JP2002337759A - 乗用田植機の燃料タンク - Google Patents

乗用田植機の燃料タンク

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JP2002337759A
JP2002337759A JP2001152754A JP2001152754A JP2002337759A JP 2002337759 A JP2002337759 A JP 2002337759A JP 2001152754 A JP2001152754 A JP 2001152754A JP 2001152754 A JP2001152754 A JP 2001152754A JP 2002337759 A JP2002337759 A JP 2002337759A
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JP
Japan
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fuel tank
mounting
headlight
notch
rice transplanter
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Pending
Application number
JP2001152754A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miyake
康司 三宅
Yoichiro Nishi
陽一朗 西
Tsunatake Yamashita
綱丈 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用田植機の燃料タンク周辺に装備品を取り
付ける場合は、装備品を配置するためのスペースが必要
となるうえ、取付用部品等の部品点数が増え、メンテナ
ンスが複雑になる恐れがあった。 【解決手段】 燃料タンク136の前部左右中央に凹
部131を形成し、該凹部131には上下方向に貫通し
た切欠131aが形成され、該切欠131aの両側に装
備品を装着するための装備品取付用縁部136b・13
6bを凹部内に形成している。該装備品取付用縁部13
6b・136bには取付用のネジ孔が開口され、該取付
用縁部136bに取付台132を載置して前記ネジ孔に
ボルトを挿入して固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機の燃料
タンクの形状及び燃料タンク周辺の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗用田植機において、燃料タンク
は燃料を貯留しておくことが主な目的であり、配設位置
が特に限定されるものではないために、無駄なスペース
を省くために、ボンネット内の後部やステップ下方や座
席下方等に配置されていた。一方、ヘッドライトはフロ
ントフレーム(車体フレーム)やボンネット等より取付
ステーや支持プレート等を延設して取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料タンクは軽
量化を図るために合成樹脂で構成されるようになってき
ており、ステーやプレートに取り付け固定するために、
燃料タンクには縁部を形成したり、埋め込みボルトをイ
ンサート成形したりしていたが、断熱材等は取り付けて
も周辺の装備品を燃料タンクに取り付けることはなかっ
た。また、ボンネットにヘッドライトを取り付ける場
合、ヘッドライトにはハーネスが接続されているために
ボンネットの着脱が行いにくく、メンテナンスもやり難
くなっていた。また、フロントフレームにヘッドライト
を取り付ける場合、取付用部品等の部品点数が増え、取
付が複雑になるという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、車体フレーム
の前上部に燃料タンクを配設した乗用田植機において、
燃料タンクに装備品を取り付けるための取付部を一体的
に形成するものである。
【0006】請求項2においては、前記取付部は、燃料
タンクの前部左右中央に形成した凹部に構成するもので
ある。
【0007】請求項3においては、前記取付部にヘッド
ライトを取り付けるものである。
【0008】請求項4においては、前記取付部の後下端
より燃料タンクの底面に沿って後方に向かう切欠部を設
け、該切欠部にヘッドライト用のハーネスを配置するも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は乗用田植機の全体的な構成を示した概略側面
図、図2は同じく概略平面図、図3は乗用田植機前部の
側面図、図4は本発明の燃料タンクの平面図、図5は同
じく側面図、図6は前方から見た本発明の燃料タンクの
斜視図である。
【0010】まず、本発明に係わる燃料タンクを具備し
た乗用田植機の概略構成から説明する。
【0011】乗用田植機は走行車両1と、走行車両1の
後部に連結した植付部9とで構成されており、図1で示
すように、走行車両1の前部及び後部にはそれぞれ前輪
2と後輪3が懸架され、車体フレーム4の前部には動力
部であるエンジン5が搭載されている。該エンジン5後
方の車体フレーム4の左右略中央には前後方向に長く形
成したミッションケース6が配置されており、該ミッシ
ョンケース6の前部に前輪2が支持され、後部に後輪3
が支持されている。エンジン5及び燃料タンク136を
覆うボンネット22の両側には予備苗載台90が配設さ
れ、オペレーターが搭乗する車体カバー20によってミ
ッションケース6等が覆われている。前記車体カバー2
0の後上部に運転席7が設けられ、燃料タンク136の
後方に操向ハンドル8が配設されている。
【0012】植付部9は苗載台91や複数の植付爪93
等から構成されており、前高後低に配設した苗載台91
を下部レール95及びガイドレール96を介して植付伝
動フレーム92に左右往復摺動自在に支持させるととも
に、クランク機構によってクランク運動する植付爪93
を植付伝動フレーム92の後部に配設している。したが
って、前輪2及び後輪3を走行駆動して移動させるとと
もに、左右に往復摺動可能な苗載台91から1株分の苗
を植付爪93によって取り出し、連続的に苗植え作業が
行えるようになっている。
【0013】植付伝動フレーム92の前部にはローリン
グ支点軸176を介してヒッチ94が設けられ、そのヒ
ッチ94は、ヒッチ94の上部左右両側に枢支されてい
るトップリンク11と、ヒッチ94の下部左右両側に枢
支されているロワーリンク12とを含む昇降リンク機構
10を介して走行車両1の後部に連結されている。前記
ロワーリンク12の前端部内側面にはリフトアーム13
の基部が固設されており、このリフトアーム13をロワ
ーリンク12の配設方向に対して略直交する上方向に突
設している。昇降リンク機構10を昇降駆動させる昇降
シリンダー15がこのロワーリンク12に連結したリフ
トアーム13に連結している。
【0014】また、前記リフトアーム13の上端部とロ
ワーリンク12の後端部との間には補強リンク14が連
結されており、ロワーリンク12の剛性を高めるように
している。前記トップリンク11及びロワーリンク12
の前端部は、後部連結フレーム44に横設された枢支ピ
ンを介して枢支されており、この後部連結フレーム44
が昇降リンク機構10の支持部として兼用されている。
この昇降リンク機構10によって植付部9を昇降させる
平行リンクが形成されており、圃場の凹凸に合わせて昇
降させても、植付けられた苗の植付け姿勢が変わらない
ようにしている。
【0015】また、運転席7等が設置される車体カバー
20には主変速レバー75、苗継ぎレバー76、植付昇
降レバー77、主クラッチペダル74、ブレーキペダル
73等が配設され、植付部9の下部には植付部9を一定
の高さに保持する均平用のセンターフロート97とサイ
ドフロート98が配設されている。前記センターフロー
ト97は走行車両1の左右中心線上に配置され、センタ
ーフロート97の左右対称位置にサイドフロート98・
98が配設されて、植付部9の左右のバランスを良好に
保ち、植え付け姿勢を安定させて、正確に植え付けがで
きるようにしている。
【0016】次に、本発明の燃料タンク136の形状及
び取り付け構成について、図3乃至図6より説明する。
【0017】燃料タンク136はエンジン5に固設され
たステー137に支持されて取り付けられており、図3
で示すように、ステー137のタンク支持部137aが
上方に突設され、そのタンク支持部137aの先端を、
後述するタンク取付用縁部136aにボルトなどの固定
手段によって取り付けて固定している。また、燃料タン
ク136を覆うようにボンネット22が配置されてい
る。
【0018】燃料タンク136の外周面には図4、図5
に示すように、取付部が形成されている。取付部は燃料
タンク136を本機に取り付けるためのタンク取付用縁
部136a、装備品としてヘッドライト134を取り付
けるための取付用縁部136b、ボンネット22を取り
付けるための取付用縁部136dがそれぞれ外周よりも
内側に凹ませた部分に燃料タンク136と一体的に形成
されている。そして、燃料タンク136は合成樹脂製と
してブロー成形等により一体的に成形されており、この
成形時に、外周よりも内側に凹部を形成し、上下より押
しつぶすように取付部を燃料タンク136と一体的に形
成しているのである。前記タンク取付用縁部136a
は、燃料タンク136の左右側部に配置し、該タンク取
付用縁部136aにボルト孔を開口して、タンク支持部
137a上に載置してボルト等によって固定するのであ
る。ボンネット22を取り付けるための取付用縁部13
6dは前記タンク取付用縁部136aの後方位置に前記
同様に外周よりも凹ませた位置に燃料タンク136と一
体的に形成されている。
【0019】このような構成にすれば、燃料タンク13
6の支持部材を簡素化でき、部品点数の削滅を図れる。
また、燃料タンク136の取り外しも容易に行えるの
で、メンテナンス性にも優れる。
【0020】次に、装備品としてヘッドライト134の
取付構成について説明する。燃料タンク136の前部左
右中央に凹部131を形成し、該凹部131には上下方
向に貫通した切欠131aが形成され、該切欠131a
の両側に装備品を装着するための装備品取付用縁部13
6b・136を凹部内に形成している。該装備品取付用
縁部136b・136bには取付用のネジ孔が開口さ
れ、該取付用縁部136bに取付台132を載置して前
記ネジ孔にボルトを挿入して固定している。このよう
に、凹部内に装備品取付用縁部136bを一体的に設け
ることで、装備品取り付けに必要なスペースを確保で
き、取付用部材を機体フレーム側に設ける必要がないの
で、省スペース化、軽量化を図ることができる。但し、
装備品はヘッドライト134に限定するものではなく、
センターマーカーやエンジンの付属品等とすることもで
きる。
【0021】また、図6で示すように、燃料タンク13
6の凹部131後端下部から燃料タンク136の底面に
沿って後方に向かう切欠部(凹溝)139を設け、該切
欠部139にヘッドライト134へ電源を供給するため
のハーネス133を収納配置できるようにしている。こ
のような構成において、ヘッドライト134は、ヘッド
ライト用の孔が開いたボンネット22に覆われており、
燃料タンク136にはハーネス133を収納する切欠部
139が形成されているので、ヘッドライト134、ハ
ーネス133が保護される。
【0022】また、燃料タンク136の後部には、平面
視U字溝状の凹部136cが形成されており、該凹部1
36cにステアリングシャフト81の前面部を挿嵌でき
るようにしており、該ステアリングシャフト81の上下
中途部にリング状のストッパ部材280が固着されてい
る。このようにして、該燃料タンク136の凹部136
cにステアリングシャフト81を嵌合することで、ステ
アリングシャフト81の上方向への動きはストッパ部材
280で規制されるのである。また、構造の簡略化、及
び軽量化が図れるのである。また、該ストッパ280は
燃料タンク136の装着時において燃料タンク136の
位置決めとしての役割も担うのである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0024】即ち、請求項1に示す如く、車体フレーム
の前上部に燃料タンクを配設した乗用田植機において、
燃料タンクに装備品を取り付けるための取付部を一体的
に形成するので、装備品を取り付けるための特別な取付
部を別途設ける必要がなく、部品点数を削減することが
できる。
【0025】請求項2に示す如く、前記取付部は、燃料
タンクの前部左右中央に形成した凹部に構成するので、
装備品を取り付けるためのスペースを別途設ける必要が
なく、無駄なスペースを省くことができる。部品点数を
削減し、軽量化が可能になる。
【0026】請求項3に示す如く、前記取付部にヘッド
ライトを取り付けるので、燃料タンクとボンネットによ
ってヘッドライトを保護することができる。
【0027】請求項4に示す如く、前記取付部の後下端
より燃料タンクの底面に沿って後方に向かう切欠部を設
け、該切欠部にヘッドライト用のハーネスを配置するの
で、ハーネスを無理なく収納でき、ハーネスの切断等の
不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体的な構成を示した概略側面図
である。
【図2】同じく概略平面図である。
【図3】乗用田植機前部の側面図である。
【図4】本発明の燃料タンクの平面図である。
【図5】本発明の燃料タンクの側面図である。
【図6】前方から見た本発明の燃料タンクの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車両 4 車体フレーム 5 エンジン 8 ハンドル 20 車体カバー 22 ボンネット 136 燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/00 301 B60Q 1/04 A (72)発明者 山下 綱丈 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA11 CA13 CA14 CA16 CB05 CD00 CD03 CD10 CD18 CD20 3K039 AA01 BA02 CA07 CC01 CC10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの前上部に燃料タンクを配
    設した乗用田植機において、燃料タンクに装備品を取り
    付けるための取付部を一体的に形成することを特徴とす
    る乗用田植機の燃料タンク。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、燃料タンクの前部左右中
    央に形成した凹部に構成することを特徴とする請求項1
    記載の乗用田植機の燃料タンク。
  3. 【請求項3】 前記取付部にヘッドライトを取り付ける
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗用田植
    機の燃料タンク。
  4. 【請求項4】 前記取付部の後下端より燃料タンクの底
    面に沿って後方に向かう切欠部を設け、該切欠部にヘッ
    ドライト用のハーネスを配置することを特徴とする請求
    項3に記載の乗用田植機の燃料タンク。
JP2001152754A 2001-05-22 2001-05-22 乗用田植機の燃料タンク Pending JP2002337759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063140A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Yanmar Co Ltd 乗用型農作業機

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