JP2725972B2 - 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース - Google Patents

地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース

Info

Publication number
JP2725972B2
JP2725972B2 JP5022507A JP2250793A JP2725972B2 JP 2725972 B2 JP2725972 B2 JP 2725972B2 JP 5022507 A JP5022507 A JP 5022507A JP 2250793 A JP2250793 A JP 2250793A JP 2725972 B2 JP2725972 B2 JP 2725972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
underground
plate
tunnel
segment piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5022507A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06235298A (ja
Inventor
彰男 志関
Original Assignee
戸田建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 戸田建設株式会社 filed Critical 戸田建設株式会社
Priority to JP5022507A priority Critical patent/JP2725972B2/ja
Publication of JPH06235298A publication Critical patent/JPH06235298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2725972B2 publication Critical patent/JP2725972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地下構造物の構築方法お
よびそれに用いるセグメントピースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下構造物構築用のセグメント
ピースは、図14に示すものが多用されている。このセ
グメントピース20は平板製の枠体30に鋼製プレート
40が溶接され、さらにその内面に補強リブ50を溶接
して形成されている。そして、このセグメントピース
0をシールド掘進機の掘進に伴ってボルトで接合しなが
らトンネル内面に覆工するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
セグメントピースは、枠体の形成、枠体とプレートとの
接合及び補強リブの取り付けを全て溶接で行っているた
め、加工に手間がかかって加工コストが高いという欠点
があった。また、このセグメントピースでは枠体の接合
部が土圧で開いてしまうため、枠体及びプレートの板厚
を厚くしたり、或は補強リブの数を増やしたりしてセグ
メントピースの強度を高める必要があり、さらにコスト
となるという問題があった。本発明は上記のような問
題に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来より
も安価で、かつ強度の大きなセグメントピースの製造お
よび、該セグメントピースを使用した地下構造物の構築
方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
の地下構造物の構築方法は、構築予定の地下構築物の
外周面に沿って地中に矩形断面のトンネルを適宜間隔を
もって複数構築した後、これらのトンネル同士をトンネ
ルの隣接する方向で接続して断面無端状の外周部トンネ
ルを形成し、該外周部トンネルで囲まれた内周部を掘削
することにより地下構造物を構築する方法であって、適
宜大きさの鋼製プレートと、該鋼製プレートの両端部に
設けた端部鋼材と、該端部鋼材間の鋼製プレートに設け
た中間部 鋼材と、該中間部鋼材に着脱自在に取り付けた
支柱と、前記端部鋼材および中間部鋼材の長手方向の両
端面に設けた側板とからなるセグメントピースを、前記
トンネルの内面に組み立てて前記支柱をセグメントピー
スの中間部鋼材間に設置して前記トンネル内を覆工する
ことを特徴とする。また地下構造物構築用のセグメント
ピースは、適宜大きさの鋼製プレートの両端部に、ウェ
ブが鋼製プレートと平行になるようにH形鋼の端部鋼材
を設けるとともに、前記端部鋼材間の鋼製プレートに、
ウェブが鋼製プレートと垂直になるようにH形鋼の中間
部鋼材を設け、これら端部鋼材と中間部鋼材の長辺方向
の両端面に側板を設け、前記中間部鋼材のフランジに支
柱を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】トンネルの内面に組み立ててたセグメントピー
スの中間部鋼材間に支柱を設置することにより、この支
柱でトンネルに作用する土圧を受けることができるの
で、大断面の地下構造物の覆工が可能になる。セグメン
トピースを既製のH形鋼と、鋼製プレートと、支柱とか
ら構成したことにより、安価で強度の大きなセグメント
ピースが製造できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明におけるセグメントピースの一
実施例について図面に基づいて詳細に説明する。図1は
セグメントピース1の斜視図であり、既製のH形鋼の鋼
材2からなる枠体3に鋼製プレート4が溶接して形成さ
れ、前記鋼材2に支柱8が着脱自在に設置されている。
【0007】前記鋼材2は鋼製プレート4の長辺方向に
そった両端部に設けた2本の端部鋼材5と、該端部鋼材
5間の鋼製プレート4に設けた中間部鋼材6とからな
り、これら端部鋼材5と中間部鋼材6の長辺方向の両端
面に側板7が設けられて枠体3が構成されている。前記
端部鋼材5鋼製プレート4に、ウェブ5aを鋼製プレ
ート4と平行にし て溶接するとフランジ5bが2重の補
強材となり、該フランジ5bには接合用のボルト挿入孔
3aが貫通されている。
【0008】一方、中間部鋼材6は端部鋼材5よりもや
や大きく、該端部鋼材5とは反対にウェブ6aを鋼製プ
レート4に垂直にして溶接することによりセグメント
ース1の強度を大きくしている。この中間部鋼材6には
支柱8が任意の間隔で着脱自在にボルト接合されてい
る。この支柱8は、大断面のトンネルにセグメントピー
ス1を覆工する際の荷重を支えるものであり、セグメン
ピース1の運搬時は取り外し、覆工時に組み付けるも
のとする。なお、この中間部鋼材6は前記端部鋼材5と
同様にウェブ6aを鋼製プレート4と平行にして溶接す
ることもできる。
【0009】また図5は、他の実施例を示すものであ
り、枠体3を全てH形鋼で形成したセグメントピース
である。このように長辺側及び短辺側ともH形鋼を設け
ることにより、セグメントピース1の強度がさらに大き
くなる。
【0010】また、この鋼材2は上記のようなH形鋼
他に、I形鋼、みぞ形鋼で形成することもできる。さら
に、上記形鋼に限らず、図6の(1)及び(2)に示す
ように、矩形鋼管9及び円形鋼管10で形成することも
できる。
【0011】次に、このセグメントピース1を使用した
地下構造物の構築方法を図7〜図13に基づいて説明す
る。初めに、図7に示すように矩形のシールド掘進機1
1を複数台接合して所定の大きさの組合せ掘進機12を
形成する。
【0012】このシールド掘進機11は、図7及び図8
に示すように、回転するドラム面で切羽を掘削する一対
のドラムカッタ13aと、リングカッタ13bとからな
る掘削カッタ13により、断面矩形のトンネルを掘削
る。したがって、図9に示すように、このシールド掘進
機11を複数台接合した組合せ掘進機12により長方形
断面のトンネル14が掘削される。
【0013】そして、この組合せ掘進機12により、図
10に示すようなトンネル14を適宜間隔をもって掘削
し、これらをそれぞれトンネル14の隣接方向で接続し
て外周部トンネル15を構築するとともに、この外周部
トンネルで囲まれた内周部をさらに掘削することにより
地下構造物が構築される。また、この外周部トンネル1
5の9個のトンネル14は9台の組合せ掘進機12を同
時に掘進させて一気に構築することもできるが、本実施
例においては〜の順に構築するものとする。
【0014】そして、この組合せ掘進機12の掘進によ
り掘削されたトンネル内面に、セグメントピース1を順
次覆工する。これらのセグメントピース1は、図11に
示すように、H形鋼のフランジ5bのボルト挿入孔3a
に挿入された長尺ボルト3bで互いに接合され、その接
合部にはシール材1aが充填されている。
【0015】またトンネル14の天井面及び底面に覆工
されたセグメントピース1の中間部鋼材6間には、適宜
間隔ごとに支柱8が組み付けられる。この支柱8は、セ
グメントピース1の運搬時にはセグメントピースから取
り外され、セグメントピース1の覆工時に組み付けられ
るものとする。
【0016】そして、これらトンネル14の接合は、
13に示すように、各トンネル14間のセグメントピー
ス1の外面に山止め鋼板17を掛け渡しながら間隙部1
の地山を掘削し、これらトンネル14のセグメントピ
ース1間にわたってPC鋼線19を配線するとともに、
前記地山を掘削した間隙部18にコンクリート16を打
設した後に、前記PC鋼線19を緊張定着して行う。こ
れは、形鋼を相互で接合して緊張力を大きくできるの
で、接合部分の耐力を向上させることができる。
【0017】そして、上記の外周部トンネル15を構築
した後に、図10に示すように、外周部トンネル15の
内周部15aを掘削して地下構築物を構築するものとす
る。したがって、これらの外周部トンネル15は鉄道、
道路、その他共同溝に使用され、内周部15aは地下駐
車場や地下街等に利用される。
【0018】
【発明の効果】トンネルの内面に組み立てたセグメント
ピースの中間部鋼材間に支柱を設置することにより、ト
ンネルに作用する荷重を支えることができるので、支保
工を使用することなく大断面の地下構造物の覆工ができ
る。
【0019】セグメントピースをPC鋼線で鋼材を介し
て接合することにより、緊張力を大きくして接合部の耐
力を向上させることができるとともに、接合面に比較的
均一な締付け力を導入できるので、止水性も向上させる
ことができる。
【0020】トンネル内面の覆工に、支柱を中間部鋼材
に着脱自在に取り付けたセグメントピースを使用するこ
とにより、セグメントピースの運搬時には支柱を取り外
し、セグメントピースの覆工時には組み付けることがで
きる。
【0021】セグメントピースを既製のH形鋼と、鋼製
プレートとから構成したことにより、安価で、かつ強度
を大きくできる。
【0022】端部鋼材を鋼製プレートに、ウェブを鋼製
プレートと平行にして溶接したことにより、フランジが
2重の補強材となる。
【0023】支柱でトンネルの荷重を支えられるセグメ
ントピースとすることができる。
【0024】端部鋼材と中間部鋼材の長辺方向の両端面
に、側板に代えて形鋼を設けたことにより、中間部鋼材
に着脱自在な支柱を備えたセグメントピースの強度をさ
らに大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セグメントピースの斜視図である。
【図2】セグメントピースの平面図である。
【図3】セグメントピースの側面図である。
【図4】セグメントピースの断面図である。
【図5】セグメントピースの他の実施例を示す平面図で
ある。
【図6】(1)及び(2)はセグメントピースの他の実
施例を示す断面図である。
【図7】シールド掘進機の正面図である。
【図8】シールド掘進機の断面図である。
【図9】シールド掘進機を組み合わせた組合せシールド
掘進機の正面図である。
【図10】外周部トンネルの断面図である。
【図11】セグメントピースの接合状態を示す断面図で
ある。
【図12】トンネルの拡大断面図である。
【図13】各トンネルの間隙部の接合状態を示す断面図
である。
【図14】従来のセグメントピースの斜視図である。
【符号の説明】
1 セグメントピース 2 鋼材 3 枠体 3a ボルト挿入孔 4 鋼製プレート 5 端部鋼材 6 中間部鋼材 7 側板 8 支柱

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築予定の地下構築物の外周面に沿って
    地中に矩形断面のトンネルを適宜間隔をもって複数構築
    した後、これらのトンネル同士をトンネルの隣接する方
    向で接続して断面無端状の外周部トンネルを形成し、該
    外周部トンネルで囲まれた内周部を掘削することにより
    地下構造物を構築する方法であって、適宜大きさの鋼製
    プレートと、該鋼製プレートの両端部に設けた端部鋼材
    と、該端部鋼材間の鋼製プレートに設けた中間部鋼材
    と、該中間部鋼材に着脱自在に取り付けた支柱と、前記
    端部鋼材および中間部鋼材の長手方向の両端面に設けた
    側板とからなるセグメントピースを、前記トンネルの内
    面に組み立てて前記支柱をセグメントピースの中間部鋼
    材間に設置して前記トンネル内を覆工することを特徴と
    する地下構造物の構築方法
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記隣接するトンネ
    ル同士のセグメントピースの外面に山止め鋼板を掛けわ
    たして前記トンネル間の地山を掘削した後、前記セグメ
    ントピース間にわたってPC鋼線を掛けわたし、前記地
    山を掘削した間隙部にコンクリートを打設し、前記PC
    鋼線を緊張定着して前記トンネル同士を隣接方向で接続
    することを特徴とする地下構造物の構築方法。
  3. 【請求項3】 適宜大きさの鋼製プレートの両端部に、
    ウェブが鋼製プレートと平行になるようにH形鋼の端部
    鋼材を設けるとともに、前記端部鋼材間の鋼製プレート
    に、ウェブが鋼製プレートと垂直になるようにH形鋼の
    中間部鋼材を設け、これら端部鋼材と中間部鋼材の長手
    方向の両端面に側板を設け、前記中間部鋼材のフランジ
    に支柱を着脱自在に取り付けたことを特徴とする地下構
    造物構築用のセグメントピース。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記側板に代えて形
    鋼を設けたことを特徴とする地下構造物構築用のセグメ
    ントピース。
JP5022507A 1993-02-10 1993-02-10 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース Expired - Fee Related JP2725972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5022507A JP2725972B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5022507A JP2725972B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06235298A JPH06235298A (ja) 1994-08-23
JP2725972B2 true JP2725972B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=12084670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5022507A Expired - Fee Related JP2725972B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2725972B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4801453B2 (ja) * 2006-01-20 2011-10-26 株式会社フジタ 地中の抗土圧壁用中空エレメント
JP4953654B2 (ja) * 2006-02-21 2012-06-13 Jfe建材株式会社 トンネル用セグメントの止水構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184129U (ja) * 1974-12-27 1976-07-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06235298A (ja) 1994-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100634726B1 (ko) 지하구조물의 슬래브 구축용 구조체와 이를 이용한테두리보가 생략된 슬래브 및 지하옹벽 시공방법
JP2004169474A (ja) トンネル切り広げ部の連結構造
JP2725972B2 (ja) 地下構造物の構築方法およびそれに用いるセグメントピース
JP3564669B2 (ja) 配筋スペーサ及び基礎杭工法
JP4143430B2 (ja) 組立鋼殻及びトンネル拡大部覆工
KR20020007521A (ko) 건물의 영구 구조부재를 흙막이용 버팀대로 사용하는지하구조물 구축방법
JP3937588B2 (ja) 地下構造物の施工方法
JPH10227199A (ja) 大断面トンネルの施工方法
JP3011169B2 (ja) シールドトンネルおよびその覆工方法
JP3135495B2 (ja) 雪崩・落石防護柵施工方法および雪崩・落石防護柵
JP3584416B2 (ja) トンネルおよびその構築方法
JP3960501B2 (ja) 鋼製土留め擁壁、および鋼製土留め擁壁の構築方法
JP4287542B2 (ja) セグメント構造体
JP3406370B2 (ja) 横坑施工方法
JP3900684B2 (ja) 地下構造物の施工方法
JP4505105B2 (ja) シールドトンネル覆工方法およびその覆工構造
JPH0996194A (ja) 支保壁の構造およびその施工方法
JP3567399B2 (ja) 大断面トンネルおよびその構築方法
JP2667350B2 (ja) 地下構造物及びその構築工法
JP3027276B2 (ja) トンネル接続用セグメント及びトンネル接続工法
JP2020079492A (ja) パネル構造体の継手構造
JP2577439B2 (ja) 掘削穴の覆工用筒状壁体における分岐部支持体の構築方法
JP3543140B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート造連続地下壁を利用した合成壁及びその施工方法
JP3725005B2 (ja) フラットパネルおよびその施工方法
JP2645890B2 (ja) 掘削穴の覆工用筒状壁体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees