JP2002339507A - 鉄筋を接合する継ぎ金具 - Google Patents

鉄筋を接合する継ぎ金具

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JP2002339507A
JP2002339507A JP2001141410A JP2001141410A JP2002339507A JP 2002339507 A JP2002339507 A JP 2002339507A JP 2001141410 A JP2001141410 A JP 2001141410A JP 2001141410 A JP2001141410 A JP 2001141410A JP 2002339507 A JP2002339507 A JP 2002339507A
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reinforcements
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bolts
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JP2001141410A
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Tsutomu Ichibayashi
勉 市林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリート構築物の強度を向上させる為鉄筋
を適宜寸法を抱き合わせ強固に接合締結をし、この作業
を特別の機器を要することなくレンチのみで施工出来て
作業員も技術を要せず安全に且つ能率よく鉄筋を接合出
来る継ぎ具を提供する。 【解決手段】U形本体1と開口部側に設けた貫通するボ
ールト2及びU形底部の押しねじ3により抱き合せた鉄
筋6と7の凹凸部を密着させ本継具を単数又は複数適宜
装着しボールト2を鉄筋7の凹部に当てる。更にボール
ト2及び押しねじ3を強く締め付けることによって抱き
合せた鉄筋を三方から強固に締結されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はコンクリート用鉄筋
又は他の用に供にする棒鋼等を接合する際に用いる接合
継ぎ金具に関する。
【0002】
【従来技術】1、異形鉄筋等を接続するには適宜の長さ
を重ね合わせてそれを針金等で固縛する方法が採られる
が、原始的な方法でありしかも強度には信頼がおけな
い。 2、溶接する方法があるがある程度又は相当の技術を要
する。 3、スリーブに両方から鉄筋を差し込み圧着機器をもち
いて油圧圧着する。 4、鉄筋先端に、ねじを溶接しカプラ、で結合しロック
ナットで止める。等々であるが、1においては接合強度
については全く信頼性はない。2〜4においては特別な
専用機器を要し現場作業には難点が有り、技術的にも安
易には作業が行えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上述する方法で
は2〜4の方法以外は接合するのに先ず強度的に不安定
で信頼性に欠ける。引いては鉄筋が強固に接合されてな
い為にコンクリート構築物の強度に多大の影響がある。
本発明はこの事態を改善するために特定の機器を要する
ことなく、レンチのみで作業が行なえる様な接合継ぎ金
物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題の解決手段】請求項1に係わる発明の接合継ぎ金
具はU型に形成された平鋼の開口部先端に貫通するボー
ルトを有しU形の底部にはタップをたてた押しねじがあ
り、接合するにはボールトで2方及び押しねじによって
抱き合せた鉄筋を三方より締め付けられることを特徴と
する。本発明によると抱き合わされた2本の鉄筋がU形
に支えられてずれることなく接合が出来る。
【0005】請求項2に係わる発明は請求項1に係わる
発明において開口部ボールトをゆるめた状態で押しねじ
も弛め重ね合わせた鉄筋に支障なく装着できる若干の余
裕をもたせた内寸法としていることを特徴とする。本発
明によると取り付けに手間を要することなく能率的であ
る。
【0006】請求項3に係わる発明は請求項1ないし2
に係わる発明において、鉄筋を重ね合わせ接合する長さ
によって単数又は複数の金具を強度を勘案し自由に配置
使用出来て異形鉄筋又は棒鋼の接合に最適な条件で適用
することが出来ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は抱き合わせ長さによって安
定した接合をするために鉄筋7と6との接触及びボール
ト。押しねじの状態を判りやすく一部断面図とし継ぎ金
具2個を相対的に配置して接合した状態を示す平面図で
抱き合わせ接合する2本の鉄筋6と7はU字形の本体1
の略中心部において鉄筋7の凹部と6の凸部が長手方向
に余裕をもって合わさり、凹部と凸部で密着するもので
ある。図2は締め付けた状態の平面図である。
【0008】これに本発明の本体1のボールト2及び六
角穴付き押しねじ3をそれぞれ弛め抱かせた鉄筋6及び
7に通す。本体1のボールト2をそれぞれ鉄筋7の適当
な位置で凹部にあて軽く締め付けて鉄筋6及び7を挟
む。六角穴付き押しねじ3を締め付ければボールト2は
鉄筋7の凹部に密着する。
【0009】鉄筋の片面の凹部と反対の面の凹部は1/
2ずれているので、本体1のボールト2の位置と六角穴
付き押しねじ3の位置もそれに似合う最小限の位置に偏
らせてあるのでボールト2と押しねじ3の位置は本体1
のU形の中心付近で鉄筋6.7の凹、凸部を略合わせれ
ば自然にボールト2は鉄筋7の凹部へ、押しねじ3は鉄
筋6の凹部へと導かれて締め付けられる。
【0010】ボールト2を固く締め付ければ鉄筋6及び
7は側面(直径方向)をU形本体に挟まれる。押しねじ
3を更に締め付ければボールト2の両側付近と押しねじ
3とによって三点で締まる形となって強く固定し弛む心
配はない。
【0011】更に適当な間隔をもって複数の接合継ぎ金
物を同様の方法で締め付ければ強度は尚更向上する。不
完全な溶接等よりも格段に強度はすぐれる。
【0012】図2の如く相対した形で使用すれば互いに
内側へ相対する力が働きより強固に接合出来るものであ
る。
【0013】図3は正面図であり、本発明のU形本体1
に鉄筋6、7を装着しボールト2および六角穴付き押し
ねじ3を締め付けた状態を示す。
【0014】ボールト2のねじ部4は雌ねじとし取り付
け能率の向上を計ったものである。
【0015】本体U形の六角穴付き押しねじの雌ねじ5
はねじ部の厚さを増すために穴抜きの際肉を押し下げて
穴抜きをしタップ立てしたものである。
【0016】図4は丸鋼に使用した直形とL形とを締め
付けた状態を示す斜視図である。この際はボールト2と
押しねじ3が丸鋼6、7に各々接する位置にサンダー等
で僅かに引掛かりの溝8を付すれば滑ることなく接合締
め付けが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】接合された状態の平面図および一部断面図
【図2】接合された状態の平面図
【図3】接合された状態の正面図および一部断面図
【図4】丸鋼を接合した斜視図
【符号の説明】
1・・本体 2・・ボールト 3・・六角穴付き押しねじ 4・・ボールト2の雌ねじ 5・・本体押しねじのタップ部 6、7・鉄筋 8・・丸鋼の止まり溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平形鋼によりU形状に形成され、開口部先
    端には貫通するボールトがあり、U形底面に設けた押し
    ねじを有する金物で、異型鉄筋又は棒鋼等を適当な長さ
    を重ね合わせて接合することを特徴とした鉄筋を接合す
    る継ぎ金具。
  2. 【請求項2】本体金物はU形開口部のボールト及びU型
    底面の押しねじを緩めておけばボールトを抜きとる事無
    く重ね合わせた鉄筋に支障なく装着出来、開口部のボー
    ルト及び押しねじを締めることにより接合される請求項
    1記載の鉄筋接合継ぎ金物。
  3. 【請求項3】鉄筋の重ね合わせ長さにより単数または複
    数の金具を自由に配置し使用出来、異形鉄筋又は棒鋼の
    重ね合わせ接合に適用出来る事を特徴とする請求項1な
    いし2記載の鉄筋接合継ぎ金具。
JP2001141410A 2001-05-11 2001-05-11 鉄筋を接合する継ぎ金具 Pending JP2002339507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9007145B2 (en) 2010-06-07 2015-04-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency signal balancing multiplexer

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