JP2002343858A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
る絶縁膜の剥離を防止できる半導体装置およびその製造
方法を提供する。 【解決手段】基板1上に積層された複数の配線層6、1
4と、配線層の層間に形成された層間絶縁膜とを有する
半導体装置であって、層間絶縁膜は無機系絶縁膜と有機
系絶縁膜2、10とを含む積層膜であり、無機系絶縁膜
は酸化シリコン層7と、窒化シリコン層8と、それらの
層間に形成された酸化窒化シリコン層9とを含む積層膜
であり、好適には、酸化窒化シリコン層9は酸化シリコ
ン層7に近い側で窒化シリコン層8に近い側よりも酸素
/窒素比が高くなっている半導体装置、およびその製造
方法。
Description
その製造方法に関し、特に、有機系低誘電率膜を含むハ
イブリッド型層間絶縁膜を有する半導体装置およびその
製造方法に関する。
速化するためには、配線遅延の増大を抑制することが不
可欠である。配線遅延を抑制する方法としては、配線抵
抗の少ない銅配線の採用と、層間絶縁膜の低誘電率化が
有効である。従来、半導体装置の配線の層間絶縁膜には
比誘電率4.1の酸化シリコン(SiO2 )が主に用い
られていたが、近年、比誘電率3以下の有機ポリマー等
の開発が進められ、半導体装置の層間絶縁膜としての実
用化が可能となった。
材料選択以外に、配線のどの部分に低誘電率材料を導入
するかという点も重要となる。配線容量のほとんどは水
平方向の配線間容量によって決定されるため、例えば、
配線を水平方向に絶縁する部分に低誘電率膜を用い、配
線を垂直方向に絶縁するビア部分にSiO2 を用いて
も、性能の大幅な低下は起こらない。このような構造と
することにより、プロセスは増加するが、低誘電率膜と
SiO2 のエッチング特性の違いを利用して、高精度に
配線を形成することも可能となる。
料からなる層を積層させたハイブリッド型層間絶縁膜の
断面図であり、多層配線構造の一部を示す。図7に示す
ように、基板21上に、有機系低誘電率膜としてSiL
K層22が形成され、その上層にSiO2 層23が形成
されている。SiLKはポリアリーレンエーテル(PA
E;poly arylene ether)系材料であり、米Dow Chemic
al社の商品名である。SiLK層22およびSiO2 層
23にはコンタクトホール24が形成され、コンタクト
ホール24内にはバリアメタル層25を介して銅配線2
6が形成されている。
iN)層27、SiO2 層28、SiLK層29および
SiO2 層30が順に積層されている。これらの4層に
は、上層の2層部分で下層の2層部分よりも幅が広くな
ったコンタクトホール31が形成されている。上層の2
層部分(幅の広い部分)のコンタクトホールはトレン
チ、下層の2層部分(幅の狭い部分)のコンタクトホー
ルはビアと呼ばれる。コンタクトホール31内にはバリ
アメタル層32を介して、デュアルダマシン構造の銅配
線33が形成されている。
おいて、SiLK層22、29は有機系材料の塗布によ
って形成され、SiO2 層23、28、30およびSi
N層27は通常、化学気相成長(CVD;chemical vap
or deposition)によって形成される。
リッド型層間絶縁膜とデュアルダマシン構造の銅配線と
を組み合わせて多層配線を形成した場合、層間の剥離が
生じやすいという問題が起こる。これは、積層された絶
縁膜の応力が互いに異なることに起因する。例えば、図
7に示すハイブリッド型層間絶縁膜において、プラズマ
CVDにより形成されたSiO2 層の応力は、1×10
8 Pa(=1×109 dyn/cm 2 )程度の圧縮応力
である。
iN層の応力は、7×108 Pa程度の強い圧縮応力で
ある。但し、これらの膜の応力は成膜方法によっても大
きく変動し、例えば、減圧CVD法により成膜されたS
iN層の応力は、引っ張り応力(張力)である。
層とSiN層の応力が圧縮応力であるのに対して、有機
系低誘電率膜であるSiLK層の応力は、108 Paよ
り小さい張力である。図7に示すように、SiO2 層と
SiN層が積層される場合には、系全体の圧縮応力が特
に増強される。したがって、絶縁膜の層間での剥離を防
止するためには、SiLK層等の有機系低誘電率膜の張
力の大きさに対して、無機系のプラズマCVD膜の圧縮
応力の大きさを極力小さくする必要がある。
ンプロセスを採用する場合、銅配線の表面を平坦化する
ための化学的機械研磨(CMP;chemical mechanical
polishing)が行われる。したがって、層間絶縁膜にはC
MP中の剪断・圧縮応力に耐える良好な機械的性質が要
求される。
された層間絶縁膜における膜剥離を抑制する方法として
は、特開平11−145284号公報記載の半導体装置
の製造方法が挙げられる。この方法によれば、配線形成
前に熱処理を行い、無機系絶縁膜中に含まれる水分を除
去し、その後、大気に露出させずに直ちに配線を形成す
る。
を行うと水分が気化する。SiO2層と無機系絶縁膜が
積層されている場合、気化した水分は膜中を拡散して外
部に放出される。一方、SiO2 層と有機系低誘電率膜
が積層されている場合には、SiO2 層と有機系低誘電
率膜との層間に水分が集中し、膜剥離が生じやすくな
る。
法によれば、水分に起因する膜剥離を抑制することは可
能であるが、材料の応力の違いを緩和して、応力の違い
や応力の局所的な集中に基づく膜剥離を抑制することは
できない。本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、したがって本発明は、絶縁膜の剥離を防止でき
る半導体装置およびその製造方法を提供することを目的
とする。
め、本発明の半導体装置は、基板上に積層された複数の
配線層と、前記配線層の層間に形成された少なくとも一
つの層間絶縁膜とを有する半導体装置であって、前記層
間絶縁膜の少なくとも一つは、無機系絶縁膜と有機系絶
縁膜とを含む積層膜であり、前記無機系絶縁膜は、酸化
シリコン層と、窒化シリコン層と、前記酸化シリコン層
と前記窒化シリコン層との層間に形成された酸化窒化シ
リコン層とを含む積層膜であることを特徴とする。
記酸化シリコン層に近い側で前記窒化シリコン層に近い
側よりも酸素/窒素比が高い。さらに好適には、前記酸
化窒化シリコン層は、酸素/窒素比が互いに異なる複数
の層の積層膜であり、前記酸化シリコン層に近い層ほ
ど、酸素/窒素比が高い。あるいは、前記酸化窒化シリ
コン層は、前記酸化シリコン層に近い領域ほど、酸素/
窒素比が高くなるような組成勾配を有する。
リコン層と接するように形成されている。あるいは、前
記有機系絶縁膜は前記窒化シリコン層と接するように形
成されている。好適には、前記無機系絶縁膜は化学気相
成長により形成された膜である。好適には、前記有機系
絶縁膜はポリアリーレンエーテル系材料、ベンゾシクロ
ブテン系材料、ポリイミド系材料またはフロロカーボン
系材料を用いて形成された膜を含む。好適には、前記配
線層は銅配線であり、前記層間絶縁膜は、前記配線層に
接続するコンタクトホールを有し、前記コンタクトホー
ル内に銅が埋め込まれている。
積層された層間絶縁膜において、特に酸化シリコン層と
窒化シリコン層との界面での応力の違いが緩和される。
したがって、応力の局所的な集中が抑制され、絶縁膜の
剥離が防止される。また、層間絶縁膜の機械的強度が向
上するため、例えば銅配線を形成するためのCMP等を
行った場合にも、絶縁膜の剥離や破損が防止される。
明の半導体装置の製造方法は、配線層上に層間絶縁膜を
介して他の配線層を積層する工程を含む半導体装置の製
造方法であって、前記層間絶縁膜を形成する工程は、酸
化シリコン層を形成する工程と、前記酸化シリコン層上
に酸化窒化シリコン層を形成する工程と、前記酸化窒化
シリコン層上に窒化シリコン層を形成する工程と、前記
酸化シリコン層を形成する前と、前記窒化シリコン層を
形成した後の少なくとも一方で、有機系絶縁膜を形成す
る工程とを含むことを特徴とする。
する工程は、酸素/窒素比が互いに異なる複数の層を、
前記酸化シリコン層に近い層ほど酸素/窒素比が高くな
るように、順次積層する工程を含む。あるいは、前記酸
化窒化シリコン層を形成する工程は、複数の原料ガスの
流量比を連続的に変化させながら化学気相成長を行い、
前記酸化シリコン層に近い領域ほど、酸素/窒素比が高
くなるような組成勾配を、前記酸化窒化シリコン層に付
与する工程を含む。好適には、前記酸化シリコン層、酸
化窒化シリコン層および窒化シリコン層を形成する工程
は、化学気相成長工程を含む。工程には、前記有機系絶
縁膜を形成する工程は、有機系材料を塗布する工程を含
む。
体装置の製造方法は、配線層上に層間絶縁膜を介して他
の配線層を積層する工程を含む半導体装置の製造方法で
あって、前記層間絶縁膜を形成する工程は、窒化シリコ
ン層を形成する工程と、前記窒化シリコン層上に酸化窒
化シリコン層を形成する工程と、前記酸化窒化シリコン
層上に酸化シリコン層を形成する工程と、前記窒化シリ
コン層を形成する前と、前記酸化シリコン層を形成した
後の少なくとも一方で、有機系絶縁膜を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
する工程は、酸素/窒素比が互いに異なる複数の層を、
前記酸化シリコン層に近い層ほど酸素/窒素比が高くな
るように、順次積層する工程を含む。好適には、前記酸
化窒化シリコン層を形成する工程は、複数の原料ガスの
流量比を連続的に変化させながら化学気相成長を行い、
前記酸化シリコン層に近い領域ほど、酸素/窒素比が高
くなるような組成勾配を、前記酸化窒化シリコン層に付
与する工程を含む。好適には、前記窒化シリコン層、酸
化窒化シリコン層および酸化シリコン層を形成する工程
は、化学気相成長工程を含む。好適には、前記有機系絶
縁膜を形成する工程は、有機系材料を塗布する工程を含
む。
積層された層間絶縁膜において、特に酸化シリコン層と
窒化シリコン層との界面での応力の違いが緩和された層
間絶縁膜を形成することが可能となる。したがって、層
間絶縁膜における応力の局所的な集中が抑制され、絶縁
膜の剥離が防止される。また、層間絶縁膜の機械的強度
を向上させることができる。
びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して
説明する。 (実施形態1)図1は、プラズマCVD法により形成さ
れる酸化窒化シリコン(SiON)層の応力を示す図で
ある。図1の横軸は成膜ガスであるN2 OとNH3 の流
量比をN2 O/(N2 O+NH3 )で表したものであ
る。ここで、N2 O+NH3 =500sccmとした。
図1の縦軸は応力の大きさを示し、マイナスの符号は応
力が圧縮応力であることを表す。
2 O+NH3 )=0のときは、SiN層が形成される。
このときの圧縮応力は、図1に示すように7×108 P
a程度である。N2 O/(N2 O+NH3 )が大きくな
るにつれて、SiON層中の窒素含有量が減少し、酸素
含有量が増加する。これに伴い、SiON層の圧縮応力
は小さくなる。
2 O+NH3 )=1.0のときは、SiO2 層が形成さ
れる。このときの圧縮応力は、1×108 Pa程度とな
る。図1から、N2 O/(N2 O+NH3 )を適宜選択
することにより、SiON層の圧縮応力を制御できるこ
とがわかる。
体装置に形成されるハイブリッド型層間絶縁膜の断面図
であり、多層配線構造の一部を示す。図2に示すよう
に、基板1上に、有機系低誘電率膜としてSiLK層2
が形成され、その上層にSiO2 層3が形成されてい
る。SiLK層2およびSiO2 層3にはコンタクトホ
ール4が形成され、コンタクトホール4内にはバリアメ
タル層5を介して銅配線6が形成されている。
O2 層8が形成されており、SiN層7とSiO2 層8
との境界部分にはSiON層9が形成されている。Si
ON層9の組成は均一であっても、膜厚方向において変
化していても、いずれでもよい。SiON層9の組成を
膜厚方向において変化させる場合には、SiN層7近傍
に比較してSiO2 層8近傍で酸素/窒素比が高くなる
ようにする。これにより、系全体の応力のばらつきが緩
和され、層間絶縁膜の剥離が防止される。
形成され、その上層にSiO2 層11が形成されてい
る。これらの5層には、上層の2層部分(SiLK層1
0およびSiO2 層11)で下層の3層部分(SiN層
7、SiO2 層8およびSiON層9)よりも幅が広く
なったコンタクトホール12が形成されている。
クトホールはトレンチ、下層の3層部分(幅の狭い部
分)のコンタクトホールはビアと呼ばれる。コンタクト
ホール12内にはバリアメタル層13を介して、デュア
ルダマシン構造の銅配線14が形成されている。
は、まず、図3(a)に示すように、基板1上にSiL
Kを例えばスピンコートにより塗布し、SiLK層2を
形成する。具体的には、ウェハを回転させながら液状の
SiLKを滴下した後、ウェハエッジ洗浄および裏面洗
浄を行い、スピンドライを行う。続いて、ベーキングプ
レート上で溶媒を揮発させてから、必要に応じてキュア
炉内で熱硬化(キュア)を行う。これにより、高重合度
の膜が得られる。
VDによりSiO2 層3を形成する。SiLK層2上に
直接、レジストを形成してSiLK層2にエッチングを
行うと、レジストはSiLKと同様に有機ポリマーであ
るため、レジストに対するSiLK層2のエッチング選
択比を十分に大きくすることが困難となる。したがっ
て、通常、SiLK層2上に例えばSiO2 層3のよう
なオフセット絶縁膜が形成される。
層3上にリソグラフィ工程によりレジスト15を形成
し、レジスト15をマスクとしてSiO2 層3に反応性
イオンエッチング(RIE;reactive ion etching)を
行う。その後、図3(c)に示すように、レジスト15
を除去し、酸化シリコン層3をマスクとしてSiLK層
2にエッチングを行う。これにより、コンタクトホール
4が形成される。
トホール4内およびSiO2 層3上に、例えばスパッタ
リングによりバリアメタル層5を形成する。バリアメタ
ル層5としては、例えばタンタル(Ta)、チタン(T
i)またはそれらの窒化物(TaN、TiN)等が用い
られる。
行い、コンタクトホール4内をCuにより埋め込んでか
ら、メタルCMPを行う。これにより、銅配線6の表面
が平坦化される。電解めっきのかわりに、メタルCVD
を行ってコンタクトホール4内にCuを埋め込んでもよ
い。
層3上にプラズマCVDによりSiN層7、SiON層
9およびSiO2 層8を順に形成する。これらの層は、
成膜ガス中のN2 OとNH3 の流量比を変化させること
により、連続的に形成することも可能である。
えばスピンコートにより塗布し、SiLK層10を形成
する。SiLK層10の上層に、プラズマCVDにより
SiO2 層11を形成する。SiO2 11はSiO2 層
3と同様に、SiLK層10にエッチングを行うための
オフセット絶縁膜として設けられる。
フィ工程によりSiO2 層11上にレジスト16を形成
し、レジスト16をマスクとしてSiO2 層11にエッ
チングを行う。その後、図5(g)に示すように、レジ
スト16を除去し、SiO2層11をマスクとしてSi
LK層10にエッチングを行う。これにより、銅配線1
4が埋め込まれるトレンチが形成される。
フィ工程によりSiLK層10およびSiO2 層11上
に、レジスト17を形成する。レジスト17をマスクと
してSiO2 層8、SiON層9およびSiN層7にR
IEを行い、コンタクトホール12のビアを形成する。
このRIEにおいて、被エッチング層に応じてエッチン
グガス等のエッチング条件を変化させることにより、良
好なエッチング断面形状が得られる。RIEを行った
後、レジスト17を除去する。
と同様に、コンタクトホール12内およびSiO2 層1
1上にバリアメタル層13を形成する。さらに、銅配線
6を形成する場合と同様に、Cuの電解めっきまたはメ
タルCVDとメタルCMPにより、銅配線14を形成す
る。以上の工程により、図2に示す多層配線構造が形成
される。
体装置に形成されるハイブリッド型層間絶縁膜の断面図
であり、多層配線構造の一部を示す。図6に示すよう
に、基板1上に、有機系低誘電率膜としてSiLK層2
が形成され、その上層にSiO2 層3とSiON層18
が順に積層されている。SiON層18の組成は均一で
あっても、膜厚方向において変化していても、いずれで
もよい。SiON層18を形成することにより、系全体
の応力のばらつきが緩和され、層間絶縁膜の剥離が防止
される。
N層18にはコンタクトホール19が形成され、コンタ
クトホール19内にはバリアメタル層5を介して銅配線
6が形成されている。SiON層18の上層にSiN層
7、SiO2 層8、SiLK層10およびSiO2 層1
1が順に積層されている。SiON層18の組成を膜厚
方向において変化させる場合には、SiN層7近傍に比
較してSiO2 層3近傍で酸素/窒素比が高くなるよう
にする。
の2層部分(SiLK層10およびSiO2 層11)で
下層の2層部分(SiN層7およびSiO2 層8)より
も幅が広くなったコンタクトホール20が形成されてい
る。上層の2層部分(幅の広い部分)のコンタクトホー
ルがトレンチ、下層の2層部分(幅の狭い部分)のコン
タクトホールがビアである。コンタクトホール20内に
はバリアメタル層13を介して、デュアルダマシン構造
の銅配線14が形成されている。
形成するには、実施形態2の製造方法におけるSiO2
層3のエッチング工程を、SiON層18およびSiO
2 層3のエッチング工程に変更し、実施形態2の製造方
法におけるビア形成工程(SiO2 層8、SiON層9
およびSiN層7のRIE工程)を、SiO2 層8およ
びSiN層7のRIE工程に変更すればよい。
ON層およびSiN層の積層構造を形成する場合の成膜
条件の一例を示す。なお、SiN層、SiON層、Si
O2 層の順に積層する場合には、以下の成膜プロセスを
逆の順で行えばよい。
を例えば膜厚200nmで形成する。SiO2 層の膜厚
は任意に変更することができる。成膜条件は、例えばS
iH 4 ガス流量を100sccm、N2 Oガス流量を5
00sccm、N2 ガス流量を1000sccm、圧力
を666.6Pa(≒5Torr)、RFパワーを50
0W、温度を400℃とする。
ON層を例えば膜厚20nmで形成する。SiON層の
膜厚は任意に変更することができる。成膜条件は、例え
ばSiH4 ガス流量を100sccm、NH3 ガス流量
を150sccm、N2 Oガス流量を350sccm、
N2 ガス流量を1000sccm、圧力を666.6P
a、RFパワーを500W、温度を400℃とする。
iN層を例えば膜厚30nmで形成する。窒化シリコン
層の膜厚は任意に変更することができる。成膜条件は、
例えばSiH4 ガス流量を100sccm、NH3 ガス
流量を500sccm、N2ガス流量を1000scc
m、圧力を666.6Pa、RFパワーを500W、温
度を400℃とする。
り、SiO2 層とSiN層との界面における応力の違い
を緩和することが可能となる。したがって、このような
無機系絶縁膜と有機系低誘電率膜とを組み合わせてハイ
ブリッド型層間絶縁膜を形成した場合、層間の剥離を抑
制することが可能となる。
ON層およびSiN層の積層構造を形成する場合の成膜
条件の他の一例を示す。本実施形態はSiON層中の酸
素/窒素比を段階的に変化させた例である。なお、Si
N層、SiON層、SiO2 層の順に積層する場合に
は、以下の成膜プロセスを逆の順で行えばよい。
を例えば膜厚200nmで形成する。SiO2 層の膜厚
は任意に変更することができる。成膜条件は、例えばS
iH 4 ガス流量を100sccm、N2 Oガス流量を5
00sccm、N2 ガス流量を1000sccm、圧力
を666.6Pa、RFパワーを500W、温度を40
0℃とする。
ON層を例えば膜厚20nmで形成する。SiON層の
膜厚は任意に変更することができる。本実施形態におい
ては、SiON層の形成を5nmずつ4段階に分けて行
う。なお、SiON層の膜厚は任意に変更することがで
きる。
ス流量を110sccm、NH3 ガス流量を50scc
m、N2 Oガス流量を450sccm、N2 ガス流量を
1000sccm、圧力を666.6Pa、RFパワー
を500W、温度を400℃とする。
ス流量を110sccm、NH3 ガス流量を100sc
cm、N2 Oガス流量を400sccm、N2 ガス流量
を1000sccm、圧力を666.6Pa、RFパワ
ーを500W、温度を400℃とする。
ス流量を110sccm、NH3 ガス流量を200sc
cm、N2 Oガス流量を300sccm、N2 ガス流量
を1000sccm、圧力を666.6Pa、RFパワ
ーを500W、温度を400℃とする。
ス流量を110sccm、NH3 ガス流量を250sc
cm、N2 Oガス流量を250sccm、N2 ガス流量
を1000sccm、圧力を666.6Pa、RFパワ
ーを500W、温度を400℃とする。
iN層を例えば膜厚30nmで形成する。SiN層の膜
厚は任意に変更することができる。成膜条件は、例えば
SiH4 ガス流量を100sccm、NH3 ガス流量を
500sccm、N2 ガス流量を1000sccm、圧
力を666.6Pa、RFパワーを500W、温度を4
00℃とする。
り、SiO2 層とSiN層との界面における応力の違い
を、実施形態4に比較して、より緩和することが可能と
なる。したがって、このような無機系絶縁膜と有機系低
誘電率膜とを組み合わせてハイブリッド型層間絶縁膜を
形成した場合、層間の剥離を抑制することが可能とな
る。
ON層およびSiN層の積層構造を形成する場合の成膜
条件の他の一例を示す。本実施形態はSiON層中の酸
素/窒素比を漸次変化させた例である。なお、SiN
層、SiON層、SiO2 層の順に積層する場合には、
以下の成膜プロセスを逆の順で行えばよい。
を例えば膜厚200nmで形成する。SiO2 層の膜厚
は任意に変更することができる。成膜条件は、例えばS
iH 4 ガス流量を100sccm、N2 Oガス流量を5
00sccm、N2 ガス流量を1000sccm、圧力
を666.6Pa、RFパワーを500W、温度を40
0℃とする。
ON層を例えば膜厚20nmで形成する。SiON層の
膜厚は任意に変更することができる。本実施形態におい
ては、ガス流量比を連続的に変化させながらSiON層
の形成を行う。なお、SiON層の膜厚は任意に変更す
ることができる。
ガス流量を110sccm、NH3ガス流量を50sc
cm、N2 Oガス流量を450sccm、N2 ガス流量
を1000sccm、圧力を666.6Pa、RFパワ
ーを500W、温度を400℃とする。
徐々に増加させ、N2 Oガス流量を徐々に減少させる。
但し、NH3 ガス流量とN2 Oガス流量の和は500s
ccmで一定とする。成膜終了時の成膜条件は、例えば
SiH4 ガス流量を110sccm、NH3ガス流量を
250sccm、N2 Oガス流量を250sccm、N
2 ガス流量を1000sccm、圧力を666.6P
a、RFパワーを500W、温度を400℃とする。
iN層を例えば膜厚30nmで形成する。SiN層の膜
厚は任意に変更することができる。成膜条件は、例えば
SiH4 ガス流量を100sccm、NH3 ガス流量を
500sccm、N2 ガス流量を1000sccm、圧
力を666.6Pa、RFパワーを500W、温度を4
00℃とする。
り、SiO2 層とSiN層との界面における応力の違い
を、実施形態5に比較して、より緩和することが可能と
なる。したがって、このような無機系絶縁膜と有機系低
誘電率膜とを組み合わせてハイブリッド型層間絶縁膜を
形成した場合、層間の剥離を抑制することが可能とな
る。
ハイブリッド型層間絶縁膜を構成する有機系低誘電率膜
を、SiLK層以外の膜に変更することも可能である。
SiLKを含むPAE系材料は、層間絶縁膜用として実
用化されている有機ポリマーの中では、高い耐熱性を有
する。また、極性の小さい分子構造を有するため、フッ
素化しなくても低い誘電率が得られる。さらに、吸湿性
が比較的低いという特長も有する。
Dow Chemical社のSiLK、SiLK−I(密着促進剤
の添加なし)、SiLK−J(密着促進剤が添加されて
いるもの)以外に、米Honeywell Electronic Materials
社のFLAREや、米Air Products and Chemicals, In
c.のVelox−ELK等が挙げられる。これらの材料
は、塗布により成膜される。
90℃以上であり、FLAREは比誘電率2.8、耐熱
温度400℃以上であり、Velox−ELKは比誘電
率2以下、耐熱温度430℃である。一般に、LSI配
線はトランジスタ等に比較するとプロセス温度が低い
が、層間絶縁膜には400℃程度の耐熱性が要求され
る。上記のPAE系材料は、いずれも耐熱温度が400
℃以上であり、耐熱性に対する要求は満たされる。
導入すると、比誘電率は低くなるが、バリアメタル層を
構成する金属とFが反応し、配線材料であるCuがバリ
アメタル層を介して拡散するのを防止できなくなる。S
iLKはFを一切含まないため、Cuの拡散が防止され
る。
導入する、すなわち膜を多孔質にすることにより、膜の
比誘電率は低下する。例えば、SiLKの膜中に空孔率
20〜30%で空孔を導入すると、比誘電率を2.65
から2以下に下げることができる。したがって、SiL
K等のPAE系材料は、デザインルールがさらに縮小さ
れた次世代のデバイスにおいても、材料に大幅な変更を
加えずに継続して使用可能であるという利点も有する。
は、有機系低誘電率膜の材料として優れた特性を有し、
本発明の半導体装置のハイブリッド型層間絶縁膜に好適
に用いられる。PAE系材料以外の有機ポリマーとして
は、ベンゾシクロブテン(BCB;benzocyclobutene)
系材料、ポリイミド系材料、フロロカーボン(CF)系
材料等が挙げられる。
Dow Chemical社のCyclotene等が挙げられる。
Cycloteneは比誘電率2.65、耐熱温度35
0℃以上であり、耐熱性はPAE系材料よりも低い。ポ
リイミド系材料は、層間絶縁膜材料として最も古くから
検討されているが、比誘電率は低いものでも3程度であ
る。また、フッ素を導入した熱安定性の高いフッ素化ポ
リイミドも開発されている。
エチレン(PTFE;polytetrafluoroethylene)や、パ
ーフロロポリアルキレンエーテル等が挙げられる。これ
らの溶液あるいは分散液を塗布することにより有機系低
誘電率膜が形成される。市販されている塗布型のCF系
材料としては、米E. I. du Pont de Nemours and Co.の
Teflon AF等が挙げられる。Teflon A
Fは比誘電率1.9、耐熱温度160〜240℃であ
る。
Dによる成膜も可能である。CVDにより成膜されたア
モルファスフロロカーボンの比誘電率は2.5〜2.3
程度、耐熱温度300℃程度である。CF系材料の場
合、ガラス転移温度や熱分解温度が低いため、一般に耐
熱性は低いが、低い比誘電率が得られる。
応力は、いずれも108 Pa以下の張力である。したが
って、これらの有機系低誘電率膜と、CVDにより形成
される無機系絶縁膜との応力の違いが問題となる場合、
本発明の層間絶縁膜構造を採用すると、系全体の応力の
ばらつきが緩和される。上記の本発明の実施形態の半導
体装置およびその製造方法によれば、ハイブリッド型層
間絶縁膜における応力の局所的な集中が緩和され、層間
絶縁膜の剥離を防止することが可能となる。
実施形態は、上記の説明に限定されない。例えば、上記
の実施形態によれば、基板上にSiLK層が形成された
断面図(図2および図6)を示したが、図中の基板1を
上層配線に置き換えることも可能である。
線容量を下げてもデバイス性能への寄与が少ない。した
がって、多層配線構造の層間絶縁膜に有機系低誘電率膜
を用いる場合、最上層と最下層を除く中層部に有機系低
誘電率膜を導入したり、最上層と最下層のいずれか一方
を除く部分に有機系低誘電率膜を導入したりすることが
ある。このような多層配線構造の場合にも、本発明の層
間絶縁膜構造を適用することが可能である。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能であ
る。
膜の剥離を防止することが可能となる。本発明の半導体
装置の製造方法によれば、応力の局所的な集中が抑制さ
れた層間絶縁膜を形成することが可能となる。
の応力を示す図である。
多層配線構造の一部を拡大した断面図である。
る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図であ
る。
に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図で
あり、図3(d)に続く工程を示す。
に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図で
あり、図4(f)に続く工程を示す。
多層配線構造の一部を拡大した断面図である。
を拡大した断面図である。
3、8、11、23、28、30…SiO2 層、4、1
2、19、20、24、31…コンタクトホール、5、
13、25、32…バリアメタル層、6、14、26、
33…銅配線、7、27…SiN層、9、18…SiO
N層、15〜17…レジスト。
Claims (22)
- 【請求項1】基板上に積層された複数の配線層と、 前記配線層の層間に形成された少なくとも一つの層間絶
縁膜とを有する半導体装置であって、 前記層間絶縁膜の少なくとも一つは、無機系絶縁膜と有
機系絶縁膜とを含む積層膜であり、 前記無機系絶縁膜は、酸化シリコン層と、窒化シリコン
層と、前記酸化シリコン層と前記窒化シリコン層との層
間に形成された酸化窒化シリコン層とを含む積層膜であ
る半導体装置。 - 【請求項2】前記酸化窒化シリコン層は、前記酸化シリ
コン層に近い側で前記窒化シリコン層に近い側よりも酸
素/窒素比が高い請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】前記酸化窒化シリコン層は、酸素/窒素比
が互いに異なる複数の層の積層膜であり、前記酸化シリ
コン層に近い層ほど、酸素/窒素比が高い請求項2記載
の半導体装置。 - 【請求項4】前記酸化窒化シリコン層は、前記酸化シリ
コン層に近い領域ほど、酸素/窒素比が高くなるような
組成勾配を有する請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項5】前記有機系絶縁膜は前記酸化シリコン層と
接するように形成されている請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項6】前記有機系絶縁膜は前記窒化シリコン層と
接するように形成されている請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項7】前記無機系絶縁膜は化学気相成長により形
成された膜である請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項8】前記有機系絶縁膜はポリアリーレンエーテ
ル系材料を用いて形成された膜を含む請求項1記載の半
導体装置。 - 【請求項9】前記有機系絶縁膜はベンゾシクロブテン系
材料を用いて形成された膜を含む請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項10】前記有機系絶縁膜はポリイミド系材料を
用いて形成された膜を含む請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項11】前記有機系絶縁膜はフロロカーボン系材
料を用いて形成された膜を含む請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項12】前記配線層は銅配線であり、 前記層間絶縁膜は、前記配線層に接続するコンタクトホ
ールを有し、 前記コンタクトホール内に銅が埋め込まれている請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項13】配線層上に層間絶縁膜を介して他の配線
層を積層する工程を含む半導体装置の製造方法であっ
て、 前記層間絶縁膜を形成する工程は、酸化シリコン層を形
成する工程と、 前記酸化シリコン層上に酸化窒化シリコン層を形成する
工程と、 前記酸化窒化シリコン層上に窒化シリコン層を形成する
工程と、 前記酸化シリコン層を形成する前と、前記窒化シリコン
層を形成した後の少なくとも一方で、有機系絶縁膜を形
成する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】前記酸化窒化シリコン層を形成する工程
は、酸素/窒素比が互いに異なる複数の層を、前記酸化
シリコン層に近い層ほど酸素/窒素比が高くなるよう
に、順次積層する工程を含む請求項13記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項15】前記酸化窒化シリコン層を形成する工程
は、複数の原料ガスの流量比を連続的に変化させながら
化学気相成長を行い、前記酸化シリコン層に近い領域ほ
ど、酸素/窒素比が高くなるような組成勾配を、前記酸
化窒化シリコン層に付与する工程を含む請求項13記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】前記酸化シリコン層、酸化窒化シリコン
層および窒化シリコン層を形成する工程は、化学気相成
長工程を含む請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項17】前記有機系絶縁膜を形成する工程は、有
機系材料を塗布する工程を含む請求項13記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項18】配線層上に層間絶縁膜を介して他の配線
層を積層する工程を含む半導体装置の製造方法であっ
て、 前記層間絶縁膜を形成する工程は、窒化シリコン層を形
成する工程と、 前記窒化シリコン層上に酸化窒化シリコン層を形成する
工程と、 前記酸化窒化シリコン層上に酸化シリコン層を形成する
工程と、 前記窒化シリコン層を形成する前と、前記酸化シリコン
層を形成した後の少なくとも一方で、有機系絶縁膜を形
成する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】前記酸化窒化シリコン層を形成する工程
は、酸素/窒素比が互いに異なる複数の層を、前記酸化
シリコン層に近い層ほど酸素/窒素比が高くなるよう
に、順次積層する工程を含む請求項18記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項20】前記酸化窒化シリコン層を形成する工程
は、複数の原料ガスの流量比を連続的に変化させながら
化学気相成長を行い、前記酸化シリコン層に近い領域ほ
ど、酸素/窒素比が高くなるような組成勾配を、前記酸
化窒化シリコン層に付与する工程を含む請求項18記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】前記窒化シリコン層、酸化窒化シリコン
層および酸化シリコン層を形成する工程は、化学気相成
長工程を含む請求項18記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】前記有機系絶縁膜を形成する工程は、有
機系材料を塗布する工程を含む請求項18記載の半導体
装置の製造方法。
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