JP2002342890A - 営業車用客情報提供システム - Google Patents

営業車用客情報提供システム

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JP2002342890A JP2001148338A JP2001148338A JP2002342890A JP 2002342890 A JP2002342890 A JP 2002342890A JP 2001148338 A JP2001148338 A JP 2001148338A JP 2001148338 A JP2001148338 A JP 2001148338A JP 2002342890 A JP2002342890 A JP 2002342890A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクシー等の営業車の運転手に、客を容易に
獲得できるための情報をわかりやすく提供するための営
業車用客情報提供システムを提供する。 【解決手段】 本営業車用客情報提供システムは営業車
に設けられる端末1と管理センタに設けられるホスト2
とから構成される。また、端末1は、ホスト2から送信
される客情報を客情報表示手段117によって、数値
と、矢印の方向及び色彩とを用いて表わし、地図上に配
置する。このため、集客のために必要な客情報を、営業
車の運転手に容易に提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタクシーやハイヤー
等の営業車用客情報提供システムに関する。更に詳しく
は、本発明は営業車から得られる乗降車情報等の営業車
情報を元にして客情報を作成するとともに、作成した客
情報を地図上に表示して営業車の運転手に提供する営業
車用客情報提供システムに関する。営業車の運転手はこ
の客情報を参考とすることで、乗車効率を上げ、営業収
入の増収を行うことができる。
【0002】
【従来の技術】従来より行われているタクシーやハイヤ
ー等の営業車の配車方法として、客からの依頼に対して
管理センタ(配車センタ、指令基地及び営業所等ともい
う)が、客のいる地点へ向かうことの可能な営業車へ、
無線等の通信装置により呼びかけて迎車を指示する方法
がある。このような配車方法は、配車センタ側の営業車
の位置情報を把握していないことが多く、全ての営業車
への通信が必要となる。このため、実際に迎車を行うの
は無線に応答した営業車となり、迎える地点との距離が
最も近い営業車が常に選ばれるわけではない。このよう
な理由により、効率のよい配車とはいえなかった。
【0003】上記問題に対処するため近年、車速センサ
及び方位センサや、GPS(GlobalPositioning Syste
m、汎地球側位システム)等の現在位置を決定する手段
によって現在位置を求め、管理センタに現在位置を通知
するとともに、目的地までの経路を表示させる誘導シス
テムを搭載した営業車がある。また、このような誘導シ
ステムを搭載した営業車に、配車センタで受け付けた客
の現在位置や目的地を表示させるシステムが、特開平7
−202790号公報等に示されている。上記システム
は、管理センタで各営業車の現在位置や営業状態(実
車、空車及び迎車等)等の状態を把握できるため、客か
らの配車依頼に対応して、最も早く配車できる車両を迎
車指示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステムは、乗客の乗車中や、管理センタ経由の迎車の場
合のみ有効であり、乗客を獲得するために空車のまま走
行したり(「流し」ともいう)、待機している場合に
は、活用が困難であった。また、空車走行中の順路は、
運転手の経験や無線情報等をもとに目的地を決定するこ
とが多く、容易に乗客を獲得できるとは限られなかっ
た。更に、運転手の経験についても個人差があり、乗客
の獲得能力に差が生じていた。また、タクシー乗り場が
ある駅、デパート、催し物会場付近などで多くの客が待
っている、といった情報があっても、他の営業車へ伝達
することができない場合があり、容易に乗客を獲得でき
なかった。更に、上記乗客を獲得するための情報を、具
体的に走行する方向の例を示すなど、わかりやすく参照
することができる方法が望まれていた。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、営業車の運転手に、客を容易に獲得できるた
めの情報をよりわかりやすく提供するための営業車用客
情報提供システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本第1発明の営業車用客
情報提供システムは、営業車に設けられる端末と、管理
センタに設けられるホストとを備え、該端末及び該ホス
トは無線回線網を介して接続されており、該端末は情報
要求処理手段及び客情報表示手段を備え、該ホストは客
情報配信手段を備え、上記情報要求処理手段は所定条件
を満たし、且つ見込人数情報を少なくとも含む客情報を
上記客情報配信手段に要求し、上記客情報配信手段は、
該情報要求処理手段からの要求により上記所定条件を満
たす上記客情報を生成し、その後該情報要求処理手段に
該客情報として配信し、上記客情報表示手段は、該客情
報配信手段より配信される該客情報を受信し、受信した
該客情報を地図上に配置して表示し、該表示は、上記見
込人数情報を数字で表現することを特徴とする。
【0007】本第2発明の営業車用客情報提供システム
は、営業車に設けられる端末と、管理センタに設けられ
るホストとを備え、該端末及び該ホストは無線回線網を
介して接続されており、該端末は情報要求処理手段及び
客情報表示手段を備え、該ホストは客情報配信手段を備
え、上記情報要求処理手段は所定条件を満たし、且つ行
先情報及び収入見込金額情報を少なくとも含む客情報を
上記客情報配信手段に要求し、上記客情報配信手段は、
該情報要求処理手段からの要求により上記所定条件を満
たす上記客情報を生成し、その後該情報要求処理手段に
該客情報として配信し、上記客情報表示手段は、該客情
報配信手段より配信される該客情報を受信し、受信した
該客情報を地図上に配置して表示し、該表示は、上記行
先情報を矢印の向きで表わし、該矢印の色は、上記収入
見込金額情報に応じて異なるものとしたことを特徴とす
る。
【0008】また、第3発明に示すように、上記情報要
求処理手段は見込人数情報を含む客情報を上記客情報配
信手段に要求し、上記見込人数情報を数字で表わして上
記表示を行うことができる。
【0009】上記「ホスト」及び上記「端末」は、任意
のコンピュータを用いて構成することができる。また、
ホストを設ける場所は、配車センタ、指令基地及び営業
所等の営業車の配車を行う「管理センタ」を例示するこ
とができるが、これに限らず無線回線網を介して端末と
接続することができる場所であれば任意に選択すること
ができる。上記「無線回線網」は、端末及びホスト間で
情報のやり取りが可能となる媒体であればよく、タクシ
ー無線等の業務無線の他、特定小電力無線、携帯電話回
線網、PHS(Personal Handy phone System)回線網、
及び衛星回線網等を例示することができる。また、電波
に限らず、磁気や可視光、赤外光等を用いた無線回線網
とすることができる。上記「情報要求処理手段」は、営
業車の乗員による操作や、ホストからの配車依頼等によ
って客情報の要求を行う手段である。
【0010】更に、第4発明に示すように、上記所定条
件は、客獲得時の時間帯及び地域をそれぞれ1つに限定
する条件であり、上記見込人数情報は、単位時間当りの
獲得できる客の人数の見込み情報であり、上記行先情報
は、獲得した客の行先を方向で表わす情報であり、上記
収入見込金額情報は、該当地域を通過する乗客を載せて
いない空車営業車が獲得した金額の総計を、空車営業車
の通過数で割った単位時間当り金額情報とすることがで
きる。
【0011】上記「所定条件」は任意に選択することが
でき、特定の時刻、日付、曜日、乗降場所、天候、季節
等を例示することができる。このうち、「時刻」による
選択は、現在時刻の営業車情報の他、ラッシュアワー
(通勤、通学等)等の特定時間(1点でも範囲があって
もよい)における過去の営業車情報を選択することがで
きる。また、「日付」についても、給料日や、催し日等
の過去の営業車情報を選択することができる。更に、所
定条件を決定する上記「地域」は任意範囲(例えば所定
区画内)でもよいし、ある路線における上り又は下り方
向の一方などとすることもできる。
【0012】上記「客情報」は所定の条件を満たす、任
意種類の営業車情報、及びこれを加工して得られる情報
である。また、客情報は、各営業車情報の一部のみ(例
えば、客の乗車地点)から構成されてもよいし、各営業
車情報の全てから構成することもできる。更に「営業車
情報」は、任意の営業車の運行や客に関する情報とする
ことができ、例えば第5発明に示すように、現在時刻、
乗客の乗降状態及び現在位置とすることができる。ま
た、天候、乗車料金、乗車距離及びコメント等の付加情
報を含めることができる。
【0013】この客情報のうち上記「見込人数情報」
は、所定条件においての乗客を獲得できる程度を示す客
情報であり、例えば、第4発明に示すように単位時間当
りの獲得できる客の人数の見込み情報とすることができ
る。また、所定条件に含まれる場所で一定時間待機した
場合に獲得できた客の一定時間当りの確率等とすること
ができる。
【0014】更に、上記「行先情報」は、獲得した客の
行先を方向で表わす情報である。この方向は例えば、表
示地点から、行き先へ直線移動する場合の方向とするこ
とができる。また、表示地点の道路状況(一方通行や通
行止等を例示できる)を考慮して最短時間となる経路を
追従する方向とすることもできる。上記「収入見込金額
情報」は、特定範囲における乗客から期待することがで
きる収入の見込みの客情報である。この収入見込金額情
報は任意の情報とすることができ、例えば、第4発明に
示すように、該当地域を通過する乗客を載せていない空
車営業車が獲得した金額の総計を、空車営業車の通過数
で割った単位時間当りの金額情報とすることができる。
つまり、ある時間帯及び地域において、平均20台の空
車が通り、この20台の空車が総計で40000円の収
入を得た場合、収入見込金額情報は40000/20=
2000円となる。
【0015】上記「客情報表示手段」による客情報の表
示方法は任意の表示装置による地図、及びこの地図上に
表示される矢印及び数字を少なくとも備えていればよ
く、アニメーションや音声等による表現が含まれていて
もよい。また、客情報以外の情報を組合わせて表示する
ことができる。更に、第3発明に示すように(図4参
照)、上記見込人数情報を数字で表わし、上記行先情報
を矢印の向きで表わし、上記収入見込金額情報を矢印の
色を用いて表現することが好ましい。尚、一方通行等の
理由により方向を示さなくても方向が明確となる場合
は、矢印形状以外の形状を用いてもよい。
【0016】また、見込人数情報を表わす数字、並びに
行先情報及び収入見込金額情報を表わす矢印の大きさと
形状は、任意に選択することができるが、識別し易く、
且つ背後に表示する地図の情報を大きく損なわないこと
が好ましい。運転手が参照し易くするためである。更
に、収入見込金額情報を表わす色彩は任意に選択するこ
とができる。例えば、一度の実車(客を載せて目的地ま
で輸送することをいう)の平均金額が1500〜250
0円の範囲内である場合、収入見込金額情報が1500
円未満の場合は黄色、1500円以上2500円未満の
場合は青色、2500円以上の場合は赤色とすることを
挙げることができる。また、赤→黄→緑→青等と、色の
種類を4段階以上としたり、2段階にしてもよい。ま
た、同色の濃淡によって表現したり、色を徐々に変化さ
せたり、点滅するなどのアニメーションを行ってもよ
い。更に、単色に限らず、複数の色を用いて表現するこ
ともできる。
【0017】また、客情報を配置する上記「地図」の範
囲は、任意に選択することができる、例えば、営業車の
現在位置を中心とした周辺地図としたり、任意に指定し
た地域の地図とすることができる。更に、地図の種類や
内容についてもカーナビケーションシステム用の地図を
そのまま利用してもよいし、予め客情報や、その他の情
報が記載されたものを用いることができる。
【0018】地図上に配置する客情報(数値及び矢印)
の種類及び位置は任意に選択することができる。例え
ば、特定路線において、上り側と下り側の両方について
それぞれ該当する客情報を配置することができる。ま
た、同じ地点の客情報について異なる範囲の収入見込金
額情報(例えば、1500円未満、1500〜2500
円、2500円以上の3種類)を同時に地図上に配置す
ることもできる(例えば、図5を参照)。
【0019】また、上記端末は第5発明に示すように、
営業車情報処理手段、時刻情報処理手段、乗降情報処理
手段及び位置情報処理手段を備え、該ホストは客情報処
理手段を具備し、上記営業車情報処理手段は、少なくと
も該時刻情報処理手段、該乗降情報処理手段及び該位置
情報処理手段によって得られる、現在時刻、乗客の乗降
状態及び現在位置を営業車情報として上記客情報処理手
段に送信し、上記客情報処理手段は、受信する該営業車
情報を客情報データベース内に随時蓄積し、上記客情報
配信手段は、該客情報データベース内に蓄積された該営
業車情報から上記客情報を生成することができる。
【0020】上記「乗降情報処理手段」は、客の乗降状
態を判別することができる手段であればよい。この例と
して、第6発明に示すように、上記営業車に設けられる
料金メータによって乗客の乗降状態を求めることを挙げ
ることができる。また、乗客が存在するかどうかを判別
する座席センサ等を設けることを例示できる。上記「時
刻情報処理手段」及び「上記位置情報処理手段」は第6
発明に示すように、上記営業車に設けられるGPS受信
器によって、それぞれ現在時刻及び現在位置を求める又
は補正することができる。
【0021】本営業車用客情報提供システムの上記営業
車情報は、情報要求処理手段による利用だけではなく、
他の用途に用いることできる。例えば、第7発明に示す
ように、上記ホストは配車処理手段を備え、上記端末は
配車受付手段を具備し、該配車処理手段は現時点で依頼
された配車地点に近く、空車である営業車を上記客情報
データベースより検索して、該営業車の客情報表示手段
に該配車地点を送信し、該客情報表示手段は受信した該
配車地点を表示するようにすることができる。また、営
業車情報は、業務日報を作成するための業務情報として
任意項目を利用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を用いて本発明
の営業車用客情報提供システムを実施例により説明す
る。 〔実施例1〕本実施例1の営業車用客情報提供システム
は、図1に示すタクシー等の複数の営業車に設けられる
端末1と、図2に示す管理センタに設けられるホスト2
とから構成される。また、端末1とホスト2間は無線回
線網によって送受信を行う。尚、上記無線回線網は任意
に選択することができ、タクシー無線等の業務無線の
他、特定小電力無線、携帯電話回線網、PHS回線網、
及び衛星回線網等を例示することができる。また、電波
に限らず、磁気や可視光、赤外光等を用いた無線回線網
とすることができる。
【0023】1.端末の構成 本営業車用客情報提供システムを構成する端末1は、図
1に示すように、端末処理装置11、入力装置12、表
示装置13、外部記憶装置14、通信装置15、料金メ
ータ16及びGPS受信器17を備える。このうち、端
末処理装置11は、請求項1に記載の発明でいう「情報
要求処理手段」及び「客情報表示手段」と、請求項5に
記載の発明でいう「営業車情報処理手段」及び「時刻情
報処理手段」を具備している。また、料金メータ16は
「乗降情報処理手段」であり、GPS受信器17は「位
置情報処理手段」である。以下、端末1の各要素を詳細
に説明する。
【0024】(1)端末処理装置11 端末処理装置11はマイクロコンピュータ等によって構
成されており、営業車情報処理手段111、時刻情報処
理手段112及び情報要求処理手段113に相当するソ
フトウェアを実行することができる。 (a)営業車情報処理手段111 営業車情報処理手段111は、入力装置12、料金メー
タ16及びGPS受信器17等の装置や、時刻情報処理
手段112によって得られる、乗車時刻、降車時刻、現
在時刻、乗車距離、車両状態(営業、非営業、空車、実
車及び迎車等)、乗車地点、降車地点、現在地点及び付
加情報を営業車情報としてまとめ、ホスト2の客情報処
理手段に送信する。尚、上記の乗車時刻、降車時刻、乗
車距離、乗車地点及び降車地点は、料金メータ16等か
ら得ることができる。また、現在時刻及び現在地点と、
車両状態とから算出することができる。例えば、乗車時
刻及び乗車地点は、乗車した時点の現在時刻及び現在地
点である。
【0025】(b)時刻情報処理手段112 時刻情報処理手段112は基準時計を備え、現在時刻を
営業車情報処理手段111に送信する。また、GPS受
信器17によって得られるGPS時刻によって基準時計
を補正する。 (c)情報要求処理手段113 情報要求処理手段113は、入力装置12により入力さ
れる条件を、要求条件としてホスト2の客情報配信手段
212へ送信する。
【0026】(d)客情報表示手段117 客情報表示手段117は、また、客情報配信手段212
より配信される客情報を受信し、地図上に重ねた上、表
示装置13へ送信する。この表示内容は図4に示すよう
に受信した客情報3a、3b、3c等を、見込人数情報
をアラビア数字で表わした見込数値31と、行先情報を
矢印の向きで表わし、収入見込金額情報を矢印の色彩で
表わした行先矢印32とを用いて表現している。
【0027】このうち、見込人数情報は、現在時刻にお
ける時間帯において一時間当りに獲得可能な客の人数で
ある。また、行先情報は、配置する見込人数情報の行き
先をあらわす。このため、一つの路線であっても、上り
と下りにそれぞれ客情報3b、3cが配置される。更
に、収入見込金額情報は、現在時刻における時間帯にお
いて該当する客情報によってえら得る平均収入を表わ
し、1500円未満の場合は黄色(図4客情報3cにお
いては右上がりの斜線)、1500円以上2500円未
満の場合は青色(図4客情報3bにおいては右下がりの
斜線)、2500円以上の場合は赤色(図4客情報3a
においては黒色)で表わしている。また、この地域にお
ける一回の乗車における平均収入は約1700円であ
る。
【0028】(2)入力装置12 入力装置12は、ボタン、キーボード、タッチパネル及
び音声認識装置等から構成されており、客情報を入手す
るための条件を入力し、端末処理装置11の情報要求処
理手段113に送信することができる。また、営業車情
報の1項目である付加情報を入力することができる。更
に、端末処理装置11の任意の制御を行うことができ
る。 (3)表示装置13 表示装置13は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプ
レイ、CRTディスプレイ等のディスプレイから構成さ
れており、客情報や自社の営業車情報等を表示すること
ができる。また、営業車情報等の編集等にも使用され
る。更に、音声出力装置等を備えることもできる。
【0029】(4)外部記憶装置14 外部記憶装置14は、端末処理装置11のソフトウェア
や地図情報等が保存されており、端末処理装置11の要
求に応じて任意のデータを出力することができる。ま
た、外部記憶装置14は大容量の記憶媒体であれば任意
に選択することができ、CD−ROM、DVD−ROM
等の光記憶媒体とそのドライブ、磁気ディスク(ハード
ディスク等を含む)等の磁気記録装置、MO等の光磁気
記録装置、及びEEP−ROM(フラッシュメモリ等を
含む)等の半導体メモリ等を例示することができる。 (5)通信装置15 通信装置15は、無線回線網によってホスト2と営業車
情報や客情報等を送受信することができる任意の装置で
ある。
【0030】(6)料金メータ16 料金メータは実車時の運賃を算出するものであり、客の
乗車時には、乗車信号を端末処理装置11に送信するこ
とができる。また、降車時には、降車信号及び乗車料金
を送信することができる。更に、迎車や空車時等におい
てもそれぞれに対応した信号を送信することができる。 (7)GPS受信器17 GPS受信器はGPS衛星から発せられるGPS電波を
受信することにより、現在位置及び標準時刻を算出する
ことができる。また、算出した現在位置及び標準時刻を
端末処理装置11に送信する。
【0031】2.ホストの構成 本営業車用客情報提供システムを構成するホスト2は、
図2に示すように、ホスト処理装置21、入力装置2
2、表示装置23、外部記憶装置24及び通信装置25
を備えるコンピュータである。このうち、ホスト処理装
置21は、請求項1に記載の発明でいう「客情報配信手
段」と、請求項5に記載の発明でいう「客情報処理手
段」を具備する。
【0032】また、ホスト2を設ける場所は、配車セン
タ、指令基地及び営業所等の営業車の配車を行う「管理
センタ」を例示することができるが、これに限らず無線
回線網を介して端末と接続することができる場所であれ
ば任意に選択することができる。更に、複数のタクシー
会社や個人タクシー等に、情報提供サービス業として独
立して集客情報を販売提供する、会社(法人組織)に設
置して運用することができる。以下、ホスト1の各要素
を詳細に説明する。
【0033】(1)ホスト処理装置21 ホスト処理装置21はマイクロコンピュータ等によって
構成されており、客情報処理手段211、及び客情報配
信手段212に相当するソフトウェアを実行することが
できる。 (a)客情報処理手段211 客情報処理手段211は、営業車の営業車情報処理手段
111から通信装置15、25経由で送信される営業車
情報を受信し、外部記憶装置24内に客情報データベー
ス241として蓄積を行う。
【0034】(b)客情報配信手段212 客情報配信手段212は、営業車の情報要求処理手段1
13から送信される要求条件を受信し、この要求条件を
満たす営業車情報を客情報データベース241より検索
する。次いで、該当する営業車情報を客情報として、要
求条件を送信した営業車へ配信を行う。この客情報は、
見込人数情報、行先情報及び収入見込金額情報を少なく
とも含み、要求条件によって営業車情報の全ての項目と
したり、一部の項目のみとすることができる。
【0035】(2)入力装置22 入力装置22は、ボタン、キーボード、タッチパネル及
び音声認識装置等から構成されており、ホスト処理装置
21に送信することができる。また、ホスト処理装置2
1の任意の制御を行うことができる。 (3)表示装置23 表示装置23は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプ
レイ及びCRTディスプレイ等のディスプレイから構成
されており、ホスト処理装置21の状態等を表示するこ
とができる。また、音声出力装置等を備えることもでき
る。
【0036】(4)外部記憶装置24 外部記憶装置24は、ホスト処理装置21のソフトウェ
アや客情報データベース241、地図情報等が保存され
ており、ホスト処理装置21の要求に応じて任意のデー
タを出力することができる。また、外部記憶装置24は
大容量の記憶媒体であれば任意に選択することができ、
CD−ROM、DVD−ROM等の光記憶媒体とそのド
ライブ、磁気ディスク(ハードディスク等を含む)、磁
気ドラム等の磁気記録装置、MO等の光磁気記録装置、
及びEEP−ROM(フラッシュメモリ等を含む)等の
半導体メモリ等を例示することができる。 (5)通信装置25 通信装置25は、無線回線網によって端末1と営業車情
報や客情報等を送受信することができる任意の装置であ
る。
【0037】3.営業車用客情報提供システムの処理動
作 本営業車用客情報提供システムの処理動作は、客情報処
理及び客情報取得処理の2動作に大別することができ
る。以下、これらの処理を説明する。 (1)客情報処理 客情報処理は、営業車の営業車情報を客情報データベー
ス241として蓄積する処理である。まず、図1に示す
端末処理装置11の営業車情報処理手段111によって
営業車情報を求める。この営業車情報は、時刻情報処理
手段112、乗降情報処理手段114及び位置情報処理
手段115によって得られる(又は算出する)、乗車時
刻、降車時刻、現在時刻、乗車距離、車両状態(営業、
非営業、空車、実車、及び迎車等)、乗車地点、降車地
点、現在地点等の項目を備える。また、営業車の運転手
が入力装置22によって付加情報を加える。この付加情
報としては、天候、出来事(催し物、給料日等)、及び
乗車待ちの客数等とすることができる。次いで、得られ
た営業車情報は端末1の通信装置15によって、ホスト
2へ送信される。その後、ホスト2の通信装置15によ
って営業車情報が受信される。次いで、営業車情報は、
客情報処理手段211によって客情報データベース24
1に蓄積される。
【0038】尚、客情報データベース241の蓄積形式
は任意に選択することができる。例えば、加工をせず線
形構造で蓄積することができる。また、検索を容易にす
るために検索項目からなるテーブルとなるように蓄積す
ることができるし、インデックスを付加して蓄積するこ
とができる。特に、頻繁に利用される検索項目(ラッシ
ュアワー時、雨天時等)を備えるテーブルやインデック
スを用意することで、検索を迅速に行うことができる。
【0039】例えば、図3に示すようなテーブルを挙げ
ることができる。このようなテーブルに、2001年1
月1日の12:00にA市で客を乗車し、B市で客を降
車した場合、行項目における「月」の「1月」、「日」
の「1日」、「曜日」の「土曜」、「祭日」、「時間
帯」の「昼」、及び「季節」の「冬」に、運賃、移動距
離、乗車位置、降車位置、営業回数等の行項目(営業車
情報)をそれぞれ蓄積する。これによって、営業車情報
がテーブルに沿って分類され、蓄積することができる。
【0040】(2)客情報取得処理 客情報取得処理は、営業車の運転手の要求により客情報
データベース241から客情報を参照する処理である。
まず、営業車の運転手は入力装置12を用い、求める客
情報の条件を入力する。この条件は情報要求処理手段1
13が、要求条件として通信装置15を介してホスト2
に送信される。次いで、客情報配信手段212は、ホス
ト2の通信装置25によって受信された要求条件に該当
する営業車情報を、客情報データベース241から検索
する。その後、検索された営業車情報は、客情報として
まとめられ、通信装置25によって営業車に送信され
る。
【0041】要求条件を送信した営業車の端末1の客情
報表示手段117は、送信された客情報を通信装置15
により受信する。また、外部記憶装置14内に格納され
る地図情報を取り出し、位置情報が示す位置の周辺地図
と、受信した客情報とを合成し表示装置13によって表
示する。
【0042】本客情報取得処理の具体例として、図3の
テーブルを用いた例を示す。例えば、営業車の運転手
が、A市のある地域で1月1日における客情報を調べよ
うとした場合、入力装置12により「1月」「1日」
「乗車位置がA市」等の条件を入力する。この条件は要
求条件として、客情報配信手段212に送信される。ま
た、客情報配信手段212は図3に示すような客情報デ
ータベース241から、要求条件に一致する行項目を検
索し、各列項目に蓄積された営業車情報を集計すること
で客情報を得る。また、降車位置が異なっていても、行
先情報として同じ方向となる場合、まとめて集計を行
う。また、運賃から算出される収入見込金額情報や、見
込人数情報は平均値を用いている。
【0043】これにより、表示装置13に運転手が要求
した客情報が図4に示すように地図上に表示され、客が
獲得できる路線、獲得できる確率、及び見込める収入を
参照することができる。尚、これらの情報以外にも、
年、月単位や季節ごと、天候別などの運賃収入予測、移
動距離、時間、方向、営業回数などの予測値も、過去の
集客情報を基に予測値を求め、利用することができる。
【0044】(3)異なる客情報の表示方法 更に、客情報の表示は異なる表示方法とすることができ
る。例えば、図6に示すように、一ヶ所の地点において
複数の見込数値及び行先矢印を配置した客情報群3d、
3eを表示することができる。この表示方法は、ある地
点から乗車した場合の運賃から、営業車情報を3つのグ
ループに分け、それぞれについて客情報を求めている。
また、上記グループは収入見込金額情報が1500円未
満/1500円以上2500円未満/2500円以上と
なるグループである。更に、見込数値又は行先矢印のみ
を配置してもよい。
【0045】4.営業車用客情報提供システムの効果 以上により、営業車用客情報提供システムを用いること
で営業車の運転手は、集客のために必要な客情報を、端
末1を操作することで容易に求め、地図上に表示した状
態で参照できるため、客を獲得するための運行を容易に
決定することができる。また、客情報は複数の営業車か
ら送信される営業車情報によって、常時更新及び蓄積さ
れるため、有用で最新の情報といえる。また、「(3)異
なる客情報の表示方法」に示すように、一地点で複数の
客情報を表示させたり、見込数値又は行先矢印のみする
ことによって、必要な情報を求めることができる。
【0046】このように営業車の運転手は客情報を各種
条件(特定地域、営業回数、運賃収入、移動距離、移動
時間)によって求め、様々な表示をさせることで、運行
計画等を立てたり、立てた運行計画によって得られる収
入の予測を行うことができる。
【0047】〔実施例2〕本実施例2の営業車用客情報
提供システムは、実施例1の営業車用客情報提供システ
ムに配車処理を行うための手段を付加したものである。
図6に示すタクシー等の複数の営業車に設けられる端末
1と、図7に示す管理センタに設けられるホスト2とか
ら構成される。また、端末1及びホスト2間は無線回線
網によって送受信を行う。尚、上記無線回線網は実施例
1と同様に任意に選択することができる。
【0048】1.端末の構成 本営業車用客情報提供システムを構成する端末1は、図
6に示すように、端末処理装置11、入力装置12、表
示装置13、外部記憶装置14、通信装置15、料金メ
ータ16及びGPS受信器17を備える。このうち、端
末処理装置11は、「営業車情報処理手段」、「時刻情
報処理手段」及び「情報要求処理手段」を備える。ま
た、端末処理装置11は、請求項7に記載の発明でいう
「配車受付手段」でもある。更に、料金メータ16は
「乗降情報処理手段」であり、GPS受信器17は「位
置情報処理手段」である。以下、端末1の各要素のう
ち、実施例1と異なる要素である、端末処理装置11を
説明する。また、端末処理装置11以外の要素は実施例
1と同様であるため、説明を省略する。
【0049】端末処理装置11はマイクロコンピュータ
等によって構成されており、営業車情報処理手段11
1、時刻情報処理手段112、情報要求処理手段113
及び配車受付手段116、客情報表示手段117に相当
するソフトウェアを実行することができる。このうち、
営業車情報処理手段111、時刻情報処理手段112、
情報要求処理手段113及び客情報表示手段117は実
施例1と同様の処理を行う。
【0050】配車受付手段116は、ホスト2の配車処
理手段213により送信される配車地点を含む配車信号
を通信装置15によって受信し、表示装置13に配車の
依頼を表示する。また、外部記憶装置14内に格納され
る地図情報を参照し、表示装置13に配車地点の周辺地
図を表示する。
【0051】2.ホストの構成 本営業車用客情報提供システムを構成するホスト2は、
図5に示すように、ホスト処理装置21、入力装置2
2、表示装置23、外部記憶装置24及び通信装置25
を備える。このうち、ホスト処理装置21は「客情報処
理手段」及び「客情報配信手段」である。また、ホスト
処理装置21は、請求項7に記載の発明でいう、「配車
処理手段」でもある。以下、ホスト2の各要素のうち、
実施例1と異なる要素である、ホスト処理装置21を説
明する。また、ホスト処理装置21以外の要素は、実施
例1と同様であるため省略する。
【0052】ホスト処理装置21はマイクロコンピュー
タ等によって構成されており、客情報処理手段211、
客情報配信手段212及び配車処理手段213に相当す
るソフトウェアを実行することができる。このうち、客
情報処理手段211及び客情報配信手段212は実施例
1と同様の処理を行う。
【0053】配車処理手段213は、配車を依頼した客
の希望する配車地点や配車時刻等を入力装置22によっ
て取得する。また、配車処理手段213は、空車で且
つ、配車地点に最も早く到達可能な営業車を外部記憶装
置24内の客情報データベース241を検索する。更
に、検索した営業車の配車受付手段116に、配車地点
や配車時刻等を送信する。
【0054】3.営業車用客情報提供システムの処理動
作 本実施例2の営業車用客情報提供システムの処理動作
は、実施例1と同様である客情報処理及び客情報取得処
理の他、配車処理を行うことができる。以下、この配車
処理について説明する。
【0055】営業車の利用を希望する客が、管理センタ
へ配車を依頼する際は、希望する乗車位置である配車地
点、及び希望する時刻である配車時刻を連絡する。これ
ら配車地点及び配車時刻を入力装置22によって入力
し、配車処理手段213へ送信する。配車処理手段21
3は、現在空車で且つ、配車地点に最も早く到達可能な
営業車を外部記憶装置24内の客情報データベース24
1を検索する。その後、検索した営業車の配車受付手段
116に、配車地点や配車時刻等を送信する。
【0056】営業車端末1の配車受付手段116は、ホ
スト2の配車処理手段213により送信される配車地点
や配車時刻を通信装置15によって受信し、表示装置1
3に配車の依頼を表示する。また、外部記憶装置14内
に格納される地図情報を参照し、表示装置13に配車地
点の周辺地図を表示する。
【0057】4.営業車用客情報提供システムの効果 以上により、本実施例2の営業車用客情報提供システム
は、実施例1の営業車用客情報提供システムの効果に加
え、配車を希望する客の配車地点へ短時間で到達できる
営業車を検索し、通知することができる。また、客情報
処理によって得られる客情報データベース241を用い
ることで、容易に検索を行うことができる。
【0058】尚、本発明においては、上記実施例に限ら
ず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した
実施例とすることができる。即ち、見込人数情報及び収
入見込金額情報は、各実施例に示す数字及び色によって
表現するに限らず、その他の表現方法を用いることがで
きる。例えば、見込人数情報又は収入見込金額情報を行
先矢印32の長さや太さ等の形状変化により表現するこ
とができる。具体的には、見込人数情報の人数が大きく
なるほど長くなる、収入見込金額情報の金額が高額にな
るほど太くなる、見込人数情報の人数が一定区切り以上
になるたびに矢印が連続して配列される等とすることを
挙げることができる。このような表現方法を用いても見
込人数情報及び収入見込金額情報を運転手に対してわか
りやすく表現することができる。
【0059】更に、客情報の検索及び表示は営業車のみ
に限らず、ホスト処理装置21に情報要求処理手段を設
けることで、管理センタ側でも行うことができる。ま
た、端末1を設けていない営業車に対してもタクシー無
線等の無線連絡を介してホスト2側で客情報の検索し、
結果を連絡することができる。
【0060】更に、営業車情報を客情報データベースに
蓄積する際に、ホスト2側で情報を付加して蓄積するこ
とができる。例えば、営業車情報の1項目である現在地
点を参照し、外部のデータベースより現在地点における
天候を求め、ホスト2による付加情報として、営業車情
報と共に蓄積することができる。このような付加処理を
行うことで、営業車側の入力負担を軽減することができ
る。
【0061】また、位置情報処理手段(GPS受信器)
から得られる現在地点と、外部記憶装置内の地図情報を
共に表示されて、カーナビゲーションシステムとして利
用することができる。更に、位置情報処理手段は、GP
S受信器に限らず、車速センサや方位センサ等を用いた
現在位置決定手段等とすることができる。また、GPS
受信器と上記現在位置決定手段を併用することもでき
る。
【0062】更に、実施例2の営業車用客情報提供シス
テムにおいて、配車の希望した客の通話端末が、PHS
電話機等の通話位置を送信可能であるものである場合、
ホストはこの通話位置を受信して配車地点とすることが
できる。これによって、客が配車地点を通話する必要が
なくなるとともに、配車地点の聞き取り間違いや、入力
間違いを防ぐことができる。
【0063】
【発明の効果】本各1〜6発明の営業車用客情報提供シ
ステムによれば、集客のために必要な客情報を、営業車
の運転手に容易に提供することができる。また、提供さ
れる情報は、地図上に配置されており、わかりやすい。
更に、客情報は複数の営業車から送信される営業車情報
によって、常時更新及び蓄積されるため、有用で最新の
情報といえる。更に、営業車の運転手はこのような客情
報を各種条件(特定地域、営業回数、運賃収入、移動距
離、移動時間)によって得ることで、運行計画等を立て
たり、立てた運行計画によって得られる収入の予測を行
うことができる。また、第7発明の営業車用客情報提供
システムは、上記効果に加え、配車を希望する客の配車
地点へ短時間で到達できる営業車を検索し、通知するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の端末構成を説明するためのブロック
図である。
【図2】実施例1のホスト構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】客情報データベースのテーブル構造例を説明す
るための表である。
【図4】客情報を地図上に配置した状態を説明するため
の模式図である。
【図5】客情報を地図上に配置した状態を説明するため
の模式図である。
【図6】実施例2の端末構成を説明するためのブロック
図である。
【図7】実施例2のホスト構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11;端末処理装置、111;営業車情報処理手段、1
12;時刻情報処理手段、113;情報要求処理手段、
114;乗降情報処理手段、115;位置情報処理手
段、116;配車受付手段、117;客情報表示手段、
12;入力装置、13;表示装置、14;外部記憶装
置、15;通信装置、16;料金メータ(乗降情報処理
手段)、17;GPS受信器(位置情報処理手段)、2
1;ホスト処理装置、211;客情報処理手段、21
2;客情報配信手段、22;入力装置、23;表示装
置、24;外部記憶装置、241;客情報データベー
ス、25;通信装置、3a、3b、3c;客情報、3
1;見込数値、32;行先矢印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 章人 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本高 圧電気株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 5H180 AA14 BB05 BB13 BB15 CC02 CC12 EE10 FF01 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 営業車に設けられる端末と、管理センタ
    に設けられるホストとを備え、該端末及び該ホストは無
    線回線網を介して接続されており、 該端末は情報要求処理手段及び客情報表示手段を備え、
    該ホストは客情報配信手段を備え、 上記情報要求処理手段は所定条件を満たし、且つ見込人
    数情報を少なくとも含む客情報を上記客情報配信手段に
    要求し、 上記客情報配信手段は、該情報要求処理手段からの要求
    により上記所定条件を満たす上記客情報を生成し、その
    後該情報要求処理手段に該客情報として配信し、 上記客情報表示手段は、該客情報配信手段より配信され
    る該客情報を受信し、受信した該客情報を地図上に配置
    して表示し、 該表示は、上記見込人数情報を数字で表現することを特
    徴とする営業車用客情報提供システム。
  2. 【請求項2】 営業車に設けられる端末と、管理センタ
    に設けられるホストとを備え、該端末及び該ホストは無
    線回線網を介して接続されており、 該端末は情報要求処理手段及び客情報表示手段を備え、
    該ホストは客情報配信手段を備え、 上記情報要求処理手段は所定条件を満たし、且つ行先情
    報及び収入見込金額情報を少なくとも含む客情報を上記
    客情報配信手段に要求し、 上記客情報配信手段は、該情報要求処理手段からの要求
    により上記所定条件を満たす上記客情報を生成し、その
    後該情報要求処理手段に該客情報として配信し、 上記客情報表示手段は、該客情報配信手段より配信され
    る該客情報を受信し、受信した該客情報を地図上に配置
    して表示し、 該表示は、上記行先情報を矢印の向きで表わし、該矢印
    の色は、上記収入見込金額情報に応じて異なるものとし
    たことを特徴とする営業車用客情報提供システム。
  3. 【請求項3】 上記情報要求処理手段は見込人数情報を
    含む客情報を上記客情報配信手段に要求し、上記見込人
    数情報を数字で表わして上記表示を行う請求項2記載の
    営業車用客情報提供システム。
  4. 【請求項4】 上記所定条件は、客獲得時の時間帯及び
    地域をそれぞれ1つに限定する条件であり、上記見込人
    数情報は、単位時間当りの獲得できる客の人数の見込み
    情報であり、上記行先情報は、獲得した客の行先を方向
    で表わす情報であり、上記収入見込金額情報は、該当地
    域を通過する乗客を載せていない空車営業車が獲得した
    金額の総計を、空車営業車の通過数で割った単位時間当
    りの金額情報である請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の営業車用客情報提供システム。
  5. 【請求項5】 上記端末は営業車情報処理手段、時刻情
    報処理手段、乗降情報処理手段及び位置情報処理手段を
    備え、該ホストは客情報処理手段を具備し、 上記営業車情報処理手段は、少なくとも該時刻情報処理
    手段、該乗降情報処理手段及び該位置情報処理手段によ
    って得られる、現在時刻、乗客の乗降状態及び現在位置
    を営業車情報として上記客情報処理手段に送信し、 上記客情報処理手段は、受信する該営業車情報を客情報
    データベース内に随時蓄積し、上記客情報配信手段は、
    該客情報データベース内に蓄積された該営業車情報から
    上記客情報を生成する請求項1乃至4のいずれか一項に
    記載の営業車用客情報提供システム。
  6. 【請求項6】 上記乗降情報処理手段は、上記営業車に
    設けられる料金メータの状態によって乗客の乗降状態を
    求め、上記時刻情報処理手段及び上記位置情報処理手段
    は、上記営業車に設けられるGPS受信器によって、そ
    れぞれ現在時刻及び現在位置を求め又は補正する請求項
    1乃至5のいずれか一項に記載の営業車用客情報提供シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 上記ホストは配車処理手段を備え、上記
    端末は配車受付手段を具備し、 該配車処理手段は現時点で依頼された配車地点に近く、
    且つ空車である上記営業車を上記客情報データベースよ
    り検索して、該営業車の客情報表示手段に該配車地点を
    送信し、 該客情報表示手段は受信した該配車地点を表示する請求
    項1乃至6のいずれか一項に記載の営業車用客情報提供
    システム。
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