JP2002337089A - 帯状体の切断装置 - Google Patents

帯状体の切断装置

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JP2002337089A JP2001144941A JP2001144941A JP2002337089A JP 2002337089 A JP2002337089 A JP 2002337089A JP 2001144941 A JP2001144941 A JP 2001144941A JP 2001144941 A JP2001144941 A JP 2001144941A JP 2002337089 A JP2002337089 A JP 2002337089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、帯状体(キャリアテープ)の
切断を行なう帯状体の切断装置の切断刃を無駄なく有効
に使用することを可能とすることである。 【解決手段】本発明の帯状体の切断装置100は、帯状
体(キャリアテープ10)を切断する方向に移動手段
(摺動部材30、スライドレール35、ラック部材8
0)を設け、移動手段に摺動自在に移動できる刃物台2
0と、刃物台20を駆動させる駆動手段(駆動部30
0)を備える。そして、刃物台20には切断刃1を設
け、この切断刃1が刃物台20に位置調整可能に取り付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップマウンター
から排出されるチップ取り出し後のキャリアテープ等の
帯状体の切断を行う帯状体の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板にICチップ等の電
子部品を自動的に装着するチップマウンターには、電子
部品が取り付けられた帯状のキャリアテープから電子部
品を取り出し、取り出した電子部品を基板に装着する構
造のものがある。このときチップマウンター側には、そ
れぞれ各種の電子部品が取り付けられた複数のキャリア
テープが並列に送り込まれ、各キャリアテープから必要
な電子部品を取り出しプリント基板上にマウントする。
その後、電子部品を取り出した後のキャリアテープは不
必要となるため、 チップマウンター側から排出された
キャリアテープはテープ切断装置において細かく切断さ
れ廃棄される。
【0003】従来のテープ切断装置においては、キャリ
アテープを切断する切断刃の側面に半円弧状の切欠部を
設け、位置決めピンに切欠部を嵌めて切断刃を固定した
状態で、切断刃のテープ掻込みギアでキャリアテープを
巻き込み、切断刃の一部分で切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切断刃
は、位置決めピンにより固定されているため、実際にキ
ャリアテープを切断する部分は切断刃の一部分のみであ
った。よって、切断刃の一部が摩耗したり、何らかの原
因で欠けたりした場合、切断刃の摩耗したり欠けたりし
た部分以外はまだ使用できるにもかかわらず、切断刃を
そっくり新しい切断刃に取り替えなければならなかっ
た。
【0005】本発明の課題は、帯状体を切断する切断刃
を長期にわたって切断能力を有するように、切断刃を無
駄なく有効に使用することを可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、 請求項1記載の発明は、 例えば図6(a)及び図
6(b)に示すように、帯状体(キャリアテープ10)
を切断する切断刃1を備える切断装置であって、切断刃
1を刃物台20に対し帯状体(キャリアテープ10)と
交差方向へ位置調整可能に取り付けたことを特徴とす
る。
【0007】請求項1記載の発明によれば、切断刃を刃
物台上で簡単にスライドさせることが出来るため、切断
刃が損傷したり切れ味が悪くなった場合、切断刃の未使
用の部分を帯状体の切断する位置に移動させることで、
新しく切断刃を交換しなくとも、いつでも切れ味のよい
状態を維持することができ、経済的である。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の帯
状体の切断装置100であって、図1に示すように前記
刃物台20に長孔2、3を形成し、前記切断刃1を前記
長孔2、3にネジ止め固定したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の帯
状体の切断装置100であって、図3に示すように、前
記刃物台20に弾性係合部材5を設け、前記切断刃1に
前記弾性係合部材5と複数箇所で係合する位置決め孔6
を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、 前記刃物
台に弾性係合部材を設け、また前記切断刃に前記弾性係
合部材と複数箇所で係合する位置決め孔を形成したこと
で、切断刃の位置決めを簡単に行うことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の帯
状体の切断装置100であって、図4に示すように、前
記切断刃1は円板体からなり、前記円板体を中心軸回り
に回転可能にネジ止め固定したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、前記切断刃
が円板体であるので、切断刃を全周に渡ってすきまなく
利用できるので経済的である。また、前記円板体の中心
位置に固定している蝶ネジを緩めることで、円板体を中
心軸回りに回転できるので、位置決めが容易である。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項2から4の
何れかに記載の帯状体の切断装置100であって、図1
(b)、図3(b)、図4(b)に示すように前記切断
刃1の表面に前記刃物台20に対する取付位置に対応す
る複数の目盛り1c、6a、7cを設けたことを特徴と
する。
【0014】請求項5記載の発明によれば、前記切断刃
の表面に目盛りが付けられているので、切断刃のどの位
置を使用したかが明確となり、また、切断刃の位置をず
らす際に、目盛りを目印として位置決めをすることがで
き、切断刃の位置決めの作業が容易になるとともに、切
断刃を隙間なく利用することができ経済的である。
【0015】
【発明の実施の形態】図6(a)及び図6(b)に示す
ように、本実施の形態の切断刃1は、例えばチップマウ
ンター(図示せず)によってIC等の電子部品を取り出
した後に、排出されるキャリアテープ10(帯状体)を
所定の寸法に切り揃えてごみとして収納する帯状体の切
断装置100に設けられ、帯状体の切断装置100の上
部の挿入口110から本体内に投入されたキャリアテー
プ10を所定長さに切り揃えるものである。なお、本実
施の形態においては、切断部材の一例としてキャリアテ
ープ10を主体に説明するが、キャリアテープ10の他
の切断部材にも適用可能であることは勿論である。
【0016】始めに、図6(a)及び図6(b)を参照
して、本発明の実施の形態の切断刃1を適用した帯状体
の切断装置100の概略構成を説明する。図6(a)及
び図6(b)に示すように、この帯状体の切断装置10
0は、基本的に以下の構造を有している。すなわち、帯
状体の切断装置100は、キャリアテープ10を投入す
る挿入口110と、挿入口110から投入されたキャリ
アテープ10を所定の寸法に切断する切断刃1と、この
切断刃1を固定し、かつ、キャリアテープ10を切断す
る方向に移動できる刃物台20と、切断されたキャリア
テープ10を収納する収納箱200等から構成される。
【0017】前記刃物台20は後述するスライドレール
35の摺動部材30に固定され、刃物台20の下部に
は、刃物台20をキャリアテープ10を切断する方向に
移動させるための駆動部300を備えている。図6
(a)及び図6(b)に示すように、刃物台20の下部
に設けられる駆動部300の図示しないモータからは刃
物台20の上方に突出するように回転軸90が設けら
れ、該回転軸90には上方に駆動ギア60が、また回転
軸90の下方には伝動ギア70がそれぞれ取り付けられ
ている。前記駆動ギア60、及び伝動ギア70は、駆動
部300の図示しないモータの動力によって回転する。
【0018】また、前記伝動ギア70と隣接する位置に
は、第1掻込ギア50が刃物台20の上面から突出した
ボス55に回転自在に取り付けられるとともに、さら
に、前記第1掻込ギア50と隣接する位置には第2掻込
ギア40がボス45に回転自在に取り付けられている。
そして、前記の伝動ギア70と第1掻込ギア50、そし
て第2掻込ギア40はそれぞれ噛合している。
【0019】また、前記第1掻込ギア50と第2掻込ギ
ア40の間に挟まれる状態に、キャリアテープ10を切
断する切断刃1が設けられる。さらに、前記切断刃1を
設けた両側の刃物台20の形状は、刃物台20の端部側
より内側に向かって幅が狭まった状態に略台形状に切欠
部が設けられ、キャリアテープ10が切断部分に掻き込
まれ易い構成となっている。
【0020】そして、前記摺動部材30に刃物台20が
固定され、該刃物台20が後述する方法によって、スラ
イドレール35に沿って左右に移動しながら、前記挿入
口110から投入されるキャリアテープ10を、刃物台
20に設けられた切断刃1にて切断し、該刃物台20の
下部に設けた収納箱200に収納される。
【0021】移動手段は、図6(a)に示すように、以
下の構成を有している。帯状体の切断装置100の側板
に円筒状の棒体であるスライドレール35が固定されて
いる。そして、摺動部材30は、スライドレール35に
摺動自在に取り付けられている。これにより、摺動部材
30は、該摺動部材30に固定された刃物台20ととも
に帯状体の切断装置100の左右方向(キャリアテープ
の切断方向)に直線移動自在となる。
【0022】また、ラック部材80は、帯状体の切断装
置100の側板に固定されている。そして、ラック部材
80の片側の側部には、刃物台20の移動方向側に複数
の歯が形成されている。 そして、ラック部材80は前
記駆動ギア60に噛み合っている。以上のように構成さ
れた移動手段は、図示しないモータの動力を伝動して、
刃物台20を左右方向(キャリアテープの切断方向)に
直線移動される。
【0023】〔第1の実施の形態〕本発明の帯状体の切
断装置100の刃物台20の切断刃1は、図1及び図2
に示すように、以下の構成を有している。切断刃1は、
帯状体の切断装置100の刃物台20の前面側に設けら
れ、上述したように刃物台20には、回転体である第1
掻込ギア50及び第2掻込ギア40が、刃物台20の上
面から突出したボス45、55に、ネジ42、52を用
いてそれぞれ回転自在に取り付けられる。ネジ42、5
2は第1掻込ギア50及び第2掻込ギア40の上面に座
金41、51を介して固定される。
【0024】そして、刃物台20には、キャリアテープ
10を切断する切断刃1がそれぞれのボス45、55に
挟まれる状態に取り付けられる。切断刃1は両側に刃部
101、102を有し、またネジ孔1a、1bが設けら
れている。そして、刃物台20に設けられた長穴2、3
に、蝶ネジ44、54を用いて固定されている。蝶ネジ
44、54は刃物台20の下面に座金43、53を介し
て固定される。長穴2、3は前後に長手方向を有し、切
断刃1の取付位置を調節できる。
【0025】また、切断刃1の表面には複数の目盛り1
cが設けられており、該目盛り1cの近傍には番号1d
が付されている。 なお、前記目盛り1cは、切断刃1
の表面に予め刻線が刻まれたものでも良いし、切断刃1
を刃物台20に設けた後に、例えば油性ペン等で印を付
しても良い。さらに、刃物台20に図示しない目盛りを
設け、切断刃1の表面に設けた目盛り1cと位置を合わ
せるようにしても良い。
【0026】次に、上記で説明した切断刃1の刃物台2
0に取付ける方法について説明する。図1(a)に示す
ように、切断刃1のネジ孔1a、1bの位置と、刃物台
20の長穴2、3の位置とを合わせる。この際、前記ネ
ジ孔1a、1bの位置を前記長穴2、3の第1掻込ギア
50側の位置に合わせても良いし、反対側の第2掻込ギ
ア40側の位置に合わせても良い。また、ネジ孔1a、
1bの位置を長穴2、3の中間に合わせても良い。この
際、切断刃1の表面に設けられている目盛り1cの1つ
を刃物台20のキャリアテープ10を切断する位置に合
わせる。 そして、切断刃1と刃物台20を蝶ネジ4
4、54を用いて固定する。
【0027】そして、切断刃1を長期間使用している
と、切断刃1のキャリアテープ10を切断する部分が損
傷したり、切れ味が悪くなってくる。この場合、切断刃
1の未使用の部分を、キャリアテープ10を切断する位
置に移動する。切断刃1を移動させる際、上記で切断刃
1の目盛り1cの1つをキャリアテープ10を切断する
位置に合わせているが、前記目盛り1cの隣に設けた目
盛り1cをキャリアテープ10を切断する位置に移動さ
せ、固定する。このように、目盛り1cを基準にして、
切断刃1を移動させるので、切断刃1を無駄なく有効に
使用できる。
【0028】〔第2の実施の形態〕以下図3を参照し
て、本発明の第2の実施の形態の帯状体の切断装置10
0を説明する。第2の実施の形態の帯状体の切断装置1
00は、第1の実施の形態の帯状体の切断装置100の
変形例であり、切断刃1と切断刃1を取付ける刃物台2
0の構成が異なっている。従って、以下、刃物台20の
切断刃1を主体に説明し、同様の構成要素については同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】第2の実施の形態の帯状体の切断装置10
0は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、キャ
リアテープ10を切断する切断刃1と、該切断刃1を固
定させる刃物台20の形状を変形している。図3(a)
に示すように、刃物台20の上面には弾性係合部材5を
設けている。弾性係合部材5は、左右方向(キャリアテ
ープの切断方向)に三角突起5a、5bを設けている。
また、弾性係合部材5の前後方向(キャリアテープの切
断方向と直交する方向)の側面は半円弧状の曲面を有し
ている。
【0030】切断刃1は図3(b)に示すように、前記
弾性係合部材5が係合する位置決め孔6を設けている。
位置決め孔6は複数の鋸歯状の切欠部6cが連続した状
態で設けられており、前記弾性係合部材5の三角突起5
a、5bが位置決め孔6の1つの切欠部6cに位置する
ことで、切断刃1が刃物台20に固定される。また、切
断刃1の表面の左右にはそれぞれの切欠部6cに対応し
た位置に目盛り6aが設けられ、この目盛り6aの近傍
には番号6bが付されている。なお、前記目盛りは、第
1の実施の形態で説明したものと同様の構成とする。
【0031】次に、上記で説明した切断刃1の刃物台2
0に取付ける方法について説明する。切断刃1の位置決
め孔6の1つの切欠部6cに前記弾性係合部材5の三角
突起5a、5bを嵌めて固定する。この際、前記弾性係
合部材5の三角突起5a、5bを嵌める位置は位置決め
孔6の第1掻込ギア50側の位置に合わせても良いし、
反対側の第2掻込ギア40側の位置に合わせても良い。
【0032】そして、切断刃1を長期間使用している
と、切断刃1のキャリアテープ10を切断する部分が損
傷したり、切れ味が悪くなってくる。この場合、切断刃
1の未使用の部分を、キャリアテープ10を切断する位
置に移動する。この際、前記弾性体5の左右の三角突起
5a、5bが、弾性係合部材5の内側方向に凹むことが
可能なので、前記切断刃1を段階的に動かすことができ
る。
【0033】〔第3の実施の形態〕以下図4を参照して
本発明の第3の実施の形態の帯状体の切断装置100を
説明する。第3の実施の形態の帯状体の切断装置100
は、第1の実施の形態の帯状体の切断装置100の変形
例であり刃物台20の切断刃1の構成が異なっている。
従って、以下、刃物台20の切断刃1を主体に説明し、
同様の構成要素については同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0034】第3の実施の形態の帯状体の切断装置10
0は、図4(a)、(b)に示すように、キャリアテー
プ10を切断する切断刃1と、該切断刃1を固定させる
刃物台20の形状を変形している。図4に示すように、
切断刃1は円板体からなり、中心軸周りに回転される外
周部に周方向に沿って全周にわたり刃部103が設けら
れている。そして、前記円板体の中心位置にはネジ孔7
が形成され、 刃物台20に設けた貫通孔8の位置と、
前記ネジ孔7の位置を合わせ、刃物台20の下面から座
金7bを介して蝶ネジ7aで固定される。
【0035】また、切断刃1の表面には、周方向に沿っ
て所定ピッチで複数の目盛り7cが設けられる。それぞ
れの目盛り7cの近傍には順番に番号7dが付されてい
る。なお、前記目盛りは、第1の実施の形態で説明した
ものと同様の構成とする。
【0036】次に、上記で説明した切断刃1の刃物台2
0に取付ける方法について説明する。まず、切断刃1の
目盛り7cの1つをキャリアテープ10の切断部分に合
わせて固定する。そして、切断刃1を長期間使用してい
ると、切断刃1のキャリアテープ10を切断する部分が
損傷したり、切れ味が悪くなってくる。この場合、切断
刃1を切所定の角度だけ回転させ、前記で位置を合わせ
た目盛り7c以外の目盛り7cをキャリアテープ10の
切断部分に合わせる。このように、切断刃1に目盛り7
cを設けているので、切断刃1の未使用の部分を簡単
に、キャリアテープ10の切断する位置に移動すること
ができる。
【0037】次に以上に説明した実施の形態の切断刃1
による、 キャリアテープ10の切断方法について説明
する。例えば、図6(a)及び図6(b)に示すよう
に、刃物台20がP方向に移動して、キャリアテープ1
0を切断する場合、刃物台20の下部に設けた駆動部3
00の図示しない駆動モータによって駆動ギア60がX
方向に回転する。そして、駆動ギア60と噛み合わされ
たラック部材80を伝って刃物台20がP方向に移動す
る。また、刃物台20がP方向に移動するとともに、前
記駆動モータの回転軸90に取り付けられた伝動ギア7
0がX方向に回転する。
【0038】そして、前記伝動ギア70に噛合された第
1掻込ギア50が図6(a)に示すようにY方向に回転
し、第1掻込ギア50に噛合された第2掻込ギア40が
X方向に回転する。このとき、前述の挿入口110から
キャリアテープ10が投入され、刃物台20の移動によ
り第1掻込ギア50と第2掻込ギア40の噛合部分に近
接する。この際、刃物台20の切断刃1付近の形状が略
台形状に切欠部が設けられているため、キャリアテープ
10が前後に揺れて挿入されても、確実に第1掻込ギア
50と第2掻込ギア40の噛合部分に引き込まれる。そ
してキャリアテープ10の側端部から噛合部分に掻き込
まれると同時に、切断刃1によって切断され、切断され
たキャリアテープ10は次々と収納箱200に収納され
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、切断刃を
刃物台上で簡単にスライドさせることが出来るため、切
断刃が損傷したり切れ味が悪くなった場合、切断刃の未
使用の部分を帯状体の切断する位置に移動させること
で、新しく切断刃を交換しなくとも、いつでも切れ味の
よい状態を維持することができ、経済的である。
【0040】請求項3記載の発明によれば、 前記刃物
台に弾性係合部材を設け、また前記切断刃に前記弾性係
合部材と複数箇所で係合する位置決め孔を形成したこと
で、切断刃の位置決めを簡単に行うことができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、前記切断刃
が円板体であるので、切断刃を全周に渡ってすきまなく
利用できるので経済的である。また、前記円板体の中心
位置に固定している蝶ネジを緩めることで、円板体を中
心軸回りに回転できるので、位置決めが容易である。
【0042】請求項5記載の発明によれば、前記切断刃
の表面に目盛りが付けられているので、切断刃のどの位
置を使用したかが明確となり、また、切断刃の位置をず
らす際に、目盛りを目印として位置決めをすることがで
き、切断刃の位置決めの作業が容易になるとともに、切
断刃を隙間なく利用することができ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の帯状体の切断装置
の切断部分を示す図であり、(a)は切断刃周辺、
(b)は切断刃を示す斜視図である。
【図2】上記の帯状体の切断装置の切断部分を示す図で
あり、(a)は切断刃周辺の側面断面図、(b)は切断
刃周辺の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の帯状体の切断装置
の切断部分を示す図であり、(a)は切断刃周辺、
(b)は切断刃を示す斜視図、(c)は刃物台に形成さ
れる弾性体を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の帯状体の切断装置
の切断部分を示す図であり、(a)は切断刃周辺、
(b)は切断刃を示す斜視図である。
【図5】従来例の実施の形態の帯状体の切断装置の切断
部分を示す図であり、(a)は切断刃周辺を示す斜視
図、(b)は切断刃周辺の平面図である。
【図6】本発明に係る帯状体の切断装置の全体構成を示
す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 切断刃 2、3 長孔 5 弾性係合部材 6 位置決め孔 10 キャリアテープ(帯
状体) 20 刃物台 30 摺動部材 35 スライドレール 40 第2掻込ギア(回転
体) 50 第1掻込ギア(回転
体) 60 駆動ギア 70 伝動ギア 80 ラック部材 100 帯状体の切断装置 110 挿入口 200 収納箱 300 駆動部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状体を切断する切断刃を備える切断装置
    であって、切断刃を刃物台に対し帯状体と交差方向へ位
    置調整可能に取り付けたことを特徴とする帯状体の切断
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の帯状体の切断装置であっ
    て、前記刃物台に長孔を形成し、前記切断刃を前記長孔
    にネジ止め固定したことを特徴とする帯状体の切断装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の帯状体の切断装置であっ
    て、前記刃物台に弾性係合部材を設け、前記切断刃に前
    記弾性係合部材と複数箇所で係合する位置決め孔を形成
    したことを特徴とする帯状体の切断装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の帯状体の切断装置であっ
    て、前記切断刃は円板体からなり、前記円板体を中心軸
    回りに回転可能にネジ止め固定したことを特徴とする帯
    状体の切断装置。
  5. 【請求項5】請求項2から4の何れかに記載の帯状体の
    切断装置であって、前記切断刃の表面に前記刃物台に対
    する取付位置に対応する複数の目盛りを設けたことを特
    徴とする帯状体の切断装置。
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