JP2002339370A - 土木用鋼製枠構造体 - Google Patents

土木用鋼製枠構造体

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JP2002339370A
JP2002339370A JP2001145183A JP2001145183A JP2002339370A JP 2002339370 A JP2002339370 A JP 2002339370A JP 2001145183 A JP2001145183 A JP 2001145183A JP 2001145183 A JP2001145183 A JP 2001145183A JP 2002339370 A JP2002339370 A JP 2002339370A
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screen
thinning
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Takeshi Aoki
猛志 青木
Shintaro Yanai
紳太郎 柳井
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Nippon Steel Metal Products Co Ltd
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間伐材を鋼製枠の前面スクリーンに用いて、
間伐材の有効利用を図るとともに、間伐材が腐食して
も、土留工としての機能を継続して維持できるようにす
る。 【解決手段】 H形断面の前後の柱材1、2、奥行方向
の奥行梁3、左右方向の横梁5、ブレース7等で鋼製枠
を形成する。多数の間伐材42を、前面側の柱材1のフ
ランジ間溝部1bに挿入して、壁状に配置するととも
に、柱材1の内側面に上下方向に間隔をあけた水平な複
数本の形鋼スクリーン材43を取り付ける。前面スクリ
ーンとして十分大きな強度を確保できる。内部に石等の
中詰め材を充填して、土留工等とする。形鋼スクリーン
材43が柱材1の内側面に取り付けられているので、充
填材45の圧力を柱材1に伝え易い。施工後、間伐材4
2が腐食しても、鋼材すなわち形鋼スクリーン材43が
控えているので、土留工としての機能が継続して維持さ
れる。柱材を新たなものに交換する等の煩雑な補修作業
が不要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、治山工事等とし
て施工する土留工、谷止工、擁壁等に適用される土木用
鋼製枠構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土留工、谷止め工、擁壁等を
施工する際に、鋼材をボルトで連結して組み立てた鋼製
枠を用いることが行われている。図11はこの種の鋼製
枠1の一例を模式的に示すもので、主な骨組みとして
は、柱材1、2を前後に間隔をあけて配置するととも
に、この前後の柱材1、2をそれぞれ左右方向に間隔を
あけて多数配置し、前後の柱材1、2の上端相互間およ
び下端相互間をそれぞれ上下の奥行梁3で連結し、左右
に隣接する柱材1(または2)の上端相互間および下端
相互間をそれぞれ上下の横梁5で連結し、前後の柱材
1、2の上部と下部とをブレース7で連結している。そ
して、前面(図11で左手前側:谷側)で左右に隣接す
る柱材1間に多数の前面スクリーン9を、背面(図11
で右奥側:山側)で左右に隣接する柱材2間に多数の背
面スクリーン10をそれぞれ上下に間隔をおいて取り付
ける。こうして地盤に組み立てた鋼製枠13の内部に石
等の中詰め材を充填した後、蓋スクリーン12を取り付
け、山側(背面側)に土砂を埋め戻して、土留工や擁壁
等とする。
【0003】上記鋼製枠13の各部材としては、例え
ば、柱材1、2にH形鋼、奥行梁3および横梁5に溝形
鋼、ブレース7に溝形鋼または山形鋼、前面および背面
スクリーン9、10に山形鋼、底および蓋スクリーン1
1、12にフラットバー等が用いられる。なお、従来の
鋼製枠では、前面および背面スクリーン9、10は、H
形鋼の柱材1、2のフランジ間溝部の外側フランジ側に
取り付けている。
【0004】ところで、上記鋼製枠13のようにH形鋼
や溝形鋼や山形鋼等の剛性の高い形鋼だけで箱形の骨組
みを形成したものではないが、やはり鋼材を用いて構成
した鋼製枠を用いて土留工を施工する場合に、前面のス
クリーン材として間伐材等の丸太を用いることも提案さ
れている(実用新案登録第3063377号、実開昭6
3−5039号参照)。実用新案登録第3063377
号(従来例1とする)は、図12に示すように、山形鋼
を用いた前面柱材15、奥行梁16、斜め材17、背面
側の溶接金網18、前後方向のタイ材19、横バー(図
示せず)等で鋼製枠20を構成するとともに、この鋼製
枠20の面材として丸太21を取り付けた構造である。
この丸太21は、例えば、棒材や帯材でU字形に曲げた
クランピング金具22で柱材15に取り付けられる。ま
た、実開昭63−5039号(従来例2とする)は、図
13に示すように、軽量溝形鋼25aを背中合わせして
ボルト接合した前面柱材25にベース材26、支え棒2
6を連結してL形鋼製枠27を構成するとともに、柱材
25の溝に丸太28の両端部を挿入して面材を形成した
構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1では、材
木を使用するので自然景観を維持できる、間伐材を使用
すれば、間伐材の有効利用が図られる、簡単かつ安価に
入手できる等の効果とともに、クランピング金具21で
丸太を取り付けているから、丸太の取り付けが簡単であ
るとし、また、丸太が腐食した時に簡単に新しい丸太と
交換できるとしている。しかし、クランピング金具22
を用いて取り付ける構造では、丸太21の交換が簡単で
あるとは必ずしも言えない。また、多数のクランピング
金具21を用いるから、多数である点で煩雑であるとと
もに、部品のコストも高くなる。
【0006】また、上記従来例2では、丸太28の取り
付けは容易であるが、丸太28が腐食した時に、溝に入
っている丸太28を交換するのは、簡単ではない。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、鋼製枠の前面部に間伐材を用いる構成として、間伐
材の有効利用を図るとともに、間伐材が腐食しても前面
スクリーンに必要な強度が保たれて、特に補修等しなく
ても土留工等の機能を継続して維持することが可能な土
木用鋼製枠構造体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の土木用鋼製枠構造体は、H形断面の柱材をそのフラ
ンジ面を前後方向に向けて前後に間隔をあけて配置する
とともに、この前後の柱材をそれぞれ左右方向に間隔を
あけて多数配置し、前後の柱材の上端相互間および下端
相互間をそれぞれ奥行梁で連結し、左右に隣接する柱材
の上端相互間および下端相互間をそれぞれ横梁で連結
し、前面側の隣接する左右の柱材間に、多数の間伐材
を、その両端部を柱材のフランジ間溝部に挿入して、壁
状に配置するとともに、当該前面側の柱材の内側面に上
下方向に間隔をあけた水平な複数本の形鋼スクリーン材
を取り付けたことを特徴とする。
【0009】請求項2は、請求項1記載の土木用鋼製枠
構造体において、形鋼スクリーン材の内側面に金網を配
置したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図11を参照して説明する。図1は本発明の一実施形
態の土木用鋼製枠構造体30の断面図、図2は図1の平
面図、図3は図1の左側面図(前面から見た図)であ
る。この実施形態は例えば山腹等で土留工を構築する場
合であり、主要な骨組み構造としては図11で模式的に
説明した構成と概ね同様であるが、柱材1、2を前後
(図1で左右方向)に間隔をあけて配置するとともに、
この前後の柱材1、2をそれぞれ左右方向(図1で紙面
と直交する方向:図3の左右方向)に間隔をあけて多数
配置する。この実施形態は2段積み構造であり、各柱材
1(または2)を上下に連結して2段にしている。そし
て、前後の柱材1、2の上端相互間および下端相互間お
よび上下柱材接合部相互間をそれぞれ奥行梁3(3a、
3b、3c)で連結し、左右に隣接する柱材1(または
2)の上端相互間および下端相互間および上下柱材接合
部相互間をそれぞれ横梁5(5a、5b(5'b)、5
c)で連結し、各段における前後の柱材1、2の上部と
下部とをブレース7で連結して骨組みを構成している。
【0011】使用する各部材は、柱材1、2にはH形
鋼、奥行梁3および横梁5およびブレース7には溝形鋼
を用いている。各部材どうしの具体的な連結構造は、図
1のB部、C部、D部、E部、F部をそれぞれ拡大した
図4、図5、図6、図7、図8に示した通りである。溝
形鋼である各奥行梁3(3a、3b、3c)の両端に
は、2枚のプレートをT字形に突き合わせ溶接してなる
継ぎ手プレート32を予め溶接固定しており、この継ぎ
手プレート32を前後の柱材1、2のフランジにボルト
33で固定して、奥行梁3の柱材1、2への連結を行な
う。また、ブレース7は継ぎ手プレート32にボルトで
固定する。横梁5(5a、5b(5'b)、5c)は柱
材1、2にボルト37で固定する。なお、実施形態で
は、天端の横梁5aと底部の横梁5cは柱材1、2のフ
ランジ間溝部1b、2bにおいて連結しているが、前面
側の上下柱材接合部の横梁(中間の横梁)5bは、柱材
1の内側面(内側フランジ1cの内側面)に固定してい
る。なお、前面側の上下柱材接合部の横梁5bおよび背
面側の上下柱材接合部の横梁5'bはいずれも、後述す
る形鋼スクリーン材43、46と同じ部材を用いてかつ
同じ態様で設けており、形鋼スクリーン43、46を兼
ねる形となっている。図示例では、天端の横梁5aおよ
び底部の横梁5cが熱間溝形鋼、上下柱材接合部の横梁
5b、5'bが軽量形鋼(前面側は軽量溝形鋼、背面側
は軽量山形鋼)であるが、特にこれに限定されない。ま
た、傾斜している前面側の柱材1に横梁5をボルト37
で固定する時はテーパワッシャを介在させる。
【0012】そして、前面側の隣接する左右の柱材1間
に、多数の間伐材42を、図9にも示すように、その両
端部を柱材1のフランジ間溝部1bに挿入して、壁状に
配置する。そして、図4〜図6に示すように、当該前面
側の柱材1の内側面に、上下方向に間隔をあけた水平な
複数本の形鋼スクリーン材43をボルト47で取り付
け、さらにその内側面にエキスパンドメタル44を配置
している。なお、継ぎ手プレート32の位置にある形鋼
スクリーン材43は、継ぎ手プレート32とともにボル
ト33で柱材1に固定している。エキスパンドメタル4
4は、図示は省略するが、形鋼スクリーン材43に適宜
の取付金具で取り付けるとよい。なお、図4〜図8にお
いて、間伐材42と継ぎ手プレート32固定用のボルト
33あるいは形鋼スクリーン材43固定用のボルト47
とが干渉しているように見えるが、間伐材42の端部に
若干の隙間を設けることができるので、それぞれの干渉
は避けられる。また、図4〜図6に示すように、背面側
の柱材2のフランジ間溝部2bの外側フランジ2a側
に、上下方向に間隔をあけた水平な複数本の形鋼スクリ
ーン材46をボルト48で取り付けている。実施形態の
土木用鋼製枠構造体30は、高さが4m、奥行が上部で
1m、下部で2.2m、左右方向の柱材間隔が2mであ
る。各鋼部材寸法は、柱材1、2がH−125×125
×6×9mm(H形鋼)、奥行梁3および横梁5が[−
125×65×6×8mm(溝形鋼)、前面側の形鋼ス
クリーン材43が[−50×50×6×6mm(軽量溝
形鋼)、背面側の形鋼スクリーン材46がL−50×5
0×6×6mm(軽量山形鋼)、エキスパンドメタル4
4が3.2×22×50.6(EXS−43)である。
間伐材は直径100mmである。
【0013】具体的に土留工を構築する作業について説
明すると、例えば山腹を掘削して均した地盤で、まず、
2段積みのうちの下段について各部材の組み立てを行な
う。すなわち、前面側の柱材1と背面側の柱材2とを前
後に間隔をあけて配置するとともに、この前後の柱材
1、2をそれぞれ左右方向に間隔をあけて多数配置し、
前後の柱材1、2の上端相互間および下端相互間をそれ
ぞれ奥行梁3(3b、3c)で連結する。また、左右に
隣接する柱材1(または2)の下端相互間をそれぞれ横
梁5(5c)で連結し、前後の柱材1、2の上部と下部
とをブレース7で連結する。また、下側の前後の横梁5
c間に底スクリーン材11を取り付ける。また、前面側
の柱材1の内側面に水平な複数本の形鋼スクリーン材4
3を上下に間隔をあけて取り付け、その内側にエキスパ
ンドメタル44を取り付ける。次いで、前面側の柱材1
のフランジ間溝部1bに多数の間伐材42を、その両端
部を挿入して、壁状に配置する。こうして、間伐材4
2、形鋼スクリーン材43、エキスパンドメタル44に
よる前面スクリーンが形成される。また、背面側の柱材
2に形鋼スクリーン材46を取り付けて、背面スクリー
ンを形成する。次いで、左右に隣接する柱材1(または
2)の上端相互間をそれぞれ横梁5(5b、5'b)で
連結する。なお、上下柱材接合部の横梁5b、5'bは
形鋼スクリーン材43、46と同じ部材、同じ取付態様
であり、形鋼スクリーン材43、46の取り付けと一緒
に行なってよい。
【0014】次いで、下段の各柱材1、2にそれぞれ上
段側の柱材1、2を連結し、上段について、前後の柱材
1、2の上端相互間をそれぞれ奥行梁3(3a)で連結
し、前後の柱材1、2の上部と下部とをブレース7で連
結する。次いで、前述と同様に、前面側の形鋼スクリー
ン材43、その内側のエキスパンドメタル44、柱材1
のフランジ間溝部1bの間伐材42からなる上段の前面
スクリーンを形成し、背面側の形鋼スクリーン材46か
らなる上段の背面スクリーンを形成する。その後、左右
に隣接する柱材1(または2)の上端相互間をそれぞれ
横梁5(5a)で連結する。次いで、この土木用鋼製枠
構造体30の内部に、図10に示すように中詰め材とし
て例えば石45を充填する。なお、石45の充填は、通
常は、土木用鋼製枠構造体30の全体を組み立ててから
行なうのでなく、下段の骨組みを形成した段階で下段側
部分に石45を充填し、上段の骨組み部分を構成した
後、上段側部分に充填する。また、中詰め材は石に限ら
ず、土砂でもよい。次いで、蓋スクリーン12を前後の
横梁5(5a)間に連結して、蓋をする。その後、山側
(背面側)に土砂を埋め戻して、土留工が完成する。図
10は埋め戻した後の状態を示す。なお、上述の手順は
一例であり、適宜順序を変更してよいし、また、一部を
省いたり、他の部材取付等を行なってもよい。
【0015】上記の土木用鋼製枠構造体30では、間伐
材42だけからなる前面スクリーンではなく、間伐材4
2と形鋼スクリーン材43とエキスパンドメタル44と
で前面スクリーンが形成されるので、前面スクリーンと
して十分大きな強度を確保できる。また、形鋼スクリー
ン材43は柱材1の内側面に取り付けられているので、
石45等の充填材の圧力を柱材1、2に伝え易く、土木
用鋼製枠構造体の構造として適切である。
【0016】また、上記のように施工した土留工は、あ
る程度の年数を経過すると、前面スクリーンとして用い
た間伐材42が腐食することが考えられ、間伐材42だ
けであれば土留工としての機能が損なわれる恐れがあ
る。しかし、間伐材42からなる壁の内側に、形鋼スク
リーン材43およびエキスパンドメタル44が控えてい
るので、これらが土圧を受け持つことができ、そのまま
使用しても、土留工としての機能が継続して維持され
る。
【0017】上記の通り、間伐材が腐食しても、そのま
ま使用できるので、図13で説明した従来例2の構造の
ように、その腐食した間伐材(42)を撤去して新たな
間伐材と交換する必要もなく、図12で説明した従来例
1のように、丸太をクランピング金具22で個々に取り
付け、取り外しするような極めて煩雑な作業は不要であ
り、また、多数のクランピング金具を必要としてコスト
高になる問題もない。
【0018】なお、実施形態では前面側の形鋼スクリー
ン材として軽量溝形鋼を用いたが、熱間溝形鋼でもよい
し、また断面形状も任意である。また金網としてエキス
パンドメタルを用いたが、溶接金網その他の金網を用い
ることができる。また、金網を設けずに、単に形鋼スク
リーン材だけを設ける構造でもよい。
【0019】また、背面側についても、前面側と同様
に、形鋼スクリーン材46を柱材2の内側面に取り付け
てもよいし、また、形鋼スクリーン材46の内側に金網
を配置してもよいし、また、間伐材を柱材2のフランジ
間溝部に挿入して背面スクリーンとしてもよい。
【0020】上述した各実施形態は各柱材1(または
2)を上下に連結した複数段の段積み構造であるが、上
下に連結しない1段だけの構造でもよい。また、本発明
の土木用鋼製枠構造体は、土留工、山止工、擁壁その他
の種々の場合に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、前面側の隣接する左右
の柱材間に多数の間伐材を壁状に配置するとともに、当
該前面側の柱材の内側面に水平な複数本の形鋼スクリー
ン材を取り付けているので、前面スクリーンとして十分
大きな強度を確保できる。また、形鋼スクリーン材が柱
材の内側面に取り付けられているので、充填材の圧力を
柱材に伝え易く、土木用鋼製枠構造体の構造として適切
である。
【0022】また、施工後、間伐材が腐食しても、鋼材
すなわち形鋼スクリーン材が控えているので、土圧を受
け持つことができ、そのまま使用しても、土留工として
の機能が継続して維持される。したがって、柱材を新た
なものに交換する等の煩雑な補修作業が不要であり、維
持費用が易く済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の土木用鋼製枠構造体の断
面図であり、図2のA−A断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図(前面から見た図)である。
【図4】図1のB部の詳細拡大図である。
【図5】図1のC部の詳細拡大図である。
【図6】図1のD部の詳細拡大図である。
【図7】図1のE部の詳細拡大図である。
【図8】図1のF部の詳細拡大図である。
【図9】図4のG−G拡大断面図である。
【図10】上記の土木用鋼製枠構造体で施工した土留工
の断面図である。
【図11】従来の一般的な土木用鋼製枠の構造を模式的
に示した斜視図である。
【図12】丸太を用いた従来の土木用鋼製枠構造体の一
例を示す断面図である。
【図13】丸太を用いた従来の他の土木用鋼製枠構造体
の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 (前面側の)柱材 1c 内側フランジ 1b、2b フランジ間溝部 2 (背面側の)柱材 2a 外側フランジ 3(3a、3b、3c) 奥行梁 5(5a、5b(5'b)、5c) 横梁 7 ブレース 11 底面スクリーン 12 蓋スクリーン 32 継ぎ手プレート 33、37 ボルト 42 間伐材 43 (前面側の)形鋼スクリーン材 44 エキスパンドメタル(金網) 45 石(充填材) 46 (背面側の)形鋼スクリーン材 47、48 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳井 紳太郎 千葉県野田市上花輪新町17−9 Fターム(参考) 2D044 DB45 2D048 AA71 AA72

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H形断面の柱材をそのフランジ面を前後
    方向に向けて前後に間隔をあけて配置するとともに、こ
    の前後の柱材をそれぞれ左右方向に間隔をあけて多数配
    置し、前後の柱材の上端相互間および下端相互間をそれ
    ぞれ奥行梁で連結し、左右に隣接する柱材の上端相互間
    および下端相互間をそれぞれ横梁で連結し、 前面側の隣接する左右の柱材間に、多数の間伐材を、そ
    の両端部を柱材のフランジ間溝部に挿入して、壁状に配
    置するとともに、当該前面側の柱材の内側面に上下方向
    に間隔をあけた水平な複数本の形鋼スクリーン材を取り
    付けたことを特徴とする土木用鋼製枠構造体。
  2. 【請求項2】 前記形鋼スクリーン材の内側面に金網を
    配置したことを特徴とする請求項1記載の土木用鋼製枠
    構造体。
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