JP2002342181A - 障害迂回方法及び障害迂回システム - Google Patents

障害迂回方法及び障害迂回システム

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JP2002342181A
JP2002342181A JP2001146005A JP2001146005A JP2002342181A JP 2002342181 A JP2002342181 A JP 2002342181A JP 2001146005 A JP2001146005 A JP 2001146005A JP 2001146005 A JP2001146005 A JP 2001146005A JP 2002342181 A JP2002342181 A JP 2002342181A
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internet
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JP2001146005A
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Kazutoshi Watanabe
和俊 渡辺
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NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自プロバイダのシステム資源に、インターネ
ット接続サービスを継続することが不可能になる障害が
発生した場合、他プロバイダのシステム資源を利用して
サービスを継続できるようにする。 【解決手段】 プロバイダAのシステム資源に障害が発
生すると、サーバ20Aは、切替装置30に障害通知を
行う。これにより、切替装置30は、サーバ20Aから
のパケットをサーバ20Bへ送信し、サーバ20Bから
のパケットをサーバ20Aへ送信する状態になる。従っ
て、ユーザ端末10からコンテンツサーバ40へのコン
テンツ要求パケットは、サーバ20A→切替装置30→
サーバ20B→インターネット40の経路でコンテンツ
サーバ40へ送られる。また、コンテンツサーバ40か
らユーザ端末10へのコンテンツは、インターネット5
0→サーバ20B→切替装置30→サーバ20Aの経路
でユーザ端末10へ送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット接
続サービスを提供するプロバイダのシステム資源にイン
ターネット接続サービスを継続することが不可能になる
障害が発生した場合、他プロバイダのシステム資源を利
用してインターネット接続サービスを継続できるように
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な普及によ
り、コンテンツの配信サービス等の各種サービスをイン
ターネット経由でユーザ端末に提供するということが盛
んに行われるようになってきている。
【0003】ユーザは、インターネット経由で各種サー
ビスを受ける場合、インターネット接続サービスを提供
しているプロバイダと契約を結び、このプロバイダのシ
ステム資源を利用して各種サービスを受ける。一方、プ
ロバイダは、サービスの信頼性及び品質(QoS)の向
上を図るため、予備のシステム資源を予め確保してお
き、現用のシステム資源に障害が発生した場合、予備の
システム資源に切り替え、それを使って運用を継続する
冗長化構成を採用しているものが多い。
【0004】冗長化するシステム資源の代表的なものに
ネットワーク資源があり、また、現用のネットワーク資
源に障害が発生したときに予備のネットワーク資源に切
り替える技術を記載した文献として、特開平11−35
5310号公報がある。この公報では、ATMネットワ
ークを構成する伝送路やATMスイッチ等のネットワー
ク資源の障害時に現用の経路から迂回経路へ自動的に経
路を切り替えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにシステ
ム資源を冗長化することによってプロバイダのシステム
資源の信頼性は向上するものの、現用のシステム資源と
は別の予備のシステム資源を必要とするため、コストが
上昇するという問題がある。
【0006】また、プロバイダのシステム資源を冗長化
したとしても、インターネット接続サービスを継続する
ことが不可能になる障害が発生する場合があり、このよ
うな場合、上記プロバイダと契約を結んでいるユーザ
は、障害が復旧するまでサービスを受けられないという
問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、システム資源を
冗長化するための予備のシステム資源として、他のプロ
バイダのシステム資源を活用することにより、システム
資源の有効利用を図り、低コストで信頼性の高いサービ
スをユーザに提供できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の障害迂回方法
は、上記目的を達成するため、インターネット接続サー
ビスを提供する複数のプロバイダそれぞれのシステム資
源を、他プロバイダのシステム資源の内の予め定められ
ている利用許可帯域分のシステム資源を使って冗長化
し、或るプロバイダのシステム資源にインターネット接
続サービスを継続することが不可能になる障害が発生し
たとき、他プロバイダの前記利用許可帯域分のシステム
資源を使用して前記或るプロバイダのインターネット接
続サービスを継続し、且つ、プロバイダ間でシステム資
源の融通に伴う精算を行う。
【0009】より具体的には、インターネット接続サー
ビスを提供する複数のプロバイダそれぞれのインターネ
ットアクセスサーバを切替装置を介して接続し、或るプ
ロバイダのシステム資源にインターネット接続サービス
を継続することが不可能になる障害が発生したとき、前
記或るプロバイダのインターネットアクセスサーバは、
前記切替装置に対して障害通知を送ると共に、自インタ
ーネットアクセスサーバに接続されているユーザ端末か
ら送られてくるパケットを前記切替装置へ送信し、前記
切替装置は、前記或るプロバイダのインターネットアク
セスサーバから障害通知が送られてきた後は、前記或る
プロバイダのインターネットアクセスサーバから送られ
てくるパケットの内の、予め定められている利用許可帯
域に相当するパケットを、予め定められている他プロバ
イダのインターネットアクセスサーバへ送信すると共
に、前記他プロバイダのインターネットアクセスサーバ
から送られてくるパケットを前記或るプロバイダのイン
ターネットアクセスサーバへ送信し、更に、前記或るプ
ロバイダが前記他プロバイダに支払う料金を自切替装置
を介して前記或るプロバイダのインターネットアクセス
サーバと前記他プロバイダのインターネットアクセスサ
ーバとの間でやり取りされるパケット量に基づいて算出
し、前記他プロバイダのインターネットアクセスサーバ
は、前記切替装置から送られてくるパケットをインター
ネット上へ送出すると共に、インターネットを介して送
られてくる前記或るプロバイダのインターネットアクセ
スサーバに接続されているユーザ端末宛のパケットを前
記切替装置へ送信する。
【0010】また、本発明の障害迂回方法は、障害が発
生し、他プロバイダの資源を使用することが必要になっ
た場合、障害復旧予定時刻,障害規模等の障害情報をユ
ーザに提示できるようにするため、インターネット接続
サービスを継続することが不可能になる障害が発生した
プロバイダのインターネットアクセスサーバは、障害情
報を自インターネットアクセスサーバに接続されている
ユーザ端末へ送信する。
【0011】本発明の障害迂回方法にあっては、ユーザ
にインターネット接続サービスを提供する複数のプロバ
イダそれぞれのシステム資源を、他プロバイダのシステ
ム資源の内の予め定められている利用許可帯域分のシス
テム資源を使って冗長化しているので、個々のプロバイ
ダ毎に自前で予備のシステム資源を備える必要がなくな
り、過剰な設備投資をせずにユーザに対して信頼性及び
品質の高いサービスを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、ユーザ端末10と、プロバイダA,Bのインターネ
ットアクセスサーバ20A,20Bと、切替装置30
と、コンテンツを配信するコンテンツサーバ40と、イ
ンターネット50とから構成されている。
【0014】ユーザ端末10は、プロバイダAと契約を
結んでいるユーザのユーザ端末であり、パーソナルコン
ピュータによって実現される。
【0015】インターネットアクセスサーバ20Aは、
ユーザ端末10から送られてくるパケットを切替装置3
0に送信し、切替装置30から戻ってきたパケットをイ
ンターネット50に送信する機能や、インターネット5
0経由で送られてきたユーザ端末10宛のパケットをユ
ーザ端末10へ送信する機能を有している。更に、イン
ターネットアクセスサーバ20Aは、プロバイダAのシ
ステム資源にインターネット接続サービスを継続するこ
とが不可能になる障害(以下の説明では、単に障害と記
す)が発生した時、障害通知を切替装置30に送る機能
や、障害が復旧した時、復旧通知を切替装置30に送る
機能や、切替装置30から送られてくるユーザ端末10
宛のパケットをユーザ端末10へ送信する機能等も有し
ている。尚、インターネットアクセスサーバ20Bもイ
ンターネットアクセスサーバ20Aと同様の機能を有し
ている。
【0016】切替装置30は、切替器31と、切替制御
手段32と、課金手段33とを備えている。
【0017】切替器31は、切替制御手段32に指示に
従って、下記の第1〜第3の状態の内の、何れかの状態
をとる。
【0018】第1の状態…プロバイダA,Bのシステム
資源が共に正常な場合にとる状態であり、インターネッ
トアクセスサーバ20Aから送られてきたパケットをイ
ンターネットアクセスサーバ20Aに返送し、インター
ネットアクセスサーバ20Bから送られてきたパケット
をインターネットアクセスサーバ20Bに返送する状
態。
【0019】第2の状態…プロバイダAのシステム資源
に障害が発生している場合にとる状態であり、インター
ネットアクセスサーバ20Aから送られてきたパケット
をインターネットアクセスサーバ20Bへ送信し、イン
ターネットアクセスサーバ20Bから送られてきたパケ
ットをインターネットアクセスサーバ20Aへ送信する
状態。但し、インターネットアクセスサーバ20Aから
送られてくるパケットの内、利用許可帯域(プロバイダ
Bとの契約で、障害発生時に利用することが許可されて
いる帯域)を超える分のパケットは破棄する。
【0020】第3の状態…プロバイダBのシステム資源
に障害が発生している場合にとる状態であり、インター
ネットアクセスサーバ20Bから送られてきたパケット
をインターネットアクセスサーバ20Aへ送信し、イン
ターネットアクセスサーバ20Aから送られてきたパケ
ットをインターネットアクセスサーバ20Bへ送信する
状態。但し、インターネットアクセスサーバ20Bから
送られてくるパケットの内、利用許可帯域(プロバイダ
Aとの契約で、障害発生時に利用することが許可されて
いる帯域)を超える分のパケットは破棄する。
【0021】切替制御手段32は、インターネットアク
セスサーバ20A或いはインターネットアクセスサーバ
20Bから復旧通知が送られてきた時、切替器31に対
して第1の状態をとることを指示し、インターネットア
クセスサーバ20Aから障害通知が送られてきた時、切
替器31に対して第2の状態をとることを指示し、イン
ターネットアクセスサーバ20Bから障害通知が送られ
てきた時、切替器31に対して第3の状態をとることを
指示する機能を有する。
【0022】課金手段33は、切替器31が第2の状態
をとっている場合は、切替器31を流れるパケット量に
基づいて、プロバイダAがプロバイダBに支払う料金を
算出し、切替器31が第3の状態をとっている場合は、
切替器31を流れるパケット量に基づいて、プロバイダ
BがプロバイダAに支払う料金を算出する機能を有す
る。
【0023】次に、本実施例の動作について詳細に説明
する。先ず、プロバイダA,Bのシステム資源が共に正
常に動作している時の動作を、ユーザ端末10がコンテ
ンツサーバ40からコンテンツを取得する場合を例にと
り、図2を用いて説明する。尚、図2の矢印60はこの
時のパケットの流れを示している。
【0024】先ず、ユーザ端末10のユーザが、プロバ
イダAのインターネットアクセスサーバ20Aにダイア
ルアップ接続を行う。その際、インターネットアクセス
サーバ20Aにより、ユーザ端末10に一時的にIPア
ドレス(例えば、xxx)が割り当てられる。
【0025】その後、ユーザ端末10のユーザがコンテ
ンツを取得するための操作を行うと、ユーザ端末10か
ら上記コンテンツの取得を要求するパケット(コンテン
ツ要求パケット)がインターネットアクセスサーバ20
Aへ送られる。尚、上記コンテンツ要求パケットには、
送信元アドレスとしてIPアドレスxxxが含まれてい
る。
【0026】インターネットアクセスサーバ20Aは、
ユーザ端末10からコンテンツ要求パケットが送られて
くると、それを切替装置30へ送信する。この時、切替
装置30内の切替器31は、プロバイダA,Bのシステ
ム資源が共に正常なので、第1の状態をとっている。従
って、インターネットアクセスサーバ20Aからのコン
テンツ要求パケットは、第1の状態をとっている切替器
31によってインターネットアクセスサーバ20Aに返
送される。
【0027】インターネットアクセスサーバ20Aは、
返送されてきたコンテンツ要求パケットをインターネッ
ト50を介してコンテンツサーバ40へ送る。これによ
り、コンテンツサーバ40は、上記コンテンツ要求パケ
ットによって要求されているコンテンツをデータとして
含み、且つ上記コンテンツ要求パケットの送信元のIP
アドレスxxxを送信先アドレスとして含むパケットを
送信する。このパケットは、インターネット50→イン
ターネットアクセスサーバ20Aの経路でユーザ端末1
0へ送られる。以上が、プロバイダA,Bのシステム資
源が共に正常な場合の動作である。
【0028】次に、プロバイダAのシステム資源に障害
が発生した時の動作を、ユーザ端末10がコンテンツサ
ーバ40からコンテンツを取得する場合を例にとり、図
3を用いて説明する。尚、図3の矢印70は、この時の
パケットの流れを示している。
【0029】プロバイダAのシステム資源に障害が発生
すると、インターネットアクセスサーバ20Aは、障害
通知を切替装置30へ送る。これにより、切替装置30
内の切替制御手段32が切替器31に対して指示を出
し、切替器31の状態を第2の状態にする。
【0030】その後、ユーザ端末10がインターネット
アクセスサーバ20Aにダイアルアップ接続を行うと、
ユーザ端末10にIPアドレス(例えば、xxxとす
る)が割り当てられる。IPアドレスxxxが割り当て
られた後、ユーザがコンテンツを取得するための操作を
行うと、ユーザ端末10は、送信元アドレスとしてIP
アドレスxxxを含むコンテンツ要求パケットをインタ
ーネットアクセスサーバ20Aへ送信する。
【0031】インターネットアクセスサーバ20Aは、
ユーザ端末10から送られてきたコンテンツ要求パケッ
トを切替装置30へ送る。このとき、切替装置30内の
切替器31は、第2の状態にあるので、インターネット
アクセスサーバ20Aから送られてきたコンテンツ要求
パケットは、インターネットアクセスサーバ20Bへ送
信される。尚、切替器31は、インターネットアクセス
サーバ20Aから送られてくるパケットの内の、利用許
可帯域分のパケットのみをインターネットアクセスサー
バ20Bへ送信し、利用許可帯域を超える分のパケット
は破棄する。
【0032】インターネットアクセスサーバ20Bは、
切替装置30からコンテンツ要求パケットが送られてく
ると、それをインターネット50を介してコンテンツサ
ーバ40へ送る。これにより、コンテンツサーバ40
は、コンテンツをデータとして含み、ユーザ端末10の
IPアドレスxxxを送信先として含むパケットをイン
ターネット50上に送出する。このとき、プロバイダA
のシステム資源に障害が発生しているので、パケット
は、図示を省略したルータの働きにより、インターネッ
トアクセスサーバ20Aではなくインターネットアクセ
スサーバ20Bに送られる。
【0033】インターネットアクセスサーバ20Bは、
送信先アドレスとしてユーザ端末10のIPアドレスx
xxを含むパケットが送られてくると、それを切替装置
30へ送る。この時、切替装置30内の切替器31は、
第2の状態にあるので、インターネットアクセスサーバ
20Bから送られてきたパケットは、インターネットア
クセスサーバ20Aに送信される。これにより、インタ
ーネットアクセスサーバ20Aは、上記パケットをユー
ザ端末10へ送信する。
【0034】プロバイダAのシステム資源が復旧する
と、インターネットアクセスサーバ20Aは、切替装置
30へ復旧通知を送信する。これにより、切替装置30
内の切替制御手段32は、切替器31に指示を出し、そ
の状態を第1の状態に戻す。
【0035】また、課金手段33は、プロバイダAのシ
ステム資源に障害が発生している場合(インターネット
アクセスサーバ20Aによって障害通知が行われてから
復旧通知が行われるまでの間)、切替器31を介してイ
ンターネットアクセスサーバ20A,20B間でやり取
りされるパケット量をモニタし、その量に基づいて、プ
ロバイダAがプロバイダBに支払う代金を計算する。そ
の後、プロバイダAが指定する銀行口座から上記代金を
引き落とし、プロバイダBが指定する銀行口座に振り込
む。
【0036】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例のブロック図であ
り、図1に示した第1の実施例との相違点は、インター
ネットアクセスサーバ20A,20Bの代わりにインタ
ーネットアクセスサーバ20A’,20B’を備えてい
る点である。
【0037】インターネットアクセスサーバ20A’,
20B’は、障害情報通知手段21A,21Bを備えて
いる点が、図1に示したインターネットアクセスサーバ
20A,20Bと相違している。
【0038】次に、本実施例の動作について説明する。
尚、障害情報通知手段21A,21Bに関する動作以外
は、第1の実施例と同様なので、ここでは障害情報通知
手段21A,21Bの動作についてのみ説明する。
【0039】障害情報通知手段21A,21Bは、障害
発生時に、インターネットアクセスサーバ20A’,2
0B’の管理者によって、障害箇所,障害規模等の障害
状況や障害復旧予定時刻等を含む障害情報が入力される
と、自サーバに現在接続されているユーザ端末に障害情
報を通知する。また、新たに接続されたユーザ端末に対
しても障害情報を通知する。
【0040】尚、上述した第1,第2の実施例に於いて
は、プロバイダA,Bの間でシステム資源を融通し合う
ようにしたが、プロバイダの数はこれに限られるもので
はない。また、どのプロバイダがどのプロバイダにどの
程度のシステム資源を融通するかは、プロバイダ間の契
約で定めておくものであり、切替装置30を構成する際
は、この契約に基づいて切替器31,切替制御手段3
2,課金手段33を構成する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自プロバイダのシステム資源を他プロバイダに融通した
プロバイダが利益を得る仕組みを生み出したことによ
り、自プロバイダのシステム資源に障害が発生した場
合、他プロバイダのシステム資源を利用してサービスを
継続できるといった従来にない障害迂回システムを現実
社会に導入することが可能になった。このため、個々の
プロバイダが、障害対応用のシステム資源を準備する必
要がなくなり、コスト低減を図ることが可能になる。
【0042】また、本発明では、予め定められている利
用許可帯域分のシステム資源のみを障害の発生した他プ
ロバイダに融通するようにしているので、自プロバイダ
のQoSが低下する恐れはない。
【0043】更に、本発明では、障害発生時、ユーザ端
末に障害情報を送信するようにしているので、ユーザ
は、障害復旧予定時刻や障害規模等の障害情報を知るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】システム資源に障害がない場合のパケットの流
れを示す図である。
【図3】システム資源に障害が発生した場合のパケット
の流れを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10…ユーザ端末 20A,20B…インターネットアクセスサーバ 30…切替装置 31…切替器 32…切替制御手段 33…課金手段 40…コンテンツサーバ 50…インターネット 20A’,20B’…インターネットアクセスサーバ 21A,21B…障害情報通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AA03 AC04 AC18 BA07 BG07 5B089 GA11 GB02 HA10 JA40 KA12 KA15 KC42 ME04 5K030 GA12 HA08 HB11 HC01 HD03 JT06 KA13 LB08 LE01 MB01 MB16 MD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット接続サービスを提供する
    複数のプロバイダそれぞれのシステム資源を、他プロバ
    イダのシステム資源の内の予め定められている利用許可
    帯域分のシステム資源を使って冗長化し、 或るプロバイダのシステム資源にインターネット接続サ
    ービスを継続することが不可能になる障害が発生したと
    き、他プロバイダの前記利用許可帯域分のシステム資源
    を使用して前記或るプロバイダのインターネット接続サ
    ービスを継続し、且つ、プロバイダ間でシステム資源の
    融通に伴う精算を行うことを特徴とする障害迂回方法。
  2. 【請求項2】 インターネット接続サービスを提供する
    複数のプロバイダそれぞれのインターネットアクセスサ
    ーバを切替装置を介して接続し、 或るプロバイダのシステム資源にインターネット接続サ
    ービスを継続することが不可能になる障害が発生したと
    き、前記或るプロバイダのインターネットアクセスサー
    バは、前記切替装置に対して障害通知を送ると共に、自
    インターネットアクセスサーバに接続されているユーザ
    端末から送られてくるパケットを前記切替装置へ送信
    し、 前記切替装置は、前記或るプロバイダのインターネット
    アクセスサーバから障害通知が送られてきた後は、前記
    或るプロバイダのインターネットアクセスサーバから送
    られてくるパケットの内の、予め定められている利用許
    可帯域に相当するパケットを、予め定められている他プ
    ロバイダのインターネットアクセスサーバへ送信すると
    共に、前記他プロバイダのインターネットアクセスサー
    バから送られてくるパケットを前記或るプロバイダのイ
    ンターネットアクセスサーバへ送信し、更に、前記或る
    プロバイダが前記他プロバイダに支払う料金を、自切替
    装置を介して前記或るプロバイダのインターネットアク
    セスサーバと前記他プロバイダのインターネットアクセ
    スサーバとの間でやり取りされるパケット量に基づいて
    算出し、 前記他プロバイダのインターネットアクセスサーバは、
    前記切替装置から送られてくるパケットをインターネッ
    ト上へ送出すると共に、インターネットを介して送られ
    てくる前記或るプロバイダのインターネットアクセスサ
    ーバに接続されているユーザ端末宛のパケットを前記切
    替装置へ送信することを特徴とする障害迂回方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の障害迂回方法に於いて、 インターネット接続サービスを継続することが不可能に
    なる障害が発生したプロバイダのインターネットアクセ
    スサーバは、障害情報を自インターネットアクセスサー
    バに接続されているユーザ端末へ送信することを特徴と
    する障害迂回方法。
  4. 【請求項4】 インターネット接続サービスを提供する
    複数のプロバイダそれぞれのシステム資源であって、他
    プロバイダのシステム資源の内の予め定められている利
    用許可帯域分のシステム資源を使って冗長化したシステ
    ム資源と、 或るプロバイダのシステム資源にインターネット接続サ
    ービスを継続することが不可能になる障害が発生したと
    き、他プロバイダの前記利用許可帯域分のシステム資源
    を使用して前記或るプロバイダのインターネット接続サ
    ービスを継続する手段と、 プロバイダ間でシステム資源の融通に伴う精算を行う手
    段とを備えたことを特徴とする障害迂回システム。
  5. 【請求項5】 インターネット接続サービスを提供する
    複数のプロバイダそれぞれのインターネットアクセスサ
    ーバと、前記各プロバイダのインターネットアクセスサ
    ーバが接続される切替装置とを備えた障害迂回システム
    であって、 前記各プロバイダのインターネットアクセスサーバが、
    自プロバイダのシステム資源にインターネット接続サー
    ビスを継続することが不可能になる障害が発生したと
    き、前記切替装置に対して障害通知を行うと共に自イン
    ターネットアクセスサーバに接続されているユーザ端末
    から送られてくるパケットを前記切替装置へ送信し、前
    記切替装置からパケットが送られてきたとき、該パケッ
    トをインターネット上へ送出し、インターネットを介し
    て障害通知を行ったインターネットアクセスサーバに接
    続されているユーザ端末宛のパケットが送られてきたと
    き、該パケットを前記切替装置へ送信する構成を有し、 前記切替装置が、前記障害通知の通知元のインターネッ
    トアクセスサーバから送られてくるパケットの内の、予
    め定められている利用許可帯域分のパケットを、予め定
    められている他プロバイダのインターネットアクセスサ
    ーバへ送信する構成と、前記他プロバイダのインターネ
    ットアクセスサーバから送られてくるパケットを前記障
    害通知を行ったインターネットアクセスサーバへ送信す
    る構成と、前記障害通知を行ったインターネットアクセ
    スサーバを所有しているプロバイダが前記他プロバイダ
    に支払う料金を、自切替装置を介して前記障害通知を行
    ったインターネットアクセスサーバと前記他プロバイダ
    のインターネットアクセスサーバとの間でやり取りされ
    るパケット量に基づいて算出する構成とを有することを
    特徴とする障害迂回システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の障害迂回システムに於い
    て、 前記切替装置は、 前記障害通知の通知元のインターネットアクセスサーバ
    から送られてくるパケットの内の、予め定められている
    利用許可帯域分のパケットを、予め定められている他プ
    ロバイダのインターネットアクセスサーバへ送信すると
    共に、前記他プロバイダのインターネットアクセスサー
    バから送られてくるパケットを前記障害通知を行ったイ
    ンターネットアクセスサーバへ送信する切替器と、 前記障害通知を行ったインターネットアクセスサーバを
    所有しているプロバイダが前記他プロバイダに支払う料
    金を、自切替装置を介して前記障害通知を行ったインタ
    ーネットアクセスサーバと前記他プロバイダのインター
    ネットアクセスサーバとの間でやり取りされるパケット
    量に基づいて算出する課金手段とを備えたことを特徴と
    する障害迂回システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の障害迂回システ
    ムに於いて、 前記各プロバイダのインターネットアクセスサーバが、
    自プロバイダのシステム資源にインターネット接続サー
    ビスを継続することが不可能になる障害が発生したと
    き、自インターネットアクセスサーバに接続されている
    ユーザ端末へ障害情報を送信する構成を有することを特
    徴とする障害迂回システム。
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