JP2003149560A - 双眼鏡装置 - Google Patents

双眼鏡装置

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JP2003149560A
JP2003149560A JP2001352506A JP2001352506A JP2003149560A JP 2003149560 A JP2003149560 A JP 2003149560A JP 2001352506 A JP2001352506 A JP 2001352506A JP 2001352506 A JP2001352506 A JP 2001352506A JP 2003149560 A JP2003149560 A JP 2003149560A
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binoculars
image pickup
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Hideaki Nakajima
秀明 中島
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Individual
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 双眼鏡装置とは別に再生装置を用意しておか
なくても、双眼鏡装置の撮像記録手段で記録した記録画
像を、その場で、再生確認できるようにする。 【解決手段】 双眼鏡装置1の一方の観察光学系3Rの
第一結像面位置Maにおける観察光を撮像する撮像手段
14と、この撮像手段14により撮像された画像を他方
の観察光学系3Lの第一結像面位置Mbに表示する表示
手段32とを備えたため、撮像手段14で撮像した画像
を、撮像したその場で、表示手段32により確認するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双眼鏡装置に関す
る。さらに詳しくは、双眼鏡装置の観察光学系で捕らえ
た観察光を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮
像された画像を表示する表示手段とを内蔵する双眼鏡装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】双眼鏡装置で遠方の風景や建物等の観察
対象物を観察しているときに、観察対象物を画像として
記録しておきたいという場合がある。このような要求を
満たす双眼鏡装置として、例えば、特開平11−647
40号、特開平11−112851号等に、双眼鏡装置
に撮像記録手段を付加したものが開示されている。
【0003】この撮像記録手段を備えた双眼鏡装置は、
双眼鏡装置の一方の観察光学系の第一結像面位置におけ
る観察光を撮像素子により捕らえ、この撮像素子により
捕らえられた画像を画像記録手段に記録するようにした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
撮像記録手段を備えた双眼鏡装置においては、記録した
画像を観賞するためには、記録した画像を双眼鏡装置と
は別個の再生装置に出力して観賞しなくてはならないた
め、記録した画像をその場で再生確認するためには、双
眼鏡装置とは別に再生装置を用意しておく必要がある。
【0005】そこで、本発明は、双眼鏡装置とは別に再
生装置を用意しておかなくても、双眼鏡装置の撮像記録
手段で記録した記録画像を、その場で、再生確認できる
ようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の双眼鏡装
置は、対物光学系と接眼光学系とをそれぞれ備えて構成
される一対の観察光学系と、この一対の観察光学系のう
ち一方の観察光学系の接眼光学系の焦点面位置における
観察光を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像
された画像を他方の観察光学系の第一結像面位置に表示
する表示手段とを備えることを特徴とし、双眼鏡装置を
このように構成することで、一台の双眼鏡装置により観
察光の撮像とこの撮像した画像の表示を行い、この表示
を観察することができる。
【0007】請求項2記載の双眼鏡装置は、請求項1記
載の双眼鏡装置において、前記撮像手段は、前記一方の
観察光学系の第一結像面位置と、この前記一方の観察光
学系の光路から退避した退避位置とに変位することを特
徴とし、双眼鏡装置をこのように構成することで、撮像
手段が観察光学系の光路から退避された位置にあるとき
は、観察光学系を介して観察対象物の観察を行うことが
できる。
【0008】請求項3記載の双眼鏡装置は、請求項1記
載の双眼鏡装置において、前記撮像手段が、前記一方の
観察光学系の光路外であって、この前記一方の観察光学
系の第一結像面位置と光学的に等価な位置に配設される
とともに、前記第一結像面位置における観察光を前記撮
像手段に導く反射手段を備えたことを特徴とし、双眼鏡
装置をこのように構成することで、電子回路などの複雑
な構造を有する撮像手段を変位させることなく、第一結
像面位置における観察光を撮像することができる。
【0009】請求項4記載の双眼鏡装置は、請求項3記
載の双眼鏡装置において、前記反射手段は、前記一方の
観察光学系の光路に挿入される位置と退避される位置と
に変位し、上記挿入された位置に位置するときは前記第
一結像面位置における観察光を前記撮像手段に導くこと
を特徴とし、双眼鏡装置をこのように構成することで、
反射手段が観察光学系の光路から退避した位置にあると
きは、接眼光学系に導かれる観察光が反射手段に遮られ
ることがなくなるので、接眼光学系を介して観察対象物
を観察することができる。
【0010】請求項5記載の双眼鏡装置は、請求項3ま
たは請求項4に記載の双眼鏡装置において、前記反射手
段は、半透過鏡であることを特徴とし、双眼鏡装置をこ
のように構成することで、半透過鏡が観察光路内に挿入
された状態にあっても、第一結像面位置における観察光
を撮像手段に導けると同時に、接眼光学系から観察対象
物を観察することができる。
【0011】請求項6記載の双眼鏡装置は、請求項1か
ら請求項5のいずれかに記載の双眼鏡装置において、前
記撮像素子の撮像面を覆う位置と覆わない位置とに変位
する赤外光カットフィルターを備えたことを特徴とし、
双眼鏡装置をこのように構成することで、赤外線カット
フィルタが撮像面を覆っていないときには、観察光の赤
外線による撮像を行うことができる。
【0012】請求項7記載の双眼鏡装置は、請求項1記
載の双眼鏡装置において、前記表示手段は、前記他方の
観察光学系の接眼光学系の焦点面位置と、この前記他方
の観察光学系の光路から退避した退避位置とに変位する
ことを特徴とし、双眼鏡装置をこのように構成すること
で、表示素子が観察光路から退避された位置にあるとき
は、観察光学系の光路を介して観察対象物の観察を行う
ことができる。
【0013】請求項8記載の双眼鏡装置は、請求項1記
載の双眼鏡装置において、前記表示手段が、前記他方の
観察光学系の光路外であって、この前記他方の観察光学
系の接眼光学系の焦点面位置と光学的に等価な位置に配
設されるとともに、前記表示手段による表示を接眼光学
系に導く反射手段を備えたことを特徴とし、双眼鏡装置
をこのように構成することで、電子回路などの複雑な構
造を有する表示手段を変位させることなく、表示手段に
表示される画像を観察することができる。
【0014】請求項9記載の双眼鏡装置は、請求項8記
載の双眼鏡装置において、前記反射手段は、前記他方の
観察光学系の光路に挿入される位置と退避される位置と
に変位し、上記挿入された位置に位置するときに、前記
表示装置に表示される画像が前記接眼光学系に導かれる
ことを特徴とし、双眼鏡装置をこのように構成すること
で、反射手段が観察光学系の光路から退避した位置にあ
るときは、接眼光学系に導かれる観察光が反射手段に遮
られることがなくなるので、接眼光学系を介して観察対
象物を観察することができる。
【0015】請求項10記載の双眼鏡装置は、請求項8
または請求項9に記載する双眼鏡装置において、前記反
射手段は、半透過鏡であることを特徴とし、双眼鏡装置
をこのように構成することで、表示手段における画像と
観察対象物を同時に接眼光学系から観察することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図11を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明にかかる双眼鏡装置1の外
観を示している。この双眼鏡装置1は、筐体2を有して
いる。図2から図10には、この筐体2の内側の構造、
つまり双眼鏡装置1の内部の構造が示されている。
【0018】ここで、以下の説明において、双眼鏡装置
1に対し、図面左方を前方、右方を後方とする。そし
て、後方から前方を見て、右手側を右側、左手側を左側
として説明する。
【0019】双眼鏡装置1は、左右一対の観察光学系3
Rと3Lを備えている。観察光学系3Rは、対物光学系
3Ra、正立光学系3Rb、接眼光学系3Rcとを有し
て構成されている。また、他方の観察光学系3Lも対物
光学系3La、正立光学系3Lb、接眼光学系3Lcと
を有して構成されている。
【0020】双眼鏡装置1の前方に存在する図示外の観
察対象物からの観察光は、左右の対物光学系3Ra、3
Laにそれぞれ入射し、正立光学系3Rb、3Lbを通
って接眼光学系3Rc、3Lcから出射する。双眼鏡装
置1の後方には観察者が居て、この観察者は、接眼光学
系3Rc、3Lcを左右の瞳でそれぞれ覗き込むと、観
察対象物を観察することができる。
【0021】対物光学系3Ra、3Laに入射した観察
光は、正立光学系3Rb、3Lbと接眼光学系3Rc、
3Lcとの間に位置する第一結像面位置Ma、Mbに一
旦結像し、この第一結像面位置Ma、Mbに結像した観
察光が、接眼光学系3Rc、3Lcから後方に出射す
る。また、接眼光学系3Rc、3Lcの焦点面位置は、
それぞれ第一結像面位置Ma、Mbに一致させられてい
る。したがって、観察者は、第一結像面位置Ma、Mb
に結像した観察光を、接眼光学系3Rc、3Lcにより
拡大して観察することになる。
【0022】正立光学系3Rb、3Lbは、対物光学系
3Ra、3Laによって左右上下が反転される像を、第
一結像面位置Ma、Mbにおいて正立した状態にして結
像させる役目を果たすものであり、例えば、上下を反転
するポロプリズムと左右を反転させるポロプリズムとを
組み合わせて構成する。
【0023】ここで、観察光学系3Rの光軸をXR、観
察光学系3Lの光軸をXLとするとともに、観察光学系
3Rの光路を観察光路R、観察光学系3Lの光路を観察
光路Lとして以下の説明を行う。
【0024】対物光学系3Ra、3Laは、焦点調節装
置4の調節つまみ5を左右方向、つまり、図示矢印の方
向に回転させると、この回転方向に対応して、それぞれ
光軸XRと光軸XLに沿って前後に変位する。調節つま
み5を操作して対物光学系3Ra、3Laを前後に変位
させることにより、双眼鏡装置1から任意の距離にある
観察対象物からの観察光を、各対物光学系3Ra、3L
aの第一結像面位置Ma、Mbに結像させることができ
る。
【0025】焦点調節装置4は、前述の調節つまみ5
と、対物光学系3Ra、3Laを保持する対物光学系保
持体6と、調節つまみ5を筐体2に支持する支持体2a
とから構成されている。
【0026】対物光学系保持体6は、前方あるいは後方
から見たときの形状が、眼鏡枠形状をしていて、左右に
対物光学系3Ra、3Laをそれぞれ保持する円形の対
物光学系保持枠7、8を有し、この左右の対物光学系保
持枠7と対物光学系保持枠8とが連結部9で連結されて
いる。
【0027】調節つまみ5はねじ軸10を有していて、
このねじ軸10にはねじ部10Sが形成されている。こ
の調節つまみ5は、ねじ軸10が光軸XR、XLに平行
な状態で支持体2aに支持されている。ねじ部10S
と、連結部9とはねじ結合していて、調節つまみ5を図
示矢印の方向に回転させると、対物光学系保持体6は、
ねじ部10Sにリードされながら調節つまみ5の回転方
向に対応して、前後に変位するため、上述したように調
節つまみ5を操作することにより観察対象物からの観察
光が第一結像面位置Ma、Mbに結像するように対物光
学系3Ra、3Laを変位させることができる。
【0028】対物光学系保持体6は、対物光学系保持枠
7の右側と、対物光学系保持枠8の左側とを、それぞれ
筐体2に形成されたガイド部11、12に、前後方向に
は変位が許容されるが、ねじ軸10の周りには回転しな
いようにガイドされている。したがって、ガイド部1
1、12にガイドされた対物光学系保持体6は、調節つ
まみ5を回転させたときに、ねじ軸10の回転に引きず
られてねじ軸10の周りに回転してしまうことなく、光
軸XR、XLに沿って変位することができる。
【0029】双眼鏡装置1は、観察光学系3Rの第一結
像面位置Maに結像する観察光を撮像する撮像ユニット
13を備えている。この撮像ユニット13は、撮像手段
としての電荷結合素子(以下CCDという)14と、こ
のCCD14を直接実装したプリント基板15と、この
プリント基板15が取りつけられるCCD支持板16、
さらに、赤外線をカットする赤外線カットフィルタ17
と、この赤外線カットフィルタ17が取り付けられるフ
ィルタ支持板18と、板ばね19とを備えて構成されて
いる。板ばね19は、CCD支持板16に取り付けられ
ていて、図3と図4に示すように暗視モード(後述参
照)以外では、フィルタ支持板18の右端縁に当接して
いる。
【0030】筐体2の上面側には、光軸XRに直交する
方向に延びる2つの案内溝20と21が、前後方向に互
いに平行に形成されている。CCD支持板16の上端縁
部には、案内溝20に係合するガイド突起16aが設け
られている。また、フィルタ支持板18の上端縁部に
は、案内溝21に係合するガイド突起18aが設けられ
ている。案内溝20に係合するガイド突起16aの上端
部と、案内溝21に係合するガイド突起18aの上端部
は、それぞれ、筐体2の上面から突出していて、CCD
支持板16の操作部16bと、フィルタ支持板18の操
作部18bとして形成されている。この操作部16bを
案内溝20に沿って左右にスライド操作することによ
り、CCD14を左右に変位することができる。また、
操作部18bを案内溝21に沿って左右にスライド操作
することにより、赤外線カットフィルタ17についても
左右に変位することができる。
【0031】図3は、CCD14と赤外線カットフィル
タ17が、観察光を遮らないように観察光路Rから退避
した位置にある状態を示し、撮像ユニット13がこの状
態にあるときには、観察光は、接眼光学系3Rcに導か
れ、観察者が接眼光学系3Rcを覗き観ると、観察光学
系3Rを介して観察対象物を観察することができる。
【0032】図4は、CCD14が、第一結像面位置M
aに挿入され、この第一結像面位置Maに挿入されたC
CD14の撮像面を赤外線カットフィルタ17が覆って
いる状態を示している。撮像ユニット13がこの状態に
あるときは、CCD14の撮像面には赤外線カットフィ
ルタ17によって赤外線がカットされた観察光が結像す
る。
【0033】図5は、CCD14が、撮像面を赤外線カ
ットフィルタ17に覆われない状態で、第一結像面Ma
に挿入された状態を示している。撮像ユニット13がこ
の状態にあるときは、CCD14には、観察対象物の発
する赤外線も含んだ観察光が結像することになる。
【0034】CCD支持板16と筐体2には、図6に示
すように、CCD支持板16の上縁部に凸部16cが形
成され、筐体2の内側面には、CCD14が、観察光路
Rから退避した位置に在るときに凸部16cに係合する
凹部22と、第一結像面位置Maに挿入された位置に在
るときに凸部16cに係合する凹部23が形成されてい
る。CCD支持板16が、図3に示す観察光路Rから退
避した位置に在るときや,図4および図5に示す第一結
像面位置Maに挿入された位置にあるときに、双眼鏡装
置1が傾いたり振動しても、CCD支持板16が左右方
向に移動してしまわないように凸部16cと凹部22ま
たは凹部23が係合するようになっている。凸部16c
と凹部22あるいは凹部23との係合は、いわゆるクリ
ック機構に相当するものである。
【0035】また、フィルタ支持板18と筐体2にも、
図7に示すようにフィルタ支持板18の上縁部に凸部1
8cが形成され、筐体2の内側面には、赤外線カットフ
ィルタ17が、観察光路Rから退避した位置に在るとき
に凸部18cに係合する凹部24と、第一結像面位置M
aに挿入されたCCD14の撮像面を覆う位置に在ると
きに凸部18cと係合する凹部25が形成されている。
フィルタ支持板18が、図3および図5に示す観察光路
Lから退避した位置にあるときや、図4示すように第一
結像面位置Maに挿入されたCCD14の撮像面を覆う
位置にあるときに、双眼鏡装置1が傾いたり振動して
も、フィルタ支持板18が左右方向に移動してしまわな
いように凸部18cと凹部24または凹部25が係合す
るようになっている。凸部18cと凹部24あるいは凹
部25との係合は、いわゆるクリック機構に相当するも
のである。
【0036】撮像ユニット13を図3に示す状態から図
4に示す状態にするには、操作部16bを左方にスライ
ド操作して、CCD14を第一結像面位置Maに挿入す
る。この際、操作部16bのスライド操作は、CCD支
持板16の凸部16cと凹部22の係合力に抗して行う
ことになる。このとき、フィルタ支持板18にも、板ば
ね19を介して左方に変位させる力が作用する。この力
よりも凸部18cと凹部24の係合力を弱く設定するよ
うにして、フィルタ支持板18が、凸部18cと凹部2
4の係合を外れ、CCD支持板16と伴に左方に変位す
るようにする。
【0037】CCD14が図4に示すように第一結像面
位置Maに挿入された状態にあるとき、CCD支持板1
6は上述のように凸部16cと凹部23の係合により左
右へ移動しないように位置決めがされる。また、フィル
タ支持板18についても、上述のように凸部18cと凹
部25の係合により左右へ移動しないように位置決めが
なされる。
【0038】図4に示すように赤外線カットフィルタ1
7が、第一結像面位置Maに挿入されたCCD14の撮
像面を覆っている状態から、図5に示すように観察光路
Rから退避した位置に変位させるため、操作部18bを
右方にスライド操作してフィルタ支持板18を右方に変
位させる。このとき、板ばね19を介してCCD支持板
16を右方に変位させる力が作用するが、この力より凸
部16cと凹部23の係合力の方を強く設定するように
して、CCD支持板16が、第一結像面位置Maに挿入
された状態を維持するようにする。なお、図3に示す状
態から、CCD14のみを第一結像面位置Maに挿入さ
せるには、フィルタ支持板18がCCD支持板16の変
位に伴って変位しないように、操作部18bを指先など
で押さえた状態で、操作部16bを左方へスライド操作
して、CCD支持板16のみを第一結像面位置Maの側
に変位させる。
【0039】CCD14に結像された観察光の画像デー
タは、画像メモリ26に転送され記憶される。つまり、
CCD14が図4、または図5に示すように、第一結像
面位置Maに挿入された状態にあるとき、レリーズボタ
ン27をオン操作すると、CCD14で撮像された画像
の画像データは、画像メモリ26に転送され記録され
る。この画像メモリとしては、例えばフラッシュメモリ
を使用する。画像メモリ26は、プリント基板28の上
に実装されている。
【0040】CCD14により撮像を行う際に、赤外線
カットフィルタ17を図5に示すようにCCD14の撮
像面から退避させれば、CCD14の撮像面には赤外線
も撮像され、夜間など、撮像光量が十分でない状況であ
っても観察対象物の赤外線像を撮像することができる。
【0041】なお、撮像ユニット13は、CCD14の
撮像面および赤外線カットフィルタ17のフィルム面が
光軸XRに直角になるように配設され、撮像ユニット1
3が観察光路Rの光路外に退避したとき、撮像ユニット
13の前方には、筐体2の内側に、正立光学系3Rbと
撮像ユニット13とにより囲われた空間29が形成さ
れ、その空間29内に双眼鏡装置1の電源となる電池3
0が配設されている。
【0042】なお、撮像手段としては、本実施の形態で
示したCCD14以外にC−MOS(相補金属酸化半導
体)を用いることができる。
【0043】双眼鏡装置1は、観察光学系3Lの第一結
像面位置Mbに、撮像ユニット13で撮像した画像を表
示する表示ユニット31を備えている。この表示ユニッ
ト31は、表示手段としての液晶表示パネル32と、こ
の液晶表示パネル32を直接実装したプリント基板33
と、このプリント基板33が取り付けられるパネル支持
板34とを備えて構成されている。液晶表示パネル32
は、接眼光学系3Lcから表示面を観ることがでるよう
に、接眼光学系3Lcの側に表示面が向けられている。
【0044】筐体2の上面側には、光軸XLに直交する
方向に延びる案内溝35が形成されている。パネル支持
板34の上縁部には、案内溝35に係合するガイド突起
34aが設けられている。案内溝35に係合するガイド
突起34aの上端部は、筐体2の上面から突出してい
て、パネル支持板34の操作部34bとして形成されて
いる。
【0045】この操作部34bを案内溝35に沿って左
右にスライド操作することにより、液晶表示パネル32
を、図8に示す観察光路Lを遮らないように観察光路L
から退避させた位置と、図9に示す第一結像面位置Mb
に挿入された位置とに変位させることができる。
【0046】パネル支持板34と筐体2には、図10に
示すようにパネル支持板34の上縁部に凸部34cが形
成され、筐体2の内側面には液晶表示パネル32が観察
光路Lから退避した位置に在るときに凸部34cに係合
する凹部36と、液晶表示パネル32が第一結像面位置
Mbに挿入された位置に在るときに凸部34cに係合す
る凹部37が形成されている。
【0047】液晶表示パネル32が、図8に示す観察光
路Lから退避した位置に在るときや図9に示す第一結像
面位置Mbに挿入された位置にあるときに、双眼鏡装置
1が傾いたり振動しても、パネル支持板34が左右方向
に移動してしまわないように凸部34cと凹部36また
は凹部37が係合するようになっている。凸部34cと
凹部36あるいは凹部37との係合は、いわゆるクリッ
ク機構に相当するものである。
【0048】表示ユニット31は液晶表示パネル32
が、第一結像面位置Mbに挿入されられた状態で、液晶
表示パネル32が作動させられると画像メモリ26に記
録されている画像が液晶表示パネル32に表示され、こ
の画像が接眼光学系3Lcを介して観察できることとな
る。
【0049】なお、表示手段としては、本実施の形態で
示した液晶表示パネル32以外にCRT等を用いること
もできる。
【0050】なお、表示ユニット31は、液晶表示パネ
ル32の表示面が光軸XLに直角になるように配設さ
れ、表示ユニット31が観察光路Lの外に退避した状態
にあるとき、液晶表示ユニット31の前方には、筐体2
の内側に、正立光学系3Lbと表示ユニット31とによ
り囲われた空間38が形成され、その空間38内に画像
メモリ26とこれが実装されるプリント基板28が配設
されている。また、この空間には、双眼鏡装置1の動作
を制御する制御回路39も配設されている。
【0051】次に、双眼鏡装置1の操作方法について、
図11に示すフローチャートを参酌しながら説明する。
【0052】まず、通常の観察を行うとき(S1)、つ
まり、観察者が、観察対象物を観察光学系3R、3Lを
介して直接観察するときの操作について説明する。この
通常の観察を行うには、CCD14と赤外線カットフィ
ルタ17を観察光路Rから退避した位置にするととも
に、液晶表示パネル32も同様に観察光路Lから退避し
た位置に変位させる。つまり、撮像ユニット13側の操
作部16bと操作部18bが共に右側にスライド操作さ
れて、CCD支持板16とフィルタ支持板18が右側に
変位している状態とするとともに、表示ユニット31側
の操作部34bも左側にスライド操作させてパネル支持
板34が左側に変位している状態とする。
【0053】このように、CCD14と赤外線カットフ
ィルタ17が観察光路Rから退避させられ、液晶表示パ
ネル32も観察光路Lから退避させられると、対物光学
系3Ra、3Laから入射した観察光は、それぞれ接眼
光学系3Rc、3Lcに導かれる。したがって、接眼光
学系3Rc、3Lcからは観察光学系3R、3L介して
観察対象物を直接観察することができる。
【0054】次に撮像ユニット13や表示ユニット31
を利用する場合の操作について説明するが、撮像ユニッ
ト13や表示ユニット31の利用に先立って先ず、電源
スイッチ40をオン状態にする。
【0055】最初に、撮像ユニット13による撮像を行
う場合(図中撮像モード)の操作について説明する。
【0056】まず、撮像ユニット13側の操作部16b
を左方にスライド操作して、CCD14を撮像面が赤外
線カットフィルタ17により覆われた状態で第一結像面
位置Maに挿入する(S2)。
【0057】双眼鏡装置1がこの状態にあるときには、
対物光学系3Raに入射した観察光はCCD14により
遮られて接眼光学系3Rcには導かれず、接眼光学系3
Rcからは観察対象物を観察することはできない。しか
し、他方の観察光学系3Lにおいては、対物光学系3L
aから入射した観察光は遮られることなく接眼光学系3
Lcに導かれるため、観察者は、接眼光学系3Lcを覗
いて観察対象物の観察を行うことができる(S3)。
【0058】CCD14の撮像面には、接眼光学系3L
cによって観察される観察対象物の観察像と同じ像が結
像しているので、観察光学系3Lの観察像を見ながら観
察像が第一結像面位置Ma、Mbに合焦するように焦点
調節装置4の調節つまみ5を回転して焦点調整を行う
(S4)。
【0059】そうして、観察者が所望の撮像状態になっ
たと判断した場合には(S5においてYES)、レリー
ズボタン27のオン操作を行うと、CCD14で撮像し
た画像が画像メモリ26に転送され記録される(S
6)。なお、画像メモリ26への画像の記録は、画像圧
縮された状態で記録保存されている。また、記録された
画像の枚数は液晶表示部41に表示される。
【0060】CCD14と赤外線カットフィルタ17を
観察光路Rから退避させると(S7)、通常の観察状態
になる(S1)。
【0061】次に、画像メモリ26に記憶された画像を
再生する場合(図中再生表示モード)の操作について説
明する。
【0062】まず、表示ユニット31側の操作部34b
を右方にスライド操作して、液晶表示パネル32を第一
結像面位置Mbに挿入する(S8)。なお、液晶表示パ
ネル32が第一結像面位置Mbに挿入された状態では、
接眼光学系3Lcに入射した観察光は液晶表示パネル3
2により遮られ、接眼光学系3Lcから観察対象物を観
察することはできなくなる。
【0063】液晶表示パネル32が第一結像面位置Mb
に挿入された状態で、画像再生スイッチ42をオン操作
すると、液晶表示パネル32には画像メモリ26に記憶
されている画像が表示される。液晶表示パネル32は第
一結像面位置Mbに挿入されるため、ここに表示された
画像は、接眼光学系3Lcにより観察することができ
る。
【0064】表示されている画像の他の記録画像を観た
い場合には(S9においてYES)、画像の切り替えボ
タン43をオン操作すると(S10)、画像メモリ26
に記憶されている画像を順に表示することができる。ま
た、表示されている画像を拡大して観察したい場合には
(S11においてYES)、画像拡大ボタン44をオン
操作すると、表示画像が拡大されて表示される(S1
2)。つまり、画像を電子的に拡大することで、通常の
観察(S1)における光学的な倍率より高い倍率の画像
を観察することができる。
【0065】なお、再生画像の枚数は液晶表示部41に
表示される。
【0066】液晶表示パネル32を観察光路Lから退避
させると(S13)、通常の観察状態になる(S1)。
【0067】なお、撮像した画像情報は外部接続端子4
5を介して、図示外の外部モニター及びコンピュータ等
に送信することも出来る。
【0068】次に、夜間など、観察光の光量が十分でな
い場合に観察を行う場合(図中暗視モード)の操作につ
いて説明する。
【0069】まず、撮像面が赤外線カットフィルタ17
に覆われない状態でCCD14を第一結像面位置Maに
挿入させる。つまり、操作部18bを右方にスライドさ
せた状態を保ったまま(S14)、操作部16bだけを
左方にスライド操作する(S14)。
【0070】次いで、操作部34bを右方にスライド操
作して液晶表示パネル32を第一結像面位置Mbに挿入
させる(S15)。
【0071】そうして、動画モードボタン46をオン操
作すると(S16)、CCD14で撮像されているリア
ルタイムの画像が液晶表示パネル32に表示される。C
CD14の撮像面が赤外線カットフィルタ17で覆われ
ていないため、CCD14の撮像面には、観察対象物が
発する赤外線を含んだ観察光が撮像されるので、液晶表
示パネル32には、CCD14によって撮像された赤外
線に基づく画像が表示されることになり、いわゆる、ナ
イトスコープ的に双眼鏡装置1を活用することができ
る。
【0072】表示されている画像を拡大して観察したい
場合には(S17においてYES)、画像拡大ボタン4
4を押し操作すると、表示画像を電子的に拡大して観察
することができる(S18)。
【0073】液晶表示パネル32を観察光路Lから退避
させ(S19)、さらに、CCD14も観察光路Rから
退避させ(S20)、動画モードボタン46をオフ操作
すると(S21)、通常の観察状態(S1)になる。
【0074】なお、液晶表示パネル32で観察されてい
る赤外線画像の記録をしたいときには(S22において
YES)、レリーズスイッチ27をオン操作すれば(S
23においてYES)画像メモリ26に記録することが
できる(S22、S23)。
【0075】なお、上述のように焦点調節は、液晶表示
パネル32に表示される画像を観察しながら、調節つま
み5により行う。
【0076】上記の実施の形態においては、CCD14
を観察光路Rの中にある第一結像面位置Maに挿入して
観察像を撮像する構成を説明したが、図12に示すよう
に、反射手段としての全反射鏡47を、観察光路Rから
退避した点線で示す退避位置48aと観察光路Rに挿入
された実線で示す挿入位置48bとに変位できるように
構成し、全反射鏡47が挿入位置48bに変位している
ときにこの全反射鏡47によって反射された観察光をC
CD14により撮像するようにし、全反射鏡47が退避
位置48aに変位しているときは、観察光が、接眼光学
系3Rcに導かれるようにしてもよい。
【0077】この場合、CCD14は、全反射鏡47が
挿入位置48bに変位されているときの反射光の光路中
における第一結像面位置Maと光学的に等価な位置に配
設されるようにする。
【0078】光学的に等価とは、具体的には、挿入位置
48bに変位された全反射鏡47からCCD14まで
と、第一結像面位置Maまでとの光路長が等しいことを
いう。
【0079】図13に示すように、観察光路R中に反射
手段としての半透過鏡49を配設し、この半透過鏡49
によって観察光を右方に反射させ、この反射光を観察光
路Rから外れた位置に配置されるCCD14により撮像
するように構成してもよい。半透過鏡49を透過した観
察光は接眼光学系3Rcに導かれるため、接眼光学系3
Rcから半透過鏡49を介して観察対象物を観察するこ
とができる。
【0080】この場合も、CCD14は、半透過鏡49
の反射光の光路中における第一結像面位置Maと光学的
に等価な位置に配設されるようにする。つまり、半透過
鏡49からCCD14までと、第一結像面位置Maまで
との光路長を等しくなるようにCCD14と半透過鏡4
9とを配設する。
【0081】前述の図1から図11基づいて説明した実
施の形態においては、第一結像面位置Mbに液晶表示パ
ネル32を挿入して、液晶表示パネル32の表示画像を
接眼光学系3Lcで直接観察するようにした構成を説明
したが、図14に示すように、反射手段としての全反射
鏡50を、観察光路Lから退避した点線で示す退避位置
51aと、観察光路Lに挿入された挿入位置51bとに
変位できるように構成し、全反射鏡50が挿入位置51
bに変位しているときにこの全反射鏡50によって反射
された表示画像が接眼光学系3Lcに導かれるように
し、退避位置51aに変位しているときは、観察光が接
眼光学系3Lcに導かれるようにしてもよい。
【0082】この場合、液晶表示パネル32は、第一結
像面位置Mbと光学的に等価な位置に配設されるように
配設する。つまり、挿入位置51bに変位された全反射
鏡50から液晶表示パネル32までと、第一結像面位置
Mbまでとの光路長が等しくなるように、全反射鏡50
と液晶表示パネル32とを配設する。
【0083】図15に示すように、観察光路L中に反射
手段としての半透過鏡52を配設し、この半透過鏡52
によって反射された表示画像を接眼光学系3Lcによっ
て観察するように構成してもよい。半透過鏡52によっ
て反射されずに透過した観察光は接眼光学系3Lcに導
かれるため、接眼光学系3Lcから半透過鏡52を介し
て観察対象物を観察することができる。つまり、半透過
鏡52で反射された液晶表示パネル32の表示画像と、
半透過鏡52を透過した観察光とを同時に観察すること
ができる。
【0084】この場合も、液晶表示パネル32は、第一
結像面位置Mbと光学的に等価な位置に配設されるよう
に配設する。
【0085】なお、以上の実施の形態においては、接眼
光学系3Lcの焦点面位置を第一結像面位置Mbに一致
させた状態のものが示されている。そのため、液晶表示
パネル32が、第一結像面位置Mbあるいはこの第一結
像面位置Mbと光学的に等価な位置に配設される場合を
説明した。液晶表示パネル32の表示画像は、液晶表示
パネル32が、接眼光学系32の焦点面位置またはこれ
と光学的に等価な位置に配設されているとき、ピントの
合った状態として接眼光学系3Lcから観察することで
きる。つまり、液晶表示パネル32は、接眼光学系3L
cの焦点面位置あるいはこの焦点面位置と光学的に等価
な位置に配設されれば、上記の実施の形態のように第一
結像面位置Mbあるいはこれと光学的に等価な位置に配
設する必要はない。
【0086】したがって、例えば、液晶表示パネル32
の表示画像を接眼光学系3Lcで観察する際に、接眼光
学系3Lcの焦点面位置を第一結像面位置Mbからずら
して、この第一焦点面位置Mbからずれた焦点面位置に
液晶表示パネル32を挿入するようにしてもよい。
【0087】図16と図17は、CCD14の第一結像
面位置Maと観察光路Rから退避した位置との間の変位
をプランジャ53を用いて行う場合の構成を示してい
る。CCD14を支持しているCCD支持板16が観察
光路Rに対して上下に変位し、図16に示すように下側
に変位されているときは、CCD14が観察光路Rから
退避された位置に位置し、図17に示すように、上側に
変位されているときは、CCD14が第一結像面位置M
aに挿入された位置となる。
【0088】プランジャ53とCCD支持板16とは、
筐体2に対し軸部54が回動自在に支持されるレバー5
5で連結されていて、軸部54を挟んで左側にプランジ
ャ53が配設され、右側にCCD支持板16が配設され
ている。
【0089】レバー55の軸部54の右側には、筐体2
との間にスプリング56が掛け渡されている。レバー5
5は、このスプリング56により下方、すなわち軸部5
4に対して右回りに付勢されている。プランジャ53に
内装される不図示のコイルに通電がされると、可動ピス
トン57が図17に示すようにプランジャ53の筒体部
58から突出し、可動ピストン57がレバー55をスプ
リング56の付勢力に抗して左方に回転させ、CCD1
4が上方に変位させられ第一結像面位置Maに挿入す
る。
【0090】プランジャ53への通電が断たれると、ス
プリング56の元に縮まろうとする付勢力によりレバー
55が右方へ回転し、図16に示すように、CCD14
が観察光路Rから退避された位置に変位する。
【0091】プランジャ53への通電をレリーズボタン
27のオン操作に連動して行うようにしておけば、レリ
ーズボタン27のオン操作によりCCD14の第一結像
面位置Maへの変位と観察像の画像記憶とを1操作で行
うことができる。なお、赤外線カットフィルタ17や液
晶表示パネル32の変位についても上記のようにプラン
ジャによって駆動するようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、双眼鏡
装置の一方の観察光学系に撮像ユニットを備え、他方の
観察光学系に撮像ユニットで撮像した画像を表示する表
示ユニットを備えたので、観察している観察対象物を画
像として記憶することができることに加えて、その記憶
した画像を表示ユニットに表示させることができるた
め、撮像した画像をその場で再生確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る双眼鏡装置の外観を示す図であ
る。
【図2】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図3】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図4】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図5】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図6】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図7】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図8】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図9】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示す
図である。
【図10】 本発明に係る双眼鏡装置の内部の構造を示
す図である。
【図11】 本発明に係る双眼鏡装置の操作方法を示す
図である。
【図12】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【図13】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【図14】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【図15】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【図16】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【図17】 本発明に係る双眼鏡装置の他の実施の形態
を示す図である。
【符号の説明】
1 双眼鏡装置 2 筐体 3R 右側の観察光学系 3Ra 右側の対物光学系 3Rb 右側の正立光学系 3Rc 右側の接眼光学系 3L 左側の観察光学系 Ma 右側の観察光学系の第一結像面位置 3La 左側の対物光学系 3Lb 左側の正立光学系 3Lc 左側の接眼光学系 Mb 左側の観察光学系の第一結像面位置1 14 電荷結像素子(CCD) 17 赤外線カットフィルタ 32 液晶表示パネル 47 全反射鏡 49 半透過鏡 50 全反射鏡 52 半透過鏡

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物光学系と接眼光学系とをそれぞれ備え
    て構成される一対の観察光学系と、 この一対の観察光学系のうち一方の観察光学系の第一結
    像面位置における観察光を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により撮像された画像を他方の観察光学系
    の接眼光学系の焦点面位置に表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする双眼鏡装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の双眼鏡装置において、 前記撮像手段は、前記一方の観察光学系の第一結像面位
    置と、この前記一方の観察光学系の光路から退避した退
    避位置とに変位することを特徴とする双眼鏡装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の双眼鏡装置において、 前記撮像手段が、前記一方の観察光学系の光路外であっ
    て、この前記一方の観察光学系の第一結像面位置と光学
    的に等価な位置に配設されるとともに、前記第一結像面
    位置における観察光を前記撮像手段に導く反射手段を備
    えたことを特徴とする双眼鏡装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の双眼鏡装置において、 前記反射手段は、前記一方の観察光学系の光路に挿入さ
    れる位置と退避される位置とに変位し、上記挿入された
    位置に位置するときは前記第一結像面位置における観察
    光を前記撮像手段に導くことを特徴とする双眼鏡装置。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載の双眼鏡装
    置において、 前記反射手段は、半透過鏡であることを特徴とする双眼
    鏡装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    双眼鏡装置において、 前記撮像手段の撮像面を覆う位置と覆わない位置とに変
    位する赤外光カットフィルターを備えたことを特徴とす
    る双眼鏡装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の双眼鏡装置において、 前記表示手段は、前記他方の観察光学系の接眼光学系の
    焦点面位置と、この前記他方の観察光学系の光路から退
    避した退避位置とに変位することを特徴とする双眼鏡装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の双眼鏡装置において、 前記表示手段が、前記他方の観察光学系の光路外であっ
    て、この前記他方の観察光学系の接眼光学系の焦点面位
    置と光学的に等価な位置に配設されるとともに、前記表
    示手段による表示を接眼光学系に導く反射手段を備えた
    ことを特徴とする双眼鏡装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の双眼鏡装置において、 前記反射手段は、前記他方の観察光学系の光路に挿入さ
    れる位置と退避される位置とに変位し、上記挿入された
    位置に位置するときに、前記表示装置に表示される画像
    が前記接眼光学系に導かれることを特徴とする双眼鏡装
    置。
  10. 【請求項10】請求項8または請求項9に記載する双眼
    鏡装置において、 前記反射手段は、半透過鏡であることを特徴とする双眼
    鏡装置。
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