JP2003150723A - サービスプロバイダのsla違反検出及び返金処理方法及びシステム - Google Patents

サービスプロバイダのsla違反検出及び返金処理方法及びシステム

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JP2003150723A
JP2003150723A JP2001348553A JP2001348553A JP2003150723A JP 2003150723 A JP2003150723 A JP 2003150723A JP 2001348553 A JP2001348553 A JP 2001348553A JP 2001348553 A JP2001348553 A JP 2001348553A JP 2003150723 A JP2003150723 A JP 2003150723A
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sla violation
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Hisaki Ohara
久樹 大原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SLA業務を一括して行うことができるサー
ビスプロバイダのSLA違反検出及び返金処理方法を提
供する。 【解決手段】 ユーザ端末において動作する測定用プロ
グラムから通信に関する測定結果を受けるステップと、
前記測定データに基づいてSLA違反を検出するステッ
プと、SLA違反の内容に基づいてユーザに返金処理を
行うステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SLA業務を一括
して行うための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IP(インターネットプロトコ
ル)系アプリケーションの業務への普及、ISP(In
ternet Service Provider:イ
ンターネットサービスプロバイダ)やASP(Appl
ication ServiceProvider:ア
プリケーションサービスプロバイダ)等のサービスプロ
バイダ間での価格面以外の差別化の必要性を背景とし
て、SLA(Service Level Agree
ment)が導入されだしている。SLAとは、サービ
スプロバイダがユーザに保証するサービス品質に関す
る、サービスプロバイダとユーザとの間で結ばれる契約
である。具体的なサービス品質として、ネットワークや
サーバのアベイラビリティ、ルータ/交換機間の遅延時
間、障害時からの復旧時間などが保証される。そしてこ
れらの品質が満足されない場合には、月額利用料金の一
部をユーザに返済するなどの処理がなされるのが、契約
内容として一般的である。
【0003】しかし、従来のSLAの提供方法には、ユ
ーザにとっていくつかの欠点がある。まず、サービス品
質の項目の定義、測定方法が各サービスプロバイダごと
に異なっているために、ユーザはサービスプロバイダが
保証する品質項目の目的値を比較することが事実上不可
能である点、通常単一のサービスプロバイダ内のみにS
LAは適用されるため、複数のサービスプロバイダにま
たがったSLAを設定することができない点、PING
パケットによるルータ/交換機の往復遅延時間の測定を
用いたサービス品質項目は、測定点がトラフィックが集
約された所で通常行われるため、エンドユーザ単位の管
理が困難である点、さらにユーザが実際に利用している
ウェブやFTPのようなアプリケーションのレイヤでは
ないため、ユーザが実感する品質項目となりにくい点、
SLA違反時における返金処理については、サービスプ
ロバイダ自身による測定が現状の主流であるため、SL
Aに違反しているかどうかはユーザにわからず、ユーザ
からの自己申告がベースとなりにくい点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の欠点
を解決し、SLA業務を一括して行うことができるサー
ビスプロバイダのSLA違反検出及び返金処理方法及び
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のサービ
スプロバイダのSLA違反検出及び返金処理方法は、ユ
ーザ端末において動作する測定用プログラムから通信に
関する測定結果を受けるステップと、前記測定データに
基づいてSLA違反を検出するステップと、SLA違反
の内容に基づいてユーザに返金処理を行うステップとを
含むことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のサービスプロバイダのS
LA違反検出及び返金処理方法は、前記測定用プログラ
ムが、測定用パケットを送信するか、ユーザの利用パケ
ットを監視することによって、SLAに対応した品質項
目を測定することを特徴とする。
【0007】請求項3に記載のサービスプロバイダのS
LA違反検出及び返金処理方法は、前記SLA違反を検
出するステップが、各ユーザ端末から得られた測定結果
を、各々が所属するサービスプロバイダや利用サーバご
とに分類していくことによって問題箇所を発見するステ
ップと、発見された問題箇所に基づいてSLA違反を検
出するステップとをさらに含むことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載のサービスプロバイダのS
LA違反検出及び返金処理システムは、ユーザ端末にお
いて動作する測定用プログラムから通信に関する測定結
果を受ける手段と、前記測定データに基づいてSLA違
反を検出する手段と、SLA違反の内容に基づいてユー
ザに返金処理を行う手段とを具えることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載のサービスプロバイダのS
LA違反検出及び返金処理システムは、前記測定用プロ
グラムが、測定用パケットを送信するか、ユーザの利用
パケットを監視することによって、SLAに対応した品
質項目を測定することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載のサービスプロバイダのS
LA違反検出及び返金処理システムは、前記SLA違反
を検出する手段を、各ユーザ端末から得られた測定結果
を各々が所属するサービスプロバイダや利用サーバごと
に分類していくことによって問題箇所を発見し、発見さ
れた問題箇所に基づいてSLA違反を検出するように構
成したことを特徴とする。
【0011】本発明よる方法及びシステムにおいては、
例えば、ISPやASPなどの各サービスプロバイダの
SLA業務をアウトソーシングで引き受けるサービスプ
ロバイダ(以下、MSP:Managed Servi
ce Provider)が、契約サービスプロバイダ
ごとにSLAの設定及び管理、測定用プログラムの作成
及び配布、SLA違反時の返金処理を業務として行う。
【0012】MSPは、契約サービスプロバイダからS
LA業務に対する保険料を受け取る。この保険料は、契
約サービスプロバイダのネットワーク構成、サーバ構成
などから提供可能なサービス品質をMSPが推定して決
定される。また、オプションとして、契約サービスプロ
バイダのネットワーク構成、サーバ構成のコンサルティ
ング業務を行うことも考えられる。契約プロバイダの推
定サービス品質が低い場合には契約料は高くなり、推定
サービス品質が高い場合には保険料は安くなる。SLA
違反があった場合には、MSPは契約サービスプロバイ
ダもしくはユーザに対して、返金を行う。
【0013】測定用プログラムは、例えば、MSPによ
って作成され、MSPもしくは契約サービスプロバイダ
からユーザに配布される。この測定用プログラムは、M
SP指定のサーバまでの通信品質、もしくはユーザの実
トラフィックを監視し、測定結果を定期的にMSPのデ
ータ蓄積サーバに送る。ここで通信品質とは、例えば、
サーバまでの往復遅延時間、サーバのアベイラビリティ
である。
【0014】SLAの測定は、MSPからの契約サービ
スプロバイダへの直接の測定によるものと、契約サービ
スプロバイダへの加入ユーザからの測定用プログラムに
よるものの2種類があってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、MSPの契約サービス
プロバイダのSLA品質項目を統一することができるの
で、ユーザにとってSLAの観点からサービスプロバイ
ダを比較することが可能になる。
【0016】本発明によれば、測定点は、測定用プログ
ラムをインストールした加入ユーザ端末となるので、エ
ンドユーザ単位での測定が可能になる。また、エンドユ
ーザからHTTPやFTPなどユーザが実際に利用する
アプリケーションのトラフィックを監視することができ
るので、ユーザの実感に近いSLAの品質項目を設定す
ることが可能になる。
【0017】本発明によれば、測定用プログラムを用い
てSLA違反時の違反箇所の切り分けができるため、S
LAを複数のプロバイダにまたがって設定することがで
きる。例えば、ASPは、サーバ群が接続されているI
SPの加入ユーザだけではなく、他の契約ISPの加入
ユーザにもSLAを提供することが可能になる。
【0018】本発明によれば、ユーザは、測定用プログ
ラムを用いてMSPもしくは契約サービスプロバイダに
対して直接SLA違反を指摘する自己申告ベースの返金
処理を行うことが可能になる。
【0019】本発明によれば、サービスプロバイダは、
帯域指定、品質指定など専門的知識が求められるSLA
管理業務や煩雑な返金処理をアウトソーシングすること
によって、本来の業務に専念することができるようにな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下の実施例では、2つのISP
(Internet Service Provide
r)と、1つのASP(Application Se
rviceProvider)を例にあげて説明する。
ユーザはこれらのサービスプロバイダの両方もしくはい
ずれかと契約しているとする。また、MSPはこれらの
サービスプロバイダのすべてと契約しているとする。
【0021】図1は、サービスに対する対価の請求元と
請求先、請求目的を例として説明する図である。ユーザ
101は、ISP102、ISP103及びASP10
4の中の契約しているサービスプロバイダに対してサー
ビス使用料を払う。ISP102、ISP103及びA
SP104は、保険料をMSP105に支払う。サービ
ス使用料と保険料の支払い方は、双方の契約に基づくも
のとする。測定の結果、SLA違反が検出されたときに
は、MSP105は、ISP102、ISP103及び
ASP104のうち、違反が検出されたサービスプロバ
イダに対して返金を行う。契約の内容によっては、IS
P102、ISP103及びASP104はユーザ10
1に対して返金を行う。また、MSP105がユーザ1
01に対して返金を行う場合もある。
【0022】図2は、サービスの提供元及び提供先と、
サービス内容とを例として説明する図である。MSP2
05は、ISP202、ISP203及びASP204
に対して測定とサービス品質の観点から、ネットワーク
構築を行うためのネットワークコンサルティングサービ
スを提供する。また、MSP205が直接ユーザ201
に測定用プログラムを配布することもある。ISP20
2及びISP203は、ユーザ201に対してネットワ
ーク接続を提供すると共に、測定用プログラムを配布す
る。ASP204は、ユーザ201に対してネットワー
ク経由のアプリケーション利用を提供すると共に、測定
用プログラムを配布する。また、ユーザ201は、IS
P202、ISP203及びASP204に対して測定
を行う。
【0023】図3は、MSPを構成しているサーバ群の
構成図である。説明を簡単にするため、信頼性を上げる
ための冗長構成は省略してある。データ収集用サーバ3
01は、ユーザ端末において動作する測定用プログラム
で測定された測定データを収集し、データ蓄積用サーバ
303にデータを格納する。測定用サーバ302には測
定用プログラムが実装されており、ISPやASPに対
して測定を行い、収集結果はデータ収集用サーバ301
を介してデータ蓄積用サーバ303に送られる。すべて
の測定データはこのデータ蓄積用サーバ303で管理さ
れる。SLA違反検出用サーバ304は定期的にデータ
蓄積用サーバ303からデータを取り出し、SLA違反
を報告しているユーザ、ISP、ASPが存在するかど
うか確認する。SLA違反に対するアラームの検出には
以下の4通りがあり、MSPはこれから1つもしくは複
数の方式を用いる。 ・1ユーザの測定結果が一度でも事前に定めてあるしき
い値を超えた場合。 ・1ユーザの複数の測定結果の平均もしくは移動平均が
しきい値を超えた場合。 ・複数のユーザの測定結果が一度でも事前に定めてある
しきい値を超えた場合。 ・複数のユーザの複数の測定結果の平均もしくは移動平
均がしきい値を超えた場合。
【0024】以上の方法によりアラームを検出した場
合、次にSLA違反検出用サーバ304は問題の切り分
けを行う。図7は、問題の切り分け対象の一例を示す図
である。ここでは、ユーザ、サーバ間の問題の切り分け
を例にあげる。ASPであっても同じ議論が成り立つ。
問題の切り分け対象は、ユーザ701、ユーザ加入IS
P702、通過ISP703、サーバ収容ISP70
4、サーバ705である。ここで切り分け対象となるこ
れらはすべてMSPのサービスに加入しているものとす
る。サービスに加入していないISPやASPが経路に
存在した場合、これらはMSPとのSLAを満足してい
ないため、切り分けができないからである。
【0025】次に切り分け方法について図8を用いて説
明する。図8は、ユーザ、サーバ間の問題の切り分け処
理を説明するフローチャートである。ここで、図8の中
で(x,y)という表記は、xからyへ送信された測定
パケットによる測定結果の組み合わせを表す。ステップ
S801において、(ユーザ,サーバ)でアラームが検
出される。ステップS802において、(ユーザ加入I
SPの他ユーザ,サーバ)の測定結果の平均よりも検出
データが大きく悪い場合、ステップS803において、
ユーザに問題があると判定し、ステップS804におい
て、ユーザへの返金処理を行わないと決定する。ステッ
プS805において、(通過ISPを通る他ISPユー
ザ,サーバ)の測定結果の平均よりも、(ユーザ加入I
SPの他ユーザ,サーバ)の測定結果の平均が大きく悪
い場合、ステップS806において、ユーザ加入ISP
に問題があると判定し、ステップS807において、ユ
ーザ加入ISP利用ユーザに返金処理を行う。ステップ
S808において、(サーバ収容ISPを通る他ISP
ユーザ,サーバ)の測定結果の平均よりも、(通過IS
Pを通る他ISPユーザ,サーバ)の測定結果の平均が
大きく悪い場合、ステップS809において、通過IS
Pに問題があると判定し、ステップS810において、
通過ISP利用ユーザに返金処理を行う。ステップS8
11において、(他ISPユーザ,サーバ)の測定結果
の平均よりも、(サーバ収容ISPを通る他ISPユー
ザ,サーバ)の測定結果の平均が大きく悪い場合、ステ
ップS812において、サーバ収容ISPに問題がある
と判定し、ステップS813において、サーバ収容IS
P利用ユーザに返金処理を行う。ステップS814にお
いて、最後まで判定されない場合は、サーバに問題があ
ると判定し、ステップS815において、サーバ利用ユ
ーザに返金処理を行う。
【0026】以上の方法により、問題を切り分ける。ま
た、ユーザが返金を目的として大量のトラヒックを送り
つけたり、リクエストパケットを出したりすることによ
って意図的に品質を下げることを防ぐために、MSP
は、この種のトラヒックを防止するように各ISPもし
くはASPに要請をかけるものとする。
【0027】SLA違反検出用サーバ304による判定
結果は、返金用サーバ305に送られる。返金用サーバ
305は、ISPもしくはASPの課金用サーバと連携
をとる。また、ユーザが直接MSPと契約を行っている
場合や、ISPもしくはASPが課金業務をMSPにア
ウトソーシングしている場合には、課金用サーバ306
にて返金処理を行う。また、MSPによるネットワーク
コンサルティングに用いるための設備設計用サーバ30
7を別途用意し、これはデータ蓄積用サーバと連携を取
る。
【0028】図4は、ユーザ側の端末において動作する
測定用プログラムの測定対象を示す図である。ここで、
ユーザ401は、IPS403に加入しているとする。
ユーザ401の端末において動作する測定用プログラム
402は、ISP403の中にあるWebサーバ等40
4との間の通信に要した時間を記録する。この通信に要
した時間とは、Webページのダウンロードにかかる時
間や、TCPの3−hand shakeにかかる時
間、ICMPによる往復遅延時間などであり、これはS
LAによって定められる。さらに、サーバが稼動してい
るかどうかのアベイラビリティも同時に記録する。ま
た、測定用プログラム402は、ISP403を通過I
SPとしてISP405の中にあるWebサーバ等40
6との間の通信に要した時間を記録する。また、ユーザ
401がASP407と契約を行っている場合には、A
SPサーバ群408に対して測定を行う。測定用プログ
ラム401で収集したデータは、定期的にMSP409
に送られる。
【0029】図5は、MSPもしくはIPS側で動作す
る測定用プログラムの測定対象を示す図である。MSP
501において動作する測定用プログラム502は、I
SP504の中のWebサーバ等505、ISP506
の中のWebサーバ等507、ASP508の中のAS
Pサーバ群509に対して測定を行う。この測定とは、
図4での説明と同様、通信に要した時間とアベイラビリ
ティが中心となるが、これらはあくまでSLAの内容に
よって定められる。また、ISP503において動作す
る測定用プログラム504も同様に測定を行う。この場
合、測定用プログラム504は、ISP504の中のW
ebサーバ等505、ISP506の中のWebサーバ
等507、ASP508の中のASPサーバ群509に
対して測定を行う。この測定結果は、ISP間の遅延時
間の算出等に主に用いられる。
【0030】図6は、測定用プログラムの構成図であ
る。測定用パケット生成部603で生成された測定用パ
ケットは、出力部601からネットワークに出力され
る。ここで、測定用パケットとは、Webサーバに対す
るものであればHTTPリクエストパケットであり、I
CMPによる往復遅延時間測定であれば、pingパケ
ットである。これらはSLAの内容によって定められ
る。測定対象及び測定パケットは、設定部607で設定
されるが、これについては後述する。測定用パケットの
結果のパケットは、入力部602から入力され、パケッ
ト収集部604に蓄積される。そして、測定部605に
おいて、測定用パケットの送出時間と到着時間との差分
や、入力パケットのペイロードに記された情報等から、
SLAで定めている測定項目を算出する。これらの測定
結果は、定期的にMSPへ出力部601を通って送信さ
れる。また、測定データの送信による負荷を低くするた
めに、測定部でしきい値違反となるかどうかをSLA違
反検出部606で検出し、違反該当データのみを出力部
601を通じて送信することも可能であるとする。設定
部607では、測定対象、測定間隔、MSPへのデータ
の送出間隔を設定することができる。測定対象として
は、まず、MSPが指定するサーバは、標準として必ず
入る。他にはユーザが指定するサーバを手動で入力、ユ
ーザが利用しているサーバへのトラヒックを受動的に監
視することによる測定を選ぶことができる。この場合、
ユーザのネットワーク利用状況が漏れてしまう可能性が
あるので、MSPの測定サーバと測定用プログラムとの
間の測定データの受け渡しの際には、暗号化するものと
する。次に、測定間隔は、測定用プログラムがどの間隔
で測定用パケットを送出するかを表している。予め、5
分、10分、30分、1時間などから選ぶようにするこ
ともできるし、ユーザが指定することもできるようにす
る。MSPへのデータ送出間隔は、測定間隔と同様に選
択もしくは指定することが可能であるとする。また、測
定結果で得られた遅延時間やスループットなどは、表示
部608を通じてユーザに表示させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サービスに対する対価の請求元と請求先、請
求目的を例として説明する図である。
【図2】 サービスの提供元及び提供先と、サービス内
容とを例として説明する図である。
【図3】 MSPを構成しているサーバ群の構成図であ
る。
【図4】 ユーザ側の端末において動作する測定用プロ
グラムの測定対象を示す図である。
【図5】 MSPもしくはIPS側で動作する測定用プ
ログラムの測定対象を示す図である。
【図6】 測定用プログラムの構成図である。
【図7】 問題の切り分け対象の一例を示す図である。
【図8】 問題の切り分け処理を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
101、201 ユーザ 102、103、202、203、403、405、5
03、506 ISP 104、204、407、508 ASP 105、205、409、501 MSP 301 データ収集用サーバ 302 測定用サーバ 303 データ蓄積用サーバ 304 SLA違反検出用サーバ 305 返金用サーバ 306 課金用サーバ 307 設備設計用サーバ 401、510、701 ユーザ 402、502、504 測定用プログラム 404、406、505、507 Webサーバ等 408、509 ASPサーバ群 601 出力部 602 入力部 603 測定用パケット生成部 604 パケット収集部 605 測定部 606 SLA違反検出部 607 設定部 608 表示部 702 ユーザ加入ISP 703 通過ISP 704 サーバ収容ISP 705 サーバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスプロバイダのSLA違反検出及
    び返金処理方法において、 ユーザ端末において動作する測定用プログラムから通信
    に関する測定結果を受けるステップと、 前記測定データに基づいてSLA違反を検出するステッ
    プと、 SLA違反の内容に基づいてユーザに返金処理を行うス
    テップとを含むことを特徴とする、サービスプロバイダ
    のSLA違反検出及び返金処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサービスプロバイダの
    SLA違反検出及び返金処理方法において、前記測定用
    プログラムが、測定用パケットを送信するか、ユーザの
    利用パケットを監視することによって、SLAに対応し
    た品質項目を測定することを特徴とする、サービスプロ
    バイダのSLA違反検出及び返金処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のサービスプロバ
    イダのSLA違反検出及び返金処理方法において、前記
    SLA違反を検出するステップが、 各ユーザ端末から得られた測定結果を、各々が所属する
    サービスプロバイダや利用サーバごとに分類していくこ
    とによって問題箇所を発見するステップと、 発見された問題箇所に基づいてSLA違反を検出するス
    テップとをさらに含むことを特徴とする、サービスプロ
    バイダのSLA違反検出及び返金処理方法。
  4. 【請求項4】 サービスプロバイダのSLA違反検出及
    び返金処理システムにおいて、 ユーザ端末において動作する測定用プログラムから通信
    に関する測定結果を受ける手段と、 前記測定データに基づいてSLA違反を検出する手段
    と、 SLA違反の内容に基づいてユーザに返金処理を行う手
    段とを具えることを特徴とするサービスプロバイダのS
    LA違反検出及び返金処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のサービスプロバイダの
    SLA違反検出及び返金処理システムにおいて、前記測
    定用プログラムが、測定用パケットを送信するか、ユー
    ザの利用パケットを監視することによって、SLAに対
    応した品質項目を測定することを特徴とするサービスプ
    ロバイダのSLA違反検出及び返金処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のサービスプロバ
    イダのSLA違反検出及び返金処理システムにおいて、
    前記SLA違反を検出する手段を、各ユーザ端末から得
    られた測定結果を各々が所属するサービスプロバイダや
    利用サーバごとに分類していくことによって問題箇所を
    発見し、発見された問題箇所に基づいてSLA違反を検
    出するように構成したことを特徴とするサービスプロバ
    イダのSLA違反検出及び返金処理システム。
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