JP2000223490A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000223490A
JP2000223490A JP11019015A JP1901599A JP2000223490A JP 2000223490 A JP2000223490 A JP 2000223490A JP 11019015 A JP11019015 A JP 11019015A JP 1901599 A JP1901599 A JP 1901599A JP 2000223490 A JP2000223490 A JP 2000223490A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有機系の低誘電率膜を層間絶縁膜とした場合の
溝配線の形成において、CMP技術の適用を容易とす
る。 【解決手段】溝配線の形成において、有機系の低誘電率
絶縁膜3で構成される層間絶縁膜の所定の領域に、積層
する無機絶縁膜で構成され開口8を有するマスク層4,
5を形成する。そして、このマスク層をエッチングマス
クとしたドライエッチングで有機系の低誘電率絶縁膜3
に配線溝9を形成し、導電体膜のCMPでもって溝配線
を形成する。ここで、マスク層は、有機系の低誘電率絶
縁膜3をCMPの研磨から保護する。また、このマスク
層のうち下層にある無機絶縁膜が上記有機低誘電率絶縁
膜をプラズマ・アッシング等のレジストマスク除去の工
程から保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に低誘電率膜を層間絶縁膜とする溝配線の
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化に伴い、半導体装置
の構成に微細な多層配線が必須になる。また、半導体装
置の動作の低電圧化、高速化などに伴い、層間絶縁膜の
低誘電率化が必要になる。特に、ロジック系の半導体装
置では、微細配線による抵抗上昇や配線間容量の増加が
半導体装置の動作速度の劣化につながるため、微細でか
つ低誘電率の膜を層間絶縁膜として用いた多層配線が必
須なる。
【0003】配線幅の微細化および配線ピッチの縮小化
は、配線自身のアスペクト比を大きくするだけでなく、
配線間のスペースのアスペクト比をも大きくし、結果と
して、縦方向に細長い微細配線を形成する技術や微細な
配線間のスペースを層間絶縁膜で埋め込む技術などに負
担がかかり、半導体装置の製造プロセスを複雑にすると
同時に、プロセス数の増大をまねく。
【0004】そこで、層間絶縁膜に配線溝を形成し、化
学機械研磨(CMP)法を用いてこの配線溝に配線材料
を埋設させる溝配線技術が注目されている。しかし、こ
の技術において、層間絶縁膜に有機系の低誘電率を適用
しようとすると、配線材料をCMP法で研磨する工程
で、層間絶縁膜も研磨され除去されたり、層間絶縁膜表
面にスクラッチ等が発生する。
【0005】そこで、このような問題を解決する簡便な
方法として、特開平10−112503号公開公報に記
載されている技術がある。
【0006】以下、上記公報に記載の技術の概略を簡単
に説明する。図7および図8は、この従来の技術を説明
するための配線構造の製造工程順の断面図である。
【0007】図7(a)に示すように、あらかじめ素子
(図示せず)が形成されたシリコン基板101上に層間
用の酸化シリコン膜102を成膜する。この層間用の酸
化シリコン膜102の成膜には、プラズマ励起の化学気
相成長(プラズマCVD)法が用いられる。
【0008】次に、酸化シリコン膜102上に例えばポ
リテトラフルオロエチレンからなる有機低誘電率膜10
3を成膜する。そして、図7(b)に示すように、有機
低誘電率膜103上に酸化シリコン膜104を成膜す
る。この酸化シリコン膜104の成膜にも、プラズマC
VD法が用いられる。
【0009】次に、図7(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術により、酸化シリコン膜104上に配線
パターン形成用のレジストパターン105を形成する。
【0010】次に、例えば一般的なマグネトロン方式の
ドライエッチング装置を用い、レジストパターン105
をマスクとして酸化シリコン膜104をエッチングす
る。この後、レジストパターン105を除去する。これ
によって、図7(d)に示すように、配線パターンの形
状を有する開口106が形成される。
【0011】あるいは、例えば一般的なマグネトロン方
式のドライエッチング装置を用い、レジストパターン1
05をマスクとして酸化シリコン膜104の開口106
の部分の有機低誘電率膜103を選択的にエッチングす
る。そして、レジストパターン105を除去する。
【0012】ここで、レジストパターン105の除去
は、酸素ガスを用いたプラズマエッチングすなわちよく
知られたプラズマ・アッシング方法でもって行われる。
【0013】以上のような工程を経て、図8(a)に示
すように、酸化シリコン膜104の開口106と同一形
状の配線溝107が形成される。
【0014】次に、図8(b)に示すように、金属膜成
膜用の一般的なスパッタリング装置を用いて、基板全面
に例えばAl−Cu合金膜などのようなAl合金膜10
8を配線材料として成膜する。この場合、この成膜時の
基板温度をAl合金の融点近くにしたり、成膜後にAl
合金の融点近くの温度でリフローを行うことにより、こ
のAl合金膜108により配線溝107が完全に埋め込
まれるようにする。
【0015】次に、一般的なCMP装置を用い、酸化シ
リコン膜104を研磨ストッパー層として用いてAl合
金膜108をCMP法により研磨し、このAl合金膜1
08のうち酸化シリコン膜104上にある不要部分を除
去する。このとき、硬度が非常に高い酸化シリコン膜1
04を研磨ストッパー層として用いているため、酸化シ
リコン膜104などと比較して硬度が非常に低い有機低
誘電率膜103を直接CMP法により研磨したときに見
られるような、スクラッチなどの発生を防止することが
できる。
【0016】以上により、図8(c)に示すように、シ
リコン基板101上であって層間用の酸化シリコン膜1
02上に設けられた有機低誘電率膜103の配線溝10
7に溝配線109が埋め込まれて形成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上に説明し
たような従来の技術では、有機低誘電率膜103の研磨
ストッパー層として用いられる酸化シリコン膜104
に、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術と
で所定の領域に開口106が設けられる。そして、開口
形成マスクとして用いられたレジストパターン105
が、プラズマ・アッシング法および剥離溶液中でのレジ
スト剥離処理等で除去される。
【0018】しかし、このレジストパターンの除去にお
いて、上記の開口106で露出する有機低誘電率膜10
3が酸素プラズマに曝される。一般に有機系の絶縁膜
は、酸素プラズマに曝されるとエッチングされる。ここ
で、酸素プラズマによる有機系の絶縁膜のエッチングは
等方的に進行する。このために、従来の技術では、配線
溝の断面形状が悪くなる。すなわち、上記の等方的エッ
チングのために配線溝に大きなサイドエッチングが生じ
る。
【0019】このような配線溝のサイドエッチングは、
微細な溝配線の形成を困難にする。特に、配線幅の微細
化および配線ピッチの縮小化に伴って配線自身のアスペ
クト比が大きくなり、配線間のスペースのアスペクト比
が大きくなると、層間絶縁膜として有機系の低誘電率膜
を用い、さらに、CMP法を駆使した溝配線の形成が不
可能になる。
【0020】あるいは、有機系の低誘電率膜を層間絶縁
膜とした溝配線の形成ができなくなり、層間絶縁膜の低
誘電率化に限界が生じてくる。
【0021】本発明の主目的は、溝配線の形成におい
て、有機系の低誘電率膜を層間絶縁膜とした場合に、C
MP技術の適用が容易となる微細配線の形成方法を提供
することにある。そして、本発明の他の目的は、簡便な
方法で溝配線間の寄生容量の低減を可能にすることにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、銅を配線材料とする
多層の溝配線形成において、銅表面の酸化を防止する簡
便な製造方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】このために本発明の半導
体装置の製造方法は、半導体基板上に有機系の絶縁膜を
形成する工程と、前記有機系の絶縁膜上に2種以上の積
層した無機絶縁膜で構成されるマスク層を形成し前記マ
スク層に開口を形成する工程と、前記マスク層をエッチ
ングマスクにしたドライエッチングで前記有機系の絶縁
膜に配線溝を形成する工程とを含む。
【0023】また、前記溝配線の形成後、前記配線溝を
充填するように導電体膜を堆積させる工程と、前記マス
ク層を前記有機系の絶縁膜の研磨保護膜として前記導電
体膜の不要部分を化学機械研磨で除去し、前記配線溝内
に埋め込むように溝配線を形成する工程とを含む。
【0024】ここで、第1マスク層と第2マスク層とを
この順に積層して前記マスク層が形成され、前記第2マ
スク層上に形成されたレジストマスクの所定のパターン
が前記第2マスク層にエッチング転写され、前記エッチ
ング転写後、前記レジストマスクが除去され、前記第2
マスク層をエッチングマスクにした前記第1マスク層の
エッチングを通して前記開口が形成される。
【0025】また、前記溝配線の形成後、前記マスク層
を除去し全面に低誘電率絶縁膜を成膜する。
【0026】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、多層配線の下層の溝配線を形成した後、全面に第1
の有機絶縁膜を形成し前記第1の有機絶縁膜上に第1マ
スク層と第2マスク層とがこの順に積層したスルーホー
ル用マスク層を形成する工程と、前記第2マスク層にス
ルーホール用の開口を形成した後、全面に第2の有機絶
縁膜を形成し前記第2の有機絶縁膜上に2種以上の積層
した無機絶縁膜で構成される配線溝用マスク層を形成し
前記配線溝用マスク層に開口を形成する工程と、前記配
線溝用マスク層をエッチングマスクにしたドライエッチ
ングで前記第2の有機絶縁膜に配線溝を形成する工程と
を含む。
【0027】また、前記配線溝を形成後、前記第2マス
ク層に形成したスルーホール用の開口を前記第1マスク
層にエッチング転写する工程と、前記スルーホール用の
開口を通して前記下層の溝配線に達するスル−ホールを
前記第1の有機絶縁膜に形成する工程を含む。
【0028】あるいは、前記下層の溝配線と前記第1の
有機絶縁膜との間に無機系の低誘電率絶縁膜が形成され
前記無機系の低誘電率絶縁膜にもスルーホールが形成さ
れるようになる。
【0029】そして、前記スルーホールの形成後、前記
配線溝およびスルーホールを充填するように導電体膜を
堆積させる工程と、前記配線溝用マスク層を前記第2の
有機絶縁膜の研磨保護膜として前記導電体膜の不要部分
を化学機械研磨で除去し、前記配線溝およびスルーホー
ル内に埋め込むように上層の溝配線を形成する工程とを
含む。
【0030】ここで、前記導電体膜は銅で構成され、前
記第1マスク層、第2マスク層はそれぞれシリコン酸化
膜、シリコン窒化膜で構成され、前記有機系の絶縁膜、
第1の有機絶縁膜および第2の有機系絶縁膜は、低誘電
率膜であるフッ素化アモルファスカーボン、ベンジクロ
ブテンあるいは有機ポリシラザンで構成される。
【0031】このように本発明では、溝配線の形成にお
いて、有機系の低誘電率膜で構成される層間絶縁膜の所
定の領域に、積層する2種以上の無機絶縁膜で構成され
るマスク層を形成する。このマスク層は、導電体膜のC
MPの工程で有機系の低誘電率膜を研磨から保護する。
また、積層する2種以上の無機絶縁膜のうち下層にある
無機絶縁膜が上記有機系の低誘電率膜をプラズマ・アッ
シングから保護するようになる。
【0032】このために、溝配線の形成で有機系の低誘
電率膜に寸法精度の非常に高い配線溝を形成することが
容易になる。そして、微細な溝配線による多層配線構造
の形成が容易になる。また、銅を配線材料とする溝配線
形成において、銅表面の酸化が完全に防止されるように
なる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明の第1の
実施の形態を説明する溝配線の製造工程順の断面図であ
る。
【0034】図1に示すように、従来の技術で説明した
ように、シリコン基板1上に膜厚500nm程度の酸化
シリコン膜2を形成する。
【0035】次に、酸化シリコン膜2上に例えばフッ素
化アモルファスカーボンからなる有機系の絶縁膜である
低誘電率絶縁膜3を成膜する。ここで、低誘電率絶縁膜
3の膜厚は500nm程度に設定される。なお、フッ素
化アモルファスカーボンの比誘電率は2.4程度であ
る。
【0036】次に、図1(b)に示すように、低誘電率
絶縁膜3上に第1マスク層4と第2マスク層5とを積層
して形成する。ここで、第1マスク層4は、プラズマC
VD法で堆積される膜厚20nm程度のシリコン酸化膜
であり、第2マスク層5は、プラズマCVD法で形成さ
れる膜厚10nm程度のシリコン窒化膜である。
【0037】次に、図1(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術により、第2マスク層5上に配線パター
ン形成用のレジストマスク6を形成する。そして、レジ
ストマスク6をエッチングマスクとして第2マスク層5
をドライエッチングし、第1の開口7を形成する。この
第2マスク層5のドライエッチングでは、反応ガスとし
てCF4 とO2 の混合ガスが用いられ、第1マスク層4
がエッチングで除去されないようにする。
【0038】この後、プラズマ・アッシング法でレジス
トマスク6を除去する。また、有機系の剥離溶液あるい
は硫酸、硝酸等の酸溶液中での処理を行う。これによっ
て、図2(a)に示すように、第2マスク層5の所定の
領域に、配線パターンの形状を有する第1の開口7が形
成される。
【0039】このレジストマスク6のプラズマ・アッシ
ング法による除去の工程において、低誘電率絶縁膜3は
第1マスク層4で完全に覆われている。このために、従
来の技術のように、プラズマ・アッシング工程で低誘電
率絶縁膜3がエッチングされることは完全に防止され
る。
【0040】次に、図2(b)に示すように、第2マス
ク層5をドライエッチングマスクとして第1マスク層4
をドライエッチングし、第2の開口8を形成する。この
第1マスク層4のドライエッチングでは、反応ガスとし
てC48 とCH22 の混合ガスが用いられる。この
ようなドライエッチングでは、第2マスク層5あるいは
低誘電率絶縁膜3はほとんどエッチングされない。
【0041】次に、図2(c)に示すように、第1マス
ク4と第2マスク層5をエッチングマスクにして、低誘
電率絶縁膜3をドライエッチングし配線溝9を形成す
る。ここで、低誘電率絶縁膜3のドライエッチングは、
反応ガスとしてCl2 とO2 の混合ガスを用い、異方性
のドライエッチングがなされれる。このようにして、サ
イドエッチングのない配線溝9が形成されるようにな
る。
【0042】次に、図3(a)に示すように、金属膜成
膜用の一般的なスパッタリング装置を用いて、基板全面
に導電体膜であるバリア層10を形成する。ここで、バ
リア層10は膜厚50nm程度の窒化チタン等で構成さ
れる。そして、このバリア層10を被覆し、配線溝9を
完全に埋め尽くすように別の導電体膜である金属配線膜
11を形成する。ここで、金属配線膜11は銅で構成さ
れる。
【0043】次に、図3(b)に示すように、第2マス
ク層5を研磨ストッパー層として用いて金属配線膜11
とバリア層10とをCMP法により研磨し、これらの導
電体材料のうち第2マスク層5上にある不要部分を除去
する。このCMP工程では、低誘電率絶縁膜3は第2マ
スク層5あるいは第1マスク層4でCMPから完全に保
護される。このようにして、フッ素化アモルファスカー
ボンのような有機系の低誘電率絶縁膜3に設けられた配
線溝9に、バリア層と金属配線膜の埋め込まれた溝配線
12が形成される。
【0044】次に、第2マスク層5と第1マスク層4を
順次にプラズマエッチングして除去する。ここで、プラ
ズマエッチングの反応ガスとしてはCHF3 とH2 の混
合ガスが用いられ、酸素を含むガスは使用されない。こ
のようにして、この工程で溝配線12および低誘電率絶
縁膜3がエッチングされないようにする。
【0045】次に、図3(c)に示すように、全面に塗
布絶縁膜13を形成する。ここで、塗布絶縁膜13はB
CB(ベンジシクロブデン)のような誘電率の低い膜厚
200nm程度の有機塗布膜が用いられる。このような
有機塗布膜の比誘電率は3以下であり、シリコン酸化膜
の値4よりもかなり低い値になる。そして、プラズマC
VD法によるシリコン酸化膜の成膜で、全面に層間絶縁
膜14を形成する。
【0046】以上のようにして、図3(c)に示すよう
に、シリコン基板1上の有機系の低誘電率絶縁膜3に設
けた配線溝9内に、溝配線12を埋め込むようにして形
成する。
【0047】この本発明の方法では、溝配線の形成にお
いて、有機系の低誘電率膜を層間絶縁膜とした場合での
CMP技術の適用が容易となる。また、溝配線は完全に
低誘電率絶縁膜で覆われるために、溝配線間の寄生容量
が大幅に低減をするようになる。また、銅を配線材料と
する溝配線形成において、銅表面の酸化が完全に防止さ
れるようになる。
【0048】次に、図4乃至図6に基づいて本発明の第
2に実施の形態を説明する。図4乃至図6は、多層の溝
配線の形成を説明するための製造工程順の断面図であ
る。ここで、第1の実施の形態と同じものは同一の符号
で示される。
【0049】第1の実施の形態と同様にして、図4
(a)に示すように、シリコン基板1の酸化シリコン膜
2上の有機系の低誘電率絶縁膜3に設けた配線溝9に埋
め込むように、溝配線12を形成する。この溝配線12
が多層配線の下層の配線となる。そして、全面に保護絶
縁膜15を形成する。ここで、保護絶縁膜15は、無機
系の絶縁膜である。例えば、膜厚200nmのHSQ
(ハイドロゲン シルセキオサン)のような塗布絶縁膜
が用いられる。ここで、HSQの比誘電率は3程度であ
りシリコン酸化膜の値4よりも低いものとなっている。
【0050】次に、保護絶縁膜15上にフッ素化アモル
ファスカーボンであって第1の有機絶縁膜となる有機系
の低誘電率絶縁膜3aを成膜する。ここで、低誘電率絶
縁膜3aの膜厚は300nm程度に設定される。
【0051】そして、第1の実施の形態と同様に、低誘
電率絶縁膜3a上に第1マスク層4aと第2マスク層5
aとを積層して形成する。ここで、第1マスク層4aは
膜厚10nm程度のシリコン酸化膜であり、第2マスク
層5aは膜厚10nm程度のシリコン窒化膜である。
【0052】次に、フォトリソグラフィ技術により、第
2マスク層5a上にスルーホ−ルパターン形成用のレジ
ストマスク6aを形成する。そして、レジストマスク6
aをエッチングマスクとして第2マスク層5aをドライ
エッチングし、スルーホール用の第1の開口7aを形成
する。
【0053】この後、プラズマ・アッシング法でレジス
トマスク6aを除去する。このレジストマスク6aのプ
ラズマ・アッシング法による除去の工程において、低誘
電率絶縁膜3aは第1マスク層4aで完全に覆われてい
る。このために、プラズマ・アッシング工程で低誘電率
絶縁膜3aがエッチングされることは完全に防止され
る。
【0054】次に、図4(b)に示すように、全面に上
層の溝配線を形成するために、フッ素化アモルファスカ
ーボンであって第2の有機絶縁膜となる有機系の低誘電
率絶縁膜3bを成膜する。ここで、低誘電率絶縁膜3b
の膜厚は800nm程度に設定される。
【0055】そして、低誘電率絶縁膜3b上に第1マス
ク層4bと第2マスク層5bとを積層して形成する。こ
こで、第1マスク層4bは膜厚20nm程度のシリコン
酸化膜であり、第2マスク層5aは膜厚10nm程度の
シリコン窒化膜である。
【0056】次に、図4(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術により、第2マスク層5b上に配線パタ
ーン形成用のレジストマスク6bを形成する。そして、
レジストマスク6bをエッチングマスクとして第2マス
ク層5bをドライエッチングし、上層溝配線用の第1の
開口7bを形成する。この第2マスク層5bのドライエ
ッチングは、第1の実施の形態と同様に行われる。
【0057】この後、プラズマ・アッシング法でレジス
トマスク6bを除去する。これによって、図5(a)に
示すように、第2マスク層5bの所定の領域に、配線パ
ターンの形状を有する第1の開口7bが形成される。
【0058】このレジストマスク6のプラズマ・アッシ
ング法による除去の工程において、低誘電率絶縁膜3b
は第1マスク層4bで完全に覆われている。このため
に、低誘電率絶縁膜3bはプラズマ・アッシングによる
エッチングから完全に保護されるようになる。
【0059】次に、図5(b)に示すように、第2マス
ク層5b及び第1マスク層4bをエッチングマスクにし
て、低誘電率絶縁膜3bをドライエッチングし配線溝9
aを形成する。ここで、第1の実施の形態で説明したよ
うに、サイドエッチングのない配線溝9aが形成され
る。
【0060】次に、図5(c)に示すように、第2マス
ク層5a、5bをエッチングマスクにして第1マスク層
4aをドライエッチングする。このようにして、スルー
ホール用の第2の開口8aを形成する。
【0061】次に、図6(a)に示すように、第1マス
ク層4aと第2マスク層5aをエッチングマスクにし
て、低誘電率絶縁膜3aをドライエッチングする。この
ようにして、スルーホール16を低誘電率絶縁膜3aに
形成する。この工程では、保護絶縁膜15はエッチング
されない。この低誘電率絶縁膜3aのドライエッチング
では、反応ガスとしてCl2 とO2 の混合ガスを用い、
異方性のドライエッチングがなされれる。
【0062】次に、図6(b)に示すように、第2マス
ク層5aをエッチングマスクにして、保護絶縁膜15を
ドライエッチングする。この保護絶縁膜15のドライエ
ッチングでは、反応ガスとしてC48 とCH22
混合ガスが用いられる。このようなドライエッチングで
は酸素系のガスを含まないために、下層の溝配線12の
表面は酸化されることもなく、また、ほとんどエッチン
グされることもない。
【0063】次に、図6(c)に示すように、第1の実
施の形態で説明したように、バリア層、金属配線膜を形
成し、CMP法による研磨で不要部分を除去し、上層の
溝配線12aを形成する。このようにして、2層構造の
溝配線、すなわち、スルーホール16を通して互いに接
続する下層の溝配線12および上層の溝配線12aを形
成する。
【0064】この第2の実施の形態においても、第1の
実施の形態と同様に、有機系の低誘電率膜を層間絶縁膜
とし、CMP技術を用いた溝配線の形成が容易となる。
また、多層の溝配線形成で銅を配線材料とする場合で
も、銅表面の酸化が完全に防止されることになる。
【0065】以上の実施の形態においては、有機系の低
誘電率絶縁膜としてフッ素化アモルファスカーボンを用
いる場合について説明した。この他、このような低誘電
率絶縁膜として、比誘電率が2.6程度の有機ポリシラ
ザン、比誘電率が2.7程度のBCB、比誘電率が2.
6程度のパリレンF(登録商標)、フッ素化ポリイミ
ド、プラズマCFポリマー、プラズマCHポリマー、フ
ッ素化ポリアリルエーテルを使用してもよい。ここで、
多層の溝配線の形成では、異なる層間絶縁膜にそれぞれ
別種の低誘電率絶縁膜を用いてもよい。
【0066】また、実施の形態では、積層するマスク層
として無機絶縁膜であるシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の場合について説明しているが、この他、互いにエッ
チング速度の異なる無機の絶縁膜であれば同様に本発明
に適用できる。例えば、シリコン酸化膜とシリコンオキ
シナイトライド膜の積層膜でもよい。あるいは、第1マ
スク層と第2マスク層の絶縁膜を入れ替えてもよいこと
にも言及しておく。
【0067】ここで、有機系の絶縁膜以外の無機系の絶
縁膜であっても、HSQのように、レジスト除去の工程
で用いられるレジスト剥離溶液に対してエッチング等の
耐性の弱い無機系の低誘電率絶縁膜に溝配線を形成する
場合には、上記の実施の形態で説明したような本発明の
方法が有効に適用できることに言及しておく。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、レ
ジストマスク除去の工程に対する耐性のないような低誘
電率膜を層間絶縁膜とする溝配線の形成において、半導
体基板上に低誘電率絶縁膜を形成しこの低誘電率絶縁膜
上に2種以上の積層した無機絶縁膜で構成されるマスク
層を形成する。そして、このマスク層に開口を形成しこ
の開口を通してドライエッチングで上記低誘電率絶縁膜
に配線溝を形成する。このような配線溝の形成後、この
配線溝を充填するように導電体膜を堆積させ、上記マス
ク層を上記低誘電率絶縁膜の研磨保護膜とし不要部分を
CMP法で除去し、上記配線溝内に埋め込むように溝配
線を形成する。
【0069】ここで、レジストマスクの除去工程で、積
層する2種以上の無機絶縁膜のうち下層にある無機絶縁
膜により、上記低誘電率絶縁膜をプラズマ・アッシング
等のレジスト除去の工程から保護する。
【0070】このために、溝配線の形成において、溝配
線の形成で例えば有機系の低誘電率膜に寸法精度の非常
に高い配線溝を形成することが容易になる。そして、有
機系の低誘電率膜を層間絶縁膜とした場合でのCMP技
術の適用が容易となる。また、微細な溝配線による多層
配線構造の形成が可能になる。
【0071】また、銅を配線材料とする溝配線形成にお
いて、銅表面の酸化が完全に防止されるようになる。
【0072】このようにして、溝配線は完全に低誘電率
絶縁膜で覆われるために、溝配線間の寄生容量が大幅に
低減するようになる。そして、半導体装置の微細化ある
いは多機能化に伴う微細多層配線の高性能化および信頼
性の向上を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を説明するための溝
配線の製造工程順の断面図である。
【図7】従来の技術を説明するための溝配線の製造工程
順の断面図である。
【図8】従来の技術を説明するための溝配線の製造工程
順の断面図である。
【符号の説明】
1,101 シリコン基板 2,102,104 酸化シリコン膜 3,3a,3b 低誘電率絶縁膜 4,4a,4b 第1マスク層 5,5a,5b 第2マスク層 6,6a,6b レジストマスク 7,7a,7b 第1の開口 8,8a 第2の開口 9,9a,107 配線溝 10 バリア層 11 金属配線膜 12,12a,109 溝配線 13 塗布絶縁膜 14 層間絶縁膜 15 保護絶縁膜 16 スルーホール 103 有機低誘電率膜 105 レジストパターン 106 開口 108 Al合金膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3213 H01L 21/88 D Fターム(参考) 4M104 AA01 BB30 DD07 DD08 DD16 DD17 DD20 DD61 DD71 FF18 FF22 5F004 AA11 DA00 DA01 DA04 DA15 DA16 DA24 DA26 DB03 DB07 DB08 DB26 EA06 EA07 EA10 EA23 EB02 EB03 5F033 HH11 HH33 JJ11 JJ33 KK11 KK33 MM01 MM02 MM12 MM13 NN06 NN07 QQ09 QQ11 QQ25 QQ28 QQ37 QQ48 QQ49 RR04 RR05 RR21 RR26 SS15 SS21 TT04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に有機系の絶縁膜を形成す
    る工程と、前記有機系の絶縁膜上に2種以上の積層した
    無機絶縁膜で構成されるマスク層を形成し前記マスク層
    に開口を形成する工程と、前記マスク層をエッチングマ
    スクにしたドライエッチングで前記有機系の絶縁膜に配
    線溝を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記配線溝の形成後、前記配線溝を充填
    するように導電体膜を堆積させる工程と、前記マスク層
    を前記有機系の絶縁膜の研磨保護膜として前記導電体膜
    の不要部分を化学機械研磨で除去し、前記配線溝内に埋
    め込むように溝配線を形成する工程と、を含むことを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1マスク層と第2マスク層とをこの順
    に積層して前記マスク層が形成され、前記第2マスク層
    上に形成されたレジストマスクの所定のパターンが前記
    第2マスク層にエッチング転写され、前記エッチング転
    写後、前記レジストマスクが除去され、前記第2マスク
    層をエッチングマスクにした前記第1マスク層のエッチ
    ングを通して前記開口が形成されることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記溝配線の形成後、前記マスク層を除
    去し全面に低誘電率絶縁膜を成膜することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 多層配線の下層の溝配線を形成した後、
    全面に第1の有機絶縁膜を形成し前記第1の有機絶縁膜
    上に第1マスク層と第2マスク層とがこの順に積層した
    スルーホール用マスク層を形成する工程と、前記第2マ
    スク層にスルーホール用の開口を形成した後、全面に第
    2の有機絶縁膜を形成し前記第2の有機絶縁膜上に2種
    以上の積層した無機絶縁膜で構成される配線溝用マスク
    層を形成し前記配線溝用マスク層に開口を形成する工程
    と、前記配線溝用マスク層をエッチングマスクにしたド
    ライエッチングで前記第2の有機絶縁膜に配線溝を形成
    する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記配線溝を形成後、前記第2マスク層
    に形成したスルーホール用の開口を前記第1マスク層に
    エッチング転写する工程と、前記スルーホール用の開口
    を通して前記下層の溝配線に達するスル−ホールを前記
    第1の有機絶縁膜に形成する工程とを含むことを特徴と
    する請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記下層の溝配線と前記第1の有機絶縁
    膜との間に無機系の低誘電率絶縁膜が形成され前記無機
    系の低誘電率絶縁膜にもスルーホールが形成されること
    を特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記スルーホールの形成後、前記配線溝
    およびスルーホールを充填するように導電体膜を堆積さ
    せる工程と、前記配線溝用マスク層を前記第2の有機絶
    縁膜の研磨保護膜として前記導電体膜の不要部分を化学
    機械研磨で除去し、前記配線溝およびスルーホール内に
    埋め込むように上層の溝配線を形成する工程と、を含む
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電体膜が銅で構成されることを特
    徴とする請求項2または請求項8記載の半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1マスク層、第2マスク層が、
    それぞれ、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜であること
    を特徴とする請求項3あるいは請求項5から請求項9の
    うち1つの請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記有機系の絶縁膜、第1の有機絶縁
    膜および第2の有機系絶縁膜が、低誘電率膜であるフッ
    素化アモルファスカーボン、ベンジシクロブテンあるい
    は有機ポリシラザンで構成されていることを特徴とする
    請求項1から請求項10のうち1つの請求項に記載の半
    導体装置の製造方法。
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