JP2002343463A - 電気部品と電線との接続構造 - Google Patents
電気部品と電線との接続構造Info
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- JP2002343463A JP2002343463A JP2001143151A JP2001143151A JP2002343463A JP 2002343463 A JP2002343463 A JP 2002343463A JP 2001143151 A JP2001143151 A JP 2001143151A JP 2001143151 A JP2001143151 A JP 2001143151A JP 2002343463 A JP2002343463 A JP 2002343463A
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- wire
- electric wires
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気部品に接続すべき別系統のワイヤハーネ
スを予め合体しておくことなく接続可能とする接続構造
を提供する。 【解決手段】 電気部品12に備えられた雄タブ12a
の一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネスにおける
複数の電線W1、W2を同時に接続するため、雄タブ1
2aを挟持して圧接可能な接続部14bを有する雌端子
14Aをそれぞれ取り付ける。そして、一つの雄タブ1
2aに接続すべき複数の雌端子14Aを並設し、この雌
端子14Aの接続部14bに対し電気部品12の一つの
雄タブ12aを挿入して同時に接続している。
スを予め合体しておくことなく接続可能とする接続構造
を提供する。 【解決手段】 電気部品12に備えられた雄タブ12a
の一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネスにおける
複数の電線W1、W2を同時に接続するため、雄タブ1
2aを挟持して圧接可能な接続部14bを有する雌端子
14Aをそれぞれ取り付ける。そして、一つの雄タブ1
2aに接続すべき複数の雌端子14Aを並設し、この雌
端子14Aの接続部14bに対し電気部品12の一つの
雄タブ12aを挿入して同時に接続している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品と電線と
の接続構造に関し、詳しくは、電気接続箱に装着される
リレー、ヒューズの1つの雄タブに複数の電線を接続す
るものである。
の接続構造に関し、詳しくは、電気接続箱に装着される
リレー、ヒューズの1つの雄タブに複数の電線を接続す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ヒューズ、リレー等の電気部品が装着さ
れる自動車用の電気接続箱1は、図7(A)(B)に示
すように、電気部品2の雄タブ3を受け入れて接続する
ための雌端子金具4を備えている。上記電気部品2の一
つの雄タブ3に、複数の電線W1、W2を接続する必要
がある場合、一つの雌端子金具4に対し複数の電線W
1、W2を合わせて圧着(以下「共通圧着」という)す
ることにより複数の電線Wa、Wbと1つの雄タブ3に
接続している。
れる自動車用の電気接続箱1は、図7(A)(B)に示
すように、電気部品2の雄タブ3を受け入れて接続する
ための雌端子金具4を備えている。上記電気部品2の一
つの雄タブ3に、複数の電線W1、W2を接続する必要
がある場合、一つの雌端子金具4に対し複数の電線W
1、W2を合わせて圧着(以下「共通圧着」という)す
ることにより複数の電線Wa、Wbと1つの雄タブ3に
接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような共通圧着
によれば、電気部品2の一つの雄タブ3に対し、複数の
電線W1、W2を接続することが可能となる。しかしな
がら、図8(B)に示すように、一つの雌端子金具4に
共通圧着すべき複数の電線W1、W2が、それぞれ別系
統のワイヤハーネスW/H−1、WH−2の構成部材で
ある場合には、ワイヤハーネス組立上の面倒な問題が生
じる。
によれば、電気部品2の一つの雄タブ3に対し、複数の
電線W1、W2を接続することが可能となる。しかしな
がら、図8(B)に示すように、一つの雌端子金具4に
共通圧着すべき複数の電線W1、W2が、それぞれ別系
統のワイヤハーネスW/H−1、WH−2の構成部材で
ある場合には、ワイヤハーネス組立上の面倒な問題が生
じる。
【0004】即ち、一般にワイヤハーネスW/Hは、図
8(A)に示すように、システム毎の小単位で組み立て
られるが、別系統のワイヤハーネスW/H−1、W/H
−2の電線W1、W2を共通の雄タブ3に接続するた
め、共通圧着を行うと、ワイヤハーネス自体が大型化し
て、取り扱い難くなるという問題がある。同時に、共通
圧着という特別な加工を必要とするため、組立工程が複
雑化することとなる。また、共通圧着に代えて、電線W
の途中でスプライスしてワイヤハーネスW/H−1、W
/H−2の電線W1、W2を接続する場合も、同様に加
工に手間を要する等の問題があった。
8(A)に示すように、システム毎の小単位で組み立て
られるが、別系統のワイヤハーネスW/H−1、W/H
−2の電線W1、W2を共通の雄タブ3に接続するた
め、共通圧着を行うと、ワイヤハーネス自体が大型化し
て、取り扱い難くなるという問題がある。同時に、共通
圧着という特別な加工を必要とするため、組立工程が複
雑化することとなる。また、共通圧着に代えて、電線W
の途中でスプライスしてワイヤハーネスW/H−1、W
/H−2の電線W1、W2を接続する場合も、同様に加
工に手間を要する等の問題があった。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、別系統のワイヤハーネスの電線同士を共通の雄タ
ブに接続するような場合であっても、電線同士を予め合
体させておく必要がない電気部品とワイヤハーネスとの
接続構造を提供することを課題としている。
ので、別系統のワイヤハーネスの電線同士を共通の雄タ
ブに接続するような場合であっても、電線同士を予め合
体させておく必要がない電気部品とワイヤハーネスとの
接続構造を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、リレー、ヒューズ等の電気部品に備えら
れた雄タブの一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネ
スにおける複数の電線を同時に接続するための電気部品
と上記複数の電線を同時に接続する接続構造であって、
上記雄タブに接続すべき上記各電線端末に、上記雄タブ
を挟持して圧接する電気接触部を有する雌端子をそれぞ
れ取り付け、上記電気部品を装着する電気接続箱に上記
複数の電線を接続して、これら電線の端末に接続した雌
端子を並設して、上記電気部品の一つの雄タブを複数の
上記雌端子に挿入して同時に接続していることを特徴と
する電気部品と電線との接続構造を提供している。
め、本発明は、リレー、ヒューズ等の電気部品に備えら
れた雄タブの一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネ
スにおける複数の電線を同時に接続するための電気部品
と上記複数の電線を同時に接続する接続構造であって、
上記雄タブに接続すべき上記各電線端末に、上記雄タブ
を挟持して圧接する電気接触部を有する雌端子をそれぞ
れ取り付け、上記電気部品を装着する電気接続箱に上記
複数の電線を接続して、これら電線の端末に接続した雌
端子を並設して、上記電気部品の一つの雄タブを複数の
上記雌端子に挿入して同時に接続していることを特徴と
する電気部品と電線との接続構造を提供している。
【0007】上記構成によれば、電気接続箱の所要位置
に並設した複数の雌端子に対し、電気部品の一つの雄タ
ブを挿入することにより、複数の雌端子の電気接触部と
一つの雄タブとを同時に接続することができる。一つの
雄タブと同時接続される雌端子は、それぞれ独立してい
るため、各雌端子に接続された電線が別系統のワイヤハ
ーネス構成部材であっても、ワイヤハーネスの組立工程
において、別系統のワイヤハーネス同士を予め共通圧着
等により合体しておく必要がない。
に並設した複数の雌端子に対し、電気部品の一つの雄タ
ブを挿入することにより、複数の雌端子の電気接触部と
一つの雄タブとを同時に接続することができる。一つの
雄タブと同時接続される雌端子は、それぞれ独立してい
るため、各雌端子に接続された電線が別系統のワイヤハ
ーネス構成部材であっても、ワイヤハーネスの組立工程
において、別系統のワイヤハーネス同士を予め共通圧着
等により合体しておく必要がない。
【0008】上記電線端末に圧着接続する雌端子は、上
記雄タブを挿入するスロットを有すると共に、該スロッ
トの対向面に上記雄タブの表裏面に接触する圧接突部を
備えた接続部と、該接続部の両側から折り返して本体部
の両面に重ねる変形保護壁を備えた音叉状の端子よりな
る。
記雄タブを挿入するスロットを有すると共に、該スロッ
トの対向面に上記雄タブの表裏面に接触する圧接突部を
備えた接続部と、該接続部の両側から折り返して本体部
の両面に重ねる変形保護壁を備えた音叉状の端子よりな
る。
【0009】上記形状の雌端子を用いると、複数の雌端
子同士を接近させて配置できるので、一つの雄タブに対
し複数の雌端子を接続する場合に容易に対応することが
できる。また、上記雌端子は、雄タブを受け入れるスロ
ットで接続する構成となっているため、雄タブの厚みが
略共通していれば、外形に左右されずに対応させること
ができ、雌端子の種類を低減することができる。
子同士を接近させて配置できるので、一つの雄タブに対
し複数の雌端子を接続する場合に容易に対応することが
できる。また、上記雌端子は、雄タブを受け入れるスロ
ットで接続する構成となっているため、雄タブの厚みが
略共通していれば、外形に左右されずに対応させること
ができ、雌端子の種類を低減することができる。
【0010】さらに、本発明は、リレー、ヒューズ等の
電気部品に備えられた雄タブの一つに対し、複数の別系
統のワイヤハーネスにおける複数の電線を同時に接続す
るための電気部品と上記複数の電線を同時に接続する接
続構造であって、上記雄タブに接続すべき上記各電線端
末に上記雄タブへ溶接される溶着部をそれぞれ設け、上
記電気部品を装着する電気接続箱に上記複数の電線を接
続して、これら電線端末に設けた溶着部を並設して、該
複数の溶着部に対し上記電気部品の一つの雄タブを溶接
していることを特徴とする電気部品と電線との接続構造
を提供している。
電気部品に備えられた雄タブの一つに対し、複数の別系
統のワイヤハーネスにおける複数の電線を同時に接続す
るための電気部品と上記複数の電線を同時に接続する接
続構造であって、上記雄タブに接続すべき上記各電線端
末に上記雄タブへ溶接される溶着部をそれぞれ設け、上
記電気部品を装着する電気接続箱に上記複数の電線を接
続して、これら電線端末に設けた溶着部を並設して、該
複数の溶着部に対し上記電気部品の一つの雄タブを溶接
していることを特徴とする電気部品と電線との接続構造
を提供している。
【0011】上記構成によれば、各溶着部は、それぞれ
独立しているため、各溶着部を有する電線が別系統のワ
イヤハーネス構成部材であっても、ワイヤハーネスの組
立工程において、別系統のワイヤハーネス同士を予め共
通圧着等により合体しておく必要がない。なお、溶着部
として具体的には、電気部品の雄タブの幅内に並設可能
な幅に設定したタブ状端子または、電線端末に露出させ
た芯線を直接利用し、雄タブに対し抵抗溶接、超音波溶
接等により接続可能としている。
独立しているため、各溶着部を有する電線が別系統のワ
イヤハーネス構成部材であっても、ワイヤハーネスの組
立工程において、別系統のワイヤハーネス同士を予め共
通圧着等により合体しておく必要がない。なお、溶着部
として具体的には、電気部品の雄タブの幅内に並設可能
な幅に設定したタブ状端子または、電線端末に露出させ
た芯線を直接利用し、雄タブに対し抵抗溶接、超音波溶
接等により接続可能としている。
【00012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1〜4は、本発明の第1実施形態
を示している。図1はヒューズ、リレー等の電気部品1
2(図3(A))を装着するための電気接続箱11の平
面図を示し、平面部には複数の電気部品12を接続する
ための装着部13が設けられている。装着部13には、
電気部品12の接続用の雄タブ12aを受け入れる挿入
口13aが形成され、この挿入口13aに対応して電気
接続箱11の内部には、雄タブ12aに対応して接続可
能な雌端子金具14を配置している。
参照して説明する。図1〜4は、本発明の第1実施形態
を示している。図1はヒューズ、リレー等の電気部品1
2(図3(A))を装着するための電気接続箱11の平
面図を示し、平面部には複数の電気部品12を接続する
ための装着部13が設けられている。装着部13には、
電気部品12の接続用の雄タブ12aを受け入れる挿入
口13aが形成され、この挿入口13aに対応して電気
接続箱11の内部には、雄タブ12aに対応して接続可
能な雌端子金具14を配置している。
【0013】本発明の電気部品とワイヤハーネスとの接
続構造は、図4に示すように、複数の別系統のワイヤハ
ーネスW/H−1、W/H−2における複数の電線W1、
W2を、電気部品12の一つの雄タブ12aに同時に接
続する必要がある仕様を含む場合に適用される。従っ
て、上記の接続構造を得るため、所要の装着部13にお
いては、雌端子金具14として電気部品12の一つの雄
タブ12aに対し複数同時に接続可能な雌端子14Aを
配置している。
続構造は、図4に示すように、複数の別系統のワイヤハ
ーネスW/H−1、W/H−2における複数の電線W1、
W2を、電気部品12の一つの雄タブ12aに同時に接
続する必要がある仕様を含む場合に適用される。従っ
て、上記の接続構造を得るため、所要の装着部13にお
いては、雌端子金具14として電気部品12の一つの雄
タブ12aに対し複数同時に接続可能な雌端子14Aを
配置している。
【0014】上記雌端子14Aは、図2に示す展開形状
のように、打ち抜き成形した金属板よりなり、一端には
電線W1、W2の端末を圧着するための圧着部14aを
形成している。一方、他端方は電気部品12の雄タブ1
2aと接続するための接続部14bとなし、雄タブ12
aを挿入可能なスロット14cを形成すると共に、この
スロット14cの上部内面対向位置に内方へ突出する電
気接触部14dとしての圧接突部を突設し、全体として
音叉状端子形状としている。また、接続部14bの両側
には、同様に雄タブ12aを挿入可能な溝部14eを備
えた変形保護壁14fを連設し、図3(A)に示すよう
に、接続部14bを中心として両側の変形保護壁fを表
裏面側に折り曲げて重ね合わせることにより、接続部1
4bを保護するようにしている。なお、雌端子14Aへ
の電線W1、W2の接続は圧接によるものであってもよ
い。
のように、打ち抜き成形した金属板よりなり、一端には
電線W1、W2の端末を圧着するための圧着部14aを
形成している。一方、他端方は電気部品12の雄タブ1
2aと接続するための接続部14bとなし、雄タブ12
aを挿入可能なスロット14cを形成すると共に、この
スロット14cの上部内面対向位置に内方へ突出する電
気接触部14dとしての圧接突部を突設し、全体として
音叉状端子形状としている。また、接続部14bの両側
には、同様に雄タブ12aを挿入可能な溝部14eを備
えた変形保護壁14fを連設し、図3(A)に示すよう
に、接続部14bを中心として両側の変形保護壁fを表
裏面側に折り曲げて重ね合わせることにより、接続部1
4bを保護するようにしている。なお、雌端子14Aへ
の電線W1、W2の接続は圧接によるものであってもよ
い。
【0015】次に、上記構成からなる雌端子14Aを用
いて別系統のワイヤハーネスW/H−1、W/H−2の
電線W1、W2を電気部品12の共通の雄タブ12aに
接続する工程を説明する。
いて別系統のワイヤハーネスW/H−1、W/H−2の
電線W1、W2を電気部品12の共通の雄タブ12aに
接続する工程を説明する。
【0016】まず、図4に示すように、ワイヤハーネス
W/H−1、W/H−2の各電線W1、W2の端末にそ
れぞれ別個に雌端子14Aを圧着する。この段階ではワ
イヤハーネスW/H−1、W/H−2は完全に独立して
おり、独立の作業工程で組み立てられる。次いで、複数
の雌端子14Aを電気接続箱11の共通の装着部13に
挿入して、通常のランス機構による固定手段(図示せ
ず)によって係止固定する。このとき、図3に示すよう
に、複数の雌端子14Aは、接続すべき雄タブ12aの
幅方向の範囲内で溝部14cが雄タブ12aの幅方向に
整列するようにして並設する。
W/H−1、W/H−2の各電線W1、W2の端末にそ
れぞれ別個に雌端子14Aを圧着する。この段階ではワ
イヤハーネスW/H−1、W/H−2は完全に独立して
おり、独立の作業工程で組み立てられる。次いで、複数
の雌端子14Aを電気接続箱11の共通の装着部13に
挿入して、通常のランス機構による固定手段(図示せ
ず)によって係止固定する。このとき、図3に示すよう
に、複数の雌端子14Aは、接続すべき雄タブ12aの
幅方向の範囲内で溝部14cが雄タブ12aの幅方向に
整列するようにして並設する。
【0017】上記のようにして、電気接続箱11の所要
の装着部13に並設された複数の雌端子14Aに対し、
図3(B)に示すように、電気部品12の雄タブ12a
を挿入することにより、雄タブ12aに対し複数の雌端
子14Aを同時に接続することができる。
の装着部13に並設された複数の雌端子14Aに対し、
図3(B)に示すように、電気部品12の雄タブ12a
を挿入することにより、雄タブ12aに対し複数の雌端
子14Aを同時に接続することができる。
【0018】このようにすれば、別系統のワイヤハーネ
スW/H−1、W/H−2を構成する電線W1、W2を
電気部品12の一つの雄タブ12aに接続する場合にお
いても、電線W1、W2を一つの雌端子に共通圧着して
おく必要がない。よって、ワイヤハーネスW/H−1、
W/H−2は各雌端子14Aを電気接続箱11へ係止固
定するまでの間、それぞれ独立して組み立てることがで
きる。従って、共通圧着による場合に比し、その組み立
て作業性および取り扱いを容易に行うことができる。
スW/H−1、W/H−2を構成する電線W1、W2を
電気部品12の一つの雄タブ12aに接続する場合にお
いても、電線W1、W2を一つの雌端子に共通圧着して
おく必要がない。よって、ワイヤハーネスW/H−1、
W/H−2は各雌端子14Aを電気接続箱11へ係止固
定するまでの間、それぞれ独立して組み立てることがで
きる。従って、共通圧着による場合に比し、その組み立
て作業性および取り扱いを容易に行うことができる。
【0019】上記第1実施形態においては、雌端子14
Aとして溝部14cを有する音叉状端子を用いた例を示
したが、電気部品12の雄タブ12aの幅内において複
数の雌端子を並列可能であれば任意形状の端子を用いる
ことができる。
Aとして溝部14cを有する音叉状端子を用いた例を示
したが、電気部品12の雄タブ12aの幅内において複
数の雌端子を並列可能であれば任意形状の端子を用いる
ことができる。
【0020】例えば、図5に示すように、互いに対向す
る逆U字状の一対の弾性舌片24aを有する舌片タイプ
の雌端子24Aとしてもよい。
る逆U字状の一対の弾性舌片24aを有する舌片タイプ
の雌端子24Aとしてもよい。
【0021】図6(A)(B)は、第2実施形態を示
し、電気部品12の雄タブ12aに対し、別系統のワイ
ヤハーネスW/H−1、W/H−2の各電線W1、W2
の端末を抵抗溶接、超音波溶接等の溶接手段によって接
続する溶着部30を設けている。
し、電気部品12の雄タブ12aに対し、別系統のワイ
ヤハーネスW/H−1、W/H−2の各電線W1、W2
の端末を抵抗溶接、超音波溶接等の溶接手段によって接
続する溶着部30を設けている。
【0022】上記溶着部30としては、図6(A)に示
すように、雄タブ12aの幅内に接続すべき複数の溶着
部30を並設可能な幅寸法に設定されたタブ状端子30
aを電線W1、W2の端末に圧着したものとしている。
また、図6(B)に示すように、溶着部30として電線
W1、W2の端末を皮剥ぎして露出させて芯線30bを
そのまま利用するようにしてもよい。
すように、雄タブ12aの幅内に接続すべき複数の溶着
部30を並設可能な幅寸法に設定されたタブ状端子30
aを電線W1、W2の端末に圧着したものとしている。
また、図6(B)に示すように、溶着部30として電線
W1、W2の端末を皮剥ぎして露出させて芯線30bを
そのまま利用するようにしてもよい。
【0023】第2実施形態では、別系統のワイヤハーネ
スW/H−1、W/H−2として組み立てられると共
に、電気接続箱11の導入された電線W1、W2を、電
気部品12の雄タブ12aに直接溶接するようにしてい
る。なお、その他の構成は第1実施形態と同様のため説
明を省略する。
スW/H−1、W/H−2として組み立てられると共
に、電気接続箱11の導入された電線W1、W2を、電
気部品12の雄タブ12aに直接溶接するようにしてい
る。なお、その他の構成は第1実施形態と同様のため説
明を省略する。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電気部品とワイヤハーネスとの接続構造によれば、電
気部品の一つの雄タブに別系統のワイヤハーネスの複数
の電線を同時に接続する場合、接続すべき複数の電線同
士を一つの雌端子に共通圧着しておく必要がない。よっ
て、別系統のワイヤハーネスをそれぞれ独立して組み立
てることができるので、取り扱いも容易であり、組立作
業性の向上を図ることができる。
の電気部品とワイヤハーネスとの接続構造によれば、電
気部品の一つの雄タブに別系統のワイヤハーネスの複数
の電線を同時に接続する場合、接続すべき複数の電線同
士を一つの雌端子に共通圧着しておく必要がない。よっ
て、別系統のワイヤハーネスをそれぞれ独立して組み立
てることができるので、取り扱いも容易であり、組立作
業性の向上を図ることができる。
【図1】 電気接続箱の平面図である。
【図2】 同時接続用雌端子の展開図である。
【図3】 (A)は同時接続用雌端子と電気部品との接
続前の状態を示す分解斜視図、(B)は接続後の状態を
示す一部切欠平面図である。
続前の状態を示す分解斜視図、(B)は接続後の状態を
示す一部切欠平面図である。
【図4】 同時接続用雌端子に接続するワイヤハーネス
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 同時接続用雌端子の変形例を示す図である。
【図6】 (A)(B)は第2実施形態を示す要部の斜
視図である。
視図である。
【図7】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【図8】 (A)(B)は従来例を示す図である。
W/H−1、WH−2 ワイヤハーネス W1、W2 電線 11 電気接続箱 12 電気部品 12a 雄タブ 14b 接触部 14c 溝部 14A、24A 雌端子 30 溶着部
Claims (3)
- 【請求項1】 リレー、ヒューズ等の電気部品に備えら
れた雄タブの一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネ
スにおける複数の電線を同時に接続するための電気部品
と上記複数の電線を同時に接続する接続構造であって、 上記雄タブに接続すべき上記各電線端末に、上記雄タブ
を挟持して圧接する電気接触部を有する雌端子をそれぞ
れ取り付け、 上記電気部品を装着する電気接続箱に上記複数の電線を
接続して、これら電線の端末に接続した雌端子を並設し
て、上記電気部品の一つの雄タブを複数の上記雌端子に
挿入して同時に接続していることを特徴とする電気部品
と電線との接続構造。 - 【請求項2】 上記電線端末に圧着接続する雌端子は、
上記雄タブを挿入するスロットを有すると共に、該スロ
ットの対向面に上記雄タブの表裏面に接触する圧接突部
を備えた接続部と、該接続部の両側から折り返して本体
部の両面に重ねる変形保護壁を備えた音叉状の端子より
なる請求項1に記載の電気部品と電線との接続構造。 - 【請求項3】 リレー、ヒューズ等の電気部品に備えら
れた雄タブの一つに対し、複数の別系統のワイヤハーネ
スにおける複数の電線を同時に接続するための電気部品
と上記複数の電線を同時に接続する接続構造であって、 上記雄タブに接続すべき上記各電線端末に上記雄タブへ
溶接される溶着部をそれぞれ設け、 上記電気部品を装着する電気接続箱に上記複数の電線を
接続して、これら電線端末に設けた溶着部を並設して、
該複数の溶着部に対し上記電気部品の一つの雄タブを溶
接していることを特徴とする電気部品とワイヤハーネス
との接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001143151A JP2002343463A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 電気部品と電線との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001143151A JP2002343463A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 電気部品と電線との接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002343463A true JP2002343463A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18989336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001143151A Withdrawn JP2002343463A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 電気部品と電線との接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002343463A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010140872A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Yazaki Corp | 電気接続箱用の電線付き端子接続構造、および電気接続箱に収容される端子金具と電気的に接続可能なl字形端子 |
JP2014220119A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 嵌合接続構造 |
WO2019181855A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 古河電気工業株式会社 | リレー取付部及び電気接続箱 |
-
2001
- 2001-05-14 JP JP2001143151A patent/JP2002343463A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010140872A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Yazaki Corp | 電気接続箱用の電線付き端子接続構造、および電気接続箱に収容される端子金具と電気的に接続可能なl字形端子 |
JP2014220119A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 嵌合接続構造 |
WO2019181855A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 古河電気工業株式会社 | リレー取付部及び電気接続箱 |
JPWO2019181855A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2021-03-11 | 古河電気工業株式会社 | リレー取付部及び電気接続箱 |
JP7203820B2 (ja) | 2018-03-19 | 2023-01-13 | 古河電気工業株式会社 | リレー取付部及び電気接続箱 |
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