JP2002340343A - ヒータ付き高周波加熱装置 - Google Patents
ヒータ付き高周波加熱装置Info
- Publication number
- JP2002340343A JP2002340343A JP2001150512A JP2001150512A JP2002340343A JP 2002340343 A JP2002340343 A JP 2002340343A JP 2001150512 A JP2001150512 A JP 2001150512A JP 2001150512 A JP2001150512 A JP 2001150512A JP 2002340343 A JP2002340343 A JP 2002340343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin frame
- front surface
- heater
- metal structure
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒータ付き高周波加熱装置において、樹脂枠
前面の温度が高く、指の入る寸法以上に把手と樹脂枠前
面との空間を取る必要があった。 【解決手段】 外箱前面に開閉自在に設けられた扉は、
把手部１、樹脂枠２および高周波エネルギーを本体外部
に漏洩するのを防ぐ金属体１０とからなり、前記樹脂枠
２の裏面と金属体１０の間に熱遮断板１３を設けると共
に、前記樹脂枠２を冷却するための吸気口１１と排気口
４をそれぞれ前記樹脂枠２に設け、前記樹脂枠２の裏面
と金属体１０との間を冷却風が前記吸気口１１から排気
口４に向かって流れるように構成したので、ヒータ加熱
時の加熱室内の熱伝導で高温になった金属体１０からの
熱放射を熱遮断板１３で遮断すると共に、冷たい外気を
樹脂枠２の吸気口１１から排気口４へ導くための案内板
となり樹脂枠前面３の温度を低下させることができ、ま
た樹脂枠前面３と把手１との空間を小さくできる。
前面の温度が高く、指の入る寸法以上に把手と樹脂枠前
面との空間を取る必要があった。 【解決手段】 外箱前面に開閉自在に設けられた扉は、
把手部１、樹脂枠２および高周波エネルギーを本体外部
に漏洩するのを防ぐ金属体１０とからなり、前記樹脂枠
２の裏面と金属体１０の間に熱遮断板１３を設けると共
に、前記樹脂枠２を冷却するための吸気口１１と排気口
４をそれぞれ前記樹脂枠２に設け、前記樹脂枠２の裏面
と金属体１０との間を冷却風が前記吸気口１１から排気
口４に向かって流れるように構成したので、ヒータ加熱
時の加熱室内の熱伝導で高温になった金属体１０からの
熱放射を熱遮断板１３で遮断すると共に、冷たい外気を
樹脂枠２の吸気口１１から排気口４へ導くための案内板
となり樹脂枠前面３の温度を低下させることができ、ま
た樹脂枠前面３と把手１との空間を小さくできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーブンレンジに
用いられる開閉自在な扉に関するものである。
用いられる開閉自在な扉に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の扉としては図３に示すよ
うに、把手１と樹脂枠２の空間Ｌは、ヒータ加熱時の熱
伝導によって樹脂枠２の前面部３は高温となるため樹脂
枠２の上面に通気口４を設けて樹脂枠２の前面部３を冷
却していた。
うに、把手１と樹脂枠２の空間Ｌは、ヒータ加熱時の熱
伝導によって樹脂枠２の前面部３は高温となるため樹脂
枠２の上面に通気口４を設けて樹脂枠２の前面部３を冷
却していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、樹脂枠前面３の温度が高く、把手１を操
作するときに樹脂枠前面３に触れると火傷等の恐れが生
じるため指の入る寸法以上に把手１樹脂枠前面３の空間
Ｌを取る必要があった。
来の構成では、樹脂枠前面３の温度が高く、把手１を操
作するときに樹脂枠前面３に触れると火傷等の恐れが生
じるため指の入る寸法以上に把手１樹脂枠前面３の空間
Ｌを取る必要があった。
【０００４】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、コンパクトで安全性の高いオーブンレンジの扉を提
供することを目的としている。
で、コンパクトで安全性の高いオーブンレンジの扉を提
供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るため、本発明のオーブンレンジの扉は、樹脂枠裏面と
金属体の間に熱遮断板を介在させるものである。
るため、本発明のオーブンレンジの扉は、樹脂枠裏面と
金属体の間に熱遮断板を介在させるものである。
【０００６】これによって、樹脂枠前面の温度を低下さ
せ、把手と樹脂枠前面の空間を小さくすることが可能と
なる。
せ、把手と樹脂枠前面の空間を小さくすることが可能と
なる。
【０００７】
【発明の実施の形態】請求項１記載の発明は、外箱と、
前記外箱内において被加熱物を入れるよう形成した加熱
室と、前記加熱室内に高周波エネルギーを供給するマグ
ネトロンと、前記加熱室に設けたヒータと、前記外箱前
面に開閉自在に設けられた扉とを備え、前記扉は、把手
部、樹脂枠および高周波エネルギーを本体外部に漏洩す
るのを防ぐ金属体とからなり、前記樹脂枠裏面と金属体
の間に熱遮断板を設けると共に、前記樹脂枠を冷却する
ための吸気口と排気口をそれぞれ前記樹脂枠に設け、前
記樹脂枠裏面と金属体との間を冷却風が前記吸気口から
排気口に向かって流れるように構成したことにより、ヒ
ータ加熱時の加熱室内の熱伝導で高温になった金属体か
らの熱放射を熱遮断板で遮断すると共に、冷たい外気を
樹脂枠の吸気口から排気口へ導くための案内板となり樹
脂枠前面の温度を低下させることができる。また樹脂枠
前面と把手との空間も小さくできコンパクト化を図るこ
ともできる。
前記外箱内において被加熱物を入れるよう形成した加熱
室と、前記加熱室内に高周波エネルギーを供給するマグ
ネトロンと、前記加熱室に設けたヒータと、前記外箱前
面に開閉自在に設けられた扉とを備え、前記扉は、把手
部、樹脂枠および高周波エネルギーを本体外部に漏洩す
るのを防ぐ金属体とからなり、前記樹脂枠裏面と金属体
の間に熱遮断板を設けると共に、前記樹脂枠を冷却する
ための吸気口と排気口をそれぞれ前記樹脂枠に設け、前
記樹脂枠裏面と金属体との間を冷却風が前記吸気口から
排気口に向かって流れるように構成したことにより、ヒ
ータ加熱時の加熱室内の熱伝導で高温になった金属体か
らの熱放射を熱遮断板で遮断すると共に、冷たい外気を
樹脂枠の吸気口から排気口へ導くための案内板となり樹
脂枠前面の温度を低下させることができる。また樹脂枠
前面と把手との空間も小さくできコンパクト化を図るこ
ともできる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例について、図１、図２を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【０００９】（実施例）図１は、本実施例のオーブンレ
ンジの扉を開けた状態を示す外観図である。図１におい
て、外箱６内には加熱室７を設け、加熱室７内にはヒー
タ８、９を収納する。外箱６の前面側には開閉自在な扉
５を設け、扉５の前面部には扉５を開閉するための把手
１を設ける。
ンジの扉を開けた状態を示す外観図である。図１におい
て、外箱６内には加熱室７を設け、加熱室７内にはヒー
タ８、９を収納する。外箱６の前面側には開閉自在な扉
５を設け、扉５の前面部には扉５を開閉するための把手
１を設ける。
【００１０】図２は、図１の扉５の構成を示した断面図
である。図２において、樹脂枠２上面側には排気口４を
設け、それに対向する様に吸気口１１を樹脂枠前面３の
下端部に設ける。１０は金属からなる金属体であり、高
周波加熱時に前面からの高周波エネルギーを外部に漏洩
するのを防止するものである。１２は扉５の前面に設け
たスクリーンである。１３が本発明の特徴とする熱遮蔽
板であり、樹脂枠前面３の裏側に隙間を設けて対向させ
る様に樹脂枠前面３と金属体１０との間に設ける。又、
この熱遮蔽板１３は排気口４よりも金属体１０側に位置
し、吸気口１１と排気口４の風路を形成するような位置
に設ける。
である。図２において、樹脂枠２上面側には排気口４を
設け、それに対向する様に吸気口１１を樹脂枠前面３の
下端部に設ける。１０は金属からなる金属体であり、高
周波加熱時に前面からの高周波エネルギーを外部に漏洩
するのを防止するものである。１２は扉５の前面に設け
たスクリーンである。１３が本発明の特徴とする熱遮蔽
板であり、樹脂枠前面３の裏側に隙間を設けて対向させ
る様に樹脂枠前面３と金属体１０との間に設ける。又、
この熱遮蔽板１３は排気口４よりも金属体１０側に位置
し、吸気口１１と排気口４の風路を形成するような位置
に設ける。
【００１１】以上のように、構成されたオーブンレンジ
の扉５について以下その動作・作用を説明する。熱遮蔽
板１３を金属体１０と空間を設け対向する位置に設置し
ているため、ヒータ加熱時に高温となった金属体１０か
らの熱放射を遮断し、樹脂枠前面３の温度上昇を防ぐこ
とが出来る。又、熱遮蔽板１３は樹脂枠２上面に設けた
排気口４より金属体１０側に設けているため、樹脂枠前
面３下端部の吸気口１１から吸引された冷たい外気が熱
遮蔽板１３を案内として、高温となった金属体１０から
熱放射された高温の空気層と混在することなく、排気口
４に導かれるため樹脂枠前面３の温度上昇を更に低くす
ることが出来る。
の扉５について以下その動作・作用を説明する。熱遮蔽
板１３を金属体１０と空間を設け対向する位置に設置し
ているため、ヒータ加熱時に高温となった金属体１０か
らの熱放射を遮断し、樹脂枠前面３の温度上昇を防ぐこ
とが出来る。又、熱遮蔽板１３は樹脂枠２上面に設けた
排気口４より金属体１０側に設けているため、樹脂枠前
面３下端部の吸気口１１から吸引された冷たい外気が熱
遮蔽板１３を案内として、高温となった金属体１０から
熱放射された高温の空気層と混在することなく、排気口
４に導かれるため樹脂枠前面３の温度上昇を更に低くす
ることが出来る。
【００１２】なお本実施例では、金属体１０として具体
的に幅１５mm、厚さ０．５mm、長さ１５０mmの金属板を
用いることにより、樹脂枠前面３の温度を１００℃から
８０℃まで温度を降下させることが出来た。
的に幅１５mm、厚さ０．５mm、長さ１５０mmの金属板を
用いることにより、樹脂枠前面３の温度を１００℃から
８０℃まで温度を降下させることが出来た。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、扉の把手に対向する樹脂枠の温度を降下させるこ
とが出来、把手を操作する際に指が樹脂枠に触れても安
全性の高い扉にすることができる。また樹脂枠前面と把
手との空間も小さくできコンパクト化を図ることができ
る。
れば、扉の把手に対向する樹脂枠の温度を降下させるこ
とが出来、把手を操作する際に指が樹脂枠に触れても安
全性の高い扉にすることができる。また樹脂枠前面と把
手との空間も小さくできコンパクト化を図ることができ
る。
【図１】本発明の実施例のオーブンレンジの扉を開けた
状態の外観図
状態の外観図
【図２】本発明の実施例の扉の構成を示す断面図
【図３】従来例の扉の構成を示す断面図
１ 把手 ２ 樹脂枠 ３ 樹脂枠前面 ４ 排気口 ５ 扉 ６ 外箱 ７ 加熱室 ８、９ ヒータ １０ 金属体 １１ 吸気口 １３ 熱遮蔽板
Claims (1)
- 【請求項１】 外箱と、前記外箱内において被加熱物を
入れるよう形成した加熱室と、前記加熱室内に高周波エ
ネルギーを供給するマグネトロンと、前記加熱室に設け
たヒータと、前記外箱前面に開閉自在に設けられた扉と
を備え、前記扉は、把手部、樹脂枠および高周波エネル
ギーを本体外部に漏洩するのを防ぐ金属体とからなり、
前記樹脂枠裏面と金属体の間に熱遮断板を設けると共
に、前記樹脂枠を冷却するための吸気口と排気口をそれ
ぞれ前記樹脂枠に設け、前記樹脂枠裏面と金属体との間
を冷却風が前記吸気口から排気口に向かって流れるよう
に構成したヒータ付き高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150512A JP2002340343A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ヒータ付き高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150512A JP2002340343A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ヒータ付き高周波加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002340343A true JP2002340343A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18995512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001150512A Pending JP2002340343A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ヒータ付き高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002340343A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100557627B1 (ko) * | 2003-10-14 | 2006-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 전기오븐의 도어핸들 냉각 장치 |
| KR100819593B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-04-07 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
| JP2009257610A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Rinnai Corp | グリル扉 |
| JP2012255639A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-27 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
| JP2015197285A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | リンナイ株式会社 | グリル扉 |
| CN107850316A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-03-27 | 三星电子株式会社 | 烤箱 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001150512A patent/JP2002340343A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100557627B1 (ko) * | 2003-10-14 | 2006-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 전기오븐의 도어핸들 냉각 장치 |
| KR100819593B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-04-07 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
| JP2009257610A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Rinnai Corp | グリル扉 |
| JP2012255639A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-27 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
| JP2015172484A (ja) * | 2011-05-16 | 2015-10-01 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
| JP2016006380A (ja) * | 2011-05-16 | 2016-01-14 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
| JP2015197285A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | リンナイ株式会社 | グリル扉 |
| CN107850316A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-03-27 | 三星电子株式会社 | 烤箱 |
| US10648676B2 (en) | 2015-08-04 | 2020-05-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Oven |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1544547B1 (en) | Electric oven with door cooling structure | |
| KR101207301B1 (ko) | 오븐 | |
| KR102153615B1 (ko) | 조리기기 | |
| WO2019153512A1 (zh) | 加热烹调器 | |
| US9686825B2 (en) | Method and apparatus for cooling a user interface and/or door of a cooking device | |
| CN112021951A (zh) | 烹饪设备 | |
| JPS6158949B2 (ja) | ||
| EP1467153B1 (en) | Gas stove | |
| WO2013121777A1 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP2002340343A (ja) | ヒータ付き高周波加熱装置 | |
| JPH09229377A (ja) | 電子レンジ | |
| KR20200072702A (ko) | 냉각 시스템을 구비한 조리장치 | |
| JPS5933793A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP2017083166A (ja) | 加熱調理器 | |
| KR100646879B1 (ko) | 전기오븐레인지의 오븐부 구조 | |
| JP2720522B2 (ja) | 加熱装置 | |
| JP4423120B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| KR100795539B1 (ko) | 조리기기 | |
| JPH02161215A (ja) | 加熱装置 | |
| JP2010003638A (ja) | 電磁調理器 | |
| JP6083622B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP7407141B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH0272590A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP2023168883A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH0610707U (ja) | オーブン電子レンジ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080415 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080513 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090901 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091119 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091130 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100309 |