JP2002342548A - 公益法人会計処理システム及び公益法人会計処理プログラム - Google Patents
公益法人会計処理システム及び公益法人会計処理プログラムInfo
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- JP2002342548A JP2002342548A JP2001149867A JP2001149867A JP2002342548A JP 2002342548 A JP2002342548 A JP 2002342548A JP 2001149867 A JP2001149867 A JP 2001149867A JP 2001149867 A JP2001149867 A JP 2001149867A JP 2002342548 A JP2002342548 A JP 2002342548A
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Abstract
作成時に総勘定元帳と資金収支元帳を同一画面で切換え
表示可能な公益法人会計処理システム及び公益法人会計
処理プログラムの提供。 【解決手段】 仕訳メモを基にデータ入力を行う(P
1)。会計処理装置は入力された仕訳データの勘定科目
を設定された元帳方式に対応する科目テーブルを基にチ
ェックし、保存メモリに記憶する(P2)。担当者が
「決算処理」を選択すると、設定された元帳方式に基い
て決算処理を行なうと共に表示画面には設定された元帳
方式の元帳を表示する(P3)。また、担当者が元帳切
換指示を行なうと、現在、総勘定元帳が表示されている
場合は資金収支元帳を表示する。また、現在、資金収支
元帳が表示されている場合は総勘定元帳を表示する(P
4)。
Description
に関し、特に、公益法人に関する会計処理及び監督官庁
に提出する決算書等の作成を行う公益法人会計処理技術
に関する。
準に基いて会計処理を行い、決算書等の作成を行って監
督官庁に提出することが義務付けられている。また、こ
のような会計処理及び提出資料(決算書等)の作成は多
くは、そのような会計処理及び提出資料作成用に開発さ
れたプログラムを搭載したコンピュータ、つまり、会計
処理装置によって行われている。
準に基づいて会計処理を行い、決算書等の作成を行って
監督官庁に提出している法人、例えば、社会福祉法人が
ある。
所管する公益法人であり、上述したように厚生労働省の
定めた会計処理基準に従って会計処理がなされ、厚生労
働省に提出する決算書等が作成されている。また、社会
福祉法人の多くは社会福祉法人用会計処理プログラムを
搭載した会計処理装置によって会計処理及び提出資料の
作成を行っている。ここで、社会福祉法人が作成を義務
付けられている計算書類として、資金収支計算書、事業
活動収支計算書、貸借対照表がある。
つの取引について最低3つの計算要素が必要となり、通
常、資金(流動資産及び流動負債)の収支金額と借方及
び貸方金額が計算要素として仕訳入力される。
式、つまり、上述した計算要素を基に先ず総勘定元帳
(元帳ファイルおよび補助ファイル)を作成し、次に、
メモリ上で資金収支元帳への転記を行なう方法、により
間接的に資金収支元帳を作成している。なお、上記資金
収支計算書、事業活動収支計算書、貸借対照表は社会福
祉法人だけでなくほとんどの公益法人では提出が義務付
けられている。
はまず総勘定元帳を印刷してから、次に資金収支元帳を
印刷するので従来のように総勘定元帳方式でも問題は生
じないが、計算書は会計年度毎に仕訳データを〆切って
行なうので、計算時に調整勘定等の仕訳入力や資金収支
科目の検証が必要であり、従来の方法では一旦総勘定元
帳及び資金収支元帳を印刷出力してから調整勘定を算出
したり収支科目金額の検証を行なった上で調整勘定入力
や収支科目金額の修正等を行なってから計算書の作成を
行なう必要があり、手間がかかって煩わしいといった問
題点があった。
表示画面に総勘定元帳や収支計算元帳を表示し調整勘定
入力や収支科目金額の修正等を行なう場合も、総勘定元
帳を表示したあと新たに収支元帳作成処理を得て収支計
算元帳を表示するので流動資産、流動負債項目と資金項
目の比較に手間がかかるといった問題点があった。
に総勘定元帳方式で計算書が作成されているが、別の計
算方式でも計算書を作成できればユーザの選択範囲が拡
大するのでユーザにとって望ましい。
めになされたものであり、公益法人が提出を義務付けら
れた計算書類の作成時に総勘定元帳と資金収支元帳を同
一画面で切換え表示可能な公益法人会計処理システム及
び公益法人会計処理プログラムの提供を目的とする。
に、第1の発明の公益法人会計処理システムは、仕訳デ
ータを保存記憶する保存メモリと、決算書類の作成時に
該決算書類作成の基となる元帳を所定のフォーマットで
表示する表示手段と、入力手段と、表示手段に表示され
る元帳の種類を切換えるための切換指示を行なう元帳切
換指示手段と、保存メモリに記憶された仕訳データを取
り出して予め設定されている元帳方式に基く第1の元帳
ファイルを作成すると共に該第1の元帳ファイルを基に
第2の元帳ファイルを作成する元帳作成手段と、入力手
段から入力された科目情報に基いて表示手段に表示する
元帳の種類を判定する元帳判定手段と、第1の元帳ファ
イルを基に第1の元帳を表示手段に表示する第1の表示
制御手段と、第2の元帳ファイルを基に第2の元帳を表
示手段に表示する第2の表示制御手段と、を備え、第1
の表示制御手段は元帳判定手段による元帳判定後は第1
の元帳の表示制御を行ない、元帳切換指示手段による元
帳切換指示があると第2の元帳の表示制御を行なうこ
と、を特徴とする。
法人の会計処理システムにおいて、第2の表示制御手段
による表示制御中に更に元帳切換指示手段による元帳切
換指示があると、元帳切換指示がある毎に第1の表示制
御手段による表示制御と第2の表示制御手段による表示
制御を交互に繰り返すことを特徴とする。
明の公益法人の会計処理システムにおいて、元帳方式が
総勘定元帳方式の場合は第1の元帳は総勘定元帳であ
り、第2の元帳は資金収支元帳であることを特徴とす
る。
明の公益法人の会計処理システムにおいて、元帳方式が
資金収支元帳方式の場合は第1の元帳は資金収支元帳で
あり、第2の元帳は総勘定元帳であることを特徴とす
る。
ずれかの発明の公益法人の会計処理システムにおいて、
表示手段に表示される各元帳のフォーマットは同一であ
ることを特徴とする。
ログラムは、所定の決算書類の提出を義務付けられた公
益法人用会計処理装置で実行する会計処理プログラムで
あって、決算処理選択が選択されたとき、保存メモリに
記憶された仕訳データを取り出し、予め設定されている
元帳方式に基く元帳ファイルを作成するステップと、元
帳ファイルに基いて元帳ファイルとは異なる形式の元帳
を作成するステップと、入力手段から科目情報を取りこ
むステップと、科目情報に基いて表示する元帳の種類を
判定するステップと、判定された種類の元帳に対応する
元帳ファイルからデータを取り出して判定された元帳を
表示するステップと、元帳切換指示の有無を検出するス
テップと、元帳切換指示が検出される毎に、データを取
り出す元帳ファイルを切換えて対応する元帳を表示する
ステップと、を含むことを特徴とする。
人を例とした公益法人会計処理システムの会計処理プロ
セスを示すフローチャートである。なお、本発明の会計
処理システムでは、会計処理装置の初期設定当初に一度
だけ総勘定元帳方式か資金収支元帳方式のいずれかを選
択設定するだけでよく、以後、選択された元帳方式によ
る処理が行なわれる。
めに入力した仕訳データを科目毎に転記したものをい
い、決算書の種類に応じて2通りの元帳、つまり、総勘
定元帳と資金収支元帳を作成する。総勘定元帳は貸借対
照表と事業収支計算書を作成するための元帳であり、貸
借勘定科目と事業活動収支科目で構成される。また、資
金収支元帳は資金収支計算書を作成するための元帳であ
り、資金収支科目で構成されている。
置は仕訳データを基に総勘定元帳ファイルを作成した後
にメモリ上に資金収支元帳を作成済みの総勘定元帳ファ
イルから科目毎にデータ(元帳データ)を転記して作成
し、総勘定元帳を仕訳データの借方又は貸方金額を集計
して作成し、資金収支元帳を仕訳データの借方又は貸方
金額、又は仕訳データの収支金額を集計して作成する。
計処理装置は仕訳データを基に資金収支元帳ファイルを
作成した後にメモリ上に総勘定元帳を作成済みの資金収
支ファイルから科目毎にデータを転記して作成し、総勘
定元帳を仕訳データの借方又は貸方金額、又は仕訳デー
タの収支金額を集計して作成し、資金収支元帳を仕訳デ
ータの借方又は貸方金額を集計して作成する。
に会計処理装置100(図2)を用いてデータ入力を行
う(ステップP1)。会計処理装置100は入力された
仕訳データの勘定科目を設定されている元帳方式に対応
する科目テーブル(図3参照)を基にチェックし、保存
メモリに記憶する(ステップP2)。
算処理」を選択すると、設定されている元帳方式に基い
て決算処理を行なう。この際、表示画面には設定さてい
る元帳方式に基く元帳を作成して表示する(ステップP
3)。また、この際、担当者が元帳切換指示を行なう
と、現在、総勘定元帳が表示されている場合は資金収支
元帳を表示する。また、現在、資金収支元帳が表示され
ている場合は総勘定元帳を表示する(ステップP4)。
き決算書類(資金収支計算書、事業活動収支計算書及び
貸借対照表)を作成し印刷出力する(ステップP5)。
帳をワンタッチで切換表示できるので、資金収支科目の
検証が簡単にできる。また、ユーザが総勘定元帳方式に
よる会計処理を行なうか資金収支元帳方式による処理を
行なうかは最初の設定時に一度行うだけでよく、以後は
元帳方式がなにかを意識する必要がない。
を実行可能な会計処理装置の一実施例を示すブロック図
であり、会計処理装置100は、制御部1、入力部2、
表示部3、会計データ処理部4、科目テーブル5、元帳
作成部6、元帳切換指示部7、帳表作成部8、出力部
9、保存メモリ(HD)10を備えている。
格納メモリおよびRAM等の周辺回路(図示せず)から
なり、上述の各構成部分の動作及び会計処理装置100
全体の動作を制御する。また、プログラム格納メモリに
は本発明の元帳切換えプログラムのほか、制御プログラ
ム、入力プログラム、総勘定元帳方式による会計処理プ
ログラム又は資金収支勘定元帳方式による会計処理プロ
グラム、各種帳表集計用プログラム、各種帳表印刷プロ
グラム及び入力画面フォーマットデータや定数等を格納
している。
ァンクションキー等を供え、会計担当者は仕訳メモ等を
基に仕訳データの入力を行う。また、表示部3はディス
プレイ等の表示装置からなり、処理選択メニューを表示
すると共に、入力画面や帳表等の表示を行う。また、キ
ー入力されたデータを入力画面の所定の位置に表示す
る。また、元帳表示画面上には元帳切換指示欄(又はア
イコン)が表示されている。
ー入力されたデータのチェック、仕訳データの作成及び
保存メモリへの記憶、修正等を行なう。科目テーブル5
は後述(図3)するように資金収支元帳用の勘定科目と
総勘定元帳用の勘定科目を区別可能にコード付けした科
目コードテーブルであり、保存メモリ10の科目テーブ
ルファイル(図示せず)に登録されており、会計処理装
置100の起動時に取り出され、内部メモリ(RAM)
に科目テーブルとして展開される。
モリに記憶されている仕訳データをを科目毎に集計して
修正総勘定元帳ファイル又は資金収支勘定元帳ファイル
作成等の会計処理を行う。つまり、設定された元帳方式
が総勘定元帳方式の場合は総勘定元帳方式による会計処
理プログラムによりまず総勘定元帳ファイルの作成を行
ない、次に、総勘定元帳ファイルに基いて資金収支元帳
ファイルの作成を行なう。また、設定された元帳方式が
資金収支元帳方式の場合は先ず資金収支元帳方式による
会計処理プログラムにより資金収支元帳ファイルの作成
を行ない、次に資金収支元帳ファイルに基いて総勘定元
帳ファイルの作成を行なう。
資金収支元帳ファイルを内部メモリ(RAM)上に作成
するように構成しているがこれに限定されない。
力部2から入力された決算用仕訳データで、上記元帳フ
ァイル(総勘定元帳ファイル或いは資金収支元帳ファイ
ル)を更新すると共にその結果を表示部3に表示する。
また、元帳作成部6は制御部1からの元帳切換指示、つ
まり、元帳切換指示部7からの切換指示信号に基づく元
帳切換指示があった場合は、元帳ファイルを切換えて切
換え後の元帳ファイルのデータ(元帳データ)を表示部
3に(現在表示されている元帳と)同じフォーマットで
表示する。
帳ファイルに基く元帳を表示する。つまり、総勘定元帳
方式に設定されている場合は当初総勘定元帳が表示され
るが元帳切換指示があると瞬時に資金収支元帳を表示す
る。また、次に元帳切換指示があると総勘定元帳を表示
する。また、資金収支元帳方式に設定されている場合は
当初資金収支元帳が表示されるが元帳切換指示があると
瞬時に総勘定元帳が表示される。また、次に元帳切換指
示があると資金収支元帳が表示される。
ングデバイス及び画面上に表示される元帳切換指示欄か
らなり、会計担当者のポイント操作により表示されてい
る元帳の切換指示、つまり、総勘定元帳が表示されてい
る場合は資金収支元帳に切換え、資金収支元帳が表示さ
れている場合は総勘定元帳への切換えを指示する。ま
た、操作指示が行われると制御部1に元帳切換指示信号
を送出する。
基いて決算書類、つまり、資金収支計算書、事業活動収
支計算書及び貸借対照表を作成し、出力部9から印刷出
力する。
ク)、MO(光ディスク)やFD(フロッピディスク)
等のようデータの保存記憶及び読み出しが可能なメモリ
であり、図4に示すような科目体系の科目テーブルファ
イル(図4参照)及び仕訳対応テーブルファイル(図1
0参照)が予め格納されている。また、保存メモリ10
は入力された仕訳データを記憶する仕訳データファイル
等のファイル領域が確保されている。
れる仕訳データ、つまり、仕訳データファイルに記憶さ
れる仕訳データの構成例を示す図であり、仕訳データ3
0は取引日を記憶する取引日欄31、借方勘定科目コー
ドを記憶する借方勘定科目コード欄32、貸方勘定科目
コードを記憶する貸方勘定科目コード欄33、資金収支
科目コードを記憶する収支科目コード欄34、取引金額
を記憶する取引金額欄35、事業コードを記憶する事業
コード欄36及び適用欄37からなる。
す図であり、図4(a)は資金収支元帳方式で会計処理
を行なう場合に用いる科目テーブルの例、図4(b)は
総勘定元帳方式で会計処理を行なう場合に用いる科目テ
ーブルの例である。
ードを格納する科目コード欄41、科目名を格納する科
目名欄42及び元帳の種類を示す区分欄43を備えてな
り、総勘定元帳方式にあっては図4(a)に示すように
資金収支勘定は2000番台、貸借対照表科目と事業活
動収支科目はそれ以外、総勘定元帳方式にあっては図4
(b)に示すように資金収支勘定は8000番台、貸借
対照表科目と事業活動収支科目はそれ以外、といったよ
うに区分されている。
(a)は資金収支元帳方式による仕訳の例、図5(b)
は総勘定元帳方式による仕訳の例である。借入金10
0,000,000円を返済した場合の仕訳メモは、資
金収支元帳方式に設定された会計処理装置を用いる場合
は、「(借方)8911 設備資金借入金 100,0
00,000」といったように記載される。これをキー
入力すると会計データ処理部4で図5(a)に示すよう
に転記する科目が収支コードとして仕訳データに書き込
まれる。つまり、資金収支に関する科目の仕訳データに
は収支コードが書き込まれる(資金収支以外の科目の仕
訳データの収支コード欄は空白となる)。
返済した場合の仕訳メモは、総勘定元帳方式に設定され
た会計処理装置を用いる場合は、「(借方)2411
設備資金借入金 100,000,000」といったよ
うに記載される。これをキー入力すると会計データ処理
部4で図5(b)に示すように転記する科目が収支コー
ドとして仕訳データに書き込まれる。資金収支元帳方式
の場合と同様に資金収支に関する科目の仕訳データには
収支コードが書き込まれる(資金収支以外の科目の仕訳
データの収支コード欄は空白となる)。
帳判定動作を示すフローチャートであり、図1のステッ
プP3の詳細フローチャートである。また、図7は元帳
表示画面の一実施例を示す図であり、図8は元帳切換指
示の一実施例を示す図である。
0は担当者が「決算処理」を選択すると、設定されてい
る元帳方式に基いて決算処理を行なう。この際、表示画
面には設定されている元帳方式で元帳を作成して表示す
る。
方式に基き元帳ファイル(総勘定元帳ファイル又は資金
収支元帳ファイル)の作成を行なうと共に、内部メモリ
上の元帳(資金収支元帳又は総勘定元帳方式)に元帳フ
ァイルのデータを転記(コピー)すると共に元帳切換指
示フラグをオフとする(ステップS1)。
を表示するので、ユーザは入力部2から明細欄72の相
手科目欄73に科目コードをキー入力する(ステップS
2)。 元帳作成部6は入力された科目コードを基に科
目テーブル40の科目コード欄41をサーチし、一致し
た科目の区分欄43を調べ元帳の種類を判定して表示画
面70の元帳名表示欄71にその元帳の種類を強調表示
する(ステップS3)。
元帳ファイルの元帳データを読み込み、元帳切換指示フ
ラグがオンの場合は内部メモリ上に作成された元帳の元
帳データを読み込む(ステップS4)。また、上記ステ
ップS2で入力した科目コードと読み込んだ元帳データ
の貸借のいずれかの科目コードが一致するか否かを調
べ、一致する元帳データがある場合はステップS8に遷
移する。また、一致する元帳データがない場合はステッ
プS6に遷移する(ステップS5)。
と上記ステップS3で判定された元帳(画面に表示する
元帳)の科目体系が一致しているか否かを調べ、一致し
ていない場合はステップS4に戻り(ステップS6)、
一致している場合は上記ステップS2で入力した科目コ
ードと読み込んだ元帳データの収支コードが一致するか
否かを調べ、一致する元帳データがある場合はステップ
S7に遷移し、一致する元帳データがない場合はステッ
プS4に戻る(ステップS6)。
表示画面に元帳データを表示する。また、この際、表示
欄72の各行の金額の合計を計算して合計欄に表示する
と共に、行カウンターに1を加える(ステップS8)。
否かを調べ、元帳切換指示があった場合はステップP4
(=図8のステップT1)に遷移し、元帳切換指示がな
い場合はステップS4に戻る(ステップS9)。なお、
元帳切換指示は本実施例では図7に示すように表示画面
70の元帳名表示欄71で強調表示されていないほうの
元帳名をマウスでクリックすることにより行なわれる。
具体的には、図8(a)に示すように総勘定元帳が選択
されている場合に、強調表示されていない元帳名「資金
収支元帳」をマウスでクリックすると図8(b)に示す
ように元帳名「資金収支元帳」が強調表示(この例では
反転表示)され、資金収支元帳が表示されていることを
示す。なお、元帳切換指示の方法は上述した図7、図8
の例に限定されない。たとえば、表示画面上に元帳切換
指示ボタン(アイコン)を表示してマウスでクリックす
るように構成してもよいしキー入力により指示するよう
に構成してもよい。
面に総勘定元帳又は資金収支元帳を表示することができ
るので、元帳が切換えられて科目を検証しやすい。
帳方式の場合の元帳作成部による元帳の表示切換動作を
示すフローチャートであり、図11は収支コード対応表
の一実施例(部分)を示す図である。図9で、元帳作成
部6は元帳切換指示フラグの値を反転(オフ→オン、オ
ン→オフ)させると共に、図6のステップS4で読み込
んだ元帳データと図6のステップS9の元帳切換指示に
より切換られた元帳(画面に表示する元帳)の科目体系
が一致しているか否かを調べ一致する場合はステップT
2に遷移し、一致しない場合はステップT4に遷移する
(ステップT1)。
支対応テーブル(図11参照)を調べ、元帳データの貸
方勘定科目コード又は借方勘定科目コードと収支コード
が対応関係にあるか否かを判定し、対応関係にある場合
はステップT3に遷移し、対応関係がない場合は元帳を
切換えることなく図6のステップS2に戻る(ステップ
T2)。
は借方勘定科目コードと収支コードが対応関係にある場
合は、収支コードを元帳表示するための科目として元帳
表示する。つまり、総勘定元帳を表示する(ステップT
3)。
った場合は、元帳データに収支コードが存在するか否か
を調べ、存在しない場合は元帳を切換えることなく図6
のステップS2に戻る(ステップT4)。
場合は収支コードに対応した貸借科目を元帳表示するた
めの科目として表示する。つまり、資金収支元帳を表示
する(ステップT5)。
支元帳方式の場合の元帳作成部による元帳の表示切換動
作を示すフローチャートである。図9で、元帳作成部6
は元帳切換指示フラグの値を反転(オフ→オン、オン→
オフ)させると共に、図6のステップS4で読み込んだ
元帳データと図6のステップS9の元帳切換指示により
切換られた元帳(画面に表示する元帳)の科目体系が一
致しているか否かを調べ一致する場合はステップT2’
に遷移し、一致しない場合はステップT4’に遷移する
(ステップT1’)。
支対応テーブル(図11参照)を調べ、元帳データの貸
方勘定科目コード又は借方勘定科目コードと損益コード
(=総勘定元帳用の科目コード)が対応関係にあるか否
かを判定し、対応関係にある場合はステップT3’に遷
移し、対応関係がない場合は元帳を切換えることなく図
6のステップS2に戻る(ステップT2’)。
又は借方勘定科目コードと損益コードが対応関係にある
場合は、損益コードに対応した貸借科目を元帳表示する
ための科目として表示する。つまり、資金収支元帳を表
示する(ステップT3’)。
かった場合は、元帳データに損益コードが存在するか否
かを調べ、存在しない場合は元帳を切換えることなく図
6のステップS2に戻る(ステップT4’)。
た場合は損益コードを元帳表示するための科目として元
帳表示する。つまり、総勘定元帳を表示する(ステップ
T5’)。
元帳の科目を指示しなくても瞬時に元帳を切換えて表示
することができる。また、仕訳の位置によって仕訳が位
置している科目の元帳に切換えることができる。また、
この場合、元帳を切換えても切換えた先の元帳は切換先
の元帳の仕訳に移動するように構成することが望まし
い。このように構成することにより、画面切換えしても
仕訳の位置がずれないので、仕訳検証スピードが向上す
る。なお、上記説明では公益法人として社会福祉法人を
例としたが、本発明の適用範囲は社会福祉法人に限定さ
れない。
が本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施が可能であることはいうまでもない。
会計処理システム及び公益法人会計処理プログラムによ
れば、いちいち元帳の科目を指示しなくても瞬時に元帳
を切換えて表示することができる。また、仕訳の位置に
よって仕訳が位置している科目の元帳に切換えることが
できるので、仕訳の検証が効率よくできるようになる。
理システムの会計処理プロセスを示すフローチャートで
ある。
な会計処理装置の一実施例を示すブロック図である。
構成例を示す図である。
トである。
合の元帳の表示切換え動作を示すフローチャートであ
る。
の場合の元帳の表示切換え動作を示すフローチャートで
ある。
図である。
段) 2 入力部(入力手段) 3 表示部(表示手段) 4 会計データ処理部 5 科目テーブル 6 元帳作成部(元帳作成手段、元帳判定手段) 7 元帳切換指示部(元帳切換手段) 8 帳表作成部 9 出力部(印刷出力手段) 10 保存メモリ(データ記憶手段) 30 仕訳データ 32 借方勘定科目コード欄 33 貸方勘定科目コード欄 34 収支科目コード欄 35 取引金額欄 40 科目テーブル 41 科目コード欄 42 科目名欄 43 区分欄 70 元帳表示画面 71 元帳名表示欄(元帳切換指示手段) 72 明細欄 73 相手科目欄 100 会計処理装置
Claims (6)
- 【請求項1】 仕訳データを保存記憶する保存メモリ
と、 決算書類の作成時に該決算書類作成の基となる元帳を所
定のフォーマットで表示する表示手段と、 入力手段と、 前記表示手段に表示される元帳の種類を切換えるための
切換指示を行なう元帳切換指示手段と、 前記保存メモリに記憶された仕訳データを取り出して予
め設定されている元帳方式に基く第1の元帳ファイルを
作成すると共に該第1の元帳ファイルを基に第2の元帳
ファイルを作成する元帳作成手段と、 前記入力手段から入力された科目情報に基いて前記表示
手段に表示する元帳の種類を判定する元帳判定手段と、 前記第1の元帳ファイルを基に第1の元帳を表示手段に
表示する第1の表示制御手段と、 前記第2の元帳ファイルを基に第2の元帳を表示手段に
表示する第2の表示制御手段と、を備え、 前記第1の表示制御手段は前記元帳判定手段による元帳
判定後は第1の元帳の表示制御を行ない、 前記元帳切換指示手段による元帳切換指示があると前記
第2の元帳の表示制御を行なうこと、を特徴とする公益
法人会計処理システム。 - 【請求項2】 前記第2の表示制御手段による表示制御
中に更に前記元帳切換指示手段による元帳切換指示があ
ると、元帳切換指示がある毎に前記第1の表示制御手段
による表示制御と前記第2の表示制御手段による表示制
御を交互に繰り返すことを特徴とする請求項1記載の公
益法人会計処理システム。 - 【請求項3】 前記元帳方式が総勘定元帳方式の場合は
前記第1の元帳は総勘定元帳であり、前記第2の元帳は
資金収支元帳であることを特徴とする請求項1または2
記載の公益法人会計処理システム。 - 【請求項4】 前記元帳方式が資金収支元帳方式の場合
は前記第1の元帳は資金収支元帳であり、前記第2の元
帳は総勘定元帳であることを特徴とする請求項1または
2記載の公益法人会計処理システム。 - 【請求項5】 前記表示手段に表示される各元帳のフォ
ーマットは同一であることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の公益法人会計処理システム。 - 【請求項6】 所定の決算書類の提出を義務付けられた
公益法人用会計処理装置で実行する会計処理プログラム
であって、 決算処理選択が選択されたとき、保存メモリに記憶され
た仕訳データを取り出し、予め設定されている元帳方式
に基く元帳ファイルを作成するステップと、 前記元帳ファイルに基いて前記元帳ファイルとは異なる
形式の元帳を作成するステップと、 前記入力手段から科目情報を取りこむステップと、 前記科目情報に基いて表示する元帳の種類を判定するス
テップと、 前記判定された種類の元帳に対応する元帳ファイルから
データを取り出して前記判定された元帳を表示するステ
ップと、 元帳切換指示の有無を検出するステップと、 元帳切換指示が検出される毎に、データを取り出す元帳
ファイルを切換えて対応する元帳を表示するステップ
と、を含むことを特徴とする公益法人会計処理プログラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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