JPH09305511A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH09305511A
JPH09305511A JP8142184A JP14218496A JPH09305511A JP H09305511 A JPH09305511 A JP H09305511A JP 8142184 A JP8142184 A JP 8142184A JP 14218496 A JP14218496 A JP 14218496A JP H09305511 A JPH09305511 A JP H09305511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
end processor
connection
processor
switching device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8142184A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Yamamura
武久 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8142184A priority Critical patent/JPH09305511A/ja
Publication of JPH09305511A publication Critical patent/JPH09305511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップ専用のフロントエンドプロセッ
サを備えることなく、動作用のフロントエンドプロセッ
サのみで障害の発生したフロントエンドプロセッサのバ
ックアップを行うことを可能とした情報処理装置を提供
する。 【解決手段】 サーバ10と、フロントエンドプロセッ
サ20と、端末装置40と、回線切替装置30とを備
え、フロントエンドプロセッサ20は実際に端末装置4
0に接続される回線数よりも多くの回線接続部23を備
え、回線切替装置30はフロントエンドプロセッサ20
と端末装置40との接続関係を設定する回線設定部31
を備え、所定のフロントエンドプロセッサ20に障害が
発生した場合に、回線設定部31による接続関係の設定
を変更し、障害の発生したフロントエンドプロセッサ2
0に接続されていた回線を他の正常なフロントエンドプ
ロセッサ20の未接続の回線接続部23に振り分けて接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、フロントエンドプ
ロセッサを介してサーバと複数の端末装置とを接続して
構成された情報処理装置に関し、特にフロントエンドプ
ロセッサのバックアップのための回線切替手段に特徴を
有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトリックバンキング、インターネ
ットプロバイダ等の端末装置サービスシステムに適用さ
れる、フロントエンドプロセッサを介してサーバと複数
の端末装置とを接続して構成された情報処理装置は、一
般に、フロントエンドプロセッサに障害が発生した場合
にも機能を維持するため、フロントエンドプロセッサを
バックアップする手段を備えている。フロントエンドプ
ロセッサのバックアップは、障害の発生したフロントエ
ンドプロセッサに接続されている回線を正常なフロント
エンドプロセッサへ切替えることにより行う。
【0003】従来、この種のフロントエンドプロセッサ
のバックアップ手段は、システム上にバックアップ専用
の予備フロントエンドプロセッサを設置しておき、動作
用のフロントエンドプロセッサに障害が発生した場合
に、当該障害の発生したフロントエンドプロセッサに収
容していた回線を、予備フロントエンドプロセッサへの
収容に切り替えていた。
【0004】この種の従来の技術としては、例えば、特
開平1一309538号公報に開示された技術がある。
同公報には、動作用端末装置制御装置(フロントエンド
プロセッサ)と、バックアップ端末装置制御装置と、回
線切替装置とを備え、ホストと端末装置制御装置との間
において障害が発生した際に、端末装置制御装置が障害
を検出した時点でバックアップ回線に切り替えるフロン
トエンドプロセッサのバックアップ技術について記載さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のフロントエンドプロセッサのバックアップ手段では、
上記のように、システム上にバックアップ専用の予備フ
ロントエンドプロセッサを設置するため、実際に必要な
回線数を収容するためのフロントエンドプロセッサの2
倍の数のフロントエンドプロセッサが必要となる。この
ため、初期投資費用、フロアスペース等が大きくなり、
経済効率が悪いという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来の欠点を解決
し、バックアップ専用のフロントエンドプロセッサを備
えることなく、動作用のフロントエンドプロセッサのみ
で障害の発生したフロントエンドプロセッサのバックア
ップを行うことを可能とした情報処理装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報処理装置は、サーバと、該サーバに接
続した複数のフロントエンドプロセッサと、フロントエ
ンドプロセッサに接続した複数の端末装置と、該フロン
トエンドプロセッサと端末装置との間に介在し接続回線
の設定及び切替えを行う回線切替装置とを備え、前記フ
ロントエンドプロセッサは、端末装置に接続する複数の
回線接続手段を、前記全てのフロントエンドプロセッサ
の回線接続手段の数の合計が実際に端末装置に接続され
る回線数よりも多くなるように備え、前記回線切替装置
は、前記フロントエンドプロセッサに接続するm本の回
線と前記端末装置に接続するn本の回線とのm:nの接
続関係を設定する1つまたは複数の回線設定手段を、n
本の回線の合計が少なくとも端末装置の台数と同数にな
るように備え、所定のフロントエンドプロセッサに障害
が発生した場合に、前記回線切替装置の前記回線設定手
段による接続関係の設定を変更し、該障害の発生したフ
ロントエンドプロセッサに接続されていた回線を、他の
正常なフロントエンドプロセッサの未接続の回線接続手
段に振り分けて接続する構成としている。
【0008】また、他の態様では、前記フロントエンド
プロセッサは、前記回線切替装置の前記回線設定手段に
よる回線の接続関係の設定及び切替えを制御する回線切
替制御手段をさらに備える構成としている。
【0009】さらに他の態様では、前記フロントエンド
プロセッサは、自フロントエンドプロセッサの前記回線
接続手段ごとの接続状態を管理する回線管理テーブルを
さらに備え、所定のフロントエンドプロセッサに障害が
発生した場合に、正常なフロント遠藤プロセッサの回線
切替制御手段が、前記回線管理テーブルを参照し、かつ
他の正常なフロントエンドプロセッサとの間で前記回線
接続手段の接続状態に関する情報を交換し重複しないよ
うに、前記回線切替装置による回線の振り分けを制御す
る構成としている。
【0010】また、他の好ましい態様では、前記回線切
替装置の前記回線設定手段は、前記フロントエンドプロ
セッサに接続する回線の回線数が前記フロントエンドプ
ロセッサの台数と同数であり、かつ該回線が全てのフロ
ントエンドプロセッサに対して1本ずつ接続している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の1実施例によるフロント
エンドプロセッサのバックアップ手段を備えた情報処理
装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図示のように、本実施例の情報処理装置
は、サーバ10と、フロントエンドプロセッサ20と、
端末装置40と、フロントエンドプロセッサ20と端末
装置40との間の回線の切替を行う回線切替装置30と
を備える。サーバ10とフロントエンドプロセッサ20
とは通信媒体50を介して接続され、フロントエンドプ
ロセッサ20と回線切替装置30とは通信媒体60及び
70を介して接続され、回線切替装置30と端末装置4
0とは通信媒体80を介して接続される。
【0014】以上の構成において、サーバ10とフロン
トエンドプロセッサ20との間の通信、及びフロントエ
ンドプロセッサ20どうしの通信は通信媒体50を介し
て行われ、フロントエンドプロセッサ20と端末装置4
0との間の通信は、通信媒体60及び80を介し、回線
切替装置30を経由して行われ、フロントエンドプロセ
ッサ20と回線切替装置30との間の通信は通信媒体7
0を介して行われる。なお、本実施例は、エレクトリッ
クバンキングや、インターネットプロバイダ等の端末装
置サービスシステムに適用され、サーバ10、フロント
エンドプロセッサ20、及び回線切替装置30はセンタ
に設置され、公衆回線等で構成される通信媒体80を経
由して端末装置40と接続される。また、サーバ10、
フロントエンドプロセッサ20、端末装置40等の数
は、図示した数に限らないことはいうまでもない。
【0015】図2は、上記情報処理装置を構成するフロ
ントエンドプロセッサ20の構成を示すブロック図、図
3は、上記情報処理装置を構成する回線切替装置30の
構成を示すブロック図である。
【0016】図3に示すように、回線切替装置30は、
フロントエンドプロセッサ20と端末装置40との接続
を設定する複数の回線設定部31を備える。
【0017】回線設定部31は、m本の回線とn本の回
線とを接続するm:nの接続設定を行う(m、nは任
意)。図示の例では、A、B、Cの3本の回線とI、I
Iの2本の回線とを接続する3:2の接続設定を行うも
のとし、回線A、B、Cは通信媒体60によってフロン
トエンドプロセッサ20に接続され、回線I、IIは通
信媒体80によって端末装置40に接続されている。な
お、フロントエンドプロセッサ20の十分なバックアッ
プを実現するためには、フロントエンドプロセッサ20
に接続される側の回線の本数をシステム上に設置される
フロントエンドプロセッサの数と同数にする。ただし、
情報処理装置の使用目的やシステム構成に応じて、バッ
クアップを必要としない回線がある場合やいくつかの回
線についてバックアップを行わない設定とする場合は、
回線数をフロントエンドプロセッサ20の数よりも少な
い本数としてもよい。
【0018】図2に示すように、フロントエンドプロセ
ッサ20は、接続チャネルごとに回線の接続を管理する
回線管理テーブル21と、回線切替装置30の接続切替
を制御する回線切替制御部22と、接続する接続チャネ
ルを構成する回線接続部23とを備える。
【0019】回線管理テーブル21は、接続チャネルを
構成する回線接続部23ごとに、当該回線接続部23に
接続する回線切替装置30の回線設定部31と、当該回
線設定部31における接続状態と、当該回線接続部23
の状態とを対応付けて管理する。ここで、回線設定部3
1の接続状態とは、回線設定31のm:nの接続設定に
おける設定状態を示す。図3の例でいえば、回線A、
B、Cが回線I、IIのいずれと接続されているかを示
す。また、回線接続部23の状態とは当該回線接続部2
3に接続されている回線の有無を示し、接続回線があれ
ばオープン状態、接続回線がなければクローズ状態とす
る。
【0020】回線切替制御部22は、回線切替装置30
の回線設定部31における回線の接続設定を制御する。
図3の例でいえば、回線A、B、Cを回線I、IIのい
ずれと接続するかを設定する。回線設定部31の制御
は、通信媒体70を介して行う。いずれかのフロントエ
ンドプロセッサ20に障害が発生し、機能を果たせなく
なった場合、他の正常なフロントエンドプロセッサ20
において、回線切替制御部22の制御により、回線切替
装置30の回線設定部31における回線の接続設定を変
更し、障害が発生したフロントエンドプロセッサ20に
接続されていた回線を、他の正常なフロントエンドプロ
セッサ20に振り分けることにより、障害の発生したフ
ロントエンドプロセッサ20をバックアップし、端末装
置40に対するサービスを維持できる。
【0021】回線接続部23は、通信媒体60に接続
し、回線切替装置30を経て端末装置40に接続されて
いる。したがって、回線切替装置30の回線設定部31
による接続設定により、各回線接続部23は、端末装置
40に個別に接続される。また、フロントエンドプロセ
ッサ20に設置される回線接続部23の個数は、フロン
トエンドプロセッサのバックアップ能力を考慮して設定
する。例えば、実際に接続される回線数の2倍の回線接
続部23を設置しておけば、全ての回線に対してバック
アップを保証できることとなる。
【0022】次に、図4のフローチャート及び図5、図
6を参照して、上記のように構成された本実施例の動作
について説明する。
【0023】本実施例では、図5及び図6に示すよう
に、フロントエンドプロセッサ20は、3台備えられ、
各フロントエンドプロセッサ20には回線接続部23が
3つずつ設置されるものとする。また、回線切替装置3
0が3つの回線設定部31を備え、各回線設定部31
は、3本の回線A、B、Cと2本の回線I、IIとの
3:2の接続設定を行い、回線A、B、C側をフロント
エンドプロセッサ20に接続し、回線I、II側を端末
装置40に接続する。また、回線切替装置30に対し
て、端末装置40は6台接続されているものとする。
【0024】ここで、便宜的に、3台のフロントエンド
プロセッサ20を、それぞれ添え字a、b、cを付して
区別し、各フロントエンドプロセッサ20a、20b、
20cの3つの回路接続部23を、フロントエンドプロ
セッサ20に付した添え字a、b、cにさらに数字を添
えて、例えば回路接続部23a−1のように表記して区
別する。また、回線切替装置30の3つの回線設定部3
1を、それぞれ添え字a、b、cを付して区別する。ま
た、6台の端末装置40を、それぞれ添え字a、b、
c、d、e、fを付して区別する。
【0025】以上の前提にしたがって図5を参照する
と、回線切替装置30において、回線設定部31a、3
1b、31cの各々の回線Aはフロントエンドプロセッ
サ20aに、回線Bはフロントエンドプロセッサ20b
に、回線Cはフロントエンドプロセッサ20cにそれぞ
れ接続されている。したがって、フロントエンドプロセ
ッサ20aの回線接続部23a−1は、回線Aを介して
回線切替装置30の回線設定部31aに接続し、回線A
と回線Iとを接続する接続設定により、回線Iを介して
端末装置40aに接続される。回線接続部23a−2
は、回線Aを介して回線切替装置30の回線設定部31
bに接続しているが、端末装置40には接続されていな
い。回線接続部23a−3は、回線Aを介して回線切替
装置30の回線設定部31cに接続し、回線Aと回線I
Iとを接続する接続設定により、回線IIを介して端末
装置40fに接続される。
【0026】同様にして、回線接続部23b−1は、回
線設定部31aを経て端末装置40bに接続し、回線接
続部23b−2は、回線設定部31bを経て端末装置4
0cに接続し、回線接続部23b−3は、端末装置40
に接続しない。また、回線接続部23c−1は、端末装
置40に接続せず、回線接続部23c−2は、回線設定
部31bを経て端末装置40dに接続し、回線接続部2
3c−3は、回線設定部31cを経て端末装置40eに
接続している。
【0027】上記のように設定された本実施例におい
て、図4のフローチャートを参照すると、初期状態にお
いて、各フロントエンドプロセッサ20a、20b、2
0cは、データの受け渡し等の通常の動作を実行すると
共に、自フロントエンドプロセッサ20が障害を生じる
ことなく正常に動作していることを示す生存通知を相互
に送信する(ステップ401)。各フロントエンドプロ
セッサ20a、20b、20cは、他のフロントエンド
プロセッサ20からの生存通知を受け取ると、当該フロ
ントエンドプロセッサ20には障害が発生していないと
判断し、引き続き通常の動作を実行する(ステップ40
2)。この生存通知の送信及び生存確認処理は、所定の
周期で定期的に行う。そして、特定のフロントエンドプ
ロセッサ20から一定時間(例えば、予め定めた周期の
数周期分)生存通知を受信しなければ、当該フロントエ
ンドプロセッサ20に障害が発生したものと判断し、当
該フロントエンドプロセッサ20のID情報を取得し
て、バックアップ動作を開始する(ステップ402、4
03)。
【0028】以下、図6に示すように、フロントエンド
プロセッサ20bに障害が発生したものとして、フロン
トエンドプロセッサ20a、20cによるバックアップ
動作を説明する。
【0029】フロントエンドプロセッサ20a、20c
は、障害の発生したフロントエンドプロセッサ20bの
ID情報を取得している(ステップ403)。次にフロ
ントエンドプロセッサ20a、20cの回線切替制御部
22が、それぞれ回線管理テーブル21を参照し、フロ
ントエンドプロセッサ20bのバックアップを行うため
の空きチャネル、すなわち、未だ回線に接続されていな
い回線接続部23の有無を調べ、認識する(ステップ4
04、405)。図示の例では、フロントエンドプロセ
ッサ20aの回線接続部23a−2とフロントエンドプ
ロセッサ20cの回線接続部23c−1とが未接続とな
っている。そこで、これらの回線接続部23a−2、2
3c−1に、フロントエンドプロセッサ20bに接続さ
れていた回線を振り分ける。
【0030】まず、フロントエンドプロセッサ20a、
20c間で情報交換しつつ、回線接続部23a−2、2
3c−1の接続先を決定する(ステップ406)。すな
わち、障害の発生したフロントエンドプロセッサ20b
において、端末装置40に接続された回線接続部23b
−1、23b−2のうち、回線接続部23b−1は回線
切替装置30の回線設定部31bを介して端末装置40
cに接続し、回線接続部23b−2は回線設定部31a
を介して端末装置40bに接続していたことを考慮し、
回線設定部31cの回線Cに接続しているフロントエン
ドプロセッサ20cの回線接続部23c−1を端末装置
40bに接続し、回線設定部31bの回線Aに接続して
いるフロントエンドプロセッサ20aの回線接続部23
a−2を端末装置40cに接続するように決定する。な
お、接続先の決定は、、未接続の回線接続部23どうし
で重複しないように行えばよく、任意のアルゴリズムに
したがって実行することができる。
【0031】次に、フロントエンドプロセッサ20a、
20cの回線切替制御部22から回線切替装置30の回
線設定部31を制御して、回線の接続設定を行う(ステ
ップ407)。すなわち、フロントエンドプロセッサ2
0cの回線切替制御部22から回線設定部31aを制御
して、回線Cと回線IIとの接続を設定してフロントエ
ンドプロセッサ20cの回線接続部23c−1と端末装
置40bとを接続し、フロントエンドプロセッサ20a
の回線切替制御部22から回線設定部31bを制御し
て、回線Aと回線Iとの接続を設定してフロントエンド
プロセッサ20aの回線接続部23a−2と端末装置4
0cとを接続する。
【0032】次に、フロントエンドプロセッサ20a、
20cの各回線切替制御部22は、回線設定部31によ
る回線の接続が正常に行われたことを確認し、それぞれ
回線管理テーブル21の管理項目のうち、回線設定部2
3の接続状態の項目を更新する(ステップ408、40
9)。すなわち、フロントエンドプロセッサ20aの回
線管理テーブル21において、回線設定部23a−2に
対応する接続状態の項目に、回線切替装置30の回線設
定部31bの接続設定による接続先である回線Iが挿入
される。また、フロントエンドプロセッサ20cの回線
管理テーブル21において、回線設定部23c−1に対
応する接続状態の項目に、回線設定部31aの接続設定
による接続先である回線IIが挿入される。
【0033】次に、フロントエンドプロセッサ20a、
20cの各回線切替制御部22は、それぞれ、回線接続
部23a−2、23c−1の状態をオープンとし、正常
に回線オープンがされたならば、各回線管理テーブル2
1の該当項目をオープン状態に更新する(ステップ41
0、411)。
【0034】以上の操作により、フロントエンドプロセ
ッサ20bのバックアップが完了し、フロントエンドプ
ロセッサ20bに接続されていた端末装置40b、40
cは、それぞれフロントエンドプロセッサ20c、20
aに振り分けられて接続して引き続きサービスを受ける
ことができる。
【0035】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、システム上に設置されるフロントエ
ンドプロセッサの数は、上述したように、バックアップ
能力を考慮して任意に定めることができる。フロントエ
ンドプロセッサと回線切替装置の各回路設定部との接続
関係は、フロントエンドプロセッサの数に対応して設定
する。
【0036】上述したように、本発明は、システム上に
設定されたフロントエンドプロセッサに空きチャネルを
設定しておき、所定のフロントエンドプロセッサに障害
が発生した場合に、当該フロントエンドプロセッサに接
続していた回線を他の正常なフロントエンドプロセッサ
の空きチャネルに振り分けることによりバックアップを
実現する。したがって、十分なバックアップを行うため
には、回線の接続されている接続チャネルと同数の空き
チャネルを用意することが必要であり、かつ回線切替装
置の各回線設定部を全てのフロントエンドプロセッサの
いずれかの接続チャネルに接続することが必要となる。
しかし、システムの使用目的や構成によっては、必ずし
もバックアップを必要としない回線もあり、このような
回線に対するバックアップ用の空きチャネルを設定しな
いことにより、フロントエンドプロセッサの設置数を減
らし、システム構築の初期投資やフロアスペースを削減
することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のフ
ロントエンドプロセッサ各々にバックアップ用の回線接
続部(接続チャネル)を設け、所定のフロントエンドプ
ロセッサに障害が発生した場合、障害が発生したフロン
トエンドプロセッサに接続していた回線を、他の正常な
複数のフロントエンドプロセッサの空きチャネルに分散
して接続することにより、バックアップ専用のフロント
エンドプロセッサを用意することなく、障害の発生した
フロントエンドプロセッサのバックアップを実現できる
という効果がある。
【0038】これにより、バックアップ用であって通常
の使用状態において動作しないフロントエンドプロセッ
サを設置するために初期投資やフロアスペースを確保す
る必要が無く、経済効率の向上を図ることができる。
【0039】また、バックアップ能力を考慮してフロン
トエンドプロセッサの数を調節することにより、フロン
トエンドプロセッサの設置数自体を少なくし、前記初期
投資やフロアスペース等に関する経済効率のさらなる向
上を図ることができる。
【0040】さらに、本発明によればシステムに設置す
るフロントエンドプロセッサの台数を増加した場合、回
線切替装置において各フロントエンドプロセッサに対す
る回線設定部を追加することにより既設の端末回線の接
続を変更することなく対応できるため、従来のバックア
ップ専用のフロントエンドプロセッサをさらに設ける場
合に比して、回線の接続設定に要する手間を削減できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例によるフロントエンドプロ
セッサのバックアップ機能を備えた情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本実施例のフロントエンドプロセッサの構成
を示すブロック図である。
【図3】 本実施例の回線切替装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本実施例において通常状態のフロントエンド
プロセッサと回線切替装置との接続関係を示す概略図で
ある。
【図6】 本実施例において、障害の発生したフロント
エンドプロセッサを他のフロントエンドプロセッサにて
バックアップした状態のフロントエンドプロセッサと回
線切替装置との接続関係を示す概略図である。
【符号の説明】
10 サーバ 20 フロントエンドプロセッサ 21 回線管理テーブル 22 回線切替制御部 23 回線接続部 30 回線切替装置 31 回線設定部 40 端末装置 50、60、70、80 通信媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26 H04L 13/00 311 29/14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと、該サーバに接続した複数のフ
    ロントエンドプロセッサと、フロントエンドプロセッサ
    に接続した複数の端末装置と、該フロントエンドプロセ
    ッサと端末装置との間に介在し接続回線の設定及び切替
    えを行う回線切替装置とを備え、 前記フロントエンドプロセッサは、端末装置に接続する
    複数の回線接続手段を、前記全てのフロントエンドプロ
    セッサの回線接続手段の数の合計が実際に端末装置に接
    続される回線数よりも多くなるように備え、 前記回線切替装置は、前記フロントエンドプロセッサに
    接続するm本の回線と前記端末装置に接続するn本の回
    線とのm:nの接続関係を設定する1つまたは複数の回
    線設定手段を、n本の回線の合計が少なくとも端末装置
    の台数と同数になるように備え、 所定のフロントエンドプロセッサに障害が発生した場合
    に、前記回線切替装置の前記回線設定手段による接続関
    係の設定を変更し、該障害の発生したフロントエンドプ
    ロセッサに接続されていた回線を、他の正常なフロント
    エンドプロセッサの未接続の回線接続手段に振り分けて
    接続することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フロントエンドプロセッサは、前記
    回線切替装置の前記回線設定手段による回線の接続関係
    の設定及び切替えを制御する回線切替制御手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記フロントエンドプロセッサは、自フ
    ロントエンドプロセッサの前記回線接続手段ごとの接続
    状態を管理する回線管理テーブルをさらに備え、 所定のフロントエンドプロセッサに障害が発生した場合
    に、正常なフロント遠藤プロセッサの回線切替制御手段
    が、前記回線管理テーブルを参照し、かつ他の正常なフ
    ロントエンドプロセッサとの間で前記回線接続手段の接
    続状態に関する情報を交換し重複しないように、前記回
    線切替装置による回線の振り分けを制御することを特徴
    とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回線切替装置の前記回線設定手段
    は、前記フロントエンドプロセッサに接続する回線の回
    線数が前記フロントエンドプロセッサの台数と同数であ
    り、かつ該回線が全てのフロントエンドプロセッサに対
    して1本ずつ接続していることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3に記載の情報処理装置。
JP8142184A 1996-05-13 1996-05-13 情報処理装置 Pending JPH09305511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142184A JPH09305511A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142184A JPH09305511A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09305511A true JPH09305511A (ja) 1997-11-28

Family

ID=15309340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8142184A Pending JPH09305511A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09305511A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342181A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Nec Miyagi Ltd 障害迂回方法及び障害迂回システム
CN109324565A (zh) * 2018-12-05 2019-02-12 北京中航油工程建设有限公司 油料储罐区智能控制方法、存储介质、电子设备和系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342181A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Nec Miyagi Ltd 障害迂回方法及び障害迂回システム
CN109324565A (zh) * 2018-12-05 2019-02-12 北京中航油工程建设有限公司 油料储罐区智能控制方法、存储介质、电子设备和系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2986216B2 (ja) 冗長性を向上させた電気通信交換器
US6574477B1 (en) Dynamic load balancing during message processing in a wireless communication service network
JP3798431B2 (ja) 電気通信システム用の冗長構成
JP4877482B2 (ja) PCIExpressリンク、マルチホストコンピュータシステム、およびPCIExpressリンクの再構成方法
JPH0147944B2 (ja)
US9465417B2 (en) Cluster system, method and device for expanding cluster system
EP0240211A2 (en) Switching network
CN101394309A (zh) 一种集群系统扩容方法、装置及集群系统
CN101711465A (zh) 网络
WO2013029395A1 (zh) 基站设备及信道机切换方法
JPH09305511A (ja) 情報処理装置
JP3139424B2 (ja) T−s−t3段スイッチ制御方式
JP2000330814A (ja) 二重化サーバシステム
JP6457962B2 (ja) ノード装置及び冗長ネットワークの通信方法
JP3043654B2 (ja) マルチメディア蓄積システムとその冗長構成方式
JPS6115265A (ja) スイツチングシステム
US7577135B2 (en) IP telephone system
JP3465212B2 (ja) 分散形時分割通話路方式
JP2919352B2 (ja) 交換機システムおよび交換台マネージャー
JP2006303779A (ja) 制御装置及び処理装置
JP2000253000A (ja) ネットワークリソース管理方式
KR100737041B1 (ko) 아이피 기반 다중 쉘프 시스템
JPH0837498A (ja) 光ローカルエリアネットワーク
JP3539779B2 (ja) 信号帯域制御装置
CN111416749A (zh) 一种用于服务器主备自动切换的系统