JP2002342947A - 光ピックアップと電子部品付きプレートの固定方法 - Google Patents

光ピックアップと電子部品付きプレートの固定方法

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JP2002342947A JP2001144855A JP2001144855A JP2002342947A JP 2002342947 A JP2002342947 A JP 2002342947A JP 2001144855 A JP2001144855 A JP 2001144855A JP 2001144855 A JP2001144855 A JP 2001144855A JP 2002342947 A JP2002342947 A JP 2002342947A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオードなどの電子部品を設けたプ
レートの固定を迅速且つ正確に行なうこと。 【解決手段】 筐体1に対して若干の間隔をおいてフォ
トダイオードPD付きプレート2を位置決めし、該プレ
ート2の両側縁2aの隅部と筐体1との間の4箇所に紫
外線硬化性接着剤8aを少量注入し、その紫外線硬化性
接着剤8aを紫外線の照射により硬化させて前記プレー
ト2を筐体1に仮固定し、前記プレート2の両側縁2a
の中央部と筐体1との間の2箇所に熱硬化性接着剤8b
を適量注入し、その熱硬化性接着剤8bを加熱により硬
化させて前記プレート2を筐体1に本固定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVDやC
Dなどのディスプレーヤーに使用される光ピックアップ
とフォトダイオードなどの電子部品を設けたプレートの
固定方法に関し、特に前記プレートの固定を迅速且つ正
確に行なうようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ピックアップの技術として特開
昭62−89249号公報などに記載したものがあり、
その一例を図5に基づいて説明すると、これは、筐体1
の一端面1aに左右一対の突起部1bが一体突設され、
その両突起部1b間にフォトダイオードPD付きプレー
ト2が固定され、筐体1の他端面1c側にコリメータレ
ンズQWP及び対物レンズOLが配置され、筐体1の溝
部3内にハーフミラーHMが傾斜状態で配置され、筐体
1の側面1dに半導体レーザLD付きプレート4が固定
されており、半導体レーザLDからレーザ光をハーフミ
ラーHM、コリメータレンズQWP及び対物レンズOL
を介してディスクDに投射し、その反射光をハーフミラ
ーHMを介してフォトダイオードPDで受光することに
より、ディスクDに記録されている情報を読み取る。
【0003】上記構成において、フォトダイオードPD
付きプレート2の固定手順を説明すると、図6に仮想線
で示すように、前記プレート2を位置決めアーム6の先
端部下面に設けた永久磁石6b〔図7(a)参照〕に吸
着させて該アーム6の先端部下面に突設した複数のピン
6aに係止させ、前記位置決めアーム6を前後左右及び
上下の3次元方向a〜fに移動させることにより、図7
(a)に示すように、前記プレート2を筐体1の一端面
1aから所定間隔αをおいて両突起部1b間に位置決め
して、フォトダイオードPDの中心を対物レンズOLの
軸心に一致させ、次に、図7(b)に示すように、プレ
ート2の両側縁2aと筐体1との間に注入器7により接
着剤8を注入し、その接着剤8を硬化させてプレート2
を筐体1に固定し、位置決めアーム6を上昇させてピン
6aをプレート2から離間させればよい。
【0004】従来、前記接着剤8としては、一般的に紫
外線硬化性接着剤が使用され、その紫外線硬化性接着剤
を、図7(b)に示すように、プレート2の両側縁2a
と筐体1との間の全範囲にわたって注入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
プレート2の両側縁2aと筐体1との間の全範囲にわた
って注入した紫外線硬化性接着剤を紫外線の照射により
瞬時に硬化させることにより、プレート2を筐体1に短
時間で固定することができるという利点があるが、その
紫外線硬化性接着剤の温度変化による伸縮率が大きいた
め、フォトダイオードPDの中心が対物レンズOLの軸
心から位置ずれするおそれがある。
【0006】そこで、前記接着剤8として温度変化によ
る伸縮率が小さい熱硬化性接着剤を使用し、その熱硬化
性接着剤をプレート2の両側縁2aと筐体1との間の全
範囲にわたって注入することが考えられるが、その熱硬
化性接着剤では、加熱して硬化させるまでに時間がかか
るため、位置決めアーム6によるプレート2の支持を比
較的長時間維持する必要があり、量産性に欠ける。
【0007】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、フォト
ダイオードなどの電子部品を設けたプレートの固定を迅
速且つ正確に行なうことができるようにした光ピックア
ップと電子部品付きプレートの固定方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、筐体に対して若干の間隔を
おいてフォトダイオード付きプレートを位置決めし、該
プレートの両側縁隅部と筐体との間に紫外線硬化性接着
剤を少量注入し、その紫外線硬化性接着剤を紫外線の照
射により硬化させて前記プレートを筐体に仮固定し、前
記プレートの両側縁中央部と筐体との間に熱硬化性接着
剤を適量注入し、その熱硬化性接着剤を加熱により硬化
させて前記プレートを筐体に本固定するようにしたこと
を特徴としている。
【0009】上記構成によれば、紫外線硬化性接着剤に
よりフォトダイオード付きプレートを筐体に仮固定する
ため、熱硬化性接着剤による本固定の際に前記プレート
を支持する必要がなく、硬化に時間がかかるという熱硬
化性接着剤の欠点を解消することができ、また、熱硬化
性接着剤を注入する分だけ紫外線硬化性接着剤の注入量
を少なくすることができるから、温度変化による伸縮率
が大きいという紫外線硬化性接着剤の欠点を解消するこ
とができるものであって、前記両接着剤の組み合わせに
よって、その両者の欠点を解消し、フォトダイオード付
きプレートの筐体への固定を迅速且つ正確に行なうこと
ができる。
【0010】更に、前記紫外線硬化性接着剤により前記
プレートの四隅を筐体に確実に仮固定することができる
と共に、硬化させた両紫外線硬化性接着剤間に熱硬化性
接着剤が注入されるので、その熱硬化性接着剤の外部へ
の流出を確実に阻止して、プレートを筐体に強固に本固
定することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、筐体に対して若干
の間隔をおいて電子部品付きプレートを位置決めし、該
プレートと筐体との間に紫外線硬化性接着剤を少量注入
し、その紫外線硬化性接着剤を紫外線の照射により硬化
させて前記プレートを筐体に仮固定し、前記プレートと
筐体との間に熱硬化性接着剤を適量注入し、その熱硬化
性接着剤を加熱により硬化させて前記プレートを筐体に
本固定するようにしたことを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、紫外線硬化性接着剤に
より電子部品付きプレートを筐体に仮固定するため、熱
硬化性接着剤による本固定の際に前記プレートを支持す
る必要がなく、硬化に時間がかかるという熱硬化性接着
剤の欠点を解消することができ、また、熱硬化性接着剤
を注入する分だけ紫外線硬化性接着剤の注入量を少なく
することができるから、温度変化による伸縮率が大きい
という紫外線硬化性接着剤の欠点を解消することができ
るものであって、前記両接着剤の組み合わせによって、
その両者の欠点を解消し、電子部品付きプレートの筐体
への固定を迅速且つ正確に行なうことができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記紫外線硬化性接着剤がプレートの両側
縁と筐体との間に所定間隔をおいて複数箇所に注入さ
れ、前記熱硬化性接着剤がプレートの両側縁と筐体との
間の紫外線硬化性接着剤注入箇所以外の空隙に注入され
ていることを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、紫外線硬化性接着剤に
よりプレートの両側縁の複数箇所を筐体に強固に仮固定
しているので、本固定のために注入した熱硬化性接着剤
が硬化するまでの間、そのプレートを不測に動かないよ
うに確実に支持することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記紫外線硬化性接着剤がプレートの両側
縁中央部と筐体との間に注入され、前記熱硬化性接着剤
がプレートの両側縁隅部と筐体との間に注入されている
ことを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、紫外線硬化性接着剤に
よりプレートの両側縁中央部だけを筐体に仮固定するよ
うになっており、その紫外線硬化性接着剤の注入量が極
めて少ないから、温度変化による伸縮率が大きいという
紫外線硬化性接着剤の特有の欠点を確実に解消すること
ができる。
【0017】請求項5記載の発明は、電子部品付きプレ
ートを係止した位置決めアームを前後左右及び上下の3
次元方向に移動させることにより、前記プレートを筐体
から所定間隔をおいて位置決めし、次に、前記プレート
の両側縁と筐体との間に紫外線硬化性接着剤を少量注入
し、その紫外線硬化性接着剤を紫外線の照射により硬化
させてプレートを筐体に仮固定し、続いて、前記位置決
めアームをプレートから離間させ、前記プレートの両側
縁と筐体との間の紫外線硬化性接着剤注入箇所以外の空
隙に熱硬化性接着剤を適量注入し、その熱硬化性接着剤
を加熱により硬化させてプレートを筐体に本固定するこ
とを特徴としている。
【0018】上記構成によれば、熱硬化性接着剤により
電子部品付きプレートを筐体に本固定する前に、位置決
めアームにより前記プレートを支持した状態で該プレー
トを紫外線硬化性接着剤により仮固定するようになって
おり、その仮固定後、前記プレートから位置決めアーム
を直ちに離間させることができ、従来のように熱硬化性
接着剤が硬化するまで位置決めアームによるプレートの
支持を維持する必要がないから、量産性に優れている。
また、熱硬化性接着剤を注入する分だけ紫外線硬化性接
着剤の注入量を少なくすることができるから、温度変化
による伸縮率が大きいという紫外線硬化性接着剤の欠点
を解消することができるものであって、前記両接着剤の
組み合わせによって、その両者の欠点を解消し、電子部
品付きプレートの筐体への固定を迅速且つ正確に行なう
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施の一
形態である光ピックアップにおけるフォトダイオード
(電子部品)PD付きプレート2の固定状態を示すもの
であって、紫外線硬化性接着剤8aと熱硬化性接着剤8
bとからなる接着剤8によりプレート2を筐体1の一端
面1aに固定している。上記以外の構成は図5〜図7に
示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0020】上記構成において、フォトダイオードPD
付きプレート2の固定手順を説明すると、図6に仮想線
で示すように、前記プレート2を位置決めアーム6の先
端部下面に設けた永久磁石6b〔図1(a)参照〕に吸
着させて該アーム6の先端部下面に突設した複数のピン
6aに係止させ、前記位置決めアーム6を前後左右及び
上下の3次元方向a〜fに移動させることにより、図1
(a)に示すように、前記プレート2を筐体1の一端面
1aから所定間隔αをおいて両突起部1b間に位置決め
して、フォトダイオードPDの中心を対物レンズOLの
軸心に一致させ、次に、図1(a)及び(b)に示すよ
うに、プレート2の両側縁2aの隅部と各突起部1bと
の間の4箇所に注入器7により紫外線硬化性接着剤8a
を少量注入し、その紫外線硬化性接着剤8aを紫外線の
照射により硬化させてプレート2を筐体1に仮固定し、
続いて、位置決めアーム6を上昇させてピン6aをプレ
ート2から離間させ、図2(a)及び(b)に示すよう
に、プレート2の両側縁2aの中央部と各突起部1bと
の間の2箇所に熱硬化性接着剤8bを適量注入し、その
熱硬化性接着剤8bを加熱により硬化させてプレート2
を筐体1に本固定すればよい。
【0021】上記構成によれば、熱硬化性接着剤8bに
よりフォトダイオードPD付きプレート2を筐体1に本
固定する前に、位置決めアームにより前記プレート2を
支持した状態で該プレート2を紫外線硬化性接着剤8a
により仮固定するようになっており、その仮固定後、前
記プレート2から位置決めアームを直ちに離間させるこ
とができ、従来のように熱硬化性接着剤8bが硬化する
まで位置決めアームによるプレート2の支持を維持する
必要がないから、量産性に優れている。また、熱硬化性
接着剤8bを注入する分だけ紫外線硬化性接着剤8aの
注入量を少なくすることができるから、温度変化による
伸縮率が大きいという紫外線硬化性接着剤8aの欠点を
解消することができるものであって、前記両接着剤8
a,8bの組み合わせによって、その両者8a,8bの
欠点を解消し、フォトダイオードPD付きプレート2の
筐体1への固定を迅速且つ正確に行なうことができる。
【0022】更に、紫外線硬化性接着剤8aによりプレ
ート2の四隅を筐体1に確実に仮固定することができる
と共に、硬化させた両紫外線硬化性接着剤8a間に熱硬
化性接着剤8bが注入されるので、その熱硬化性接着剤
8bの外部への流出を確実に阻止して、プレート2を筐
体1に強固に本固定することができる。
【0023】上記の実施の形態では、紫外線硬化性接着
剤8aをプレート2の両側縁2aの隅部と各突起部1b
との間の4箇所に注入するようにしたが、これに限定さ
れるわけではなく、例えば図3(a)に示すように、紫
外線硬化性接着剤8aをプレート2の両側縁2aと各突
起部1bとの間に所定間隔をおいて複数箇所(この例で
は6箇所)に注入して仮固定し、図3(b)に示すよう
に、熱硬化性接着剤8bをプレート2の両側縁2aと各
突起部1bとの間の紫外線硬化性接着剤8aを注入した
箇所以外の空隙に注入して本固定するようにしてもよ
い。
【0024】この構成によれば、紫外線硬化性接着剤8
aによりプレート2の両側縁2aの複数箇所を筐体1に
強固に仮固定しているので、本固定のために注入した熱
硬化性接着剤8bが硬化するまでの間、そのプレート2
を不測に動かないように確実に支持することができる。
【0025】また、図4(a)に示すように、紫外線硬
化性接着剤8aをプレート2の両側縁2aの中央部と各
突起部1bとの間の2箇所に注入して仮固定し、図4
(b)に示すように、熱硬化性接着剤8bをプレート2
の両側縁2aの隅部と各突起部1bとの間の4箇所に注
入して本固定するようにしてもよい。
【0026】上記構成によれば、紫外線硬化性接着剤8
aによりプレート2の両側縁2aの中央部だけを筐体1
に仮固定するようになっており、その紫外線硬化性接着
剤8aの注入量が極めて少ないから、温度変化による伸
縮率が大きいという紫外線硬化性接着剤8aの特有の欠
点を確実に解消することができる。
【0027】上記実施の形態では、フォトダイオードP
D付きプレート2を筐体1に固定する場合を例にあげて
説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば半
導体レーザLD付きプレート4を筐体1に固定する場合
にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、紫外線硬
化性接着剤によりフォトダイオード付きプレートを筐体
に仮固定するため、熱硬化性接着剤による本固定の際に
前記プレートを支持する必要がなく、硬化に時間がかか
るという熱硬化性接着剤の欠点を解消することができ、
また、熱硬化性接着剤を注入する分だけ紫外線硬化性接
着剤の注入量を少なくすることができるから、温度変化
による伸縮率が大きいという紫外線硬化性接着剤の欠点
を解消することができるものであって、前記両接着剤の
組み合わせによって、その両者の欠点を解消し、フォト
ダイオード付きプレートの筐体への固定を迅速且つ正確
に行なうことができる。
【0029】更に、前記紫外線硬化性接着剤により前記
プレートの四隅を筐体に確実に仮固定することができる
と共に、硬化させた両紫外線硬化性接着剤間に熱硬化性
接着剤が注入されるので、その熱硬化性接着剤の外部へ
の流出を確実に阻止して、プレートを筐体に強固に本固
定することができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、紫外線硬化
性接着剤により電子部品付きプレートを筐体に仮固定す
るため、熱硬化性接着剤による本固定の際に前記プレー
トを支持する必要がなく、硬化に時間がかかるという熱
硬化性接着剤の欠点を解消することができ、また、熱硬
化性接着剤を注入する分だけ紫外線硬化性接着剤の注入
量を少なくすることができるから、温度変化による伸縮
率が大きいという紫外線硬化性接着剤の欠点を解消する
ことができるものであって、前記両接着剤の組み合わせ
によって、その両者の欠点を解消し、電子部品付きプレ
ートの筐体への固定を迅速且つ正確に行なうことができ
る。
【0031】請求項3記載の発明によれば、紫外線硬化
性接着剤によりプレートの両側縁の複数箇所を筐体に強
固に仮固定しているので、本固定のために注入した熱硬
化性接着剤が硬化するまでの間、そのプレートを不測に
動かないように確実に支持することができる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、紫外線硬化
性接着剤によりプレートの両側縁中央部だけを筐体に仮
固定するようになっており、その紫外線硬化性接着剤の
注入量が極めて少ないから、温度変化による伸縮率が大
きいという紫外線硬化性接着剤の特有の欠点を確実に解
消することができる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、熱硬化性接
着剤により電子部品付きプレートを筐体に本固定する前
に、位置決めアームにより前記プレートを支持した状態
で該プレートを紫外線硬化性接着剤により仮固定するよ
うになっており、その仮固定後、前記プレートから位置
決めアームを直ちに離間させることができ、従来のよう
に熱硬化性接着剤が硬化するまで位置決めアームによる
プレートの支持を維持する必要がないから、量産性に優
れている。また、熱硬化性接着剤を注入する分だけ紫外
線硬化性接着剤の注入量を少なくすることができるか
ら、温度変化による伸縮率が大きいという紫外線硬化性
接着剤の欠点を解消することができるものであって、前
記両接着剤の組み合わせによって、その両者の欠点を解
消し、電子部品付きプレートの筐体への固定を迅速且つ
正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の実施の一形態である光ピッ
クアップにおけるフォトダイオード付きプレートの固定
手順の前半を示す縦断面図、(b)は同一部切欠き平面
図である。
【図2】 (a)は同固定手順の後半を示す縦断面図、
(b)は同一部切欠き平面図である。
【図3】 (a)及び(b)は仮固定及び本固定の変形
の一例を示す一部切欠き平面図である。
【図4】 (a)及び(b)は仮固定及び本固定の変形
の他の例を示す一部切欠き平面図である。
【図5】 光ピックアップの作動原理を説明する概略縦
断面図である。
【図6】 同光ピックアップの要部を示す斜視図であ
る。
【図7】 (a)は従来例を示す縦断面図、(b)は同
一部切欠き平面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 プレート 4 プレート 6 位置決めアーム 8 接着剤 8a 紫外線硬化性接着剤 8b 熱硬化性接着剤 PD フォトダイオード(電子部品) LD 半導体レーザ(電子部品)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に対して若干の間隔をおいてフォト
    ダイオード付きプレートを位置決めし、該プレートの両
    側縁隅部と筐体との間に紫外線硬化性接着剤を少量注入
    し、その紫外線硬化性接着剤を紫外線の照射により硬化
    させて前記プレートを筐体に仮固定し、前記プレートの
    両側縁中央部と筐体との間に熱硬化性接着剤を適量注入
    し、その熱硬化性接着剤を加熱により硬化させて前記プ
    レートを筐体に本固定するようにしたことを特徴とする
    光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 筐体に対して若干の間隔をおいて電子部
    品付きプレートを位置決めし、該プレートと筐体との間
    に紫外線硬化性接着剤を少量注入し、その紫外線硬化性
    接着剤を紫外線の照射により硬化させて前記プレートを
    筐体に仮固定し、前記プレートと筐体との間に熱硬化性
    接着剤を適量注入し、その熱硬化性接着剤を加熱により
    硬化させて前記プレートを筐体に本固定するようにした
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記紫外線硬化性接着剤がプレートの両
    側縁と筐体との間に所定間隔をおいて複数箇所に注入さ
    れ、前記熱硬化性接着剤がプレートの両側縁と筐体との
    間の紫外線硬化性接着剤注入箇所以外の空隙に注入され
    ていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記紫外線硬化性接着剤がプレートの両
    側縁中央部と筐体との間に注入され、前記熱硬化性接着
    剤がプレートの両側縁隅部と筐体との間に注入されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 電子部品付きプレートを係止した位置決
    めアームを前後左右及び上下の3次元方向に移動させる
    ことにより、前記プレートを筐体から所定間隔をおいて
    位置決めし、次に、前記プレートの両側縁と筐体との間
    に紫外線硬化性接着剤を少量注入し、その紫外線硬化性
    接着剤を紫外線の照射により硬化させてプレートを筐体
    に仮固定し、続いて、前記位置決めアームをプレートか
    ら離間させ、前記プレートの両側縁と筐体との間の紫外
    線硬化性接着剤注入箇所以外の空隙に熱硬化性接着剤を
    適量注入し、その熱硬化性接着剤を加熱により硬化させ
    てプレートを筐体に本固定することを特徴とする光ピッ
    クアップにおける電子部品付きプレートの固定方法。
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