JP3798431B2 - 電気通信システム用の冗長構成 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、一般的に電気通信の分野に関連し、より詳しくは、プログラム可能な電気通信交換器と共に使用するための冗長構成に関連する。
従来技術の説明
電気通信システムにおいては、システムの1つ以上の部分が故障した場合、あるいは、それらを取り外さなければならない場合でも、システムが動作し続けることを保証するために、少なくとも1レベルの冗長性を設けることが必須ではないにしろ、しばしば望ましいことである。冗長性は、いくつかの方法で提供することができるが、どれを選択するかは、一般的に、コスト、全体システムの性能に対する特定の装置の重要度、装置及び他の要因置き換える困難さの度合いに依存して決まる。
しばしば「1対1」冗長と呼ばれる、1つのタイプの冗長は、各「アクティブな」装置(アクティブ装置)を、全く同一の「待機(スタンバイ)」装置と組み合わせるかペアにするという概念に基づいている。もし、アクティブな装置が故障した場合には、「カットオーバー(切り換え)」が起こって、待機装置が故障した装置を機能的に代替する。
従来の1対1冗長の主要な欠点は、カットオーバーの発生時に、アクティブであった元の装置と待機装置が、同一の動作状態にはないということである。これらの動作状態間の違いは、一般的に稼働状態の中断やロスを生じ、それらは、通話落ち、呼接続失敗などのような形で現れるであろう。このような性能劣化が、少なくとも、非常に短時間の間に、全通話量の非常にわずかな割合を超えて影響する程度であれば、サービス提供者や顧客には一般的には受け入れられない。
1対1冗長によるアプローチに対する1つの代替は、たくさんのアクティブコンポーネントの、すべてではなく、いくつかを置き換えるために利用できる有限個の待機用コンポーネントを提供することである。このアプローチは、しばしば「n+1」冗長と呼ばれる。ここで、nは、アクティブコンポーネントの数である。n+1冗長によるアプローチは、1対1冗長によるアプローチに比べてコストが低いが、それに応じて、劣化したシステム性能に対する保護が不十分となる。すなわち、いくつかのアクティブな装置がほぼ同時に故障したり、故障した装置の数が利用可能な待機装置の数を超えた場合には、稼働状態のある程度のロスまたは性能の劣化が起こるだろう。
n+1冗長によるアプローチの他の欠点は、いくつかのアクティブな装置のどれが故障するかということが予め分かっているわけではないので、置き換えられるべき装置の動作状態と同等の動作状態に、特定の待機装置を維持する方法がないということである。従って、n+1冗長によるアプローチでは、故障した装置から待機装置に切り換える間、稼働状態が中断する可能性が高い。
米国特許第5,548,710号には、問題が発生したとき、動作を維持するために、1つのアクティブISDN通信アダプタと、1つまたは複数の待機ISDN通信アダプタを使用するISDN通信システムが開示されている。待機アダプタは、アクティブISDNアダプタと同じ端末終端識別(TEI)値を割り当てられる。待機アダプタは、アクティブアダプタと同じ状態になるよう指定されるが、非活動状態の間は、LAPD(Dチャンネル上のリンクアクセス手順)フレームデータの送信を中断する交換器を備えるように指定される。問題が発生すると、待機装置は、主装置としての動作を開始するために、関連する情報処理装置からの命令を待たなければならない。従って、遅延があり、待機装置が、アクティブ装置と同じ動作状態を継続できない期間が生じる。動作状態のわずかな相違は、1つかほんの少しの呼を処理する装置では許容できるかもしれないが、数百もの呼を処理するシステムにおける動作状態の相違は、上述したように、一般的に稼働状態(サービス)の中断または劣化をもたらす。従って、冗長装置が本質的に、システムのアクティブ装置と正確に同じ状態のままであるシステムが必要とされており、このシステムにおいては、バックアップ装置への切り換え時に、情報またはサービスの劣化を(もしあったとしても)最小限にとどめることができるように、多くの呼を切り換える。
発明の要約
要約すると、本発明は、電気通信交換器または他の装置やシステムと共に使用するための冗長構成を提供する。本発明の好ましい実施態様によれば、電気通信交換器内のアクティブなハードウエア装置は、実質的に同一の待機装置、すなわち一対の片方とペアにされる。アクティブ装置が、それの起動シーケンスを首尾良く完了すると、そのアクティブ装置は、その片方との通信リンクまたはチャンネルを確立する。そのリンクを使用して、アクティブ装置は、次に、全ての構成情報及び詳細な呼制御(処理)情報を待機装置にコピーし、これによって、待機装置が、アクティブ装置の動作状態と同一の初期動作状態を実現することが保証される。2つの装置が同一に構成されると、アクティブ装置が稼働状態にされ、一方、待機装置は待機状態または受信モードにされる。それぞれの装置は、アクティブモードで動作しているか、待機モードで動作しているかに関係なく、交換器によって受信されるすべてのパルス符号変調(PCM)データを連続して受信する。
稼働状態になると、アクティブ装置は、それが意図されている全ての機能を実行することに加えて、アクティブ装置の動作状態の変化を表すイベントの発生に関する情報を待機装置に伝える。例えば、イベントは、メッセージまたはデータの受信、タイマの満了、またはいくつかの他の事象の任意のものから構成することができる。アクティブ装置は待機装置にそのようなイベントを伝えて、両方の装置が同じイベントを同じシーケンスで受け取るようにし、従って、同じ方法でそれらのイベントに応答するようにする。それゆえ、待機装置が、実際には呼を処理(制御)しないことが望ましい場合であっても(それが、すべての入力PCMデータを受け取るとしても)、それにもかかわらず、待機装置は、それがその呼を処理(制御)しているかのように、絶えず自身の動作状態を調整し、それによって、アクティブ装置の動作状態を追跡する。従って、アクティブ装置が故障した場合や、それらを取り外す場合に、待機装置は、故障する直前の元々のアクティブ装置の動作状態と本質的に同じ動作状態でただちにアクティブとなる準備ができている。
本発明は、システム内における同等な装置の任意の組、同等な装置の複数の組、または他の組み合わせを用いて有利に実施することができる。好ましい実施態様では、本発明は、ISDNの1次群速度(プライマリーレート)パケットエンジンカードに冗長性を提供するために使用される。この実施態様では、本発明を、パケットエンジンカード全体に対してだけでなく、単独のDチャンネル、アクティブなDチャンネルまたは待機Dチャンネル、またはそれらの任意の組み合わせに対して冗長性を提供するために使用することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の上記及び他の利点は、添付の図面と共に以下の説明を参照することによってより良く理解することができる。
図1は、本発明の好ましい実施態様に従って構成されたプログラム可能な電気通信交換器のブロック図である。
図2は、図1に示したPRI-32パケットエンジンカードのブロック図である。
図3は、図1及び図2のパケットエンジンカードの起動シーケンスを例示するメッセージ図である。
図4は、第1のパケットエンジンカードをアクティブな動作状態にし、冗長パケットエンジンカードを待機動作状態にするための起動シーケンスを例示するメッセージ図である。
図5Aは、アクティブな動作状態の間、パケットエンジンカード上で動作するいくつかのソフトウエアプロセス及びタスクを例示する概略図である。
図5Bは、待機動作状態の間、パケットエンジンカード上で動作するいくつかのソフトウエアプロセス及びタスクを例示する概略図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
図1に、本発明を実施することができるプログラム可能な電気通信交換器2の好ましい実施態様の主要な機能コンポーネントを示す。公衆電話通信交換網(PSTN)または溝内通信網(またはその両方)へのリンク表すことができるネットワーク/回線インターフェース4が、一連の回線カード入出力(IO)カード20に設けられる。所望であれば、冗長IOカード22と冗長IOバス24を任意に設けて、IOカード20の1つが故障した場合でも、交換器が継続して稼働するようにすることができる。
1つまたは複数のディジタルネットワーク(T1、E1またはJ1)、または、アナログトランク(中継線)/ライン回線カード26が、回線カード(LC)IOライン28を介してIOカード20と通信する。回線カード26は、また、冗長切り換えバス30a及び30bに通信関係で接続される。ここでも、所望であれば、1つまたは複数の冗長回線カード32を設けることができ、かかる冗長回線カードを、冗長LCIOライン34を介して冗長IOカード22と通信するように配置することができる。他のタイプのカードを交換器2内に設けることによって、交換器2は、DS3、SONET、SS7等の他のタイプの通信プロトコルもサポートすることができる。
実際の交換機能だけでなく、交換器2の動作制御も、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44aによって実行される。CPU/マトリックスカードが選択された場合は、交換器2は独立型の装置として(すなわち、拡張可能な電気通信システムの交換ノードとしての動作とは対照的に)動作する。この場合には、CPU/マトリックスカードは、ホストインターフェース42aに接続され、このホストインターフェースを介して外部のホスト装置(図示せず)との通信が実現される。
代替的には、ノード交換器が選択された場合には、交換器2は、拡張可能な電気通信システム内の交換ノードとして動作することができる。かかる実施態様においては、ノード交換器は、好ましくは、リングIOカード40aに接続され、このIOカードを介して、一対の光ファイバリング12aとの通信が実現される。ノード交換器は、また、ホストインターフェース42aを介して外部ホストと通信することができる。
CPU/マトリックスカードまたはノード交換器のどれが選択されたかに関係なく、同等な待機CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44bを任意に設けて、適切なホストインターフェース42bまたはリングIOカード40b(またはその両方)を付随させることができる。このような構成においては、リンク46を、アクティブ装置44aと待機装置44b間の直接通信のために設けることができる。
適切なCPU/マトリックスカードの構成及び動作の詳細は、本明細書に参考のために組み込んでいる、米国特許5,349,579号に記載されている。同様に、適切なノード交換器の構成及び動作の詳細は、本明細書に参考のために組み込んでいる、米国特許5,544,163号に記載されている。
トーン検出及び生成、会議、音声記録された告知、通話状況解析、音声認識、ADPCM圧縮等、及び他の多くの多様なプログラム可能な通信サービスを、1つまたは複数の多機能ディジタル信号処理(MFDSP)カード36によって提供することができる。ISDNの1次群速度サービス及び及び他のパケット通信サービスを、1つまたは複数のPRI-32パケットエンジンカード38によって提供することができる。さらに、冗長MFDSPカード36及び冗長PRI-32カード38を備えることができる。
図2は、PRI-32パケットエンジンカード38のブロック図である。バスドライバ60及びバスレシーバ62は、それぞれLSpcm52a及びSLpcm54aで示される2つの通信経路から構成される時分割多重(TDM)バスに通信関係で接続される。LSpcm52aは、回線カード26(図1)からCPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a、MFDSPカード36及びPRI-32カード38の方向にパルス符号変調情報を伝える。逆に、SLpcm54aの経路は、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a、MFDSPカード36及びPRI-32カード38から回線カード26の方にPCM情報を伝える。好ましい実施態様では、2つの8ビットパラレルバスが、LSpcm52aとSLpcm54aにそれぞれ使用される。代替的には、それらの経路を複数の多重化されたシリアルバスで実施して、それぞれのバスが複数のタイムスロットを伝えるようにすることができる。他のタイプ及び構成のバスを使用して、種々のカード間に適切な通信を確立することができるということは明らかである。
好ましくは、経路52aと54aは、PCMの冗長性を提供するために二重化される。そのため、それぞれの1次バスをサフィックス「Pri」で示し、冗長バスすなわち二次バスをサフィックス「Sec」で示す。
好ましくは、モトローラ68EC040マイクロプロセッサであるCPU88が、1次及び2次のHDLCバス50a及び50bにそれぞれ通信関係で接続され、さらに、タイミングおよび制御回路78、バッファ84、バスアービター86、読み出し専用メモリ(ROM)90、及びランダムアクセスメモリ(RAM)92にも通信関係で接続される。CPU88は、また、冗長通信バス58に通信関係で接続されるが、それらの機能については後述する。バッテリー94は、RAM92にバックアップ電力を供給して、それに記録されている情報が、1次電源が停電した場合にも保護されるようにする。
送信PCMバンク64は、バスドライバ60に通信関係で接続される。同様に、受信PCMバンク66は、バスレシーバ62に通信関係で接続される。それぞれのPCMバンク64及び66は、関連するマップ74または76、並びにタイムスロットカウンタ72に接続される。マルチプレクサ68もまた、タイムスロットカウンタ72に接続され、一方の側のPCMバンク64及び66と、もう一方の側のパケットエンジン70との間でPCM情報を双方向に通すように配置される。バッファ80は、パケットエンジン70、共有RAM82及びバスアービター86に接続される。
適切なやり方でプログラムすると、PRI-32パケットエンジンカード38は、32のDチャンネルまで対応するISDNのDチャンネルサーバとして、または中央パケットエンジンとして機能して、ISDNのBまたはDチャンネル用のパケット交換サービスを提供することができる。タイミング/制御バス48を介してタイミング信号を受信することにより、カード38は、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a(図1)と同期される。カード38は、HDLCバス50aを介してCPU/マトリックスカードまたはノード交換器44aからメッセージ及びデータを受信し、及びそれらに対して、同様な情報を送信する。さらに、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44aから受信した1つまたは複数のメッセージに応答して、カード38は、LSpcm経路52a上の所定のタイムスロット内を伝送される情報を絶えず「傍受」するよう動作する(すなわち、それらのタイムスロット内に収容されているPCMデータを受信PCMバンク66に書き込む)。別様に言えば、LSpcm経路52a上に現れる特定のタイムスロットが、カード38に対してISDNトラフィックを伝えるようにカード38をプログラム(またはカード38に命令)しなければならない。
好ましくは、カード38を、256のタイムスロットを傍受するようにプログラムすることができる。受信PCMバンク66に格納されると、その情報は、マルチプレクサ68を介して処理のためにパケットエンジン70に送られ、次に、SLpcm経路54a上の適切なタイムスロットで送信するために送信PCMバンク64に送られる。
図3は、パケットエンジンカード38がアクティブな動作状態となるようにそれを準備するための起動シーケンスを示す。図3の垂直ラインのそれぞれは、頭文字によって特定されるソフトウエアプロセスまたはタスクを表す。文字「PRI-32」、「CPU/マトリックスまたはノード交換器」及び「HOST(ホスト)」は、プロセスまたはタスクが実行されるシステムのそれぞれの(ハードウエア)部分を特定する。水平ラインのそれぞれは、あるプロセスまたはタスクから別のプロセスまたはタスクへのメッセージの送信を表す。より明瞭にするために、実際には複数のメッセージによって実行される(動作命令や構成情報のダウンロードまたはアップロードのような)いくつかの機能を、単一のメッセージで表している。
図2及び図3を参照する。リセットが起きると、BOARD RESETメッセージ100が、パケットエンジンカード38上のROM90から、CPU88及びHDLCバス50aを介して、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a上で動作している通信(COMM)プロセスに送られる。COMMプロセスは、通常、HDLCバスを介してすべてのメッセージを送受信する役目をもっている。COMMプロセスは、BOARD STATUS REQUEST102を送信することによって応答するが、それは、パケットエンジンカード38の現在の動作状態を判定するために使用される問い合わせである。COMMプロセスに返されるBOARD STATUS REQUEST ACKNOWLEDGEMENT104が、BOARD STATUS REQUEST102に応答する。
BOARD STATUS REQUEST ACKNOWLEDGEMENT104は、パケットエンジンカード38が起動シーケンスとともに動作を開始する準備ができていることを示していると仮定すると、COMMプロセスは、BOARD HEREメッセージ106をSYMプロセスに送信する。これに応答して、一般的にはプログラム可能な交換器2(図1)全体の全てのシステムリソースを管理する役目をもつSYMプロセスが、パケットエンジンカード38の存在を認識し、有効なロード情報がない場合には、COMMプロセスにSTART DOWNLOADメッセージ108を発行し、次に、START DOWNLOADメッセージ110をカード38に発行する。これに応答して、START DOWNLOAD ACKNOWLEDGEMENT112及び114が返される。SYMプロセスは、次に、START DOWNLOADメッセージ116をスタートダウンロード(SDLL)プロセスに発行する。
ステップ118で、パケットエンジンカード38に対する汎用動作命令が、COMMプロセスからダウンロードされる。動作命令のダウンロードが完了すると、END DOWNLOADメッセージ120が、COMMプロセスからROMプロセス(カード38上に配置された読み出し専用メモリ内で動作しているプロセス)に送信される。
パケットエンジンカード38が起動シーケンスとともに動作を開始する準備ができていると仮定すると、READYメッセージ122が、MONプロセスから送信される。このプロセスは、通常、SYMプロセスに対して、パケットエンジンカード38の起動シーケンス及び冗長管理に関する責任がある。このメッセージに応答して、QUERY BOARD INFORMATIONメッセージ124が、SYMプロセスからパケットエンジンカード38上で動作している構成(CFG)プロセスに送信される。メッセージ124の受信は、QUERY BOARD INFORMATION ACKNOWLEDGEMENT126及び128によって確認される。
この時点で、パケットエンジンカード38に前もってダウンロードされた、または格納された構成情報がないか、あるいは不十分な場合には、アクティブDチャンネル及び待機Dチャンネルの割り当てのような、詳細な構成情報を収容しているカード固有のテーブルのDOWNLOAD130が、SYMプロセスからCFGプロセスに送られる。CFGプロセスは、DOWNLOAD COMPLETE ACKNOWLEDGEMENT132をMONプロセスに送信することによって、そのダウンロードが首尾良く完了したことを示す。この後に、MONプロセスからCFGプロセスに送信されるSTART UPLOADメッセージ134が続き、さらに、SYMプロセスに送信されるCARD SPECIFIC TABLE UPLOADメッセージ136が続く。このアップロードの目的は、リセットまたはカットオーバーが(後述)が起こったときに、パケットエンジンカード38の現在の構成情報が、次のダウンロードに関するCPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a上のSYMプロセスによって保持されるということを保証することである。そのアップロードが首尾良く完了したことは、正常な起動シーケンスが終了したことを表すものであって、UPLOAD COMPLETEメッセージ138及び140によって通知される。
次に、3つの取りうる動作状態(すなわち、単独、アクティブ、または待機)のうちの1つの状態をとるようにパケットエンジンカード38に命令するBECOMEメッセージ142が、SYMプロセスからMONプロセスに送信されれる。メッセージ142が、カード38に「単独(Single)」の動作状態を取るように命令する場合(これは、冗長なパケットエンジンカード38が存在しないか利用できないことを意味する)は、MONプロセスは、BOOT COMPLETE(ACTIVE)メッセージ144によって応答し、次に、SYMプロセスに対して、カード38を「稼働中」として登録するとともに、CARD STATUSメッセージ146をホストに発行するように命じる。CARD STATUSメッセージ146は、カード38に関するハードウエアステータス情報をホストに伝える。この時点で、パケットエンジンカード38は、完全に起動して、構成される準備が整っている。
図3と図4には、一方がアクティブ(カード38(A))で示され、他方が待機(カード38(S))で示されている2つのパケットエンジンカード38が存在して機能している場合に必要な追加の通信が示されている。最初に、図3に示すメッセージ100から140に相当する起動シーケンスが、パケットエンジンカード38(A)に関して起こる。続いて、どのパケットエンジンカードがアクティブになり、どのパケットエンジンカードが待機になるかを特定するデータ(すなわち、カードスロット番号)を含むREDUNDANCY CONFIGURATIONメッセージ148が、ホストからCPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a上で動作しているSYMプロセスに送信される。SYMプロセスは、BECOMEACTIVEメッセージ150をカード38(A)上のMONプロセスに発行することによって応答し、続いて、BECOME STANBYメッセージ152が、カード38(S)上で動作しているMONプロセスに送られる。
BECOME STANBYメッセージ152を受信すると、カード38(S)上のCPU88(図2)は、冗長通信バス58を使用して、カード38(A)に対する通信リンクまたはチャンネルを確立する。次に、このリンクまたはチャンネルは、START CONFIGURATION SYNCHRONIZATIONメッセージ154をカード38(A)上のMONプロセスに送信するために、カード38(S)上のMONプロセスによって使用される。
メッセージ154の目的は、同一の構成を構築するために、上述したように起動シーケンスをすでに完了したカード38(A)に対して、その現在の構成情報をカード38(S)に送信するように要求することである。従って、メッセージ154に応答して、カード38(A)上のMONプロセスは、INITIATE CONFIGURATION SYNCHRONIZATIONメッセージ156をカード38(A)上のCFGプロセスに対して発行し、次に、構成情報のDOWNLOAD158を(この場合も、冗長通信バス58を介して)カード38(A)からカード38(S)に送る。ダウンロードがうまく実行されたと仮定すると、カード38(S)上のCFGプロセスは、CONFIGURATION SYNCHRONIZATION COMPLETEメッセージ160をカード38(S)上のMONプロセスに対して発行する。同様に、カード38(A)上のCFGプロセスは、カード38(A)上のMONプロセスに対して、SYNCHRONIZATION COMPLETEメッセージを発行する。
この時点で、カード38(S)上のMONプロセスは、INITIATE APPLICATION SYNCHRONIZATIONメッセージ164をアクティブ指定されたカード38上のMONプロセスに対して発行する。このメッセージは、この場合にも、アクティブカードと待機カードとの同一の動作状態の実現という究極的な目的のために、カード38(A)に対して、その詳細な動作情報に関するデータベースをカード38(S)にアップロードするように要求するものである。メッセージ164に応答して、カード38(A)上のMONプロセスは、INITIATE APPLICATION SYNCHRONIZATIONメッセージ166をISDN PRI(IPRI)タスクに対して発行する。IPRIタスクは、アクティブカード38(A)の詳細な動作情報を、待機カード38(S)上のIPRIタスクにアップロードする(168)ことによって応答する。アップロードが完了すると、カード38(S)上のIPRIタスクは、APPLICATION SYNCHRONIZATION COMPLETEメッセージ170を同じカード上のMONプロセスに対して発行する。同様に、カード38(A)上のIPRIタスクは、APPLICATION SYNCHRONIZATION COMPLETEメッセージを、そのカード上のMONプロセスに対して発行する。次に、待機カード上のMONプロセスは、BOOT COMPLETEメッセージ174をSYMプロセスに対して発行し、さらに、APPLICATION SYNCHRONIZATION COMPLETEメッセージ176をカード38(A)上のMONプロセスに対して発行する。
カード38(A)上のMONプロセスは、同じカード上のIPRIタスクに対してAPPLICATION BECOMES ACTIVEメッセージ178を発行し、その後に、REDUNDANCY UPDATEメッセージ180をCFGプロセスに対して、さらに、BOOT COMPLETEメッセージ182をSYMプロセスに対して発行する。次にSYMプロセスは、REDUNDANCY CONFIGURE ACKNOWLEDGEMENT184をホストに対して発行する。ACKNOWLEDGEMENT184は、冗長起動シーケンスが首尾良く完了したということを確認するものである。
図5Aには、アクティブ動作状態にある間、PRI-32パケットエンジンカード38上で動作するいくつかのプロセスとタスクが示されている。本発明に密接には関係しない他のプロセスやタスクもこのカード上で動作することができるということが理解されるべきである。COMMプロセス186は、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a(図1)からメッセージを受信し、及び、それらに対してメッセージを送信する役目をもつ。呼制御に関連するCOMMプロセスによって受信されたメッセージは、このプロセスによって、IPRIタスク188に関連するキュー194に送られる。さらに、IPRIタスク188に関連するタイマに関係する情報(例えば、タイマの満了)もまた、キュー194に提供される。
レイヤ2(L2)プロセス190は、(ISDN)Dチャンネル情報の送受信に関連するPCMハードウエア198と通信する役目をもつ。L2プロセス190に関連するキュー196は、IPRIタスク188から管理及びISDNデータリンク(DL)データリクエストメッセージを受け取る。本質的に、Q.931DチャンネルメッセージであるL2データ表示(L2 data indication)は、L2プロセス190からキュー194に送られる。
回線カードマルチカード(LCMC)タスク192は、キュー194から待機(片方の)カード38(S)に、すべてのメッセージ(及び関連データ)及びタイマーに関連する情報、並びに、L2データ表示(総称して「イベント」)を送信する役目をもつ。
図5Bに、待機動作状態の間、パケットエンジンカード上で動作するいくつかのプロセス及びタスクを示す。これらのプロセス及びタスクは、以下の例外を除き、本質的に、図5Aに示したプロセス及びタスクと機能的に同等なものである。第1に、待機モードの間、待機カードのCOMMプロセス200は、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44aから呼制御に関連するメッセージをなんら受信せず、従って、そのようなメッセージをIPRIタスク202に関連するキュー210に送信することはない。これは、アクティブ動作モードにあるカード38(A)が、呼を処理(制御)するための役目しかもっていないためである。
第2に、IPRIタスク202は、L2プロセス204に関連するキュー212に、管理メッセージを送信するが、データリンクデータリクエスト(情報フレーム)は送信しない。同様に、待機カード38(S)上で発生するタイマーに関連する情報またはL2データ表示は、キュー210には置かれない。代わりに、LCMCプロセス192(図5A)から送信され、LCMCプロセス208によって受信されるイベントがキュー210に置かれる。従って、IPRIタスク202は、キュー210にあるイベントを処理するが、このタスクは、アクティブカード38(A)上で動作しているこれと同等のタスク188と正確に同じやり方で応答しなければならない。
第3に、IPRIタスク202は、COMMプロセス200またはLCMCプロセス208のいずれかに対してメッセージを送信することを阻止される。これは、待機モードにある間、カード38(S)が、アクティブカードからのイベントを受信し、イベントを受信したシーケンスに従って、それらのイベントを処理することに限定されるからである。このやり方においては、待機カードの動作状態は、絶えずアクティブカードの動作状態を追跡する。
待機モードにある間、待機カード38(S)は、PCMハードウエア206からDチャンネル情報を受信するが、それに対してはいかなる情報も送信しない。L2プロセス204は、受信フレームに含まれているシーケンス番号を検査することによって、アクティブカード38(A)によって送信されたメッセージのシーケンス番号を判定することができる。その結果、待機カード38(S)が、アクティブカード38(A)を代替するために稼働しなければならない場合には、待機カード38(S)は、アクティブカード38(A)によって以前に扱われたメッセージの交換を継続するために必要な情報を有することになる。
アクティブカードから待機カードへのカットオーバーは、任意のいくつかの起こりうる故障または他の条件によって必要とされうる。これらは、アクティブカードが物理的に切り離された、アクティブカードが手動でリセットされた、アクティブカードをリセットする障害が発生した、アクティブカードが、CPU/マトリックスカードまたはノード交換器との通信を中止した、アクティブカードが、ホストからの命令によって動作を停止された、または、ホストがアクティブカード宛てにリセットメッセージを送信した、等の場合である。
カットオーバーを必要とするイベントが発生すると、(CPU/マトリックスカードまたはノード交換器44a上で動作している)SYMプロセスが、(図3のメッセージ142と同様の)BECOME_SINGLEメッセージを待機カード38(S)(図4)上で動作しているMONプロセスに対して発行する。これに応答して、MONプロセスは、IPRIタスクにメッセージを発行するが、このメッセージによって、このタスクは、図5Aに関連して説明したように機能を開始する。この時点で、待機カードの動作状態は、待機から単独に変わっている。カットオーバーの結果として、かっての待機(今は「単独」)カードは、安定状態にあった(すなわち、接続が存在していた)元のアクティブカードによって処理されていたすべての呼に対する責任(呼を処理する役目)をもつことになる。さらに、この「単独」動作状態は、そのカードが待機カードとの通信リンクまたはチャンネルを何ら持たないことを意味している。COMMプロセスから発行されるメッセージによって、カードの動作状態の変化をホストに通知することが好ましい。
元のアクティブカードがその後、修復され、または、交換された場合(すなわち、別の正常に機能するカードが交換器に設置された場合)は、そのカードを上述したように起動することができ、それによって、それは待機カードとなる。かかる状況では、以前のカットオーバーのときに、「単独」動作状態とされた元の待機カードは、その動作状態を「アクティブ」に変えるメッセージを受け取る。その後、もし所望であれば、アクティブ及び待機カードの指定は、ホストまたは他の制御装置による指示に従って逆にすることもできる。
稼働状態(サービス)の中断に対してよりいっそう大きな冗長性及び保護を与えるために、多数の待機カードを単一のアクティブカードについて設けることができるということは明らかである。このようなアプローチでは、アクティブカードは、それぞれの待機カードへの通信チャンネルまたはリンクを確立することができる。他の点では、アクティブカードと各待機カードとの間の通信は、上述したのと実質的に同じである。
本発明は、電気通信システムまたは他のタイプのシステムに一般的に見られる任意の種々のハードウエア装置に関して、冗長性を提供するために使用することができるということもまた理解されるべきである。図1に示すようなプログラム可能な電気通信交換器の場合には、本発明は、回線カード26またはMFDSPカード36に冗長性を与えるために使用することができる。
本発明を、好ましい実施態様に関して詳細に図示し、説明してきたが、当業者には、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、形態及び細部における種々の変更をそれに施すことが可能であるということは明らかであろう。さらに、使用した用語及び表現は、説明の用語として使用したものであって、それに限定するものではない。そのような用語及び表現を使用したことにおいて、図示し説明したものと等価な任意の特徴、またはその一部を排除することを意図したものではなく、本発明の請求の範囲内において、種々の変更が可能であることは明らかである。
Claims (10)
- 電気通信システムにおける1つまたは複数のハードウエア装置に対して冗長性を設ける方法であって、該電気通信システムが、1つのホストと少なくとも1つの他の処理装置を備えており、
第1のハードウエア装置に関連する起動シーケンスを実行するステップと、
前記処理装置によって発行される命令を介して、前記ホストによって、前記第1のハードウエア装置(38A)をアクティブ装置として指定するステップと、
前記処理装置によって発行される命令を介して、前記ホストによって、前記第1のハードウエア装置(38A)と実質的に同じ機能を実行することができる第2のハードウエア装置(38S)を、待機装置(38S)として指定するステップ
とからなる方法であって、
前記アクティブ装置及び待機装置の間の冗長通信バス(58)を介して、通信リンクを確立するステップと、
前記リンクを使用して、前記アクティブ装置(38A)の構成に関連する情報を前記待機装置に伝えるステップと、
前記構成に関連する情報を使用して、前記アクティブ装置と実質的に同一に前記待機装置を構成するステップと、
前記アクティブ装置が呼の処理を開始できるようにするステップと、
前記アクティブ装置に送られるパルス符号変調(PCM)情報を、前記アクティブ装置と待機装置の両方でほぼ同時に受信するステップと、
前記リンクを使用して、前記アクティブ装置の動作状態に影響を及ぼすイベントに関連する情報を、前記待機装置に伝えるステップと、
前記イベントに関連する情報を使用して、前記待機装置の動作状態が、前記アクティブ装置の動作状態を連続的に追跡するようにし、これによって、前記アクティブ装置が正常な動作を中止した場合に、前記待機装置が、前記アクティブ装置によって以前に処理された呼の処理を引き受けることからなるステップ
によって特徴づけられる方法。 - 前記アクティブ装置と待機装置がそれぞれ、ISDNパケットエンジンカード(38)から構成されるという特徴をさらに有する請求項1の方法。
- 前記構成情報が、単独、アクティブ及び待機Dチャンネルに関する情報を含み、これによって、前記各チャンネル及び前記アクティブISDNパケットエンジン(38)に対して、冗長性が効果的に提供されるという特徴をさらに有する請求項2の方法。
- 前記イベントに関連する情報が、呼制御に関連するメッセージ及びタイマーに関連する情報を含むという特徴をさらに有する請求項2の方法。
- 前記アクティブ装置が、前記待機装置に伝えられることになるイベントに関連する情報を受信するためのキュー(194)を保持するという特徴をさらに有する請求項1の方法。
- 前記待機装置が、前記アクティブ装置から伝えられるイベントに関連する情報を受信するためのキュー(210)を保持するという特徴をさらに有する請求項1の方法。
- ISDNの呼を処理し、1つまたは複数のハードウエア装置に対する冗長性を備えることができるプログラム可能な電気通信交換器(2)であって、該交換器(2)が、
複数のポートの種々のポートに対する通信経路を動的に接続したり、切断したりするための制御可能な切り換え手段(44a,44b)と、
前記交換器をホスト装置に通信関係で接続するためのインターフェース(42a,42b)と、
少なくとも1つのディジタルネットワークとインターフェースするために、切り換えバス手段(30a,30b)に沿って、前記切り換え手段と通信関係で接続された1つまたは複数の回線カード(26)
を有しており、
前記切り換えバス手段に沿って、前記1つまたは複数の回線カード及び前記切り換え手段に通信関係で接続され、前記ディジタルネットワークによって運ばれるISDNの呼が処理される状態で動作するアクティブISDNパケットエンジンカード(38A)であって、構成情報と、該アクティブISDNパケットエンジンカードの前記状態に影響を及ぼすイベントに関連する情報とを待機ISDNパケットエンジンカードに伝えるための冗長通信バスによって前記待機ISDNパケットエンジンカード(38S)に接続されたアクティブパケットエンジンカードと、
前記切り換えバス手段に沿って、前記1つまたは複数の回線カード及び前記切り換え手段と通信関係で接続された前記待機パケットエンジンカードであって、前記アクティブパケットエンジンカードから受信した情報に応答して、前記アクティブパケットエンジンカードの動作状態を連続的に追跡する動作状態を維持し、それによって、前記アクティブパケットエンジンカードが正常に動作しなくなった場合に、前記ISDNの呼を処理する役目を引き受ける前記待機パケットエンジンカード
によって特徴づけられる交換器。 - 前記制御可能な切り換え手段が、CPU/マトリックスカードからなるという特徴をさらに有する請求項7の交換器。
- 前記制御可能な切り換え手段が、ノード変換器からなるという特徴をさらに有する請求項7の交換器。
- 電気通信システムにおいて使用するためのISDNパケットエンジンカード(38)であって、該カードが、
複数のタイムスロットにおいて、パルス符号変調(PCM)情報をそれぞれ送信し、及び受信するための第1及び第2のバンク(64,66)と、
前記第1及び第2のバンクを、PCM情報を伝える1つまたは複数の通信バス(52a,54a)にインターフェースするための手段(60,62)と、
前記第1及び第2のバンクに通信関係で接続され、前記受信PCM情報を処理するためのISDNパケットエンジン(70)と、
前記第1及び第2のバンクと前記パケットエンジン(70)に通信関係で接続されたタイミング及び制御情報の発信源(78)
を有し、
前記タイミング及び制御情報発信源(78)、1つまたは複数の制御通信バス(56a,56b)、及び、冗長通信バス(58)に通信関係で接続され、前記パケットエンジンカードを制御し、前記冗長通信バスを使用して、冗長情報を送信または受信することによって冗長動作をサポートするためのプロセッサ(88)であって、前記冗長情報が、構成情報及び前記パケットエンジンカードの動作状態に影響を及ぼすイベントに関連する情報を含むことからなるプロセッサによって特徴づけられるパケットエンジンカード。
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