JP2002342720A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2002342720A
JP2002342720A JP2001142538A JP2001142538A JP2002342720A JP 2002342720 A JP2002342720 A JP 2002342720A JP 2001142538 A JP2001142538 A JP 2001142538A JP 2001142538 A JP2001142538 A JP 2001142538A JP 2002342720 A JP2002342720 A JP 2002342720A
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Japan
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card
portable terminal
sim
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antenna
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Tsukasa Kusanagi
司 草薙
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードを装着して使用する携帯端末にお
いて、ICカードが窓空き部から外部空間に露出してい
るため、ICカードの着脱が容易であって、かつ良好な
非接触通信ができる携帯端末を提供する。 【解決手段】 本発明の携帯端末1は、プラグインサイ
ズの小型の非接触ICカード5を本体内に装着して使用
する携帯端末において、携帯端末のICカード5を格納
する部分のハウジングを窓空き部10とし、少なくとも
当該非接触ICカードのアンテナ部に相当する部分が外
部空間に露出する構造にしたことを特徴とする。窓空き
部はハウジングの一部を開閉またはスライドして窓空き
部となるようにしてもよい。また、ICカードとして
は、SIMカードやUIMカードを使用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SIMやUIM
カードのようなプラグインタイプのICカードを装着し
て使用する携帯端末に関する。詳しくは、SIMやUI
Mカードの装着を容易にするとともに、携帯端末の電源
を切った状態で、SIMやUIMが携帯端末の通信機能
とは無関係の状態で、カード自体で非接触通信機能を果
たすことができるように、携帯端末にSIMまたはUI
Mカードの一部分が露出する窓空き部を設ける技術に関
する。
【0002】
【従来技術】携帯電話機等の携帯端末に、SIM(Subs
criber Identity Module) やUIM(User Identity Mo
dule) カードと呼ばれるプラグインサイズのICカード
を装着して使用することが行なわれるようになってきて
いる。SIMやUIMカードは組み込み型の小型ICカ
ードであり、これを携帯電話機に装着して使用すると内
部に電話番号等の加入者や利用者情報が書き込まれてい
ることにより個人の認証がされる。個人の認証ができる
ことにより、携帯電話機を常に持ち歩かず他人の携帯電
話機を借用してSIMやUIMカードを抜き差しして使
用すれば、電話番号等の加入者情報が特定され加入者自
身による電話であることが証明されるほか、加入者に電
話料金の請求がされるので他人に電話料金を負担させな
いことができる。また、異なるオペレーティングシステ
ム(OS)を搭載する複数のカードを携帯して目的に応
じてカードを頻繁に交換して使用することが考えられ
る。そのためにはSIMやUIMカードの着脱が容易で
あることが必要となる。またさらに、SIMやUIMカ
ード自体に非接触通信機能を持たせることで新たな機能
を行なわせることが検討されている。
【0003】従来の携帯端末では、SIMカード等の装
着は、バッテリーパックの背面側等、携帯端末の内部に
格納するのが一般的である。図5は、従来の携帯電話機
の断面を示す例である。図5において、26はバッテリ
ーパック、25はSIMカード、27はバッテリーパッ
ク取り外し用レバー、28はSIMカード取り外し用レ
バーである。このような従来の携帯端末では、バッテリ
ーパック26を取り外してSIMカード25を挿入する
か、レバー28のロックを解除してハウジングの一部を
取り外してSIMカードを装着したり取り外す必要があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】このように従来例で
は、SIMカード等を装着するためには携帯端末のハウ
ジングや部品の一部を取り外し、SIMカード25等を
装着した後、取り外した部品の一部を再度取り付ける必
要があった。一般的には、バッテリーパック等を取り外
し、その奥のSIM取り付け部にSIMカードを差し込
み、再びバッテリーパック等を装着する作業が必要とな
っていた。一方、携帯端末に装着するSIMカード等自
体に非接触による通信機能を持たせる場合には、SIM
カード等が携帯電話機等の内部に格納されていると、S
IMカード等の非接触通信用のアンテナと外部の受信側
リーダライタのアンテナの間に少なくとも携帯電話機本
体の一部分が介在するため、非接触通信の妨げとなる問
題がある。特に、携帯電話機の箱体(ハウジング)形成
材料にアルミニュウム等の金属が使われている場合やそ
の他の電磁波遮断材料が練り込められている場合は、通
信不可能となる。またさらに、通常のICカードに較べ
て、SIM等の小型のモジュールを使用した場合は、ア
ンテナの形成に制限条件が多いため、十分な非接触通信
能力の確保が難しい場合が多く、一層通信を困難にして
いる。
【0005】そこで、本発明では携帯電話機等の携帯端
末において、SIMやUIMカードの装着を端末の装置
内部になることを避け、着脱の容易な部分に装着し、少
なくとも、カードのアンテナがある一部が開放された空
間に面するように装着することで、この問題を解決しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、プラグインサイズの小型の非
接触ICカードを本体内に装着して使用する携帯端末に
おいて、携帯端末のICカードを格納する部分のハウジ
ングを窓空き部とし、少なくとも当該非接触ICカード
のアンテナ部に相当する部分が外部空間に露出する構造
にしたことを特徴とする携帯端末、にある。かかる携帯
端末であるため、ICカードの着脱が容易であり、かつ
非接触ICカードと外部リーダライタとの良好な交信が
確保できる。また、上記においては、携帯端末のハウジ
ングの一部を開閉またはスライドすることにより非接触
ICカードのアンテナ部に相当する部分が窓空き部にな
るようにしてもよい。その場合には、必要に応じてハウ
ジングを開いて非接触ICカードの交信をすることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して説明する。図1は、本発明の携帯端末の例を示
す図である。図1(A)は、キーボタン等のある携帯端
末の表面側、図1(B)は、その裏面側を示している。
図2は、図1(B)のA−A線における拡大横断面を示
している。図3は、本発明の携帯端末の他の例を示す図
である。いずれも携帯端末として携帯電話機を例として
示している。携帯電話機1の表面側は、通常の携帯電話
機と変わることがなく、キーボタン2や液晶ディスプレ
イ3、アンテナ4等を備えている(図1(A))。
【0008】携帯電話機1の裏面側(図1(B))に
は、バッテリーパック6とSIMカード5等を着脱でき
る部分が設けられている。携帯電話機1は、鎖線で示す
SIMカード5の面積よりはやや狭い面積の窓空き部1
0を有していて、SIMカードがカード装着部に装着さ
れた際に、SIMカードの少なくともアンテナ部に相当
する部分(カード内にアンテナが形成されている部分)
の一部が携帯電話機1のハウジングの窓空き部10から
露出するようにされている。携帯電話機1のアンテナ4
側の端部を第1の端部、その反対側を第2の端部とした
場合に、図1の場合、バッテリーパック6とSIMカー
ド5は、第2の端部側からスライドして挿入され、レバ
ー等により定位置に固定されるようにされている。
【0009】図2の横断面図で見た場合、バッテリーパ
ック6とSIMカード5との間には、プリント配線板7
が挿入され、プリント配線板7にはSIMカード用端子
8とそれに接続する配線および携帯電話機側の配線が設
けられている。SIMカード5は図示しないレバー等に
より固定され、レバーによる固定が解除された場合に
は、バネ9により押し出されて第2の端部から容易に脱
着できるようにされている。このように、ICカードが
窓空き部に装着される場合はその取り出しが容易とな
る。バッテリーパック6も同様な機構により固定される
が、機構の詳細は省略する。バッテリー端子11からの
電力はパワーサプライライン12により携帯電話機1の
本体に供給されている。
【0010】図1、図2の実施形態では、SIMカード
5とバッテリーパック6がプリント配線板7を介して異
なる面に挿入されているが、この例に限らず、バッテリ
ーパック6にSIMカード5が嵌合する凹部を設けて、
その中にSIMカードを挿入するようにしてもよい。ま
た、窓空き部10は、常時外部空間に開放されている必
要はなく、必要により、図3のように、ハウジング13
の一部をヒンジ15から開閉する開閉扉14として、あ
るいはスライドドアとして窓空き部10が形成されるも
のであっても良い。開閉扉14の場合、設定角度により
SIMカード5のアンテナ53に対する電磁波の集中を
高めることもできる。
【0011】図4は、SIMカードの例を示す図であ
る。SIMまたはUIMカード5は、標準規格のICカ
ードからICモジュール周辺部を取り外した形状と考え
れば良く、約25mm(W)×15mm(H)まで小型
化されている。厚みは、通常のICカードと同一で、
0.8mmに形成される。使用するICモジュール51
は、ICカード自体が交信しない通常の携帯端末の場合
は接触型モジュールが使用されるが、ICカード自体が
交信する携帯端末では、接触・非接触共用モジュールを
使用する。接触・非接触共用のモジュールを使用するこ
とで、携帯電話としての機能以外に、ICカードを交通
機関での乗車券、定期券として利用することや非接触I
Cタグの読取り、ブルートース通信等に利用できる機能
が備えられる。
【0012】ICモジュール51には、前述のように電
話番号等の加入者情報が含まれるので、携帯端末本体と
インターフェイスを介して交信することが必要であり、
接触端子板52を有することも必須の条件となる。SI
Mカード等に設けるアンテナ53は、カード内に各種の
態様で形成されるが、プリント配線技術より導電性イン
キでアンテナを印刷するか、銅箔やアルミ箔のエッチン
グにより数ターンのアンテナを形成することが多い。ア
ンテナ部分は保護被覆を設けるのが通常であり外部から
は直接観察できないことが多い。アンテナ53の形状
は、図4の例に限られず、ICモジュール51の周囲を
周回するように形成しても良い。アンテナ53の両端部
は図示しないICチップに接続されている。このアンテ
ナにより近接距離の非接触通信が可能となる。
【0013】なお以上の説明において、SIMカード
は、GSM(Gloval System for Mobile Communicatio
n) 移動体通信方式用のカードとして欧州を中心に普及
してきたもので、前記のように加入者情報(本人のID
や課金情報、相手先電話番号、各種サービス情報)を記
憶するカードである。一方、UIMカードは、次世代携
帯電話方式に使用されるカードであり、音声品質の向
上、高速データ通信、国際ローミングを目標とする携帯
電話方式において、SIMカードと同様に利用者情報を
記憶するカードであり、携帯電話機に組み込んで使用す
る。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明の携帯端末では装
着するICカードが、窓空き部または窓空き可能部分に
装着されているので、この部分に指をかけて容易かつ迅
速なICカードの着脱ができる。また、非接触通信の妨
げとなるハウジング部分がICカード装着部に介在しな
いので、外部リーダライタとの間において良好な通信状
態を確保することができる。これにより、携帯端末を交
通機関の定期券に兼用する等の幅広い使用用途が確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯端末の例を示す図である。
【図2】 図1(B)のA−A線における拡大横断面を
示す図である。
【図3】 本発明の携帯端末の他の例を示す図である。
【図4】 SIMカードの例を示す図である。
【図5】 従来の携帯電話機の断面を示す例である。
【符号の説明】
1 携帯端末または携帯電話機 2,22 キーボタン 3,23 液晶ディスプレイ 4,24 アンテナ 5,25 ICカード、SIMカード、UIMカード 6,26 バッテリーパック 7 プリント配線板 8 SIMカード用端子 9 バネ 10 窓空き部 11 バッテリー端子 12 パワーサプライライン 13 ハウジング 14 開閉扉 15 ヒンジ 25 SIMカード 26 バッテリーパック 27 バッテリーパック取り外し用レバー 28 SIMカードを取り外し用レバー 51 ICモジュール 52 端子板 53 アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグインサイズの小型の非接触ICカ
    ードを本体内に装着して使用する携帯端末において、携
    帯端末のICカードを格納する部分のハウジングを窓空
    き部とし、少なくとも当該非接触ICカードのアンテナ
    部に相当する部分が外部空間に露出する構造にしたこと
    を特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 携帯端末のハウジングの一部を開閉また
    はスライドすることにより非接触ICカードのアンテナ
    部に相当する部分が窓空き部になることを特徴とする請
    求項1記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 ICカードがSIMカードまたはUIM
    カードであることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の携帯端末。
JP2001142538A 2001-05-14 2001-05-14 携帯端末 Withdrawn JP2002342720A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005002081A1 (ja) * 2003-06-30 2005-01-06 Sony Corporation データ通信装置
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