JP2002344372A - 路車間通信システム - Google Patents

路車間通信システム

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JP2002344372A
JP2002344372A JP2001143438A JP2001143438A JP2002344372A JP 2002344372 A JP2002344372 A JP 2002344372A JP 2001143438 A JP2001143438 A JP 2001143438A JP 2001143438 A JP2001143438 A JP 2001143438A JP 2002344372 A JP2002344372 A JP 2002344372A
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antenna
road
communication system
communication
electric field
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JP2001143438A
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Kazunari Kihira
一成 紀平
Isamu Chiba
勇 千葉
Masato Sato
正人 佐藤
Kenichi Kakizaki
健一 柿崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数再利用する際に常に最適な信号識別度
を確保し、良好な通信品質を実現できる路車間通信シス
テムを得る。 【解決手段】 路上の通信領域内を通過する車両との間
で狭域通信を行う路車間通信システムにおいて、路側に
設置された通信用アンテナ1から送信された信号の電界
レベルを検出し、前記電界レベルに応じて前記通信用ア
ンテナ1のビーム方向を補正するためのキャリブレーシ
ョン装置6を備える。また、前記キャリブレーション装
置6からの情報に基づいて前記通信用アンテナ1を構成
する各アンテナ素子の励振振幅位相を電気的に制御する
ことでビーム中心方向を調節する指向性制御装置または
前記通信用アンテナ1を機械駆動により制御することで
ビーム中心方向を調節するアンテナ姿勢制御装置を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路上からの高さ
数mから十数mに設けたアンテナと道路上を走行する車
両との間で狭域通信を行う路車間通信システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】道路交通の安全、効率化を進めるため
に、道路側に設けた種々の支援システムと車両に設けら
れた車載センサおよび制御装置などによって、車両の安
全運転を支援する、あるいは車両を自動運転させるため
の走行支援道路システム(AHS:Advanced Cruise-As
sist Highway System)の研究が始まっている。
【0003】AHSでは車両に設けられた車載アンテナ
と路上に設けられた路側アンテナとの間で通信(路車間
通信)を行い、路上に設けられた各種センサからの情報
を車両に伝送し、この伝送情報および車載センサが自ら
取得した情報に基づいて、車両側でドライバーへの情報
提供や車両に対する各種制御が行われる。
【0004】通常、このような路車間通信においては、
通信サービスエリアを連続的に配置して、道路上を走行
する車両に継続的な情報提供サービスを行うことが考え
られている。このために、近接する通信サービスエリア
相互では、互いの信号が干渉し合わないようにその通信
サービスエリアで使用する周波数を互いに異なるものに
設定する。
【0005】しかしながら、路車間通信で用いることが
できる周波数帯域には限りがあり、所望の信号識別度が
確保できるような距離の離れた通信サービスエリア同士
で同一の周波数を使用する、いわゆる周波数再利用が行
われる。このとき、同一の周波数を用いる通信サービス
エリア相互の信号識別度は、アンテナの放射パターンに
よる指向角度損失及び伝搬距離の差によって確保する。
【0006】また、路車間通信では、道路の対向車線で
周波数を変え、かつ、ダウンリンク(路→車)、アップ
リンク(車→路)とで周波数を変えるために、多くの周
波数を必要とする。よって、数区間程度離れた通信サー
ビスエリアで、周波数再利用を行う必要がある。例え
ば、1998年電子情報通信学会ソサイエティ大会SA
D−2−5では、サービスエリア長100m、周波数繰
り返し4の例が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周波数再利用を考慮し
た場合、通常、図8に示すような通信サービスエリア構
成が考えられる。すなわち、アンテナ1の直下よりAm
からBmまでをある周波数による通信サービスエリア2
とし、数区間離れたエリアにおいて同一周波数を再利用
する構成である。ところが、路上に設置するアンテナの
指向性をペンシルビームとし、たとえば1つの通信サー
ビスエリアの長さを100m程度、アンテナ直下と通信
サービスエリアとの距離をA=40、B=140mとす
る。また、アンテナ設置高Cを8mとする。
【0008】このとき、3波繰り返しで周波数再利用す
るようにシステムを構成する場合、干渉波方向を見込む
角度と所望波方向を見込む角度との差は最小で約2度程
度しかない。これはアンテナビーム幅の1/4程度の角
度差である。よって、一般に必要とされる信号識別度を
満足するようなビーム指向方向が見つかったとしても、
その精度は約1度程度という高精度なアンテナの設置が
要求される。アンテナ設置時に正確なキャリブレーショ
ンを行った場合でも、風雨による動揺、大型車両や重量
物積載車両通過時の振動などで頻繁に動く角度である。
【0009】よって、通信サービスエリアを狭めずにあ
る程度のサービスエリア長を確保し、かつ、3、4波程
度での周波数再利用を実現するためには、路上に設置す
る通信用アンテナのビーム指向方向を逐次あるいは定期
的に調整する、高精度の自動キャリブレーション機能が
必要である。
【0010】この発明は上述した点に鑑みてなされたも
ので、周波数再利用する際に常に最適な信号識別度を確
保し、良好な通信品質を実現できる路車間通信システム
を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る路車間通
信システムは、路上の通信領域内を通過する車両との間
で狭域通信を行う路車間通信システムにおいて、路側に
設置された通信用アンテナから送信された信号の電界レ
ベルを検出し、前記電界レベルに応じて前記通信用アン
テナのビーム方向を補正するためのキャリブレーション
装置を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記キャリブレーション装置からの
情報に基づいて前記通信用アンテナを構成する各アンテ
ナ素子の励振振幅位相を電気的に制御することでビーム
中心方向を調節する指向性制御装置を備えたことを特徴
とするものである。
【0013】また、前記キャリブレーション装置からの
情報に基づいて前記通信用アンテナを機械駆動により制
御することでビーム中心方向を調節するアンテナ姿勢制
御装置を備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内に通信用とは異なる受信用アンテ
ナを設置することで、前記電界レベルを検出し、ケーブ
ルを介して路側アンテナ装置に情報を伝達することを特
徴とするものである。
【0015】また、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内に通信用とは異なる送信用アンテ
ナを設置すると共に、前記通信用アンテナ付近に受信用
アンテナを設置し、前記送信用アンテナより情報信号に
は干渉しないような信号を無線伝送にて送信し、前記受
信用アンテナにおいて前記電界レベルを検出すること
で、前記路側アンテナ装置に情報を伝達することを特徴
とするものである。
【0016】また、前記受信用アンテナのあらゆる方向
の電界レベルデータを事前に登録しておき、正常な設置
状態からの受信電界レベルの低下量と前記電界レベルデ
ータとの比較から、調整すべき角度を検出することを特
徴とするものである。
【0017】さらに、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内にレーザ発信装置を設置すると共
に、前記通信用アンテナ近傍にレーザ受信装置を設置
し、前記レーザ受信装置により事前に設定された基準点
と実際の受信点のずれを検出することにより、検出され
たずれの情報に基づいてビーム方向の補正量を求めるこ
とを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る路車間通信システムを示す概略構
成図である。図1において、1は路上に設けたアンテ
ナ、2はアンテナ1が受け持つ通信サービスエリア、3
はアンテナ1で送受信される信号の制御などを行う通信
装置、4はアンテナ1のアンテナビーム、5はアンテナ
1と通信装置3とを結ぶケーブル、6はアンテナ1から
送信された信号の電界レベルを検出して検出された電界
レベルに応じてアンテナ1のビーム方向を補正するのに
用いるキャリブレーション装置を示し、このキャリブレ
ーション装置6によりアンテナ1のビーム方向が補正ま
たは調整される。
【0019】従来例で説明したように、周波数再利用す
るようにシステムを構成する場合、干渉波方向を見込む
角度と所望波方向を見込む角度との差が非常に小さくな
る。よって、一般に必要とされる信号識別度を満足する
ようなビーム指向方向が見つかったとしても、その精度
は約1、2度程度という極めて高精度なアンテナの設置
が要求される。そこで、この実施の形態1では、通信サ
ービスエリア2内のどこか、たとえば、路側などにアン
テナ1のアンテナビーム方向を理想的な状態に調整する
のに必要な情報を取得するためのキャリブレーション装
置6を設置している。このキャリブレーション装置6を
備えてアンテナビーム方向の調整を逐次あるいは定期的
に行うことで、常に最適な信号識別度を確保し、良好な
通信品質を実現することが可能となる。
【0020】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2に係る路車間通信システムを示す概略構成図であ
る。図2において、図1に示す実施の形態1と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号と
して、7はアンテナ1のアンテナビームの形状を制御す
る指向性制御装置を示す。
【0021】この実施の形態2では、指向性制御装置7
により、キャリブレーション装置6からの情報に基づ
き、アンテナ1のビーム方向を調整する際にアンテナ1
を構成する各アンテナ素子、あるいは複数のアンテナ素
子を単位とするサブアレー構成においては各サブアレー
の励振振幅位相を制御することでアンテナビーム4を調
整する。
【0022】すなわち、実施の形態1におけるビーム方
向の具体的制御手段として、アンテナ1をフェーズドア
レーアンテナとして電気的制御を行う。キャリブレーシ
ョン装置6からの補正量情報に基づいて、アンテナ1を
構成する各アンテナ素子の励振振幅位相、あるいは複数
のアンテナ素子を単位とするサブアレー構成とし、各サ
ブアレーの励振振幅位相を指向性制御装置7により調整
することで、ビーム方向を最適化することができる。
【0023】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3に係る路車間通信システムを示す概略構成図であ
る。図3において、図1に示す実施の形態1と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号と
して、8はアンテナ1の姿勢、すなわち方向を制御する
アンテナ姿勢制御装置を示す。
【0024】上述した実施の形態2においては、電気的
制御によるビーム方向の調整を行ったが、この実施の形
態3では、アンテナ姿勢制御装置8により、モータ等を
用いた機械駆動によりアンテナ1の向きを物理的に動か
し、ビーム方向の最適化を行うことができる。
【0025】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4に係る路車間通信システムを示す概略構成図であ
り、図4において、図1〜図3に示す実施の形態1〜3
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、9はアンテナ1から送信された信号を
受信し、そのレベルを検出するキャリブレーション用ア
ンテナを示す。また、キャリブレーション用アンテナ9
は、ケーブル5によって通信装置3に接続され、アンテ
ナ1に情報を伝達する。
【0026】この実施の形態4では、上述した実施の形
態1から3におけるキャリブレーションに用いる情報取
得の手段として、通信サービスエリア2内の路側等にキ
ャリブレーション用アンテナ9を設置し、アンテナ1よ
り送信された信号の電界レベルを検出する。前記電界レ
ベルの情報はケーブル5を通じて通信装置3に伝送さ
れ、アンテナ1の最適な設定角度における受信信号レベ
ル値からの変動量から補正量を算出する。その補正量に
基づき、アンテナビーム4のビーム方向を調整すること
で、必要な信号識別度を確保する。
【0027】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5に係る路車間通信システムを示す概略構成図であ
る。図5において、図1〜図3に示す実施の形態1〜3
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、10はキャリブレーション用に用意さ
れた信号を送信するキャリブレーション用送信アンテ
ナ、11はその信号を受信し、レベルを検出するキャリ
ブレーション用受信アンテナを示す。
【0028】この実施の形態5では、キャリブレーショ
ンのための補正量を検出する手段として、対向する2つ
のキャリブレーション用アンテナ10,11を用いた無
線伝送を利用する。
【0029】すなわち、実施の形態1から3におけるキ
ャリブレーションに用いる情報取得の手段として、通信
サービスエリア2内の路側等にキャリブレーション用送
信アンテナ10を設置し、アンテナ1あるいは、通信サ
ービスエリア2内を走行する車内に設置された車載アン
テナより送信される通信用信号には干渉しないようなキ
ャリブレーションのためのチャネルを設け、前記キャリ
ブレーション用送信アンテナ10より送信する。これを
アンテナ1付近に設置した、キャリブレーション用受信
アンテナ11により受信し、その信号の電界レベルを検
出する。検出された前記電界レベル情報を基にビーム方
向を最適化する。
【0030】実施の形態6.図6は、実施の形態4およ
び5にて説明されたキャリブレーション用受信アンテナ
の角度に対する電界レベル分布、すなわち指向性パター
ンの一例を描いたものである。この電界レベル分布は、
予め通信装置3内に登録しておく。また、路側アンテナ
設置時には、図中のように電界レベルが最も大きいポイ
ントを初期状態14として受信するように前記受信用ア
ンテナを設置しておく。
【0031】こうすることにより、風雨等による動揺で
路側アンテナが動いた場合には、例えば図中の動揺時の
受信点15で受信されるので、このときの初期状態(理
想状態)からの電界のレベル低下量16が得られる。こ
のレベル低下量16を事前に登録しておいた角度に対す
る電界レベル分布に照らし合わせることで、路側アンテ
ナが何度程度動いたかが検出可能となる。こうして検出
した角度情報を基に路側アンテナの指向性あるいは姿勢
を制御することでビーム方向を最適化する。
【0032】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態6に係る路車間通信システムを示す概略構成図であ
る。図7において、図1〜図3に示す実施の形態1〜3
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、12はレーザ発信装置、13はレーザ
受信装置を示す。
【0033】この実施の形態7では、キャリブレーショ
ンのための補正量を検出する手段として、対向する2つ
のレーザ装置を用いた無線伝送を利用する。
【0034】すなわち、実施の形態1から3におけるキ
ャリブレーションに用いる情報取得の手段として、通信
サービスエリア2内の路側等にレーザ発信装置12を設
置し、レーザを送信する。それをレーザ受信装置13
により受信する。レーザ受信装置13は事前に設定され
た基準点と実際の受信点のずれを検出する。このずれの
情報からビーム方向の補正量を算出する。このように、
レーザを利用した場合、通信用チャネルへの干渉問題を
考慮せずに無線伝送による制御が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、路上
の通信領域内を通過する車両との間で狭域通信を行う路
車間通信システムにおいて、路側に設置された通信用ア
ンテナから送信された信号の電界レベルを検出し、前記
電界レベルに応じて前記通信用アンテナのビーム方向を
補正するためのキャリブレーション装置を備えることに
より、周波数再利用する際に常に最適な信号識別度を確
保し、良好な通信品質を実現できる。
【0036】また、前記キャリブレーション装置からの
情報に基づいて前記通信用アンテナを構成する各アンテ
ナ素子の励振振幅位相を電気的に制御することでビーム
中心方向を調節する指向性制御装置を備えることによ
り、ビーム方向を最適化することができる。
【0037】また、前記キャリブレーション装置からの
情報に基づいて前記通信用アンテナを機械駆動により制
御することでビーム中心方向を調節するアンテナ姿勢制
御装置を備えることにより、ビーム方向を最適化するこ
とができる。
【0038】また、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内に通信用とは異なる受信用アンテ
ナを設置することで、前記電界レベルを検出し、ケーブ
ルを介して路側アンテナ装置に情報を伝達することによ
り、アンテナの最適な設定角度における受信信号レベル
値からの変動量から補正量を算出しその補正量に基づ
き、アンテナビームのビーム方向を調整することで、必
要な信号識別度を確保することができる。
【0039】また、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内に通信用とは異なる送信用アンテ
ナを設置すると共に、前記通信用アンテナ付近に受信用
アンテナを設置し、前記送信用アンテナより情報信号に
は干渉しないような信号を無線伝送にて送信し、前記受
信用アンテナにおいて前記電界レベルを検出すること
で、前記路側アンテナ装置に情報を伝達することによ
り、検出された前記電界レベル情報を基にビーム方向を
最適化することができる。
【0040】また、前記受信用アンテナのあらゆる方向
の電界レベルデータを事前に登録しておき、正常な設置
状態からの受信電界レベルの低下量と前記電界レベルデ
ータとの比較から、調整すべき角度を検出することによ
り、検出した角度情報を基に路側アンテナの指向性ある
いは姿勢を制御することでビーム方向を最適化すること
ができる。
【0041】さらに、前記キャリブレーション装置とし
て、路上の通信領域内にレーザ発信装置を設置すると共
に、前記通信用アンテナ近傍にレーザ受信装置を設置
し、前記レーザ受信装置により事前に設定された基準点
と実際の受信点のずれを検出することにより、検出され
たずれの情報に基づいてビーム方向の補正量を求めるこ
とにより、レーザを利用して、通信用チャネルへの干渉
問題を考慮せずに無線伝送による制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6を説明するもので、
実施の形態4および5にて説明されたキャリブレーショ
ン用受信アンテナの角度に対する電界レベル分布、すな
わち指向性パターンの一例を描いた図である。
【図7】 この発明の実施の形態7に係る路車間通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図8】 従来例に係る路車間通信システムの説明図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 通信サービスエリア、3 通信装
置、4 アンテナビーム、5 ケーブル、6 キャリブ
レーション装置、7 指向性制御装置、8 アンテナ姿
勢制御装置、9 キャリブレーション用アンテナ、10
キャリブレーション用送信アンテナ、11 キャリブ
レーション用受信アンテナ、12 レーザ発信装置、1
3 レーザ受信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 柿崎 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA01 AA06 DA07 DB02 DB03 EA04 EA05 HA05 5K059 CC04 DD02 DD37 5K067 AA11 AA23 DD27 EE02 EE12 EE55 KK02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路上の通信領域内を通過する車両との間
    で狭域通信を行う路車間通信システムにおいて、路側に
    設置された通信用アンテナから送信された信号の電界レ
    ベルを検出し、前記電界レベルに応じて前記通信用アン
    テナのビーム方向を補正するためのキャリブレーション
    装置を備えたことを特徴とする路車間通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の路車間通信システムに
    おいて、 前記キャリブレーション装置からの情報に基づいて前記
    通信用アンテナを構成する各アンテナ素子の励振振幅位
    相を電気的に制御することでビーム中心方向を調節する
    指向性制御装置を備えたことを特徴とする路車間通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の路車間通信システムに
    おいて、 前記キャリブレーション装置からの情報に基づいて前記
    通信用アンテナを機械駆動により制御することでビーム
    中心方向を調節するアンテナ姿勢制御装置を備えたこと
    を特徴とする路車間通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の路車間通信シ
    ステムにおいて、 前記キャリブレーション装置として、路上の通信領域内
    に通信用とは異なる受信用アンテナを設置することで、
    前記電界レベルを検出し、ケーブルを介して路側アンテ
    ナ装置に情報を伝達することを特徴とする路車間通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3に記載の路車間通信シ
    ステムにおいて、 前記キャリブレーション装置として、路上の通信領域内
    に通信用とは異なる送信用アンテナを設置すると共に、
    前記通信用アンテナ付近に受信用アンテナを設置し、前
    記送信用アンテナより情報信号には干渉しないような信
    号を無線伝送にて送信し、前記受信用アンテナにおいて
    前記電界レベルを検出することで、前記路側アンテナ装
    置に情報を伝達することを特徴とする路車間通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の路車間通信シ
    ステムにおいて、 前記受信用アンテナのあらゆる方向の電界レベルデータ
    を事前に登録しておき、正常な設置状態からの受信電界
    レベルの低下量と前記電界レベルデータとの比較から、
    調整すべき角度を検出することを特徴とする路車間通信
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項2または3に記載の路車間通信シ
    ステムにおいて、 前記キャリブレーション装置として、路上の通信領域内
    にレーザ発信装置を設置すると共に、前記通信用アンテ
    ナ近傍にレーザ受信装置を設置し、前記レーザ受信装置
    により事前に設定された基準点と実際の受信点のずれを
    検出することにより、検出されたずれの情報に基づいて
    ビーム方向の補正量を求めることを特徴とする路車間通
    信システム。
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