16−7 ユーザは通話を行い、終了すれば、電話を切る。「おわ
り」へ進む。
【0093】以上のように、相手が呼出時間を調節する
ことによっていくつかのメッセージの中から適当な(相
手が送りたかった)メッセージを表示することができ、
しかも課金されることはない。
【0094】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
電話機によれば、ショートメッセージ受信者が電話機の
そばで待機していなくても、何番から何秒間の呼出があ
ったか表示部を見れば分かるので、この呼出時間をショ
ートメッセージと解釈することができ、課金されること
なく、メッセージを逃すことなくショートメッセージを
受け取ることができるという有利な効果が得られる。
【0095】請求項2に記載の電話機によれば、本来の
通話目的の着信か、ショートメッセージの着信かを区別
できるので、誤ってショートメッセージの着信中に、オ
フフックして、無意味な課金をされることを防ぐことが
できるという有利な効果が得られる。
【0096】請求項3に記載の電話機によれば、呼出時
間によってメッセージをユーザが解釈するのではなく、
表示部にメッセージが表示されるため、ユーザの記憶違
いによる「メッセージ解釈ミス」を防ぐことができると
いう有利な効果が得られる。
【0097】請求項4に電話機によれば、お互いの端末
で同じメッセージルールを手入力することなく、片方の
端末で入力したメッセージルールを他方で再利用できる
ので、ユーザのメッセージルール入力作業の負担を大幅
に削減することができるという有利な効果が得られる。
【0098】請求項5に記載の電話機によれば、ショー
トメッセージを受信した後、着信音によってユーザはそ
れを知ることができるので、緊急のショートメッセージ
を逃すことを防ぐことができるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電話機の構成を示
すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による電話機の動作を示
すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1および2による電話機の
表示部の様子を示す説明図
【図4】本発明の実施の形態2による電話機の構成を示
すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2による電話機の動作を示
すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態3による電話機の構成を示
すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3による電話機の動作を示
すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3、4および5による電話
機のメッセージ定義記憶テーブルの内容を示す説明図
【図9】本発明の実施の形態3および5による電話機の
表示部の様子を示す説明図
【図10】本発明の実施の形態4による電話機の構成を
示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態4による電話機の動作
(メッセージ定義転送)を示すフローチャート
【図12】本発明の実施の形態5による電話機のメッセ
ージ定義記憶テーブルの内容を示す説明図
【図13】本発明の実施の形態4による電話機の動作
(ショートメッセージ送信)を示すフローチャート
【図14】本発明の実施の形態4による電話機の表示部
の様子を示す説明図
【図15】本発明の実施の形態5による電話機の構成を
示すブロック図
【図16】本発明の実施の形態5による電話機の動作を
示すフローチャート
【符号の説明】
1 呼出時間測定用タイマー 2 入力部 3 表示部 4 呼制御部 5 発呼者番号識別部 6 無鳴動時間記憶部 7 メッセージ定義記憶テーブル 8 メッセージ定義転送プロトコル実行部 9 ショートメッセージ着信音記憶部 10 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 EE00 EE15 FF00 FF03 FF22 HH23 HH26 5K036 AA07 EE03 EE13 JJ04 JJ12 KK14 5K067 AA34 BB21 DD13 DD15 FF05 FF07 FF23 FF27 FF31 HH23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信が始まってから、何秒間呼出が続いて
    いるかを測定する呼出時間測定用タイマーと、 相手の電話番号を入力するための入力部と、 発呼者番号や呼出時間を表示する表示部と、 電話の発着呼と通話を実現する呼制御部と、 既存のプロトコルを利用して呼出が発生した時に、発呼
    者番号を識別する発呼者番号識別部と、 着信が始まってから呼出時間測定用タイマーを起動し、
    着信が終わると呼出時間測定用タイマーを停止させ、測
    定した時間を読み出し、発呼者番号識別部から今着信し
    た相手の発呼者番号を読み出して表示部に呼出時間と発
    呼者番号を表示させる制御部とを有することを特徴とす
    る電話機。
  2. 【請求項2】着信が始まった後、所定の時間だけ着信が
    継続した後に鳴動を始める無鳴動時間記憶部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】発呼者番号と呼出時間とメッセージとを対
    応付けて記憶するメッセージ定義テーブルを備え、この
    メッセージ定義テーブルの内容である呼び出し時間とメ
    ッセージの対応表を前記表示部に表示する手段を設けた
    請求項1または2に記載の電話機。
  4. 【請求項4】前記呼出時間とメッセージの対応表を相手
    に転送するメッセージ定義転送プロトコル転送部を備た
    請求項3記載の電話機。
  5. 【請求項5】ショートメッセージ着信時に、通常の着信
    と異なる着信音でショートメッセージの到着を知らせる
    ショートメッセージ着信音記憶部を備えた請求項1記載
    の電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528727A (ja) * 2006-02-24 2009-08-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線デバイスにおけるグラフィカルユーザーインターフェースをコントロールするシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528727A (ja) * 2006-02-24 2009-08-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線デバイスにおけるグラフィカルユーザーインターフェースをコントロールするシステム及び方法
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