JP2002337238A - 螺旋状山形リブを持つ樹脂管のシール方法 - Google Patents

螺旋状山形リブを持つ樹脂管のシール方法

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JP2002337238A
JP2002337238A JP2001264073A JP2001264073A JP2002337238A JP 2002337238 A JP2002337238 A JP 2002337238A JP 2001264073 A JP2001264073 A JP 2001264073A JP 2001264073 A JP2001264073 A JP 2001264073A JP 2002337238 A JP2002337238 A JP 2002337238A
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resin pipe
band
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JP2001264073A
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Shigeru Yamada
繁 山田
Hiroyuki Matsumoto
洋幸 松元
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合個所のシール性を向上させる。 【解決手段】 山形リブ202が螺旋状に連続形成され
た樹脂管200を突き合わせてその継目を両端の接合フ
ランジ102,103同士を接合してバンドを締め付け
てバンド接合する樹脂管200のシール方法において、
バンド101の有効巾より狭い位置にある山形リブ20
2間の谷間201に沿って独立気泡又は半独立気泡のや
や硬めのフォーム材からなる心材1Aの一部の周面に水
膨潤性繊維からなる不織布1Bを囲むように形成した充
填部材1をその断面積が山形リブ202間の谷間201
の断面積より0.9〜2倍になるように計算するととも
に、するとともに、前記充填部材下部の不織布1Bを形
成してない部分に粘着材1Eを設けて谷間201の一部
に充填し、この充填部材1を覆うように内面に糊加工2
Aしたフォームシート2を巻き付けてラッピングした後
にバンド接合するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、螺旋状山形リブ
を持つ樹脂管のシール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の樹脂管は、軽量で施工が容易な
ことから、ゴルフ場などの造成地の土木排水管用として
広く用いられている。このような螺旋状山形リブを持つ
樹脂管同士を突き合わせて接合するには、小口径の樹脂
管では山形リブ間の谷間部をパテで埋め、大口径の樹脂
管200では、図26に示すような谷間201を軟質ウ
レタンフォームの矩形断面の棒状体か台形断面のゴム
(すなわち充填部材)で埋め、その周囲をパテで覆う。
このように谷間201の一部を埋め、山形リブ202か
らあふれるようにした後、ポリエチレンフォームのシー
ト(シール材104)をかぶせ、一部をラップしテープ
で仮止めし、この個所を接合バンド100で締め付けて
いる。この接合バンド100は、図27及び図28に示
すように樹脂管200の山形リブ202上に巻かれるバ
ンド101と、このバンド101の両端側に設けた接合
フランジ102,103とを有し、一方の接合フランジ
102を設けたバンド101の端部は、他方の接合フラ
ンジ103を設けた端部バンド101Aの下に差し込ま
れるようになっている。この端部バンド101Aはバン
ド101の一端に固着してある。この接合バンド100
としては、樹脂製と金属製のものがあり、内側に谷間部
に突き出る突起部があり、接合バンド100が軸方向に
ずれるのを防止している。接合バンド100のバンド1
01は、山形リブ202上のポリエチレンフォームのシ
ートからなるシール材104を締め付ける。接合フラン
ジ102,103は、ボルト105とナット106で締
め付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のシール材104
によるシール性はほとんど期待できない。この理由はポ
リエチレンフォームシートの使用と谷間の隙間をシール
できる充填部材の選定に問題がある。ポリエチレンフォ
ームはフォーム材の中で一番安価でかつ耐水性がある材
料である。しかし、表面が硬い材料なのでラップして使
う用途のシール材には一番向かない。また被シール面と
の密着性が悪く、接着剤が付きにくく、もれ易い材料で
ある。パテを谷間にいれ、接合バンドの締付力により変
形させる方法はパテの硬さによりうまくいくケースは考
えられるが、パテは接着にてシール効果を発揮するもの
で柔らかいものほど接着力が強い傾向がある。しかし、
柔らかいものほど外力により変形し、流れ易くなる。パ
テ状のものでシール性能を保持することは難しい。ま
た、大口径でウレタンフォームとパテを併用して使う方
法は、ウレタンフォームが柔らかすぎてパテをつぶすた
めには柔らかいパテを選定するが、柔らかすぎると流れ
易くなるという欠点もある。さらに連続気泡のためにウ
レタンフォームの内部を伝わって水が流れる。ウレタン
フォームでなく独立気泡の硬いものをパテと併用して使
うとパテがポリエチレンシートで押されてしまう。以上
のように現状使われている材料はいろいろな欠点を内包
しており、シール性能が充分発揮されない。また、図2
8の状態において、ボルト105とナット106とをさ
らに締め付けると、バンド101の両端の隙間が無くな
り、この締め付けで矢印Xで示すシール材104の部分
にしわがより、シール性を損ねていた。
【0004】そこで、この発明は、接合個所のシール性
を向上させたシール方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、山形リブが螺旋状に連続形成された樹
脂管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士
を接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管の
シール方法において、バンドの有効巾より狭い位置にあ
る山形リブ間の谷間に沿って独立気泡のやや硬めのフォ
ーム材又は弾性のある心材の一部の周面に水膨潤性繊維
からなる不織布を形成した充填部材をその断面積が山形
リブ間の谷間の断面積より0.9〜2倍になるように計
算するとともに、前記充填部材下部の不織布を形成して
ない部分に粘着材を設けて谷間の一部に充填し、この充
填部材を覆うように内面に糊加工したフォームシートを
巻き付けてラッピングした後にバンド接合するものであ
り、また、粘着材を充填部材の下部だけでなく上部にも
設けた充填部材を谷間に充填し、この充填部材を覆うよ
うにフォームシートを巻き付けてラッピングした後にバ
ンド接合するものである。そしてまた、谷間に充填する
充填部材を、硬めのフォーム材又は弾性のあるコアと、
その周囲に柔らかめのフォーム材を設けた心材の周面に
水膨潤性繊維からなる不織布を形成したものである。
【0006】さらに、バンドの有効巾より狭い位置にあ
る山形リブ間の谷間に沿って独立気泡のやや硬めのフォ
ーム材又は弾性のある心材の一部の周面に水膨潤性繊維
からなる不織布を形成した充填部材を山形リブ間の谷間
の断面積より0.9〜2倍になるように計算するととも
に、前記充填部材下部の不織布を形成してない部分に粘
着材を設けて谷間の一部に充填し、この充填部材をバン
ド内側の糊加工したフォームシートで覆うか、充填部材
下部及び上部に粘着材を設けた充填部材を谷間に充填
し、この充填部材をバンド内側のフォームシートで覆う
かして、そしてこのフォームシートを接合フランジまで
貼り、次いで接合フランジ間に厚肉のフォーム材を介在
させて締め付けるものである。さらにまた、バンドの有
効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に沿ってフォ
ーム材からなる心材の一部の周面に水膨潤性繊維からな
る不織布を形成した充填部材を山形リブ間の谷間の断面
積より0.9〜2倍になるように計算するとともに、少
なくとも充填部材下部に粘着材を設けて谷間の一部に充
填し、この充填部材をバンド内側のフォームシート若し
くは糊加工したフォームシートで覆うか、充填部材下部
及び上部に粘着材を設けた充填部材を谷間に充填し、こ
の充填部材をバンド内側のフォームシートで覆うかし
て、そしてこのフォームシートを接合フランジまで貼
り、次いで接合フランジ間に、接合フランジ面に沿って
配置した複数の肉厚のフォーム材を水膨潤性繊維に粘着
材を付与した接合テープを介して重ね合わせ、前記接合
テープを樹脂管側の面まで貼りつけた複層フォーム材を
介在させて締め付けるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
【0008】図1ないし図4は、樹脂管200の谷間2
01に充填される充填部材1の実施例を示すものであ
る。
【0009】図1に示す充填部材1は、やや硬めのフォ
ーム材からなる矩形断面又は台形断面の棒状体である心
材1Aと、この心材1Aの一部に周面全周を囲むように
(巻付けるように)形成した膨潤性繊維からなる不織布
1Bとから構成され、さらに充填部材下部の不織布1B
を形成してない部分に粘着材1Eを設けてある。なお不
織布1Bが形成される心材1Aの周面全周とは、山形リ
ブ間の谷間201に充填したとき、その谷間201に沿
った3方向の面(谷間201の底面と、谷間201を形
成する山形リブ202とに対峙する3方向の面)と上部
の面とに相当する4方向の面をいう。また充填部材下部
とは谷間201の底面と対峙する面をいう。
【0010】図1(a)に示す実施例では、やや硬めの
フォーム材からなる棒状体の心材1Aの軸方向中央部分
に、水膨潤性繊維からなる不織布1Bを心材1Aの周面
全周に巻付けて充填部材1を形成するとともに、この充
填部材下部の不織布1Bが形成されていない部分、つま
り不織布1Bが形成されている中央部分を挟み込んで前
後に、粘着材1Eを設けてある。また図1(b)に示す
実施例では、心材1Aの軸方向前方或いは後方に不織布
1Bが巻付けて充填部材1を形成するとともに、この充
填部材下部の不織布1Bが形成されていない部分、つま
り後方或いは前方に粘着材1Eが設けられている。
【0011】図2に示す充填部材1は、やや硬めのフォ
ーム材からなる矩形断面又は台形断面の棒状体である心
材1Aと、この心材1Aの一部に周面3方向を囲むよう
に形成した膨潤性繊維からなる不織布1Bとから構成さ
れ、さらに充填部材下部の不織布1Bを形成してない部
分に粘着材1Eを設けてある。なお不織布1Bが形成さ
れる周面3方向とは、山形リブ間の谷間201に充填し
たとき、その谷間201に沿った3方向の面(谷間20
1の底面と、谷間201を形成する山形リブ202とに
対峙する3方向の面)に相当する面をいい、周面全周か
ら上部を除いた3方向に相当するものをいう。図2
(a)では、心材1Aの周面3方向に形成される不織布
1Bが軸方向中央部分に配置され、充填部材下部の粘着
材1Eは、不織布1Bが形成されている中央部分をさけ
て前後に配置されている。また図2(b)では、心材1
Aの周面3方向に形成される不織布1Bが軸方向前方或
いは後方に配置され、充填部材下部の粘着材1Eは、不
織布1Bが形成されていない後方或いは前方に配置され
ている。
【0012】図3に示す充填部材1は、やや硬めのフォ
ーム材からなる矩形断面又は台形断面の棒状体である心
材1Aと、この心材1Aの一部に周面全周を囲むように
(巻付けるように)形成した膨潤性繊維からなる不織布
1Bとから構成され、さらに充填部材下部及び上部の不
織布1Bを形成してない部分に粘着材1Eを設けてあ
る。図3(a)では、心材1Aの周面全周に形成される
不織布1Bが軸方向中央部分に配置され、充填部材下部
及び上部に設けられる粘着材1Eは、不織布1Bが形成
されている中央部分をさけた前後に配置されている。ま
た図2(b)では、心材1Aの周面全周に形成される不
織布1Bが軸方向前方或いは後方に配置され、充填部材
下部及び上部に設けられる粘着材1Eは、不織布1Bが
形成されていない後方或いは前方に配置されている。
【0013】図4に示す充填部材1は、やや硬めのフォ
ーム材からなる矩形断面又は台形断面の棒状体である心
材1Aと、この心材1Aの一部に周面3方向を囲むよう
に形成した膨潤性繊維からなる不織布1Bとから構成さ
れ、さらに充填部材下部及び上部の不織布1Bを形成し
てない部分に粘着材1Eを設けてある。図4(a)で
は、心材1Aの周面3方向に形成される不織布1Bが軸
方向中央部分に配置され、充填部材下部及び上部に設け
られる粘着材1Eは、不織布1Bが形成されている中央
部分をさけた前後に配置されている。また図4(b)で
は、心材1Aの周面3方向に形成される不織布1Bが軸
方向前方或いは後方に配置され、充填部材下部及び上部
に設けられる粘着材1Eは、不織布1Bが形成されてい
ない後方或いは前方に配置されている。
【0014】図5ないし図8は、樹脂管200の接合個
所の拡大断面を示し、バンド101の有効巾(図25参
照)より狭い位置にある谷間201に沿って形成した充
填部材1を、その断面積がこの谷間201の断面積より
0.9〜2倍、好ましくは1.1〜1.5倍になるよう
に計算して谷間201の一部に充填してある。適用する
樹脂管200としては、ポリエチレン製の口径300〜
1000mmのものが好適である。樹脂管200の谷間
201に充填部材1を充填した後、この充填部材1を覆
うようにフォームシート2を巻き付けてラッピングす
る。このとき、フォームシート2にテンションを軽くか
けながら巻き、端部はオーバーラップさせて貼り付けて
ある。次いで、図28に示すと同様の方法でバンド接合
する。
【0015】図5に示す実施例では、充填部材1は断面
形状を逆台形状とし、独立気泡又は半独立気泡の押出成
形されたやや硬めのフォーム材(心材1A)の一部の周
面全周を水膨潤性繊維(不織布1B)で囲うとともに、
充填部材下部に粘着材1Eを設けてある(図1参照)。
そしてこの充填部材1を谷間201に充填し、この充填
部材1を覆うように内面に糊加工2Aしたフォームシー
ト2を巻き付けてラッピングしてある。
【0016】図6は、周面3方向を水膨潤性繊維(不織
布1B)で囲うとともに下部に粘着材1Eを設けた充填
部材1(図2参照)を谷間201に充填し、この充填部
材1を覆うように内面に糊加工2Aしたフォームシート
2を巻き付けてラッピングしてある。
【0017】図5及び図6では、心材1Aの周面の少な
くとも谷間201に沿った面に設けてある水膨潤性繊維
(不織布1B)の膨潤性によって、アンダーカットなど
の隙間を瞬時に埋めることができるとともに、充填部材
下部に設けた粘着材1Eによって、充填部材1を樹脂管
200の谷間201に固定するとともに、糊加工2Aし
たフォームシート2によってフォームシート2と充填部
材1とが固定される。なお内面に糊加工2Aしたフォー
ムシート2を巻き付けてラッピングするとき、糊加工2
Aしたフォームシート2にテンションを軽くかけながら
巻き、端部はオーバーラップさせる。
【0018】図7は、周面全周を水膨潤性繊維(不織布
1B)で囲うとともに下部及び上部に粘着材1Eを設け
た充填部材(図3参照)を谷間201に充填し、この充
填部材1を覆うようにフォームシート2を巻き付けてラ
ッピングしてある。図8は、周面3方向を水膨潤性繊維
(不織布1B)で囲うとともに下部及び上部に粘着材1
Eを設けた充填部材(図4参照)を谷間201に充填
し、この充填部材1を覆うようにフォームシート2を巻
き付けてラッピングしてある。
【0019】図7及び図8では、心材1Aの周面の少な
くとも谷間201に沿った面に設けてある水膨潤性繊維
(不織布1B)の膨潤性によって、アンダーカットなど
の隙間を瞬時に埋めることができるとともに、充填部材
下部に設けた粘着材1Eによって充填部材1を樹脂管2
00の谷間201に固定し、充填部材上部に設けた粘着
材1Eによってフォームシート2と充填部材1とを固定
する。なおフォームシート2を巻き付けてラッピングす
るとき、フォームシート2にテンションを軽くかけなが
ら巻き、端部はオーバーラップさせる。
【0020】図5及び図6では、水膨潤性繊維(不織布
1B)を心材1Aの周面全周に形成するとともに、下部
に粘着材1Eを設けた充填部材1を使用し、図7及び図
8では、粘着材1Eを下部だけでなく上部にも設けた充
填部材1を用いる。どちらでも止水性には問題ないが図
5及び図6は、フォームシート2の内面に糊加工2Aが
してあるときの組合せの方法で、図7及び図8はフォー
ムシート2の内面に糊加工2Aがしてないときの組合せ
方法である。内面に糊加工2Aしてあるフォームシート
2では糊加工面が接着しやすく、長尺のものは取扱が困
難であるが、図7及び図8では、内面を糊加工していな
いフォームシート2を使用して樹脂管200の接合場所
を巻付けており、フォームシート2が長尺でも、取扱い
が容易である。
【0021】また図5及び図7では、水膨潤性繊維(不
織布1B)を心材1Aの周面全周に形成した充填部材1
を使用し、図6及び図8では、水膨潤性繊維(不織布1
B)を心材の周面3方向に形成した充填部材1を使用し
ている。どちらでも止水性には問題ないが図5及び図7
は水膨潤性繊維(不織布1B)を周面全周に形成したほ
うが生産性が良いときの方法で、図6及び図8は水膨潤
性繊維(不織布1B)の材料コストを削減するための方
法である。
【0022】上記不織布1Bに用いられる水膨潤性繊維
としては、繊維外層部が水膨潤性の−COOX(Xはア
ルカリ金属又はNH)基を有するアクリロニトリル系
繊維等が好適である。さらに詳しくは、アクリロニトリ
ル系繊維(AN系繊維)と、200℃以下の融点の重合
体成分が繊維表面の少なくとも一部を構成している熱接
着性複合繊維とを主成分として形成され、かつ熱溶融に
よる接合部の設けられた不織繊維である。そして、前記
AN系繊維の外層部の少なくとも一部に架橋結合と0.
mol/g以上の−COOX(X:アルカリ金属又は
NH)で示される塩酸カルボキシル基とが導入されて
なり2cc/g以上の水膨潤度を有する。あるいは、親水
性架橋重合体からなる外層部とアクリロニトリル系重合
体及び/又は他の重合体からなる内層部とで構成され、
かつ−COOX(X:アルカリ金属又はNH)で示さ
れる塩酸カルボキシル基を0.5〜4.0mol/g含
有する3〜300cc/gの水膨潤度及び高物性を有する
ものも使用することができる。この親水性架橋重合体か
らなる外層部は、繊維全体積に対して55%以下の範囲
内にあることが好ましい。さらに、アクリロニトリル系
重合体からなる繊維に、6.0mol/1000g溶液以
上の高濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液、又は0.5
mol/1000g溶液以上の濃度の電解質塩類を共存せ
しめた低濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液を作用せし
めて該繊維の外層部を親水架橋化することにより−CO
OX(X:アルカリ金属又はNH)で示される塩酸カ
ルボキシル基を0.5〜4.0mol/g導入し、親水
性架橋重合体からなる外層部とアクリロニトリル系重合
体及び/又は他の重合体からなる内層部とで構成される
繊維に形成することを特徴とする3〜300cc/gの水
膨潤度及び高物性を有するものを用いることもできる。
ここで用いる低濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液とし
ては、0.5mol/1000g溶液以上の濃度の電解質
塩類を共存せしめた0.25〜6.0mol/1000g
溶液の濃度のアルカリ金属水酸化物水性溶液が好まし
い。
【0023】上述した水膨潤性繊維からなる不織布1B
は、水吸収倍率30倍以上であるものが望ましい。この
水吸収倍率の測定は、JIS−Z−8703に従う標準
状態下縦200mm、横50mmのサンプルを切り出
し、その重さ(W)を秤量する。次に本サンプルをサン
プル上面が水面下10mmの位置になるようにして純水
中に30分間浸漬させてから引き上げ、その後80メッ
シュの金網上に5分間放置して正確に秤量(W)とす
る。もしもサンプルサイズが異なる場合には、前記測定
方法に準拠して測定並びに補正すれば良い。即ち水吸収
倍率とは水に浸漬する前の重量の何(倍)の水を吸収で
きるのかの能力を示し、例えば1.5gのサンプルが水
を吸って61.5gの重量になったとすると40倍の水
吸収率と言える。 水吸収倍率(倍)=(W−W)/W=(61.5−
1.5)/1.5=40 本発明に使用する水膨潤性繊維からなる不織布1Bは水
膨潤性繊維単独であっても、他の非水膨潤性繊維の混紡
であっても良い。
【0024】また、この水膨潤性繊維からなる不織布1
BはJIS‐L‐1096、フラジール試験機にて測定
した通気度が170cc/cm/sec以上である必
要がある。またさらに好ましくは170〜550cc/
cm/secの範囲である。また本発明に使用する不
織布1Bの目付量は30g/m以上が良く、好ましく
は60g/mから300g/mの範囲である。
【0025】なお、この不織布1Bを形成する水膨潤性
繊維の他の例としては、繊維基材に吸水性モノマーを付
着重合させたものがある。非水膨潤性繊維に吸水性モノ
マーを付着、重合させた水膨潤性繊維を製造するには、
基材となる繊維が必要であり、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、
アクリロニトリル等の単独あるいは混紡繊維や複合繊維
がある。その他綿、レーヨン、ポリエステル等を加えて
も良い。吸水性モノマーとしては重合後、吸水ポリマー
に変換できるものも含めたエチレン性不飽和モノマーで
あり、官能基としてはカルボン酸又はその塩、スルホン
酸又はその塩、ヒドロキシ基、アミド基等を有するエチ
レン性不飽和モノマーがある。例えばアクリル酸並びに
その塩、メタアクリル酸並びにその塩、ヒドロキシアル
キルアクリレート、アクリルアミド等がある。
【0026】さらに別の不織布1Bの例としては、非水
膨潤性繊維の外層部を選択的に吸水膨潤化変性処理を施
した繊維で形成したものも用いることができる。これ
は、アクリロニトリル系繊維を加水分解させ、生成した
カルボキシル基をナトリウム塩とする方法並びに特開昭
56−15458号公報に示されているようにセルロー
ス繊維をアルカリセルロース化させ、これに2プロパノ
ールの存在下にモノクロル酢酸を作用させCMC−Na
を塩化させた後、架橋剤を用いて架橋させるか前もって
架橋処理されたセルロース繊維をCMC−Naを塩化す
る方法等で一般的方法で製造される。
【0027】いずれの不織布1Bを用いても水吸収倍率
が30倍以上であることが好ましい。これくらいの倍率
があれば、仮に止水目地が時間の経過とともに広がった
としても、水膨潤性繊維が膨潤して隙間を密閉止水す
る。
【0028】一方、上述した水膨潤性繊維は、水と接触
してゲル状になってしまい、水圧負荷の際の樹脂管との
摩擦による抵抗力が期待できなく滑ってしまい、谷間2
01に充填部材1を保持することができない。そこで充
填部材1には、心材1Aの周面に水膨潤性繊維が巻き付
けられる部分と巻き付けられない部分とを形成し、水膨
潤性繊維が形成された部分において隙間を密閉止水する
とともに、水膨潤性繊維が形成されていない部分に粘着
材1Eを設け、谷間201に充填部材1を固定する。つ
まり充填部材1の下部には、水膨潤性繊維が形成されて
いない部分に粘着材1Eが設けられ、この粘着材1Eに
よって充填部材1が谷間201に固定される。
【0029】また図5及び図6に示すように、内面を糊
加工2Aしたフォームシート2で充填部材1を覆うよう
に巻き付けることによって、フォームシート2と充填部
材1との滑りが防止され、糊加工2Aによってフォーム
シート2と充填部材1が固定される。従って、樹脂管2
00の接合個所では、水圧負荷の荷重に対して、谷間2
01に設けた充填部材1の下部に粘着材1Eを設けると
ともに、糊加工2Aしたフォームシート2で巻き付ける
ことによって、充填部材1の樹脂管に対する滑りを防止
することができる。
【0030】そして図7及び図8に示すように、充填部
材1の下部だけでなく、上部の水膨潤性繊維が形成され
ていない部分に粘着材1Eが設けることによって、この
上部に設けた粘着材1Eによって充填部材1とフォーム
シート2を固定することができる。従って、樹脂管20
0の接合個所では、水圧負荷の荷重に対して、谷間20
1に設けた充填部材1の下部及び下部に粘着材1Eを設
けることによって、充填部材1の樹脂管に対する滑りを
防止することができる。なお充填部材1の上下に粘着材
1Eを設けることによって、内面を糊加工2Aしたフォ
ームシート2を使用しなくてもよくなり、材料の選択の
幅が増えることになる。
【0031】なお充填部材1に設けられる粘着材1E
や、フォームシート内面の糊加工(粘着加工)2Aとし
ては、アクリル系粘着材やブチル系粘着材が好適であ
る。
【0032】さらに、上記充填部材1の心材としては、
図9に示すように、硬めのフォーム材又は弾性のあるコ
ア1Cの周囲に柔らかめの独立気泡のフォーム材1Dを
用いたものも使用できる。図9(a)(b)は、コア1
Cとその周囲に設けたフォーム材1Dとからなる心材の
周囲に、図1又は図2に示す充填部材1と同様に、水膨
潤性繊維からなる不織布1Bを周面全周又は周面3方向
を囲むように形成するとともに、下部にのみ粘着材1E
を設けたものであり、図9(c)(d)は、図3又は図
4に示す充填部材1と同様に、水膨潤性繊維からなる不
織布1Bを周面全周又は周面3方向を囲むように形成す
るとともに、下部だけでなく上部にも粘着材1Eを設け
たものである。
【0033】図10及び図11に示す実施例では、コア
1Cとその周囲に設けたフォーム材1Dとからなる心材
の一部の周面全周に水膨潤性繊維からなる不織布1Bを
囲むように形成した充填部材1の下部、若しくは下部及
び上部に粘着材1Eを設け、この粘着材を設けた充填部
材1(図9(a)(c)参照)を谷間201に充填した
ものを示す。コア1Cは硬めのフォーム材又はソリッド
ゴム材を用い、フォーム材1Dは図1乃至図4に示すフ
ォーム材1Aよりも柔らかめのものを用いた。ここで
は、コア1Cとフォーム材1Dとで心材を構成してい
る。この充填部材1はその断面積が谷間201の断面積
より0.9〜2倍、好ましくは1.1〜1.5倍になる
ように計算して谷間201の一部に充填する。充填部材
1のコア1Cとして硬めのフォーム材を用いる場合、密
度0.1〜0.4の範囲内であって、JIS C硬度5
〜40、又はJIS K6767における50%圧縮硬
度100〜1000gf/cmの性能を満足する独立
気泡又は半独立気泡のものを用いる。コア1Cの周囲の
フォーム材1Dとしては、密度0.04〜0.3の範囲
内、好ましくは0.04〜0.2の範囲内であって、J
IS C硬度5〜35、又はJIS K6767におけ
る50%圧縮硬度100〜1000gf/cmの性能
を満足する独立気泡又は半独立気泡のフォームのものを
用いる。
【0034】図12乃至図14に示す各実施例は、コア
1Cを有する充填部材1の変形例を示すものであり、図
14ではコア1Cの周囲全体にフォーム材1Dを形成せ
ず、コア1Cの上面はフォーム材1Dで覆っていない例
を示すものである。図12に示す形状の充填部材1で
は、コア1Cの周りのフォーム材1Dは低い密度で圧縮
変形し易いものを用いる。
【0035】充填部材1のコア1Cは、その断面図形状
が谷間201の断面形状に概略合致する場合には高い密
度のものを用いることができるが、矩形断面では低い密
度のものを用いることが好ましい。
【0036】心材(フォーム材1A、フォーム材1Dや
コア1C)の使用材料としては、CR(クロロプレンゴ
ム)、NBR・PVC(部分的に架橋したニトリルゴム
を塩化ビニル樹脂に混ぜたブレンドタイプのゴム)、I
IR(ブチルゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴ
ム)、NR(天然ゴム)、NR・SB(天然ゴム・スチ
レンブタジエンゴム)の発泡ゴムや非発泡ゴムあるいは
PVCフォーム、スチレン系、ウレタン系、オレフィン
系エラストマーなど、弾性心材としてポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニ
ールなどのブロー成形材料で端部に樹脂材料で蓋をした
もの、又、硬質スチレンフォーム、硬質ウレタンフォー
ム、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)等
の硬質樹脂発泡体などが可能である。
【0037】図15は、シール個所における接合バンド
100の断面を示し、この接合バンド100はバンド1
01の両端に接合フランジ102,103を設けてあ
り、これら接合フランジ102,103をボルト10
5、ナット106で締め付けるようになっている。バン
ド101の内側にはフォームシート16或いは糊加工1
6Aしたフォームシート16を貼りつけてあり、このフ
ォームシート16は接合フランジ102,103の内側
まで延びている。接合フランジ102,103の間には
厚肉のフォーム材17を介在させてある。接合フランジ
103は、従来のように端部バンドに設けられず、バン
ド101に設けてある。
【0038】図16及び17は樹脂管200の突き合わ
せ個所の断面を示し、この樹脂管200には山形リブ2
02が螺旋状に連続形成されている。山形リブ202の
間には谷間201が形成されている。2本の樹脂管20
0の各端部を突き合わせてその継目をバンド接合すると
き、バンド101の有効巾より狭い位置にある山形リブ
202間の谷間201に沿って充填部材1をこの谷間2
01の一部に充填する。
【0039】図16に示す充填部材1は、心材1Aの一
部の周面全周を水膨潤性繊維からなる不織布1Bで成形
するとともに、下部に粘着材1Eを設けたものであり、
この不織布1Bや粘着材1Eとしては、前述した不織布
1Bや粘着材1Eを使用できる点は上述した実施例と同
様である。そしてこの充填部材1は、山形リブ202間
の谷間201の断面積より0.9〜2倍になるように計
算して谷間201の一部に充填される。充填部材1を谷
間201に充填したならば、この充填部材1を覆うよう
にバンド101の内側に糊加工16Aしたフォームシー
ト16を接合フランジ102,103まで貼り、次いで
接合フランジ102,103間に厚肉のフォーム材17
を介在させてこれら接合フランジ102,103をボル
ト105及びナット106で締め付けることにより、樹
脂管200の突き合わせ継目をシールする。
【0040】図17に示す充填部材1は、心材1Aの一
部の周面全周を水膨潤性繊維からなる不織布1Bで成形
するとともに、下部及び上部に粘着材1Eを設けたもの
であり、バンド101の内側のフォームシート16の内
面に糊加工16Aをしていない。
【0041】上記充填部材1の心材としては、図18に
示すように、硬めのフォーム材又は弾性のあるコア1C
の周囲に柔らかめの独立気泡のフォーム材1Dを用いた
ものも使用できる。図18(a)は、硬めのフォーム材
又は弾性のあるコア1Cの周囲に柔らかめの独立気泡の
フォーム材1Dを形成した心材の一部の周面全周を水膨
潤性繊維からなる不織布1Bで囲んだ充填部材1の下部
に粘着材1Eを設けたものであり、図18(b)は下部
だけでなく上部にも粘着材1Eを設けたものである。な
お、硬めのフォーム材又は弾性のあるコア1Cの周囲に
柔らかめの独立気泡のフォーム材1Dを形成した心材の
一部の周面3方向を水膨潤性繊維からなる不織布1Bで
囲んだ充填部材1の下部に粘着材1Eを設けたものや、
下部だけでなく上部にも粘着材1Eを設けたものを使用
することもできる。
【0042】この図18に示す充填部材1の心材を構成
する周囲(外層)のフォーム材1Dの密度を0.04〜
0.3とし、JIS C硬度5〜35、又はJIS K
6767における50%圧縮硬度100〜1000gf
/cmとすることが好ましい。充填部材1のコア1C
としては、CR、NBR・PVC(部分的に架橋したニ
トリルゴムを塩化ビニル樹脂に混ぜたブレンドタイプの
ゴム)、IIR、NR、NR・SBR、EPT、EPD
M等の発泡ゴムや非発泡ゴムあるいはPVCフォーム、
スチレン系、ウレタン系、オレフィン系のエラストマー
など、弾性心材としてポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニールなどのブロ
ー成形材料で端部に樹脂材料で蓋をしたもの、又、硬質
スチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ABS(ア
クリロニトリルブタジエンスチレン)等の硬質樹脂発泡
体などが可能である。なおまた、この発明では接合フラ
ンジ102,103を突き合わせ、バンド101の一端
側を他端側に差し込む方式はとらない。
【0043】図19は、シール個所における接合バンド
100の断面を示し、この接合バンド100はバンド1
01の両端に接合フランジ102,103を設けてあ
り、これら接合フランジ102,103をボルト10
5、ナット106で締め付けるようになっていて、図7
の実施例と異なる点は、接合フランジ102,103の
上端部接合面側に凸部102a,103aを形成した点
である。図19に示す接合バンド100では、接合フラ
ンジ102,103の上端部接合面側に凸部102a,
103aを形成し、前記接合フランジ102,103を
ボルト105及びナット106で締め付ける際に、前記
凸部102a,103aで接合フランジ102,103
間に介在する厚肉のフォーム材17の上端部を係止す
る。すなわち接合フランジ102,103を締め付ける
際に、接合フランジ102,103間に介在するフォー
ム材17の上端部を凸部102a,103aで係止する
ことによって、圧迫されたフォーム材17が接合フラン
ジ102,103の上端部側からはみ出ること防止す
る。これによって、圧迫されたフォーム材17が樹脂管
200側へはみ出るように圧力がかかり、フォーム材1
7と樹脂管200との密着性が高まり、樹脂管200の
突き合わせ継目のシール性を向上させることができる。
【0044】さらに図20及び図21に示す接合バンド
100では、接合フランジ102,103を互いに他方
の接合フランジに向かって傾斜させ、接合フランジ10
2,103間の間隔が樹脂管200に向かって大きくな
るように形成することによって、この接合フランジ10
2,103間に肉厚のフォーム材17を介在させてボル
ト105及びナット106で締め付けたときに(図21
参照)、前記フォーム材17が樹脂管200側にはみ出
やすくなり、圧迫されたフォーム材17と樹脂管200
との密着性がさらに向上し、樹脂管200の突き合わせ
継目のシール性を向上させることができる。
【0045】また肉厚のフォーム材17における接合フ
ランジ102,103との接合面を接合フランジ10
2,103の傾斜にあわせて傾斜させ、フォーム材17
をテーパ状に形成することが好ましい。接合フランジ1
02,103の傾斜に対応したテーパ状のフォーム材1
7を、接合フランジ102,103間に介在させること
によって、ボルト105及びナット106による接合フ
ランジ102,103の締め付けが確実になるととも
に、フォーム材17の厚みが樹脂管200側に向かって
肉厚に形成されるためにフォーム材17が樹脂管200
側にはみ出しやすくなる。すなわちボルト105及びナ
ット106によって調節される接合バンド樹脂管200
の締め付けが確実になり、さらに圧迫されたフォーム材
17と樹脂管200との密着性がさらに向上し、樹脂管
200の突き合わせ継目のシール性を向上させることが
できる。
【0046】図22乃至図24は、上述したシール個所
における接合バンド100における他の実施例を示す断
面図である。図22に示す接合バンド100では、接合
フランジ102,103の上端部接合面側に凸部102
a,103aを形成し、前記接合フランジ102,10
3をボルト105及びナット106で締め付ける際に、
前記凸部102a,103aで接合フランジ102,1
03間に介在する厚肉の複層フォーム材17(17a,
17b)の上端部を係止する。すなわち接合フランジ1
02,103を締め付ける際に、前記接合フランジ10
2,103間に介在する複層フォーム材17の上端部を
凸部102a,103aで係止することによって、圧迫
された複層フォーム材17が接合フランジ102,10
3の上端部側からはみ出ること防止する。これによっ
て、圧迫された複層フォーム材17が樹脂管200側へ
はみ出るように圧力がかかり、複層フォーム材17と樹
脂管200との密着性が高まり、樹脂管200の突き合
わせ継目のシール性を向上させることができる。
【0047】さらに図23及び図24に示す接合バンド
100では、接合フランジ102,103を互いに他方
の接合フランジに向かって傾斜させ、接合フランジ10
2,103間の間隔が樹脂管200に向かって大きくな
るように形成してある。この接合フランジ102,10
3間に肉厚の複層フォーム材17を介在させてボルト1
05及びナット106で締め付けることによって(図2
4参照)、前記複層フォーム材17が樹脂管200側に
はみ出やすくなり、圧迫されたフォーム材17と樹脂管
200との密着性がさらに向上し、樹脂管200の突き
合わせ継目のシール性を向上させることができる。
【0048】なおフォーム材17aと17bとを接合テ
ープ18を介して重ね合わせ(接合し)た複層フォーム
材17の接合フランジ102,103との接触面を接合
フランジ102,103の傾斜にあわせて傾斜させ、複
層フォーム材17をテーパ状に形成することが好まし
い。すなわち、接合フランジ102,103の傾斜に対
応したテーパ状の複層フォーム材17を接合フランジ1
02,103間に介在させることによって、ボルト10
5及びナット106によって調節される接合バンド10
0による樹脂管200の締め付けが確実になるととも
に、複層フォーム材17の厚みを樹脂管200側に向か
って肉厚に形成することによって、複層フォーム材17
が樹脂管200側にはみ出しやすくなり、さらに圧迫さ
れた複層フォーム材17と樹脂管200との密着性がさ
らに向上し、樹脂管200の突き合わせ継目のシール性
を向上させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂管を突き合
わせてその継目を両端の接合フランジ同士を接合してバ
ンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシール方法に
おいて、バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間
の谷間に沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾
性のある心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織
布を形成した充填部材をその断面積が山形リブ間の谷間
の断面積より0.9〜2倍になるように計算するととも
に、充填部材の下部に粘着材を設けて谷間の一部に充填
し、この充填部材を覆うように内面に糊加工したフォー
ムシートを巻き付けてラッピングした後にバンド接合す
るようにしたので、充填部材は谷間の形状に密着すると
ともに、心材のフォーム材の弾性力により周囲の不織布
を谷間の壁に押し付け、この不織布が水を吸収すると膨
潤し、壁との隙間をなくしてシール性を確実なものとす
ることができ、さらに粘着材によって谷間に充填された
充填部材を固定し、滑りを防止できる。
【0050】また、充填部材下部だけでなく上部に粘着
材を設けた充填部材にあっては、フォームシート内面に
糊加工しなくても、充填部材上下に設けた粘着材によっ
て、充填部材が谷間に固定されるとともに、この充填部
材とフォームシートとを固定することができる。つま
り、内面に糊加工したフォームシートを使用しないの
で、樹脂管にフォームシートを巻き付ける場合であって
も、長尺のフォームシートの取扱いが容易となる。
【0051】また、充填部材を硬めのフォーム材又は弾
性のあるコアの周囲に柔らかめの独立気泡のフォーム材
を設けた心材の一部の周面に不織布を囲むように設けて
構成したものにあっては、比較的大きな谷間に充填する
のに向き、さらに充填部材の強度も向上させることがで
きる。バンド接合による大きな締付力が作用する場合に
は、充填部材が一定以上の強度を有することが必要とな
る。充填部材の心材としては弾性のある樹脂でも可能だ
が樹脂管の成形時の山形のゆがみもあるので硬めのフォ
ーム材が最適である。
【0052】また、接合フランジ間に厚肉のフォーム材
を単独で介在させたものにあっては、接合フランジの締
付力によってフォーム材の変形が樹脂管に作用するよう
になるので、シール性が確実なものとなる。また、充填
部材の芯に柔らかめの独立気泡又は半独立気泡フォーム
材を使用し、その周囲を不織布で包むことにより、谷間
の空間を充填部材が満たし、シール性を確実なものとす
る。さらにまた、接合フランジにフォームシートを貼っ
ておくことにより、接合バンドの取付けがフォームシー
トの樹脂管外周面への巻き付けにもなり、施工性も改善
される。
【0053】また、接合フランジ間に厚肉の複層フォー
ム材を介在させたものにあっては、接合フランジの締付
力によって複層フォーム材の変形が樹脂管に作用するよ
うになる、シール性が確実なものとなる。さらに接合フ
ランジを傾斜させるか、又は複層フォーム材の形状をテ
ーパ状に形成することによって、この効果が一層増大す
る。また複層フォーム材の樹脂管側の面に貼りつけてあ
る水膨潤性繊維に粘着材を付与した接合テープによって
複層フォーム材と樹脂管のシール性を向上させることに
より、接合フランジ間に介在する複層フォーム材の樹脂
管側の接触面に発生する水みちの発生を防止し、シール
性を確保することができる。さらにまた、接合フランジ
にフォームシートを貼っておくことにより、接合バンド
の取付けがフォームシートの樹脂管外周面への巻き付け
にもなり、施工性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な充填部材の実施例を示す断面
図。
【図2】他の実施例を示す断面図。
【図3】さらに他の実施例を示す断面図。
【図4】さらに別の実施例を示す断面図。
【図5】図1に示す充填部材を使用した実施例を示す断
面図。
【図6】図2に示す充填部材を使用した実施例を示す断
面図。
【図7】図3に示す充填部材を使用した実施例を示す断
面図。
【図8】図4に示す充填部材を使用した実施例を示す断
面図。
【図9】充填部材にコアを備えた実施例を示す断面図。
【図10】図9(a)の充填部材を使用した実施例を示
す断面図。
【図11】図9(c)の充填部材を使用した実施例を示
す断面図。
【図12】図10の変形例を示す断面図。
【図13】図10のさらに他の変形例を示す断面図。
【図14】コアの上面にフォーム材やゴム糊を被覆しな
い例を示す断面図。
【図15】接合フランジ個所の断面図。
【図16】樹脂管の突き合わせ部における断面図。
【図17】樹脂管の突き合わせ部における他の例を示す
断面図。
【図18】充填部材の他の例を示す断面図。
【図19】図15における接合フランジ個所の他の例を
示す断面図。
【図20】図15における接合フランジ個所のさらに他
の実施例を示す断面図(締め付け前の状態)。
【図21】図20における接合フランジの締め付け後の
状態を示す断面図。
【図22】接合フランジ個所のさらに他の例を示す断面
図。
【図23】接合フランジ個所のさらに別の実施例を示す
断面図(締め付け前の状態)。
【図24】図23における接合フランジ個所の締め付け
後の状態を示す断面図。
【図25】接合個所の概略斜視図。
【図26】樹脂管の山形リブと谷間を示す概略図。
【図27】従来例を示す正面図。
【図28】従来例の接合フランジ個所の拡大断面図。
【符号の説明】
1 充填部材 1A 心材 1B 不織布 1C コア 1D フォーム材 1E 粘着材 2 フォームシート 16 フォームシート 17 フォーム材 18 接合テープ 100 接合バンド 101 バンド 102,103 接合フランジ 200 樹脂管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松元 洋幸 神奈川県横浜市泉区中田北3−2−4 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 CA43 CB14 DA14 DB05 4F211 TA05 TC11 TD07 TH02 TJ30 TN42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材をその断面積が山形リブ間の谷間の断面積
    より0.9〜2倍になるように計算するとともに、前記
    充填部材下部の不織布を形成してない部分に粘着材を設
    けて谷間の一部に充填し、 谷間に充填された充填部材を覆うように内面に糊加工し
    たフォームシートを巻き付けてラッピングした後にバン
    ド接合することを特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂
    管のシール方法。
  2. 【請求項2】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材をその断面積が山形リブ間の谷間の断面積
    より0.9〜2倍になるように計算するとともに、前記
    充填部材下部及び上部の不織布を形成してない部分に粘
    着材を設けて谷間の一部に充填し、 谷間に充填された充填部材を覆うようにフォームシート
    を巻き付けてラッピングした後にバンド接合することを
    特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂管のシール方法。
  3. 【請求項3】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って硬めのフォーム材又は弾性のあるコアの周囲に柔
    らかめの独立気泡のフォーム材を形成した心材の一部の
    周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成した充填部材
    をその断面積が山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて谷間の一
    部に充填し、 谷間に充填された充填部材を覆うように内面に糊加工し
    たフォームシートを巻き付けてラッピングした後にバン
    ド接合することを特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂
    管のシール方法。
  4. 【請求項4】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って硬めのフォーム材又は弾性のあるコアの周囲に柔
    らかめの独立気泡のフォーム材を形成した心材の一部の
    周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成した充填部材
    をその断面積が山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    及び上部の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて
    谷間の一部に充填し、 谷間に充填された充填部材を覆うようにフォームシート
    を巻き付けてラッピングした後にバンド接合することを
    特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂管のシール方法。
  5. 【請求項5】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材を山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて谷間の一
    部に充填し、 充填部材を覆うようにバンド内側に糊加工したフォーム
    シートを接合フランジまで貼り、 次いで接合フランジ間に厚肉のフォーム材を介在させて
    締め付けることを特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂
    管のシール方法。
  6. 【請求項6】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材を山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    及び上部の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて
    谷間の一部に充填し、 谷間に充填された充填部材をバンド内側のフォームシー
    トで覆うとともに、このフォームシートの糊加工された
    両端を接合フランジまで貼り、 次いで接合フランジ間に厚肉のフォーム材を介在させて
    締め付けることを特徴とする螺旋状山形リブを持つ樹脂
    管のシール方法。
  7. 【請求項7】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材を山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて谷間の一
    部に充填し、 充填部材を覆うようにバンド内側に糊加工したフォーム
    シートを接合フランジまで貼り、 次いで接合フランジ間に、接合フランジ面に沿って配置
    した複数の肉厚のフォーム材を水膨潤性繊維に粘着材を
    付与した接合テープを介して重ね合わせ、前記接合テー
    プを樹脂管側の面まで貼りつけた複層フォーム材を介在
    させて締め付けることを特徴とする螺旋状山形リブを持
    つ樹脂管のシール方法。
  8. 【請求項8】 山形リブが螺旋状に連続形成された樹脂
    管を突き合わせてその継目を両端の接合フランジ同士を
    接合してバンドを締め付けてバンド接合する樹脂管のシ
    ール方法において、 バンドの有効巾より狭い位置にある山形リブ間の谷間に
    沿って独立気泡のやや硬めのフォーム材又は弾性のある
    心材の一部の周面に水膨潤性繊維からなる不織布を形成
    した充填部材を山形リブ間の谷間の断面積より0.9〜
    2倍になるように計算するとともに、前記充填部材下部
    及び上部の不織布を形成してない部分に粘着材を設けて
    谷間の一部に充填し、 谷間に充填された充填部材をバンド内側のフォームシー
    トで覆うとともに、このフォームシートの糊加工された
    両端を接合フランジまで貼り、 次いで接合フランジ間に、接合フランジ面に沿って配置
    した複数の肉厚のフォーム材を水膨潤性繊維に粘着材を
    付与した接合テープを介して重ね合わせ、前記接合テー
    プを樹脂管側の面まで貼りつけた複層フォーム材を介在
    させて締め付けることを特徴とする螺旋状山形リブを持
    つ樹脂管のシール方法。
  9. 【請求項9】 水膨潤性繊維からなる不織布を、心材の
    周面全周を囲むように形成したことを特徴する請求項1
    ないし8のいずれか1項に記載の螺旋状山形リブを持つ
    樹脂管のシール方法。
  10. 【請求項10】 水膨潤性繊維からなる不織布を、心材
    の上部を除く周面3方向を囲むように形成したことを特
    徴する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の螺旋状
    山形リブを持つ樹脂管のシール方法。
  11. 【請求項11】 水膨潤性繊維からなる不織布の水吸収
    倍率が30倍以上であることを特徴とする請求項1ない
    し10のいずれか1項に記載の螺旋状山形リブを持つ樹
    脂管のシール方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113840712A (zh) * 2019-05-17 2021-12-24 奥登瓦尔德化学有限公司 用于制造中空型材构件的方法、模具和中空型材构件

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