JP2002341254A - 電子双眼鏡 - Google Patents
電子双眼鏡Info
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- JP2002341254A JP2002341254A JP2001149356A JP2001149356A JP2002341254A JP 2002341254 A JP2002341254 A JP 2002341254A JP 2001149356 A JP2001149356 A JP 2001149356A JP 2001149356 A JP2001149356 A JP 2001149356A JP 2002341254 A JP2002341254 A JP 2002341254A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体構成の小型化を図った撮影機能と再生機
能を内蔵した電子双眼鏡を提供する。 【解決手段】 一対の対物レンズ1A,1Bと正立プリ
ズム7A,7Bとの間の光路上に、一対の扇形状両面ミ
ラー部3A,3Bを対称的に一体に結合して形成したミ
ラーユニット2を、ミラー部のミラー面を前記光路に対
して45度傾斜させ結合部を中心として回転可能に配置
し、ミラー部の上面で反射された光路上にCCD撮像素
子10A,10Bを配置し、光路に関してCCD撮像素子の
反対位置にLCDモニタ12A,12Bを配置する。そし
て、対物レンズからの光路に対してミラーユニットのミ
ラー部以外の通過部4A,4Bを位置させることにより
双眼鏡観察を行い、光路に対してミラー部を位置させる
ことにより撮像素子での撮影と、撮像画像の表示モニタ
による表示観察を行えるように構成する。
能を内蔵した電子双眼鏡を提供する。 【解決手段】 一対の対物レンズ1A,1Bと正立プリ
ズム7A,7Bとの間の光路上に、一対の扇形状両面ミ
ラー部3A,3Bを対称的に一体に結合して形成したミ
ラーユニット2を、ミラー部のミラー面を前記光路に対
して45度傾斜させ結合部を中心として回転可能に配置
し、ミラー部の上面で反射された光路上にCCD撮像素
子10A,10Bを配置し、光路に関してCCD撮像素子の
反対位置にLCDモニタ12A,12Bを配置する。そし
て、対物レンズからの光路に対してミラーユニットのミ
ラー部以外の通過部4A,4Bを位置させることにより
双眼鏡観察を行い、光路に対してミラー部を位置させる
ことにより撮像素子での撮影と、撮像画像の表示モニタ
による表示観察を行えるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子カメラ機能
及び撮影画像等の再生表示機能を備えた電子双眼鏡に関
する。
及び撮影画像等の再生表示機能を備えた電子双眼鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、双眼鏡に電子カメラ機能とLCD
表示部を搭載し、双眼鏡観察と同時に撮像、及び撮像画
像の再生観察を可能にし、双眼鏡の利便性を向上させる
ようにしたものについて、種々の提案がなされている。
表示部を搭載し、双眼鏡観察と同時に撮像、及び撮像画
像の再生観察を可能にし、双眼鏡の利便性を向上させる
ようにしたものについて、種々の提案がなされている。
【0003】例えば、特開平7−49456号公報に
は、対物レンズからの光束をハーフミラーを介して撮像
素子へ導くと共に、ハーフミラーと不作動時に透明とな
るLCD表示部を介して接眼レンズへ導くようにし、更
にバックライトをLCD表示部へ退避可能に切り替え配
置して、被写体の光学像と撮像素子による撮影画像とを
選択的に且つ立体視することができるようにした双眼鏡
について開示がなされている。
は、対物レンズからの光束をハーフミラーを介して撮像
素子へ導くと共に、ハーフミラーと不作動時に透明とな
るLCD表示部を介して接眼レンズへ導くようにし、更
にバックライトをLCD表示部へ退避可能に切り替え配
置して、被写体の光学像と撮像素子による撮影画像とを
選択的に且つ立体視することができるようにした双眼鏡
について開示がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案のものは、撮影した画像を再生表示する際の切り替え
手段と観察と撮影の切り替え手段とを別々に備えてい
て、しかもこれらの切り替え手段を2系統必要としてい
るので、双眼鏡全体が大型になってしまうという問題点
がある。また、上記公報開示のものにおいては、切り替
え手段としては撮影画像の再生表示の切り替え手段のみ
であるが、その代わりにハーフミラーを用い撮影と観察
とを同時に行うようにしているので、撮影光量が半分に
なるばかりでなく、同様に切り替え手段を2系統必要と
しているので、やはり小型化を図れないという問題点が
ある。
案のものは、撮影した画像を再生表示する際の切り替え
手段と観察と撮影の切り替え手段とを別々に備えてい
て、しかもこれらの切り替え手段を2系統必要としてい
るので、双眼鏡全体が大型になってしまうという問題点
がある。また、上記公報開示のものにおいては、切り替
え手段としては撮影画像の再生表示の切り替え手段のみ
であるが、その代わりにハーフミラーを用い撮影と観察
とを同時に行うようにしているので、撮影光量が半分に
なるばかりでなく、同様に切り替え手段を2系統必要と
しているので、やはり小型化を図れないという問題点が
ある。
【0005】本発明は、従来のこの種の双眼鏡における
上記問題点を解消するためになされたもので、撮影機能
と再生機能を内蔵した電子双眼鏡において、双眼鏡全体
の小型化を図ることを目的とする。
上記問題点を解消するためになされたもので、撮影機能
と再生機能を内蔵した電子双眼鏡において、双眼鏡全体
の小型化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に係る発明は、対物光学系及び接眼光学系
をそれぞれ備えた一対のレンズ光学系を平行に並べて配
置した双眼鏡において、入射された被写体像を光電変換
する電子的な撮像手段と、該撮像手段により得られた撮
影画像を表示する表示手段と、前記対物光学系から出射
された被写体光を前記接眼光学系に導く第1の位置と、
前記対物光学系から出射された被写体光を前記撮像手段
に導き、前記表示手段から表示画像光を前記接眼光学系
に導く第2の位置の2つの位置のいずれかの位置を選択
的にとりうる光路切替手段とを備えていることを特徴と
するものである。
め、請求項1に係る発明は、対物光学系及び接眼光学系
をそれぞれ備えた一対のレンズ光学系を平行に並べて配
置した双眼鏡において、入射された被写体像を光電変換
する電子的な撮像手段と、該撮像手段により得られた撮
影画像を表示する表示手段と、前記対物光学系から出射
された被写体光を前記接眼光学系に導く第1の位置と、
前記対物光学系から出射された被写体光を前記撮像手段
に導き、前記表示手段から表示画像光を前記接眼光学系
に導く第2の位置の2つの位置のいずれかの位置を選択
的にとりうる光路切替手段とを備えていることを特徴と
するものである。
【0007】このような構成の光路切替手段を備えてい
るので、ハーフミラー等を用いずに、直接観察と撮影の
切り替えと、直接観察と再生表示の切り替えの切り替え
手段を共通化することができ、撮影機能と再生機能を内
蔵させた双眼鏡の小型化を図ることができる。ここで、
表示手段は一つだけ配設し必ずしも立体表示にしなくて
もよい。
るので、ハーフミラー等を用いずに、直接観察と撮影の
切り替えと、直接観察と再生表示の切り替えの切り替え
手段を共通化することができ、撮影機能と再生機能を内
蔵させた双眼鏡の小型化を図ることができる。ここで、
表示手段は一つだけ配設し必ずしも立体表示にしなくて
もよい。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係る電
子双眼鏡において、前記光路切替手段は、一方の面が前
記対物光学系から出射された被写体光を反射させて前記
撮像手段に導く反射面で、他方の面が前記表示手段から
出射された表示画像光を前記接眼光学系に導く反射面で
ある両面のミラー部と、該ミラー部を、第1の位置では
前記対物光学系と前記接眼光学系の間の光路外の位置に
移動させ、第2の位置では前記光路内に挿入する位置に
それぞれ移動させる移動手段とを備えたことを特徴とす
るものである。このように構成することにより、簡単な
構成の光路切替手段を実現することができる。
子双眼鏡において、前記光路切替手段は、一方の面が前
記対物光学系から出射された被写体光を反射させて前記
撮像手段に導く反射面で、他方の面が前記表示手段から
出射された表示画像光を前記接眼光学系に導く反射面で
ある両面のミラー部と、該ミラー部を、第1の位置では
前記対物光学系と前記接眼光学系の間の光路外の位置に
移動させ、第2の位置では前記光路内に挿入する位置に
それぞれ移動させる移動手段とを備えたことを特徴とす
るものである。このように構成することにより、簡単な
構成の光路切替手段を実現することができる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る電子双眼鏡において、前記撮像手段及び前記表示手
段及び前記光路切替手段は、前記一対のレンズ光学系に
対応してそれぞれ一対備えていることを特徴とするもの
である。このように左右一対の撮像手段、表示手段及び
光路切替手段を設けることにより、立体観察ばかりでな
く左右の視差画像に基づく立体撮影や撮影画像の立体再
生を行うことが可能となる。
係る電子双眼鏡において、前記撮像手段及び前記表示手
段及び前記光路切替手段は、前記一対のレンズ光学系に
対応してそれぞれ一対備えていることを特徴とするもの
である。このように左右一対の撮像手段、表示手段及び
光路切替手段を設けることにより、立体観察ばかりでな
く左右の視差画像に基づく立体撮影や撮影画像の立体再
生を行うことが可能となる。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項3に係る電
子双眼鏡において、前記一対の光路切替手段を構成する
一対のミラー部が一つの部材で形成されミラーユニット
を構成していることを特徴とするものである。このよう
に一対のミラー部を、別部材ではなく一部材で共通化し
て構成することにより簡単な構造で低コストでミラー部
を構成することができる。
子双眼鏡において、前記一対の光路切替手段を構成する
一対のミラー部が一つの部材で形成されミラーユニット
を構成していることを特徴とするものである。このよう
に一対のミラー部を、別部材ではなく一部材で共通化し
て構成することにより簡単な構造で低コストでミラー部
を構成することができる。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項4に係る電
子双眼鏡において、前記移動手段は、前記ミラーユニッ
トを連続的に回転させるように構成されると共に、更に
前記移動手段及び表示手段を制御する制御手段を備え、
該制御手段は特定の指示があった場合には、前記ミラー
ユニットを連続的に回転させるように前記移動手段を制
御し、且つ、所定の情報を表示するように前記表示手段
を制御することを特徴とするものであり、また請求項6
に係る発明は、請求項5に係る電子双眼鏡において、前
記所定の情報は、日時情報又は電池残量情報あるいは比
較確認用情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴
とするものである。このように構成することにより、観
察時に観察画像に所定の情報を重畳させることができ、
接眼部から目を離さずに各種情報の確認をしながら観察
を行うことが可能となる。ここで、比較確認情報として
は、内蔵されている野鳥など観察画像に関する図鑑情報
や、他人の所持している双眼鏡の観察画像などの通信手
段による受信画像情報や、TV情報などがあり、これら
の情報を表示し重畳させて観察するようにしてもよい。
子双眼鏡において、前記移動手段は、前記ミラーユニッ
トを連続的に回転させるように構成されると共に、更に
前記移動手段及び表示手段を制御する制御手段を備え、
該制御手段は特定の指示があった場合には、前記ミラー
ユニットを連続的に回転させるように前記移動手段を制
御し、且つ、所定の情報を表示するように前記表示手段
を制御することを特徴とするものであり、また請求項6
に係る発明は、請求項5に係る電子双眼鏡において、前
記所定の情報は、日時情報又は電池残量情報あるいは比
較確認用情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴
とするものである。このように構成することにより、観
察時に観察画像に所定の情報を重畳させることができ、
接眼部から目を離さずに各種情報の確認をしながら観察
を行うことが可能となる。ここで、比較確認情報として
は、内蔵されている野鳥など観察画像に関する図鑑情報
や、他人の所持している双眼鏡の観察画像などの通信手
段による受信画像情報や、TV情報などがあり、これら
の情報を表示し重畳させて観察するようにしてもよい。
【0012】請求項7に係る発明は、請求項4〜6のい
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記ミラーユニ
ットは、前記対物光学系から出射された被写体光を通過
させて前記接眼光学系に導くための通過部を更に一対備
え、前記移動手段は、前記対物光学系と前記接眼光学系
の間に、第1の位置では前記ミラー部を、第2の位置で
は前記通過部をそれぞれ臨ませるように前記ミラーユニ
ットを移動させることを特徴とするものである。このよ
うに構成することにより、ミラー部を構成するミラーユ
ニットに通過部を合わせて配設することができる。
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記ミラーユニ
ットは、前記対物光学系から出射された被写体光を通過
させて前記接眼光学系に導くための通過部を更に一対備
え、前記移動手段は、前記対物光学系と前記接眼光学系
の間に、第1の位置では前記ミラー部を、第2の位置で
は前記通過部をそれぞれ臨ませるように前記ミラーユニ
ットを移動させることを特徴とするものである。このよ
うに構成することにより、ミラー部を構成するミラーユ
ニットに通過部を合わせて配設することができる。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項7に係る電
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、一対の扇形
状のミラー部を対称に備えた平板状の部材で構成されて
いることを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、簡単な構造のミラーユニットが得られる。
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、一対の扇形
状のミラー部を対称に備えた平板状の部材で構成されて
いることを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、簡単な構造のミラーユニットが得られる。
【0014】請求項9に係る発明は、請求項8に係る電
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、略円盤形状
部材で構成され、該円盤形状部材の面に前記ミラー部と
通過部が略90度位相間隔で交互に2つずつ設けられてい
ることを特徴とするものである。このようにミラーユニ
ットを構成することにより、中心部あるいは周辺部に回
転駆動部を配置することができる。
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、略円盤形状
部材で構成され、該円盤形状部材の面に前記ミラー部と
通過部が略90度位相間隔で交互に2つずつ設けられてい
ることを特徴とするものである。このようにミラーユニ
ットを構成することにより、中心部あるいは周辺部に回
転駆動部を配置することができる。
【0015】請求項10に係る発明は、請求項9に係る電
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、主に透明部
材から構成され、該透明部材の表面への反射面の形成の
有無によって、前記ミラー部と通過部を形成しているこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、切り欠きによる通過部を設ける必要がなくなり回
転バランスのよいミラーユニットが得られる。
子双眼鏡において、前記ミラーユニットは、主に透明部
材から構成され、該透明部材の表面への反射面の形成の
有無によって、前記ミラー部と通過部を形成しているこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、切り欠きによる通過部を設ける必要がなくなり回
転バランスのよいミラーユニットが得られる。
【0016】請求項11に係る発明は、請求項9に係る電
子双眼鏡において、前記通過部は、前記円盤形状部材の
面に設けられた開口であることを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、透過率のよい通過
部を備えたミラーユニットが得られる。
子双眼鏡において、前記通過部は、前記円盤形状部材の
面に設けられた開口であることを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、透過率のよい通過
部を備えたミラーユニットが得られる。
【0017】請求項12に係る発明は、請求項7〜11のい
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記ミラー部の
ミラー形成面が、入射光束の光軸に対して、略45度傾斜
していることを特徴とするものである。このように構成
することにより、設計の簡単な小型のミラーユニットが
得られる。
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記ミラー部の
ミラー形成面が、入射光束の光軸に対して、略45度傾斜
していることを特徴とするものである。このように構成
することにより、設計の簡単な小型のミラーユニットが
得られる。
【0018】請求項13に係る発明は、請求項9〜12のい
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記移動手段
は、前記ミラーユニットを回動させるためのモータを有
し、前記ミラーユニットは、前記モータによって駆動さ
れるためのギヤ部を前記円盤形状部材の外周に設けてい
ることを特徴とするものである。このように構成するこ
とにより、ミラーユニットのモータ等の回動駆動源の配
置の自由度の高い構成が得られる。
ずれか1項に係る電子双眼鏡において、前記移動手段
は、前記ミラーユニットを回動させるためのモータを有
し、前記ミラーユニットは、前記モータによって駆動さ
れるためのギヤ部を前記円盤形状部材の外周に設けてい
ることを特徴とするものである。このように構成するこ
とにより、ミラーユニットのモータ等の回動駆動源の配
置の自由度の高い構成が得られる。
【0019】請求項14に係る発明は、請求項12又は13に
係る電子双眼鏡において、前記移動手段は、前記ミラー
ユニットの回動軸をミラー部の面に対して垂直に設けて
いることを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、回転駆動の容易なミラーユニットが得られ
る。
係る電子双眼鏡において、前記移動手段は、前記ミラー
ユニットの回動軸をミラー部の面に対して垂直に設けて
いることを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、回転駆動の容易なミラーユニットが得られ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態について説明す
る。図1の(A),(B)は、本発明に関すする電子双
眼鏡の第1の実施の形態の外装部分を省略した主要部の
概略構成を示す上面図及び側面図である。図1の
(A),(B)において、1A,1Bは対物レンズで、
2は2つの扇形状の両面ミラー部3A,3Bを対称的に
備えた平板リボン状の回転ミラーユニットであり、扇形
状の両面ミラー部3A,3B以外の切り欠かれた非リボ
ン状部分は、通過部4A,4Bを構成しており、ミラー
部3A,3Bのミラー面が対物レンズ1A,1Bの光軸
に対して45度傾けられて配置されており、2つのミラー
部3A,3Bの結合中心部には回転駆動用のステップモ
ータ5が設けられている。モータは直結して駆動するよ
うにしてもよい。そして、この回転ミラーユニット2の
裏面には、回転ミラーユニット2の位相を検出するため
の一対の反射型センサ6A,6Bが、図示例では対物レ
ンズ1A,1Bの光路上にミラー部3A,3Bが位置し
ているとき、それらの外周部に位置するように配置され
ていて、ミラー部3A,3Bへの反射/非反射で位置を
検出するようになっており、一対のセンサがいずれも反
射光を拾う位置を、基準の位相位置としている。
る。図1の(A),(B)は、本発明に関すする電子双
眼鏡の第1の実施の形態の外装部分を省略した主要部の
概略構成を示す上面図及び側面図である。図1の
(A),(B)において、1A,1Bは対物レンズで、
2は2つの扇形状の両面ミラー部3A,3Bを対称的に
備えた平板リボン状の回転ミラーユニットであり、扇形
状の両面ミラー部3A,3B以外の切り欠かれた非リボ
ン状部分は、通過部4A,4Bを構成しており、ミラー
部3A,3Bのミラー面が対物レンズ1A,1Bの光軸
に対して45度傾けられて配置されており、2つのミラー
部3A,3Bの結合中心部には回転駆動用のステップモ
ータ5が設けられている。モータは直結して駆動するよ
うにしてもよい。そして、この回転ミラーユニット2の
裏面には、回転ミラーユニット2の位相を検出するため
の一対の反射型センサ6A,6Bが、図示例では対物レ
ンズ1A,1Bの光路上にミラー部3A,3Bが位置し
ているとき、それらの外周部に位置するように配置され
ていて、ミラー部3A,3Bへの反射/非反射で位置を
検出するようになっており、一対のセンサがいずれも反
射光を拾う位置を、基準の位相位置としている。
【0021】7A,7Bは対物レンズ1A,1Bの光路
上に配置された正立プリズム(ポロII型)で、8A,8
Bは接眼レンズである。回転ミラーユニット2のミラー
部3A,3Bの表面ミラーによる対物レンズ1A,1B
の光路の反射側、すなわち対物レンズ1A,1Bの光路
に対して90度方向には、各対物レンズ1A,1Bの光路
に対応させて、一対のCCD用結像レンズ9A,9Bと
CCD撮像素子10A,10Bとが設けられており、一方ミ
ラー部3A,3Bの裏面ミラーの反射側、すなわち回転
ミラーユニット2の中心に対してCCD用結像レンズ9
A,9BとCCD撮像素子10A,10Bの逆配置位置に
は、一対のモニタ用レンズ11A,11BとLCDモニタ
(表示部)12A,12Bとが配置されている。なお、図1
の(A)において×印は対物レンズ1A,1Bの結像点
を示している。
上に配置された正立プリズム(ポロII型)で、8A,8
Bは接眼レンズである。回転ミラーユニット2のミラー
部3A,3Bの表面ミラーによる対物レンズ1A,1B
の光路の反射側、すなわち対物レンズ1A,1Bの光路
に対して90度方向には、各対物レンズ1A,1Bの光路
に対応させて、一対のCCD用結像レンズ9A,9Bと
CCD撮像素子10A,10Bとが設けられており、一方ミ
ラー部3A,3Bの裏面ミラーの反射側、すなわち回転
ミラーユニット2の中心に対してCCD用結像レンズ9
A,9BとCCD撮像素子10A,10Bの逆配置位置に
は、一対のモニタ用レンズ11A,11BとLCDモニタ
(表示部)12A,12Bとが配置されている。なお、図1
の(A)において×印は対物レンズ1A,1Bの結像点
を示している。
【0022】次に、このように構成されている第1の実
施の形態の動作について説明する。通常の双眼鏡として
用いる場合には、対物レンズ1A,1Bと正立プリズム
7A,7Bの光路上に回転ミラーユニット2の通過部4
A,4Bが位置するように、回転ミラーユニット2をス
テップモータ5のパルス数制御で基準位相位置から90度
回転し、その位置に保持させる。これにより、対物レン
ズ1A,1Bからの光束は正立プリズム7A,7Bを介
して接眼レンズ8A,8Bに到達し、通常の双眼鏡観察
を行うことができる。
施の形態の動作について説明する。通常の双眼鏡として
用いる場合には、対物レンズ1A,1Bと正立プリズム
7A,7Bの光路上に回転ミラーユニット2の通過部4
A,4Bが位置するように、回転ミラーユニット2をス
テップモータ5のパルス数制御で基準位相位置から90度
回転し、その位置に保持させる。これにより、対物レン
ズ1A,1Bからの光束は正立プリズム7A,7Bを介
して接眼レンズ8A,8Bに到達し、通常の双眼鏡観察
を行うことができる。
【0023】電子的な使い方をする場合は、回転ミラー
ユニット2のミラー部3A,3Bが対物レンズ1A,1
Bからの入射光路上に位置するように、回転ミラーユニ
ット2を基準位相位置に回転し、その位置に保持する。
これにより、対物レンズ1A,1Bからの光束はミラー
部3A,3Bの表面ミラーにより、図1の(A)におい
て、90度上方へ反射され、CCD結像レンズ9A,9B
を介してCCD撮像素子10A,10Bに結像され、CCD
撮像素子10A,10Bで光電変換されて撮像信号が得られ
る。
ユニット2のミラー部3A,3Bが対物レンズ1A,1
Bからの入射光路上に位置するように、回転ミラーユニ
ット2を基準位相位置に回転し、その位置に保持する。
これにより、対物レンズ1A,1Bからの光束はミラー
部3A,3Bの表面ミラーにより、図1の(A)におい
て、90度上方へ反射され、CCD結像レンズ9A,9B
を介してCCD撮像素子10A,10Bに結像され、CCD
撮像素子10A,10Bで光電変換されて撮像信号が得られ
る。
【0024】一方、CCD撮像素子10A,10Bで撮像さ
れた撮像画像等を表示したLCDモニタ11A,11Bの表
示画面は、モニタ用レンズ12A,12Bを介して、回転ミ
ラーユニット2のミラー部3A,3Bの下面ミラーによ
って反射され、正立プリズム7A,7Bと接眼レンズ8
A,8Bを介して観察できるようになっている。
れた撮像画像等を表示したLCDモニタ11A,11Bの表
示画面は、モニタ用レンズ12A,12Bを介して、回転ミ
ラーユニット2のミラー部3A,3Bの下面ミラーによ
って反射され、正立プリズム7A,7Bと接眼レンズ8
A,8Bを介して観察できるようになっている。
【0025】このように、回転ミラーユニット2の停止
ポジションモードの場合は、通常の双眼鏡観察の他に、
対物レンズ1A,1Bより入射した被写体像をCCD撮
像素子10A,10Bで撮影しつつ、その撮影画像をLCD
モニタ12A,12Bで表示して観察することができる。こ
の場合、従来のように2つの切り替え機構を必要とせ
ず、単一の回転ミラーユニットの回転操作で撮影と表示
の切替えを同時に行うことができ、また左右一対のミラ
ー部がミラーユニットとして一体に構成されているの
で、単一の駆動モータで切り替え操作を行うことができ
る。
ポジションモードの場合は、通常の双眼鏡観察の他に、
対物レンズ1A,1Bより入射した被写体像をCCD撮
像素子10A,10Bで撮影しつつ、その撮影画像をLCD
モニタ12A,12Bで表示して観察することができる。こ
の場合、従来のように2つの切り替え機構を必要とせ
ず、単一の回転ミラーユニットの回転操作で撮影と表示
の切替えを同時に行うことができ、また左右一対のミラ
ー部がミラーユニットとして一体に構成されているの
で、単一の駆動モータで切り替え操作を行うことができ
る。
【0026】また、回転ミラーユニット2を高速で連続
回転させることにより、通常の双眼鏡による観察画像
に、CCD撮像素子による撮影画像を間欠的に表示さ
せ、両者を重畳させたような態様で観察することが可能
となる。また、この場合、LCDモニタ12A,12Bに後
述するように撮影画像以外の各種情報を表示させること
により、通常の双眼鏡観察時に接眼部から目を離さず
に、各種情報を確認することができる。なお、LCDモ
ニタ12A,12Bによる表示のON/OFF制御は勿論可
能なように構成されている。
回転させることにより、通常の双眼鏡による観察画像
に、CCD撮像素子による撮影画像を間欠的に表示さ
せ、両者を重畳させたような態様で観察することが可能
となる。また、この場合、LCDモニタ12A,12Bに後
述するように撮影画像以外の各種情報を表示させること
により、通常の双眼鏡観察時に接眼部から目を離さず
に、各種情報を確認することができる。なお、LCDモ
ニタ12A,12Bによる表示のON/OFF制御は勿論可
能なように構成されている。
【0027】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図2の(A),(B)は、第2の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態は、回転ミ
ラーユニットとそれに関連する部分の構成が異なるのみ
で、他の双眼鏡部分等の構成は第1の実施の形態と同様
であり、同一符号を付してその説明を省略する。この実
施の形態に係る回転ミラーユニット21は、円盤部材に2
つの扇形状両面ミラー部22A,22Bと2つの扇形状切り
欠き開口部23A,23Bとを、それぞれ対称的に設けて構
成し、そして該回転ミラーユニット21の円盤部材の周縁
部にはギヤー24を形成して、周縁部近傍に配置したギヤ
ー付駆動モータ25により、回転ミラーユニット21を回転
駆動するように構成されている。なお、回転ミラーユニ
ット21の位相位置検出のための一対の反射型のセンサ26
も、第1の実施の形態と同様に配置されている。
る。図2の(A),(B)は、第2の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態は、回転ミ
ラーユニットとそれに関連する部分の構成が異なるのみ
で、他の双眼鏡部分等の構成は第1の実施の形態と同様
であり、同一符号を付してその説明を省略する。この実
施の形態に係る回転ミラーユニット21は、円盤部材に2
つの扇形状両面ミラー部22A,22Bと2つの扇形状切り
欠き開口部23A,23Bとを、それぞれ対称的に設けて構
成し、そして該回転ミラーユニット21の円盤部材の周縁
部にはギヤー24を形成して、周縁部近傍に配置したギヤ
ー付駆動モータ25により、回転ミラーユニット21を回転
駆動するように構成されている。なお、回転ミラーユニ
ット21の位相位置検出のための一対の反射型のセンサ26
も、第1の実施の形態と同様に配置されている。
【0028】このように構成した第2の実施の形態にお
いては、第1の実施の形態と同様に、回転ミラーユニッ
ト21の扇形状切り欠き開口部23A,23Bを対物レンズ1
A,1Bの光路上に位置するように位相位置の制御をし
て保持することにより、通常の双眼鏡観察を行うことが
でき、また回転ミラーユニット21の扇形状両面ミラー部
22A,22Bを対物レンズ1A,1Bの光路上に位置する
ように制御して保持することにより、CCD撮像素子10
A,10Bで観察画像の撮影を行うと共にLCDモニタ12
A,12Bに撮影画像を表示して観察することができる。
本実施の形態の場合、回転ミラーユニット21を円盤部材
で構成しているため、中心回転軸の駆動の他に、その外
周縁部をギヤーを介してモータにより駆動して回転させ
ることができ、回転ミラーユニット21の駆動用モータの
配置位置の自由度を向上させることができる。
いては、第1の実施の形態と同様に、回転ミラーユニッ
ト21の扇形状切り欠き開口部23A,23Bを対物レンズ1
A,1Bの光路上に位置するように位相位置の制御をし
て保持することにより、通常の双眼鏡観察を行うことが
でき、また回転ミラーユニット21の扇形状両面ミラー部
22A,22Bを対物レンズ1A,1Bの光路上に位置する
ように制御して保持することにより、CCD撮像素子10
A,10Bで観察画像の撮影を行うと共にLCDモニタ12
A,12Bに撮影画像を表示して観察することができる。
本実施の形態の場合、回転ミラーユニット21を円盤部材
で構成しているため、中心回転軸の駆動の他に、その外
周縁部をギヤーを介してモータにより駆動して回転させ
ることができ、回転ミラーユニット21の駆動用モータの
配置位置の自由度を向上させることができる。
【0029】なお、上記第2の実施の形態において、回
転ミラーユニットを切り欠き開口部のない中実なアクリ
ル樹脂などの透明円盤部材で構成し、対称的な一対の扇
形状部分にのみ反射面を両面に蒸着などにより形成して
扇形状ミラー部とし、残りの円盤部分を通過部とするよ
うに構成しても、同様な動作を行わせることができる。
この場合は、更に、通過部となる部分は切り欠き開口部
ではなく透明円盤部材で形成されるので、若干透過率は
低下するが、ミラーユニット全体が切り欠きのない中実
な円盤で形成されるため、回転バランスのよい回転ミラ
ーユニットが得られる。
転ミラーユニットを切り欠き開口部のない中実なアクリ
ル樹脂などの透明円盤部材で構成し、対称的な一対の扇
形状部分にのみ反射面を両面に蒸着などにより形成して
扇形状ミラー部とし、残りの円盤部分を通過部とするよ
うに構成しても、同様な動作を行わせることができる。
この場合は、更に、通過部となる部分は切り欠き開口部
ではなく透明円盤部材で形成されるので、若干透過率は
低下するが、ミラーユニット全体が切り欠きのない中実
な円盤で形成されるため、回転バランスのよい回転ミラ
ーユニットが得られる。
【0030】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図3の(A),(B)は、第3の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態も、ミラー
ユニット部分の構成が異なるのみで、他の双眼鏡部分等
の構成は第1の実施の形態と同様であり、同一符号を付
してその説明を省略する。この実施の形態では、回転ミ
ラーユニットの代わりに並進形のミラーユニット31を用
いたもので、このミラーユニット31は2つの対物レンズ
1A,1Bの光路に対応する位置にそれぞれ開口部32
A,32Bを形成し、残りの部分には両面ミラーを形成し
て構成した平板状のものであり、このミラーユニット31
を対物レンズ1A,1Bの光軸に対して45度傾斜させ、
両側縁をガイド部材33A,33Bで摺動可能に保持させ、
更に一側縁に形成したギヤー部34に駆動用モータ35を係
合させて、ミラーユニット31を左右に往復動させるよう
に構成したものであり、ミラーユニット31の位相検出用
センサも同様に配置されている。
る。図3の(A),(B)は、第3の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態も、ミラー
ユニット部分の構成が異なるのみで、他の双眼鏡部分等
の構成は第1の実施の形態と同様であり、同一符号を付
してその説明を省略する。この実施の形態では、回転ミ
ラーユニットの代わりに並進形のミラーユニット31を用
いたもので、このミラーユニット31は2つの対物レンズ
1A,1Bの光路に対応する位置にそれぞれ開口部32
A,32Bを形成し、残りの部分には両面ミラーを形成し
て構成した平板状のものであり、このミラーユニット31
を対物レンズ1A,1Bの光軸に対して45度傾斜させ、
両側縁をガイド部材33A,33Bで摺動可能に保持させ、
更に一側縁に形成したギヤー部34に駆動用モータ35を係
合させて、ミラーユニット31を左右に往復動させるよう
に構成したものであり、ミラーユニット31の位相検出用
センサも同様に配置されている。
【0031】次に、このように構成した第3の実施の形
態の動作について説明すると、駆動用モータ35により、
ミラーユニット31の開口部32A,32Bが図3の(A)に
おいて実線で示す、対物レンズ1A,1Bの光路上に位
置するように配置することにより、通常の双眼鏡観察を
行うことができ、またミラーユニット31の開口部32A,
32B以外のミラー部分を図3の(A)において点線で示
す、対物レンズ1A,1Bの光路上に位置するように配
置することにより、CCD撮像素子10A,10Bで撮影す
ると共にLCDモニタ12A,12Bに撮影画像を表示して
観察することができる。
態の動作について説明すると、駆動用モータ35により、
ミラーユニット31の開口部32A,32Bが図3の(A)に
おいて実線で示す、対物レンズ1A,1Bの光路上に位
置するように配置することにより、通常の双眼鏡観察を
行うことができ、またミラーユニット31の開口部32A,
32B以外のミラー部分を図3の(A)において点線で示
す、対物レンズ1A,1Bの光路上に位置するように配
置することにより、CCD撮像素子10A,10Bで撮影す
ると共にLCDモニタ12A,12Bに撮影画像を表示して
観察することができる。
【0032】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図4の(A),(B)は、第4の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態も、ミラー
部分の構成が異なるのみで、他の双眼鏡部分等の構成は
同じであり、同一符号を付してその説明を省略する。こ
の実施の形態では、回転ミラーユニットあるいは並進形
のミラーユニットの代わりに、クイックリターンミラー
状の反転ミラー形としたミラーユニット41を用いるもの
であり、このミラーユニット41は、両面にミラーを形成
した2枚のミラー板42A,42Bを、回転軸43に一側端を
固定して設け、該回転軸43を図示しない駆動モータによ
り、ミラー板42A,42Bをその反射面が対物レンズ1
A,1Bの光路に対して45度傾斜する位置と、その光路
に対して平行となる位置とをとれるように構成するもの
である。そして、各ミラー板42A,42Bの配置位相は、
同様に図示しないセンサにより検出されるようになって
いる。なお、2枚のミラー板は一体にして単一のミラー
板で構成してもよい。
る。図4の(A),(B)は、第4の実施の形態を示す
概略上面図と側面図である。この実施の形態も、ミラー
部分の構成が異なるのみで、他の双眼鏡部分等の構成は
同じであり、同一符号を付してその説明を省略する。こ
の実施の形態では、回転ミラーユニットあるいは並進形
のミラーユニットの代わりに、クイックリターンミラー
状の反転ミラー形としたミラーユニット41を用いるもの
であり、このミラーユニット41は、両面にミラーを形成
した2枚のミラー板42A,42Bを、回転軸43に一側端を
固定して設け、該回転軸43を図示しない駆動モータによ
り、ミラー板42A,42Bをその反射面が対物レンズ1
A,1Bの光路に対して45度傾斜する位置と、その光路
に対して平行となる位置とをとれるように構成するもの
である。そして、各ミラー板42A,42Bの配置位相は、
同様に図示しないセンサにより検出されるようになって
いる。なお、2枚のミラー板は一体にして単一のミラー
板で構成してもよい。
【0033】このように構成した第4の実施の形態にお
いても、駆動用モータによりミラーユニット41のミラー
板42A,42Bの反射面を対物レンズ1A,1Bの光路と
平行となるような位置に駆動して保持することにより、
通常の双眼鏡観察を行うことができ、またミラーユニッ
ト41のミラー板42A,42Bの反射面を、対物レンズ1
A,1Bの光路に対して45度傾斜して配置される位置に
駆動して保持することにより、CCD撮像素子10A,10
Bで撮影すると共に、LCDモニタ12A,12Bに撮影画
像を表示して観察することができる。
いても、駆動用モータによりミラーユニット41のミラー
板42A,42Bの反射面を対物レンズ1A,1Bの光路と
平行となるような位置に駆動して保持することにより、
通常の双眼鏡観察を行うことができ、またミラーユニッ
ト41のミラー板42A,42Bの反射面を、対物レンズ1
A,1Bの光路に対して45度傾斜して配置される位置に
駆動して保持することにより、CCD撮像素子10A,10
Bで撮影すると共に、LCDモニタ12A,12Bに撮影画
像を表示して観察することができる。
【0034】次に、上記各実施の形態に共通の撮影機能
及び表示機能部分の構成を図5に示すブロック構成図に
基づいて説明する。図5において、51A,51Bは対物レ
ンズ系で、該対物レンズ系51A,51Bから出射された光
束は、一体的に構成されているミラーユニット52に入射
するようになっている。そして、対物レンズ系の出射光
路上に該ミラーユニット52における各通過部が位置する
ように配置するか、あるいは各ミラー板が出射光路と平
行となるように配置することにより、対物レンズ系51
A,51Bからの光束をミラーユニット52を通過させて接
眼レンズ系53A,53Bへ到達させ被写体像として観察さ
せる。一方、対物レンズ系51A,51Bの出射光路上にミ
ラーユニット52における各ミラー部が位置するように配
置するか、あるいは各ミラー板を出射光路に対して45度
傾斜させて配置することにより、対物レンズ系51A,51
Bからの光束を、一対の撮像素子54A,54Bへそれぞれ
反射させて入射し、光電変換させて撮像信号を生成し、
撮像信号はそれぞれ撮像回路55A,55Bで信号処理が行
われるようになっている。
及び表示機能部分の構成を図5に示すブロック構成図に
基づいて説明する。図5において、51A,51Bは対物レ
ンズ系で、該対物レンズ系51A,51Bから出射された光
束は、一体的に構成されているミラーユニット52に入射
するようになっている。そして、対物レンズ系の出射光
路上に該ミラーユニット52における各通過部が位置する
ように配置するか、あるいは各ミラー板が出射光路と平
行となるように配置することにより、対物レンズ系51
A,51Bからの光束をミラーユニット52を通過させて接
眼レンズ系53A,53Bへ到達させ被写体像として観察さ
せる。一方、対物レンズ系51A,51Bの出射光路上にミ
ラーユニット52における各ミラー部が位置するように配
置するか、あるいは各ミラー板を出射光路に対して45度
傾斜させて配置することにより、対物レンズ系51A,51
Bからの光束を、一対の撮像素子54A,54Bへそれぞれ
反射させて入射し、光電変換させて撮像信号を生成し、
撮像信号はそれぞれ撮像回路55A,55Bで信号処理が行
われるようになっている。
【0035】また、対物レンズ系51A,51Bからの光束
の光路に対して撮像素子54A,54Bとは反対側に、LC
D表示部56A,56Bが配置されていて、該LCD表示部
56A,56BはLCDドライバ57A,57Bで駆動されて撮
影画像の表示や各種表示が行われ、撮影画像や各種表示
の確認などを行えるようになっている。58は撮像回路55
A,55Bで信号処理された撮像データを表示用あるいは
記録用画像データとするために各種画像処理を行う画像
処理部、59は画像処理部58で画像処理を行う際などに画
像データを一時記憶するためのSDRAM、60は画像デ
ータの圧縮伸長処理を行うJPEG処理部、61は画像デ
ータを記録するためのメモリカード、62はミラーユニッ
ト52を駆動するためのステップモータなどのモータ、63
はモータ62の駆動をパルス数制御等で制御するためのモ
ータ制御部、64はミラーユニット52の位相を検出するた
めのセンサ、65は各部の制御を行うCPUである。
の光路に対して撮像素子54A,54Bとは反対側に、LC
D表示部56A,56Bが配置されていて、該LCD表示部
56A,56BはLCDドライバ57A,57Bで駆動されて撮
影画像の表示や各種表示が行われ、撮影画像や各種表示
の確認などを行えるようになっている。58は撮像回路55
A,55Bで信号処理された撮像データを表示用あるいは
記録用画像データとするために各種画像処理を行う画像
処理部、59は画像処理部58で画像処理を行う際などに画
像データを一時記憶するためのSDRAM、60は画像デ
ータの圧縮伸長処理を行うJPEG処理部、61は画像デ
ータを記録するためのメモリカード、62はミラーユニッ
ト52を駆動するためのステップモータなどのモータ、63
はモータ62の駆動をパルス数制御等で制御するためのモ
ータ制御部、64はミラーユニット52の位相を検出するた
めのセンサ、65は各部の制御を行うCPUである。
【0036】また、本発明においては、先に述べたよう
に、円盤状のミラーユニットの場合は、高速に回転させ
ることにより、短いサイクルで双眼鏡観察とLCD表示
部56A,56Bの表示の観察とを間欠的に繰り返すことが
でき、両者を重畳させたような画像を観察できるように
なっているので、上記CPU65には、かかるLCD表示
部56A,56Bにより重畳表示させるための、撮影画像で
はなく、双眼鏡情報としてカレンダとかキャラクタ情報
などを内蔵させている。
に、円盤状のミラーユニットの場合は、高速に回転させ
ることにより、短いサイクルで双眼鏡観察とLCD表示
部56A,56Bの表示の観察とを間欠的に繰り返すことが
でき、両者を重畳させたような画像を観察できるように
なっているので、上記CPU65には、かかるLCD表示
部56A,56Bにより重畳表示させるための、撮影画像で
はなく、双眼鏡情報としてカレンダとかキャラクタ情報
などを内蔵させている。
【0037】CPU65には、入力指示部66が設けられて
いて、該入力指示部66には、各種モードボタン、レリー
ズボタン、LCD表示部のON/OFFボタン、撮影時
の連続的動画撮影と静止画撮影の切替えボタン等が設け
られている。上記モードボタンにより指示されるモード
としては、通常の双眼鏡としての観察モード、撮像機能
部による撮像モード、撮影画像の再生表示モード、撮影
画像あるいは他の情報重畳表示観察モードなどが設けら
れている。
いて、該入力指示部66には、各種モードボタン、レリー
ズボタン、LCD表示部のON/OFFボタン、撮影時
の連続的動画撮影と静止画撮影の切替えボタン等が設け
られている。上記モードボタンにより指示されるモード
としては、通常の双眼鏡としての観察モード、撮像機能
部による撮像モード、撮影画像の再生表示モード、撮影
画像あるいは他の情報重畳表示観察モードなどが設けら
れている。
【0038】情報重畳表示観察モードは、上記のよう
に、ミラーユニットとして回転ミラーユニットを用いた
場合、回転ミラーユニットを高速回転させて、双眼鏡の
観察画像に所望の情報を重畳させて表示し観察できるよ
うにするモードである。重畳表示させる情報としては、
カレンダ、キャラクタ情報、電池残量及び警告情報、撮
影可能枚数(メモリ容量)表示などばかりでなく、双眼
鏡観察被写体と対比して比較確認できるような情報、例
えば野鳥観察時における野鳥図鑑情報や、更には、他人
が所持している電子双眼鏡から通信手段で得られる他の
双眼鏡観察画像情報を、比較確認情報として重畳表示さ
せることも可能である。
に、ミラーユニットとして回転ミラーユニットを用いた
場合、回転ミラーユニットを高速回転させて、双眼鏡の
観察画像に所望の情報を重畳させて表示し観察できるよ
うにするモードである。重畳表示させる情報としては、
カレンダ、キャラクタ情報、電池残量及び警告情報、撮
影可能枚数(メモリ容量)表示などばかりでなく、双眼
鏡観察被写体と対比して比較確認できるような情報、例
えば野鳥観察時における野鳥図鑑情報や、更には、他人
が所持している電子双眼鏡から通信手段で得られる他の
双眼鏡観察画像情報を、比較確認情報として重畳表示さ
せることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1に係る発明によれば、直接観察/撮影の切
替えと、直接観察/再生表示の切替えの切り替え手段を
共通化した光路切替手段を備えているので、撮影機能と
再生機能を備えた電子双眼鏡の小型化を図ることができ
る。請求項2に係る発明によれば、簡単な構成の光路切
替手段を提供することができる。請求項3に係る発明に
よれば、立体観察ばかりでなく立体撮影や撮影画像の立
体再生を行うことが可能な小型の電子双眼鏡を実現する
ことができる。請求項4に係る発明によれば、簡単な構
造で低コストでミラー部を構成することができる。請求
項5及び6に係る発明によれば、観察画像に所定の情報
を重畳させることができ、接眼部から目を離さずに各種
情報の確認を行いながら観察することができる。請求項
7に係る発明によれば、ミラー部を構成するミラーユニ
ットに通過部を合わせて設けることができる。請求項8
に係る発明によれば、簡単な構造のミラーユニットが得
られる。請求項9に係る発明によれば、中心部あるいは
周辺部に回転駆動部を配置することが可能なミラーユニ
ットが得られる。請求項10に係る発明によれば、回転バ
ランスのよいミラーユニットが得られる。請求項11に係
る発明によれば、透過率のよい通過部を備えたミラーユ
ニットが得られる。請求項12に係る発明によれば、設計
の容易な小型のミラーユニットが得られる。請求項13に
係る発明によれば、ミラーユニットの回動駆動源の配置
の自由度の高い構成が得られる。請求項14に係る発明に
よれば、回動駆動の容易なミラーユニットが得られる。
に、請求項1に係る発明によれば、直接観察/撮影の切
替えと、直接観察/再生表示の切替えの切り替え手段を
共通化した光路切替手段を備えているので、撮影機能と
再生機能を備えた電子双眼鏡の小型化を図ることができ
る。請求項2に係る発明によれば、簡単な構成の光路切
替手段を提供することができる。請求項3に係る発明に
よれば、立体観察ばかりでなく立体撮影や撮影画像の立
体再生を行うことが可能な小型の電子双眼鏡を実現する
ことができる。請求項4に係る発明によれば、簡単な構
造で低コストでミラー部を構成することができる。請求
項5及び6に係る発明によれば、観察画像に所定の情報
を重畳させることができ、接眼部から目を離さずに各種
情報の確認を行いながら観察することができる。請求項
7に係る発明によれば、ミラー部を構成するミラーユニ
ットに通過部を合わせて設けることができる。請求項8
に係る発明によれば、簡単な構造のミラーユニットが得
られる。請求項9に係る発明によれば、中心部あるいは
周辺部に回転駆動部を配置することが可能なミラーユニ
ットが得られる。請求項10に係る発明によれば、回転バ
ランスのよいミラーユニットが得られる。請求項11に係
る発明によれば、透過率のよい通過部を備えたミラーユ
ニットが得られる。請求項12に係る発明によれば、設計
の容易な小型のミラーユニットが得られる。請求項13に
係る発明によれば、ミラーユニットの回動駆動源の配置
の自由度の高い構成が得られる。請求項14に係る発明に
よれば、回動駆動の容易なミラーユニットが得られる。
【図1】本発明に係る電子双眼鏡の第1の実施の形態の
一部を省略した主要部の概略上面図及び側面図である。
一部を省略した主要部の概略上面図及び側面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の一部を省略した主
要部の概略上面図及び側面図である。
要部の概略上面図及び側面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の一部を省略した主
要部の概略上面図及び側面図である。
要部の概略上面図及び側面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の一部を省略した主
要部の概略上面図及び側面図である。
要部の概略上面図及び側面図である。
【図5】本発明の第1〜第4の実施の形態に共通な撮影
機能及び再生機能部分の構成を示すブロック構成図であ
る。
機能及び再生機能部分の構成を示すブロック構成図であ
る。
1A,1B 対物レンズ 2 回転ミラーユニット 3A,3B 扇形状両面ミラー部 4A,4B 通過部 5 モータ 6A,6B 位相検出用反射型センサ 7A,7B 正立プリズム 8A,8B 接眼レンズ 9A,9B CCD用結像レンズ 10A,10B CCD撮像素子 11A,11B モニタ用レンズ 12A,12B LCDモニタ 21 回転ミラーユニット 22A,22B 扇形状両面ミラー部 23A,23B 扇形状切り欠き開口部 24 ギヤー 25 駆動モータ 31 ミラーユニット 32A,32B 開口部 33 ガイド部材 34 ギヤー部 35 駆動用モータ 41 ミラーユニット 42A,42B ミラー板 43 回転軸 51A,51B 対物レンズ系 52 ミラーユニット 53A,53B 接眼レンズ系 54A,54B 撮像素子 55A,55B 撮像回路 56A,56B LCD表示部 57A,57B LCDドライバ 58 画像処理部 59 SDRAM 60 JPEG処理部 61 メモリカード 62 モータ 63 モータ制御部 64 位相検出センサ 65 CPU 66 入力指示部
Claims (14)
- 【請求項1】 対物光学系及び接眼光学系をそれぞれ備
えた一対のレンズ光学系を平行に並べて配置した双眼鏡
において、入射された被写体像を光電変換する電子的な
撮像手段と、該撮像手段により得られた撮影画像を表示
する表示手段と、前記対物光学系から出射された被写体
光を前記接眼光学系に導く第1の位置と、前記対物光学
系から出射された被写体光を前記撮像手段に導き、前記
表示手段から表示画像光を前記接眼光学系に導く第2の
位置の2つの位置のいずれかの位置を選択的にとりうる
光路切替手段とを備えていることを特徴とする電子双眼
鏡。 - 【請求項2】 前記光路切替手段は、一方の面が前記対
物光学系から出射された被写体光を反射させて前記撮像
手段に導く反射面で、他方の面が前記表示手段から出射
された表示画像光を前記接眼光学系に導く反射面である
両面のミラー部と、該ミラー部を、第1の位置では前記
対物光学系と前記接眼光学系の間の光路外の位置に移動
させ、第2の位置では前記光路内に挿入する位置にそれ
ぞれ移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする請
求項1に係る電子双眼鏡。 - 【請求項3】 前記撮像手段及び前記表示手段及び前記
光路切替手段は、前記一対のレンズ光学系に対応してそ
れぞれ一対備えていることを特徴とする請求項1又は2
に係る電子双眼鏡。 - 【請求項4】 前記一対の光路切替手段を構成する一対
のミラー部が一つの部材で形成されミラーユニットを構
成していることを特徴とする請求項3に係る電子双眼
鏡。 - 【請求項5】 前記移動手段は、前記ミラーユニットを
連続的に回転させるように構成されると共に、更に前記
移動手段及び表示手段を制御する制御手段を備え、該制
御手段は特定の指示があった場合には、前記ミラーユニ
ットを連続的に回転させるように前記移動手段を制御
し、且つ、所定の情報を表示するように前記表示手段を
制御することを特徴とする請求項4に係る電子双眼鏡。 - 【請求項6】 前記所定の情報は、日時情報又は電池残
量情報あるいは比較確認用情報のうちの少なくとも一つ
を含むことを特徴とする請求項5に係る電子双眼鏡。 - 【請求項7】 前記ミラーユニットは、前記対物光学系
から出射された被写体光を通過させて前記接眼光学系に
導くための通過部を更に一対備え、前記移動手段は、前
記対物光学系と前記接眼光学系の間に、第1の位置では
前記ミラー部を、第2の位置では前記通過部をそれぞれ
臨ませるように前記ミラーユニットを移動させることを
特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に係る電子双眼
鏡。 - 【請求項8】 前記ミラーユニットは、一対の扇形状の
ミラー部を対称に備えた平板状の部材で構成されている
ことを特徴とする請求項7に係る電子双眼鏡。 - 【請求項9】 前記ミラーユニットは、略円盤形状部材
で構成され、該円盤形状部材の面に前記ミラー部と通過
部が略90度位相間隔で交互に2つずつ設けられているこ
とを特徴とする請求項7に係る電子双眼鏡。 - 【請求項10】 前記ミラーユニットは、主に透明部材か
ら構成され、該透明部材の表面への反射面の形成の有無
によって、前記ミラー部と通過部を形成していることを
特徴とする請求項9に係る電子双眼鏡。 - 【請求項11】 前記通過部は、前記円盤形状部材の面に
設けられた開口であることを特徴とする請求項9に係る
電子双眼鏡。 - 【請求項12】 前記ミラー部のミラー形成面が、入射光
束の光軸に対して、略45度傾斜していることを特徴とす
る請求項7〜11のいずれか1項に係る電子双眼鏡。 - 【請求項13】 前記移動手段は、前記ミラーユニットを
回動させるためのモータを有し、前記ミラーユニット
は、前記モータによって駆動されるためのギヤ部を前記
円盤形状部材の外周に設けていることを特徴とする請求
項9〜12のいずれか1項に係る電子双眼鏡。 - 【請求項14】 前記移動手段は、前記ミラーユニットの
回動軸をミラー部の面に対して垂直に設けていることを
特徴とする請求項12又は13に係る電子双眼鏡。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001149356A JP2002341254A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子双眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001149356A JP2002341254A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子双眼鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18994538
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001149356A Withdrawn JP2002341254A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子双眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002341254A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005093486A1 (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Nikon Vision Co.Ltd. | 観察装置および双眼鏡 |
JP2006153630A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Olympus Corp | 情報端末装置及び情報表示システム |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149356A patent/JP2002341254A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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