JP2002337594A - 自動車用カップホルダー - Google Patents

自動車用カップホルダー

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JP2002337594A
JP2002337594A JP2001151882A JP2001151882A JP2002337594A JP 2002337594 A JP2002337594 A JP 2002337594A JP 2001151882 A JP2001151882 A JP 2001151882A JP 2001151882 A JP2001151882 A JP 2001151882A JP 2002337594 A JP2002337594 A JP 2002337594A
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JP
Japan
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tray
holder plate
cup
holder
housing
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JP2001151882A
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English (en)
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Masahiro Najima
正浩 名島
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Piolax Inc
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Piolax Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用カップホルダーの提供。 【解決手段】 車室側に固定されるハウジング1と、カ
ップの保持孔12を有してハウジング内に支承されるホ
ルダープレート11と、ホルダープレートに回動可能に
軸支されて保持孔の下方でカップの底部を支持するトレ
イ21とを備え、上記ホルダープレートの保持孔の手前
に収納部13を設けたカップホルダーであって、ホルダ
ープレート又はトレイのいずれか一方に凸部25を設
け、同他方に該凸部と係合する凹部16を設けて、凸部
と凹部の係合で、トレイを不使用位置にロックすること
により、ホルダープレートの保持孔の手前に設けられた
収納部を使用するために、ホルダープレートをハウジン
グ内からその規制を受けるまで引き出したとしても、ト
レイがその不使用位置にロックされることとなるので、
収納部の使用時には、トレイが自重で自動的に回動する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネル等に設置されるカップホルダーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種カップホルダーとして、例
えば、実開平7−37787号公報に示すものが存す
る。該従来のカップホルダーは、具体的には図示しない
が、自動車のインストルメントパネル側に固定される箱
形のハウジングと、カップの保持孔を有して該ハウジン
グ内に引き出し可能に支承されるホルダープレートと、
該ホルダープレートに回動可能に軸支されてカップの底
部を支持するトレイとを備える構成となっている。
【0003】そして、そのハウジングをインストルメン
トパネル側に固定した状態の下で、ホルダープレートを
ハウジング内に押し込むと、トレイがハウジングの開口
縁に当接して、ホルダープレートの下面側に折り畳まれ
ながら、ホルダープレートと一緒にハウジング内に収納
されるので、これにより、カップホルダーとしての不使
用状態が得られる。
【0004】逆に、ホルダープレートをトレイと一緒に
ハウジングから引き出すと、トレイが自重により下方に
回動して、ホルダープレートの保持孔の下方に待機する
こととなるので、後は、カップを保持孔に差し入れて、
その底部をトレイ上に載置すれば、これにより、カップ
ホルダーとしての使用状態が得られることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のカップ
ホルダーにあっては、特に、使用に際しては、トレイが
自重で自動的に回動して、ホルダープレートの保持孔の
下方に待機することとなるので、その使用状態が簡単に
得られることとなるが、これを、カップの保持孔の手前
に灰皿等の収納部を有するカップホルダーに応用する
と、手前の収納部を使用するために、ホルダープレート
をハウジング内から引き出す度に、トレイが自重で下方
に回動することとなるので、その回動時に異音を発生さ
せたり、トレイが回動したままガタツク恐れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
カップホルダーが抱える課題を有効に解決するために開
発されたもので、請求項1記載の発明は、車室側に固定
されるハウジングと、カップの保持孔を有して該ハウジ
ング内に引き出し可能に支承されるホルダープレート
と、該ホルダープレートに回動可能に軸支されて上記保
持孔の下方でカップの底部を支持するトレイとを備え、
上記ホルダープレートの保持孔の手前に収納部を設けた
カップホルダーであって、ホルダープレート又はトレイ
のいずれか一方に凸部を設け、同他方に該凸部と係合す
る凹部を設けて、凸部と凹部の係合で、トレイを不使用
位置にロックする構成を採用した。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、上記他方に凸部と係合する別の凹部を更に設け
て、凸部と別の凹部の係合で、トレイを使用位置にロッ
クする構成を採用した。
【0008】依って、請求項1記載の発明にあっては、
ホルダープレートの保持孔の手前に設けられた収納部を
使用するために、ホルダープレートをハウジング内から
その規制を受けるまで引き出したとしても、ホルダープ
レート又はトレイの一方に設けられた凸部と同他方に設
けられた凹部との係合で、トレイがその不使用位置にロ
ックされることとなるので、収納部の使用時には、トレ
イが自重で自動的に回動することがなくなる結果、回動
時に異音を発生させたり、トレイが回動したままガタツ
ク恐れを有効に防止できる。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、これに加
えて、不使用位置にロックされたトレイをカップの底部
で下方に回動させると、今度は、ホルダープレート又は
トレイの一方に設けられた凸部と同他方に設けられた別
の凹部との係合で、トレイがその使用位置にロックされ
ることとなるので、トレイが使用時においてガタツクこ
とがなくなる結果、カップの安定した保持が保障でき
る。又、不使用位置と使用位置が係合に伴うクリック感
で容易に確認できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係るカ
ップホルダーも、図1に示す如く、自動車のインストル
メントパネルに固定される箱形のハウジング1と、2個
のカップの保持孔12を有して該ハウジング1内に引き
出し可能に支承されるホルダープレート11と、該ホル
ダープレート11に回動可能に軸支されて上記2個の保
持孔12の下方でカップの底部を支持するトレイ21と
を備えるものであるが、本実施の形態にあっては、これ
に加えて、上記ホルダープレート11の各保持孔12の
手前に灰皿の容器等を受け入れるか或いはそのまま小物
入れとして利用できる収納凹部13を設けることを前提
とする。
【0011】そして、ハウジング1に関しては、図示す
る如く、その上壁の一側寄り長手方向に後述する照明手
段31のコルゲート管34で保護された電線32を遊動
させるスリット2を連続して穿設する一方、他側寄り中
央部に該照明手段31のコネクタ35や位置決めクリッ
プ37を止着する取付孔部3を形成する構成となってい
る。
【0012】ホルダープレート11に関しては、図2に
も示す如く、その2個の保持孔12の手前に採光窓14
を有する収納凹部13を画成すると共に、両側壁の後端
部側に後述するトレイ21の軸部24を回動可能に嵌合
する軸受孔部15を形成し、且つ、軸受孔部15の近傍
上下方向にトレイ21に設けられた凸部25と切り換え
係合する貫通状の第一凹部16と第二凹部17を設ける
一方、その裏面側に対しては、上記収納凹部13の採光
窓14の背面から後端部方向に向けて後述する照明手段
31のカバー体33を配置する空間18を画成する構成
となっている。尚、図中、19は各保持孔12の孔縁下
面に揺動可能に取り付けられて、カップの径に応じてそ
の側面を支持する羽根板である。
【0013】トレイ21に関しては、その両側に一対の
長寸アーム部22を形成し、中央に一対の短寸アーム部
23を形成して、各長寸アーム部22の外面に上記軸受
孔部15に嵌合する軸部24を設けると共に、該軸部2
4よりも先端側の外面に上記した貫通状の第一凹部16
と第二凹部17に切り換え係合する凸部25を設ける一
方、各短寸アーム部23の内面にもホルダープレート1
1側に別途設けられた軸受孔部20に嵌合する軸部24
を夫々形成する構成となっている。
【0014】尚、照明手段31は、図2に示す如く、所
定範囲がコルゲート管34により保護されて一端部にラ
ンプ(図示せず)が他端部にコネクタ35が接続された
電線32と、該電線32をホルダープレート11の裏面
に画成された空間18に沿って配線するカバー体33と
から成り、カバー体33は、略中央部底面に上記トレイ
21をハウジング1の底面と共働して弾持する弾性部3
6を設ける構成となっている。
【0015】依って、本実施の形態に係るカップホルダ
ーにあっては、そのハウジング1をインストルメントパ
ネル(図示せず)側に固定した状態の下で、ホルダープ
レート11をハウジング1内に押し込むと、図3に示す
如く、トレイ21がハウジング1の開口縁に当接して、
ホルダープレート11の下面側に折り畳まれながら、ホ
ルダープレート11と一緒にハウジング1内に収納され
ることとなるが、斯かる不使用状態では、図4に示す如
く、トレイ21側に設けられた凸部25がホルダープレ
ート11側に設けられた第一凹部16に弾性的に係合し
て、トレイ21をその不使用位置にロックすることとな
る。
【0016】尚、この状態にあっては、これに加えて、
ハウジング1の底面と照明手段31のカバー体33側に
設けられた弾性部36でトレイ21が弾持されるので、
上記したロック状態と相俟って、トレイ21はガタツク
ことなくハウジング1内に収納される。
【0017】そして、斯かるカップホルダーの不使用状
態の下で、ホルダープレート11の保持孔12の手前に
設けられた収納凹部13を使用するために、図5に示す
如く、ホルダープレート11をハウジング1内からその
規制を受けるまで引き出したとしても、既述した如く、
トレイ21側の凸部25とホルダープレート11側の第
一凹部16との係合で、トレイ21がその不使用位置に
ロックされているので、収納凹部13の使用時には、ト
レイ21が自重で回動することが決してない。従って、
不使用位置にロックされたトレイ21が、異音を発生さ
せたり、ガタツクことを有効に防止できる訳である。
【0018】逆に、カップホルダーとして使用する場合
には、同様に、ホルダープレート11をハウジング1内
から引き出すこととなるが、やはり、この時には、トレ
イ21側の凸部25とホルダープレート11側の第一凹
部16との係合で、トレイ21がその不使用位置にロッ
クされたまま引き出されてくる。この為、本実施の形態
にあっては、カップの底部でこの不使用状態にあるトレ
イ21を強制的に下方に押しやると、トレイ21側の凸
部25とホルダープレート11側の第一凹部16との係
合状態が解除されて、今度は、図6に示す如く、トレイ
21側の凸部25がホルダープレート11側の第二凹部
17に弾性的に係合して、トレイ21をその使用位置に
ロックする。
【0019】従って、後は、従来と同様に、カップCを
保持孔12内に差し入れて、その底部をトレイ21で支
持すれば、図7に示す如く、カップCが保持されること
となるが、本実施の形態にあって、カップホルダーとし
ての使用時には、既述した如く、トレイ21がその使用
位置にロックされることとなるので、トレイ21が使用
時においてガタツクことがなくなる結果、カップの安定
した保持が保障できる。又、不使用位置と使用位置と
が、凸部25の各凹部16・17に対する係合に伴うク
リック感で容易に確認できることとなる。
【0020】尚、本実施の形態にあっては、ホルダープ
レート11側に第一凹部16と第二凹部17を設け、ト
レイ21側に凸部25を設けたものであるが、本発明
は、これに限定されるものではなく、逆に、ホルダープ
レート11側に凸部25を設け、トレイ21側に第一凹
部16と第二凹部17を設けることも実施に応じ任意で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、ホルダープレートの保持孔の手前に設けられた
収納部を使用するために、ホルダープレートをハウジン
グ内からその規制を受けるまで引き出したとしても、ホ
ルダープレート又はトレイの一方に設けられた凸部と同
他方に設けられた凹部との係合で、トレイがその不使用
位置にロックされることとなるので、収納部の使用時に
は、トレイが自重で自動的に回動することがなくなる結
果、回動時に異音を発生させたり、トレイが回動したま
まガタツク恐れを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動車用カップホル
ダーを分解して示す斜視図である。
【図2】ホルダープレートと照明手段の関係を裏面側か
ら示す斜視図である。
【図3】カップホルダーの不使用状態を示す斜視図であ
る。
【図4】トレイをその不使用位置にロックした状態を示
す説明図である。
【図5】ホルダープレートをハウジングから引き出した
状態を示す斜視図である。
【図6】トレイをその使用位置にロックした状態を示す
説明図である。
【図7】カップホルダーの使用状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スリット 3 取付孔部 11 ホルダープレート 12 保持孔 13 収納凹部(収納部) 14 採光窓 15 軸受孔部 16 第一凹部 17 第二凹部(別の凹部) 18 空間 19 羽根板 20 軸受孔部 21 トレイ 22 長寸アーム部 23 短寸アーム部 24 軸部 25 凸部 31 照明手段 32 電線 33 カバー体 34 コルゲート管 35 コネクタ 36 弾性部 37 位置決めクリップ C カップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室側に固定されるハウジングと、カッ
    プの保持孔を有して該ハウジング内に引き出し可能に支
    承されるホルダープレートと、該ホルダープレートに回
    動可能に軸支されて上記保持孔の下方でカップの底部を
    支持するトレイとを備え、上記ホルダープレートの保持
    孔の手前に収納部を設けたカップホルダーであって、ホ
    ルダープレート又はトレイのいずれか一方に凸部を設
    け、同他方に該凸部と係合する凹部を設けて、凸部と凹
    部の係合で、トレイを不使用位置にロックすることを特
    徴とする自動車用カップホルダー。
  2. 【請求項2】 上記他方に凸部と係合する別の凹部を更
    に設けて、凸部と別の凹部の係合で、トレイを使用位置
    にロックすることを特徴とする請求項1記載の自動車用
    カップホルダー。
JP2001151882A 2001-05-22 2001-05-22 自動車用カップホルダー Pending JP2002337594A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191052A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Suzuki Motor Corp 車両の引出し式カップホルダー
JP2009161157A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 T S Tec Kk 車室用収納構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191052A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Suzuki Motor Corp 車両の引出し式カップホルダー
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