JP2002341912A - 数値制御装置、数値制御プログラムの実行方法及びそのプログラム - Google Patents

数値制御装置、数値制御プログラムの実行方法及びそのプログラム

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JP2002341912A JP2001146995A JP2001146995A JP2002341912A JP 2002341912 A JP2002341912 A JP 2002341912A JP 2001146995 A JP2001146995 A JP 2001146995A JP 2001146995 A JP2001146995 A JP 2001146995A JP 2002341912 A JP2002341912 A JP 2002341912A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前解析処理を前提としながら、所定の動作
をサイクル中に任意に追加・変更することができる、柔
軟な対応が可能なNC装置を提供する。 【解決手段】 予めNCプログラムに付された識別子を
検索し、識別子が発見されたときに、当該識別子で指定
されたプログラム部分を解読変換部13による解析処理
の対象から除外し、除外されたプログラム部分を除いて
NCプログラムの解読変換を行い、除外されたプログラ
ム部分を含めて、解読変換されたNCプログラムをメモ
リ16に記憶させ、メモリ16からNCプログラムを読
み込み、このNCプログラムの中から識別子を検索し、
識別子が発見されたときに、当該識別子で指定されたプ
ログラム部分の解読変換を行い、メモリ16から読み込
まれた解読変換済みのNCプログラム又は解読変換され
た前記プログラム部分に基づいて、各可動部に動作指令
を出力するNC装置1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御旋盤等の
数値制御工作機械に用いられ、ワークの加工を行う際
に、前記数値制御工作機械の各可動部の動作を制御する
数値制御装置、数値制御プログラムの実行方法及びその
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御旋盤等の工作機械においては、
ワークを加工するための数値制御(以下、NCと略記す
ることがある)プログラムの内容を解読・変換して、パ
ルス分配用の実行形式のデータを用意し、この実行形式
に変換したデータに基づいて、工作機械の主軸や刃物台
等の可動部の動作を制御するようにしている。ここで、
NCプログラムの内容を実行形式のデータに変換すると
は、NCプログラムに含まれているデータを、工作機械
のNC装置の内部で処理しやすい形の2進数等の機械語
データに変換することをいう。そして、このようなNC
プログラムの実行方法として、逐次解読・変換処理方式
と事前解読・変換処理方式とが知られている。
【0003】逐次解読・変換処理方式とは、データベー
スやフレキシブルディスク、メモリカード、メモリ等の
記憶媒体からNCプログラムを一ブロックずつ読み取
り、当該一ブロックについて解読・変換を行いながら動
作を行うものをいう。図8のフローチャートに、逐次解
読・変換処理方式の処理を簡単に示す。加工開始ととも
に(ステップS110)、NCプログラムが記憶された
記憶媒体からNCプログラムを一ブロック読み込み(ス
テップS111)、当該ブロックについて解読・変換を
行う(ステップS112)。そして、この解読・変換結
果に基づいて、各可動部を動作させるための動作指令を
出力する(ステップS113)。読み込んだブロックが
NCプログラムのプログラムエンドコマンドでなけれ
ば、ステップS111に戻って次のブロックを読み込
む。
【0004】読み込んだブロックがNCプログラムのプ
ログラムエンドコマンドであれば(ステップS11
4)、次のサイクルを実行するかどうかを判断し(ステ
ップS115)、次のサイクルを実行するのであればス
テップS111に戻ってNCプログラムの先頭のブロッ
クを読み込む。次のサイクルを実行しないのであれば、
加工を終了する(ステップS116)。
【0005】また、事前解読・変換処理方式とは、予め
NCプログラムを一括して解読・変換しておき、解読・
変換の終了したNCプログラムにより、動作を行わせる
ものをいう。図9のフローチャートに、事前解読・変換
処理方式の処理を簡単に示す。図9(a)はNCプログ
ラムの事前解読・変換処理の手順を示すもので、(b)
は事前解読・変換処理されたNCプログラムによる加工
の手順を示すものである。事前解読・変換処理の開始
(ステップS210)とともに、記憶媒体からNCプロ
グラムを一ブロック読み込み(ステップS211)、当
該ブロックについて解読・変換を行う(ステップS21
2)。解読・変換結果は、メモリ等の記憶媒体に記憶さ
せる(ステップS213)。この作業を、NCプログラ
ムの最後のブロックまで行い(ステップS214)、最
後のブロックについて解読・変換を終了したところで、
事前解読・変換処理を終了する(ステップS215)。
【0006】次いで、メモリ等の記憶媒体に記憶された
解読・変換済みのNCプログラムを、加工開始(ステッ
プS220)とともに一ブロックずつ読み込み、当該ブ
ロックに基づいて動作指令を出力しながら、ワークの加
工を行う(ステップS222)。読み込んだブロックに
NCプログラムがプログラムエンドコマンドでなければ
(ステップS223)、ステップS221に戻って次の
ブロックを読み込む。読み込んだブロックにNCプログ
ラムがプログラムエンドコマンドであれば(ステップS
223)、次のサイクルを実行するかどうかを判断し
(ステップS224)、次のサイクルを実行するのであ
ればステップS221に戻ってNCプログラムの先頭の
ブロックを読み込む。次のサイクルを実行しないのであ
れば、加工を終了する(ステップS225)。
【0007】ところで、図8に示したような逐次解読・
変換処理方式は、NCプログラムを一ブロックずつ読み
込んで解読・変換を行いながら動作を行うため、一ブロ
ックの動作に複雑な加工(補間)が含まれていると解読
・変換に時間がかかり、動作が途中で停止するというこ
とがある。そのため、無駄時間が生じ、加工効率が低下
し、カッターマークが付くという問題がある。これに対
し、図9に示したような事前解読・変換処理方式は、既
に解読・変換の終了したNCプログラムを読み込んで動
作を行うため、逐次解読・変換処理方式で生じるような
無駄時間は生じないという利点がある。事前解読・変換
処理方式は、同一のワークに対して同一の加工を繰り返
し行う場合に有利である。
【0008】しかしながら、事前解読・変換処理方式
は、一サイクル(NCプログラムの先頭から終端までの
実行を一サイクルとする)の動作を繰り返し実行するの
みであり、一サイクルの動作を開始すると、その間にN
Cプログラムの解読・変換を行うことはない。そのた
め、NCプログラムの一部を書き換えて所定の動作を変
更したり、新たな動作を追加したりするには、書き換え
たNCプログラムを再び事前解読・変換処理方式によっ
て解読・変換しなければならず、柔軟な対応ができない
という問題がある。したがって、例えば、ワークの総生
産個数を500個に設定し、一ロットごとの取り個数を
100個に設定して解読・変換を行ってしまうと、一ロ
ットの取り個数を途中で50個や30個などの任意の数
に変更することは困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
かんがみてなされたもので、無駄時間が発生しないとい
う点で優れる事前解読・変換処理を前提としながら、所
定の動作をサイクル中に任意に追加したり変更したりす
ることができる、柔軟な対応が可能なNC装置、NCプ
ログラムの実行方法及びそのプログラムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明は、ワークの加工を行うため
の数値制御プログラムを読み込み、この数値制御プログ
ラムによって工作機械の各可動部の動作を制御する数値
制御装置において、前記数値制御プログラムを記憶する
第一の記憶手段と、この第一の記憶手段から前記数値制
御プログラムを読み込み、前記ワークの加工を行う前
に、当該ワークの加工のための数値制御プログラムの解
読・変換を行う解読・変換部と、前記数値制御プログラ
ムの中から予め前記数値制御プログラムに付された所定
の識別子を検索し、前記識別子が発見されたときに、当
該識別子で指定されたプログラム部分を前記解読・変換
部による解読・変換処理の対象から除外する検索部とを
有する事前解読・変換処理手段と、前記解読・変換処理
の対象から除外された前記プログラム部分を含めて、前
記事前解読・変換処理手段で解読・変換された数値制御
プログラムを記憶する第二の記憶手段と、前記ワークの
加工を行う際に、前記第二の記憶手段から読み出した前
記数値制御プログラムの中から前記識別子を検索する検
索部と、この検索部で前記識別子が発見されたときに、
当該識別子で指定されたプログラム部分の解読・変換を
行う解読・変換部と、解読・変換された数値制御プログ
ラムに基づいて各可動部に動作指令を出力する動作指令
出力部とを有する数値制御プログラム実行手段とを備え
る構成としてある。
【0011】上記構成の数値制御装置では、事前解読・
変換処理部が数値制御プログラムの事前解読・変換を行
う。この場合、第一の記憶手段から読み込まれた数値制
御プログラムの中から、検索部が、予め設定された識別
子を検索し、当該識別子が発見された場合には、当該識
別子によって指定された部分の事前解読・変換は行わな
い。識別子で指定された部分については、加工のために
数値制御プログラムを実行する際に、逐次解読・変換処
理を行う。この逐次解読・変換処理を行う部分では、設
定値を変更したり追加することが容易に行える。したが
って、本発明では、事前解読・変換処理の長所と逐次解
読・変換処理の長所とを併せ持つ数値制御装置を得るこ
とができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記識別子で指
定されたプログラム部分に、前記数値制御プログラムの
再解読・変換を要求するための第二の識別子が付されて
いる場合であって、この第二の識別子の検索を行う第二
の検索部と、この第二の検索部によって前記第二の識別
子が発見されたときに、前記記憶手段に記憶された前記
数値制御プログラムの再解読・変換の要求を行う再解読
・変換要求部とをさらに備える構成としてある。この構
成によれば、設定値の追加や変更によって数値制御プロ
グラムのパスが変化するような場合であっても、前記数
値制御プログラムについて再解読・変換を行い、以後の
数値制御プログラムの実行を正常に継続することができ
る。
【0013】請求項3に記載するように、前記再解読・
変換要求部によって数値制御プログラムの再解読・変換
が要求されたときには、前記記憶手段に記憶されている
前記数値制御プログラムを前記事前解読・変換処理手段
に送って事前解読・変換を行うようにするとよい。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記事前解読・
変換処理手段は、前記数値制御プログラムの実行中に、
前記再解読・変換の要求に応じて事前解読・変換処理を
行い、前記数値制御プログラムの実行後に事前解読・変
換処理された数値制御プログラムを前記第二の記憶手段
に格納する構成としてある。また、請求項5に記載する
ように、前記数値制御プログラムの実行終了後に、前記
数値制御プログラムの再解読・変換を要求するようにす
ることも可能である。
【0015】本発明の目的は、請求項6から9に記載の
実行方法によっても達成が可能である。すなわち、請求
項6に記載の発明は、工作機械の各可動部の動作を制御
してワークの加工等を行うための数値制御プログラムの
実行方法において、数値制御プログラムを記憶する第一
の記憶手段から数値制御プログラムを読み込むステップ
と、読み込んだ数値制御プログラムの中から予め数値制
御プログラムに付された識別子を検索するステップと、
前記識別子が発見されたときに、当該識別子で指定され
たプログラム部分を前記解読・変換部による解読・変換
処理の対象から除外するステップと、解読・変換処理の
対象から除外されたプログラム部分を除いて数値制御プ
ログラムの解読・変換を行うステップと、前記解読・変
換処理の対象から除外された前記プログラム部分を含め
て、解読・変換された数値制御プログラムを第二の記憶
手段に記憶するステップと、前記第二の記憶手段から前
記数値制御プログラムを読み込み、この数値制御プログ
ラムの中から前記識別子を検索するステップと、前記識
別子が発見されたときに、当該識別子で指定されたプロ
グラム部分の解読・変換を行うステップと、前記第二の
記憶手段から読み込まれた解読・変換済みの数値制御プ
ログラム又は解読・変換された前記プログラム部分に基
づいて、各可動部に動作指令を出力するステップとを有
する方法としてある。
【0016】また、請求項7に記載に記載するように、
前記識別子で指定されたプログラム部分に、前記数値制
御プログラムの再解読・変換を要求するための第二の識
別子が付されている場合には、この第二の識別子の検索
を行うステップと、この検索によって前記第二の識別子
が発見されたときに、前記記憶手段に記憶された前記数
値制御プログラムの再解読・変換の要求を行うステップ
とを有するようにしてもよい。請求項8に記載の発明の
ように、前記数値制御プログラムの実行中に、再解読・
変換の要求に応じて事前解読・変換処理を行い、前記数
値制御プログラムの実行終了後に事前解読・変換処理さ
れた数値制御プログラムを前記第二の記憶手段に格納す
るようにしてもよい。さらに、請求項9に記載の発明
は、前記数値制御プログラムの実行終了後に、前記数値
制御プログラムの再解読・変換を要求する方法である。
請求項6〜9のいずれかに記載の数値制御プログラムの
実行方法は、請求項10に記載のプログラムを数値制御
装置に導入することで、各ステップの実行が可能にな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態
を、図面を参照しながら詳細に説明する。 [NC装置の実施形態]まず、図1及び図2を参照しな
がら、本発明のNC装置の実施形態を説明する。図1
は、本発明の一実施形態にかかるNC装置のブロック
図、図2は、図1のNC装置で処理が行われるNCプロ
グラムの一例にかかり、その一部分を示す図である。
【0018】NC装置1は、NCプログラム入力部2等
によって入力された各種のNCプログラムを記憶する第
一のメモリ3と、事前解読・変換処理を行う事前解読・
変換処理部10と、解読・変換処理を終えたNCプログ
ラムを記憶する第二のメモリ16と、この第二のメモリ
16からNCプログラムを読み出し、NCプログラムに
したがって刃物台や主軸等を実際に動作させるNCプロ
グラム実行部20とを有している。
【0019】事前解読・変換処理部10は、第一のメモ
リ3から、所定のNCプログラムを、一ブロックずつ読
み込むNCプログラム読み込み部11と、読み込んだ前
記一ブロックの中に、逐次解読・変換処理を行うための
識別子が含まれているかどうかを検索する逐次解読・変
換処理検索部12と、各ブロックに含まれているデータ
を、実行形式のデータに変換する変換部13と、前記実
行形式のデータに変換されたNCプログラムを第二のメ
モリ16に記憶するメモリ格納部14とを有している。
【0020】NCプログラム実行部20は、第二のメモ
リ16からNCプログラムを一ブロックずつ読み込むN
Cプログラム読み込み部21と、読み込んだ前記一ブロ
ックの中に、逐次解読・変換処理を行うための識別子
「*」が含まれているかどうかを検索する逐次解読・変
換処理検索部22と、識別子「*」が含まれている場合
には、加工プログラム部分P2の解読・変換を行う解読
・変換部23と、この解読・変換部23で解読・変換さ
れたNCプログラム又は第二のメモリ16に記憶された
解読・変換済みのNCプログラムに基づいてモータ等の
駆動部に動作指令を出力する動作指令出力部24と、再
解読・変換要求を行う必要があるかどうかを判断して、
第二のメモリ16に対して再解読・変換要求を出力する
再解読・変換要求部25とを有している。
【0021】図2に示すNCプログラムの一ブロックに
は、実際の動作を行う加工プログラム部分P1と、任意
に変更が可能な変数部分を含むマクロプログラム部分P
2とが含まれている。加工プログラム部分P1は、事前
解読・変換処理部10による事前解読・変換処理の対象
となる部分で、一サイクルの動作中に追加や変更が行わ
れることがなく、同一の動作をサイクルごとに繰り返し
行わせる部分である。マクロプログラム部分P2は、加
工プログラム部分P1の中の「*G65P2000」に
よって呼び出されるもので、逐次解読・変換処理の対象
となる部分である。このマクロプログラム部分P2の最
初と最後には、予め定められた開始コード「O200
0」と終了コード「M99」が設定され、マクロプログ
ラム部分P2を他の部分(加工プログラム部分P1を含
む)から識別している。
【0022】なお、前記した「G65P2000」は、
マクロプログラム部分P2の呼び出しを行う一般的なコ
マンドであるが、その先頭に識別子「*」を付すこと
で、呼び出すマクロプログラム部分P2については逐次
解読・変換処理を行うように定義している。もちろん、
逐次解読・変換処理を行うプログラム部分を他のプログ
ラム部分から識別することができるのであれば、上記し
た識別子「*」に限らず他の識別子であってもよく、刃
物台や主軸等の可動部の制御に用いられるMコードやG
コード、Tコード等であってもよい。
【0023】したがって、事前解読・変換処理部10の
逐次解読・変換処理検索部12は、読み込まれたNCプ
ログラムの一ブロックの中を検索して、識別子「*」が
含まれているか否かを判断し、含まれている場合には、
「*G65P2000」によって指定されたマクロプロ
グラム部分P2については解読・変換部13で解読・変
換を行わないようにし、それ以外の部分について解読・
変換部13で解読・変換を行うようにする。解読・変換
部13で解読・変換が行われた加工プログラム部分P1
及び解読・変換を行わなかったマクロプログラム部分P
2は、メモリ格納部14によって、第二のメモリ16に
記憶される。
【0024】第二のメモリ16に記憶されたNCプログ
ラムは、NCプログラム読み込み部21が一ブロックず
つNCプログラム実行部20に読み込む。逐次解読・変
換処理検索部22は、第二のメモリ16から読み込んだ
一ブロックの中に識別子「*」が含まれているかどうか
を判断する。そして、識別子「*」が含まれている場合
には、「*G65P2000」で指定されるマクロプロ
グラム部分P2を解読・変換部23に送り、解読・変換
部23で解読・変換を行う。
【0025】なお、図2に示すマクロプログラム部分P
2には、加工プログラム部分P1の部分のパスが変化す
るような補正値の入力を、「#2101=#2101+
0.01」で行っている。この補正値の入力のタイミン
グは、前段の「IF」文の条件によって設定される。図
2で示す場合は、「#1=#1+1」でカウントされて
いる製品の生産個数が100個になったときに、変数
「#2101」の変更を行うようにしている。このよう
な補正があった場合には、補正後の内容について加工プ
ログラム部分P1の再解読・変換を行う必要がある。そ
のため、図2に示すブロックでは、再解読・変換要求の
ための識別子「M62」を、マクロプログラム部分P2
に設定している。
【0026】一サイクル中の識別子「M62」の有無に
関する情報及び変数「#2101」の変更の内容は、解
読・変換部23から第一のメモリ3に送られるととも
に、一サイクルが終了したときに、又は即時、再解読・
変換要求が、再解読・変換要求部25から事前解読・変
換処理部10に送られる。NCプログラムの再解読・変
換は、第一のメモリ3内のNCプログラムを、事前解読
・変換部10に再読み込みすることによって行う。
【0027】次に、図3及び図4を参照しながら、本発
明のNCプログラムの実行方法を説明する。なお、以下
の説明では、図1に示したNC装置及び図2に示したN
Cプログラムのブロックを適宜参照するものとする。ま
ず、加工に使用するNCプログラムを第一のメモリ3の
中から選択し、当該NCプログラムについて事前解読・
変換処理を開始する(ステップS10)。これにより、
第一のメモリ3の中から、NCプログラムの一ブロック
がNC装置1に読み込まれる(ステップS11)。NC
装置1の事前解読・変換部10は、この一ブロックの中
に、予め設定された識別子「*」が含まれているかどう
かを検索する(ステップS12)。その結果、識別子
「*」が含まれていなければ、当該ブロックについて解
読・変換を行い(ステップS14)、解読・変換された
NCプログラムを第二のメモリ16に記憶する(ステッ
プS15)。
【0028】識別子「*」が含まれていれば、マクロプ
ログラム内の各ブロック「#1=#1+1」・・・「M
99」の先頭に識別子「*」を付け、逐次解読・変換処
理を行うためのコマンドに変換する(ステップS1
3)。そして、「*G65P2000」で指定されたマ
クロプログラム部分P2の各ブロックの解読・変換を行
うことなく、そのまま第二のメモリ16に記憶する(ス
テップS15)。以上の処理は、第二のメモリ16に記
憶されたNCプログラムの最終ブロックに達するまで行
う(ステップS16)。以上で、事前解読・変換処理を
終了する(ステップS17)。
【0029】図4に示すように、ワークの加工を開始す
るために、スタートスイッチを押すと(ステップS2
0)、NCプログラム実行部20が、第二のメモリ16
の中からNCプログラムの一ブロックを読み込む(ステ
ップS21)。NCプログラム実行部20は、この一ブ
ロックの中に、識別子「*」が含まれているかどうかを
検索する(ステップS22)。その結果、識別子「*」
が含まれていなければ、事前解読・変換済みのNCプロ
グラムに基づいて動作指令出力を行う(ステップS2
4)。識別子「*」が含まれていれば、そのブロックの
解読・変換を行い(ステップS23)、解読・変換結果
に基づいて動作指令出力を行う(ステップS24)。
【0030】その後、当該ブロックがNCプログラムの
最終ブロックであるかどうかを判断し(ステップS2
5)、最終ブロックでなければステップS21に戻って
次のブロックを読み込む。最終ブロックであれば、この
サイクル中に再解読・変換要求(「M62」)が存在し
たかどうかを判断し(ステップS26)、再解読・変換
要求が存在する場合には、第一のメモリ3からNCプロ
グラムを再読み込みして、再解読・変換を行う(ステッ
プS27)。なお、変更の内容は、予め解読・変換部2
3から第一のメモリ3に送られている。また、最終ブロ
ックであれば、繰り返して加工を行うかどうかを判断し
(ステップS28)、行わないのであれば運転を終了す
る(ステップS29)。なお、NCプログラムの実行中
に再解読・変換要求を事前解読・変換処理部10に送
り、再解読変換をバックグラウンドで行うことも可能で
ある。
【0031】ステップS27の再解読・変換要求を、図
2のプログラムを用いてやや具体的に説明する。マクロ
プログラム部分P2のIF文で設定された条件になった
とき、すなわち、製品の生産個数が100個に達したと
きに、変数#2101を#2101+0.01に置き換
え、#1=0としてカウンタをリセットして、識別子
「M62」で再解読・変換要求を指令する。なお、ここ
で、変数#2101は、例えば、製品を100個生産し
たときの工具磨耗を考慮した工具の刃先位置である。
【0032】[加工例の説明 第一の加工例]次に、
図5〜図7を参照しながら、上記NC装置1及びNCプ
ログラムの実行方法を用いた具体的な加工例について説
明する。図5に示す加工例では、主軸SからワークWを
所定長さ突出させ、その先端部分を工具Tで加工して、
同一の製品Waを予め設定された個数生産するものとす
る。この例では、製品Waは全部で500個生産するも
のとして説明する。また、生産の途中で、製品回収箱A
に100個の製品を回収した後、次の製品回収箱Bには
50個の製品を回収するように設定するものとする。図
5(b)に示すように、この加工例では、製品Waを加
工するためのNCプログラムに、予め識別子「G51
0」,「G511」が付されている。識別子「510」
は逐次解読・変換処理の開始のためのもので、「G51
1」は逐次解読・変換処理の終了のためのものである。
そして、この識別子「G510」,「G511」によっ
て指定される部分が、逐次解読・変換処理を行う部分
(マクロプログラム部分)P2である。変数である前記
100個、50個等の数字は、このマクロプログラム部
分P2内で設定される。
【0033】事前解読・変換処理部10は、識別子「G
510」,「G511」で指定されたマクロプログラム
部分P2を除いて事前解読・変換処理を行い、その結果
を第二のメモリ16に記憶する。なお、製品Waの生産
個数500個についても、予め事前解読・変換が行われ
ているため、NCプログラムが500回(500サイク
ル)繰り返えされて、製品Waが500個生産される。
識別子「G510」,「G511」によって指定された
マクロプログラム部分P2については、事前解読・変換
処理部10での解読・変換の対象から除外され、識別子
「G510」,「G511」間の各ブロック「#100
=#100+1」・・・「M62」の先頭に識別子
「*」を付けて、第二のメモリ16に記憶される。
【0034】マクロプログラム部分P2には、製品Wa
の生産個数をカウントする指令と、そのカウント数が最
初の設定数の100(個)になったときに、Z2軸を7
0mm移動させて製品回収箱Aを交換するように出力す
る移動指令が含まれている。さらに、100個生産した
後に、次の設定値である50(個)を新たに設定するよ
うにしている。なお、マクロプログラム部分P2の変数
の設定は自由で、例えば、100個生産したときに最初
の移動指令を出力し、150個生産したときに次の移動
指令を出力するように設定することも可能である。ま
た、このマクロプログラム部分P2においても、必要が
あるときは、適宜に再解読・変換要求のための識別子
(「M62」)を付し、サイクル終了後に事前解読・変
換処理部10に対して再解読・変換要求をするように設
定することができる。
【0035】[第二の加工例]図6に示す加工例は、N
Cプログラムの一サイクルで、一度に複数個(この例で
は3個)の製品Wb1,Wb2,Wb3を生産する多数
個取り加工の場合である。この加工例では、製品Wb
1,Wb2,Wb3のうちの一つを加工するごとに、ワ
ークWの残量を確認し、次の製品が加工できるかどうか
を判断する。製品Wb1,Wb2,Wb3をこの順で生
産する場合には、製品Wb1の加工後にワークWの残量
を求め、次の製品Wb2の加工を行うのに必要な長さが
残っているかどうかを判断する。そして、次の製品Wb
2の加工を行うのに必要な長さがあれば、製品Wb2の
加工を開始し、無ければ、製品Wb2の生産は行わな
い。製品Wb3の加工を開始する際についても同様であ
る。
【0036】この加工例では、図6(b)に示すよう
に、M98P1000でサブプログラムの指定個所に移
行し、このサブプログラムの中で、ワークWの加工指令
とワークWの残量確認とを行うようにしている。したが
って、このサブプログラムは、同一動作を繰り返し行う
事前解読・変換処理部分と、識別子「*」によって事前
解読・変換処理部分とは区別された逐時処理解読・変換
部分とを含んでいる。逐次解読・変換処理部分には、変
数として一サイクルごとに変化するワークWの残量が変
数として設定される。そして、NCプログラムから求め
られた製品Wb1,Wb2,Wb3の長さと、ワークW
の残量とを比較し、ワークWの残量が製品Wb1,Wb
2,Wb3の長さよりも短くなったときに、次の製品
(例えば製品Wb2)の加工を行わないように判断し、
ワークWの交換を行うようにプログラムが設定されてい
る。
【0037】[第三の加工例]図7に示す加工例は、工
具の使用回数(製品Waの生産個数)が一定回数になっ
たときに、工具寿命と判断して予備工具と交換して加工
を続けるものである。この加工例では、工具T1100
の予備として工具T1100′と工具T1100″が準
備され、工具T2100の予備として工具T2100′
と工具T2100″が準備されている。工具寿命を判断
するためのマクロプログラムは、図7(b)に示すよう
に、工具T1100と工具T2100とで共通である。
また、この加工例でも、識別子「*」で、事前解読・変
換を行う部分と、逐次解読・変換処理を行う部分を区別
している。工具T1100と工具T2100とは、逐次
解読・変換処理を行う部分でそれぞれ生産個数がカウン
トされ、工具T1100の交換を行う個数になったとき
に、マクロプログラムから工具T1100の交換指令が
出力される。同様に、工具T2100について交換を行
う個数になったときに、マクロプログラムから工具T2
100の交換指令が出力される。
【0038】このように、本発明では、同じ動作(加工
や処理)を繰り返す部分については事前解読・変換を行
い、事前解読・変換処理によって解読・変換されたNC
プログラムを実行しつつ、設定値の追加や変更を行う部
分については逐次解読・変換処理を行うことで、製品の
取り個数やワークの交換、工具の検査や交換等の種々の
動作に対して、柔軟な対応が可能になる。
【0039】本発明の好適な実施形態について説明して
きたが、本発明は上記の実施形態により何ら限定される
ものではない。本発明は、本発明の技術的範囲内で種々
に変更して実施することが可能である。また、本発明の
加工方法の各ステップを実行するためのプログラムは、
CDやFD、ROM等の記憶媒体の他、通信回線を介し
て、NC装置に読み込むことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、無駄時間の少ない事前実行方法と、設定値の変更等
が自由に行える逐次解読・変換処理方法とを組み合わせ
ることが可能になり、繰り返し同じ処理を行う部分につ
いては事前解読・変換法で予め解読・変換を行い、設定
の変更を行うことのある部分については、逐次解読・変
換処理を行うことができるようになる。そのため、各種
設定値の設定や変更に対して柔軟に対応することが可能
で、事前解読・変換処理の長所と逐次解読・変換処理の
長所とを併せ持った加工効率に優れるNC装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるNC装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1のNC装置で処理が行われるNCプログラ
ムの一例にかかり、その一ブロック部分を示す図であ
る。
【図3】本発明の実行方法の実施形態にかかり、事前解
読・変換の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実行方法の実施形態にかかり、加工を
行う際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明のNC装置又は実行方法によるワークの
第一の加工例を示す図である。
【図6】本発明のNC装置又は実行方法によるワークの
第二の加工例を示す図である。
【図7】本発明のNC装置又は実行方法によるワークの
第三の加工例を示す図である。
【図8】本発明の従来例にかかり、逐次解読・変換処理
の処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の従来例にかかり、事前解読・変換処理
の手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 NC装置 3 第一のメモリ(第一の記憶手段) 10 事前解読・変換処理部 11 加工プログラム読み込み部 12 逐次解読・変換処理検索部 13 解読・変換部 14 メモリ格納部 16 第二のメモリ(第二の記憶手段) 20 NCプログラム実行部 21 NCプログラム読み込み部 22 逐次解読・変換処理検索部 23 解読・変換部 24 動作指令出力部 25 再解読・変換要求部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工を行うための数値制御プロ
    グラムを読み込み、この数値制御プログラムによって工
    作機械の各可動部の動作を制御する数値制御装置におい
    て、 前記数値制御プログラムを記憶する第一の記憶手段と、 この第一の記憶手段から前記数値制御プログラムを読み
    込み、前記ワークの加工を行う前に、当該ワークの加工
    のための数値制御プログラムの解読・変換を行う解読・
    変換部と、前記数値制御プログラムの中から予め前記数
    値制御プログラムに付された所定の識別子を検索し、前
    記識別子が発見されたときに、当該識別子で指定された
    プログラム部分を前記解読・変換部による解読・変換処
    理の対象から除外する検索部とを有する事前解読・変換
    処理手段と、 前記解読・変換処理の対象から除外された前記プログラ
    ム部分を含めて、前記事前解読・変換処理手段で解読・
    変換された数値制御プログラムを記憶する第二の記憶手
    段と、 前記ワークの加工を行う際に、前記第二の記憶手段から
    読み出した前記数値制御プログラムの中から前記識別子
    を検索する検索部と、この検索部で前記識別子が発見さ
    れたときに、当該識別子で指定されたプログラム部分の
    解読・変換を行う解読・変換部と、解読・変換された数
    値制御プログラムに基づいて各可動部に動作指令を出力
    する動作指令出力部とを有する数値制御プログラム実行
    手段と、 を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記識別子で指定されたプログラム部分
    に、前記数値制御プログラムの再解読・変換を要求する
    ための第二の識別子が付されている場合であって、この
    第二の識別子の検索を行う第二の検索部と、この第二の
    検索部によって前記第二の識別子が発見されたときに、
    前記第一の記憶手段に記憶された前記数値制御プログラ
    ムの再解読・変換の要求を行う再解読・変換要求部とを
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の数値制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記再解読・変換要求部によって数値制
    御プログラムの再解読・変換が要求されたときに、前記
    第一の記憶手段に記憶されている前記数値制御プログラ
    ムを前記事前解読・変換処理手段に送って事前解読・変
    換を行うことを特徴とする請求項2に記載の数値制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記事前解読・変換処理手段は、前記数
    値制御プログラムの実行中に、前記再解読・変換の要求
    に応じて事前解読・変換処理を行い、前記数値制御プロ
    グラムの実行後に事前解読・変換処理された数値制御プ
    ログラムを前記第二の記憶手段に格納することを特徴と
    する請求項2又は3に記載の数値制御装置。
  5. 【請求項5】 前記再解読・変換要求部は、前記数値制
    御プログラムの実行終了後に、前記数値制御プログラム
    の再解読・変換を要求することを特徴とする請求項2〜
    4のいずれかに記載の数値制御装置。
  6. 【請求項6】 工作機械の各可動部の動作を制御してワ
    ークの加工等を行うための数値制御プログラムの実行方
    法において、 数値制御プログラムを記憶する第一の記憶手段から数値
    制御プログラムを読み込むステップと、 読み込んだ数値制御プログラムの中から予め数値制御プ
    ログラムに付された識別子を検索するステップと、 前記識別子が発見されたときに、当該識別子で指定され
    たプログラム部分を前記解読・変換部による解読・変換
    処理の対象から除外するステップと、 解読・変換処理の対象から除外されたプログラム部分を
    除いて数値制御プログラムの解読・変換を行うステップ
    と、 前記解読・変換処理の対象から除外された前記プログラ
    ム部分を含めて、解読・変換された数値制御プログラム
    を第二の記憶手段に記憶するステップと、 前記第二の記憶手段から前記数値制御プログラムを読み
    込み、この数値制御プログラムの中から前記識別子を検
    索するステップと、 前記識別子が発見されたときに、当該識別子で指定され
    たプログラム部分の解読・変換を行うステップと、 前記第二の記憶手段から読み込まれた解読・変換済みの
    数値制御プログラム又は解読・変換された前記プログラ
    ム部分に基づいて、各可動部に動作指令を出力するステ
    ップと、 を有することを特徴とする数値制御プログラムの実行方
    法。
  7. 【請求項7】 前記識別子で指定されたプログラム部分
    に、前記数値制御プログラムの再解読・変換を要求する
    ための第二の識別子が付されている場合であって、 この第二の識別子の検索を行うステップと、 この検索によって前記第二の識別子が発見されたとき
    に、前記第一の記憶手段に記憶された前記数値制御プロ
    グラムの再解読・変換の要求を行うステップとを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の数値制御プログラム
    の実行方法。
  8. 【請求項8】 前記数値制御プログラムの実行中に、再
    解読・変換の要求に応じて事前解読・変換処理を行い、
    前記数値制御プログラムの実行終了後に事前解読・変換
    処理された数値制御プログラムを前記第二の記憶手段に
    格納することを特徴とする請求項7に記載の数値制御プ
    ログラムの実行方法。
  9. 【請求項9】 前記数値制御プログラムの実行終了後
    に、前記数値制御プログラムの再解読・変換を要求する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の数値制御プロ
    グラムの実行方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれかに記載の数値
    制御プログラムの実行方法の各ステップを実行するため
    のプログラム。
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