JP2001325419A - 会計データ作成方法、決算ファイル作成方法、連結決算方法、会計データ、入力画面、会計データ作成プログラム、決算ファイル作成プログラム及び連結決算作成プログラムの記録媒体 - Google Patents

会計データ作成方法、決算ファイル作成方法、連結決算方法、会計データ、入力画面、会計データ作成プログラム、決算ファイル作成プログラム及び連結決算作成プログラムの記録媒体

Info

Publication number
JP2001325419A
JP2001325419A JP2000143082A JP2000143082A JP2001325419A JP 2001325419 A JP2001325419 A JP 2001325419A JP 2000143082 A JP2000143082 A JP 2000143082A JP 2000143082 A JP2000143082 A JP 2000143082A JP 2001325419 A JP2001325419 A JP 2001325419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
company
consolidated
settlement
data
accounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000143082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4560171B2 (ja
Inventor
Kazuo Tsuchimoto
一生 土本
Hiroshi Mima
弘 美馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Digital Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Japan Digital Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Digital Laboratory Co Ltd filed Critical Japan Digital Laboratory Co Ltd
Priority to JP2000143082A priority Critical patent/JP4560171B2/ja
Publication of JP2001325419A publication Critical patent/JP2001325419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560171B2 publication Critical patent/JP4560171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結決算を行うための相互仕訳データの収
集、集計処理及び決算処理を個別会社の会計処理から一
貫して行い、連結決算作業を大幅に簡略化し得る会計デ
ータ作成方法、決算ファイル作成方法、連結決算方法等
の提供。 【解決手段】 親会社及び連結会社は取引先が連結会社
又は親会社の場合、仕訳データの入力時に連結コードを
入力して会計データにも連結コードを記憶する。次に、
各会社の決算期末日付でその期の会計ファイルに決算整
理会計データの入力等を行って決算ファイルを作成す
る。次に、親会社は、親会社と決算期が同じ連結会社の
決算ファイル及び親会社と決算期が異なる連結会社の仮
決算ファイルを基に連結コードを軸として親会社の決算
ファイルと連結処理を行い、連結決算調整会計データを
入力して連結会計ファイルを作成し、連結決算書を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計処理技術に関
し、特に、連結決算処理技術及び連結決算処理のための
連結用データの作成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】証券取引法上、特定の条件下の会社は連
結決算を行う必要がある。また、近年、条件に合致しな
い会社であっても連結決算を行い、グループ企業として
の経営資料とすることの重要性も高まりつつある。
【0003】従来の連結決算は、所定比率以上の株式を
保有する会社を親会社としその親会社によって特定比率
以上の株式を保有されている会社を子会社とし、所定条
件下(例えば、上場会社)の親会社は決算年度内に親会
社と子会社との取引のうち所定の取引を相殺することに
より決算を行うよう規定されていた。
【0004】また、会計処理装置による従来の連結決算
処理として、例えば、 単独決算後、手作業で連結決算用の決算修正・消去
・整理仕訳を作成して連結決算用の会計ファイルに入力
したり、或いは決算報告書作成等連結決算用の別システ
ムにデータを入力または連動させて連結決算を行う方
法、 連結決算用のシステムに単独決算データを入力また
は連動後、決算処理を行う方法、 特開平11−203373号公報に開示の技術のよ
うに、子会社や関連会社間取引を全てデータベースに記
録すると共に、取引先に該当するトランザクション(仕
訳データ)を送信し、消し込みを行う方法を実行して連
結決算を容易にする方式、 特開平11−39409号公報に開示の技術のよう
に、子会社や関連会社の取引を全て取引情報データベー
スを生成する中継サーバを通すことで連結科目の残高修
正を自動化するシステム、等があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の連結決算は所定比率以上の株式を保有する会社を親会
社としその親会社によって特定比率以上の株式を保有さ
れている会社を子会社とし、所定条件下(例えば、上場
会社)の親会社は決算年度内に親会社と子会社との取引
のうち所定の取引を相殺することとされていたが、取引
量が所定比率以上の会社を関連会社とし、子会社及び/
又は関連会社を有する会社(以下、親会社)は決算年度
内に親会社と子会社との取引のうち所定の取引を相殺す
ることにより決算を行うよう法改正されたため、上述し
たような出資比率によって特定される親会社と子会社の
間における取引相殺を行うように構成された従来の会計
処理装置による連結決算処理では対応ができない場合が
生じてきた。
【0006】例えば、従来のような親会社と子会社の関
係では子会社の決算日は親会社と一致する場合が多かっ
たが、出資比率と無関係に取引量のみで関連会社とされ
るケースも増加するため 、親会社の決算日と決算日の
一致しない子会社又は関連会社(以下、連結会社)が増
加することが予想される。また、親会社と関連会社の業
種の違い(例えば、親会社が製造業で関連会社が建設業
の場合)や会社規模の相違により親会社と関連会社の一
部の科目の種類コードが異なることが生じ得る。
【0007】この場合、前記及びの連結決算処理方
法では、親会社と子会社の決算日を整理するために子会
社や関連会社で特別に仮決算を行う必要があるので子会
社や関連会社に負担がかかるといった問題点があり、ま
た、親会社にとって、連結決算時に相互取引を調べ上
げ、集計して連結決算書を作成するためにデータ作成や
データ入力を要するほか、親会社と関連会社の科目の種
類コードが異なる場合には科目コードの整合を行う手間
がかかるので、子会社や関連会社の数が増えれば増える
ほど多大な手間と時間が必要となるといった問題点があ
る。更に、上記の連結決算用のシステムは監査法人や
大会社(上場会社)が使う場合に適した大規模なコンピ
ュータシステムであることが多く、関連会社として対象
となると予想される平均的な規模の会社では使いにくい
といった問題点もある。
【0008】また、前記またはの連結決算処理方法
では、ネットワークの設置や全ての連結会社がこのネッ
トワークに参加していなければ処理の効率化を実現でき
ないといった問題点がある(規模の小さな関連会社や、
一時的な取引量の増加で関連会社となった会社の場合に
はネットワークに参加しない場合も生ずる)。
【0009】本発明は上記従来の連結決算を対象とした
会計処理装置による連結決算処理方式を法改正後の連結
決算処理に適用した場合に生じる問題点を解決するため
になされたものであり、連結決算を行うための相互仕訳
データの収集、集計処理及び決算処理を個別会社の会計
処理から一貫して行い、連結決算作業を大幅に簡略化し
得る会計データ作成方法、決算ファイル作成方法、連結
決算方法、会計データ、入力画面、会計データ作成プロ
グラム、決算ファイル作成プログラム及び連結決算作成
プログラムの記録媒体の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の会計データ作成方法は、取引先が親会
社又は連結会社の仕訳データの場合には親会社又は連結
会社毎に規定された連結情報を付加するステップと、連
結情報が付加されたときは、会計データの連結情報記憶
領域に該連結情報を記憶した会計データを生成するステ
ップと、を備えたことを特徴とする。
【0011】また、第2の発明は上記第1の発明の会計
データ作成方法において、更に、連結情報が付加されな
かったときは、会計データの連結情報記憶領域に非連結
情報を記憶した会計データを生成するステップと、を備
えたことを特徴とする。
【0012】また、第3の発明の決算ファイル作成方法
は、取引先が親会社又は連結会社の仕訳データの場合に
は親会社又は連結会社毎に規定された連結情報を付加す
るステップと、連結情報が付加されたときは、会計デー
タの連結情報記憶領域に該連結情報を記憶した会計デー
タを生成するステップと、連結情報が付加されなかった
ときは、会計データの連結情報記憶領域に非連結情報を
記憶した会計データを生成するステップと、生成された
会計データを会計データファイルに記憶するステップ
と、上記会計データファイルに記憶された会計データを
所定の会計期間で区切って前記各会社の決算期毎に決算
ファイルを作成するステップと、を備えたことを特徴と
する。
【0013】また、第4の発明の連結用仮決算ファイル
作成方法は、親会社と連結会社の決算期が異なる場合に
作成する連結用仮決算ファイルの作成方法であって、第
3の発明の決算ファイル作成方法によって作成された、
親会社と決算期が異なる連結会社の決算ファイルの前期
決算ファイルのデータから期首期日以降の取引にかかわ
るデータを抽出するステップと、第3の発明の決算ファ
イル作成方法によって作成された前記連結会社の当期決
算ファイルのデータから期末決算日以前の取引にかかわ
るデータを抽出するステップと、上記前期決算ファイル
のデータから抽出した期首期日以降の取引にかかわるデ
ータと上記当期決算ファイルのデータから抽出した期末
決算日以前の取引にかかわるデータをマージして連結用
仮決算ファイルを作成するステップと、を備えたことを
特徴とする。
【0014】また、第5の発明の連結決算方法は、親会
社の科目と連結する各連結会社の科目を親会社の科目に
対応付けるステップと、親会社と連結会社の決算期が同
じ場合には第3の発明の決算ファイル作成方法によって
作成された決算ファイルの会計データについて、親会社
と連結会社の決算期が異なる場合には第4の発明の連結
用仮決算ファイルの作成方法によって作成された連結用
仮決算ファイルの会計データについて、親会社または連
結会社に規定された連結情報を含み、且つ親会社の科目
に対応付けられた科目の会計データを抽出するステップ
と、この抽出された会計データをそれぞれ集計して親会
社と各連結会社間又は各連結会社相互間の取引を消去す
るステップと、連結調整仕訳を入力して連結決算を行う
ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0015】また、第6の発明は前記第5の発明の連結
決算方法において、親会社の科目と連結する各連結会社
の科目を親会社の科目に対応付けるステップは、親会社
の科目体系と前記各連結会社のうち科目体系の全部又は
一部が異なる連結会社について、この連結会社の科目体
系を親会社の科目体系に整合するため科目変換手段を自
動生成するステップを含むことを特徴とする。
【0016】また、第7の発明の会計データは、取引先
が親会社又は連結会社の仕訳データの場合には、親会社
又は連結会社毎に規定された連結情報を記憶し、取引先
が親会社又は連結会社以外の仕訳データの場合には非連
結情報を記憶する連結情報記憶領域を備えたことを特徴
とする。
【0017】また、第8の発明の入力画面は、仕訳デー
タの入力時に用いる入力画面であって、取引先が親会社
又は連結会社の仕訳データの場合に前記親会社又は連結
会社毎に規定された連結情報を仕訳毎に付加して入力す
るための連結情報入力欄を設けたことを特徴とする。
【0018】また、第9の発明は上記第8の発明の入力
画面において、取引先が親会社又は連結会社の仕訳デー
タの場合に前記連結情報入力欄をスキップ可能又は特定
キー入力可能としたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】[連結決算のプロセス]図1は本発
明の連結決算方法のプロセスの説明図であり、符号Aは
親会社、B1は子会社、C1、・・・、Cnは関連会社
である。なお、下記プロセスP1〜P3は連結決算前準
備動作に相当し、プロセスP4、P5は連結決算動作に
相当する。
【0020】親会社A、子会社B1、関連会社C1、・
・・、Cnは、図1に示すような会計処理装置(また
は、会計データ入力装置)から、それぞれ会計データの
入力、会計データの作成及び会計ファイルへの転記、報
告書の作成等の日次(月次)処理を行う。なお、データ
入力の際、連結コードが付され、連結コード付き会計デ
ータ(図4)が生成される(プロセスP1)。
【0021】次に、各会社はそれぞれの決算期末日付で
その期の会計ファイルを基に決算整理会計データの入力
等を行って決算ファイルを作成し、決算処理を行う(図
8)。なお、本発明を適用していない会計処理装置(以
下、他機種)で会計処理を行っている連結会社について
は変換処理により連結用仮決算ファイル(又は連結用仮
決算ファイル)を生成する(図9)(プロセスP2)。
【0022】子会社B1、関連会社C1、・・・、Cn
(以下、連結会社)のうち、親会社と決算期が異なる連
結会社(図1の例では、子会社B1と関連会社Cn)は
前期の会計ファイルの会計データの中の親会社の期首か
らその連結会社の期末までのデータと当期の会計ファイ
ルの会計データの中のその連結会社の期首から親会社の
期末までの会計データを抽出してマージし、更に仮決算
整理会計データの入力等を行って決算ファイルを作成す
る(プロセスP3)。なお、会社の決算の取り扱い上、
親会社と子会社の決算期のずれが所定期間(3ヶ月)以
内の場合は仮決算を行なっても行わなくてもよいことと
なっているが、以下の説明では決算期のずれがある場合
は連結用の仮決算ファイル(以下、仮決算ファイル)を
作る場合について述べる(3ヶ月以内のずれの場合は仮
決算ファイルを作らないとすることは、判定ステップを
入れるか、手作業でも行える)。
【0023】次に、親会社の決算期に、連結会社のう
ち、親会社と決算期が同じ連結会社は、上記プロセスP
2で作成した決算ファイルを、連結会社のうち、親会社
と決算期が異なる連結会社は、上記プロセスP3で作成
した仮決算ファイルを親会社(または、委託先の会計事
務所)に(郵送、宅配、持参、オンラインやインターネ
ット等)送り、親会社(または、会計事務所)は上記プ
ロセスP1で作成した親会社の決算ファイルの会計デー
タに記憶された取引金額とこれら連結会社のファイルの
会計データに記憶された取引金額とを連結コードを基に
相殺処理して得たファイルを作成する(プロセスP
4)。
【0024】上記プロセスP4で作成したファイルに連
結決算調整会計データ等を入力して連結会計ファイルを
作成し、連結決算書等の作成を行う(プロセスP5)。
【0025】なお、上記説明ではプロセスP4では、プ
ロセスP2で作成した決算ファイル又はプロセスP3で
作成した仮決算ファイルを親会社(または、委託先の会
計事務所)に送り、親会社(または、会計事務所)は上
記プロセスP1で作成した親会社の決算ファイルの会計
データに記憶された取引金額とこれら連結会社のファイ
ルの会計データに記憶された取引金額とを連結コードを
基に相殺処理して得たファイルを作成するようにした
が、連結会社側で行うプロセスP3を親会社(または、
会計事務所)側で行うように構成してもよい。
【0026】つまり、親会社と決算期が異なる連結会社
はその会社の前期決算ファイルと当期決算ファイルを親
会社(または、会計事務所)に送り、親会社(または、
会計事務所)側で上記プロセスP3と同様の処理を行っ
て連結用の決算ファイルを作成し、プロセスP4ではこ
の仮決算ファイルの会計データに記憶された取引金額や
親会社と決算期が同じ連結会社から送られてきた決算フ
ァイルの会計データに記憶された取引金額と上記プロセ
スP1で作成した親会社の決算ファイルの会計データに
記憶された取引金額とを連結コードを基に相殺処理して
得たファイルを作成するようにしてもよい。
【0027】[会計処理装置]図2は、本発明の会計処理
装置(会計データ入力装置の場合を含む)の一実施例の
ハードウエア構成例を示すブロック図であり、会計処理
装置100は、入力部1、制御部2、表示部3、格納部
4等を備えたコンピュータ装置からなる。
【0028】入力部1は、キーボード等のキー入力部及
びFD入力部からなり、キー入力部はキー入力装置およ
びマウス等のポインティングデバイスからなり、データ
の入力やメニューの選択、新規入力指示、追加入力指
示、削除指示、訂正入力等の指示入力等を行なう。ま
た、入力部1から指示入力(キーボードの特定のキーの
押し下げ、ファンクションキーの押し下げ、或いはマウ
スやタッチペン等のポインティングデバイスによる画面
上の特定のシンボルのタッチ等)があると、指示に応じ
て状態信号が制御部2に送出される。また、FD入力部
はFD読取り装置からなり、FD(フロッピー(登録商
標)ディスク)に記録されたデータを読取る。
【0029】制御部2は、CPU、RAM、プログラム
格納用メモリ(図示せず)を有しており、CPUは、上
述の各構成部分等にバスラインを介して接続し、ROM
等のプログラム格納用メモリに格納されている制御プロ
グラムにより会計処理装置100全体の制御を行なうと
共に、入力部1からの状態信号に対応して会計処理装置
100の各機能の実行制御、例えば、プログラム格納用
メモリ内に格納された会計データ入力プログラムの実行
による仕訳入力を始めとする各仕訳データ(会計デー
タ)の入力処理や、自動仕訳プログラムによる会計デー
タの生成、月次処理プログラム実行制御や報告書作成/
編集プログラム等の実行制御の他、本発明に基づく決算
ファイルの作成プログラム、仮決算ファイル作成プログ
ラム、連結決算処理プログラム等の実行制御を行う。ま
た、RAMはデータ或いは処理結果の一時記憶および中
間作業領域等に用いられる。また、プログラム格納用メ
モリは上述の制御プログラムおよび会計データ入力プロ
グラム、自動仕訳プログラム、月次処理プログラム、報
告書作成/編集プログラム、決算ファイルの作成プログ
ラム、仮決算ファイル作成プログラム、連結決算処理プ
ログラム等の会計業務処理用応用プログラムの他、入力
画面等のフォーマットデータ等を記録可能な記録媒体で
あり、PROM、FROM(フラッシュROM)等が用
いられる。なお、制御プログラムおよび各入力プログラ
ムや自動仕訳プログラム等の会計業務処理用応用プログ
ラムや、入力画面等のフォーマットデータの全部又は一
部をプログラム格納用メモリに代えて格納部4(FD、
磁気ディスク或いは光ディスク、メモリーカード等の記
録媒体)に記録するようにしてもよい。
【0030】表示部3はディスプレイ等の表示装置から
構成されており処理選択用メニュー画面や、入力画面等
のデータ用入力画面、および編集された帳簿データ等を
所定のフォーマットで画面に表示する他、カーソルやマ
ウスでの指示入力(ポイント)用のシンボルやアイコン
等を表示する。
【0031】格納部4は、ハードディスク、フロッピー
ディスク、光ディスク等のリムーバブルな記録媒体のデ
ータやプログラムの読み出し/書込装置、すなわち、磁
気ディスク装置,フロッピーディスク装置,光ディスク
装置等のいずれかからなっている。また、格納部4に装
着される記録媒体には、応用プログラムやユーティリテ
ィプログラムを含むプログラムファイルや、会計データ
ファイルや各種元帳ファイル等の会計ファイルおよびこ
れらファイルを管理するファイル管理リスト(ディレク
トリ)等が格納されている。また、制御部2のプログラ
ム格納用メモリの代りに制御プログラムや、会計伝票入
力プログラムや自動仕訳プログラム等の会計業務処理用
応用プログラムの他、入力画面等のフォーマットデータ
等を格納する記録媒体としてもよい。
【0032】出力部5はプリンタ等のプリンタおよびF
D書き込み装置または通信制御部及び送信部からなり、
プリンタは会計業務処理用応用プログラムのうちの帳票
出力プログラム等により、仕訳帳、総勘定元帳、各種補
助元帳、管理資料等や決算資料を印刷出力する。また、
FD書き込み装置はFD(フロッピーディスク)に決算
ファイル等を書き込む。また、通信制御部及び送信部が
設けられている場合には、インターネットや専用通信回
線を介して親会社に後述の決算ファイル或いは仮決算フ
ァイルを送信できる。
【0033】[会計データ入力画面]図3は、本発明の会
計データ入力画面の一実施例を示す図であり、会計デー
タ入力画面30は「表示」、「追加」、「訂正」、「削
除」・・・等の指示ボタン(アイコン)を備えた指示欄
31と入力/表示欄32を備え、入力表示欄32は伝票
番号を入力する「番号」欄、取引日を入力する「月日」
欄、借方科目コードを入力すると借方名称が表示される
「借方欄」、貸方科目コードを入力すると貸方名称が表
示される「貸方欄」、取り引き金額を入力する「金額」
欄、摘要を入力/表示する「摘要」欄のほかに、取引相
手が親会社または連結会社の場合に相手会社固有の連結
コードを入力する連結コード入力欄33を備えている。
また、取引先が親会社でも連結会社でもない場合は連結
コード欄33への入力はスキップ(スペ―ス入力)でき
る。この場合、特定のコード(例えば、「00」または
「99」等)が生成され、連結コードとして会計データ
に付加される。また、図示していないが、入力伝票(メ
モ)には連結コード欄が設けられ取引会社が親会社また
は連結会社の場合には所定の連結コード(図4)が記入
されている。
【0034】[会計データ]図4は会計データファイルを
構成する本発明の会計データの一実施例の構成を示す図
であり、会計データ40は仕訳年月日を記憶する仕訳日
欄41、借方科目コードを記憶する借方科目欄42、貸
方科目コードを記憶する貸方科目欄43、金額(取引金
額)を記憶する金額欄44、摘要を記憶する摘要欄4
5、伝票番号を記憶する伝票番号欄46、区分コード4
7欄及び連結コード欄48を含んでなる。ここで、連結
コード欄48には図3に示したような会計データ入力画
面で入力された親会社または連結会社の連結コードまた
は取引先が親会社や連結会社以外の会社であることを示
す非連結コード(例えば、「00」または「99」)が
記憶される。なお、上記会計データにはユーザの規模や
会計処理方式によって上記記憶項目欄(アイテム)の他
に入力日付や部門コード、勘定科目の細分コード、集計
区分コード等のいずれか又は全部が設けられる場合があ
る。
【0035】[連結コードの例]図5は連結コードの一例
を示す図であり、連結会社として5つの子会社と8つの
関連会社をもつ親会社の連結コードを「10」、子会社
B1〜B5の連結コードを「20」〜「25」、関連会
社C1〜C8の連結コードを「30」〜「38」とした
例である。このように、連結コードは親会社と連結会社
からなるグループ内で規定されるコードであり、桁数、
分類方法、コードとして使用する文字列は数字に限定さ
れない(英字、数字と英字の混合文字列、カナ文字列等
でもよい)。
【0036】[日次(月次)処理時の動作例]親会社及び
連結会社は、図1に示すような会計処理装置(または、
会計データ入力装置)を用いて会計データ入力プログラ
ム、自動仕訳プログラム、月次処理プログラム等を実行
して、会計データ入力、会計データの作成や各会社の決
算期間内の会計処理(日次処理、月次処理)を行う。図
6は、日次(月次処理)時の会計処理装置の動作例を示
すフローチャートである。
【0037】ステップS1:(仕訳入力) 担当者は取引メモ(仕訳伝票)を見ながら、会計処理装
置100(図2)の表示部3に表示される入力画面30
からキーインにより会計データの入力を行う。また、こ
の際、担当者は取引相手が親会社または連結会社の場合
には連結コード(連結情報)を連結コード入力欄33に
入力する。また、取引先が親会社でも連結会社でもない
場合は連結コード欄33への入力はスキップ(または、
スペ―ス入力)できる(取引相手が親会社や連結会社で
ないことを示す特定のコード(非連結情報(例えば、
「00」または「99」)を入力するようにしてもよ
い)。
【0038】ステップS2:(会計データ生成) 上記ステップS1で1行分の会計データ入力が行われる
と制御部2は自動仕訳プログラムの実行制御を行い、会
計データ40(図4)を生成し、RAM(メモリ)に記
憶する。RAMには入力画面30の入力表示欄32に入
力された行数分の会計データ40が自動仕訳され記憶さ
れる。なお、入力の際、入力画面30の連結コード欄3
3に連結コードが入力された場合は会計データ40の連
結コード欄48に記憶される。また、連結コード欄33
への入力がスキップ(または、スペース入力)された場
合は特定のコード(例えば、「00」または「99」
等)が生成され、非連結コードとして会計データ40の
連結コード欄48に記憶される。
【0039】ステップS3:(会計データファイルの書
き込み) 上記ステップS1で1画面分のデータ入力が行われる
か、入力終了操作が行われると制御部2はRAMに記憶
された会計データを会計データファイル(図示略)に書
き込む。
【0040】ステップS4:(月次処理) 当月の取引の仕訳入力が終わったあと、担当者が月次処
理指示を行うと月次処理プログラムが読み出され、制御
部2は月次処理(例えば、月間売上高集計表等の集計表
の作成や月次決算及び各会計ファイルの更新処理)の実
行制御を行う。なお、月次処理のほかに、毎日、或いは
毎週、所定の集計表(例えば、入金一覧表)等を作成す
るように構成してもよい。
【0041】[決算ファイル作成時の動作例]親会社及び
連結会社はそれぞれの会社の決算期末到来後、所定の期
間内に決算処理を行う必要があるが、その場合に、会計
処理装置100を用いて決算ファイル作成プログラムを
実行して、決算ファイル(図示略)を作成してから決算
処理を実行し、所定の決算報告書を作成する。図7は決
算報告書作成時の会計処理装置の動作例を示すフローチ
ャートである。
【0042】ステップT1:(決算ファイル作成) 制御部2は、担当者の決算ファイル作成指示に基づき会
計データファイルを基に当期会計ファイルを更新し、決
算ファイルを作成する。
【0043】ステップT2:(決算整理仕訳入力) 担当者は、決算ファイルの作成が終わると、減価償却引
当金、退職給与引当金等の決算整理仕訳メモを見ながら
会計処理装置100(図2)の表示部3に表示される入
力画面からキーインにより決算整理会計データの入力を
行う。決算整理仕訳入力が行われると制御部2は自動仕
訳プログラムの実行制御を行い、会計データ40と同じ
決算整理会計データを生成してRAMに記憶する。 ステップT3:(決算報告書作成) 決算整理仕訳入力が終わると、担当者の決算報告書作成
指示に基づき、制御部2は決算ファイルの各科目残高を
RAMに展開すると共に、上記ステップT1でRAMに
記憶した決算整理会計データを対応科目に加算し、各所
決算報告書作成(編集)プログラムをプログラム格納メ
モリから順次ロードして実行制御し、決算書(貸借対照
表、損益計算書、剰余金処分報告書等)を印刷出力す
る。
【0044】[仮決算ファイル作成時の動作例]連結会社
の決算日が親会社と異なる場合には前期の連結会社の取
引のうち、親会社の期首からその連結会社の期末までの
取引と当期の連結会社の取引のうち連結会社の期首から
親会社の期末までの取引を加えて仮決算を行う必要があ
る。図8は、連結会社の決算日が親会社と異なる場合に
行う仮決算ファイル作成時の会計処理装置の動作例を示
すフローチャートである。
【0045】ステップU1:(親会社の決算期間入力) 連結会社の担当者は仮決算処理プログラムを起動し、会
計処理装置100で親会社の決算期間(期首月日及び期
末月日(決算月日))をキーインする。親会社の決算期
間が入力されると制御部2はそれをRAM(メモリ)に
保持(記憶)する。
【0046】ステップU2:(前期会計ファイルからの
データ抽出及び仮決算ファイルへの書き込み) 担当者は、連結会社の前期の会計データファイルが格納
されたFD等の記録媒体を会計処理装置100のFD読
取り部にセットし、「前期会計データファイルからの仮
決算用データ抽出」指示を行うと、制御部2は前期会計
データファイルのデータの取引日付とRAMに記憶した
親会社の期首の日付を比較し期首の日付以降の取引日の
会計データを抽出し、格納部4の作業領域に各ファイル
毎に確保された仮決算用会計データファイルに書き込
む。
【0047】ステップU3:(当期会計ファイルからの
データ抽出及び仮決算ファイルへの書き込み) 上記ステップU2での前期会計データファイルからの会
計データ抽出及び仮決算ファイルへの書き込みが終了し
た後、担当者が「当期会計データファイルからの仮決算
用データ抽出」指示を行うと、制御部2は格納部4の当
期会計データファイルのデータの取引日付とRAMに記
憶した親会社の期末の日付を比較し期末の日付以前の取
引日のデータを抽出し、格納部4の作業領域の仮決算用
会計データファイルに書き込む(追加記憶する)。
【0048】ステップU4:(仮決算ファイル作成) 担当者の仮決算ファイル作成指示に基づき、会計処理装
置100は作業領域に書き込まれている仮決算会計デー
タファイルを基に仮決算ファイルを作成する。
【0049】ステップU5:(決算整理仕訳入力) 担当者は、決算ファイルの作成が終わると、減価償却引
当金、退職給与引当金等の決算整理仕訳メモを見ながら
会計処理装置100(図2)の表示部3に表示される会
計データ入力画面30からキーインにより仮決算整理会
計データの入力を行う。仮決算整理仕訳入力が行われる
と会計データ40と同じ仮決算整理会計データが生成さ
れ、RAMに記憶される。 ステップU6:(仮決算報告書作成) 仮決算整理仕訳入力が終わると、担当者の仮決算報告書
作成指示に基づき、制御部2は仮決算ファイルの各科目
残高からRAMに展開すると共に、上記ステップU5で
RAMに記憶した仮決算整理会計データを対応科目に加
算し、仮決算報告書作成(=決算報告書作成(編集))
プログラムをプログラム格納メモリから順次ロードして
実行制御し、仮決算書(貸借対照表、損益計算書、剰余
金処分報告書等)を印刷出力する。
【0050】[他の会計システムで作成された会計デー
タの変換時の動作例]本発明の決算ファイル作成方法等
を適用していない会計処理装置(以下、他機種)で会計
処理を行っている連結会社では連結決算用変換処理プロ
グラムにより連結用仮決算ファイル(又は連結用仮決算
ファイル)を生成する。図9は、他の会計システムで作
成された会計データの連結決算用変換動作例を示すフロ
ーチャートである。
【0051】ステップV1:(会計データの変換処理) 担当者が他機種で作成された会計データファイルが格納
されたFDを会計処理装置100のFD読取り装置にセ
ットし、連結決算用変換処理プログラムを起動すると、
制御部2は連結決算用変換処理プログラムを実行制御し
て他機種で作成された会計データを本発明の決算ファイ
ル作成用に変換し、図3に示したような入力画面に表示
するので、担当者は親会社或いは連結会社との取引につ
いては相手先の連結コードをキーインし、そうでない場
合はスキップ(又はスペース入力する)。連結コード入
力が終わると図4に示したような会計データが生成さ
れ、連結用会計データファイル及び各連結用会計ファイ
ルに書き込まれる。
【0052】ステップV2:(決算ファイル作成) 上記ステップV1の変換処理終了後、担当者の決算ファ
イル作成指示に基づき、制御部2は会計データファイル
を基に当期会計ファイルを更新し、決算ファイルを作成
する。
【0053】ステップV3:(決算整理仕訳入力) 担当者は、決算ファイルの作成が終わると、減価償却引
当金、退職給与引当金等の決算整理仕訳メモを見ながら
会計処理装置100(図2)の表示部3に表示される入
力画面からキーインにより決算整理会計データの入力を
行う。決算整理仕訳入力が行われると制御部2は自動仕
訳プログラムの実行制御を行い、会計データ40と同じ
決算整理会計データが生成してRAMに記憶する。 ステップV4:(決算報告書(チェック用)の作成) 決算整理仕訳入力が終わると、担当者は変換が正しく行
われたかをチェックするために決算報告書作成指示を行
う。制御部2は決算報告書作成指示があると決算ファイ
ルの各科目残高をRAMに展開すると共に、上記ステッ
プT1でRAMに記憶した決算整理会計データを対応科
目に加算し、各所決算報告書作成(編集)プログラムを
プログラム格納メモリから順次ロードして実行制御し、
決算書(貸借対照表、損益計算書、剰余金処分報告書
等)を印刷出力する。
【0054】上記図9の構成により、本発明を適用した
会計処理装置以外の会計処理装置で作成した会計データ
について前処理を行って、本発明の決算ファイルに変換
できるので、本発明の連結決算処理を行うことができ
る。これにより、処理システムの統一化ができない子会
社や関連会社の決算データについても本発明の連結決算
方法を適用でき、全体的な整合性を取ることができる。
【0055】[親会社の決算期における連結決算時の会
計処理装置の動作例]次に、親会社の決算期に、連結会
社のうち、親会社と決算期が同じ連結会社は、上記図7
又は図9のフローチャートに示したような動作で作成し
た決算ファイル又は連結用仮決算ファイル(以下、単に
決算ファイルと呼ぶ)を、連結会社のうち、親会社と決
算期が異なる連結会社は、上記図8又は図9のフローチ
ャートに示したような動作で作成した仮決算ファイル又
は連結用仮決算ファイル(以下、単に、仮決算ファイル
と記す)を親会社(または、委託先の会計事務所)に
(郵送、宅配、持参、オンラインやインターネット等)
で送り、親会社(または、会計事務所)はこれらの決算
用ファイルや仮決算ファイルを用いて、上記図7のフロ
ーチャートに示したような動作で作成した親会社の決算
ファイルと連結した連結会計ファイルを作成し、連結決
算書等の作成を行う。図10は連結子会社からの決算フ
ァイル等と親会社の決算ファイルから連結会計ファイル
を作成する過程を示すフローチャートである。
【0056】なお、使用する会計処理装置は図2に示し
た会計処理装置100の入力部に、少なくとも、FD読
取り装置を付加した構成をなした装置でよく、連結決算
処理プログラムがインストールされている。FD読取り
装置はFD(フロッピーディスク)に記憶された決算フ
ァイルを会計処理装置に読み込む。また、入力部1に、
通信制御部及び受信部が設けられている場合には、イン
ターネットや専用通信回線を介して連結会社から親会社
(又は会計事務所)に送られてくる決算ファイル或いは
仮決算ファイルを受信して会計処理装置に取り込むこと
ができる(以下の説明では図2の会計処理装置100と
同じ符号を用いる)。
【0057】ステップW1:(親会社の科目体系コード
等の読出し等) 図10(a)で、担当者が連結処理プログラムを起動す
ると、制御部2は予め格納部4に登録してある科目体系
コードテーブルファイル120(図12)から親会社の
科目体系科目コードテーブル(例えば、一般法人科目体
系コードテーブル121)を読み出し、図13(a)に
示すような科目自動生成テーブル121の右辺(変換先
テーブル)としてメモリに保持する。なお、科目体系コ
ードテーブルファイル120は一般法人科目体系コード
テーブル121、建設業等に適用される建設業科目体系
コードテーブル122、運送業等に適用される運送業科
目体系テーブル123、・・からなり、親会社及関連会
社の業種や科目コード体系に応じて予め各テーブルを作
成して格納部4に登録しておく。また、これら各科目は
内部コードによって対応付けられる。また、科目体系コ
ードテーブルファイル120の各コードテーブルはユー
ザが設定することもできる。
【0058】ステップW2:(連結会社の科目コード等
の読出し) 次に、制御部2は会計処理装置にセットした連結会社の
決算ファイルや仮決算ファイルの会社について、科目体
系コードテーブルファイル120(図12)から建設業
科目体系コードテーブル122を読み出し、メモリに保
持する。例えば、この会社の業種が建設業の場合、科目
体系コードテーブルファイル120(図12)から建設
業科目体系科目コードテーブル122を読み出し、メモ
リに保持する。
【0059】ステップW3:(科目変換テーブルの自動
作成等) 制御部2は上記ステップW1、W2でメモリに保持した
親会社と子会社又は関連会社の科目体系コードテーブル
(図12)を基に図13(b)に示すような科目変換テ
ーブルを自動生成する(図10(b)のフローチャート
参照)。
【0060】ステップW4:(科目の変換) 制御部2は上記ステップW3で作成した科目変換テーブ
ルを用いてこの連結会社の科目変換を行って親会社の科
目と整合させ、RAMに記憶すると共に格納部4の連結
変換テーブルファイルを更新する。上記ステップW2〜
W4の動作を全ての連結子会社について繰り返す。
【0061】ステップW5:(連結消去仕訳テーブルの
作成) 次に、制御部2は上記ステップW3で作成しRAMに記
憶した科目変換テーブル画面120”と各種連結情報
(メモ等)を基に、各連結会社毎に親会社との消去仕訳
生成用に必要な連結消去仕訳テーブル130(図14)
を作成し、RAMに記憶すると共に、格納部4に格納さ
れている連結消去仕訳テーブルファイルを更新する。主
な連結消去仕訳としては、親会社と連結会社間の、開始
仕訳の相殺消去、投資と資本の相殺消去、債権と債務の
相殺消去、利益処分の相殺消去、内部取引の相殺消去等
がある。
【0062】ステップW6:(連結処理) 次に、制御部2は図11に示すような連結処理で各連結
会社の決算ファイル及び仮決算ファイルの残高の単純合
算等を行った調整前連結会計ファイルを作成する共に上
記W5で作成し、RAMに記憶した連結消去仕訳テーブ
ル130を基に消去会計データ(形式は会計データ(図
4)と同じ)を自動生成してRAMに保持する。
【0063】ステップW7:(消去会計データによる連
結会計ファイルの作成) 上記ステップW6の消去自動会計データの生成が終わる
と、担当者の連結決算指示に基づき、制御部2はRAM
に記憶されている消去会計データを基に上記ステップW
6で作成された調整前連結会計ファイルを更新する。更
に、必要に応じて最終微調整入力およびそれに基づく更
新処理を行って、連結会計ファイルを作成する。
【0064】ステップW8:(連結決算書類(財務諸
表)の作成) 制御部2は、担当者が連結決算書類メニューを選択する
と、連結決算書類作成/印刷プログラムを起動し、上記
ステップW6で作成した連結決算ファイルから連結決算
用財務諸表を作成する。連結決算用財務諸表は、例え
ば、連結精算表作成メニューを選択すると連結清算表が
作成/印刷出力され、連結決算書作成メニューを選択す
ると連結決算書が作成/印刷出力され、連結キャッシュ
フロー計算書作成メニューを選択すると連結キャッシュ
フロー計算書が作成/印刷出力される。図10(b)は
上記ステップW3での科目変換テーブルの自動作成時の
詳細な動作を示すフローチャートであり、ステップW3
は下記W3−1〜W3−4のステップからなる。
【0065】ステップW1−1:(自動生成テーブル作
成) 制御部2は上記ステップW1、W2でメモリに保持した
親会社科目体系コードテーブル(121)と子会社又は
関連会社の科目体系コードテーブル(122)を内部コ
ード順にソートし、一致する内部コード順に、ソート後
の親会社科目体系コードテーブル(121)を右辺(変
換先)に、ソート後の会社又は関連会社の科目体系コー
ドテーブル(122)を左辺(変換元)に配置した自動
生成テーブル120’(中間テーブル)を作成する。自
動生成テーブル120’は図13(a)に示すように、
変換元、変換先の科目コード及び科目名が対応付けられ
る。
【0066】ステップW1−2:(科目変換テーブルの
作成) 制御部2は上記ステップW1−1で作成した自動生成テ
ーブル120’から内部コードを除外した科目変換テー
ブル120”を作成する。
【0067】ステップW3−3:(科目変換テーブル1
20”の修正) 制御部2は上記ステップW1−2で作成した科目変換テ
ーブル120”を表示部3に表示する。これにより、担
当者は科目変換テーブル120”が表示された画面を目
視し、修正が必要な場合には修正キーを押すとW3−3
に遷移し、修正の必要がない場合には確認キーを押すと
W4(図12(a))に遷移する。
【0068】ステップW3−3:(科目変換テーブル1
20”の修正) 変換元表示欄121に示されている連結会社の科目体系
を変換先表示欄122に示されている親会社の科目体系
と整合するようにキーインし、変換用科目コード或いは
科目名の追加や修正を行うことができる。
【0069】上記図10の構成により、本発明を適用し
た会計処理装置以外の会計処理装置で作成した会計デー
タについてコード体系整合化の前処理(ステップW〜W
3)を行うので、本発明の連結決算処理を行うことがで
きる。これにより、業種や規模の相違により従来方式で
は連結決算に著しい手間を要する子会社や関連会社の決
算データについても本発明の連結決算方法により容易に
連結決算を行うことができる。
【0070】(連結処理)図11は上記図10のフロー
チャートのステップW6の「連結処理動作」の詳細を示
すフローチャートであり、図11(a)は「連結処理」
の全体的な動作例を示すフローチャート、図11(b)
はステップX2の内部取引科目集計テーブル作成処理の
詳細な動作例を示すフローチャート、図11(c)はス
テップX3の内部取引金額集計処理の詳細な動作例を示
すフローチャートである。
【0071】(「連結処理」の全体的な動作例) ステップX1:(連結会社の残高合算) 図11(a)で、担当者は会計処理装置100に順次連
結会社の決算ファイルや仮決算ファイルをセットする。
制御部2は決算ファイルや仮決算ファイルのデータを読
み込み、連結会社の各科目残高の合計を計算し、格納部
4の作業領域に順次記憶する。
【0072】ステップX2:(内部取引科目集計テーブ
ルの作成) 次に、制御部2は上記ステップX1で全ての連結会社の
決算ファイルや仮決算ファイルの各科目残高の合計が集
計されると、図11(b)のフローチャートに示すよう
に集計科目テーブル(図15)を用いて内部取引科目集
計テーブル(図16)を親会社及び連結会社毎に作成
し、RAMに記憶する。
【0073】ステップX3:(内部取引金額集計処理) 制御部2は各連結会社毎に決算ファイルから全会計デー
タを順次読出し上記ステップX2で作成した内部取引科
目集計テーブルに足し込んで内部取引金額集計処理を行
う(図11(c))。この際、各会社毎に全仕訳を調
べ、「00」以外の連結コードが付加されていて且つ、
内部取引科目集計テーブルにセットしてある科目が貸借
どちらかに存在する仕訳のみ金額を集計する。
【0074】ステップX4:(連結消去会計データの自
動生成等) 次に、制御部2は上記ステップX3での内部取引科目に
ついて図10のステップW5で連結消去仕訳テーブル
(図14)が作成されている場合は上記ステップX3で
行った内部取引金額集計処理の結果を基に連結消去仕訳
を自動生成してX6に遷移する。また、上記ステップX
4の判定で連結消去仕訳テーブル130が作成されてい
ない場合は、X5に遷移する。
【0075】上述の消去仕訳自動生成の例として、 連結相殺仕訳テーブル130で対応科目(範囲でも指定
可)が、1551売掛金⇔3141買掛金 と設定されているとき、例えば、 連結コード「10」が連結コード「20」に対して、売
掛金¥10000 連結コード「20」が連結コード「10」に対して、売
掛金¥10000のときに、 3141買掛金⇔1551売掛金 10000 として消去仕訳を自動生成する。
【0076】ステップX5:(分類毎の残高一致による
消去自動仕訳の生成) 上記ステップX3での内部取引科目について図10のス
テップW5で連結消去仕訳テーブル(図14)が作成さ
れていない場合は、科目分類(図15の例で、債権・債
務の科目分類コード=「01」、売上高・仕入高の科目
分類コード=「02」)毎の残高を比較し、一致する場
合は上記ステップX3で行った内部取引金額集計処理の
科目分類の合計結果を基に連結消去仕訳を自動生成して
X6に遷移する。また、一致しない場合は図10のステ
ップW6に遷移する。
【0077】ステップX6:(分類別貸借合計ファイル
の生成) 制御部2は上記ステップX4、X5で生成した消去会計
データから分類別貸借合計ファイルを生成して連結処理
を終了して図10のステップW6に遷移する。
【0078】(内部取引科目集計テーブル作成処理の詳
細な動作例) ステップX2−1:(集計科目テーブルの読み込み) 図11(b)で、会計処理装置100は予め担当者が設
定プログラムで設定し、格納部4に登録した集計科目テ
ーブル(図14)を読出し、RAMに記憶する。集計科
目テーブルは連結決算時に集計対象とする科目を規定す
るコードテーブルとして親会社及び連結会社全体に適用
される科目分類(コード)と科目(コード)からなる1
つのテーブルであり、昇順にソートされている。
【0079】ステップX2−2:(内部取引科目集計テ
ーブルの作成) 上記ステップX2−1で読出した集計科目コードを連結
会社別、科目分類別、貸借別に展開した金額欄を備え
た、内部取引科目集計テーブル(図14:金額欄には最
初ゼロを設定)を作成し、格納部4の作業領域に記憶す
る。内部取引科目集計テーブルは1社につき親会社及び
連結会社のうち、連結会社数分作成される(つまり、1
連結会社あたりの内部取引科目テーブル数は1(親会
社)+連結会社数−1(自社を除く)となる)。
【0080】ステップX2−3:(内部取引科目集計テ
ーブル作成終了判定) 全連結会社について内部取引科目集計テーブルの作成が
終了したかを調べ、終了した場合は図11(a)のステ
ップX3に遷移し、そうでない場合はX2−2に遷移す
る。
【0081】(内部取引金額集計処理の詳細な動作例) ステップX3−1:(1連結会社分の会計データの読み
込み開始) 担当者は、1連結会社分の決算ファイルをFD読取り装
置にセットし、会計データの読み込み可能状態とする。
制御部2は、図11(a)のステップX2で格納部4に
記憶したこの会社の内部取引科目集計テーブルをRAM
に展開(記憶)する。
【0082】ステップX3−2:(会計データの読み込
み) 制御部2は、FD読取り装置にセットした決算ファイル
から会計データを順次読出す。
【0083】ステップX3−3:(会計データの抽出) 制御部2は上記ステップX3−2で読み出した会計デー
タを調べ、この会計データに親会社又は連結会社の連結
コードがセットされており、且つこの会計データの科目
が集計科目テーブル(図15)に設定されている科目の
うちのいずれかである場合にのみ集計対照データとして
抽出してX3−4に遷移し、そうでない場合はX3−5
に遷移する。
【0084】X3−4:(仕訳金額の集計) 制御部2は上記ステップX3−1でRAMに展開した内
部取引科目集計テーブルの対応科目欄に貸借に応じて会
計データの金額を足し込んで集計を行う。
【0085】X3−5:(1連結会社分の会計データ終
了判定) この連結会社の会計データが終了するまで上記ステップ
X3−2からX3−3の動作を繰り返し、会計データが
終了すると集計の終わった内部取引科目集計テーブルを
格納部4に記憶(上書き記憶)する。
【0086】X3−6:(連結会社終了判定) 制御部2は全ての連結会社について集計処理が終わった
かを調べ、全ての連結会社について集計処理が終わった
場合は図11のステップX4に遷移し、そうでない場合
には、次の連結会社の決算ファイルのセットを促すメッ
セージを表示してX3−1に制御を戻す。
【0087】以上、本発明の一実施例について説明した
が本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0088】
【発明の効果】上記説明したように、第1の発明の会計
データ作成方法及び第7の発明の入力画面によれば、コ
ストのかかる設備投資(ネットワーク化)なしで、会計
担当者が会計データの入力時に取引先が親会社や連結会
社(子会社或いは関連会社)の場合にその会社識別コー
ド(連結情報)を入力するだけでよいので、決算時に手
間のかかる後処理を行う必要がない。
【0089】また、第2の発明の会計データ作成方法及
び第8の発明の入力画面によれば、取引先が親会社や連
結会社でない場合は自動的に非連結コードが会計データ
の連結コード欄に書き込まれるので、親会社や連結会社
以外との取引の仕訳データ入力時に非連結コードを入力
する手間がかからない。
【0090】また、第3の発明の決算ファイル作成方法
によれば、連結コード或いは非連結コードが記憶された
会計データからなる会計ファイルを基に決算ファイルを
作成するので、親会社と決算期間が一致する連結会社は
この決算ファイルを親会社に渡すだけでよく、連結決算
用に特別な手間を要しない。
【0091】また、第4の発明の連結用決算ファイル作
成方法によれば、連結決算会社の決算期間が親会社と異
なっていても簡単な処理で第3の発明の決算ファイル作
成方法で作成された決算ファイルを基に決算期間を親会
社の決算期間に一致させた連結用の仮決算ファイルを作
成することができるので、決算期間が異なる連結会社が
増えても連結決算処理の際、従来のように親会社の決算
期間に合わせるための手作業がなく、(例えば、仕訳デ
ータ入力を行って仮決算ファイルを作成するような)手
間がかからない。
【0092】また、第5の発明の連結決算方法によれ
ば、連結情報(連結コード)を基に、出資比率によって
特定される親会社と子会社や関連会社との間における取
引相殺処理だけでなく、取引量が所定比率以上の関連会
社との間における取引相殺処理を行うことにより、連結
決算処理を簡単に行うことができる。
【0093】また、第6の発明の会計データは連結情報
あるいは非連結情報を記憶する連結情報記憶領域を備え
ているので、連結決算時に連結情報の一致した仕訳の金
額を相殺することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結決算方法のプロセスの説明図であ
る。
【図2】本発明の会計処理装置の一実施例のハードウエ
ア構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の会計データ入力画面の一実施例を示す
図である。
【図4】会計データファイルを構成する本発明の会計デ
ータの一実施例の構成を示す図である。
【図5】連結コードの一例を示す図である。
【図6】日次(月次処理)時の会計処理装置の動作例を
示すフローチャートである。
【図7】決算ファイル作成時の会計処理装置の動作例を
示すフローチャートである。
【図8】連結会社の決算日が親会社と異なる場合に行う
仮決算ファイル作成時の会計処理装置の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図9】他の会計システムで作成された会計データの連
結決算用変換動作例を示すフローチャートである。
【図10】連結子会社からの決算ファイル等と親会社の
決算ファイルから連結決算ファイルを作成する過程を示
すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートのステップW5の
「連結処理動作」の詳細を示すフローチャートである。
【図12】科目体系テーブルファイルの一実施例を示す
図である。
【図13】科目自動変換テーブルの一実施例を示す図で
ある。
【図14】連結消去仕訳テーブルの一実施例を示す図で
ある。
【図15】科目集計テーブルの一実施例を示す図であ
る。
【図16】内部取引科目集計テーブルの説明図である。
【図17】連結消去仕訳入力の説明図である。
【符号の説明】
33 連結情報入力欄 40 会計データ 48 連結コード欄(連結コード記憶領域) 50 連結コード(連結情報) 120” 科目変換テーブル(科目変換手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引先が親会社又は連結会社の仕訳デー
    タの場合には前記親会社又は連結会社毎に規定された連
    結情報を付加するステップと、 連結情報が付加されたときは、会計データの連結情報記
    憶領域に該連結情報を記憶した会計データを生成するス
    テップと、を備えたことを特徴とする会計データ作成方
    法。
  2. 【請求項2】 更に、連結情報が付加されなかったとき
    は、会計データの連結情報記憶領域に非連結情報を記憶
    した会計データを生成するステップと、を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の会計データ作成方法。
  3. 【請求項3】 取引先が親会社又は連結会社の仕訳デー
    タの場合には前記親会社又は連結会社毎に規定された連
    結情報を付加するステップと、 連結情報が付加されたときは、会計データの連結情報記
    憶領域に該連結情報を記憶した会計データを生成するス
    テップと、 連結情報が付加されなかったときは、会計データの連結
    情報記憶領域に非連結情報を記憶した会計データを生成
    するステップと、 生成された会計データを会計データファイルに記憶する
    ステップと、 上記会計データファイルに記憶された会計データを所定
    の会計期間で区切って前記各会社の決算期毎に決算ファ
    イルを作成するステップと、を備えたことを特徴とする
    決算ファイル作成方法。
  4. 【請求項4】 親会社と連結会社の決算期が異なる場合
    に作成する連結用仮決算ファイルの作成方法であって、 請求項3記載の決算ファイル作成方法によって作成され
    た、親会社と決算期が異なる連結会社の決算ファイルの
    うち前期決算ファイルのデータから期首期日以降の取引
    にかかわるデータを抽出するステップと、 請求項3記載の決算ファイル作成方法によって作成され
    た前記連結会社の当期決算ファイルのデータから期末決
    算日以前の取引にかかわるデータを抽出するステップ
    と、 上記前期決算ファイルのデータから抽出した期首期日以
    降の取引にかかわるデータと上記当期決算ファイルのデ
    ータから抽出した期末決算日以前の取引にかかわるデー
    タをマージして連結用仮決算ファイルを作成するステッ
    プと、を備えたことを特徴とする連結用仮決算ファイル
    作成方法。
  5. 【請求項5】 親会社の科目と連結する各連結会社の科
    目を親会社の科目に対応付けるステップと、 親会社と連結会社の決算期が同じ場合には請求項3記載
    の決算ファイル作成方法によって作成された決算ファイ
    ルの会計データについて、親会社と連結会社の決算期が
    異なる場合には請求項4記載の連結用仮決算ファイルの
    作成方法によって作成された連結用仮決算ファイルの会
    計データについて、親会社または連結会社に規定された
    連結情報を含み、且つ親会社の科目に対応付けられた科
    目の会計データを抽出するステップと、 この抽出された会計データをそれぞれ集計して親会社と
    各連結会社間又は各連結会社相互間の取引を消去するス
    テップと、 連結調整仕訳を入力して連結決算を行うステップと、を
    備えたことを特徴とする連結決算方法。
  6. 【請求項6】 前記親会社の科目と連結する各連結会社
    の科目を親会社の科目に対応付けるステップは、親会社
    の科目体系と前記各連結会社のうち科目体系の全部又は
    一部が異なる連結会社について、この連結会社の科目体
    系を親会社の科目体系に整合するための科目変換手段を
    自動生成するステップを含むことを特徴とする請求項5
    記載の連結決算方法。
  7. 【請求項7】 取引先が親会社又は連結会社の仕訳デー
    タの場合には、前記親会社又は連結会社毎に規定された
    連結情報を記憶し、取引先が親会社又は連結会社以外の
    仕訳データの場合には非連結情報を記憶する連結情報記
    憶領域を備えたことを特徴とする会計データ。
  8. 【請求項8】 仕訳データの入力時に用いる入力画面で
    あって、 取引先が親会社又は連結会社の仕訳データの場合に前記
    親会社又は連結会社毎に規定された連結情報を仕訳毎に
    付加して入力するための連結情報入力欄を設けたことを
    特徴とする入力画面。
  9. 【請求項9】 取引先が親会社又は連結会社の仕訳デー
    タの場合に前記連結情報入力欄をスキップ可能又は特定
    キー入力可能としたことを特徴とする請求項8記載の入
    力画面。
  10. 【請求項10】 会計処理装置で仕訳データを入力し会
    計データを作成する会計データ作成プログラムを記録し
    た記録媒体であって、取引先が親会社又は連結会社の仕
    訳データの場合には前記親会社又は連結会社毎に規定さ
    れた連結情報を付加するステップと、連結情報が付加さ
    れたときは、会計データの連結情報記憶領域に該連結情
    報を記憶した会計データを生成するステップと、連結情
    報が入力されなかったときは、会計データの連結情報記
    憶領域に非連結情報を記憶した会計データを生成するス
    テップと、を備えた会計データ作成プログラムを記録し
    たことを特徴とする会計データ作成プログラムの記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 会計処理装置で所定の決算期に決算処
    理を行うための決算ファイル作成プログラムを記録した
    記録媒体であって、取引先が親会社又は連結会社の仕訳
    データの場合には前記親会社又は連結会社毎に規定され
    た連結情報を付加するステップと、会計データの連結情
    報記憶領域に該連結情報を記憶した会計データを生成す
    るステップと、連結情報が付加されなかったときは会計
    データの連結情報記憶領域に非連結情報を記憶した会計
    データを生成するステップと、生成された会計データを
    会計データファイルに記憶するステップと、この会計デ
    ータファイルに記憶された会計データを所定の会計期間
    で区切って前記各会社の決算期毎に決算ファイルを作成
    するステップと、を備えた決算ファイル作成プログラム
    を記録したことを特徴とする決算ファイル作成プログラ
    ムの記録媒体。
  12. 【請求項12】 会計処理装置で所定の決算期に連結決
    算処理を行うための連結決算ファイル作成プログラムを
    記録した記録媒体であって、親会社の科目と連結する各
    連結会社の科目を親会社の科目に対応付けるステップ
    と、連結会社の会計データのうち、親会社または連結会
    社に規定された連結情報を含み且つ親会社の科目に対応
    付けられた科目の会計データを抽出するステップと、こ
    の抽出された会計データをそれぞれ集計して親会社と各
    連結会社間又は各連結会社相互間の取引を消去するステ
    ップと、連結調整仕訳を入力して連結決算を行うステッ
    プと、を備えた連結決算ファイル作成プログラムを記憶
    したことを特徴とする請求項12記載の連結決算処理プ
    ログラムの記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記親会社の科目と連結する各連結会
    社の科目を親会社の科目に対応付けるステップは、親会
    社の科目体系と前記各連結会社のうち科目体系の全部又
    は一部が異なる連結会社について、この連結会社の科目
    体系を親会社の科目体系に整合するための科目変換テー
    ブルを自動生成するステップを含むことを特徴とする連
    結決算処理プログラムの記録媒体。
JP2000143082A 2000-05-16 2000-05-16 連結決算方法およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Lifetime JP4560171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143082A JP4560171B2 (ja) 2000-05-16 2000-05-16 連結決算方法およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143082A JP4560171B2 (ja) 2000-05-16 2000-05-16 連結決算方法およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001325419A true JP2001325419A (ja) 2001-11-22
JP4560171B2 JP4560171B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=18649948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000143082A Expired - Lifetime JP4560171B2 (ja) 2000-05-16 2000-05-16 連結決算方法およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4560171B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014089653A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Hitachi Systems Ltd 会計基準移行システム
JP2017182786A (ja) * 2016-03-24 2017-10-05 株式会社オービック 会計処理装置、会計処理方法、および、会計処理プログラム
JP2021196719A (ja) * 2020-06-10 2021-12-27 株式会社オービック 連結会計装置、連結会計方法、および、連結会計プログラム
JP2022009874A (ja) * 2017-07-18 2022-01-14 株式会社オービック 累計金額算出装置、累計金額算出方法および累計金額算出プログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170105869A (ko) * 2016-03-10 2017-09-20 이덕구 통합시산표를 이용한 회계처리방법 및 회계처리시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139409A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Hitachi Ltd 電子連結決算方法および装置
JPH11203373A (ja) * 1998-01-12 1999-07-30 Aqua Toon:Kk 連結会計処理システム
JP2000099576A (ja) * 1998-09-09 2000-04-07 Yoshihiko Kanzaki 分散型会計システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139409A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Hitachi Ltd 電子連結決算方法および装置
JPH11203373A (ja) * 1998-01-12 1999-07-30 Aqua Toon:Kk 連結会計処理システム
JP2000099576A (ja) * 1998-09-09 2000-04-07 Yoshihiko Kanzaki 分散型会計システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014089653A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Hitachi Systems Ltd 会計基準移行システム
JP2017182786A (ja) * 2016-03-24 2017-10-05 株式会社オービック 会計処理装置、会計処理方法、および、会計処理プログラム
JP2022009874A (ja) * 2017-07-18 2022-01-14 株式会社オービック 累計金額算出装置、累計金額算出方法および累計金額算出プログラム
JP7240474B2 (ja) 2017-07-18 2023-03-15 株式会社オービック 累計金額算出装置、累計金額算出方法および累計金額算出プログラム
JP2021196719A (ja) * 2020-06-10 2021-12-27 株式会社オービック 連結会計装置、連結会計方法、および、連結会計プログラム
JP7426291B2 (ja) 2020-06-10 2024-02-01 株式会社オービック 連結会計装置、連結会計方法、および、連結会計プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4560171B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8341089B2 (en) Real estate management system and method
US7552089B2 (en) Method and apparatus for automatically applying/linking transactions in a financial management system
TW559712B (en) A system, method and article of manufacture for organizing and managing transaction-related tax information
US20140172655A1 (en) System and method for reconciling one or more financial transactions
US20010029475A1 (en) Financial processing system and method
JP2012146158A (ja) 会計処理システム
CN105825425A (zh) 一种适用于阿米巴经营的存取款式的财务数据处理方法
JP2018077813A (ja) 会計データ処理システムおよびプログラム
CN111768281A (zh) 总账凭证生成方法、装置及系统
JP2001043280A (ja) 会計処理方法及び会計処理装置並びに会計処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001325419A (ja) 会計データ作成方法、決算ファイル作成方法、連結決算方法、会計データ、入力画面、会計データ作成プログラム、決算ファイル作成プログラム及び連結決算作成プログラムの記録媒体
JP2010244227A (ja) 会計入力保存装置
JP3914614B2 (ja) 会計処理装置
US20020049754A1 (en) Expenditure management system, method and recording media
JP2008234579A (ja) 申告書作成方法、申告書作成装置、申告書作成システム、および申告書作成プログラム
WO2004017240A1 (ja) 会計データの管理システム、管理方法、及び管理用プログラム
WO2022149222A1 (ja) 仕訳装置、仕訳方法、仕訳表示方法、仕訳表示プログラム
JP4993815B2 (ja) 公益法人会計処理装置及びプログラム
JP4162862B2 (ja) 企業財務関係書類の作成システム及びその作成方法
JP2002366722A (ja) 連結決算処理システム
WO2022157913A1 (ja) 仕訳装置、仕訳方法
Deng Research on Optimization of the Business Process of Advanced Bill in Colleges and Universities Based on Business Process Reengineering
JP2001101266A (ja) キャッシュフロー計算システム
Faster INTRODUCING SAGE 300 2021
CN115908028A (zh) 一种总账数据处理系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040608

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040608

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4560171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term