JP2002336051A

JP2002336051A - 歯間清掃器具付き歯ブラシ

Info

Publication number: JP2002336051A
Application number: JP2002225363A
Authority: JP
Inventors: Junko Asano; 淳子浅野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-06-30
Filing date: 2002-06-30
Publication date: 2002-11-26

Abstract

(57)【要約】【課題】従来、糸ようじは、歯ブラシと別々だったの
で、歯みがきの習慣は、あっても歯間の清掃は忘れやす
かった。しかし、歯ブラシのみでは歯間に汚れが残り虫
歯、歯槽膿漏の原因となる。歯みがきの時に、歯間も清
掃できる歯ブラシを提供する。【解決手段】歯ブラシ（１）に、糸ようじ（２）、を内
蔵し、必要に応じて、糸ようじ（２）を、取り出して使
用することにより、歯ブラシと、歯間清掃器具を使い分
ける事を、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、歯磨きを、効率
よく行うための歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、歯を清掃する歯ブラシ、又は歯の
間や、歯と歯肉の間を清掃するする糸ようじは、それぞ
れの単品では、あった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。歯ブラシのみでは、歯垢、食べカスは完全
にとれない。歯間の清掃は、糸ようじを使う必要があ
る。しかし、従来の糸ようじは、保管場所が歯ブラシと
異なるため歯間の清掃は、スピーデイーに行えず、かつ
歯間の清掃を忘れやすい。糸ようじは、歯ブラシ立てに
は置きにくいので、保管場所に困る。携帯にも不便であ
る。本発明は、これらの欠点を、除くためになされたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】歯間清掃器具を、歯ブラ
シの柄部に取り付ける

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。（イ）歯ブラシ（１）に、糸ようじ（２）を、取り付け
る。取り付ける方法は、図１に示す接合部（３）で、図
３（ｃ）に示す歯ブラシ（１）の凹部Ａ（６）に、図２
（ａ）に示す糸ようじ（２）の凸部Ａ（４）を挿入す
る。（ロ）歯ブラシとして使用する場合は、図１に示すよう
に、糸ようじ（２）を、歯ブラシ（１）の柄の部分に収
納する。収納場所としては、図３（ｄ）に示すように、
歯ブラシの柄の一部をくり抜いてホルダー（８）とす
る。（ハ）歯間清掃器具、として使用する場合は、図４に示
すように、糸ようじ（２）を、ホルダー（８）から取り
出す。糸ようじ（２）の位置を、固定する為に、ストッ
パー（１１）を、設ける。ストッパー（１１）部分で
は、図３（ｄ）に示す歯ブラシ（１）の凹部Ｂ（７）
に、図２（ａ）に示す、糸ようじ（２）の、凸部Ｂ
（５）が、はまる事で糸ようじ（２）を、固定する。（ニ）糸ようじ（２）を、交換し易いように、溝（１
０）を、設ける。溝（１０）の深さは、糸ようじ（２）
を、簡単に取り外せるが、容易に外れすぎない深さとす
る。（ホ）糸ようじ（２）の代わりに、図６に示すような歯
間ブラシ（Ｌ字型）（１２）図７に示すような歯間ブラ
シ（ストレート型）（１３）にしてもよい。（ヘ）ホルダーの衛生を保つ為、通風をよくする穴
（９）を、設けてもよい。又、穴（９）の大きさを調節
することにより、歯ブラシ（１）の基底部が、少し開く
ようにすれば、糸ようじの取外しが、容易にできる。（ト）糸ようじ（２）が、取り出しやすいように歯ブラ
シ（１）に、図８に示すようなカット部分（１４）を、
設けてもよい。又糸ようじ（２）に図９に示すような突
起部分（１５）を設け、突起部分を押すことによって、
糸ようじを取り出してもよい。

【０００６】

【発明の効果】歯ブラシ使用時に、歯間清掃器具も使用
し易い。よって、歯みがきの習慣に、歯間清掃も含まれ
ることになる。虫歯は、歯間から発生しやすいので、虫
歯の発生率を低下させる。また歯間を、清潔にすること
により歯槽膿漏、口臭を防ぐ。使用後の、歯ブラシ、歯
間清掃器具の清掃、保管、携帯が同時に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す正面図である。

【図２】（ａ）本発明の歯間ブラシ部を示す正面図であ
る。（ｂ）本発明の歯間ブラシ部を示す右側面図である。

【図３】（ｃ）本発明の歯間ブラシ部を取り除いた、一
部正面図である。（ｄ）本発明の歯間ブラシ部を取り除いた、一部右側面
図である

【図４】本発明の実施例を示す、糸ようじ部を、開いた
状態を示す正面図である。

【図５】本発明の実施例を示す、糸ようじ部を、開いた
状態を示す右側面図である

【図６】本発明の他の実施例である、歯間ブラシ部を、
示す正面図である。

【図７】本発明の他の実施例である、歯間ブラシ部を、
示す正面図である。

【図８】本発明の他の実施例である歯間ブラシの取り付
け部を示す、一部正面図である。

【図９】本発明の他の実施例である歯間ブラシの取り付
け部を示す、一部正面図である。

【符号の説明】

１：歯ブラシ２：糸ようじ３：接合部４：凸部Ａ
５：凸部Ｂ６：凹部Ａ７：凹部Ｂ８：ホルダー９：穴１０：溝１１：ストッパー１２：歯間ブラシ（Ｌ字
型）１３：歯間ブラシ（ストレート型）１４：カット部分
１５：突起部分

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】歯間清掃器具を、歯ブラシの柄部に取り付
けた事を特徴とする歯ブラシ