JP2000354909A - リード線切断装置 - Google Patents

リード線切断装置

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JP2000354909A
JP2000354909A JP11166946A JP16694699A JP2000354909A JP 2000354909 A JP2000354909 A JP 2000354909A JP 11166946 A JP11166946 A JP 11166946A JP 16694699 A JP16694699 A JP 16694699A JP 2000354909 A JP2000354909 A JP 2000354909A
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cutter
cutting device
cut
wire cutting
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Takanori Ando
孝則 安藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フオトインタラプタ、外部コネクタ、ダイオー
ドなどの電子部品から引き出されるリード線を所定の長
さに切断するリード線切断装置を提供するにある。 【解決手段】電子部品のリード線を所定長さに切断する
リード線切断装置であって、ベース基板上に配設された
ガイド部材と、このガイド部材上をスライドするカッタ
ーと、このカッターにより設定されたリード線長さに切
断される電子部品の保持部材とからなることを特徴とす
るリード線切断装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フオトインタラプ
タ、外部コネクタ、ダイオードなどの電子部品から引き
出されるリード線を所定の長さに切断するリード線切断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーピングされた電子部品に用い
るリード線切断装置(足切り治具)などは存在している
が、電子部品を個別に取り扱うバラ部品用の切断装置は
存在していない。
【0003】このため、この電子部品のリード線(足)
を、例えばプリント基板などの孔に挿入してリード線と
プリント箔とを半田付けした後に、半田玉から突出した
リード線の部分をニッパーなどを用いて個別にカットし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような電子部品のリード線の切断では以下に記載するよ
うな問題点がある。
【0005】第1に、所定寸法より長い電子部品のリー
ド線を1本づつ目視により探し、ニッパーを用いて切断
するので、多くの時間を必要とし、作業効率の低下の一
因となっている。
【0006】第2に、手作業でリード線を切断するの
で、リード線の長さがバラツいて組立不良の大きな要因
を構成し、またニッパーで切断するので、切断したリー
ド線が飛散しやすく、これが製品に混入して、不良要因
を形成しやすい。
【0007】第3に、通常、電子部品から引き出される
リード線は、2本〜12本と多く、しかも小形の電子部
品が多いので、これらが密集しており、ニッパーでは切
断し難く多くの手間を要し、不良発生の要因を構成す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、電子部品のリード線を
所定長さに切断するリード線切断装置であって、ベース
基板上に配設されたガイド部材と、該ガイド部材上をス
ライドするカッターと、該カッターにより設定されたリ
ード線長さに切断される電子部品の保持部材とからなる
ようにしたものである。ガイド部材はベース基板上に配
設され、このガイド部材上をカッターをスライドさせ
て、このカッターにより、保持部材で設定された所定長
さに電子部品のリード線を切断する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリード線切断
装置の実施の形態について図面を用いて説明する。図1
は本発明の実施の1形態を示す構成図である。
【0010】本発明に係るリード線切断装置は、図1〜
図5に示すように、矩形状の板部材で形成するベース基
板10と、ベース基板10の上部に配設されるガイド部
材11と、ベース基板10の端部側に配設するハンドル
受け12と、ガイド部材11上を摺動するカッター13
と、一方の端部にハンドル受け12に回動自在に取り付
けたハンドル14と、ハンドル14とカッター13とを
連結するリンク部材15と、リード線を切断するための
電子部品の位置決めを兼ねて搭載する保持部材の一部と
しての寸法決定板16と、寸法決定版16に搭載する電
子部品の頭部を押さえて位置決めする保持部材の他の一
部としての押え部材17と、ハンドルを元の位置に戻す
弾性体として機能するスプリング18と、リード線を切
断する電子部品を一時ストックするためのマガジン受け
19と、リード線を切断した電子部品を一時ストックす
るマガジン受け20と、切断したリード線の破片をまと
めてストックする受箱21より構成されている。
【0011】ベース基板10は、炭素鋼(SS41)で
できた矩形状の板であり、表面にはニッケルメッキが施
されている。そのベース基板10の短手方向の左右端部
側に所定の間隔をおいて一対の座繰り孔10A、10B
及び10C、10Dが設けられている。また、長手方向
の一方の端部側にはハンドル受け12を配設するための
一対の孔10E、10Fを設けた構造となっている。
【0012】そして、ベース基板10の上部にはガイド
部材11、寸法決定版16の順に装着し、その座繰り孔
10A〜10Dから挿入されるボルト(図示せず)を介
してガイド部材11の所定の貫通孔11A、11B及び
11C、11Dを介してガイド部材11をサンドイッチ
状にした状態でこのボルトの先端に形成されたネジ部に
より寸法決定板16の孔16G、16H、及び16I、
16Jに螺合して係止する。
【0013】さらに、ベース基板10の座繰り孔10A
〜10D近傍の短手方向側面には、一対のネジ孔10
G、10H及び10I〜10Jがそれぞれ設けられてお
り、これらはマガジン19、20を固定するために使用
される。このマガジン19、20は、リード線を切断す
る電子部品と、リード線を切断した電子部品を分別する
もので、電子部品の区分け、整理ができ、作業性を向上
させることができる。
【0014】ガイド部材11は、図2に示すように、錆
防止のためステンレス鋼でプレート状に形成され、カッ
ター13のスライド方向に沿って、かつ所定幅をもって
両端部まで切り欠いたガイド凹部11Zが形成されてい
る。このガイド凹部11Zは、この中をカッター13が
スライドし、カッター13により切り取られた電子部品
のリード線及びその切り粉を受箱21側に押し出す通路
としても機能する。
【0015】このガイド凹部11Zの両外側には帯状の
凸部11eが形成され、この凸部11eに合計4個の貫
通孔11A〜11Dが設けられている。これらの貫通孔
11A〜11Dは、ベース基板10の座繰り孔10A〜
10Dに位置決めできる配置関係に形成され、ガイド部
材11を固定する際のボルトの貫通孔として使用され
る。
【0016】ハンドル受け12は、図2に示すように、
炭素鋼(SS41)でできており、コ字状に形成されて
いる。コ字状に形成された凹部12Aの側面に貫通した
ネジ孔12B、12Cを形成した構造となっている。こ
の凹部12Aには、ハンドル14の一端に形成された回
動孔14Dを位置決めして係合し、ボルト12dを挿通
して取付け、回動孔14Dを支点としてハンドル14を
回動させることができる構造となっている。
【0017】また、このハンドル受け12の底部であっ
てコ字状の基部位置に一対のネジ穴が形成され、この一
対のネジ穴はベース基板10の座繰り孔10E、10F
から挿入されたネジでハンドル受け12を固定するため
に使用される。
【0018】カッター13は、図2及び図6に示すよう
に、刃先がそのスライド方向Fに対して、所定の傾斜、
例えば平面から見て85°の傾斜でカットされており、
また厚み方向には点線で示すように紙面に対して下方向
に所定の角度で傾斜してスライスされた形状を持つ刃先
部13Aと、この刃先部13Aの両側にはカッター13
をガイド部材11上を摺動させるためのガイドをするガ
イド部13E、13Fと、カッター13自体をハンドル
14の回動操作によって、スライドさせる連結部材13
Cとから構成されている。このようなカッター13はリ
ンク部材と弾性体(スプリング18)を介して連結され
たハンドル14でスライドし、弾性体で戻る方向に付勢
されている。
【0019】このような形状の刃先部13Aは、刃先を
長持ちさせることができると共に材料に合金工具鋼を用
い耐摩不変形(SKD11)の条件で熱処理を行い、切
れ味を良好に保持する。
【0020】刃先部13Aのスライド方向に対して後方
には平板部13Bが延長されその先端には連結部13C
が形成されこの部分にハンドル14と連結するリンク部
材15と係合する係合孔13Dが形成されている。ガイ
ド部13E、13Fは、刃先部13Aとこれに続く平板
部13Bの両側に設けられており、刃先部13Aと平板
部13Bよりも厚みの少ない形状となっている。
【0021】このような構造からなるカッタ13は、ガ
イド部材11の凹部11Zに係合して摺動する。そし
て、刃先部13Aの先端部Y(図6(B)参照)で電子
部品のリード線をカットする。
【0022】ハンドル14は、図2に示すように、棒状
の炭素鋼(SS41)で作成されており、手で把持する
ローレットに形成されたローレット部14Cと、このロ
ーレット部14Cに連設した所定長さの円筒部14A
と、円筒部14Aに連設した両面を切り欠いて形成され
たスライス面を有する長方体状の長方体部14Bとで構
成されている。
【0023】長方体部14Bには、その先端近傍のスラ
イス面を貫通して係合孔14Dが穿設され、ハンドル受
け12の凹部12Aに挿入され、係合孔14Dとネジ孔
12B、12Cはこれらを貫通するボルト12dで結合
される。
【0024】また、長方体部14Bのほぼ中央付近のス
ライス面には、係合孔14Eが穿設され、この係合孔1
4Eは後述するリンク部材15の一端に形成された係合
孔と対向し、ボルトを介して係合される。このような構
造からなるハンドル14は、係合孔14Dを支点とし
て、係合孔14Eに係合したリンク部材15を介してカ
ッタ13を、ハンドル14の回動方向の動きに対して、
水平方向に動かすことができる。
【0025】リンク部材15は、図2に示すように、H
鋼形状に形成され、その両端部に形成されたカッタ13
と係合する凹部15Aと、ハンドル14と係合する凹部
15Bとを設けた構造となっている。凹部15Aには、
カッター13の連結部13Cと係合する係合孔15Cと
15Dを設けた構造となっている。
【0026】凹部15Bには、ハンドル14の長方体部
14Bと係合する係合孔15Eと15Fを設けた構造と
なっている。これらの係合孔は15Cと15D、15E
と15Fはカッター13の係合孔13D、及びハンドル
14の係合孔14Eと対向して図示しないボルトでそれ
ぞれ係合される。
【0027】保持部材の一部を構成する寸法決定板16
は、図2及び図7に示すように、フオトインタラプタの
リード線切断用のものであり、カッター13のスライド
方向Fと直交する方向であって、その表面側には陥没面
に形成し、中央部16Aと、裏面側、即ち下面側には、
カッター13のスライドを規制する凹部を設けた構造と
なっている。この凹部はカッター13の刃先部13Aの
厚さに形成したカッター摺動空間部16Fである。
【0028】中央部16Aには、フオトインタラプタの
4本のリード線を挿入するガイドとして機能する一対の
ガイド溝16B、16Cが形成され、これらのガイド溝
16B及びガイド溝16Cとの間の間隔gは電子部品で
あるフオトインタラプタのリード線の間隔gと等しく選
定されている。そして、ガイド溝16B及びガイド溝1
6Cの端部Yは、図7(D)に示すように、V字状にカ
ットされ、リード線が挿入しやすくなっている。
【0029】寸法決定板16の表面の中央部16Aから
裏面のカッター摺動空間部16Fまでの厚さt1は、リ
ード線の規定の切断長に対応する長さに設定され、この
長さより長いリード線の部分は厚さt1を越えてカッタ
ー摺動空間部16Fに突き出される。
【0030】この寸法決定版16の中央部16Aの裏面
には、中央部16Aと直交する方向に2段に亘って形成
された段部16D、16Eを設けた構造となっており、
この中央部16Aの領域と段部16E間で囲まれた領
域、すなわち寸法P、Qで囲まれた領域はカッター13
が摺動するカッター摺動空間部16Fを形成する。この
カッター摺動空間部16Fは、カッター13がスライド
方向F(図7(A)参照)に摺動して、リード線を切断
する。
【0031】この段部16Dには、一対のネジ孔16
G、16H及び16I、16Jが形成されている。これ
らのネジ孔16G、16H及び16I、16Jは、ベー
ス基板10の座繰り孔10A、10B及び10C、10
Dから挿入された図示しないボルトで、ガイド部材11
の貫通孔11A、11B及び11C、11Dを貫通し
て、ガイド部材11をサンドイッチ状に結合する。
【0032】このような構造の寸法決定板に搭載リード
線を切断する電子部品であるフオトインタラプタ22
は、図8に示すように、コ字状に形成された凹部22A
の両側にブロック22B、22Cが形成され、ブロック
22Bの中にフオトダイオードPDが内蔵され、ブロッ
ク22Cの中にフオトトランジスタPTが内蔵されてい
る。
【0033】フオトダイオードPDは端子A、Kに接続
され、これらの端子からリード線22D、22Eが引き
出され、一方、フオトトランジスタPTは端子C、Eに
接続され、これらの端子からリード線22F、22Gが
引き出されているが、リード線22D、22E及びリー
ド線22F、22Gとの間隔は所定の間隔gになってい
る。
【0034】このフオトインタラプタ22から導出され
るリード線22D、22E及びリード線22F、22G
との間は間隔gは、寸法決定板16のガイド溝16B、
16C間の間隔と同じく形成されている。従って、リー
ド線21D、21Eはガイド溝16Bに、リード線22
F、22Gはガイド溝16Cに、V字状の面取り加工を
施した側から容易に挿入することができる。
【0035】なお、今までは、1個のフオトインタラプ
タ22をガイド溝16B、16Cに挿入する場合につい
て説明したが、これに限られず、複数のフオトインタラ
プタをカスケードにガイド溝16B、16Cに挿入し
て、一度にこれらのリード線をカットすることができ
る。
【0036】保持部材の一部を構成する押え部材17
は、図1〜図5に示すように、部品押さえとして機能
し、この場合はフオトインタラプタ22の固定状況が把
握できるように透明なアクリル製の板が用いられてい
る。
【0037】押え部材17の一端には、矩形状の座繰り
部17A、17Bがそれぞれ設けられ、蝶番を取り付け
る構造となっている。この蝶番の他端側は、寸法決定板
16の側面に取り付けられ、蝶番を中心として押え部材
17が開閉される。このほかに、この押え部材としては
プレートまたはフレーム状のものであっても良い。
【0038】マガジン受け19、20は、図2に示すよ
うに、一枚の細長い矩形状の板をL状に折り曲げて形成
され、一方を供給側、他方を受け側とする構成により、
リード線のまだ切断していない電子部品を供給側に挿入
し、リード線を切断した電子部品を受け側に移すことに
より、リード線を切断した電子部品とまだ切断していな
い電子部品とを容易に区別することができ、生産性向上
に寄与することができる。
【0039】次に、以上のように構成された本発明に係
るリード線切断装置の動作について図1、主として図3
及び図4を参照して説明する。
【0040】最初に、押え部材17を2点鎖線のように
開いた状態で、かつマガジン受け19の凹部に、リード
線をカットする前の電子部品、この場合はフオトインタ
プラタ22が複数個並べて配列された状態となってい
る。
【0041】この状態で、これらの中から、フオトイン
タプラタ22を、例えば8〜10個取り出して、これら
のフオトインタラプタ22のリード線22D、22E、
22F、22Gを、間隔g(図7及び図8参照)に注意
して、寸法決定板16のガイド溝16B、16Cに次々
に並べて挿入する。この後、押え部材17を閉じその自
重で複数のフオトインタプラタ22を同時に押さえる。
【0042】次に、ハンドル14を点線のように回動す
ることにより、リンク部材15が前方に押し出され、リ
ンク部材15と連結されたカッター13の傾斜している
刃先部13Aが寸法決定板16の底面を前方に摺動す
る。これにより、寸法決定板16の底部に突き出されて
いる複数のリード線が寸法決定板16の底面で次々と切
断され、寸法決定板の厚みt1で決定される所定の長さ
に切り出される。
【0043】ここで、リード線の切断は、刃先部13A
が傾斜している構造であるため、複数のリード線を同時
に切断することはない。従って、切断するリード線が複
数個存在していてもハンドル14に加える力は略一定の
力で済むことになる。
【0044】切断されたリード線の切り粉は受箱21に
押し出され集積される。ここで、ハンドル14を押さえ
ている力を抜くと、ハンドル14は弾性体として機能す
るスプリング18の収縮力で元の実線の位置に自動的に
戻される。スプリング18によりハンドルが自動的に元
の位置に戻る構成により、生産性向上に大きく寄与す
る。
【0045】この状態で、押え部材17を2点鎖線の位
置に開き、寸法決定板16に搭載されている所定長にリ
ード線が切断されたフオトインタラプタ22を次々に取
り出して、マガジン受け20に移動させる。この後、先
ほどと同様にマガジン受け19からリード線を切断する
前のフオトインタラプタ22を取り出して、寸法決定板
16の上に搭載して、次の準備をして、作業をする。
【0046】次に、第二の実施形態のリード線切断装置
について図面を参照して説明する。第二の実施形態のリ
ード線切断装置は、図9及び図10に示すように、S端
子等の円筒形状に形成し複数のリード線を有する外部コ
ネクタに合わせた寸法決定板を用いた構造になってい
る。寸法決定板以外は、上述した第一の実施形態で説明
したものと同じであるため同一符号を付けてその説明は
省略する。
【0047】保持部材の一部として機能する寸法決定板
23は、外部コネクタ(S端子)のリード線切断用のも
のであり、図11に示すように、スライド方向Fに対し
て左右であって、その中央に矩形状の凹部23Aが形成
され、この凹部23Aの厚さt2はこの中に後述する外
部コネクタのリード線をカットする所定寸法に設定され
ている。
【0048】さらに、この凹部23Aの中には、リード
線が切断される外部コネクタが挿入される挿入孔群23
B、23C、23D、23Eが、この場合は円点線で示
すようにスライド方向Fに直交して1列に形成されてい
る。なお、挿入孔群23C、23D、23Eについて
は、同一の挿入孔の配置のため、挿入孔群23Bに示す
ようなガイドとして機能するガイド孔a、b、c、dな
どの構成は省略されている。
【0049】この凹部23Aの外側には、スライド方向
Fの両側に2段に亘って形成された段部23F、23G
が形成され、この凹部23Aと段部23F、23Gで囲
まれた内部空間23Hには、カッター13がスライド方
向Fに挿入され摺動されるようになっている。
【0050】この段部23F、23Gには、スライド方
向Fの中心線に対して左右に一対のネジ孔23I、23
J及び23K、23Lが形成されている。これらのネジ
孔23I、23J及び23K、23Lは、ベース基板1
0の座繰り孔10A、10B及び10C、10Dから挿
入された図示しないボルトで、ガイド部材11の貫通孔
11A、11B及び11C、11Dを貫通して、ガイド
部材11をサンドイッチ状に結合する。
【0051】また、寸法決定板23のスライド方向Fの
中心線に対して左右の一方の端部の側面には、一対のネ
ジ孔23M、23N、及びネジ孔23P、23Qがそれ
ぞれ設けられ、これらのネジ孔は図示しない蝶番を介し
て押え部材17に固定するために用いられる。
【0052】外部コネクタ24は、図12に示すよう
に、ケース24Aの中の底部には、コネクタ用のリード
線24B、24C、24D、24Eがケース24Aの中
から引き出されており、これらのリード線は図12に示
す挿入孔群23Bに形成されているガイド孔a、b、
c、dにそれぞれ挿入される。
【0053】保持部材として機能する寸法決定板23の
凹部23Aの厚さは、リード線をカットする所定寸法で
ある厚さt2に設定されているので、カッター13をス
ライドさせることにより所定のリード長に切断できる。
挿入孔群23C、23D、23Eについても外部コネク
タをこれらに挿入することにより、これらの外部コネク
タを同時に誤差なくリード線を所定長に切断することが
できる。
【0054】受箱21は、ベース基板10の長手方向の
端面に設けられ、カッターで切断された電子部品のリー
ド線の切り粉を受ける箱であり、切り粉が飛散して製品
に混入するのを防止することができ、不良品の発生を未
然に防止することができる。
【0055】このような構造からなるリード線切断装置
において、外部コネクタのリード線をカットする場合
は、外部コネクタ24のリード線24B、24C、24
D、24Eを寸法決定板23の挿入孔群23Bなどのガ
イド孔a、b、c、dに挿入する。その動作は第1の実
施形態と同様であり、外部コネクタ24の頭部側を押え
部材17にて押さえておき、ハンドル14を回動させる
ことによって、カッター13の刃先部13Aが次々と突
出しているリード線を切断する。このようにして、複数
の電子部品のリード線を同じ長さ分だけ残して手動で容
易に切断することができる。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係るリー
ド線切断装置によれば、ガイド部材上をスライドするカ
ッターにより、保持部材を用いて電子部品のリード線を
設定された長さに切断するように構成したので、たとえ
複数のリード線を持つ電子部品であっても一回の動作で
機械的に切断することが可能となり、しかもリード線が
密集していても保持部材に電子部品を搭載するだけでリ
ード線を切断することができるので、精密な電子部品で
も問題なく作業することができるという効果がある。
【0057】しかも、電子部品を全体として押え部材で
押さえる構成としたので、リード線を寸法のバラツキな
く切断することができ、このため組立て不良を大幅に低
減することができ、生産性向上と品質保持に大きく寄与
するメリットがある。
【0058】さらに、保持部材は電子部品の種類に対応
して任意に選定して入れ替えることができるので、バラ
部品でも容易にリード線を所定寸法に切断することがで
き、多品種の生産にも良好に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のリード線切断
装置の全体斜視図である。
【図2】同リード線切断装置の構成部品を示した分解斜
視図である。
【図3】同リード線切断装置の側面図である。
【図4】同リード線切断装置の右側面図である。
【図5】同リード線切断装置の平面図である。
【図6】同リード線切断装置におけるカッターを表した
ものであり、(A)図は平面図、(B)図は側面図であ
る。
【図7】同リード線切断装置における寸法決定板を表し
たものであり、(A)図は平面図、(B)図はそのスラ
イド方向から見た側面図、(C)図はそのスライド方向
とは直交する方向から見た側面図、(D)図はそのガイ
ド溝の端部を拡大した拡大図である。
【図8】同リード線切断装置においてフオトインタラプ
タをガイド溝に挿入するときの構成を示した斜視図であ
る。
【図9】本発明に係る第2の実施の形態のリード線切断
装置の構成部品を示した分解斜視図である。
【図10】同リード線切断装置の全体斜視図である。
【図11】同リード線切断装置の寸法決定板を表したも
のであり、(A)図は側面図、(B)図は平面図、
(C)図は断面図である。
【図12】同リード線切断装置に挿入してリード線をカ
ットする外部コネクタを表したものであり、(A)図は
平面図、(B)図は側面図である。
【符号の説明】
10;ベース基板、11;ガイド部材、12;ハンドル
受け、13;カッター、14;ハンドル、15;リンク
部材、16;寸法決定板、16B;ガイド溝、16C;
ガイド溝、17;押え部材、18;スプリング、19;
マガジン受け、20;マガジン受け、21;受箱、2
2;フオトインタラプタ、23;寸法決定板、24;外
部コネクタ、t1;厚さ、t2;厚さ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品のリード線を所定長さに切断す
    るリード線切断装置であって、ベース基板上に配設され
    たガイド部材と、該ガイド部材上をスライドするカッタ
    ーと、該カッターにより設定されたリード線長さに切断
    される電子部品の保持部材とからなることを特徴とする
    リード線切断装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は、前記リード線の長さを
    決定する寸法決定板と電子部品を押さえる押え部材とか
    らなる請求項1に記載のリード線切断装置。
  3. 【請求項3】 前記寸法決定板は、前記電子部品のリー
    ド線を挿入するガイド溝又はガイド孔を有し前記電子部
    品の種類に応じて交換可能にした請求項2に記載のリー
    ド線切断装置。
  4. 【請求項4】 前記寸法決定板は、カッターのスライド
    を規制する凹部を下面側に設けてある請求項3に記載の
    リード線切断装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材は、プレート状に形成さ
    れ、前記カッターのスライド方向に沿ってガイド凹部が
    形成されている請求項1に記載のリード線切断装置。
  6. 【請求項6】 前記カッターは、リンク部材と弾性体を
    介して連結されたハンドルでスライドし、弾性体で戻る
    方向に付勢されている請求項1に記載のリード線切断装
    置。
  7. 【請求項7】 前記カッターは刃先部を平面から見て斜
    めに形成した請求項1に記載のリード線切断装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材に隣接して切り粉を受け
    る受箱を配設してある請求項1に記載のリード線切断装
    置。
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